8
末路

#アックス&ウィザーズ #グリモアエフェクト #恐怖の刻印 #ピルグリム


●刻印寄生
 アックス&ウィザーズの空から、一筋の流れ星が落ちた。
 墜落したその先にあったのは、オブリビオンの残党たちが住まう古城。
 流れ星に棲んでいたらしき『寄生生物』は、動き出した。

 それから数日。
 古城に生息する毒牙虫たちの体表には、奇妙な『刻印』が現れていた。
 不意に、虫の全身から、白く濁った触手が飛び出す。多くの虫は、その時点で四散して死んだ。
 生き残りの虫は、新たなる贄を求める『触手の怪物』と化したのである。
「許さねえ……絶対に許さねえぞ……」
 その虫たちを手駒としていた魔術師は呟く。
 その怒りは、自らの手駒を台無しにされたから……では、ないのだろう。いくらでも補充ができるのだから。
 魔術師もまた白い触手を生やしており、その正気は既にほとんど失われていたのである。
「絶対に、絶対に許さねえ……!!」
 丁寧な口調を使う余裕など、もはやない。今はただ、魔術師ラグーナは、怒りの言葉を口にするだけの、触手の怪物と成り果てていた。

●グリモアベース
「アタシ様が見た予知は以上だが……」
 管木・ナユタ(ミンチイーター・f36242)は腕組みをして語った。
「この現象が、オブリビオン以外の生物に感染しないとは『考えられない』」
 帽子の鍔を指で持ち上げ、猟兵たちの反応を見てから、ナユタは続けた。
「けど、グリモアエフェクトのおかげで、生物への感染が広がる前に予知できたのは僥倖だ。とんでもねー大災害になる前に、根絶しちまうべきだ」
 急ぎ、オブリビオンの根城である古城に向かって欲しい、とナユタは依頼する。
「ただ、『白い触手による攻撃』には気をつけてくれ。この触手の先端には『針』がついてて、攻撃に対して無防備だと『刻印』を刻まれちまうかもしれねーぞ。虫も魔術師も、通常のユーベルコードに加えて、白い触手での攻撃を行ってくるぜ」
 ナユタは手のひらの上にグリモアを浮かばせ、最後にこう告げた。
「魔術師ラグーナは、とっくにおかしくなっちまってる。まともな会話は期待しない方が良いぜ」
 グリモアが光を放ち、猟兵たちをアックス&ウィザーズへと送り出す。


地斬理々亜
 地斬です。
 よろしくお願いします。

●第1章
『毒牙虫』との集団戦。
 通常のユーベルコードに加え、『白い触手による攻撃』を行ってきます。

●第2章
『ラグーナ』とのボス戦。
 触手による攻撃に関しては、前章と同様です。

●プレイング受付期間
 各章、断章投下~👑達成まで受付の予定です。

 それでは、ご武運を。
49




第1章 集団戦 『毒牙虫』

POW   :    針付き鎌
【毒針】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    針付き鋏
【毒針付きの鋏】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    1匹いれば
【忌避】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【30匹の仲間】から、高命中力の【攻撃】を飛ばす。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

●羽音
 ブゥン――ブウゥン――。
 古城に降り立った猟兵たちは、虫の羽音を聞く。
 見れば、空間のあちこちに、無数の虫が飛び交っていた。その虫たちは、全身から白い触手を生やしているのである。
 猟兵に気づいた虫たちは、一斉に飛来してくる――触手を振りかざして。
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)



●老女は恐れない
「ここは、この年寄りに任せてもらおうかね?」
 グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)が前に出る。
 皺だらけのその顔に、老い先短い身だからといった悲哀の色はない。
 あるのはただ、冷静さと余裕。それらは、彼女が年齢なりの経験を積んでいることに裏打ちされていた。
「百年を超える人生、色々あったからね。寄生生物ぐらいであたしが怯えると思ったら大間違いだよ」
 赤く不気味に輝くフォースセイバーと、古いハンドガンの形状をしたブラスターを両手にそれぞれ持ち、グレナディンは毒牙虫の群れの方へと、しゃんとした姿勢で歩いて行く。
 毒牙虫からすれば――あるいは寄生生物からすれば、格好の獲物が来たように見えただろう。
 全身から触手を生やした虫たちが、一斉にグレナディンに襲いかかる。
 刻印を刻む針がついた触手と、毒針がついた鎌が、グレナディンに迫った。
 彼女は右手に持ったフォースセイバーから手を離す。
 諦めたのか?
 否。
 その赤く光る刃は、毒牙虫の群れへ向けて発射された。
 ギィ、という小さな断末魔を上げ、何匹もの虫が串刺しになって命を落とした。
 同時に、ブラスターの銃口を虫に押し当て、熱線を発射。寄生生物ごと、虫を焼き殺す。
 それと共に、素早く構えたパイルバンカーを発射。太い杭が、虫の体を破壊し、バラバラに散らした。
 全武装の一斉発射による攻撃を行うユーベルコード、『フルバースト・マキシマム』。それは、123m半径内の対象を攻撃できる能力だ。
 対する毒牙虫の針付き鎌は、威力こそ大きいものの、30cm以内の対象にしか使えない。触手による攻撃はもう少し射程が長いが、いくらでも伸ばせるわけではない。
「どんなに恐ろしい攻撃であってもね、届かなきゃ意味がないんだよ」
 グレナディンの余裕の表情が失われることは、なかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・天華(サポート)
 羅刹のガンナーで元気娘。
 基本的にフレンドリーに接する。

『一般人に過度な期待はしないでよね。』

自分は才能など無い平凡な存在だと思っているが実は天才。

二丁拳銃「白雷」と「黒雷」を用いた近距離戦闘も可能で
ナイフや体術も扱える。
装備や戦場の地形を利用した遠近両方の戦闘も可能。
生まれつきの体質と装備の影響で常時帯電している。

世界を放浪して手に入れたアイテムで出来る事の幅が広い。

少々過酷程度の環境は即座に対応適応するサバイバル能力。
美人な元気娘だが暗殺もするデンジャラスな一面も。

家族のみんなが好きだが特に姉が大好きで昔から姉の一番のファン。
出身の隠れ里に自分にもファンが居るとは微塵にも思っていない。



●貫く意志
「つまり――」
 七星・天華(自覚無き天才・f36513)は、考える。
「近づかずに戦えば安全。もし近づかれても、素早く対応できれば問題ない、ってところだね」
 高い集中力によって、天華は答えを導き出した。天才であるがゆえと言えそうだが、本人はそのように思っていない。
「そうと決まれば!」
 栄光の白雷と審判の黒雷、二丁合わせて『クロス・ジャッジメント・グローリー』と呼ぶ、愛用の拳銃を素早く抜き放つ。
「せーのっ!」
 次に、天華はユーベルコードを発動する。『ショック・ソニック・ショック』――装備中の武器の効果・威力・射程を、3倍に増幅する、というものである。シンプルだが、だからこそ強力だ。
 毒針付きの鋏を振り上げ、針の付いた触手を振り乱して、毒牙虫たちが天華へと迫る。
「キミたち、一般人に寄生しようっていうの?」
 黒雷が、白雷が、火を噴く。早業で正確に射落とされた虫が、死んでいく。
「相手は誰でもいいってこと? それとも、強くなりたい?」
 問いがこぼれる。寄生生物からの答えは、求めていない。独り言のようなものだ。
 言いながらも、攻撃の手は緩めない。ばちり、天華の周囲で火花が散った。
(「ボクは家族のみんなみたいに強くは、ないけれど……」)
 そんな自分に寄生しようという理由が、天華には分からない。
「ボクの体は、キミたちにはあげられないよ」
 天華は、二丁の銃を腰のホルダーに収めた。
 彼女の体から、光が溢れ出す。
 これは、『意志の力【F.O.W.】』――あらゆる武器の形状に変化する光だ。弓矢となったその光を、天華は構える。
「ボクには大好きな家族がいるから、ボクは生きて帰らないといけないんだよ」
 番えた光の矢を、放つ。
 ユーベルコードによって威力が増幅された矢が、何匹もの虫たちの命を散らした。

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎



●姫忍の戦い方
 腰まで伸ばした長い金髪をさらりと揺らして、政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)は戦場に立つ。
「確かに集団相手の対応は厄介だけど、悩む時間が勿体ないものね」
 この寄生生物をほったらかしにしていたとしたら、近隣の生物が寄生されかねない。それはまさに、『未来が喰い潰される』と呼んで差し支えない事象であると言えた。
 それは、防がなければならない。
「今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね……」
 ぴん、と朱鞠は狐耳を立てる。
「我が身は枝垂れる柳葉……風の吹くままにそよぎ……向かう刃は我が身に届かぬ……」
 ユーベルコード『柳風歩』――相手のわずかに起こる衣擦れの風から、対象の攻撃を予想し、回避する能力だ。
 相手は虫。衣服を身に着けているはずもない。だが、衣擦れの風を読めるというのに、虫が飛ぶ際に羽から起きる風は読めないという道理もまた、なかった。
 飛来する毒牙虫の触手や鋏を、朱鞠は難なく回避していく。
 朱鞠の拷問具『荊野鎖』が素早く伸びた。蔓薔薇のごとく棘が無数に付いたその鎖は、毒牙虫の甲殻を砕き、傷口を抉る。虫の体内の寄生生物もろとも、確実に虫たちの命を奪ってゆく。
「本当の使い方とは違うけど、仕方ないよね」
 本来、拷問とは恐怖を与え、情報を得るためのものだ。だが、毒牙虫や寄生生物相手にそれができるとは思えない。今回の任務は、あくまで寄生生物の駆逐なのだ。
 だから朱鞠は、敵の命を奪う目的で拷問具を使用している。荊野鎖を用いて、遠慮なく虫の体を破壊していく。
 その間にも朱鞠は、迫る無数の触手や鋏を、しなやかに、まるで柳の葉のように、回避し続けていた。
「相手が触手生やした虫じゃなければ、もっと絵になる光景だったのにね……」
 溜め息交じりに、朱鞠は呟いた。
 鎖がまた虫の体を壊す。残り、半分弱。

成功 🔵​🔵​🔴​

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。



●騎士は撃ち抜く
「力を貸すぞ」
 かしゃん、かしゃんと金属音を立て、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は歩む。音は、彼の両足が床を踏むたびに鳴っていた。
 彼は、両足を機械化したサイボーグなのである。
 飛び交う毒牙虫たちは、触手でアスに刻印を刻むべく、様子を伺っている。
「魔術師の手駒にされていたが、今度は寄生生物に侵された虫というのは、貴様らか」
 弄ばれた命。
 だが、オブリビオンだ。
「幕を引こう」
 蒼く、鋭い光を宿した瞳で、アスは敵を見据えた。
 無言にて、『コード:ドライブ・ザ・ヒドゥンパワー』を発動。ブルーブラスターの効果や威力、射程を3倍に強める。
 彼は、強化を終えた蒼い二丁の熱線銃を、素早く構えた。
 アスが武器を構えたのと同時に、虫も襲ってきた。白く濁った触手を全身から生やした虫が、毒針付きの鋏を振りかざして飛んでくる。
 アスは冷静に、近づいてきた毒牙虫をブルーブラスターで撃ち落としていった。
 毒牙虫が攻撃をする際には、どうしても隙が生じる。それを、アスのサイバーアイは見逃さない。無数に飛んでくる虫という、常人なら混乱しかねない状況だが、この高度演算デバイスが、視覚情報の分析を的確に行ってくれている。
 加えて、アスの沈着冷静な性格が、虫を一匹ずつ正確に撃ち抜くことを可能としていた。
(「近づかれたら刻印を刻まれて終わりになりかねないが……そうなる前に、射程を伸ばしたブルーブラスターで撃ち落とせばいい」)
 アスの考えはシンプルであったが、これは、考えた末の判断であった。
 熱線に焼かれた毒牙虫が、ぽとぽと、ぼとり、床に落ちる。
 アスは視線を、正面から飛来する虫から逸らさず、ひたすら撃ち続けた。
 虫のために祈る暇など、ないのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

桐島院・師走
救いが必要な人がいるみたいだね。
でも、その前に片付けないといけないものがあるみたいだ。

『クレバー・カルキュレーション』を使って、相手の行動パターンを把握しながら接近戦攻撃をするよ。
相手の持っている針は危険だから、触手の先端を狙って「切断」で無効化してしまおう。

鋏なら僕も持っているよ。どっちの方が切れ味が上か、確かめてみようか。

※アドリブ歓迎です!



●神の使いは刃を振るう
 かつん。かつん。
「救いが必要な人がいるみたいだね」
 桐島院・師走(シザーレッグズ・f20989)の硬質な足音が、城内に響く。
 その両脚は、鋏のような造形であった。
 彼が想うのは、この古城の奥にいるであろう、魔術師のこと。
 苦しんでいるというのであれば、神の使いとして、『救い』を与えねば、と師走は考える。
「でも、その前に片付けないといけないものがあるみたいだ」
 周囲を飛び交っている毒牙虫たちを、師走は、夕と朝の色をした瞳で見据えた。
 白い触手を振りかざして真っ先に飛来してきた虫が、一匹。
 針の付いたその触手の先端が、不意に切れて落ちる。
 床で、寄生生物の触手がびちびちと魚のように跳ね、しばらくして動きを止めた。
「この針は、危険だからね。受けるわけにはいかないよ」
 師走が、両手に持った二槍を振るったのである。
 その二槍――『極月』と『氷月』による切断は、ユーベルコード『クレバー・カルキュレーション』での攻撃である。これが敵に命中したことにより、追加の効果が発動する。
 すなわち――。
「神の前では全てお見通しだよ」
 攻撃が命中した敵の行動パターンと弱点を師走が覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強するのだ。
 精密に制御された、師走の機械の身体。それが、相手の情報を読み取るのである。
「……即座に襲ってくる場合もあれば、様子をうかがってくる時もあるみたいだね。いずれにしろ、虫が攻撃する時には隙が生まれる、か」
 師走は呟きを続ける。
「弱点は体内の寄生生物本体と、毒牙虫の背脈管……背中辺りにある器官だね。つまり、切断してしまえばいいんだよね」
 カン、と師走は床を蹴り、跳んだ。
「鋏なら僕も持っているよ」
 弧を描くように、脚を縦に回転させる。
 着地の時には、両脚の間に何匹もの毒牙虫が挟まれていた。
「どっちの方が切れ味が上か、確かめてみようか」
 脚を動かし、刃を閉じる。悲鳴もなく、虫たちは二つに切れて死んだ。
「残りはわずかだね」
 師走は、一刻も早く、魔術師に救いを与えたいと願う。
 そのためにも、この虫たちを殲滅せねばならない。

成功 🔵​🔵​🔴​

シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』 

ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●勇者は前を向く
「この周辺の生物への寄生なんて、絶対にさせないよ!」
 その少女がここに転送されてきた時、この場にいた者には、周囲が明るくなったように感じられたかもしれない。
 キラキラと明るい雰囲気を醸し出す、後光を背負っているかのような金髪碧眼の少女。名は、シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)。
「絶対に負けられない、勇者シフィルの力を見せてあげるよ!」
 ユーベルコード、『勇者三強』。勇気の力、万物の知恵、神秘の霊感――これらにより、シフィルの力が高まる。
 重視したのは、防御力。今回の敵である毒牙虫は寄生生物に侵されていて、その触手で刻印を刻まれてしまったならば、たとえ猟兵でも最悪の事態が起きうるのだ。
 その危険な触手を持つ虫が、シフィルへと飛来する。
「えいっ! やあっ!」
 針付きの触手はセイクリッドシールドによって弾かれ、続けて振るわれた聖剣エデンの刃が毒牙虫を断ち切った。
 次々と襲い来る毒牙虫の、触手や針付き鎌による攻撃。それらをシフィルは正確に一撃ずつ小型の盾で受け止め、眩く輝く剣で切り裂いていく。
「言ったよね、絶対に負けられないって!」
 毒牙虫たちの連続攻撃が一旦途切れたところで、シフィルは聖剣を鞘に収め、後方に下がった。
 逃げるわけではない。これは、最後の仕上げのための準備だ。
「これで一気に決めるよ!」
 聖剣に代わって構えたのは、機関銃であった。選ばれし者に与えられる、『英雄の機関銃』である。
「えーい!」
 トリガーが操作され、銃口から聖なる弾丸が連続で撃ち出される。無数の弾が、毒牙虫たちの体を撃ち落としていった。
 やがて、静寂が場に戻る。空の薬莢が、床を転がる。
「虫はみんな倒せたみたいだね……あとは魔術師だね!」
 シフィルは、古城の奥へ向けて駆け出した。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『ラグーナ』

POW   :    灼熱の魔法陣
【手の平に書かれた魔方陣から放つ炎】が命中した対象を燃やす。放たれた【魔方陣の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    奴隷達よ働きなさい
自身の【血液】を代償に、【洗脳した生物】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【怪力】で戦う。
WIZ   :    許さねえぞ!!!
【怒り】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

●末路
「クソが……絶対に……許さねえ……」
 古城の奥から、怒りに塗れた罵詈雑言が聞こえる。
 その主――魔術師ラグーナは、猟兵たちへと血走った目を向けた。
「許さねえ、許さねえぞ、巡礼者ピルグリム!!」
 それは、猟兵たちに向けた言葉ではなく、自らを蝕む寄生生物に対しての怒りの叫びであった。
 ラグーナの体から伸びた触手が、新たな獲物を求めて揺れていた。
ミーガン・クイン(サポート)
サキュバスの魔女、ミーガン・クインよ。
物を大きくしたり小さくしたりする魔法が得意だわ。

ー行動方針ー
 汚れるの嫌だし、怪我もしたくないわ。
程々に行動するわね。
ー戦闘ー
 拡大縮小魔法を使って戦うわ。
指定のUCを状況に応じて使うわね。
ー公序良俗ー
 勿論守ってあげる。
でも、色目やちょっとしたイタズラぐらいはいいわよねぇ?
ー他ー
 魔法を解決に活かせる事件ならどんなものでも伺うわ。
えっちなことは好きよ、サキュバスだものねぇ♡
絡み・連携・アドリブお好きなように。
それじゃあ、よろしくお願いするわぁ♪



●大は小を撥ねる
「あら、立派なモノをお持ちじゃないの」
 ミーガン・クイン(規格外の魔女・f36759)は、白濁した触手を生やした魔術師ラグーナを見やって呟く。
「針で刺すなんて使い方をするより、もっと有効活用ができそうなのにね」
「黙れ……!! ああ、クソが、許さねえ……!!」
 ラグーナは汚い言葉を吐き、自分の頭を掻きむしった。
 その身体が大きくなっていき、3メートルほどに達する。
「あら、大きくなるの? でも、残念ね」
 ミーガンは、自らの豊かな胸の谷間に手を差し入れる。そこから取り出されたのは、ミニチュアサイズの箱だ。その箱は、たちまち、手のひら大に変化する。
 ミーガンが開ければ、中にはケーキが入っていた。
「大きくなることなら、私は誰にも負けないわ。いただきます」
 ぱくり、そのケーキをミーガンは頬張る。その身体が、拡大を開始した。
 ユーベルコード、『創造魔法クリエイトスペル私を食べてイートミー』。対象の、大きくなりたいという願いを叶えるケーキを創造する力。ミーガンが得意とする、物を大きくしたり小さくしたりする魔法の一種だ。
 やがて。
 古城の大部分を破壊しながら、ミーガンは立ち上がった。その大きさは、50メートルを超えているだろう。
「これよぉ、これ。やっぱりこの、圧倒的な体格差がないとねぇん♪」
 恍惚の表情を浮かべるミーガン。
 足元ではラグーナが何か喚きながら、ミーガンに触手の針を刺そうとしているが、靴の厚さを貫通することすらできない。
「んんっ、美味しい♡」
 ラグーナの感情を精神エネルギーとして味わい、ミーガンは屈み込んだ。
「ごちそうさまぁ♪」
 ミーガンはラグーナの身体を、デコピンの要領で、片手の指を用いて弾く。
 勢いよく弾き飛ばされたラグーナの背中が、石壁に強く叩きつけられた。

成功 🔵​🔵​🔴​

富良裳・アール(サポート)
「えっと、ぁぅぁぅ…こ、こんにちは…」

赤くなったり青くなったりよく顔色が変わり、基本もじもじしています。
かわいいものが好きで、甘いお菓子も好き。
お化けは怖いし、大きな声にもびっくりする。
一般的な感覚を持った、人見知り気味の、普通の女の子です(本人談)。

普通の女の子なので、戦闘になると
「きゃー!」「うわー!」「こないでくださいっ」
等、よく涙目で叫んでいます。
そして叫んでいる限りは的確に、それはもう的確に
武器、ユーベルコードを使用します。
戦える、普通の女の子だからです。

なので依頼は頑張ってこなそうとしますし、
非戦闘員は守ります。
でもやっぱり、平和な依頼がいちばん好き。



●小鳥の涙
「えっと……ぁぅぁぅ……」
 富良裳・アール(普通の女の子・f36268)は、触手を全身から生やした魔術師ラグーナを見て、顔色を青くさせていた。
 かくかくとアールの膝が震える。
 目の前の敵が、怖い。
 アールは、一般的な感覚を持った普通の女の子だから――少なくとも彼女自身は、そう考えている。
「クソがクソがクソがあぁ!! 奴隷ども、何もかも滅茶苦茶にしてやれ!!」
 ラグーナは叫ぶと、自分の手首を噛み切り、血液を代償に、寄生されていない毒牙虫数匹を召喚した。
「きゃー! こないでくださいっ」
 アールは目に涙を浮かべて叫び、手のひらを掲げた。
 毒牙虫とラグーナの触手が、容赦なくアールに向かう。
 しかし、アールがそれらに蹂躙されるような事態は、起きなかった。
 なぜなら、アールが掲げた手のひらからは、荒ぶる炎の渦が放たれたからだ。
 渦を巻く『地獄の炎』は、触手の接近を阻み、虫を焼き落とす。
 的確なユーベルコードの使用――アールは、『戦える、普通の女の子』であるがゆえだ。
「この小娘が……!!」
 消えない炎に包まれたラグーナはアールを睥睨し、再び触手を構える。
「うわー!」
 手のひらを掲げたまま、アールは駆けた。放たれ続ける炎の渦により、触手の針はアールに届かない。
「やめてくださいっ」
 真っ直ぐにラグーナへ向かって駆け抜けたアールは、掲げている手とは反対の手を後ろに引き、ラグーナの腹部目掛けて鋭く突き出した。
 獣爪が、ラグーナの身体に突き刺さり、貫通する。
「……ぐうっ……」
 ラグーナが苦悶の表情を浮かべた。
 アールは傷口をえぐるように鉤爪を動かして、それから引き抜き、素早くラグーナから距離を取る。
 アールの赤茶の眼から、一筋、涙がこぼれた。それは恐怖ゆえか、あるいは――。

成功 🔵​🔵​🔴​

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●ただ、冷ややかに
 轟木・黒夢(モノクローム・f18038)は漆黒の髪をなびかせ、戦場を駆ける。
「畜生畜生畜生! 猟兵の分際で、今さら、のこのこやって来やがって!!」
 魔術師ラグーナの八つ当たりのような叫びにも、黒夢は心を乱されない。
「そちらの事情は私に関係ないのよ」
 素っ気なく言い放つと、立ち止まり、黒翼の大盾を前方にかざす。黒夢に殺到した触手が盾に弾かれ、針が盾にぶつかる金属音が鳴る。傘で雨粒を受け止めたかのごとく、無数に。
 大盾の横から回り込もうとする触手を、黒夢は籠手状の武器で弾いた。この古城の瓦礫を組み合わせただけの簡易武器だが、黒夢が寄生生物の針から自身の腕を守るには、十分であった。
「燃えちまえ!!」
 ラグーナが、魔法陣の描かれた手のひらを黒夢に向ける。そこから、炎が放たれた。
 黒夢は、巨大な盾を持ったまま、高く跳躍し、炎を回避する。
 常人の身体能力ではない。
 黒夢は、強化人間だ。幼少時より、幾度となく改造手術を施されている。
「バケモノが……!!」
「その言葉はお返しするわ」
 ビームキャノン『シャドウサンダー』の照準を、黒夢はラグーナに合わせる。
「さぁ、裁きの時間よ」
 光線がラグーナを射抜く。直後、天から雷が落ち、ラグーナを直撃した。
 ――『裁きの天雷』。
「……う、あ」
 それでもまだ立ったままのラグーナは、口から黒煙を吐く。
 駆けて接近した黒夢が、ナックルウェポンを着けた両手で、ワンツーパンチからのアッパーカットを放つ。重力に従い落ちてきたラグーナは、黒夢の回し蹴りで吹き飛ばされた。
「げほっ、ぐ……」
 ラグーナの身体から生えた触手が、ラグーナを無理やりに起き上がらせた。
「クソが……クソがぁ……!!」
 ラグーナは寄生生物に対して毒づき続ける。
 それを見ても、黒夢の表情が変わることは、なかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)



●老練の技
「あんたも色々、大変そうだね」
 グレナディンは、魔術師ラグーナの姿を見てしみじみと呟いた。
「うるせえ、ババァ……!!」
 狂気に堕ちたラグーナには、もはや単純な罵倒しかできない。
「ババァ、ね。ま、言われ慣れてるさ」
 グレナディンはさらりと受け流す。
「黒焦げになっちまえ!!」
 ラグーナは魔法陣が描かれた手のひらをグレナディンへと向けた。そこから、炎が発射される。
「ほんの指先1本分。それだけで十分さ」
 グレナディンはその言葉どおりに、指先一本を動かした。
 その途端、周辺の瓦礫が浮き上がり、炎からグレナディンをかばうかのように割り込んでくる。
 瓦礫にぶつかった炎が弾け、火の粉が舞い上がった。
 熟達したサイキックエナジーで、瓦礫を遠隔操作したのである。これぞグレナディンの、『老練のサイコキネシス』だ。
「クソが!!」
 ラグーナが全身から生やした触手が、グレナディンに迫る。しかし、その先端の針が、グレナディンに届くことはなかった。
 触手は、グレナディンのサイキックエナジーによって掴まれていた。
「こうしてサイコキネシスで掴んでしまえば、あんたに反撃の術はあるかい?」
「く……!!」
 ラグーナが歯噛みする。
 そのままグレナディンは触手を束ね、万歳の体勢にしたラグーナを空中に持ち上げる。
「は、放せ……!!」
「お断りだよ」
 グレナディンはフォースセイバーを起動すると共に、ブラスターを抜いた。
 ブラスターをラグーナへと連射しながらグレナディンは駆けて、跳躍し、フォースセイバーを突き出す。
 ラグーナのみぞおちにフォースセイバーが吸い込まれ、ラグーナは串刺しとなった。
「あ……あ……」
 ラグーナは目を見開いている。
「そろそろ、終わりにしてやりな」
 グレナディンは、別の猟兵に声を掛けた。そして――。

成功 🔵​🔵​🔴​

桐島院・師走
「怒りに心を支配されるのは虚しいものだよ」
僕が光のある場所へ導いてあげよう。救いを与えるのは僕の天命だ。

『バイオレント・リジェクション』でまずは周囲の触手の動きを封じよう。引き続き、先端の針の動きには気をつけて。
配下を無効化出来たら、今度は本体の魔術師。苦しむことの無いように、可能な限り急所を狙って楽にしてあげたいな。

「僕が貴方の為に祈り続けよう」

※アドリブ歓迎です!



●導き
「怒りに心を支配されるのは虚しいものだよ」
 魔術師ラグーナへと向けて、師走は静かに口にした。
「黙れよ……ああ畜生……!!」
 ラグーナの怒りは、収まらない。
「僕が光のある場所へ導いてあげよう」
 救いを与えるのは、師走に天より与えられた使命。師走はそう信じている。
 ラグーナの瞳が、師走を見る。怒りと狂気に塗れたその表情に、一瞬だけ理性が戻った。
「――嫌だ。死んでたまるか」
 ラグーナの全身から伸びた触手が、師走に襲いかかる。
 とん、と鋏状の脚の先端で床を蹴り、師走は跳躍した。
 両手に持った二槍を回転させ、針が付いた触手の先端を切り落とす。続いて、刃である右脚と左脚が弧を描き、別の触手を切断した。
 きらめき、舞う四刃。これらの連続攻撃は、師走のユーベルコードでもある。
「クソが! 奴隷ども、来い! ……!?」
 ラグーナは自身の手首を噛み切り、配下の生物を召喚しようとするが、何も起きない。
「貴方のユーベルコードは、封じさせてもらったよ」
 師走は言う。先刻の連撃が全て命中した対象は、ユーベルコードを封じられる――『バイオレント・リジェクション』。
 寄生生物とラグーナとの境界は、既にあいまいだ。それゆえに、触手への攻撃によって、ラグーナのユーベルコードが封じられたのだろう。
 かつ、かつ、と、師走はラグーナの方へ歩む。
「……来るな……」
 ラグーナが言う。師走は歩みを止めない。
「来るな……!!」
 師走は立ち止まる。既に二者の距離は、間近。
「やめろおおっ!!」
 ラグーナが叫んだ。
 師走が跳ぶ。
 しゃきん、と音を立て、春待月が閃く。
 ラグーナの頸動脈が深く切り裂かれた。
 急所を狙ったのは、苦痛が少なくて済むように、という師走の慈悲。
 その願いが届いたのか、血を噴き倒れ込んだラグーナは、眠るように息を引き取った。
「僕が貴方の為に祈り続けよう」
 師走がラグーナの傍に屈み込み、十字を切る。
 辿った末路は哀れなれど、せめて、安らかに、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年09月22日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#アックス&ウィザーズ
🔒
#グリモアエフェクト
🔒
#恐怖の刻印
🔒
#ピルグリム


30




種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はカナ・リーアスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト