【サポート優先】働かざるもの毒食うべし
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●地下食品工場にて
「キリキリ働きやがれぇッ!この蛆虫どもォオッ!!!」
何処かの地下施設、武装した警官と思わしき男達が力無く蹲る人々へと拳を振り下ろしている。
「ああん?なんだぁ、その目は。貴様は公務執行妨害でぇ……死刑ッ!!!」
難癖をつけて拳銃を抜き放つ警官に、人影が背後から声を掛ける。
「おやおや、勤勉な同志よ。壊してしまってはイケマセーン。調達も大変なのですカラ」
「これは、アントニオさん」
現れたコック帽の男へ向けて、警官達が一斉に振り返り敬礼を行う。
「んー……しかし、しっかり働いて貰わないとワタシ困ってしまいマス。元気ないデス?キノコパスタ食べマスカ?」
ニコニコと笑うコック帽の男に対して、人々は怯えた表情で立ち上がると作業を始めるのだった。
●グリモアベース
「兄さん姐さん方……お集まり頂きありがとうございやす」
春野・優勝(ガンブレイドゴクドー・f36545)は深々と直角に頭を下げ、猟兵達を出迎えた。
「今回あっしが予知したのはとあるとある地下工場です。そこでは、メガコーポ『フレンチ・フレッシュ・フォーエバー』、通称『FFF』の傘下企業が、サイバーザナドゥでの市場の寡占を狙って、違法な食材を使った依存性の高い食品を生産するため、労働者を不当な条件で奴隷同然に働かせている。
警察は動いちゃあくれません……何せ、その工場の監視員が武装した警官なんですからね。
要はメガコーポとズブズブってぇワケだ」
優勝は苦々しい顔でそこまで告げると今回向かう場所の状況を付け加える。
「まず、工場の場所は人の寄り付かない荒れ果てた区間に位置しています。そこはかつてヤクザたちが抗争を行った場所……どうやら未だに
抗争で使われた地雷やブービートラップが残っているようだ。まあ、おあつらえ向きの場所って訳でさぁ。皆さん方には、そいつを上手い事対処して進んでもらわなきゃならねぇ。
中に入れば監視員の警官と、虐げられる労働者がわんさといるでしょう。好き好んで危ねぇ食べ物を作っている訳じゃねぇんだ、申し訳ねぇが、労働者は助けてやってくれ。
片付いたらいよいよ大将が引き摺り出されるでしょう。名は『アントニオ』、毒を仕込んだ料理を扱う忍術の使い手だ。働きの悪い労働者には、毒の料理で脅しをかけ、屈しない扱いにくい奴は食わして息の根を止めちまう
外道でもある。
野放しには出来ねぇし、工場も残れば今回のような件も繰り返される……諸共きっちり潰してくだせぇ。
警察が動かない以上、こいつは猟兵の領分だ。
……どうか、よろしくお願いしやす」
優勝は伏して願うと、猟兵達を送り出したのだった。
神夜将比古
お世話になっております。
神夜将比古です。
今回はサイバーザナドゥで違法な工場を潰してきて頂きたいと思います。
サポート優先でテンポ良く進めていきたいと考えていますが、通常プレイングも頂けるようであれば、リプレイをお返ししていきたいと思っております。2章以降は断章を入れていきたいと思います。
● 第1章
工場周辺の罠の残骸に対処して工場へと乗り込んで下さい。
● 第2章
監督者の警官達との戦闘となります。勤勉な警察官はこんな場所でこんな事はしないので、然るべき対応をして頂ければ。
● 第3章
メガコーポ傘下企業の代表であるオブリビオンとの戦闘になります。代表のオフィスには「メガコーポ傘下であること」を表す資料が幾つも見つかります。これを回収しておけば、いずれ巨大なメガコーポに一矢報いれるかもしれません。
それでは、よろしくお願い致します。
第1章 冒険
『ビル群の谷間に残るもの』
|
POW : 罠の有りそうな場所を破壊して安全圏を作りながら突き進む
SPD : 罠が作動する前に抜ければいいのだ。全速力で駆け抜ける
WIZ : 罠の位置を予測、避けて進む
|
メイスン・ドットハック(サポート)
『めんどーじゃけど引き籠る為に』
アメジストのクリスタリアンで、熟練の電脳魔術師
攻撃手段は電脳魔術・もしくは電脳魔術や現代技術を使ったトラップ
電脳魔術はミサイルや機銃、大型兵器も精製可能
トラップは地雷、機雷、ワイヤートラップなど様々
またハッキング技術も長けており、機械コンピュータはもちろん、電脳魔術を応用することにより、空間に直接ハッキングを仕掛け、情報を収集することもできる
正々堂々よりかは、搦手で弱点を的確に攻撃するタイプ
心理誘導をしたり、囮を使ってなどもする
仲間との連携は歓迎です
喋り口調は広島弁
「じゃけん→じゃけー」「じゃけえのう→じゃけーのー」と語尾を伸ばすのが特徴的
●餅は餅屋
「なるほど、僕を呼び出したのは正解じゃ。こういうのは作って仕掛けるのも探すのも得意じゃけーのー」
メイスン・ドットハック(ウィザード級ハッカー(引き籠り)・f03092)は電脳ゴーグルを掛けながら気だるげに述べると、AIのサポートを受け、周囲の空間へとハッキングを仕掛ける。
「ひー、ふー……おお、埋まっちょる埋まっちょる。わらわらと見つかるわ」
空間の情報を精査し、トラップの種類まで見極めると、地図へと次々と打ち込んでいく。事前準備と戦略戦術こそが肝要と考えるメイスンは、電脳魔術によるトラップの設置にも長けている。仕掛けられたトラップが早々に暴かれるというのも至極自然な事だった。
「仕掛けられたトラップの位置、種類、全て打ち込んでおいた。じゃ、僕は帰るけーのー。後は任せた」
暴いた情報を詳細に綴った物を他の猟兵へと押し付ける。
ーーめんどーじゃけど引き籠る為にーー
そう、仕事さえ完璧にこなせば、文句が出る事は無いのだ。
成功
🔵🔵🔴
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』
まじめなこと『だけ』はやりたくないのだ!
いかなるシリアスな場面でも最低一か所はネタを挟みたい。ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ(一番好き)等何でもよい。
一応状況をちゃんと前進させる意思はあるので、状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。場合によってはギャグを『変態的衝動』に繋げて身体能力を強化し無理やり状況の改善を狙う事も。
あまりに超どシリアスな雰囲気のためギャグなんか絶対に許さないとMSが判断するのなら、シリアスオンリーも一応可能だが、その時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)。
●いつも身体を張っているリアクション芸人の方々は大変だなぁと思います
「なるほど、後は虱潰しなのだな。だったらこの麗ちゃんに任せるのだ。
ほら、この戦場に会いたい人、いらっしゃーい」
大豪傑・麗刃(24歳児・f01156)の声に、ヤクザの皆さんの複製が次々に召喚されていく。
「オラァ、野郎共。ついに奴らの拠点を見つけた。今日こそは息の根止めちゃる。カチコミじゃあぁっ!!」
元気よく踏み込んでいくヤクザの皆さん。
当然地雷やブービートラップにかかり、次々に吹き飛んでいく。
「ふべらぁっ!!」
「あ、アニキィィィィ!!」
響き渡る悲鳴と絶叫を眺めながら麗刃も飛び出す。
「よーし、わたしも行くのだーー!!」
トラップひしめくフィールドへと飛び込み、案の定吹き飛ぶ麗刃。
はたから見れば実にふざけた光景だが、力技とはいえトラップの数は減っていっている。きちんと状況は好転しているのだ。
その後も麗刃は喚び出したヤクザに続き、身体を張って罠を破壊していくのだった。
成功
🔵🔵🔴
千早・鴉綺
●プレイング
ブラックもブラックすぎる経営だろ。
ここまで酷使しないと生産が上がらないとか、経営下手か!
この世界じゃ比較的当たり前の部類に入るのかもしれねえが。
いや、やっぱ経営下手だろ!!
【POW】
ほかの猟兵とも連携し、《血統封印解放》で貴種ヴァンパイアの力を利用して回避、もしくは破壊してでも、できる限りの最速最短で奥まで進んでいく。
彼らの再就職先とかも考えておいた方がいいのか……?
ともあれ、最大限に恩を売っておけば、まぁ、悪いことにはなんねぇだろ。
もちろん脱出経路の確保も忘れない様にしておく。
共闘アドリブ大歓迎
●人材?いいえ、人財です。
(ブラックもブラックすぎる経営だろ。
ここまで酷使しないと生産が上がらないとか、経営下手か!
この世界じゃ比較的当たり前の部類に入るのかもしれねえが。
……いや、やっぱ経営下手だろ!!)
自身も会社の上に立つ者として思う所があるのだろう。彼らの再就職先とかも考えておいた方がいいのか、などと思考していた千早・鴉綺(|武装機械
《トリプルアポカリプス》
・f02816)は、それを頭の片隅へと追いやり、共有された情報へと意識を切り替える。まずはこの場を片付けなければ先の事案には移れない。
「派手にやっているね。まあ、オレもやる事自体はそう変わらない。続こうか、『Blut entsiegeln.』」
瞳が真紅に染まる。超常の力ユーベルコードは、ヒトの身を貴種ヴァンパイアへと導き、その力を扱う事を可能としていた。
(最大限に恩を売っておけば、まぁ、悪いことにはなんねぇだろ。脱出経路の確保もしておくか)
先陣を切る猟兵に倣い、仕掛けられた罠を破壊していき、手元の情報にはそうして出来た安全な道を追記していく。
かくして、猟兵達の手により地下工場への進路、そして退路が確保されたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『悪徳武装警官』
|
POW : 正義の鉄槌を喰らえッ!この蛆虫どもォオッ!!!
【サイバーザナドゥ化した剛腕】で超加速した武器を振るい、近接範囲内の全員を20m吹き飛ばし、しばらく行動不能にする。
SPD : 公務執行妨害でぇ……死刑ッ!!!
【銃火器による無差別乱射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ : 助かりたいならわかるよな…袖・の・下(ワイロ)♪
対象にひとつ要求する。対象が要求を否定しなければ【顔に唾や痰を吐きつけながら金品】、否定したら【胸ぐらを掴み顔面を殴り付けて闘争心】、理解不能なら【殴る蹴るの集団リンチで生命】を奪う。
イラスト:はるまき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
たどり着いた地下工場……話の通り柄の悪い警官達が人々に睨みを効かせ酷使していた。
「なんだテメェら……まあ、ここを見られたからには大人しく帰すわけには行かねぇ。悪く思うなよ。やっちまうぞテメェら」
取りまとめ役らしき警官が凄むと、周囲の警官達が呼応し、猟兵達へと襲い掛かるのであった。
七星・彩華(サポート)
呪詛すらも従える羅刹の妖剣士。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
口調は我が道を行く姐さん、仲間にはフレンドリー。
支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂だが、かなりの頭脳派。
武器は魔剣・妖刀とは似ても似つかぬ呪詛刀
戦闘狂だが考えた戦術や戦闘の流れが上手くハマる方が感情が溢れ出る。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と二人の娘がいる家族4人共が猟兵。
ユーベルコードは指定した物を怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
あとはお任せ。よろしくお願いします!
「いいねぇ、こいつは分かりやすい悪党だ。つまりは……やっちまって構わないって事だ」
七星・彩華(狂い咲く紅の華・f32940)は向かってくる警官共に向けて笑みを浮かべた。
天上天下唯我独尊、束縛を嫌い己を縛る呪詛さえも降し従えたこの戦狂いはこの状況を楽しもうとしていた。
「さて、お前らは私をどれだけ楽しませてくれるだろうねぇ?」
そして、変ずる。
『天魔破妖流』影技・幻魔降霊呪……従えた呪詛を己に宿し、相手の恐怖の根源へと働きかける。
「な、なんなんだあの化け物は……ええいっ、消え去れ。正義の鉄槌を喰らえッ!この蛆虫がァアァッ!!!」
警官は彩華へと振りかぶるも、恐怖に浮き足立つそれから放たれた拳は、呪詛を纏い力を増した戦狂いに届く事は無かった。
「なんだい、肩透かしだねぇ。もう少し骨のある奴は居ないのかい?」
振り払った警官から興味を無くした様に視線を外すと、残りの敵へと視線を戻し煽る様に見遣ったのだった。
成功
🔵🔵🔴
不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにない相手に対しても無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。
オブリビオンに対しては持ってるなら『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。なんらかの原因でそれらを持っていないなら……なんとかして焼却します。
「オラァ、キリキリ働きやがれっ!!」
倒れ伏す労働者の女性に追い討ちをかけるように警官の拳が振るわれる。
不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)は、その様子を見つけると火炎放射器『リア充ころし(焼却)』を構え、もう片方の手には『ガソリン』の入ったポリタンクを手にすると一言呟く。
「お前、リア充だな」
まあ、警官がどの様な行動をしていたとしても、彼の中ではオブリビオンは皆リア充、状況は大して変わらなかったかもしれないが。
「あぁ?なんだいきなり貴様っ。公務執行妨害でこの正義の鉄槌を「
汚物は消毒だ~~!!」
警官の言葉に被せる様に、静武の叫びと共に炎が放たれた。リア充への怒りにより生み出されたその炎は、静武のその怒りを具現化したかのように警官の群れを焼き尽くしていく。
「リア充は悪だ!」
そう、相手はオブリビオン、悪である事には間違いがないのだ。そうして1人の男の決意により今日も悪は滅びるのだ。負けるな静武!……まあ、なんだ、がんばれ。
成功
🔵🔵🔴
日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です
戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります
普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)
性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります
ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「ーー行くぞ。」
下衆の戯言に耳を貸すつもりはない……という事だろうか。いや、これは彼女の仕事人としての気質の問題だろう。
一言だけの意気込みの様なものを漏らすと、日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)はその脚に纏う月追う狼の名を冠するレガリアスシューズで地を蹴る。
日下流格闘術--幾多の仕事をこなし、積み上げて来た我流の技だ。地を蹴り、壁を蹴り、棚を蹴り……室内を跳ね回り手にしたナイフを振るっていく。その立体機動を活かした近接戦闘術はこの屋内である地下工場で存分に威力を発揮する事となった。
「クソがっ、ちょこまか跳ね回りやがって。降りてきやが……ぐふぅっ」
お望み通り降りてやる……まあ、二本の刃のおまけ付きではあるが。そのまま再び跳び上がる。いくら警官共がサイバー化した剛腕を持ち合わせようとも当たらなければどうという事はない。
そうして彼方は警官共を翻弄し、その手にするナイフで屠っていくのだった。
成功
🔵🔵🔴
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)
「やれやれ、随分やんちゃしてるじゃないか。こいつは楽しそうだ」
グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)は皮肉を交えながら警官と労働者の間に割って入る。
「しわがれたババアがなんの真似だぁ?あんまし調子に乗るとテメェからぶち殺すぞ」
警官の恫喝にもグレナディンが怯む事はない。
「あんまり強い言葉を使うと大した事ない奴に見えるよ。……さ、あんたら、ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?」
警官から視線を外し、労働者達に下がる様に促す。
「こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ。全力で来な」
不敵に笑むと赤く不気味に輝く光刃と古めかしいハンドガンを手にしてそう告げてやる。
「ババア舐めやがって。やっちまうぞ、かかれぇっ!!」
殺到する警官共を切り裂き、撃ち抜く。しかし数が多い。
「負ける気はしないが……少々面倒だね。下がりな、怪我するよ!」
周囲の労働者や猟兵達に向けて告げると、グレナディンは身に纏うオーラを炸裂させ、群がる警官共を飲み込んでいく。
「……さて、どれくらい残ったかね。まだかかってくる奴はいるかい?」
年の功という言葉におさめるのは憚られる……積み重ねて来た経験に裏打ちされた余裕の笑みがそこにはあった。
成功
🔵🔵🔴
エリー・マイヤー(サポート)
ごきげんよう、グリモア猟兵さん。
掃除が必要と聞いて手伝いに来ましたエリーです。
【念動力】で掃除できる相手なら任せてください。
とりあえず、念動力で敵の攻撃を防ぎつつ反撃する感じですかね。
単純に念動力で押したり曲げたり捻ったり千切ったりとか、
集めて一塊にして纏めてぶん投げたりとか、
あるいは重い物を掴んで振り回すのもありでしょうか。
尖った力で貫いたり、鋭い力で切り裂いたりとかもできますよ。
重力を相殺して浮かべて動きを封じたりとか、
逆に地面に押し付けて潰したりもいいかもですね。
まぁ、状況次第でそれっぽく戦えますので、適当にこき使ってください。
精神攻撃なんかは対処が苦手ですが…
やれるだけやってみます。
「これは……確かに掃除が必要ですね。大きなゴミが散乱しているようです」
地下工場へと到着したエリー・マイヤー(被造物・f29376)はその状況を眺めるとそうこぼした。
「そうか、貴様……我々のする事に文句があるか。ならば公務執行妨害でぇ……死刑だッ!!!」
エリーの言葉に警官達は理由を得たとばかりに笑むと、手にした銃火器を一斉に撃ち始める。
「余計に散らかるではないですか。仕方ありませんね。再生開始です」
念動力により空気を振動させ、銃声を模倣する。その音自体に意味はない、震える空気に阻まれ、警官達の放った銃弾は勢いを失い、やがて落下する。
「なん、だと。我々の銃弾が地へと……」
呆気に取られる警官に、ちょっとした小技ですよ、と小さく告げる。
「では、掃除を始めましょうか」
そうして念を前面に放出すると無数の点へと練り直し、押し出す。
「一体何を……ぐぅあぁぁぁっ!」
それはさながら針のように、
警官達を貫いていく。
「さて、お仕事お仕事」
エリーは片付いた物から視線を外し、次の標的に目を向けたのだった。
成功
🔵🔵🔴
スピレイル・ナトゥア(サポート)
精霊を信仰する部族の巫女姫です
好奇心旺盛な性格で、世界をオブリビオンのいない平和な状態に戻して、楽しく旅をするために戦っています
自分の生命を危険に晒してでも、被害者の方々の生命を救おうとします
技能は【第六感】と【援護射撃】と【オーラ防御】を主に使用します
精霊印の突撃銃を武器に、弾幕を張ったり、味方を援護したりする専用スタイルです(前衛はみなさんに任せました!)
情報収集や交渉のときには、自前の猫耳をふりふり揺らして【誘惑】を
接近戦の場合は精霊の護身用ナイフで【捨て身の一撃】を繰り出します
マスター様ごとの描写の違いを楽しみにしている改造巫女服娘なので、ぜひサポート参加させてくださると嬉しいです!
「大丈夫ですか?脱出経路は確保してあります、ここは引き受けますから慌てずに脱出して下さい」
スピレイル・ナトゥア(蒼色の螺旋の巫女姫・f06014)は労働者へと笑顔で語りかけ、他の猟兵が確保してくれた脱出経路へと誘導する。警官達の執拗な暴力により、衰弱や疲労の見える労働者も多かった。
「なんだ、お嬢ちゃん。俺達の邪魔をすると痛い目を見るぜ。……退きな」
「退きません、この場の様子を見たら貴方方を通す訳にはいきません」
毅然とした態度、例え自身を犠牲にしたとて人々を守ろうという覚悟。
「優しく言っているうちに言う事は聞いておくもんだぜ……なぁ!?」
警官が胸ぐらを掴もうとするのに気付き、スピレイルは腰を落とすと護身用のナイフを抜き、警官の懐へと潜り込んだ。……放たれる捨て身の一撃、小娘と侮っていた警官は不意を突かれ後退る。
その様子を見てスピレイルは飛び退き距離を取った。
「みなさん。伏せてください!」
手にした突撃銃より炎の精霊が放たれる。着弾したそれは瞬く間に燃え広がり、警官達を飲み込んでいった。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『毒殺料理忍『アントニオ』』
|
POW : 毒殺料理『香り高きキノコパスタ』
【食せば確実に猛毒に掛かるキノコパスタ】を給仕している間、戦場にいる食せば確実に猛毒に掛かるキノコパスタを楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
SPD : 劇毒料理『絶品たる猛毒フグ海鮮ピザ』
【必ず猛毒に掛かるフグが入った絶品海鮮ピザ】を見せた対象全員に「【食べろ!】」と命令する。見せている間、命令を破った対象は【ユーベルコードを含む全ての能力】が半減する。
WIZ : 決戦の料理舞台
戦場内を【絶対料理決戦】世界に交換する。この世界は「【戦いは全て料理勝負】の法則」を持ち、違反者は行動成功率が低下する。
イラスト:もとい
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
飯綱・杏子(サポート)
あの
食材を狩ればいいっすね? 任せるっす。
とりあえず
ヒト型でなければ食うことを考えるっす。
宇宙船やリビングアーマーの類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるっす。
何なら味付けでどうにかするっす。
一応【毒耐性】持ちなんで、毒は利かないっすよ。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす。
多少の怪我は厭わず積極的に飲み食いします。他の猟兵に迷惑をかける絡み酒はしないっす。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する絡み酒はたぶんしないっす。
あとはおまかせ。よろしくおねがいするっす!
御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!
バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?
戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!
七詩野・兵衛(サポート)
『アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長 七詩野兵衛である!』
アドリブ他の猟兵との絡みカオス?も歓迎
見方によってはギャグキャラ化する
怪我は厭わず積極的に行動する。むろん各種技能は使うが。
何らかの事情で必要がある場合以外は、
他の猟兵に迷惑をかける行為や公序良俗に反する行動はしない。
我輩の応援は森羅万象の全てが鼓舞する対象だ!
それは巻き込まれた一般人から士気の足りぬ兵達。
たとえ枯れ果てた森だろうと、
無念にも死んだ者達の魂や死体であろうとも!
我輩の迸る『気合い』と滾る『情熱』で
ありとあらゆるものを鼓舞するのだッ!
(というある種の狂人?らしきもの)
だが、意外と常識的に考えて普通に戦闘をする事もある。
バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
ご用命あらば即参上! アドリブ連携歓迎デース!
普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
戦闘スタイル:白兵射撃の物理系
各種武装の中から敵に有効なものを選択して用いてくだサーイ!
刀も銃器も、内蔵兵器や換装式ウェポンも、何でもOKデス!
アタック重視でもディフェンス重視でも対応可能デース!
斬り込み、爆撃、弾幕を張ったり、パリィ盾したり、臨機応変に立ち回りマース!
指定ユーベルコードが使いづらいなら、公開している他のものを使用しても問題はありマセーン!
オブリビオンを倒して、ミッションクリアのために力をお貸ししマース!
ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。
口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。
食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆
※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。
緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。
基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。
武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。
クロムキャバリアでも生身で戦います。
不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。
「ンー、高い金を払ったのに使えマセンネ。これでは私が出て行くしか無いではありマセンカ」
不甲斐ない警官共の姿をモニター越しに眺め、溜息を吐く。仕方なしに侵入者の対応へと出向いたアントニオの見たものとは……!!
「はーっはっはっは! 妾、推っ参!……と言う訳で今日の配信である。
オブリビオン相手なので通常は『妾がいろんな世界で怪人どもをボコってみた』なのだが、どうやら料理を出してくれるというので今回は特別豪華二本立てだ。
1本目は題して『オブリビオンの出す料理をみんなで食べてみた』だ。2本目はいつもの配信になる、どうかチャンネル登録者のお主らも安心して見ていて欲しい」
あ、はい、すんごい濃いキャラ付けの動画配信者でした。テンション凄い。
撮影用ドローン群を飛ばして配信を開始した御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が高らかに宣言する。
「さて、では本日の料理人を紹介しよう。スィニョールアントニーオ!!」
間違えても大多数の見る生配信で毒殺料理忍などと紹介してはならない、放送事故である。
「(完全にアチラのペースデース、しかし、料理を食べる流れになっているのは追い風デハ?)ハーイ、皆サンにワタシの料理食べてもらえるの嬉しく思いマス!!」
数瞬の思考の後、場の空気に乗る事を決めたアントニオ……数分後これが大きな間違いだった事に気付く事になるのだが。
「それでは料理を食してくれる猟兵達の紹介だ。まずは様々な
食材を求めてあらゆる異世界を旅する食道楽の悪魔、飯綱・杏子(飯テロリスト・f32261)ゥゥゥッ!!」
「っす。食べる物があるなら頂くっす」
「続いて、アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長、七詩野・兵衛(空を舞う熱血応援団長・f08445)ェェェッ!!」
「押忍!!料理に込められた気合いと情熱、しかと受け止めさせて貰う!!」
「さて、3人目だ。脳筋仕様の戦闘民族(奉公人風味)、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)ェェェッ!!」
「ハロー!
他人の料理を食べるのは勉強になりマース、よろしくお願いしますデース」
「4人目、南国を故郷に持つ自由人。猫グッズ大好き、ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)ォォォッ!!」
「ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!」
「そして5人目、お気楽享楽大食娘、緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)ォォォッ!!」
「今日も元気に食べて楽しく戦おうね!」
「そして、以上の5名にご存じ妾を含めた計6名で頂いていきたいと思う。よろしく頼むぞ!!」
そうして提供されたのは、香り高いキノコパスタとフグを中心とした贅沢な絶品シーフードピザ。もちろん、これらは猛毒である。
バルタンが、動く。
「なるほど……折角デース、この料理を引き立てるメニューでコースにしてしまいマショウ。ご安心くだサーイ!冷めるまで待たせマセン。料理の時間デース!」
その間、10秒。100種類を超える前菜、サラダ等が瞬く間に並ぶ。
「お好きな物をドウゾ。ああ、おススメはこのサラダデース!」
並べた料理はそれぞれ別々の状態異常・負傷・呪詛を治療できるようになっている。猛毒を治療するサラダをおすすめとして示す。料理人として料理に毒は盛らない、目の前の
男の出した料理はその信条に反する。だから台無しにしてやるのだ。
--食後--
「ふぅ、キノコの香りが鼻を抜けて、美味しかったぁ」
「ピザもたくさんのお魚が乗っててモチモチして美味しかったにゃあ」
「どちらも絶品だったッスよ」
「うむ、気合いと情熱に溢れた実に素晴らしい料理だった……毒さえ盛られていなければな」
そう、予め伝えられていた事だ。彼の出す料理には猛毒が盛られている。
「知っていて食べた、と。いいデショウ、食べたからには同じ事。キサマラは私の術中にハマっていマース」
勝利を確信し余裕の笑みを浮かべるアントニオに兵衛も情熱の笑みを返す。
「さて、次はこちらの番だ。我輩の声援は神羅万象を鼓舞するッ!この世のすべてに届け我輩の応援……ッ!応援活法『極限鼓舞』!」
胸を張り、仲間へとエールを送る。次は己の情熱と気合いを魅せる番だと言わんばかりに。その鼓舞は間違いなく、猟兵達の背中を押していた。
「最後に食べるはデザートにゃ!いっぱいいっぱいあるのにゃ!どれ食べるのにゃ?」
ミーヤも仲間の気分を盛り上げようと山盛りのスイーツを提供していく。
「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ……うん、いっぱい食べられるね!」
言うが早いか端から手をつける透乃。
「さて、いっぱい食べたし、戦おうか!」
「
ヒト型っていうのが気が乗らないっすけど、あの
食材を狩ればいいっすね?」
重く頑丈な大斧を手に元気よくアントニオに迫る透乃に続き、杏子も手にした巨大なキッチンハサミを分解すると、一対の双剣のように扱い、アントニオへと斬りかかる。
「動きが、軽いっっ!?何故デスか、私の猛毒料理を確かに食べたハズ!!」
「んー……いっぱい食べたからかな?」
「ああ、わたし毒耐性持ちなんで、毒は効かないっすよ。酔うけど。……そう言えば今日はそれもないっすね、パスタとピザ以外の料理が良かったんすかね?」
驚くアントニオにそれぞれの答えが返されるが、バルタンの料理の解毒効果で皆普通に動けていた。そこに兵衛の魂の鼓舞が加われば当然とも言えるだろう。杏子の方は……まあ、100種類もあれば、酔い覚ましの効果のある料理も混ざっていたかもしれない。
「くたばれ、消え去れ、あの世の果てまで飛んでいけー!罷迅滅追昇!!」
「ノォォォォーーーッ!!私が、こんな場所で潰えるワケニハァァァァ!!」
毒の料理が無力化された以上、アントニオに打つ手はない。透乃のショルダータックルからの大斧による重い打ち上げによりフィニッシュである。
「うむ、美味しい所は持っていかれてしまったな!!まあ、そう言う日もあろう!流れるように2本目に移ってしまったが、『妾がいろんな世界で怪人どもをボコってみた』……いや、今回はボコられるのを見てみた、が正しいか。ともあれ、チャンネル登録はこちらだ、よろしく頼むぞ!!」
--こうして、サイバーザナドゥにおけるメガコーポの企みがまた一つ潰えたのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴