羅針盤戦争〜アンチェインド・チェインズ
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七の王笏島。ここはアポカリプスヘルから落ちてきた島であり、そしてカルロス・グリードの治める島である。
カルロス・グリードの分体が治める島には元の世界ごとに特色があるが、この島の特色はオブリビオンストームが吹いている事だ。オブリビオンストームはその名の通り巻き込まれたものをオブリビオンにする嵐の事だ。
「ついにここを見つけたか、猟兵」
そしてその特性上、この世界のオブリビオン……コンキスタドール達にとっても重要な戦略拠点でもあった。手軽にオブリビオンを作ることのできるこの地はカルロス・グリードとしても簡単に奪わせる訳には行かないポイントでもあった。
「なんとしてもこの島を守るのだ!」
カルロス・グリードはこの地に溢れるコンキスタドール達に呼びかける。荒くれ者たちは手にした鎖を振り回しその呼びかけに答えるのであった。
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「つまり全部ぶっ飛ばせばいい! 簡単だな!」
ディグ・ドリラー(ドリル仁義・f31701)は端的に説明した。単純明快すぎるがその通りである。
「アレだ! でかい喧嘩をグリードオーシャンでやってるだろ! そこの親玉の分身がいる島へ行って、雑魚も親玉もまとめてぶっ飛ばしてくればいいって話だ!」
ちょっと詳しくなった。
「親玉の……カルロスなんちゃらはなんかオブリビオンストームとか言うでかい攻撃をガンガンしてくるぜ! あと雑魚と力を合わせることで俺達を砕いてくる! よく分からん! しかも俺達のユーベルコードよりも絶対に先にぶっ放してくる! 強えな!」
強いオブリビオンが持ついつものではある、こちらの対策がないと辛いだろう。
「あと雑魚の方も鎖振り回して殴りかかってくるぞ! 不意打ちとか防御とかジャンプ攻撃とかやけに得意だから気をつけろよ! 数も多いしな!」
そちらの方も対処しなければいけないらしい。
「じゃあ頑張れよ!」
妙なテンションで送り出される猟兵達、この場所を落としきれればコンキスタドール達に大きなダメージを与えることができるだろう。
西灰三
鎖マン。
いつもお世話になっています。
西灰三です。
今回は羅針盤戦争の依頼をお送りします。
詳しい内容はオープニングの通り、以下プレイングボーナスです。
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プレイングボーナス……敵の先制攻撃ユーベルコードと、周囲に発生するコンキスタドール(集団敵)に対処する。
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以上です。
それでは皆様のプレイングをお待ちしています。
第1章 ボス戦
『七大海嘯『七の王笏』カルロス・グリード』
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POW : ティフォン・コンデンサシオン
自身の【制御下にあるオブリビオン・ストーム1つ】を代償に、【凝縮されたオブリビオン・ストーム】を籠めた一撃を放つ。自分にとって制御下にあるオブリビオン・ストーム1つを失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD : ヴェルダデラ・トルメンタ
【オブリビオン・ストーム】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ : プラン・デストルクシオン
【「『王笏』に仇為す者よ、砕け散れ」】という願いを【島内のコンキスタドール達】に呼びかけ、「賛同人数÷願いの荒唐無稽さ」の度合いに応じた範囲で実現する。
👑11
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メル・メドレイサ
WIZ
絡み、アドリブ歓迎
何故でしょう、この人一秒でも早く倒さなければならない気がしてきました。それこそ何度やり直してでも
先制対処兼鎖マン対処として、『桃印の旗』を振り回し【悪目立ち】して注目を集めつつ揺れる旗の動きで【催眠術】で洗脳
賛同者を減らすと同時に、鎖マン自体を「『王笏』に仇為す者」とすることで砕け散らせます
そのまま後退しつつ鎖マンを陽動、洗脳しながら、洗脳のきかなかった相手は機関銃の『範囲攻撃』で蹴散らします
カルロス自身は【メルスナイプ】で狙撃
雷属性を込め、その衣装のやたらついてるトゲトゲや鋲に伝わるようにしましょう
操れたら鎖マンをけしかけて彼の行動の妨害もさせたいですね
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「何故でしょう、この人達一秒でも早く倒さなければならない気がしてきました。それこそ何度やり直してでも」
第七の王笏島で無数の鎖を持った敵に囲まれてメル・メドレイサ(蕩けるウサメイド・f25476)は呟いた。まあどう考えてもこの世界における害悪なので早めに対処しなければならないだろう。とにかくこのまま鎖男達をそのままにしておくと理不尽なユーベルコードで潰されかねない。彼女は胸元から長い棒を取り出して巻かれた旗を広げる。いやどうやって収めていた。
「はーい! 皆さんこっちに注目して下さーい!」
旗が揺れるとそれを手にした彼女に鎖男が注目した。同時に揺れる胸にも。それは催眠術のように注目する以外の事に意識を割けない。
「『王笏』に仇為す者よ、砕け散れ。……どうしたお前達、我に協力をせぬのか」
カルロス・グリードがユーベルコードを発動しようとするが上手く行かない。彼の問いかけに一人の鎖男が首を横に振る。
「いかに親分と言えどもこればっかりは聞けません。嫁さん一筋の親分には分からないでしょうが、あっしらにとってでけえ胸ってのは希少なんでさ」
これ催眠術じゃなくて誘惑じゃね。そう彼が言った瞬間その身が砕け散った。存在力が低かったばかりに。ついでに彼女も機関銃を取り出して周りの敵を追い払いながらカルロス・グリードに近づいていく。
「魔技、メルスナイプ! そーれどっぴゅん❤」
なんとなく手出ししにくい鎖男達の合間を縫って放たれた雷の魔弾が敵の服に導かれるようにオブリビオン・フォーミュラを撃ち抜いた。
大成功
🔵🔵🔵
神代・セシル
七の王笏おじさんの衣装はとてもカッコイイです。私もそのような衣装を一度着てみたいです。
敵の攻撃に対して視力と瞬間思考力を発揮し、動きを見切ります。一方、シールド発生器を用いて全方位シールドを生成します。コンキスタドール達に大範囲の属性魔法で攻撃。
高速詠唱によりUC「Mastery of Nature」を発動し、雷を操作します。無数の炎属性の落雷を放ち敵全員を攻撃します。
特に、全力魔法により七の王笏おじさんに爆裂属性の落雷を撃ちます。
自然は怖い…この言葉を心に刻んだほうが良いと思います。
絡み・アドリブ歓迎
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神代・セシル(夜を日に継ぐ・f28562)は周囲に雷の泡を振りまきながら敵の数を減らしていく。この島のカルロス・グリードの使うユーベルコードは部下の数が多ければ多いほど成功率が上がる。逆を言えば敵の数が減れば減るほど成功率は下がる。『仇為す者よ、砕け散れ』の対象は猟兵なのでそう簡単にはいかないはずだが、この数ならば叶う可能性が高い。
「『王笏』に仇為す者よ、砕け散れ」
そしてその時が来た。体の内側から外側に向かって大きな力が働くが、指輪に力を込めて自分に貼り付けるようにシールドで抑え込む。
「……危なかったです」
幸いにして弾け飛ぶことの無かった彼女の体はまだ戦える。直様に高速で呪文を唱えて周りの敵が近づく前に魔法を完成させる。
(「七の王笏おじさんの衣装はとてもカッコイイです。私もそのような衣装を一度着てみたいです。……ですけど」)
島の上空に黒い雲が現れて中から稲光が漏れ出している。そしてここにいる敵は鎖を持つものと、鋲を打った服を纏ったカルロス・グリード。
「自然は怖い……この言葉を心に刻んだほうが良いと思います」
空気を爆ぜさせながら無数の雷が周囲の敵の持つ金属に導かれて落ち。そしてその持ち手たちを焼き尽くす。ぶすぶすと黒い煙を上げて多くの敵が倒れるのであった。
成功
🔵🔵🔴
菱川・彌三八
…気になってンだが
態々見目を変える意味ァあるのかね
嫌いじゃねェんだろうなァ、屹度
なんてェ事を、鎖の只中で思う訳だ
いや此処に居りゃあの嵐は此奴等を吹き飛ばしてくれると思ってヨ
無駄に数いやがるんだから、壁に使わにゃ損だろ
易々壁になんかならねェって?
こんな奴等に俺が喧嘩で負けるわきゃねェだろうが
暴力気合い、俺の十八番サ
ちいと其の鎖で絞め上げて…そうだな、怪力で思い切り嵐の塊にぶつけるのも良いかしれねェ
球ァ幾らでもあらァ
マ、何時までもそんねェな事をする訳にもいくめェ
最初の嵐をやっつけたら辺りの奴等ァ纏めて倒しゃ良い
そら、大浪が来るゼ
風も土も雑魚も其の可笑しな様相も、全部纏めてかっさらってやるよ
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(「……気になってンだが」)
菱川・彌三八(彌栄・f12195)は顎をさすりながら自分を取り囲むやくざ者達を前に考え事をしていた。
「へっへっへ……こんな所まで来て考え事かよ!」
「おうよ、一つ尋ねてもいいかイ?」
「どうせここで倒れるんだ、良いぜ言ってみろよ」
今まで殴り倒してきたような奴の台詞みたいだと思いながら彌三八は問う。
「おめぇらの大将なんだが、行く先々で態々見た目変えてんだが意味あるのかね」
急に振られた問いかけに鎖の男達は顔を見合わせてから笑う。
「知らねえなあ! 大方着道楽なんだろうよ! ………おうっ!?」
輩共が一斉に鎖を投げ、逆にその先を纏めて捕まえながら彌三八は内心で結論を出す。
(「嫌いじゃねェんだろうなァ、屹度」)
海賊なんてのは古今東西ナメられたら終わりだ、役者が化粧をするように奴さんもそういう手合なんだろう。無論道楽も多分に含んでいるんだろう。そう考えながら鎖を纏めて手繰り寄せる。
「おい! 離せよ! オブリビオンストームが飛んでくるだろ!」
「何言ってやがんだ、無駄に数いやがるんだから、壁に使わにゃ損だろ」
「はぇあ!?」
瞬間、鎖を握っていた輩達を纏めて迫る嵐の中に投げ捨てた。空中で散っていく仲間達を見て蜘蛛の子を散らすように逃げていくが、その背中から片っ端に捕まえて嵐の中に投げ込んでいく。
「ま、こういうのは十八番サ」
とりあえず邪魔するものが捌けた所で筆を握る、筆先に染みるは藍。そして描くはこの地に相応しい事象、すなわち大浪。
「海は苔の露より滴りて、波濤を畳む万水たり」
海練が巻き起こりその場に居た全てを押し流す。乾いた竜巻も水を吸い、泥へと溶けていた。
大成功
🔵🔵🔵
雨咲・ケイ
あの忌まわしきオブリビオンストームまで操るとは、
さすがはフォーミュラですね。
この世界的には世紀末海賊王といった所でしょうか。
【POW】で行動。
戦闘中はコンキスタドールに囲まれないよう、
敵の位置を常に認識しながら戦います。
敵が密集している箇所には【グラップル】で
捕えた敵をブン投げましょう。
囲まれた場合は天霊の【衝撃波】を
爆発させて全周囲に放ち、吹き飛ばします。
カルロスの先制に対しては【念動力】による
スノーホワイトの花吹雪で【目潰し】を
仕掛けて回避しましょう。
そして
「先程の攻撃はもう通用しませんよ」
と挑発してから接近戦を挑み、
敵の攻撃に対し【光明流転】の
【カウンター】を放ちます。
アドリブ歓迎です。
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「あの忌まわしきオブリビオンストームまで操るとは……」
離れていても見える黒い嵐と、それの巻き起こす余波の風を受けて雨咲・ケイ(人間の學徒兵・f00882)は鎖を持ったコンキスタドールの中で戦っている。
「悪いが兄ちゃんその綺麗な顔をぐちゃぐちゃに……うおっ!」
雑兵の割に鋭く且つ軌道の複雑な攻撃を受け、そして敵陣に投げ返しつつ息を整える。サイキックエネルギーを放ち牽制しつつ、遠巻きに見えるカルロス・グリードにも注意を配る。既にその手には小さく凝縮されたオブリビオンストームが現れていた。
「……さすがはフォーミュラですね。この世界的には世紀末海賊王といった所でしょうか」
オーラをその場で爆発させて周りの敵を吹き飛ばしてから、彼は凝縮されたオブリビオンストームの軌道を逸らすために白い花びらを念動力で投げつけてカルロス・グリードの視界を塞ぐ。
「くっ!」
急な目潰しによってケイを襲うはずだったオブリビオンストームは若干の狙いを外して配下のコンキスタドール達を吹き飛ばしていく。だからといってケイも無事と言うわけではない。近くを通り過ぎた嵐の余波で少なからぬダメージを受けてしまう。だからといって次の攻撃をさせる訳にはいかない。痛む体を動かして、今敵が作った道を使って一気に接近する。
「ここまで来たら先程の攻撃はもう通用しませんよ」
「どうかな」
カルロスは落ちていた鎖を蹴り上げてケイに叩きつけようとする、しかし対する彼は落ち着いていた。
「その攻撃は見えていました」
素早く彼は体勢を変え飛んでくる鎖を躱す、そして不安定な状態のカルロスの腹に強烈な一撃を叩き込んだ。
「私はこんな所では止まれません」
成功
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リーヴァルディ・カーライル
…黒い嵐。話には聞いていたけど予想以上の禍々しさね
…だけど猟兵がこの島を見つけた以上、お前の命運もここまでよ
この地を解放して、お前達の存在を骸の海に葬送してやるわ
敵集団は銃撃を乱れ撃つ早業で敵陣をなぎ払い、
空中から攻めてくる敵は大鎌による昇竜カウンターで迎撃
敵UCは"写し身の呪詛"の残像と"怪力の呪詛"のオーラで防御して耐え、
三撃目は過去2回の攻撃の戦闘知識から隙を見切り、
暗視した死角に切り込み攻撃を受け流してUCを発動
…捉えた。此処は私の距離よ…!
"影精霊装"の闇に紛れる魔力で陽光を遮り、
右腕だけの完全な吸血鬼化を行い極限まで血の魔力を溜め、
限界突破した怪力任せに大鎌による超高速の連撃を放つ
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「……黒い嵐。話には聞いていたけど予想以上の禍々しさね」
リーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)の赴いたことのない世界、アポカリプスヘル。そこではダークセイヴァーとはまた違った形で多くの人々が苦しめられていると聞いている。それの大きな要因が黒い嵐、オブリビオンストームである。
「……だけど」
マスケットに自らの血で作った弾丸を素早く装填し近づいてくる敵を撃ち抜いていく。
「猟兵がこの島を見つけた以上、お前達の命運もここまでよ」
雲霞の如く迫りくる敵に対して銃では速度が足りないと大鎌で迎撃する。しかしそんな最中にカルロスは容赦なくオブリビオンストームをその場で巻き起こす。
「……くっ……!」
風が強く吹く度に彼女の体に傷がつけられていく。それだけではない、彼女の体に眠る吸血の血が激しく沸き立つ。これこそがオブリビオンストームの巻き込まれたものをオブリビオン化させる力なのだろう。猟兵でなければ耐えられそうにない。
「ググ、ガ……」
彼女の喉元から獣のような唸り声が上がる。二度目の嵐が収まった時にリーヴァルディは意を決して飛び出した。このままではまずいと。しかし無慈悲にも三発目が彼女を襲う。無論吸血鬼の血もなおその体の中で暴れまわる。
「………ッ!」
しかし彼女は唇を血が出る程に噛んで耐え、右腕に吸血鬼の血を押しやりその腕だけを吸血鬼そのものへと変える。
「……捉えた……!」
瞬間的に怪物となった彼女の黒い影がカルロスの背後にまで通り過ぎる。すると敵の体は両断されて嵐に巻き込まれて散っていく。右腕から力を無理矢理発散させた彼女は静まり返った島を振り返る。もうそこにはただ荒野が広がるだけであった。
苦戦
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