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煌めく星空の下で

#アックス&ウィザーズ #戦後 #お祭り


●煌めく星空の下で
「荒野にあるバーバリアンの人達が住む集落の近くで、危険なオブリビオンが見つかったよ!」
 フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、事件の概要を伝える。
「強力な炎の魔法を使う綺麗な女の人の姿をしたオブリビオンなんだ。場所が荒野だから、逃げられない様にした方が良いかもしれないね。それで、バーバリアンの人達なんだけれど、猟書家から救われた事を凄く感謝していて、みんなが必要であれば、バーバリアンの人達も支援してくれるって言ってくれてるんだ。敵の場所に案内してくれるのは、その集落に住んでいるカリナさんっていう女の人だよ。武器は弓が得意なんだって。カリナさんに援護をお願いしても良いし、足止めや逃走を防ぐ為に、複数の人数が必要であれば、集落から仲間も連れて来てくれるって言っているよ。バーバリアンの人達も、ここでオブリビオンが暴れているのは大変だから退治したいんだけど、ちょっと大変だから、みんなに助けて欲しいんだ」
 それから、とフィーナは続ける。
「無事に退治出来たら、集落で小さなお祭りを開いてくれるって言ってるんだ。カリナさん達の住んでいる所は、星空に一番近いって言われている位、綺麗な星が見える場所なんだよ。お祭りで料理を食べたり、音楽とあわせてダンスしてみたり、星空を楽しんだり……みんなに楽しんで欲しいんだって。ここはお気持ちに甘えて、思いっきり楽しんでも良いんじゃないかな? 今の季節は星空を見るのには最適だし、最高の星空の下で、楽しい一時を過ごして欲しいな」


白鳥美鳥
 白鳥美鳥です。今回はバーバリアンの人達の協力も得られるものとなっています。
 シナリオ構成は2章立てになっています。
 第一章では、炎魔法を操るオブリビオンと対決します。バーバリアンのカリナさん(得意武器は弓)が案内してくれます。必要であれば援護もしてくれますし、集落から複数の仲間を呼んできてくれる事も可能なので、プレイング内に指示をお願いします。勇敢な方々ですので、頼りにして下さって構いません。
 第二章では、カリナさんの住む集落で、お祭りを開いて貰えます。星が降るような綺麗な場所です。バーバリアンさん達が作ってくれた料理(肉料理が中心です)や果物を味わったり、歌ったり踊ったり、星空を心行くまで楽しんでいただければと思います。なお、二章のみ、フィーナもお呼ばれすれば伺います。
 各章のみの参加も大歓迎です。お気軽にご参加頂ければと思います。
 なお、プレイングボーナスはバーバリアンの人達と協力する事になっています。
 ですが、特に第二章はそうですが、無理に関与しなくても大丈夫です(お礼を伝えると喜んでくれると思います)。

 第一章は、リプレイのお返しはある程度集まってからのお返しになると思います。
 第二章は、プレイング募集期間を設ける予定です。
 リプレイの再送をお願いする可能性は否定できないので、マスターページとTwitterも確認して頂けると幸いです。

 プレイングお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『紅炎の姫』

POW   :    降り注げ神罰の火矢(サモン・ザ・パニシュメント)
【天から降り注ぐ炎の雨】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    往け紅炎の下僕たち(プロミネンス・サーヴァンツ)
【竜蛇の姿をした紅炎】が命中した対象を燃やす。放たれた【「炎冠石を含む装備アイテム」×3本の紅】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
WIZ   :    来たれ地獄を走る赤(コール・ザ・インフェルノ)
【地の底】から【噴き上がる巨大な火柱】を放ち、【粘性の強い溶岩】により対象の動きを一時的に封じる。
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「こちらです」
 案内をしてくれるのはバーバリアンのカリナ。
 その向こうでは何やら企んでいそうな女性が立っていた。
「どうやら、この辺りを火で満たそうと考えている様で困っているんです。火に巻かれたら大変な事になってしまいます。討伐、宜しくお願いします」
菫宮・理緒
セナさん(f03195)と

これは、うん、あれだね。『愛に障害はつきもの』ってやつだね!

カリナさんとバーバリアンさんには、
距離を取って取り囲んでもらって、延焼と逃走防止してもらおう。

攻撃は、わたしたちが!

セナさんの姿をキャプチャーしたら、【フレーム・アドバンス】で早送り! 
行動の速度を上げて接近戦をしやすくしていこう。

「セナさん、すこーし速く動けるよ!」(実際は4倍速くらい)

セナさんやわたしに炎の攻撃がきたら、
【mist sprayer】で濃密な霧を噴霧して防御するね。。
完全には消せないかもだけど、溶岩を冷やし、炎柱の威力を削いでサポートするよ。

守ってもらったお礼は、お祭りで返さないと、かな!


セナ・レッドスピア
菫宮・理緒(f06437)さんと

みんなが暮らしてる所が燃やされちゃったら
…って、理緒さん!?そこでそういう事言っちゃうのですか!?

カリナさんやその仲間の人たちには、延焼と敵の逃走を防いでもらいます

理緒さんのUCでスピードアップしたら、その速さでかく乱しつつ接近
血槍で攻撃を仕掛けます!
その攻撃で【吸血】して、その血で錬血解放「融血浸獣形態」を発動!
武器を強化してさらに攻撃します!

敵が理緒さんに攻撃をしようとしてきたら急いで向かい
血槍を推盾携帯に変えて【盾受け】で防御しつつ
【かばう】事で守っていきます!

理緒さんには傷一つつけさせません!

また、可能でしたら理緒さんと一緒に溶岩や火柱を振り払います!


鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎
WIZ

相手は炎を自在に操って来る相手のようだね
なら、こっちは水属性で対抗するか!
手持ちの飴を媒体に固有結界・黄昏の間を発動
【多重詠唱】にて水と地の疑似精霊を同時召喚

地の疑似精霊には、火柱が発生する時の地の底の反応を感知してもらう
【瞬間思考】にて疑似精霊から受けた報告を基に【残像】を残しつつ緊急回避
【火炎耐性】はもっているから熱さには耐えられるかもだが、身動きを封じられるのは勘弁願いたい
溶岩は水の疑似精霊の力で凍結させその威力を相殺試みる

こちらが【残像】を残して敵の攻撃を回避したら、その隙を突き【カウンター】で水【属性攻撃】を付与した精霊の護符の【乱れ撃ち】で弾幕張り敵を削る


小宮・あき
連携、アドリブ歓迎です。

逃がさない工夫が必要なのね。
敵の強さを考えると、防衛ラインを任せるのは心配が、どうしても。
うん、私が防衛ラインになります。大丈夫、任せて!

UC【戦場のハレム】
自身そっくりの人物を102体召喚します。
手には全員マスケット銃。
防衛ラインに配置し【拠点防御】。敵の逃亡を防ぎます。

敵攻撃が3本なのね。
数は圧倒的にこちらが多いから、陣形を崩さず補充しましょう。

私自身は距離を取って陣形の中に埋もれましょう。
ふふ、【幸運】な方なので、きっと気付かれないよね。

これ、UC1発の効果なので、連射も可能なんですよ。
さすがに200体300体は多いけど、場合によっては召喚し【追撃】しましょう。



 バーバリアンのカリナに案内された先には何事かを企んでいる素振りの紅炎の姫。その名の通りその周りには炎が見え隠れしている。これが暴れたら、ただでは済まないだろう。
「私が防衛ラインになります。大丈夫、任せて!」
 逃走を防ぐ役に小宮・あき(人間の聖者・f03848)が名乗り出る。
「じゃあ、カリナさん達は、延焼の防止に動いてもらえるかな?」
「はい、お任せください」
 菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)の言葉に、カリナは仲間達を呼ぶと火が燃え広がらないように動き始める。
「場よ変われ!」
 鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は、飴を触媒として、水と地の疑似精霊に変換する。
「全員のフォローは難しいかもしれないけど、火柱が出るタイミングは地の疑似精霊が伝えてくれるから、回避の参考にして欲しい」
 ひりょの言葉に応えるように、地の疑似精霊が頷く。
「私はこれで囲みますよ」
 102体のあきそっくりの人物が現れる。その手にはマスケット銃が握られていた。
「私はこの中に紛れながら、陣形を崩さずいきますね。いざとなればマスケット銃で応戦も可能ですから」
 下準備は、ばっちり。後は、四人で連携を取りながら紅炎の姫を狙っていくだけだ。
 あきの102体のそっくりさんとあきが周囲を取り巻いた事に気付いた紅炎の姫は、慌てる。
「いつの間に、こんな人間が!?」
 紅炎の姫は紅炎を放って応戦するが、手数に対して圧倒的にあきの方がそっくりさんを合わせてずっと数が上。しかも、そっくりの人達の中で本人を見つけて攻撃をするのは難題。何人かそっくりさんは失うが、あきはその中をかいくぐりつつ取り囲む陣形を崩さない。
 理緒は、セナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)の姿をキャプチャーし、その速度を上げた。
「セナさん、すこーし速く動けるよ!」
「凄いです! 頑張りますね! 理緒さんの事もばっちり守りますから!」
 セナは自らの動きの速さを確認する。普段の4倍速くらいになっているだろうか。
「これでも喰らいなさい!」
 与えて貰った速度を生かし、セナは降り注ぐ炎の雨を縫って血槍を紅炎の姫に斬り付ける。斬りつけられた場所から溢れた血を吸血し、その血を生かして血槍を『融血浸獣形態』に変化させ、より殺傷力を増幅させて攻撃の手を緩めず薙ぎ払い貫いていく。
「ちょこまかと……! サポートしている者、共々……!」
 炎の雨以外に、理緒にも火柱が襲う。
「理緒さんには傷一つつけさせません!」
 それをセナは血槍を推盾携帯に変えて理緒を守った。
 同じく火柱の攻撃を受けているひりょは、水の疑似精霊の力を使って相殺を狙いながら、紅炎の姫への攻撃のチャンスを狙う。火柱の攻撃を残像に受けさせると、カウンターで水属性を付与した精霊の護符を弾幕を張る様に次々と放って体力を削っていく。
「逃がしはしませんよ?」
 紅炎の姫の動きを見ながら、あきは沢山のそっくりさんと共に動いて、マスケット銃を使って牽制する。
「セナさん、一気に仕留めよう」
「はい!」
 あきのマスケット銃による牽制で動きが鈍っている紅炎の姫に向かって、ひりょとセナは動きを合わせていく。
「覚悟するんだね」
 紅炎の姫に精霊の護符を次々と放って水の力を使い体力を削りつつ、視界も遮る。
「これで終わりです!」
 そして、ひりょの攻撃で生まれた隙を狙って、セナは一気に紅炎の姫を貫いた。
「……こ、こんな所で……」
 口惜しそうな声を残しながら紅炎の姫は骸の海へと還っていったのだった。

「皆さん、ご無事ですか?」
 延焼を防いでいたカリナが猟兵達の元に駆け寄って来る。
「はい! ……理緒さんも大丈夫ですか?」
「ええ、セナさんが守ってくれたからね」
 セナの言葉に理緒は笑顔で頷く。このお礼は、これから開催してくれるというお祭りで返したい。
「カリナさん達の方は大丈夫でしたか?」
「私も気を配ってはいたのですが……」
 中々強力な炎の攻撃だった。カリナ達が延焼しないように行動してくれていたとはいえ、被弾もあったのではないかと不安になるひりょとあきの言葉にカリナは微笑む。
「こちらは大丈夫です。幸い、集落の方にも影響は無いですし……本当にありがとうございました」
 お礼はお祭りで、そう微笑むカリナに、安堵の息をもらす、ひりょとあきなのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 日常 『星降る夜の物語』

POW   :    ご馳走を食べる

SPD   :    音楽に合わせてダンスを踊る

WIZ   :    星空を見上げて過ごす

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小宮・あき
星空、ゆっくり眺めたいなぁと思います。
肉料理と果物、お皿にいただいて向こうで食べてもいいですか?
一緒に食べたい子がいるんです。

少し離れ、星空が見やすい開けた場所へ。
UC【かつての友】で黒豹を呼び出します。
「アマネさん、見てください。綺麗ですよ。」

肉料理をアマネさんに。果物は私がいただきます。
アマネさん、UCだから食事は不要ですが、逆に言い換えれば食べれない物もないという事で。
調味料やソースが付いたお肉も、問題なく食べてくれるはず。

今年がもう半分過ぎたんですって。早いですよねぇ。
戦争が各世界で起きているのに、私ったらホテルに籠りっぱなしで。
また、いろんな世界を一緒に駆けてくださいね。アマネさん。



 バーバリアンが開催してくれたお祭り。
 小宮・あきは、肉料理と果物をお皿で受け取る。一緒に食べたい相手がいるのだ。その話をすると、バスケットにも料理や果物を用意してくれたので、有難く頂く事にした。
(「アマネさん、大きいですから沢山の方が喜んでくれますよね」)
 そう、星空の下で一緒に料理を食べたいと思った相手は、UCでいつも一緒に戦っている黒豹のアマネ。
 星空の見やすい開けた場所に向かうと、アマネを呼び出した。
「アマネさん、見てください。綺麗ですよ」
 傍に現れたアマネは興味深そうに星空を見上げている。
 先程、バーバリアンから受け取った肉料理と果物。特に肉料理は温かいから、早い内に食べた方が良いだろうと、アマネの前にバスケットから肉料理を取り出す。
 アマネはUCの黒豹なので食べる事自体は必要無いのだが、ここは気持ちの問題だし、それにUCだからこそ、何でも食べられるだろうから。実際、アマネは美味しそうに食べているので、それが嬉しい。
 あきも果物を頂きつつ、星空を眺める。星空を眺めていると、今までの事がよぎった。
「今年がもう半分過ぎたんですって。早いですよねぇ。戦争が各世界で起きているのに、私ったらホテルに籠りっぱなしで」
 あきはホテルのオーナーでもあるので、そちらも忙しいのは確かなのだが、今年ももう、半分も過ぎて、世界では戦争も起きていた。この先も、また、戦争が起こる事もあるかもしれない。
 あきはそっとアマネの背を撫でる。
「また、いろんな世界を一緒に駆けてくださいね。アマネさん」
 頼りになるアマネに優しく話しかけ、アマネもそれに応えるように小さく頷く。……戦いだけではなく、それ以外の事や、色々な世界や出来事もアマネと駆け巡るその日が楽しみになるあきだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎

星空に一番近いって言われているって、グリモア猟兵から聞いていたいけれど…。本当に凄く綺麗だなぁ…。
ずっと前に、プラネタリウムで星空を眺めた事があったけれど、これは本当に大自然の中の本当の満天の星空
圧倒されちゃうな…これは

普段は【大食い】が発動して食べまくってる所なのだろうけど…、これはずっと眺めていたくなるような景色だ
(無論食べるものはちゃんと食べるけれど)

気持ちに余裕がなくなって、空を見上げる時間が本当に減ったな、と思う
それだけ猟兵としての生活が充実しているという事なのだろう
こんな何か突出した取柄もない俺の事でも必要としてくれる人達がいるから

だけれど…休息も必要だよな、本当に



「本当に凄く綺麗だなぁ……」
 吸い込まれそうな星空を見て、鳳凰院・ひりょは、思わずそう言葉が零れた。
 星空に一番近い場所、そうは聞いていたけれど、本当にその通りだ。
 星空を見た、そう思え返してみると、プラネタリウムだった事を思い出す。プラネタリウムもとても綺麗だけれど、本物の星空は格別だ。
「やっぱり本当の満天の星空は……圧倒されちゃうな……これは」
 本当に、ずっと眺めていたくなる星空だ。時間が流れていく事も忘れてしまいそうになる。
 星空を眺めながら、気持ちに余裕がなくなって、空を見上げる時間が本当に減ったな、という事に気が付いた。……それは、それだけ猟兵としての生活が充実しているという事なのだろう。
(「こんな何か突出した取柄もない俺の事でも必要としてくれる人達がいるっていう事だよな」)
 忙しい事は良い事の様にも思う。猟兵としての活動も、ひりょにとっては大事なものだ。でも、それは夜空をこういう風に眺める機会が減ってしまったというのも間違いのない事で……。
(「……こういう休息も必要だよな、本当に」)
 ……そう、今、こうやって星空を見ながらゆったりとした時間を過ごす事もとても大事な事だ。この降るような星空を見上げながら過ごす時は特別な時間なのだから。
「食事でもとりませんか?」
 満天の星空を見上げていたひりょにカリナが声をかけてくる。
「星空は直ぐには逃げませんけれど、お料理は冷めてしまいますし、食事をしながらの星空も中々のものですよ? ……あんまりお腹一杯食べてしまうと、眠くなってしまうかもしれませんが」
「それなら、お言葉に甘えようかな。……眠っちゃわない程度に」
 ひりょとカリナは笑いあう。ひりょは結構大食いなので、そこは気を付けないといけなさそうだけれど。でも、この星空と休息を心から楽しもう、そう思うひりょなのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

菫宮・理緒
セナさん(f03195)と

お星さまが綺麗なところってことだし、これはデートだよね!

屋台で飲み物と軽食を調達して、星が綺麗に見えるところ……。
できれば穴場っぽいところを教えてもらおう。

穴場だけあって人もいないね。
地面に敷く用のシートと調達したごはんでまずはのんびり。

セナさんと2人、シートの上にころんと寝っ転がったら、
星を見ながらのんびりとーく。
ここのところ2人でのんびりとかできてなかったから、嬉しいな。

などと言いつつ……。
星を見ていて、こちらは見えていないのをいいことに、じりじり接近。
セナさんのそばまで接近したら、ぎゅっと手を繋いで、
驚いた隙にほっぺにキスって思ったら、セナさんが振り向いて……!


セナ・レッドスピア
理緒さん(f06437)と

たくさんの星がきらめく…って、で、でーと、なのですね!?

屋台で2人一緒にいただけるものを用意してから
理緒さんが教えてもらったポイントへ向かいます

そこはあまり知られてない所らしく、ほとんど人がいない…
こうしてゆったりお話しできる嬉しさに会話は弾むけど
2人っきりな為にだんだんドキドキしちゃって…

ちょっと照れ隠しに星々の方を見て綺麗さに感嘆してたら
いつの間にか手を繋がれて、ドキドキを隠しきれなくなっちゃって
思わず理緒さんの方を向いたら…!?

理緒さんのお顔が目の前に!?
そしてそのまま…!?

とうとうドキドキが爆発して、フリーズしちゃいます…!

…繋いだ手は、ずっとそのままで…



「本当にたくさんの星が煌めいていますね」
「お星さまが綺麗なところってことだし、これはデートだよね!」
「で、でーと、なのですね!?」
 とても綺麗な星空を眺めていたセナ・レッドスピアは、菫宮・理緒の言葉に真っ赤になる。そんなセナを可愛いと思いつつ、理緒はカリナに頼んで飲み物と軽食になる料理を用意して貰い、それから、星空がより綺麗に見える穴場を教えて貰った。
「セナさん、こっちだよ」
「は、はいっ」
 理緒に案内された場所は、カリナが教えてくれた通り、人がいない。お祭りを開催しているので、そちらに人が集中している事もあるのだろう。
「本当に人がいませんね……」
「流石、穴場だけあるね。カリナさんに聞いて良かったな」
 人がいない、星明りだけが輝く場所。そこは静かで二人っきりだと感じられる。
 理緒は地面に敷く用のシートを用意して、カリナが用意してくれた料理を広げた。
「うん、この料理、美味しいね」
「はい、バーバリアンさんのお料理、とっても美味しいです」
 のんびりと美味しい食事を楽しみ、それから二人はシートに揃って寝っ転がる。
 満天の星空を見ながら、他愛ない話に花を咲かせた。
「ここのところ2人でのんびりとかできてなかったから、嬉しいな」
「そうですね。私も嬉しいです」
 こうして星空の下でのんびりと話すのも良い物だ。ただ、ここには理緒とセナしかいないから、二人っきりである事が強く意識されて、セナの心はだんだんとドキドキに変わってきていた。
 それを見せるのはちょっと恥ずかしくて、照れ隠しも含めてセナは星空を見上げる。綺麗な星空をこうやって理緒と見られるのは嬉しい。
 そんなセナに、こちらは見えていないと踏んだ理緒はじりじりとセナに接近していく。そして、傍まで寄ると、その手をぎゅっと握った。セナの方も手を繋がれたので照れ隠しで星空を見上げていたけれど、流石にドキドキの方が上回ってしまい、思わず理緒の方を見ると、何故か、理緒の顔が目の前に来ていた。セナが驚いている隙に、頬にキスを……と考えていた理緒だが、セナのドキドキの方が爆発したらしく、フリーズしてしまったので、思わず笑ってしまう。
「今日はここまでにしておこうかな?」
「は、はい……心臓が持たないです……」
 でも、繋いだ手はそのまま。互いの体温が伝わってくるのが愛しく感じる。この手をいつまでも繋いでいたい……そう思う二人なのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年07月20日


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#戦後
#お祭り


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠田抜・ユウナです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト