7thKING WAR⑤〜にゃんこ塗れの議員を助けて!
にゃーん、にゃーん♪
これは、どういうことなのだ……私は魔界議会を開催する議事堂へと向かっていたはずだったのに……。
目の前にはアイドルのような可愛らしいにゃんこさん達が議員を相手ににゃんにゃんしている。
「くっ……可愛すぎる!!」
そう、眼鏡の真面目な悪魔議員さんであるルーシャさんは……大の猫好きだった。
「し、しかし……このままでは大事な議会が……あああ
……!!」
しかし、アイドルなネコさん達をもふもふできるのは、今がチャンス!!
でもでも、そうなると、ルーシャさんが参加する議会がどんなことになってしまうことやら……。
誰か、この悪魔みたいな作戦に囚われた議員を、助け出して欲しい!!
「ということなのです」
そう告げるのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
なにやら、いろんなところを省略しているようにも思えるが……。
「皆様、目の前に可愛らしい猫さんがいたら、ついつい、もふもふしてしまいますよね。なんて恐ろしい作戦なのでしょう。それが、召喚魔王派閥に所属する「ビューティスパイダー党」の魔界議員達の企みなのです。議事堂内で他派閥の議員を集団で待ち伏せて次々と捕らえ、議事堂を召喚魔王の派閥で占領してしまいました。彼らをこらしめて、議事堂を解放していただきたいのです」
今回、皆が救出するのは、眼鏡のクールビューティな悪魔のルーシャさんだ。しかも台の猫好き。その辺もチェック済みなのか、彼女を捉えるのは、カワイイニャンニャン256が担っている。
「とにかく、皆様。可愛らしい敵ではありますが、心を鬼にして、倒して、ルーシャ様を救出してきてください。いえ、もふもふ倒して敵を無力化させるというのも、ある意味、良い方法かもしれません」
とにかく、ルーシャさんが救出されれば問題ないようだ。
「皆様、相手はとてもあざといです。十分にお気を付けを」
少し厳しそうな顔でリズは、猟兵達を現地へと送ったのだった。
柚葵チハヤ
どうも、こんにちは。柚葵チハヤです。
1章のみの戦争シナリオ、今度の舞台は、議事堂となります。
その中の一室には、あっという間にたどり着けますので、さくっと、猫さんたちと戯れ(?)て、ルーシャさんを助けてあげてください。
今回のプレイングボーナスはこちら。
プレイングボーナス……囚われた議員を解放して味方につける。
なんていうか、こっちも猫さんで対抗しちゃったりすれば、より良いかもしれませんね?
複数で参加する方は、お相手の名前やID、グループ名をお忘れなく。
皆さんからのにゃんにゃんなプレイング、お待ちしていますね!
第1章 集団戦
『カワイイニャンニャン256』
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POW : 可愛いにゃんこも爪がある
召喚したレベル×1体の【KNN256ファンとメンバーの全員 】に【狩猟本能を与え、鋭い爪と牙】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
SPD : 皆で一緒にダンス&ジャンプ!
戦闘力のない、レベル×1体の【KNN256ファン 】を召喚する。応援や助言、技能「【パーティーピーポー】」を使った支援をしてくれる。
WIZ : 実際順法行為
技能名「【歌、ダンス、ジャンプ、魅了 】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
👑11
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栗花落・澪
もふ倒すのなら得意分野です、任せて
まずはお近づきの印にこちらをどうぞ
僕の魔力を込めて手作りした★飴をプレゼント
普通の飴とは違うから猫さんが食べても問題無いです
更に言うなら渡す前にこっそり【催眠術】も上乗せしておきます
眠らせる程ではないけど、敵意は持たれなくなる程度に落ち着かせるため
よしよーし、君達は僕と遊ぼうねー
猫が撫でられるのが好きな場所は熟知してますよ
個体差はあったりするけど…共通して好む場所を優しく撫でてあげます
猫達がUC使おうとしたら僕も【指定UC】
猫ではないけど
兎だけど
でもでも、僕だってもふもふだよ、可愛いでしょ
と逆に猫達に甘えてもふもふし倒します
今のうちにルーシャさんは逃げてー!
「もふ倒すのなら得意分野です、任せて」
むふんと、自信満々に現地に向かうのは、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)。
さっそく、猫さんにくらくらしているルーシャさんを見つけて、その前に立ちはだかるように間に入ると。
「まずは、お近づきの印にこちらをどうぞ♪」
澪が差し出したのは、飴だ。しかもただの飴ちゃんではない。澪の魔力を込めて手作りした特別製の飴。だから猫さんが食べても大丈夫なのだ!
「にゃ……あめ……」
「美味しそうにゃ……」
澪の飴作戦で捕まった猫さんは数名。けれど、彼らは飴に仕込んだ催眠術で、にこにこと落ち着いて飴をなめてたり、ぽてっと寝ている猫さんもいる。
飴につられなかった猫さんたちは。
「よしよーし、君達は僕と遊ぼうねー」
澪のにっこり笑顔と優しげな声色で、思わず来てしまった猫さん達をすかさずキャッチして。
――もふもふもふもふ!!!
(「猫が撫でられるのが好きな場所は熟知してますよ。個体差はあったりするけど……共通して好む場所を優しく、だね」)
ものすごいもふもふに、ふにゃあと骨抜きになっている猫さん達も続出。
それに危機感を覚えた猫さん達は。
「にゃにゃ!! アイツは危険にゃ!!」
猫さん達も実際順法行為でもって、魅力をアップして、対抗しようとするものの。
「いっぱい、甘やかしてくれていいんだぞ!」
ぽむんと、澪が可愛らしいたれ耳のうさぎさんに変身! 正義のうさもふ(セイギノウサモフ)を発動させて。
「僕だって、もふもふだよ♪ 可愛いでしょ」
と逆に猫達に甘えて、もふもふし倒していく。
その見事な澪の手腕に、ルーシャさんはあっけに取られている様子。
「今のうちに、ルーシャさんは逃げてー!」
「は、はい!」
その澪の言葉にルーシャさんはその猫三昧な部屋を出たのだった。
大成功
🔵🔵🔵
アマネク・アラニェ
アドリブ連携歓迎
「アラアラ可愛い猫ちゃんたち。
でもおイタはダメよ?」
以前は猫相手にツンデレってた時期もあったけど
好きなものは好きって素直に口に出した方が楽なのよね、
と内心で独り言ちつつ装備した多眼用電脳ゴーグルと
バーチャルキーボードを使って電脳魔術を発動。
猫ちゃんたちもファンもまとめて片っ端から蜘蛛糸で
壁や床、何なら猫ちゃんたち同士を粘着させて
動きを封じていくわ。
「ほらほら、議員センセイ。猫ちゃんは可愛いけど
お仕事の時間よね?」
と背中を押して部屋から議会へ送り出す。
動けないとじたばたする猫ちゃんの頭など
糸のついてない部位を、隙を見てなでなで。
うーんナイスモフ。
危機から逃れたと思われたルーシャさんだったが、残念ながらその通路にも猫さん達はいた。
「ああ、か、可愛い……」
ふらふらーっと、足を止めるルーシャさん。その様子に。
(「以前は猫相手にツンデレってた時期もあったけど、好きなものは好きって素直に口に出した方が楽なのよね」)
そう心の中で呟くのは、アマネク・アラニェ(ユビキタス・アラニェ・f17023)だ。
しかし、それに捕まってしまったら、大変なことになる。さっそくアマネクは、装備した多眼用電脳ゴーグルと、バーチャルキーボードを使って電脳魔術を発動させた。
「アラアラ可愛い猫ちゃんたち。でも、おイタはダメよ?」
拾封絡縛(シュウフウラクバク)で、猫さんだけでなく、猫さんが召喚したファンまでも、片っ端からまとめて蜘蛛の糸を放ち。
「な、なにこれにゃー!!」
「我らのKNN256がああ!!」
壁や床にぺったんこ。
「ほらほら、議員センセイ。猫ちゃんは可愛いけど、お仕事の時間よね?」
「え、ええ。助かったわ!」
ルーシェさんを先へと行かせてあげたのだ。
そして、残った面々を見つめて、アマネクはにやりと笑みを浮かべた。
「は、早く出しなさいにゃー!!」
「うーん、ナイスモフ♪」
隙を見て、猫さんの糸のついていないところをなでなでして、モフモフを堪能するアマネクが残されていたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
シフォン・メルヴェイユ
アドリブや他猟兵との連携歓迎
●心情
猫さんかぁ、猫は可愛いよね。
でも、猫を何とかしないとルーシャさんも大変な事になっちゃうね。
私も猫と戯れて、ルーシャさんを助けてあげよう。
●行動
議事堂の現場の一室へと、【ダッシュ】へ一気に進んでいき
囚われた議員を解放するね。
その際は、【救助活動】を駆使して、【動物と話す】で猫たちの気を惹きつつ
【動物使い】で猫を翻弄して、ルーシャさんの救出を行う。
「ルーシャさん、ご無事かな?後は私達猟兵に任せてね!」
後は、残った猫たちは白蓮の吹雪で
纏めて【気絶攻撃】をして、無力化していくね。
「可愛い猫だから、出来るだけ手荒な真似はしたくないかな」
通路を走るルーシャだったが……それも敵に見つかってしまい、死角からぼくっとやられて……気づけば、また別の部屋に閉じ込められていた。
「あ、あああ……」
しかもまた、猫さん達が誘惑している。
「猫さんかぁ、猫は可愛いよね。でも、猫を何とかしないとルーシャさんも大変な事になっちゃうね。私も猫と戯れて、ルーシャさんを助けてあげよう……って、あれ!?」
一時は、通路まで逃げることができたと連絡を受けていた、シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)。偶然にもルーシャが部屋に閉じ込められているのを発見した。
「早く解放しなくっちゃ! おじゃましまーす!!」
ばーんと、扉を解き放って、潜入するのはシフォン。
「ほーら、猫さん達、こっちだよー♪」
有無を言わせない勢いで猫さん達を上手に誘導していく。
「ルーシャさん、ご無事かな? 後は私達猟兵に任せてね!」
「あ、ありが……危ない!!」
猫さんが大ジャンプして攻撃してきたのだが。
「白き蓮の花々よ、吹雪の様に舞いなさい!」
気絶攻撃を乗せた白蓮の吹雪(ホワイト・ロータス)でもって、まとめて眠らせてしまった。
「可愛い猫だから、出来るだけ手荒な真似はしたくないかな」
そう呟いて。
「さあ、今のうちに!!」
「は、はいっ!!」
ルーシャさんは再び、シフォンのお陰で部屋を脱出することができたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
瀬河・辰巳
猫の誘惑になんて勝てないんだから、1匹だけ連れて行けばいいのでは?
ということでフェーくん、報酬はマグロのぶつ切りでよろしくね。
「もっとにゃんにゃんさせるよ!」と幻影猫を1匹ずつ召喚。幻影猫達のノリと猫じゃらし等で敵の意識をこちらに向けさせる。……あ、そこの君、美味しい猫用クッキーいる?
ルーシャさん、猫が気になるならフェーくんを連れて行けばいいよ。この子ならお願いすれば木の杖にも変わってくれるから、いざとなれば隠すことも出来るし。
そうそう、貴女が真面目に議会に行けば……終わった時にはもっと猫だらけの空間にすることを約束するよ。
……猫だらけの空間なんて完全にご褒美だから、まあノッてくれるでしょ。
「猫の誘惑になんて勝てないんだから、1匹だけ連れて行けばいいのでは? ということでフェーくん、報酬はマグロのぶつ切りでよろしくね」
黄・青オッドアイの純白ノルジャンのフェーくんの同意を早速得て、瀬河・辰巳(宵闇に還る者・f05619)は、また通路で足止めされているルーシャさんを見つけた。
「もっと、にゃんにゃんさせるよ!」
森のお助け部隊(モフモフヘルプ)を発動させ、幻影猫を1匹ずつ召喚させると、幻影猫達のノリと猫じゃらしで、猫さん達の意識を辰巳の方へと向けさせる。
「……あ、そこの君、美味しい猫用クッキーいる?」
「はにゃーーん☆」
猫の扱いはとっても慣れている辰巳は、その持っている全てでもって、猫さん達を引き付けていた。その間に呆けているルーシャさんへと近づいて。
「ルーシャさん、猫が気になるならフェーくんを連れて行けばいいよ。この子ならお願いすれば木の杖にも変わってくれるから、いざとなれば隠すことも出来るし」
「い、いいのですか? こんな可愛らしい猫さんをお借りしても」
戸惑うルーシャさんに辰巳はこくりと笑顔で頷いて、彼女の腕の中にフェーくんを乗せる。
「そうそう、貴女が真面目に議会に行けば……終わった時にはもっと猫だらけの空間にすることを約束するよ」
「ね、猫……だ、ら……け……っ
!!!!!」
ルーシャさんの目の色が、変わった!!
「後は任せてください、私、やりますっ!!」
「気を付けてねー!」
と、辰巳は片手で猫じゃらしで引きつけつつも呟いた。
「……猫だらけの空間なんて完全にご褒美だから、ね」
ノッてくれてよかった……と、内心ちょっとだけホッとしていたのだった。
大成功
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シビラ・レーヴェンス
露(f19223)
猫が相手か。やれやれ。難儀なことだな。
せめて極力痛みを感じず苦しまないように倒すことにする。
…実力行使する前に満足させたら還るか試みてみようか。
撫でたり食べ物を与えたり話し相手になってみようと思う。
もし敵意があった場合は仕方がない実力行使に移行する。
敵意ではなく恐怖かもしれないが…同じことだ。
【氷凍蔦】を行使するのはその後でも十分だろう。
限界突破後に全力魔法と属性攻撃を付与して多重詠唱で行使。
一瞬で凍結させて…痛みを感じずに『海』に返してやろう。
猫達の身体機能を停止させてそのまま還って貰う。
「…すまないな。今度は別の仕事で会おう」
これで…これで私と露の後味が悪くなることはなくなるだろう。
神坂・露
レーちゃん(f14377)
時々容赦なく攻撃しちゃうことがあるけど大丈夫かしら。
敵なのはわかるけど斬るとかできそうもないわ。あたし。
あたし心配そうだったのかしらレーちゃんが一言くれたわ。
『武力行使は最終手段にする。安心しろ』って。
えへへ♪レーちゃんがそーゆーなら心配いらないわ。
撫でたり遊んで満足して貰えるようにするわ。
もし。もし攻撃しなくちゃならなくなったら心を決めるわ。
破魔付きの【月狼】で身体にタッチっていうふうに攻撃する。
武器は使わないようにしたいわね。触れるだけにしたい。
痛くしたくないから壁にとんっ…って触れる感じでいくわ。
猫さん達の攻撃は見切りとか野生の勘で回避するわよ。
「またね。猫さん達…」
新たにこの場所に駆け付けた猟兵が二人。
「時々、容赦なく攻撃しちゃうことがあるけど、大丈夫かしら? 敵なのはわかるけど、斬るとかできそうもないわ。あたし」
そう不安げに口を開くのは、神坂・露(親友まっしぐら仔犬娘・f19223)だ。
相手は可愛らしい猫さん達。そのことに胸を痛めている様子の露に、シビラ・レーヴェンス(ちんちくりんダンピール・f14377)は。
「武力行使は最終手段にする。安心しろ」
そう、優しく声をかける。すると、露はたちまち笑顔になって。
「えへへ♪ レーちゃんがそーゆーなら、心配いらないわ」
どうやら、露の不安げな気持ちは消え去ったようだ。それを満足そうに瞳を細めたシビラが僅かに笑みを浮かべる。
「それよりも露。あの議員さん、ちょっとヤバそうだ」
「あら。まあ!!」
二人の少し前に猫さん達に追われているルーシャさんの姿が目に入ったのだった。
ルーシャさんの足取りは、途中までは順調そのものだった。
手の中には先ほど辰巳から借りたフェーくんのお陰で、惑わされることなく、議会が行われる会場へと向かっていた。
しかし、それを阻止すべく猫さん達も追いかけていた。
「そんな猫よりも!」
「あたしたちの方がかわいいにゃん!!」
その言葉に思わず、ルーシャさんの足が止まりそうになる……そのときだった。
「そこまでだ」
「そこから先はいかせないわ」
颯爽と現れたのは、シビラと露だ。猫さん達の行く手を阻むように間に入り。
「猫が相手か。やれやれ。難儀なことだな」
「さあ、ここはあたし達に任せて、ルーシャさんは先へと向かって」
露の言葉にルーシャさんは、力強く頷いて、ずんずん先へと進む。
「来たな、猟兵!!」
「アンタ達を倒して、先にいくのにゃ!!」
散々阻まれ、やられて、猫さん達は少しイライラしているようだ。
(「……実力行使する前に、満足させたら還るか試みてみようか」)
そう考え、シビラはさっそく試してみる。
「ほら、おいで」
「にゃん!」
思わず、シビラの優しい声色にやられて、その手の中に飛び込んでしまった。そこをすかさず、シビラは慣れた手つきでなでなでなで。
「く……そんなのに屈しないのにゃ!!」
そんな頑なな猫さんには。
「ほーら、美味しいおやつ、食べないか?」
シビラの差し出したおやつでもって、陥落。
「にゃにゃー、美味しいのにゃー!!」
猫さんはおやつをもらって、ご満悦な様子。
「あらあら、可愛い猫さんね」
露もシビラ同様、猫さん達を相手に、なでなでしまくったりして、ご機嫌を取っている。
「こんな面倒な事をするよりも、家に帰った方がいいんじゃないか」
疲れた猫にはそういって、家に帰らそうとする。
「にゃーん、そうにゃんね。なんかどうでもよくなっちゃったにゃ……」
と、シビラと露のなでなでやおやつ等で、帰っていく猫さん達が続出。
しかし……それを快く思わない猫さん達もまだいた。
「いやいや、騙されちゃダメにゃ!!」
「あいつは猟兵にゃ!! それにあの議員を捕まえないとダメなのにゃ!!」
敵意むき出しの猫さん達に、シビラは残念そうな顔を浮かべて。
「できれば、これは使いたくなかったんだがな……」
発動させたのは。
「Târâtoare, viță de gheață…… Opriți mișcarea a ceea ce atingeți!」
氷凍蔦(ルゲオ・グロル)だ。一瞬で凍結させて……痛みを感じずに『海』に返してやろうというシビラの優しい気持ちを優先したものだった。
もちろん、シビラだけではない。
「吼えろ~♪」
露もまた、月狼(マーナガルム・ガー)で、とんと優しく叩いて、一瞬で眠らせていた。
「……すまないな。今度は別の仕事で会おう」
「またね。猫さん達……」
二人は、顔を見合わすと、少し寂しげに微笑む会うのであった。
こうして、猟兵達の活躍により、無事、ルーシャさんは議会に参加することができた。これならば、従来通りに議会は進むだろう。
無事に議会が始まったのを確認したのち、猟兵達はその場を後にしたのだった。
大成功
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