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オカルト・キングの主張

#UDCアース


●つまり1999年は終わっていなかったのだよ
 驚愕(こえ)が学内に響き渡った事は言うまでもない。
 恐怖の大王は鴨と葱とついでに破滅をかついで地球上に召喚されると謂うのだ、ああ、部長、それは本当ですか。副部長だろう誰かさんが慄きと共に言葉を荒げる。
 そんな当たり前の事も理解出来ないのか、かの存在(アンゴルモア)はある種のエネルギーだと教えられなかったのか。即ちツングースカの咆哮はアザトートの偽装だったのだよ! 何度目かの絶叫――最早狂いを治める術はないのだろうか。
 獣の数字は箱舟に乗る事を赦されなかったのだ。もしも赦されていたならば如何して『世界』はこんなにも醜いのだろう。そう、総てはたくさんの色彩に溢れているのだよ! 外を眺めるが好い、乱立した環状列石を常識的に説明して魅せ給え。
 無理だろう。無理だろうさ。さっきも言ったとおりだ。

 2021年は1999年の続きなのだよ!
 黙示録の※頁目にそう記されている。

●グリモアベース
「な、なんですとー!!!」
 グリモア猟兵たる隣人は唐突に発狂した。ずれた目隠しを直す事もなく、その錯乱っぷりは異常としか言いようがない。誰が既に異常者ですって、黙れよこの地文!!!
「ごほん。UDCアースで邪神案件ですよ!!! え? 爺さんじゃないのは何故かって? 何故でしょうね。兎も角、世界が滅亡するって話なのでとっとと片付けなきゃヤベェです。なんか大学の校舎が見えたんでそれが爆発の種でしょうか――まあサークルか何かがやらかすんでしょうけど暴くのはテメェ等です、宜しくお願いしますよ」
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 アザトートの種子曰く、滅亡とは過去の事だ。

 第一章。
 学内に潜入したりして儀式の場を特定しよう。
 因みに何処かは考えていません。
 でっちあげても構いませんね!

 第二章。
 儀式の場をぶっ壊そう。
 そしたら完全復活は無効となります。

 第三章。
 不完全に復活した邪神との戦闘です。
 流されないよう正気を保ってください。

 何にしても世界の危機です。
 宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『学生たちは暴走する』

POW   :    怪しそうなサークルに全部参加してしまえ、学生のたまり場に溶け込んで情報収集だ

SPD   :    大学の裏サイトやSNSなどから怪しい噂を集めて絞り込む。学生の所持品やPCなどを盗み見る。

WIZ   :    大学の学生名簿や職員名簿から経歴を洗う。卒論や研究などから異常なものを見つけ出す

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 とある大学――ミスカトなんたらとは頭につかない――での日々はおそらく甘酸っぱい宝物(もの)と呼べるだろう。学生どもは勉学や遊びその他に励み、人としての在り方を刻んでいくに違いない。そのような場所で召喚儀式とは如何な異常(もの)だろうか、ああ、儀式場(げんいん)を発見せなば成らない。
 怪しげなサークルなどを探れば手っ取り早いだろうか。
 しかし。全ては君の脳味噌次第ではないのか。

 松果体に金属片を埋め込むなど時代旧れなロボトミーだ。
小鳥田・古都子
恐怖の大魔王だっけ。その頃まだ生まれてないなぁ。
紀元前の神話も四半世紀前の与太話も、知らない身からすれば同じ様なものなのかもね。

学生のふりをして調査してみます。サークルを見学して回ってる、って言い分でいけるかな。
こういうのって怪しいのは文化系だよね。漫研とかアニメ研とかゲーム研とかそういうのでしょ?現実とお話の区別がつかなくなる、ってテレビで言ってたよ。ネットで炎上してたけど。
とりあえずそれらしいサークルを巡って噂話を集めてみます。…意外と体育会系の陽るいサークルの方が集団的オカルトにはまりやすいのかもね。オタクの人達って結構現実的だし扇動されにくいの。



 1999年――恐怖の大魔王(アンゴルモア)がやってくる。その正体を暴く事もなく『日』は訪れたが――皆の健在(し)っている通り何も起きなかった。とある人物はエイプリル・フールが不意に出現(かおだし)したと謂い、とある人物は来年こそが最後だと告げた。嗚呼、結局のところは子供騙しの大事(よげん)だったのだ。紀元前の神話も四世紀半前の与太話も――からっぽの頭蓋骨からすれば同じような脅威・驚異で有る。そんなものなのかもね、と溜息(いき)を吐くようにして正面、リンゴン・リンゴンと鐘(チャイム)が鳴った。初めまして普通の女の子、遅刻だったのかい?
 いやいや、今日(こんにち)は祝日で授業はお休み。それでも人が多いのはサークル活動その他の所以(せい)だろう。彼方此方から楽し気な声が聞こえる――こういうのって怪しいのは文化系だよね。オカルト研究部とか漫研とか、現実とお話の境界線(くべつ)がつかなくなる――この前テレビで言ってたよ。
 ぼぅぼぅと燃えていたのを思い出しながらアテもなく廊を歩んでいく。とりあえず通りすがりの誰かさんに訊ねてみよう。

 そういえば最近、※※サークルのランニングの掛け声、おかしくなかった? そうそう、たぶんだけど『六百六十六』まで叫ぶとか?

 意外と体育会系のサークルが嵌っているのかもしれない。知りたがりの貌(つら)の方が現実的な場合も在るのだ。集団的オカルトは勧誘『する』人間から堕ちていく――たとえばアルコール、あの一気は絆に近い。
 窓の外、耳傾ければ獣の咆哮。

 664、665、666――種を撒くようなゴール・イン。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
最近の邪教の儀式は多種多様だからね。
とゆーか邪神自体もすごいことになってるから。
うん、美少女に変えて愛でたりとか…
やっぱり邪神より人間の発想の方がヤバくない?
ヤバいっぽい!
まぁ、それはさておき…どこを探そうか?
んー、邪神も萌えキャラにされてしまう時代。
もしかしたらアイドルになっている可能性も微レ存。
見方を変えればオタ芸とか邪教の儀式に見えなくもない。
とゆーことでアイドル研究部みたいなのを探してみようか。
地下アイドル?みたいなのを推していれば怪しい気がする。
秘伝忍法<香姫>で思考を鈍らせてやれば調査も簡単。
そもそも大学なんて多種多様な人間がいるからね。
鈍った頭なら怪しまれることはないでしょう。



 パッツン・ロングの戯言に惹かれない存在(もの)は居ないと考えられた、何故ならば世界は元々(ねもと)から狂っており、黄金色の馥郁に抗う口腔(もの)はない。内臓の深奥から漏れ出した、如何しようもない騒ぎ具合はある種人間の『日常』と言えるだろう。最近の邪教は多種多様だからね――蔓延る十人十色はレインボーに留まる事なく溺死(ひ)きズッてくるのだ。比喩するならば只管に回転する真っ赤っか、最早、神にすらも暴走(はし)りは止められない――発想力の方がヤバくない? 美少女の皮膚(かわ)を塗りたくられた邪神曰く、こんなお粗末な誤算は理解出来なかった。ヤバいっぽい! 初めましての銀髪なアナタ、もしやここの生徒さんではない……。
 まぁ、それはさておき。何処を探索(さぐ)れば適解なのかと甘ったるい蜜(みち)に問い掛ける。全く、萌え方を判断(げ)さないザイクロトルだ、そろそろ花のひとつでも咲かせたら如何だ――もしかしたら偶像(アイドル)になっている可能性も微レ存。感染するかの如くに言の葉を掘り進め、塑の先には黙示録(ノート)が待っている。振れよ、触れよ、降れよ、成程、大魔王ではなく女王様か。
 推し活を沈黙(もく)せる猛者(つわもの)など極少数でしかない、同類(おな)じ信者(ひと)で在れば話『遭う』のも容易なのだ。真っ暗闇の中でわっしょいされたのは悪魔なのか? 嗚々、リリスチャンカワイイヤッター!

 そのスメルは朦朧であった。

 アルコールに浸かった脳味噌を繰り寄せるなど、赤子の手をひねるよりも簡単だ。多種多様な輪郭(つら)が一斉に両手(うで)あげて讃美(うた)い始める。見様見真似で十分に――怪しまれる所以知れず、ただ鉛じみた頭(こうべ)が並ぶ。
 人で成されたミステリー・サークル、サイリウムの魔物が叫んでいた。

成功 🔵​🔵​🔴​

臥待・夏報
書類上はUDC傘下の私大に在籍させてもらえてたし、収容室から出られてからは施設を利用したこともある
でも、サークルってやつにはとんと縁がなかったな……

感傷的なこと言っておいて、潜入するのは初めてじゃないんだけどね
相手は大学生、勧誘行為を釣り出すのなんて赤子の手をひねるようなもの
目立たない服装をして、気弱そうな雰囲気出して、おろおろしておけば一発だよ
ほーら掛かった

えっボクシング研究会?
いい汗かいて理想のカラダ?
僧房筋を鍛えて身長180センチ……!?

わん!
つー!
ふっく!
だっきん!
あっぱー!
すとれーと!

あっ情報……情報収集しなくっちゃ
恐怖の大王って知らない?
えっ、知ってるけどパンチで倒す?
そっかあ……



 ブック・カバーはおかけしますか?
 ブック・エンドをお探しでしょうか?
 それとも、1999年代のハード・カバーがお似合いで?
 カワハギを煮付けにしたら美味しいに決まっています。

 書類上は組織(UDC)傘下の私大に在籍していたと『夏報さん』は認識(りかい)していた。収容室から出られてからは施設――おそらくは図書室の類だろう、マーマレード味の頁数がお気に入りだった、筈――を利用したこともある。でも、サークルってやつにはとんと縁がなかったな……そうだろう、猟兵(オマエ)はきっと帰宅部少女だ。ぬりたくられた貌(キャラクター)にのせられている。この感傷的な現実(おも)いに浸っている暇(とき)などなく、嗚呼、常日頃の如くに潜入調査だ。そんな咀嚼(た)べ方は初めてではない……黙示録の日に腸詰めを焼こう。
 赤子の手をひねったら瓢箪から駒が出た、駒から駒が出てもう一度駒だ。釣り出した勧誘行為(マトリョーシカ)はミリ程度にあほう面をさげている。教室(せかい)の隅っこな君、ちょっといいかい? ほーら掛かった。

 えっボクシング研究会???
 いい汗かいて理想のカラダ……。
 たくわえられたアルコールとぬかみそ思い出せ。
 僧房筋を鍛えて身長180センチ……!?
 影の胞子になんて勧誘(こと)だ、あれよあれよと流されて。

 わん! つー! どこか攣りそうなのはなんとなくだ。
 ふっく! ふくふくとした身体がないている。
 だっきん! あっぱー!
 顎を撫でられたのは『夏報さん』の方だ、ぜぇはぁ揺れる揺れる。
 すとれーと!!! 嫌なアイツはのっくだうん!!!

 あっ……水分補給を忘れずに、熱、中てられたらマズイ事だ……違う違う。情報収集しなくっちゃ。ハチミツ・レモンをほおばって、すっっっぱっっっ!
 ――恐怖の大王って知らない?
 つよくつよく、握り締められた拳、碑に叩き込め!!!
 知ってるけどパンチで倒す?

 そっかあ……。
 遠く遠くを見つめたらお空に届きそうでたまらない、ミステリー・サークルにブチ撒けた臓物(モツ)が気に触っていたのだ。成程、王様も肉塊で在ればきっと息絶える。見つかりっこない大脳に阿片を挟んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

黒曜・鵺
・さて、まずは情報収集というのはこういう案件にはつきもの、ですが……少し人の多い場所で私のような異人は少々目立ってしまいますな。
ここはナノマシンアーマーの光学迷彩により「目立たない」ようにして行動しましょう。いざとなれば液状化してどこかの影に潜めば何とかなりますか。

・こういうのは歴史研究、オカルト研究から洗っていくのが常道。ああ、サークルは回りませんよ。調べるのは卒論やゼミ研究の論文。「専門的に」「狂的に」調べるのは趣味レベルじゃできませんからね……「失せ物探し」めいた「情報収集」は望むところ。
アンゴルモアの邪神、或いは妄想が結実した存在。人がいる限りいつでも復活可能、といったところですか……



 白く、白く。塗りたくられた校舎の壁、裏返すように落書きしたのは何者だったのか。硝子窓を割り尽くす愚考(かんが)えはなく、ただ聳え立つような凍景(けしき)が映り込んでいる――テケリリ――無意識にもれた声(ことば)は誰に教えてもらったのか、少なくとも真面な猟兵(オマエ)は記憶していない。兎も角、まずは情報収集というのは冒険(アース)らしい始まり方で、雑に扱う探索者は存在しないだろう。しかし。この異人(みため)では何方が生物(なまもの)なのか判断し難い、むしろ、粘性に溜まっていた方がそれらしいまで在る――纏うべきは光学迷彩(ナノマシンアーマー)、効果時間が短くても十分な成果を得られる筈だ。最悪、どろりと隙間に這入り込んでブラック・タールを存分に活かしていけば良い。どこかの影に潜めれば何とかなりますか――こういうのは定石を踏んで弄るが正しい。
 歴史研究やオカルト研究その他を片端から洗っていくのだ。団子状に重なった趣味的(サークル)では物足りない。専門的に狂的に貪り啜れるのは極めて限られた人物(ひと)と謂えよう。失せていた文明を何処から掬っていく?

 溝鼠の考えそうな事だ。
 望むところですよ。
 666頁とはお約束ではないのか。

 アンゴルモアの邪神が『妄想の結実』で存在(あ)るならば多種『限度の無い』貌(もの)だろう。何度でも蘇る姿は、成程、王や神の冠が相応しい。
 ――黄ばんだ黙示録の写しには欠陥品と綴られていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜
ふぃー、大学のキャンパスに入るのも久々だねぇ。
こうして学生ライフをすごせりゃ良かったんだけどなーって、
不真面目な受験生だったし無理だったんだろうなぁ。
ま、それはそれとして。
同じ不真面目なヤロウを探してみますかね、っと。
どうするかって?カルトのやりそうな事なら、こうさ。

昼休みの時間中、学食へ何食わぬ顔で居座って定食を食いながら、
スマホと思念波でしれっと『情報収集』。
木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中ってね。
こう言う袖すり合うようなノイズの中で、
奴らは他生の縁を装って勧誘してそうだ。
テレパスで裏サイトの入り口を聞いて、静かに静かに探してく。
外れてくれるが一番だけどさ、どのテーブルが当たりかね?



 真っ白な面にクレヨンを撒き散らしたら目覚まし時計、何度も何度も叫んだって『なまけもの』は起きやしない。置き物を蹴とばすかのように飛び出せば横断歩道、信号機の悉くに掴まって大惨事だ――あの授業に遅れたら単位が貰えない――などと騒いでいた妄想(ころ)が懐かしい。なんて、こうしたキャンバス・ライフも夢のまた夢の内。不真面目な受験生(せいと)には無理だったに違いないか。ま、それはそれとして。同じ不真面目なヤロウを探すのにもってこいな時間帯はどうだ。真上を向いた針(しん)が胃袋を刺激している。カルトのやりそうな事なら、こうさ――がたり。テキトウな椅子に坐して待て、目の前には二番人気のB定食(セット)だ。
 何喰わぬ顔でも焼き魚は美味だ、塩の加減も丁度良く艶やかな白米が踊っている。云々と真剣に箸を繰る事なく撫でるべきはスマホ画面だ。思念(いと)をはわせての情報収集はお手の物、ほら、悪びれずに接続(干渉)していけば好い――木を隠すには森の中。人を隠すには人の中。匿名さん曰く、袖すりノイズが煩わしい。
 奴等は常に他生(えもの)を求めて『餌』と共に飛び込んでいる。勧誘のやり方もテンプレながらに上手いものだ。感応(テレパス)で数字(パスワード)を抉じ開ければ裏側、やけに真っ黒く、ちかちかした文字列。

 外れてくれるのが一番だけどさ。
 静かに静かに、黙示録が近付くように。
 検索ワードにつまずいた。

 どのテーブルが当たりかね? オカルト・キングが明日の運勢を占ってくれるんだって。さっき当たったぜ? 最初に開いた頁が666だったんだ。胡散臭ぇ……この会話(なが)れを追っていけば辿り着くだろう。
 獣がバイクに乗っている、それを見た貴女はアンラッキー。

成功 🔵​🔵​🔴​

播州・クロリア
恐怖の大王?そんなものが流行っていたのですか
まぁこんな埒外だらけの世界ですからね
ちらっと真実が見えてしまった不幸な方々が居たかもしれません
もしそうならUDC組織の怠慢ですね
最終学歴がカプセル内での睡眠学習である私には
大学内で儀式を行えそうな陰気な場所というのが皆目見当がつかないですね...
うーん、迷った時は踊るのが一番
ここはひとつ踊りますか
(目を閉じ、すっと手を真横にピンと伸ばすと{絢爛の旋律}で『ダンス』を始める)
影を暴くは光が相場ですからね
邪神どもを白日の下に曝して貪り尽してやりましょう



 タイム・カプセルにブチ込んだ、混濁と謂う宝物(にえ)の何とも心地酔い匂いか。ふくふくと膨れ上がった人間の脳味噌はいつしか妄想へと到り、それを悪用(つか)い始めたのが神々とも解せよう。そんなものが流行っていたのですか――数多の書物(ページ)に刻まれた力そのもの、象徴とも説くべき『恐怖の大王』。一目見れば強大だと『わかって』しまうのだ。理解(わか)ってしまうほどに現実は変換(か)わっていく――こんな埒外塗れの世界(うらがわ)に、一般が触れて落ちたならば如何だ。忽ち堕ちて同化していくのが常の負(マイナス)だろう。ちらりと視認して嗤った真実、虚(こ)の貌(ざま)では正しようがない。もし、そうであれば。
 組織(UDC)一同の怠慢(つみ)とも頷けるだろうか。ぴくぴくと動かした触覚(あたま)が『さわれ』なかった惨事だ、三時のおやつにミステリー・サークルを作られたに等しい――猟兵(おまえ)はグラウンドの中心で人間を謳えるのか?
 皆目見当がつかないですね。最終学歴=睡眠学習(カプセル)の中だ、蛹もしくは卵の頃合いに如何やってスクール・カーストを覗けると謂う。迷って迷って頭を痛めている暇はない。ここらでひとつ、ミュージカルでも観るべきだ。
 踊るのが一番――閉じた瞳(まなこ)が月で在るならば、真直ぐな両腕(かいな)は地球だろう。ぐるぐる、自転(リズム)を捺した瞬間、オマエの空は橙を映す。影を暴くのは光だ、光こそが黙示録(かこ)を証明してくれる。

 アバドーン、アバドーン。
 暴食の顎で白日の下に。

 貪り尽くしてやりましょう――引っ張り出された儀式場は『君が想っていたとおり』だった。校舎全体(せかい)から一斉に数字が聞こえてくる。666、666、666――真っ黒い予言が沸き立ち、ツングースカが再来するのか。
 他人の不幸は蜜の味、神意がわかってたまらなく。

 耳朶奥まで揺らすような、臓物はみでる大声。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 冒険 『禁忌の遺跡』

POW   :    力任せに完膚なきまでに破壊する。

SPD   :    仲間たちが破壊作業をしている間、周囲で眷属を警戒する。

WIZ   :    破壊する前にちょっと調査をもしておきたい。

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 地(グラウンド)に墜落(お)ちた種子(たね)は爆発せず、ただ人々に『汚染』を垂らしていた。ストーン・サークルじみた根を巡らせ、廻る世界を大王(まんなか)に引き寄せていく。先生も生徒も掃除のおっちゃんも関係なく、あの破滅(おわり)に身を投じたいと発狂(さけ)び始めた。最早【彼等を直す術はない】だろう。
 猟兵(オマエ)が為せるのは単純明快、この無駄に巨大(でか)い種子(いせき)を壊し尽くす事だ。そうすればたとえ『恐怖』でも力を削げる筈だ。だらだらと、洟垂れじみたものが主張(よ)んでいる。
 結局のところ世の中は、人の想いを隠せるほど大きくないのだ。
小鳥田・古都子
調査とは言え、普通の学生生活に触れられてちょっと楽しかったんだけどなぁ……。
ままならない世の中には慣れてるのよ。気分を入れ換えてお仕事なの。
遺跡を壊せばいいのね。【肉体改造】された機械の腕の【怪力】で掴んでパワー全開。【念動力】で更にブースト。ちぎっては投げちぎっては投げ。
邪神の遺跡だけあって、物質を壊しただけじゃ、本質や根っ子までは壊せてない気がする。
超能力と怪力を足すんじゃなく、掛け合わせた【超怪力】。破壊という概念そのもので、文字通り『本質を掴んで』引き裂くの。
もう世紀末はとっくに終わってみんな毎日楽しく頑張ってたんだよ。あなたなんかいらない。



 薄汚い運動着を洗濯する事は不可能だった、選択肢は何時だって残酷なもので、その平穏(ひび)は埒外(オマエ)に好意を寄せないのだ。よろめいた異常現象(エネルギー)が山の如くに憤慨(ふ)き狂い、ただ種子(いせき)の貌(かたち)だけを固持(も)っている――調査とは言え、普通の学生生活に触れられてちょっと楽しかったんだけどなぁ。酷な術(こと)に世の中はままならない、嗚呼、慣れていても僅かに脆弱(やわ)いものだ。気分を入れ換えてお仕事なの――のたうつ根っこが石碑(もじ)の真似事をしている、成程、いとしい意味(まじな)いは脳の所為で在った。
 壊せばいいのね。改められた肉体(しか)けを揮うには面白くない質(もの)だ、なめらかに廻る歯車(モンスター)を止める牙も爪もない。増幅(ブースト)させた両腕(アーム)で只管に削っていく――ちぎっては投げちぎっては投げ、ぐにゃりと加工された粘土はグミよりも軽かった――蚊や蠅の類をプチプチ潰すような。
 手応えが『ない』と感じたのは当たり前か。滓みたいに扱った破片には『おもさ』が皆無だったのだ。考えるべきは根本、概念的な『種子』としての在り方。こうなれば【神】を【紙】の如くに見做さねば成らない。文字通りだ。

 本質(カオス)を掴んで引き剥がす。
 裂かれた魂(かこ)は再生出来ない。
 ――破壊した。

 もう世紀末はとっくに終わってみんな毎日楽しく頑張ってたんだよ。暑苦しい掛け声も奇怪な早口も人が生きる為の糧なのだ、勝手に冒涜(おか)しては赦されない。あなたなんかいらない――漬け込んだものを洗い流してしまえ、塵箱に喰わせるのも『かわいそう』だろう。くれてやった声帯が遺跡には付いていない。
 虻も蝗も十、唱せないのか。

成功 🔵​🔵​🔴​

播州・クロリア
いきなり現れたかと思いきや随分と派手に暴れてくれますね
迷惑極まりない貴方を欠片すら残さず壊して差し上げます
できれば壊れた時の悲鳴を聞きたかったですが
崩れる音で満足するとしましょうか
(直立し左足、右足の順に大地を踏みしめるように力強く足を繰り出し、左腕、右腕の順に押しのけるように勢いよく腕を伸ばすと{岩石の旋律}で『ダンス』を始める)
一つ踏んでは岩を砕き
二つ踏んでは大地を抉り
三つお前の頭を踏み抜く
良いリズムでしょう?
練習したんです
壊しがいがあるものを粉みじんになるまで壊す練習を



 執着性と粘着性を備えている、そんな化け物が世に存在するとしたら『どう』対処すべきか。光物が大好きな鴉にも理解出来ない、対処出来ない『食べ残し』と言えるだろう。ぶくぶくと泡立ったケミカルが人間の意識下に潜伏し、崇拝(いの)らせる貌(さま)はスッカスカの隕石(たね)に等しい――いきなり現れたかと思いきや――ド派手な大暴れにも程度(ほど)がある。台本を読まずに物語を進めるつもりだと嗤うのか、恐怖の大王(アンゴルモア)とやらは思った以上に雑な過去(いきもの)らしい。迷惑極まりない貴方を欠片すら滓(のこ)さず壊して差し上げます。現世に浮かんできた代償は重くなければならない、嗚呼、白痴な表面がひどく憎たらしい。
 できれば壊れた時の悲鳴が聞きたかった。できれば砕けた時に涙を見たかった。できれば崩れた時の色合いが知りたかった。しかし神意(プロヴィデンス)がなければ無価値だろう、核(アザトート)がほどける音だけで満足しなければいけない――川も海もそれこそ宇宙も、微動にしないのは何故かを此処に。
 右へ、左へ、力任せに舞台(えん)を踏め、直立状態から始まった旋律(リズム)は岩石(ダンス)に発展(つな)がっていた。四肢を荒々しく、猛々しく揮ったオマエは、嗚呼、一つ踏んでは岩(たね)を砕いた。
 二つ踏んでは大地を抉り。三つお前の頭を踏み抜く――出る杭は打たれ嗤う蓋は討たれるのだ。良いリズムでしょう? 雄々しさの足跡(あと)が暗黒を換える。練習したのだ、蟲の一念は『徹されて』いる。

 壊しがいがあるものを粉みじんになるまで壊す練習を。
 ――十の災いを再現(うつ)し給え。

 伸ばせ延ばせ圧し浸けた、碑(くず)に容赦は要らないだろう。折れ曲がった真っ黒は愈々丸ですらなく、空気(から)と共にふいて往った。
 完膚なきまで教えてやれ、怪物大の底力。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜
さーて、どしたい狼狽えて?
アンタら何を望んでた?
よくよく考えてもみろよ、例の大王は20年ちょい前の代物だぜ。
時代遅れの価値観をアップデートしやがれってんだ。
え?2012年マヤ暦?よく更新したねぇってかそれも古いじゃねぇか!
そんな流されやすい連中にゃ、ちょっと痛めのオシオキだ!

儀式を続ける連中に、祭りは終わりと空に向けてSMGをぶっ放し、軽く『制圧射撃』を行う。
そして脅して花火がてら、電撃を降らせて【布石】を打つよ。

直すが無理ならより壊しちまえ、
ショックで空いた意識の隙間に『催眠術』で暗示を仕込む。
この場にゃ逃避衝動がうってつけだろ、さっさと蜘蛛の子散らしておくれ。
主催の黒幕さんは残るだろうね?



 愛しい、厭しいと突っ伏した植物の種が、ひとの膿(にく)を掻き分ける貌(さま)は滑稽だろう。新しさを求めずにただ掘り続けていく面は如何にも『無』く、無垢な脳味噌(パソコン)が遅延行為(のろのろ)と遊んでいた。さーて――暑苦しい世界のなんと狭い事か、肩や背を濡らした汗は脂くどく、口説かれた悪夢は現実に飽きないのだろう。どしたい、狼狽えて。度し難さに苛まれた人類史の囁きだ、これを嘘だと見抜ける頭(おつむ)が見当たらない――アンタら何を望んでた? よくよく考えなくてもわかる現(こと)だ、恐怖のナンタラは20年ちょい前の代物。物々しく扱うには埃塗れの林檎(かじつ)なのだ。時代旧れの価値観をアップデートしやがれってんだ。ならこの予言は如何だ! 2012年マヤ歴……2と1が逆転している、可哀想に。幾等積み重ねても、頁が増えたとしても、言辞の反芻では食っちゃ寝と等しい。
 よく更新したねぇ――溜息(あき)れてものも言えないとは現状(これ)のこと。流れに流れて遡り、過去(オブリビオン)の戯言に触れているのはアザトートか。そんなうるさい連中には『ちょっとした』仕置きがお似合いだろう。痛くても痒くても『こたえて』くれれば丁度いい。
 祭祀(まつ)りも再起(おこ)しも此処で終いだとSMGが空(こ)を裂いた。綺麗な花火が『タタラ』と躍れば踊らされ、布石は足元(した)だと教えてやれ。網目模様(トラップ)がポルターガイストじみて脳と蓋を塗りたくる。

 瞬の間に仕込んだ暗示の名。
 うってつけだろ、逃避衝動(マッドネス)。

 さっさと蜘蛛の子散らしておくれ。遅れる子(ひと)ひとつもなく、狂想が儘に失せていく。おそらく黒幕は残るだろうが――果て。彼方(あ)の貌色は此度の邪神(てき)だったか? 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
 ――憑いてきたお前の輪郭は三桁ではなく四桁だろうさ。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
リリスチャンカワイイヤッター!
って感じでオタ芸を極めようとしてただけなのに…
まさかこんなことになるとは…
まぁ、オタ芸との因果関係は証明されていないし。
僕は悪くないっ!
でも念入りに遺跡は破壊しちゃうのです。
別に証拠隠滅の意図とかはないですよ?
巨大な建造物を破壊する爽快感を味わいたいだけなのでー。
秘伝忍法<飛槍>
徹甲榴槍が構造物を掘削し、その上で爆破する。
螺旋槍がぐるぐるしてどっかーん!
イメージ的にはトンネル工事?
まぁ、そんな感じで破壊していくのですよー。



 右へ左へキレッキレな「イリスチャンカワイイヤッター!」を極めようとしていたとはオマエの話(段)、その熱意は成程、ある種のメイドスキーに似たマニアであった。まさかこんなことになるとは――眼振(ぶれ)ていない紫でも平行線(むこう)、水をかけるような崇拝(ろん)が続けられている。種子(いせき)を囲んできゃっきゃする連中は如何にも『戻ってこれない』らしい――まぁ、オタ芸との因果関係は証明されていないし。何よりも埒外として為すべき事を成した結果(まで)だ。現状は最悪だろうが直々(じかじか)と邪神の領域(テリトリー)に寄っている。僕は悪くないっ! 否定するものも肯定するものも居ない――黙示録に夢中――のだ、堂々として存在(あ)れば好い。でも、念入りに遺跡は破壊しちゃうのです。禁忌の頭文字(あたま)を叩かねば治る脳も治らない。別に証拠隠滅の意図とかはないですよ? 味わうべき爽快感と目と鼻の先、いいや、空と地の狭間なのだ。巨大な建築物(じゃま)が解体屋を拒んでいる。
 秘伝忍法<飛槍>――幾何学(もよう)描きつつ虚空(こ)を往った、複数の矛はロマン兵器と称するべき代物だ。徹甲榴槍(えもの)が種子(えもの)の奥へ奥へと回転破壊を繰り返し、芯(ずい)に到達したならばBOOM!!! イメージ的にはぐるぐるしてどっかーん! ああ、ボーリングが大好きなそんな感じ。
 トンネル工事の続きをしようか、機械式の掘削(咆哮)が呼魂(こだま)した。悲愴的なコンクリートが未熟な樹液(ち)を啜り、のたうちをやめる。

成功 🔵​🔵​🔴​

黒曜・鵺
・かの「予言」の「解」の1つ、「空から恐怖の大王が振ってくる」の模倣ですかね。しかしながら、これは現実にあって、ちゃんと壊せるもの。
どうせ、この中から「何か」が出てくるのでしょうし、ここはとっとと始末するに限りますね。

・私もまた人の想像より生まれた偶像となって動きましょう。も趣味人や年配の方には馴染み深い姿ですし、もしかしたら「勇気」で発狂を和らげられるかもしれませんね。

・後は単純明快。地を走り、空を飛び、拳で打ち、足で蹴り、光剣で斬り、爆弾で派手にやり、泥魔の手でロケットパンチ。「アニメ」のごとく暴れましょう。さて、派手なノックですが、遺跡の中の人、そろそろ出てきたらどうですかな?



 予言者が石版(いた)に如何様な文句(うた)を刻んだのか、専門家その他の面々は『ひとつの解』に辿り着けた。空から恐怖の大王が降ってくる――現状(いま)見つめたならば『それ』そのものとしか解答(い)いようがなく、ツングースカの傍らで焦げていた種子に近しい。ああ、これらが非物質的な模倣で在ればひどく厄介だったところだ。つまりこれは尽くが破壊(こわ)せるもの、どうせ胎内(はらわた)みたいな概念(もの)ならば小突いてしまった方が楽だろうか。とっとと始末するに限りますね。急がば回れなど添えている暇はない、世の中は隅から隅まで善は急げなのだ。想像し、創造し、塑の結果恐怖(にく)が作られるならば彼(きみ)の真逆もまた然り。人から生まれた偶像(かたち)を以て存分に揮って魅せると好い。
 趣味人(あなた)や年配の方(あなた)の記憶をほじくって、顕現(あらわ)すとしたら如何様な勇気(こころ)だろうか。もしかしたら発狂を和らげる拳(つるぎ)と成り得るやもしれない。天を突き地を裂くと歌え、嗚々、謳う声を潰していく。黒金(クロガネ)、黒金(クロガネ)、つよくきらめくそのすがた。

 猛ろよ巨神、暴れろ巨神――ガオーン!
 決めポーズと共に巨大化せよ、けちらせ邪悪な神々を。

 大地を駆け空を飛び、打ったパンチは幾トンか。蹴り上げた種子(たま)は宙の彼方、墜落(お)ちてきた塊を光(つるぎ)で両断! 続け様にド派手な爆弾ぶん投げて終幕(フィニッシュ)には、嗚呼、貴様オハコのロケット・パンチだ。泥魔(ぬかるみ)から逃れる事は出来ない――ゴールデン・タイムとは少しズレたか? 構わずにノック・ノック・ノック。そろそろ出てきたらどうですかな?
 ロケットエンジン噴き鳴らしエンディングでは如何走る?

成功 🔵​🔵​🔴​

臥待・夏報
本日の消費カロリーが666kcalを示した瞬間
スマートウォッチのあらゆる表示が狂う
時刻は6時66分だし、体温も脈拍も666になっている
夏報さんをなんだと思ってるんだ……

とりあえず周りの筋肉バカに麻痺毒、拘束、記憶消去銃のコンビネーションをキメておくけど
これで『直る』とは思えない、せいぜい時間稼ぎかな

さて、パンチで遺跡を壊せるほど夏報さんは強くない
こっちの仕事は主に『視』ることだね

猟兵たちの破壊行動を掻い潜り、遺跡の内部をできるだけ視認する
切って貼って瞬いて――得られるだけの情報を得たら、あるいは世紀末のもたらす狂気に飲まれたら
造りの荒い鉄骨や瓦礫を大量に『写』し出して、内部から遺跡を破壊しよう



 黒電話とスマートウォッチの狭間で彼等もしくは彼女等が当日、とても穢(よご)れたテレビ画面を睨んでいた。本日の消費カロリーは666kcalです。その警鐘(かね)と同時(チク・タク)、数多の認識(のうみそ)が狂っていった。666年6月66日6時66分666秒――体温666血圧666/666SPO6も666らしい。なあ、世界よ。夏報さんをなんだと思ってるんだ――莫迦にするのもいい加減にしろ、その薄皮を剥がしたパイナップルは666度の甘さを含んでいる。そんな外野(わいわい)を無視してとりあえずの行動。あっちでむさ苦しい筋肉バカにお注射だ。麻痺毒拘束記憶消去の三連コンボ、合法阿片でもキメていた方が幾等か正気だ。そうしなきゃあ治るものも治せないだろう?
 せいぜい時間稼ぎ或いは応急処置だ、救急搬送された胸筋がぴくぴく痙攣している。全く、反応に困るではないかと神様に訴えてやれ、ああ、神様『を』訴えた方が好いだろうか。兎も角、オマエに種子(たね)を壊せるほどの腕力などないだろう。見ざる聞かざる言わざる? いいや、猿真似よりはちゃんとした人物だ。

 こっちの仕事は主に『視』ることだね。
 破壊活動の隙間を縫ってカメラ目線の王様は何処だ。

 切って貼って瞬いて――這いずった痕(おと)を無碍にして、ただ静かに『もの』を暴いていく。この表面は666の質で成っている。あの数列は阿呆みたいな666の反芻だ。だらけきった賢者が666に獣を泳がせている。得られるだけの情報は脳味噌の芯だ――そういえば夏報さんは666人居たのだ、666もの星が頷いている。
 666の鉄骨と666の瓦礫が666枚『写』されていた。666も在った内部に666を詰め込んでようやく666が667に到達した。崩れるぞ……誰だ1足した罪人は!
 それなら、君にも視せてあげる。
 お前は『僕』をなんだと思ってるんだ、悪魔か天使か? 世も末だ。
 ――収容方法を燃やせとは罰則に書かれていない。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『オカルトキング1999』

POW   :    輝けピラミッドアイ
【黙示録という名の黒歴史ノート】から、対象の【この世を好き勝手支配したい】という願いを叶える【世界の闇の支配者(術者を裏切る事がある)】を創造する。[世界の闇の支配者(術者を裏切る事がある)]をうまく使わないと願いは叶わない。
SPD   :    愚かな獣に救済はない
攻撃が命中した対象に【666の刻印】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【黙示録的災害(術者も巻き込まれる)】による追加攻撃を与え続ける。
WIZ   :    アンゴルモア降臨
自身の【黙示録という名の黒歴史ノート】から【滅亡魔法(詠唱が長く途中で噛むと無効)】を放出し、戦場内全ての【生命活動】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

 邪神と称するにはひどく『人(み)』勝手な傲慢(つら)だった。金銭を舞わせ玉座に至った『その』貌(かたち)はふざけているのかと叫びたくなるほどだ。足をくんで嘲笑(にや)ついた人型は【今すぐ】に骸の海へと還さなければならない――ある意味での『自爆兵器』と謂えようか、嗚呼、分厚い書物は真実(ガチ)な黙示録(エネルギー)なのだ。ピラミッド・アイが輝いている。
 長く永く並べられた文字(ルーン)は『唱えられて』しまえば『終い』と断言(げ)せよう。彼が噛んでいるうちに決着をつけるのだ。
 今、此処で、世界は滅亡する――!

 お約束は不要だ、ユーベルコードを叩き付けろ!!!
 愚かな獣は奴自身だ。
播州・クロリア
金は人を狂わせる、つまり恐怖の大王とは世界中を金で埋め尽くし
人々を金の亡者にしてしまう邪神のことです!
…合っていますでしょうか?
ちなみに私はお金に興味が無いです
お金で時間が買えるなら話は別ですが
(目を閉じ、すっと手を真横にピンと伸ばすと{絢爛の旋律}で『ダンス』を始める)
私が見惚れる輝きはこのリズムです
美しいでしょう?
さぁ貴方もいつまでもブツブツ言ってないで!
(殴って胸倉をつかんで立たせようとする)
今すぐ踊ってこの輝きを手に入れましょう!
金も時間も記憶も命もすべて捨てて
踊り狂って消えましょう!



 人の目玉を曇らせるのはひどく光輝(きれ)いなコインだった。もしくは雑に積まれた札(かみ)で在り、それは成程、愚かなものだが大體(だいたい)合っている。つまり恐怖の大王とは世界中を金で埋め尽くし人々を金の亡者にしてしまう邪神のことです! 微笑に苦味を添えたならばオマエの貌(いま)と表現出来るだろうか、鴉の羽をむしるほど頭(オツム)が成立していない。兎も角――時は金なりとよくよく謂うが、果たして何者も逆転を許されていないのだ。故に――問答無用と『い』う事だろう。早口言葉をリズムで崩し、埒外(エネルギー)を此方に引き寄せる。閉ざした眼球は666幾等かと『み』る術も棄て、嗚呼、自らの舞台(さなぎ)にこもる。
 私が見惚れる輝きはこの旋律(リズム)です。蒼天(そら)には堂々の太陽(ひ)が昇り、絶対不変の美しさを証明(たた)えていた。ブツブツと呟(な)いていた誰かさんを連れ出そう、さあ、大王は【裸】に等しい。
 凹、となった顔面を玩具(カートゥーン)じみて揺さ振ると好い。最早舌と咽喉は正常に戻らず、異常を受け入れた頁(のう)にはたくさんの音符。今すぐ踊ってこの輝きを手に入れましょう! ミュージカルの開幕だ、タイトルを記す必要もない。金も時間も記憶も何もかもぶん投げた、ららら、餌を見つけた蜂のように。

 踊り狂って消えましょう!
 ショウ・タイムはまだ終を得ない。
 立ち上がれ(スタンドアップ)!

 アンゴルモアが女神で在ったならば夫(かみ)の上でズンチャカ愉しんでいる筈だ。盲目白痴(アザトート)の沸騰に続けて四肢(ね)を引っこ抜け。君のジャンルを問うてみたらむー、むー、ふざけて腐るしかない。
 ピン、とした両手。

成功 🔵​🔵​🔴​

黒曜・鵺
・ほう、出てきたのは詐欺の王様でしたか。しかし、その本が持つ力は本物、と。
では、油断なく。

・当たらなければどうということはない。と言ったのは想像上の人物でしたかな。私の場合は見つからなければどうということはない、という感じですが……オカルトにはオカルト。UDCアースではいまだ存在が不確かなこの姿で挑みましょう。ベントラー!

・UFOvs恐怖の大王。映画のタイトルとしてはどうでしょうかね。UFO形態で高速飛行を行い、かつ光学迷彩で「目立たない」ようにし、「暗殺」「騙し討ち」をもって大王の寝首をかきにいきましょう。
防御は不規則飛行と「オーラ防御」にて。

・次の世紀末までおやすみなさい。



 電話番号を教えてほしいと666回誘われた、そんなに執拗な人間が存在(い)たならば、たとえ頑固な人物でも折れてしまうだろう。反芻に反芻を繰り返した虚言はいつしか妄想と化し、果てには現実と写されたのだ。これを『詐欺の王様』と呼ばずして如何様に称すれば好い。何よりも厄介(たち)が悪いのは王様の手に『挟(あ)』る大冊だ。ぶくぶくと異質さを辞めない表紙(つら)は正しく真っ暗い歴史(もの)――では、油断なく。真四角だった粘性(タール)はカッ開いた三眼(め)を定め、何処かで聞いたか視たかした台詞を食んだ。当たらなければどうということはない。
 想像上の人物(さんぶつ)だったか、舌や精神に絡ませるかの如く。私の場合は「見つからなければ」という感じですが――目には目歯には歯、塵は塵に。オカルトにはオカルトで対抗(ぶつ)かると好い。ぷるるるる、ぷるるるる。正体不明の輪郭(なにか)が期待もしくは機体を寄せて手を伸ばす。樽の中身は赤ワインだ。
 ベントラー、ベントラー。UFOvs恐怖の大王、世界上映とは成り難いが『一部のマニア』には大ウケ間違いなし。しかし画面内(せかい)に映るのは王様、宙駆ける光学迷彩(きっかい)は視野(め)に痛くないのだ。

 次の世紀末までおやすみなさい。
 枕元にはストーンサークルが置かれている。
 全て倒されているのは人の意思か。

 黙示録(いなご)の大荒れが涌く前に怪光線(ビーム)が稲穂(にく)を焼き切った。不規則な飛行と共にないた衝撃(おと)が人型の神に効いている。爆ぜそうな身体を嘲笑った獣が術者(あれ)を齧っていく。
 不可視の敵よりも可視の王を舐った方が美味しいのだ。
 ――オカルト・キングはモスマンを怨んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

小鳥田・古都子
生命活動を停止させる攻撃なのね。あたしは99%機械だからきっと大丈夫、平気平気。
呑気な生身の脳を、補助脳が慌てて補佐。その1%が停まったら全部が停まるのよ。
膝まずいて足から「内蔵火器」のミサイル発射。爆発で牽制して詠唱を妨害、時間を稼ぎます。

【気象兵器】使用。悪の組織に仕込まれた未完成の試作兵器をUCで無理矢理起動。発する電磁波のバタフライ効果で世界に干渉。
嵐に地震や津波、どれも大災害だけど地球にとっては身じろぎしただけの事。
地球すら壊しかねない最悪の天災。【宇宙】属性の【隕石落下】。
【肉体改造】された頭脳の【瞬間思考力】で、暴走しそうな試作兵器を必死に制御。敵の頭の上に隕石を落下させます。



 蝶々が花へ花へと引き寄せられ、その蜜を吸うには所以が在った。たれさがった涎を拭う為の口吻(ストロー)はなく、彼等は着地の時に楕円形(かたち)を造るのだ。ざらざらとした物質を撫で浸けるかの如くに猟兵(おまえ)、奴の傲慢(つら)を視認(み)てしまった――恐怖の大王(アンゴルモア)の舌を引っこ抜けと、どこぞで閻魔(おうさま)が荒げている。生命活動を停止させる文句(こうげき)なのね。種子ではなく親(アザトート)を一目した結果と同等だ――でも。99%の機械(からだ)には問題などないのではないか。ちょっとしたボンヤリに生脳(のう)が振盪していた。大丈夫、平気平気。
 ひどく呑気な新鮮さだ、補助脳(はぐるま)が慌てて芯(ずい)を支えていく。その『1』が停止(と)まれば死に等しいのだ、最早一刻の猶予もない。地に膝を天にカタツムリを、開放(ひら)かれた内蔵(もつ)は何を発射(は)くと轟音(い)うのだ――ミサイル曰く、あの早口言葉を牽制(ころ)す事は容易い。
 組織(れんちゅう)もロマンには抗えなかったのだ、自身(おまえ)に埋め込まれたのは何も電気信号(ちつじょ)だけではない。未完成(カオス)を無理に起動(うご)かしたならば可視、電磁波(エフェクト)は無限が貌(さま)を孕むのだ――世界(そら)に繋いだニュース・キャスター、晴れ後……。

 愚かな獣に救済はない?
 獣こそが箱舟に選ばれていたのだ。
 はばたけば変動、墜とすには十分。

 地震・津波・大嵐――転がった赤子の癇癪に過ぎない、戯れを越えた大災害。最悪と呼ぶべきはオマエの召喚(よ)んだ絶滅だろう。宇宙からやってきた色彩の産声、ようこそ此処が『隕石』だ――爆ぜそうなプリンの名を忘れたのか?
 試作兵器を繰るのは容易ではなく、されど為さねば『本当』に終焉(お)わる。制御された塊(エネルギー)は寸前(すん)のところで微調整。玉座(ざ)を翳(かく)すと共に過去(1999)を破壊(つぶ)した。
 ミステリー・サークルなど無碍にしてしまえ。
 描かれた黙示など正しくない。
 普通の女の子が瞬間、やってみせた。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
オプションパーツが危険なタイプ。
そーゆーのは本体を叩けばいい。
基本なんだよなー。
つまり暴力で解決するのが一番です?
なんかされる前に速攻で殴りつけるですよ。
行動を起こされても無視して本体だけを殴る。
たぶんこれが一番楽な方法だよね。
とゆーことで…縮地法<死閃>
一気に間合いを詰めて斬撃を浴びせるですよ。
四連撃が全て命中すると相手は死ぬ。
命中しなかったら…斬撃に拘る必要ないよね?
魔剣を戦槌形態に変形させてひたすらぶん殴るです。
とっても野蛮な感じだけと、ね。
まぁ、偶にはこーゆーのもスッキリするですよ?



 一番楽な方法を選択するならば考えている時間(ひま)など皆無だろう。愚かな獣だと莫迦にされたならば、その通りに行動(うご)いてしまえば良い。相手が玉座(いす)に腰下ろし、嘲笑(ふんぞり)かえって存在(い)る場合は速やかに殺すべきだ。オプション・パーツが危険なタイプ、彼等の敗因は傲慢や怠慢でしかない――何事も暴力で解決するのが最適解(よろ)しい――なんかされてもなにかが『はじまる』前に滅ぼすのだ、嗚々、肉食獣が草食獣の筋肉質に圧倒されている。と、ゆーことで。刹(ふ)っ――と息継ぎの間、おおよそ0.5。1999から待っていたなんて随分と『気の長い』王様(アンゴルモア)だと思わないか? 予言者はとっくに絶えている。
 死閃(ひか)りとして視る事も叶わなかった、呪詛(まじな)いは過去(オブリビオン)の心臓(はつ)を定めている。一度目、かすれた。二度目、皮を削いだ。三度目、骨まで到達した――四度目、坐が転がって死(よん)からは逃れた。

 ホオズキの死刑宣告を受けなかったのだ。
 苦しんで苦しんで、痛みに溺れるのは運命だろう。

 大剣(つるぎ)は戦槌(なまり)と化し、悉くは野蛮性(けもの)に屈する他ない。一心不乱(カオス)を揮い続ける貌(さま)こそが鬼面像(おに)、表情(かお)失(ひしゃ)げるまでヒタスラ・ヒタスラと……殴る撲る。
 偶にはこーゆーのもスッキリするですよ? じゃがいも畑に広がった雑なクレーター、目の前にして『いい汗』を散らした。
 必ず殺さなくたって成しようは厭(あ)る。

成功 🔵​🔵​🔴​

臥待・夏報
【肉袋より産まれる雛】

……あのクソ女
まーた胡乱な状況を『僕』に丸投げしやがったな
血と灯油に混ざって汗のにおいがする……一体全体何してやがったんだ……?

まあいいか
僕は仲良し部活動なんかに興味はないし、好きなものより嫌いなものを数えるほうが得意だけれど
お前みたいな成金趣味の微笑《ニヤ》ついた男は特に大嫌いだ
この炎熱と悪臭の中で、その長ったらしい詠唱をいつまで続けられるかね
息絶え絶えに唱えきってみせたとしても
滅多刺しの焼死体にその術が効くわけもない

1999年にも
2012年にも
この下らない世界は終わっちゃくれなかった
いい加減それを認めて、黙示録《おもいで》と共に燃え尽きろ
死ねたほうが……たぶん、楽だぞ



 ぶちまけたスケープゴートが世界と呼ばれる棺と遊んでいる、ルルララと謳い始めた終末論(さよなら)があの日の夏報さんを嘲笑していくのか。ぐったりとした液体(もの)が発火性(ほむら)色に染まり、莫迦げた計算式をノートに書き加えて異た。ああ――あのクソ女。肉袋(アイホート)の無限(めだま)からこぼれおちた雫、うじゃ憑いた雛に名前をつけるなど勿体ないだろう。蝋燭は誰かさんに砕かれて寿命(いのち)の大切さを愚弄(おろ)して魅せ――まーた胡乱な状況を『僕』に丸投げしやがったな。ようこそアンダー・グラウンド、血と灯油と汗の臭いが呪詛と混ざっている。一体全体何してやがったんだ……錆びついたトンボがオマエを迎えた。
 まあいいか。騒々しい掛け声も忌々しい獣の涎も、纏めてしまえばタダの人類だ。僕は仲良し部活動なんかに興味ないし、好きなものより嫌いなものを数える方が得意だけれど――なんて破滅的な思考回路だろう、こんな柔らかかにぱんにクリームは注げない――お前みたいな成金趣味の微笑《ニヤ》ついた男は特に大嫌いだ。げらげらげら、蛆虫が涌いたような、おぞましい音色。ぞくぞくと這ってきたのは過去よりも現実的な嫌悪感(マイナス)と謂えよう。
 神様に縋るのと黙示録に願うのと如何違うのか、副産物(どろ)は真実を教えてくれない。絶え絶えの貌(さま)は二酸化炭素その他の暴力で、汚々、その渦中でも歪みは揃わないのか……唱えてやったぞ。唱えてやった。さあ、彼方(あ)の停止(ひょうしき)に羊を血抜(さば)くと好い……。

 滅多刺しの焼死体、歩く、歩く。
 この下らない世界は終わっちゃくれなかった。

 1999年にも2012年にも、2021年にも恐怖の大王はやってこない。ユートピアもディストピアもない、悦ばしい退屈の檻、ウィッカーマンとでも描写すべきだろう。いい加減それを認めて、黙示録《おもいで》と共に燃え尽きろ。
 死ねたほうが……たぶん、楽だぞ。藁々と群がったダイエット・コースの人影、燃焼(ころ)されるようにと走っていた……そりゃあ幻覚だとも。

 長ったらしい詠唱が肉の袋を睨めていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

アウル・トールフォレスト(サポート)
(基本好きにお任せします)
「今日はどんなところに行けるのかな?」

楽観的で感情豊か、夢見る乙女な性格の少女
年相応に無邪気であり、根本が人でない故に残酷

神出鬼没に出現し、気まぐれに歩き回り、楽しげに爪を振るう
猟兵の役割は理解し依頼も一応遵守しようとするが、それはそれとして楽しそう、面白そうで物事を判断し、それを優先して行動する

バイオモンスターの特徴として、肉体は植物の性質を持つ

戦闘では怪力の発揮や身体の巨大化、鋭い爪での引き裂き、捕食等の野性味溢れる攻撃スタイル
理力の扱いも得意で、体表で自生する蔓や苔植物を操り、防御や隠密に罠等サポートも行わせる



 人間性が恐怖を称えると謂うならば、果たして猟兵(おまえ)、複数睨(ひら)いた緑の名は怪物(モンスター)としか呼びようがない。踊り焼け砕け爛れの後に飛び込んだのは暗い暗い森の中、最早グラウンドも玉座もなく大王(ひと)は呆然(た)っていた。茫々と繁茂(ひろ)がる、高い高い枝分かれは決して逃さないの証拠(あかり)だろうか。莫迦々々しくてやっていられない、こんなにも暗黒(ふか)いならば舌も歯も狂わない――お化けなんて虚構だ、そうやって666を数えていく。
 何頁目かに差し掛かった黙示録が『ぼたり』と汁気に濡らされた。嫌な予感と共に膨れ上がったのは絶望感、上を見たら「あそぼう」「あそぼう」鬼さんは此方だ。貌無しの一がふらふら聳え、剣山が如くによろめいた――逃げなければならない。総ては予言者(クラ―カシュ=トン)の通りだろう、蟾蜍は干乾びていた。
 あの背の高い森に近づいてはならないよ。蝗害(アバドーン)ですら喰い散らかせない、虻も棲めないリトル・ガーデン。園丁の骸も贄(さ)されずに、嗚呼、助けてくれと過去(オブリビオン)が泣く……何かの鳴き声が掻っ攫った。
 わたし達(たくさん)に囲まれたオカルト・キング、ただの男の主張(きょうき)は届かない。いかれた最後の骨片も果実のように齧られた。
 学生どもの日常が囀っている。

 つまり、彼の1999年はようやく終焉(お)わったのだ。
 ツングースカに落ちた種子は灯台下に遭った。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年08月29日


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#UDCアース


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は榊・ポポです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト