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銀河帝国攻略戦⑪~エンペラーズマインド攻防戦

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦


●天下分け目の一戦ここにあり
「……遂に解放軍は敵の防衛圏を突破しました。帝国大要塞『エンペラーズマインド』を制圧するのは、今しかないでしょう……」
 猟兵たちに届く通信の主はエリーザベト・フォン・オステン。解放軍のオペレーターを務める20歳の女性で階級は伍長。
 ショートボブの金髪で蒼眼という端正な顔立ちの彼女は続けて通信を送る。
「宇宙要塞といえど基本的には宇宙船と同じく、『コアマシン』を破壊することで無力化が可能です。これを守護する銀河帝国の部隊はこれまで以上の強敵と予測されます。ですが、大丈夫……きっと皆さん猟兵の力があれば、やれると私は信じていますから」
 冷静沈着にオペレート業務をこなす彼女だが、その堅い表情に僅かながらも微笑みが浮かんだ。彼女なりに猟兵たちをリラックスさせようという心意気かもしれない。
「それでは――ご武運を」

●次なる戦地へ ~大要塞破壊指令~
「はーい、みんなちょっと注目してねっ」
 防衛艦隊を正面から駆逐しきた猟兵、エンペライダーズを退けた猟兵、先行突入をして要塞内部の防衛機構を破壊工作してきた猟兵……など様々な猟兵たちに対して、グリモア猟兵の春日・釉乃(”CHIPIE”・f00006)はコンタクトを取ってきた。
「いよいよ正念場だね。先行偵察部隊の奮闘により、遂に銀河帝国の大要塞『エンペラーズマインド』のコアマシンルームが発見されたよ。突入経路も確保されているから、今スグにでもコアマシンを破壊して欲しいところなんだけど……1つ問題があってね」
 そういうと、春日・釉乃の背後に帝国の古代超兵器『デストロイ・ウォーマシン』の一群が映し出された。
「コアマシンルームの周囲に敵が最終防衛ラインを築いているの。しかも通常のクローン兵のような兵力ではなくて、古代超兵器を配置していることが確認されたんだ。これらは解放軍の情報によると、『デストロイ・ウォーマシン』と呼ばれている恐ろしい存在みたいなの」
 一つ目の赤き巨人たる『デストロイ・ウォーマシン』は、重武装によって火力も装甲も普通のウォーマシンとはレベルが違うことが窺い知れるだろう。
「けれど……きっとどこかに付け入る隙があると、あたしは思うんだ。だから、まずは相手の弱点を戦いながら探して、『デストロイ・ウォーマシン』を倒してみて」
 強敵との対峙の際に必要なのは真向からの勝負ではなく、有効打を見つけるところからの方が勝機は掴みやすいのだと春日・釉乃は説く。
「……すまないけど、みんなの力を貸して欲しいの。あたしはグリモアベースから、まだスペースシップワールドに駆けつけていない猟兵を運んでくるから待っててね」
 グリモア猟兵としての力を行使するならば、釉乃は直接的な加勢することができない。今は果敢な猟兵たちへと全て託すのだ――勇気を信じて。


fa-240
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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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 オープニングへ目を通して頂き、ありがとうございます。
 Fa-240と申します。

 当シナリオは⑪エンペラーズマインド・コアに関連したシナリオとなります。
 お友達とご一緒する方はIDを含めた名前の記載、または【(グループ名)】をお願い致します。
 また、同時に投稿して頂けると大変助かります。

 皆様のプレイング、心よりお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『デストロイウォーマシン』

POW   :    デストロイトリガー
【一切殺戮モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    クリムゾンバースト
【全武装から全力砲撃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    ユーベルアナライザー
対象のユーベルコードを防御すると、それを【自身の戦闘プログラムで高速解析し】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
👑11
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ヒカゲ・カタワレ
デカイ図体して偉そうだねー…ぶっ潰しちゃる…!
確かに真っ向勝負は不利そうだね、となると…
ユーべルコード【異形の印】…!の攻撃回数最重視!
動いているものを自動攻撃…ってんなら、手数で御相手してあげる
本体は物陰に隠れつつ、攻撃と同時にむこうの注意を触手で引き付ける!
「怪力」でパワーがあるから、相手のボディに数本巻き付けばぶん投げられるかもしれないし、
誰かの攻撃の隙を作ることにもつながると思うんだよね。
私一人じゃ倒しきれなくても、総合的に勝つ…それでいいっしょ!


メル・ルビス
まずは相手の弱点を調べればいいんだね。
みんなと協力して、探し出そう。
僕は僕に出来ることを頑張るっ!

僕は【恩返し】【祈り】を使って、
みんなのサポートをするよ。
使うUCは『生まれながらの光』
いつも仲良くしてくれてありがとうの想いを持って祈るように治療するの。
大丈夫?
僕にもみんなの疲れを肩代わりさせて欲しいの。

治療をしてない時は相手の動きをよく見て、
【野生の勘】が働かないか様子を見るよ。
ピンと来たら、すぐに友達に伝えるのっ!
あとあと。
危ない友達がいたら、すぐに大きな声で教えるよ。
傷は僕が癒すけど、ケガはしないにこしたことはないからね。

アレンジ・絡み歓迎なのっ


羽馬・正純
【POW】
コアマシンを守る古代の超兵器群か…また厄介そうだね…
ここは協力しながら撃破を狙おう、カタワレさん(f03017)、ルビス君(f03622)お願い!

攻撃の意識がカタワレさんに向いている間に<学習力>で敵の弱点を探るよ、
あの一切殺戮モードの耐久相手でも攻撃を通せるよう【ウィズダムオブクラウズ】で僕の武器を強化する。

敵の至近範囲の警戒が薄まった隙に接近、強化した『グンニグル』の<鎧無視攻撃>で<武器落とし>とコアマシン方向へ<吹き飛ばし>を狙うよ!

少しでも敵の装甲と攻撃力、そしてコアマシンを削ることができたら解放軍側の力になれる、
一瞬の勝機に全力を叩き込むんだ!



 帝国大要塞『エンペラーズマインド』のコアマシンルームへ次々と転送されてくる猟兵たち。だが、そこに待ち受けていたのは赤いサイクロプスを思わせる『デストロイウォーマシン』だった。
猟兵とともに突入してきた解放軍の兵士たちが怖気ることなく『デストロイウォーマシン』に先制のアタックを仕掛けようと挑んでゆく。それぞれ、誇りや使命を胸に果敢に立ち向かうが――
「【デストロイトリガー】、カウント……3,2,1――殲滅シマス」
『デストロイウォーマシン』はモノアイを赤色に変色させて一切殺戮モードに変化した。『デストロイウォーマシン』の脚がダッシュローラーに変形すると、華麗にターンしながら次々と解放軍の兵士たちに見るも無残な虐殺を始めてゆく。
両腕のライフルで迫りくる解放軍兵士を的確に狙い撃ち、接近されれば隠し腕から青白いビームの剣を放って切り捨てる。その地獄のような現場にまず出現したのは羽馬・正純(f02626)とメル・ルビス(f03622)とヒカゲ・カタワレ(f03017)の三人の猟兵だった。
「みゃ!あの敵に解放軍さんの攻撃がほとんど通じてないみたい!しかも動いてる相手をすごい狙いで正確に返り討ちにしてるよ」
 メル・ルビスは野性の勘で【デストロイトリガー】による攻撃を直感的に把握し、それを仲間へと伝えた。
「ありがとう、ルビス君。けれども、あの敵の堅牢な装甲を破るにはもう少し解析が必要そうだね」
 羽馬・正純が【ウィズダムオブクラウズ】を初見の相手に対して使用するにはまだ時間が足りていない。貫ける槍のイメージが沸き上がって来ないのである。
「確かに真っ向勝負は不利そうだね、となると……わたしがちょっと頑張ってみるしかないかな?わりと無茶するから協力してねー」
「みゃ!僕にだってやれることはあるの!」
 二人は羽馬・正純を支援するべく、時間を稼ぐことを計画したのである。
「ほらほら!逃げないと食べちゃうぞー!」
 ヒカゲ・カタワレは【異形の印】を攻撃回数重視で発動し、背中から次々と触腕を生やしてゆく。そして、本人は物陰に隠れながら触腕で前後左右から時間差でチクチクと攻撃を仕掛けてゆく。
「新タナ目標を複数確認、殲滅対象ヲ切リ替エマス」
 『デストロイウォーマシン』は【デストロイトリガー】の副作用ともいうべき思考の単純化により、こちらを素早く狙ってくるヒカゲ・カタワレの触腕のトリコとなっていた。両腕の銃で剣で舞うように触腕を撃ち落とし、切り払う。
「うわっ、けっこうすぐに破壊されてる!?」
「旅団でお世話になっているヒカゲちゃんはやらせないにゃ……【生まれながらの光】!」
 触腕の主たるヒカゲ・カタワレの足元に待機していたメル・ルビスは祈りを発動してヒカゲ・カタワレの傷ついた触腕を回復させてゆく。その分だけメル・ルビスが疲弊してゆくも、彼はケットシーとして、恩返しの意地を貫いて立ち上がるのだ。
「このままわたしたちが力尽きるのが先か、リーダーの解析が先か……でもとりあえずさ、やれることやればいいんでしょー!」
 ヒカゲ・カタワレは底力の怪力を発揮して、複数の触腕で力任せに『デストロイウォーマシン』を押さえ込もうとする。それを『デストロイウォーマシン』は隠し腕のサーベルで斬ろうとするが、いたちごっこのように切り落としては次なる触腕が絡みついてくるのだった。
「正純くんっ、早くなの!」
「"解析完了、アップデートを開始します"――待たせたね……カタワレさん、ルビス君」
 ようやく羽馬・正純は視覚情報解析装置『ミーミスブルン』による【ウィズダムオブクラウズ】が完了し、試作型電磁射出砲台『グンニグル』を両手持ちの無骨なパイルバンカーへと変形させた。両腕が『グンニグル』へドッキングし一体化している。
「――貫いてみせる、ヴォータンの箴言!!」
 羽馬・正純が『デストロイウォーマシン』の弱点であるメインカメラへ目がけて飛翔し、杭を突き刺してから電撃弾の連射を浴びせてトドメの一撃に電撃杭を撃ち貫いた!
「ガガ……メインカメラ、機能停止。戦闘能力45%低下。戦闘続行ニ問題ナシ」
 コアマシン方向への吹き飛ばしは叶わなかったものの、鎧無視攻撃でメインカメラの破壊にはどうにか成功した。これで相手の照準能力は劇的に低下するだろう。
 『デストロイウォーマシン』が次なる反撃の手に移る前に、疲弊したヒカゲ・カタワレとメル・ルビスを連れて羽馬・正純は後退することにした。
「僕ら3人じゃ倒しきれなくても、総合的に勝つ……それでいい筈だよね、みんな」
 羽馬・正純はグリモア猟兵の展開するワープポイントに向かって高らかに叫んだ――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

奈々詩・空
POW
今日の気分はチャーハン

赤いやつは強いってのは昔から決まってるもんだからこいつらも強いな
しかしこう堅いと厄介そうだな
速く動きすぎても問題だし……とりあえずは様子見として頭部?っぽいレンズに向けて【機撃】を【スナイパー1】で撃ってみようか
所謂センサーだったら狙いにくくなるだろうし、ダメでも傷さえ入ればそこから壊すことができるかもしれない

回避は……これ無差別に狙うやつばかりだな……ってことは同士討ちとか狙えないだろうか
砲撃を躱す際は近場にいる敵の後ろに
速く動く相手を狙うやつには、近場の敵を【機撃】で横に思いっきり吹っ飛ばして攻撃を向けたい


才堂・紅葉
また厄介な相手ね。報酬弾んでもらわないと。
突入前に蒸気王に搭乗してから乗り込みます。
大きい、重い、強いの巨大蒸気ゴーレムで、背中の二基の蒸気ブースタ―で飛べます。

「前衛は任せて。蒸気王で押さえるわ!」
業務手順は他の猟兵を庇いながら、正面でDWMと殴りあいます。シンプルな作りの分、魔導鋼の装甲は極めて頑丈です。大きな腕で殴れば無傷ではすまないでしょう。
誰か指揮を取る猟兵がいれば従います。

他の猟兵の活躍で隙が出来ればUCを狙います。
DWMを抱え込み、ブーストジャンプで諸共にコアマシンに落下。
「ハイペリア重殺術……落星!!」
重力加重も加えて、超質量攻撃を叩き込みます。

※連携、アドリブ歓迎


ルエリラ・ルエラ
【アドリブ改変・連携歓迎】
中々手強そうなのもいるんだね。
流石最終防衛ラインってとこかな。
時間は掛けたくないけど、ここはきっちり弱点を探って撃破していこう。

毎度の事だけれど私は味方の援護に徹するよ。
基本は【無効化の矢(フュンフ)】で、敵の攻撃を妨害して味方の支援をしたいな。
攻撃を凌いでる間に、味方が敵の弱点を看破してくれたら万々歳。
あ、もちろん味方に任せっきりにするつもりはないよ。
敵の弱点に関しては、矢を当てた時の部位毎の相手の反応や、音を注意深く探っていく方向で私も調べてる見るし。
なんにせよ、なにか解ったり察知したらすぐ周りの味方に伝えよう。
連携って大事だよね。


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

へぇ、こいつはすげぇ。帝国の心臓部ってだけの威容はあるわけだ。
けどなぁ、稼働するマシンってことは必ず動作中に隙間ができる!
アタシは最初から【人機一体】モードで撹乱し、
装甲の隙間ができる瞬間を見極めるよ。
もしも機動力が欲しい猟兵がいたら、バイクモードで乗せる。
どちらにせよ牽制のメーザーは欠かさないよ!

うまく装甲の隙間が見つけられたら、儲けものさ!
最大加速して、【黄昏砕く脚】をぶち込んでやるよ!


アオイ・ニューフィールド
※アドリブ、絡み歓迎
※面白い展開があればプレ遵守しなくて構いません

「さあ、戦闘開始だ。その名前に負けない強さを見せてくれるんだろうな?」
敵を視認すると同時に指定UCを打ち込み、意識をこちらにむけさせようか
逃げも隠れもしない、姿を見せたまま対物銃の連射だ。いい的だろう?

近づいてくる様なら、打ち払う弾丸を自動拳銃で、適度に相手UCを解除してやろう
無視するならそれはそれで構わん。的が私から敵に変わり、好きなだけ弾を打ち込める

サイボーグ化を施した部分であれば、積極的に防御に使うだろうな
老い先短い命だ、致命傷でも無いなら味方の為に身を張る位どうという事は無い

楽しい楽しい戦争だ。悔いなく踊れよ、ポンコツが



「うむ、その通りだ……羽馬・正純。さあ、戦闘開始だ。その名前に負けない強さを見せてくれるんだろうな?」
 外見こそ幼いものの、老獪な猟兵であるアオイ・ニューフィールド(f00274)は己の身の丈以上の長さを誇るソリ付きの只々大きな対戦車ライフル『象撃ち銃』による【ただの一撃】を開始した。
「楽しい楽しい戦争だ。悔いなく踊れよ、ポンコツが」
 レーザー光で照準を合わせ、何物をも砕く対物銃のなんでもない一撃でメインカメラを失い、視認機能の殆どが麻痺している『デストロイウォーマシン』に容赦なく連射していった。
 だが、【デストロイトリガー】を解除していない状態だからか有効なダメージそのものは与えられていない様子である。
「逃げも隠れもしない、いい的だろう?」
 されどアオイ・ニューフィールドは哂う。全く相手の反撃を恐れることなく、大胆不敵に『象撃ち銃』の射撃を続けていた。
「目標発見……殲滅シマス」
 顔の横から展開したサブカメラでかろうじての視界を取り戻した、『デストロイウォーマシン』はローラーダッシュでアオイ・ニューフィールドへ迫りくる。対物銃の妨害射撃を豆鉄砲のように弾いて確実にアオイ・ニューフィールドを始末するために徐々に距離を詰めてゆく。が、しかし――
「よし……フェーズ2の開始だ、数宮」
「了解だっ、アオイさん!」
【人機一体】モードで既に『宇宙カブJD-1725』と融合を果たしている数宮・多喜(f03004)がアオイ・ニューフィールドをウィリージャンプで通過して、躍り出てくる。そのバイクには、奈々詩・空(f00083)がハンドルを握ることなく騎乗していた。運転はバイク本体の数宮・多喜に任せることで、自分は射撃に全力を注げるという状況である。
「赤いやつは強いってのは昔から決まってるもんだからこいつらも強いな。しかしこう堅いと厄介そうだな。もう1個のカメラも破壊しておくか――撃砕!」
 バイクと化した数宮・多喜が猛スピードとドリフトターンでローラーダッシュの『デストロイウォーマシン』に追いつき、攪乱しながら上手く回り込んだところで奈々詩・空は【機撃】を発動し、突き出した四肢の横の捻じれた空間から巨大な機械の腕を召喚して痛烈な打撃の一撃を浴びせる。それはドンピシャでサブカメラを破壊することに成功した。
「……視界、更ニ不良。戦闘続行ニ支障アリ」
 2つのカメラを失い、『デストロイウォーマシン』の動きが一時的に封じられた。
「よしきた!奈々詩さん、離れてっ!」
「おうよ」
巨大な機械の腕に飛び移り、奈々詩・空はバイクから遠のく。すると、数宮・多喜は限界まで加速して再び『デストロイウォーマシン』へ接近。
「エンジン、サイキック、全開……超・変・身!てぇいやぁぁぁぁぁ!」
 その勢いのまま、髑髏の仮面をした人型形態へ変形し熱と電撃を纏った超高速の飛び蹴りで攻撃を仕掛けたのだ。
「【デストロイトリガー】、停止。【ユーベルアナライザー】ヲ起動シマス。」
 だが、ここで『デストロイウォーマシン』はもう一つの切り札である【ユーベルアナライザー】を発動。先ほど受けた【機撃】を自身の戦闘プログラムで高速解析し、それを再現したのだった。全ての隠し腕が1つに融合し、巨大な機械の腕となって数宮・多喜を反撃しようとするのだ!危うし、猟兵!
「うわぁぁぁぁ――なんてね」
 仮面の奥で数宮・多喜は不敵な笑みを浮かべているだろう。何故ならば――
「かかったな、ポンコツめ。フェーズ3を開始せよ、ルエラ」
「じゃーん、私また参上。いこう……フュンフ」
 ここで現れたるは、芋煮艇のいぶし銀であるルエリラ・ルエラ(f01185)。『ルエリラの弓』を構え、アオイ・ニューフィールドの『象撃ち銃』を射撃台にして【無効化の矢】を放ったのだ。その一撃により、『デストロイウォーマシン』の【ユーベルアナライザー】は無効化され、隠し腕の融合が解除されてしまい数宮・多喜の【黄昏砕く脚】が赤い装甲を貫く。
しかし、まだ撃破には至らない……装甲強度が下がろうとなかなかの耐久力である。
「デストロイトリガーから他のユーベルコードへ切り替えた瞬間こそ、貴様の最大の弱点だ。あとはルエラの弓で別のユーベルコードを封じたところに、最大の火力を浴びせるまで。……さぁ、仕上げのフェーズ4だ。前進せよ、蒸気王!」
「また厄介な相手ね。報酬弾んでもらわないと……。任せて、蒸気王で押さえるわ!」
 アオイ・ニューフィールドの号令とともに、大きい!重い!強い!の巨大蒸気ゴーレム『蒸気王』へ騎乗した才堂・紅葉(f08859)が飛び込んでくる。ほぼ互角の大きさの『デストロイウォーマシン』を『蒸気王』が抱え込み、背中の二基の蒸気ブースタ―で飛翔。
そして、ブーストジャンプで諸共にコアマシンに落下してゆくのだった。
「コード:ハイペリア承認。高重力場限定展開ランク1実行――ハイペリア重殺術……落星!!」
 重力加重も加えた、『蒸気王』の超質量攻撃で帝国大要塞『エンペラーズマインド』のコアマシン諸共に『デストロイウォーマシン』を破壊することだろう。
「これでチェックだ、エンペラーズマインド!」
 かくして、アオイ・ニューフィールド旗下の芋煮艇突撃部隊によって解放軍の反攻作戦は次なる局面を迎えようとしていた――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月11日


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト