これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●
猟兵たちは予知を聞くためにグリモアベースにやってきた。そこではヒース・アーベル(胡散臭い掃除屋・f35538)が白い煙が沸き上がる壺をしげしげと眺めていた。何をしているのだろうか。疑問に思うが、ここにグリモア猟兵である彼がいるということは、何かしらの予知を見たのだろう。猟兵たちはヒースに「何をしているんだ?」と尋ねた。
「ああ、皆さん。お集まりでしたか。待ちくたびれましたよ」
そう言うと、ヒースはにっこりと笑った。どうやら、猟兵である自分たちの到着を待っていたらしい。しかし、今回はどんな内容なのだろうか。
「UDCのある職員が、過去の遺物の資料を発見しました。とはいえ、それはとうに紛失していまして……いくら探しても見つからず。非常に困っていました」
ということは、その紛失した物を探す手伝いをすればいいのだろうか。そう思ったが、ヒースは「いいえ」と首を横に振る。
「ま、探しても見つかりはしないんですよ。なにせ、その遺物はカクリヨファンタズムに流れていますので。
その遺物なのですが、どうやら呪物の類でして。骸魂に憑りつかれてはいないのですが、それに当てられたある妖怪がオブリビオン化しています。彼女を倒せば、呪物と分離することができますので、いつも通り対処をお願いします」
概要は分かった。しかし、その呪物とやらでオブリビオン化してしまうなんて、一体どんな代物なのだろうか。
「UDCの職員が持っていた資料によりますと、その遺物の名前は『冷廟』だそうです。なんでも、死体を長期保存するのに役立つとか役立たないとか。ま、古い資料なので信憑性は低いですけどね。で、白霧嬢子――今回のターゲットですね。彼女は雪女なのですが、冷気の力が増しているみたいです」
となると、ある程度防寒対策をした方が良さそうだ。とりあえず、装備を整えるか……と考えている最中に、ヒースはグリモアを召喚する。
「ああ、そうそう。彼女は迷宮化した商店街の奥にいます。そこには、防寒具があるみたいなので、必要があればそこで調達してください。それでは、宜しくお願いしますね」
ヒースはそう言い切ると、猟兵たちの了承の言葉を待たずに現場へと送り届けた。
萩野 千鳥
はじめまして、こんにちは、こんばんは。萩野千鳥です。
早速ですが簡単に説明致します。
『第一章:冒険』
迷宮化した商店街の最奥を目指してください。
必要があれば、防寒具の調達もここでできます。
『第二章:ボス戦』
白霧嬢子との戦闘です。呪物『冷廟』に当てられオブリビオン化しています。
倒せば分離しますので、倒してください。
『断章について』
特に入れる予定はありませんが、入れる場合は、プレイング受付時間等をタグ上でお知らせ致します。
『他』
アドリブ、共闘不可の場合は、その旨をお伝えください。(例:ア×、共×、等)
また、こちらはサポート優先シナリオです。通常プレイングも受け付けますが、絶対に採用するというわけではありませんので悪しからず。
第1章 冒険
『レトロな商店街迷宮』
|
POW : お店を覗きつつ、とにかく前に進んでいく
SPD : 近道らしき道を探りながら進む
WIZ : 雰囲気を懐かしみながら進む
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
|
ニノマエ・アラタ
ふだんは無口(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)
だが、状況に応じて会話する。
相対する存在への礼儀は忘れない。
敵を前に怯えたり、ひるんだりはしない。
ユーベルコードは有効と判断すればどれでも使用、
怪我は厭わず積極的に行動する。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしない。
依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。
あとはおまかせ。絡みやアドリブは常に歓迎。
●冒険章に参加した場合
レトロな雰囲気にひかれて、気がつけば商店街をそぞろ歩いていた。
どんな店でも興味を持って覗く。
ただ、客引きや客寄せにはつかまらず。
すすめられても、さらりと流す。
そもそも、たいして目立たない存在であること、を意識している。
グリモアベースから迷宮化した商店街前へと送り届けられたニノマエ・アラタ(三白眼・f17341)。なんとも懐かしいレトロな雰囲気の商店街に、アラタは誘われるように足を踏み入れた。商店街の入口には、商店街内の大まかな地図が描かれた看板が立っている。この地図によれば、この商店街はこじんまりとした、よくある商店街のようだ。だが、この商店街は既に迷宮化している。地図は当てにならないだろう。
「……行くか」
念のため、地図を記憶して歩を進める。入口から眺めるだけならば、普通の商店街と変わらない。だが、先へと進んでいくとその異質さに嫌でも気づく。アラタは商店街に並ぶ店を覗き見る。そこに売っている商品は、特に変わった物はない。食べ物や、雑貨、服など。若干レトロさを感じるが、そこがまた良い。時々足を止めながら、外から店内を覗き見る。そうしている内に、ある店で店番をしている人と目が合った。するとその店番がアラタに声をかける。だが、その声に生気はない。
「おいで、おいで……」
「…………」
アラタは無言で会釈をすると、その店から離れる。冷廟とやらの遺物の影響だろうか。とにかく、早く対処した方が良さそうだ。とはいえ、入口にあった地図を思い出しながら進むが、右へ曲がれば元の道に戻り、左に進めば全く別の場所に出るといった有様だ。
(確か、最奥にいる白霧嬢子は冷気の力が増しているんだよな? それなら……)
今までなんとなく感じていた冷気を辿る。彼女に近づいているのだろうか。進むにつれ、徐々に冷気が強くなっていく。夏が近づいているというのに随分と涼しい。どうやら、冷気を辿る、というのは正解だったようだ。アラタは自分が目立たない存在であると意識しながら、時々店の様子を確認しながら最奥へと進んでいった。
成功
🔵🔵🔴
木元・祭莉(サポート)
「なになに? ドコ行こっかー♪」
14歳の人狼少年。
前衛肉弾派で、先頭に立って積極的に行動します。
まだまだ未熟なアホの子です。
いつも深く考えず、場合に応じて反射的に、楽しそうにテンション高く対応します。
どどーん、ばばーん、ひゅいーんなど、擬態語を多用します。
ユーベルコードは、地味な使い方をすることが多いです。
アイテムも地味ですが、時に妙な使い道を閃きます。
テキトーに、ヘンな使い方をしても大丈夫です!
いつも笑顔で、後先考えず。でもちょっとビビリ。
鳥類全般がちょっとコワくて、わんこが大好き。
冒険中は、野性の勘を信じてポジティブに動きます。
罠に嵌まってもニコニコ。怪我をしてもニコニコ。
あとはおまかせ!
「うーん、こっちかなー? いや、こっち?」
木元・祭莉(まつりん♪@sanhurawaaaaaa・f16554)は迷宮化した商店街で、あっちに行ったり、こっちに行ったりと、特に深く考えずにうろうろしていた。野生の勘が働いているのか、何故か上手く正しい道を見つけて進んでいく。
「ひゅいーん! おっ、これ駄菓子かな?」
ぱたぱたと駆けていく祭莉の目に、駄菓子屋らしき店が映る。特に考えることもなく、祭莉はその店に足を踏み入れた。
「おじゃましまーす!」
「……いらっしゃい」
店の奥から、しゃがれた声が聞こえた。店員だろうか。姿が見えないが、多分腰が悪いのかもしれない。祭莉は特に気にすることもなく、駄菓子を見ていく。
「ん?」
様々な駄菓子が並ぶが、それらのパッケージに触れると、何故だかそのどれもが妙に冷たい。冷房が点いているわけでもないのに……と、祭莉は首を傾げる。すると、急にぞわり、と背に悪寒が走る。ゆっくりと店の奥の方へと顔を向ける。
「……どうしたの? ほら……おいで……?」
青白い手が手招きしている。その手には血の気がないように思えた。
「ぅ、ひゃああ! し、失礼しましたぁ!!」
祭莉は慌てて駄菓子屋から出ていくと、そのまま商店街の奥へと走り抜けていった。
成功
🔵🔵🔴
白匣・覚醒(サポート)
怪奇人間の猟奇探偵×四天王、32歳の男です。
普段の口調は「シロベヤ(私、君、呼び捨て、言い捨て)」、演技時は「KP(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
存在が密室です。白い部屋です。
KP時の口調でお願い致します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ~……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ~?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ~。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう~。
案ずるより産むがやすしともいいますしぃ、躊躇うよりはいいですよねぇ~?
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ~。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう~。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ~。
※アドリブ・絡み歓迎
「白い部屋がこうして迷宮に立ち入るとは、なんとも奇怪。いや、こうして貌があるのも可笑しな話だが」
白匣・覚醒(密室探偵・f22856)はレトロな商店街の入り口に立ち、中をまじまじと観察した。本来ならば、カクリヨの住人がいる筈のそこに、誰かが成り代わっているような気配。覚醒はそれを感じ取ると、地面で横になって眠っている猟兵、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)を揺さぶった。
「ふあ……あらぁ? もう始まっていましたかぁ~?」
「ええ、始まっていますとも。そろそろ向かいましょう」
眠斗は目をこすり、ゆっくりと立ち上がる。服についた砂埃を払うと、覚醒と共に商店街へと足を踏み入れた。
「雰囲気の良い商店街ですねぇ~」
「確かに、雰囲気は良いですね。カクリヨらしいと謂いますか」
覚醒はちらり、と立ち並ぶ店を横目で見る。店に並んでいる物に何ら不思議な物はない。だが、その奥に在るのは、自分とはまた異なる性質を持った異形。
(あのグリモア猟兵が謂うに、冷廟は死体を長期保存するのに役立つ遺物であり呪物。資料は古くて当てにはならないらしいが……)
ふむ、と考えながら商店街を進む覚醒。その隣で欠伸をしながら歩く眠斗は、ふと、あることに気づく。
「ん~……?」
眠斗はぴたり、とある脇道の前で止まる。彼女が足を止めたことに気づいた覚醒は、振り向いて尋ねた。
「どうしましたか?」
「なんといいますかぁ~……こっちの方から冷気が来てる、気がしますぅ~」
「冷気、ですか」
覚醒が脇道の前に立つ。その先は迷宮化の影響か、暗闇になっており見えない。しかし、眠斗の言う通り、薄らひんやりとした冷気を感じる。
「眠かったのでちゃんとお話を聞けなかったんですけどぉ、確かこの先にいるオブリビオンは冷廟のせいで冷気の力が増しているんですよねぇ? 私も雪女なのでなんとなぁくですがぁ、分かるんですよぉ~」
「分かる、というのは……」
「この冷気……多分、雪女の力ですぅ~。ですからぁ、この冷気を辿れば彼女の元へと行けると思いますぅ~」
「そうですか」
同種族だからこそ分かったのだろう。眠斗の言葉に覚醒は頷く。
「ならば、そちらの道を行きましょう。なに、こういうのは、間違えても元の場所に戻るだけでしょうから」
「それじゃあ、行きましょうかぁ~」
二人は先の見えない脇道へと進む。すると、また別の店が立ち並ぶ商店街へと繋がっていた。
「間違っていましたかねぇ~?」
「いえ、これは……そのまま進みましょう」
「分かりましたぁ~」
そのまま二人は、眠斗が冷気を感じる方へと進んでいった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第2章 ボス戦
『白霧嬢子』
|
POW : 寒冷ニ、凍エ脅エ
【生命活動を維持出来ぬ程の冷気】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD : 悲嘆ニ、暮レ征ク
攻撃が命中した対象に【哭き已む事の出来ぬ悲哀の情】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【精神を蝕む絶望感】による追加攻撃を与え続ける。
WIZ : ゆきめぐりても、あはむとぞ
【今一度、お前様と出逢いたい】という願いを【対峙する猟兵たち】に呼びかけ、「賛同人数÷願いの荒唐無稽さ」の度合いに応じた範囲で実現する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
ニノマエ・アラタ
ふだんは無口(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)
だが、状況に応じて会話する。
相対する存在への礼儀は忘れない。
敵を前に怯えたり、ひるんだりはしない。
あとはおまかせ。絡みやアドリブは常に歓迎する。
●ボス戦章に参加した場合
敵の動きを封じこめるべく、積極的に攻撃します。
攻撃することで弱点を探る等、突破口を開こうとします。
後先のことは考えず、全力で敵に突撃します。
動きながら敵の動きのクセを把握し、次の一撃へ繋ぎます。
白霧嬢子と商店街を解放したいと考えます。
大勢の多種多様な、
想い様々が交錯し、冷廟からあふれたのかもしれない。
……しかし、寒すぎるのはどうかと。
冷気を追い、商店街の最奥へと辿り着いたアラタは、一人の女性の後ろ姿を発見する。彼女は白い肌に美しい着物を纏っている。
「……お前が白霧嬢子、か」
「…………」
返事はない。だが、アラタの声に気づいたのか、ゆっくりと振り返る。彼女がUDCアースの遺物『冷廟』に当てられオブリビオン化してしまった雪女。彼女を、そしてあの迷宮化した商店街を救うためにも、一度彼女を倒さなくてはならない。
アラタは腰に差していた打刀『妖刀 輪廻宿業』を抜くと、彼女に向かって全力で駆ける。距離を詰め、刃を白霧嬢子に向ける。しかし、彼女はとん、と後ろへ下がりその刃を躱す。それでも、アラタは諦めることはない。構えなおし、次の一手を決める。
「……諸共に」
再び同じ攻撃を仕掛けたのだと思ったのだろう。白霧嬢子は先程と同じように避ける。だが、アラタの仕掛けた攻撃は先程の攻撃とは全く別物だった。身体を傷つけることなく、この世界に存在するための因(よすが)を斬る。ただの斬撃ではないのだ。それに白霧嬢子は気づかなかった。
「……!」
「さぁ、もう一手」
もう一度構え、斬ろうとした。白霧嬢子も黙ってやられるだけではない。彼女はすっと手を上げると、今までも十分涼しいと思える程だった冷気が、周りに放たれる。
「っ!」
アラタ自身には耐性があるとはいえ、このまま温度が下がり続ければ攻撃どころではない。彼女の攻撃を中断させるべく、再び近づき斬る。
「様々な想いが交差し、冷廟からあふれたのかもしれない。だが……寒すぎるのはどうかと」
「――!!」
スパッと一撃を入れる。冷気を放っていた白霧嬢子は、避けることなくアラタに斬られた。しかし、傷は浅い。
「まぁ、中断できただけでも上々だな」
アラタはそう言うと、改めて白霧嬢子に刃を向けたのだった。
成功
🔵🔵🔴
シホ・イオア(サポート)
『前へ進む、痛みと祈りがシホの背中を押してくれるから』
怖くなって緊張すると 口調が硬くなる
背中の聖痕で相手の悩みや痛みを感じ取ってしまうため
敵でも癒したい・終わらせてあげたいという方向で動く
罠や防衛戦では建造物を作り豪快に解決することが多い
自衛手段を持たないものがいる場合は救助を優先
ユーベルコードは遠距離戦に強いものが多いが
残像を纏い剣と銃を使って接近戦も行ける
輝いているため隠れるのは苦手
一人称は「シホ」
連携アドリブ歓迎
じんわりとシホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)の背にある聖痕が痛みだす。シホの聖痕は、相手の悩みや痛みを感じ取る。今感じる痛みも、目の前にいる白霧嬢子の痛みだろうか。
「大丈夫だよ。すぐに助けてあげる」
この冷気の中、水着で過ごすのは正直辛い。だが、冷廟に当てられオブリビオン化している白霧嬢子に比べれば、この程度なんてことはない。そう思いながらおもむろに腕を上げ、呼びかけるように叫ぶ。
「輝石解放、アンバー! 来たれ、荒れ狂う水を統べる竜よ!」
シホの声を合図に、竜が召喚される。その竜は白霧嬢子を囲むように、水のブレスを吐く。水流に包囲された白霧嬢子は、それに動じることなく冷気を増す。だが、水とはいえ竜のブレスだ。普通の水のように完全に凍ることはない。
「むしろ、滑りやすくなって好都合だよ!」
凍った部分の上を水が滑る。その水流にシホは身を任せ、白霧嬢子の元へと勢いよく飛び出す。
「とりゃー!」
「……!!」
その掛け声と共にキックを白霧嬢子にお見舞いする。身体の小さいシホだが、その威力は水流も相まって力は増している。白霧嬢子がふらつきながらも、一歩後ろへと後退する。シホは綺麗に着地を決めると、彼女を救うために再び対峙した。
成功
🔵🔵🔴
七星・彩華(サポート)
羅刹の呪詛すらも従える剣士。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
口調は我が道を行く姐さん、仲間にはフレンドリー。
支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂だが、かなりの頭脳派。
武器は魔剣・妖刀とは似ても似つかぬ呪詛刀
戦闘狂だが考えた戦術や戦闘の流れが上手くハマる方が感情が溢れ出る。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と二人の娘がいる家族4人共が猟兵。
ユーベルコードは指定した物を怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
あとはお任せ。よろしくお願いします!
イスラ・ピノス(サポート)
セイレーンの冒険商人×ゴーストキャプテン、16歳の女です。
普段の口調は(僕、あなた、~さん、だね、~だよ、~の?)、
商売とか交渉でのお仕事向きは(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
損得勘定や意識は強いので『全体の被害を減らすこと>より大きな結果を出すこと』の優先度で出来る限り頑張ります!
基本現地の人や敵性でない動植物・建造物は大事にします
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「冷廟に当てられたあなた、被害者の一人。だけど、この商店街を迷宮化や冷気はあなたを倒さないと止まらなさそう。だから、少し我慢してね」
イスラ・ピノス(セイレーンの冒険商人・f26522)は自分自身を、持っていた短剣と一緒に透明化し、姿を目視できないようにする。白霧嬢子は見えなくなったイスラをきょろきょろと探し出すが、彼女は見つけられない。その隙に七星・彩華(狂い咲く戦場の華・f32940)が呪詛刀『常闇』を手に白霧嬢子を斬りつける。
「……!!」
「ほら、余所見してたら危ないよ!」
もう一度、彩華は常闇を振るう。白霧嬢子は流石に見えているその攻撃はひらりと躱し、吹雪のようなものを起こす。
「くっ!」
向かい風に耐えながらも、彩華は白霧嬢子に立ち向かう。白霧嬢子も、吹雪の中諦めずに立ち向かう彩華を更に迎え撃とうと目論んでいた。その時――
「余所見していたら危ない、と綾香さんが言ってたでしょ?」
「――っ!」
透明化していたイスラが、白霧嬢子の背後から短剣を刺す。意識の外からの攻撃で、今までに蓄積していたダメージも相まって、吹雪は止み、白霧嬢子はゆっくりと倒れる。
「――……」
「さぁ、これで終わりだよ」
イスラがとどめを刺そうと短剣を振り上げる。しかし、白霧嬢子の吹雪が渦を巻くように再び吹き荒れる。まだ戦意が残っているようだ。これ以上近くにいれば、氷漬けにされる……そんなイスラの勘が働き、白霧嬢子から離れる。すると、彼女はふらふらしながらもゆっくりと立ち上がった。
「――――!!」
「まだやり合おうって言いたげだな!」
彩華は常闇を構える。その隣でイスラも短剣を持ち、先に白霧嬢子へと跳びかかる。
「それっ!」
「――!」
「ほら、次はこっちだよ!」
「――――!」
二人の息の合った連撃に白霧嬢子は対応しきれず、彩華に斬り伏せられてしまう。
「今度こそ、終わらせてくれるよな?」
まだ立ち上がる白霧嬢子の前に、二人は武器を構えて次の一手へと繋げる布石を打った。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎
「あらあら……。大変な事態です。微力ながらお手伝い致します」
一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。
先ずは私や仲間へ【オーラ防御/結界術】展開、守りを。
【早業/軽業/地形の利用】で移動。
敵の攻撃は防御結界で弾き、物理攻撃は薙刀で【武器受け】し薙刀or式神の黒揚羽で【咄嗟の一撃/カウンター/2回攻撃】。
UCは戦況と効果次第で適切なものを使用。
可能な限り【早業】で敵のUC発動前に発動。
後はお任せ。
「――!!」
フラフラとなりながらも、抵抗する意思を見せる白霧嬢子。だが、もうその身体は限界を迎えているように見える。
「もう終わりにしましょう。これ以上は、あなたの身体が持ちません」
土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)は薙刀を構え、念のために自分や味方に対して結界を張る。最後の悪足掻きで被害を出さないためだ。
「――、」
「何を言っているのかは分かりかねますが、あなたが苦しんでいることは分かります」
面の下の表情がどうなっているのかなんて、分からない。けれども、白霧嬢子の放つ冷気に、どこか限界のような物を感じとったのだ。
「はっ!」
颯爽と白霧嬢子との距離を詰め、薙刀でまずは一度、そして二度斬る。彼女にはもう避ける気力がなかったらしい。そのまま攻撃を受け、その場に倒れた。
「あなたのその冷気は、冷廟の力も相まってのことでしょう。ですから、それさえ切り離してしまえば……」
白霧嬢子の背後に、ちらりと壺のような物が見えた。あれが冷廟だろうか。そこからうっすらと白い靄のような物が噴き出て、白霧嬢子を包んでいるようにも見えた。だが、それはもう分離したおかげか、徐々に薄れていく。
「……さあ、こちらへ。安全な場所へとご案内いたしましょう」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)の放った白薔薇の花弁の竜巻が、白霧嬢子を包む。オブリビオン化が解けた彼女は、もう意識がないからかそれを拒否することなく受け入れ、自らの住処へと転送された。残されたのは、白霧嬢子を狂わせた冷廟のみ。
「流石に、これをこのままここに置いておくことはできませんわ。このまま一旦持って帰りましょう」
このままここに置いておけば、白霧嬢子は良くても迷宮化した商店街は元に戻らないだろう。それに、他にこの冷廟に当てられる者が現れるかもしれない。リズはそっと冷廟と思われる壺を抱えた。
『――、』
「? 今何か――」
リズは後ろを振り返ってみるが、特に何もない。ただ、そこには迷宮化が徐々に解かれていく商店街があるだけだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴