「『土蜘蛛の檻』は知ってるかな?」
シャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)こと新垣瑞希はいきなり問いかける。
「国見眞由璃と呼ばれる土蜘蛛の女王が『檻』に人々を閉じ込めて精気を吸おうとしてるらしい」
『檻』は街ひとつを覆い、外部との交流を完全に遮断。
にもかかわらず記憶操作でそのことは外部の人間も内部の人間も等しく気づかない。
なので日常生活を何事も無く過ごし、寝る時間になると蜘蛛糸の繭で眠るがそれにも気づかない。
「そんな世界で国見眞由璃は招待制のゲームまで作ったみたいなんだ」
催眠とかではなく本当に遊べるという、随分凝った仕掛けである。
ちなみにゲームの内容はゴーストの集団をひたすら蹴散らす、といった内容のアクションゲームであるらしい。
「といってもまだ『夢破れたシルバー・ギタリスト』しか敵として実装されてないんだけどね」
ちなみにそのギタリストは足が蜘蛛の物になっており、ギターを吊り下げる紐は蜘蛛糸で出来ている。
それらを破壊すればよりダメージを与えられるという仕組み。
何故か蜘蛛の女王であるはずの国見眞由璃がそれを実装しているのだ。
「蜘蛛なりにゲームのあるあるを再現しようとしたのかな?正直分からないけど」
ともかく、ゲームまで作る気合いの入ったオブビリオン。
彼女は居るだけで驚異となる存在……オブビリオン。
だが、それでも対話の可能性を探る動きがあるのも頷ける。
「ともかく転移の準備を始めるから、まずはゲームを手に入れてね」
月天下の旅人
『土蜘蛛の檻』シナリオに挑戦したいと思います。よろしくお願いします。
第1章 日常
『招待制のゲームのプレイ権を手に入れろ!』
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POW : ひたすらにSNSで呼びかける
SPD : 友人・知人・親類縁者にプレイヤーがいないだろうか?
WIZ : やはりお金、お金はすべてを解決する
👑5
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蔵場・瞳子(サポート)
基本的には人間の各種身体機能を強化して戦います。
不老不死の魔女である事を自覚しているので、誰かのために傷つくことを厭いません。
単純な正義感、それに従って正義として振る舞うことは「趣味」であって、そんな遊んでいる自分より、日々を真面目に生きる普通の人達は偉いと思ってます。
得意分野は耐えれば解決すること、第六感に委ねれば解ること、殴ったら死ぬ敵等ですが、難しいと思ったら万能技の「マジカル★人助け」を使って過去と現在の自分を抹消しようとします。(死ねるわけではありません)
別に誰かに覚えていてほしいわけではないし、助かった人は幸せに暮らしててくれと淡く祈って満足しています。
深影・アシッドドロップ(サポート)
貴種ヴァンパイアの霊媒士×妖剣士、12歳の女です。
普段の口調は「とても冷めてる(わし、呼び捨て、言い捨て)
家族には 冷たい(わし、貴様、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「招待制のゲーム、第六感でどうにかなる物じゃねえの?」
蔵場・瞳子(歩きはじめた正義の味方・f32844)はいきなりこういう。
下手すればマジカル★人助けを発動しそうな勢いだ。
それを深影・アシッドドロップ(影に立つ狂信者・f36021)が頷く。
「招待制だから、わしは第六感でも行けると思う」
そんな彼女に、瞳子はこう答える。
「それなら私の出番だぜ!」
そういうや否や、マジカル・正義執行を発動。
「今日は……なんか勘が冴えるな」
瞳子は魂と世界の根源とを接続した状態になり、招待制のゲームに参加する方法を探る。
すると彼女はこの結界に閉じ込められた学園のことを知る。
そこで招待制のゲームが配られているという事実にたどり着く。
「わしも学生になるということか」
深影はそういう。話し方こそ古風だが割と年相応なところはある。
「私も不老不死だから学生にはなれるぜ!」
瞳子は不老不死の魔女ということもあり、見た目より年は取っている。
といっても見た目とは10歳程度しか変わらないのだが。
「招待制のゲームを配っているという噂を聞いたぜ」
瞳子は学生たちにそういうと、学生はこう返す。
「この学園には招待券を持っている奴なら居るな。記名性じゃないから相談すれば貰えるかも」
そんな学生に、深影はこう問い返す。
「そういう貴様は持っていないのか?」
「私は持っていないけれど、野球部に招待券貰ったという子が居たわね」
不遜な話し方をする深影だが学生は意に介さず、
有益な情報を教えるのだった。
瞳子も学生が嘘を付いているような感じはしなかったため、こう返す。
「なるほど。野球部か、中々重要な情報だぜ」
そんな瞳子を見て、深影はこう返す。
「これなら後続にも任せられそう、といったとこ」
できれば二人の猟兵は自分たちで招待制のゲームの招待券を入手したかった。
だがとりあえずの手がかりを掴んだこともあり、
二人は後続に託すことを決めるのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
雁野・リジ(サポート)
青い毛の狸。青い以外は普通の狸に見える。
でも片言の人語を喋る。
自分はふわふわでとても可愛いと思っている。
可愛いから捕まえられそうになるのも仕方がないが、
毛皮や狸汁にされるのはごめんなので敵には容赦しないことにしている。
敵じゃなければ撫でてくれたり、抱っこしてもらいたい。
政木・朱鞠(サポート)
とりあえず、感覚共有した『忍法・繰り飯綱』を放ち【追跡】や【情報収集】で周囲を探って敵の分布や地形の情報を把握しておきたいね。
目標としている存在の大体の位置や大きさとかが解かれば良いんだけど、無理に深掘りしないように注意しないとね。
アドリブも連携もOK
「学生……【忍法・繰り飯綱】で情報収集なのよね?」
政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)は周囲を探る技能に長けている。
「おれもこの可愛さを生かしてねだることはできそう」
雁野・リジ(たぬき・f34917)は【スティール・カード】もあり、招待券を盗むことは可能である。
とはいえ、相手は単なる学生なのでできればそういう強引な手は取りたくないよう、
シャルロットこと瑞希は釘を刺しておいたのだが。
「とりあえず招待券を持ってそうな学生を探しているよ」
感覚共有もあるため、朱鞠は招待券を持っている学生を探し出そうとする。
しかしチケットのような物は小さくて見当たりそうにはない。
途方に暮れかける朱鞠だったが、そこに噂話が入ってくる。
「英司君が招待券を手に入れたんだけど持て余しているんだって」
「本当なの?それなら欲しいんだけど」
噂話を聞いた朱鞠が噂話をする学生にこう問いかける。
「英司という子の居る場所、あなたも知ってて話してることなのよね?」
そんな朱鞠に、学生はこう答える。
「そうね。ちょうど屋上に居るわよ」
そういわれ、朱鞠とリジは屋上へと向かう。
「君が英司?」
そんなリジに、英司はこういう。
「タヌキ……こんなとこに居るなんて珍しいなー」
青いタヌキであるリジに英司が違和感を持たないのは世界の法則だが、
シルバーレインの性質故かタヌキであることは認識できるようだ。
「招待制のゲームの招待券を君が持っている?」
そんなリジの質問に英司はこう答える。
「あげてもいいけど、モフらせて貰えるかな?」
英司がそういうと、リジは頷く。
彼女も敵でなければ撫でて貰いたいと思っていたので、それで招待券を貰えるならいいと思ったようだ。
そしてリジが招待券を入手した後、朱鞠は招待券を見やりながらいう。
「特にこれといった細工は無いよ。これがあれば複製も可能なの」
そういって、朱鞠は後に来る猟兵のために招待券を複製したのだった。
成功
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第2章 集団戦
『夢破れたシルバー・ギタリスト』
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POW : 我武者羅ベイベー
【ギター】から【ジャカジャカ適当に鳴らす不協和音】を放ち、【思わず耳を塞ぎたくなる不快感】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD : ドリームブレイカー
自身の【首から提げた鍵】を捨て【誓いを捨てた暴走似非ミュージシャン】に変身する。防御力10倍と欠損部位再生力を得るが、太陽光でダメージを受ける。
WIZ : ギタリストの魂のラッシュ
【ギターを肩から外し鈍器として振り回すこと】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
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レイン・ファリエル(サポート)
『さぁ、貴方の本気を見せて下さい』
人間のサイキッカー×ダークヒーローの女の子です。
普段の口調は「クールで丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が悪いと「無口(私、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は落ち着いてクールな感じのミステリアスな少女です。
人と話すのも好きなので、様々なアドリブ会話描写も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
招待制のゲームへ最初に入り込んだのはレイン・ファリエル(クールビューティー・f17014)。
彼女は箱入り娘だったが外に飛び出した、と言った経緯で猟兵として戦っている。
「相手は蜘蛛足のギタリストですか……」
ゲームの敵役ということもあって気色悪い感じはしなかったが、
それでもいかにも敵役ということをレインはひしひしと感じる。
「それじゃあ、行きますよ」
そんなレインにシルバー・ギタリストは【ギタリストの魂のラッシュ】を発動。
ギターを肩から外し鈍器として振り回し、レインを攻撃する。
「中々やりますね。ですが!」
レインは全身を【漆黒の粘液】で覆い、殴打で受けたダメージに比例し戦闘力を増強。
強化された戦闘力を生かし、シルバー・ギタリストをなぎ倒していく。
「人型の割に群れで出てきていますが、これがゲームという物なのでしょうか?」
ギターで受けるダメージこそ高いものの、耐久は大したことない。
眞由璃はゲームバランスをちゃんと考えているのだとレインは感じたのだった。
成功
🔵🔵🔴
シャイニー・デュール(サポート)
『拙者は剣士でござります故!』
ウォーマシンの剣豪×クロムキャバリアです
真面目な性格ですが勘違いや空回りも多く、かつ自分がズレているという自覚もありません
正々堂々とした戦い方を好みますが、それに拘泥して戦況を悪化させたりはしません
ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行為は(そういう依頼でない限り)しません
サムライというものに憧れていますが、正しい知識はありません
銃を使うことを嫌っているわけではなく、必要に応じて刀と内蔵兵器を使い分けます
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
リーリア・ブラッドスノー(サポート)
強化人間のアリスナイト×バロックメイカーの少女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、後輩の前では「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードはイマワシキキオクを使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。
依頼成功の為には己の身体も道具にします。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
負傷描写は重め、多めな傾向が好み、NGは無いので瀕死や内臓がはみ出すくらいグロテスクな描写を好みます。
遠慮なくぶちまけてください。
ほかはお任せ。
よろしくお願いいたします。
次に入り込んだのはシャイニー・デュール(シャイニングサムライ・f00386)、
そしてリーリア・ブラッドスノー(うつろなる幻想・f27329)であった。
「拙者はゲームにあまり興味ありませんが……」
そんなシャイニーにリーリアはこういう。
「そうね。眞由璃が何を思ってこんなゲームを作ったのか興味津々なの」
そしてしばらく進むと、そこにシルバー・ギタリストが現れた。
「しゃらくさいぜ。俺の歌を聞けー!」
シルバー・ギタリストは我武者羅ベイベーを発動。
【ギター】から【ジャカジャカ適当に鳴らす不協和音】を放ち、【思わず耳を塞ぎたくなる不快感】を感じさせようとする。
「その程度で私を止められると思っているの?」
だがその程度の不快感でリーリアは止まらない。
元々瀕死のダメージを好む彼女にとって不協和音は子守唄レベルでしかない。
そしてそのまま【生体解剖疑似体験】を発動。
「狂わないでくださいね?」
解剖用メスを見せ自身の生体解剖をされた記憶を放つ。
それによりギタリストは幻痛や幻覚でもだえ苦しむ。
そんなギタリストを見たシャイニーはこういう。
「総員へ警告。これより最終殲滅モードへ変形します。本機体の感知範囲より速やかに離脱してください」
シャイニーは全搭載兵器を解放、無限連射可能な殲滅形態への変形を行おうとする。
「解除コード入力します……『光あれ』」
彼女がそういうと、幻覚から逃れようと俊敏に動くギタリストを殲滅をする。
リーリアは遠慮なくぶちまけても問題ないようだったが、
あくまでシャイニーのユーベルコードは早く動く相手を殲滅する物。
リーリアは動きがそこまで早くなかったため殲滅対象と見なされず、
彼女がダメージを受けることは無かった。
全ての敵を殲滅し、理性を取り戻したシャイニーはこういった。
「どうやら終わったみたいでありますね。それにしても、何故眞由璃はあんな物を……」
そんな彼女に、リーリアはこういう。
「オブビリオンのやることなんて考えるだけ無駄よ」
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』
乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる
走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める
シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!
明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる
過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲
スリジエ・シエルリュンヌ(サポート)
桜の精の猟奇探偵×文豪、桜色の文豪探偵です。
可愛いものと渋おじさんが好きで、見かけたら、戦闘に支障がないくらいにテンションが高くなります。
また、おっちょこちょいな面もあります。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
というか、基本が『超前衛型バリツ探偵』です。後衛には向きません。探偵とはいったい。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
更に猟兵達は入り込んでくる。
櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)とスリジエ・シエルリュンヌ(桜色の文豪探偵・f27365)だ。
「陽里さんですか、よろしくお願いします」
スリジエは渋いおじさんが好きなのだが、陽里には渋さを感じなかったのかテンションは高くなっていない。
「おう。走りなら任せろ!」
陽里がそういうと、ライに乗り込んで走り出す。
それを見たギタリストは日陰でドリームブレイカーを発動。
誓いを捨てた暴走似非ミュージシャンに変身する。
防御力が10倍になり、更に欠損部位再生力を得た。
「それなら、あなたの誓いは何だったの?」
太陽に弱いことは既に知っていたので、捨てた誓いを質問する。
自身の著作から情念の獣を召喚する。
「グルルルル……」
貪り喰らう牙で継続的に貪りつくされ、防御力も再生力も意味がない。
「再生力が意味を成さないというなら!」
ギタリストは我武者羅ベイベーを発動。
不協和音を発動することで猟兵達の動きを止めようとする。
「そんな音で俺の走りは止められないんだ!」
陽里がそういうや否や、ゴッドスピードライドを発動させる。
宇宙バイクを変形させ、移動速度と戦闘力を向上。
「さあ、俺のターンだ!」
シールド展開し、体当たりでギタリストを蹴散らしていく。
下半身が蜘蛛なので、人間を引いている江面にはならないので実際安心だ。
そしてまだ残っていたギタリストがギターを肩から外し、
鈍器として振り回しライを破壊しようとする。
だがシールドを展開した宇宙バイクにギター程度でダメージを与えることはできず、
逆に弾き飛ばされて倒されていく有り様である。
「過去は過去に帰るべき……といいたいがこいつらはゲームのキャラなんだよな」
「まあ、このゲームを作ったのはオブビリオン……眞由璃ですが」
オブビリオンでありながら対話の道を探す動きがある蜘蛛の女王。
そんな彼女に二人はそれぞれの思いを抱くのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ
狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る
主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ
怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの
最後にやってきたのはソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)。
この世の全てが愛おしいと思いつつ、過去は過去に還るべきという考えである。
博愛主義が狂気的なレベルにまで達した結果、
過去を過去に還すことは博愛故の行為。
猟兵でなければ明らかな危険人物といっても過言ではない。
「俺たちオブビリオンじゃないんだけどな……」
あくまでギタリストは『ゲームの敵キャラ』であってオブビリオンではない。
だが、そんなことソフィアには関係なかった。
「でもオブビリオンの配下ですよね?それなら過去に還すまでです」
相手が群れなので【リザレクト・オブビリオン】を使うまでもない。
といわんばかりに【煌矢】で次々とギタリストを撃破していく。
そしてギタリストを全て倒すと、眞由璃が現れる。
「戦いを一通り見ていましたが、流石猟兵といったところですね」
そして、彼女はこう続ける。
「私は確かに人を檻に閉じ込めましたが、ゲームという娯楽を提供しました」
あくまで人を害するつもりはないといわんばかりに、
猟兵に交渉を持ちかけるのであった。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『土蜘蛛の女王『国見・眞由璃』』
|
POW : 眞由璃紅蓮撃
【右腕に装備した「赤手」】が命中した部位に【凝縮した精気】を流し込み、部位を爆破、もしくはレベル秒間操作する(抵抗は可能)。
SPD : 疑似式「無限繁栄」
自身の【精気】を代償に、1〜12体の【土蜘蛛化オブリビオン】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
WIZ : 土蜘蛛禁縛陣
【指先から放つ強靭な蜘蛛糸】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
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「そもそも土蜘蛛は人の生気を吸わなければ生きていけません」
眞由璃は猟兵を見やりながらこういう。
「だから檻を拡大し、死なない程度に生気を集めようと思っているのです」
あくまで土蜘蛛を守りたいだけだ、と眞由璃は主張する。
彼女と戦うか、交渉するか。それは全て君たち猟兵次第なのだ。
クロエ・ボーヴォワール(サポート)
「カネならありますわよ~!」
◆口調
・一人称はわたくし、二人称はあなた様。典型的なお嬢様風
◆性質・特技
・好奇心旺盛にして仕事熱心
・実はゲテモノ料理好き
◆行動傾向
・ボーヴォワール社の持て余した圧倒的カネの力にモノを言わせ、万事解決を目指す
・法すらカネで買い取る自由奔放すぎる性格であるが、ノブレスオブリージュの精神に則り他者の為ならば才と財を惜しまない(混沌/善)
・猟兵としての活動は異世界を股にかけたボーヴォワール社の販路開拓と考えており隙あらば自社製品を宣伝し、「実演販売」に抜かりはない
・シンフォニアとしての教育も受けており、歌を媒介とした魔術の使い手でもある
・細かい仕事は老執事セバスチャンに一任
「カネならありますわよ~!」
開口一番そういうのはクロエ・ボーヴォワール(ボーヴォワール財閥総裁令嬢・f35113)。
しかしそんなクロエを眞由璃はこう一蹴する。
「残念ながら、金銭ではどうにもなりません」
そんな眞由璃にクロエはこう返す。
「それなら。このボーヴォワール社特製、スチーム・グラップラーを使わせて貰いますわ!」
金で解決できないなら交渉はできない、と判断したクロエ。
眞由璃を『実演販売』のための的として、グラップラーで殴りつける。
「それなら、こちらも対抗させていただきます」
右腕に装備した『赤手』で殴りつけてくる、眞由璃。
だがスチーム・グラップラーはただのフックショットではなく、
蒸気の力で射出するワイヤーによるフックショット。
そのため射程距離に差が生まれ、眞由璃が右腕を振るう前に攻撃。
更にロープワークの能力を生かし、眞由璃から距離を取る。
「中々やりますね。流石は猟兵といったところでしょうか」
だが眞由璃はまだ対話の姿勢を崩そうとしていない。
オブビリオンになりながらも誇りを失わないその姿は、
流石土蜘蛛の女王といったところなのだろうか?
成功
🔵🔵🔴
月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
高嶋・梓(サポート)
【礼儀作法】【コミュ力】を使って他の猟兵と連携します。
電子ネットワークが使用可能な状況であれば、ネットワークに侵入しセンサーやカメラ類を【ハッキング】で掌握して【情報収集】を行います。
同時にゴーグルのセンサーを使って【索敵】を行い、敵の位置を把握します。
運用可能であればアルテミスに搭乗して活動します。
戦闘時は【戦闘知識】【瞬間思考力】を使って状況を判断し、【誘導弾】【範囲攻撃】【精神攻撃】【属性攻撃】を使い分けて戦います。
UCは状況に適したものを使用します。
口調はスターテス画面準拠。
「あの……宜しくお願いしますね」
そう物腰柔らかに語りかけるのは月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)。
そんな彼女に、高嶋・梓(スペースノイドのサイキッカー・f06493)はこういう。
「交渉を望んではいるようだけど、生憎私たちに乗れるだけの案がないですよ?」
そう、相手はオブビリオン。
いくら対話を望んでいるとはいえ無策でそうするのは猟兵としてあり得ない。
「私としては生気が得られれば良いのですが……納得できないのでしょうか?」
そんな眞由璃に、梓はこう返す。
「すみませんが、生命を危険に晒すリスクは極力避けたいですからね……」
梓の一言に、月詠はこう続ける。
「争い事は苦手ですが。こうなってしまえば……」
「戦うしかない、といったところですね」
月詠が腹を括ったのを見て、眞由璃も戦闘態勢に移行する。
「私の生気を使って、私の子供達に力を与えます」
そういって戦線に投入されたのは2体のギタリスト、これは【疑似式「無限繁栄」】の効果だ。
「流石土蜘蛛の女王といったところね。だけど!」
戦闘モードに移行した梓のサイキックブラストが2体のギタリストを拘束する。
「今がチャンスですね。光の矢よ、敵を貫き浄化させなさい!」
そして月詠が【光輝く三日月の矢】を発射。
2体のギタリストのみならず、眞由璃すらも光の矢が貫いていく。
「流石は猟兵といったところですね……私の子供がこうもあっさりと」
2体に留めたのは眞由璃が子供が死ぬところを極力見たくなかったこともあるのだろうが、
それに留まらず消費する生気を最小限に留め損耗を減らす狙いがあった。
だが猟兵は2体ギタリストを召喚した程度では止めきれず、
眞由璃も相応のダメージを受けることになった。
「ですがまだ、私も退くわけにはいきません」
それでも尚眞由璃は女王としての振る舞いを崩すことはない。
過去の遺物に堕ちてなおプライドを崩さない眞由璃。
あるいは、過去の遺物だからこそプライドもそのままなのだろうか?
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
蒼月・暦(サポート)
デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。
普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
あとはお任せします。宜しくお願いします。
次に現れたのは蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)、
そしてシフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)だった。
「楽しい世界じゃなさそうなの……」
眞由璃は曲がりなりにも対話を望む存在。
そんな彼女を見て、シフォンは複雑そうな表情を見せる。
「オブビリオンは過去の遺物……せめて楽にさせてあげようよ」
蒼月はその無邪気さ故に、残酷な答えを導き出す。
「それなら私もやってあげるよ」
そんなシフォンに、眞由璃はこういった。
「あなた達がそういうつもりなら、私も全力を持って対峙します」
そして、眞由璃は指先から放つ強靭な蜘蛛糸で二人を捕縛しようとする。
「こうなる事は予測済み、その攻撃は当たらないわよ!」
シフォンは敵対した段階で発動した【運命の導き】により得られた知識で予想、回避した。
「やるね。私も負けられないよ」
蒼月は改造ナノブレードを【スチームエンジン】の効果による蒸気エンジンの搭載で強化。
そのナノブレードで眞由璃を切り刻んで行く。
「くっ、ですが糸はあなたを捕えますよ!」
まだ糸による捕縛を眞由璃は諦めていなかったが、蒸気によって切りやすくなって糸はそのまま切られる。
「なるほど……ですがまだ私も倒れるわけにはいきません」
眞由璃は右腕に装備した「赤手」を振り回し、二人を攻撃しようとする。
「そうはさせないよ!」
だが、蒼月の2回攻撃が発動。改造ナノブレードによる攻撃が眞由璃を襲う。
「くっ……ですが私はまだ諦めません。私には子供たちを守る使命があるのです!」
追い詰められてもなおあくまで土蜘蛛の女王として戦い続ける眞由璃。
彼女が子を思う心はそれほどまでに強いのか、それとも単なるオブビリオンの執念なのか?
いずれにしても猟兵は最後まで気を抜けない戦いを強いられることになる。
もちろんここから交渉する可能性もないわけではない。
重要なのは、最後まで気を抜かないことである。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ペイル・ビビッド(サポート)
『あたしだって猟兵だもん!やる時はやるよ!』
口調 あたし、名前+くん・さん(敵は呼び捨て)~だね、だよ、だよね、なのかな?
絵を描くことと体を動かすことが好きな
元気一杯でやんちゃな女の子
深く考えずに直感で動いてしまうことがあるのは玉に瑕?
攻撃は『スパッタリングスター』や『特大絵筆』を
『複製描画』でその場に必要な道具を出すこともできます
戦況によっては『この世界あたしたちの色に染まれ』で回復・後方支援をさせてください
お色気依頼はNGで
「あたしだって猟兵だもん!やる時はやるよ!」
そういうのはペイル・ビビッド(淡色弾ける筆先の軌跡・f01836)。
「よく分からないけど、あのオブビリオンを倒せばいいんだよね?」
彼女は深く考えず直感で動くタイプだった。
「生憎ですが、倒される訳にはいきません」
眞由璃はそういい『赤手』を振り回すが、ペイルはスカイステッパーでジャンプし回避する。
そしてそのまま急降下すると、その衝撃で眞由璃にダメージを与える。
「ここまで、ですか……」
眞由璃はそういいながら骸の海に帰っていった。
「終わった……これで、良いんだよね」
眞由璃を倒したことで檻も解放され、人々は平穏を取り戻した。
だがこの戦いに勝った猟兵達も決して忘れない出来事が心に刻まれた。
過去の遺物に堕ちてもなお誇りを保ち続けた土蜘蛛の女王、
彼女の思いを過去として葬りさらなければならなかったことを。
そうこれは『残酷なまでに美しい世界』の物語……
成功
🔵🔵🔴