大祓百鬼夜行㉒〜ロボット・デュエル
●デュエリストの皇帝
UDCアースに現れた『見えざる闘技場(デュエルスペース)』。そこは妖怪たちがTCG(トレーディングカードゲーム)『デュエリストブレイド』で勝負をするための戦場だ。今日も妖怪たちがカード勝負――デュエル――をおこなっている。
人間サイズの人型玩具ロボット妖怪が、デッキからカードをドローすると高らかに叫んだ。
『オレは手札から巨大ロボ『デビルキング皇帝X』を召喚するロボ!』
同時にロボ妖怪の目の前に巨大なスーパーロボットの幻影が現れる。
そう、この闘技場では、デュエルの様子がリアルに可視化されるのだ。
『『業炎ファイヤーフレイム』で攻撃ロボ! 敵フィールドの全ユニットを攻撃するロボ!』
巨大ロボットから発射された超高熱の炎によって、敵フィールドに立ち並ぶドラゴンやゴーレムなどのユニットが消滅していく。
『そして必殺カード『鉄拳ナックルパンチ』! プレイヤーにダイレクトアタックロボ!』
巨大ロボットがその腕をプレイヤーに向け、肘から先が超高速で射出された。
鉄拳が命中した対戦相手のライフポイントがゼロになり――。
『Congratulations. Winner カイザーエンペラー』
機械音声とともに、空中に勝者の名前が表示された。
『オレはこの闘技場最強の巨大ロボデッキ使い『カイザーエンペラー』だロボ! さあ、誰でもかかってくるがいいロボ!』
●巨大ロボットデッキ対決
「カイザーエンペラーだと、意味がかぶってはいないだろうか?」
グリモアベースでSDロボットのエクス・カリバーン(f30075)が首を捻りつつ、集まった猟兵たちに状況を説明していく。
「UDCアースに、新し親分が作ったという『見えざる闘技場(デュエルスペース)』が現れた。今回は、ここで待ち受ける人型玩具ロボットの妖怪『カイザーエンペラー』とTCG(トレーディングカードゲーム)『デュエリストブレイド』で勝負してきて欲しい!」
『デュエリストブレイド』とは、ルールがめちゃくちゃ複雑で、カードからクリーチャーを喚び出したり、魔法や罠カードを使ったりというオーソドックスなものはもちろん、思いつくようなルールは全て網羅されているという。
さらに、この闘技場の特殊効果により、召喚したクリーチャーや、使用した魔法や罠がリアルな幻覚で派手に演出されるという。
「対戦相手のカイザーエンペラーは、巨大ロボット系のカードをメインにした巨大ロボデッキ使いだ。スーパーロボットに限らずリアルロボット系のカードも使いこなす強敵だ。だが、だからこそ――敵には弱点がある」
敵が巨大ロボ中心のデッキで来ることがわかっているのであれば、その弱点を突くことで勝利を掴むことができるだろう。
「また、相手は巨大ロボデッキならば誰にも負けないという自尊心がある。こちらも巨大ロボデッキで挑んで勝つことによって、そのプライドを打ち砕き骸魂に大きなダメージを与えることができるだろう」
なお『デュエリストブレイド』には無数の種類のカードがあるので、猟兵たちは自由なカードでデッキを組んでデュエルを挑むことができる。
アイテムや技能、ユーベルコードがカードになったものを使ったり、ユーベルコードでイカサマをしてもOKだ。
「TCG勝負で相手と戦えば、骸魂が浄化され、カイザーエンペラーも元に戻るはずだ。どうか、人型玩具ロボットの妖怪を救ってやって欲しい」
そう言うと、カリバーンはゲートを開き、猟兵たちをデュエルスペースに送り出したのだった。
高天原御雷
このシナリオは「戦争シナリオ」です。1章で完結し「大祓百鬼夜行」の戦況に影響を及ぼす特殊なシナリオとなります。
オープニングをご覧いただき、どうもありがとうございます。高天原御雷です。
今回はめちゃくちゃ複雑なルールのTCG『デュエリストブレイド』で人型玩具ロボット妖怪と戦っていただきます。
敵は巨大ロボデッキ使いです。この妖怪とTCGっぽいバトルを繰り広げましょう。
というか、巨大ロボデッキ同士のTCGバトルを書きたいです!(本音)
なお、分からないルールなどは雰囲気で処理するかもしれません。まあ、TCGっぽければいいですよね、という軽いノリでご参加いただければと思います。
●デュエリストブレイド
めちゃくちゃ複雑なルールのTCGです。
思いつくようなルールは全部存在しますので、「こういうルールがある」とプレイングに書けば、それは存在することになります。
思いつく限りのカードもありますので、「こんなカードがある」ということで自由にデッキを組んだことにしていただいて構いません。技能・アイテム・ユーベルコードなどをカード化してデッキに入れて使うこともできます。
もちろん、キャバリアをカードにすることもできます。(重要)
なお、ユーベルコードによるイカサマもOKです。あらゆるルールが存在するので「ユーベルコードによるイカサマもOK」というルールも存在する、それがデュエリストブレイドです。
●人型玩具ロボット妖怪カイザーエンペラー
人型玩具ロボットが人間サイズになった妖怪です。
TCG『デュエリストブレイド』で巨大ロボデッキ(スーパー系、リアル系両方に対応)を使う強敵です。
スーパーロボットを召喚してパワーと必殺技を活かして戦う、リアルロボットを召喚して機動力と超兵器を活かして戦う、怪獣ロボ軍団や量産型ロボットを召喚して数を頼りに戦う、などの戦術を得意とします。どういう戦術を相手に戦うかプレイングで指定していただけば、その通りの行動をしてきます。
語尾は「~ロボ」です。
●プレイングボーナス
TCG『デュエリストブレイド』(殆どのTCGのルールはこのゲームにも存在するものとする)で敵と勝負することでプレイングボーナスが得られます。
また、巨大ロボットデッキの弱点を突くデッキで戦う、自分も巨大ロボットデッキを組んで戦う、というプレイングもプレイングボーナスが得られます。
第1章 冒険
『デュエルしようぜ!』
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POW : 魂のカードでデュエル!
SPD : 速攻デッキでデュエル!
WIZ : コンボデッキでデュエル!
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
桐嶋・水之江
カードゲームでもロボを使う相手には負けられないわね
相手になってあげるわ
この桐嶋技研恐怖のメカニズムデッキでね
へえ、ダイレクトアタック…じゃあこれよ
リバースカードオープン
聖なるバリアプロテクトフィールド発動
このターンの私へのダメージは無効化されるわ
打つ手無し?じゃあターンエンドでいいわね?
私のターン、ドロー
魔法カード、強制送還波動を発動
これであなたの場のカードを山札へ送り返すわ
拒否ったらダイレクトダメージよ
でもって私は強襲揚陸艦ワダツミを召喚
そして特殊効果を発動
手札のロボ系ユニットのイカルガウバザメギムレウスを特殊召喚するわ
後はもう分かるわよね?
全機一斉攻撃!滅びの水之江ストリーム!相手は死ぬ!
●
『さあ、オレの相手は誰だロボ!』
見えざる闘技場(デュエルスペース)で両腕を組んで立つロボット妖怪。その手には一組のデッキが握られている。TCG『デュエリストブレイド』のデッキ――巨大ロボデッキだ。
そう、彼こそが巨大ロボデッキを使わせたら右に出るものは居ないといわれるカイザーエンペラーである。
そのカイザーエンペラーの前に現れたのは、紫色の髪をポニーテールにした女性、桐嶋・水之江(機巧の魔女・f15226)だ。コルセットドレスに白衣を纏ったマッドサイエンティスト然とした水之江が、不敵な笑みを浮かべる。
「カードゲームでもロボを使う相手には負けられないわね。相手になってあげるわ。この桐嶋技研恐怖のメカニズムデッキでね」
桐嶋技研とは水之江が運営する研究所である。その研究所では、機械工学を始めとして多彩な分野の才能を持つ水之江が、無駄に優れた技術力をフル活用して武器やキャバリアなどを多数開発してきていた。桐嶋技研で開発された兵器は、猟兵に販売するのみならず、戦乱に明け暮れる軍事国家などにも売り込まれているという噂さえある。
――異世界が発見されるとすぐにその技術を取り入れた兵器を開発する桐嶋技研の技術は、まさに恐怖のメカニズムだと言えるだろう。
『ほう、恐怖のメカニズムデッキとは、このオレと正面対決する気ロボ? いいロボ! その勝負受けてやるロボ!』
「ふふ、私が勝ったら、そのボディ、分解してどうやって動いているか調べさせてもらおうかしら?」
目が据わった水之江の言葉に、カイザーエンペラーは本能的な恐怖を感じる。
――あ、これ、本気だ、と。
『ま、まさか、最強の皇帝であるこのオレが、恐怖を感じているロボ……!? そんなはずはないロボ!』
「まあいいわ。戦ったら私に逆らう気もなくなるでしょう? さあ、勝負よ」
デッキを構えた二人は、声を揃えて叫んだ。
『「デュエル!!」』
●
『先攻はオレだロボ! 魔法カード『電磁カタパルト』で手札のロボットカード『機動闘士X』を戦場に特殊召喚!』
カイザーエンペラーの言葉とともに、闘技場に巨大な白いロボットの幻影が出現した。巨大ロボットのユニットカードが召喚されたのだ。
だが、まだターンエンドではない。水之江のターンが来る前にカイザーエンペラーがさらに吼える。
『手札の『月面施設』を破棄することを代償にビームキャノンにエネルギーチャージだロボ!』
手札から白いロボット専用のカードを破棄すると、上空に巨大な月の幻影が現れる。
月から伸びたガイドレーザーが白いロボットのボディに届くと共に、その背中のアンテナが展開された。それは、上空からの強大なエネルギーを受け止め、構えたビームキャノンにエネルギーチャージをおこなっていく。
『『機動闘士X』の特殊攻撃、衛星砲発射ロボ! 戦場に敵ユニットがいないから、プレイヤーにダイレクトアタックだロボ!』
白い巨大ロボットのビームキャノンが発射され、あらゆるものを消滅させる破壊の光が水之江に迫る。その威力は、水之江のライフを一撃で消滅させるのに十分だ。
『これこそ、オレの速攻コンボだロボ! 抵抗もできずに消え去るがいいロボ!』
迫る白いエネルギーの奔流。しかし、水之江は表情一つ変えずに小さく呟いた。
「ならば私はこの『聖なるバリアプロテクトフィールド』を発動するわ。このターンの私への全てのダメージは無効化される」
水之江の周囲に展開される半透明のバリアフィールド。強力なビームキャノンの一撃が炸裂し大爆発が起こり大地が融解していくが――水之江を取り囲む半球型の領域だけは無傷のままだった。
『馬鹿な!? 『機動闘士X』の衛星砲を防いだロボ!?』
カイザーエンペラーの驚愕の声が闘技場に響き渡った。
●
「あら、もう打つ手なし? ならターンエンドでいいわね? 私のターン、ドロー!」
山札からカードをドローし、水之江の顔に不敵な笑みが浮かんだ。
そして勢いよくカードを表示する。
「私は魔法カード『強制送還波動――ワープドライブウェーブ』を発動! あなたの場にあるユニットの時空間上の座標に強制介入し、試合開始前にいた場所――山札へとワープさせるわ!」
『『機動闘士X』が山札に戻されたロボ!?』
「安心しなさい。再び山札から引けたら、もう一度出撃できるわ。けれど、そんな暇はあげないけれど!」
水之江は手札の中から一枚のカードを勢いよくオープンする。
「さあ来なさい、『強襲揚陸艦ワダツミ』!」
『な、何だロボ、この巨大な影は!?』
水之江の言葉とともに地上に大きな影が落ちる。
カイザーエンペラーが上空を見上げると、そこには流線型のボディの銀色の戦艦が浮かんでいた。それこそ、水之江が移動時の拠点としている強襲揚陸艦ワダツミである。
『せ、戦艦とか、反則ロボー!?』
「いいえ、このカードがデュエリストブレイドに存在している以上、反則ではないわね」
ワダツミの召喚と同時に、水之江の周囲に艦長席の計器類が出現する。
格納庫ハッチの解放ボタンを押しながら水之江が叫んだ。
「ワダツミの特殊効果を発動! 手札のイカルガ、ウバザメ、ギムレウスを手札から特殊召喚するわ!」
ワダツミの格納庫から降下してくるキャバリア、イカルガ、ウバザメ、ギムレウス。
それらは水之江の前面に陣取って、武装をカイザーエンペラーに向けた。
「さあ、後はもう分かるわよね?」
『ま、待つロボー!?』
嗜虐的に微笑みながら、水之江がキャバリア軍団に指示を下す。
「問答無用よ。全機一斉攻撃! 滅びの水之江ストリーム! 相手は死ぬ!」
『ぎゃあああロボっ!』
キャバリア軍団からの一斉ダイレクトアタックを受け、カイザーエンペラーのライフはゼロになったのだった。
『Congratulations. Winner 桐嶋・水之江!』
大成功
🔵🔵🔵
雛菊・璃奈
ロボデッキ…なら、わたしはディザスター・ゼロをメインにしたデッキかな…。
(デッキ方針は魔剣や魔法、罠カードでゼロを強化・サポートしつつ、敵の場や行動を封殺する呪い系カードでボロボロにするえげつない系デッキ)
儀式カード:封印解放を使用…。
神殿とライフをコストにディザスター・ゼロを特殊召喚…。
ゼロの能力「呪神侵食」…。
毎ターン相手の全カードの能力を500ずつダウンし、能力0になると強制破壊…。
更にダメージトリガー起動も封じる…。
呪装カード:黒桜…。
全ユニットへ攻撃…。相手の場を呪いで侵食し、敵召喚ゾーンに置かれるユニットの能力-1000…。
これで召喚ユニットはボロボロだね…。でも、容赦はしないよ…
●
『次の挑戦者、来るロボ! オレは手札から『ロボット量産施設』を配置! 毎ターンレベル1のロボットが山札から自動召喚されるロボ! オレのロボット軍団に勝てるロボか!?』
不敵な笑みを浮かべるカイザーエンペラー。
彼の目の前には、低コストの量産型ロボットたちが続々と実体化されていく。
それに対するは、銀髪の妖狐の雛菊・璃奈(魔剣の巫女・f04218)だ。『呪装機神ディザスター・ゼロ』を中心にして魔剣や魔法、罠カードで強化するデッキを組んだ璃奈。さらに呪い系のカードも含まれているのは呪詛を得意とする璃奈ならではだ。
「わたしは、カードを3枚場に伏せてターンエンド……」
クールな表情を崩さず、璃奈は手札から着実にカードを配置していく。
『量産型ロボ軍団、ダイレクトアタックロボ!』
「させない……『影竜の束縛』によってロボたちを影に引きずり込んで攻撃を無効化するよ……」
カイザーエンペラーの攻撃に、トラップカードをオープンすることで対抗する璃奈。璃奈の肩に現れた三体の影竜が巨大化し、影となって敵フィールドに出ているユニットの行動を三ターン無効化した。
だが、その間にもカイザーエンペラーは量産型ロボットを山札から自動召喚し続けている。
『どうしたロボ!? ユニットを出さなければ、トラップカードの効果が切れたら攻撃し放題だロボ』
璃奈が伏せカードを増やしている間にも、敵フィールドには大量の量産型ロボットが並んでいく。
『三ターン経過したロボ! こちらはもう一度量産型ロボ軍団でダイレクトアタックだロボ!』
「『呪力の縛鎖』で敵ユニット全体を一ターン行動不能にする……」
伏せカードをオープンし、何とか攻撃をしのぐ璃奈。
このまま決着が着いてしまうのか――と思われたその時。ついに璃奈が動いた。
「ようやく来てくれたね……。儀式カード『封印解放』を使用……! 神殿と残りライフをコストに『ディザスター・ゼロ』を特殊召喚……」
璃奈の目の前に召喚された巨大な機影。それは主である璃奈以外を拒む封印された機体、呪装機神ディザスター・ゼロだ。璃奈の周囲にコックピットの風景が再現される。
『くっ、召喚を許してしまったロボ!? だけど、召喚の代償でそちらのライフは残り1……そのロボットさえ倒せばオレの勝ちロボ!』
カイザーエンペラーは勝ち誇った笑みで手札からカードを使用する。
『オレのターン、魔法カード『一斉攻撃』で量産ロボ軍団の同時攻撃ロボ! これは場にあるユニットカードの攻撃力を合計して攻撃できるロボ!』
ずらりと並んだ量産型ロボたちがディザスター・ゼロに銃口を向け、それを一斉に解き放った。
いかに強力なディザスター・ゼロでも、この攻撃力を上回ることはできない――。
だが、璃奈は無表情の中、わずかに笑みを浮かべる。
「そのユニットたちの攻撃力、よく見てみるといいよ……」
『な、なにぃ、だロボ!? 攻撃力がダウンしていて……そっちのロボを倒すのに足りないロボ!?』
「そう。これがゼロの特殊能力、呪神侵食……。召喚されたターンを含む毎ターン、相手の全カードの能力を500ずつダウンし、能力0になると強制破壊するよ……」
カイザーエンペラーのユニットは量産型の低レベルユニットがメインだ。そのため攻撃力が低く、呪神侵食の効果で攻撃力がほぼ無くなってしまっていた。
低攻撃力を足し合わせたところで、ディザスター・ゼロを撃破するのには足りなかったのだ。
「それでは、わたしのターン……! 呪装カード『黒桜』を使用……」
璃奈が振るう薙刀から黒い桜の花びらが吹き出し、敵フィールドを包み込んでいく。
「これは敵フィールドを呪いで侵蝕し、全ユニットの能力値を-1000する……。さらにディザスター・ゼロの呪神侵食の効果で、能力値が0になったユニットは強制破壊だよ……」
『そ、そんな、オレのロボット軍団が!?』
能力値を0まで下げられた量産型ロボット軍団が、呪いに蝕まれて黒く染まった機体の動きを止めていく。
「これで召喚ユニットはボロボロだね……。でも、容赦はしないよ……」
場に満ちた呪いの効果で攻撃力をアップさせたディザスター・ゼロは、カイザーエンペラーにダイレクトアタックし――そのライフを削りきったのだった。
『Congratulations. Winner 雛菊・璃奈!』
大成功
🔵🔵🔵
トリテレイア・ゼロナイン
では、よろしくお願いいたします(挨拶)
そちらは強力な性能…効果とステータス持つ特殊機体のデッキのようですね
ならば配備される前に…
召喚条件の緩い量産型キャバリア『パラティヌス』を召喚
(宿敵の銀の機体)
魔法カード『機体改修』でリリースし『ロシナンテⅣ』を特殊召喚
確かに、この機体では勝利は難しい
故に
全ライフをコストに
『熟練戦闘技巧』発動!
自身の敗北条件をライフ0からこの機体の破壊に変更
コストと私の力量分ステータスを上昇!
(幻影に跳んで乗り込み)
搭乗型ロボット兵器…その力は操縦者によって左右されるものです
ワンショットキル、御覚悟を
戦闘技量という名の効果で相手機体の効果を完全封殺
相手機体強化前に撃破
●
「では、よろしくお願いします。正々堂々と戦いましょう」
清廉なるウォーマシンの騎士であるトリテレイア・ゼロナイン(紛い物の機械騎士・f04141)は、戦いの前に敵と挨拶をする礼儀を忘れない。
『こちらこそ、よろしくロボ』
トリテレイアとロボット妖怪は、その金属の腕でがっしりと握手をしつつ、デュエルに臨む。
同じ機械の身体を持つ戦士(デュエリスト)である二人であるが、今だけは敵同士なのだ。二人は合成音声の声で同時に叫んだ。
『「デュエル!」』
『さあ、オレの超強力ロボデッキに勝てるロボかな? こちらはどんな魔法カードや罠カードでも無効化する無敵ロボ『アイアンロボ108号』を召喚してターンエンドロボ!』
カイザーエンペラーは、自身のフィールドに巨大な重装甲ロボットを召喚した。その威容はどんな攻撃でも弾き返しそうな堅牢さを感じさせる。
「なるほど、そちらは強力な性能……効果とステータスを持つ特殊機体のデッキというわけですね。ならば……」
トリテレイアがカードをドローすると、緑色のカメラアイを光らせる。その電子頭脳が計算するのは勝利へと至る最短ルートだ。
一瞬のうちに演算を完了させたトリテレイアは淀みのない動きで一枚のカードをフィールドに召喚する。
「こちらは量産型キャバリア『パラティヌス』を召喚です」
トリテレイアのフィールドに実体化したのは、ランスとシールドで武装した、騎士を思わせる銀色のキャバリアだ。両肩に追加兵装としてミサイルポッドが増設されている。
「さらに魔法カード『機体改修』を使用し、『パラティヌス』を破棄する代わりに手札から『ロシナンテⅣ』を特殊召喚です」
機体改修の効果により、わらわらと集まったメカニックたちが、あっという間にパラティヌスの機体を改修。それはトリテレイアを巨大化させたかのような騎士型のキャバリア『ロシナンテⅣ』へと生まれ変わっていった。
『ほう、なかなか強力そうなロボットだロボ。だが、オレのアイアンロボ108号に勝てるロボか?』
「ええ、確かにこの機体では、そちらの機体の防御力を抜くことはできません。また、特殊能力によって魔法カードや罠カードの効果が出ないのでは、勝利は難しいでしょう。――故に!」
トリテレイアは一枚のカードを手札から引き抜き、場にオープンする。
「私は全ライフをコストに『熟練戦闘技巧(バトルアーツ)』を発動します!」
魔法カードによって『ロシナンテⅣ』に乗り込んだトリテレイア。これによってトリテレイアの敗北条件が『ロシナンテⅣの撃破』へと変更される。
同時に払ったコストであるトリテレイアの全ライフの分だけロシナンテⅣのステータスが上昇した。
『馬鹿な、そんな方法でパワーアップとかありロボ!?』
「搭乗型ロボット兵器……それは操縦者の力で強化されるものです。御覚悟を」
カイザーエンペラーのフィールドに立つ鉄壁の巨大ロボット『アイアンロボ108号』に向かって、トリテレイアの駆るロシナンテⅣがスラスターを全開にして肉薄する。
『無駄だロボ! その攻撃力では、まだ『アイアンロボ108号』の装甲は抜けないロボ!』
「その実力差を埋めてこそ、操縦者の実力というものです! 私の戦闘技量を甘く見ないでいただきたい!」
カメラアイを激しく光らせたトリテレイアが吼える。数々の戦場を駆け抜けてきたトリテレイア。その戦闘知識と経験は間違いなく本物だ。
『オレだって、このゲームでは最強の王者ロボ!』
「ゲームでの経験と実戦での経験……その違い、見せてあげましょう!」
その言葉とともに、ロシナンテⅣの攻撃力が上がっていく。
『馬鹿な、操縦者の気合とともにカードの攻撃力が上がったロボか!?』
「私とロシナンテⅣの連携に――不可能はありません!」
ロシナンテⅣが、サブアームに持つライフルを乱射し、敵のガードを引きつけ――がら空きになった胴体に抜き放った剣を一閃した。
大爆発を起こして消滅する重厚なロボット。トリテレイアの技術によってロシナンテⅣの攻撃力が上回り、アイアンロボ108号を撃破したのだ。
『そんな……オレの無敵ロボが……』
自慢の機体がやられて呆然とするカイザーエンペラーにロシナンテⅣが銃口を向け――。
「これで、終わりです」
そのライフを吹き飛ばしたのだった。
『Congratulations. Winner トリテレイア・ゼロナイン!』
大成功
🔵🔵🔵
百目鬼・明日多
カードゲームはそれなりに得意ですので、任せてくださいよ。
ルールはもう頭に入ってます。
相手は巨大ロボットデッキとの事ですのでコチラは
「電属性」デッキで行くとしましょう。
漏電カード等、機械系をメタしたデッキですね。
これにより相手を妨害しつつ、雷トークンを並べます。
ですが相手も電気を吸収したり、電気が効かないカードを必ず使うはず。
そのタイミングで、雷トークンを一気に吸収してパワーアップするロボカードを召喚します!
そこからは自分のロボを強化しながらの真っ向勝負。
最後まで良い勝負をしましょう!
●
『さあ、次の対戦相手は誰ロボか!?』
猟兵たちに負け続けのカイザーエンペラーが、今度こそという表情で挑戦者を待ち受ける。――ロボなので、表情はよくわからないが。
そこに一歩踏み出したのは、緑髪の少年、百目鬼・明日多(一枚のメダル・f00172)だ。彼はゲームの申し子たるバーチャルキャラクターであり、カードゲームもお手の物だ。
「任せてください、ルールはもう頭に入っています」
自信満々な明日多の言葉に、カイザーエンペラーが挑発的な表情で告げる。
『このめちゃくちゃ複雑なデュエリストブレイドのルール、そんな簡単に理解できるものではないロボ! このオレですら、ルールを覚えるのに10年かかったロボ!』
「なら……試してみますか? ここから先はゲームの時間ですよ!」
明日多が掲げるのは、組み上げたデッキだ。
ロボ妖怪のカイザーエンペラーも、その言葉に同意する。
『ならば……』
『「デュエル!」』
声が重なって、デュエリストブレイドの勝負が始まったのだった。
『オレの先攻ロボ! オレは巨大ロボを召喚ロボ!』
カイザーエンペラーのフィールドに巨大ロボットが召喚され、その幻影が実体化される。
『ターンエンドだロボ! さあ、実力を見せてみるロボ!』
「そちらが巨大ロボットデッキならば、コチラは『雷属性』デッキです。ドロー! トラップカードを伏せてターンエンドです」
明日多は、トラップカードを場に伏せるのみでターンを終わらせた。
『ならば、巨大ロボ、プレイヤーにダイレクトアタックロボ!』
巨大なロボットが、明日多に向かって腕を振り上げ、直接攻撃をしてくる。
だが、それを冷静に見つめる明日多は静かに呟いた。
「トラップカードオープン。漏電カードによって敵機械属性ユニットの行動を1ターン封じます」
バチィッという激しいスパークが巨大ロボットの体内で発生し、その動きが停止した。
『ぐぬぬ、機械に対するメタデッキロボか……。けれど、妨害だけでは勝てないロボよ! ターンエンドだロボ』
「分かっていますよ、僕のターン、ドロー! 『天よりの雷』で巨大ロボットに攻撃です! これは機械系ユニットには3倍のダメージです!」
『くっ、やるロボね……』
敵を撃破した明日多は、さらにトラップカードを数枚伏せるとターンエンドした。
『けれど、甘い、甘いロボよ! そういうメタデッキ相手のことを考えていないとでも思ったロボか? 『ゴムゴムロボ』召喚ロボ!』
カイザーエンペラーが手札から召喚したのは、雷を完全に無効化するゴム製の『ゴムゴムロボ』だ。
これこそ、弱点である雷属性デッキへのメタカードだった。
『これで雷デッキには負けないロボよ!』
「ええ、それも計算の内です。こちらは、ここまでに並べた雷トークンを吸収して、『サンダーロボット』を召喚します!」
一方の明日多が召喚するのは、電気を操る巨大ロボット『サンダーロボット』。
敵の妨害用に用いる雷属性カードによって強化可能という、デッキコンセプトと一致した巨大ロボットカードだった。
『くっ、そちらもロボットできたかロボ……。だが、そのロボの攻撃力では、こっちのゴムゴムロボを倒すことはできないロボよ!』
明日多が召喚したサンダーロボットの攻撃力を見て、カイザーエンペラーは余裕の態度を崩さない。
だが、それは明日多の想定内だ。
「雷魔法『ライトニング』をサンダーロボットに使用します! 魔法ダメージ分だけ攻撃力アップです!」
明日多から放たれた雷撃を吸収し、サンダーロボットの纏う電撃が強化される。
『そんな!? 攻撃力がアップしたロボ!?』
「まだまだですよ。トラップカード『高電圧電流ワイヤー』と『電磁ネット』を発動! サンダーロボットで吸収です!」
張り巡らせた雷系トラップカードを自分で発動させ、そのエネルギーを吸収していくサンダーロボット。
それによって、サンダーロボットの攻撃力は、ゴムゴムロボの攻撃力を上回り――。
「これで――終わりです!」
サンダーロボットの一撃は、ゴムゴムロボごとカイザーエンペラーのライフをゼロにしたのだった。
『Congratulations. Winner 百目鬼・明日多!』
大成功
🔵🔵🔵
渡月・遊姫
カァン! 地面にトランプのジョーカーが突き刺さる。
「それは挑戦状の代わりや。決闘を申し込むで。ウチこそジョーカー。カードゲームなら任せてもらおか」
自身満々に登場する京都弁の道化師。表に出ているのはオウガの人格・ジョーカー。
使用するのはトランプをテーマとしたデッキ。軽量のトランプ兵で戦線を維持しつつ、騎士や女王を展開する。
魔法カード枠でトランプから地獄の炎が出たりもする。
十分な魔力が溜まったら、エースモンスター、【マーブルクラウン】を召喚や。
マーブルクラウンは武装を持たないキャバリア。超能力的な技やふわふわした動きで敵を翻弄するで。
ダイレクトアタックや!(相手プレイヤーを直接殴る)
●
カァン!
甲高い音と共に闘技場の地面に突き立ったのは、トランプのジョーカーのカードだ。
『な、何者だロボ!?』
周囲を見回すカイザーエンペラー。コンクリートの地面に突き刺さるカードを眉間にでも投げられようものなら即死間違いなしだけに、怯えまくった表情だ。
そこに朗々と響くのは、京都弁の少女の声だった。
「それは挑戦状の代わりや。決闘を申し込むで。ウチこそジョーカー。カードゲームなら任せてもらおか」
道化師の仮面を被った少女は、オウガブラッドの渡月・遊姫(二重人格の殺人姫・f19443)である。
遊姫の人格と、オウガのジョーカーの人格が共存する少女だが、いま表に出ているのは、オウガの人格、ジョーカーの方だった。
『このオレに挑んでくるとはいい度胸ロボ! 受けて立つロボ!』
カード投げでの肉弾戦じゃなくて良かったと安心したカイザーエンペラーは、自慢のロボデッキを取り出すと、遊姫と声を揃えて叫ぶ。
『「デュエル!」』
「ウチの先攻や。ウチが使うのはトランプをテーマとしたデッキやで」
遊姫は軽量なトランプ兵を喚び出しながら、さらに騎士や女王のカードを展開していく。
一方のカイザーエンペラーは着々と巨大ロボット軍団を召喚していく。
『くくく、そんなチンケなユニットで、オレのロボット軍団の相手をするつもりロボか?』
召喚されたロボット軍団たちは、トランプ兵たちに攻撃を仕掛け、蹴散らしていった。
『さあ、このまま一気に倒してやるロボ!』
だが、遊姫のピエロの仮面の下で、赤いジョーカーの瞳が輝いた。
「ウチがただやられているだけだとでも思うたか? 十分な魔力は溜まったで。エースモンスター『マーブルクラウン』を召喚や!」
遊姫の言葉とともに、武装を持たないキャバリア『マーブルクラウン』が召喚され実体化する。
実体化したマーブルクラウンは、ピエロのような所作で一礼した。
『ふん、そんな装備もないような弱そうなロボット、オレのロボット軍団の敵ではないロボ! 一気に攻撃して撃破するロボ!』
カイザーエンペラーの指示の下、ロボットたちがマーブルクラウンに攻撃を仕掛ける。
しかし、遊姫は余裕の表情を崩さない。
「マーブルクラウン、遊んでやり」
攻撃してきた敵に対し、マーブルクラウンの特殊能力が発動し、攻撃をひらりひらりとトリッキーな動きで回避していく。これこそ、掴みどころのないマーブルクラウンの真骨頂だ。
『ええい、なにを遊んでるロボ! 全員でかかるロボ!』
業を煮やしたカイザーエンペラーが総攻撃の命令をするが、それが遊姫の狙いだった。
ピエロの仮面の下で、唇がにやりと笑みの形を作る。
『さあ、マーブルクラウン、イッツ・ショータイムや!』
マーブルクラウンが空高く跳躍したかと思うと、まるで魔法のようにその両手に無数のトランプが現れた。
両手を振るった瞬間、トランプが雨のようにロボット軍団の頭上に降り注ぎ、灼熱の炎となって命中、爆散させトドメを刺していく。
『ば、馬鹿な!? オレのロボット軍団が全滅ロボか!?』
呆然とするカイザーエンペラーに対し、遊姫が冷たく告げる。
「あんさんの敗因はな、ウチのマーブルクラウンを舐めて油断していたことや。相手の思考を読み、その裏をかくことこそ、手品を使うピエロの真骨頂やさかいな」
フィールド上の敵を全滅させたマーブルクラウンは、カイザーエンペラーにダイレクトアタックを行い、そのライフを削りきったのだった。
『Congratulations. Winner 渡月・遊姫!』
大成功
🔵🔵🔵
高原・美弥子
アドリブ歓迎
よし、デッキの回し方は覚えた!
さぁデュエルだよ!
あたしのターン!
まずは「GF(ギャクシーファイター)03」を召喚、効果で「GF01」をサーチ
GF、まんま宇宙戦闘機なクリーチャーだよ
あ、此処からちょっとソリティアするね?
以下抜粋
GF01~03が場にいると「万能宇宙空母ギャクシーノア」を特殊召喚
魔法「トランスフォーム」で全GFと空母をロボに
魔法「カスタム化」でGFをAGF(アサルトギャクシーファイター)に、01が白兵、02が砲撃、03が電子戦機に
魔法「エースオブエース」でAGF01を「AGF01白い流星専用機」に
空母ロボの主砲で魔法罠除去って、白い流星が攻撃力倍と連続攻撃で大ダメージと
●
「へー、デュエリストブレイドかー。面白そうなゲームだね」
黒髪をポニーテールにして、鎌倉にあるという学園の制服を着た妖狐の高原・美弥子(ファイアフォックスのファイアブラッド・f10469)。普段はイグニッションカードというカードに装備を収納していることもあり、カードゲームには興味津々だ。
「よし、デッキの回し方は覚えた! さぁデュエルだよ!」
他のプレイヤーの戦いを見ながらルールを把握していた美弥子は、完成させたデッキを手に持って、カイザーエンペラーに戦いを挑むのだった。
「あたしのターンからだね! それじゃあ、まずは『GF(ギャラクシーファイター)03』を召喚!」
美弥子がカードを配置すると、フィールド上に宇宙戦闘機タイプのクリーチャーが実体化した。
ギャラクシーファイターという名前に相応しい外見のクリーチャーカードだ。
「そして、GF03の召喚時の特殊効果でGF01をサーチ!」
美弥子は山札からGF01を探し出して手札に加える。
だが、まだ美弥子のターンは終わっていない。
「GF01とGF02を召喚して……GFシリーズが揃ったときに発動する効果で『万能宇宙空母ギャクシーノア』を特殊召喚!」
3機の宇宙戦闘機に加え、その空母たる巨大な万能宇宙空母が召喚された。
それにより、美弥子の周囲の光景が『万能宇宙空母ギャクシーノア』の作戦司令所のものに書き換わる。彼女の衣装も、宇宙艦隊の女艦長という感じの制服へとチェンジした。
「ここで魔法『トランスフォーム』! 全GFと空母をロボに変形させるよ!」
美弥子が魔法カードを発動させると、場に出ている戦艦と戦闘機が変形し、ロボットになっていく。
「さらに魔法『カスタム化』を使用! GFをAGF(アサルトギャラクシーファイター)に換装するよ!」
美弥子艦長の指示で、GFにメカニックたちが群がり、その兵装をカスタマイズしていく。
GF01は白兵タイプ、GF02は砲撃タイプ、GF03は電子戦機だ。
「それから魔法『エースオブエース』発動! AGF01を『AGF01白い流星専用機』に改造する!」
AGF01に通常の3倍の出力の追加のスラスターと指揮官用の頭部アンテナが追加。さらに機体カラーも白、黄、青のトリコロールカラーに塗装されていった。
「よーし、これで準備完了! 空母ロボの主砲の効果で敵フィールド上の伏せカードと相手の手札の魔法カードを除去するよ!」
空母ロボが反粒子砲のエネルギーをチャージしてそれを発射すると、対戦相手のフィールド上――まだ1ターン目なので何もないが――を一掃し、さらに相手の手札から魔法カードと罠カードを除去する。
「それじゃ、いっけー、AGF01白い流星専用機!」
専用機にカスタマイズされたAGF01は、AGF02、AGF03とのコンビネーション技、ジェットストームアタックにより、3機の合計攻撃力の2倍の攻撃力で敵プレイヤーにダイレクトアタックし――。
そのライフをゼロまで削り取ったのだった。
『Congratulations. Winner 高原・美弥子!』
『まだ一言も喋ってないロボよ!?』
大成功
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