7thKING WAR㉖〜原初の魔王にして諸悪の根源
●グリモアベースにて
「連戦続きの中、集まって来てくれてありがとうだね。いよいよ魔王ガチデビルとの決戦の時が来たよ」
グリモア猟兵の少女リリスフィア・スターライトは、はやる気持ちを抑えながら猟兵達に向けて説明を始める。
「もう知っている人もいるとは思うけれど、魔王ガチデビルについて説明させてもらうね。魔王ガチデビルは、かつての1stKINGだね。再びデビルキングとなって、悪魔契約書による他の世界へ悪魔を輸出しようと企んでいる張本人だよ。魔王には2つの形態が存在するのだけれど、皆と戦うのは召喚形態だね。デビルキングワールドの中の悪魔達を召喚して戦わせるんだ。契約にとって悪魔達は魔王に逆らう事が出来ないんだ。例に洩れず先制攻撃を仕掛けて来るから、その対処は戦う為の絶対条件だよ。それだけならこれまでの強敵達との戦いと変わらないのだけれど、魔王ガチデビルも必死のようだね。最後の備えを惜しみなく使って来るんだ」
魔王ガチデビルは歴代のデビルキング達の能力を解明して、5つの『KING宝珠』を作り出したのだと、リリスフィアは説明を続ける。
「5つのKING宝珠は魔王ガチデビルに絶大な力を与える続けるみたいだね。具体的にはだけれど…」
2ndKING『魔王ビストログルメ』の宝珠。
様々な料理を作って食べさせ、所有者を回復する。
3rdKING『堕天使エンケロニエル』の宝珠。
所収者に従う「植物怪獣軍団」を召喚し続ける。時間経過でねずみ算式に増える。
4thKING『キング・ブレイン』の宝珠。
新たな知識を脳内に流し続け、戦闘時間に比例して所有者を強くする。
5thKING『勇者リリリリ』の宝珠。
宝珠自身が盾のオーラを放出しながら飛び回り、所有者を護る。
6thKING『ビームスプリッター』の宝珠。
所有者は通常のユーベルコードと同時に「腹からビーム」を撃てるようになる。命中精度・ダメージ共に大。
「宝珠はどれも戦局を左右するほどの強大な能力で、しかも魔王ガチデビル本来の能力と同時に使えるのだから、すごく厄介だよね」
それならば宝珠を先に破壊すればいいのではないかと、猟兵の一人から意見があがった。
「そうだね…でも、もっといい打開策があるよ。宝珠はある程度ダメージを与えれば皆の味方になってくれるみたいなんだ。理由は分からないけれど、歴代デビルキング達の意志なのかもしれないね。でも当然、魔王ガチデビルは宝珠が皆の手に渡るのを阻止しに来るから、その対策も用意しておいた方がいいんじゃないかな。特定の宝珠だけを狙った方が味方につけやすいかもしれないね」
魔王ガチデビルは用意周到な魔王である。
自分の元にへと辿り着いた猟兵達を侮る事は決して無いだろうし、勝ち残る為ならあらゆる手段を講じるだろう。
ならばこちらも十分な用意をして挑むべきだろうと、リリスフィアは猟兵達への説明を終える。
「私の方はいつでも転送できるから。準備と覚悟が決まったら、声をかけて欲しいかな」
リリスフィアの言葉を聞いた猟兵達は、すぐに準備に取り掛かるのだった。
吾妻 銀
吾妻 銀です。
7thKING WARの5本目のシナリオとなります。
戦争シナリオとなりますので、1章構成となります。
1stKING『魔王ガチデビル』〜召喚形態との決戦シナリオとなります。
難易度はやや難ですので、判定も厳しめになります。
魔王ガチデビルの討伐が成功条件です。
先制攻撃だけでなく5つのKING宝珠の対策は必須となります。
プレイングボーナスは『敵の先制攻撃に対処する/「KING宝珠」を味方にする。』となります。
全ての宝珠を味方につけようとするよりは、特定の宝珠だけを狙った方が成功率は上がるかと思われます。
OPの公開直後から常時受け付けとなります。
断章はありません。
それでは参加をお待ちしております。
第1章 ボス戦
『1stKING魔王ガチデビル召喚形態』
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POW : 『強欲』
レベル×1体の【配下の古代悪魔軍】を召喚する。[配下の古代悪魔軍]は【邪悪】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD : 『憤怒』
戦場全体に【ガチデビルの魔力が具現化した闇色の炎】を発生させる。レベル分後まで、敵は【炎から現れる『憤怒獣』】の攻撃を、味方は【闇色の炎による治癒】の回復を受け続ける。
WIZ : 『嫉妬』
自身と対象1体を、最大でレベルmまで伸びる【悪魔契約書による契約の魔術鎖】で繋ぐ。繋がれた両者は、同時に死なない限り死なない。
👑11
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夜刀神・鏡介
あんたの目的を果たさせたらどうなるか分かったもんじゃないし、そりゃ全力で止めるさ
神刀を抜いて相対。敵の先制UCは受けてもよし
精神面等の悪影響がなければ戦闘に影響はないので一旦無視して、ビームの回避か防御に全力を
俺とガチデビルが一蓮托生とはいえ、相手が一方的に解除する可能性はある
できるだけ攻撃は受けない立ち回りを心掛ける
優先して狙うのは3rdの宝珠
ガチデビルと大量の敵を相手にするのは厳しい分、こちらが使えれば選択肢が増える
とりあえず宝珠を抑えてもらって、ガチデビルと殴り合い
5thの防御の隙間をついて攻撃しつつ、最後の一押しで封の型【夕霧】
一時だが、あらゆる魔術を祓うこれで契約魔術を破棄して止め
鍋島・小百合子
SPD重視
他の猟兵との連携可
これが悪の王とならんとする者の力か・・・
じゃがこれしきの事で怯むわらわではないわ!
「我に勝算あり!その言葉に偽りがない事を珠に見せつけん!」
敵の先制攻撃には火炎耐性でひたすらに耐え凌ぎつつ、
薙刀の衝撃波で延焼を防ぐよう吹き飛ばしながら、
「勇者リリリリ」の宝珠に狙いを定めては長弓で射落とさんと動く(視力、スナイパー、鎧無視攻撃、乱れ撃ち併用)
先制攻撃を越えればUC「飛翔勇矢雨」にて空を飛翔しては1230本もの光の矢を長弓より放ちて珠を狙い射抜く!(範囲攻撃、弾幕併用)
首尾よく珠を味方につければその守護に預かり、魔王の眉間に向け破魔と神罰の力を込めし光の矢を放つ!
ヘスティア・イクテュス
先制だけじゃなく、5つの宝珠、能力…
流石1stKINGは伊達じゃないってところかしら?
うちの世界への悪魔の輸出を許すわけにはいかない
ここで止めるわよ!
ティターニアで『空中戦・機動』
空を飛び回ることで憤怒獣、3thの植物怪獣軍団、そして6thのビームを避ける
回復は無視、4thで強化される前に短期決戦を目指して
宝珠も巻き込んでのマイクロミサイル『一斉発射&範囲攻撃』
これで植物怪獣軍団と憤怒獣諸共に
5thへ火力を
盾で身を守りつつの『エネルギー充填』、回復するなら一撃で決める!
ブラストーモード!その腹!ぶち抜いてあげる!
諸悪の根源たる1stKING『魔王ガチデビル』の目的である悪魔輸出計画。
その計画が実現されてしまったのなら果たして、どれだけの被害が各世界にもたらされる事だろうか。
「だから全力で止めるさ!」
夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)は辿り着いた早々に神刀を抜いて、魔王ガチデビルと相対した。
単純な力の差は歴然であったが、それでも鏡介に恐れも躊躇いも無い。
「邪魔などさせぬ!」
魔王ガチデビルもまた鏡介を侮る事無く、悪魔契約書による契約の魔術鎖を投射した。
光速で飛んできた鎖は鏡介に避ける暇も与えずに、魔王ガチデビルと鏡介の両者を繋いだ。
7つの大罪の1つである嫉妬を象徴する鎖は、繋がれた両者が同時に死なない限りは、どちらも死ぬことが出来ない。
猟兵達の猛攻を凌ぐことを主眼に置いている、魔王ガチデビルにとっては最善手であると言えるだろう。
「死にはせぬだろうが、大人しくしてもらうぞ」
そして魔王ガチデビルには、歴代のデビルキング達の能力の一部を体現させた宝珠がある。
その1つである6thKING『ビームスプリッター』の宝珠の力を源に、魔王ガチデビルは腹部からビームを発射するのだった。
発射されたビームは正確に鏡介の元にへと向かう。
「神気解放、魔を祓え。封の型【夕霧】」
鏡介は神刀の封印を解き、刀身からあらゆる魔を祓い、魔力の行使を封じる神気を放出した。
直撃するはずだったビームは、神気によって無力化されるのであった。
「どうやら精神面に悪影響がないようかな」
鎖に繋がれた状態でも問題なく戦えることを確認した鏡介は、魔王ガチデビルを守るように浮かんでいる宝珠を注意深く観察する。
観察によって3rdKING『堕天使エンケロニエル』の宝珠が見つかった。
「植物怪獣軍団」を召喚し、時間経過でねずみ算式に増やし続けていく宝珠を奪う事が、鏡介の狙いである。
だが鏡介の狙いに気付いたかのように、植物怪獣軍団が召喚され、宝珠を守るように防衛網を敷かれてしまうのであった。
「いつまでも攻撃を凌いでいるだけでは埒があかないな…」
鏡介はビームを回避しながら、宝珠を奪う隙を伺う。
鎖で繋がれている限りは死ぬことは無いが、致命傷を負った所で魔王ガチデビルが鎖を解除する可能性もある以上、下手に攻撃を受ける訳にもいかないのだ。
だが単身では魔王どころか宝珠にさえも近づく事は、非常に困難であると言わざるを得ない。
「これが悪の王とならんとする者の力か・・・」
「先制だけじゃなく、5つの宝珠、能力…流石1stKINGは伊達じゃないってところかしら?」
鏡介が魔王と宝珠の連携によって苦戦している所へ、鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)とヘスティア・イクテュス(SkyFish団船長・f04572)が馳せ参じる。
「1人や2人増えた所で状況は覆させぬ!」
小百合子とヘスティアの接近に気付いた魔王ガチデビルは、戦場の至る所に闇色の炎を具現化させた。
「憤怒の獣よ、その姿を現すのだ」
闇色の炎から『憤怒』を象徴するに相応しい、獰猛で怒り狂った獣が出現する。
憤怒獣は血に飢えた眼で、2人を睨み付けた。
「これしきの事で怯むわらわではないわ!」
「うちの世界への悪魔の輸出を許すわけにはいかない。ここで止めるわよ!」
小百合子とヘスティアは懸命に憤怒獣と応戦するも、戦いは膠着状態に陥るのであった。
一歩も退かぬ戦いぶりを披露する2人であったが、憤怒獣は闇色の炎によって受けた傷は癒され、更に宝珠の力による援護もあって、2人が攻め込む隙を与えない。
魔王ガチデビルの指揮による防衛網に一切の隙は無かった。
そして時間が経過すれば、4thKING『キング・ブレイン』の宝珠によって魔王陣営は更に強固なものとなってしまうだろう。
「必ずや勝機を掴み取ってみせよう」
魔王ガチデビルは宝珠に指令を下す一方で、2ndKING『魔王ビストログルメ』の宝珠が生み出した様々な料理を食していた。
戦いで消耗した力を回復させているのである。
「やっぱり長期戦は不利ね…それなら!」
妖精の羽を象った白いジェットパック『ティターニア』で空を飛び回り、憤怒獣だけでなく植物怪獣軍団やビームからも避け続けていたヘスティアは、僅かな隙を突いて攻勢にへと転じるのであった。
魔王ガチデビルの防衛の要である5thKING『勇者リリリリ』の宝珠を狙って、マイクロミサイルによる一斉発射を行ったのである。
ミサイルによる爆撃は、植物怪獣軍団と憤怒獣諸共を巻き込んで、宝珠に着弾したのであった。
「我に勝算あり!その言葉に偽りがない事を珠に見せつけん!」
持ち前の火炎耐性でひたすら憤怒獣とビームを耐え凌いでいた、小百合子も薙刀による衝撃波で闇色の炎を吹き飛ばしながら、ヘスティアに続いた。
「我は貫き通す光を込めし矢の涙雨流星群を束ね・・・射る!」
小百合子は一気に飛翔すると上空から長弓を構え、大量の光の矢を、5thKING『勇者リリリリ』の宝珠を狙って流れるように投射した。
1200本を超える光の矢が、宝珠を守っていた植物怪獣軍団を射抜き、盾のオーラを掻い潜って5thKING『勇者リリリリ』の宝珠をも射抜いたのである。
魔王ガチデビルの軍勢は2人を阻止すべく攻撃を繰り出すも、2人は自身が傷つこうとも止まる事は無かった。
小百合子とヘスティアの連携によって、ダメージを受けた勇者リリリリの宝珠は、ついのその輝きを失うのであった。
すぐに宝珠は再び輝き出すが、これまでとは異なる輝きを放っていた。
宝珠の中に眠っていたデビルキングの意志が、猟兵達の力を認めたのだと、2人は本能的に感じ取ったのである。
「やはり侮るべきではないか…だが今が攻め時でもある」
宝珠の1つを奪い取る事に成功した小百合子とヘスティアだが、その代償は決して軽くはなかった。
「これはまずいのう…」
「さすが諸悪の根源ね…」
予想していた以上に消耗が激しく、2人は飛翔する事もままならず、立っているのがやっとという状態であった。
魔王ガチデビルがそれを黙って見過ごすはずも無く、奪われた宝珠が使用される前に止めを刺すべく、手勢を差し向ける。
憤怒獣の牙が小百合子とヘスティアに届こうとした所で、その横から植物怪獣軍団が憤怒獣に噛みついてきたのである。
「どうやら間に合ったようだね」
2人の元に駆け付けた鏡介の手には宝珠が握られていた。
小百合子とヘスティアが注意を引いていた間に、鏡介は3rdKING『堕天使エンケロニエル』の宝珠を奪い取る事に成功したのである。
「ぐ…こうも容易く宝珠が奪われるとは…だがデビルキングの力を簡単には使いこなせまい!」
魔王ガチデビルは宝珠を奪い返すべく、ビームを発射した。
「守護に預からせてもらうかの!」
ビームに対して小百合子は勇者リリリリの力を借りて、盾のオーラを展開させた。
「他の宝珠も抑えておかないとね」
鏡介は宝珠の力で味方につけた植物怪獣軍団に、他の宝珠への攻撃を命じた。
これ以上、宝珠を奪わせまいと魔王ガチデビルも憤怒獣を差し向けるが、それによって魔王自身への防衛が疎かになるのであった。
「風向把握…弾道予測…射軸安定……今!」
ようやく訪れた魔王ガチデビルへの攻撃のチャンスに、ヘスティアは残った力を振り絞って、ビームライフル『ミスティルテイン・改』のエネルギー充填を完了させる。
「ブラストーモード!その腹!ぶち抜いてあげる!」
「そうはさせぬ!」
ヘスティアのビーム砲撃に対抗して、魔王ガチデビルも腹部からビームを発射して相殺しにかかる。
だが一撃で決めるつもりで発射したヘスティアのビームは、魔王ガチデビルのビームを打ち消して、魔王の腹部に直撃させたのであった。
「お見事!ならば我は眉間を撃ち抜いてくれよう」
残された力では次が最後の一撃となるだろうと、小百合子も覚悟を決めてヘスティアに続いた。
「く…まだそのような力が残っていたとは」
長弓から魔と神罰の力を籠めた光の矢を放ち、正確に魔王ガチデビルの眉間を貫いたのである。
2人による致命の一撃を受け、魔王ガチデビルは大きくよろめくが、完全な死には至らない。
「ぐぐぐ…だが契約魔術がある限り決して倒れぬ!」
「それはどうかな?」
そこへ鏡介が魔王ガチデビルの懐にへと飛び込んだ。
封の型【夕霧】―長時間の使用は自身の命をも失いかねない危険なUCであるが、鏡介はその力で一時的だが契約魔術による鎖を無力化させ、魔王ガチデビルとの命の繋がりを絶った。
「これで終わりにさせてもらう!」
「グ…グオオオオオ!!」
最後の一押しとばかりに、鏡介は渾身の力で神刀を振るって、魔王ガチデビルを正面から切り裂くのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
ユニ・バンディッド
アドリブ歓迎
悪魔的視力で敵の動きを盗み、ダガー錬成と同様に魔力やその辺のものも視て、ビームや憤怒獣の予兆を先読み回避していくよ。必要あれば空飛ぶ金貨達を足場に蹴って空にも逃げれる様にするね。
隙を見て【ショータイム!】魔法陣を高速展開!飛び出せ!マズかったり爆発したり変な味の精巧な贋作料理!召し上がれ♪(贋作料理を投擲)
2ndKINGの料理も盗み、精巧な贋作にすり替えて食べさせるね!変わった味によるガチデビルへのダメージと料理評価による2ndKINGの宝珠への精神ダメージを狙うよ。それに食べて回復するなら食べれない料理にしちゃえばいいじゃない。ボクはあくまで贋作の魔界盗賊。どんどんすり替えちゃえ
「あはは。そんな攻撃、視え視えだよ♪」
6thKING『ビームスプリッター』の宝珠から発射されたビームと魔王ガチデビルに呼び出された憤怒獣による連携攻撃を、悪魔のシーフであるユニ・バンディッド(贋作の悪魔・f31473)は軽々と避けていく。
ユニは悪魔的視力で敵の動きを盗み取ったかのように先読みして、魔王による先制攻撃を回避しているのだ。
魔王側も手数に任せてユニの逃げ場を与えないよう追い込むも、ユニは空飛ぶ金貨達を足場にして、空中にも逃げ場を作るのであった。
「なかなか楽しませてくれるではないか」
だが魔王ガチデビルの表情に焦りは無かった。
宝珠の力がある限り、時間ば立てば経つ程、自分にとって有利になるからである。
憤怒獣から逃げ回るユニの様子を眺めながら、魔王ガチデビルは体力を回復すべく、2ndKING『魔王ビストログルメ』の宝珠から生み出された、魔界料理を口に入れた。
「…何だ、これは?」
その直後、魔王ガチデビルは違和感を覚えた。
見た目は紛れもない魔界料理であるが、実際に食してみれば空虚な味が広がっていく。
回復する所か毒でも盛られていたかのように、魔王は吐き気を催してしまうのであった。
「あはは。すり替えて置いたのさ♪」
ドヤ顔で告げるユニの手には、2ndKING『魔王ビストログルメ』の宝珠が握られていた。
それはユニの盗賊魔術によって作られた贋作の宝珠である。
だが魔王ガチデビルの目から見ても、本物とまるで見分けがつかないぐらい精巧に作られていら。
先程、魔王が口にしたのも贋作の宝珠から作り出された魔界料理とすり替えたものである。
「この魔王がしてやられたのか!!」
あまりにも鮮やかな手口に、魔王ガチデビルも真っ青になるのだった。
ユニの言葉を信じて自身が所持している宝珠が贋作であると誤解する程、魔王は精神的ダメージを負うのであった。
「さあ、遠慮しないで、変な味の精巧な贋作料理!どんどん召し上がれ♪」
魔王ガチデビルが動揺した隙をついて、ユニは精巧な贋作料理を次々と投擲する。
「食べて回復するなら食べれない料理にしちゃえばいいじゃない」
精巧な贋作料理は魔王ガチデビルと憤怒獣の口に入る前に、爆発を起こすのだった。
「く…侮っていたつもりなどないが…貴様、何者だ!」
回復用に残しておいた魔界料理も全て、贋作料理にすり替えられており、魔王ガチデビルには何が起こっているのかまるで理解できなかった。
「ボクはあくまで贋作の魔界盗賊。どんどんすり替えちゃえ」
偽物は真物に真物は偽物に代わっていく様子に、本物の宝珠も力を失うのであった。
大成功
🔵🔵🔵
メンカル・プルモーサ
(飛行式箒リンドブルムに搭乗)
…さて…魔王ガチデビル…討伐させて貰うとしよう…
…箒に乗って空中機動しつつ接近…フェイントをかけつつ…
現影投射術式【ファンタズマゴリア】にて自分の囮の幻影を作ってそっちにビームと…魔術鎖を逸らそう…
…攻撃を回避しながら更に宝珠に接近…術式装填銃【アヌエヌエ】から誘導弾を発射……4thの宝珠にダメージを与えるよ…
…宝珠をこちらの物にしたら【ファンタズマゴリア】で幻影の霧とその中にちらつく影でガチデビルを惑わせて時間稼ぎ…
…4thの強化効果と【超過詠唱:空染める白黒の光】のための多重詠唱時間を稼いで…発射…
…ガチデビルを白黒の光に飲み込んで消してまうよ…
ワルルーナ・ティアーメル
貴様の野望、こっちにとってはいい迷惑だ!
奴の契約に強制力がないならUCは無視、
ビームにはオーラ防御、怪獣共には炎のブレスをぶつけるぞ
こっちの番になったらUCを使用して飛翔、奴本体、怪獣軍団、ついでに宝珠に「為すべき事をする意欲を失う怠惰の波動」をぶつける!こっちも死ににくいならその間ずっとそのやる気を削り続けてやろう!つまりは嫌がらせだな!
野望を捨て怠惰な時間を過ごすぐらいなら契約を切る方を選ぶだろうから、契約打ち切りに備えて4th宝珠優先でブレスを集中させ、宝珠を奪っておくぞ
まあ打ち切られても怠惰の波動は止めないがな!
意欲を削がれた奴に奪った宝珠も加え一斉攻撃するぞ!
※アドリブ連携等歓迎です
猟兵達と魔王ガチデビルとの戦いは、歴代デビルキングの力を宿した5つの宝珠の争奪戦でもあった。
一時的に猟兵側が宝珠を奪取するも、必死の抵抗を見せる魔王ガチデビルに奪い返されたりの繰り返しとなっていた。
「…さて…魔王ガチデビル…討伐させて貰うとしよう…」
「貴様の野望、こっちにとってはいい迷惑だ!」
そんないつ終わるとも知れぬ戦況の中、メンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)とワルルーナ・ティアーメル(百胎堕天竜魔王(自称)・f31435)が、新たに戦線にへと加わるのであった。
飛行式箒リンドブルムに搭乗したメンカルは空中機動しつつ、ワルルーナよりも先行して魔王にへと接近する。
「何人来ようとも負けなどせぬ!」
その動きを察知した魔王ガチデビルは、悪魔契約書による契約の魔術鎖をメンカルにへと伸ばした。
「……まずは避けないと…」
それに対してメンカルは空中でフェイントをかけて、魔術鎖をギリギリの所で回避する。
同時に現影投射術式【ファンタズマゴリア】によって、自分とそっくりと幻影を作り出した。
幻影を囮にして追跡してくる魔術鎖と、続けざまに発射されたビームから逃れるのであった。
「我は百胎堕天竜魔王ワルルーナであるぞ!」
その一方でワルルーナは堂々とした態度で、メンカルに続く形で魔王ガチデビルの元にへと向かっていた。
当然ながら魔術鎖が差し向けられるが、ワルルーナは避けずに鎖で繋がれても大して気にした様子もなかった。
更に宝珠から生み出された植物怪獣軍団やビームが襲い掛かるも、ワルルーナは炎のブレスで怪獣軍団を焼き払い、ビームをオーラで防御しながら、力任せに突き進んでいく。
「さすがここまで辿り着いただけのことはある…だが次はどうかな?」
「その前に、そろそろこっちの番であるな!」
魔王ガチデビルが更に強力な攻撃を繰り出そうとしたタイミングで、ワルルーナは背に生やした微妙な色で燃える不死鳥の翼を広げて飛翔した。
「受けるがよい!我が魔将と同じ技、締め切り前とかについ部屋掃除とか別の事を始めちゃうあの感じを与えるウェーブ!」
ワルルーナが放った緩そうな波動は、魔王相手にはあまりにも頼りなく見えた。
しかし『怠惰』の波動は植物怪獣軍団だけなく、魔王ガチデビルの動きすらも確実に鈍らせたのである。
「く…忌まわしき波動よ!」
怠惰…それは魔王ガチデビルすらも避けていた、忌むべき大罪である。
それを使いこなすワルルーナに、魔王ガチデビルは彼女から確かな魔王の力を感じたのであった。
「…今がチャンスね」
魔王ガチデビルの動きが鈍った、この瞬間を好機とみたメンカルは、術式装填銃【アヌエヌエ】を取り出して、誘導弾を発射した。
誘導弾が向かう先は、4thKING『キング・ブレイン』の宝珠である。
新たな知識を脳内に流し続ける宝珠は、研究者の一族でもあるメンカルにとっても興味をひくものであった。
「ぐ…このままではまたしても宝珠を奪われる」
メンカルが放った誘導弾が宝珠に吸い込まれていくのを見て、魔王ガチデビルに何度目かになる焦りが生まれる。
ワルルーナから流れて来る『怠惰』の波動を断つべく、魔王ガチデビルは止むを得ず契約の魔術鎖の繋がりを断つのであった。
「怠惰に屈する我ではないわ!」
そして命の繋がりが無くなった所で、魔王ガチデビルは2人に向けて腹からビームを発射した。
「そうすると思っていたぞ!」
野望を捨て怠惰な時間を過ごすぐらいなら契約を切る方を選ぶだろうと予想していたワルルーナは、ビームを容易く避け、ブレスを4th宝珠に集中させた。
ワルルーナもまた4th宝珠を奪う機会を伺っていたのである。
誘導弾とブレスによる集中砲火を受けた宝珠は、間もなくして猟兵達の軍門に下るのであった。
「貴様等…これ以上、好きになどさせぬ!」
魔王ガチデビルは宝珠を取り戻すべく、更に攻撃を激化させた。
戦場を埋め尽くすほどの怪獣の群れを差し向け、腹からビームを立て続けに発射したのである。
狙いを定めるより飽和攻撃によって、2人と宝珠だけでなく、他の猟兵達も殲滅しにかかろうとしているのだ。
力に任せた短絡的な行動であるが、放置するにはあまりにも危険であった。
「…時間稼ぎをさせてもらうわ」
宝珠の力を得たメンカルは詠唱を開始しつつ、【ファンタズマゴリア】から幻影の霧を生み出して魔王ガチデビルと植物怪獣軍団の周辺を覆った。
宝珠の力を十分に発揮するのと、詠唱を完了させるには時間が必要なのだ。
「休む暇など与えぬわ!」
魔王ガチデビルも躍起になって、幻影の霧を振り払おうとするも、思うように力を発揮出来ずに攻撃の手を緩めてしまう。
契約の魔術鎖を断ち切られても、ワルルーナが流し続けていた『怠惰』の波動によって、魔王の戦意は削がれ続けていたのである。
「我はサポートも完ぺきにこなすぞ!」
メンカルが強力な攻撃を繰り出そうとしている事を察した、ワルルーナは幻影に紛れて一斉射撃を行い、魔王ガチデビルの足止めに専念した。
「邪魔などさせぬ!」
ワルルーナの執拗な攻撃に、魔王ガチデビルは激怒して反撃とばかりにビームを最大威力で発射しようとした。
幻覚と『怠惰』の波動で判断力が鈍っていた魔王ガチデビルから、メンカルの存在が意識から外れた瞬間であった。
「多重詠唱起動、超過詠唱開始。全き光よ、染めろ、満ちよ。汝は漆黒、汝は純白。魔女が望むはこの世を溶かす無彩色」
その間に宝珠の力も借りて多重詠唱を完了させたメンカルは、存在情報を塗り潰す白と黒の光を魔王ガチデビルに向けて発射する。
ワルルーナだけに意識を向けていた魔王ガチデビルにとって、それは完全な不意打ちとなった。
白と黒の光の奔流によって射線上の怪獣軍団は消滅し、魔王ガチデビルをも飲み込んでいく。
「グアアアアアアアア!!」
魔王ガチデビルの姿は白と黒の光の中に消え、絶叫だけが戦場になり響くのであった。
大成功
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水鏡・怜悧
詠唱:改変・省略可
人格:ロキ
ふむ、腹部近くに口があるというのは、生物的に有利なのでしょうかね。消化器への負担が大きいようにも思いますが……あぁ、考察は後回しにした方が良さそうですね。
敵の動きを見て(情報収集)、鎖を最低限の動きで躱し、すれ違うよう前へ。高レベルであればあるほど、引き戻すまでは時間もかかるでしょう。
ビームは魔銃を光属性にして、反射で逸らします。植物怪獣は火属性に切り替えて焼き払いましょう。
そろそろ、魔銃は解析されてしまったでしょうか。雷属性の黒球を3rd宝珠へ直接ぶつけつつ発動させます。
宝珠の手助けが得られたら、植物で動きを封じつつ、黒球を腹部の口の中へ移動させましょう。
「準備は万全の状態で挑んだはずだが…よもや、ここまで苦戦させられるとはな…」
魔王ガチデビルは自身が窮地に立たされている事を、否応なく自覚させられていた。
宝珠の力が無ければとっくに猟兵達を前に敗北していた事だろう。
「だが、それでも敗北は許されん!」
植物怪獣軍団と憤怒獣に猟兵達の相手を任せている隙に、魔王ガチデビルは2ndKING『魔王ビストログルメ』の宝珠から生み出された料理を腹の口に入れて、早急な回復を図るのであった。
「ふむ、腹部近くに口があるというのは、生物的に有利なのでしょうかね。消化器への負担が大きいようにも思いますが……あぁ、考察は後回しにした方が良さそうですね」
水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)は気を取り直して、人格をロキにへと切り替える。
優勢であるとはいえ、回復させる時間を与える訳にはいかないのだ。
だが焦りは禁物である。
「新手の猟兵が来たところで負けはせぬ!」
遠くからでも怜悧の気配を察した魔王ガチデビルが、悪魔契約書による契約の魔術鎖を飛ばしてきたのである。
「その攻撃は解析済みですよ」
これまでの猟兵達と魔王の戦いから情報を得ていた怜悧は、鎖の軌道を容易く見切って、最低限の動きで回避したのであった。
そして距離が離れていた分だけ魔王が外した鎖を引き戻すのに時間がかかる隙をついて、怜悧は前にへと進んで距離を詰めるのであった。
「ならば…これを受けるがいい!」
接近を許すまいと魔王ガチデビルの腹からビームが発射される。
「それもお見通しですよ」
怜悧はそのビームすらも、光輝く魔銃で反射でしたのであった。
「広範囲に行きますよ」
魔王の攻撃を凌いだ所で、怜悧はUDC液体金属で形成した球体を火の玉にへと変えて 進路上の植物怪獣に向けて投げつけた。
怜悧の宣言通り球体は広範囲に爆発し、植物怪獣軍団をまとめて焼き払ったのである。
これで魔王ガチデビルを守るのは宝珠だけとなった。
「とはいえ…そろそろこちらの動きも解析されていますよね」
これまで魔王の行動に対して的確に対処してきた怜悧であるが、時間が経てば再び魔王の手に戻った4thKINGの宝珠がもたらした知識によって、逆に手玉に取られてしまうだろう。
その前に怜悧は球体を雷属性にへと変えて、3rd宝珠へと向かわせた。
魔王自身は5thKING『勇者リリリリ』の宝珠によって守られているが、その守りは他の宝珠に回すほどの余裕はないのだ。
雷を宿した黒い球体は吸い込まれるように、3rdKINGの宝珠に直接ぶつかるのであった。
「ぐ…宝珠よ。我に従うのだ!」
魔王ガチデビルの言葉も虚しく、3rdKINGの宝珠は再び猟兵達の傘下に入ったのである。
宝珠の使い方も既に情報収集済みである。
「さあ、仕上げと行きますよ!」
宝珠から植物怪獣を呼び出し、魔王ガチデビルの動きを封じるよう指示した。
5thKINGの宝珠の宝珠による盾のオーラが展開されるも、植物怪獣軍団の手数を前には十分な防御であるとはいえず、伸ばされた植物のツタの数本が魔王ガチデビルを縛り付けるのであった。
「だが…この程度で!」
「ええ、ここからが本番です」
怜悧は破壊黒球を今度は魔王の腹部の口の中へと放り込むのであった。
大成功
🔵🔵🔵
フィロメーラ・アステール
回復したり強化したり召喚し続けたり?
これは長引かせるとよろしくないな!
素早く勝負を決めるぜ!
敵は先制攻撃してくる、さらに先制攻撃となるであろうユーベルコードと一緒にビームを撃てる……まあ強力な攻撃だし撃つでしょ?
となるとココが重要!
【オーラ防御】のバリアーを展開してビームを受けるぞ!
発射点は分かるし、命中精度も高いから、自分に当てるのは難しくないはず……そして反射先の狙いをつけるのもね!
つまり【カウンター】狙いだ!
【全力魔法】パワーをバリアーに込めてビームを反射する!
狙いは盾で守られるであろう敵本体ではなく、6thの宝珠よ!
これが決まったら宝珠を味方にして腹ビーム能力を得られるはず!
そこで【君が見た閃光の流星雨】を使うと、あたし自身が増殖することにより、一斉に腹ビームを撃てるのではないかな!?
(所有してるのが一人だけって判断されるかもだけど、その時は腹ビームを主軸に総攻撃を仕掛ける!)
これなら他の宝珠の効果が十全に発揮されたり、召喚獣の邪魔が入ったりするまでに打撃を与えられるんじゃない?
「ぐはぁっ!!」
猟兵達の猛攻によって魔王ガチデビルの巨体は大きく揺らいだ。
魔王は既に満身創痍の状態にあり、猟兵達の勝利は目前と言っていいだろう。
だがそれでも魔王の戦意は消える事なく、宝珠の力を借りて自身の回復を図る。
更に闇色の炎から新たな憤怒獣を出現させ、魔王が必死の抵抗で奪い返した3rdKING『堕天使エンケロニエル』の宝珠から、植物怪獣軍団を召喚して、新たな防衛網を築きあげるのであった。
「回復したり強化したり召喚し続けたり?これは長引かせるとよろしくないな!素早く勝負を決めるぜ!」
フェアリーの猟兵、フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)は、魔王ガチデビルとの決着を付けるべく、単身で挑みかかる。
「おのれ…叩き落としてくれる!」
向かって来るフィロメーラに対して、魔王ガチデビルは怒りを露わにした。
この期に及んで猟兵を侮る事は無いが、それでも自分よりもずっと小さな存在に倒される事は、魔王としてのプライドが許さないのだろう。
魔王ガチデビルは憤怒獣と植物怪獣軍団に攻撃を命じつつ、闇色の炎で自身が受けた傷を回復する。
同時に6thKING『ビームスプリッター』の宝珠の力を借りて、腹部からビームを発射するのであった。
「……まあ強力な攻撃だし撃つよね。となるとココが重要!」
グリモア猟兵からの事前情報と、これまでの戦いで得られた情報から、発射されたビームが正確である事は分かっていた。
「だからこそこっちも狙いを付けられるね!」
フィロメーラは自身から発せられるオーラを一点に集中させて、ビームを防ぐバリアを構築した。
発射されたビームは予想通りにフィロメーラの心臓を正確に貫こうとしたが、ピンポイントに展開したバリアがそれを防ぐのであった。
「そして反射先の狙いもだね!」
更にフィロメーラは自身の持てる魔力を全てバリアに注ぎ込んで、ビームの軌道を捻じ曲げて反射させたのであった。
反射されたビームは魔王ガチデビルの軍団を貫いて、魔王にへと向かう。
「く…勇者リリリリの宝珠よ。我を守るのだ!」
魔王ガチデビルは慌てて宝珠に命じて、盾のオーラを放出させ自身をビームから防御しにかかる。
だが反射されたビームが向かう先は魔王ガチデビルにではなく、その周囲に浮かんでいた6thKING『ビームスプリッター』の宝珠である。
「しまった!」
魔王ガチデビルは己の失策に気付くが、時既に遅くビームの直撃を受けた宝珠は、フィロメーラの元にへと転送されたのであった。
「決まったね。これであたしも腹ビームが撃てる能力を得られるはず!」
そこでフィロメーラに妙案が浮かび、UCの力で自分の分身を召喚した。
召喚した分身の数だけ一斉に腹ビームを撃てるのではないかと推察したのである。
「所有してるのが一人だけって判断されるかもと思ったけれど、大丈夫そうかな?」
分身たちの腹部から放たれる魔力の輝きが、フィロメーラの目論見が実現可能である事を証明していた。
「それじゃあ行くよ。ふれあいの心に導かれ、あらわせ幸せの軌道!」
フィロメーラは分身たちと共に、ビームによる総攻撃を仕掛けるのであった。
魔王ガチデビルは、再び宝珠に命じて怪獣軍団と盾のオーラで自身を守ろうとするが、宝珠もまた消耗しきっているのだろう、その防御はとてもではないが十分なものではなかった。
更にここが攻め時と判断した他の猟兵達からの総攻撃も始まり、憤怒獣と怪獣軍団と盾のオーラは一斉に破壊されていく。
そしてフィロメーラから発射されたビームの雨が、魔王ガチデビルに直撃した。
「ぐ…があああああああ!!」
これまでかろうじて猟兵達の猛攻を凌いできた魔王ガチデビルであったが、ついに限界を迎えたのである。
断末魔の悲鳴をあげる魔王ガチデビルが最期に見たのは、自身に向かって降り注ぐ閃光の流星雨であった。
「さあ、最高にラッキーな時間のはじまりだぞー!」
魔王ガチデビルが倒れたのを見届けたフィロメーラが、高らかに勝利宣言をすると、他の猟兵達からも明るい歓声があがった。
かくして猟兵達は魔王ガチデビルとの戦いに勝利し、7thKING WARは終結を迎えたのである。
魔王ガチデビルが手にしていた悪魔契約書も全て破棄される。
…その筈であったが、悪魔契約書の数枚が猟兵達が気付かぬ内にどこかにへと転送されてしまう。
それは魔王ガチデビルの最後の執念によるものであった。
その執念が果たしてこれからどのような火種となるのか、それはまだ誰にも知る由も無かった。
大成功
🔵🔵🔵