●集え
――全くが適当なおはなしだ、分厚い書物(もじれつ)を吸い込めば好い。反芻した『しあわせ』が何れ、石を投げる相手すらも忘却させるだろう。ふらりと虚空(あな)へ落ちていった犠牲者(ひとびと)、ぶくぶくと色彩(いろ)と同化していくに違いない。この火と硫黄は造り物だ、創られた類(もの)ではない――宙から降ってきた望ましい景色(アウトサイダー)、もうオマエは二度と元には戻れない。楽しい。ああ、嬉しい。プラス感情が理性を壊し尽くし、ハルマゲドンの焔(えん)を遂げていく。
投げ込まれた谷底、蛆が消え去る気配は見えず、蟲毒に極まって彼女等が泣き出した。嫌だ。厭だ。助けて、助けてよお母さん――見捨てないで!
うふふ。うふふふふ。
きゃはは――バベルの塔は死んでいる。
●グリモアベース
「貴様等、最優先対処事項(レッド・アラート)だ。組織の連中が所有する古文書の災厄、その色彩(にく)が地に降りたと謂う。これらは『外なる邪神の肉片』で在り、染めたものを悉く『発狂』させる性質を有す。覚悟し給えよ、猟兵(われわれ)も例外ではない。とても愉快な連中ではないか」
ロバート・ブレイズは集った猟兵達を『たしかめる』ように視認した。言の葉は強く、ただ邪神への冒涜(かんじょう)が籠っていた。
「狂信者どもが描いた魔法陣に『肉片』が呼ばれたという。その影響で人も物も『幻覚(しあわせ)』に囚われてしまったようだ。この場の『奥』に信者【だった】ものどもが在ると視え、素早く攻略せねばならない――ああ、勿論だが。抗う術は用意せよ。最悪、貴様等が蟲毒に混ざるかもしれぬ――宜しく頼むぞ」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
聖餅をあまさず。
第一章。
外なる邪神の肉片が『強く望む居たい景色』を見せてきます。これに抵抗出来なければ二度と帰れなくなるでしょう。
第二章。
外なる邪神の肉片によって変異した『狂信者』達との戦闘です。素早く片付けなければ猟兵でも発狂(くる)ってしまうでしょう。
第三章。
不明点が多いです。蛆と火が消える事はありません。
宜しくお願い致します。
第1章 冒険
『幽冥Farewell』
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POW : 揺るがぬ心を強く持ち打ち勝つ
SPD : 足を止めずに幻惑を振り払う
WIZ : 力尽くで幻を消し去る
👑7
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私刑(いし)が群がれば酩酊(くらつく)末路、嘔気(げぼげぼ)と景色(こうふく)が茫々(ひろ)がっていった。肉片(いろ)が魔法陣(ケイオス)を塗り潰してパン生地、伸ばせば伸ばすほどに美しいだろう――グロテスクに思えなければ発狂(クロス)の杭、悔い改める脳髄(シナプス)も喪失している。
ああ、たのしい。ああ、うれしい。この改まった世界(せいしつ)が、オマエを束縛(しば)って離さない。見捨てられた論は無かったのだ、有難くも主(それ)は幻覚(うつ)ってくる――まどわしの果実は甘酸っぱい。
ワタツミ・ラジアータ
星の外から来る神でございますか。
あの星は何処であっても大変で御座いますわね。
望む景色
本人無自覚
地平の果てまで白銀の金属に支配された機械世界
基幹に刻まれた今となっては意味のない製造目的。
【POW】
素晴らしい光景ですわね。
何故そう思うの解りませんけども。
取り込まれ、心無い機神になりかける。
自意識に障害。
UCでこちらに存在しない姉が現れる。
誇りなどありませんが、後継機が不甲斐ないのは面白くありませんからね。
ワタツミの嫌いな錆びた真鍮歯車世界が幻の機海を浸食する。
脳回路に触れられた怒りと知らぬ姉への敵愾心にて意識を戻し、二つの世界を本来の侵略機海にて踏破。
もう少し起こし方を考えてほしいものですわ。
聖なるかなと歯車(のう)を虚じ空ければ早々、炉に落とされた感覚が妬いている。星から星へと不定形(カオス)が渡り移れば如何だ、外を味わってきた彼等には『毒』でしかない。重力(おも)さに苛まれた化け物曰く、塑の傷みを啜る所以は『啼』い――あの星は何処であっても大変で御座いますわね。何を望むと謂うのか違えた奈落、谷底に投棄した螺子(パーツ)は何毎だろうか。見えた。観えた。何を聴いた、ギシギシと味覚が整っていく――一面白銀、最果てまでもが機械仕掛けと解せるだろう。
世界(はら)の中で児(じ)がおどり、ゲシゲシとクダラナク戯れている。基幹に刻まれた今となっては意味のない製造目的。適切な言の葉、音を弄ろうと意識(のぞ)いたとして――自覚していない素晴らしさ、誰もタンパク質を繋げなかった。
何故そう思うのか解りませんけども――皮(こう)を叩くような色彩(アウトサイダー)、取り込まんと騒ぎ出せば変形(かえ)ろと鬱陶しい。この心禍わりは彼方(いずこ)からの強襲か、チク・タクと……蕃は娑婆(さき)に堕してくれ。
障害(が こ ん)――自意識(じが)がひどく傷付いている。
存在していない祭文とは何か、道を外れたのはオマエのクセに。
――誇りなどありませんが、後継機が不甲斐ないのは面白くありませんからね。嫌いだ。嫌いだ。大嫌いだ、ブンブンと鬱陶しい檻の中の蠅。
真鍮(心中)頭を垂れて機海へと侵蝕、歯車世界が動き出したならば『敵愾』の沸々か。ぶつぶつと呟いた金色の眼、そら、小さな部屋(ば)を見回して魅ろ――踏破。もう少し起こし方を考えてほしいものですわ。
螺旋階段を上り下りだ、出口は永久に得られない。
印を見つけたか。印を見つけたか。印を見つけたか。
異界(リコリス)、味噌は熱いうちに融かせ。
成功
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酒呑・十冴
ほー、異星からの神さんたァ
全く何が起きなさるやら
気付けばそこは見慣れた地元の地方都市
適度な雑踏と猥雑さと活気と………
隣には半身とも言える同年代の相棒〇〇〇〇
『おう、今日はどこ行こか』
『最近新しいカードショップが出来ましたや』
『ほーそりゃ珍しい。行くか行くか』
『今日は僕が勝ちますな?』『言ってろ、今度も………』
自分の顔面を強く殴る
『い、いきなり何を?』
いや、今度はねえんだ
お前は俺を助けて死んじまったんだから、もう居ねえ
あーあー、なるほどなあ
こりゃあ確かに良い夢想(ユメ)だ
帰りたくなっちまったけど、もう無理なんだよ
中空をUC使用で本気でブン殴る
入った亀裂を更に叩き壊して脱出
ああ、ちと腹が立って来た
聖人が世に蔓延ったと言うならば、果たして異を唱える人は『どう』化すのか。滓(のこ)りの色を指で数えたとして、虚と足りて終うのが結果(すえ)だろう。饐えた感覚(におい)が脳内に触れ、それを異星(シナプス)と表現するのは簡単と謂える。全く何が起きなさるやら――去って行ったものは酷く大切な光景(しかい)の筈だ、気が付けば牛歩(ほ)を進めている――見慣れた地元の地方都市。俗物(もぶ)らしく融け込んだ貌(かたち)は何種類か、問い掛ける意識も朦朧(くら)んで行く……? 適度な雑踏と猥雑さと活気……隣に双眸(め)をやれば※※※※、同年代の相棒の『名前』は潰れていた――おう、今日はどこ行こか。
心を貫くような貌(パイルバンカー)が嗤っている。最近新しいカードショップが出来ましたや。腕を喰うような貌(エモノ)は謳っている。ほーそりゃ珍しい。行くか。行くか。札(ふ)のおもいがぐつぐつと流されて威く。今日は僕が勝ちますな? 言ってろ、今度も……赤信号(バケモノ)の前、飛び出したのは何方なのか――握り締めた拳が、強く強く『仮面(みずから)』を殴った。
い、いきなり何を――オマエは人一倍優しかったのだ。
いや、今度はねえんだ。
ため息(あー)(あー)仰ぐように幻想をみる。
お前は俺を助けて死んじまったんだから。
良い夢想の中で『居場所』を何度か改めた。帰りたくなっちまったけど、もう無理なんだよ。業々と金棒が熱されたならば中空、彼方の魔法陣(ただしさ)を否定してやれ――ヴェールを纏う意思(かお)はない、悲鳴は幾等も聞こえない――ああ、ちと腹が立って来た。亀裂を破壊(こわ)せば現実、オマエの隣には何も――こわい。こわいなぁ、人間。こどく感は不思議と涌かなかった。
食むほどに餅(にく)、不味さが極まった。
――かわした葡萄は泣いていたのか。
「格好いいですな」「そうなりたかったですや」
成功
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露木・鬼燈
強く望む居たい景色、ね。
さてさて、僕には何が見えるのかな?
花を愛でるような穏やかな日々?
それとも戦い続ける闘争の日々?
なるほどなー。
汗と血の入り混じる争いの匂いですか。
終わりのない戦いが待つ世界。
弱者を蹂躙し、強者と死合う。
羅刹的には全然おーけーです!
まぁ、所詮は幻覚。
僕の想像の限界を超えるものは出てこない。
なんとゆーか…意外性がない。
戦い続けたとしても得るものは少ない。
たぶん大して強くなれないだろうね。
うん、早々に飽きて居たいという気持ちはなくなるね。
どれだけ真に迫ろうとも本物には敵わない。
邪神の力を<斬祓>って幻を消し去ろう。
先に進めば本物が待っているからね。
腥(な)め腐った感覚が、頭の裏側で反芻(ひび)き渡っていた。強く・強くと圧し込まれたタンパクが流出し、ただ踏み入った魔法陣(じめん)を噛み詩めていけ。さてさて、僕には何が見えるのかな? ぐるりと回転した万華鏡(カオス)の一点、転々とした想像(おもい)が吐き散らかって異く。花を愛でるような穏やかな日常? たとえば彼方側の惑星、蔓(みどり)を伸ばせば妖艶(つや)やな果実。それとも戦い続ける闘争の日々? 機械仕掛けの血管が欠陥を甘受していた――なるほどなー。汗と血が入り混じれば悪鬼羅刹の昂揚感(おたのしみ)、異形(えもの)に付着した色は『確認する必要も』ない――弱者を蹂躙し強者と死合え。終わりなき戦いこそが『世界』を成している――埒外(おまえ)としては『全然オーケー』な臓物(もつ)塗れだ、あの道具は腸を引き堕すものだろう。まぁ、所詮は幻覚だと一蹴する他に無い。
オマエの想像を・創造を超える『地獄』は在り得ないのだ。オマエの願望(のう)が角をこぼさない限り、意外性の欠片も生じない。内部に『ない』を注いだとして平行線、戦い続けても得るものは『少ない』だろう。大して強くなれないだろうね――早々に飽きた。先程葬送(おく)った死体も失せている。
真に迫ろうとも本物には敵わない。
言の葉を繰り返しても動かなければ意味がない。
――魔を轢けば正気、穢れを拭(き)り祓った。
先に進めば本物が『待っている』からね。磔刑にされたのは何者なのか、石礫程度では『殺せない』と解っていた――百足(そ)の目はひらいている――命の尽きる瞬間まで『朱血肉林』と往こう。残り滓が不可視(た)えて吹く。
成功
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久瀬・了介
「強く望む居たい世界」
俺の場合ならば、オブリビオンどもが全て殺し尽くされた世界だろう。
そんな幻覚に惑わされるものか。偽りを打ち破る心構えをして転移に臨む。
実際に目の前に広がるのは無数のオブリビオンがひしめく世界。
反射的に銃で撃ち殺し刃で斬り殺すが、一体殺す毎に十体、十体殺す毎に百体のオブリビオンが湧いてくる。
…なるほど。殺し放題か。復讐の快楽に身を委ねろという事か。これが俺の望む世界か。
「雷」属性の「嵐」が吹き荒れ全てを凪ぎ払う。敵も世界も、俺自身も。
黒焦げになった肉体を「怨念義体」で修復し全身に「呪詛包帯」を巻き付け補強、立ち上がる。頭は冷えたか。
手段を目的にするな。前に進め。
跳ね回った馥郁が、くされ欠けた地獄(あたま)を鳴らしてくる。強く望む居たい世界。オマエの場合を『理性的』が手繰ったならば妄々、耳朶に這入り込む音は死体(な)いだろうか。オブリビオンどもが全て殺し尽くされた世界(くうかん)、そう思うのは身勝手とも言うべき虚構に違いない。宙、色に踏み込めばマイナスの虜――そんな幻覚に惑わされるものか。物々しさに構えを『と』れば如何だ、うつりこんだ魔性は塑の程度ではない――憎悪が不可逆と説かれた瞬間、闘争から離れる術はない――蠢動さわがしく見定めた煉獄、こればオマエの本心だと『伏魔殿』が嗤った。
反射的に穿った『目の前』の肉。反射的に撃った『目の前』の骨。がちゃがちゃと鬱陶しい……滾ってくる感覚(こころ)は如何だ。一を殺せば十。十を殺せば百。百を殺せば……無尽蔵に涌く過去(はくち)の亡霊ども、成程、最早「殺し放題」だと歓喜する他に無い――復讐の快楽に身を委ねろ。これがオマエの望んだ世界(もの)だ。魔女裁判(さばき)が独りで歩き狂っていく。
ばちり ばちり 心臓(ね)が荒れ猛れば鳴々(めいめい)、酩酊を焼き焦がすが如くの『自然現象(らちがい)』が自我(ごう)。轟々と悉くを薙ぎ攫えばオマエ自身、黒にからんだ肉と皮が削れていた――怨念(おもい)で中を治したならば呪い毎、巻きつけて補強(かた)めた立ち眩み……?
異々夜(いいや)、十分に『頭が冷えた』のだ。手段を目的にするな。一歩手前で『足首に縄をかけろ』――前に進め。本来(まえ)に進め。
何もかもが滅んでいた、自分も含めて。
自由自在にのびている。
成功
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第2章 集団戦
『蠱毒の好餌』
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POW : 断末魔の呪詛
自身が戦闘不能となる事で、【自身にとどめを刺した】敵1体に大ダメージを与える。【嘆きの声や命乞い】を語ると更にダメージ増。
SPD : 餌の芳香
【『蠱毒の好餌』に対して恐怖や絶望】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【邪気】から、高命中力の【残忍性を高める波動】を飛ばす。
WIZ : 蠱毒の汚染
自身が【死の苦痛】を感じると、レベル×1体の【邪悪化の汚染】が召喚される。邪悪化の汚染は死の苦痛を与えた対象を追跡し、攻撃する。
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石を投げた。石を投げられた。何度も何度も彼女等は、礫に存在(にく)を抉られた。その毎々(ごと)に祈りを捧げては「お母さん」「お父さん」へ縋っていたのだ。ええ。大丈夫。「私たちはこれから、きっと、生きていけるんだ」――殺さないで。いじめないで。嫌だ。嫌だ。こっちにこないでよ、すっとすっと「しあわせ」でいたいんだ――莫迦げている、これは誰が如何視たって【外なる邪神の肉片】におかされた、斃し滅ぼすべき『狂信者』だろう。しかし美味そうな色彩(あおざめ)をしている――断末魔が齎すのは本当に光(かなた)なのか?
得物を取れ、みえない赤子が望んでいる。
最後ではない晩餐に、嗚呼、相応しいのだ。
※※※
集団戦です。素早く彼女等を倒さなければ『猟兵達も彼女等とおなじ』になってしまいます。可能な限り『おおく』殺すプレイングにボーナスします。
宜しくお願い致します。
酒呑・十冴
………さよけさよけ
お前さんらが何を望んでこうなったとかは知らねぇ
ま、こんな結果になった事にゃ同情するし、せめて痛みは一瞬だけにしてやるから…精々自分(てめえ)を殺した奴の顔だけ憎んで逝きな
【怪力】全開UC連打
範囲攻撃でせめて一撃で死ねるように躊躇なく叩き込む
狙うは痛覚の存在しない頭蓋を破壊しての即死
確実に徹底して可能なだけ素早く実行する
もう助けられないし、助ける術も無いのなら己のやる事に躊躇はしない
終わった後に念仏の一つも唱える程度が関の山
はァ…やっぱ、弱いもん虐めは嫌いだ(煙草蒸す)
殴んのは好きだが、スッキリしねえし、ムシャクシャが治らねぇ
……コイツらの大将をブン殴りゃ少しはマシになるかねぇ
解脱(ぬけだす)事すらも出来なかったのだ、世間とは価値観が醜くも外れている。殴る殴られるの因果(めぐり)を理解せず、只管に神に縋る輪郭(すがた)は『たとえば』泣きじゃくる小鬼(こども)に等しい。好餌(えさ)の貌(つら)が脳裡に浮かべば虐めて叩いて食んでみたい――これで嘲笑(わら)う神とやらは腐りに腐っている。ああ、さよけさよけ。お前さんたちが何を望んでこうなったとかは知らねぇ――ぶるぶると振るえた眼が、今ではない何処かに落ちこぼれていた。結果、蟲毒(たっけい)を招いたならば『一応の同情』を一滴。ぼたぼたと『誰も傷付けていない』痕から血が漏れる――精々自分(テメェ)を殺した奴の顔だけ憎んで逝きな。
握り締めた『拳』は埒外さわぎのエネルギーだろう。超越性(かいりき)を籠めて放ったならば一歩・二歩・三歩――否々、経験の数(すう)だけ風圧(あら)ぶって往く。徹底的に『素早く』を意識すれば釈迦如来の掌(なか)、脳漿(えきたい)をぶち撒けた過去(さる)は痛んでいない。
頭蓋を咀嚼したオマエは『胸くそ悪さ』に息を吐いた。斃れ伏す【貌の見えなくなった】それに念仏だ、嗚々、馬の耳よりは死體だろう。唱える程度が関の山、ぶわりと呑んだ煙(えん)が繋がって狂る……蒸した、蒸した、スッキリしねえ。
殴んのは好きだがムシャクシャが治まらねぇ。永久にこびりついた呪いがオマエを『あとおし』しているのは何故か。蟲毒から脱出(ぬけでた)現に判るだろう――コイツらの大将をブン殴りゃ少しはマシになるかねぇ。
足裏に大脳、如何か発達してくれないか。
成功
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露木・鬼燈
やー、これは違うかなーって。
弱者を蹂躙するのも悪くはない。
でもどっちかとゆーと憐れなものは、ね。
テンション下がるわー。
まぁ、それはそれとして殲滅はするけど。
アポイタカラを召喚して空中に退避。
そして<機械鳥之宴>を起動。
多弾頭ミサイルで地面ごと耕すですよ。
安全な空中から地面と敵が混ざる様子を眺める。
倒すとスッキリするやつならこれも楽しんだけどね。
気分が乗らないこともあるのが猟兵のお仕事。
次の敵に期待してさっさと終わらせよう。
呪詛の遣い手として呪詛には呪詛で対抗する。
纏った呪詛に敵の呪詛を喰わせる。
喰らえば喰らった分だけ僕の呪詛は強くなる。
嘆きの声や命乞い?
ちょっと爆発音で聞こえないかなって。
礫が赤色に染まり謳うならば神様の真似事、糸、繰られた貌(かたち)は舞台の上で登場人物(ひと)に告ぐ。ばさり ばさりと飛び去った秩序が混沌の極まった眼下を『称えて』魅せるのか。これは違うかなーって。強者と火花を散らすのも弱者を欠片も残さず蹂躙するのも悪鬼羅刹(オマエ)にとっては『そそる』展開(シチュエーション)だ。そうとも悪くはない。悪くはないが『これ』は別種。憐れなほどに変質した『女の子』どもの縋りつき――ダダと下がるテンションを噛んでみた、それでも『殺さねば』中るのは我々(猟兵)だ。召喚(よ)んだ機体(キャバリア)と共に宙(くう)へと至れば観察(ぼうかん)、紫色の肌が晒されている。
悪夢で始まった宴は何れ『リアル』の連中(いと)を突いて嘲るだろうか。飛び出した渡鳥が戦闘機(あらあら)しく、嘴を開放(ひら)けば絨毯へと多弾頭を落とす墜とす――例えるならば魔性、彼女等は畝の後ろでも歩めない。ぐちゃと混ざった血と肉と土、弄り方が下手糞なのはご愛嬌か――倒すとスッキリするやつならこれも楽しんだけどね。乗らない気分の外側で『勤め』を果たせとキミが謂う。
無気味な空気(けはい)がずぶずぶと這入り込むのか、その程度の呪いは顎(まじな)いで迎えれば好い。骨の髄まで喰い尽くしたならば聾々、真逆、爆撃音で『こえ』も聞こえなかったのか――乞う命は既にない――次に期待してさっさと進もう。素敵なパーティは幕開けた『ばかり』だ。餅(パン)の一口では物足りない。
――葡萄の液がグラスの底、舌が届かない。
成功
🔵🔵🔴
ワタツミ・ラジアータ
こちらの神とやらは人の『心』を苛むのがお好きな様で。
とはいえどれだけ憐れであってもやる事は変わりませんけれども。
【SPD】
理性減衰と残忍性上昇により浸食は苛烈に。
地面も肉片も構わず機体が触れる場所から白銀の金属海が浸食する。
先に夢見た光景には及ばないが。
喧しい所を優先して浸食する。
疑似暴走キャバリア
手足の指が鋭く長い女性風異形
銅鐸型浮遊砲台と真白の本体に赤い金魚ドレス風外装を装備
悪食の自覚は御座いますが、
この肉片は口にする気は湧きませんわね。
なら、その恐れの感情で私を満たしてごらんなさい。
機の狂気をもって肉の狂気に対抗する。
同じになんてなってやりませんわ。
だから、君達が私と同じになりなさい。
煩悩百八と数えるとして人の『指』では足りないものだ、惰性ではじいた自身の貌(かたち)はひどく泡を吹くように『知らない』類だろう。べったりと粘着したヤルセナサがさらさらと皮(川)を昇っていく――こちらの神とやらは人の『心』を苛むのがお好きな様で――今にも肥えて爆ぜそうな愉悦(エネルギー)が充満し、痺れたかの如く『ち』を垂らした。どれだけ憐れでもどれだけ子供(えさ)でも『やるべき』事は変わらない。代わりを望んで捲った頁、成程、愉快か不愉快か【同じ題】をしていた。ぎしぎしと軋(あじ)みしたオマエの武装、苛烈なまでに膨らんだ『浸食』が白銀(いろ)で不明(いろ)を攪拌していく。ぐったりとした目玉(あめだま)に何を突き刺せば好い――似たような表現(さいく)で満足するのか、ネジ繰られた金属海(どく)。
先に夢見た光景には及ばないが、嗚々、乱掻(らんか)くヤカマシイ場所を優先していた。玩具(がいそう)を剥がせば出でるのは化け物か、否、鋭利な視線(手足)を晒した美貌(かたち)だろう。鳴らせ。鳴らせ。銅鐸を侍らせろ――金魚の糞(ふん)を集める趣味はない、しかし悪食と説かれれば頷くしかないものだ。赤く、赤く、くるくる回れよドレス風(かぜ)――自覚は御座いますが。
この肉片を口にする気は湧きませんね。畏れと恐れが混濁(にご)る中に無数(ならく)の狂気、機械仕掛けの『胎綿(はらわた)』は如何やって摘出するのか。同じになんてなってやりませんわ――おかあさまおとうさまおかあさまおとうさま――あなたはきっと私たちの※※に違いありませんわ……。
君達が私と同じになりなさい――封を解放(あ)けたならばモドキの盲(もう)、真っ白に金(こがねむし)がはりついていた。
大成功
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久瀬・了介
そうか。お前達は可哀想なのか。
同情はしよう。その上で死ね。正しく人間らしく。
オブリビオンは殺す。是非は無い。
自らの雷撃で焼け焦げた肉体を引き摺る様に戦場に赴く。再生にはもう暫く時間がかかるか。だが、回復を待っている余裕は無い。侵食されている。
腰を下ろし体を修復しつつ、地獄から悪霊どもを召喚する。
同情の欠片もなくゲラゲラと少女達を嘲笑う亡者の群れを【呪詛】の轡で縛り操り兵隊とする。電撃戦だ。駆逐しろ。
大地に取り憑いた霊共の【念動力】による【範囲攻撃】。岩石が牙や爪となり広範囲の敵を引き裂き噛み砕く。
哄笑する悪霊共が敵の断末魔の呪詛で消滅していくのを眺めながら体の具合を確かめる。…そろそろ行くか。
ずるり ずるり……這う這うと定(いま)を見つめてしまえば簡単な現(こと)で、毒(うみ)に侵された彼女等は『かわいそう』なのだろう。何者からも何物からも否定され拒絶され突き放され、最終的に行き付いた死合わせが『こどく』な貌(ざま)だ。そうか。お前達は――と、同情(うなず)かれる事にも慣れているのか、早く早く助けてとお父さんお母さんに縋っている。ああ、突き付けた言の葉は無慈悲なのか殺意なのか。「その上で死ね」――正しく。人間らしく。生きていた脳味噌(もの)らしく。オマエが言うのかと何処からか言辞(ワード)が降ったが、ドレッシングなど用意していない。オブリビオンは殺す、是非は無い……たとえば少女の頭蓋(さかずき)、注ぐべき『液』は呪いだろうか。からころと眼窩(ふしあな)が謳っていた。
ばちばちと鳴いた焼肉(からだ)が再生には時間が要だと告げている。引き摺った體(もの)が何をこぼしたのか解せないが、じんわりと侵蝕されて異る術(ごう)は判った。おろした腰に見据えた地獄、げらげらと沸き立った音(ね)は悪意か――一斉に現れた悪霊(もの)が彼女等(オブリビオン)を嘲っている――轡(ことば)を穿ったならば兵どもの仮成(かんせい)だ、喊声と往けよ電撃戦だ。
駆逐しろ――大地(つち)に混ざった霊(もの)どもが岩石(ざった)を『加工』して魅せた。念じれば世界はマイナスの魔性、引き裂かれた柔肉が呑まれて逝く――そろそろ行くか。腸の城を詩と刻み給え、磔刑の舞台に相応しい。
かれた塩水は餅(ひかり)にかけると好い味だ。
成功
🔵🔵🔴
花咲・翁(サポート)
一人称は僕か我で、気分によって使い分ける。
罪人に対しては容赦が無いですが、基本的に捕縛をメインにした行動をとる。
17の頃には死に絶えていた、しかし彼女等は『もっと若くして』啼いたのだろう。泣きじゃくる姿形から漂う『いじめたい』の罪禍、化して往く感覚は最も『嫌悪』すべき錘と言え、怨鎖(えんさ)が終を得ると思(み)える筈がない。無々(ないない)尽くしの魔法陣(えさば)の内側、じっくりと煮込まれる蛆(おさなご)は愉しくも痴れる――人間とは総じて『何かしらの罪』を抱えているものだ。蚊の一匹でも潰せば墜ちるだろう。嘘のひとつでも吐けば墜ちるだろう。貌を遭わせた時点で奈落(した)送りなのだ。贈り物の名称を刻んで魅せろ、嗚呼、天秤が心臓をくわえている――聳え立つ死體(からだ)の群れ、全を抱擁するのは『魔天牢』に違いない。
漆黒(ころも)が畏れと恐れを孕み滲(だ)し、ゆっくりと彼女等を『視(ねぶ)』っていく。行く先々には永久(さく)が在るのだろうが、この生き様よりは真面(まんなか)と説けよう――溶け始めた魂(こころ)からの棘(はりせんぼん)。痛い。痛いよ。どうして? なんにも悪い事してないのに……!
偽証(ずきん)――長く永くと臥せった貴様(きみ)、嘔気は何者かへの懺悔だろうか。いっそ殺してくれないか・・・ようやく。ああ、ようやく、だ。
棺桶(もん)よ開け、吞み呆(ほ)した蛇の名は?
独房(ひとりみ)が満ちていては仕方がない、雑魚寝も偶には悪くない縛(もの)だ。あとには滓(えきたい)だけが厭り、ただ馥郁(にお)ってたまらない。灰に赤紫が生えた映えた、花が咲くまで撒いて眩(しま)え。
成功
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第3章 ボス戦
『シナゴーグ』
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POW : ハル・メギド
【眼球】を向けた対象に、【精神汚染の効果を持つ怪光線】でダメージを与える。命中率が高い。
SPD : ゲー・ヒンノム
【全身の武装から一斉射撃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ : ガン・エデン
【光輪から全方位に破滅の光】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
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会堂(あつまり)が動き出せば聖餅(パン)がこぼれ、集合體(つぎはぎ)すれば武装(かみさま)が証明(つく)られる。狂信者(ひと)の絶叫と共に変貌(か)わり果てれば磔刑、彼・彼女に石を投げる事が出来る痴れ者だろう。
谷底に棄てられた正気が狂気を拾い、乱雑なハルマゲドンが成立する。煮込まれた蟲毒(えさ)の鳴き声と共に『目』が開けば、さあ、始めようかと『光』がわらう。きゃはは。きゃははは。あはははは――何処に赤子が居たと言うのか。
そういえば先程の狂信者、ひどく小さく視えなかったか? 陰に潰された銃火器(くち)が咆哮(ほ)え、オマエの異教(せいしん)を罪とした。
胎児(もも)の汁気は美味だろう。
莫迦者と言うような『もの』はどうなった?
ワタツミ・ラジアータ
どことなく親近感が沸くのは気のせいでございましょうか。
肉の塊よりは随分好みの見た目ですわね。
とはいえ、散々嫌なものを見せられた落とし前は付けさせていただきますわ。
【WIZ】
君が肉をもった者なら私もお相手するのは困りましたでしょうけども。
その身に銃火器をお持ちであるなら
それは私の領分でございますわ。
敵の金属部位を狙って攻撃を行い、浸食する。
光の被害はキャバリアの外装を犠牲とする。
浸食した場所から金属を奪い外装を修復する。
君と私の我慢比べですわ。
えぇ、君を喰い尽くして御覧に入れましょう。
先程までと違って君は食べ応えがありそうですし。
お互い寄せ集めの身であればお似合いの争い方ではありますわね。
四文字を刻み込んで終えば新世界(カオス)、その個体は『一』だけだと膨張(ふく)らんで往く。イカレタ武装(エモノ)が光を存在(ひょうげん)したならば、臨み通りに『成れ』と胎児(あかご)が笑う。きゃっきゃ、きゃっきゃとガラガラ蛇がくねった永久(はざま)、谷底が劫々と盛って魅せる――親近感(しこう)が涌いた事は『気の所為』ではない。聖なるかなと歪み始めた大目玉が破滅(さよなら)の貌(かたち)をなぞるのだろうか――あとには謎だけが滓(のこ)り答え合わせは無間(ちのそこ)にもない。肉の塊よりは随分好みの見た目ですわね。輪っかをくぐった子供達は何処だ、蟲毒(孤独)にも涙が火薬と化している。
散々嫌なものを晒(み)せられたのだ。惨々厭なものを味(み)せられたのだ。白黒ハッキリと塗りたくらなければ肚(はらわた)は治まらない。収まりの悪い物質(オブジェクト)には解体(ツギハギ)が似合いだろう――君が肉を持った者なら私もお相手するのは困りましたでしょうけども――銃火器(トリガー・ハッピー)な教会(境界)線だ、それは埒外(オマエ)の領分だろう。
金魚(うおうお)と右往左往(はし)れば言葉(パン)にも成れない獣(ねじ)の咆哮、方向を定めたならばZigZagうたう。消耗戦か包囲戦か、否々(いやいや)とゆりかごが愚捨(くず)れて逝く――外面を装う余裕など無い、錆厭(さあ)、と貴様等は『絡まり』在った……。
君と私の我慢比べですわ――えぇ。えぇ。円を描くように艶が舞い、只管に暴食する様こそが奈落(アバドーン)、食べ応えがありそうですし――寄せ集めどもが鉄火の跡、奪い奪われ『かみ』は変質(な)るのか。
塑(そ)の糞溜まりに突っ込んで侵略(い)け。
――違って『きみ』は聖典だ。
祝詞を告げろ、双方『理解』は出来ていた。
大成功
🔵🔵🔵
露木・鬼燈
アポイタカラを操り最後の戦いへ。
今日もあんまり楽しい戦いではなかった。
だから最後は派手に殺ってスッキリするですよ!
<凶鳥強襲>を起動。
その速度を活かして敵の射程外から強襲するですよ。
ライフルとマシンガンの弾丸は徹甲榴弾に換装。
概念付与で51㎝砲となった徹甲榴弾は凶悪ですよ?
銃弾を大量に叩き込みながら全力移動。
ブースターとウイングを駆使して敵の攻撃を潜り抜ける。
減速なんてせずにそのまま通過。
大きく距離をとってから旋回と上昇。
高高度からのダイブで再攻撃を仕掛けるですよ。
徹甲榴弾の爆発がこの高度からでも見えるからね。
ピンポイントでの降下攻撃もイケルイケル!
文字列(ラビリンス)を攻略する事に脳味噌を酷使すれば疲弊、偶には爆発的な闘争(あくむ)に潜り込みたいと『あか』が告いた。吐き憑いた錆が『脱げる』殻の如くに攫われれば夜鷹(ウィップアーウィル)、簡単なパン工房だと攻防(つばぜり)遭った。轟――ッ! と吸引(お)ちるかのような星辰(シナプス)、彼方(あれ)を仰ぎ見たのが四文字ならば全くが贋作(ほん)と言えるだろう。あんまり楽しい戦いではなかった。ならば最後の最後、スッキリと跡形も残さない方が好ましい。派手に殺れよ悪鬼羅刹(デウス・エクス・マキナ)――光の裏側で凶鳥(きざし)が飛んだ。翔けろ駆けろ底がゲヘナだ、堕落した赤ん坊に撃を屠ばして終え。
概念(えもの)は獣(じゅう)から法(ほう)と成り、啼き叫ぶ強襲(つわもの)と化すだろう。多量に叩き込まれた榴弾(たま)が甲殻(から)をブチ貫き、色彩(アウトサイダー)を潰していく。踊れ躍れ、此処こそが現実(にんげんどう)だと墜として廻れ――蹂躙する姿をイツマデと恨むか。
暗黒を武装(つばさ)と見做せば膜も映え、一斉射撃(あらし)の中を潜って翻弄(い)った。減速を考えずに奔れば旋回(ぐるり)と上空、魔法陣(コズミック)へと至った刹那に急降下(ダイブ)――石を投げるな? 意思・意志は抱擁した儘で『斃しに』向かう。不吉をくれてやるっぽい!
観察(み)るまでもなく爆撃(はりつけ)音、ピンポイントでの降下攻撃もイケルイケル! 凶悪に見舞われ拉げた目玉、ばちばちと癇癪がなぶっている。
成功
🔵🔵🔴
久瀬・了介
殺す。
UC【呪縛】使用。敵が攻撃を放つより早く【先制攻撃】を行う。【呪詛】を込めた言葉を投げつけ敵の行動とUCを捕縛する。
「ヴォルテックエンジン」を【リミッター解除】。過剰電流で肉体の機能を【限界突破】させる。
「怨念武器」で殺意を具現化させた刃を両腕に生やし、【ダッシュ】して一気に間合いを詰め斬りかかる。
限界を超えた【怪力】と【早業】による、両腕の刃での【二回攻撃】。半物質の刃による、装甲を無視する【貫通攻撃】。怨念を直接体内に叩き込み、敵の肉体と同時に【精神も攻撃】する。
光輪(ひかり)が生じるよりも早く、音(ね)が戦場(せかい)を縫い留めた。縛するが為に放たれた一言はオマエを象徴(かたどる)高低で、最早『神』だとしても滅ぼす事は出来ない――殺す――淡々と突き付けた棘(まじない)が核に刺さり、ゆっくりと創世を『なかったこと』に戻していく。不可視の鎖(ことば)に殺されたのだ、蟲毒感だけが色彩(にく)を染めている――噴き堕した魂(エンジン)が限界(かせ)を砕き、過剰なまでに膨大(ふく)らんだ憤慨(いかづち)を漏(なが)して爆ぜる。両腕(そこ)に生えたのは怨念(おもい)の刃、殺意(するど)く這入り込めば懐だ。誰も彼もが『追い付けない』真域、断ずる獲物は目と鼻の先。
半物質(する)りと干渉(み)せたのかと思わせれば怪力(らちがい)、荒々しくも目玉(たま)を潰し斬った。装甲(かわ)を無碍と扱い異物(にく)を痛めたら如何か、同化していた彼女等(ざんりゅう)諸共討っていく。ぎゃぎゃあと悲鳴をあげた赤ん坊と幼児、天へと向かったのか地へと滲みたのか。
一切合切が解せない現(もの)だが、殺していることに変わりはない。留まっては在るが果ての果て、厭の狂気(けしき)は磔刑と言うに相異ない。間違い探しに身投げしたなら、嗚呼、精々が瞳の色が緑(ねた)むだけだろう。
動くな――斬ると悶えるに決まっている。
痙攣(ひく)吐いた管(ぞうき)、消化機能が可笑しくなっていた。成程、これでは【固形物など融かせない】――哺乳瓶が巻き込まれる。
ゆりかごから墓場まで直通だ、ぐるり一周も出来ない。
成功
🔵🔵🔴
四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ゴシック・メイドに鬼火(ウィスプ)を垂らせば、カラフルな現実が浮かぶのだろうか。からっぽに見せ掛けた機械仕掛けを写した紫、何処か釘付けにされた『石像』を思わせる――る、ららと光輝(ひかり)が謳えば鉄火が降り、教会(境界)線が狂わされるだろう。しかし棒立ちのオマエ、もしや諦めたとでも謂うのか――妖し気に薔薇(はなびら)がくるりおどれば、嗚呼、付属した棘(もの)は引っ掻いてくる。甘え上手な埒外(きつね)の事だ、つまんだ中身はヤケに怪々(甲斐甲斐)しい。
抜けた、貫けた、何が落ちたと説明(と)けば力(エネルギー)、ぐってりと鉛玉(いし)を無力化(く)い尽くしていく。道化が色々(ほむら)を描けば明晴、聖典を焚くには丁度いい『時間帯』だろう――天使は地獄へと堕ちて往く、もう彼等・彼女等は信仰(かこ)に縛られない――排出(ち)らしたトリガー・ハッピーどもの真似事、歯車(ちつじょ)の腸を弾(ひ)き殺して終え。
優しさを有していても『竜』の青色は猛々しく、蟲毒を招いた『もの』を決して赦さないだろう。穿つように咲くように、装甲(かわ)を裂いたならば枯れ尾花だ。磔刑にしてはいけない、その仔に罪はなかったのだ。
トリカブトを含んでほしい、ぬいぐるみに染み込んだ感受性。豊かにも涙するしか『弔(な)い』のか。好餌(こうじ)癇癪を撫でていた。
スクラップ、スクラップ、ダメなものはダメだ。
――宙模様の瞳孔に葡萄ジュース、乾杯!
成功
🔵🔵🔴
酒呑・十冴
おうおうよーやく見えなすった
んじゃまあ一丁………ぶち殺す
仮面で顔を隠し、手甲で拳を隠し、足甲で足を隠してただただやる事は一つ
UCで素早く相手との間合いを詰めて
全霊の【怪力】振り回して叩き壊す
精神汚染?やってる暇なんざ与えるか
随分とくだらねえ真似してくれやがったなクソがよ
まずその目が気に食わねえ(殴る)
ごちゃごちゃ引っ付いた銃も気に食わねえ(殴る殴る)
ご大層に光ってやがんのもこっちの精神に土足で突っ込んでくるのも気に食わねえ(殴る殴る殴る殴る)
そして何より、俺の相棒の記憶を利用しくさったのが、何 よ り 許せねえ(殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る)
粉々に、砕けろやァ!!
捨多襤褸(ズタボロ)に剥がれた装甲が蠢動(は)える最中、オマエはじっくりと過去(オブリビオン)を見据えていた。おう、おう――漸く真正面(ツラアワセ)が出来たのだ、此処等で崩壊(さようなら)とは吐かせない。死合いが楽しみで愉しみで仕方がないのかと神に問われれば『首を横に』振るだろう。んじゃまあ一丁――何丁もの銃火器(てつくず)が向けられた――ぶち殺す。ぎろり、赤色が鋭(ひか)れば両面宿儺。もはや『胎児』が人(ふだん)に会う事は二度とない。手甲纏えば怪力乱神(ばけもの)騒動、足まで覆えば『どのような』感情か撒けてくれ。
やる事はただの一つだと『目玉』に伝授して魅せろ、そら、壁の外から『鼠』を狩る鬼のお出ましだ。全身全霊でぶん殴った仮面(それ)、吹っ飛ばすのは実に快感だろう――精神汚染(こうせん)? やってる暇なんざ与えるか――【今となっては駆け引きなど関係なく】――随分とくだらねえ真似してくれやがったなクソがよ。
気に食わねえ。犬も喰わない魚の目だ、殴れ殴れ殴れ。気に食わねえ。狗も舐めないごちゃつき銃、殴れ殴れ殴れ。気に食わねえ。光在れ、などと御大層に。蝗も噛まない埃踏まずだ、殴れ殴れ殴れ――勝手にずかずか這入る痴れ物だ、何よりも『人を莫迦にしている』『人を嘲笑っている』。殴れ殴れ殴れ、愚頭な邪神だ。
俺の相棒の記憶を利用しくさったのが――何 よ り――許せねえ。頭を垂れる価値も改心する価値もない、粉々に砕けて終えよ有象無象(こどく)の集い。殴れ殴れ殴れ殴れ殴れ殴れッ!――少しは落ち着いたら如何だ、既に壊れている。
虚構呼ばわりは正された、全くが暴力的なのはいただけない。磔刑――十字架の在り処は探せないだろう。分厚い文字列が時(かぜ)に掻っ消えた。
――聖餅(ぱん)にジャムを塗れば台無し、そういう終だ。
石を投げなさい……。
成功
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