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【サポート優先】波の下より

#カクリヨファンタズム #猟書家の侵攻 #猟書家 #妖喰い #西洋妖怪


 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。


 おおきな川がゆっくり、ゆっくりと流れていく。
 その静かな水面に、妖怪達は小さな灯篭を浮かべ、遠く彼方へ、過ぎ去っていった者達に祈りを捧げる。
 波間に揺れる灯篭は彼等の魂。今日はそれを見送ろうという、儀式の日であるらしい。

「霧が出て来たね」
 誰かが呟いた。
 水上の灯火が白く、ぼんやりと煙っていく中に――明らかに違う火が灯された。青紫の鬼火の輝きだ。
 目を凝らせば、鬼火の主は小舟に乗ったひとりの妖怪。静寂の霧の中、彼女は抱えた三味線をそろり、と弾き始めた。

「遠く昔を尋ぬれば……生者必滅、会者定離……世の習いこそ悲しけれ……」
 女が語りに合わせて弦を鳴らし、しめやかに奏でれば、霧は震え立ち込め、いよいよ深くなっていく。
「葬送の調べじゃ」
「ありがたや」
 妖怪達が拝む中で――語りは徐々に鬱々と、弦の響きには恨みの念が籠っていった。霧は妖しく蠢き、怨霊の貌を映し出す。
 灯篭の火はもうどこにも見えない。

「水の底にて微睡むを……夢幻の面影に……さかしまの声聞かせ給え……」
「ひっ」
 妖怪達から短い悲鳴が上がった。
 いつの間にか水中に潜んでいた豹が、音もなく彼等に襲いかかったのだ。牙を受けた傷口から流れ出る血と霧が混じり合い、弦は無念の唸りを象って――とうとう凝り固まった霧は、昔日の姿を得て語り始める。

「貴方と過ごした日々は、とても満たされた時間でした。貴方も言ってくれましたね、いつまでも共に、と。
 ですが、私はこうしていなくなり、貴方は新しい人達と先へ進んで行く……貴方は私を置いていくのですね。
 私はそれが恨めしい……」

「聞いているぞ。貴様は平和を齎した、繁栄を築いたとか言って、賞賛されているようだな。
 そうだろうよ。利害を違える者、立場を異にする者を排除していけば、仲間だけが残るのだから。
 だが忘れるなよ。俺達はいつまでも呪い続けている。俺達の屍の上に立つ貴様を……」

「ボクを哀れんでくれるのなら、なぜ生きている間に助けてくれなかった?
 一番苦しかった時には見向きもせず……死んで手間がいらなくなったら、生きている人同士で悲しんだり怒ったり。
 本当はボクのことなんかどうでもよくて、都合よく使いたいだけなんだ……」

「皆さんが私共を懇切丁寧に育てて下さったのは、最後に殺して食べる為だったとは。
 感謝の気持ちだなんて、欺瞞はよして頂きたい。そんな言葉の意味すら私共には解りはしません。
 ただ死の苦しみがあるばかりで御座います……」

 この場にいる者達の思い出の中の死者が現れ、口々に生者を糾弾する。
 豹に噛まれた妖怪もまた豹となり、逃げ惑う仲間に襲いかかる。
 阿鼻叫喚の光景の中でなお、三味線長老は一心不乱に弾き語りを続けていた。


 グリモアベースに集まった猟兵に、眞清水・湧(分界簸却式超人類祖型・f02949)が説明した内容は以下の通り。

 カクリヨファンタズムにて、猟書家の遺志を継ぐオブリビオン『鬼火の三味線長老』が死者の幻影を呼び出し、妖怪を豹(正確にはジャガー)に変えている。
 そうして増やした戦力によって大虐殺を行うつもりなのだ。
 このオブリビオンを退治し、妖怪達を元に戻してあげて欲しい。

 長老は死者の幻影に守られており、まずは幻影の守りを越えなければならない。
 現地に行くと、自分に縁のある死者の幻影が現れるだろう。
 それと語らい、浄化できればその勢いで幻影の群れを突破し、長老と戦うことが出来るだろう。
 戦場はそれなりの深さの川であり、霧は視界を阻み、水中には豹が潜む。
 川に浮かぶ小舟に乗った長老とは、各々自分なりの方法で戦うことになるだろう。

「それでは、妖怪の皆さんを助ける為、どうぞよろしくお願いします」
 更に敵のユーベルコード情報などを伝えた後、湧はぺこりと頭を下げて、猟兵を幽世へ送り出した。


魚通河
●第1章
 PCに縁のある死者の幻影が現れ、無念を語ってきます(どんな縁でも構いません)。
 死者は知性ある存在ではない、動物や器物でも構いません。その場合はオブリビオンの力で仮初の知性を与えられています。
 語る内容はオブリビオンの影響で歪んでいてもいいですし、そうでなくても構いません。
 死者と語らって無念を祓い、浄化できれば成功です。

●第2章
 オブリビオン・鬼火の三味線長老とのボス戦です。
 戦場は霧に包まれ、長老は川に浮かぶ舟に乗っています。川は豹が水中に潜めるくらいの深さはあります。

●プレイングボーナス(全章共通)
 あなたの「想い人」を描写し、その無念に打ち勝つ。
 ただし別にボーナスを得なくても成功・大成功は出来ます(特にボス戦)。
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第1章 日常 『幻影は無念を語る』

POW   :    その無念は間違いだと真っ向から反論する。

SPD   :    歪められた無念に対して、論理的に対話を試みる。

WIZ   :    歪んだ形だとしても無念に寄り添い、慰める。

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 転移を終えた猟兵の前に、死者の幻影が現れる。あなたの記憶から呼び起こされたその姿は……。
春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。




「これは……?」
 春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が視たのは、どこまでも続く一面の水。そこに突き出た僅かな岩場に――泣き叫ぶ赤子が独り。

「危ないっ……!」
 反射的に、遙は駆け出している。水の深さを恐れるより先に、ざぶざぶと音を立て、赤子の元へ。
「ああ、そうか……キミだったんだね」
 間近に赤子を見た遙には、その子がいつ、どうして亡くなった子か、すぐに思い出せた。
 頭の中に、当時の診断、早世の理由を思い浮かべながら抱え上げれば、その重みはずしりと腕を倦ませ、その冷たさは鬱々とこちらの体温を奪う。

 赤子はぎゃあぎゃあと泣き叫んでいる。――遙には、その理由もはっきりと聞き取れた。
「(どうして生き続けさせてくれなかったのか?)」
 それ以外、この子が泣く理由など考えられないではないか。
「……ごめんね、ごめんね。私が代わってあげられればよかったのに……」
 悔恨の涙が滲む。せめて今だけでも泣き止んで欲しいと、遙はこの世のものとは思えない冷えきった赤子を抱いて、自分の体温を分け与える。
 ゆっくりと、歌い慣れた子守歌を口ずさんだ。

 ――気づけば、一面の水は少しずつ嵩を増していた。
 腰の辺りまでだった水位が、胸元へ、喉元へ。
「……夜の帳が降りて来る、魔法の砂も吹いてきた……」
 遙は歌を止めない。赤子が濡れないよう頭上に抱え上げ、支え続ける。
「……さあおやすみ、眠りなさい……」
 とうとう水は口を、鼻を覆い、視界さえ塞いでしまった。
 もう歌ってあげることも出来ない。涙は水に混ざって流れていき、死の冷たさと、自己犠牲の安らぎが遙を満たす。
 そうして、気が遠くなりかけた時――赤子は泣き止んだ。

 泣き声が止まると同時、全ての幻影は消えていた。
 水などなく、岩場などなく、赤子も存在している筈がない。
「そう……そうだよね」
 からっぽになった腕の中に喪失感だけを抱えて、遙は重い足を引きずり、その場を後にした。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティー・セツナ(サポート)
 「あ˝あ˝?悪ぃな、ちょっと…暴れさせてくれよ」

凶悪な顔の新米執事
顔と口調の割には戦いは好きではない
好きではないが、得意ではある
何より執事の仕事を全うするためにも、定期的に戦ってスッキリする必要がある

そのため戦いの場では率先して前に出る
誰かを庇っているとなおさら戦いやすい気がする

どちらにせよ、ただひたすら殴り、暴れるのみ

一通り暴れたら、無表情で感謝を
「すっきりした、ありがとう」

戦い以外の依頼では、執事として皆のサポートを。
色々な人に仕えるのも、よい経験になると手は抜かない。でも顔はチンピラ




 ティー・セツナ(オウガブラッドの闇執事・f36272)の目の前に立っていたのは、かつて打ち倒した敵。
 渺々と風の吹き荒ぶ荒野に、自分とそいつだけが立っている。

「何故おれを殺した……恨めしい……」
 そいつはオブリビオンで、悪事を成す者だった。滅ぼした事に何の後悔もない。
「貴殿がそのようなことを言えた義理ですか?
 もう一度同じ状況に立てば、同じように貴殿を殺すでしょう。罪なき人々を守る為に」
 ティーの言葉に、そいつは返事するでもなく、ただ恨みがましい視線を投げかけて来るのみ。
「それに、立ち合いはフェアなものだった筈。つまりお互いが主張の為に全力を尽くし、どちらが命を落とすこともあり得ました」
 更に続けるが、それにも返答はなく……ただ冷たい風だけが、2人の間を吹き渡る。

 どのくらいそうしていただろう。
「……あ゛あ゛……ったく」
 ティーは苛立ったように声をあげた。もっと何か話してやらないと、そいつの気は収まらないらしい。
「……オレはよ、戦いが日常の家に生まれた……ガキの頃から戦い方やら教わって……心構えもな」
 ぽつりぽつりと、ティーは語る。
「それが嫌で家を出たんだがな……生まれか育ちか、はたまたただの病気なのか。時々どうしても腕が疼くんだよ。
 暴れたくて壊したくてどうしようもねえ。……そんな物騒な執事がいるか?
 仕事に差し支えねぇように、解消しなきゃいけねぇ」
 ティーの声音に、僅かな苦悩が滲んだ。

「どうやって? 悪い奴等をぶちのめすんだよ、てめぇ等みてぇな、な。
 ……それ以外にどうしようもねぇ。だから何だ、感謝する気もあるんだよ。
 ……俺と殺しあってくれて、ありがとうな。てめぇが暴れさせてくれたおかげで、オレの衝動は消えて、すっきり出来る。それくらいだよ、てめぇに言えることは」
 再びの沈黙。
 感謝の言葉を受けた幻影は、押し黙ったまま――しかし満足したのか、ゆっくりと消えていった。

 全ての幻影が消えた後。荒野などなく、そこにはティーひとりが立っている。
「……長話をしちまったな」
 ひとつ舌打ちし、ティーは次の戦場へと進んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

パルピ・ペルポル(サポート)
名乗るときにはフルネーム。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用する。
好奇心の赴くままマイペースに楽しむことが多い。
美味しいものともふもふしたものは必ず堪能する。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないし交流は適度に楽しむ。
お宝大好き。宝石などは持ち帰れそうなら確保する。
素材になりそうな羽や毛、薬になりそうな植物など使えそうなものも可能な限り採集する。

アドリブはご自由に。




「これは……」
 パルピ・ペルポル(見た目詐欺が否定できない・f06499)の目の前に現れたのは、鬱蒼と茂る森。そして枝に揺れる木の実たち。
「ああ、恨めしくない。恨めしくない」
「僕達をもいで、食べてしまうなんて……」
 パルピは自分に語りかけて来る、その幻影に見覚えがあった。正直の実と嘘つきの実たちだ。

「君達って、そんな恨みがましい感じだった? オブリビオンの力で歪まされたのかしら」
「そうだよ」
「いや、違うよ」
「ともかく、僕等を供養して欲しいよ」
「供養? ……君達はドライフルーツにして、美味しく頂いたわよ。どうもありがとう、感謝しているわ」
「ああ、ああ。それはよかった。でも、僕等を弔う方法はただひとつ。謎解きにつきあってくれることだよ」
「何だ、そういうことなら構わないわよ。一体どんな謎を解けばいいの?」
「僕等が提示する不可解な状況を、『はい』か『いいえ』で答えられる質問によって解明して欲しいよ」
「解ったわ。でもその前に……」
 パルピは念の為、自分と話す実が正直の実であることを確定させてから問題を促した。

「では問題。
 ある男には恋人がいた。恋人は男を騙して、眠っている間に命に関わる事態を経験させていた。けれども男は幸せだった。
 ところがある日、恋人が男を騙すのを止めると、男は本当に死んでしまった。
 さて、どういうことだろう?」
「うーん……まずは基本的なことから訊いていくわ。男は自殺した?」
「いいえ」
「それなら他殺?」
「はい。広い意味ではそうだよ」

「男は恋人に殺された?」
「はい」
「男と恋人以外の人物は関係する?」
「いいえ」

「殺した方法は、眠っている間にされていたことに関係がある?」
「はい。勿論そうだよ」
「男は眠っている間に殺された?」
「いいえ! 眠っていないから死んだんだよ」
「うーん、それなら、男は起きている間に何かを知った?」
「いいえ」

「そもそも、男は騙されていることを知っていた?」
「はい」
「……じゃあ男は、恋人が騙すのを止めたことにも気がついた?」
「いいえ! 気づいたら死んでいないよ」
「恋人が男を騙していたのは、男にとっていいことだった?」
「はいかな。男はそう感じていたよ」
「男は眠っている間にされていることを知っていた?」
「はい。当然そうだよ」

「じゃあ、男は恋人に騙されているふりをしていたのね」
「いいえ。男はちゃんと騙されていたよ」
「……?」
 パルピは少し、考え込む。
「騙すというのは、男に間違った知識を与えるという意味?」
「いいえ」
「じゃあ、男の五感を欺くという意味?」
「はい」

「恋人は魔法を使う?」
「はい。それに類する力があるよ」
「……もしかして。恋人はモンスター、この世界風に言うと妖怪?」
「はい」
「幻覚……いえ、眠っている間だから、夢を見せる妖怪?」
「はい。恋人はいわゆる夢魔だったよ」
「つまり、男は夢魔に夢を見せて貰って、その中で命に関わる事態を楽しんでいた?」
「はい。夢の中なら何をしても安全だからね」

「ところで、男も妖怪?」
「はい」
「男が何の妖怪かは重要?」
「はい」
「だとすると、ええと……それは夢の内容に関わるから?」
「はい」
「そして、夢の内容は死因に関わるのね?」
「はい」

「男は転落死した?」
「いいえ。男は夢の中じゃなくても空は飛べたよ」
「男は熱で死んだ?」
「いいえ」
「冷気で死んだ?」
「いいえ」
「何かしらの凶器?」
「いいえ。男は普通の方法じゃ死なないよ」
「神聖なものに触れた?」
「はい」
「清めの塩?」
「いいえ」
「日の光?」
「はい!」
「男は吸血鬼?」
「はい」

「――そろそろ終わりが見えて来たわね」
 パルピは一息入れながら、状況を整理していく。
「男は夢と現実の区別がつきにくくなっていた?」
「はい。夢魔の力の弊害かもね」
「夢魔は男の五感を騙すのを止めた、つまり夢を見せることを止めた?」
「はい。理由は何でもいいよ」
「でも今度は本当の意味で騙した、つまり現実を夢の中と思わせた?」
「はい。もう答えられると思うよ」

「じゃあいくわ。
 ――男は吸血鬼で、恋人は夢魔。男は恋人が見せる夢の中でだけ、日光を浴びて過ごすことが出来る。
 でもある時、恋人は夢の中と偽って現実の日光の下に男を連れ出した。夢と現実の区別が曖昧になっていた男は、本当に騙されて……日を浴びて死んでしまった」
「正解! これで僕等も満足したよ」
「それはよかったわ」

 正解を告げる声と同時――幻の積み重なった森は跡形もなく消え失せて、パルピはひとり、川縁を浮遊しているのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『鬼火の三味長老』

POW   :    べべべん!
【空気を震わす大音量の三味線の演奏 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    鬼火大放出
レベル×1個の【鬼火 】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
WIZ   :    終演
【三味線の演奏 】を披露した指定の全対象に【生きる気力を失う】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
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「波の下なる都より……」
 演奏を続けていた三味長老だったが、川岸に猟兵の気配を認めると、はたと手を止めた。
「オヌシ等、ワシの語りを邪魔するつもりか?」
 川面は鏡面のように穏やかだ。長老を乗せた小舟は時の流れに取り残されたかのようで、ただ鬼火が霧に漂っている。
「忘られゆく者達の恨み、憎しみ……それを語り継ぐがワシの役目。邪魔する者は容赦せぬ」

 長老との戦いは避けられないらしい。
 あなたの足下の岸辺には、ぎぃこぎぃことひとりでに櫓が動いて、乗り手の意のままに進んでくれる幽霊小舟が係留されている。長老が乗っているものと同じだ。
 これに乗って戦うことも出来るだろう。また、猟兵ならではの様々な手段を使ってもいい。
シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』 

ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「暗い水底へ、落ちていく……落ちていく……」
 三味長老の【終演】が響く。陰鬱の調べが、猟兵達の生きる気力を奪っていく。

「こんな風に歌を使うなんて……」
 シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)もまた、心を暗闇に閉ざされそうになるが――そのまま倒れる訳にはいかない。
 勇者として、スタアとしての矜持が、カリスマ的オーラが、シフィルの精神を押し止め、一度だけ反撃のチャンスを与えた。
「そんな悲しいことってないよ。……私の歌も聞いて!」
「何……?」

 ショウ・マスト・ゴー・オン。シフィルは歌い始める。真っ向から長老の演奏に対抗するのではなく――始めは寄り添うように。
「暗く澱んだ水底に……冷たく寂しい世界に……私はひとり……♪」
 長老も、自分に合わせた歌声を妨害は出来ない。しかし少しずつ、シフィルは歌に希望の光を織り交ぜていく。

「私を置いていかないで……そこに私はいないよ……いつも貴方の心の傍に……♪」
「ワシの方が……つられる?」
 シフィルの歌声には間違いなく、聞く者を引きつける力があった。三味長老さえも楽器妖怪の本性故か、思わずシフィルの方に演奏を合わせてしまう。

「暗く冷たい水底に、私を置いていかないで♪ 私の心はいつだって、貴方と一緒、波の上♪
 輝き渡るこの水面を、貴方についていつまでも、どこまでも……♪」
 今やシフィルの歌声と長老の演奏に、悲しみの色はない。死者の怨念を解放するかのように、歌声を高らかに空へと響かせる。
 気力を奪われて倒れていた猟兵達も歌の力で次々と立ち上がり、武器を手に戦いを再開した。

「ありがとう。私に合わせてくれて」
 歌い終えて一礼したシフィルは、長老に感謝を伝える。
「ワシの負けだな。オヌシの歌の続きが聞きたいと思ってしもうた」
「……待っていてね。悪い骸魂を祓って、すぐにあなたも解放してあげるから!」
 戦闘再開した猟兵達と共に、シフィルもまたホーリージャベリンの一撃を放ち――長老は寂しげに微笑んでその攻撃を受け止めた。

成功 🔵​🔵​🔴​

イスラ・ピノス(サポート)
 セイレーンの冒険商人×ゴーストキャプテン、16歳の女です。
 普段の口調は(僕、あなた、~さん、だね、~だよ、~の?)、
商売とか交渉でのお仕事向きは(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)

 ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 損得勘定や意識は強いので『全体の被害を減らすこと>より大きな結果を出すこと』の優先度で出来る限り頑張ります!
 基本現地の人や敵性でない動植物・建造物は大事にします
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「砕け散るがよい」
 ――べべべん!
 三味長老が一念を込めてかき鳴らせば、三味線からは大気を乱す轟音が放たれる。
 爆砕されるが如き衝撃が大気を伝って周囲に広がり、鎧や障害物の僅かな隙から浸透する。
 破壊的演奏が終わる頃には、あらゆるものが爆音に薙ぎ倒されたと思われた、が。

「あぁ、びっくりした。そーちゃん、ありがとね」
 水の中から聞こえるのは、イスラ・ピノス(セイレーンの冒険商人・f26522)のくつろいだ声。
 ざばあ、と川の中から立ち上がる、ソーダ水の巨人の体内に、イスラは匿われていた。
 ふわふわの気泡に満ちたソーダ水のボディが、イスラを音の衝撃から護り抜いたのだ。

「水ごと消し飛べ!」
 再び、的を絞った長老の演奏がそーちゃんの表層を吹き飛ばすが。
「そんなの効かないよ! 水辺はそーちゃんの独壇場なんだからね!」
 巨人はすぐに川から水を吸い上げ、欠けたボディを瞬く間に修復してしまう。

「今度はこっちの番! そーちゃんゴーゴー!」
 そーちゃんはイスラの声に大きく頷くと、どんどん水を吸い続け、川を攪拌して長老の乗った小舟を揺らす。周囲の霧も吸収し、視界を遮られることもない。
「おのれ、渦潮が……!」
 もはや長老は戦闘どころではない。投げ出されないように小舟にしがみつく、その隙をイスラと巨人は逃さない。

「いっくよー!」
 イスラの動きにシンクロし、そーちゃんが巨大化させた拳を長老めがけて思い切り叩きつける。
 あまりの衝撃に巨大な水柱が上がり、長老は小舟ごと水中深く沈められるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・彩華(サポート)
 羅刹の呪詛すらも従える剣士。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 口調は我が道を行く姐さん、仲間にはフレンドリー。

支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂だが、かなりの頭脳派。
武器は魔剣・妖刀とは似ても似つかぬ呪詛刀
戦闘狂だが考えた戦術や戦闘の流れが上手くハマる方が感情が溢れ出る。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と二人の娘がいる家族4人共が猟兵。


 ユーベルコードは指定した物を怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!




「深淵を揺蕩え……」
 ぞろり、ぞろりと、三味長老のかき鳴らす弦の音が、聞く者の気力を奪い、死へ導く。だが……。
「そうやって魂を縛られるのが、私は何より嫌いでね……」
 幽霊小舟で川に乗り出した七星・彩華(狂い咲く戦場の華・f32940)は呪詛への耐性で死の誘惑を遠ざける。そして。
「支配するのは私の方さ!」
 卓越した呪詛の技術とユーベルコードの力で、長老のユーベルコードを己に取り込み、操った。

「さあ、呪いの徴を目に焼き付けな。お前達は私の所有物だ!」
 彩華は支配した呪詛を、怨霊の姿へと変えて放つ。それは見た者を隷属させる、魂の呪いだ。
「呪詛返しとは……だが元はワシの呪い、そう易々とは操られんよ」
 しかし長老の側も、呪詛への耐性で逆支配を回避。お互いのユーベルコードが無効化された形となり、打てる手をなくした長老は所在なく舟上に佇むが。
「お前自身はそうだろうね。……でもその手下はどうかな?」
 彩華はその様子ににやりと笑った。

「む? ――しまった……!」
 長老が気づいた時には既に遅く、水中に潜んでいた豹達が長老の小舟に纏わりつき、転覆させようと暴れ始めた。
 彩華の本命は長老の逆支配ではなく、周囲に潜む豹達を操って長老に隙を作らせることだったのだ。
「今だよ! 目一杯漕ぎな!」
 目論見が上手く嵌った彩華は、自分の幽霊小舟に呪詛をかけ、パワーアップさせて長老の小舟に急速接近。激しく揺さぶられ続ける舟の上で、長老は満足に彩華を迎撃できない。

「復讐に囚われたオブリビオン。お前の怨念、常闇の餌にしてやるよ!」
「――おのれぇ!」
 彩華は呪詛刀を抜き、相手の舟に飛び移ると、長老を一閃。斬り裂かれ、恨みの念をも吸い取られた長老は苦悶の叫びをあげた。

成功 🔵​🔵​🔴​

徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
 サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写していただけるとありがたいです。ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的な特徴として「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
 嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
よく使う武器は「大天狗正宗」「千子村正権現」「鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!


アト・タウィル(サポート)
『どうも、アトです。』
『ふふ、それはどうも。』
『私にできることなら、なんなりと。』

ねじくれた魔笛≪Guardian of the Gate≫を携え、ふらっと現れる女性。性質は大人しく、いつも笑顔を浮かべているが、その眼は深く開いた穴のように光を写さない。大体平常心で、驚くということがあまりない。その代わり、空気は読むので、必要に応じて驚いたふりなどはする。

戦闘では、魔笛を用いてUCを使う。音楽系はもちろん演奏で、サモニングガイストもそれに合わせて現れる形。ミレナリオ・リフレクションでは、相手のUCが剣などを使う場合は必要に応じて武器としても使う。

後はお任せします、自由に使ってください




「まだじゃ。まだワシの演奏ならば……」
 度重なる痛撃にもめげず、なおも【終演】を奏でようとする三味長老だが。
「その厄介な曲、そろそろ止めにして頂きたいですね」
「なっ……オヌシいつの間に!?」
 霧の中からの突然の声に振り向けば、そこには幽霊小舟に乗ったアト・タウィル(廃墟に響く音・f00114)の姿。
「深い霧と、激しい演奏の音に紛れて近づいていた、それだけのことです。それよりも、次は私達の演奏を聞いて下さい」
「私達……?」
 気がつけば、長老はアトの『従者』達に囲まれていた。アトと同じく小舟に乗り、同じ外見、同じ魔笛を手に、同じ虚ろな瞳を向けて。
「――捧げます。【魔王に捧げる綺想曲(カプリッチョ・オリジナーレ)】」

「なんじゃ……なんじゃ、この曲は……」
 始まったのは、冒涜的な音楽だった。下劣な太鼓と呪われたフルートによる、狂おしき連打と単調な音色。
 楽器妖怪である長老には、本能的にこの曲の本質が直感できた。
 人間の為の音楽ではない。この音楽を捧げる相手は、もっと悍ましいもの。その存在を肯定するのならば、人や妖怪の営みなどは根底から崩れ、長老の弾き語る歴史も怨念も全て無意味になってしまうような……。

「この忌々しい演奏をやめろぉ!」
 曲の不快さと、何より根源的恐怖に、長老は耐えることが出来なかった。
 しかし三味線を奏でても笛と太鼓の音量に圧倒されるだけ。仕方なく通常攻撃の鬼火を放って従者達を攻撃するが、演奏により戦闘力を減らされた状態では大した効果は無い。
 従者達はそんな長老を弄ぶかのように霧の中をつかず離れず、不気味な演奏を続けた。


 一方、川上の岸辺では。
「このおどろおどろしい太鼓の音。そして三味線の演奏が始まらない……アトさんがやってくれているのかな?」
 霧に目を凝らし、耳を澄ませて戦況を窺うのは徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)だ。

「はい……。長老のユーベルコードは封じました」
「うわっ。いつの間に背後に?」
「勿論、従者が頑張っている間に本体の私は戻ってきたのです。そんなことより、今がチャンスです」
「おっと、そうでした。好機逸するべからず……参りましょう」
 突然現れたアトに、ちょっとびっくりした家光だったが、すぐに真剣な表情に戻って剣に手をかけた。

 ――抜き放ち、天高く掲げるは神剣・鎚曇斬剣。
「天の水甕よ、土蜘蛛より奪いし剣を伝い、我が敵を飲み込め!」
 川面へ降り下ろした切っ先から、荒れ狂う水流が放たれる。名づけて【天河大濁流】。
 それまで穏やかに流れていた川は一転。元からの水量も奔流に巻き込まれ、激しく暴れのたうつ大濁流となって下流へ向かう。

「な、何じゃ……!?」
 下流にいた長老はひとたまりもない。
 アトの従者達に翻弄され続けていた為、急に従者が姿を消し、轟音と大波に気づいた時にはもう遅かった。

「せめて本体だけは……!」
 長老の乗る幽霊小舟ごと、逆巻く水は飲み込み、激しい流れで攻め苛む。
 そんな中でも、長老は自分の武器であり本体である三味線だけは抱きしめて守り抜こうとするのだが、【天河大濁流】の力はそれすら許さず、長老の本体までもを水浸しにしてしまった。
 楽器妖怪の悲痛な叫びも、水の中では泡となって消えるのみ。

「――手応えあり。あと一押し、という所でしょうか」
 家光は神剣を納めて息を吐く。
 ユーベルコードの奔流が終息すると、川は嘘のように穏やかな流れに戻り――ただ所々が崩れた岸辺に破壊の爪痕が残るだけであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます




「恨みの炎を受けよ……!」
 浸水によって三味線の演奏は出来なくなったが、三味長老の戦意は失われていない。
 怨念に震える身体から、青紫の鬼火を大量放出。200を越える数の鬼火は空間を埋め尽くし、妖しいうねりとなって猟兵に襲いかかる。

「それがあなたの恨みの大きさ……」
 シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)は、たった1人、鬼火の矢面に立ち、その様を見上げていた。
 鬼火の三味長老とは、楽器妖怪の三味長老に悪しき骸魂の鬼火が憑りついた姿。この全力で放たれた鬼火こそは、長老に宿った怨念、悪しき心そのものだ。

 シホは翼を広げ、宙に浮いて長老の目を引く。
「あなたの炎、全て私が受け止めます。ですから、まず私を狙って下さい」
「よかろう。まずオヌシから燃えるがいい!」
 両手を広げ、無防備状態のシホに向かって、全ての鬼火が集中する。
「……これで……気は済みました……か……?」
 莫大な呪いと熱量に包まれたシホは、燃えながら落下――水音を立てて川面に沈んだ。

「……ふん。ワシの炎は水などでは消えぬ。まずは1人葬ってやったわ」
 シホの言葉を受けた長老は素直に喜ぶ気にもなれず、水面を覗き込む。そこへ――。
 シホに放たれたのと同じ、青紫の炎が、火柱となって水中から立ち上る!
「おおお……!」
 大量の鬼火を更に100倍以上にして凝縮した火柱は、圧倒的火力で瞬く間に小舟ごと長老を飲み込んだ。シホのユーベルコードによるカウンターだ。
「これで、あなたに憑いた骸魂を祓います。どうか暫くの我慢を……」
 水中から長老の油断を突いて反撃したシホは、再び宙へ舞い上がり、火柱を見下ろす。その身体には焦げ跡ひとつなかった。

 長老の苦しみはすぐに終わりを迎えた。
 青紫の炎が消え、完全に骸魂を祓われた三味長老はただの楽器妖怪に戻り、安らかな顔で波間を漂っている。豹に変えられていた妖怪達も元の姿へ戻り、おのおの岸に上がっていく。
 彼女を救助する為、シホはふわりと水面へ舞い降りた……。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年05月10日


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#カクリヨファンタズム
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#猟書家の侵攻
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#西洋妖怪


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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はピオネルスカヤ・リャザノフです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト