「あぁーっ、なんて居心地のいい桃園なのかしら。それにとっても良い香り……体の芯から生命力がぐんぐん湧いてくるぅ♥」
どこまでも咲き乱れる桃の花の中で、その女は聞く者の理性を奪い去るようなぞっとするほどの媚を含んだ声で歓声をあげた。
ここは桃源郷。封神武侠界において、滞在するものの霊力を上げる効果のあるパワースポットである。
「ここを乗っ取れば、霊力の減りを気にすることなく楽に最高の獲物を堕落させることができるわぁ♥」
むせ返るような甘い匂いを自らも放ちながら、女はかぐわしい桃の花の香りを胸いっぱいに吸った。
●「桃源郷がオブリビオンに乗っ取られたヨ」
集まった猟兵達を見回したロバート・ウォン(東方妖怪の猟奇探偵・f30564)は語りだした。
「桃源郷は封神武侠界にある桃園ネ。とても美しい土地だケド、美しいだけでなく滞在する者の霊力も高めてくれる土地アルヨ。そこを乗っ取ってしまったオブリビオンの名は桃花(タオファ)。『堕落に誘う寵姫』と呼ばれているネ。その美貌と妙技で相手が堕落するのを悦びとするオブリビオン(羽衣人)の寵姫で生前からの邪悪なサディストって話ネ。全てのモノを堕落させる事が望みで、特に猟兵を最高の獲物として見ているっていうとんでもない相手。よっぽど心を強く持たないと、無事ではすまない予感をビンビン感じるヨ。ケド、そんなオブリビオンが桃源郷で霊力を強め続けるのは危険極まりないカラ、誰かが阻止しないといけないヨ。いつもみたいに軽くやっチャイナチャイナとは言わないケド、頑張って止めて来て欲しいアル」
そう言うと、ロバートは転移の準備を始める。
「戦いで消耗しても、勝ちさえすれば力は回復できる土地だカラ、しっかり現地で回復して帰ってくるヨロシ」
星野ユキヒロ
星野ユキヒロです。
封神武侠界、お色気です。難しいことは考えずに「クッ、なんだ……体が熱い!」「絶対堕落なんかしない!」「この匂いさえなければ……」みたいな言い訳ができるシナリオです。
お色気の程度はプレイング内容を汲みつつ直接的な表現を避けて官能的に描写したいと思っています。お好きな方はお楽しみください。苦手な方はお気をつけください。猟兵の年齢によってはお受けできない場合があります。
快楽に屈してしまっても🔵は獲得できて話は先に進みますのでそういった感じでよろしくお願いいたします。
今回のシナリオは三章構成です。
●一章
冒険です。桃源郷には、辿り着こうとする者を阻む障害があります。その障害を突破しましょう。今回は嗅ぐとぐずぐずになる香りが漂っています。何がどうぐずぐずになるかは各自のご自由に解釈なさってください。
●二章
ボス戦、桃花との戦闘です。堕落の欲望に耐え、戦って勝ってください。
●三章
日常です。桃の花の咲き乱れる桃源郷でダメージを回復して帰りましょう。桃源郷は恥ずかしい記憶も見なかったことにしてくれるはずです。
皆様のプレイングをお待ちしております。
第1章 冒険
『心惑わす甘美なる香』
|
POW : 匂いの影響を気合で抑え込み突破を図る
SPD : 匂いの影響が出る前に素早く突破を図る
WIZ : 匂いの影響を抑える手段を整え突破を図る
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
桃源郷の入り口には甘い甘い桃の香りがむせかえるほど漂っている。何事もすぎたるは毒。この甘い毒を突破して、猟兵たちは戦いに赴かなくてはならないのだ。
久遠・翔
アドリブエロ絡み歓迎
相変わらず何故俺はこういう依頼にいるんだろう…?
でも負けずに頑張るぞー(涙)
マスク装備で簡易対策
後はUC使って一気に駆け抜ければ問題ない!
はい、ダメでした
一気に駆け抜けようとするが濃霧のような甘い香りの罠で行けども行けども辿り着けなくなるループに嵌る
焦りの影響でUCの操作が乱れマスクに雷光が当たり着火
即外して甘い香りにくらり…体が、火照る
慌てて予備のハンカチで口を塞ぐが全部阻めず…胸が熱いと晒を解き服を押し上げる胸が服に擦れびくんと
や、ヤバイ…と焦りながら地形の利用や視力追跡で痕跡を探し障害を抜けますがその頃には完全に体が出来上がり荒い息で甘い香りを直に吸ってしまっています
「相変わらず何故俺はこういう依頼にいるんだろう……? でも負けずに頑張るぞー」
桃色の霧の中でカラ元気を出しているのは久遠・翔(性別迷子・f00042)。全身を紫電と自身のオーラで覆いマスクを装着して一気に駆け抜ける作戦だ。
「はい、ダメでしたね……」
駆け抜けるつもりで足を速めていたが、行けども行けども同じ場所をぐるぐると回る濃霧の罠に囚われてしまった。
(まずいまずい、マスクで抑えるにも限界があるぅ……まさかこんなに時間がかかるなんて……早くたどり着かなくては……)
バチィ!!
「あっづ!!!! ひゃっ!! マスクが燃えた!!」
焦りで雷光の操作が乱れ、火花が散ってマスクに着火。あわや顔面火傷のピンチに陥り、慌ててマスクを外す翔。火傷は免れたがこの霧の中、無防備な気管を晒してしまう羽目になった。
(まずいまずいまずいまずい……)
マスクを外した途端に甘い香りが押し寄せ、くらりと意識が淀む。
「はぁっ……体が、熱い……」
ずくんと身体の芯が震え、歩く足をもつれさせた。慌てて予備のハンカチを口に当てるが体のほてりに耐えられず、胸を抑えていたサラシを外す翔。しかし服に直接触れた素肌は鋭敏になっており、翔の理性を蕩かせてしまう。
「んっ、うっ……や、やばい……」
びくんびくんと身を震わせながらも翔は人が通ったらしい痕跡などを視認したり、霧の影響が少ない地形を選んでなんとか甘い毒の罠を抜けた。ハンカチで口を押えていては呼吸が苦しくて、すでに直接たくさん霧を吸ってしまった翔は荒く息をして、完全に出来上がってしまった体を抱え弱り果てていた。
大成功
🔵🔵🔵
神代・凶津
甘ったるい匂いだな。俺は仮面だから性欲とは無縁だが、相棒はそうもいかねえだろ?帰るなら今のうちだぜ?
「・・・ッ!大丈夫です。誰かがオブリビオンを倒さないといけないんだから。」
暫く進むが、案の定相棒は色々ぐずぐずになってきちまったようだな。
「~~ッ!少し離れます。」
仕方ねえな。離れてるからごゆっくり~。
(物陰に来た桜は熱くなった体を一人慰め始めた。しかし漂う香りの影響で収まるどころかどんどん体の奥が疼いてきた桜は、巫女服と下着を脱ぎ捨て激しく指で慰めたり手頃な木や岩に擦り付けて淫らに喘ぎながら気が済むまで情欲を発散し続けた。)
【アドリブ歓迎・お色気上等】
【仮面なぞオマケ、巫女の描写中心で】
『甘ったるい匂いだな。俺は仮面だからそういう欲とは無縁だが、相棒はそうもいかねえだろ? 帰るなら今のうちだぜ?』
「……ッ! 大丈夫です。誰かがオブリビオンを倒さないといけないんだから。」
桃色の霧の中、仮面を伴った巫女が一人歩を進めていた。彼らは神代・凶津(謎の仮面と旅する巫女・f11808)。昔からの相棒同士だった。
巫女、桜は虚勢を張るが、甘い毒はその身を確実に苛んで目の前を霞ませている。
「うっ……んんっ、ふぅ……ふぅ……」
『やっぱもうぐずぐずじゃねえか。だから言ったろ。強がるなよな』
「~~ッ! 少し離れます」
『仕方ねえな。待っててやるからしゃっきりして来いよな』
「すぐ戻りますっ……」
『ごゆっくり~』
「……うるさいっ」
真っ赤な顔でその場を離れた桜は綺麗な小川を見つけた。
(水に浸かれば、少しはこの熱も……)
しゅるしゅると帯を解き、巫女の衣装を木の枝にかけると白い体を小川に浸す。しかし予想に反してずくずくと脈打つように襲い来る欲望は体の上を撫でる水の流れすら快感に変え、耐えきれずその指で自らの体を奏ではじめる桜。
「ア……こんな……戦いの前に……っ、やだっ、どんどん熱くなる……」
これ以上は、こんなものでは無理だ。そう判断した彼女は、着物をかけていた桃の木を抱きしめその身を預ける。
(こんな姿、誰にも見せられません……)
霧の中、悩ましい嬌声がいつまでも響いていた。
大成功
🔵🔵🔵
神代・凶津
ふぁ~。(あくびをしながら相棒を待つ鬼面)
(いまだに桜は一人裸のまま、無数の瘤がある桃の木にその身を預けて淫れきっている。
漂う香りが木の瘤に向かって一心不乱に腰を振る桜の情欲を高めていく。
霧の中で響く嬌声はいまだ止まず
・・・。)
【アドリブ大歓迎、エロ万歳】
【官能小説のあらすじを読んだ的生殺し感が半端ないため連投。シナリオマスターの官能描写に超期待】
豊水・晶
ッ!環境耐性や結界術で軽減しているにも関わらず、この濃さはまずい。
こんな、着ているものが擦れるたびに感じてしまうなんて。性欲が薄い分こういったことに耐性がないのに、どうして依頼を受けてしまったのか。好奇心というのは本当に恐ろしい。
はぁっはぁっ、頭が働かなくなってきました。このままでは本当にまずい。敵に出会うまでに一度発散しておかなければ。
物陰に隠れ、布の上から慰めるも余計に熱がたまってしまい、直接指で慰めた後、ふらふらになりながらも歩みを進めたのでした。ちなみに、半竜化の邪魔になるので普段からスカートの下ははいてません。
アドリブ 絡み お色気ばっちこいです。
「ふぁ~。今回はずいぶんなげえな。若い欲望は底なしかねぇ。こんなとこで苔むしたくはないから早く戻ってきてくれ~」
待つことに飽きた鬼面がぼやいているころ。桜はまだ熱を持つ体を鎮められずにいた。
「はっ、あんっ、んぅ、ふぅんっ……」
彼女の足の長さとちょうどの高さにある木の股にまたがり、一心不乱に腰を動かす桜。柔らかい肌を慰めるには無骨すぎる木の肌の隆起は、流れ出る自身の蜜にコーティングされ、彼女の雛突を傷つけずに、しかし強く翻弄する。
『まるで猿みてぇだな。自分の今のカッコ、どんなのかわかってんのか?』
「ひうぅっ!!?」
突然相棒によく似た声でなじられ、桜は軽く達する。相棒は置いてきたし、そんな関係ではない。兄妹のようなものだ。毒の霧による幻聴だと桜はすぐに気が付いた。しかし女の欲望は心に強く起因する。知らない声よりも知っている声のほうが感情を揺さぶり、掻き立てていくものだ。
『いやらしい女だな。まだヘコヘコすんのをやめねえのかよ』
「そ、そんなことないっ、黙ってくださいっ……」
(早く終わらせなければ。早く終わらせるためだからっ)
自分に言い訳をし、桜はさらなる悦楽を求め意地汚くもより刺激を与えてくれる瘤を求めて滑稽につま先を浮かせて体を上下させ、何度もびくびくと身体を震わせた。
「いやぁ、もう何度も……早く、早く収まってくださいぃ……」
「ッ! 環境耐性や結界術で軽減しているにも関わらず、この濃さはまずいっ……」
そのころ、また一人新たな猟兵が桃の園に足を踏み入れていた。豊水・晶(流れ揺蕩う水晶・f31057)。彼女もまた霧の毒に翻弄され始めていた。
(こんな、着ているものが擦れるたびに反応しまうなんて。欲が薄い分こういったことに耐性がないのに、どうして依頼を受けてしまったのか)
晶は今頃己の好奇心を恨んだ。しかし、踏み入れてしまったものはもうやり遂げるしかない。
「はぁっはぁっ、頭が働かなくなってきました。このままでは本当にまずい。敵に出会うまでに一度発散しておかなければ」
たまらず物陰に駆け込み、衣の上から熱を持った部分をぎゅうぎゅうと押して発散させようとする晶。しかし、中途半端な刺激はむずがゆく煽るばかりで到底満足できるものではない。
「ああっ、ああ、ひぃい……」
「!!?」
突然、あられもない嬌声が聞こえて身を震わせる晶。聞こえてくる声の方をそっと覗くと流れる小川の傍で、くねくねと蠢く白い体が見える。
(えっ、何……あれが桃の寵姫……違う、猟兵ですね。霧の毒に狂わされている……?)
見られていることにも気が付かずに欲に狂わされている猟兵。それは神代・桜だった。
(まずい、ここにいては私もああなってしまうのですね。それは避けなければ……)
恐怖しながらも晶はその痴態から目を離すことができずに、いつの間にか衣の脇から指を忍ばせ、直接敏感な箇所をあやしていた。
「っ、はぁ、はぁ、はぁっ……」
視覚から刺激を受けたことによって、晶の熱は一度の波で抑え込むことができた。
(運がよかったです……そういう欲がもともと薄くて……)
ふらふらと小川に近づき濡れた指をさっと洗うと、おぼつかない足取りでその場を離れる晶。
「んっ、ふっ、ふんんっ……」
後には顔の前の木の瘤を愛おしそうに口に含みながら体を揺らす桜が残された。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
相馬・雷光
アドリブOK(純潔を奪うのみNG)
仙人って話によったら神を手玉に取ったり呪ったり、トンデモなのもいるから油断はできないわね
とりあえずマフラーをマスク代わりにして【ダッシュ】で突っ切るわ
元々の【毒耐性】もあるけど……まぁ、この程度で仙人の罠をどうにかできるとは思わないわ
案の定、ある程度進んだら心身に影響が
身体にフィットしたレオタードだから、走ったり激しく動くと、敏感になった胸や股間が擦れて快感に襲われる
白くて薄い生地だから、硬くなった突起や溢れる蜜も露わに
頭の中が欲情に支配されてきて、匂いの元に引き寄せられて、もぎ取った桃の果実を擦りつけて果汁と自身の蜜を混ぜ合わせて快感を貪る
「仙人って話によったら神を手玉に取ったり呪ったり、トンデモなのもいるから油断はできないわね……」
マフラーをマスク代わりにして霧の中を突っ切るのは相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)。毒耐性を持っている身のなせる業だった。
(……まぁ、この程度で仙人の罠をどうにかできるとは思わないわ)
強く意識することのないように一心不乱に歩を進めるが、案の定ある程度進んだところで心身に影響が出始めた。彼女の健康的な褐色の肢体を覆う白いレオタード。動きやすく戦闘を有利に進めるための衣装も、今は動くたびに皮膚の薄い敏感な箇所を刺激し、彼女の頬を上気させていた。刺激に反応した膨らみの頂点は布を押し上げ、じわじわと湿り気が広がる。
「んっ、んっ、んっ、ふっ、くっ……」
早く駆け抜けようと足を速めるため動きが激しくなると、その刺激は如実に彼女の欲望を駆り立てていく。
「はぁ……はぁ……もうダメ……もうこんなの無視なんかできない……」
張りつめていた心が、ぐずぐずに溶け出すのは早かった。欲に支配された脳に、鼻からかぐわしい桃の香りが侵入する。雷光は芳香のするほうによろよろと歩き出す。事前に予定していた最短のコースからは外れてしまい、そうなるともうダメだった。
「桃……なんていい香り……」
その木には、魅力的に色づく桃の実がたわわに実っている。普段なら思いもしない考えが、雷光の頭を支配し始めていた。
(この桃の実を体に擦りつけたら、どんなに気持ちいいだろう……)
妖しく実を太らせた果実をもぎると、そんなに力を入れたはずもないのにたやすくぶしゃりと潰れて指の間から果汁を滴らせ、桃の実は強く強く薫る。
「あ、ああ……」
湧き出した唾液を音をさせて飲み下し、雷光はわが身にその果実の残骸を擦りつけた。途端、染み込んだ果汁が媚薬のように全身に快感を走らせる。
「あぁっ!! ひぃん! んくぅうう~
……!!」
自分の体を汚しているのが果汁なのか自らの蜜なのかもうわからない。雷光は鼻に抜ける声で高く啼きながら一心不乱にその身を汚し続けた。
大成功
🔵🔵🔵
古明地・利博
アドリブ、絡み歓迎
中々面白……厄介な事が起きてるみたいだね。異常状態を付与する煙、これは研究者としての血が騒ぐよ♪
さて、堕落させるって話だけど効果は?少し吸ってみて……ってうわっ、これは酷い。催淫作用の効果が強すぎる、出してる主はどれだけ……いや、そうとは限らないか。
走って抜けよう、急げばその分息を吸う時間が減る。
ああ……走ったのは失敗だった。呼吸が激しくなって毒素を吸う量が増える。
クソっ!どうする、すでに心身がいう事を効かなくなってきた。……ああ、あの手ならもしかして。いや、でも……仕方ない。
やりたくなかったけど、魔力増幅装置を左腕に刺そう。痛みを感じ続ければ何とか正気は保てる、はず。
「中々面白……厄介な事が起きてるみたいだね。異常状態を付与する煙、これは研究者としての血が騒ぐよ♪」
興味深そうに桃の霧の中に飛び込んだのは古明地・利博(曰く付きの蒐集家・f06682)。
「さて、堕落させるって話だけど効果は? 少し吸ってみて……ってうわっ、これは酷い。催淫作用の効果が強すぎる、出してる主はどれだけ……いや、そうとは限らないか」
少女の体に男性の心。借りたてられる肉体の欲望は女性のものだが、頭の芯はすぐには堕ちきらなかった。
(走って抜けよう、急げばその分息を吸う時間が減る)
纏わりつく毒の霧を吸い込む時間ができるだけ抑えられるように、袖で口元を抑えながら駆けだした。しかし。
(ああ……走ったのは失敗だった。呼吸が激しくなって毒素を吸う量が増える……!)
跳ねる肺は余計に多く霧を吸い込む。利博の白い肌にぱっと赤みが差し、目元は意思に反して潤んでしまう。
(クソっ! どうする、すでに心身がいう事を効かなくなってきた。……ああ、あの手ならもしかして。いや、でも……仕方ない)
逡巡は一瞬だった。
「うぐあああああああ
!!!!!!」
ひゅっと息を吸って一突き。ナイフの形をした魔力増幅装置を左腕に刺す。白く細い腕に真っ赤な血が流れた。痛い。
「痛みを感じ続ければなんとか正気を保ち続けられる、はず。急ごう」
女体の肉欲は繊細だ。痛みで霧散しやすい。ずくんずくんと脈打つ痛みに耐えながら、利博は桃の園を駆け抜けた。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『『堕落に誘う寵姫』桃花』
|
POW : その花、この一突きで散らしてあげる♥
【触手のように蠢く、伸縮自在の髪】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD : 私のモノになりたくなったでしょう♥
【堕落へと誘う舞や歌】を披露した指定の全対象に【彼女の望むがままにされたいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
WIZ : どう、いい気持ちになったでしょう♥
【身体を駆使した妙技】が命中した部位に【淫気】を流し込み、部位を爆破、もしくはレベル秒間操作する(抵抗は可能)。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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「うふふ、堕落した猟兵ってほんとに面白ぉい♥」
寵姫、桃花は桃の形をした珠に桃園で繰り広げられる余興を映し、寝そべりながら観察していた。
「あの霧を吸ってどれだけ堕落の欲望に耐えられるかしらぁ♥ もっともっと楽しませてねぇ♥」
風祭・凡打
【アドリブ歓迎、お色気希望します】
今回のお仕事は困難を極めるね
だけどしっかりとこなしてみせるよ
ダガーを【投擲】して布を引き剥がす
その後すぐにUC発動【闇に紛れて】気配を断ちながら、確実に接近戦に持ち込むぞっ!
「よしっ!捕まえた!」
正面から抱き寄せて、UCで服を盗んだところで
彼女のUCをまともに受けてしまう
僕の弱点がふとももに挟まれ❤️
彼女の胸を感じて❤️
唇を奪われて彼女の愛を感じてしまいます❤️
あっ、しまっ…た…❤️
桃花ちゃんの太ももが…っ
や、やめっ…擦らないでっ、ああっ❤️
たとえっ…可愛くてもっ、誘惑に負けな、ああっ❤️…すきぃ❤️❤️
彼女の愛を感じながら、僕はどうなってしまうのでしょうか…
「今回のお仕事は困難を極めるね。だけどしっかりとこなしてみせるよ」
一番にたどり着いたのは毒の霧の中を比較的難なく超えてきた風祭・凡打(スティーラー・f32901)だった。
取り出したダガーを構え、まだこちらに気が付いていない桃花を物陰から狙う。
「あらぁっ? きゃんっ」
飛んできたダガーに羽衣を撃ち抜かれ、食べていた桃を取り落とし驚く桃花。凡打はすぐさま闇に紛れ、次の瞬間には真正面から桃花の瑞々しく豊満な肉体をかき抱いていた。
「よしっ! 捕まえた!」
シーフの能力。アクティブスキル『ハンドタッチ』。手で触れただけで、桃花の官能的かつコケティッシュなモダンチャイナを剥ぎ取って奪う。
「やだ、かわいいいたずらっ子だこと❤️ 焦らなくてもちゃぁんと相手してあげるから❤️」
抱き寄せたことで逃げられなくなったのは凡打も同じだった。ふるんとあらわになった桃花の二つのふくらみが凡打の顔面を包み、ふんわりとした雰囲気とは裏腹に、機械のように正確な手つきで桃花の手が彼の弱点を暴く。
「男の子は弱点がわかりやすくて楽ねぇ♥」
凡打の弱点をむっちりとした太ももで挟み、唇を奪い蹂躙する桃花。
(あっ、しまっ……た…❤️ 桃花ちゃんの太ももが……っや、やめっ…擦らないでっ、ああっ❤️ たとえっ……可愛くてもっ、誘惑に負けな、ああっ❤️ ……すきぃ❤️❤️)
「どう、いい気持ちになったでしょう♥」
流し込まれた桃花の淫気は、凡打の脳に『愛』として届いてしまう。快楽の最高のスパイスが愛だ。それを脳髄に叩き込まれ、翻弄される凡打。
(僕……僕はどうなって……ああ、でも、服は奪っ……た……❤️)
何度も身を震わせ欲を吐き出しながら、意識を保つので凡打は精一杯だった。
大成功
🔵🔵🔵
久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
気丈にも武器を構え相手に対峙しますが即座に見破られ簡単に組み伏されます
そして髪により服を破り捨てられむわっとしたフェロモンが溢れ舌なめずりされ手による妙技にてさらにそれが増していく
耳元で絶えず歌う様に恥ずかしくなっていく体の変化を伝えられますが涙目と舌が若干回ってない言葉で何度も否定
その度に相手の堕としたいという気持ちが膨らみ体全体を擦り合わせる妙技で何度も果てさせられます
ただ、長く体を合わせるのは危険…何故なら選択UCが最初から発動しているからだ!(本人無自覚)
俺自身に没頭していけば行くほど存在と力を削られ最終的に使役獣になる
その途中で離れても体力も力も奪われます
豊水・晶
快楽などには絶対に屈しません!(フラグ)
性欲が薄いといっても、グズグズになった体と頭では冷静に戦場を見ることなどできず。死角からの攻撃を避けることができませんでした。
口を開けられ喘声を我慢することはできず、体中を弄くり回されるも拘束され、抵抗出来ない。
下着の事などとうに知られ、それを種に責められる。
悔しくて仕方がないのに、力が入らなくて受け入れざるを得ない状況に視界がじんわりと滲んできました。
ただ、私は竜神。誇り高き竜の神です。例え体をなぶられようとも、必ず一矢報います。指定UC発動。もろともに、激流に呑まれましょう。
アドリブや絡み、お色気ばっちこいです。
「協力しましょう、快楽などに屈するわけにはいきません!」
「わかったっす、二人がかりならきっと!」
霧の園の中を辛くも抜けてきた晶と翔は、ぐずぐすになった頭と体を抱えては普段のポテンシャルを出せないことを案じて二人で挑むことにした。
「今度は女の子たちね? ちょうど女の子たちの堕落を味わいたいと思っていたところなの♥」
武器を構え、気丈に立ち向かう二人だったが、桃花の白い裸身から放たれる強烈な淫気は毒の霧の比ではない。桃花は淫靡な舞を舞いながら、ひらりひらりと二人の攻撃をかわす。淫気に翻弄された二人の足元は小刻みに震えており、死角から伸びてきた自在に動く髪の毛で二人まとめて絡み捕られてしまった。
「捕まえた♥ うふふ、ピクピクしちゃって、とっても可愛い♥」
そのまま髪の毛で衣服を破り取られ、あられもない姿を晒す二人。
「あら、こっちの子、はいてないじゃない、堕落の桃花に下着もなしで挑むなんて、期待してたのかしら? いやらしいのねぇ♥」
「ち、違……っ、私は竜神。誇り高き竜の神ですっ……姿を変えるために邪魔なだけですっ……決してそのようなっ、んぐぅっ」
晶が下着をつけていないのをめざとく責める桃花。彼女の誇りなど桃花にはどうでもよいので、ふぅん? と流して口の中に指を入れて、可愛い舌をつまんで弄った。
「誇りなんか快楽に比べればつまらないのに……どう? 私のモノになりたくなったでしょう♥」
「そんにゃこしょっ……あっ、あっあっあっ、あふぅ……」
口を閉じられず声を我慢できない晶の瞳は自然と屈辱に霞んだ。
「くぅっ、しっかり……しっかりするっすよ……」
びくびくと痙攣する仲間に必死で声掛けする翔にも、桃花の責めは及んだ。
「あなた、強がってかわいいのねぇ♥ 人のことなんか気にしてる場合かしら? ほら……こんなところがコリコリに固くなっちゃって、まるで小鳥の雛みたい♥ お口いっぱいに餌が欲しくてピィピィ泣いてるじゃないの♥」
「はぁあぁん! そんなに強くしたらだめっすぅ!!!」
「大丈夫♥ こんなに蜜で守られてたらちょっとくらい強くしたってほら、全然痛くないでしょう? それどころか、気持ちよくて変になっちゃいそうなんじゃない?」
「違うっ! そんなんじゃないっすっ! あひゃんっ!!」
歌うような言葉責めを耳朶に流し込まれ、二人は何度も否定しながら逆らえない快楽に全身を支配されていた。
絶体絶命かと思われたが、桃花は自分の体がやや縮み、力も減っていることにまだ気が付いていなかった。翔から無自覚に放たれるオーラがその体に変化を与えていたのだ。
(ううっ、悔しい……でも、負けないっ……例え体をなぶられようとも、必ず一矢報います!!)
失いかけていた理性を奮い立たせた晶が強く想うと、水晶が含まれる激流がその身から放たれた。
「ふええっ!!?」
「ぶわっ!! 流されるっすぅ!!」
桃花の体を翔ごと押し流し、晶はその場から逃れた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
豊水・晶
難を逃れたと思ったらまた捕まってしまいました。
足腰立たなくなりかけた時に自爆覚悟のUC打ったら、そりゃ立てなくなりますよね。あっという間に拘束されてました。
あっ、ちょっと怒ってる。これはちょっと不味いかも?本気で堕とす気ですね。分からせるとか聞こえてきますし。
どろどろのぐしゃぐしゃにされながら
ひぐっ!そんな奥までむりぃ。頭真っ白で視界がチカチカ光って見えます。
だめぇ、堕ちる。堕ちちゃうぅ。誰か助けてぇ。
願いが届いたのか何なのか。神罰がのったUC発動。ドーンと敵に雷が落ちて間一髪堕ちずにすみましたとさ。
「待ちなさい!」
「あっ、ああっ……」
激流で逃げおおせたかと思った晶だったが、すぐにまた捕まってしまう。足腰が立たなくなりかけた状態で自爆覚悟の大技を撃ったのだ。産まれたての小鹿より頼りない。
「あんまり甘く見られてはいやねぇ。自分がよわよわの雑魚桃ちゃんだってわからせてあげる必要があるみたい♥」
(こ、これはちょっとまずいかも、目が怒ってる。このままじゃ、本当に堕とされちゃう……っ)
四つん這いで逃げようとする晶の下肢に軟体のようなしなやかさで桃花の指が這う。生き物のように蠢く白い指は固く閉ざされていた晶の体をどこまでも暴いていった。
「ひぐっ! そんな所までむりぃ……っ元に戻らなくなっちゃうぅっ!!」
「いいじゃない。このままずーっとどろどろのぐしゃぐしゃになったまま生きるの。普通の生活ができなくなっちゃうかもね?」
桃花の言葉に、目の前がチカチカと白く点滅する。脳裏にまともな生活ができなくなるほどダメになった自分の未来の幻影が見えた。そんなのだめに決まってる!
「だめぇ、堕ちる。堕ちちゃうぅ。誰か助けてぇ!!」
「きゃっ
!!!!!?」
晶がびくびくと身を振るわせて喜悦と共に天に叫ぶと、天から神罰を籠めた雷が落ちてきた。
桃花は驚いて数メートル後ろに飛びのき、その隙に命からがら逃げだした晶だった。
大成功
🔵🔵🔵
クライド・エント
【SPD】【ソロ希望】
「美人だけどオブリビオンだからな、勿体ねえ」
取り敢えず速攻で近づいて【怪力】【切り込み】で攻撃してくぜ
ただ、相手の踊るような動きに上手く合わせられず手間取ってしまう
(何かあの動きを見ていると変な気分になってきたな…)
違和感を感じつつも攻撃を続けるが、歌や踊りに見惚れてしまい体が思うように動かなくなってしまい、ふらふらと相手に近づいてしまう
(何て美しい人なんだ…彼女に全てを捧げたい)
そのまま相手に頭を胸に抱かれ、なすがままで気持ちよくなることに夢中になってしまう
「美人だけどオブリビオンだからな、勿体ねえ」
雷に飛びのいた桃花に素早く近づいて力強く切り込む男が一人。クライド・エント(だらしない海賊・f02121)だった。
「あら、また新しい男の人♥ まぁ、一緒に踊ってくれるのね? 楽しみましょう?」
桃花はクライドの剣戟を優雅に踊るような動きでくらくらと避けてしまう。
(何だ……この動きを見ているせいか? 変な気分になってきたな……)
桃花の淫靡な踊りはきわどい部分を的確にちらちらと見せつけ、流し目と舌なめずりで誘うように翻弄してくる。クライドは違和感を感じつつも攻撃を続けるが、歌や踊りに見惚れてしまい体が思うように動かなくなってしまい、ふらふらと桃花の芳香を放つ胸元に釘付けで近づいて行ってしまった。
(何て美しい人なんだ……彼女に全てを捧げたい)
すでにもうクライドの正気は霧散してしまっていた。胸に押し付けるように頭を両手でかき抱かれ、桃花の瑞々しい体にその身をうずめる。そのまま桃園の地面に身を預け、なすがまま快楽のままに桃花を貪ることに没頭する海賊がそこにいた。
大成功
🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ×
POW
快楽を武器とするのは貴女だけじゃないわ。
さあ、愛し合いましょ♥
『欲望解放』した途端
触手のように蠢く髪で拘束され
全身への愛撫と局部への抜き差しで一方的にヤられちゃう♥
ひゃぁぁん♥
そんなの反則ぅぅっ♥♥
口ほどにもないと油断した桃花を【念動力・マヒ攻撃】で金縛り。
【化術】で小人化して拘束から脱出
欲望解放した私は愛欲に比例して強化されるの。
先程の凌辱と貴女の裸体で【気合い】充分。
この子達のように永遠に愛してアゲル♥
元の大きさに戻り、守護霊の憑依【ドーピング】で更に強化!
媚毒【呪詛】の唾液を飲ませる濃厚なキスと
【誘惑・催眠術】のフェロモンで魅了し
局部同士を擦り合わせ【慰め・生命力吸収】
「快楽を武器とするのは貴女だけじゃないわ。さあ、愛し合いましょ♥ ありのままの私を見せてあげる!」
若い昂りを堪能した桃花が振り向くとそこにはドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)がいた。産まれたままの姿で立っているが、ここには咲いていないはずの月下香の花弁がふわふわとその体を護っている。
「あなたもそういう感じなの? 我慢比べかしらねぇ♥」
桃花は長い髪を開放し、それを自在に操ってドゥルールの体を拘束して隅々まで愛撫し、快楽を感じる最奥まで侵入して入り口から奥までを責め立てる。
「ひゃぁぁん♥ そんなの反則ぅぅっ♥♥」
「あらあらぁ? 自信満々で現れた割には口ほどもないんじゃないのぉ?」
髪の毛にいくつもの弱点を責められ痙攣するドゥルールに油断する桃花。しかしそれはドゥルールの予定通りだった。
「あっ? やだっ?」
ぴきりと金縛りに襲われる桃花の隙をついて、ドゥルールは自らを小人化して拘束を逃れた。
「欲望解放した私は愛欲に比例して強化されるの。先程の凌辱と貴女の裸体で気合い充分。永遠に共にあるこの子達のように愛してアゲル♥」
「あっ、そんな♥ あっあっ、あぁ~ん♥」
元の大きさに戻り、守護霊の憑依で自らを強化したドゥルールは濃厚な口づけで桃花に媚毒を流し込み、フェロモンで誘惑しながら、お互いのひそみに咲き誇る花同士を擦り合わせて生命力を吸収した。
大成功
🔵🔵🔵
相馬・雷光
アドリブOK(純潔を奪うのみNG)
な、なんとか突破できたみたいね……
レオタードは汚れてるし足はガクガクだけど、見ないふりで
いかにもって感じの邪仙ね!
二挺のヴァジュラブラスターから雷撃弾(属性攻撃)を【乱れ打ち】よ!
手数で攻め立てるけど、流石に手強い
いつの間にか距離を詰められて、敏感な箇所を撫ぜられ、暴走する快楽に悶絶
刺激に反応する様を玩具にされて弄ばれる
とろとろに蕩けたソコに魔の手が伸びて、純潔を――奪われる寸前に、掴む
そこは、ダ・メ
【堕落天神・淫雷魔王】
底なしの快感で【限界突破】した赤黒い電撃で黒焦げにしてやるわ!
「な、なんとか突破できたみたいね……」
汚れたレオタードから伸びる両足をガクガクと震わせながら桃花の痴態を目にした雷光。
「いかにもって感じの邪仙ね! 手数で攻め立てるしかないかっ!!」
両手に二挺のヴァジュラブラスターを構え、雷撃弾を乱れうちにした。
「勇ましいのねぇ~♥ いつまでかっこよくいられるかしらぁ? ここが弱点ですってわかるくらいレオタードに染みてるけど?」
桃花は意外に手ごわく、いつのまにかすぐそばまで距離を詰められてしまう雷光。敏感な弱点を的確に撫でられ、快楽に身をよじってしまう。
「はぁあぁっ!! ひぁあんっ!!」
「ちょっと撫でられただけで恥ずかしい声でちゃうのねぇ♥ いやらしいおもちゃみたい♥」
啼きながら痙攣する雷光を意地悪く責め立てる桃花がその内部にまで及ぼうとしたその時。雷光がその手を掴んだ。
「そ、そこは、ダ、メ」
雷光の全身が赤黒い稲妻と淫靡な衣装で覆われ、底なしの快感で限界突破した電撃が奔った!!
大成功
🔵🔵🔵
古明地・利博
アドリブ、絡み歓迎
毒素の量が桁違いに増えた?って事は……いた。
おいそこのクソBi***!今すぐこの匂いを止めろ!止めないなら力付くだ!
って啖呵切ったけど痛みで正気を保つのが無理になってきたね。体から体液が溢れてるのを感じるよ。
あれ?右手が言うことを……!?やばい、これは……(性的な意味)
テメェ、そんだけ堕落が好きならこっちからやってやるよ!
今度は右腕に魔力増幅装置を刺して忌々しき束縛の全力魔法。相手を亀甲縛りでギチギチに縛り上げる。
そのまま地面に何回も叩きつけるか、味方の攻撃をしやすくするよ。
催淫効果が耐えられなくなったら隠れようかな。隠れてナニをするかは……っていうか覗かないでね?
「毒素の量が桁違いに増えた? って事は……いた」
霧の毒を痛みで耐えながらたどり着いた利博は桃花の姿を認める。
「おいそこのクソBi***! 今すぐこの匂いを止めろ! 止めないなら力付くだ!」
啖呵を切る利博だが、痛みのせいで正気を保つのが難しくなってきていた。とろりとろりと足の間に女の蜜が溢れて零れているのを自覚している。
「まぁお口が汚いこと。その言葉は本来気が強くて負けない女の人に言う言い方ねぇ? まあ淫気の強さでは誰にも負けないけどねぇ♥ そんなところを指で可愛がりながら言っても全然怖くないし?」」
「えっ!? あれ? 右手が言うことを……!? やばい、これは……ふっ、んんっ」
無意識に水音を立てる右手に驚愕する利博。心なしか赤面し、潤んだ瞳で桃花を睨む。
「テメェ、そんだけ堕落が好きならこっちからやってやるよ!」
いうことを聞かない右腕に魔力増幅装置を刺して忌々しき束縛の全力魔法を放った。黒い鎖が伸びて桃花を雁字搦めに縛る。なぜか亀甲縛りだ。
「うっ、くぅっ、うああぁっ!!」
鎖を掴んで振り回し、桃花を地面に叩きつけたところで利博は淫気に耐えられなくなり、たまらず物陰に駆け込んだ。
「あっ、んっ、ふうんんっ……、し、鎮まれっ、鎮まれって!! あひぃっ」
右腕から血を流しながら、一心不乱に指で後天的に得た部分をかき回す。誰にも覗かれないことを強く願いながら。
大成功
🔵🔵🔵
神代・凶津
全然しゃっきりしてねぇじゃねえか、相棒。そんなんじゃ戦えねえだろ。
仕方ねえ、俺に体を貸しな。
「・・・すみません。任せました。」
敵の触手のように蠢く、伸縮自在の髪の動きを見切って避けつつ、或いは髪を妖刀でぶった斬って距離を詰めていくぜ。
オラオラどうしたッ!責めるのは得意でも攻めらるのは苦手ってかッ!
うおッ!髪で手足を絡め取られちまったッ!
これじゃ身動きが取れねえ・・・のは、てめえも一緒だよなあッ!
口を開けて『炎獄砲』を叩き込んでやるぜッ!
(戦闘中の激しい動きで霧の淫毒が桜の身体の隅々まで回りきってしまった。戦闘事態に支障はないが、戦いが終わった後が大変そうだ。)
【技能・見切り】
【アドリブ歓迎】
美星・アイナ
【比翼連理】
アドリブ歓迎
ほんと、どんな世界にも碌でもない奴はいるのね(溜息)
しかも堕落させるのが悦びなんて、呆れる以外の他でも無いわ
しっかりお仕置きしないとね
桃花のUCは呪詛耐性で堪えつつ火属性載せたタロットカードの投擲と槍形態の黒剣による薙ぎ払い・串刺し・二回攻撃で迎撃
ダンスパフォーマンス風の蹴り技も組み込んで桃花に対抗
UCで増やしたタロットカードは傷口を抉るように一斉に打ち込む
詠唱時に込めるのは怒りと本来あるべき歌の持つ力
あんたの歌は本当の歌じゃない
欲を叶える為の手段に使うなんて
歌い手の一人として許せない事この上ない!
本当の歌の力、骸の海への土産に見せてあげるわ
さあっ、私の歌を聞けえっ!
火神・臨音
【比翼連理】
アドリブ歓迎
アイナの言葉じゃねぇが、どんな世界にもいるんだな
こういう色欲に溺れる頭の痛い奴は(やれやれと被りを振り)
ここでしっかり躾て骸の海にお帰り願おうかね
UCは呪詛耐性とオーラ防御で堪えながら火属性の霊符のばら撒きと同属性付与した大太刀による斬撃と剣風用いて攻撃
アイナと声を掛け合い効率的に
桃花と言ったな
アンタの歌と舞は確かに見事だ
でも俺の心には何も響かないぜ
彼女の歌とダンスの方が俺の心を最高に震わせてくれるんでな!
顔を洗って出直してこい!
UC発動はアイナの詠唱と掛け合うように
全て命中しなくても力を削ぎ落とせれば上々だ
返す刃での薙ぎ払いと蹴撃のコンビネーションで追加ダメージを狙う
「ハァ……ほんと、どんな世界にも碌でもない奴はいるのね。しかも堕落させるのが悦びなんて、呆れる以外の他でも無いわ。しっかりお仕置きしないとね」
「どんな世界にもいるんだな。こういう色欲に溺れる頭の痛い奴は。ここでしっかり躾て骸の海にお帰り願おうかね」
美星・アイナ(比翼連理の片羽・f01943)と火神・臨音(比翼連理の誓いを胸に・f17969)にとって快楽は二人で求め合うものだ。桃花のいう堕落はとうてい理解できる範疇のことではない。淫気を耐性や防御で防ぎながら二人は立ちはだかっていた。
「愛し合う二人で踊りに来たのぉ? なら踊りながら堕落していきましょうねぇ……」
桃花は堕落に誘う歌と踊りで二人の理性を揺らそうとする。
「桃花と言ったな。アンタの歌と舞は確かに見事だ。でも俺の心には何も響かないぜ、彼女の歌とダンスの方が俺の心を最高に震わせてくれるんでな! 顔を洗って出直してこい!」
「あんたの歌は本当の歌じゃない。欲を叶える為の手段に使うなんて歌い手の一人として許せない事この上ない! 本当の歌の力、骸の海への土産に見せてあげるわ! さあっ、私の歌を聞けえっ! 悪夢に踊りし閃く刃、余所してたら待つのは地獄! さぁ、全てを見切る自信があるなら今此処でやってご覧なさい! ……無理だと思うけどねっ」
吠えるように歌うアイナ。複製して念力でバラバラに動かすタロットカードと槍形態の黒剣に怒りと歌の持つ本来の力が乗せられる。繰り出される蹴り技はまるでダンスのよう。
「ああ、最高のパフォーマンスだな。俺も見せてやるぜ、この世界に生きる者達全ての想いと可能性の力を!」
火属性の霊符をばら撒き斬撃と剣風で攻撃する臨音はアイナの届かない死角をフォローするように効果的に桃花を攻めた。
薙ぎ払いと襲撃で息をつかせぬ攻防を繰り広げる三人は、なるほど、踊っているように見えた。
「全然しゃっきりしてねぇじゃねえか、相棒。そんなんじゃ戦えねえだろ。仕方ねえ、俺に体を貸しな」
「……すみません。任せました。」
そんな遊戯のただなかに現れたのは鬼面を顔に装着した桜だった。桃の木への劣情が落ち着いて、ようやく戦いに出られたのだ。鬼面・凶津に身を任せ、情欲の感じられない足さばきで駆け寄った。
「オラオラどうしたッ! 責めるのは得意でも攻められるのは苦手ってかッ!」
「えぇ~、桃の木にヘコヘコしてた娘じゃないのぉ、どうしちゃったのぉ?」
突然の変貌に困惑しながら、桃花は触手のように蠢く髪の毛で凶津を追い立てるが、その間をかいくぐるかのように避け、妖刀で断ちながら間合いを詰めてくる凶津。
「よく動くのねぇ、えいっ!」
「うおッ! 髪で手足を絡め取られちまったッ! これじゃ身動きが取れねえ……のは、てめえも一緒だよなあッ!」
髪の毛に巻き付かれた状態は、見方を変えれば相手を固定したことに他ならない。
「燃えろやぁッ!」
仮面の口ががばりと開き、ゴォと火球が飛び出し桃花に命中する。
「きゃぁあああああっ
!!!!!!」
至近距離で命中した火球が爆裂し、桃花は吹っ飛ばされた!
「はぁ……はぁ……」
戦い終わって。臨音とアイナが敵の討伐を確認する間、桜は顔から鬼面を外し、へたりこむ。
(は、激しく動いたせいで体中に霧の淫毒が回ってしまいました……。こんな体で無事に帰れるでしょうか……)
頭の中で呟いた懸念に応えるものはなく、ただ胸の昂りが着物を押し上げていた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『桃園に遊ぶ』
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POW : 賑やかに宴を楽しむ。
SPD : ゆっくり桃園を散策する。
WIZ : 静かに花を眺める。
|
桃花がいなくなった桃園は本来の幽玄さをとりもどし、見事に咲き乱れていた。ここにしばらくいれば戦いで失った力は取り戻せるだろう。次の戦いを有利に進めるためにも、体を万全の状態に整え、癒して帰ろう。
神代・凶津
・・・うん、毒が回ったのは不幸な事故だったッ!(桃源郷で空気読んで桜と別行動している凶津)
「はぁ……はぁ……」
(桃源郷の人気のない林に一人、熱くなった体を鎮めんと巫女服を乱雑に脱ぎ捨て裸を晒してる桜がいた。
一本の桃の木に近付いた桜は、木の根元にある『ちょうどいい長さと太さの瘤』を見つけた。
淫熱に浮かされた桜は、霊力に満ちた桃源郷の木を体の内に入れれば毒が浄化できるかも、だからこれはしょうがない事、そう自分に言い訳しながらその瘤に腰を沈めていく。
身体中を貫く快楽。もはや桜は快楽を貪る事しか考えられず、桃の木にしがみつき一心不乱に腰を振り淫らな嬌声を上げ続ける)
【アドリブ大歓迎、不健全最高】
「……うん、毒が回ったのは不幸な事故だったッ!」
あんなに激しく動くことはないじゃないですかと潤んだ瞳で桜に責められ、さすがに可哀そうになった凶津は行きと同じく桜に一人の時間を与えてあげていた。
「はぁ……はぁ……」
誰もいない桃源郷の林の中を、ふらふらと進む桜。身に纏っている着物が一枚、また一枚と剥げて足元に落ち、点々とその歩みを示している。すべての着物を脱ぎ捨てて白い裸身をさらした桜はぬめる太腿を擦り合わせながら一本の桃の木の前に立ち尽くす。その木の低い所に、突出したちょうどいい大きさの瘤があるのを見つけたのだ。
(桃源郷の霊力に満ちた桃の木……ここにいるだけで回復するっていうのなら、これを体内に取り込んだら効率よく回復することができるのでは……? べ、べつにこの形に欲情してるとかではなく、毒を浄化したいだけなのですもの。なにもやましいことはないです……)
桜は桃の幹に手をかけ、そろそろと瘤目掛けて腰を落として行く。
「んぅっ……」
ぴとりと瘤の先端が触れると、びりっと快感が奔る。
(触れただけで……じゃあこれが入ってしまったら、私、どうなって……)
未知の恐怖に怖気づき、ためらいながら幾度も先端に触れ続ける桜。触れるたびに奔る快感に膝が耐えきれず、ガクッと力が抜けた勢いで木の瘤が奥まで入り込み、普段守られている場所を強く打った。
「あひぃいいいいぃいいいいいぃっ
!!!!!!!?!?!?!?」
背筋を通って脳天まで突き抜ける快楽に、脳髄のどこかでプツプツと何かいけない線が千切れるのを感じ、桜は絶叫した。
「あっ! あっ! あっ! あひゃんっ! んぎぃっ!! ひぃっ!!」
強すぎる快感に侵食された脳髄はもはや快楽を貪ることしか考えられず、ダメになっていく頭とは裏腹に回復していく体力は底なしで、桜は桃の木を抱きしめたまま一心不乱に腰を上下させて甲高く啼き続けた。
大成功
🔵🔵🔵
神代・凶津
・・・ぐか~。(別行動で花見酒をやっていた凶津は爆睡している。)
(桃源郷の人気のない林、桜は桃の木にしがみつき『ちょうどいい長さと太さの瘤』に腰を沈めて快楽に溺れている。
もはや腰を振って淫蕩に耽る事以外、頭から抜け落ちている桜は汗に濡れた裸体をくねらせ、時折後ろを向き四つん這いになるなどしながら自身の内側を擦り奥を刺激しながら淫れた嬌声を上げ続ける。
女と桃の木の交尾としか言えないその光景は、日が落ちても繰り広げられ毒の抜ける次の日の日の出まで続いた
・・・。)
【アドリブ大歓迎、お色気、エロ、不健全も大歓迎】
桜が淫蕩に耽っているそのころ、凶津は桃源郷の酒を喰らっていびきを上げて眠り込んでいた。その横を、桃源郷で英気を養っている若い仙人たちがはしゃぎながら通り過ぎていく。
「なんかあっちで桃の木と交尾してる女がいるらしいぜ」
「なかなか美人らしい、見に行こうぜ」
「やめろよ、俺たちは修行の途中だろう……」
人気のない林を選んだものの、大きな声を上げて激しく快楽を貪っていては、仙人などのなかにはそりゃあ耳のよいものもいる……そんな普段なら思いつきそうなことも、頭から抜け落ちている桜。その耳にはまたもよく知る声の幻聴が響いている。
『おいおい、そんな単調な動きじゃねむくなっちまうぜ。自分だけ気持ちよければいいのかよ、意地汚い女だな』
「ああっ、ごめんなさい、自分だけ気持ちよくてごめんなさい!! ほんとは木の瘤なんか入れたらいけないのに喜んでくわえ込んでごりごりしてごめんなさいいぃ! ひぃいい!!」
芸の無さをなじられる幻聴はもしかしたら桃の木の言葉なのかもしれない。突然しがみつかれて身勝手に淫具にするのなら最低でも楽しませろという高次の存在の戯れの言葉。桜は後ろを向いて犬のお座りのように体勢を変えて腰をグラインドさせる。ぼたぼたと垂れる雫は汗とそれ以外。なぜか強く桃の香りがした。
若い仙人たちがその様子を唾を飲み下しながら見守っていることになど気が付かず、その痴態は日が落ちても繰り広げられ毒の抜ける次の日の日の出まで続いた。
大成功
🔵🔵🔵
相馬・雷光
アドリブOK(純潔を奪うのみNG)
あの匂いはなくなったみたいね
でも、それで昂らされた快感と、流し込まれた淫気はまだ治まらない
……だから、仕方なく。治療のためだから、仕方なく、よ
桃源郷に住む仙人に声をかける
あの邪仙の術が抜け切らないから、治療を手伝ってくれないかしら?
体内の気が淫気――陰気に偏り過ぎてるから、あなたの陽気を注ぎ込んでバランスを取ってほしいの
私は邪仙の支配から抜けられるし、あなたは私を助けるっていう徳が積める……どうかしら?(誘惑)
あ、前はダメよ、未開通なんだから
満開の桃園で開放的に陰陽合一
淫気と陽気が反応して体内に生命力が満ちていく快感
寵姫と戦っていた猟兵が何人か、喰らった淫気を発散させてるらしい。修行の若き仙人たちは色めき立っていたが、中にはがっつかない真面目な者もいた。
(みんな俗っぽいな……そんなの勝手に見たらだめじゃないか……)
「ねえ、あなた? 私猟兵なんだけどあの邪仙の術が抜け切らないから、治療を手伝ってくれないかしら?」
急に声をかけられて、驚く仙人。そこに立っていたのは湿ったレオタードを健康的な肌に張り付けた降魔忍、雷光だった。
「あの邪仙の術が抜け切らないから、治療を手伝ってくれないかしら? 体内の気が淫気――陰気に偏り過ぎてるから、あなたの陽気を注ぎ込んでバランスを取ってほしいの。私は邪仙の支配から抜けられるし、あなたは私を助けるっていう徳が積める……どうかしら?」
どぎまぎする仙人を見上げ、潤んだ瞳で誘う雷光。さきほど他の仙人たちを軽蔑する気持ちすら持っていた彼だが、面と向かってのお誘いを断るほどには俗を捨てられていなかった。
「あ、前はダメよ、未開通なんだから」
「え、じゃあどうやって……えっ、そっちは不浄の……大丈夫なのか?」
「大丈夫、来て。そう、そうよ!! ああっ……生命力、さいこぉ……んおぉお……」
戸惑いながらも体を沈めて雷光と一つになる仙人。陰陽が合わさり、体中に生命力が巡る。ぽかぽかと暖かいものが体内に注ぎ込まれるのを感じ、満開の桃園の中開放的な嬌声をあげる雷光だった。
大成功
🔵🔵🔵
久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
何とか倒したっすか…しかし霧の毒に桃花の技でボロボロっす
何とか静まればいいんっすけど…
桃花から奪った力を具現化して小人サイズの桃花を生成
残念ながら一部なので元のサイズに戻れるか、そして戦闘力はあるのかは未知数…ただ懐いてはいるけど
チビ桃花を戻すが…そうすると意識の端に追いやってた性欲が戻ってきてしまう
くぅ…こんな…こんなのに負けてなんて…と思いながらフラフラしていると女性に遭遇(ソロの場合は1章の仙女)
フラフラと吸い寄せられるように体を慰め合います
何度も何度も果てたらやっとこさ霧の効果が消えて正常に戻ったけど体力が尽きている
しかもなんか色んな体液が体中を汚しています
「何とか倒したっすか……しかし霧の毒に桃花の技でボロボロっす。何とか静まればいいんっすけど……」
戦いの終わった気配を感じ、翔は息をつく。戦闘に赴く間に浴びた霧や桃花の技は的確に翔の理性を削り、しっかりと大地を踏みしめる力を奪っていた。
「ううむ……」
翔は桃花から奪った力を具現化する。そこには小さくもコケティッシュなちび桃花がちょこんと現れていた。
「残念ながら一部なので元のサイズに戻れるか、そして戦闘力はあるのかは未知数……ただ懐いてはいるけど」
すりすりと撫でをねだるちび桃花を撫でてから消すと、紛らわしていた欲が強く戻ってくるのを感じた。
「くぅ……こんな……こんなのに負けてなんて……」
「あ、あのっ大丈夫ですか……あっ」
ふらふらと歩いていると、そこには優しそうな仙女が一人、苦しい息の翔を見かけて案じて声をかけるが、翔の体から流れ出る不随意の魅了を浴びて腰を抜かしてへたりこんだ。そんなのを見てしまったら、もう翔も我慢できない。
桃の花散る茂みで、翔と仙女は昂る体を合わせ、お互いを慰め合った。桃園の仙女の体は味わっても味わっても瑞々しく、二人は何度も何度も求め合い、果てる。やがてへとへとに体力の尽きたころ、翔をむしばんでいた毒の効果もまた消えた。
体中に付着したぬるつきを拭う元気もなく、翔は裸で転がりながら、肩で息をしていた。
大成功
🔵🔵🔵
豊水・晶
うう、ぐすっ。
私、竜神なのに。
神様なのに。ぐすん。
あー、お水冷たくて気持ちいいいなー。
小川に体を浸して、火照りを冷ましている。(全裸で!)
くぅーん。藍、慰めてくださいー。
うう、今回の醜態は修行が少し足りなかっただけなのです。私はあんなに、その…ハレンチでは無いのですよ。
でも、んっ…気持ち 良かった あっ なぁ。はっ!ちっ、違いますよこれは!違いますからね!
なっ何ですかその目は。きゃぁ!
いきなり何をするんですか!
へ?
あの、藍?いったいナニを考えているのですか?駄目ですからね。絶対駄目ですからね。にゃああああああ!
舐めないでください。まだ、毒が。
ぜえぜえ
あっ、後で絶対お仕置きです。
アドリブお色気◎
「うう、ぐすっ。私、竜神なのに。神様なのに。ぐすん」
戦闘中幾度もわからせられてしまった晶は、半べそで桃園の小川に体を浸していた。服を脱いで全身を冷やさなくては元の自分に戻れなさそうと思ったのだ。
「くぅーん。藍、慰めてくださいー。うう、今回の醜態は修行が少し足りなかっただけなのです。私はあんなに、その……ハレンチでは無いのですよ」
ふわふわの使い魔、藍に向かって両手を伸ばすと、藍は自ら出ている晶の胸部に座って、抱きしめられてくれた。
「でも、んっ……気持ち、良かった……。あっ! なぁ。はっ! ちっ、違いますよこれは! 違いますからね! なっ何ですかその目は」
思わず漏らしてしまったうかつな本音に、訝しげな目を向ける藍。
きゃぁ! いき なり何をするんですか! へ? あの、藍? いったいナニを考えているのですか? 駄目ですからね。絶対駄目ですからね。にゃああああああ! 舐めないでください。まだ、毒がぁ!」
桃源郷の小川の水は美味なる甘露であるようだ。晶の言い訳などどうでもよくなった藍は晶の胸元に光る水滴をちろちろと舐めると、その甘さに機嫌をよくして次々と舐めだす。毒で敏感になってしまっていた晶はそのたびに素っ頓狂な声を上げながらびくびくとのけ反った。
「ぜえぜえ……あっ、後で絶対お仕置きですっ!!」
何度も反応した体を口元まで水に沈め、晶は涙ぐんで叫んだ。
大成功
🔵🔵🔵
美星・アイナ
【比翼連理】
アドリブ、官能表現共に可能
目の前の危機が去ってほっとしたわ(溜息)
ロバートさんから此処で休んでから
帰っておいでって言われたし
此処はご好意に甘えましょうか?
ゆるりと桃園を散策しながら
スマホであちこち写真を撮影
一区切りした所で敷物を引いてごろり、と
寝転がって休憩
桃の甘い香りに癒されまったり
そう言えば臨音、桃の花言葉って知ってる?
花言葉を幾つか聞いて成程、と頷くと
まだ他にもあると聞いて興味が湧き
聞きたいな、と顔を近付けて
耳元で聴いたその花言葉
それってまさか・・・!と思った途端
降ってきたご褒美のキスに言葉を塞がれ
彼の熱情が何時も以上に昂ってる事に気付き
臨音からのお誘いには
断る理由は何もなく
火神・臨音
【比翼連理】
アドリブ、官能表現共に可能
ロバートからの粋な計らいに感謝だな
此処はひとつゆっくり休んでから帰るか
アイナと桃園を散策しつう
スマホであちこち写真を撮影する姿を見守り
撮影が一区切りした所で
二人寝転がって休憩
桃の甘い香りに癒され幽玄な時間を
桃の花言葉?
あぁ、諸説あるけど知ってるのだと
天下無敵とか、気立ての良さ
比類なき素質とかもあるけど
花言葉、他にもあるけど聞きたいか?
耳元で教えるもうひとつの花言葉
それは【私はあなたの虜】
心震わす最高のパフォーマンス見せてくれた
彼女へのご褒美のキスで言葉を塞いだ途端、
熱情が何時も以上に昂ってる事に気付き
キスの続きへのお誘いかけたら
二人だけの甘い時間の始まり
「目の前の危機が去ってほっとしたわ。ロバートさんから此処で休んでから帰っておいでって言われたし、此処はご好意に甘えましょうか?」
「粋な計らいに感謝だな、ひとつゆっくり休んでから帰るか」
大変な戦いであったが、落ち着いてみるとこの桃源郷はとても美しい。自然に桃の茂っているところだけでなく、瀟洒な庭園のようになっているところなど見所がたくさんある。
「ねえ見て臨音! 桃の花びらが水一杯に落ちて、まるで桃色のじゅうたんみたい!!」
「落ちないようにな、しかし本当に見事だな」
ゆるりと散策しながら、その美しい風景をスマホで撮影するアイナと、そんなアイナを綺麗だなと思いながら見守る臨音。ひとしきり満足すると、二人は木陰に敷物を敷いてごろりと寝ころんだ。
「ああ、いい香り。そう言えば臨音、桃の花言葉って知ってる?」
「桃の花言葉? あぁ、諸説あるけど知ってるのだと天下無敵とか、気立ての良さ、比類なき素質とかもあるけど……花言葉。他にもあるぞ。聞きたいか?」
「え? なあに? もったいぶって……聞きたいな」
想い人の博識な一面に嬉しくなって、さらなる言葉を聞きたくなったアイナは顔を近づける。
「―――だ」
「あっ……」
私はあなたの虜。そう聞こえて、それってまさか……! と臨音の顔を見ようとするアイナの唇に、臨音のそれが優しく落とされる。
いつもより熱い唇。臨音は自分が通常よりも強く昂っていることに気が付き始め、アイナも愛しい人が熱くなっているのに気が付いた。
「なあ……別のところにも、ご褒美のキス。していいか?」
「ばか……断るとでも思ってるの?」
睫毛を震わせ、笑うアイナに愛しさがこみ上げ、臨音は優しくも噛みつくようなキスを彼女の首筋や丸い肩に浴びせる。アイナの細い指が臨音の頼りがいのある背中の上でピアノを奏でるように踊った。
他の誰にも聞こえない、二人だけの音楽。桃の木たちは喝采を送るようにその花びらを散らし、二人の愛を彩った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
古明地・利博
アドリブ歓迎
はぁ、ようやく落ち着いた。溜まってんなかな?私。確かに最近は研究続きでご無沙汰だったけど……いや、今はそういうのはいいか。
うわっ、スカートが凄い事に……さっさと帰って着替えを。いや、その前にシャワー浴びないとな。
……花、綺麗だ。そういうのを愛でる心があったのは驚いたね。ふふっ、私らしくないや。でも、今だけはいいか。
心も体も疲れたし、少し寝よう。ああ、その前にあの霧について書いておかないと……。
あ、あれ?腕が上がらないや。それだけ疲れてるって事、かな……?じゃあ、後回しに……しよう。
……おやすみ。
(回復ってどこまでなんだろう……目が覚めたら腕の傷が治ってるといいなぁ。)
「はぁ、ようやく落ち着いた。溜まってんのかな? 私。確かに最近は研究続きでご無沙汰だったけど……いや、今はそういうのはいいか。うわっ、スカートが凄い事に……さっさと帰って着替えを。いや、その前にシャワー浴びないとな」
傷ついた体をようやく鎮めて戻ってきた利博は自分の汚れた有様をまじまじと見つめ、ため息をついた。どろどろで、散々だ。見上げると、霞の晴れた青い空を桃の花びらが風に運ばれて流れていく。
「……花、綺麗だ。そういうのを愛でる心があったのは驚いたね。ふふっ、私らしくないや。でも、今だけはいいか」
柔らかい草が生えている茂みに寝ころび、深呼吸をする。汚れた身体もスカートも後回しだ。
「心も体も疲れたし、少し寝よう。ああ、その前にあの霧について書いておかないと……」
研究のために見てきたものをメモしようとするが、疲労が強すぎるのか腕が上がらない。
(回復ってどこまでなんだろう……目が覚めたら腕の傷が治ってるといいなぁ)
おやすみ、そう呟いて目を閉じる利博の鼻の頭に桃の花びらが一つ舞い降りてぴとりと乗る。しかし、利博は目覚めることなく、軽い寝息で吹き飛ばされていった。
大成功
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