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アポカリプス・ランページ⑤〜潔癖なソーシャルディーヴァ

#アポカリプスヘル #アポカリプス・ランページ #アポカリプス・ランページ⑤ #9/7シナリオ公開


●グリモアベース
「敵の『フラスコチャイルド製造施設』が発見されました。今すぐ、ソルトレークシティに向かってください!」
 紡木原・慄(f32493)は、緊急招集に応じてくれた猟兵たちに今回の任務の詳細説明を始める。
 アメリカ西部高原地帯に位置する街・ソルトレークシティ。
 文明崩壊以前には経済的中心地として栄えていた街の地下で、大規模な「フラスコチャイルド製造施設」が秘密裏に運用されていたという。
 その施設はフィールド・オブ・ナインのうちの一体、『デミウルゴス』による拠点(ベース)破壊計画に関わっていると推測される。
 今回の任務はこの施設の制圧。具体的にはデミウルゴス式偽神細胞を移植された強力なオブリビオンの討伐である。
「デミウルゴス式偽神細胞は、『最強のストームブレイド』を生み出すために培養されていたようね。でも、最強の力の代償は決して小さくはない……そこにつけ入る隙があるというわけね」
 デミウルゴス式偽神細胞を埋め込まれたオブリビオンは、ユーベルコードを使用するたびに凄絶な拒絶反応が蝕み、自らの肉体を壊していく。それならば敵にユーベルコードを使用させ、自壊を促せばいい。
「敵の攻撃は苛烈ですが、耐え凌ぐことで勝利は見えてきます。大変な任務ですが、よろしくお願いします」
 今回は体を張った任務になる。慄は申し訳なさそうに頭を下げ、猟兵たちを送り出すのだった。

●奈落の底
 ソルトレークシティの地下製造施設。
 特に危険性の高い被験体を収容しておく、最下層の巨大な空間『奈落の底』にデミウルゴス式偽神細胞を移植されたソーシャルディーヴァがいた。
 『クライン』と名付けられたそれは独自の「潔癖主義」に取り憑かれた危険なオブリビオンである。
「この世界は穢れきっています……この世界に穢れた人類はいらないのです……私がこの封印技術を使ってキレイにお掃除してあげるわぁああああ!」
 唐突に耳を劈くような叫声を上げ、とんがり帽子を逆さまにしたような飛翔体に乗り込むクライン。
 狂気の歌姫は偽神細胞によってさらに強力な能力を得ていた。だが、それは「穢れた世界をお掃除する」という強い意志に適合したものに特化していたのである。

 ゴミを吹き飛ばす掃除道具の指向性兵器『ブロワーキャノン(集塵機能付き)』。
 穢れた建物を破壊して更地に戻す大型多脚戦車『ドリル・スパイダー』と人型汎用お掃除兵器『ガーベジ・クラッシャー』。
 手作業でゴミを除去する人型お掃除ロボット『クリーンボーイズ』。

 クラインは上記の兵器をその生命が燃え尽きるまで何度でも生み出すことができる。
 生産施設の最下層に到着した猟兵たちは、この強力なオブリビオンと対峙することになるのだった。


刈井留羽
 こんにちは。刈井留羽です。お忙しい中、お越し下さりありがとうございます。
 今回のシナリオも一話完結の戦争シナリオとなります。

 戦いの舞台は、ソルトレーク・シティの地下製造施設最下層にある『奈落の底』。
 遮蔽物はほとんどなく天井が高くて広い、堅固な大空間なので自由に動き回り、戦うことが可能です。

 プレイングボーナスは「超強力な攻撃を耐え凌ぎ、敵の自壊を誘う」ことです。
 したがって、プレイングのポイントは以下の二つとなります。

 ①敵にユーベルコードを使わせる方法。
 ②強力な攻撃を耐え凌ぐ方法。

 敵は独自の「潔癖主義」の影響で、ユーベルコードも「お掃除」に特化されており、さらにデミウルゴス式偽神細胞によってどれも数段強化されています。
 なお、敵が使用するのはご指定のユーベルコードに対応したものとなりますので、ご注意ください。

 シナリオ公開後、すぐにプレイング受付開始。青丸数が重要な戦争なので可能な限り採用を目指します。
 プレイング受付状況はタグをご参照ください。それでは皆様のプレイングを心よりお待ちしています!!
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第1章 ボス戦 『クライン・ザ・ソーシャルデヴィル』

POW   :    カタストロフ・ウィンドウ
いま戦っている対象に有効な【封印されたはずの指向性破壊兵器】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
SPD   :    フォビドゥン・アップル
戦闘用の、自身と同じ強さの【失われたはずの大型多脚戦車】と【完成しなかったはずの人型機動兵器】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
WIZ   :    アンドロイド・ランナー
レベル×1体の、【額】に1と刻印された戦闘用【人型ロボット】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
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馬県・義透
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友

第一『疾き者』唯一忍者
一人称:私 のほほん

さてー、使わせるということは、どうにかして呼び出された機械をどけないといけない、と。
まあ、そうなるとこうなりますかー。

防御は内部三人による結界術に加え、私自身の第六感にて見切りて避ける。

さて、この【四悪霊・『廻』】。オブリビオンのみ攻撃するんですよー、つまり、機械は傷つかず、されどあのクラインには傷が付くのです。
つまり、機械が引っ込む。
で、暗くてもなんでも、また呼び出すでしょうから…それの繰り返しですよ。戦えるようになったという感覚で『機械がなくなった』はわかるはずですからねー。



「穢らわしいゴミィィ!! 私のお部屋にゴミを持ち込んだのは誰ぇえええ!!」
 ソルトレークシティ・地下製造施設の最下層にある大空間『奈落の底』。
 招かれざる訪問者を視界に入れたソーシャルディーヴァの『クライン』の形相が憤怒に変わり、ヒステリックな絶叫が響き渡る。
「ドリル・スパイダー、ガーベジ・クラッシャー!! ゴミを片付けてしまいなさい!」
 飛翔体に乗って空中から見下ろしながら、クラインが命令を下す。
 すると、青白い光とともに、虚空に無数の0と1が浮かび上がり、やがて巨大な実体を形成していく。
――ズゥゥウウン!!
 そして、出現したのは、体高5メートルはあろうかという人型汎用お掃除兵器『ガーベジ・クラッシャー』と、体高3メートル程度だが前後に長い胴体を持つ蜘蛛型の大型多脚戦車『ドリル・スパイダー』だった。
「ほぅ、面妖な怪物が二匹ですか。壮観ですねー」
 そう言いつつも、二体の自律型機械兵器の動きをつぶさに観察しているのは、馬県・義透(死天山彷徨う四悪霊・f28057)だった。今の彼は四人の悪霊の中で唯一の忍である『疾き者』。のほほんとした態度は普段どおりだが臨戦態勢は既に整っていた。
――キシャー、キシャー!! 
 赤い二つの目を光らせ、牙の生えた口を開いて、敵意に満ちた鳴き声を上げる大蜘蛛。
 先陣を切ったのは、ドリルスパイダーだった。 
 八本の脚で大地を踏みしめ、胴体の側面から枯れ枝のように伸びた細長い6本のドリルアームを振り回しながら突進してくる。
 キュイン、キュインと唸るドリル。6本のアームが不規則に動き、先端のドリルが静かに佇む義透を急襲する。
 だが、義透は動じる様子もなく、まるで風に吹かれる柳の枝葉のようにゆらりゆらりとした動きで、激しい連続攻撃を躱していく。
(動きは出鱈目ですが、私を狙ってくることには変わりませんからねー)
 そう、義透は攻撃の間合いを見切りつつ、敵が攻撃する気配を感じることで紙一重で躱していたのだ。
(それでは参りましょうか)
 ドリルアームを巧みに躱していた義透は不意に正面を見据えると、地面を蹴って直進し、素早く蜘蛛の胴体の下に潜り込む。
 ガキッ。金属同士の衝突音。反射的に義透を追いかけたドリルアームと蜘蛛の脚部が激突し、火花が上がる。
 そのまま自らの脚を半壊させたドリルスパイダーは体勢を崩して横転した。
 そして、一体目を機能停止に追い込んだ義透が、もう一体の機械兵器に狙いを定めようとした――そのときだった。
――ギュオン!
 風を切り、頭上から振りおろされる鉄球。それはいつの間にか接近していたガーベジ・クラッシャーの右手だった。
――ガキッ
 見えない壁に衝突し、鉄球が義透の頭上で静止する。
 それは義透の内部の3人が展開した「結界術」の効果だった。
 力づくで破壊しようと、ガーベジ・クラッシャーは何度も鉄球を叩きつけるも、結界はビクともしない。
「何をやってるのぉおおおお! 早く、汚らしいゴミをお掃除しなさぁあああい!」
 飛翔体の上で苛立った声を上げるクライン。
 敵の攻撃を完封した義透は、すかさずユーベルコード「四悪霊・『廻』」を発動。
 クラインの頭上に黒い球体が突然出現し、呪詛霧を猛烈な勢いで噴出させる。
 小さい悲鳴が霧の中で上がり、義透の結界を叩いていたガーベジ・クラッシャーが唐突に消滅する。敵が傷つき、召喚が解除されたのだ。
「汚い、汚い、汚い! 痛い、痛い、痛い! なんなのぉおおおおお!!」
 皮膚に無数の棘が刺さったかのような痛み。クラインは霧から逃れようと飛翔体を操るも、既に部屋の大半に霧が立ち込め、逃げ場はなかった。
――もうこの呪詛霧からは逃れられませんよー。
 呪詛の霧の中で、クラインはやけにのんびりした敵の声を聞いた。
「ゴミぃいいいい!!」 
 神経を逆なでされ、叫びとともに二体の機械兵器を再召喚するクライン。
 だが、オブリビオンのみを狙い撃ちする呪詛霧はクラインに集中攻撃を加え、即座に召喚を解除させる。

 召喚、解除、召喚、解除……真っ暗な霧の中でユーベルコードをひたすら無駄打ちし、潔癖主義の歌姫は自らの肉体を少しずつ壊していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィロメーラ・アステール
「直に対峙するのは危険だな!」
ここはオトリを出して敵を引きつける!
つまりゴミの出番!

まず【迷彩】魔法を使ってあたし自身の姿を隠すぞ!
見えなければゴミ判定が甘くなるかな、たぶん!

んで【はじまりを刻む地の新星】発動!
なんかその辺のゴミ……無かったら適当に無機物を剥がしてもいいや、機械の多い施設ならあると思う!
これを操作して【空中浮遊】させるぜ!

お掃除ロボットは手作業で頑張るみたいだし、飛ぶだけでもゴミ掃除は苦労するはず!
あたし自身も【念動力】でゴミ【投擲】して邪魔したりする!

ロボを増量したり合体してきたらこっちも【全力魔法】パワーでゴミを強化して対抗だ!
「激突・お掃除ロボVSゴミ集合体」的な感じ?



 ソルトレーク・シティのフラスコチャイルド製造施設。
 フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)は下準備を済ませ、最下層までやってくる。
 彼女を取り囲むように浮いているのは蓋付きのポリバケツ。中身は大量のゴミ。その種類は缶や瓶、プラスチック片、機械部品、謎の金属片など多岐にわたる。
 フィロメーラは施設内のゴミ捨て場からゴミを収拾し、念動力で空中浮遊させて運んできたのだ。
 そして……。

――ドガッシャーン!!

 最下層の大広間に大量のゴミがぶちまけられる。
 あっという間に築かれるゴミの山。潔癖主義の相手に対し、これ以上の嫌がらせはないだろう。
 飛翔体に乗り空中を浮遊する「クライン・ザ・ソーシャルディヴァル」は、突然出現した汚物の山をしばし凝視し、その表情を嫌悪で歪ませる。
「クリーンボーイズ! 徹底的にお掃除してぇええええええ!!!」
 血走った目を見開いて叫ぶクライン。
 すると、青白い光が周囲に発散され、デジタル数字の0と1が地上に向かって滝のように流れ落ちる。
 そして、床に溢れたデジタルの海から、人型お掃除ロボット『クリーンボーイズ』が出現した。
 
 頭には帽子、首に巻いたスカーフが印象的なボーイスカウト風の衣装を着た少年ロボの集団。
 額には1と刻印されており、手には箒、チリトリ、モップ、バケツといった掃除道具を持っている。
 それぞれの体高は80センチ程度だが、その数は既に100体以上。その数はどんどん増えているようだった。
「班ごとに行動してください! それでは清掃開始!」
 リーダー風の少年ロボが右手を上げて号令をかけると、規律正しく行進を開始。ゴミの山に向かっていく。
 これに対し、迷彩魔法で姿を消したフィロメーラは、ゴミ山にユーベルコード『はじまりを刻む地の新星』を発動する。
「目覚めろー! お前たちはただ片付けられるだけの存在じゃないだろ! ゴミの『怒り』を見せてやれ!」
 少年ロボたちに負けじと、元気よく発せられるフィロメーラの号令。
 そして、彼女のユーベルコードの力で魔力生命体と化したゴミ山が動く――。

 ゴゴゴゴゴッ。宙に浮上する無数のゴミ。
 それはまるで意志を持ったかのように浮遊し、散開していく。
「ゴミが散らばったようです! 皆さん、班ごとに別れてゴミを片付けましょう!」
 少年ロボ軍団も統率の取れた動きで対応する。
 しかし、それではフィロメーラの思う壺。ゴミたちは分散した少年ロボに反撃し、撃破していく。
「あたしも手伝うぜ!」
 迷彩魔法で見えないが、フィロメーラも念動力で金属片を投擲して援護し、優勢に戦いを進めていく。
 ところが……。
「皆さん、合体です! 大きくなって対処しましょう!」
 ついにお掃除ロボが奥の手を発動。何度かの合体を経て筋肉隆々の大男となったお掃除ロボは、自慢の怪力で浮遊ゴミを叩き落とし、部屋の隅に設えられたダストシュートに放り込んでいく。
「よくやったわぁあああ! その調子でお掃除しちゃいなさぁあああ!」
 歓喜の声を上げるクライン。合体したおかげでお掃除ロボの数は減っていたが、強さは数倍になっているようだった。
「こうなったらあたしの魔法で一気に勝負をつけてやるぜ!」
 そして、劣勢に立たされたフィロメーラは両手を突き上げ、全力の魔力を込めた光球を頭上に放ち、弾けさせた――。
 降り注ぐ光の慈雨。光を浴びたゴミが集合・接着し、「ゴミの怪獣」が爆誕した。
 それはよく見ると怪獣の形をしたゴミの団塊に過ぎなかった。
 だが、自らの怒りを示すようにズシン、ズシンと重々しい足音を立てながら闊歩し、お掃除ロボ軍団を踏み潰していく。
「ゴミの分際でぇええ! 生意気よぉおおおお!」
 潔癖主義の暴君によって虐げられてきたゴミの反乱。
 クラインは怒りのあまり発狂し、再び大量のお掃除ロボを召喚する。その肉体を激しく損耗させながら――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

マオ・ブロークン
……あれに、言わせれば。
あたし、みたいな。人類の、しかも、死体、なんて……
真っ先に、掃除、されるべき。もの、って、ところかな。
とにかく。攻撃強化、された、敵……やっかい、なのは、確か。

敵の、眼前に。ふらふらと、ゾンビの、歩様で。歩みだす。
あたしが、素早く、動けない、ことを、見れば……
きっと。指向性の、兵器で。吹き飛ばせると、見て。
攻撃準備を、はじめる、はず。

……勝負は、一瞬。
兵器が、放たれる、その瞬間に。UCを、発動。【心臓へ一撃】。
敵の、眼前へ。瞬間移動して……指向性、攻撃を。かわす。
回避と。死ぬほど、驚かすこと、くらいしか、できなくても。
強力な、兵器の、無駄撃ちで。自壊が、近づく、はず。



「……あれに、言わせれば。あたし、みたいな……」
 「人類の死体」は真っ先に掃除されるべき存在なのだろう。
 それなら、死体は死体らしく、ゾンビはゾンビらしく、振る舞うだけだ。
 人類のお掃除を目論む潔癖主義の敵と相対することとなったマオ・ブロークン(f24917)は、自虐的ともいえる作戦を思いつき、最下層の大空間の扉を開ける。

 飛翔体に搭乗し空中を浮遊する「クライン・ザ・ソーシャルディヴァル」は視線を下に向け、首を傾げる。
「あれは……何だ?」
 あてもなく徘徊するように、虚ろな目を正面に向けておぼつかない足取りで部屋に入ってきた女。
 その動きは緩慢で、体をふらつかせながら部屋の奥へと向かっている。
 酔っぱらいの千鳥足と、歩き始めた幼子が混ざったような歩調。
 筋肉の硬直で手足が高く上がらず、時折転びそうになるぎこちない動き。
 壊れた機械人形。ゾンビと初遭遇したクラインはしばし見入った挙げ句にそんな結論を導き――唐突に激昂した!
「ゴミぉおおおおお! ここに持ち込まないでってぇえええ!! 言ったでしょう!!」 
 狂気的な叫び。クラインの手元に青白い光が発光し、0と1のデジタル数字が浮かび上がり、次第に実体を形成していく。
 そして、出現したのは大口径の砲身を備えたキャノン砲。掃除道具の「ブロワー」の形を模した指向性破壊兵器『ブロワーキャノン』である。 
(あれが、指向性、破壊、兵器……勝負は、一瞬。絶対に、失敗は、できない!)
 砲口を向けられたマオは唐突に動きを止め、虚ろな瞳でクラインを見上げる。
 その瞬間、超高密度に圧縮した気体の砲弾を発射する指向性破壊兵器の照準が、セットされる。
「ゴミがぁあああ! 私を見るなぁぁぁあ!!」
 クラインの怒声と共に、無情にも引かれるトリガー。
――ドンッ!!
 重い発砲音と同時に、マオはユーベルコード「心臓へ一撃」を発動。
 空気の壁を突き破るように飛来した砲弾が弾け、床を穿つ刹那、マオの姿が消えた。
 消えた? あの女はどこだ? 
 そんな疑問が浮かびかけたクラインの眼前に出現するのは、マオの恐ろしい顔貌。
「――――Gア゙ア゙█%█ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙█ア゙#ア゙ア゙ア゙%ア゙ァ!█!!」
 世界を壊滅させるような大絶叫。
 マオの無念と怨念のすべてを爆発させるかのような叫びは、狂ったソーシャルディーヴァの恐怖心をも喚起させ、その精神を激しく揺さぶった――。
「怖い! 怖い! 怖い! ゴミィイイイイィイイ!!」
 恐怖で表情を歪ませ、顔色を青ざめさせながら奇妙な悲鳴を上げるクライン。
 本能的な恐怖だった。それは精神の均衡を崩し、パニック状態へと陥らせる。
――ドンッ、ドンッ、ドンッ!!
 無闇矢鱈にぶっ放されるブロワーキャノン。砲弾は誰もいない壁や床に次々と着弾し、クレーターのような陥没を作っていく。 
 当然、強力な兵器の連続使用は大量の動力を消費する。その源は使用者の命――。
 だが、クラインはしばらくすると気分が落ち着いてきたのか、発砲を止めてしまう。
 すると、再びユーベルコードを発動させ、眼前にテレポートするマオ。
「――――Gア゙ア゙█%█ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙█ア゙#ア゙ア゙ア゙%ア゙ァ!█!!」
 恐怖心を呼び戻す大絶叫。パニックを起こしてブロワーキャノンを乱射するクライン。つまりは無限ループである。
 こうして、クラインは自らの部屋を破壊し瓦礫や粉塵で汚しながら、肉体を自壊させていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ゼロ・クロニクル
アモン(f24679)と行動

ここは大規模なフラスコチャイルド製造施設だそうだ。
貴様の生まれ故郷じゃないのか?アモンよ

あの娘が例の、デミウルゴス式偽神細胞とやらの被験体か。既に
正気を失っているようだな。哀れな…。
拙者に少し考えがある。まあ見ていろ。

【忍法・千変万化】を発動。《化術》の極意で
自在に飛翔できる黒い砂塵に身を変えるぞ。
当然相手は掃除をしようと、フォビドゥン・アップルで
戦車と人型兵器を出してくるだろう。できるだけ距離を取り
頭上高くまで舞い上がれば、奴は躍起になって機械の
出力をどんどん上げていくだろう。
拙者はこのまま逃げの一手で奴の自壊を誘う。
アモンよ、トドメは貴様が刺すがいい。


アモン・スメラギ
ゼロ(f24669)とタッグで。

わからねぇ…ちっさいトキの記憶は曖昧なんだ。
なんとなーく懐かしいニオイはすんだけどさ。

あの子…機械と一体化してんのか?
もう会話も成り立たない感じだな…限界が近い。
さて、どうするよ?
ゼロが変化の術を使うなら、俺は道具を使わせてもらうぜ
殲術試薬を開封し、《薬品調合》。
そこいらに《投擲》して爆発させれば、ガラス片やら
薬品やらで床がかなりの惨事になるはずだ。
これだけ汚しまくれば、相手はお掃除ロボットを
出してくるに違いないぜ。
そしたらUCでミュータント猫を召喚。ふよふよ飛びながら
猫パンチでロボを攻撃して、時間を稼ぐぜ。
あとは光のバリアの《オーラ防御》で味方の支援な。



●フラスコチャイルド製造施設
「ここは大規模なフラスコチャイルド製造施設だそうだ。貴様の生まれ故郷じゃないのか? アモンよ」
 ゼロ・クロニクル(賢い動物のストームブレイド・f24669)は、隣を歩くアモン・スメラギ(フラスコチャイルドのソーシャルディーヴァ・f24679)に尋ねる。
「わからねぇ……ちっさいトキの記憶は曖昧なんだ。なんとなーく懐かしいニオイはすんだけどさ……」
 アモンは首を傾げ、薬品の充満した空気を嗅ぐかのようにわずかに鼻をひくつかせた。
「こういう施設はどこも似たようなものだからな……おっと、ここが最下層、敵がいる部屋のようだな」
 二人は最下層の収容施設『奈落の底』の重厚な扉の前で立ち止まる。
――この世界は穢れてるわぁあああああ! 私がお掃除してアゲルのぉおおおお! 邪魔しないでぇええええ!!」
 扉の向こうから女が絶叫する声が聞こえてくる。そっと扉を開き、中を覗く二人。 
 地下深くに作られた大広間。空疎で何もない殺風景な牢獄では、「クライン・ザ・ソーシャルディヴァル」が狂気的な笑みを浮かべていた。
「あの娘が例の、デミウルゴス式偽神細胞とやらの被験体か。既に正気を失っているようだな。哀れな……」
「あの子……機械と一体化してんのか? もう会話も成り立たない感じだな……限界が近い」
 歪んだ思想に囚われる狂気のソーシャルディーヴァに、二人は憐みのまなざしを向けるのだった。

●機械兵器
「さて、どうするよ?」
「拙者に少し考えがある。まあ見ていろ」
 ゼロはアモンに作戦があることを告げ、ユーベルコード『忍法・千変万化』を発動。
 化術の極意を駆使して「黒い砂塵」へと姿を変え、扉の隙間から室内に飛び込むと、飛翔体で空中を浮遊するクラインを眼前に捉える。
 相手を挑発するように周囲を飛び回る黒い砂塵。それを見たクラインの表情が憤怒へと変わる。
「汚い! 汚い! 汚い! 早く、ゴミクズをお掃除しなぁああああああ!!」 
 周囲に青白い光が発せられ、0と1の奔流が迸り、二体の自律型機械兵器が召喚された。
 それは体高5メートルはあろうかという人型汎用お掃除兵器『ガーベジ・クラッシャー』と、体高3メートル程度だが長い胴体を持つ蜘蛛型の大型多脚戦車『ドリル・スパイダー』だった。
(長い腕の先のドリルで攻撃する蜘蛛型戦車……もう一体は巨人型兵器か。こちらのほうが要注意だな)
 ゼロは黒いゴミ袋のようなもので頭部を覆った巨人に警戒感を抱く。
 袋に空いた二つの穴。そこから覗くのは、虎視眈々と得物を狙う肉食獣の目だ。
――キシャー、キシャー!! 
 そうしているうちにドリルスパイダーが赤い二つの目を光らせ、攻撃を開始する。
 八本の足で自在に動きまわり、胴体の側面から伸びる6本のドリルアームを頭上に伸ばし、ゼロを執拗に狙ってくる。だが、ゼロはアームが届かない高さまで急上昇し、あっさりと躱してしまう。

 一方のガーベジ・クラッシャーは腕を伸ばし、左右の手に装着した鉄球で波状攻撃を仕掛けてくる。
 風圧とともに繰り出される豪腕は強力だった。
 だが、黒い砂塵となったゼロは敵の攻撃をすり抜けるよう飛翔し、致命打を受けることはない。
(拙者はこのまま逃げの一手だ。このまま出力を上げさせ、奴を消耗させれば自壊も早いはず……)
「何やってるのぉおおおお!! もっとがんばりなさぁああああ!!」
 クラインが叫び、自らの肉体を損耗させながら機械兵器たちの出力をさらに上げた。
 それはゼロの思惑通りの展開だった。作戦は成功し、機械兵器の出力はどんどん上がり、クラインは徐々に消耗していくのだった。

●お掃除ロボ
「ゼロが変化の術を使うなら、俺は道具を使わせてもらうぜ!」
 先陣を切ったゼロを見上げ、動き出すアモン。
 彼は「殲術試薬」を開封すると、薬品調合の知識を駆使して即席の爆発物を作成し、それを手投げ弾のように投擲する。激しい爆発音とともに、散らばるガラス片と薬品。 
 その音で地上の敵の存在に気づき、クラインはアモンに敵意を向ける。
「今度はこっちかぁあああああ!! クリーンボーイズ!! アイツを掃除してぇぇぇえええ!!!」
 青い白い光とともに滝のように流れ落ちたデジタル数字が瞬時に人の形に変貌を遂げ、100体以上の人型ロボットが出現する。それはボーイスカウト風の服を着て掃除用具を武器とする「お掃除少年ロボ」だった。
「早速、お掃除を始めます。隅々まで綺麗にしてください!」
 リーダー格の少年ロボが号令を出し、お掃除ロボ軍団が大挙して押し寄せてくる。
「お前たち、仕事だぞ!」
 敵を迎え撃つべく、アモンはユーベルコード『カモン・ウイングキャット!』を発動する。
 すると、頭上に光の輪、背中に天使の羽が生えた空飛ぶ猫『ウイング・キャット』が約80体召喚される。
 アモンはそのうちの一匹のウイング・キャットの喉を撫でると、その背にまたがりふよふよと浮遊する。
 彼の眼下には少年ロボの大群。周囲には空飛ぶ猫の群れ。
 お掃除ロボはモップや箒を持って空中のアモンたちを叩き落とそうとするも、その体高は80センチ程度。その攻撃が届くことはなかった。
 すると、今度はこっちの番だと、アモンは即座に反撃を開始する。
「行くぞ! 猫パーンチ!」
 主人の号令を受け、低空飛行で敵の群れに突っ込むウイング・キャットたち。
 ガツン。硬質化した肉球がお掃除ロボの頭部を次々と穿ち、破壊していく――。

●獣
 戦いは続き、ウイング・キャットの攻撃で山のように積み重なるロボットの残骸。クラインはお掃除ロボが減るたびに悔しげに絶叫し、追加で召喚する。
 そのたびにクラインの体は少しずつ崩壊に向かっている。このまま押し切れるだろう。
 アモンがそう思った矢先のことだった。
――グォォォォオオオン!!
 獣のような唸り声。地面が揺れ、お掃除ロボの残骸の山の前に腰を下ろしたのは、ガーベジ・クラッシャーだった。
 その頭部を覆っていた黒いゴミ袋は剥がれ落ち、獣のような顔が晒されている。
 バリバリバリッ。唐突にサメのような牙が生えた口が大きく開き、お掃除ロボの残骸が咀嚼され、呑み込まれていく。
 残骸は体内で唸りを上げる破砕機で粉砕され―ー金属片の飛礫と化す。
 そして、ガーベジ・クラッシャーの両手が開口し、砲口が完成する。
 その直後、砲口からビームのように発射される、無数の金属片の飛礫。その先には「黒い砂塵」があった。
「ゼロ!!」 
 いち早く気づいたアモンがウイング・キャットとともに突っ込み、ゼロの前で両手を広げて光のバリアを発動。
 光の壁が金属片の礫を弾き、そのまま二人は敵の射線から逃れる。
「ふぅ、危なかったな。で、どうするよ? あれと正面から戦うのはキツいぜ」
「アモンよ、拙者があの巨人を引きつけておく。貴様は本体に攻撃を!」
 機械兵器の出力を自在に変えられるのは、本体と繋がっているおかげだ。
 本体であるクラインにダメージを与えれば接続が切れ、召喚が解除されるだろう。
 それが機械兵器たちと戦っていたゼロの見立てだった。
 作戦が決まり、二人は左右に散開。
 ゼロは天井付近を高速で飛び回って敵の砲撃を躱すが、砲撃は次第に激しくなっていく。直撃を受けるのも時間の問題だろう。
(待ってろ、ゼロ。俺がケリをつけてやる!)
 アモンは最後方で浮遊するクラインに狙いを定め、ウイング・キャットとともに突進していく。
「ゴミィィィイ!!」
 猛然と突っ込んでくる敵に気づき叫ぶクライン。だが、既にアモンは目前に迫っていた。
――ドゥゥン!!
 アモンの攻撃を受け、クラインは破片を飛び散らせながら吹き飛ばされる。
 同時に二体の機械兵器は消滅し、残されたのは大量の金属片だけだった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アメリア・イアハッター
こんな傍迷惑な掃除屋さんを地上に出すわけにはいかないね
施設ごと綺麗さっぱりお掃除しなきゃ!

こちらをゴミと認識して攻撃を仕掛けてくるならば好都合
堂々とわざと敵の視界によく入る位置に移動してUC発動
風の舞台で只管踊り続け、自分と味方への攻撃を遮断しよう
The great gig in the skyから音楽も流し、声で挑発も続け、なるべく自分に攻撃が集まるようにして、味方の攻撃が通りやすいように

貴方のいうゴミとやらもまともに片づけられないなんて、大した機械ね
貴方が音を上げるまで、目の前でずっと踊り続けてあげる

でも敵とはいえ、自壊していく相手を前にしてのダンスは…
いつもより、楽しくは踊れなかったかな



●オンステージ
 ソルトレークシティ・フラスコチャイルド製造施設。
 最下層の大空間に築かれた収容施設『奈落の底』での戦いは最終局面を迎えていた。
「邪魔者は全員、排除してぇええええええ! ウギギギギギィィイイ!」
 壊れた絶叫とともに、「クライン・ザ・ソーシャルディヴァル」の周囲で青白い光が発光し、大量のデジタル数字の0と1が血飛沫のように迸る。
 そして、デジタルの海から這いずるように飛び出したのは、体高約3メートル、横長の胴体を持つ蜘蛛型の大型多脚戦車『ドリル・スパイダー』の群れ。その数はなんと10体。
 まさに命の炎を燃やし尽くすかのような勢いでの増産。人型汎用お掃除兵器『ガーベジ・クラッシャー』を呼び出せないのは消耗しているからなのだろう。
 そして、決戦の場に集まった猟兵たちも、激増した大型多脚戦車の対処に追われるようになっていく。

(このままでは敵に攻撃するどころではないね。ここは私がなんとかしなきゃ!)
 アメリア・イアハッター(f01896)は苦しい戦況を察し、機敏な行動に出る。
「この蜘蛛たちは私が引き受けるから、みんなは本体のほうをお願い!」
 周囲の猟兵たちにクラインへの攻撃を託し、大型多脚戦車を引きつける囮役を買って出るアメリア。
 彼女は周囲を走り回り、ドリル・スパイダーの群れを誘導した上で、飛翔体に乗って空中を浮遊するクラインの視界に入りやすい位置で立ち止まると、ユーベルコード『Winds Dance On Stage』を発動する。

 アメリアが軽快なステップを踏み始めると、その体がふわりと浮き上がる。
 彼女の足元には風で編まれたダンスステージ。目には見えない舞台が高くせり上がり、一陣の風が戦場を駆け巡る。それは戦場の味方を優しく包み込み、それぞれの体を保護していく。
(よし、これなら味方を守りながら敵を引きつけられる。今日も思いっきり踊るよ!)
 ミュージックスタート。『The great gig in the sky』からアップテンポな音楽が流れ出し、アメリアのダンスステージが開幕する。
 できるだけ目立つ場所で派手に踊れば敵の注意はこちらに向き、蜘蛛たちの攻撃は私に集中するはず。
 アメリアの思惑は成功し、クラインは怒りで体を震わせる。
「すぐにあのゴミクズを掃除! 早くしなさぁあああああああ!!」
 主の指示を受け、ダンスステージへと殺到するドリル・スパイダー。
 それぞれ6本のドリルアームを振り回し、アメリアへの集中攻撃を始めるも、ステージの周囲を取り巻く風がすべての攻撃を阻み、無効化してしまう。
 そして、アメリアはステージ上で華麗なターンを決め、挑発的にクラインを指差す。
「貴方の言う、ゴミとやらもまともに片づけられないなんて、大した機械ね。こんな数で私に勝てると思っているの?」
「お前なんか潰してやるわぁああああ !!」
 クラインは挑発に乗り、さらに2体のドリル・スパイダーを召喚する。すると表皮が剥がれ落ち、皮下から鮮血がドロリと流れ落ちる。
(我慢比べね。貴方が音を上げるまで、目の前でずっと踊り続けてあげる!)
 アップテンポなダンスを踊り続けるアメリアも体力の消耗が激しかったが、さらなる闘志を燃やし、アクセルを踏み込むかのようにテンポを上げ、全力のパフォーマンスを披露するのだった。

●崩壊
 アメリアに攻撃が集中したことで、決戦の場に集まった猟兵たちの攻撃が苛烈になり、クラインはさらに多くのユーベルコードの使用を強いられていた。過剰な力を行使した影響で体内ではデミウルゴス式偽神細胞が猛威を振るっていた。
 容赦なく破壊される体細胞。とめどなく流れ出てる鮮血。そして、ついに崩壊のときが訪れる。
「ウギギギギィィ! 壊れる……壊れた? お掃除する……お掃除されるのはワタシ? ドウシテ、穢れた人類なんかに……この世界で、ワタシだけがキレイナノニィィイイイイ!」 
 全身に亀裂が入り、血まみれになりながら、憤りを露わにするクライン。
 そして、朦朧とした意識の中で視界に入ったのは、ステージ上で懸命に踊るアメリアの姿だった。
 ゴミが輝いてる? ゴミのくせに、キラキラ……ゴミのクセに、キレイ……アイツはゴミなのに……ドウシテ……もしかして、ワタシのほうが……。
「そんなはずなぁああああああ!!!」
――バシャッ!!
 破裂した水風船のようにクラインの体が弾け、四散する。
 宙に撒き散らされた肉片は瞬時に黒い粒子となり、骸の海に還っていく。
 召喚された機械兵器やロボットも一緒に消え、安堵のため息をつくアメリア。
「でも敵とはいえ、自壊していく相手を前にしてのダンス……いつもより、楽しくは踊れなかったかな」
 心に小さなわだかまりを残し、アメリアは帰路に就くのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月10日


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#アポカリプスヘル
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#アポカリプス・ランページ
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#アポカリプス・ランページ⑤
#9/7シナリオ公開


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠神楽火・遥瑠です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト