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【フェンリル】蜘蛛人間の守る人狼儀式

#シルバーレイン #決戦 #人工島の戦い #Re:土蜘蛛戦争


●グリモアベース
「皆さん、土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』より情報提供がありました」
 羅刹の角を頭巾から覗かせた少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)が驚きの情報を伝えて来る。
 同盟関係を結んだ土蜘蛛オブリビオンからの協力である。
「内容は、『魔狼儀式』。フェンリル降臨との事です」
 オブリビオン『フェンリル』。それは虚空より現れる最大で全長50メートルに至る巨躯を持つ、恐るべき破壊力をもって周囲を蹂躙せんとする大狼型の破壊エネルギー体である。
「決戦の地は、兵庫県の人工島『六甲アイランド』」
 このフェンリルを抑えるべく、日本に拠点を置く一派の貴種ヴァンパイアとその配下の従属種ヴァンパイア達が迎撃を行っているが、フェンリルは『魔狼儀式』の効果によって守られており、儀式を破壊しない限り撃破は不可能だと言う。
 そしてその儀式を行っている場所を眞由璃が放った土蜘蛛が発見したと言う。
 今回の作戦には眞由璃も参戦してくる。
「『国見・眞由璃』と共にヴァンパイア達と協力し、フェンリルの凶行を止められるのは猟兵だけ。どうかよろしくお願いします」
 そしてくしなは、背景をシルバーレインへと繋げるのだった。

●シルバーレイン 
「ふふっ、早速我ら土蜘蛛の力を同盟相手に示せる機会がやってきましたね」
 転移先では土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』が既に赤手を装備し待っていた。
 どうやら、同盟関係にある猟兵たちに自分たちの力を見せる事で信頼を得ようとしているらしい。
「ご安心下さい。私の檻を守るためにも、存分に働かせて頂きますよ」
 そういって眞由璃は静かにほほ笑むのだった。


ナイン高橋
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 この依頼は#決戦 シナリオ  #人工島の戦いです。
 決戦シナリオの結果は、このシナリオ内だけでは完結せず、
 今後のシルバーレイン世界での依頼に対し影響を及ぼします。

 またこのシナリオは、土蜘蛛戦争にも関与します。

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 ナイン高橋です。
 この依頼には、ナイン高橋の依頼に登場した土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』が参戦してきます。
(過去登場シナリオ:https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=39557)
 彼女は檻を守るために、そして猟兵からの信頼を得るために全力を持って戦います。
 それと、同盟を組む際の会話から、檻を強化するエネルギーの模索もしています。(この魔狼儀式が該当するかはわかりません)
 並みのオブリビオンよりはかなり強い存在ですが、もし彼女が重傷を負ってしまったりすれば、同盟を結んだ檻が壊れ、内部の土蜘蛛が解き放たれる事になるでしょう。
 そのためダメージが嵩んだ場合は程々で撤退します。

 今現在、フェンリルはヴァンパイア勢力が抑えています。
 しかし魔狼儀式がある限りフェンリルは無敵のため、埒が明かず壊滅は時間の問題です。

 魔狼儀式の場所は、眞由璃の放った蜘蛛童子型の土蜘蛛オブリビオンが発見しており、眞由璃と共に襲撃する事になります。

 それでは皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『絡新婦』

POW   :    鋼糸使い
【鋼糸】が命中した対象を切断する。
SPD   :    蜘蛛の領域
レベルm半径内を【蜘蛛の巣】で覆い、[蜘蛛の巣]に触れた敵から【若さ】を吸収する。
WIZ   :    さらなる絶望
【蜘蛛の巣】が命中した敵から剥ぎ取った部位を喰らう事で、敵の弱点に対応した形状の【部位を持つ蜘蛛の部分は分離し、人間】に変身する。
👑11
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「あれが、『魔狼儀式』を行っている場所のようです」
 国見・眞由璃が、斥候役の蜘蛛童子型の土蜘蛛化オブリビオンに案内させる。
 その先にいるのは、オブリビオンゴースト『絡新婦』。
 奇しくも蜘蛛の姿をした、ゴーストだ。

 複数の絡新婦が蠢いており魔狼儀式を守ろうとしている。
 儀式の場は蜘蛛の巣によって覆われており、隠ぺいされている。
 その糸は触れたものから若さを、生命力を、奪うようだ。
 恐らく、眞由璃の土蜘蛛化オブリビオンでなければ発見するのは困難だったであろう。

「ふふっ。しかし私相手に『絡新婦』とは。運の無かったゴースト……いえ、同盟締結から私に運が向いて来たのかもしれませんね」
 眞由璃にとって『絡新婦』は相性がいい。
 圧倒的な強者だ。
 恐らくこの戦いで眞由璃の力を借りるのであれば戦闘は非常に楽になるだろう。
 どれだけ早く倒せるように出来るかが、フェンリルを抑える貴種、従属ヴァンパイアの被害を抑える事に繋がる。

 


 この依頼には、ナイン高橋の依頼に登場した土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』が参戦してきます。
 https://cdn.tw6.jp/i/tw6/basic/0159/n301_f01591_rival_illust.jpg

 何かして欲しい事があれば、話は聞いてくれるでしょう。(ただし戦闘中です。複雑な事や戦いに関係ない事、意図の不明な事は一蹴します)
 何もなくても以下のユーベルコードを自己の判断で使用し『絡新婦』を無力化して猟兵を手助けします。

●眞由璃紅蓮撃
【右腕に装備した「赤手」】が命中した部位に【凝縮した精気】を流し込み、部位を爆破、もしくはレベル秒間操作する(抵抗は可能)。
●疑似式「無限繁栄」
自身の【精気】を代償に、1〜12体の【土蜘蛛化オブリビオン】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
●土蜘蛛禁縛陣
【指先から放つ強靭な蜘蛛糸】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
上野・ユウヤ
やっほー、眞由璃さん。早速共闘っすね。
とりあえず、眞由璃さんが敵にメタ取れるなら僕は支援するっすね!
UC【悪魔召喚「イアーリーズ=アキャガック・ネギッジ」】使用

イアーリーズちゃん、骸の海のエネルギーで眞由璃さんと配下の土蜘蛛オブリビオンを強化して欲しいっす。こちらから出す物はいつも通りで良いっすよね。

という訳で眞由璃さん、力を送るのでそのままカッコイイ所見せてくださいっす!
同盟の為にも活躍する眞由璃さんは見せつけた方が良いっすからね。

あと、面白そうだし!


さてと、僕も戦かわないとっすね。眞由璃さんから逃れた敵でも対処しとこう。

※アレンジ・連携歓迎




「やっほー、眞由璃さん。早速共闘っすね」
「ええ。共に存れる事を喜ばしく思います。ユウヤさん」
 上野・ユウヤ(悪魔憑き/夢遊病者・f26142)は土蜘蛛の女王、国見・眞由璃に軽い感じで声をかけながら依頼に参加してきた。
 此度の依頼は土蜘蛛よりもたらされた情報によって発覚した戦いだ。
 土蜘蛛の有用性を示すチャンスに眞由璃が積極的に介入してくる。
「とりあえず、眞由璃さんが敵にメタ取れるなら僕は支援するっすね!」
「ええ。あの絡新婦どもは、私とは相性が悪いのです」
 敵は奇しくも蜘蛛の姿をしたオブリビオンゴースト『絡新婦』。
 その蜘蛛の巣によって魔狼儀式は守られているようだ。
『ギギギッ!』
 こちらの接近に気付いた絡新婦は蜘蛛の巣を発射してくる!
 この巣に絡みとられ、もし絡新婦にその肉を喰われてしまえば、絡新婦はこちらの弱点を付くような形状の部位を分離させ、人間に変身してくる。
『“Summon the energy demon No.6 «IERIES=UKAGAK・NEGIJ»”』
「悪魔召喚「イアーリーズ=アキャガック・ネギッジ」(サモン・イアーリーズアキャガックネギッジ)」
 だがユアンはダイモンデバイスを起動すると、"悪魔"を召喚する。
「来るっすよーイアーリーズちゃん!」
 呼び出したのは骸の海から漏れだしたエネルギーを操る術をもつ悪魔!
「イアーリーズちゃん、骸の海のエネルギーで眞由璃さんと配下の土蜘蛛オブリビオンを強化して欲しいっす。こちらから出す物はいつも通りで良いっすよね」
 ユアンは己の血を代償に払い、悪魔を従える。
 その交渉は、自身と眞由璃の強化である。
「という訳で眞由璃さん、力を送るのでそのままカッコイイ所見せてくださいっす!」
「あら?よいのですか?私が倒してしまっても?」
 湧き上がる骸の海の力を手に感じ、眞由璃はユアンに聞く。
 眞由璃はどちらかと言うと相手を無力化して猟兵のサポートをするつもりであったからだ。
「同盟の為にも活躍する眞由璃さんは見せつけた方が良いっすからね」
「それは嬉しい事です」
「あと、面白そうだし!」
「ふふっ、ではお見せしましょう。土蜘蛛の力を」
 眞由璃はユアンの配慮に笑みを返すと、赤手を装備していない方の指を絡新婦へと向ける。
「土蜘蛛禁縛陣」
 5指の先から放たれた強靭な蜘蛛糸が、絡新婦の放った蜘蛛糸を、ぶち破り、切断し、そして5体の絡新婦を捕らえて捕まえる。
 蜘蛛であるはずの絡新婦は眞由璃の糸を振り払えず、眞由璃が手首を曲げると、宙を舞い、引き寄せられる。
「払うべき代償を肩代わりして頂きました」
 眞由璃は背中に蜘蛛の足を出現させると、引き寄せた絡新婦5体を一度に串刺しにして消滅させるのであった。
「わーお!やるっすね。さてと、僕も戦かわないとっすね。眞由璃さんから逃れた敵でも対処しとこう」
「ではこちらに持ってきましょう」
 眞由璃が指を向けて手首を捻れば、その度に、糸に囚われユーベルコードを封じ込められた絡新婦が複数体引き寄せられるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミルフィ・クロノラヴィット
アドリブや連携等歓迎

土蜘蛛の女王
『国見・眞由璃』様とも
紆余曲折あった様ですが…

ともあれ
今は
共闘し
あのデカい魔狼の凶行を
阻止するのが
先決にして肝要
ですわね…

『飛び入りの様になってしまい、不躾ではございますが…わたくしも、微力ながら、皆様方の御助力になれればと…』

【POW】

眞由璃様達も含む
味方とも連携し
敵に囲まれない様
立ち回り

自身のアームドフォート
『アームドクロックワークス』
を展開
大剣【ジャバウォックの爪牙】
も持ち
『炎』の【属性攻撃】での
【砲撃】や【誘導弾】の
【一斉射撃】を放ち
近接では大剣による
【切断】【なぎ払い】等の
剣戟で
敵の鋼糸や蜘蛛糸を
切ったり燃やしつつ
攻撃し離脱する
ヒット&アウェイで戦闘

敵を纏めて攻撃する際は
UC発動
(味方を巻き込まない様)

『それでは…纏めて「大掃除」と参りましょうかしら…!』

敵の攻撃は
【第六感】【見切り】【残像】
【結界術】【オーラ防御】で
防御・回避

『現時点では、課題も多々ございましょうが…わたくしとて…本音を申せば…土蜘蛛様方との共存も、吝かではございませんのよ…』




「土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』様とも紆余曲折あった様ですが……」
 ミルフィ・クロノラヴィット(メイドオブホワイトラビット・f20031)は転移してきた先で待っていた国見・眞由璃の姿を見る。
 この土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』は、猟兵との同盟を結んだのだ。
 彼女の檻の存在を見逃す代わりに、この眞由璃は猟兵への助力を約束した。
 そして今回、このフェンリル降臨と魔狼儀式の存在を看破し、共に撃破を提案してきたのだ。
「ともあれ。今は共闘しあのデカい魔狼の凶行を阻止するのが先決にして肝要ですわね……」
 相手の腹に何が抱えられているのかは分からないが、少なくともこの人工島では今現在、人々の脅威となり得るフェンリルが暴れ、それをヴァンパイア勢力が抑えている。
 フェンリルを倒すためには眞由璃が発見した魔狼儀式を止めるしか術はない。
「飛び入りの様になってしまい、不躾ではございますが……わたくしも、微力ながら、皆様方の御助力になれればと……」
「猟兵よ。我らは同盟を結んだ関係。飛び入り等とは言いませんよ」
 ミルフィの言葉に眞由璃は、同盟関係を強く強調してくる。
 このフェンリルと魔狼儀式の発見は同盟を結んだからこそ出来た事であり、自らの檻の存在価値の高さを示しているぞ。と言う事である。
「そうですわね。それでは、共に参りましょう!」
「ええ。まずはあの邪魔な絡新婦どもを蹴散らします」
 魔狼儀式は、オブリビオンゴーストの絡新婦によって守られている。
 蜘蛛の巣によって覆われたその一角は、完全に絡新婦の領域だ。
『ギギギッ!』
 こちらの接近に気付いた絡新婦は鋼糸を飛ばし、迎撃してくる。
 その糸は鋭く、細い。
 気安く触れれば簡単に切断されてしまうであろう鋭さを持つ凶刃が四方八方から襲い掛かって来る。
「疑似式「無限繁栄」」
 眞由璃は指先から糸を紡ぐと、すぐさまその形が数体の蜘蛛童子型になる。
「ゆけ」
 そして糸で出来た疑似蜘蛛童子は迫る鋼糸をその身で受け止め……そして自身の身体を構成する粘着質の糸で絡み取り、無力化してしまう。
「まあこれは……!」
「絡新婦など、土蜘蛛の力までは無力なのです。さぁ」
「分かりましたわ!アームドクロックワークス、全武装解放――大掃除の御時間ですわ……!」
 眞由璃のサポートによって防御の必要のなくなったミルフィは全武装を解放。
 炎属性のエネルギーをチャージしていき、無数にいる絡新婦たちに狙いを定める。
「クロックワークス・フルバースト!!!」
 空間等や概念万象等も破壊する全武装総攻撃が付近の敵を全て一掃するのであった。
「現時点では、課題も多々ございましょうが……わたくしとて……本音を申せば……土蜘蛛様方との共存も、吝かではございませんのよ……」
「それは嬉しい言葉です」
 全て撃ち尽くしたミルフィは崩壊した地形の上で眞由璃に言葉を向ける。
 それを眞由璃は優しい笑みで返すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

御鏡・幸四郎
「先日は会見の場を設けていただき、ありがとうございます」
意見を違え刃を交えたとは言え、国見・眞由璃のことは信頼しています。
少なくとも交渉内容については。
なので存分に力をお借りしましょう。

使用するUCは集団敵に威力を発揮しますが発動に時間を要します。
「時間稼ぎをお願い出来ますか」
護りを任せ、雑霊のチャージに集中。

彼女はやはり強者。戦いぶりに感嘆と戦慄を禁じ得ませんが、
対等であるためには私たちもそこに並び立つ戦いを見せなければ。

「降り注げ!」
放たれた雑霊弾が雨となって絡新婦に降り注ぎ、次々塵と化していきます。
そして一発は国見・眞由璃に迫る蜘蛛の糸に。
彼女は傷つけさせない。それが同盟者としての矜持。




「先日は会見の場を設けていただき、ありがとうございます」
 御鏡・幸四郎(菓子職人は推理する・f35892)はこの『国見・眞由璃』との交渉を行った猟兵の一人である。
 ただし。
「あら?よいのですか?貴方は我ら土蜘蛛の殲滅派だったと思っていましたが」
 幸四郎の意見は、眞由璃の檻の殲滅を推していた。
「そうですね。しかし同盟が結ばれたのであれば話は別んです。私は意見を違え刃を交えたとは言え、国見・眞由璃のことは信頼しています」
「ふふっ、それは嬉しい事を言ってくれますね。実際に戦った甲斐があったというものです」
「少なくとも交渉内容については。なので存分に力をお借りしましょう」
 幸四郎はこの眞由璃と実際に交戦をした唯一の猟兵だ。
 その実力を一番理解しているとも言えるだろう。
『ギギギッ!』
 そんな二人の前に無数の絡新婦が現れる。
 この魔狼儀式を邪魔されまいと迎撃に出て来たのだ。
 絡新婦は一斉に蜘蛛の巣を放射して二人を包む。
 この糸は若さを、生命力を吸収する性質がある。触れるだけでも危険な代物だ。
「時間稼ぎをお願い出来ますか」
「無論です」
 幸四郎は複数の敵相手に威力を発揮するユーベルコードを持っている。
 ただし発動に時間がかかるため、それまでの護りを眞由璃に任せる。
 それは、信頼しているが故に。
『ギギギッ!』
 蜘蛛の巣で身動きを封じたと判断した絡新婦はそのまま攻めて来る!
「この程度の糸では、私の精気は扱えまい。眞由璃紅蓮撃」
 眞由璃は赤手で、自ら、絡新婦の糸にそっと触れると、そこに凝縮した精気を流し込む!
『ギッ!?』
 糸を通して伝った精気はその場にいた全ての絡新婦の身体を一瞬にして縛りつける!
「これ程とは……」
 幸四郎は眞由璃がたった一手で敵陣全てを無力化してしまった事に驚く。
(彼女はやはり強者。戦いぶりに感嘆と戦慄を禁じ得ません)
「が、対等であるためには私たちもそこに並び立つ戦いを見せなければ」
 幸四郎は呼び集めた雑霊を解き放つ!
「降り注げ!」
 放たれた雑霊弾が雨となって絡新婦に降り注ぎ、次々塵と化していく。
 そしてその内の一発だけは、眞由璃の方へと飛んでいき。
「……!」
 パァン!と、1体だけ隠れ潜んでいた絡新婦の糸を、寸前で弾き飛ばしていた。
「彼女は傷つけさせない。それが同盟者としての矜持」
「ふふっ」
 眞由璃は深い笑みを浮かべ、幸四郎と視線を交わすのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

キャロライン・メイ(サポート)
ダークセイヴァーの貧民街の生まれ。生きるため、悪事に手を染めてきた。ある日商人から一振りの剣を盗み出す。剣は呪われており、その邪悪な魔力によって、呪われし黒騎士へとその身を堕とす。その冷酷な様を人々はアイスドールと呼ぶ。

自身の半生に強いコンプレックスを持ち、心の中では常に自己を否定し続けている。死に場所を探しているかのような言動をとることがある。

ダーインスレイヴ~漆黒の魔剣による強力な一撃。
ライフドレイン~魔剣の血塗られた鉄鎖が無数の棘に変形し敵に突き刺さる。


※エロやグロNG
※5人以上まとめたリプレイNG




「私は人形……ただ冷ややかな心で剣を振るうだけ」
 キャロライン・メイ(アイスドール・f23360)は転移してくると大剣を抜く。
 怪しく光る漆黒の剣の名前は、ダーインスレイヴ。
 生き血をすすり、その魔力で使用者を異形の者へと変える魔剣。
『ギギッ!』
 そこに現れたのは『絡新婦』。
 蜘蛛の特性を持つオブリビオンゴーストである。
 絡新婦たちは蜘蛛の巣を伝いながら、魔狼儀式を邪魔されまいとして来る。。
「貴様たちが行っている儀式が何かは知らないが、私が貴様らを斬る」
 キャロラインは冷血な目で絡新婦を見つめると、一気に間合いを詰めて一閃。
 重い一撃で絡新婦を吹き飛ばす。
『ギギッ!』
 だが1匹やられた程度では絡新婦もひるまない。
 鋼糸を噴出すると、キリキリと音を立てながらキャロラインを攻撃してくる。
「くっ」
 ダーインスレイヴで鋼糸を反らして回避したキャロラインだが、それでも複数方向からの糸全てを裁き切れるものではなかった。
 この場は完全に絡新婦のフィールドなのである。
 鋭利な糸で斬り裂かれた皮膚から、血が滴り落ちる。
「……この程度では、私の死に場所にはならんな」
 流れた血を一瞬見たキャロラインだが、その目は全く冷静さを失わず、絡新婦を見据える。
『ギギッ!』
 再び絡新婦たちは鋼糸を吐き出してキャロラインの身体を切断しようとしてくるが。
「無駄だ」
 死地のギリギリの所を狙うようにすり抜け、キャロラインは間合いを詰める。
「魔剣よ……血を欲するならば、その力を貸せ!」
『ギギッ!?』
 抜けられると思っていなかった絡新婦は動揺したままキャロラインの攻撃を受ける。
 魔剣の血塗られた鉄鎖が無数の棘に変形し敵に突き刺さるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ハイパー・マン(サポート)
『来たぞ、私が、ハイパーマンだ!』
 神のスーパーヒーロー×ミュータントヒーロー、39歳の男です。
 普段の口調は「男性的(私、~くん、だ、だな、だろう、なのか?)」、敵には「高圧的(俺、貴様、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
スーパーヒーローとしてふさわしい振る舞いを意識し、依頼の成功に全力を注ぎますが、何より周りの誰かを助けることを優先します
パンチはニュートラルパンチ、キックはブリッツキックと叫びながら攻撃します




「来たぞ、私が、ハイパーマンだ!」
 来たー!ハイパー・マン(神のスーパーヒーロー・f16472)!
 スーパーヒーローハイパーマンが、この地にやってきた!
 魔狼フェンリルを打ち倒すため、この人工島にやってきた!
『ギギッ!』
 だがハイパーマンの前には、魔狼儀式を守るように現れた絡新婦の群れ。
 奴らの蜘蛛の巣に触れてしまうと、若さを、生命力を、吸収されてしまうのだ。
 既に地の利は相手にある!
「それがどうしたというのだ!肉体を0と1に置き換え、バーチャル・オン!」
 ハイパーマンは恐れない!
 その肉体を【電子・電脳情報】に変異させると、敵の蜘蛛の巣の間にあるギリギリの隙間をすり抜ける!
「生体電子化(バーチャルコンバート)ぉ!」
『ギギッ!?』
 絡新婦からすれば、強固なバリケードの隙間から侵入されてしまったようなもの。
 ハイパーマンの接近に慌てふためく。
「全ての蜘蛛の巣を避けて攻撃できる訳ではないが、ヒーローは決して恐れない!くらえ、ブリッツキック!」
 ハイパーマンの回し蹴りが決まり、絡新婦を吹き飛ばすのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
 人間のパラディン×シーフの女の子です。
 普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「世界が平和になるために、あなたたちはここで倒します」
 ピンクでフリルのいっぱいついたビキニアーマーに身を包んだ赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)は手に持ったバスタードソードを絡新婦たちに向ける。
『ギギッ』
 魔狼フェンリルは今、この人工島で暴れ回っており、それをヴァンパイア勢力の一派がなんとか抑え込んでいる。
 だが魔狼儀式が行われている限り、フェンリルは無敵。
 一刻も早くヴァンパイア一派を救出するために愛は絡新婦たちを蹴散らし、魔狼儀式を止めに来たのだ。
「話し合いで解決できる相手では、ありませんね」
『ギギッ』
 オブリビオンゴーストである絡新婦は完全な敵意を愛に向けて蜘蛛の巣を展開してきた。
 この糸には、触れるだけで若さを、生命力を奪い取る性質がある。
「この巣の中ではハートブレイクやハートフルソードは使いにくいですね」
 両手剣と片手剣の中間の長さの武器と大盾を装備した愛はどちらかと言えば重装騎士の戦い方をする。
 それは仲間を守るためのもの。
 しかし周りが蜘蛛の巣で覆われたこの戦場では長すぎる武器や重い装備は動きにくい。
「それなら!」
 愛は両手の剣と盾を手放すと、着ていたフリルアーマーの装甲も思い切って一気に外す。
「いきます!シーブズ・ギャンビット!」
 本当にギリギリのところまで服を脱ぎ、身軽になると、エアスライサーで風を纏って素早く移動。
 蜘蛛の巣を掻い潜って絡新婦を斬り裂くのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




 魔狼フェンリル。
 破壊エネルギー体であるオブリビオンは、顕現するとその力で持って周囲を蹂躙せんとしていた。
 今フェンリルはヴァンパイア勢力の一派が抑え込んでいる。
 だが、フェンリルは魔狼儀式がある限りは無敵。
 猟兵たちはヴァンパイア勢力が何とかしている間に儀式を阻止しようと進むのだった。
『ギギッ!』
 絡新婦が糸を吹き出し、行く手を阻む。
 魔狼儀式は絡新婦の蜘蛛の巣によって完璧に隠蔽されていた。
 こいつを倒さない限り、先に進む事は難しいだろう。
「大丈夫。人前だと緊張してしまいますが、私はやれます」
 メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)はそんな絡新婦を前にドラゴンランスを構える。
『ギギッ!』
 絡新婦は蜘蛛の巣を伝いながら鋼糸を吐く。
 迎撃戦の絡新婦は、接近戦ではなく遠距離攻撃でメイリンを排除しようとしてきた。
「近づかないと埒が明きませんね。それなら!」
 メイリンは、相手の鋼糸を一旦弾くと、その身を【紅い飛竜のオーラ】で包み込む!
「竜よ、私に力を貸して下さい。一緒に往きましょう!飛竜の双翼(ドラゴニック・スカイハイ)」
『ギギッ!?』
 飛竜の力を宿したメイリンはそのままドン!と高速で飛翔。
 途中吐き出された鋼糸を受けながらも、ダメージ覚悟でオーラを使って無理矢理弾き飛ばすと、絡新婦の元まで一気に到達する。
「これで終わりです!」
 まだ距離があると油断していた絡新婦はメイリンのドラゴンランスに貫かれて絶命するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 冒険 『伝説の岩を探せ!』

POW   :    岩を殴る蹴る

SPD   :    岩を調べる

WIZ   :    写真撮影する

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

● 魔狼儀式 破壊作戦

 周囲を覆っていた絡新婦の蜘蛛の巣が、眞由璃の炎によって溶けていく。

 露出した岩は見た目はおかしな所はないが、何か、怪しげな気配が漂っている。

「はっ」

 赤手の一撃が、この岩を砕くと、明らかに、魔狼儀式の力が弱まったのを感じる。

「魔狼儀式は、幾つかの"核"が存在するようです」

 どうやら3~5個ほどの要となる岩のようなものがあるようだ。

 絡新婦が守っていたこの場所の何処かに、その核となる岩が存在している。

 破壊するなり、術式を解析するなりして早急に無力化して欲しい。

 無差別に砲撃などを加えようとしても、残念ながら絡新婦の蜘蛛の巣が未だに点在しており儀式の場全体を一気に破壊できる訳ではないので注意して欲しい。

 絡新婦の糸は今も眞由璃が一気に焼き払っている。
 絡新婦自体は既に全て殲滅が完了しており、戦闘がこの場で発生する事はないだろう。

「要岩。もしかしたら、これらは我らの檻に流用できる……かもしれませんね」

 砕けた岩の破片と手に取り、眞由璃は呟く。

 しかし今やるべき事は魔狼儀式の破壊だ。この儀式さえ阻止してしまえば、フェンリルの無敵状態も解除できる。

 ヴァンパイア勢力の一派がフェンリルを抑えている間に、探れ、イェーガー!

 
ミルフィ・クロノラヴィット
アドリブ連携歓迎

魔狼の無敵解除には
要岩の破壊が不可欠…

が、檻の流用に
要岩が使える可能性が…

本来なら
要岩破壊が優先ですが
方法だけでも
模索してみましょうか…

『要は「3~5個」ある要石を破壊すれば無敵解除と…ならば、無敵解除に必要な数の要石を破壊し、残りを眞由璃様に…或いは、要岩以外の此処の「伝説の岩」を、代用として檻に流用――というのは、出来そうでしょうかしら…?この場全ての伝説岩が要岩、という訳でもなさそうですし…?』

眞由璃様、仲間とも
色々と方法を
模索してみますわ


どうしても
破壊する他無いとなれば
UCで要岩を破壊

『お許し下さいまし…眞由璃様…何れ他の方法の模索には、わたくし達も尽力致します故…』




「魔狼の無敵解除には要岩の破壊が不可欠……」
 ミルフィ・クロノラヴィット(メイドオブホワイトラビット・f20031)は魔狼儀式の場にやってきた。
 オブリビオンゴーストたちは一掃したため、あとはこの儀式の核となる要岩を破壊するだけである。
「が、檻の流用に要岩が使える可能性があると」
「ええ。ここに運び込まれた要岩。それが魔狼儀式の核となっているのは確か。そして、もしかしたらこれは我らの檻にも何らかの転用が可能かも、しれませんね」
 ミルフィが考慮しているのはこの場にいる同盟相手である土蜘蛛の女王の国見・眞由璃である。
 同盟を結ぶ際、眞由璃は、檻の内部の人の延命に繋がる"檻の強化"について模索すると約束した。
 今回、フェンリルを無敵化している魔狼儀式の核となっている要岩はその材料になる可能性があるとの事だ。
「本来なら要岩破壊が優先ですが方法だけでも模索してみましょうか」
 魔狼儀式のは絡新婦が設置した3~5個ほどある要岩によって構成されているようだ。
 その全てを破壊もしくは無力化しなければフェンリルの無敵を解除する事は出来ないだろう。
 眞由璃の振るった赤手によって絡新婦の蜘蛛の巣が燃えていく中からミルフィは要岩を探し出す。
「最低限だけ破壊して魔狼儀式を止めるのは……難しそうですわね。あとは、この周辺の岩を回収できればもしかしたら……?」
 ミルフィは要岩を壊さずどうにか出来ないかと探ってみたが、どうにも上手いアプローチが出てこなかったようだ。
「魔狼儀式を止めるのが先決でしょう。無敵のフェンリルは、放置すれば延々に人を殺し尽くしてしまいます」
 眞由璃はそんなミルフィに声をかける。
 土蜘蛛にとっても、檻の維持に必要な"人の絶滅"に繋がる事は土蜘蛛の繁栄のために避けねばならない事なのだ。
「っ!そうですわね。今は、破壊する他ないですわ!」
 ミルフィはある程度のところで諦めるとユーベルコードを起動。
 強化された蹴りで、要岩の1つを破壊するのだった。
「お許し下さいまし……眞由璃様……何れ他の方法の模索には、わたくし達も尽力致します故……」
「いえ。必ずこれが糧になるとも限りませんでした。それに、残骸だけでも意味はあるかもしれません」
 ミルフィは目を伏せるが、眞由璃にとっては当然の行為であると言う。
 むしろ危険なフェンリル打倒に近付いたと感謝の言葉をかけるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

御鏡・幸四郎
要岩の欠片をいくつかサンプルとして回収。
後で解析してもらいましょう。

もし檻の強化問題が解決出来たなら、次は『オブリビオン化の解除』。
それを成して初めて、国見・眞由璃の勢力は真に交渉可能な来訪者足り得ます。
……現時点では皆目見当つきませんが。

苦笑とため息は胸の裡へ。
国見・眞由璃の元へ赴き、作戦を提案します。

「魔術とは言え、儀式と言うからには何かしらの法則性があるはずです」
発見された二つの要岩を基点として、フェンリルの方角、
絡新婦の初期配置などから他の要岩の位置を推理します。

「材料は揃いました」
身体能力を上げ、速攻で破壊。
他の猟兵や国見・眞由璃にも他の要岩の位置を報せ、早急に儀式を阻止します。


上野・ユウヤ
うーん、この要石どうなってるんすかね。
壊す前にある程度でもメカニズムが分かるといいんすけどね。

とりあえずそういうのが得意そうな悪魔(ヒト)に聞いてみるっすか!

UC【悪魔召喚「アスティスネグ」】使用

という訳で、要石を壊さずにエネルギー供給を停止できるかどうか、壊さないといけないならその前にこの技術が模倣可能かどうかできる限り調べて貰うっす。檻だけじゃなくて僕のUCにも流用可能かもしれないし!

とはいえ時間かかりそうならチャチャッと壊さないといけないっすよね。
つまらないけどその時は仕方ないっか。

※アドリブ・連携歓迎




(もし檻の強化問題が解決出来たなら、次は『オブリビオン化の解除』を)
 御鏡・幸四郎(菓子職人は推理する・f35892)は胸の内にそう思いながら魔狼儀式の場へと突入する。
(それを成して初めて、国見・眞由璃の勢力は真に交渉可能な来訪者足り得ます。……現時点では皆目見当つきませんが)
 果たしてそれが本当に為せる事なのか。
 そもそも眞由璃はそれを承諾するのか。
 だが既に猟兵と土蜘蛛の檻とでは交渉は行われている。眞由璃がこの意見を受け入れるには何もメリットがないように思える。
「いえ、まずはこの事件の解決からですね」
 苦笑とため息は胸の裡へ仕舞い、幸四郎は眞由璃へと作戦の提案をしにいく。
「魔術とは言え、儀式と言うからには何かしらの法則性があるはずです」
「ほう。それはつまり?」
 眞由璃は自らの力に任せ、目に見える絡新婦の糸をとにかく燃やし続けていた。
 そこは手っ取り早く近くて多く燃やせそうな場所から、という選択基準だ。
 だがそこに幸四郎はメスを入れる。
「発見された二つの要岩を基点として、フェンリルの方角、絡新婦の初期配置など……材料は揃いました。他の要岩の位置を推理します」
 闇雲に糸を燃やすのではなく、当たりを絞って眞由璃に燃やして貰う事で要岩を素早く探し出そうというのだ。
「よいでしょう。同盟相手の助言を受けるのもまた務め……ハッ!」
 眞由璃は幸四郎の指示した方向へと紅蓮撃を放ち、絡新婦の糸を燃やす。
「見事」
 そして推理通りに、燃えていく糸の中から要岩が露出するのであった。

「うーん、この要石どうなってるんすかね。壊す前にある程度でもメカニズムが分かるといいんすけどね」
 上野・ユウヤ(悪魔憑き/夢遊病者・f26142)は絡新婦の糸が燃え尽きたあとに出て来た妖しげな気配を感じる岩をペタペタと触る。
 そこまで複雑な気はしないと思うが、これがあっては魔狼儀式はいつまで経っても停止出来ず、フェンリルの無敵は解除されない。
「とりあえずそういうのが得意そうな悪魔(ヒト)に聞いてみるっすか!」
 こういう時はさっさと丸投げ!
 ユウヤはピポパとダイモンデバイスから悪魔をコール。
『“Summon the energydemon No.1 «USTIHSNEG»”』
「来るっすよー。アスティスネグちゃん!」
 召喚されたのは【魔術的な純エネルギー】の術を操る悪魔「【アスティスネグ】」。
「訳で、要石を壊さずにエネルギー供給を停止できるかどうか、壊さないといけないならその前にこの技術が模倣可能かどうかできる限り調べて欲しいっすよ!」
 檻だけじゃなくて僕のUCにも流用可能かもしれないし!とユウヤはウキウキしながらアスティスネグに代償を払い調査をして貰う。
「とはいえ時間かかりそうならチャチャッと壊さないといけないっすよね……え?もう出来たっすか?」
 ユウヤがうーんと唸ろうとしている間に、術式は解除される。
 どうやら元々そこまで複雑な術式が組み込まれている訳ではなかったらしく、この要岩の材料になっている岩そのものに宿った残留思念が重要だったようだ。
「むむ。成程っす。眞由璃さん、これならどうっすかね?」
「この場で確約はしかねます。残骸だけでもあれば、もしかしたら……という所です」
「って事はさっき壊した分も回収してるっすから、これで大丈夫そうっすね」
「最後のひとつは恐らく、配置的には向こうにあると思われます」
「では急ぎましょうか」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『フェンリル』

POW   :    破裂の赫眼
【視線】が命中した部位に【不可視のエネルギー】を流し込み、部位を爆破、もしくはレベル秒間操作する(抵抗は可能)。
SPD   :    魔炎光線
【口腔内でのエネルギー】のチャージ時間に応じ、無限に攻撃対象数が増加する【魔炎光線】を放つ。
WIZ   :    魔狼の呼び声
【引き裂いた空間の裂け目】から、戦場全体に「敵味方を識別する【血に餓えたゴーストウルフの群れ】」を放ち、ダメージと【出血】の状態異常を与える。
👑11
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ミルフィ・クロノラヴィット
アドリブ連携歓迎

遂に
魔狼【フェンリル】の
お出まし、ですわね…

『儀式を破壊した今こそ…絶好の機会…ですわね…!』

味方や
眞由璃様と連携

『アームドクロックワークス』を展開
大剣【ジャバウォックの爪牙】も持ち
【破魔】の【属性攻撃】を込めての
【砲撃】や【呪殺弾】【誘導弾】の【一斉発射】や
大剣での
【切断】や【なぎ払い】等の
剣戟、
UCで巨大ロボに搭乗し
あらん限りの攻撃を行い
(UCで攻撃の際は味方を巻き込まない様&眞由璃様を庇う様に)

敵の攻撃は
【第六感】【見切り】【残像】【結界術】【オーラ防御】で
防御・回避

『眞由璃様…危険を感じました際は、御無理をなさらず後退を…皆様もわたくしも…貴女様の御身を案じてます故…』




「遂に魔狼【フェンリル】のお出まし、ですわね……」
 ミルフィ・クロノラヴィット(メイドオブホワイトラビット・f20031)は人工島に復活したフェンリルの元へとやってきた。
 そこでは貴種ヴァンパイアと従属ヴァンパイアが遅延戦闘を行い足止めしていた。
「おお!猟兵か!先程から攻撃が通るようになった。やってくれたんだな」
 フェンリルは魔狼儀式が存在する限り、完全無敵状態であったが、それを猟兵たちは眞由璃と共に破壊してきたのだ。
「はい。儀式を破壊した今こそ……絶好の機会……ですわね……!」
 ミルフィはそう言って、隣に並ぶ眞由璃に声をかけつつ構えを取る。
「ふふっ、そうですね。土蜘蛛の力。見せましょう」
 眞由璃もまたフェンリル相手にやる気満々のようだった。
「眞由璃様……危険を感じました際は、御無理をなさらず後退を……皆様もわたくしも……貴女様の御身を案じてます故……」
「ふふっ、お気遣いいただきありがとうございます。でも、土蜘蛛の檻の有用性を示さなくては、猟兵に殺されてしまいますから」
 ミルフィは心配そうに眞由璃に声をかけるが、眞由璃自身はこの状況では撤退しようとしてはいないようだ。
『Gyaaaaa!!!!』
 フェンリルがそこで猟兵たちの存在を認めると咆哮を上げて来る
「すまないが、俺達はここまでだ」
「あとはわたくしたちにお任せください!」
 既に何度も魂が肉体を凌駕するような戦いを繰り広げてきたヴァンパイア勢力は下がり、代わりにミルフィはフェンリルの元へとかけていく。
『Gyaaaaa!!!!』
 フェンリルは口腔内に破壊のエネルギーをチャージし始める。
「あれは、魔炎光線ですね」
 チャージ時間に応じた強力なレーザービームのようなブレスを吹きかける大技である。
「受け止めてみせますわ!アームドクロックワークス展開ですわ!」
 攻撃を避ければ眞由璃に当たる可能性もある。
 ミルフィは攻撃を受け止める選択を取る事になり、【時計仕掛の兵装】を展開する。
「巨大戦と参りますわ!ナイトオブホワイト・起動……!【ナイトオブホワイト・モードデュエル】」
 そしてアームドクロックワークスをロボに変形させると、その身体を3倍にまで巨大化する。
『Gyaaaaa!!!!』
「いきますわぁ!」
 フェンリルも巨大ロボ相手には脅威を感じたのかミルフィの搭乗したナイトオブホワイトに魔炎光線を放って来る!
「きゃあっ!?」
 オーラ防御を駆使して防ごうとするミルフィであったが流石にそれだけで防げる威力ではない。
 フェンリルの破壊エネルギーに出力負けしてしまいそうになる。
「疑似式「無限繁栄」」
 だがここで、蜘蛛童子型の土蜘蛛オブリビオンが現れると、その身を犠牲にしてミルフィの負担を肩代わりする。
「た、助かりましたわ!」
「これも同盟のためです」
 眞由璃が己の精気を代償に生み出した土蜘蛛オブリビオンがサポートしたようだった。
『Gyaaaaa……』
 フェンリルの魔炎光線もそこまで長い時間チャージしていた訳でもなかったためここでガス欠になる。
 今が反撃の時である。
「いきますわ!一斉発射!そして、大剣【ジャバウォックの爪牙】ですわぁ!」
 攻撃が止んだタイミングで、ミルフィは射撃攻撃を乱舞。
 フェンリルに接近するまでの牽制とダメージを稼ぎながら、大剣での薙ぎ払いの一撃を食らわせるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

上野・ユウヤ
おーおー、本当にデカいエネルギー体っすね。

じゃあ他の人も召喚してるし僕もロボに乗って戦うっすね。
サイキックキャバリア「マクスウェルの証明装置」を虚空より召喚
全然コイツ動かしてなかったっすからね。その分大暴れさせるっす。

──あっ、そうだ眞由璃さん。僕、最近練習して蜘蛛っぽい攻撃を覚えたんすよ。(見てみてー)
UC【悪魔へと繋がる糸】使用
糸を出して戦場に蜘蛛の巣っぽいやつを作り出すっす。

せっかくのエネルギーっすからね。アスティスネグちゃんも呼びながら貰えるだけ貰っとくっす。
上手いこと檻にも使えると良いっすけどね。
まぁ、ダメなら僕達で楽しく使うっすよ!

※アドリブ・連携歓迎




「おーおー、本当にデカいエネルギー体っすね」
 体高約50mの狼型の破壊エネルギー体。
 そんなフェンリルを見上げる事になっても上野・ユウヤ(悪魔憑き/夢遊病者・f26142)の飄々とした態度は変わらないようだった。
「じゃあ他の人も召喚してるし僕もロボに乗って戦うっすね。来るっすよサイキックキャバリア『マクスウェルの証明装置』!」
 《悪魔》もしくはそれに類する存在の力によってのみ稼働するサイキックキャバリア。
 己が主と認めた者の召喚に応じるというサイキックキャバリアは、虚空より現れる。
「全然コイツ動かしてなかったっすからね。その分大暴れさせるっす」
 そのまま搭乗したユウヤはフェンリルに飛び込みにいこうとして……ちょっと止まる。
「──あっ、そうだ眞由璃さん。僕、最近練習して蜘蛛っぽい攻撃を覚えたんすよ」
 見てみてーとアピールするユウヤ。
 そんな姿に土蜘蛛の女王、国見・眞由璃はふふっと笑みを返す。
「いくっすよ!悪魔へと繋がる糸(アクマヘトツナガルイト)」
 そしてユウヤはキャバリアから糸を放り、戦場に蜘蛛の巣っぽいものを作り上げる。
「こいつは触れた敵からエネルギーを吸収するっす!せっかくのエネルギーっすからね。アスティスネグちゃんも呼びながら貰えるだけ貰っとくっす」
『Gyaaaaa!!!!』
 だが当然、フェンリルも黙ってエネルギーを吸われるだけではない。
 煩わしそうに糸を睨みつけると、そこに流れるエネルギーが爆発する!
「うわっと!?」
 エネルギーを奪い、上手く檻にも活用できないかと思ってやってみたが、狙いはよかったようだがどうやらフェンリルへの対策が出来ていなかったようだ。
「まぁ、ダメなら僕達で楽しく使うっすよ!」
 それでもユウヤはびゅんびゅんと糸を吐き出し続け、フェンリルのエネルギーを消耗させるのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

御鏡・幸四郎
私の初めての戦争は『人工島の戦い』でした。
あのフェンリルが初めて姿を現した戦いです。
相変わらずの強大さですが、…私もあの頃とは違います。

「お願いします」
国見・眞由璃に作戦を告げ、フェンリルに向けて駆け出します。
巨体の攻撃を射撃で牽制しつつ全力で回避。
彼女の援護を得ながら、フェンリルを苛立たせるように立ち回ります。

「来ましたね」
策は魔炎光線のチャージが始まってからが本番。
狙いを口元に絞り、チャージを妨害します。
それでもジリジリと魔力は溜まるでしょう。
最大限に達し、光線が放たれようとした瞬間。
「降り注げ!!」
戦いを始めてからチャージしていた雑霊を解放。
雑霊弾を口元に集中させ、光線を暴発させます。




「私の初めての戦争は『人工島の戦い』でした」
 御鏡・幸四郎(菓子職人は推理する・f35892)はフェンリルを見て、懐かしむ顔をする。
 幸四郎は能力者。
 それも10年前の戦いの時より銀誓館に所属していた銀の雨の降る世代である。
 そして、ここ人工島での決戦にも参加していたのだ。
「あのフェンリルが初めて姿を現した戦いです。相変わらずの強大さですが、……私もあの頃とは違います」
 生命賛歌がある訳ではない。
 数千または50の能力者がこの戦場に居る訳ではない。
 だが幸四郎には、この戦い、負ける予感は全くしなかった。
「お願いします」
「ふふっ。お任せを」
 その理由のひとつ。この戦場に共にいる土蜘蛛の女王、国見・眞由璃に事前に伝えていた作戦を開始すると告げると、幸四郎は駆けだし始める。
『Gyaaaaa!!!!』
 魔狼儀式による無敵効果の切れたフェンリルは目の前に現れた猟兵たちを屠ろうとその口内にエネルギーをチャージし始める。
 魔炎光線の前兆である。
「来ましたね」
 幸四郎の策は魔炎光線のチャージが始まってからが本番。
 狙いを口元に絞り、チャージを妨害するようにリボルバー式ガンナイフで攻撃を仕掛け続ける。
『Gyaaaaa!!!!』
 だが圧倒的なエネルギーを誇るフェンリルは幸四郎の攻撃を受けてもそのまま魔力を溜めていく。
「疑似式「無限繁栄」」
 そこに蜘蛛童子の姿をした、土蜘蛛オブリビオン12体がフェンリルに飛び掛かる。
 眞由璃が己の精気を代償にして作った、援護である。
「痺れ糸を吐きなさい」
 蜘蛛童子はフェンリルの気を惹くように麻痺効果のある糸を噴出し邪魔をする。
『Gyaaaaa!!!!』
 煩わしく思ったフェンリルはチャージしていた魔炎光線を全て蜘蛛童子へと向けて放とうとする。
「今です!降り注げ!!」
『Gya!?』
 だがチャージしていたのはフェンリルだけではない。
 幸四郎もまた、戦闘開始からずっとガンナイフを持たない方の手に雑霊弾をチャージし続けていたのだ!
「雑霊弾雨(ゴースト・スコール)!」
 幸四郎はフェンリルが攻撃するその一瞬の隙を見極め、雑霊弾を口元に集中させ、攻撃。
『Gyaaaaa!!???』
 発射しようとしていた光線のエネルギーを誘爆させると、大ダメージを与えるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エヴィレダ・ハーミ(サポート)
 人間の闇医者×サバイバルガンナー、36歳の女。
口調 粗野で乱暴(アタシ、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)

UDCアースやシルバーレインの人目に付く所ではハンドガン、メスの投擲を使っていくぜ。それ以外はアサルトライフルも使うな。
どっちかっつーと戦闘は苦手だから正面切って戦うより、好機を狙うタイプだな。医療や応急処置は得意だぜ? これでもお医者だかんな。
あとは――薬をちょぉっと盛るのもイケんぜ。
ちったァ口達者だかんな、変装や言いくるめもやってやるよ。
やっべ、こっちに来やがった。ヘイ猟兵、後頼んだぜ!(後衛死守)

◇ギャグ、ギャーギャー騒音要員


ベイメリア・ミハイロフ(サポート)
メイン参加者さまのお邪魔にならぬようにしつつ
状況を見て行動を行おうと思います

日常では、まったりのんびり楽しみたいと思います
探索が必要であれば、情報収集・聞き耳を活用し
さりげなく目立ちすぎない程度に行動を

戦闘での行動は、絶望の福音又は第六感・見切りにて相手の攻撃を予見し回避又はオーラ防御・武器受けからのカウンターを狙いつつ
広範囲に敵がいます場合にはRed typhoonを
1体に対してはジャッジメント・クルセイドにて攻撃をいたします
チャンスがあれば早業・高速詠唱からの2回攻撃を
回復が必要なら、この身を削ることになろうとも、生まれながらの光を使用いたします

呼び方ファーストネーム+さま
一人称:わたくし


燈夜・偽葉(サポート)
★これはお任せプレイングです★
『ぶった斬ってあげます!』
妖狐の剣豪 × スカイダンサー
年齢 13歳 女
外見 黄昏色の瞳 白い髪
特徴 長髪 とんでもない甘党 柔和な表情 いつも笑顔 胸が大きい
口調 元気な少女妖狐(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)

性格:
天真爛漫年下系ムードメーカー(あざとい)

武器:
刀9本
黄昏の太刀(サムライブレイド)を手に持ち
場合によっては念動力で残り8本を同時に操る

ユーベルコードはどれでもいい感じで使います

敵の動きは見切りや第六感を生かして回避
避けられなければ武器受けで対処します

多彩な技能を持っていて、問題に対していい感じで組み合わせて対処します


テレサ・バスカヴィル(サポート)
戦闘シナリオでは、基本的にボクの立ち位置は後衛の魔術系アタッカーだね。
ボクのイェーガーカードを観て貰えるかな?
ボクが魔術系カードを持って居ると思うけれど、此れが武器ね。
カードを投擲したり魔術を放ったりするよ。
西洋妖怪×文豪なので、自らの著書から西洋黒魔術を繰り出すのさ。

基本的に戦闘は其処に居る仲間達の意向に合わせるよ。
メインで戦う人が居たらボクの役割は補助的な物。
UCは主に「此の世に不可思議など有り得ない」を使用予定。
逆にボクがメインで戦う場合かボクだけの場合は後衛攻撃に出るよ。
UCは主に「アルカナ・ブラスター」或いは「其の答えを識るまで、僕は死ぬ事もままならぬ」を使用予定。

アドリブ歓迎。


レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、9歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。公序良俗に反する行動はしません。悪戯も笑って許される範囲までです。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです




 シルバーレイン、人工島『六甲アイランド』。
 そこはかつての能力者たちが大規模な戦いを行い打ち倒したという場所。
 同盟を結んだ土蜘蛛組織からの情報により、破壊エネルギー体『フェンリル』が再びオブリビオンとして出現したと言うのを掴んだ猟兵たち。
 放っておけば、フェンリルはただただ破壊を振りまき周囲を蹂躙せんとする。
 猟兵たちは破滅の未来……いや破滅の過去の再来を止めるため、巨大な狼の姿をした敵と戦うのであった。

『Gyaaaaa!!!!』
 虚空より現れしフェンリルは魔狼の呼び声を上げると、戦場の空間を引き裂いていく。
 すると、その裂け目から、無数の血に餓えたゴーストウルフの群れが雪崩れ込んできた。
「うっわ!あのデカいやつもやっばいのに、なんかこっちに別のヤバそうなのもきてんぞ!」
 真っ赤な服に真っ赤なヒール。ヒャッハー系女医エヴィレダ・ハーミ(隠者の幸運・f32150)は駆け寄って来るゴーストウルフの群れを見て騒ぎ始める。
 ヴィレタはどっちかというと戦闘自体は苦手なタイプなので、こういうバリバリに正面から突撃してくる敵の群れ、しかも猛獣とかは結構厳しいのである。
「ま、ほら、あたし、医者だからさ!獣医は専門外な訳よ。わかる?」
 それでも全く騒がしいのは止まらないのは流石なヴィレタである。
「ええと、ボクも犬は苦手かな……」
 女性ものの服を着て、一見女性にしか見えないけれど、れっきとした男なテレサ・バスカヴィル(ザ・オカルティック・ノベリスト・f35021)も困った顔をしながらも苦手宣言。
 しかし仕方ないところもある。テレサは純粋な黒魔術で戦う後衛アタッカータイプなので、基本的にゴーストウルフみたいなワイルドかつスピードで来るような敵は大体苦手なのだ。
 しかもあのゴーストウルフの群れ。空間の裂け目から次々と後続が出現し続けている。
 数はもっと増えるのかもしれない。
「時間さえ貰えれば殲滅はできると思うよ」
 それでも火力貢献は出来ると豪語。
 これが後衛アタッカーである。
「それならお任せください!」
 燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)はそんな後衛二人の前に進み出て来る。
 妖狐の剣豪の偽葉は前衛で純粋な剣技も使いこなすが、空間切断は妖狐的妖術込みでの発動できる。
 時間稼ぎなんかはまさにおてのものなのである。 
「ぶった斬ってあげます!」
 まあただ大体ぶった斬りますよね!
「ええと、時間稼ぎ、いけます!」
 そんな中、オラトリオの聖者であるミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が人見知りしながらも声をあげる。
 基本中衛になるタイプだが、防御の術であるならばなんとか立ち向かえると言う。
「おいで、ひつじさん」
 ミスティはデフォルメ調の白羊の姿の霊をポンと召喚するとそれに騎乗しゴーストウルフに立ち向かう。
「え、狼相手に羊ていいのかい?」
「ひ、ひつじさんは、頑張るのです!」
「まあ、わたしくしも羊ですが、参りますわ」
 そして真っ赤なシスター服のベイメリア・ミハイロフ(紅い羊・f01781)も一緒に前に出る。
 なんだかんだでシスターなので後衛なのかと思ったら、フェンリルを野放しにしておけないと武器を持って意気込んで前に出て来た。
「やっほー!ウチも戦闘は苦手だけど、がんばるなのよ」
 最後にフェアリーのレイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)もフンフンと虚空に向かって拳を出しながら参戦を表明する。
 ちっちゃい身体だけどちゃんと戦えるのだ。
 いやレイカは割と後衛気味だった気がしたけどまあノリと勢いで前衛に来ちゃった!
『Gyaaaaa!!!!』
 そんなこんなをしていると、遂にゴーストウルフたちが攻撃が届くような間合いに入ってきた。
「おっと、やっこさんたちきやがったよ!ヘイ猟兵、後頼んだぜ!怪我したら言ってくれよな!」
 後衛死守を宣言したエヴィレダは実体を持つ医療従事者の幻影を召喚し、いつでも怪我してオッケーと宣う。
 できれば怪我をそもそもしない方向で言って欲しかった気がする。
「空に突き立て、空を焼き、空より来たる、それはきっと空の涙」
 そして偽葉は迫るゴーストウルフの群れに対してユーベルコードを起動する。
「剣よ、炎を泣いて(ツルギノヨメイリ)」
 抜いた妖力の太刀を振るうと、【狐火】属性を持った妖力の短刀が、ものすごい数になってゴーストウルフの群れに飛んでいく!
 飛んでいく、飛んでいく、飛んでいく、飛んでいく……中々尽きないなこれ?
「うわ、凄いね」
「レベル×999本を念動力で飛ばしますから!……えっと、100万越えでしょうか?」
 ドガガガガとゴーストウルフが一気に殲滅されていってしまう。
「……はっ!ウチの出番が、なくなるきがするのよ~!」
 このままではただ見てるだけになりそうな気配を察したレイカはうぉぉぉと己の武器を無数の【雪柳】の花びらに変えていく。
「花吹雪は星の煌めき寄りて、禍の者を攻め立てん。いくのよ!煌星野分(キラボシノワキ)!」
 まだ倒し切れていなかったゴーストウルフたちにレイカの放った花びらが追撃を仕掛けていく。
「それではわたくしも参りますわ。紅の聖花の洗礼を受けなさい……!Red typhoon!」
 ベイメリアも武器を構えると、それを【深紅の薔薇】の花びらに変え、レイカの花びらに混ぜていく。
 無数の斬撃が重なっていく事で近づくゴーストウルフはどんどん消滅していく。
「こっちくんなのーっ」
 そしてたまに抜けてくる個体に対してはミスティが乗ったひつじさんが体当たりでぼふーんを押し返す。
「うん、なんだか、ボクが手を出すまでもなく安全そうだけど……それでも最後はもらうね」
 それはそれとして時間稼ぎをしていた理由。
 テレサはずっと詠唱していた魔法を遂に発射状態に持っていく。
「そろそろフェンリル本体が次の攻撃をしてきそうだからね……いくよ、アルカナ・ブラスター!!!」
 詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する白炎属性の破壊光線。
 それがテレサから放たれると、既に大部分が消滅していた気もするゴーストウルフの群れを飲み込み、そしてさらにはフェンリルが周辺に多数作った空間の裂け目を焼き尽くしていくのであった。
「おー!やるぅ!」
 なお、エヴィレダの医療班はただ見守ってるだけで終わりました。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルは常に中継配信+後で編集しての動画配信
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先!
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNG!

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより


陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)


キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。




 3,2,1……カメラスタート。
「はっはっは、妾、推参!」
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん。ただいま参上」
「ラスボスな悪女NPCよ」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)。
 音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)。
 陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)。
 キマイラフューチャーの、割とトンチキ生動画配信者3名が同時にコラボってやって来た!
 このシルバーレイン、人工島『六甲アイランド』に!(倒置法)
「はーっはっはっは! フェンリル!中々豪気な相手ではないか!さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!」
 下半身が蛇のキマイラ、邪心様、菘は体高50mもある破壊エネルギー体であるフェンリルを前にしても全く臆する事なく堂々と胸を張ってびしりとポーズを決める。
 配信者である菘にとってはいかにカッコ良く魅せるか、いかに見映えの良いアクションができるか!それが重要なので、これだけ派手派手で見るからに危険がデンジャラスなフェンリルは最高にテンションあがる存在なのだ!
「どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。しかもなんでコラボなの。こんな配信者二人に囲まれるなんて。私、完全に二人のキャラに挟まって埋もれていくでしょう……うう、これも番組の為なのね」
 うじうじしながらネガティブ発言を繰り返しているのはバーチャルキャラクターの鬱詐偽である。
 まさかの配信者同士のコラボ、しかも敵はフェンリルという状況にネガティブになってしまっているが自分の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方ないと立ち向かう。
 そんなネガティブだけどバーチャルなアイドルさんなのだ。
「フェンリルって多少の苦難や困難の内に入らないと思うの!うう、やっぱり私って不運だわ……」
 でもプロデューサーからはOK貰ってるのでガンガンいきますね!
「全ての(配信)準備は整ったのよ」
 ラスボスオーラを全開にして佇む和服の女性。
 バーチャルキャラクターの燐は、和風RPGのまじでラスボスキャラだったのだけど猟兵になって出てきちゃったので配信しているのだ。よくわかねーな!
 しかしラスボスらしく、世界を支配するのは私。フェンリルに全て破壊される訳にはいかないムーブを行う事で全力で戦いに参加してくれるのだ。
 やばいぞ、このラスボス、裏ルートで仲間になって真の世界の敵に主人公と一緒に戦いを挑みにいくヒロイン属性まで持っているっぽいぞ!
 あとまあコラボしたら人気のあったラスボスがコラボ先に出演するのってよくあるじゃないですか!
『Gyaaaaa!!!!』
 そんなこんなで動画のオープニングを撮影していたら、フェンリルが空間を引き裂く魔狼の呼び声を上げて来た。
 周囲の空間に裂け目が生じ、その中から無数の血に餓えたゴーストウルフの群れが出現してくる。
 どうやら、この配信サポート連盟は本体と戦うのは任せて、あのゴーストウルフの群れをどうにかしなくてはいけないようだ。
「よいか?今回は敵はWIZで来る……であれば、我らが合わせるのは何か、わかっておりよな?」
「……えっ待って。私はデフォルトのユーベルコードしか持ってないわよ」
「大丈夫よ。配信している私たちだかこその、デフォルトユーベルコードでしょう?」
「おお!妾はちょっとこう、全て妾用に派手にチューンナップしておるからちょいと違うが、ここは合わせようぞ?」
「あ、デフォルトでいいのね。わかったわ……配信用ね、配信用……」
「ただのなになによ……って言うのよね?わかっているわ」
 凄みを利かせてるけど笑顔のままずずいと上半身を曲げて顔を近づけてくる菘の言葉に対して、動揺しながら答える鬱詐偽と、余裕たっぷり自信に溢れた表情で答える燐。
 3人はフェンリルのユーベルコードに対して、息を合わせて同時にユーベルコードで対抗する!
 ザ、ザ、ザ。(横並びになる効果音)
「……せーのっ」
「グッドナイス「寵姫の「Via「ブレイヴァー「瞳「Sacra!」」」」」」
 特に戦闘能力のない動画撮影用ドローンが召喚されてバトルをカッコよく撮影するけど鬱詐偽さんそもそもあんまり戦い得意じゃないっていうか横二人が動画撮影系のユーベルコードを発動していない事に絶望した表情をしてからゴーストウルフの群れに追いかけ回される感じになって燐は世界の半分をお前にやろう、ただし和風RPGもう終わっちゃったから0かもしれないって感じの勧誘をしてゴーストウルフを手懐けてしまってゴロゴロ喉元をかいてあげてお腹を見せて来たのでモッフモフとなでまくって何それどういうことなのって鬱詐偽がorzって感じになったのでそっちのゴーストウルフも引き受けてくれて流石はボス!って感じになってる間に菘がひゃっほーう!と大人しくなったゴーストウルフの群れに飛び込んでモフモフに顔を突っ込んで幸せそうな顔になっていた。
 よし。
 詠唱完了。
「お主は素晴らしき強者として、皆の心に感動とともに記憶されることであろう!」
 【とてもエモカッコいいフィニッシュ】左ストレートの衝撃波が空間の裂け目とゴーストウルフの群れを吹き飛ばしたのであった。
 いやほら他二人、攻撃用じゃなかったし……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

アレクシア・アークライト
正直、猟兵数人程度の戦力にしかならないのなら、見逃す価値なんてないと思っていたわ
でも、今回の魔狼儀式は私達猟兵だけではおそらく発見できなかった
貴方達の価値は、むしろその情報収集能力にあるのかもしれないわね

今回はもう十分、価値を示してもらったわ
それに、私達には代わりがいるけど、貴方に代わりはいない
流れ弾に当たらないように……いえ、貴方を気にせず戦えるように離れていてくれると助かるわ

《領域》を展開して敵の動きを把握
位置を捕捉されないよう、《力場》で周囲の空間に干渉して透明化しながら念動力で飛行

《力場》で引き起こした空間の断裂で敵の四肢を攻撃
動きが鈍ったならば一気に接近し、集束した力場を叩き込む




「正直、猟兵数人程度の戦力にしかならないのなら、見逃す価値なんてないと思っていたわ」
 アレクシア・アークライト(UDCエージェント・f11308)は巨大なフェンリル相手に、共に対峙する同盟者に声をかける。
「でも、今回の魔狼儀式は私達猟兵だけではおそらく発見できなかった。貴方達の価値は、むしろその情報収集能力にあるのかもしれないわね」
「ふふっ、言ったではありませんか。我々は絶対上位者であると」
 土蜘蛛の女王、国見・眞由璃は過去、殲滅よりの考えであると目の前で言われたアレクシア相手に笑みを返す。
 殲滅よりの思考である猟兵に、自らの存在の有用性を証明する事が出来たのであれば、それは土蜘蛛の繁栄と存続にとても有効であったと。
「それでは土蜘蛛の力、見せましょう……」
「今回はもう十分、価値を示してもらったわ」
「あら?」
 そんな眞由璃に対しアレクシアはため息をつくように言う。
「それに、私達には代わりがいるけど、貴方に代わりはいない。流れ弾に当たらないように……いえ、貴方を気にせず戦えるように離れていてくれると助かるわ」
 そういうと、アレクシアは《領域》を展開。
 念動力がフェンリルをも飲み込んでいき、その動きを把握していく。
「ふふっ……そうですね。他でもない貴女にそう言っていただけるのであれば、私は今ひと時は下がりましょうか」
 眞由璃はアレクシアの言葉と、そしてその様子から、この場に居続ける意味は薄いと……この場に強引に残ってもきっと土蜘蛛の有用性を示す程の窮地に、アレクシアは陥る事はないと判断し、その身を下げる。
 眞由璃自身も、自分が死んでしまえば檻も消失し、土蜘蛛は野に放たれてしまうのはわかっているし、眞由璃は戦えば戦う程に精気を代償とする。
 それは眞由璃も望む所ではないのだ。
「これくらい、あとは私達でも対処できるわ」
 アレクシアはそういうとフェンリルへと向き直り、小さく呟く。
「――解除」
 ユーベルコード:制限解除(リミッターカット)
『Gyaaaaa!!!!』
 フェンリルは視線に不可視のエネルギーを流し込み爆破しようと試みる。
 だがアレクシアは一瞬で自身の周囲の空間に干渉すると透明化しながら飛行。上空へと飛び上がる。
 突然の上下移動に意識が追いついていかないフェンリルを見下ろしながらアレクシアは力を込める。
「ふんっ!」
 敵の四肢を空間断裂によって攻撃。
 動きを鈍らせる。
『Gyaaaaa!!???』
「これで終わりよ!」
 そして一気に狼の顔をした額部分に接近すると、集束した力場を叩き込む。
 その一撃が決まり、フェンリルはその身を崩していくのだった。

 フェンリル、討伐完了。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年02月27日


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト