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害虫駆除、あるいはご飯泥棒

#アックス&ウィザーズ #戦後


● グリモアベース
「あふぅ、今日もみんなにお願いしたい予知を見たの、ん……ごほんっ!」
 夢を通じて予知をおこなう、グリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)は眠気に縺れるせいで舌足らずになりつつも、グリモアエフェクトで『大いなる危機』を猟兵へと伝えていく。

「今回はアックス&ウィザーズで冒険者に依頼された『金食い虫』の討伐に同行して欲しいの」
 曰く、『金食い虫』というのは比喩でもなんでもなく、本当にお金を食べてしまうのだ。それも、いつの間にか財布の中に居たりするという。中には冒険の依頼料を喰われたという話もあるというくらいにはそれなりに知名度がある虫のようだ。

「因みにお金だけじゃなくて、金属だったりキラキラ光るものに目がないみたいっていう話も聞くからもしかしたらそれが役に立つかもしれないの」
 それから、研究のために金食い虫を使うみたいで、捕獲をすることが出来たら酒場に持ち込めば買い取ってくれるかもしれないの、とほわほわ眠たそうな顔で猟兵にリュートは伝えていく。同様に有力な調査結果があればボーナスが出るかもしれない。

「そこで問題となるのが……実は、この金食い虫は『シマエナさま』っていうオブリビオンの好物だったの。ご飯をとられて怒ったオブリビオンが冒険者を襲ってしまうというのが今回の予知で、皆にはこの現れたオブリビオンを倒して欲しいの」
 食べ物の恨みは恐ろしいとはよく言ったもので、冒険者たちは怒ったオブリビオンとの邂逅を果たし、大きな事件へと発展してしまうというのが今回のあらましというわけだ。

「それじゃあ、冒険者の人とも協力して無事に依頼をこなしてほしいの」
 金食い虫とオブリビオンの討伐に向かうために、綿雲の魔法陣で転移していく猟兵へとリュートは言うのだった。


橄欖石
 オープニングをお読みいただきありがとうございます。
 今回はアックス&ウィザーズで冒険者と協力も視野に入れた依頼となります。
 もちろん協力をせずに単独で依頼をこなす事も出来ますので思いついたプレイングを綴って頂ければ。

 以下、補足です。

● 各章の構成
 第1章:『お金はごはんじゃありません』
 今回の表向きの依頼対象である、森林に出没し始めた『金食い虫』を対応するフラグメントとなります。
 力業で解決してもいいですし、何か別の方法でも構いません。ある程度の『金喰い虫』を対処することでオブリビオンが現れます。

 第2章:『シマエナさま』
 予知で見つかったオブリビオンです、ご飯である『金喰い虫』たちをとられた事に怒って襲いかかってきます。
 つぶらな瞳と白いもふもふが愛らしいシマエナガ型オブリビオン。氷属性の魔法が得意らしく、よく使用しています。
 普段はこの森林には生息していませんが、どうやら『金食い虫』が出没したことによりどこからともなくやってきたようです。

● プレイングボーナスについて
 冒険者たちと協力することでより依頼を有利に進めることができます。
 オブリビオンとの戦いでは猟兵ほどの強さはありませんが、適切な指示と連携を行えば十分に役に立ってくれるはずです。

 それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
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第1章 冒険 『お金はごはんじゃありません』

POW   :    出てきた【金食い虫】を片っ端から駆除する

SPD   :    研究のために【金食い虫】を出来るだけ捕獲してみる

WIZ   :    【金食い虫】の巣や卵などがないか情報を集め、調査する

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ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「冒険者達、【金食い虫】の捕獲と駆除を協力する」
『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ』で識別パルスを照射して『アプロディーテ・フューチャーサイト』で1分先の未来を見ながら『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で適応型ファンネルビットを創造して自身も捕獲機と保存器の機能を有した『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で最適化させて、冒険者たちとの連携で『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で空間飛翔したり『クリアボディ』『アストラル・エレメント・ヴェール』で透明化と視聴嗅覚を駆使して追い込みながら捕獲してゆきます。

「冒険者たち、何かあれば言え」



「冒険者たち、私も『金食い虫』の捕獲と駆除を協力する」
「まさか猟兵さんがこんな依頼にやってくるとは思わなかったよ」
 緩い螺旋を描く、豊かな髪を淡い陽の光を昂然と弾きながら、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)はよく通る声で共に今回の依頼に臨む冒険者に声をかけていく。どこか神秘的な猟兵の優雅な所作にあわせて複雑にうねり、肢体を飾ってまとわりつく、そんな浮世離れした光景もあってか特に隠す気も無かっただろうティティスは周りの冒険者たちから早速一目置かれた。

「適切対応可変型サイコミュ・ファンネルビット展開」
 そしてティティスは自身の周囲に無数のファンネルをユーベルコード『適切対応可変型サイコミュ・ファンネルビット』によって展開。それらをまるで弾丸の速度で森の中の隙間を縫うように奔らせて、金食い虫たちの居所を索敵していく。

「どうした? 冒険者たち、何かあれば言え」
 一人の軽戦士らしき二振りをもった冒険者が猟兵の巧みなファンネルビット捌きをみて目をぱちくりと瞠目させ、それに気付いたティティスはその冒険者に声をかける。
「い、いやぁ……これほどまでに大量の機械をどうやって操作しているのかと思ってな」
「ふむ。これは全てパルスで操作している、それらがさらに自動的に生物を識別しデータを私にフィードバックすることで、更にファンネルを最適化させてより高精度な操作を――」
 つらつらと流れるような説明を目を丸くして見ている軽戦士の冒険者、恐らくは言っていることの一割も理解はしていないだろう。それでも、言葉の節々には相づちをうってその説明を楽しげに聞いている。

「はぇー……すっごいんだな、詳しいことはさっぱりだけどアンタが凄い技術でやってるって事は分かったよ。俺はドルチェ、その浮かんでる機械の一つよりは役にやって見せるぜ」
「ティティスだ。では、あちらの倒れている大木が見えるな? その影に無数の金食い虫の反応があった、他の冒険者にも伝えてその対処をして欲しい」
 任せてくれと、元気いっぱいに返事をするドルチェ。それに対してティティスは目的の1つが達成できたことを確認し、僅かに安堵を浮かべる。
「こうして冒険者たちと協力すればオブリビオンが突然現れたとて、彼らに被害が出る事はないだろう」
 そう、ただ殲滅するだけならば何も冒険者の手を借りる必要もなかったのだ。ティティスは彼らの安全を担保するという目的のために協力をした。

「終わったぜー。次はどうすればいい? ティティスさん」
「そうだな次は――」
 次々とファンネルによって知覚した金食い虫の存在を伝えて連携を行っていく。当然、オブリビオンが潜んでいるかもしれない危険な場所は透明化と視聴や嗅覚を駆使して追い込みながら捕獲し、空間飛翔などをしながら彼らのフォローも忘れずにしていく。案外こうした冒険者たちとの連携も悪くないと小さく笑みを溢すティティスだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

桜井・乃愛
アドリブ・連携歓迎

●心情
金食い虫とは、恐ろしい虫も居るものなんだね。
研究の為にもなるのだったら、出来るだけ沢山の虫を捕まえてみようかな。

●行動
『神霊の契約』を発動させて、霊と協力して
金食い虫を探してみるね。
霊と手分けして行動しつつ、私も【団体行動】で冒険者たちと
協力して金食い虫を探すよ。
「わわっ、こんなところに虫が……!これが金食い虫なのかな?」
金食い虫は、持ってきた籠の中に入れる様にしながら捕獲していくね。
「これだけ集めたら上出来かな?」
あとは、オブリビオンの出現にも備えておくね。

「冒険者の皆さん、気を付けてね。私から離れない様にね。」



「ほんと! 前に見かけた時は大変だったんだから、報酬で貰った銀貨の袋に穴を開けられて全部食べられちゃったんだよ」
「それは何とも災難な話だ、本当に文字通りに”金食い虫”なんだね。なんとも恐ろしい虫も居るだね」
 桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)はその明るい雰囲気で直ぐに同行する冒険者たちと打ち解けて、彼らが知る『金喰い虫』のエピソードを聞いて、どうするかと考えを巡らせる。どうやら本当にお金が大好きなようで、どこからともなくお金の嗅ぎつけてやってくるようだ。

「お金を食べにやってくる! そうだ、逆にそれで虫たちをおびき寄せるのはどうだろうか?」
「確かにそれが出来れば仕事は楽に進むだろうけど、一体どうやって」
「それはね! こうやるのさ、この地に眠る霊よ、私の力になってね!」
 桜井はユーベルコード『神霊の契約(ゴースト・コントラクト)』周囲に眠る霊たちを呼び寄せる。そして霊たちに依頼を受けた酒場のマスターから受け取った籠をそれぞれ渡していくと、エルフの冒険者に一つお願いをする。

「おびき寄せるための餌、銀貨でも良いし銅貨でもいいんだけど……お願い出来るかな? 悪いんだけど私、ちょっと手持ちがなくって」
「なるほどね、それでおびき寄せようって事。了解したわ、ただし――このお金は経費として分ける報酬から先に貰うからね」
「おっけー、もとよりそのつもりさ。それじゃあ、皆! これを森の中に仕掛けてきて!」
 受け取った硬貨を籠の中に入れるとユーベルコードで契約した霊たちにそれを各所に仕掛けさせる。


「早速虫が入ってる……! これが金食い虫なのかな?」
「ええ! 私の銀貨を食べていたこの姿、見間違えるはずもないわ」
 少し間をおいて仕掛けた籠の中を確認しに行った、桜井とエルフの冒険者たちの双眸に移ったのは器用に銅貨を両手で掴んでガシガシとそれを囓る金食い虫の姿だった。そんな姿に嚇怒を散らしてエルフはダガーを握りしめて、それで真っ二つに切り裂こうと――。
「わわっ! 駄目駄目! 研究のために渡すんでしょ。報酬が下がっちゃうよ!」
「……ごめんなさい、そうだったわね」
 するも、桜井の必死の制止でなんとか我に返り、ダガーをしまうと恥ずかしそうにしながら、長く尖った特徴的な耳をピコピコと揺らしながら籠を蔓で縛って金喰い虫を閉じ込めていく。

 そこからの作業は順調で、研究の為にもなるのだったら、出来るだけ沢山の虫を捕まえてみようという軽い気持ちだったが想像以上に食い意地を張った虫たちなのか、どの籠にも金食い虫たちは居て望外の収穫を得ることが出来た。
「あはは……これだけ集めたら上出来かな?」
「そうね、これ以上集めてもちょっと籠が足りなくなりそうだもの」
 エルフの冒険者に確かにそうだね、と頷いて微笑みを返した時に僅かな違和感を桜井が第六感で感じた。その刹那、楽しげな空気から一転。
「――冒険者の皆さん、気を付けてね。私から離れない様にね」
 張り詰めるような凛とした声で、オブリビオンの出現に備えて冒険者たちに猟兵として桜井は警戒を促していくだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ステラ・オレオール
(アドリブ等何でも歓迎です)

キラキラするものが好きだなんて、珍しい虫もいるものですね。
私の装飾品はキラキラしたものが多いので、すぐに狙われてしまいそうです。
…!「良いことを思いつきました!」

「私と一緒に虫採りに行ってくれませんか?」と優しそうな冒険者さんに話しかけ、協力して貰います。
用意するものは、投網。「ふふふ、良いアイデアがあるのです」

アイテム【シャフトライトロッド】をぶんぶん振りながら飛び回り、金食い虫の気を引きます。「こっちですよー!」
金食い虫が集まったら冒険者さんに投網を投げて貰い、金食い虫を私ごと捕まえます!

…さて、網からはどうやって脱出しましょうか。



「キラキラするものが好きだなんて、珍しい虫もいるものですね」
 ステラ・オレオール(蒼星の使い・f15422)は煌めく白髪を揺らしながら、討伐依頼の合った『金食い虫』の不思議な生態について思案を巡らせる。光焔を纏うための服、光で形成された布と糸で仕立てられた『ルミナスクローズ』が淡い昼の光を昂然と弾きながら、ステラの思索な所作にあわせて複雑にうねり、肢体を飾ってまとわりつく。まるで宝石のように全身が煌めくステラはそれを自覚しているのか、下手に森の中に入ってしまえば、キラキラとしたものを好む『金食い』に狙われてしまうのではないかと、眉を下げて更に思索を深めた時だった。
「はっ! 良いことを思いつきました!」
 刹那、閃きが彼女の中を駆け巡る。もしその予想通りならその習性を逆手にとって利用すればいいだけなのだ。今までに活動した猟兵としての経験値が彼女に確かな閃きの土台を作っていた。そうと決まれば話は早い、あたりの冒険者の中から話を聞いてくれそうな人を見つけてステラは声をかける。

「すみません、よければ私と一緒に虫採りに行ってくれませんか?」
「ん、どうしたんだい? 別に構わないが……」
 ステラが声をかけたのは、褐色の肌をした女性の冒険者。冒険者は快く返事をするついでに、すんなりと伸びた白い指が、燃えるような赤毛をかきあげる。
「『金食い虫』は案外警戒心が強いのか、さっぱり成果が出ないんだ。2人で挟み撃ちにしようたって、大した成果は見込めないと思う」
 高い位置に退けられた毛束は、芳しくない冒険者の報告と共にずり下がって、思索に沈む頬に尖った影を落とす。
「酒場のマスターさんから依頼を受けた時に、籠だけではなく色んな道具を借りられましたよね? この借りてきた『投網』をつかいます!」
 じゃーんと両手いっぱいに投網を広げて見せてると、思いついた作戦を冒険者の女性に伝えて早速実行に乗り出した。

「ふふふ、良いアイデアがあるのです」
 その作戦は単純明快、光芒から作られた長さ1m程の棒である『シャフトライトロッド』をぶんぶん振りながら飛び回り、金食い虫の気を引くというもの。その効果はすぐさま現れだす、森の中からやってきた金食い虫、その数、数十、あるいは百か以上か? 数えきれないほどの金食い虫たちが顎を鳴らして飛翔する。
「こっちですよー! ――今です、お願いします、お姉さん!」
「ああ、了解したよ。脚に絡まって転ばないようにな!」
 ステラの合図と同時に冒険者は投網をステラに向かって投げた。そう今回の作戦はステラがとことん囮になって、金食い虫を私ごと捕まるというもの。

「お、おーい……!? 大丈夫かい、言われた通り思いっきり投げたけれど怪我をしてなければいいけど」
「だ、大丈夫です。怪我はないのですが――」
 しかし、網からはどうやって脱出しましょうか、と少し気の抜けたステラの言の葉が中空に溶けた。
「ははっ! そういう事なら安心しなよ。こう見えて手先は器用なんだ。その絹糸みたいな髪を一本だって千切ることなく、解いてあげるから」
 どうやらステラの選んだ冒険者は予想以上の正解だったらしい。冒険者でありながら手入れのされた綺麗な髪の女性だった事が彼女を選んだ理由の一つだが、予想以上に気が回る相手だったようだ。お陰で最大の問題を解決し、十分すぎるほどの成果をステラと冒険者は得る事が出来た。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『シマエナさま』

POW   :    ひえひえアロー
レベル×5本の【氷】属性の【魔法の矢】を放つ。
SPD   :    こおりガード
対象のユーベルコードに対し【氷の盾】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
WIZ   :    シマエナガ・まきしまむ
【沢山のシマエナガ】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
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ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「シマエナさま、外見は無害でも害鳥は駆除する」
『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ』で識別パルスを照射して『アプロディーテ・フューチャーサイト』で1分先の未来を見ながら『フルバースト・マキシマム』『アルテミス・レーザー』で先制・索敵・警戒攻撃をして『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で敵の攻撃を空間飛翔して避け『三女神の加護と粛清を』で敵のUCを封印/弱体化させます。
『クリアボディ』『アストラル・エレメント・ヴェール』で透明化し視聴嗅で阻害し『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で最適化覚をして『ヘラ・エウピション』で苛烈な猛攻を仕掛けます!



「――あれは……オブリビオン!? 一体どうしてこんなところに……」
「どうやらあのオブリビオンたちは私たちに怒っているらしい、狙われぬように下がっていて欲しい」
 共に『金食い虫』の捕獲と駆除を行っていた冒険者が突如として現れたオブリビオンに瞠目している様子を尻目に、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は彼らが敵手のターゲットにならないように後ろへと下がるように促す。

「シマエナさま、外見は無害でも害鳥は駆除する」
 ティティスは先程まで『金食い虫』の索敵に行使していた適切対応可変型ファンネルビットを『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』によって、オブリビオンに特化した形状を即座に変形する。
「パルスに響く幽魔月精の波長は決して消えない」
 次瞬、ティティスの装備する総ての武装と砲門から、戦場全体にいるオブリビオンと冒険者たちを識別するパルス・レーザービームを放つことで、衝撃と同時に消えないパルスフラッシュをシマエナさまたちに刻み込んでいく。激しく光を放つ武装を中心に行使したのには理由がある、『アプロディーテ・フューチャーサイト』で垣間見た1分先の未来では同様にオブリビオンへのヘイトを稼いでいた冒険者たちが避難した先で襲われていた光景だったからだ。

「――これで狙いは私だけ、どうやら頭はそこまでよくない様子で助かった」
 パルス・レーザーのを刻み込んだことによって、垣間見た運命は見事に書き換わった。これで安心して戦う事が出来ると、武装を全て攻撃に切り替えて最大火力をオブリビオンへと放たんと、ユーベルコード『ヘラ・エウピション』の詠唱をティティスは始める。
「女神の憤怒の如き、総攻撃を!」
 詠唱の序説を唱えた瞬間、ティティスに宿るユーベルコードが爆光と共に煌めいた。それは、まさしく光の波濤。まるで世界を二分しかねない輝きの一閃が繰り出されて、冗談のようなエネルギーを伴い炸裂した。オブリビオンとの彼我の境を引き裂きながら、敵手へと直線的な軌跡を描いていく。進行方向にあるものは、何一つ残らない。無事で済むなど、絶対不可能。音速を凌駕して亜光速にまで達した爆光が、オブリビオン『シマエナ』の体躯を容赦なく飲み込んだ。

「パルスを刻んだ相手は決して私から逃げられない!」
 強烈かつ精密なティティスの一斉掃射に、オブリビオンは悲鳴すら奏でる間もなく滅され続けた。抵抗も、逃走し、防御すらも許されない。突風に吹かれた木の葉のように、ただ哀れに翻弄される。巨大な武装に似合わぬ異様な高速機動を駆使しながらティティスはオブリビオンたちを死の淵へと追い込むのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

桜井・乃愛
アドリブや他猟兵との連携歓迎

●心情
わぁ、シマエナさまとっても可愛いなぁ。
でもこれでもれっきとしたオブリビオン、人々に被害が出る前に
倒してしまわないとね。

●行動
POW判定。
『総員出撃』を使用して戦うね。
冒険者たちに、協力の要請と応援を行う事により
軽機関銃と投擲用魔石を貸し与えて、一緒に戦う事にするよ。
「皆、私に付いて来てね。必ず私が守ってあげるから、怯えなくても良いよ」
そうやって、【かばう】で冒険者を優先的に守る様にするね。

敵のひえひえアローには
こちらも《ブルーミング・ファイア》での【乱れ撃ち】で
魔法の矢を撃ち落としたり、
どうしても撃ち落とせないときは、【オーラ防御】や【氷結耐性】で耐える。



「わぁ、シマエナさまとっても可愛いなぁ」
 つぶらな瞳と白いもふもふが愛らしいシマエナガ型オブリビオンを前に思わず桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)は笑みを溢すも、共に『金食い虫』の捕獲していたエルフの冒険者が真剣な声色の音韻を響かせる。
「そうだけれど……聞いたことがあるわ。氷属性の魔法が得意な、見た目が可愛い鳥のオブリビオンが居るって話があるの」
 それはその外見とは裏腹に、大きな被害を出す事があるという話を桜井へとエルフの冒険者は告げた。
「やっぱりこれでもれっきとしたオブリビオンなんだね。人々に被害が出る前に倒してしまわないとね」
 しっかりと猟兵としての顔になった桜井は凛とした声で覚悟を固めて、冒険者たちの前へと出てオブリビオンへと誰よりも先に立ち向かうように動き出す。

「よかったら……一緒にこの世界を護るために手を貸して欲しい、私の事を信じて貰えるかな?」
「とっくに信頼しているよ、『金食い虫』の時だってアナタのお陰で上手くいったんだもの」
 その桜井の説得の言葉はすぐさま答えを冒険者たちから返された。既に桜井は共に冒険者たちとの活動を経て、短い時間ながらも彼らから全幅の信頼を得ていたのだ。結果、これにより解き放たれたユーベルコード『総員出撃』によって生み出された軽機関銃と投擲用魔石は最大限の性能を引き出される。
「皆、私に付いて来てね。必ず私が守ってあげるから、怯えなくても良いよ」
「随分と手厚いフォローに涙が出ちゃいそうだね、だけど――こっちだってアナタを守るつもりだよ」
 武装を借り受けた冒険者たちは桜井に哄笑と共に言葉を返す。彼らもまた冒険者としてある程度の危険は承知の上で活動しているのだ。ただ守られるだけでなく、桜井の力になるべく冒険者たちは軽機関銃をオブリビオンへと構える。
「あはっ! 了解、それじゃあお互いにフォローする感じで!」
  そういって、冒険者をかばうような立ち位置は維持しながらも、ただの守るべき存在ではなく共に戦う相手と意識を切り替えて、オブリビオンへと戦火を切った。

 刹那、オブリビオンたちがユーベルコードを繰り出すと同時に生まれる氷属性の魔法の矢。氷杭が驟雨となりて猟兵と冒険者たちへと降り注ぐ。放たれた死の棘は全方位に万遍なく襲来し、贔屓も区別もすることなく平等に鏖殺せんと猛威が眼前に迫る。
「さぁ! 一緒にオブリビオンに立ち向かうよ!」
「ああ、任せて! 霜払いはこっちでするから」
 重なる数多の熱閃光。得意の氷魔法を繰り出してくるはずと、一切隙なく身構えていた致死の氷杭を軽機関銃が撃ち落とす。本来なら出力差で圧し負けるはずの冒険者たちは、桜井のユーベルコードの支援によって彼我の境を埋めきり嘘のように相殺させる。

「――ありがとう、これで思いっきり一撃を叩き込めるよ!」
 中空で相殺された猛威を越えて、ブルーミング・ファイアから繰り出された花が咲くかの如く、華麗な弾丸がオブリビオンへと奔る。掃射される銃弾の雨霰は、もはや横殴りの土砂崩れに等しかった。無数の銃口が一斉に暴力を吐き出し、必殺の魔法を相殺されて致命的な隙を晒したオブリビオンを討ち滅ぼさんと使命を乗せて飛翔する。シマエナさまへの被弾と同時に鮮血の瀑布が舞い上がる、敵手はもはや滂沱の雨だれを奏でるのみとなり、それを猟兵と冒険者たちの勝利の証佐とする。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ステラ・オレオール
wizで判定(アドリブ等何でも歓迎です)

可愛いからって油断しませんよ。金食い虫はあげません!
まずは金食い虫の防衛に専念して相手のユーベルコードを防ぎ、後から反撃する作戦で行きます

UC【マルチサテライト・ブレードダンス】を展開。全ての刃先をシマエナさまに向け、威嚇します。
相手が攻撃してきたら迎撃開始。ユーベルコードで複製したサテライトブレードを念動力で操り、襲いかかる大量のシマエナガ達を叩き落とします

相手のユーベルコードを凌ぎ切ったらこちらのターンです。冒険者さん、一緒にぼこぼっこにしちゃいましょう!



「むむ! 可愛いからって油断しませんよ。金食い虫はあげません!」
 ご飯を奪われたと勘違いをし、赫怒を散らしながらやってきたオブリビオン『シマエナさま』。ステラ・オレオール(蒼星の使い・f15422)は、その様子にまずは金食い虫がみっちりと詰まった籠の防衛を専念するようにオブリビオンの動きを見る事にした。下手にこちらから攻めてしまって、籠が破壊されては本末転倒だ、瞳を皿のようにして敵手の動きに神経をとがらせる。

「ツツピー、ツツピー、ピピピ~~~~!!!」
 刹那、オブリビオンの鳴き声と共に無数の影が猟兵と冒険者たちの元へと現れだす。それは、無数のシマエナガ。いつの間にか視界を埋め尽くすほど膨大なシマエナガが、純白の雲霞となってオブリビオンの周囲を滞空している。全貌を見せたその姿は、まさしくシマエナガの王……シマエナ様の名に相応しいものだった。同時にそれはステラの判断の正しさを証左している、攻め手に出ていればその隙を狙って、この膨大なシマエナガたちは金食い虫たちを掠め取って来たに違いない。

「それがオブリビオンさんの切り札なんだね! だったら、纏めて追い払うまでですよ!」
 解き放たれるのは相手の動きに合わせて展開される、ユーベルコード『マルチサテライト・ブレードダンス』。剣を模った白蒼の炎でありながら、それらの全て1つ1つがステラの念動力における掌握下であり、明らかな指向性を帯びて切っ先をシマエナさまに向け、威嚇する。

「輝く星の剣舞、しかとご覧あれ!」
 目標はシマエナガの群れの向こうにいる司令塔たるオブリビオン。稲妻状に跳躍を重ねて加速を上げつつ、追いすがる群れを叩き落としながら進んでいく。しかしながらそれでも、なかなか総体は揺るぎない。十や百減った程度で、大きな影響は受けない。――だからこそ。

「狙いはオブリビオン! これで――」
 オブリビオンに殺到した白蒼の炎の猛威によって周囲一帯に轟轟たる衝撃が生じた。ユーベルコードそれ自体による殺傷力、破壊力もさることながら、恐ろしいのは精神に与える衝撃力だろう。王様に徴兵された兵士のような存在に過ぎないからこそ、大気を震わせる一撃に対して本能的な恐れを抱いてしまうのは致し方ない。恐れるなという方が無理な相談であり、オブリビオンですらない魔獣のような存在である以上どうしても二の足を踏んでしまうどころか、散り散りにその姿をけしていく。

「……あれだけ居た鳥たちが……一瞬で消えていく……!」
 そして敵とは違い、味方である冒険者たちにとってステラはまさに守護神だった。何せ白蒼の炎が大気を震撼させるたびに、見る間に呼び出された鳥たちの数が減っていくのだから。その姿に鼓舞されて高まる士気が、迫りくるオブリビオンを迎え撃つための土台を完成させた。

「冒険者さん、一緒にぼこぼっこにしちゃいましょう!」
「猟兵だけが戦える訳じゃないって所を見せてあげるよ」
 オブリビオンのユーベルコード『シマエナガ・まきしまむ』を凌ぎ切ったステラは、ここからはこちらの反撃です、と共に金食い虫たちを捕獲していた冒険者たちと共にオブリビオンの討伐に打って出る。連係を維持しながら動くその光景は一人一人が百戦錬磨の冒険者たちであることを確信させるに十分だ。燃え盛る炎に油をぶち撒けたかのように、戦いは俄かに激しさを増しながらもステラと冒険者たちは互いに連係をすることで、見事にオブリビオンたちの数を減らしていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

嘉納・武道(サポート)
シルバーレイン世界で接骨院を営む三十路男。
幾度の死闘を潜り抜けて来た元能力者にして現猟兵。

表向きは寡黙な性格。
根は情に脆い熱血正義漢。
己に厳しく他者に甘い。
道を窮めようとする者特有の知識の深さと探求心を持つが、
専門外の事には若干常識が怪しい時がある。

戦闘は[体勢を崩す][グラップル][足払い]を用いた近接格闘主体。
敵からの攻撃は[受け流し][武器受け]で対処。
UCは活性化した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず目標
完遂の為に積極的に行動します。

長年の修練の過程で鍛え上げた身体は、ナチュラルサイボーグと
言っても過言ではない発達をしている。

●上記を含む、他の言動・行動はマスターに委ねます。



「――其れでは、実戦を以て修練の開始としましょう」
 嘉納・武道(柔道整復師にして青龍拳士・f36325)の圧倒的な膂力から繰り出した一撃とオブリビオンのユーベルコードが衝突し合い、空気を震撼させる。衝撃の余波だけで、大気の壁さえ粉々に千切れながら消し飛んだ。愛らしいくも強敵な矮駆へと打ち付ける鉄拳の雨。並ぶものなき戦闘技術の極みを武器に猟兵はオブリビオンの間合いに入ると、敵手の必殺を相殺した事によって生まれた刹那に、追撃を行う。それは次元の壁を穿ち抜くほどの気迫と共に放たれ、音の壁を超えながら完璧な連係の下、機関銃のように連続している。

「噴っ! 是りゃぁっっ!!」
 連撃、そう、オブリビオンという存在を相手に持久戦を挑むなど愚の骨頂。ゆえに初手から全力、様子見無し。一切の余力を考えず撃ちこまれるノーモーションから最短・最速・最大威力で放たれる突きの舞踏に加え、間断なく繰り出されるユーベルコードの追撃。ひとたび受ければ防御ごと押し切り、ユーベルコード『真・龍顎拳奥義』の圧倒的な猛威がオブリビオンを打ち倒していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロバート・ブレイズ(サポート)
『否定せよ』
人間の文豪 × ナイトメア適合者
年齢 81歳 男
外見 184.6cm 黒い瞳 白い髪 色白の肌
特徴 投獄されていた 野心家 求道者 凶暴 とんでもない甘党
口調 冒涜翁(私、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)
気にいったら 冒涜王(俺、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)

恐怖・発狂・誘惑などの精神的な攻撃に対しての異常な耐性を有しています。
否定する事で恐怖を与え、冒涜する事が多いです。凶暴なので近接戦闘が好み。
宜しくお願い致します。



「――変異した魂とは、悪魔の玩具だ」
 ロバート・ブレイズ(冒涜王・f00135)がそう告げたと同時にユーベルコード『闇堕ち(ダークネス・デモノイド)』が解き放たれる。刹那、猟兵の体躯を巨躯の怪物に変貌し、寄生体が生み出され自らを最適な動作をもって猛威を行使していく。怪物へと変貌したロバートの輪郭が消えたかのように揺らめいたと同時に、オブリビオンの脇腹へとめり込む拳打。オブリビオンが慌てて繰り出した氷の杭を弾いた反動さえも乗せたその一撃は内臓を揺り動かし、骨の二、三本を巻き込んで砕いた。

 更に追撃、雪崩の如く———想像を絶するしなやかさで不条理なほど意識を縫って手足を身体に叩き込まれる。もはやこれは拳法、なのだろうか。徹底した合理的な動きは恐るべき練度、いいや――自らを操る寄生体による再現度で驚異的な戦闘能力を発揮する。卓越した武闘者の戦い方を怪物となった猟兵の肉体に不完全ながらも再現させる。極論、戦闘術とは身体の効果的な動かし方であるゆえに――それを実現させる肉体と、頭脳があればこのように猛威は見事な形で再現される。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・彩華(サポート)
 羅刹の呪詛すらも従える剣士。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 口調は我が道を行く姐さん、仲間にはフレンドリー。

支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂だが、かなりの頭脳派。
武器は魔剣・妖刀とは似ても似つかぬ呪詛刀
戦闘狂だが考えた戦術や戦闘の流れが上手くハマる方が感情が溢れ出る。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と二人の娘がいる家族4人共が猟兵。


 ユーベルコードは指定した物を怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!



 七星・彩華(狂い咲く戦場の華・f32940)の乱れ舞う剣戟の乱舞を前にオブリビオンは今や語るまでもなく、防戦一方に陥っていた。なんという圧倒的な回転速度の上昇だろう。ユーベルコードによって跳ね上がった凄まじい攻勢を前に、オブリビオンは猟兵に攻撃を仕掛ける余裕が根こそぎ消し飛ばされていく。

 オブリビオンが呼び出したシマエナガの群れが、付け焼刃の連携が、いったい何になるだろう。断言しよう、すべては無駄だ。勝者の決まった攻防は詳細を語ることさえおこがましい。語るべき言葉は一つ、そこに在るのは予定調和の蹂躙劇。こうすれば勝てるとか、あれをすれば隙が出来るとか、そんな”もしも”を挟む余地など微塵たりとも存在しない。七星の圧倒的な無双の刃は迫り来る敵手の群れを一人残らず打ち砕く。逃げ遅れてしまい、七星に救われた新米の冒険者はその輝きへ当たり前に魅せられた。逃げるどころか避難するという考えさえ、頭を欠片もよぎらない。決して忘れる事がないようにと、双眸に映る救世主を仰ぎ見るのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロートフラメ・クリーガー(サポート)
「ヌハハハ!諸君、我輩はロートフラメ・クリーガーである!」

細かいことは気にせず、とにかく元気に勢いよく行動します。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。どんな目に遭っても大丈夫です。よろしくおねがいします!



「ヌハハハ! 愛らしい外見であろうとも容赦はしないのである!」
 その言の葉の意味を敵手が理解する間も無く、オブリビオンの鳩尾へと衝撃が走る。それがロートフラメ・クリーガー(さすらいのストライカー・f36816)の放った無拍子の崩拳だと気付いたが、既に遅い。信じられないことにそれは紛れもなく、一撃必殺と呼ばれるユーベルコードだった。完全に虚を突かれたせいか、たった一発で五臓六腑を揺さぶられて甚大な負傷を被ってしまう。

「まだだ! いくぞ、これで終わりだと思わない事だな」
 無慈悲な断罪を下すべく躍りかかる。もはやそのような猛威をオブリビオンは防げないし、避けられない。廃棄物を処理するような気軽さで、予定調和の敗北がシマエナさまの眼前に染まっていた。ロートフラメは雄々しく肉薄していた。戦意を胸に戦い、叫ぶ。まだだと、啖呵を切った直後、際限なく高まる圧力。まるで大爆発を引き起こす寸前の光景は言わずもがな、より熾烈なユーベルコードを意味しており……それに相応しい一撃必殺の猛威が、焔の花を咲かせるのだった

成功 🔵​🔵​🔴​

四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ~……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ~?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ~。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう~。
案ずるより産むがやすしともいいますしぃ、躊躇うよりはいいですよねぇ~?
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ~。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう~。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ~。



 四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)のユーベルコード『氷雪地獄』が解き放たれると、戦場全体に猛烈な吹雪が吹き荒れる。その規模、オブリビオンが呼び出すシマエナガと呼ばれる魔獣たちを串刺しにする破壊の雹は、仮に回避できたとしても氷雪の庭園を生み出して空間そのものを支配下に置くという、二段構えの絨毯爆撃。直撃せずとも以後の戦闘に大きな有利を齎す。それだけではなく、冒険者たちにも、ユーベルコードによって雪だるまアーマーの装着による攻撃力と防御力の強化を与え、戦場の趨勢を猟兵の側へと大きく傾ける。

 そして当然、それらの強烈な吹雪から繰り出される雹となった猛威の塊はどれを取っても、受けることが出来るような軽い脅威では断じてなく。ゆえに必殺、王手詰み。相手が氷を得意とするオブリビオンでありながら、その上位互換として猟兵は君臨し。放つ氷杭が敵手滅ぼす暴風雨となりオブリビオンたちへと休む間もなく襲来する。

成功 🔵​🔵​🔴​

徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
 サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写していただけるとありがたいです。ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的な特徴として「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
 嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
よく使う武器は「大天狗正宗」「千子村正権現」「鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!



「……いくら可愛くたって目割りに迷惑をかけるようなオブリビオンなんだから、戦わなきゃね!」
 愛らしい姿で相手の戦意を削るオブリビオンを相手にしても、徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)の決意は揺るがない。刹那、周囲一帯へと広がる疾風、横一文字の首切り剣。それは戦場を上下に二分し、無慈悲な殺戮兵器と化して敵手たちを蹂躙した。僅かでも反応が遅れた者は例外なく、頭部を胴から切り離されて血の噴水へと変わり果てる。

 ユーベルコード『剣刃一閃』によって威力を高められた斬撃はオブリビオンが如何に、反応速度を全開にして防ごうと、徳川はそれを遥かに越えたスピードで斬撃を放ち続ける。今この瞬間にも動物的な直感は瞬時に反応を加速させているのに、それすら問題にしない様はまさしく冗談の産物だ。鍛え上げた素の実力だけでオブリビオンを圧倒してくるという凄まじさ。研鑽という下地によって繰り出される、そのすべてが必殺という神速の刃に、逃げ場など一寸たりとも存在しない。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティエン・ファン(サポート)
シルバーレイン出身の除霊建築士です。
モットーは「明るく楽しく元気よく」で、自分にできることがあるならば、できる限りを尽くそうとします。
通常は【道術】【竜脈使い】【仙術】の技能を主に駆使して問題解決に取り組みます。
戦闘時は主武器のT定規と副武器の浄銭貫を用いて、近距離戦も遠距離戦もこなします。
キャバリアが必要な場面、若しくは有効な場面では、『蚩尤』を使用します。
『蚩尤』は普段イグニッションカードに収納しています。
ユーベルコードは『蚩尤』搭乗時は”蚩尤”とついたものを、そうでないときはそれ以外のものを状況に応じて使用します。

以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。



「Foo、スラスター全開! オブリビオンに突っ込むよ!」
 彼方から漂着し、蚩尤の躯として祀られていたキャバリアをティエン・ファン(除霊建築学フィールドワーカー・f36098)はイグニッションカードから、戦場へと出現させると同時に搭乗。さらにはユーベルコードで『蚩尤』の出力を向上させ、裂帛の気合と共に猟兵を乗せたキャバリエは砲門から撃ち出されたが如くに猛進する。

 刹那、空気が震え、大地が揺れる。オブリビオンと猟兵の影が重なり、その衝突の衝撃に周囲の大地は耐えられず崩壊していく。『蚩尤』の全重量と最高速度のスピードの籠もった出力、ユーベルコード『蚩尤彗星衝(シユウスイセイショウ)』により、オブリビオンもろとも周囲全てを破壊する。衝突し、粉砕し、破壊しながら、もっともっとと――進行方向の何もかもを破壊し尽くし、オブリビオンと敵手が呼び出した魔獣たちを文字通り貫きながら移動。眼前の脅威たちは見事に轢殺されていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ(サポート)
「バトルの時間デース!」
雇われメイド、バルタン! 参上デース!
アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!

遠距離ならば、銃火器類の一斉発射や各種UCによる攻撃が有効デース!
近距離戦闘なら、ファルシオンで白兵戦を挑みマース!
敵の数が多いor護衛対象がいるならば、バルタンズをお勧めしマース! 数の有利は得られるデショー!

状況に応じて行動して、他の猟兵のサポートに回っても大丈夫デス!
迎撃、防衛、襲撃、撤退戦。どのような戦場でも参戦OKデース!

頑張りマース!



 道理が合わない。理屈が通らない。そんな風にオブリビオンは思わずにいられない。ユーベルコードによって生み出された氷の矢が、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)が振るうファルシオンのごり押しで薙ぎ倒されていくのだから対抗策すら浮かびやしない。氷杭の雨を一粒残らず斬り払われた。壁のような吹雪の波濤を真っ向から蹴り砕かれた。空を凍らす絶対零度さえ、気合を込めたなぎ払いによって叩き潰される、もはや何が何だかもう分からない。恐るべき戦闘力以上にオブリビオンの精神は悲鳴を堪えるので精一杯だ。

「さー! ここから、お掃除の時間デース!」
 もはや極限にまで研ぎ澄まされたユーベルコード『剣刃一閃』が生み出す猛威は、形容に多言を要さなかった。ご覧の通り、ただ強く。瞭然なほど、ただ速く。まさに剣劇の極みと呼ぶべきのか。実戦経験を糧に達人へと到達した技量は、的確に敵手の反撃を粉砕していく。ひたすらに圧倒的な武威を見せつけながら、オブリビオンを圧倒していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?



「うぅ……もふもふ……ここまでもふい相手だと……気が引けるね」
 だけど、仕事はきちんと行う……ホントだよ? と筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)は自分に必死に言い聞かせるように言の葉を吹く。オブリビオンではあるのものの、好ましい外見というオブリビオンの魅力を嚥下できず、喉につかえているような印象だった。

「ん、よし。覚悟は決めたよ! ごめんね、もふもふたち」
 ルーンソードを閃かせながらオブリビオンたちに切り込み、動くその光景は百戦錬磨の猟兵であることを確信させるに十分だ。そう、これは欠落ではなく紛うことなき成熟なのだろう。感傷を捨てずに、痛かろうが苦しかろうが抱え続けて乗り越える。成長を重ねて即座に思考を切り替えられるよう大人になった事実が、筒石が歴戦の猟兵たる証左だろう。

 刀身から腕に伝わる衝撃も決して予想を上回らない。柄を握る両手に力を籠めながら、これが偶然でないのだと証明すべく更に踏み込む。四方八方のユーベルコードを捌き、直撃するものだけを取捨選択して切り伏せながら、オブリビオンへと的確に致命を刻み込んでいく。

成功 🔵​🔵​🔴​

紬雁・紅葉(サポート)
『業邪…御鎮めします』
基本戦闘場面に参加

破魔、属性攻撃、衝撃波、薙ぎ払い等とUCを適宜組み合わせて攻撃

見切り、残像、オーラ防御、武器受け等とUCで防御や回避

窮地の仲間は積極的にかばい援護射撃

範囲攻撃と2回攻撃での雑魚払いが得意だが
ボスとの戦闘も遜色なく行えるし行う


羅刹紋を顕わに戦笑み
傷負っても笑みを崩さず
何処までも羅刹の血と"剣神"の導きに従い
災魔業邪を打ち倒す

敵の最期に
去り罷りませい!
の言葉を

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 刃を振りかざした次の刹那、走る斬撃。抜き放ったルーンソード『九曜』により、オブリビオンが繰り出したユーベルコードの礫を両断した。射線の見切りは完璧だ。更にと畳みかけるように振るわれる紬雁・紅葉(剣樹の貴女・f03588)の刃。
 
「……零の式……来たれ!」
 血が飛び、肉が削げ、骨ごと命を断ち切らんと交差する斬閃の嵐。煌めき輝くユーベルコード『トリニティ・エンハンス零式』を載せながら、必滅を求める刃が驚異的な速度と威力でオブリビオンの身体を破壊していく。戦場はもはや絨毯爆撃を喰らったような有様だ。闘いが始まって僅か一分足らずで、猟兵が放った死撃の回数は三桁に迫ろうとしていた。それらの刃に無意味なものは欠片もなく、すべてがすべて計算ずく。オブリビオンへと着弾し衝撃で発生する真空波さえも予測した剣戟の一つであった。速く、速く、速く速く速く速くと、小細工など一切使わず、猟兵の刃がオブリビオンを秒単位で今も尚、捻じ伏せていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

タカシ・セイヒ(サポート)
元アルダワの生徒異端児セイヒです
感心は魔術探求にありますが猟兵としての仕事を疎かには致しません
場を乱さず他の猟兵の皆さまと協力して事件の解決に従事して参ります
魔術師なのであまり前に出ての近接戦は得意ではありませんが魔術の撃ち合いや後方支援や援護等で皆さまのお役に立ちたいと思います
珍しい魔術や遺跡等には好奇心が先走りたまに暴走することもありますが出来るだけ自制して参ります
腕が四本も有りますので素早い作業等もお役に立てると思います
本業は魔術研究者なのでその知識をいかして対魔術や対魔獣でもお役に立つと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。



「凍えて燃えよ、暗き太陽は命を暖めはせぬ」
 刹那、ユーベルコード『暗き太陽と凍てつきの炎(イクリプスザサン)』によって暗き太陽がオブリビオンを焼き払わんと発生した。タカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)の繰り出したその猛威は前後左右、四方から迫り来る熱波の波濤に逃げ場はなく、全力を注ぎこんだ最大火力。そのどれか一つであろうともオブリビオンを消し炭に変えるだろうという凄まじさだ。

「――凍てつきの炎、その意味。その身を持ってしるがいい」
 大気を引き裂くように、暗き太陽が虚空を焼いて奔った。有無を言わせず放たれたそれは、まるで文字通りに太陽を思わせる超高密度のエネルギー体。熱風を散らしながら高速で迫り来る出力を、オブリビオンはユーベルコードで相殺することで紙一重でなんとか防ぐ。しかし――瞬間、轟く爆発音。吹き荒れる衝撃が表面をくまなく焦がし、ひりつく熱波が肺を焼く。そこへ続けてさらに複数、迫り来る炎が唸りを上げて一斉に襲来し、相殺を許さぬその圧倒的な出力でオブリビオンを凌駕していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
戦闘なら足と手数で勝負するけど、周りに合わせて臨機応変に動くわ。
見切ったり残像を残すように動いたりと、避けるのには多少の自信があるわよ。
集団戦なら死角を減らすために数を減らすのが先決、
あとは一緒に戦う人がいればその人次第かしら。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.味方の死角にいる敵を優先して片付ける。
2.範囲攻撃を行なえる味方がいなければ範囲攻撃優先。
3.数を減らすため、止めをさせそうな相手を狙っていく。

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎



「さぁ、一肌脱がせて貰おうかしら」
 笑顔で放たれたのは無慈悲に下される暴風の連撃。ラムダ・ツァオ(影・f00001)の猛威がオブリビオンの土手っ腹に直撃し、アバラの粉砕される嫌な音が低く響く。ユーベルコード『危肌一髪(ダイ・ハード)』によって集束させた出力は斬撃と言うにはあまりに暴虐性を孕んでいて、まるで加速をつけた鉄球を仮借なく打ち込まれたかのようだ。

 そしてそれに対抗する手段なんて、オブリビオンからすればまったくない。動けば暴風の圧に絡め取られ、刃の嵐を突き破れない。かといって遠距離からの攻撃手段も大したものはほとんどなく、仮に接近できたとしても結果はまるで同じこと。当然のように何もできず、蹂躙されるのみだろう。両者の立ち位置をこの結果は正しく反映していた。弱者は地に這い噂るのみという、順当な結果が余さず実演されている。武技、ユーベルコード、ともに隙なし。全ての能力が他の追随を許さないというその万能性こそ、正に戦闘者の理想型で何一つオブリビオンの勝てる要素がなかった。舞い散る鮮血の赤に、闘争本能などというものはすっかり挫かれ消えていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

杼糸・絡新婦(サポート)
関西弁口調。
とある忍者が使っていた武器・鋼糸【絡新婦】のヤドリガミ。
白い女物の着物を着用しているが、
名前沿った姿なだけで、オネエとかではなく中身はれっきとした男。

子供や親子中心に一般人には愛想よく接するが、
敵とみなしたら容赦なく叩く。
日常でも戦場でも自分のペースを崩さず、
フェイントや挑発、相手の動きを拘束するように阻害したり、
あえて誘い出してこちらに攻撃を仕向け、
自他へのすきを作り出したりする、戦闘スタイル。
また使えるものはなんでも使う。
元の持ち主の影響で、忍者らしい動きも見せる。

所持する黒い狩衣を着た狐獣人の姿をしたからくり人形は、
かつての主人が作ったものを模したもの、名前はサイギョウ。



「鋼糸『絡新婦』いざ、参るてな。」
 変幻自在に挙動を変える杼糸・絡新婦(繰るモノ・f01494)の鋼糸『絡新婦』の動きは、もはや尋常の糸術のそれではない。まるでそれ自身が攻撃本能を備えた大蛇のように、踊り狂う鋼糸は戦場中の大岩や木々を弾き飛ばす。そして、そのことごとくがオブリビオンを狙っているのだ。杼糸がユーベルコード『錬成カミヤドリ(コウシジョロウグモ)』によって複製し鞭のように束ねた鋼糸は、その間合いに存在する物体すべてを凶器と化す。

 伸縮、屈折も自在なら撓りの柔剛も意のままの、それは金属の触手だった鞭の先端に掬い上げられ、苔むした大岩が飛来する。付け焼き刃の反撃で捌ける質量ではない。オブリビオンは躊躇なく躱す体だ。が、身を捻ったオブリビオンの眼前で大岩は真っ二つに引き裂かれ、それに代わって横殴りの鞭。凄まじい勢いで襲いかかってきた大岩の軌道を目眩ましにした、騙しの業。もはや体運びだけでは躱しきれない。オブリビオンはたまらず猟兵の鋼糸に絡めとられていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シホ・イオア(サポート)
『前へ進む、痛みと祈りがシホの背中を押してくれるから』
怖くなって緊張すると 口調が硬くなる
背中の聖痕で相手の悩みや痛みを感じ取ってしまうため
敵でも癒したい・終わらせてあげたいという方向で動く
罠や防衛戦では建造物を作り豪快に解決することが多い
自衛手段を持たないものがいる場合は救助を優先
ユーベルコードは遠距離戦に強いものが多いが
残像を纏い剣と銃を使って接近戦も行ける
輝いているため隠れるのは苦手
一人称は「シホ」
連携アドリブ歓迎



 逸らず惑わず、迅速に。シホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)は剣士の見本じみた流麗さでオブリビオンが繰り出したユーベルコードから織り成した氷の矢の連撃は、当然のように捌かれる。返す刀で、これも当然のように反撃。知覚速度を振り切る刃突が、閃光のようにオブリビオンの肩の肉を剃り貫いた。

 疾風怒濤、降りしきる五月雨の如き刃に削られるがまま。圧されるがまま。一方的にただ損傷を刻まれていくオブリビオンたちは、塵も出来ず翻弄されるだけだった。まさに烏合の衆と言うべきオブリビオンたちは連係というものは互いに無く、一足す一で二にしかならない総合戦力。当然それ故に予想外が怒るはずもなく、順当にシホによってオブリビオンは追い詰められる。

 これがそこらの冒険者たち相手ならいざ知らず、今回の相手は猟兵でありオブリビオンの生命の中でも修羅場中の修羅場である。となればそれは紛うことなき不足であり、取り返しのつかない要素に他ならず、それがシマエナさまたちの敗因となったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

夕闇霧・空音(サポート)
『私の可愛い妹のため…ここはさっさと終わらせるわよ』
 サイボーグの咎人殺し×竜騎士、17歳の女です。
 普段の口調は「クール(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」、覚醒時は「残虐(俺、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。

基本クールだが、妹のことになると色々見境がなくなる。妹ラブ。戦闘時にも強気で戦います。
冷気属性で戦う。
苦戦バトルもOK
真の姿に発動可能であれば使用可。
真の姿発動時は口調が荒くなり、一人称が「俺」になる。
妹の天音はある意味弱点になる。



「さっさと仕事を終わらせて家に帰らないと」
 愛らしいシマエナさまの風貌も夕闇霧・空音(凶風・f00424)は意に介することはない。彼女にとっての最優先は常に揺るがずに『可愛い妹』ただそれだけなのだから。

「私の爪は獲物を逃さないわ……どうやってもね!」
 水飛沫を払うかのようにアブソリュートゼロによる超低温の氷爪が走る。ユーベルコード『アブソリュートゼロ・アイスエイジスラッシュ』によって、自らの生み出した鋭い氷の刃を一撃で四十ほど巻き添えに斬壊しながらオブリビオンに猛威を振るう。氷爪が幾度も閃き、攻防を繰り広げた。怒涛の勢いで攻めるのは夕闇霧。一つ一つがオブリビオンの四肢を、首を、胴体を千切り飛ばすほどの一撃を無数に放つ。前から、横から、上から時には人間にはありえない速度をもって空中で身体をひねり、瞬時に背後に回って突き貫く。両拳と結合した凶悪な氷の鋭い爪と、猟兵との相性もまた脅威。突く、殴る、振り回すといった闘争本能に直結した原始的な格闘の動作に、そのままユーベルコードの殺傷力が付随する。天才的な戦闘センスの夕闇霧が使うなら、これほど厄介な代物は他になかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

マホルニア・ストブルフ(サポート)
◇口調:男性的
一人称:私
三人称:お前、呼び捨て
【だ、だな、だろう、なのか?】~か、〜するよ、構わん、等
協力者には丁寧に接する。

◇行動方針:問題の解決
一般人がいれば保護が優先。
多少の負傷は気にせず行動。

魔術儀式で定着した元AIの強化人間。
元々利害以外の動きを目にすると調子が狂う、機械的な性格。
最近は近しい存在も増え、友好的な行動をとるように。
戦闘時はシニカル。

◇戦闘・技能
知覚端子を張り巡らせ、地形や敵の動向を情報収集しながらサポートしようか。
武器はレヴィアスクかアサルトライフル。移動や捕縛でワイヤーを使うこともあるな。
UCはハッキング・UDC由来の呪詛を組み合わせて実現させる。後はよろしく頼む。



「――CODE:INSERT FIRE//LDT_BATTLEFRONT.」
 噴き上がったユーベルコード『焦熱系枢式(ムスペルヘイム・ヴェズルフェルニル)』の出力は文字通り爆轟し、無数の弾丸へと変化した。マホルニア・ストブルフ(欠けた年代記・f29723)のユーベルコード、それは比喩でもなんでもなく、まさにナパーム弾を創造したのだ。その数、間違いなく百発以上。そして銃撃は音速を超える。轟音。轟音。さらなる轟音の集中豪雨。絶えず具現化する凶弾の密度と精度は凄まじく、オブリビオンは堪えて凌ぎ切るのは不可能だと理解する。

 結果、ユーベルコードの猛威が一方的に死を撒き散らす。ユーベルコードで生みだした氷の盾に身を隠そうとしたオブリビオンを、そのナパーム弾で氷の盾ごと粉砕する。その様はまるで、人の形をした災害が荒れ狂っているかのようだ。殺戮と破壊を繰り返す猟兵の周りには、見る見る内にオブリビオンの屍が積み重なっていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ

変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】【範囲攻撃】を叩き込む戦術になる



「――SYSTEM-IGNIS起動!」
 久遠寺・遥翔(焔黒転身フレアライザー/『黒鋼』の騎士・f01190)はクロムキャバリアをユーベルコード『SYSTEM-IGNIS(システム・イグニス)』によってイグニスモードに変形させた。装甲をパージし焔を纏いイグニスの骸魂から引き出した一撃は初撃にして出し惜しみなし、並のオブリビオンすらも遥か凌駕する出力を繰り出す、正真正銘の怪物にシマエナさまは恐怖する。襲い掛かる刃は残像さえも残さない加速を得て、音も、殺気も、気配すらも置き去った猛威はオブリビオンを両断する。

 文字通り攻撃に特化したその猛威は、戦闘と呼ぶにはあまりに苛烈で膨大な出力は児戯だけで空間を侵食する。結果、オブリビオンは手も足も出ない。いくら決意と共に猟兵の前へ立ちはだかろうとも、勝負の場においてはそのような感情など何の影響をも及ぼさない。あくまで無造作、片手間で放たれたはずの攻撃ですら致命の撃となる。オブリビオンの全力など軽く圧倒されており、突破口すら見当たらぬままに、久遠寺は敵手を圧倒していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです



「私の代わりに……オブリビオンを伐ってください……」
 刹那、ユーベルコード『戦場のワルキューレ』が解き放たれ、戦場に数多の白き翼を持った戦乙女たちが現れ出す。そして、戦場にありながら沈着な態度で戦況を見守る響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)の姿があった。量産型魔星を操りながら、自身は戦闘に参加する気配すら見せず距離を取って指揮官のように命令を下している。

 ユーベルコードによって生み出された戦乙女たちは見事にオブリビオンを追い詰めていく。ワルキューレたちの自体の性能もさることながら、響納の操作技術が脅威度を何倍にも高めていた。戦乙女が敏捷に波状攻撃を仕掛けながら、一度として互いに行動を妨げ合うことはない。その動きはまるで完成された舞踏であるかと錯覚するほどだ。このユーベルコード『戦場のワルキューレ』を用いることで、猟兵本人の戦闘技能だけでなく、操り手としての技量もまた十全に発揮されるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

魚目・めだか(サポート)
「戦場の矢面から些細な支援行動まで、めだかになんでもござれだぞ!」

普段の口調は「自分の名前(めだか)、~殿、だ、だな、だろう、なのか?」、適宜敬語も使用可です。

外見は少女ですが、判断基準や倫理観などは若い成人男性相当で、落ち着いた風を装った言動を心掛けていますが、精神が肉体に引っ張られて快活になりがちです。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

その他、連携・アドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 己一つを押し上げて、魚目・めだか(偽典の巫女・f36514)という猟兵が高性能化を果たしていく。
「偽典に記せしその御姿! めだかのこの身に疾く顕せ!!」
 挙動は迅速に、剣戟は精密に、判断は的確に、総じて見切は抜群に合理を極限まで追求した動きは今や思考する閃光だった。突然の死を運ぶのように、致命の猛威を唸らせてユーベルコード『偽典解放』を解き放つ。刹那、訪れた変化はまさに一目瞭然。純粋な暴力が轟き、破滅の嵐が顕現した驚異的な刃の颶風が雪崩のように吹き荒ぶ。

「悪いな! 特別、炎が出たりするわけじゃないんだ。だけど、これでアンタたちはおしまいだ」
 咆哮と共に叩き込まれる疾風怒濤の絶対先手——それは現実的であるからこそ。超常的なユーベルコードと違い、安定した見返りを常時発揮し続けていた。結果、オブリビオンは当然のように追い込まれていく。少しずつ裂傷を受けながら終わりなき刃の波濤に翻弄されて、オブリビオンは今でも末端から削られるのみ。見くびっていたわけではないが、予想以上に苛烈極まる致命の數に対抗できる術がなかったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!

◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃



「いっくぞーーー!! これがボクの全力全開だよ☆」
 ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)は風鳴りのレイピアを構えてオブリビオンへと奔る。当然――体格など、猟兵の膂力を左右するような制約ではない。オブリビオンがユーベルコードで生み出した氷柱を風鳴り音で音楽を奏でながら、まるで竜巻のようにぶうん、と力強く振り回された。そのまま一気に視界に映るあらゆるものをバターのように容易く微塵に切り刻む。

「ふふ、ボクの活躍に見とれちゃったかな?」
 その姿は煌めきをまとい、戦場に降り立つ凛々しき女騎士。あらゆる困難を逃さず撃ち抜き、勝利をもたらす。勇ましくも華麗な姿と共に、金髪をたなびかせてティエルが戦場を奔る。ユーベルコード『妖精の一刺し(フェアリー・ストライク)』がオブリビオンの肉体をバターのように容易く切り裂き、なぎ倒す。笑みを交わし、ユーベルコードを携え——戦場を駆けながら次々にオブリビオンの群れを葬っていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

勝守・利司郎(サポート)
神将の四天王×花蝶神術拳伝承者、勝守・利司郎だ。
花蝶神術が何かって?オレが言い張ってるだけだが、練った気を花や蝶のごとく扱うやつ。
しっかし、『トーシロー』が達人っていう設定なぁ。あ、オレ、神隠し先で神将になる前はバーチャルキャラクターな。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動する。そうだな、主に拳に練った気を集めてグローブ代わりにして、殴ることが多いか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしない。オレの美学(味方ならば邪魔をしない)に反するからな。作戦なら別だが。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないからな。
あとはおまかせ。好きによろしく!



 いざと――武威を極めた達人のように勝守・利司郎(元側近NPC・f36279)は拳を構えて。ユーベルコード『花蝶神術:乱舞撃(カチョウシンジュツランブゲキ)』からの解放を用いた神速の縮地に、衝撃波を集束した鉄拳と烈蹴の乱れ打ち。掌底と共に放たれる大気の壁が遠近距離で巧みに放たれ、花弁のような衝撃波が舞い散りオブリビオンの動きと連係を直接崩しにかかっていた。

 まるで散弾銃のように撃ち込まれた衝撃波の颶風が、一切の抵抗すらをも許さずオブリビオンに蹂躙していく。ただただ才能と技巧によって圧していた。両腕、体躯、胴、脚、顔面。叩き込まれる破壊の嵐は仮借なく。繰り出されるは技巧乱舞。並ぶものなき武芸の極みが空を穿ち、地へ轟く。一挙一足そのすべてが虚でありながら同時に実だ、正拳突き、裏拳打ち、鉄槌打ち、掌底打ち、回転蹴り、跳び蹴り、かかと落とし、式神攻撃、衝撃波、その猛威の嵐に牽制という概念など一発足りとて混じっていない。ゆえにそれら、技量の域にてすべてが必殺。さらにそこへ猟兵としての性能さえ容赦なく乗せているというならば、後は語るべくもない。

成功 🔵​🔵​🔴​

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「むむ! 可愛い見た目でも惑わされないんだから。いっくよー!」
 挨拶が代わりに放たれたのは稲妻の如き縮地と貫突。瞠目するオブリビオンを瞬矢のように捻り、穿ち、生きた球へと変えながら後方の障害物まで軽々と吹き飛ばす。骨肉を断ち切り、根こそぎもぎ取るだけの暴力はまさに脅威魔的という他なかった。ユーベルコード『パープル・フォース』によって向上した、猟兵のアベレージを超越した凄まじい速度、圧倒的な膂力だが、何よりも恐るべきはその力を制御する四王天の戦闘技巧だ。間合いの遥か外から一瞬にして相手の目と鼻の先へと斬り込む。

「紫煌剣よ、焔に力を貸してね!」
 そして煌めく居合いの閃光、舞る刃が虚空を断つ。超々高速で抜き放たれた紫煌剣の抜刀に、斬れぬものなど存在しない。堅牢なオブリビオンのユーベルコードによって作られた氷の大盾すらもなんのその。極限まで集束した紫煌の一閃は既に、空間さえ破壊と両断の対象に捉えていた。刹那――僅かに遅れてずるりと滑る下半身。真っ二つにされたオブリビオンに、花が舞い散った。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・龍厳(サポート)
『俺に挑むには10年早いな。』
 羅刹の魔法戦士。
 普段の口調は男性的、仲間にはフレンドリー

行動の基準は戦闘が楽しめるか又は興味を持った事柄に積極的に関わる。
パッと見た印象では自身過剰に見えるかもしれないが戦場を渡り歩いてきた経験からの発言
戦闘は戦場で敵の技術を盗み自身が扱えるものに昇華させるため戦場を探してる竜殺し。
戦場では弱肉強食、故に弱者に手を差し伸べる者への優しさと敬意は無くしていない。
力押しから技術比べまで多彩な戦闘可能。
猟兵の妻と二人の娘がいる。
 ユーベルコードはどれでも使用、怪我は厭わず行動します。
例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしく!



「ひとーつ! ふたーつ!! みーっつ!!!」
 七星・龍厳(紅蓮の竜殺し・f14830)は増強された反射神経、圧倒的な臂力を前にオブリビオンが繰り出すユーベルコードの氷の矢による流星雨など通じはしない。単純な強さという王道を武器に、あらゆる苦難を真っ向から切り伏せ、捻じ伏せ、叩き落とす。追撃直後に走る衝撃——叩きつけられた、オブリビオンの肉体が地面へ巨大な蜘蛛の巣状の線を刻んだ。

「これで、仕舞だ!!!!」
 全力で終着点に叩き付けられた瞬間、オブリビオンの肉体は真っ赤な花と爆散した。破裂した血袋に加工され、文字通りの合挽肉に調理される。更に駄目押しまだ足らないと、周囲のオブリビオンへと唸る追撃の兜割り。羅刹連撃(ラセツレンゲキ)の猛威が更なる進化を果たす。続く連撃は、そのどれもが桁違いの精度で放たれた。速度はまったく同じというのに、今までと段違いの鋭さで的確にオブリビオンの身体を削りにかかる。最適化が済んだといわんばかりの斬閃に隙はなく、オブリビオンに逆転の芽はどこにもなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「全てを浸食する呪われた黒百合の舞を、受けてみると良いの」
 禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)は身に纏った装備武器を無数の呪術が込められた黒い百合の花弁に変えて、周囲のオブリビオンたちへと奔らせていく。ユーベルコードによって生み出された数多の刃が周囲の空間を奪いオブリビオンの機動力を奪い取る。のみならず、これで視界も塞がれた。物理的に生み出された遮蔽物がユーベルコードの斜線を覆い隠し、シマエナさまの行動は大きく制限された。

 さらに、禍沼の操作によって『呪われた黒百合の舞(カースド・リリー)』の機動性と命中率が絶大に跳ね上がる。恐るべき攻撃能力を保持したまま、空中を縦横無尽に旋回して獲物を目指し飛翔する。数も増え、軌道も直線から曲線へと無秩序に変化した。オブリビオンが氷の矢を的確に放とうとも、それでは無理だ。その程度では消しきれない。結果、秒間数百の黒い百合の花弁が機関銃のように殺到する。呪術が込められた黒い百合がオブリビオンを穿ちながら穴だらけにしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヒース・アーベル(サポート)
*性的表現のあるシナリオは不可
アドリブ・共闘:可
UC:ご自由に
メイン武器:各種投擲用ダガー

「さて、“掃除”を始めましょうか」
基本的には、相手の隙を作る方に特化しています。
主に呪文付の投擲武器を【武器複製】で複製しつつ戦うことが多いです。それらを投擲して対象に当たったら呪文発動、という感じです。それ以外の使い方でも構いません。
また、【霧の街】で敵の視界を塞ぎつつ味方を回復するなど、他の方を支援することもあります。
仕込み杖はいざという時か、暗殺など騙し討ちをする時くらいしか使いませんね。

怪我をすることは特に気にしません。また、他の猟兵さんに迷惑をかけること等は致しません。
どうぞ宜しくお願いします。



「しばらく迷っていてください」
 ヒース・アーベル(胡散臭い掃除屋・f35538)はユーベルコード『霧の街(キリノマチ)』によって、戦場全体に魔術による濃霧を発生させていく。オブリビオンはたちまち視界を閉ざされ、痺れを伴う毒の攻撃で動きを鈍らせる。その上でオブリビオンへと繰り出された囮の殺気と、その影で放たれた伏打ちの掌打。速度威力はともに猟兵のアベレージの域だが、完全にユーベルコードによって生み出された濃霧との相乗効果で意識の死角を衝かれたせいで綺麗に脳を揺らされる。

「動物的な本能のままですね、実に与し易い」
 気づいた時にはすべてが遅く。平衡感覚を一瞬で奪われたオブリビオンは、座り込んだまま飛び上がることさえもはや不可能になった。これにて詰みとなり何をされたのか、瞬間的には理解できないほどの早業で沈められた。当然それが一匹のオブリビオンで終わるわけもなく、次々と敵手たちは濃霧の中で猟兵に沈められていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。ふふ、ご安心を。お手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

先ずは【早業】で私や仲間へ【オーラ防御/結界術】展開、守りを。
【早業/軽業/地形の利用】で移動。

敵の攻撃は防御結界で弾き、物理攻撃は薙刀で【武器受け】、薙刀or式神の黒揚羽で【咄嗟の一撃/カウンター/2回攻撃】。

UCは戦況と効果次第で適切なものを使用。
可能なら【早業】で敵のUC発動前に発動。

後はお任せ。



「あらあら。ふふ、随分とお可愛いオブリビオンですね。さって――お手伝い致しますよ!」
 のほほんとした柔和な音韻とは裏腹に土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)の繰り出す一撃はあまりに苛烈だった。瞬間、放たれたユーベルコードの乱閃が世界を微塵に斬り裂いた。陰陽術における性質の全利用、限界まで力を注ぎ込んだ破魔の切っ先は大気やオブリビオンの繰り出した氷の杭のみならず次元そのものを裁断する。

「朱雀、玄武、白虎、勾陣、帝久、文王、三台、玉女、青龍。……参ります!」
 あらゆるオブリビオンを一掃せんと轟き渡る破邪一閃。九字の極致、土御門が独自に猟兵の技に応用した、閃剣が手始めに眼前のオブリビオンを両断する。文字通りの必殺そのもの。直撃を喰らえばその時点で終わり、受け止めることも危険だと一閃に伴う衝撃波をもってオブリビオン体感して判った。もしも受けたのなら、待っているのは両断の運命と破魔の二重奏がオブリビオンを襲うに違いない。

成功 🔵​🔵​🔴​

高宮・朝燈(サポート)
『オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ!』
 妖狐のガジェッティア×電脳魔術士、10歳のませたガキです。
 普段の口調は「ちょっとだけメスガキ(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、機嫌が悪いと「朝燈スーパードライ(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは、レギオン>お料理の時間>その他と言った感じです。レギオンで出てくるガジェットはお任せします。補助的な役割を好みますが、多少の怪我は厭いません。オブリは小馬鹿にしますが、味方には人懐っこくなります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「バトルモードアクセス、先生をフルアーマーに変形!」
 高宮・朝燈(蒸気塗れの子狐・f03207)が宣したと同時にユーベルコード『チェンジ・マクシミリアン・モード』が解き放たれ、周囲に散乱した戦闘によって破壊された木々や大小さまざまな岩をガジェットスーツ『バール先生』は取り込んで巨大化していく。

「チェンジ・マクシミリアン・モード!!
 強く、強く、ひたすら強く限界を超えて供給される膨大なユーベルコードの出力。周囲の素材を取り込みながら、強化と膨張を繰り返す様は、まさに圧巻だった。そうして手に入れた圧倒的な出力は小細工無用の破壊力だけでオブリビオンを捻じ伏せる。

 高宮とパール先生の相乗効果によって、どれだけ多くの燃料を詰め込んでも、注ぎ込まれる特注兵器が停止するようなことはない。攻撃のたび腕も足も新たに燃料を補充しながらしながら、即元通りに修復されてオブリビオンをねじ伏せながら勝利への前進をし続けた。

成功 🔵​🔵​🔴​

スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「辺りに漂う霊素よ、我が声に応え、その神秘の力を与え給え!」
 スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)の体躯が妖しく輝く赤い憑依霊で覆われ、著しくその戦闘能力を向上させていく。既に数多の戦闘が行われているこの戦場において、このユーベルコードにおける増強は圧巻と呼ぶほど。圧倒的に優れた性能がスフィアの存在を周囲に示す、その隔絶した完成度は冒険者たちが畏敬さえ抱くほどだった。

「ここまで強化されるのは……滅多にない経験ですね。ですが――へっちゃらですよ」
 華奢な体躯に似合わない一撃の重さ、迅雷のように鋭い動きは極めて高い領域のユーベルコードと親和性から生み出されたもの。その基本性能に加えて、何よりも突出している畏れ多い威圧感を放ち、妖力に満ち溢れた深紅の刀身を持つ巨大な刀がスフィアの脅威を支えている最大の根幹だ。その妖力に満ちあふれるという特性が、ユーベルコード『霊素融合憑依(レイソユウゴウヒョウイ)』と相俟ってスフィアを最高に獰猛な猛威のカへ押し上げて、オブリビオンに致命を刻み込んでいく。

成功 🔵​🔵​🔴​

陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)


キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。



「――炎術、芭蕉扇。これで十分よ」
 次瞬、ユーベルコードの解放と共にオブリビオンへと芭蕉扇より生み出された炎を纏ったクロアゲハが波濤と化して押し寄せた。本来これは陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)の基準攻撃であり、技や手数を重視した炎蝶術の基本だが、しかしユーベルコードの出力で放たれたそれはまさしく凶悪な絶殺技だ。地震の如く大気を鳴動しながら劇的にオブリビオンの焼き焦す。

 ただの炎のみならず、炎上・猛毒・暗闇による状態異常の三重奏がオブリビオンの反撃を許さない。ユーベルコードを発動した瞬間から今まで、常に陽殿蘇を中心として戦場に空間支配が発生するのはそういうことだ。大気も、大地も、人でさえ、オブリビオンでさえ、陽殿蘇のクロアゲハから逃げられない。手をかざすどころか、認識されただけでもはや詰み。回避不能。周囲三百六十度、陽殿蘇の意識が集った箇所から炎を纏ったクロアゲハの奔流が溢れ出す。世界を侵食する黒揚羽は煌々と輝きながら、女王の意志に首を垂れてあらゆる敵を葬り去る。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)


ハロ・シエラ(サポート)
私はハロ・シエラ。
戦う事以外は不得手です。
また、オブリビオンによる問題に対しては説得などより戦いで蹴りをつけるのを好みます。

口調は(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)。
基本的には誰に対しても敬語です。
戦術としては【第六感】と【見切り】を駆使して勝機を見出し【カウンター】や【鎧無視攻撃】で敵を仕留めるスタイルです。
真面目に戦いますが、強敵が相手なら【毒使い】や【投擲】、【物を隠す】による【だまし討ち】も視野に入れましょう。

ユーベルコードは戦況に応じて何でも使用しますが、味方や一般人は巻き込まない様に努力します。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「思ったよりもオブリビオンの数が多いですね。あれは……ロランさん?」
 ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)は予想以上に多くのシマエナさまに囲まれ、どう打開したものかと周囲を見回すと、そこには見知った猟兵の姿があった。
「ハロちゃんも、今回のオブリビオンの討伐にきていたんだ、びっくりしたの」
 どうやら旧知の猟兵たちはオブリビオンによって分断されて、ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)とハロはオブリビオンと、彼らの呼び出した夥しい数のシマエナガの形状をした魔獣たちに包囲されている。

「ん、オブリビオンに囲まれた時は……広範囲の攻撃がいいのかな?」
「そうですね、また”あれ”をやるとしましょう」
 文字通りに、阿吽の呼吸と呼ぶべき意思疎通だろうか。ハロはすぐさまロランの意思を読み取って自らを囮にしながら、包囲され行動範囲を制限された中でも、彼我の境を縫うように駆けまわりオブリビオンと魔獣たちをおびき寄せていく。

「ばっちりなの! ハロちゃん、いくよの!!」
 すかさずハロが集めたオブリビオンの集団へ、ロランはユーベルコード『憑きて荒ぶる音狼の狩猟(ハンティングオーダーオブアルファオーラ)』を解き放ち、遠吠えに魔力を乗せた波濤を展開させる。びりびりと大気が振動する。並の魔獣であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャー。直接的なダメージならず、その心理的な影響は当然のように周囲のシマエナさまとシマエナガたちに伝播する。

「予想通りに動きがとまりましたね、ここから一気に反撃と行きましょう」
「ハロちゃん、一緒にこの窮地を打開するの!」
 二人は背中合わせの位置に立つとそこから、外に広がる螺旋状を描いて奔りオブリビオンの創り出した包囲網を突破していく。当然、力押しの突破だけではない。二人は交互に最大速度から一気に急制動をかけ、時にその逆を起こすことで積極的に錯覚の誘導を起こすことも忘れない。螺旋を織り交ぜた動きも攪乱に一役買い、ひたすら感覚をかき混ぜながらオブリビオンの隙に付けこんでいく。

「ロランさんのお陰でたすかりました、ありがとうございます」
「こちらこそ、無事に突破出来たのはハロちゃんのお陰なの」
 あるがままの互いを認め、尊重しながら繰り出す連携に不安定さは一切ない。荘厳に煌めく炎のような二人の連携はオブリビオンを切り裂き、世界の脅威を焼き払うのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「氷の剣よ、私の手に宿りて全てを凍てつかせ、切り裂く力を貸して下さい!」
 氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)はユーベルコード『絶対零度の剣(フローズン・ソード)』によって超低温かつ超硬質の氷の剣を生み出して、オブリビオンを次々と打ち斃していく。同時にそれは魔力によって作られたという特性ゆえに、大きすぎる利点を内包している。

「この剣はただ切るだけで終わりじゃないんですよ」
 つまり、それは氷咲の攻撃射程が可変であることを表わしている。つまり見えている間合いが危険地帯という見切りは出来ずに、必要に応じて射程を伸ばしオブリビオンの隙を突くように切り裂いていく。ユーベルコードの力を付与された絶対零度の剣はもはや純粋な金属よりも鋭利な刃となって、オブリビオンの命の鼓動を止めんと猛威を示す。さらには避けたと思った氷刃がその直前、まるで散弾の如くに爆裂してオブリビオンの身体を蹂躙する。サイキッカーでありながら剣を使うという、技量の分厚さを乗算させるが如く戦闘力に上乗せされ、オブリビオンは為すすべなくその数を減らしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「さーて! これでオブリビオンたちも最後だね」
「ええ……随分と多く居たものね、もし桜井たちが来てくれなかったと思うとぞっとするわ」
 桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)は軽機関銃を持つ冒険者たちと共に最後に残ったオブリビオンを包囲する。金食い虫の捕獲から始まり、オブリビオンとの戦闘を冒険者たちと紡いだ絆は確かなものとなっていた。もはや何も言わずとも、桜井が動き易いような威嚇射撃を冒険者たちが行い、そこをブルーミング・ファイアの猛威が一掃する。

「ところで、この戦いの後は時間があるかしら」
「別に急ぎの要件はないけれど、どうしたの?」
 エルフはそれを聞いて嬉しそうに次の言の葉を、機関銃のように矢継ぎ早に告げていく。
「……大切な仲間とは仕事の後に食事をすることにしているの、桜井もどうかと思って」
「わ! それは楽しみ、それじゃあ……残りを倒して、向かうとしよっか!」
 ますます気合を入れる桜井とエルフたち。冒険者たちは桜井に戦闘力では劣るものの、オブリビオンには持ち得ない機知と連携で対抗していた。桜井のユーベルコード『総員出撃』から借り受けた武装で、面掃射や精密狙撃の使い分けで局面を切り開きつつ、猟兵の攻撃を切り札として要所で繰り出して貰う。いわば柔と剛の二段構えによる堅実な戦い振りを見せ、残ったオブリビオンたちを圧倒した。

 ――長かった戦いもついに終わりを迎えた。
 金食い虫の捕獲だけではなく、これだけのオブリビオンを倒した事による報酬が少ないはずもない。
 思わぬ臨時収入に気持ちが大きくなった桜井とエルフたちはとびきり特別なお店で約束の食事を果たすのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年06月12日


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#アックス&ウィザーズ
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#戦後


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト