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ニャーと誘うハロウィンセール

#UDCアース #お祭り2021 #ハロウィン

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 世の中は、ハロウィンということでそこかしこでハロウィンの様相に彩られている。
 それは商業も同じ……というか、むしろ商売だからこそハロウィンセールの真っ最中! ……とあるデパートもそのハロウィンセール中であり、集まった人々でごった返していた。
「にゃー♪」
 そんな喧騒の中を楽し気に渡って行くとある猫もその中の一員であったのかもしれない。

「あ~、ちょいとUDCアースの人混みの中にUDCが紛れ込んじゃってるよーだから、対処しに行ってくれないですかにゃあ?」
 困ったよーには見えないながらもユキノ・サーメッティアがUDC出現の予知を伝えてくる。……なのだが、なぜだかユキノの態度からしてそこまで切羽詰まってないように見えるんだが。
 ともかく、どんなのが出たのか分る範囲で情報プリーズ。
「んっとねぇ、出現したUDCは猫だにゃ」
 ……はい?? 猫ってにゃーって鳴き声のあの猫? 時折液体なんじゃないかって身体の柔らかさを見せる猫?
「そうですにゃ~、その猫ですにゃ~」
 いや、それだと危険性とか無さそうに思えるんだけれど……、あ、もしや収容しなきゃいけないオブジェクトとかだったり?
「それもないにゃ、ただの構ってちゃんな猫ちゃんだにゃ。……あ、でも殴ったりとかしたら怒るけれど」
 それは猫でなくとも怒るもんだよ……。
「ま、そんな訳ですからにゃあ、とくに戦う必要性はないよ? 満足するまで遊んであげればいいみたいだから」
 ふむ……話を纏めると……、要するにモフって遊んであげればいいってことだなっ!


にゃんさん。
 こんばにゃはー、にゃんさん。でることよ。

 UDCアースからのハロウィンシナリオでーす。
 このシナリオでは、人々の雑踏の中に紛れ込んじゃった猫ちゃんを見つけて構ってあげましょうって内容になっておりますぞ。
 特に危険性はない……と言いたいところですがっ、デパートに集まった人々の雑踏の中に紛れ込んでいますのでね? 実は知らずに蹴飛ばされる可能性という危険が潜んでいたり。とはいえ、すぐに見つけられるというものでもないので、まずはデパート内を散策してみればいかがでしょう?
 猫と遊べる道具を見繕うのもよさそうですしね~。
 え? そもそもデパートの営業を一時的に停止させればいい? この時期からかきいれ時ですからねぇ、止められないのですよ。
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第1章 日常 『平凡な大型ショッピングモールでの一日』

POW   :    様々なショップのハロウィンセールを見て回る

SPD   :    モール併設の大型アミューズメント施設で遊ぶ

WIZ   :    フードコートやレストランでのんびりと過ごす

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

彩波・いちご
天乃さんと

デパートの中で猫探し…骨が折れそうです
1人で探していると、不意に声をかけられて
…以前温泉で色々あった顔見知りの天乃さんでした
え?デートですか?
はい、喜んで

以前の気まずさはありますが、普通に仲良くなれるなら嬉しいですし
猫探ししつつウィンドウショッピングを楽しみます
天乃さんは不慣れなようですし、私がリードして

…天乃さんが水着売り場に行きたそうに
この時期に?と思いつつも、一緒に水着選び
似合いそうな水着を色々選んで、彼女が試着室に
その前で待っていると、突然まだ着替える前、というか裸になったばかりの天乃さんがカーテンを開けて私を連れ込んで!?
試着室の中で彼女の全てを目に焼き付けることに…(汗


叢雲・天乃
いちごさんと

「デパートに潜り込んだ魔物ですか。
これは事件になる前に対処せねばなりません!」
『これ、そういうノリじゃない気がするが……
む、あの小僧は』

心の中の悪魔ラストが気づいたのは、偶然居合わせたいちごさん!?

『よし、天乃。あの小僧とデートするのじゃ』
「えええっ、デートですかっ!?」

男性とデートした経験もないため、思わず大声を上げてしまいます。
けれど悪魔の言葉には逆らえません。
恥じらいながらもいちごさんをデートに誘います。

『さあ、水着売り場で水着を選ぶのじゃ』
「なんでこの時期に水着なんですかっ!?」

渋々、水着を試着し……

『天乃、カーテンを開けるのじゃ』
「いやああっ、まだ全部着てませんーっ!」



 ハロウィンにかこつけてセール真っ最中なデパート。
 祭事ということもあってただ単に雰囲気を楽しんでいる者、何かを探している者ってあるけれど、とかく人でごった返してるってのは間違いではないね。
「デパートに潜り込んだ魔物ですか。これは事件になる前に対処せねばなりません!」
 そんな人混みの中で、なにやら気合いも十分に意気込んでいるのは叢雲・天乃(銀髪の悪魔ラストと契約した化身忍者・f31531)である。
 いや……そんなに意気込むような依頼じゃないはずなんですけれど……?
 これ、この元気が頓珍漢な方向に空廻ったりしない?
『これ、そういうノリじゃない気がするが……』
 そんな彼女のストッパーになり得るのか、色欲の魔女って呼ばれる悪魔さんが軽く諫めてる、ようだけれど……このような存在が確認できた時点で妙な方向には行きようがないなっ! 辱められる方にしか行かせないだろうしっ!
『む? あの小僧は……?』
 そのよーな色欲悪魔さんが、誰かを見つけてしまったようです。イコール、天乃の相手をさせられる人ってことになるんだろうなぁ。
 悪魔が気づいたから、天乃も気づけばそれが誰かが解ってしまいますなぁ。
 解ってしまえば、夏の体験とかそれよりも前の事とか思い出されてしまうっと。
 それが悪魔を大層面白がらせることになるのにね~。
『よし、天乃。あの小僧とデートするのじゃ』
「えええっ! で、デートですかっ!?」 
 突然のデートに誘えって指示に、驚きで声を荒げてしまう天乃。
 周囲の人達が、吃驚して……とても微笑ましそうに見てきてるぞ? なんでそんな目で見てくるのかって? そら往来でデートとか叫べばそうでしょうよ……反応も初心っぽいし。
 ま、天乃は周囲の反応を気にしている場合でなくなっているけれども。
 悪魔さん、顔が見えたらとても良い笑顔を見せてくれていることでしょうねー。
 で、偶然にも人混みの中に見つけたのは彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)であったようで、何かを探しているご様子を窺えた。
 デパートなんだし、何か購入を検討しているから探している……ってーわけじゃないだろう。彼も探しているのはUDCとして予知された猫なんですから。
 どちらにせよ、こんな人人人と溢れている中に紛れ込まれてしまえば早々に見つかりそうにはないですけれども。
「解ってはいましたけれど、やっぱり骨が折れますね」
 そこんところは、いちごは織り込み済みのようですね。
 時間は掛かりそうだけれど、他に良い方法も無さそうだしと根気よく探していくついもりで……と、そこに不意に掛けられる天乃の声。
「あ……えっと、天乃さんじゃないですか……」
 誰が声を掛けてきたのかを認めると、いちごは……どころか天乃も見知った相手であるはずなのに若干気まずそう……。
 あー、あれだ、ナニをだけれども深く突っ込んじゃった仲だろうからね~。
 いやぁ、夏の体験なり、それより以前の事案だったりを思い出しているのか、2人して頬が赤いですねぇ。
 これは、天乃が声を掛けたのは相当の勇気が必要だったのでは~? ま、これからさらに勇気を出してデートに誘わなければいけないのですがっ。
「い、いちごさんっ!!」
「ひゃわい!?」
 デートの誘いなんかしたこともねーのに、ぶっつけ本番で誘わなきゃいけないことに目をぐるぐるさせる天乃と、変な空気と勢いにシャキッてしてしまういちご。
 ほらほら~、がんばれ~。
「あ、あああのっ! 良かったら私とデデデート、してくれませんかっ!?」
「……え? デートですか? いいですよ、喜んで」
 一体、何を言われるのかと実は内心で戦々恐々としてた(夏とか名前知らないままでとか心当たりがあり過ぎた)いちごはただのデートのお誘いであったことにホッとしつつもあっさりと了承しちゃう。
 これ、傍から見たらいちごは相当にこなれてる感とか出てない?
 当の本人はそんなつもりは微塵も無く、単に普通に仲良くしてくれそうだからって理由であったりするんでしょうけれども。

 デートのお誘いという一世一代なことをしたことが気恥ずかしいのかちょこちょこといちごに着いて行く天乃とそんな彼女を気遣ういちごって形であったけれど、デートはデートである。
 今いる場所はちょうどデパートであることもあって、ウィンドウショッピングをすることに。
 まずは遊び場で落ち着かせてから、雑貨やらと色々と見て周り、そうしていっていけば天乃も次第に慣れて恥ずかしかった思いも薄れてきたようだ。
 これはもう、普通なデートですね、ここまで来るのに大変な思いをした甲斐もあったということでしょうにゃ~。 
 だがっ! 天乃に憑いてる色欲の魔女がこんなことで満足するはずもなくっ!
 その魔の手を伸ばしだしてくるのだー! ……天乃を辱められるって方向で!
 そもそも、デートに誘うように指示したのはこいつだしね、つまり、いちごとのデートは第一段階であったのだ!
 次を繰り出すためにも、いちごと天乃が衣服の類の場所に近づけば出される、色欲悪魔の指示。
『さあ、水着売り場で水着を選ぶのじゃ』
「なんでこの時期に水着なんですかっ!?」
 ハロウィンセールやってるデパートの中で水着を選べという時期がめっちゃ過ぎ去っている物を選べと言う指示である。
 流石に寒くなってきてるのだから水着が陳列さているわけない、と思いきや在庫処分か何なのか残念なことに並んであった。
「あの、ちょっと水着を見てもいいです、か……」
「えっと、いいです、よ……?」
 あってしまった以上は言われた通りにしなくちゃいけないからと、こんな時期にも関わらず水着を選びたいといちごを誘うしかなく。
 案の定、いちごがこんな時期に水着? って訝しんでくるけれど、そこを指摘することもなく了解してくれた優しさが身に染みていたたまれない。
 で、顔を真っ赤に染めながらも水着を選び出すのだけれども……。
 10月も終わるような時期で水着を選ぶようなことをすれば、珍しいと人目を集めてしまったようで。
 陳列されていた水着は泳ぐことへの実用性よりも魅せることに振りきっているような代物が多かったことも人目が増える理由なんだろうなぁ。
 要するにですな、ちょっと攻めたセクシー系の水着が多かったということです。
 それらを選ぶことになった男女とか、周りから邪推されても仕方ない。
 結果、いちごすらも好奇な視線に晒させてしまっていたことには、色欲悪魔も流石にこれは意図していなかっただろう。

 あんまりな好奇の視線に耐えきれずに、そそくさと少々奥まった所にあって人の目から避けられるからと試着できるコーナーに退避していく2人。
 退避も済んで人心地を吐くのだけれど……その前に水着を選んでましたからなぁ、いちごの手には掴んじゃっていた水着が……それも数着。
 試着コーナーだし、水着もってきちゃったしで、どうせならと天乃はそれらを試着することに(当然、これも悪魔の指示)
「ちょっと、待っててください」
 そう言って試着室に入った天乃は着用するはまずは今着てる服を脱がなきゃ衣服を脱いでいく。
 最後の一枚すらも脱いで、何も身に着けていない状態になれば、今度は水着の試着にいこうとしたのだけれど……。
『天乃、カーテンを開けるのじゃ』
「いやああっ、まだ全部着てませんーっ!」
 いやぁ、無情にも何も纏ってない姿のままでカーテンを開け放させるなんて、悪魔だなぁ……あ、悪魔だったわ。
 で、カーテンを開けられてしまえば、待っていたいちごに全てを見られてしまうわけですね。
 いちごの方は天乃が全裸のままでいきなりカーテンを全開にしたことで見えている光景に固まっちゃってるよ……。
 何を思ったのか、天乃はそんないちごを抱き寄せて一緒に試着室に引きずり込んじゃったりしちゃったりでね?
 あははー、天乃は自分の裸をマジマジと見せられちゃう場所に引き入れちゃうぐらいにはテンパってました。
『もう何度も見られた裸なんじゃから、脳裏に焼き付くまで見てもらうのじゃ』
 そこに追撃のよーに、色欲悪魔さんからの指示で、もはや隠すどころか恥ずかしい所も余すことなく見せつける以外には無くなってしまった天乃。
 いちごも、まったく隠す様子もない天乃の全てを目に焼き付けていってしまうのでしたとさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ユメ・ウツロギ
猫ちゃんが雑踏に人混みに紛れてるですか。
猫ちゃんが蹴飛ばされる危険性…!?

成程、猫ちゃんが蹴飛ばされない様にデパートの人達を吹き飛ばしてしまえば良いのですね(よくない)
え、違うですか?そうですか…。

とりあえず、見つけた時に備えて準備ですかね。
折角なので猫ちゃん用の手作りおやつでも【料理】で作りましょうか。
その為の材料を猫ちゃんを探しながら色々買い物でもしましょうか。

ささみとかお魚とか。
猫ちゃん用のケーキとか大物に挑戦するのも良いかもしれないです。

魚屋さんとか猫ちゃんが来てたりしないですかね。
お魚咥えて逃げてるとか逆にマスコットになって客引きしてるとか…。

おや、作ってたら何やら気配が…



 沢山の人が行き交うデパートの店内。
 セールということもあってか店の雰囲気もどこか楽し気に感じる。……のだけれど、ユメ・ウツロギ(蒐集の魔女・f30526)だけは焦りを強く感じているようだ。
 普段冷静というか、落ち着いてるのに珍しーな?
「こんな人混みの中では猫ちゃんが蹴飛ばされてしまう危険性があるからですよっ!」
 あー、うん、そうなんですよね……もふもふへの心配が強く出ているようで、やっぱりもふもふが大好きなんだなー。
 こういうところは年相お……「猫ちゃんが蹴飛ばされない様にデパートの人達を噴き飛ばしてしまえば良いですね」
 歳に見合わない、すっげー物騒なこと考えてた!?
 普通に大惨事だからっ! そのやり方は間違ってるからやめてーっ!?
「え、違うですか? そうですか……」
 そうだよ……、そも、猫ちゃんがどこに居るのかもまだ判然としてないんだから、もしやろうものなら巻添えになりかねないからね?
 ……今気づいたって目だわー。ホント、もふもふが係わると豹変しちゃう子だわ……。

 で、だね。人を排除って手段は取れない以上、結局は地道に探すしかないわけなんですよ。
 その為、幾らか落ち着いたユメはデパートの中を練り歩くことに。
 商品を品定めしながら、手に取るのはささみとかお魚とか。
 手に取る品が食べ物だらけだけれど、それもそうだろうね。ユメが今いるのは食品を扱っている処なんだし。
「猫ちゃん用のおやつとか作ってあげたら喜びませんかね」
 そういえばユメは料理の腕はお墨付きでしたな~、それによって与えられるおやつか……きっと喜んでくれるでしょうね。
 ところで……、おやつあげるのいいんだけれど……餌付けしようとしてなりしない? 手元に置けれるなら置こうとしてないよね?
「……いえ、そこまでのことは……」
 微妙な間は何でしょうかね。まあ、止めはしないけれども。
 やってもいいけれど、出来るかどうかは知らないしねー、猫ちゃんって大抵気まぐれなんだしさ?
「猫ちゃんならではです。さて、どうせなら猫ちゃん用のケーキとか大物にも挑戦するのも良いかもしれないですね」
 そんなつもりはないってー態度を装ってるけれど、大物挑戦するなんて興味を惹かせる気満々だわぁ、この子。
 というか、材料を手に取る動きが心なしか速くなってるような……? 真剣さも増してみるみたいな……?
 ま、まぁやる気を出してるんだし、良い事だね! 最初からやる気(殺る気?)を出していたけれども!
「……ところで」
 おっと、なんだろう、何か気になる事でも?
「猫ちゃんは今はどの辺りに居るのかなと思いまして、おやつを作っても居所が解らなければオヤツのあげようもないですし」
 いや、それはわからねーです。このデパート内にいて、外に出る気配もなかったようだけれど。
 猫なんですし、猫っぽいところに居たりするんじゃないですかね~? 猫っぽいところって何だよって話ですが。
「……魚屋さんとかでしょうか? お魚咥えて逃げてるとか逆にマスコットになって客引きしてたりとか……?」
 そんなの、あり得ない……なーんて言い切れないな。
 ほにゃらって空気を纏いだしたですな、想像だけで癒されたのだろーね。
 ま、その為には猫ちゃんを見つけなければいけ……ん? なんか転がってきた、ビンかこれ?
「おや? 何か気配が……?」
 いや、気配って他に誰もいないんだけれどなー、なんかよーわからん黒いビンが転がってきたくらいで。
「ビンですか? あぁ、なにか一杯に詰まってますね」
 なんでしょうねぇ、でもこういうのって下手に触らん方が良さそうな気もするんだけど……って、言ってる傍から拾い上げちゃった!?
「中身が何なのか、気になるじゃないですか」
 ここで知りたがる気質が顔を出しますー!?
 早速とばかり蓋に手を……、ちゃんと安全かどうか確かめずに開けないほうがいいと思うんですけどっ!
「あっ」
 おおぅ、ビンの仲から何か飛び出してきて、ユメに飛び掛かっていちゃったよ!
 避けようもないままに、ユメの視界は真っ黒に塞がれちゃったよ……。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『液状猫『ニャーさん』』

POW   :    猫を殺すモノ許すまじ
自身が戦闘で瀕死になると【レベル×1体の猫に纏わる神々 】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD   :    あそんでー かまえー
【猫特有の動き 】で敵の間合いに踏み込み、【ご飯や遊びをねだるような声】を放ちながら4回攻撃する。全て命中すると敵は死ぬ。
WIZ   :    ほかのところいっちゃやー
【猫の可愛さ 】を解放し、戦場の敵全員の【猫が可愛い!という感覚以外】を奪って不幸を与え、自身に「奪った総量に応じた幸運」を付与する。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 おやつを上げようとお料理していたら、唐突に襲われちゃう少女。
 ま、襲ってきたっていうより、顔面に張り付いたっていうのが正しんだけどね!  
 そんなわけで、少女の顔いっぱいにしたのは探していた猫ちゃんだよ!
 自分から近づいてきてくれたけれど、多分匂いに釣られてきたんだろうけどね、おかげで探す手間も省けたですよ。やったね。
 それはそうとですねぇ、いい加減に猫ちゃんを顔に張り付けたままで動かないのはどうかとおもうのだけれど……まっっったく動く気配が無いままだな? 呼吸とか大丈夫なのかと不安になってくるが、それでも動かないままか……。
 これはしばらくは元に戻りそうになさそうだ。ま、その内再起動するでしょう。
 っと、デート中だったカップルさん達もやってきましたな。丁度良いし、とりあえず目的な猫ちゃんは見つかったから遊んであげたりするかい? その前に水を掛けたほうがいいような気もするほどにお互いに顔が赤いけれども。
 二人して何があった……、いや何をやらかしたのやらだ?
 まー、何があったのか知らないけれども、猫ちゃんと遊んであげて忘れたりしればいいんじゃない? 例え一時であったともしてもさ。
 おっと、そういえば猫ちゃんのこと書いてなかったなー。とはいっても普通な猫とそこまで変わらないけどねー。
 変わっている所なのはとても(身体が)柔らかいってくらいか、香箱座りをすればまるで広がる水溜りのごとくになるほどには。
 けれど、生物的に無理は姿勢は取れない……はずだぞっ! 正直、そうだって言い切れないけれど!
 あ、後は、この個体は相当に人懐っこいよーだね。
 だけど……もし攻撃しちゃうようなことがあれば……猫みたいではあるけれど、UDCだからなぁ……。
 まぁ、最初の情報通り、満足するまで遊んであげたらいいんだよ~。
ユメ・ウツロギ
もふもふぷにぷにが…!もふもふぷにぷににゃーんが顔に…!
なんて至福ですか…顔中で猫ちゃんを感じるですよ(ぷるぷる)

いくらでも遊んであげるですよ。寧ろ永遠にウチの子になっちゃいましょう、です。
魔女に使い魔(猫)は必須と言いますしね。
宅急便をやってる同族の子も黒い子を連れてますし。
あの子は最後の方、デッキブラシで飛んでた気もしますが…。

【料理】で作ったケーキのクリームに【錬金術】で作った賢者の石を液状化して混ぜ混ぜ…。
念のため、UDCとしての性質を浄化して周囲にも安全安心を確保しておくですよ。

しかし、この子、とってもぷにぷにでとっても良い触り心地です。ひっくり返ってお腹見せてぷにゃ~ってなります



 猫ちゃんに飛び掛かられたユメだけど、顔いっぱいに貼りつかれちゃって苦しい思いをしてるのかぷるぷるしてる……。
「もふもふぷにぷにが…! もふもふぷにぷににゃーんが顔に…!」
 違った、むしろ興奮してたわ。
 もふもふとか大好きなユメさんですからねー……。
 顔は猫ちゃんで見えないけれど、その分顔中で猫ちゃんを感じられてるんだろうし、至福っ!って全身から発してるますね、これ。
「うにゃーん」
 んでもって、引き剥がすとかしなかった(するはずもないだろうけど)からか猫ちゃんも安全な人て認識をしいたらしくてチャシっと一舐め。
 そんな、猫ちゃんからの愛情表現なんてされちゃてば、ユメさんがどうなろうものか……。
「いくらでも遊んであげるのですよっ。寧ろ永遠にウチの子になっちゃいましょうっ、ですっ」
 落ちましたな。いや、なるべくしてなったとも言えるけれどもっ!
 しかし、ユメの子になる猫ちゃんかー。
 魔女だし、使い魔猫って感じになるのかな?
 某宅急便をしてるユメと同族の子も黒猫を使い魔にしていましたし、似合いそうではありますねー。
「でもあの子は最後の方、デッキブラシで飛んでた気もしますが……」
 作品内で有名なシーンのことだね。
 まー、無理矢理言う事聞かせてよーですけれど、飛べるっ!って思えれば、道具に拘ることもないのかもね。
「ふにゃ~?」
 なお、当の猫ちゃんはなんのお話をしているのか、まったく解ってなさそうでした。

 それはともかく、猫ちゃん用にオヤツとか作ってたんだし、上げたりしないの?
「そうでした、猫ちゃんのもふもふぷにぷにな感触にその辺りのことが飛んじゃってたです」
 というわけでしてねー、猫ちゃんの為に作っていた猫用ケーキの出番ですね!
 既に完成してるよーだけど、最後の仕上げとばかりに何かを混ぜ込んで……いや何を混ぜたんですか?
「液状化させた賢者の石ですよ? これでUDCとしての性質を浄化できないかとですね」
 あぁ、ふつーな猫ちゃんになってくれれば、不意なことがあっても周りの安全は確保できるからですかな?
 ケーキを出された猫ちゃんは何か混ぜ込まれたよーな品物であっても気にすることなく食べてくれてますけれども。
「ふにゃあぁ~ん♪」
 ユメの料理の腕は確かなんだしね、喜んでいるようですよ。
 で、だけど、お腹が膨れたのか、猫ちゃんは地面に横になって……まるで水溜りのよーな広がり方だなぁ。
 猫ちゃんは猫ちゃんですねぇ、こうまで撫でろーって言わんばかりな恰好をしてくれるんだから、やることは一つだよね?
「当然です、もふもふ撫で撫でするのですよっ」
 そうだよねっ! それ以外にすることなんてないよね!
 なわけで、ユメちゃんは猫ちゃんをもふもふしちゃうのでした。
 手に触れれば確かに毛皮でもふもふなんだけど、ぷにぷにとした触感もあって、流石は液状みたいになれる猫ちゃんだけはある。
 つまりどんな手触りかというと、とっても良い触り心地ってことなんだよ。
「ぷにゃ~♪」
 触られている猫ちゃんももっとしてとごろりとお腹を上に……いわゆるヘソ天しちゃったね。
 さて、ユメさんはどうします? お腹を撫でまわすのもいいけれど、顔を埋めてみるのもいいかもよ?

大成功 🔵​🔵​🔵​

叢雲・天乃
いちごさんと

「……あれが魔物ですか?」
『おー、可愛いのう。天乃、妾を実体化させるのじゃ!』

【色欲の魔女】で実体化したラストが猫と遊ぶのを見ながら、私は呆然とします。
魔物を倒す任務のために来たのに、これではいちごさんに裸を見られただけではないですか……(赤面

『あ、天乃ー、気をつけるのじゃぞー。今、こやつ、お主の運気を吸っておるからのー』
「へっ……!?」

その声とともに、履いているスカートのホックが壊れ、スカートが足元に落ちて。

「し、下にさっき買った水着履いてて助かりました……」

慌ててスカートを拾おうとして足がもつれて、いちごさんに倒れかかり。

『天乃、水着の紐がほどけて全部見られてしまっておるぞ?』


彩波・いちご
天乃さんと

先程のことで気まずい中、天乃さんが呼び出した悪魔が猫と遊ぶのを見ている私
この気まずいのどうしましょう…?

と、戸惑っていると、突然天乃さんのスカートが落ちて!?
さらに足をもつれさせた天乃さんが倒れてきて
咄嗟に支えると、目の前には水着も脱げて丸出しになった天乃さんのスジが…しかも支え方が悪かったか、広げてしまっていたり…

どうやら猫のもたらした不幸らしく、さらにその猫は天乃さんにじゃれるように身体の上を動きまくってて、私はそれを捕まえようと手を伸ばしては、天乃さんの身体に触れまくり撫でまくりで、胸やお尻を揉んだりしてしまい…

しかもいつの間にか出ていた撮影用ドローンがそれを撮ってて…



 ちょーっと(?)ばかり、恥ずかしい目に遭いつつも、探していた猫ちゃんの下に辿り着いたいちごと天乃のお2人。
 既に先に見つけた子が遊んでいたようで、その姿に天乃が訝しむ。
「……あれが魔物ですか?」
 じゃれてる様をみればただの猫ちゃんにしか見えないしねー。
 その様子からじゃ、他のUDCみたいに本当に人に危害を加えるような存在なのかは疑わしいって思えちゃうか。
 でもそうしてる間にも動いちゃう人がいるんですよー?
 いちご? 違う違う、そっちはそっちで顔赤くして悶々してるから、それどころじゃないって感じだし。
 じゃあ誰かて……、もう一人いるじゃない、人って括りでいいのかわかんないけど。
『おー、可愛いのう。天乃。妾を実体化させるのじゃ!』
 その存在ってーのは、天乃の中に巣食っているっていう色欲の悪魔さんこと『ラスト』氏でござーい。
 言われるがまま、実体化させると早速と猫ちゃんに触れだす悪魔さん。
 なんてゆーかね? 繰り広げられる光景が銀髪ロリ少女と猫が戯れているってー光景だから、もうUDCな猫だとか、悪魔だとか思えない絵面よなー。
 てか、色欲の悪魔って名乗ってるわりにはロリな少女だったのね、これだとラストちゃんみたい。
 ともかく、こうやて確保できるよーな状態になっていると左程の危険性もないよねってことになりそうだよねー。
 で、ですな。置いておかれることになっちゃった男女はどうなったかといいますと……。
 銀髪ロリ少女な悪魔と猫ちゃんが戯れる平和的な絵にどうしよって互いの顔を見ちゃうわけですね。
 さっき、やらかしあったにもかかわらず。
 思い出されるのは裸を見たり、見られちゃったりした記憶、ですよねぇ?
 そんなモンを思い出したちゃえば、2人して顔が真っ赤になって気まずい空気を醸し出しちゃうのも当然ですよ。
 このまま平和的に終わっちゃえば、天乃はただ単にいちごに自分の裸を見せにきたってことに終わっちゃうってのも拍車をかけてそうだけど。
『あ、天乃ー、気をつけるのじゃぞー?』
 お互いにどうしよう……って気まずい空気に悩んでいるところに投げかけられる、悪魔による一言。
 どちらにせよ、今の空気を塗り替えられるのなら、歓迎するべきことなんだろうけど……悪魔だしねぇ、語られる一言も悪魔的なんだろーな。
『今、こやつ、お主の運気を吸っておるからのー』
 ほら、やっぱりー。
 ただでさえ裸を見られた(自分から見せてたけど)ばっかりだってーのに、更に運を下げられるとかー。
「へっ……!?」
「天乃さん……!?」
 気づいたってか、声を掛けられた時点でもう遅しっ!
 着直していたスカートのホックが壊れてストン……っと落っこちちゃいましたよ。
 いちごも、その瞬間を目撃しちゃって、天乃のスカートの下を目にしちゃんだけれどね。
「し、下にさっき買っておいた水着を穿いてて助かりました……」
「あの…、助かったっていえるんですかね……?」
 見えちゃったのは下着、じゃなくて水着だったよーです。
 天乃的には助かったって思ってるんだろーけど、でもいちごからしたらさっきしちゃったことを思い出されるモノなんじゃ?
 そこに気づいたからって、例え水着であろうとも恥ずかしいって慌ててスカートを穿き直そうとする天乃だけど、そんなに慌てちゃ……!
「ひゃわっ!?」
「あ、天乃さんっ!?」
 足を縺れさせちゃって、いちごと共に一緒くたになって倒れ込んじゃったよ。

「いたた……、天乃さん、無事…ん?」
 巻き込まれて倒れちゃったいちごだったけれど、それでも相手を心配する、んだけど、指に妙な……てか布地の感触が。
 それが何かってよく見れば、天乃がさっき着ていたっていってた水着じゃなですかね、その布地。
 問い、そんな代物がなんで自分の指に引っ掛かってるの?
 答え、そんなの、脱げたからでしょ。
 つまり、今の天乃は下半身がまったくの無防備ということにっ!
「あ、天乃さん!」
「あ、ん…。い、いちごさん、やめっ」
 大変だー!って急いで起きようと目の前にある肌色みたいな壁っぽいのをどかそうとしたいちごさんだけれど、その壁からは艶っぽい声が漏れ出てきちゃいましたよ?
 よく見れば、ってか落ち着いて見るとそれは壁ではなくてですね……、天乃のお股であったんですよっ!
『天乃、水着の紐がほどけて小僧に全部見られてしまっておるぞ?』
 ラストのこの言葉に、いちごもようやく何に触れて拡げてしまったのかを悟ったよーで、それまではそれが何かも知らずに広げちゃったみたい。
 そんなことされちゃえば、天乃の口から艶のある声が漏れ出てくるのも納得ですな。
 まっ、ようやく自分達の状態を認識するに至ってしまたから、当の2人はそれどころじゃなくなってしまったけれど。
「うにゃ~~ん」
 そこに圧し掛かってくる猫ちゃん。
 この猫が運気を吸ったらしいって言ってたし、捕まえればこれ以上のことは無くなるかなといちごは素早く捕まえようとする!
 半裸ってーか、中々際どい脱げかけになってる天乃と絡み合ったままでっ!
「ひゃんっ!」
 むぎゅって掴んじゃう天乃のお胸! 小さいけれど柔らかい! 
「いちごさん! そ、そこはっ!?」
 にゅるって擦っちゃったお股っ! ちょっと湿っぽかったけれど、汗ってことにしとこう!
 動けば動くほどに、いちごの手は天乃の身体の至るところに触ってしまう……奇妙なまでにアレな部分に触れるのが多いけれどもっ!
『妾、何もしとらんのじゃがな~』
 これには、さしもの色欲な悪魔であるラストちゃんも、自分の力をまったく及ぼしてないのに恥ずかしい事になってくのを見て苦笑いだ。
 ついでに、絡まってる2人の上を見れば、なにやた撮影用のドローンも飛んでるときてるしね。
 まさか女の子を辱めている痴態を撮ってるなんて、悪魔からしても戦慄しそうな所業である。
『実はこの小僧、狙ってやってるんじゃないんじゃよな?』
 流石に、そんなつもりはないと思う……、きっと、多分、めいびー……。
 ていうかさ? これ、天乃の痴態をいちごが生放送しちゃってるんですけど……、中々におにちくなことがされてたりするんですが。
 この生・放・送!のドローンが出てるの、いちごはまだ自分でも気づいてないっぽいし、自分からやったっ訳ではないみたいだけれど。
 なら、これも猫ちゃんに運気を吸われちゃった天乃さんのせいってことなっちゃうんですが?
 う~ん、今回の天乃の不運は不特定多数の人達に自分の痴態を見られたってことなんでしょーか。
 まぁ、それ以外にも映したモノがモノだし、いちごのチャンネルがBANとかされたりしちゃいそうなのも不運の内なのかも?ってところかなー。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

上鈴・颯来
イベント会場

UDCアースに住んでいます
今日は、陸上用の靴を買いに来ていました
買い物が終わってから、トークショーがあるので覗いてみました

アルダワで人気だった男の人(f10622)が、飼い猫のトークをしています
(本当に、芸能人だったんだ。名前は……ベルカさん)
自分の世界の芸能人だとは、思いもよらず驚きます

双子の姉(一般人)が後ろから倒れてきて
私のスカートを掴んだせいで脱がされてしまいます
その拍子に、私も倒れてしまい、ベルカさんのズボンと下着を脱がしてしまい
彼の男性固有のモノにキスをしてしまい、眼前で大きくなるのを目の当たりにして
おへその下が、キュンキュンして……

姉も倒れこんだ際にスカートと下着が脱げていたらしく
ワレメからトロリと蜜が溢れてきて、慌てて後ずさりします
でも、足を拡げたまま

姉妹揃って、ワレメから蜜が溢れさせる姿を見せつける格好になり
目も思考もぐるぐる状態

この日は、ベルカさんには、見られただけだったけど
きっとベルカさんに……


アイ・ストリーミング
イベント会場

ベルカ((f10622)なる男のトークショーに来たのじゃ

UDCというのは、ゴーストとは違うのじゃな
不幸をもたらす、という意味では似た存在じゃがの

さて、どうするかの?
わらわと同じか、一番年上でも中学生といった女子(おなご)ばかりじゃの
トークショーの相手も、中学生モデルということじゃし

「UDCとやらがもたらす不幸。なかなか、難儀なものじゃな?」
わらわも、例外なく下半身の裸身を
密室となった部屋の中で唯一の男、ベルカに晒しておるしの
これが、猫のもたらした不幸というものなのじゃろうが……

折角じゃ。活用してやるのじゃ
「ベルカとやら。味見、させてくれぬかの?」
血ではなく精の味見であることを、耳元で囁いてやるのじゃ

大きくなる様を見た女子は、興味もあろう?
「ほれ。他の多くの娘も、おぬしのモノに興味津々じゃぞ?」
最後の一線はダメなのじゃろうが
擦り付けてやるくらいなら、いいじゃろうか?

味見の結果、ベルカは、わらわにとっての『ただ一人しかいない相性の良い者』だったのじゃ

他の女子にも、殺到されておるの


氷川・アイ
イベント会場

・異世界と繋がったので、早速異世界に来てみた
・無料で観覧できるというトークショーを観覧してみる
・トークしているのは男の人で、名前はベルカさん((f10622)
※能力者なので見た目が女性っぽい男性は見慣れている

・猫の写真集の発売記念ということで、猫の話が多く、目をキラキラさせながら聞き入る

・トークショー終了後に、トラブルで部屋から出られないことになる
・UDCの猫の登場で、会場にいた他の客も和むけど、不幸を齎す猫らしい?
(この子が、運命予報にあった猫?)
※グリモア猟兵のことを、戦う力を持っている運命予報士と思っている節がある

・部屋から出られないので、お漏らしをしてしまったり、転んだりする女の子が出てきて、周囲でも、猫の齎す不幸が連鎖しはじめる
・発生する不幸は、何故か下着が脱げたり、下着を脱がないといけない状況になるものばかり

・猫の齎す不幸によって、全裸になってしまう
・(猫の齎す不幸によって)ベルカさんに胸や、スジを擦り付けたりすることに


ベルカ・スノードロップ
イベント会場

午前中は、モデルの仕事で新作ファッションの発売イベントに出ていました

今は、ファッションとは別の会場で、飼い猫のナコの写真集の発売イベント
小部屋を借りての、トークイベント

観覧客に、女の子しかいないのは、大人たちは
セールに夢中だから、なのでしょう

トークショーは、つつがなく終わりますが
扉が開かないトラブルが発生
内線は生きていますが、セキュリティ周りの電子的故障で
この部屋だけが密室状態。会場の防犯カメラだけが、停止しているらしく
復旧までに時間がかかるとのこと

部屋の中に、猫の姿
猫のもたらした不幸みたいですが

猫のもたらした不幸は、これだけに留まることはなく
私も、色々な事に巻き込まれて、ズボンと下着を同時に脱がされてしまったり
身体を擦り付けられてしまったり、ヴァンパイアの幼女に吸われてしまったり……
それがきっかけで、会場の女子(興味津々なお年頃なのでしょうか)に、殺到されてしまったり……

傍から見れば、ラッキーなのかもしれませんが、時と場所を考えれば
これは、やはり不幸の部類ですね



 ハロウィンセールを開催しているデパート、ということで、ついでとばかりに有名人によるトークショーも合わせて開催される予定のよーです。ちなみに開催時刻は午後からで。
 陸上用の靴を買いにきていただけのはずの上鈴・颯来(人間のUDCエージェント・f35166)も、そのショー用の部屋の中で見物客の一人として並んでました。
「お姉ちゃん……ちょっとは落ち着きなよ……」
 若干、仕方ないなぁって雰囲気なのは、隣に並んでる双子の姉のやけに高いテンションのせいだろ~ね~。
 あれだよ、興奮してる人を見るとかえって冷静になるとかだよ、まして自分そっくりな双子が、だし。
 他の見物客に似たようなもんだけど、ここまでテンション上げれちゃうような有名人って誰だろうね?
 なーんて疑問に思っている必要なんて(待ってりゃ登場するんだから)そうないんだけどー。
 だからね、今、颯来がやるべきことは姉を落ち着かせるってことかな……。
 最前列に居るから、メッチャ目立ってるしっ!
「お願いだからっ、そわそわしないで~っ!」
 容姿そっくりなせいもあって、なんか精神的に辱められてそーな颯来さんですね。
 そうやって四苦八苦していれば時間は無情に経っていく、今回はむしろ待望か。
 ステージに登場したベルカ・スノードロップ(少女を救済せし夜の王【中将】・f10622)の姿を認めてしまうと、彼を見た時から産まれた感覚がなんであるのかを未だ知らない颯来は一瞬、時を止め、た直後にぶん殴られた。
 あ、ぶん殴られたって言っても物理的に暴力を振るわれたとかじゃないよ?
 心待ちにしていた観客達がベルカの登場で一斉に騒ぎ立てたから、音の爆撃となったそれを不意打ち気味に喰らっちゃったのだよ。
「おっひゅ……ベルカなる者を見に来ただけなのに……なかなか凄すぎだわ……しかし、これはどうするつもりなのじゃろうかの?」
 音の爆撃を喰らったという意味で颯来の同士(?)であるアイ・ストリーミング(貴種ヴァンパイアの白燐蟲使い・f35335)は、ベルカという人物を見るために訪れていたみたいだけど、流石にこっちの騒ぎのほうは予見出来てなかったらしい。されたのは猫のほうだしね。
 それでも強者感を出しながら、見せてもらうおうか……! って某赤い人みたいな雰囲気を醸し出す。
 んだけど、横でぐったーってしてる子がいるから、まずはそっちの介抱が先でね?
 耳に届いた爆音によって意識を飛ばされたのか、ぐるぐる目になってしまっているからな……!
「あぅ、あぅ……」
「ちょっと、しっかりするのじゃよ」
 お目目ぐるぐる子の正気を戻そうと、アイは自分と同じ目に遭ってしまった同郷の氷川・アイ(人間のファイアフォックス・f35334)を揺する。……どうでもいいけどどっちもアイだな。
 ちなみに、2人ともに最近繋がった世界の同郷ということで固まっていたらしい。
 アイ(年上)はともかく、アイ(年下)は繋がったからって早速やって来て、トークショーを見に来ただけなのにねー。無料ってワードに惹かれた訳では、ないはず、だよね……?
 いきなりの洗礼を受けてしまったわけですなぁ、それともタダより高い物はないという勉強をさせられたちゃったかな。
 なお、騒がれた当人であるベルカは、どこ吹く風で逆にファンサービスとばかりに手を振ったりである(その結果、もっと騒ぎが大きくなった)
 収拾がつかなくなってきてない? けどベルカからは余裕を感じるですわ~、たんに慣れてしまっただけなのかもしれないけれど。
「それではですねー、最近、私の飼い猫のナコの写真集を出したことですし……」
 何事もなくトークを開始するベルカ。その姿はある意味で剛の者だなっ。
 なお、トークの内容は猫の写真集の発売記念ってことで飼い猫のお話が多い。
 音の爆撃から立ち直った巫女アイは猫が好きなのか、お目目をキラキラさせながらお話を聞いてますね。
 え? 巫女とか妙な区別はなんだって?
 そらー、2人してアイなんだもの、台詞も無しだとどっちのことか判らんしね、ちなみにもう一人の方はのじゃアイかな。
 区別云々は置いといて、颯来はようやく、ベルカの名前を知ったみたいです。
 今まで、相手の名前すら知らなかったのだなー、でも名前も判明したんだし少しずつ知れていけますよー。

 そして、最初の騒ぎはなんだったんだーって感じで、ベルカのトークショーはつつがなく終了。
 後は退場するだけと、扉の開閉を待つのだけど……。
「あれ? 開かなくなってます?」
 試しに引いたり押したりしてみるけれど、扉はびくともしない。
 入った時は何ともなかったのに、開かないとか不思議ですね?
 内線もありますし、こういうときは何が起きたのかと外部と連絡を取ればいいよ。
 で、聞いてみればどうやら電子機器の故障があって扉が開かなくなってるとか。
 あの……これって、解ったことは修復されるまで出入り不可になったってことは……密室になったってことなのでは?
「いったい、どうしたっていうんでしょうか……?」
 ホントにねー、何が原因であるのや「にゃぅん」ら……?
「あ、猫がいますね」
 猫のお話してたから、寄ってきちゃったのかな。
 我が物顔でベルカの足元にとっとこ歩いてきましたねー。
 ちょっと閉じ込められたって大変な状況になってますけれど、こういう時の猫ちゃんは癒しになれそう。
 可笑しな様子に不安がってきたお客の子達も、ふてぶてしい猫ちゃんにほっこりしてますし。
「うにゃあぁぁん」
「撫でて欲しいのでしょうかねー」
 ベルカの足元でコロンコロン転がって媚びるさまはあざとい、流石は猫。
 鎌って構って攻勢だけれど……飼い猫のナコがいるし、なんか浮気になっちゃいそーだよな……。
 まー、猫ちゃんを構って上げれる子は他に幾人でもいますから、そっちに頼んじゃってーのも一つの手。
 構って攻勢に撫でられるかなと近づくよーな(颯来とか巫女アイとかその他お客さんとか)子もいるからね。
 でもなんだろう? 数名、やけに逸っているような……急かすと危ないんだけどなぁ。
 あー、案の定、転んじゃったこが出ちゃったよー。倒れまいとして前の人に手を伸ばしちゃって……うぇ!?
「ひゃあああぁあ!?」
「え? え? あのっ!」
 何があったって? ちょっと簡単に説明するね。
 まず、颯来の姉が倒れちゃって颯来のスカートを掴む、結果ズルッと下ろされちゃった、しかも下着ごと。
 そんで、脱がされながら颯来も倒れ込んじゃってベルカを巻き込む。こっちもズボンを下ろされたよ!
 ここから、どう言ったらいいんだろう? えっと、ベルカもズボンを下ろされました、ぽろん、しちゃったんですよ……。
 そこに倒れ込んでくる颯来の顔、お口に、ぽろんしたブツが、ね?
 ええと、初めての口付けをそんな所に受けた感触はどうでした、いやこれは聞くまででもないことか。
「はわ、あ、ふわぁあぁ……」
 テント張って元気になっちゃってますもん。
 いいのかなぁ? 颯来さんが目の前で元気になって行く様をばっちりしっかり、見ちゃったりしてるんだが。
 お互い、なかなかに恥ずかしい体験ですよなー、でも安心するといいよ! 周りに下半身晒しちゃってるのは一緒だから! ……安心していい要素なのか、これは。
 なんでこんなことになってるんですかねぇ?
「これもUDCとやらがもたらす不幸。なかなか難儀なものじゃな?」
 おぉ、こんな事態でも慌てない子がいるとは、さす…が……。
 あの、貴女も下半身丸出しなんですが……、少しは隠そうって意志を見せよう?
 すっごく冷静に状況を分析してるけれど、下半身丸出しのまま仁王立ちしてるから、ちょっとお間抜けさんにも見えなくもないぞ……?
「何を言うか、わらわよりも隠すべきはもう一人のアイであろう」
 あー、うん、巫女アイは下半身どころか上も含めて何も着てないけどさ。
 なーんで、そっちはそこまで脱げてしまってるんでしょ?
 これも不幸が織りなした業ということなのか……。

 ふーむ、部屋にいる子は誰の例外もなく服が脱げちゃって裸を誰彼構わす見せることになっちゃってるけど……一等恥ずかしいのは颯来と巫女アイかな?
 なにせベルカのそぐ傍だったしね、部屋の中唯一の男性に自分の恥ずかしい部分とか全裸を見られちゃってますからねー。
「み、見ないんでっ!」
 巫女アイは恥ずかしいのが突き抜けちゃったのか、ベルカに抱き着いちゃう始末。
 んなことしたら、色々と当たってしまうんですが……。
「当たってます、当たってますから!?」
 放そうとしても、見られるのは恥ずかしいと逆にぎゅっと密着ー。
 結果、お胸にベルカの顔を押し付けちゃってー、なにより、お股におテントさんが当たったりしちゃってる。……あれ? おっきさんがちょっと光を反射した?
 いやー、裸の少女に抱き着かれるとか、羨ましいですねー(棒読み)
 言い訳も出来ない部屋の惨状の中で、いつ修復の終わった扉が開くのか判らない状況でなければなっ!
「しょうがないの、ここはわらわが一肌脱いでやろうぞ」
 おっと、今の惨状を見かねたのか、一肌の前に服が脱げてるのじゃアイが動いてくれるようだ。
 さぁ、どうぞ収拾を付けてくだされ。
「ベルカとやら、味見、させてくれぬかの?」
 はい? のじゃアイはいったい、何を言うてはりますの?
 味見って、ベルカの何を味見するってゆーのさ?
「えと、味見とはなんのことです?」
 ベルカも、いきなり囁かれて困惑しちゃってるし。
「決まっておろう、お主の精じゃよ」
 ぺろって、小さく舌を出して舐めつける顔をみせる様はなんとも艶めしい……。
 待って待って!? 今回はそこの一線を超えたりしちゃいけない方だよ!?
「何を、大きくなる様を見たのは他の女子も一緒なのじゃ、ほれ、興味津々としておるのじゃぞ?」
 うん、見渡せばベルカのおっきしてる一点を穴が開くんじゃねーかってほどに熱い視線を寄越してるのは確かだけどー!
 あっ!? 腰を降ろして……!?_ それ以上は……!
「最後の一線は越えぬよ、さきほどした者と同じことをするだけじゃしな」
「はうぅうぅう」
 そこは言うてやりさなるな、変に辱めてしまうから。
 しかし、一線は超えないって言っても、見た目からしてアウトにほど近いセーフってとこじゃないかぁ?
 そもそも、ベルカからしたら生殺しってやつでしょうよ。
 だからね? のじゃアイさんは早めに終わらせてあげてね? 結構苦しそうにしちゃってますから。
「んくっ、そうは言うが、これは……。ベルカとやら、どうやらおぬしはわらわと相性が良いようじゃ」
 それはー、良かったですね……って言うべきなのか?
 でも、このまま続けちゃったら超えちゃいけない最後の一線を越えそうなので、そろそろストップッ。
 自分から身体を擦りつけるなんて行為を見せられて、他の女の子達は黙っちゃいなからね。
 ベルカの一点をジッ…っと見つめて、何を想像しているのやらだ。
「あの……、私は何を求めてられて、いるんでしょうかね……?」
 さってね~?(すっとぼけ)
 颯来とお姉ちゃんを見れば分かっちゃいそうだけどね。
 お股からとろりと何かを流してちゃってるみたいだし。
 身体が反応、おっとこれ以上は指摘しないでおきましょう。
 扉が開く前に、何事もなかったかのように戻ればいいね!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

子犬丸・陽菜
くくく…所詮は猫よ、これにはかなうまいて(悪い笑み)

なんて冗談は兎に角試してみたいものはあるんだよね

マタタビ粉!
スティックもあるよ!

でもどうすればいいんだろ?
とりあえず粉は…体に塗っとこ
スティックは持ってればいいかな

ふふふ、これには我慢できないでしょ!

ほーら君たちこれ好きでしょー?
……目が座ってる?
君たちモフモフのあるまじき目をしてるよ!

のわあああああ、埋もれるうううう!
あはははらあは!なめないで!
くすぐったい上に舌がザラザラして、いてててて!

そう来るならこっちだって

多ツ!数多っ!

あっ、集団戦って書いてる!
マタタビ塗ったあたしは…

その者、猫の海に降り立ち
モフモフにモフられ

幸せそうだったという…



 とりあえず、猫ちゃんを構い倒せばいいってお話。
「くくく…所詮は猫よ、これにはかなうまいて」
 どーしてか、子犬丸・陽菜(倒錯の聖女・f24580)はあくどい笑みを浮かべていましたが。
 なんかこう、分からせてやらなきゃいけなさそうな顔なのでは?
「なんて冗談はとにかく、試してみたいものはあるんだよね」
 身の危険を感知でもしたのか先の冗談だと言いつつ、なにやらごそごそ懐を探り出す陽菜。
 でもこの子は自分から危険に飛び込むほうじゃなかったっけ? じゃあ、ホントにただの冗談だったか。
 欠片もあるはずのない危機を回避してた陽菜だけれど、懐を漁って出てきたのは……。
「マタタビ粉! スティックもあるよ!」
 某青狸のよーに掲げたのはマタタビ!
 相手が猫ちゃんなんだし、結構な頻度の御用達アイテムだ!
 なんか瓶にみっちり詰まってた(隙間無し)猫ちゃんが興味津々とばかりに見てきてるぞっ。
 流石はマタタビ、猫ちゃんの気を惹いてるですなー。……で、スティックタイプはともかく、粉の方はどう使うので?
「え? ……えーと、どうすればいいんだろ?」
 いや、聞いたのはこちらなんですが……。
 ほら、おやつとかご飯とか持ってないの? あったらそれにまぶすとかできるし。
「あー、持ってない……とりあえず身体に塗っとくとか?」
 いやここ、デパートなんだから買いに行くって選択肢は!?
 言うが速いとばかしに身体にまぶしちゃった後だから……、もう遅いけどっ!
 でもいーのかなー? これー?
 猫ちゃん、マタタビの匂いで瓶詰の状態から這い出てきて陽菜のことをジッと見つめてるけど……。
「ふふふ、やっぱりこれには我慢できなかったんでしょ!」
 あ、うん、我慢できないってのは同意するけどー。
 得意気になってるところ悪いけれど、猫ちゃんのお目目をよーっくと見てみましょうねー?
「ほーら君達、これが好きでしょー? うん? 目? ……やたら座ってる? 君達モフモフにあるまじき目をしてるよ!」
 そーだね。ジッと見てるっていったけど、それって捕食者の類にほど近いよーな目でってことだったんだねっ!
 ほらっ! もう我慢も出来ないとばかりに猫ちゃんは陽菜に飛び込んできたよっ!
 猫自ら飛び込んできて、さらにはペロペロ舐めてくるほどに、懐かれたんだね! 傍から見れば、だけどもっ!
「あはははらあは! なめないで!」
 まあ、真実は身体にまぶされたまたたびを舐めてるだけですけどねー……。
 その分だけ、ちょっと強くぺりぺろされてるみたいだけど、ほら、猫の舌って……ざらざらですやん。
「く、くすぐったいのに、ざらざらの舌がっ、いてててて!」
 こそばゆいのの痛いの二重の責め苦を受けてしまってますな。
 そしてここで残念なお知らせです。
 これ、集団戦なんですよね。……ぶっちゃけこちらも忘れてたりし……げふん。
 とにかく、陽菜の周りにはマタタビの匂いに釣られたらしき猫ちゃん達がやってきちゃいましたよ?
 こう……、眼をキュピーンって光らせながら、
 後はどうしてくるかなんて、言わずとも…… 猫ちゃん達の姿を見てしまった陽菜が考えてる通りだよ!
 等しく陽菜に飛び込んじゃっていくのさ!
 やったね、陽菜ちゃん! もふもふな猫ちゃん達で埋もれるよ!
「それは言っちゃダメなや……! のわあああああ、埋もれるうううう!」
 うーん、人間一人が猫ちゃん塗れになっているけど……。
 猫ちゃんの液体にほど近い身体が足元に水溜りのよーに広げながら身体をよじ登っているもんですからなぁ……。
 降り立つっていうか、水の中に引きずり込まれて行く最中にも見えなくもないんですが。
 モフモフのさらに追いモフをされるのは確かだけど。

 ちゃしちゃし……。
 猫が何かをってか陽菜の身体を舐め回してだして数分後―。
「あ……ひゃひ、あっふゅ……」
 喜んでたのか痛いのか、どっちの判断に困る絶叫を上げてた陽菜であったけれど、そんなのが長く続くはずもないので今はぐったりしてました。
 酸素不足で辛そうな呼吸とか、口の端から泡を垂れ流してるとか、やばい目にあったかのような雰囲気を醸し出しちゃってますねー。
 でも身体に猫ちゃんをいっぱいくっ付けてますからなぁ、危ないなんて、とてもそうは見えない不思議。
 おっかしーなー? ただ猫を構えばいいってだけだったのに、なんで危険な目にあってるんだろう、この子……?
 まあ、ともかくね? 辛そうに見えそうな陽菜でありながら、実際にはどこか満足気な、幸せそうな表情であったという……。

 対処した猟兵達はそれぞれに何かしらのハプニングがあったものの、どうにか騒ぎも……なかったっていっていいのかなぁ?
 でも大きな騒ぎにはなってないから、よかったってことにしとこう、うん!
 デパートに顕われた液体猫も構い倒してもらえて(逆に猫から構い倒された人もいたが)満足したのか姿も消えてましたからねー!
 終わりよければすべてヨシッ! ってことなんですよ!

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年11月11日


挿絵イラスト