●ハート・マークに傍観ふって
人っ子ひとりといなくなった。
肝試しに来ていたあの子もこの子も、どの子もその子も、影も形も残されていない。一人二人三人四人、お人形さんごっこと同じように『なく』なった。これは誰の所為かと壁に訊ねたら、がらんどうだとクスクス笑い。どうしてなかよく出来なかったのか問うてみた、だってアンタがすっとろいから――莫迦げた喧嘩も今日でおしまい。
夜を宿そう、夜を宿そう、混沌(ケイオト)の足音(ね)の届かぬうちに。施設を造ろうとんてんかん、立派な世界(ホテル)が完成しました。それでは今日の読み聞かせ絵本、袋綴じは大事にしまっておこうね――運命の赤い赤い、糸は切れない。
●グリモアベース
「貴様等、UDCアースにて行方不明事件だ。十中八九『邪神』の仕業だろう。原因を突き止めて早々に骸の海へと還し給え……幽霊譚が苦手な奴は首を振った方が好いだろう」
旧き良き幽霊のおはなし――頁はほどよく黄ばんでいる――を閉じ、机の上に置く。ふわりと嘲笑(わら)ったロバート・ブレイズは『こっちの方が化け物だろう』かと嘆息。
「暑苦しい日々を凍らすには丁度好い『肝試し』だと思わないか? 行方不明事件の現場はホテルだ。ちなみに『宿泊客やスタッフ』は居るらしい。混乱を招かない為だ。聞き込みをしても良いし探り尽くしても良い、総ては貴様等の腕次第だろうよ……一言付け足すならば『取り込まれないよう』注意せよ。あのメルヒェンは一種の狂気なのだ」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
幽霊ホテルで肝試し。
第一章。
幽霊ホテル探索です。
昼と夜で出来る事が変わってくるでしょう。
ネットその他を駆使して調べる事も可能です。
最終的に『君』が見たことが真実になります。
第二章。
眷属との戦闘になります。
第三章。
不完全復活した邪神との戦闘です。
――なかよくしましょう。
宜しくお願い致します。
第1章 冒険
『幽霊ホテル』
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POW : 実際にホテルに宿泊し、幽霊の痕跡を探す。
SPD : ホテルの従業員や宿泊客に幽霊の目撃情報の聞き込みをする。
WIZ : 文献やインターネットでホテルについて調査する。
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昼夜で彼等もしくは彼女等の貌は無い有ると変化するものだ。何方の時にも異常は蔓延る筈で、しかし、現状では『我々は何も知らない』。痕跡その他を探るには行き当たりばったりか入念な調査しかないだろう。両極端なシナリオが今、展開されていく――なかよしこよしで会いましょう。
※※※
第一章では幽霊ホテルを調べ、探る事になります。如何様な超常現象に出遭うのかは『猟兵次第』です。
こんな現象に出遭って驚きたい、正気を失いたいなどあればプレイングにどうぞ。
フィクションなんだからなんだって出来ます。ええ、とてもなかよし。
尾守・夜野
腹黒で通ってる僕が行くよ
(…ホテルの幽霊ねぇ
行方不明とは…
多分聞いた通り邪神がらみだろうし
狂信者が贄にでもしてんのかなぁ)
取り敢えず、行ってみなければ始まらないと泊まりにいこう
多分既に噂になってるだろうし、フリーのるぽらいたぁとして(※どういう職業的なのかは把握してない)取材ついでに泊まったと装うよ
スタッフとかに聞き込むけど釈然としないね
僕は外国…に来たのかな?
言葉がわかりゃあしない
持て成しに逆さに叩かれた拍手を尻目に言われた部屋へと参ろうか
さて、如何な呪いがこの身蝕む呪詛に勝てようか
4949号と書かれた札に苦笑しつつ、先程の人と後ろで首つってる人が幽霊なのかどちらなのか頭を悩ませているよ
ヒトガタ塗れの現実が痣(あお)く震えたとして、それを認識する事に如何様な苦労を『禍』けるのか。ズキズキとも痛まない、桃の表面は何故か傷み易かったのだ。エレベーターと称される箱庭の中で『通りすがり』の誰かさん、面白そうにただれ赫(かお)を向けていた――腹黒で通ってる僕が行くよ――表記(からだ)揺れに関しては考えている暇(とき)も無いのだろう、パーカーの裏側に飼っていたおまじないはとても生温(やさ)しい……行方不明者の行き先は邪神(かみさま)の胃袋(はら)の中とも解せ、その想像(イメージ)が膨らんでいくばかり。兎にも角にも受付の前、オマエはどんな職業(カバー)を被る――フリーのるぽらいたぁ。ところでルポライターって何だろうか。総てが嘘吐き(フィクション)に視えて仕方がない。
取材ついでの宿泊に二泊三日、いいや、四泊九日だと頭蓋の内側が啼いている。ふと思い立ってお隣のスタッフさん、事件(えほん)について訊いてみる――【ああ】【なかよし】【な】【あなた】【の】【※※※】――僕(きみ)は外国に来たのだろうか、海の彼方から理解不可能な音色が渡っている。持て成しに逆さに叩かれた拍手、キーチェーンは4949札憑いて。ははは、無意識からの苦笑。
ショウジョウバエにたかられた死体ごっこだ。
何方が幽霊(おばけ)なのか目玉では解せない。
さっきの人が本物か、首吊りの背後(きみ)が本物か。シーツよせつつ萌える悩みは消化(わか)り難い。ぎぃぎぃと軋んだ旧々ランプ、前頭葉の隅で嗤っていた――何もおかしくないではないか、ノンフィクションははじまりから赦されていない。
ハートのクイーンを呼んでくれ、寂しがりやなあの娘が癇癪(な)いている。猫の糞から染み出る高級感に満足し給え、と、壁紙が首を落とした。
ぐしゃぐしゃな記憶(ページ)の埋め合わせ。
成功
🔵🔵🔴
李・飛龍
…これが初依頼でいいのか、オレ。
まぁ、そうは言えるのだが、受けた以上はな…
で、行方不明が多発って、どこかに、異界につながるゲートがあるのではないかと疑うのであるが。
…長い手が伸びてくるか!!
七星剣喰らえ!
…こんな連中ばっかか、ここは。
切り上げて作戦練り直しだ。
首吊り死体の曖昧(もうろう)が脳天(おまえ)に触れたのは気の所為だろうか、ぶら憑いた世界観(かんかく)が蓋(ほね)を揺らし、深淵と称される滑稽に導いていく。嗚呼、幽霊案件(これ)が記念すべき初の依頼(シナリオ)で好いのかと展開、ぐずぐずと甲高く嘲(わら)って魅せた――まぁ、そうは言えるのだが――受けた以上は異常を除く努力を為さねば成らない。内臓と蒟蒻の違いを如何やって判断する、それに餓えていたのは人類そのものな筈だ。テレビ・スクリーンが自ら埃(ごみ)を払い、古びたカセット・テープを巻いて々いて……異界に繋がる門(ゲート)でも在りそうだ。だらしない連中は一昔前の栄光に縋っている。
だらりと垂れ下がった真っ黒い髪の毛がどくどくと心臓(はつ)から生えていた。たらふく喰われたのはおそらく誰かの設定(たましい)で、仲直りの証はお母さんの読み聞かせだろう――冥界からの死者なのか冥王星からの使者なのか。
沸き立った腕・腕・腕、悉くは利き腕だったのだ。七星剣喰らえ――! 人間の身体と同程度の強度だろうか、揮われた得物は蠢動(うで)を断っていく。こんな連中ばっかか、ここは……解体(ばらばら)と腕だった文字がパンフレットを求めている。寂しかった。寂しかったよ。運命の赤い糸に転がされて。
切り上げて作戦練り直しだ。
不意、突かれては探索(うご)き難い。
視界の隅で爛れたローブがブラブラしていた。
成功
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シン・クレスケンス(サポート)
「大抵のことはこなせますので、何でもお申し付けください」
◆人物像
・落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
・窮地でも動じず冷静に戦況を判断し切り抜ける。
◆猟兵になる以前の経歴から調査、情報操作、諜報が得意。
◆戦闘
【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾等の詠唱銃による攻撃や、魔術による攻撃を得意としている。
◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDC。闇色の狼の姿をしている。
こちらも追跡が得意(魔力を嗅ぎ分けている)で、戦闘は牙や爪で攻撃。
◆口調
・シン
僕/相手はさん付け(使役は呼び捨て)
~です、~ます、~ですか?等丁寧で穏やかな話し方。
・ツキ
俺/お前、呼び捨て。
~だぜ、~だろ、~じゃないか?等男性的な話し方。
理解する事に段階は要らないのだと局外者(アウトサイダー)が囁いたとしたら、オマエは縦か横か『首』の位置に迷う筈だ。暗黒(レヴィアタン)の一種が地上に出現するとは思えないが、嗚呼、獣(やみいろ)の牙が都会に在ると謂う故『否定』は出来ない。ぐずぐずと隅っこで蹲っている彼等は何者だろうか。垂れ下がった臓物(もつ)じみた貌(くち)があんぐりと照明ごっこをしている――彼方(あ)れが門(ヨグ=ソトート)の類だと嗤うならば無名(ネームレス)の頁にも写されよう。刻まれている、記されている、呪われている――にも関わらず、猟兵(おまえ)は冷静だった。
午後の読書タイム、その後に睡を貪るかのような、ほんわりとした異質性に近い。B級ホラー映画をげらげら愉しんでいる、傍観者が如き真似事だ。先程の首吊りもロングヘア―もたかが本物でしかない。嗅げば嗅ぐほどに解るとUDC(かれ)が説いたのだ。嗚呼、視界の裏側で大人しくしてくれないか、寂しい寂しい、独り主人公。
憩いの場がエレベーター・ホールだと謳うならば、その隙間(わずか)を縫うように『撃つ』べきだ。詠唱銃(えもの)から破魔(だんがん)を放てば容易な事、ホテル全体から絶叫が涌いた――狼が来たぞ! 食べられる前にラスト・ページへ逃げるんだ! 人々……と、謂うには自棄に雑な貌(いろ)……が惑っている。
お前、あれは眷属じゃないぜ、本物だ。わかっています、ツキ――誰だって化け物が出たら遁走するだろう、たとえ逃げ場がないとしても。
人々は狼に食べられてしまいました。
おなかのなかでなかよしです。
成功
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シャイニー・デュール(サポート)
『拙者は剣士でござります故!』
ウォーマシンの剣豪×クロムキャバリアです
真面目な性格ですが勘違いや空回りも多く、かつ自分がズレているという自覚もありません
正々堂々とした戦い方を好みますが、それに拘泥して戦況を悪化させたりはしません
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行為は(そういう依頼でない限り)しません
サムライというものに憧れていますが、正しい知識はありません
銃を使うことを嫌っているわけではなく、必要に応じて刀と内蔵兵器を使い分けます
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ぎしぎしと遊び始めた歯車は確かに、エスカレーターもしくはエレベーターの部品であった。転げ落ちた眼球は空をまわり、ひしひしと生温いホールを味わっている。迷惑ではないかと猟兵(おまえ)は思っただろうが、嗚呼、赤色の爛れにはマイナスが見当たらない。首吊り死体ごっこも受付のお嬢さんごっこも、此処まで至れば『人間』に等しい。いとしく撫でた隅々が天の川じみて門(つな)がりを認めている。
ぶつりと切り揃えた、マネキンどもの髪型(パッツン)がお出迎えだ。みんなみんな、無個性的で素晴らしいと□の枠が声を掛けてくる。それならば猟兵(おまえ)も断頭台に並んだら如何だ、しかし残念、目と鼻の先で満員御礼だ。マシンのお方は別窓からいらっしゃい。聴こえてくる、訊いてくる、なかよしなお知り合いさん。
拙者には『こんなに』ご友人がいたのでありますか。理解は出来ている。そう『誤認』している事はスイカの凄SAN地が囁いていたのだ。虚の現象を断ち斬らねば成らない、塑を為せば少なくとも『さっきの生首』は報われるだろう。
鎮圧します――胸部に内蔵された放水砲(くち)から、真っ白なインクが嘔(ぶ)ち撒かれた。蒔くように々くように、怪しげな壁面を封印(なが)していく。まるで『何事』も無かったかの如く、剥き出しのコンクリートが嗤っていた。
装丁を捲るなんてひどい人だ、なかよしの輪っか、洗わないで。近く近く、猟兵(おまえ)の白々に駄弁り寄っている。
――泥を思わせる執着心だ。
成功
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七星・桜華(サポート)
『天魔流免許皆伝、更なる高みへと!』
『一か八かの勝負?必要無いね!私達の勝ちだね!』
『後は派手に騒ぐんだ!誰も倒れないようにね!』
とある隠れ里に伝わる『天魔流』の免許皆伝で派生流派も含めても免許皆伝は一人
残像を攻防の両方に使い、腰に挿している6振りの刀と扇子を使い戦闘する。
闘う姿は舞っているかの如く空中戦もできる。
第六感や野生の勘と言う直感も鋭く見切るまでも早い。
先手後手問わず。
殺気や覇気が残像にまで残る程濃密。
常に最善を最短で気づき勝ってきた。
防御を無視した内部破壊を息をするかの様に行う。
柔剛の技を扱い両立させる。
消耗の回復に生命力を吸収する。
優れた第六感で賭け事も強い。
意外と家事も万能。
化け物に紫煙を贈り給え、咽喉が焼けたら上々だ。鬼面像に酒気を贈り給え、臓腑が赤染まったら万々歳だ。誰かの吐き散らした遊び言葉に散らし言辞、その意味を考えている時こそが無駄であり、蟻んこにも等しいルーム・サービスだ。嗚呼、このホテルの飯はひどくまずい。まるで死人が地獄で喰い尽くした、汁気のない柘榴ではないか。冷蔵庫をがらりと開けたならば数多の食材、これを活かさない『手』はないだろう。鼻歌混じりに掴んだ人参、成程、カレー・ライスの糧だけは揃えて在る。
健やかな赤茶を見せつけるかの如くに猟兵(おまえ)、探索を忘れて『ことこと』煮込んでいる。塑の貌(すがた)こそがある種の異常性だが、お構いなしだと豚肉をぐちゃどろ。血液っぽさを滓(のこ)すのは危険だ、ほら、爛れた断面にしっかりと火を通して……ウェルダン。ずるりとほぐれた骨付きのやつ、味見したら最高だった。
妄想の類なのか合法阿片の類なのか、ぬれ憑いた格好で複数が『み』ている。気づかないと思ったのか過去(かれら)、ふくふくと泡を吹かせて魅せたのだ。莫迦らしい、騒ぐのは最後の最後で十分だろう、現はスパイスに夢中で在ってくれ。群がった泥人形(もの)が掬いあった。きゃっきゃ。きゃっきゃ。
なかよくみんなで食べようね。
ごはんが炊けていないのは致命的だ。
何を驚く必要があったのか、衝撃を受けた俗物(もの)がざらざらと失せていく。豆鉄砲を喰らった幽霊が呆然と突っ立っていた。無害なアストラルならば一振りも要らない、サッサと大物(かみさま)の貌(つら)を拝みに行こう。
――最善は『こう』なのだ。
ハート・マークは突然に停止する。
成功
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マルコ・ガブリエル(サポート)
『初めまして、わたくしはマルコと申します』
『皆様を苦しめるのであれば、わたくしも情けは捨てましょう!』
『まあ、なんて美味しそう……! 宜しければ、一緒にいかがですか?』
笑顔が魅力的で朗らかな女の子です。実は故郷を滅ぼされて天涯孤独の身ですが、そうした悲壮感を仲間に感じさせることはなく、いつも明るく振る舞っています。
誰に対しても優しく、敵にさえ「できれば戦わず、穏便に事件を解決したい」と考えるような優しい性格ですが、無辜の人々を苦しめる悪い奴には心を鬼にして全力で攻撃をお見舞いします。
美味しいもの、特に焼肉をみんなで食べるのが大好きで、無事に事件解決した後はよく他の猟兵をご飯に誘おうとします。
かたかたと、がたがたと、猟兵(おまえ)の隣で啼いていたのは、いつも食んでいる弁当箱の『から』だった。何かしらの危険を訴えているのか、それとも自身が生み出した幻覚なのか。曖昧な内側(なか)でも絶やさない、絶やしてはいけないと太陽を貼り付ける。磔に処された聖人じみた輪郭でエレベーターのボタンを押した。ブー。ブー。ブー。重量オーバーです――そんな事はない筈だ、猟兵(わたくし)以外には誰もいない。ちょっとだけ壁が襞っぽく見える程度なのだ、聖痕(スティグマ)がズキズキと痛み始め――琥珀色の裏側で蓋(ほね)が警鐘(な)いている。
なんて美味しそうなカレーの香りだろうか。何処かから漂ってくるスパイスを頼りに一歩・一歩とホテル奥へと歩んでいく。ふと立ち止まればおかしな鼻腔、このぬくもりはハヤシライスの性質に近い――どろどろに融けた豚の皮膚あたり、ぬたぬたと粘り気の強い物質がさまよっている。
一人、独り、君はひとりだと虚空(そら)が告げた。あれこれと空想に引っ張られた先には伽藍洞(くうかん)が一個――端の部分が破けているのは気の所為か――おそるおそる、いいや、悲壮感はさっきの歩みに置いてきた。
この事件を解決できたら、皆で焼肉パーティだ。
中央(まんなか)に指先(ひかり)を注いだら暴かれた幽霊(しょうたい)、ぐにゃりと貌を遭わせたら赫・紅・朱・赤……暗黒にぽっかりとあいた、あか。吸い込まれそうになりつつも、猟兵(おまえ)は正気(しっかり)としていた。
嗚呼、無辜な存在としか思えない。
――どうして見ているだけですの?
成功
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第2章 集団戦
『傍観者達』
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POW : 静観
【自身から溢れ出続ける赤い液体】が命中した対象を高速治療するが、自身は疲労する。更に疲労すれば、複数同時の高速治療も可能。
SPD : 観戦
【自身の身体の一部】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【自身は弱体化。対象の装備武器を殺戮捕食態】に変化させ、殺傷力を増す。
WIZ : 観賞
【対象の精神に「生きる力」を削ぎ落とす衝動】【を放ち、耐えきった、或いは回避した者に】【強制的に自身の力の一部】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
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傍観者――と一纏めに成すのは難しかった。
ぽっかりとあいた赤色が、ずるずると下へ下へこぼれていく。液体(それ)には抗い難い魅力が在り、君達は無害だと理解してしまうだろうか。
ノンブルやルビは作品に力を与えてくれる、ならば如何して登場人物(おまえ)が拒絶出来よう。なかよしこよしで手を繋ぎ、殺戮と捕食に手を伸ばすのだ。大丈夫、この場にはたんまり餌(オブリビオン)が存在している。
ひた、ひたひた、ひたり、ひたり。
寂しがりだった誰かさんの為に、取り込んだ人を強くしよう。
※※※
傍観者たちは猟兵を『強化』してきます。
現状を打破する為には受け入れる事も必要でしょう。
正体不明のエネルギーを啜って、大丈夫だろうか?
尾守・夜野
【WIZ】
…やぁとりあえず、君は誰だい?
こと現在において、多分僕の認識なんて当てにはならないだろう
手の内でくるくる回すキーにため息一つ
さて、回っているのはだぁれ?
これが人なのか敵なのかオブリビオンなのか幽霊とかというものなのかわからないが…見るだけで攻撃とこちらが認識するような行為はしてこないらしい
んんん?
これは世に聞くUDC-Pとかいう彼らなのか?
眺めてくる彼らとそれを眺めるだけの僕ら
…??何かしたのだろうか
僕の中の俺が何時ものごとく、死にそうな感情を抱いてるみたいだが
わからないから眺め、多分彼らも興味深いから眺めてくるのだろう
「…とりあえず、組織に連絡入れておこう」
繋がるかはわからないけど
暗い、昏い、眩むような『赤』が楽園への招待状で在るならば、こののっぺりとした渾沌(あやし)げを如何様に解読(ほど)けると謂うのか。肉と骨に憑いたヒトガタがブルブルと、フルフルと、人類と称される依代(うつわ)に縋って魅せた。晒された心臓がどくん・どくんと暴走(あば)れ巡り、永続的に等しい呪いを注いでくる――やぁ。君は誰だい? 取り敢えずの質問に『それ』は首(セン)を傾けた。ぼと・ぼとと垂れていく液体(ねんせい)が瓶詰のザクロ・ジャムじみて戯れている。「こと現在において僕の認識(ひょうき)なんて当てにはならない」だろう。くるくると弄り尽くした鍵(キー)曰く、ちゃんと鎖に繋いでくれないか――大きな、大きな溜息。
回転し始めた目標が同じ開幕(ライン)に戻ってきた、何が歯車で何がネジなのか、判ったものではない。登場人物どもの台詞(ボイス)が耳朶を擽っている、それは人なのか敵なのかオブリビオンなのか。少なくとも幽霊、彼等に攻撃性は無いようだ――んんん? ピース・ピースだと囁いた、なかよしこよしなお隣さん。
眺めている。観て狂(く)れている。日が暮れるまでの傍観ごっこだ。ああ、何かしたのだろうか。したのだろうさ、死にそうな感情(もの)を『俺』が抱えている。わからないにわからないを足したとして、如何して解せたと笑えようか。
興味深い、その空洞(かお)が首(きみ)を知りたがっている。
組織に連絡入れておこう。
ぶー・ぶー・ぶー。おかけになった※※は現在使われておりません――ご都合主義(デウスエクスマキナ)が醜いのではないか、夢魔が囁いた。
大成功
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シン・クレスケンス
「焼き尽くして、骸の海に還して差し上げましょう」
詠唱を終えると顕現するのは異界の青き炎。
正体不明のエネルギーを取り込んだところで、既に彼―UDCであるツキの力を宿していることでこの身は異質な魔力に穢されています。
その手のものをあしらうのは慣れているんですよ。
生きる力を削ぎ落とす?
耐え抜いて、正気を保ってみせましょう。
この身を「狂気」に明け渡した先にある自身の姿と想定される絶望は重々承知しておりますので。
俺以外の奴に取り込まれるんじゃないぞ、と傍らで可笑しくて仕方が無いといった様子で嘲笑する狼も攻撃に向かわせて。
「ツキ、貴方にとっても相手に不足無しでしょう。遠慮無く『喰らい』なさい」
神は人類に停止ボタンを造らせなかったのだ、そっちの方が楽しくて愉しくてたまらない。最後の欠片(ピース)を千切り取る事は容易なもので、出掛かった獣(ひと)は帰り道を失っている。焼き尽くして、骸の海に還して差し上げましょう――無名(ネームレス)、轟々(ごぉごぉ)と猛り始めた混沌(カオス)が一面を晒し、顕現するのは青い炎(インフェルノ)――そこらで突っ立っていた爛れを複数体巻き込んで、啜れ啜れと赫(せき)煉っていった……結局のところ、遍くは似たり寄ったりだ。
正体不明(アンノウン)に正体不明(アンノウン)を融合(と)かしても、滓(のこ)るのはオマエでしかない。既に彼(UDC)の埒外(ちから)を宿している自身には『焼け石に水』とでも謂うべきか。汚れ穢れ冒されの繰り返し、この病的なまでに浸透した脳は――あしらうのに慣れている。ぎぃぎぃ、首吊り死体が招いていた。
正気を保ってみせましょう。頭蓋に埋め込まれた種を摘出するが如くだ、総てが片付く頃合いに誰が存在しているのかと自問自答。重々承知しておりますので――狂気に心身(にく)を明け渡したら最期、殻と絶望が待っているのだ。
背を這う触手が分裂(お)ちた。
何度目かの『――』がそれっぽく泳いでいる。
俺以外の奴に取り込まれるんじゃないぞ――嘲笑(わら)いと同時に狼(ツキ)が駆ける。貴様等(おまえ)に定められた個体(オブリビオン)、運の尽きだ。遠慮なく『喰らい』なさい。闇色(よる)に止まった梟も啼いた。
オーダーメイドだ、外套。
可笑しくて、可笑しくて、腹を抱えよう。
大成功
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秋月・華音(サポート)
私(わたくし)は人間の降魔拳伝承者×ゴッドハンドですわ
華麗にノブレスオブリージュがモットー!
よくお嬢様らしい口調と言われますわね
ユーベルコードは臨機応変にシナリオに合わせて使いますわ!
成功に向かって全力全開!
例え私が負けても倒せればよいのです!
対魔拳士らしく悪を挫きますわね
一応世間知らずな所があると言われますが一般常識はありますのよ?
アドリブ・絡み・敗北OK
NGは卑怯な手段を用いる事、正々堂々が一番ですわ!
バトル・シリアス・ギャグ・セクシーどんなシナリオでも歓迎です
私らしく勝利だけでなくあればぐぬぬでも屈辱ですわ!でも良いものですもの
お嬢様、某国から取り寄せた香り高い紅茶(あかいろ)は如何でしょうか。近くか遠くか解せないが、猟兵(おまえ)の鼓膜(まく)に妙な囁きが贈り混まれた。ぐちゃどろに注がれたミルクが台無しにし、支離滅裂へと貌ただれが凝視(み)つめてくる。くるくると金色(かみたば)を弄ばれたかの如くに蛞蝓、脳髄の表を這っていくのか――わからない。わかる筈がない。わかってはいけないとシナプスが警鐘(かね)を鳴らしていた。ボーン・ボーン・ボーン――高級感溢れるホテルの内部、それを小腸だと認識するのは当たり前だろう。ぐらついた頭部を必死に抑えてみる。
生きなければならない。練り上げた気を門(からだ)通し、ただ不乱に地獄を晴らしていく。いかれた歯車(なかみ)を直したならば如何だ、そろそろ滅してくれないかと過去(オブリビオン)が震えている――高高度から墜落(お)ちたいと願っていた、長い長い渦巻(つや)やかさはプリンセスの必須項目だろう?
筆舌に尽くし難い、かるい目眩(どく)は裏返り猟兵(おまえ)は彼等(あれ)を殴(な)でるべきだ。ぶくぶくと膨れ上がった、正体不明のエネルギーが派手に華麗に肉塊(てき)を蹴散らす。嗚々、お気に入りが赤く染まっていた。
――それらは悪だ。
――あれらは悪だ。
――悪で在るならば、邪で在るならば。
一般常識はありますのよ? 世間知らずだと嗤われようと『邪神』を狩る事に何の『憂い』が有ると謂うのか。びちびちと跳ねていた肉片を処理し、次の頁へと手を伸ばそう。インクには火葬がお似合いだ、だらりと垂れている観賞。
青々とした目玉が脳(どろ)溜まりに惹かれていた。
成功
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彩華・夜翔(サポート)
地味でゆる系な僕だけど、役に立てると良いな。
とりあえず可能であれば先制攻撃や不意打ちを狙うかな?
こっそり敵の背後とったりするの好き。
いい感じにみんなのサポートができたら嬉しいよ。
お手伝いついでに綺麗な景色が見れたら良いな、なーんて。
よろしく、ね。
戦闘は基本的には装備武器の双刃刀を使用。
スピードを活かした素早い動きで敵を翻弄するのが得意。遠距離や咄嗟の時の為にこっそり銃も持っている。
二人称(君(きみ)/名前+くん、さん)
いつも笑顔で戦闘中でも口調は柔らかい落ち着いた少年
アドリブは細かく気にせず遠慮なく!
共闘、負傷、ネタ等、何でもガンガンお好きにどうぞー!
星間宇宙の谷底(くらやみ)に一個の星(かがや)きを発見(み)たならば、天川(シナプス)を渡る事に如何様な躊躇を覚えるのか。ひとつひとつの屑紙(しわくちゃ)に酸素、送り混んで贈り混んで頭痛(いた)みを刻まれると好い。悦ばしさと愉しさの狭間で笑顔を忘れない、泣くな啼くなと夜鷹(ウィップアーウィル)が止まっている――弔いの鐘の名称(ネーム)を教えよう、この無名(ネームレス)を抱くべきだ。とても綺麗な景色が、直に直に注がれていく。最早、濯ぐ事の出来ない妄想(イメージ)が深淵(カオス)へと同化して――リ・バースだ、美しいものよ。
嗚呼、目と鼻の傍らで鏡面が局外者(アウトサイダー)を映して笑って異る。嘲りなのか幸せなのかわからない儘に、猟兵(オマエ)、ゆっくりと得物を揮う。超えた。越えた。何を乗り越えた……? 副王(ヨグ=ソトト)の虹彩が双子(はもの)を濡らしている。容易な事、正体不明(オブリビオン)が観賞(み)た。
あらゆる生力(エネルギー)の可能性が現、一として全を束ね『煌めき』を神意(プロヴィデンス)に変換(か)えていた。ゆるぅくふわふわ、捕らえようのない赤目(きみ)が黄金(つつ)まれる――爛れた貌は枯葉の如く。
安らかな終焉(ブック・エンド)が拗らせていた。
――表紙を舐った鉄製が支えて魅せる。
役に立てると嬉しいな。二度とハード・カバーに喰われる事はない、薄い絵本(かのじょ)がハート・マークを描いていた。栞は一枚だけ無料です。
エントランスホール、雑誌類が文句を垂れている。
成功
🔵🔵🔴
メアリー・フェアチャイルド(サポート)
デッドマンのバーバリアン×ウィザード、18歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、油断すると「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
歌え・唄え・謳え――奇怪(やけ)に調子が良いのは、締まりに締まり、勝手に憑き刺さったネジの仕業だ。正体不明のエネルギーとやらが工具(ツール)の貌(かたち)と化してギュイギュイ吹かしている。これならば弱気の自分と永久に解体(おさらば)出来るのではないかと考えたが世の中もあの世も、そう甘くはない。おそらく膨大な負荷が掛かってしまうのだろう――早々に、幽霊ホテルの雑魚(おさかな)を掃除(ロック)しなければ成らない。ゾンビもデッドマンもノリノリになるならば『このナンバー』と決まっている。さくっと弾こうか――歪んだ♪の題名(タイトル)は即興(いま)で在った、過去(オブリビオン)の脳無さげに届け。
蒼白の肌に滴れよ腐敗臭(あせだく)、掻き鳴らしたマッドアックスの味わいは如何だ。傍観者(かれら)は首を傾げてのったりと戯れている――如何した事か、愉しんでいる愉しんでいないに関わらず、ひどく遅いのではないか――接続(つな)がったのは独りでに落ちていた誰かさんの胴体(スピーカー)、食欲(きば)を向いた形態(エレキ)は強制の証(デスボイス)だ。
世紀末に奴(あれ)を聞かないなど勿体ない。
破裂(パンク)した頭(おつむ)の何が可笑しい。
緩む事のない打撃音(ね)が響いて響いて留まりを知らない。ブチ上げたテンションと維持されたパフォーマンスが状態(まま)にアンコールだ。愈々、最後の傍観者(きゃく)が卒倒しラスト・ページへと辿り着いた。
みんなでおうたをうたいましょう。
なかよしこよし、気の抜けるような多幸感。
成功
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第3章 ボス戦
『『『夜』の吸精姫』アリス・ロックハーツ』
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POW : 魔法現象『運命の赤い糸』
自身と仲間達の【敵とも“なかよし”になれる魔法現象 】が合体する。[敵とも“なかよし”になれる魔法現象 ]の大きさは合体数×1倍となり、全員の合計レベルに応じた強化を得る。
SPD : 魔法現象『吸血姫は“なかよし”したい』
【飛び出す絵本の魔法現象 】で攻撃する。[飛び出す絵本の魔法現象 ]に施された【“なかよし”になるための手練手管や魔術】の封印を解除する毎に威力が増加するが、解除度に応じた寿命を削る。
WIZ : 魔法現象『“なかよし”しないと出られない部屋』
全長=年齢mの【“なかよし”しないと出られない施設 】に変身し、レベル×100km/hの飛翔、年齢×1人の運搬、【飛び出す絵本の魔法現象】による攻撃を可能にする。
👑11
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ばたん――【幽霊ホテルが閉ざされた】
比喩でも何でもなく、不意の『ばたん』は『お友達を殺した君達』への涙だろう。夜はなかよくなりたかったのだ。夜はなかよししたかったのだ。なかよしとは何かって――みんながみんな、絵本の中でなかよしになれば、きっと寂しくないだろう?
人間もUDCも猟兵も、皆々なかよく絵と文字になっちゃえばカートゥーン、もう誰も悲しむ事はない。あの※(こ)だって運命の糸に絡まっているのだ。飛び出す絵本(せかいかん)に疑いを抱いてはならない。
出ないでほしい。出てはいけない。決して決して出られない。ハート・マークに接吻(キス)したら一切合切『なかよし』なのだ。
沢山ページに封じて、コレクションを集めるの。
混沌魔術(ケイオト・マジック)遊ばせて。
シン・クレスケンス
「僕自身がコレクションの一部になるのは御免蒙りたいですね」と苦笑して。
「俺も閉じ込められるのは勘弁だぜ」と隣でツキも不服そう。
―停滞は僕にとっては緩やかな死を意味します。戻って、研究を続けなくては。
寂しがりやさん、「なかよし」してあげられない代わりに、全力で遊んで差し上げましょう。
真の姿は、身に宿るUDCの力の一部解放。過去に失い、UDC(ツキ)の魔力の一部で補った右腕が黒い腕に置き換わる(元が不定形故、右腕は形状が変幻自在)
絵本の魔法現象にお付き合いしながら、ホテル内を探索。観察。
抜け出す糸口を探しましょう。閉じた頁?袋綴じ?
「混沌よ、立ち塞がりしモノを断て!」
カートゥーンはもうお終い。
御免蒙りたいですね――ノンブルとルビに否定(わか)れを告げる事は簡単だ、彼女(オブリビオン)のコレクションを拒絶(むげ)にして落とせば良い。陥れられた人物(モブ)に意思・意志を求めなかったのが最大の誤算なのだ。苦笑(にがむし)を噛んだ猟兵(おまえ)は彼(あいぼう)を横目に――閉じ込められるのは勘弁だぜ――不服そうな牙(えいり)が肉を定めていた。如何して『なかよく』してくれないの。この会話(せかい)は一方通行だ、凝視(み)られていた、読まれていた。寂しがりやさん――鬼ごっこよりも影踏みが大好きなのだ、複数の属性を混ぜ込んで一から十。
解放(ほうこう)――真が右腕(かいな)に纏わりつき、猟兵(それ)の在り方を物質化(こていか)していく。もしくは不定形化、黒く、暗く、闇く、ただ変幻自在(ショゴス)じみて――お付き合いしましょう。小さくなる薬と大きくなる薬がゲーミングこぼれ出した。たいへんだ、弟が熱発(りかい)したよ!
閉じた頁だと謂うならばホチキスの呪いを忘れてはならない、大事な大事なオマケなのだ。あの読み切りは大作家の手腕(ふで)と考えられる――袋綴じ? 山あり谷ありののりつけだ、彼方側からのハート・マークが遮ってくる。
貌のないカードキーが拍手していた。
混沌よ、立ち塞がりしモノを断て!
断たれた点線ははらはらと開いていく。
カートゥーンはもうお終い。文句を垂れている薄っぺらを巻いていこう、ペーパーなんたらは安価で良かったのだ。お姫様はうさぎを叩き殺す!
泣きそうになった、如何して針山に登っていないのか。
――過去にも現在にもわからない。
大成功
🔵🔵🔵
黒影・兵庫
(「閉じた世界で『なかよし』を強制とか管理者気取りかテメー!」)
わぁ!びっくりした!大声出さないでください!せんせー!
(「そりゃ安心安全な世界は素敵だろうさね!閉じ込める気持ちは善意なんだろうよ!」)
せんせー!キャラ変わってます!そんな口調でしたっけ!?
(「だけどアタシは嫌いなんだよ!そんな世界!理由なんてないさ!綺麗な壁を見たら穴を開けたくなる、そんな虫だからね!」)
破天荒すぎます...あと声を抑えて...
(「見てなよ!黒影!これが!せんせーの!生き様だぁ!」)
あ、勝手に召喚されて勝手に行動してる!
めちゃくちゃすぎる…
世界は貴様を何と認識(み)るのだろうか。万物は貴様を何と視認(み)るのだろうか。鴉に突かれた蛙や蟲の行き先はただの諦めでしかなく、嗚呼、如何して安心安全な場所がないのだろうかと浮かべていく。そんな現実(ゆめ)は在り得ない、彼等もしくは彼女等は懸命を提げているのだろう――故に――閉じた世界で『なかよし』を強制とか管理者気取りかテメー! 聞いた事も無いような声量で教導虫(せんせー)が響いた。大声出さないでくださいよ! 猟兵(おまえ)の言葉を耳にして尚、脳内(シナプス)は激しさを止めない。そりゃ楽園(せかい)は素敵だろうさね! 閉じ込める気持ちは善意なんだろうよ! 或いは『独り善がり』の嘔吐物(きたな)さだ、神とは全く下々(ひと)の事を考えていない。ああ、せんせー! キャラ変わってます!
口調(せりふ)が如何記されようとも構うものか、この頁いっぱい教導虫(おまえ)で埋め尽くすが好い。アタシは嫌いなんだよそんな世界! 理由なんてないさ! 綺麗な綺麗なコンクリート・ブロック、穴を開けなければ気が済まない。そんな虫だからね――抜け殻、抜け殻、彼方へ往くのか。何度か殴らねば腹の虫が鎮まりゃしない。破天荒が拳を握ればブンブン、羽虫の顎を侮ってはいけない。
見てなよ! 黒影!
これが【先生(せんせー)】の生き様だぁ!!!
滅茶苦茶(カオス)も此処まで至れば埒外(かって)で在るのも仕方がない。ずいずいと大股でお姫様に近づけばストレート、骨の砕ける音に血のなまぬるさ。背景(ちけい)諸共破壊して終えよ、その感情を殺す事は赦されない。
――噛み潰した蝗(ハート)がひくひくしていた。
大成功
🔵🔵🔵
尾守・夜野
………?
いつの間にかいなくなり、いつの間にかページの閉じる音
さてここはどこだろうか?
直前まではホテルにいたけれど
…って部屋?あれ…これってまさか、UDCで結構あれなあれなのかい?まさか
なかよくってお手手繋いであろと?
なかよしこよしも何も僕一人なのだが?
とりあえず、数を増やすよ…うん
出てきてる絵の内容はあまりわからないかな
というか理解したくないからシャットアウト
とりあえず、切れたらいいなーで仲良くなら殺し愛がしたい私がでた方がよかったかなーと現実逃避
お手手を拝借、砕いたのなら血肉の山、取り込めば仲良く出来るだろ?ダンスは嫌いかい?(※吸血・生命力吸収の方。宿敵さんを取り込むつもりはないよ)
白紙(くうらん)を味わう事もある種、読書として不可欠な要素(たね)だろう。されど決して萌える事のない、燃え滓じみた登場人物(ぼうかんしゃ)どもは如何だ。連中のしたたりが未だに膨大(ふく)らんでいる。ジリりりり・ジリりりり……黒電話の如くに脳味噌(しるけ)が弄ばれ、何度も何度も惹き戻し遭っている――いつの間にかいなくなった。いつの間にか頁が閉じていた。うとうとと睡魔(あくま)に誘われたとでも謂うのか、いや、眼前の邪神(て)は左右にブレている。さて、ここはどこでしょうか? 幽霊ホテルは最初から存在しなかったとでも? ご都合主義(デウスエクスマキナ)にも程度(ほど)が異る……部屋が蜻蛉じみて翔けていた。
あれ……これ、と、曖昧な言の葉の音で認識している。UDCで結構あれなあれ。あれこれ考えている内になかよしこよし、お友達はたくさん居た方が嬉しいでしょう。おててを繋いで同じ絵柄だ。総て吐き出されていたならば僕ひとり、とりあえず――増やせよ増やせよ大地の上、蝶々は焔で成されているのかい。
シャット・アウトだ、理解してはならない。
無限にわいた芋虫が穴あけて溝掘っての反芻横跳びだ、堕落した天使は最終的に人型と化し、その支離滅裂性は作者にも判断出来ない。内臓をブチ撒けた個体がひっくり返り、お月様お月様こねこね美味しそう――きれたらいいな。切れたら好いな。殺し愛たいお年頃の私、出た方が良かったなと現実逃避(エスケープ)。
お手々を拝借、握手したいなと三悪趣(じごく)への門。何もかもを取り込めば仲良く出来るだろう――砕けた骨を外したら血肉の山、吸い込んだ鱗粉は肺(わた)を焦がしていく。恋煩いの為に謳ってやれ、それを手繰る術はない。
ダンスは嫌いかい? 大好きに決まっていた、何故ならば彼女はお姫様なのだ。ずずず、ずずずず、じゅる、じゅるる……トマト・ジュースは泥っとしてくれ。赤い赤い酸っぱさを贈り混もう――カートゥーン描写は死んでいた。
大成功
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リディア・スカーレット(サポート)
ダンピールのビーストマスター×パラディン、女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
恋人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
静かな場所や花などの自然が大好きです。
人との会話は淡々とこなし、あまり私情を入れない様にしてます。
仲間は大切に思っており、仲間とは協力し合い
依頼の成功を目指します。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
貌には現(だ)さなかったが、だらだらと額(あたま)を濡らす冷や汗は止まらなかった。たくさんの小人たちに囲まれておんなじ方向、わけがわからない儘にぐるぐると回転していた。女の子も男の子も登場人物(なかよし)ならば寄っといで、酔い痴れたかのように手と手を繋ごう。何か、大切なものを代償に甘い甘い、素敵なシェイクにブチ混まれた眩暈(かんかく)が治まらない――如何やって抜け出すべきかと思惟している漿液、シェイク・ハンドに咀嚼されるのも時間の問題か。
その外套(マント)の意味を再確認(の)み給え、純白(しろ)く純白(しろ)く染めろと咽喉(かわ)きが鳴っている。力を脱(ぬ)いたならば大渦巻(ワールプール)の底無し、落ちても墜ちても痛くも痒くもない。ああ。お払い箱などと謂われたくはないのだ、玩具箱に返してくれよ、そのガラガラ。
かぎかっことルビが喧嘩してそろそろお終いだと栞(かみ)が触れている。停止した小人の群れの中、猟兵(おまえ)は深紅を揮うのだろう。淡々と成された破壊(ぼうりょく)、受け止める筆(すべ)など存在してはいけない。
獣は何処までも追跡する、お花畑で遊んでほしい。
クライマックスだと合体した登場人物(なかよし)ども、最早これまでだと猟兵(おまえ)は薙ぎ払った。がらがら。ぼろぼろ、音楽隊はダルマの類と見做される――あの子の為だと縋るならば、骸の海からやり直せ――陳腐(くりかえ)す無意味さを抱えつつ、破砕した岩(かたまり)と共にまた明日。
肝試しに来ていた誰かさん、自宅の戸をノック・ノック。
――運命の赤い糸は人力で絶えたのだ。
成功
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