常闇の外側に光を見るか?
●常闇の向こう側へ
「貴官らの奮戦によってダークセイヴァー世界が複数の階層からなる世界であることが判明した。」
周囲にいる猟兵達にエハド・ショウヘル(統御の一・f31086)は繰り返された第五の貴族との戦いで明らかになった世界の真実の一端を語り始める。
「我らが地上と思っていた場所はその実第4層と呼ばれる地下世界の一つに過ぎずさらに上層の世界がある可能性が出てきたのだ。」
以前地底都市から地下世界第5層に行くことができた以上第3層に行くこともできるはずだが・・・・
「現状第3層に行ける方法は不明だ。そこで貴官らにはその手掛かりを得るために第4層の辺境を探索してもらいたい。」
辺境
そこは第4層の支配者の手すら及ばないの文字通りの世界の外
常闇の燎原と呼ばれるあらゆる生命を拒絶する闇に覆い隠された場所
「これから貴官らを地下水路に直接流れ込んでいる河付近に転送する。其処の地下水路が今回予知した常闇の燎原へ至る道の一つだ。」
彼女は転送予定地を立体映像に投影しつつ状況説明を開始する。
「だが、この河にはここを縄張りとしている蜘蛛型オブリビオンがいる。付近を通る獲物を片端から蜘蛛糸でとらえて水中に引きずりこみ血を吸い尽くして殺す。この敵を倒さねば先に進むことはできん。」
この蜘蛛は糸を吐くだけでなく毒蜘蛛を大量に呼び出して数で攻めたりするなど油断ならない相手だが・・・
「こいつはいわゆる狂えるオブリビオンだ。正気を失っているから情報を手に入れようとしても無駄だ。早急に倒して先を急ぐべきだろう。」
そうすれば常闇の燎原への道を遮る障害は排除され先へ進むことが可能となるだろう。
「地下水路を通り抜けた先に常闇の燎原があるのは確実だが、その先に何があるかは申し訳ないが分からない。最大級の警戒をもって事に当たってくれ。」
そして彼女は転送ゲートを開いて猟兵達に向き直り
「ダークセイヴァーでの戦いは新たな段階へと入った。この世界の真相に迫れるかどうかは貴官らの奮戦にかかっている。この任務を完遂し、必ず生還せよ!」
そう締めるとともに猟兵達を戦場へと送り出していったーー
紅時雨
ダークセイヴァーも新たなる段階へ突入しました。
紅時雨と申します。
今回は第3層への手掛かりを探るために辺境の常闇の燎原へと向かうシナリオとなります。
第1章は狂えるオブリビオンとの戦いとなります。河の中からいきなり飛び出して襲い掛かってきますのでご注意ください。
第2章、第3章は断章にてお伝えいたします。
オープニング承認され次第第1章の受付を開始いたします。
第2章以降は断章投稿時に受付を開始時間を告知いたしますのでそれ以前に来たプレイングは流させていただきます。
オーバーロードについてはMSページをご覧ください。
相変わらず最低限の運用になると思いますが皆様の参加をお待ちしております
第1章 ボス戦
『深海蜘蛛アモウ』
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POW : ボクの世界へようこそ!
【吐いた糸】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【に張り巡らせ】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD : きみはとてもおいしそうだ!
【血を欲する本性】に覚醒して【完全体の蜘蛛】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : ゆるさない、ゆるさない、ゆるさない
レベル×5体の、小型の戦闘用【毒蜘蛛】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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レクス・マグヌス
【心情】
ダーク・セイヴァー、猟兵の戦いとしては最初期から聞く名前だ
極めて危険な世界だが、ここを開放することはきっと、オブリビオンと戦ううえでも重要な意味を持つはずだ
【戦い方】
「索敵」で気配を探って、自身も「闇に紛れる」ことによって不意打ちの危険性を最低限に減らす
戦闘が始まったら「地形の利用」「オーラ防御」「環境耐性」「残像」によって防御を行い、「高速詠唱」からの「属性攻撃」によってウィザードミサイルを使用する
「聞きしに勝る危険な魔物、といった所だね。でも、僕はこの先に用事がある。通してもらおうか」
「数が多いなら、まとめて焼き尽くしてやる!」
●
(ダーク・セイヴァー、猟兵の戦いとしては最初期から聞く名前だ。)
ダークセイヴァーにある辺境の河辺に降り立った青年レクス・マグヌス(嵐をもたらすもの・f07818)は初めて降り立った太陽なき世界を見てルーンの刻まれた杖イングを握った手を強く握りしめながら周囲を見渡す。
(極めて危険な世界だが、ここを開放することはきっと、オブリビオンと戦ううえでも重要な意味を持つはずだ。)
その為にはまずここに巣を張る狂えるオブリビオンを倒さねばならない。
レクスは闇に紛れて気配を隠し河の中に潜むであろう敵の気配を探る。河は訪れた当初から静まり返っており虫一匹の気配すら感じない。
その事がこの水辺の主が近くに潜んでいることを告げていた・・・
「ギョバァァァァァァァァァァァ嗚呼ァ!!」
襲撃は突然であった。その人型の蜘蛛は数十の子蜘蛛と共に獣ですらない咆哮を上げ獲物を喰らわんと襲い掛かる!
「聞きしに勝る危険な魔物、といった所だね。でも、僕はこの先に用事がある。通してもらおうか!」
襲い来る毒蜘蛛の群れが繰り出す毒の牙を躱し或いは魔剣災厄(ハザード)で切り払いイングで虚空にルーンを描き
「数が多いなら、まとめて焼き尽くしてやる!」
そう言いながら放つ500に迫る炎の矢は毒蜘蛛の群れを焼き人蜘蛛をも焼いて川へと叩き落したのだーー
成功
🔵🔵🔴
ニクロム・チタノ
まさか地上だと思っていた場所が地下だったなんて・・・一体どうなっているのかな?
とりあえずこの蜘蛛を倒さなきゃ先に進めないからね
糸が絡まって動けないけどヨダレを垂らすことはできる、このまま蜘蛛の糸をヨダレでヘドロ化させて脱出しつつ周りにもヨダレを撒いて辺りをヘドロに変えてその中に潜って死角から猛毒ヘドロで攻撃するよ
キミも醜いヘドロに変えてあげるよ醜い害虫にはピッタリの末路だよ?
アハハ害虫は駆除しないとね
●反抗の意思、未だ遠く・・・
「まさか地上だと思っていた場所が地下だったなんて・・・一体どうなっているのかな?」
ニクロム・チタノ(蘇った反抗の翼・f32208)はそんなことを口にしながら川のほとりに転送された途端、問答無用とばかりに水中からの襲撃に合う。
「ぎょァァァァァァァァァァァァあぁ亜ぁぁぁッ!」
水中から飛び出した人蜘蛛が吐いた蜘蛛糸はニクロムの首を始めとした全身を絡めとり物凄い怪力で水中に引き摺り込もうとしてくる。
「グがっ!」
敵の襲撃に全く備えていなかった彼女は蜘蛛糸に首を絞められ意識が闇に落ちそうになり・・・・
「ギギャアッ!」
だが、驚愕したのは人蜘蛛アモウの方であった。意識が闇に落ちて全身が弛緩しっ最早絶命は時間の問題と思われたニクロムだがだらしなく開いた口から零れ落ちる猛毒よだれと全身から冷や汗の如く噴き出る猛毒ヘドロによって蜘蛛糸は溶けヘドロへと変わりそれだけでなく周囲の地形もヘドロと化していく・・・・
「キミも醜いヘドロに変えてあげるよ!」
これは変質してしまった彼女のコードの力によるもの。そうすることで自身に優位な地形へと変えて更に自身はヘドロと一体化してアモウの死角に回り込んでヘドロを浴びせる。
「魚嗚呼亜ぁぁぁぁ嗚呼亜亜ぁっ!」
四方八方から浴びせられるヘドロに体を溶かされて激痛に苦しむアモウは堪らずに河の中へ飛び込みヘドロを洗い流す。
「アハハ、ピッタリの末路だよ?」
そんな敵の無様さをニクロムは嗤う。
「害虫は駆除しないとね!!」
幾多の戦いを経て己を取り戻しても尚にじみ出る邪悪さはいまだ健在であったーー
成功
🔵🔵🔴
フォルク・リア
「漸く掴んだ世界の真実に繋がる手がかりだ。
何としてもものにする。」
陸地より河を観察し蜘蛛の姿を探す。
それらしきものが見えたら先手を取られる前に
シャイントリガーを発動。
光線と熱線で【範囲攻撃】を行い毒蜘蛛を殲滅しつつ
蜘蛛糸はシャイントリガーで起こされた乾燥により
柔軟性、粘性を失わせる。
敵が河の中からくる事から河に近づきすぎず
奇襲、包囲されない様に注意。
更に毒蜘蛛の来る方向から深海蜘蛛アモウの位置を【見切り】、
【高速詠唱】【全力魔法】にて瞬間的にそこに火力を集中。
高温の熱線を放って仕留める。
「現れた敵が蜘蛛なのは、
上層への道は蜘蛛糸が如くと言う暗示か?
それでも、幾ら細い糸でも必ず掴んで見せるさ。」
●
「漸く掴んだ世界の真実に繋がる手がかりだ。何としてもものにする。」
フォルク・リア(黄泉への導・f05375)はフードの奥に決意の表情を浮かべ河辺へと降り立った。数多の探求の果てにようやく掴んだ世界の真実の一端、それを掴む絶好の機会がようやく訪れたのだ。自然とその口調にも力が入るというものだ。
「とはいえ、まずは相手にせねばならない奴がいるがな
・・・・」
そう言うと彼はフード越しに河の様子を注視して敵の動きを探り始める。ここに敵が潜んでいるのは分かっているだが、いくら隠れようとも動くときはその兆候があるはずだ・・・
「!!」
果たしてフォルクの視界の片隅で水面が僅かに動いた。
「この掌に在りしは天の日輪放つ撃鉄。降り注ぐは浄戎の炎。我に仇為す汝らに、等しく光あれ。」
それを見たフォルクはフレイムテイルを振るい全力の熱線を放ち飛び出してきた毒蜘蛛の群れを瞬時に焼き尽くし、更には群れの出現位置からアモウの居場所を割り出出し即座の第二撃を今まさに飛び出したアモウに浴びせる!
「魏、ぎょわあぁ亜ぁ亜亜亜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ嗚呼亜ぁぁぁッ!」
吐き出した蜘蛛糸事熱線に焼かれたアモウは三度焼かれた体を水の中に沈めていく・・・
「現れた敵が蜘蛛なのは、上層への道は蜘蛛糸が如くと言う暗示か?
それでも、幾ら細い糸でも必ず掴んで見せるさ。」
取り敢えずは撃退できたことに一息つきながらもフォルクの意識は既にその先へと向けられていた。仄暗い水底の先にあるのは希望なのかそれともーー
大成功
🔵🔵🔵
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
●
「さあて、この先に何があるのかねぇ?」
宇宙カブJD-1725を駆り河辺の周囲を探索する数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は河辺に潜む敵よりもその先にあるであろう常闇の燎原とやらが気になっていた。
「ま、その前に目の前の目の前の脅威をどうにかしないとね。」
そう言いながら彼女は水面の中に潜む敵を探ろうとするがその必要はなかった。
「魚ァァァァァ嗚呼ぁぁぁぁ亜ぁぁ亜ぁっ!」
人蜘蛛アモウは多喜を見るや否や水中から飛び出し蜘蛛糸を吐きつけて絡めとり絞殺さんと悪鬼の形相で睨みつける。その体はすでにあちらこちらが傷つき焼けただれ追い詰められつつあるのが見て取れた。
(あ、ダメだこれ。話通じそうにないねぇ。)
敵のその様を見て即座に敵の在り様を理解する多喜は早々に事態の解決を決断する。すなわち敵の打倒!だが、敵の蜘蛛糸に絡まって身動きできない状況をどうするのか?
(多喜ちゃん!ここは変身するしかないよ!さあ!)
とピンチの多喜の脳内に語り掛けてくる突如現れたウサギともなんともつかない変な生き物が彼女の脳内に直接語り掛けてくる。
(嫌です。)
問答無用で拒否する多喜。変身するくらいなら座して死を待つ方がましと言わんばかりの態度である。
(そんなこと言っている場合じゃないよ!さあ、変身だ!)
そんな彼女の意思を無視して問答無用で変身シーケンスを始める生き物。
「いやだー!変身したくなーい!?」
絶叫を上げる彼女の体が光に包まれてお約束の変身シーンに突入する。御馴染みの?光っているから見えないけど体のラインがまるわかりなあの魔法少女の変身シーンである。
「・・・・・・」
そして無情にも変身は終了した。光が晴れて出てきたのは絵にかいたような魔法少女。はっきり言って、妙齢の女性である多喜がする格好としては痛い。
「・・・・っぷぷ!」
狂えるオブリビオンであるはずのアモウが失笑するほどに!
「・・・・記憶を失えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
羞恥と怒りに打ち震える多喜の拳がアモウを滅多打ちにしてゆく。最早事態の解決など彼女の脳裏から消し飛び己が黒歴史を消し去るための戦いが幕を開けたのだーー
成功
🔵🔵🔴
祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎
「哀れで可哀想な“神様の花園”へと還してあげるね…」
『フェアリーランド』の壺の中から風/火/氷の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んで“七色金平糖”を配って『クリスタライズ』で姿を隠しながら『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃を『神罰なる聖矢』で聖攻撃を『精聖月天飛翔』でWIZを強化して『月世界の英霊』で敵の攻撃を空間飛翔して避けて、敵のUCを『月霊覚醒』で封印/弱体化させます☆
様子や状況を見て『叡智富める精霊』+『神聖天罰刺突』を『エレメント・セイントティファーナ』で強化した苛烈な猛攻を仕掛けて鎮めます♪
『祝聖嬢は静停出来ない』で敵の猛攻を防ぎます☆
●
「ぎょ、ぎょげげっげ
・・・・」
滅多打ちにされた顔面を腫れ上がらせて満身創痍のアモウの様子を隠れてみていた祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)が彼の元にふわりとやってきて
「哀れで可哀想な“神様の花園”へと還してあげるね…」
そう言って彼女は小さなツボから数多の精霊、聖霊、月霊が、戦乙女が、天使が、英霊が、そして死神が呼び出されてアモウの周りに集う。
その精霊たちの周りをティファーナは七色こんぺいとうを配りながら舞い踊るかのように飛び回る。
それに呼応するかのように精霊たちはアモウに天から降る魔法の矢を浴びせ次々と突き立っていきそれはアモウの体内で神罰の槍となって炸裂する。
「嗚ああっ嗚ぁああぁ亜ァア亜ああ亜ぁ亜ァァ嗚呼嗚あ
・・・・」
人蜘蛛アモウは体内をめぐる神罰が強化されていき苦悶の声を上げてのたうち回るがそれも次第に弱弱しくか細いものに変わっていく・・・・
「さぁ、還りなさい。キミの還るべき場所へ」
その言葉に送られるかのようにアモウは塵と化して消えてゆく。
後に残るは水のせせらぎ、そしてそれをも飲み込む地下水路への闇であったーー
成功
🔵🔵🔴
第2章 冒険
『地下水路』
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POW : 濡れるのも構わずとにかく走る
SPD : 隠し通路や扉を探してみる
WIZ : 水の流れや光を頼りに出口を探す
|
●仄暗い水底の先に
その地下水路は恐ろしいほど澄み渡っていた。透明度の高い水路は進めば進むほど深くなりこれ以上は潜らなければ進めなさそうだ。
果たしてこの先には何があるのか?猟兵達はそれを確かめるために意を決して水路に身を沈めたーー
MSから
・この章では水路を潜って進んでいくことになります
・距離自体はさほどなく道もシンプルで迷うことはないですが深くて暗いです。光源がないと周囲を見通すことは困難です。
・水温も低温で凍死しかねないほどなので注意してください。
それでは良き寒中水泳を
ニクロム・チタノ
ああここはとても暗い、少し前のボクも反抗を失って暗闇の中にいました
チタノはボクに帰って来た、そのハズ・・・
まだ反抗を歩み続けることができるなら、反抗の加護よボクの行き先を照らして!
水路の中に光の柱を召喚したよ、これである程度は安全に先に進めるハズ
少し冷たいけど潜れない程じゃない、さあ行こうきっと反抗の竜が、チタノが導いてくれる・・・
●
(ああ、ここはとても暗い・・・)
ニクロム・チタノ(蘇った反抗の翼・f32208)は先を見通せぬ闇を泳ぎながら己が闇を重ねる。
(少し前のボクも反抗を失って暗闇の中にいました)
敗北しヘドロの汚泥に塗れて反抗の竜に見放された彼女は敵対者を同じ汚辱の沼に引き釣り落しもがき苦しむさまを嘲笑って愉悦に浸り続ける日々ー
(チタノはボクに帰って来た、そのハズ・・・)
アポカリプスヘルに現れし邪神との邂逅、そして偽神細胞の投与を経て幾ばくかの体を取り戻したが果たしてチタノの加護は戻ってきたのだろうか?
(まだ反抗を歩み続けることができるなら、反抗の加護よボクの行き先を照らして!)
彼女の意思は水中に光の柱を生み出し闇を払い進むべき道を照らし出す。
(よし、反抗の加護はボクと共にある!)
その思いを強くしたニクロムは力強く照らされた水路を泳ぎ進む。冷たい水温など最早気にもならない。反抗の竜の導きは共にあるのだからーー
大成功
🔵🔵🔵
レクス・マグヌス
【心情】
いかにもダークセイヴァーらしいと言うべきか
伝説に聞く、吸血鬼の伯爵なんかもいるかもしれない
体力の消耗は避けて進まないとだ
【行動】
「環境耐性」「氷結耐性」によって冷えの消耗を最小限に抑える
「闇に紛れる」「索敵」によって敵に備える
「暗視」「失せ物探し」「情報収集」によって、小さな明かりや水の流れの変化を探る
ルーンの刻まれた魔法の杖によって、自身に上記の捜索に有効そうな魔術を使用して探索を行う
常闇の燎原、一体何が待ち受けているのか
どのような悍ましい、邪悪な存在だろうが、全ての世界をオブリビオンの脅威から救うためだ
必ず、この世界の真相を掴ませてもらうぞ
●
「耐氷のルーンよ、闇のルーンよ僕に加護を!」
ルーンが刻まれた杖「イング」で虚空にルーンを刻み騎士は水路に身を沈める。
(いかにもダークセイヴァーらしいと言うべきか。伝説に聞く、吸血鬼の伯爵なんかもいるかもしれない)
レクス・マグヌス(嵐をもたらすもの・f07818)は警戒しながら仄暗い水底を泳ぎ進む。
(常闇の燎原、一体何が待ち受けているのか?)
暗視を持つ彼からすれば水中の暗闇はさほど気になるものではない。寧ろ透き通っていてかなり先を見通せておりその事に彼は安堵よりも悍ましさを覚えていた。
(もしや生き物がいないのか?)
命に始まりがある以上終わりもまた存在するのは必定。だが、今泳いでいる水路には命の終わりどころか命そのものが存在しないのでは?あまりの透明さは生命が全く存在しないことの証左のように思えた。
(どのような悍ましい、邪悪な存在だろうが、全ての世界をオブリビオンの脅威から救うためだ。必ず、この世界の真相を掴ませてもらうぞ!)
それでも彼は怯まない。光なきこの世界の光を見つけるために騎士は水路の先へと泳いでいくのであったーー
大成功
🔵🔵🔵
フォルク・リア
水を見て
「これだけ澄み渡っていると逆に怪しいな。
毒物が入っていて生物がいないから奇麗に見えるとか。」
水の色や匂い。触ってみて異常がないかや
少量口に含んでの味を確認してからアンノウンブレスを発動。
幽霊に周辺を偵察させ。
自身はスカイロッドで空気を圧縮して水中に持ち込み
ある程度水中呼吸を可能にし
灯りはフレイムテイルの炎を利用。
月光のローブや【オーラ防御】、【氷結耐性】
も駆使して低温に耐え
方向や上下の感覚を失わない様に注意しながら水中へ。
幽霊からのテレパシーも利用して進み
無駄な行動は最小限に抑え体力や空気を節約。
「早く上がらないと凍えてしまいそうだけど
焦ると逆に消耗する。確実に進めば必ず辿り着ける。」
●
「これだけ澄み渡っていると逆に怪しいな。毒物が入っていて生物がいないから奇麗に見えるとか。」
フードの奥で警戒の眼差しを水路に向けていたフォルク・リア(黄泉への導・f05375)は意を決して水を掬い口に含む。
(・・・・毒はないか)
異様な冷たさを感じながらも潜るのに支障はないと判断したフォルクはスカイロッドを振るいながら己がコードを解き放つ
「地の底に眠る不明なる霊。呪われたる棺の蓋を開きて、その異能を存分に振るい。我に仇なすものを退け、我と共に歩む者を助ける力となれ。」
それと共に現れるのは形定まらぬ亡霊たち。彼らを従えてフォルクは冷たい水底に身を沈めていく・・・
(やはり暗いな
・・・・)
月光のローブの加護を以てしても身を蝕むかのような冷たさに微かに顔を顰めながらもフォルクはフレイムテイルから消えぬ炎を灯して昏き水路を照らし先へと泳ぎ進む。
空気は先ほどスカイロッドで圧縮したのを持ち込んでいるので問題はない。明かりを灯した水路も亡霊たちの知らせからすると複雑に入り組んでいるわけではなさそうだ。
(早く上がらないと凍えてしまいそうだけど焦ると逆に消耗する。)
だが、水温の異様な冷たさはローブに宿した加護を以てしても防ぎきれるものではない。一刻も早く出口に行くべきと訴える体を理性で押さえつけて亡霊達に周囲を探らせながら慎重に水路を進んでいく。
(確実に進めば必ず辿り着ける!)
この先にあるという常闇の燎原。そこに第3層に至る手掛かりはあるのだろうか?
それを何としても見つけ出さねばならない。
やがてフォルクの泳いだ先がうっすらと明るくなったような気がした。
(出口か?)
長いようで短い水路を経てフォルクは出口へ向けて慎重に泳ぎ進む。
その先にあるのはーー
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『聖剣のアデリーナ』
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POW : 疾風怒濤・緋燕十字斬
敵を【聖剣「導きの極光」による超連撃】で攻撃する。その強さは、自分や仲間が取得した🔴の総数に比例する。
SPD : 内臓攻撃
【一瞬で間合いを詰めてからの腸を抉る一撃】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ : 極光放射
【聖剣「導きの極光」から全てを切る光刃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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●秘密に迫る者に恐ろしき死を!
猟兵達が辿り着いたのは一面見渡す限りの平原であった。だがそこは闇に満ちている。
唯の闇ではない自分達の周囲は把握できるのに平原の先を見ようとするとまるで幕でも落ちたかのような闇に満ちておりそこから先を見渡すことができない。
「ああ、来ちゃったんだ
・・・・」
そう言いながら闇を捲るように現れたのは一人の少女騎士。
「うん、分かるよ。秘密は甘いものだ。だからこそ・・」
穏やかに言葉を紡ぎながら桃色の髪の少女は剣を抜き放ちーー
轟ッ!と彼女を覆うように黒き炎が彼女を剣の切っ先に至るまで包み込んだ。
「だからこそ、恐ろしい死が必要なのさ。愚かな好奇を忘れる程のね
・・・・」
穏やかな声の裏に殺意を宿し少女騎士は猟兵達に剣を向ける。秘密を暴く者達へ恐ろしき死を与えるために・・・・
*MSから
・戦場は常闇の燎原となります。暗闇に包まれていますが戦闘に支障はありません
・アデリーナは黒い炎に包まれています。これは「あらゆる防護を侵食し、黒い炎に変えて吸収してしまう能力」を持ち同族殺しや紋章持ちオブリビオンと同等以上の力を発揮させます。
・また黒い炎はあらゆる防御を侵食し攻撃を受けた防具や服、肉体等を黒い炎に変えて吸収しHPを回復してしまいます。
・よってプレイングボーナスは「敵の攻撃を完全に回避して戦うこと」になります。
・またこのシナリオのアデリーナのPOW属性ユーベルコードは追い詰められるほど黒い炎で攻撃範囲が強化されますのでご注意ください。
それでは良き決戦を
祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎
『フェアリーランド』の壺の中から風/光/闇/生命/精神の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んで“七色金平糖”を配って『月世界の英霊』で「敵の攻撃を完全に回避して戦う」事に集中専念しながら空間飛翔して機会を見て『月霊覚醒』で敵のUCを封印/弱体化させて攻勢防御の潤井個所から『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃と『神罰の聖矢』で聖攻撃をWIZで仕掛けて敵の攻撃は『クリスタライズ』で避け逃げながら『精聖月天飛翔』でWIZを強化して『叡智富める精霊』+『神聖天罰刺突』で更に機会を見て多方面の隙を狙って攻撃を仕掛けます♪
危険なら迷わず一時は逃げ避けて隠れます☆
●
「さあ、行くよ!」
語る気はないとばかりに祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)はツボから精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼び出し金平糖を配って・・・
「ふうん、ならこうするね。」
そう言ってアデリーナは聖剣を振るい光刃、否黒炎纏いし刃を放ってティファーナが呼び出した精霊たちを切り裂き焼き払っていく。
「!!ちょっとっ、何するんだよ!?」
思わずついた抗議の声を無視するかと思いきやアデリーナは呆れたような態度で
「何で?敵が何の策もなく無防備に召喚するんだ。潰しておくに越したことはないだろ?そして、後は元を潰せば!」
言いながら急接近する殺意の塊に対しティファーナは動揺を押し殺しながら
「世界を巡りし英霊よ… 蘇ノ能力を現わせ…!☆」
コードを解き放ち生き残った聖霊の元へと転移しかろうじて彼女の致命の一撃を回避する。
「貴方は一度の行動で複数の動作をできるわけではない。あなたが一動作する間にあたしも同じく一動作する、それだけの事さ。ちゃんと戦術練って出直すことだね・・・・それを許す気はないけど!」
そう言って再び黒き炎刃をティファーナ目掛けて放つが・・・
「!?消えた
・・・・?」
炎刃を放った先には何もなく目障りな妖精の姿は消えていた。
(あ、危なかったぁ~)
咄嗟にユーベルコードで姿を消し草むらに身を隠したティファーナには最早打つ手はなかった。弱った敵の止めを刺すだけならいざ知らず万全の状態の敵との戦闘では戦術を考慮すべきであっただろう。
(ひとまずここを離れよう・・・)
ティファーナは物音を立てないように警戒しながら戦場を離脱していった・・・・
苦戦
🔵🔴🔴
ニクロム・チタノ
嗚呼この闇の先にきっと何かある、ボクの反抗の未来も・・・貴女を倒して行かせてもらうよ
さあ反抗せよ
周りにあるあらゆる無機質を蒼焔の盾に変えて光刃を防ぐよ、その黒い炎は盾を侵食するけど貴女の光刃はそんな効果は無い、重力槍を展開して射出しつつ黒い炎の動きを見ながら接近するよ
多数の重力槍で動きを牽制しながら懐に潜り込んで妖刀の一撃をくらわすよ
ボクは負けない、もう一度反抗者として戦うんだ!
●
(嗚呼この闇の先にきっと何かある、ボクの反抗の未来も・・・)
ニクロム・チタノ(蘇った反抗の翼・f32208)には確信があった。この先にあるのはこの世界ひいては自身の未来を切り開くものであるという・・・
「貴方も死になさい。この先を知る必要などないのよ?」
それを阻むべくアデリーナは黒炎の刃を放ち容赦なく彼女を仕留めにかかる。
「貴女を倒して行かせてもらうよ。さあ反抗せよ!」
ニクロムは不退転の意思をコードとして解き放ち周囲に点在する石ころを蒼焔の盾と化し衝突した黒炎の刃諸共砕け散ってゆく。
「へえ、やるのね。けど・・・・っ!」
更なる追撃を行おうとするアデリーナは急激に増す体の重みに僅かに動揺する。それは盾と同時に展開された重力槍が形成する高重力場によるものであった。
動けないわけではないが重力が増した分動きが鈍くなるのは避けられない。そしてニクロムは容赦なくそこに付け込んだ。
「ボクは負けない、もう一度反抗者として戦うんだ!」
ニクロムは反抗の妖刀を構えて吶喊!アデリーナの懐に飛び込んでその横腹を薙いだが・・・・
「うぐっ!!」
だが、膝をついたのはニクロムの方であった。
「考えてはいるみたいだけど、あたしが反撃できないとでも思った?近づいてくれれば反撃の機会はあるのよ。」
アデリーナの傷はニクロムの受けた黒い炎の蝕みに応じて復元されていく。
戦いの状況は未だ予断を許さなかった・・・・
成功
🔵🔵🔴
フォルク・リア
「恐ろしい死なら間近に見てきた。
だから、それを繰り返させないために俺は此処にいる。」
先手を取られる前にディメンションカリバーを発動
魔石をデモニックロッドに搭載し
斬撃の特性を持った闇の魔弾を放つ。
魔弾には【誘導弾】の特性を持たせて軌道を変化
敵の聖剣を攻撃し光刃での攻撃を妨害。
自身は魔弾を放ちながら
敵の行動を【見切り】距離を取り
【残像】を発生させながら移動。
敵を攪乱すると共に距離を取る事で
極光放射の攻撃範囲から外れる。
攻撃を躱し続け敵が大振りな攻撃を仕掛けようとする等で
隙が出来たら魔弾での攻撃を【2回攻撃】
【早業】を用いてたたみかけ。
反撃の隙を与えず倒す。
「その秘密とやら、暴かせて貰う。必ずね。」
●
「恐ろしい死なら間近に見てきた。だから、それを繰り返させないために俺は此処にいる。」
フォルク・リア(黄泉への導・f05375)は自身の言う通り多くの死を目の当たりにしてきた。
吸血鬼の気まぐれで殺された者がいた。異端の神の生贄に捧げられた者がいた。様々な恐ろしき死を目の当たりにしてきたからこそ、その意思は固い。
「そう・・・でも、それは叶わない。貴方はここで死ぬのだから」
アデリーナはそう冷たく呟くと黒炎纏った聖剣を振るわんと・・・
「広大なる大空の力を内包せし魔なる欠片。この手に宿りてその力を示し。聖も魔も、絹も鋼も等しく断ち切れ。」
距離を取りながらフォルクがデモニックロッドに搭載された魔石を放つのとアデリーナが黒炎の刃を放つのはほぼ同時であった。炎刃の軌道を見切りながら残像を巻き起こして全力で相手の間合いから離れ魔弾を放つフォルクと距離を詰めながら炎刃を放つアデリーナ。
ひたすらに牽制の魔弾を放ちながら後退を繰り返すフォルクにさしものアデリーナも苛立ち始め
「このっ、いい加減に
・・・!?」
振り抜いた聖剣が唐突に受けた衝撃によって動きを止める。
それはフォルクのデモニックロッドから放たれた魔弾の一撃。闇の魔弾は距離を無視し彼の意思に応えて聖剣へと軌道を変えて隙を作り上げたのだ。
「そこに付け入らせてもらうぞ!」
絶好の好機とばかりに放った闇の魔弾は今度こそアデリーナの体を貫いた!
「その秘密とやら、暴かせて貰う。必ずね。」
彼の言葉を聞いた彼女は膝を突きそうになるのを堪えて立ち直り始めて明確な敵意を込めて睨む。
「いいえ、貴方はここで死ぬのよ。秘密に触れる者は何人も許されない。」
フォルクは彼女を包む黒炎の勢いが増したかのように幻視していたーー
成功
🔵🔵🔴
レクス・マグヌス
WIZ
【心情】
ここを守る騎士アデリーナか
生憎と常闇の外側から光を導くためにここに来た
この先の真実を得るため、お前の聖剣と僕の妖刀、どちらが上か試させてもらうぞ
「聞くがいい! 我が名はレクス・マグヌス! 滅びし都の最後の王!」
騎士を名乗る相手なので、こちらからも正々堂々名乗りを上げて戦いを挑む
【戦術】
「暗視」を用いて、相手の動きを掴む
「闇に紛れる」「残像」「地形の利用」「ジャンプ」で黒い炎を回避しつつ、攻撃の機会をうかがう
「生命力吸収」「フェイント」「武器落とし」で隙を作り、ユーベルコードを叩き込む
「嵐よ起きろ! 戦いの時だ!」
ダークセイヴァーに光をもたらすため、押し通らせてもらうぞ!
●
「聞くがいい! 我が名はレクス・マグヌス! 滅びし都の最後の王!」
先すら見渡せぬ常闇の燎原でそれを振り払わんとばかりに高らかに名乗り上げるレクス・マグヌス(嵐をもたらすもの・f07818)。相手が騎士とみて自身の名乗りを上げるのは騎士としての矜持ゆえか・・
「フフッ、珍しいね。アタシはアデリーナ、最初の闇の救済者アデリーナ。ま、今は意味がないけどね
・・・・」
そう言いながら彼女は聖剣を構えてじりじりと間合いを図り動き出す。
対してレクスも災厄の名を冠する魔剣を構え鬨の声を上げ開戦を告げる。
「嵐よ起きろ! 戦いの時だ!」
「死になさい、秘密に近づく者よ。」
最初に動いたのはアデリーナであった。彼女が放つ黒炎の刃が草原を焼きながらレクスを切り裂かんと迫り
「闇よ!」
それに対してレクスは魔杖イングを掲げ闇を巻き起こし姿を隠すことで彼女を惑わし刃を躱してゆく。
「いつまで躱していられるかな?反撃できないようだけど?」
炎刃を放ちながらレクスを煽るアデリーナは必要以上に近づかず離れすぎない距離を保ちながらじわじわと彼を追い詰めて消耗させていく。
「生憎と常闇の外側から光を導くためにここに来た!故に、光よ!」
負けじとばかりに吼えたレクスは身に着けたエネルギー放出型手袋を彼女に向け、その瞬間強烈な閃光が放たれてアデリーナの視界を焼いた。
「!!」
不意の一撃で怯み隙を晒した彼女にレクスは振り抜いた魔剣を向け
「災厄を解き放て! 今こそその力を振るう時!」
放たれた魔力の斬撃がアデリーナの体を切り裂き鮮血が飛び散る!
「・・・・フフッ」
だが、深手を負い鮮血で大地を濡らしながらもアデリーナは倒れない。寧ろ笑みさえ浮かべ・・・
「そんなに見たいんだ。この先の秘密を・・・・なら」
彼女を覆っていた黒炎はさらに勢いを増し轟ッと燃え上がる。
「尚更、殺さないとね!」
凄絶な笑みを浮かべてアデリーナは浮き出しの殺意をレクスへと向け
「ダークセイヴァーに光をもたらすため、押し通らせてもらうぞ!」
レクスもまた魔剣を再度構えて彼女と対峙する。この先に光があると信じて・・・
成功
🔵🔵🔴
城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。
逆恨みで怒ってる?…気のせいデスヨ。UCの逆恨みじゃアルマイシ。
戦闘は、範囲系ユーベルコードなら集中砲火、単体攻撃なら可能な限りの連続使用。
必要に応じて、カウンターでタイミングをずらしたり、鎧破壊で次の人を有利にしておく。
……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)
●
・・・・・彼女はぼんやりと考え決断した。
「・・・・・よし、やろう!」
そんな感じでアデリーナに襲い掛かる城田・紗希(人間の探索者・f01927)に緊張感など欠片もない。この先にあるものが何であるのかも興味がない。
ただ
敵がいる。
殴る!
この意識が彼女を支配しているだけである。
「死になさい。何を為す前に・・・」
そんな彼女にアデリーナもまた急速に間合いを詰めて容赦なく聖剣を振るう。其の軌跡に沿うように黒き炎の剣閃が燃え広がりその空間を焼き払う。
「うひゃあ!?」
その剣閃を紗希は頭を引っ込めたことでかろうじて躱す。別に動きを見切ったわけではない。ただの勘である。
「やったなぁ!!今度はこちらの番だよ。行けっ、全部隊出撃!」
危うく死にかけた怒りを理不尽に爆発させて己がコードを開放。たくさんのおもちゃの兵隊たちが整然と隊列を組んで進撃する。
なんだか懐かしきブロックおもちゃの兵隊たちの統率の取れた砲撃斬撃の連携攻撃は確実にアデリーナを追い詰めつつあったーー
成功
🔵🔵🔴
館野・敬輔
【SPD】
アドリブ連携大歓迎
そうやって秘密の甘さに酔っているからこそ
俺ら猟兵の侵入を許すのさ
黒い炎が防護を侵食してくるのはわかっている
指定UC発動、左の赤眼で未来視を可能にし
「視力、戦闘知識」でアデリーナの挙動を観察
間合いを詰めるタイミングを未来視や観察、「第六感」で把握したら
詰められる直前に「残像、見切り」で剣の動きを見切りつつ
「オーラ防御、目潰し」で漆黒のオーラを視界を遮るように濃密に展開
アデリーナの視界を潰しながらバックステップで後退しつつ回避だ!
回避したらすかさず「切り込み」ながら間合いを詰め
至近距離から「2回攻撃、怪力」で黒剣で力まかせに叩き切る!
秘密が暴かれる苦さと共に散れ!!
●
「そうやって秘密の甘さに酔っているからこそ、俺ら猟兵の侵入を許すのさ。」
アデリーナのすぐ前に転送された館野・敬輔(人間の黒騎士・f14505)はそう冷たく言い放った。
「そう、その甘い香りに惹かれて君のような人間が現れる。だからこそ、秘密に近づく者に恐ろしい死を齎さねばならないのさ。君のような人間が決して近づかないように・・・」
言うや否やアデリーナが迫るのと敬輔の赤眼が輝くのはほぼ同時であった。
敬輔は見る。自身に迫り来る騎士の未来を。彼女は身を屈め全力でこちらに踏み込んでくる。
そして、自身でも捉えきれぬほどの速さで繰り出される貫手が鎧を貫き腸を焼き尽くしながら抉り出される光景が・・・・
(貫手!!?)
それを見た敬輔は即座に漆黒の闇のオーラで今まさに貫手を繰り出さんとしていたアデリーナの視界を塞ぎ全力でバックステップを行って後ろに下がる!
その直後敬輔がいた空間を彼女の繰り出した貫手が貫き黒炎が迸る!
(剣ではなく貫手だとは・・・・だが!)
てっきり剣で抉るのではと想定していたので戸惑ったのも一瞬の事、躱した以上やることは変わりない。黒剣を構えて隙を晒した彼女の間合いの内へと一気に踏み込み
「秘密が暴かれる苦さと共に散れ!!」
力任せに繰り出した渾身の突きがアデリーナの胸を貫いた!
「暴かせてもらうぞ。お前達が隠そうとしている秘密を。」
致命の手ごたえを感じた敬輔の独り言に死にゆく身となったアデリーナはまるで口づけを交わすかのように優しく抱擁し
「後悔するよ
・・・・」
そう敬輔の耳元で囁き彼女は灰となって崩れ落ちてゆく。
それを無言で見送った敬輔は常闇の燎原の彼方を見やる。その先に果たして光があるのか今の彼には分らない。
だが、この先にこそ未来があると信じ今は進むしかないのだ。
ーYou Huntedー
大成功
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最終結果:成功
完成日:2021年11月12日
宿敵
『聖剣のアデリーナ』
を撃破!
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