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迷宮再編 新たなる魔王

#アルダワ魔法学園 #猟書家 #猟書家の侵攻 #ヴァルサリッサ・アフトクラトラス #ファーストダンジョン #ダンジョンメーカー


 ファーストダンジョンを制す者は大魔王となる。
 それは実に簡単な図式であった。かつてアルダワ魔王戦争を引き起こした大魔王の根城を奪えば、大魔王と同じ力を有した証明となる。
 さらに迷宮を再編し、より強固なものに作り替えることによって、大魔王を越える魔王、超魔王となる。
 バラバラだったパズルのピースが組み上がっていく感覚にヴァルサリッサ・アフトクラトラスは震えるほどの喜びを噛み締めた。魔術師として力を極めた彼女がそれを誇示するステージとして、アルダワの地下迷宮ほど相応しい場所はない。むしろこの日のためにファーストダンジョンが作られたとの錯覚すら覚えていた。
 理論が整った後は実行に移すのみである。今、ヴァルサリッサの前にはダンジョンメーカーがあり、その手には災魔の卵が握られている。
「さあ、新たな魔王の誕生を称えなさい。私こそが超魔王、ヴァルサリッサ・アフトクラトラスよ!」
 はじまりの領域は、再び災厄の舞台となった。

「みんなの中にも、アルダワ魔王戦争に関わった人がいるかもしれないわね」
 呼び掛けに答えた猟兵たちに向けて、キングアイ・ハーツ(いつか世界を統べる魔王・f33314)は自分がグリモア猟兵になる以前に起きた戦争だと前置きした。
「その舞台となったファーストダンジョンに猟書家ヴァルサリッサ・アフトクラトラスが現れたわ。彼女の目的は新たな魔王として君臨すること。その第一段階として、隠しフロアに置かれていたダンジョンメーカーを手に入れたみたいよ」
 ヴァルサリッサはダンジョンメーカーに災魔の卵を取り付かせ、迷宮の再編を始めた。生み出されたオブリビオンは瞬く間に隠しフロア内を鏡の迷宮に作り替えてしまった。
「呼び出された災魔はシャドウミラーという意思持つ鏡よ。自身が光を使った攻撃を繰り出すだけでなく、鏡に映った相手の偽物を生み出して共に襲い掛かってくるわ。迷宮を構成するすべての鏡が侵入者を惑わせる手足になるから、かなり厄介な状況よ」
 未知の迷宮に猟兵だけで挑めば相当な不利を強いられることになる。攻略のためにはアルダワの学生に協力を求めることが得策だとキングアイは提案した。
「アルダワの学生たちは迷宮のエキスパート揃いよ。私たち猟兵にも協力的だから、きっと力になってくれるわ」
 産み出されたオブリビオンを退け、ヴァルサリッサを討伐してダンジョンメーカーを取り戻すこと。それが今回の依頼の全容である。
「アルダワが再び戦火に見舞われないためにも、学生たちを守るためにも、みんなの力を貸してほしいの。どうかよろしくね」
 最後に激励の言葉を述べて猟兵たちを現地へと送り出した。


百目
 百目です。
 よろしくお願いします。

 今回のシナリオは幹部猟書家との戦いとなります。
 舞台はアルダワ魔法学園のファーストダンジョン内の隠しフロアです。

 最初のボス戦はダンジョンメーカーによって呼び出された災魔です。
 厄介な鏡の迷宮ですが、アルダワの学生に協力してもらうことで有利に進むことができます。

 プレイングボーナスは「学生達と協力する(学園や迷宮の地理には詳しいです)」です。
 全章で共通となります。

 プレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『シャドウミラー』

POW   :    力の影
【鏡に映した相手を歪め力を強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
SPD   :    素早さの影
【鏡に映した相手を歪め素早さを強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ   :    知性の影
【鏡に映した相手を歪め知性を強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
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源波・善老斎
この世界には初めて来たが、妙に馴染むのう。
やはり、我輩の生まれ故郷なんじゃろうか……?
しかし今は後回しじゃ。
ここアルダワで魔王を名乗る輩、危険以外の何物でもあるまい。
我が拳に懸けて退治てくれよう。

迷宮には不案内ゆえ、先導は学生らに頼むとするかのう。
我輩の姿が鏡に映らぬよう囲んで貰えば、偽物が現れたとて学生のものゆえ対処も易かろう。
囮にするようで好かんが、敵の特定も必要なれば致し方あるまい。
オブリビオンとて器物には変わりなかろう、然らば!
地に須め器を格すべし……行善天拳奥義が一、【地須器格】!
奴の鏡面を漆喰にでも変えてしまえば、もはや何も映すことはできまい。
遠慮はいらん、袋叩きにしてくれようぞ!



「この世界には初めて来たが、妙に馴染むのう」
 学生たちの先導を受けて地下迷宮アルダワを進む源波・善老斎(皓老匠・f32800)は、ダンジョン内部を見回しながら、ふと、この世界に訪れてから抱いていた居心地の良さを口にした。
「このアルダワが、我輩の生まれ故郷なんじゃろうか……?」
 何気ないつぶやきを聞きつけた学生たちは足を止め、笑顔を浮かべて善老斎に振り返った。
「源波さんって、ここの出身なんですか?」
 女子学生からの問い掛けに善老斎は首をひねる。
「確証は無いんじゃよ。何せ猟兵となるまでは瑞獣の類と思っていたくらいじゃ」
「案外当たってるかもしれないっすよ。俺たちも初めて源波さんに会ったとき、この人なら信頼できるって根拠もなく思ったんすから」
 男子学生の言葉に他の学生たちもうんうんとうなずく。
 アルダワ魔法学園の学生たちは一様に猟兵を信頼しており、必要とあれば協力を惜しまない。だが猟兵への敬意は別として、善老斎に対しては説明のできない親しみを感じていたと口々に語った。
 道案内と共に頼んだ、学生たちが善老斎を囲んで進むという案も、この人が言うならと快く受け入れられたのがその証明であった。
「囮にするようで気は咎めたのじゃが」
「素晴らしい作戦だと思います。源波さんの偽物が現れたら私たちにはどうすることもできませんから」
 たどり着いた隠しフロアは周囲の壁がすべて鏡に変えられている。この鏡のいずれかにオブリビオンが紛れている現状では、善老斎の姿を鏡に映さないというのは最良の手段に思えた。
「源波さん! あれ、あそこに俺が!」
 男子学生が指差した先に、当人と同じ姿をした偽物が現れる。
「作戦通り、といったところじゃのう。偽物とはいえ同じ姿の相手を傷付けることになる。気を悪くせんでくれのう」
 偽物の学生が奇声を上げながら飛び掛かる。
 善老斎はあえて先手を取らせ、冷静に打ち払った上で腹部に拳を叩き込んだ。
 学生たちを下がらせて前に出た仙猫の姿が、正面の大きな鏡に映る。そこから偽物が生まれるよりも先に善老斎が動いた。
「地に須め器を格すべし……行善天拳奥義が一、地須器格!」
 曇りのない鏡面が一瞬の内に白い漆喰へと変化する。鏡としての機能を失い、光を反射することもできなくなったオブリビオンに、抵抗する手段は何も残されていなかった。
「遠慮はいらん、袋叩きにしてくれようぞ!」
 難なくシャドウミラーを退け、全員で迷宮の奥へと進んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

別府・トモエ
アドリブ等歓迎
「大魔王? やつは凄えテニスプレイヤーだったな」

迷宮探索に詳しい学生を一人伴っていく
「私は別府・トモエ!趣味テニス!よろしく!」
自己紹介しあいながら進む
なんで二人で来たかって、これはダブルスだからさ(断言)

「おいでなすったね」
学生さんの名前を呼んで、迷宮を進む事に専念するように指示「大丈夫、光線もテニスボールも、あなたに届かせやしないから」
さあ、試合開始だ
一兆五千億のテニスIQ(適当)を誇る私との知性的なテニスを楽しませてもらうぜ
学生さんを追っかけながら、鏡と私に追っかけられながらの特殊ルールテニスを楽しむよ
おっと、学生さんや

「もうちょい、ゆっくり進んでもいいんだぜ?」

楽しい!



「私は別府・トモエ! 趣味テニス! よろしく!」
「よろしくお願いします別府さん。エマ・クリーンです」
「トモエでいいよ! 何と言ってもダブルスだからね!」
 朗らかに答えた別府・トモエ(ミステニス・f16217)は、案内に応じてくれたテニス部員の女子学生と固い握手を交わした。
「もしかして、テニスで大魔王を下したトモエさんっていうのは」
「大魔王? やつは凄えテニスプレイヤーだったな」
 かつての対戦相手であるウームー・ダブルートゥを思い出しながらトモエは深くうなずく。アルダワ世界を恐怖に陥れた大魔王だが、トモエにとっては一介のテニスプレイヤーに過ぎなかった。
 テニスで大魔王を下した猟兵の存在はアルダワ魔法学園の、特にテニス部員のあいだで風説のように広まっていた。流言と思われた噂の張本人を前にしてエマは感動に打ち震えるが、トモエはまるで気に留めること無く迷宮内を見回した。
「おいでなすったね」
 二人の進む先で一枚の鏡が白い光を放つ。鏡面に映るトモエは口元を歪めながら鏡の中から這い出てきた。
「エマちゃんは道案内に専念してね。大丈夫。光線もテニスボールも、あなたに届かせやしないから」
 トモエの偽物は本物と対峙した瞬間、そうするのが当然のようにテニスラケットを構えた。
「本当のライバルは自分自身ってわけだ。いいよ。私は誰の挑戦でも受ける」
 偽のトモエがテニスボールに見立ててシャドウミラーを打つ。予期せぬ味方からの不意打ちをまともに受けた鏡は勢いよく弾き飛ばされた。
「いい玉だね。油断せず、いくよ!」
 目の前に迫ったシャドウミラーをフォアハンドで打ち返す。鏡に大きな亀裂が入り、一部が欠けてこぼれ落ちた。
「コートは迷宮全体。ゲームセットは、どちらかが倒れるまでだ!」
 高く上がって返ってきたシャドウミラーにライジングショットを叩き込む。左右の壁を跳弾する度に鏡の縁がひしゃげ、少しずつ丸い形に変形していく。
「エマちゃんや、もうちょい、ゆっくり進んでもいいんだぜ?」
 リターンを待つあいだに、先を急ごうと駆け足になるエマに呼び掛ける。
「こんな楽しい時間、すぐに終わらせるのはもったいないからね」
 トモエの心は燃えたぎっていた。世界の命運を賭けて戦ったこのファーストダンジョンで、再び好敵手に巡り会えた喜びに満ち溢れていた。
 至福の時間は突如として訪れた。二人のテニスプレイヤーに繰り返し叩かれ続けたことでシャドウミラーは見るも無残に砕け散った。オブリビオンが消えると偽物も存在を維持できなくなり、ラケットを振り抜く姿を残して消滅した。
「また会おう、私。そのときまで決着は預けたよ」
 エマの背中を軽く叩き、共に迷宮の奥へと歩みを進めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎
WIZ

相手は意志を持つ鏡か
こちらの姿を映し出されると非常に厄介だな…

ひとまず学生さん達には鏡の背後を取れるルートを選定してもらい案内してもらおう
とはいえ、辺り一帯が鏡の迷宮となれば、相手にこちらの姿を察知される可能性は高い
相手を視認出来る位置まで到着したら学生さん達を戦闘に巻き込まないようその場で待機してもらい、自身は敵に向け移動
その際に【結界術】で視認阻害の結界を張って、鏡に映らないように出来ないか試みる
ある程度近付いたら【覇気】の波動を【範囲攻撃】で放ち、敵にぶつける
命中と共にUCを発動、鏡の破壊を試みる
追撃するように【破魔】を付与した精霊の護符を【乱れ撃ち】で放ち畳み掛ける



「あんなところに階段が隠されてるなんてな。助かるよ」
 隠しダンジョンの二階部分から下を覗き込んだ鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)が同行を依頼した女子学生に礼を述べる。
 ひりょから案内を頼まれた学生はダンジョンに入るなり真っ直ぐに階段を目指した。隠しフロアは二階建てに近い構造で、階をまたぐ天井がない吹き抜けになっている。二階部分には壁もないため、先に上がってしまえば非常に見通しが利きやすい。
 唯一の懸念は敵が待ち構えていることだった。二人の目で十分に安全を確認してから、足音を立てないよう慎重に二階に上がった。
「それでも一面の鏡となれば、こちらの姿を察知される可能性は高いね」
 体勢を低く保ちながら周囲を見回す。鏡に変えられた岩壁は二階を進む二人の姿すら映してしまう。手書きのメモが書き加えられたマップを元に慎重に進む必要があった。
「ここまで来たら鳳凰院さんの索敵能力が頼りです。期待してますよ、猟兵さん」
 激励の言葉を耳打ちする女子学生に苦笑を返す。自分の双肩に伸し掛かる絶大的な信頼にありがたみを感じながらも、地の利のないダンジョン内で非戦闘員の命を預かることには気が引き締まる思いだった。
 いくらか進んだところでひりょは先導する女子学生に合図を送る。即座に身を伏せた学生とともに階下を見下ろすと、通路をゆらゆらと浮遊するオブリビオンを発見した。
 どうするのか。ジェスチャーで尋ねる学生に、この場に留まるよう指示する。精霊の護符を媒介に外部からの視認をぼやけさせる結界を張った。
 オブリビオンが背を見せたところを見計らって階下に飛び降りる。破魔刀を引き抜き、全身に纏わせた覇気の波動を解き放った。
 不意打ちを受けたオブリビオンが振り返る。ひりょは歪められた自身が映し出された鏡に向けて手をかざした。
「かの者に鉄槌を下す!」
 鏡面を削るように聖痕が刻まれる。鏡の中の偽物は結界によって完全な姿を再現することができなかったばかりか、全体まで広がった傷跡によって阻害され、表に出ることは叶わなかった。
 偽物が苛立った表情で中から鏡を叩く。自分と同じ顔の存在が乱暴に振る舞う姿にひりょは口元を引き締めた。
「一つ道を踏み外せばこうなっていたかもしれない姿か。支えてくれた人たちに感謝しないとな」
 醜態を横目に見ながら破魔の力を付与した護符を次々と繰り出す。
 怒涛の攻撃により鏡は完全に砕け、オブリビオンはその場から消え去った。
「さっすが猟兵さん! これなら大魔王も超魔王も目じゃないですね!」
「なるべく、期待に答えられるよう頑張るよ」
 遠慮がちに手を振って答えたひりょは、上階で待つ学生の元へと急いだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニクロム・チタノ
アルダワの戦争にはボク参加してないんだよね~
土地勘のない場所で無闇に突っ込んでも迷うだけだね、ここは学生のみんなに案内してもらおう
うん、この鏡が災魔だね?
ボクそっくりの姿だけどボクより早くないかい?
スピードが強化されているんだね!
姉妹達出番だよ、この時のために姉妹達を後ろに連れていたんだよ、どんなに早く動いても重力を掛けてしまえば動けないでしょ?
姉妹達に重力波を掛けてもらってボクは災魔を倒すよ、これ以上写されても厄介だから鏡にうつらない角度から攻撃を仕掛けるよ
反抗の一撃で終わりだよ!



「戦争の話は聞いてるよ。ここに大魔王が封印されてたんだよね」
 一面の鏡張りとなった迷宮内を見回しながら、ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)は同行を申し出た女子学生の問い掛けに答えた。
 ニクロム自身はアルダワ魔王戦争には参加していなかったため、隠しフロアに足を踏み入れるのもこれが初めてである。元の姿を知らない彼女にとっても、見渡す限りの鏡に自分たちが映し出されている光景は異様に思えた。
「ボクはこの場所に土地勘が無いから、頼りにさせてもらうよ」
「任せてくださいチタノさん。っと、明日香さん、でしたね」
「うん、いっしょに冒険する仲間だからね。そう呼んでくれると嬉しいな」
 普段は人付き合いがあまり得意ではないニクロムだが、同行を申し出た女子学生が猟兵に対して好意的なうえ、物腰の柔らかいタイプであったため、本名である紅明日香を名乗ることができた。
 迷宮内を進む内に開けた場所に出た。どちらの方向に進むかマップを確認しながら考えていると、ふたりが入ってきた通路とは別の場所から、浮遊する鏡が現れた。
「おっと、この鏡が災魔だね?」
 女子学生を安全な通路に押し込めて反抗の妖刀を構える。
 仲間をかばい立つ精悍なニクロムの姿が、シャドウミラーの鏡面に映し出された。
「来るかっ!」
 生み出されると同時に飛び掛かってきた偽物の一撃を真横に飛び退くことで避ける。ニクロムは着地した先でつま先を返して斬りかかるが、相手の方が一瞬早く動き、側面に逃れた。
 力量も癖も戦いの組み立てもまったく同じだった。ただひとつ、速度だけがニクロムを超えており、防戦を強いられた。
「こいつ、ボクそっくりだけどボクより速い!」
 立て続けに繰り出される剣撃を妖刀で受け続ける。鍔迫あったところで地面を蹴って背後に飛び、偽物と距離を置いた。
「妹達、姉様方、力を貸して」
 姉の、妹の呼びかけに応えて、左頬に数字が刻印されたニクロムの姉妹たちが偽物を取り囲む。
 一斉に放たれた重力波によって、偽物は動くことはおろか立っていることすらできずにその場に突っ伏した。
「ありがとうみんな。さあ、反抗の一撃で終わりだよ!」
 偽物と同じく重力波の影響を受けたシャドウミラーの背面に回り込み、大上段に構えた刀で一刀のもとに斬り伏せた。
 オブリビオンが倒されると偽物も姿を消した。ニクロムは度重なる攻撃を受け止めてまだ痺れの残る自らの手を見つめる。
「ボクの伸び代、見せてもらったよ。さあ、先に進もう」
 限界を超えてさらに加速する偽物の動きを思い出しながら、ニクロムは迷宮の先へと進んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『ヴァルサリッサ・アフトクラトラス』

POW   :    不滅進化~超魔王には同じ手は通じない~
【受けた攻撃の属性に耐性を持つドレス姿】に変身する。変身の度に自身の【攻撃に付与される属性】の数と身長が2倍になり、負傷が回復する。
SPD   :    運命逆転~弱者は超魔王に抗う事すらできない~
【運命操作の魔力】を解放し、戦場の敵全員の【プレイングボーナス】を奪って不幸を与え、自身に「奪った総量に応じた幸運」を付与する。
WIZ   :    創世魔術~超魔王の意に従い世界は作り変えられる~
【ダンジョンメーカーの光】を降らせる事で、戦場全体が【敵の最も苦手な物で埋め尽くされた戦場】と同じ環境に変化する。[敵の最も苦手な物で埋め尽くされた戦場]に適応した者の行動成功率が上昇する。
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ニクロム・チタノ
出たね猟書家アナタの好きなようにはさせないよ!
魔王になろうとしてるっていうからもっと恐ろしいヤツかと思ってたけど可憐な女の子なんだね?
でもオブリビオンは倒さないとね
反抗の加護あり
重力領域を展開と同時に反抗の雷装を叩き込むよ
重力と雷装二つの属性を同時にくらえば隙が生まれるはず
反撃に備えて護りの蒼焔で防御を堅めつつ一撃入れさせてもらうよ
どうか反抗の竜チタノの加護と導きを



 女子学生の先導を受けて最深部にたどり着いたニクロム・チタノ(反抗者・f32208)は、金属製の荘厳な扉の前で足を止めた。
「この扉は鏡になってないんだね。中はどうなってるの?」
「ただの広い空間でした。それこそ、魔王が勇者を待ち構えるような」
「わざわざ面影を残してるってことは、間違いなさそうだね」
 学生を安全な位置まで下がらせたニクロムは円形のハンドルに触れ、慎重に扉を開く。
 鈍い音とともに光が漏れ出す。当時よりも天井の高い、邪教の礼拝堂を思わせる構造に作り替えられた広間の奥では、丈の短いドレスに身を包んだ少女が頬杖をついた姿勢で豪奢な椅子に腰掛けていた。
「よくたどり着くことができたわね。この超魔王ヴァルサリッサ・アフトクラトラスの膝元に」
 魔王然とした態度で侵入者を出迎えた猟書家ヴァルサリッサは、マントをひるがえして椅子から立ち上がった。
「出たね猟書家! アナタの好きなようにはさせないよ!」
 対するニクロムは学生を背後に庇いながら堂々とした態度で気炎を吐く。大仰に飾られた迷宮の最深部で対峙する反抗の戦士と猟書家。二人のにらみ合いはまさしく勇者と魔王の様相であった。
 小さく笑ったヴァルサリッサが先端に紅い宝石の飾られたロッドを掲げる。一瞬早く反応したニクロムは女子学生を抱えて氷結弾から身をかわした。
「見た目がどうあれ、オブリビオンには容赦しないよ!」
 相手の懐に踏み込んだニクロムが自身を中心として重力領域を展開する。押し潰さんばかりの重力に猟書家の動きは鈍り、抜刀からの逆袈裟斬りをまともに受けて後退した。
 魔力の防御壁を貫かれながらもヴァルサリッサは余裕の笑みを見せる。黒いドレスに自らが編み出した魔術の紋様が赤く描かれ、重力による影響を遮断した。
「全身の骨が悲鳴を上げるほどの重力、見事なものね。でもおあいにく様。あなたの切り札はもう、私には通用しないわ」
 勝敗は決したと豪語するヴァルサリッサの身長が二倍にまで膨れ上がる。立ちはだかるニクロムを見下ろす姿は魔王を名乗るのに相応しい貫禄を醸し出していた。
「早合点が過ぎるね。反抗の時は、ここからだよ」
 幹部猟書家の威圧感を真正面で受け止めながらもニクロムは少しも怯まない。覚悟をより強く持ってオブリビオンに挑んだ。
 自身の偽物が見せた動きを思い出しながら走り出す。突き出した刀を身に受けたヴァルサリッサは痺れを感じてうめき声を漏らした。
「驚いたわ。まさか電撃まで操るなんて」
 刀を引き抜いたニクロムは追撃を警戒して身を翻す。
「挑み続ける者に、反抗の竜チタノの加護と導きを」
 ニクロムの先制攻撃により、超魔王との戦いは幕を空けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳳凰院・ひりょ
アドリブ歓迎
WIZ

引き続き学生さんには力を借りよう

戦場全体を作り替える強力な力を有する超魔王、どう対応するか…
超魔王の光を浴びた対象の苦手な物が出てくるのなら、その間だけ戦場から離脱出来るなら、それが対策になるだろうが
層居場所を学生さんに教えてもらおう

携帯した飴を媒体に固有結界・黄昏の間を発動し、風の疑似精霊を召喚
風の防御結界を学生さんの周囲へ張り巡らせたうえで一時的に戦場へ入ってもらう
学生さんの苦手なものが召喚されたら俺がそれを突破する
後は、俺と苦手なものが一緒じゃなければいいが(苦手な物:マッチョな暑苦しい方々)

召喚された物を風の力で吹き飛ばし相手にぶつけ、追撃で【破魔】付与の鎌鼬で攻撃



 助けを求める声に気づいた鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は急ぎ足で迷宮を駆け抜けた。
 階段を下りた先で魔法学園の学生が息を切らしていた。猟兵に同行した生徒のひとりであり、孤軍奮闘する彼女を助けてほしいと願い出た。
「よく知らせてくれたね。後は任せてくれ」
 安心させるよう力強く快諾したひりょは自身に同行する女子学生に振り返る。
「危険な役目になるかもしれないけど、協力してもらえるかな」
 敵の企みを打ち砕くための切り札になる。信頼する猟兵からの言葉に学生は勇気を奮い立たせた。
「お役に立てるなら喜んで。その代わり、ちゃんと私のこと守ってくださいね」
「もちろん。君に指一本だって触れさせたりしないよ」
 携帯した箱からいくつかの仙桃飴を取り出す。ユーベルコードによって飴は手のひらサイズの疑似精霊に変化し、女子学生を暖かな風の結界で包み込んだ。
「ちなみになんですけど、鳳凰院さんの苦手なものって」
 何気ない問い掛けにひりょは表情を曇らせる。
「ものっていうか、人、かな。こう、筋肉質で、暑苦しい感じの」
「ああ、マッチョな。確かに私も、鳳凰院さんみたいにシュッとした人のほうがタイプですね」
 意味深に笑った女子学生は駆け足に猟書家の居住区に続く扉に向かう。ひりょも急いでその後を追った。
 部屋に入ってすぐ目に飛び込んできたのは丈の短いドレス姿の女性だった。年若い少女とも言える容姿と女子学生の三倍近い上背のアンバランスさが、ふたりには不気味なものに映った。
「こいつが幹部猟書家か。魔王を自称するだけあって、さすがにでかいな」
 広い室内には邪教の礼拝堂をイメージした装飾が施されている。部屋の奥に置かれた豪奢な椅子は、目の前のオブリビオンが座るにはあまりに小さなものだった。
「また新たな挑戦者ね。この超魔王ヴァルサリッサ・アフトクラトラスの力、存分に味わうがいいわ!」
 精霊の守護を受けた学生に視線を落としたヴァルサリッサは、手中に収めたダンジョンメーカーを起動させる。
 一瞬のうちに室内の構成がごつごつとした岩肌に変化する。天井を見上げればびっしりとコウモリの群れが張り付いていた。
 一斉に飛び立つ群れに女子学生は身を屈めながら悲鳴を上げる。前に出たひりょは疑似精霊の力を借りてコウモリを残らず吹き飛ばした。
 風にあおられたコウモリの群れによってヴァルサリッサの視界が遮られる。邪魔物を払い除ける右手を狙って鎌鼬を飛ばした。
 裂傷を受けたヴァルサリッサの手からダンジョンメーカーがこぼれ落ちる。室内の構造が戻り、無数のコウモリも姿を消した。
「再びこの地を戦火にさらすわけにはいかない。ヴァルサリッサ・アフトクラトラス、この場で討たせてもらう」
 覚悟の程を口にしたひりょは、破魔刀を振りかざして二の太刀を放った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

源波・善老斎
あやつが件の輩じゃな。
確かに魔王を名乗るだけのことはあるようじゃ。
戦力が欲しいのは山々じゃが、学生らにはちと荷が勝つやもしれん。
いざという時の治療や退避のため、体力を温存しておいてもらった方がいいじゃろう。

先に仕掛けた者の戦いを見るに、敵は攻撃を受ける度に力を増すようじゃな。
闇雲に攻撃しては、却ってこちらが不利になるだけじゃ。
然らば、指もて沙げ故に還すべし……行善天拳奥義が一、【指沙還故】!
やつの変身さえ封じてしまえば、あとは純粋な地力のぶつかり合いになるじゃろう。
互いが積み重ねた修練……即ち、どちらの【功夫】が勝るかの勝負じゃ!
この世に危険のある限り、我が拳は砕けはせん!



 猟書家が待ち構える大広間にたどり着いた源波・善老斎(皓老匠・f32800)は、戦場に続く扉から離れた位置に学生たちを留め置いた。
 共に戦うとの申し出に謝辞を述べつつも、負傷者の治療や撤退時のために余力を残しておいてほしいと、彼らの勇気を無下にしないよう言葉を選んで説得に努める。学生たちは納得して扉の前で待機することを約束した。
「こんなことを言うのは生意気かもしれませんけど、気をつけてくださいね」
「うむ。おぬしらの思いが我輩の拳に力を与えてくれるのじゃ。大船に乗ったつもりで構えておるがよい」
 学生たちの見送りを受けて戦場に足を踏み入れる。
 ダンジョンメーカーを手に入れ新たな迷宮の支配者となったヴァルサリッサ・アフトクラトラスは、変身を繰り返したことで今や屈まなければ天井を貫いてしまうほどにまで巨大化していた。
「あやつが件の輩か。確かに魔王を名乗るだけのことはあるようじゃ」
 新たな挑戦者の出現をヴァルサリッサは凍てつく氷結弾と伸し掛かる重力波で歓迎する。善老斎は広い敷地内を大きく動き回ることで攻撃から身をかわした。
 あえて目立つように動くことで仲間への負担を減らしつつ、ヴァルサリッサの戦術を冷静な目で観察する。様々なユーベルコードの中で、特に不滅進化、変身を繰り返すごとに巨大化し攻撃属性を増やす特性に脅威を覚えた。
「敵は攻撃を受ける度に力を増すようじゃな。闇雲に攻撃しては、却ってこちらが不利になるだけじゃ」
 無限に繰り返される強化と回復。厄介ではあるが、長く世界の危機に抗い続けてきた善老斎の戦いはそういった苦境の連続だった。
 積み重ねてきた経験が、この状況を打破する手段を脳裏に閃かせた。
「やつの変身さえ封じてしまえば、あとは純粋な地力のぶつかり合いになるじゃろう」
 頭の中で戦略を整えた善老斎が足を止める。
 多種多様な魔法攻撃を掻い潜り、巨体となったことで持て余している足部に狙いを定めた。
「指もて沙げ故に還すべし……行善天拳奥義が一、指沙還故!」
 指突が脛を打ち付ける。衝撃を受けてヴァルサリッサは片膝を付いた。
「なかなかの一撃だったと褒めておくわ。でも残念ね。私、は……」
 言葉を止めたヴァルサリッサが視線を落とす。大きく膨らんでいた身体が徐々に縮まり、変身を行う前の本来のサイズに戻った。
「これはっ――何を、何をしたのよ!?」
「指沙還故。おぬしの肉体をあるべき姿に戻した。ただそれだけの技じゃよ」
 怒りで歯を食いしばったヴァルサリッサが再び変身を試みる。
 巨大化する予兆は発生するものの、善老斎によって流し込まれた気功が体内を駆け巡り、肉体の膨張を阻止した。
「ここからは互いが積み重ねた修練………即ち、どちらの功夫が勝るかの勝負じゃ。この世に危険のある限り、我が拳は砕けはせん!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。

SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。

アドリブ連帯歓迎


燐・梟羽(サポート)
 長い一つ結びの白髪で、常にメンフクロウの仮面を付けた25歳の男僵尸です。
 普段の口調は「仮面の上(私、~君、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、独り言は「仮面の下(俺、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)」です。

 ユーベルコードは指定したものを使用します。
 非戦闘時は基本的に周囲を警戒しつつ周りに合わせて行動、不測の事態等があれば仲間に知らせます。
 自分が僵尸、即ち死体であると自覚しているため、多少の怪我は厭わない反面、生者が傷つくことを嫌います。
 危険がない日常では楽しむべきものは満喫し、生きる喜びを堪能しようとします。

他、細部は自由に使ってください!



「あれね。ようやくボスの部屋にたどり着いたわ」
 様々な罠を潜り抜けて迷宮を踏破した政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)は、足取りを進めながら開け放たれた入り口に視線を送る。
「すでに始まっているようですね。超魔王を名乗る猟書家の力、如何程のものか」
 朱鞠と共にダンジョンを駆け抜けてきた燐・梟羽(仮面の僵尸・f33366)が全身に闘気を込める。大広間で激戦を繰り広げている猟兵たちの安否を思い、自然と気持ちが高ぶった。
「だからこそ私たちが来たのよ。アルダワの学生に不安の種を植え付けた咎はキッチリと精算してもらうわ」
 不安げに中を覗き込む学生たちにうなずきかけ、ふたり揃って最終フロアに走り入った。
 前半戦は優位に戦いを進めていたヴァルサリッサ・アフトクラトラスだったが、立ちはだかる猟兵の数が増える度に顔からは余裕の笑みが消え、対応に苦慮する姿が見え始めた。強化と回復を繰り返す、虎の子の不滅進化を封じられてからは、一発一発の攻撃を過剰に恐れるようになっていた。
「また現れたわね。少しは大魔王を敬いなさい!」
 丈の短い黒いドレスに身を包んだヴァルサリッサは一喝しながら赤い宝石のロッドを振りかざす。地面を凍らせながら放たれる氷結弾を、梟羽はあえてかわさず敵に急接近する。
「これしきの傷、死者たる俺にとっては些細なもの」
 メンフクロウの仮面の下で梟羽が独り言つ。鋭利な氷の結晶によって裂傷を受けながらも足は止まらない。
 危機を感じたヴァルサリッサが後退を試みるが、加速する梟羽からは逃れられなかった。
「判断が遅れましたね。すでに、私の間合いです!」
 至近距離で膝を曲げた梟羽が低い体勢から前足で一歩踏み込む。身体を半回転させ、軸足を前に揃える勢いで肩から敵に突進した。
 覚悟と突進力を乗せた鉄山靠を受けたヴァルサリッサの身が壁際まで吹き飛ばされる。吐血しながらも立ち上がろうとする少女にトゲ付きの鎖が絡み付いた。
「どうやら、痛みに強いわけじゃないみたいね」
 荊野鎖を手にした朱鞠がダメージの蓄積で震えるヴァルサリッサの足を見つめる。受けて回復する戦法を得意とするヴァルサリッサ本来の耐久性がそれほどでもないことを看破した。
「だからどうだっていうのよ。私は超魔王ヴァルサリッサ・アフトクラトラス。力比べでも負ける道理はないわ」
 拘束を受けたまま背後に一歩下がる。圧倒的な力に引っ張られて前に出た朱鞠は、もう一方の手で鎖の先を掴んだ。
 拘束の鎖は両者を痛々しく傷付ける。朱鞠の手のひらは鋭いトゲを引きずったことで肉がえぐられ、止めどなく血が流れ続ける。苦痛に顔を歪めるヴァルサリッサの黒いドレスには赤い染みが浮かび上がっていた。
「そうね。代償もなしに対等にやり合えるとは思ってないわ」
 大きく息を吐いた朱鞠は自身を依代に邪なる存在を宿す。妖怪、悪鬼、幽鬼。邪悪なる力は行使者の身体を蝕み、体内から致死量に達するほどの血液を溢れ出させた。
「さあ、ここからは我慢比べよ。私の命が尽きるのが先か、貴方が倒れるのが先か。貴方にはこの場に集まった猟兵の攻撃をしのぎ切るってミッションもあるけど、魔王を名乗るんだからそれくらいのハンデは当然よね?」
 分の悪い賭けに挑む朱鞠の負担は大きく、出血のあまり呼吸が荒くなり始めた。
「朱鞠さん! それ以上は、もう」
「私が心配なら、一秒でも早くトドメを刺してくれると助かるわ」
 深手を負いながらも決して力を緩めようとしない朱鞠の覚悟に梟羽は奮い立つ。握り締めた拳に闘気を満たし、渾身の一撃をヴァルサリッサに叩き込んだ。
 意識を途切れさせた幹部猟書家が倒れ伏す。身体は何処かに消え去り、ダンジョンメーカーだけがその場に残された。
 戦いの緊張感から解き放たれた朱鞠が傷口を押さえながらよろめく。すぐに駆け寄った梟羽は倒れる寸前で身体を支えた。
「おかげさまで勝利を掴むことができました。ですがこんなことは、ご自身をも傷付けるような戦い方は、控えるようにしてください」
「そうね。考えておくわ」
 力なく笑った朱鞠は梟羽から手当を受けて大広間を後にした。

 幹部猟書家は倒され、敵の手に落ちたダンジョンメーカーは災魔の呪縛から解放された。
 戦争を終えた後も、アルダワの地は猟書家に狙われている。その事実は猟兵たちにより強く戦う意志を抱かせた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年07月06日


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#アルダワ魔法学園
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#ダンジョンメーカー


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠マリアンネ・アーベントロートです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠幻武・極です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト