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銀河帝国攻略戦㉖~問題の氷解とその解答

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦


●不明瞭なカイトウ
 ここグリモアベースの一角では、グリモア猟兵の一人、戎崎・蒼(暗愚の戦場兵器・f04968)が通りがかった猟兵に話しかけていた。

「────ちょっとした情報を得たんだけど、どうか聞いてくれないかな?」

 彼はそう言うと、そんなに難しい依頼じゃないからさと続ける。
「……実はアマルテア情報艦隊を突破して得たものなんだけど、なんでも帝国の科学技術センターで拉致された人々が働かされているみたいなんだ」
 曰く、それらの人々はスペースシップワールドの有能な科学者や技術者であり、中央コンピューターなるものの一部に組み込まれてしまったようなのだ。加えて、そう組み込まれたことにより、無理に引き剥がそうとすれば意識が焼きつくされ死亡してしまうそう。

 ……であるなら、どう救出しようと言うのだろうか?

「その疑問に答えるよ。………救出方法は、“正しい解答”を入力すること。それだけだ」
 成程、これは単刀直入で至極簡単に思える。正しい解答を、間違えずに入力さえしなければ救出可能なのだから。

「問題はこう。
 ──私が大事に持っていた資料を、誰かが盗みだしてしまった。
 Aは『僕は盗んでいない』と証言し、
 Bは『AもDも盗んでいない』と証言している。
 Cは『私は盗んでいません』と証言し、
 Dは『Cは本当のことを言っている』と証言した。
 一人だけ嘘をついている者が犯人である。
 それは誰か。
 ……………という問題らしい。これを解いて、なんとか彼等の拘束を解除してほしいんだ」

 これを見事解き、コンピューターユニットに入力する事によって救出する事が出来るようだ。
「問題も中々の曲者ではあるけれど、君ならきっと救ってくれるって信じてる」
 期待しているよ。──そう猟兵に言えば、彼は早速転移の準備にかかる。そうして貴方は、冒涜的な光景が広がる中央コンピューターがある場所に向かうこととなる。


Parmigiano
 はじめまして、もしくはお世話になっております。Parmigianoです。良いリプレイを御送り出来るよう、精進して参ります。

 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 ───以上テンプレ文章です。
 はい、今回は謎解き系のシナリオです。謎を解いて頂き、科学者や技術者を救出して頂きます。
 謎を推理するプレイングや、もしくは救出した人達のお世話する、といった行動を描写して頂ければ幸いです。シナリオの性質上、採用出来ない可能性もありますが、そこはご了承ください。

 素敵なプレイング、お待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
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第1章 冒険 『中央コンピューターの謎かけ』

POW   :    総当たりなど、力任せの方法で謎の答えを出して、救出します。

SPD   :    素早く謎の答えを導き出した後、救出した人のケアを行います。

WIZ   :    明晰な頭脳や、知性の閃きで、謎の答えを導き出して、救出します。

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白神・杏華
ふむふむ、よく見る感じのあのクイズだね!
確か「誰が嘘つきか」を順番に当てはめていくと答えが出るんだったかな?

Aが嘘だとするとBの言葉も嘘になるからダメ
Cが嘘だとするとDの言葉が嘘になるからダメ
Dが嘘だとするとCが嘘つきで泥棒になるからダメ
よって、他が嘘つきにならないのはB!ってわけだね!

しかし、ひどい光景だね……
無事救出できたらスポーツドリンクとか差し入れるよ。これ飲んでください!
とりあえず休憩できたら一緒に帰りましょう。その間、助けた人の身の上話とか聞けたら聞いていたいな。


夕闇霧・空音
嘘をついているのものが犯人…
それなら嘘だとしたらどうなるかを考えればいいわけね…

Aが嘘なら「僕が盗んだ」
Bが嘘なら「AとDが盗んだ」
Cが嘘なら「自分が盗んだ」
Dが嘘なら「Cは嘘を言っている」
…つまりBが嘘を言っていたら犯人は「二人」になってしまう
Dが嘘を言っていても犯人は「二人」になる…
そしてDの言うことが本当ならCは盗んでいない…

つまり答えはAが犯人!

さっさとここを解いて
中にいる人に安心するように呼びかけないといけないわね…
疲れてないか、聞いてみるわ。
できればお菓子類を持っていきたいのだけど、可能かしらね?
それで元気をだしてもらえれば…


亜儀流野・珠
Aが嘘(犯人)と仮定すればBが嘘になる。
Bが嘘(犯人)と仮定すればAが嘘になる。
Cが嘘(犯人)と仮定すればDが嘘になる。
Dが嘘(犯人)と仮定すればCが嘘になる。
逆に全員本当のことを言っていると仮定すれば辻褄が合う。

これはあれだな!「私」が犯人だな!
盗まれた、が嘘だ!
こっそり持ち帰り盗まれたと言い張る!悪い奴の手法だ!
合ってるか?

無事解放出来たら、奥義・千珠魂!俺たちを召喚して解放を手伝って貰うぞ!
皆、大丈夫か?


蜂蜜院・紫髪
ふむ。なるほど。では嘘つきを探してみようかの。嘘つきは一人
Aが嘘つきならば、Bもの証言も嘘になってしまうのぅ。
Bが嘘つきならば、AもDも盗んでいるという事になる。…じゃよな?
Cは…うむ。わかりやすいの、嘘ならDが嘘になる。
Dも同じじゃな。これがウソならCがウソをついている事になろう。…なるじゃろ?いかんな考えすぎておるか?
どーも確証が持てぬがどれも違う気がする。

ならば嘘ついているのはお主じゃ…資料を盗まれた「私殿」?

解答:資料を盗まれた「私」

さて【癒しの狐火】と…とりあえず蜂蜜でも舐めててくれるかの?


シャルロット・クリスティア
WIZ

…成程。これは順番に計算すればいいですね。
Aが嘘なら自然とBも嘘になるのでAは本当。
Cが嘘ならDも嘘になるのでこれも本当。
Dが嘘ならもちろんCも嘘になるので本当。
Bが嘘ならAとDのどちらかが嘘になるので、これも本当。
……一見、全員本当で迷宮入り……と言うことですが。
つまり……『誰かが盗みだしてしまった』が、嘘……と言うことですね。
犯人は、誰かが盗んだと言い張っている『私』です。

……まったく。中々に悪趣味な仕掛けですね。
人の命がかかっているとなると、焦りから正常な判断もしづらくなります。
しかし……こういう時にこそ、冷静な判断を。
狙撃手であれば必須事項ですよ。


城田・紗希
wiz…と、第六感で閃くよ!

(問題としばらくにらめっこ)
……これ、「この文は嘘だ」ってやつじゃない。

AさんかDさんが盗むと、Bさんも嘘つきになって、犯人と嘘つき計2人で違う。
Bさんが犯人と仮定すると、証言は嘘だから「AさんかDさんが盗んだ」になるけど、
やっぱり「A+B」か「A+D」で犯人が2人になるから違う。
Cさんが犯人だとすると、Dさんが嘘になるからやっぱり犯人2人(C+D)で違う。
どの二人を選んでも「この文は嘘だ、前の文は正しい」になる……

つまり、「誰かが盗んだ」か「一人だけ嘘をつく」ってところが嘘になるから、
犯人な嘘つきは出題者になるけど……。
そもそも入力装置に「出題者」って入るの……?


ロア・ネコンティ
・問題の考察
Aが嘘をついているとすると、Bの証言と矛盾する。Bが嘘をついているとすると、AとDが盗んだ事になり矛盾する。Dが嘘をついているとするとCは本当のことを言っていない、私が盗みました、という事になるが一人だけ嘘をついている者が犯人なのでこれも無し。つまり犯人はCである。

・心境
多分Cのはず……。クイズには自信が無いのです。猟兵は一人だけでは無いので、僕は救出後の方に力を入れます。

・救出者に対して
[医術]で救出者の状態を確認し、ユーベルコード[カムパネルラ]で体力を回復させます。会話が出来そうなら、我々は解放軍の仲間です。体力が戻られたら協力をお願いできませんか?とお話してみます。


キャスリーン・ジョイス
おーっほっほっほっ!
謎解きでしたらワタクシにお任せですわ!!

【WIZ】
こういう時は「他者に言及している証言」を追うのですわ。
まずわかりやすくC&Dですわ。
この場合、どちらかが嘘をついていれば二人ともも嘘つきになってしまいますので二人とも正直者ですわ。
次にA&B。こちらもどちらかが嘘をついている場合二人とも嘘つきになってしまいますわね。

これじゃ答えが無いですって?
おーっほっほっほっ!もう一人いるではありませんか。
「私」という登場人物が。
つまり、大事な資料を盗み出したのは出題者の「私」張本人ですわ!

ふふん……嘘つき問題にありがちな引っ掛けですわね。
ワタクシは騙せませんわ!
さぁ、救出しますわよ!!


文月・統哉
働かされてるって、ブラックにも程があるってば。むむむ、早く助けないと!

しかし犯人探しとは、探偵役の出番だったりするのかな?

■解答
ABCDの4人の証言は互いに矛盾はしていない。
寧ろ一つだけ嘘だと仮定すると途端に矛盾が生じてしまう。
これは4人とも本当の事を言っているし、盗んではいないという事だよね。
つまり、真犯人は【私】。
『誰かが盗みだしてしまった』と嘘をついている人物って事でいいのかな?

■救出
研究者達を急いで助け降ろす。
簡単に介抱したら安全な場所へ避難させよう。
動けるかな?もし無理そうなら移動用にガジェット召喚。
ふかふか生地で覆われた大きな猫っぽい形の乗り物に乗せて、安全な場所まで送り届けるよ。


ベルクト・ドラケンスバーグ
POW
問題に登場してる人物の中で一人だけ嘘をついているという状態を総当たりで検証した結果、矛盾しないのは「私」が嘘つきだとしたときだけ。
つまり「私」が犯人。


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
嘘つきは一人だけ、嘘つき一人だけが犯人とする
嘘の反対は本当だから……
犯人が……
●Aだと「Aは盗んだ」という本当に対してBの証言「Aは盗んでない」と矛盾しちゃう
●Cだと「Cは盗んだ」という本当に対してDの証言「Cは本当のことを行っている」と矛盾しちゃう
●BだとBの嘘の反対の本当が「AもDも盗んだ」として、犯人が3人になる矛盾になる
●DだとDの嘘の反対の本当が「Cも盗んだ」として、犯人が2人になる矛盾になる

これはもしや、『──私が大事にもっていた資料を、【誰かが】盗みだしてしまった』と証言している『私』さんが嘘つきかつ犯人だな!

※オレよりも先に同じ答え・理由を出した人がいたらその人を優先して下さい


ヌル・リリファ
【POW】
マスターみたいなすごい技術者をあつめてこんなふうに利用してるなんて。
マスターなら捕まってたりしないとおもうけど、それでもそんなことするなんて絶対許せないっておもうもの。救出してみせるよ

ひとつずつあてはめていくと、Aさんたちは嘘つきと犯人がばらばらになっちゃうよね。だったら意外なところ……。ぬすまれたって言ってる「私」が嘘つきで犯人なんじゃないかな?

解けたら、ざっと捕まってたひとをみて、マスターがいないのを確認する
平気だとはおもってるけど、やっぱりすこし不安だもの
安心したら、捕まってたひとを弱ってたら運んだり、はなしかけて安心させたりするよ

比較的簡単な言葉は平仮名、難しい言葉は漢字です



●嘘つきだれだ?
【白神・杏華のカイトウ】
 転移した先には元気よくポニーテールを揺らす、ごく平凡な女子高生の姿があった。それはグリモア猟兵でもある、白神・杏華(普通の女子高生・f02115)のものであった。
「ふむふむ、よく見る感じのあのクイズだね!」
 電子モニターに映されているのは、依頼主が言っていた通りの問題。誰が犯人なのか?という犯人当てクイズである。
「確か“誰が嘘つきか”を順番に当てはめていくと答えが出るんだったかな?」
 どうやら彼女は、テレビやら本やらゲームやら……そんな何かしらで見聞きした情報に基づいて解決に挑むようだ。
 ここまで、分かっているのなら──。そう、求め方が分かれば後は当てはめるだけである。言うなれば数学の計算と同じ!とそう考えたのだろう。早速実行に移し始めた。
「Aが嘘だとするとBの言葉も嘘になるから駄目」
「Cが嘘だとするとDの言葉が嘘になるから駄目」
「Dが嘘つきだとするとCが嘘つきで泥棒になるから駄目…………」
 ───そうして遂に彼女の中から導き出された解答は、こうである。
「よって、他が嘘つきにならないのはB!ってわけだね」
 ……彼女は解答が定まると、コンピューターユニットの入力スペースに、解答を記入し始めた。
 果たしてそれは正解であるのだろうか?

『不正解です。解除を行う際はもう一度確認し、再入力をお願い致します。解答可能回数:残り2』

 しかし無情にも、パッと映し出されたそれは不正解の文字。
「ええーーーー!?なんで!?」
 間違ってしまい動転する白神は、うーんうーんと頭を悩ませて一生懸命に考えてみるが、やはり分からない。(……こういった所は少し抜けているらしい。)
 だが、正解を出さなければ彼らを助けることは出来ない。でも問題は解けないし……と困り果てていると、もう一人、猟兵が空間移転してきたのだった。

【夕闇霧・空音のカイトウ】
 研究者や科学者達を救うため、同様に転移してきたのは、夕闇霧・空音(凶風・f00424)である。彼女は白神の姿を視認すると、状況把握を行った。
 ……成程。どうやら白神はこの問題の解答を間違ってしまったらしい。その為考えあぐねていたようだ。
「嘘をついてるのが犯人らしいんだけど、どうしても当てられなくて…………」
 彼女が酷く申し訳なさそうに言えば、空音が静かに述べる。
「嘘をついているのものが犯人…それなら嘘だとしたらどうなるかを考えればいいわけね…?」
「そう、だと思います……」
 なら、と空音も考え始める事だろう。
「Aが嘘なら『僕が盗んだ』
 Bが嘘なら『AとDが盗んだ』
 Cが嘘なら『自分が盗んだ』
 Dが嘘なら『Cは嘘を言っている』」
 あらかじめ証言を反転させる事で犯人を求めるようで、そこからまた証言を整理していく。
「…つまりBが嘘を言っていたら犯人は二人になってしまう。Dが嘘を言っていても犯人は二人になる…そしてDの言うことが本当ならCは盗んでいない…」
 そうして彼女も自身の考える解答に辿りついた。
「つまり答えはAが犯人!」
 他の人物の証言を確定した上で求めたその解は、白神とは違う解答となった。
 兎にも角にも早くあの呪縛から解いて上げなければと、彼女は、コンピューターユニットの入力スペースへと解答を打ち込むことだろう。

『不正解です。解除を行う際はもう一度確認し、再入力をお願い致します。解答可能回数:残り1』

 しかし、こちらも正解とは異なっていたようだ。
「嘘…………正解では、ないのね………」
 これには彼女もショックを受ける。
「AでもBでもないの…!?なら誰が犯人なんだろう?………うう、全然分からないよ………」
 またもや不正解であった事に、今度こそ困り果ててしまった白神と空音の2人。そんな2人の元にまたもや猟兵達が現れる。
 ─────今度こそ救世主となり得ることが出来るのだろうか?

【蜂蜜院・紫髪のカイトウ】
【亜儀流野・珠のカイトウ】
 グリモアによって転送されたのは、蜂蜜院・紫髪(怠惰な蜂蜜屋・f00356)と亜儀流野・珠(狐の恩返し・f01686)であった。だがその直後、悩ましげな声を聞く事となる。
「はっ!丁度いい所に!」
「………実は私たち、この問題を間違えてしまったの」
 紫髪と珠に気づいた2人は、急いで駆け寄りそう言い、経緯を話し始めたのだった。そうして、しょんぼりとこうべを垂れる少女達を見、珠と紫髪も顔を見合わせる。
「ふむ、なるほど。では嘘つきを探してみようかの」
「よし。俺たちに任せろ!」
 しかし解答権は1回のみになってしまっている為、もう後には退けない。慎重に答えなければ。

「まずは証言をまとめる事にしようかの?」
 紫髪がそう言えば、珠もまた頷き返し順番に話し始めることだろう。
「最初はA。…Aが犯人と仮定すればBが嘘になるな」
「Bがウソつきならば、AもDも盗んでいるということになる。……じゃよな?」
「だな。んでCが犯人と仮定すればDが嘘になる」
「Dも同じじゃな。これがウソならCがウソをついている事になろう。………なるじゃろ?いかんな考え過ぎておるか?」
「いや、考え過ぎじゃあないと思うぞ」
「ううむ………どーも確証が持てぬがどれも違う気がする」

 それに対し珠は同じ考えだからと言いつつも、別の視点から考えていた。だがそれは紫髪も同じであった。

「(逆に全員本当のことを言っていると仮定すれば辻褄が合う………これはあれだな!)」
「(ならば嘘をついてるのはお主じゃ………資料を盗まれた─────)」

「「『私』が犯人だな!
  『私殿』が犯人じゃな?」」

 それはほぼ同時に放たれた2人の解答。…どうやらこの2人、同じ解答に至ったよう。ともすれば、囚われた彼らを助けなければ。そう考え足早に入力スペースへと解答を記入する事だろう。
 当たれば救うことが出来る。
 だが外れれば───彼等の命はない。

『───解答確認完了。正解です。5秒後、解除開始します。』

 表示されたのは“正解”と“解除”の文字列。それを見て猟兵達は安堵する。どうやら正解は「私」であったようだ。
 だがこれで終わりではない。──次は救助に当たらなければならないのだから。

●待ち望んでいた救い
 紆余曲折を経てようやく問題に解答し、解除を実行する事に成功した猟兵達は、早速救出活動に移り始める。
「よーし、問題は解けなかったけど、その分救助は頑張っちゃうよ!」
 グッと拳を握りしめ意気込むのは、白神・杏華。彼女はそう言うとスポーツドリンクを両手に抱えて研究者達や技術者達に駆け寄る。
「私たちは………助かった、のか………?」
「そうですよ!なのでもう安心して下さい!はい、スポーツドリンクをどうぞ!」
「ああ………ありがとう、本当に、ありがとう………!」
 ようやく解放された研究者&科学者達はそう礼を述べる。久しく口にしていなかった水分も、彼等には身に染みるものだろう。
「本当に大変だったわね。……これ、お菓子なんだけれど貰ってくれるかしら」
 同じく労うようにお菓子を配るのは、夕闇霧・空音であった。これでどうにか元気を出してもらえないか、という事のようだ。
「ふむ、かなり疲弊しておるのう。じゃがそれも仕方なかろう、あんな環境ではな」
「うん…………身の上話なんかもちょこっとしてみたけど、やっぱり大変だったみたい。ほぼブラック企業……とか」
「なるほどのう………黒(ぶらっく)とな?」
 そう言いつつ彼等の治療を行っているのは、蜂蜜院・紫髪。彼女はユーベルコード、癒しの狐火(イヤシノキツネビ)を使用し人々を癒していた。見れば暖かな狐火が疲労した人々の周りを囲い、彼等の身体に沈んだかと思えば包み込んでいく。
「これでどうじゃ?ほれ、蜂蜜も摂取するとよい。疲れた時には甘露なものを口にした方が良いと聞くじゃろ?」
 そうして蜂蜜も渡す。スポーツドリンクにお菓子、蜂蜜。そんなものを食べながら軽く談笑していれば、彼らの死人のような顔つきだったものが、色が戻っていくのが分かるだろう。
「おーい!準備、出来たぜ!」
 移転ゲートを展開させ、そこに人々を運ぶのを行う準備をしていた亜儀流野・珠は、自身のユーベルコード、千珠魂(センジュコン)を使用し、囚われていた人々の救助をしていた。
「皆、大丈夫か?」
「…あぁ、ありがとう。君達のお陰で助かったよ」
 5人の珠が忙しなく動き、動ける者は誘導し、動けない者は運び出す。

 こうして、猟兵達は彼等を救う事に成功したのである。ただ、ここにいる者全員が、連れてこられた全ての科学者&技術者ではないのだろう。また再びここを訪れる事があるかもしれない─────そんな予感を感じつつも、この場を去る猟兵達なのであった。

●犯人を特定するモノ
 一方その頃、別の中央コンピューターの方に移転された者もいた(とはいえ、問題は同じであるのだが)。それは、シャルロット・クリスティア(マージガンナー・f00330)、城田・紗希(人間の探索者・f01927)、ロア・ネコンティ(泥棒ねこ・f05423)、キャスリーン・ジョイス(はぐれお嬢様純情派・f12803)の4人であった。
「一人一人解いても良いのですが………ここは確実性を期す為、2人1組になって解いてみませんか?」
 そう提案したのはシャルロットだ。これは科学者と技術者達の命がかかっている重要な依頼……そういった意識から、間違わないように、という事だろうか。
「……そうですね。僕もクイズには自信が無いので、正直そのほうが助かります」
 問題の内容に難色を示すロアは、頷きながらシャルロットに同意する。
「じゃぁ、私も一緒に解こう…間違えるのはちょっと気が引けるかもだから」
「おーっほっほっほ!謎解きでしたらワタクシにお任せですわ!」
 ……他の猟兵も概ねその方針に異論はないようだ。こうして4人も問題に取り掛り始めたのであった。

【シャルロット・クリスティアのカイトウ】
【城田・紗希のカイトウ】
 組まれたのは、シャルロット&城田ペア。2人は問題を再び見て、解を出すために推理し始める。
「…成程。これは順番に計算すればいいですね」
 第六感を使い閃こうと、問題としばらくにらめっこしていた紗希であったが、シャルロットのその言葉に顔を上げる。
「計算……はよく分からないけど……これ、『この文は嘘だ』ってやつじゃない?」
「そうです。ですから該当させていけば良いと思うんです」
 彼女達は話し合いつつそう言うと、証言の整理をする事にする。こういった問題は当てはめて導き出す事が重要であるからだ。

「まずAが嘘なら自然とBも嘘になってしまうのでAは本当の事を言っているのだと思います」
「うんそうだね……そしてBさんが犯人と仮定すると、証言は嘘になるから『AさんかDさんが盗んだ』って事になるけど、やっぱりA+BかA+Dでどっちにしろ犯人が2人になるから違う、かな」
「そうだと思います。後は、Cが嘘ならDも嘘になるのでこれも“嘘つきではない”ですし、Dが嘘ならもちろんCも嘘になるので“嘘つきではない”でしょう」

 ここまで証言を並べてみて2人は同じ解答に辿り着く事が出来る。持ち合わせたピースは同じ。
「……一見、全員本当の事を言っている証言者ということで迷宮入り……と言う訳ですが」
 ここでシャルロットがそう挟む。そうして迷宮入りと思わせた問題なのだと言わんばかりに、
「つまり……『誰かが盗みだしてしまった』が、嘘……と言うことですね」
 と続けて述べたのだ。それに対しては紗希も同じ解答に至ったよう。しかし別の疑問点があるようだ。
「確かに『誰かが盗んだ』か『一人だけ嘘をつく』ってところが嘘になるから、犯人な嘘つきは出題者になるけど……。そもそも入力装置に『出題者』って入るの……?」
 率直な疑問。そんな、出題者が犯人だというのも1つの解ではあるのだろうが、シャルロットが出した答えは少し異なっていた。
「──犯人は、誰かが盗んだと言い張っている『私』です」
「でもアルファベットだった場合は?」
「それは勿論、『I』になると思います」
「なるほど……」
 これは見事な一問一答である。しかも、確かにそうであれば納得のいく解答であった。
 こうして2人の解答は『私』と決まった。

【ロア・ネコンティのカイトウ】
【キャスリーン・ジョイスのカイトウ】
 傍ら、ロア&キャスリーンのペアもまた問題を解こうと奮闘していた。
「まずそこのアナタ!この問題を解いてみなさい!」
「えぇ………そんな横暴な…………」
 謎解きは得意でないと宣言した上で、解けと言われるとは………。加えて5歳も年下のお嬢様に言われてしまうと、大人の男としてどうなの?案件ではあるのだが、ロアは(困惑しただけで)特に気分を害した様子はなく物腰柔らかに応える。
「そうですね……僕の考察としてはこうです。
 まず、Aが嘘をついているとすると、Bの証言と矛盾しますよね?Bが嘘をついているとすると、AとDが盗んだ事になり矛盾します。Dが嘘をついているとするとCは本当のことを言っていない、私が盗みました、という事になりましょう。しかし一人だけ嘘をついている者が犯人なので、これも無しですね」
 そうして、あらかた証言を整理しつつ、一拍おいて犯人を示す。
「とすると、つまり犯人はCではないでしょうか?」

 ………暫しの沈黙。なにか間違っているのだろうか?ロアがそう聞こうと口を開いた時、キャスリーンが呟く。
「…………………………………違いますわ」
「え?」
 あまりにもささやかな声であったので、ロアが聞き返す。
「全く違うと言っているのですわ!!!!!」
「やっぱり解答が………?」
「ええ、そうです。……ですからこのワタクシにお任せなさい、そしてしっかり聞き入れるのです!華麗に解いてみせますわよ!」
 キャスリーンはそう言ったかと思うとカツカツとヒールを鳴らしながら歩み寄って、話し始める。

「こういう時は『他者に言及している証言』を追うのですわ」
「?僕も着目はしてみましたが……こうなった、というか………」
「混乱してしまったのですわね?なら………仮にアナタが言った通りCが犯人と仮定致しましょう。ですがそれだと辻褄が合わないのですわ。何故ならCを擁護するDも嘘をついてることになるのですから」
「あぁ、成程……!」
「なので、CとDはどちらも正直者ですわ。そしてこれはAとBも同様。こちらもどちらかが嘘をついている場合、二人とも嘘つきになってしまいますわね」
「確かに………でもこれじゃあ犯人が分かりませんよ?答えがないんじゃ解答出来ませんでしょうに」
「答えがないですって?」
 それを聞いた彼女はお決まりの高笑いをして続ける。
「おーっほっほっほっ!もう一人いるではありませんか。『私』という登場人物が。………つまり、大事な資料を盗み出したのは出題者の『私』張本人ですわ!」
 その解答にロアは驚きを隠せない。何故なら、そこに着目していなかったからである。必ずABCDの中に犯人がいると思い込んでいたのだ。
 こうして2人も『私』という一つの解に辿り着く。

 ─────そうして4人が出し、擦り合わせた解答は、同じものであった。
 それをコンピューターユニットの入力スペースに打ち込めば、直ぐに結果がでる事となる。

『───認証完了、正解です。この表示の5秒以内に解除を実行します。』

 見事、問題を解くことが出来たことにより、科学者と技術者の拘束は解除された。

●救出活動にて
 拘束を解除した後はそれで終わりではなく、救出活動が残っている。そも、科学者&技術者を助けにきたのだから、当然ではあるのだが、皆急いで取り掛かっていた。
 人々の救助に当たりつつ、シャルロットもまた、それにしても……と考えを巡らせる。
「(……まったく。中々に悪趣味な仕掛けですね。人の命がかかっているとなると、焦りから正常な判断もしづらくなります。しかし……こういう時にこそ、冷静な判断を。狙撃手であれば必須事項ですよ)」
 こういった、人の命を軽んじるような………否、人権のない装置を嫌ってか、シャルロットの向ける視線は厳しい。加えてこうあるべき、という意見を述べているが、その冷静な判断が幸をそうしているのだから、全く侮れない。
 一方、キャスリーンや紗希も同じく救助活動を行っていたのだが、主に誘導やロアの所に連れていっていたりしていた。
 彼は医術の学があるので、救出者の状態を確認しつつユーベルコードによる治療を行っていたからだ。
「──────蠍の火よ灯れ。」
 カムパネルラ、それが彼のユーベルコードである。これは空から降り注ぐ光によって、相手の回復を促す技だ。それはとても素早く、沢山の人々を癒すことだろう。
「あぁ………助かった、本当に有難う………」
「それなら良かった。まだお辛いでしょうが次期に良くなります、ご安心を。………後は、もう気付いておいででしょうが我々は解放軍の仲間です。体力が戻られたらどうか協力をお願いできませんか?」
「勿論!……助けてもらった身だ、役に立てるのなら協力するさ」
「!本当ですか……!ありがとうございます!」
 ロアがそう話せば、そういった会話がなされる事だろう。
 こうして、この4人の猟兵達もまた、多くの人々を救う手立てとなったのであった。
 ……だが、まだこれで終わりではない。───この地にまた訪れる事があるかもしれない……と、予感しながら依頼場所を去る猟兵達なのであった。

●真実の嘘
 こちらにも問題解決に務めている猟兵がいた。文月・統哉(着ぐるみ探偵見習い・f08510)、ベルクト・ドラケンスバーグ(ドラゴニアンの竜騎士・f05011)、グァーネッツォ・リトゥルスムィス(超極の肉弾戦竜・f05124)、ヌル・リリファ(出来損ないの魔造人形・f05378)の4人である。彼らは別段合図するでもなく、それぞれが考えを自身の中でまとめ、ある者は相談しながら、あるいは個人で……と考えをまとめていたのだった。

【グァーネッツォ・リトゥルスムィスのカイトウ】
【ヌル・リリファのカイトウ】
 女子2人組の彼女達は、共に解答をもとめてより正確な解を導き出そうと考えていた。
「マスターみたいなすごい技術者をあつめてこんなふうに利用してるなんて。マスターなら捕まってたりしないとおもうけど、それでもそんなことするなんて絶対許せないっておもうもの。救出してみせるよ」
 改めて冒涜的な光景が広がる中央コンピューターを見て、リリファは怒りを滲ませてそう話す。…彼女は科学者に創られたものであるから、より一層許せないのかもしれない。そんな風に意気込むリリファに対して、グァーネッツォも早く解放して助けてやろうぜ!と言いながら、問題について考え始める。
「嘘つきは一人だけ、嘘つき一人だけが犯人とする嘘の反対は本当だから……犯人が……」
 そう考えるグァーネッツォは、そこから証言を見直し掘り下げる。
「………Aだと『Aは盗んだ』という本当に対してBの証言『Aは盗んでない』と矛盾しちゃうよな?」
「はい、わたしもそうおもうの」
「てことは、Cだと『Cは盗んだ』という本当に対してDの証言『Cは本当のことを行っている』と矛盾しちゃうだろ。BだとBの嘘の反対の本当が『AもDも盗んだ』として、犯人が3人になる矛盾になり、DだとDの嘘の反対の本当が『Cも盗んだ』として、犯人が2人になる矛盾になる………よな?」
 ここまで考えれば、自ずと解答は見えてきていた。

「ひとつずつあてはめていくと、Aさんたちは嘘つきと犯人がばらばらになっちゃうよね。だったら意外なところ……。ぬすまれたって言ってる『私』が嘘つきで犯人なんじゃないかな?」
「そう、『──私が大事にもっていた資料を、【誰かが】盗みだしてしまった』と証言している『私』さんが嘘つきかつ犯人だな!」

 2人の解答は見事一致。後は他の2人と解答を擦り合わせるだけとなった。

【文月・統哉のカイトウ】
【ベルクト・ドラケンスバーグのカイトウ】
 相談している、かは分からないが2人もまた、この問題の解を求めようと考えていた。
「(働かされてるって、ブラックにも程があるってば。むむむ、早く助けないと!)」
 そう思った文月は、問題を今一度見つめ直す。
「……ABCDの4人の証言は互いに矛盾はしていない。
寧ろ一つだけ嘘だと仮定すると途端に矛盾が生じてしまう。これは4人とも本当の事を言っているし、盗んではいないという事だよね」
「あぁ。問題に登場している人物の中で、一人だけ嘘をついているという状態を総当たりで検証した結果、矛盾しないのは『私』が嘘つきだとしたときだけ……我もそう解が出たのだが」
 文月のその口から出た疑問に応えたのは、ベルクトだった。彼は淡々と、自身の考える解を述べる。
「………つまり、真犯人は【私】。『誰かが盗みだしてしまった』と嘘をついている人物って事でいいのかな?」
「そうだろうな」
 彼らはそう言うと、簡単に答えを導き出してしまった。
 そう、これはABCDの中に犯人はいない。何故そう言えるのかというと、一人を嘘つきだと仮に仮定したとしても、矛盾……つまりは犯人が複数いることになってしまうのである。
 例えばAが嘘つきだとしよう。すると『AもDも盗んでいない』というBの発言には矛盾が生じ、Bも嘘つきである可能性に至る。と、するとDも怪しくなってくる訳で。………とどのつまり、この問題では誰かを犯人と仮定してしまうと、連鎖的に犯人(or嘘つき)が出てきて、訳が分からなくなってしまうのだ。

 ────ある一人の例外を除いて。

 ………ここまで言えば分かるだろうが、その例外というのが『私』なのである。『私』だと仮定すれば、ABCDそれぞれの発言に矛盾点がなくなり、且つ犯人がABCDの中にいないという事が一目瞭然で分かる。

 それをこれ程に短い時間で解くとは、なんと恐ろしく賢智であるのだろう。

 なにはともあれ………そう解答が決まったのなら、4人は再び集まり、それぞれの解答を出し合う事だろう。それは、どちらも同じ答えであり、より正解に近いのだと猟兵達に確信させた。
 そうと決まったのなら、コンピューターユニットの入力スペースに打ち込み始める。そして表示された正解の有無は、

『─────承認完了、正解です。5秒以内に解除を実行します。』

 となり、見事正解する事ができたのだった。これにより、囚われた人々が解放されてゆくのであった。

●解放と介抱
 問題を解くことで、科学者や技術者はその拘束から解放されたものの、著しく体調が悪い者も少なくはなかった。
 文月・統哉もまた、救助に当たってい、解放された研究者を急いで助け降ろしていたのだ。
「あ………有難う………本当に………」
「大丈夫か?無理はするなよ?…………心身的な疲労も身体に影響を及ぼすから」
 そう人々を励ましながら救助を行う。動けるものは、脱出口へ誘導し、そうでないものは猟兵達で運び出す事にしているようである。
 更にはユーベルコード、ガジェットショータイムを使用し、ふかふか生地で覆われた大きな猫っぽい形の乗り物を召喚して、それに乗せて移動させる。安全に移動が出来、快適であることだろう。
 ベルクトやグァーネッツォもまたそうやって誘導、搬送などの手伝いを行っていた。
 勿論、ヌル・リリファも同じであるが、彼女は最初に周囲をキョロキョロと見回していた。そしてざっと捕まっていた人々を見て誰かがいないかを確認する。
「(………マスターはいないみたい、よかった。平気だとはおもってるけど、やっぱりすこし不安だもの)」
 そう、彼女の探していた人はマスター──つまりは自身の製作者であった。改めてこの場に居なくてよかった、と安堵することだろう。自身に命を与えた人が、こんな目にはあっていて欲しくないと思っていたからだろうことは推測できる。そうやって取り敢えず安心したら、引き続き救助活動に勤しむ。
「だいじょうぶ、わたしたちが助けにきたからもう安心して?」
 そう言い、傷付いた人々を運ぶことだろう。

 ───そうしてこの場にいた人々を救助する事に成功したのであった。
 ひとまずこの依頼での救助は大成功を収めたが、未だ終結を見せていないものもあるかもしれない。それに近いうちにまた来ることがあるかもしれない………そんなふうに考えながら彼らは次の戦場へと向かう事だろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月19日


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

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 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


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