生配信! 殺戮パフォーマンス!
●悪の組織『絶対絶望パレード』
「さあ、目覚めるんだ。パレード怪人達よ」
猟書家の言葉を受けて、華やかな電飾を付けたオブリビオンが動き出す。
「君たちの役目は、このキマイラフューチャーに絶望を振り撒くことだ。街頭で踊るスカイダンサーを惨殺し、その様子を生配信してあげよう!」
『シュナイト・グリフォン』の指示を受け、パレード怪人達は秘密基地『絶望遊園地』より、殺戮のために街中へと散って行った。
●スカイダンサーを救助せよ!
「さて、緊急事態だよ。キマイラフューチャーのとある街で、スカイダンサー達が猟書家の配下に襲撃を受けている。急いで助けに行ってくれるかな?」
グリモア猟兵のスピカ・ネビュラスター(銀河の魔女・f31393)は、集まった猟兵に予知の内容を告げる。それによれば、今まさに襲撃が発生する所であるとのことだ。
「猟書家の配下は、『カゲキマイラーズ』という過激な動画配信をするようなオブリビオンなんだけど、猟書家の手で『パレード怪人』に改造されているね。とは言っても、戦闘力に変化はないみたいだね」
猟書家の目論見は、配信を得意とする彼らを使ってスカイダンサーを惨殺する様子を生配信することだ。
「悪趣味だけど、この世界を絶望に染めるのには有効な手だね。だから、きっちり阻止して来てね」
急いで向かえば、スカイダンサーが殺される直前に介入出来る。敵は分散して、街の各所でパフォーマンスをしているスカイダンサーを狙っている。猟兵もそれぞれのポイントへ向かい、凶行を阻止することになる。
「ちゃんと守ることが出来れば、きっとスカイダンサーは君たちを応援してくれるはずだよ。だって、この世界では猟兵は誰もが知るヒーローだからね」
その応援は、猟兵の心を奮わせるだけでなく、きっと戦いの趨勢にも影響するはずだ。
「カゲキマイラーズを撃退出来たら、猟書家退治だね。秘密基地に突入して、『シュナイト・グリフォン』と決戦だよ」
敵の拠点は割れている。邪悪な作戦を企てたシュナイト・グリフォンを確実に討伐するのだ。
「説明はこれくらいかな。それじゃあ、頑張ってね」
説明を終えたスピカは杖を振るって、猟兵達を現地へと転移させていくのであった。
夢幻
●マスターの夢幻です
●幹部シナリオのため、二章構成となります。
●このシナリオのプレイングボーナスは、『スカイダンサーに応援される(華やかですが戦力はゼロです)』です。
1章:集団戦『カゲキマイラーズ』
2章:ボス戦『シュナイト・グリフォン』
第1章 集団戦
『カゲキマイラーズ』
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POW : 狼少年「今日も過激なチャレンジを配信するぜ!
自身の【スマホ画面】が輝く間、【迷惑行為や過激な行為による攻撃】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
SPD : 眼鏡狐「この僕を論破できると思っているのかい?
対象への質問と共に、【自身のスマホ】から【相手が負けを認めるまで消えない炎の怪物】を召喚する。満足な答えを得るまで、相手が負けを認めるまで消えない炎の怪物は対象を【根も葉もない誹謗中傷や魂を焼く炎】で攻撃する。
WIZ : パンサー娘「今から私のイケない姿を配信するね❤
【自分のイケない姿を記録した動画】を披露した指定の全対象に【この動画配信者の配下になりたいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
👑11
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●猟兵が現場に到着するのは、オブリビオンがスカイダンサーを襲撃するのと同タイミングです。スカイダンサーが殺されかけた所に、ギリギリ介入出来ます。
●そのため、現地での事前準備(スカイダンサーを襲撃より前に避難させるとか)は不可能です。移動中にユーベルコードで自己強化しておくとかは問題ありません。
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片桐・公明
【SPD】
分「貴様らはBAN対象じゃあ!」
絶叫しながら上空から分身が蹴るように飛び降りる
敵と保護対象の間に割って入るように立ちふさがる
本体も後を追って敵に言いつける
本「あなたたちのコンテンツは暴力的として規約違反よ。ついでに傷害と殺人未遂は法律違反。」
分「つーわけでチャンネル凍結。強制排除処分だ!!」
敵に宣告した後は分身が敵陣に突っ込んで妖刀を振るって戦う
本体は保護対象を避難させてから二挺拳銃で応戦する
敵UCの炎は適当にあしらう
分「あたしの負けで別に構わないぞ。そんな勝敗関係なくお前を殺すけどな。」
本「あっ、流血沙汰はコンプラ違反だから峰打でよろしく」
分「はぁ!?」
(絡み、アドリブ歓迎です。)
「ふふふ……それでは、殺戮ショーの生配信を始めましょうか!」
きらびやかな電飾を付けた狐のキマイラは、一心不乱に踊るスカイダンサーを見つけるとほくそ笑んだ。そして、猟書家の指示を遂行するため、生配信を開始する。これで準備は整ったと、ユーベルコードを使用しようとした矢先、何者かの跳び蹴りが彼を襲った。
『貴様らはBAN対象じゃあ!』
「ぐ……なんですか!」
オブビリオンへと奇襲を仕掛けたのは、藍色の髪の女性であった。そしてもう一人、それとそっくりな猟兵が、眼鏡の狐少年と狙われたスカイダンサーの間に立ち塞がる。
「あなたたちのコンテンツは暴力的として規約違反よ。ついでに傷害と殺人未遂は法律違反」
『つーわけでチャンネル凍結。強制排除処分だ!!』
オブリビオンの襲撃を食い止めたのは、片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)。そして、彼女が『邪悪なる別人格』で呼び出した分身であった。
「邪魔をしないで下さい。世界は絶望に包まれるのが正しいんです。そんなことも解らないのですか?」
眼鏡の狐少年は、手にしたスマホから『炎の怪物』を召喚した。その怪物は、彼の主張を論破するまで暴れ回るというユーベルコードの産物だ。
『知るか! 論戦なんて、別にあたしの負けで別に構わないぞ。そんな勝敗関係なくお前を殺すけどな!』
しかし、公明の分身は炎の怪物に怯むことなく、妖刀を手に突っ込んでいく。そうして分身が交戦している間に、公明はスカイダンサーを安全なところまで避難させる。
「狙われているのはあなたなの。ここは危ないわよ。オブリビオンを倒すまで避難してね?」
「なんと! 助けてくれたのか! 解った。邪魔にならない場所から応援させて貰おう!」
いきなり戦闘が始まって面食らっていたスカイダンサーも、事情を聞いて納得した様子だ。とはいえ少し離れたくらいで、ヒーローである猟兵を応援するつもりのようだ。まあ戦闘に巻き込まれない所まで下がるのならば、それくらいは許容範囲であろう。
「さてと、私も戦うよ。流血沙汰はコンプラ違反だから峰打でよろしく」
『はぁ!?』
避難を終えた公明は、二挺拳銃で分身の援護に回る。その際、血の気の多い分身に釘を刺すことも忘れない。あまり過激な戦いを繰り広げてしまえば、それは敵の目論見と似たような事態になってしまう。分身はその言葉を受けて、不承不承であるが峰打ちに切り替えてくれたようだ。
そして公明は分身と連携を取り狐少年を制圧、骸の海へと還したのであった。
大成功
🔵🔵🔵
セプリオギナ・ユーラス
殺戮生放送とは、随分と馬鹿げたことを思いついたものだが
医者の前でできると思うなよ
……論破?
過去なんぞと議論を交わす必要がどこにある
睨み据える
炎の怪物? どうでもいい。
誹謗中傷? 好きにしろ、慣れている。
(元より熱さ寒さを感じ取るのが苦手な体質で)
(救っても殺しても責められることが常で)
(……魂は、いつも己の怒りで燃えている)
俺が負けを認めることがあるとすれば──
患者がどこにも、ひとりもいなくなったときだけだ
それで。貴様の能書き(攻撃)はもう終わりか?
行動)
猟兵以外へと意識がいかないように雑談で撹乱
《殺戮刃物》で◆分身体どもから攻撃
相手からの攻撃は基本的に耐えるだけの方向(多少の負傷など描写可)
「これは視聴数が稼げそうですね。――――ッ! 何者ですか!」
「お前の愚行を防ぎに来た猟兵だ。殺戮生放送とは、随分と馬鹿げたことを思いついたものだが、医者の前でできると思うなよ」
街角で踊るスカイダンサーへと襲撃を仕掛けようとしていた眼鏡の狐少年の前に立ち塞がったのは、セプリオギナ・ユーラス(賽は投げられた・f25430)であった。
「惨劇こそが最高のエンターテイメントなのですよ! その事実は絶対です。あなたはこの事実を論破できると思っているのかい?」
電飾を飾り付けられパレード怪人と化したそのオブリビオンは、邪魔なセプリオギナを排除すべくユーベルコードを発動する。それによって彼のスマホから召喚されたのは、セプリオギナが負けを認めるまで消えない炎の怪物だ。
「……論破? 過去なんぞと議論を交わす必要がどこにある」
セプリオギナは議論には応じず、オブリビオンを睨み据える。
「では、魂を焼く炎で焼き尽くしてあげましょう!」
眼鏡の狐少年は、炎の怪物に怯えるどころか不遜な態度を取るセプリオギナに苛つき、怪物を彼にけしかけてる。だが、怪物の放つ炎を受けても、セプリオギナは涼しい顔で対応する。
「俺が負けを認めることがあるとすれば──患者がどこにも、ひとりもいなくなったときだけだ」
元より熱さ寒さを感じ取るのが苦手な体質でであるとはいえ、ダメージが無いわけでは無い。しかし、常に己の怒りで燃える彼の魂が、こんな炎に屈することはない。そして怪物が口汚く彼を罵るのも、救っても殺しても責められることが常であった彼にはどこ吹く風だ。
「それで……貴様の能書きはもう終わりか? なら、この戦いも終わりだ」
「ぐはっ! そんな……」
セプリオギナが敵の攻撃を受け止めて時間を稼いでいる間に、狙われていたスカイダンサーは安全な場所まで下がった。ならばもう相手の好き勝手にさせる必要は無い。
セプリオギナは『黒の意思』を発動して分身体を召喚する。その正六面体の分身は、内部から飛び出した『殺戮刃物』をもって、狐少年の心臓をひと突きにして絶命させた。医者である以上、彼は人体の急所もまた熟知しているというわけだ。
こうして二ヶ所目の惨劇も、猟兵の手によって阻止されたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
クライド・エント
「配信中に惨殺とか炎上案件だろ…しかも結構可愛い娘が相手とかもったいねえなあ」
櫻井・優(f29623)と
【WIZ】
いくら配信者でも殺戮ショーなんてドン引きされるだけだぜ、そんなことより俺と遊ぼうや!って感じで【切り込み】と【武器受け】で攻め立ててくぜ
って何だ?スマホなんかこっちに見せて…動画…?
おいおいそんなとこまで見せて良いのかよ…(思わずガン見)
そのまま画面を食い入るようにして近づいていってしまって何でも言うことを聞きたくなってしまう…
って俺は何を!?あぶねーあぶねー、ってことで悪いけどこれで決めるぜ!(正気に戻った後に優と攻撃を合わせて)
櫻井・優
「配信で殺戮ショー…えげつないこと考えるもんですね」
【WIZ】
クライド・エント(f02121)と一緒
(クライドさんは女性相手だと油断しがちだからなあ)
「軽口叩いてないでさっさと仕掛けますよ!」
相方を窘めつつ、戦闘に移ります!
開幕は【先制攻撃】で牽制、その後は相方とタイミングを合わせて攻撃してく
ただ途中、相手が取り出したスマホを見た相方の様子がおかしいな…
「クライドさん?大丈夫ですか!」
慌てているとこっちにもスマホの画面を見せてきて、その内容にどぎまぎしてしまいながらも見てしまう…が、ギリギリで相手を攻撃する【覚悟】を決めて【咄嗟の一撃】で反撃した後、正気に戻ったクライドさんと合わせて決めます!
「配信で殺戮ショー……えげつないこと考えるもんですね」
「ああ、配信中に惨殺とか炎上案件だろ……」
急いで襲撃地点へと走るのは、櫻井・優(人間のヴィジランテ・f29623)とクライド・エント(だらしない海賊・f02121)の二人だ。一目散に疾走する彼らは、どうにかパレード怪人がスカイダンサーに襲撃をする直前に現場に間に合った。
「ん? 結構可愛いオブリビオンだな。こんな娘が相手とかもったいねえなあ」
「軽口叩いてないでさっさと仕掛けますよ!」
「おう! いくら配信者でも殺戮ショーなんてドン引きされるだけだぜ、そんなことより、俺と遊ぼうや!」
その電飾を付けパレード怪人となっていたのは、パンサーのキマイラ少女であった。なかなかに可愛らしいその姿に油断しがちなクライドを優は窘め、二人はオブリビオンへと先制攻撃を仕掛けた。
「うわっと! もうっ、邪魔しないでよね!」
初撃は回避されてしまったものの、パンサー娘の標的は二人へと移ったようだ。そして、突然始まった戦闘に群衆は驚き、距離を取っていく。一先ずこれでスカイダンサーの方は心配いらないだろう。後は猟兵がパレード怪人となったパンサー娘を退治すれば万事解決だ。
「あなたたちを私の虜にしてあげるわ。今から私のイケない姿を公開するね❤」
「って何だ? スマホなんかこっちに見せて……動画……? おいおい、そんなとこまで見せて良いのかよ……!」
パンサー娘が差し出すスマホには、彼女の過激なセクシー動画が再生されていた。思わずガン見してしまったクラウドは、きわどい水着で誘惑するパンサー娘の動画に釘付けだ。彼は画面を食い入るように見つめ、その心は彼女の配下となりなんでも言うこと聞きたい気持ちで占められていく。
「えっ? クライドさん? 大丈夫ですか!」
「あなたにも私のイケない姿、見せてあげるね❤」
「へ? って、わわっ! この動画はっ
……!?」
様子のおかしくなったクライドを気遣う優にも、パンサー娘はスマホの画面を見せつける。実は純情な彼は、画面の中の過激な少女の姿にどぎまぎして赤面してしまう。
「うっ……いや、こんなものっ!」
「あっ! ヤダっ!」
しかし、優はなんとかその誘惑をギリギリで退けて覚悟を決め、パンサー娘のスマホを攻撃して弾き飛ばす。その衝撃でスマホは故障してしまったようで、魅了されていたクライドも正気に戻った様子だ。
「って俺は何を!? あぶねーあぶねー」
「クライドさん、合わせて決めますよ!」
「わかったぜ! ってことで、悪いけどこれで終わりだぜ!」
スマホを失ったパンサー娘は最早脅威でも何でも無い。二人は息を合わせた攻撃で、パンサー娘を退治したのであった。
ユーベルコードを用いずに戦ったこともあり、少々の苦戦はしたものの、クライドと優は見事にパレード怪人を撃退、狙われたスカイダンサーを護りきった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
セルマ・エンフィールド
襲われそうになっているところに「フィンブルヴェト」からの弾丸を一発、オブリビオンの注意をこちらに引き付けます。
どうにか間に合いましたか。危険なので逃げていて……はくれませんよね、この世界の方は。せめて私の後ろにお願いします。
論破……?
似たようなユーベルコードを使ってくるオブリビオンとは何度か相対したことがありますが、考えたこともありませんでしたね。
まぁ、敢えて言うのであれば。「死人に口なし」です。
【冬の尖兵】を召喚、96体で眼鏡狐を取り囲んで攻撃をさせます。
普通の炎ならいざ知らず魂を焼く炎は魂のない尖兵たちに効き目は薄いですし、炎の怪物一体では96体に対処はしきれないでしょう。
バキューン!!
「くっ、これから配信を開始するところで、とんだ邪魔が入りましたね」
一発の銃弾が、今まさにスカイダンサーへと襲い掛かろうとしていたパレード怪人の動きを制した。それは、セルマ・エンフィールド(絶対零度の射手・f06556)が『フィンブルヴェト』より放った一射であった。
「どうにか間に合いましたか。危険なのでスカイダンサーさんは逃げていて……」
「ありがとう! オブリビオンから護ってくれたんだね。全力で応援させて貰うよ!」
「はい……それではせめて、私の後ろにお願いします」
セルマとしては遠くに避難して貰うのが安全で良かったのだが、ヒーローである猟兵の出現に歓喜したスカイダンサーがこの戦いを見逃すはずもなく。応援する彼を戦いに巻き込まれない場所まで下げることで妥協することとなった。
「この僕を論破できると思っているのかい? 惨殺なんて、最高のショーじゃないか!」
電飾を纏った眼鏡の狐少年は、手にしたスマホから炎の怪物を呼び出した。
「論破……? 似たようなユーベルコードを使ってくるオブリビオンとは何度か相対したことがありますが、考えたこともありませんでしたね」
もしも論破することが出来れば、炎の怪物は消える。しかし、セルマにその手段を取るつもりはさらさら無いようだ。彼女は『冬の尖兵』のユーベルコードを発動し、100体近くもの氷の兵士を召喚した。
「ここからは剣の冬、ということで。行きなさい、兵士たち」
「なっ! そんなもの、溶かし尽くすんです!」
炎の怪物は奮戦するも、いくら何でも多勢に無勢だ。自慢の魂を焼く炎も、魂のない尖兵に効果は薄い。どうにか三分の一程度を倒したところで、力を使い果たして炎の怪物は消滅した。
「まぁ、敢えて言うのであれば。『死人に口なし』です」
「待てっ、そんな、うわあああ!!」
守るものの無くなった眼鏡の狐少年は、冬の尖兵に切り刻まれ、骸の海へと還っていった。セルマの完勝に、後ろで応援していたスカイダンサーも大興奮だ。
大成功
🔵🔵🔵
ティエル・ティエリエル
WIZで判定
まてまてまてー!スカイダンサーのボクが相手だよ!
スカイダンサーさん達が襲われそうになっているところにぴゅーっと飛んできて割り込むよ!
背中の翅で空中を縦横無尽に飛び回ってレイピアでパンサー娘をツンツンしていくね♪
空を舞う「空中戦」でスカイダンサーさん達の視線を独り占めだ!
むむっ、パンサー娘達が対抗して何か動画を流そうとしてるけどさせないぞー☆
【妖精姫のタライ罠】で呼び出したタライが次々とパンサー娘達の頭に落ちてきてカッコ悪い姿を代わりに配信しちゃうね♪
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
フラン・ラズィーボワーズ
なるほど、なるほど。つまり悪趣味な生放送を潰しちゃえばいいって考え方もできそうね!
転送されたら『セキュリティハック』で配信に使う回線をジャックして強制的に終了させてもいいし…そうね、逆にこてんぱんにしちゃう様子を流したりしてもいいかしら?
スカイダンサーの子に勝利のダンスを踊ってもらって配信するのも面白そう!
でもまずは悪者からやっつけないとね。
回線を奪えれば動揺してくれるだろうし、その瞬間に出力上げた“重量攻撃“で一気にキメちゃいたいわ
「うふふ❤ ダンスなんかよりも視聴数の稼げる殺戮ショーの時間よ」
街角で踊るスカイダンサーの少女へと、電飾を飾り付けてパレード怪人となったパンサー娘が忍び寄る。最もその派手な電飾のせいで目立ちまくっているが、スカイダンサーの少女は気にせずパフォーマンスを続けていた。そして、パンサー娘が今まさに襲い掛からんとした矢先に、空中からティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)がぴゅーっと飛んでその間に割り込んできた。
「まてまてまてー! スカイダンサーのボクが相手だよ!」
「あら? あなたもスカイダンサーなのね。じゃあ、惨殺するのはあなたでも良さそうね」
パレード怪人が受けた指示はスカイダンサーの惨殺だ。ならばスカイダンサーの猟兵でも構わないだろうと、パンサー娘は目の前のティエルに標的を変更する。しかし、そこでパンサー娘はスマホの回線の様子がおかしいことに気づいた。
「あれ? 配信が止まっちゃってる?」
「殺戮ショーなんて、悪趣味な生放送は配信禁止よ!」
それは、フラン・ラズィーボワーズ(翡翠の御令嬢・f31886)の仕業であった。彼女は『セキュリティハック』を用いてスマホの回線をジャックしたのだ。
「次から次に邪魔を……なら、私のイケない動画で、メロメロにしてあげる❤」
パンサー娘はスマホを操作し、見た者を魅了するセクシー動画を流そうとする。ユーベルコードである以上、同性のティエルやフランにもその効果は有効だ。しかし、黙ってそれをやらせる猟兵ではない。
「えーい! ずっこけちゃえー♪」
「ぎゃ! わっ! ひえっ!」
「殺戮ショーなんかじゃなくて、無様なオブリビオンの姿を配信するわね」
ティエルが発動した『妖精姫のタライ罠』によって生み出された金タライが、ガンガンゴン! とパンサー娘に直撃する。その衝撃にパンサー娘はスマホを取り落とした。その様は、回線を乗っ取ったフランが逆に配信していた。これではオブリビオンの目指す、殺戮動画の配信で世界を絶望に染めるなど望むべくもないだろう。
「このままこてんぱんにする様子を配信よ!」
「いっくよー!」
タライの衝撃から立ち直れていないパンサー娘を、猟兵達は追撃する。空中を縦横無尽に飛び回るティエルはレイピアでチクチクと攻撃し、敵を追い詰めていく。そして、トドメはフランだ。ティエルに追われるパンサー娘に、フランは『クロム鋼製ブーツ』の出力を全開にした重量の乗った一撃をキメたのだ!
「これで私たちの勝利ね」
「ありがとうございます! 猟兵さん! お礼に勝利のダンスを踊りますね!」
「わーい。ボクも踊るよ☆」
パンサー娘をやっつけて、これで一安心だ。フランは勝利のダンスを踊るスカイダンサーの少女とティエルの様子をネットに流す。それは、キマイラフューチャーの人々の心を元気付けたのであった。
大成功
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第2章 ボス戦
『シュナイト・グリフォン』
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POW : こっちにおいで。この世界はお前に似合わない
【この世の絶望】を籠めた【巨大な鎌】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【前向きな心、大切な記憶、思い出の品】のみを攻撃する。
SPD : ○○はいないのに、何故のうのうと生きてる?
対象への質問と共に、【対象の記憶】から【創造した大切な人の分身】を召喚する。満足な答えを得るまで、創造した大切な人の分身は対象を【精神的に追い詰めながら其々の方法】で攻撃する。
WIZ : さぁ、絶望しよう。俺と一緒に踊ろう
【ぬいぐるみ達を召喚し、共に絶望のパレード】を披露した指定の全対象に【一緒に踊りたい、そして自傷したいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
👑11
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「そんな……パレード怪人達が全滅!? 俺の計画が……」
パレード怪人達がスカイダンサーを殺戮する様子を生配信することは叶わず、その全てが猟兵によって阻止された。その上、逆にパレード怪人が猟兵にボコボコにされる様子が配信されるという事態も発生するという始末だ。秘密基地『絶望遊園地』の司令室で愕然とする『シュナイト・グリフォン』に、更に追い打ちを掛けるようにアラームが鳴った。
「侵入者……猟兵だと!? この場所がバレていたのか……仕方ない。ここで猟兵共を迎え撃ち、俺自身の手で世界を絶望に染め上げよう」
シュナイト・グリフォンは司令室を出て、絶望遊園地に侵入した猟兵達を待ち受ける。
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●戦場は怪しく電飾の輝く遊園地となります。
●POWで挑む場合は、大切な記憶や思い出の品を指定頂ければ、その内容で描写します。指定が無ければ前向きな心になります。
●SPDで挑む場合は、大切な人や追い詰める方法を記載下さい。
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片桐・公明
【SPD】
公明の大切な人は両親
しかし気にせずあしらいボスを攻撃する
「私の両親もね、猟兵ではないけれど戦っていたのよ。」
「一歩間違えれば死んでしまうような世界なんてものは両親も私も経験済みよ。父さんに至っては本当にギリギリの淵まで行ったらしいわ。」
「そんな両親がね、『のうのうと生きている?』なんていうわけないでしょ。」
「まっすぐ前を向いて生きて戦っている私を誇りに思っているわ!!」
UCを駆使して、敵の分身と本体を圧倒する。
「それとね、両親は健在よ。勝手に殺すな!!」
(絡み、アドリブ歓迎です)
「猟書家ちゃん、あなたの企みは全部私たちが阻止したわよ!」
絶望遊園地に突入した公明は、戦いやすいようにかその中でも開けた広場にて待ち受けていた『シュナイト・グリフォン』と邂逅した。彼は鷲の翼と獅子の下半身を持つキマイラのオブリビオンであり、その手には恐ろしげな大きな鎌を持っている。しかし、彼の真の恐ろしさはその直接的な戦闘能力よりも、彼の持つユーベルコードにある。
「そうか……。猟兵よ、お前の大切な人物は両親か」
公明の記憶を読み取ったシュナイト・グリフォンは、質問と共に公明の両親の分身を作り出した。相手の大切な人物を利用して精神を追い詰める。何とも卑劣なユーベルコードだ。
『『俺は(私は)はもういないのに、何故のうのうと生きてる?』』
そして公明の両親の分身は、彼女を責めるような口調で弾劾し、彼女へと迫ってくる。
「……私の両親もね、猟兵ではないけれど戦っていたのよ。一歩間違えれば死んでしまうような世界なんてものは両親も私も経験済みよ。父さんに至っては本当にギリギリの淵まで行ったらしいわ」
だが、そんな両親の分身の存在を意に介さず、公明はシュナイト・グリフォンをまっすぐに見据える。
「そんな両親がね、『のうのうと生きている?』なんていうわけないでしょ! まっすぐ前を向いて生きて戦っている私を誇りに思っているわ!!」
分身の存在に惑わされず、強い意志でその精神攻撃を耐えきった公明は、自身のサイキックエナジーの使用制限を『限定解除』する。そして、凄まじいサイキックエナジーを放つ彼女は、分身を吹き飛ばしてシュナイト・グリフォンへと肉薄した。
「それとね、両親は健在よ。勝手に殺すな!!」
大切な両親を冒涜された怒りを込めた公明の攻撃は、シュナイト・グリフォンの防御した大鎌の上から大ダメージを与え、思いっきり吹き飛ばしたのであった。
大成功
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火土金水・明
「心に少しの隙間があれば絶望のパレードに引き込まれるのでしょうけど、その感情はこの世界を守るという勇気の心で吹き飛ばします。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【サンダーボルト】を【範囲攻撃】にして、『シュナイト・グリフォン』と召喚されたぬいぐるみ達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【勇気】【残像】【オーラ防御】【見切り】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
「さぁ、絶望しよう……俺と一緒に踊ろう!」
「これは
……!!」
絶望遊園地に突入した火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)を、シュナイト・グリフォンは『絶望のパレード』で出迎える。遊園地の各所から湧いて出た電飾を飾ったぬいぐるみ達が、踊りながら明の周囲を回り出す。それは、精神を狂わせる邪悪なユーベルコードだ。
「心に少しの隙間があれば絶望のパレードに引き込まれるのでしょうけど……その感情は、この世界を守るという『勇気の心』で吹き飛ばします!」
自傷しながら共に踊りたくなるという精神干渉に対し、明は猟兵の使命を胸に強い心で抵抗する。そして、なんとか耐えきった彼女は、反撃のユーベルコードを紡ぎ出す。
「受けよ、天からの贈り物! 『サンダーボルト』!!」
「!! ぬいぐるみ達よ、俺を守、ぐああああ!!!」
明がシュナイト・グリフォンへと指先を向けると、天より迸る雷光が彼へと降り注いだ。猟書家はぬいぐるみを盾にしようとするも間に合わず、強烈な雷光にその身を焦がされた。
「少しでもダメージを与えて次の方に」
明は着実に、シュナイト・グリフォンへと負傷を蓄積させたのであった。
成功
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ティエル・ティエリエル
WIZで判定
ようし、秘密基地なんてぼっこぼこにしちゃうぞ!
遊園地の中を飛び回って「破壊工作」で壊して回っちゃうよ♪
慌てて黒幕がやってきたらまとめてやっつけるぞー☆
ぬいぐるみ達が踊っているのにふらふらーと引き寄せられそうになるけど
ママのお守りがぴかって光って「呪詛耐性」で正気に戻してくれるよ!
むむむー!もうそんな手には引っかからないぞーと【お姫様ペネトレイト】で突撃して
真正面からシュナイト・グリフォンを貫いちゃうよ!
※アドリブや他の方との連携も大歓迎です
「ようし、秘密基地なんてぼっこぼこにしちゃうぞ!」
猟書家の拠点なんてぶっ壊してやると、ティエルは遊園地中を飛び回りながら破壊工作に勤しんでいた。小さな妖精の身体でも彼女は猟兵だ。その破壊の規模は決して放置出来るものでは無い。彼女の行動を止めるため、シュナイト・グリフォンは慌ててぬいぐるみ達を召喚、絶望のパレードを開始した。
「そんなことは止めて、俺と一緒に踊ろう!」
「うーん……」
きらびやかな電飾を纏って楽しそうに踊るぬいぐるみ達の姿に、ティエルはふらふら~と引き寄せられてしまう。しかし、その瞬間、ティエルの胸元でピカッと『お守りの宝石』が輝いた!
「はっ! お守り? そうか、ボクは……!」
ティエルの母が彼女に持たせたお守り、それが放つ輝きは悪しき力を吹き飛ばし、彼女を正気に戻したのだ!
「むむむー! よくもやったなー! まとめてやっつけてやるぞー☆」
正気に戻ったティエルは、黒幕であるシュナイト・グリフォンへとレイピアを構え、一気に突撃した!
「戦いは止めよう。さあ、絶望に沈むんだ」
「もうそんな手には引っかからないぞー! 『お姫様ペネトレイト』!!」
一度掛かった技に二度も引っかかるティエルではない。なおも絶望のパレードに引き込もうとする猟書家の干渉を、ティエルはその身に纏うお姫様オーラで無効化する。そして彼を守ろうと立ち塞がるぬいぐるみ達を弾き飛ばし、ティエルは『風鳴りのレイピア』でシュナイト・グリフォンを真っ正面から一気に貫いた!
「まだだ……まだ俺は、世界を絶望に染めていない……!」
シュナイト・グリフォンは相当なダメージを受けた様子だが、猟書家幹部だけあってそのしぶとさは尋常ではない。血を流しつつも、彼は未だ戦場に屹立していた。
大成功
🔵🔵🔵
セルマ・エンフィールド
大切な品:装備している「形見の髪飾り」
両親の形見でもあり、ボロボロになるたびに今は亡き育ての親に繕ってもらっていたため、そちらの形見ともいえる品。
首狙い……とは、少し軌道が違いましたね。
どういうつもりでしょうか?
まぁ、どういうつもりだろうと構いません。
あなたの言うようにこれは大切な品なので……狙うというのであれば、相応の覚悟をしてもらいます。
スカイダンサーさんには引き続き私の後ろにいてもらいましょう……いえ、もう少し離れていてください。その位置では巻き込んでしまいます。
【氷炎嵐舞】を使用、「ラグナロク」からの炎の弾丸と「フィンブルヴェト」からの氷の弾丸でシュナイト・グリフォンを狙います。
「さあ、お前も絶望に沈むんだ!」
シュナイト・グリフォンの振り回す巨大な鎌を、セルマは俊敏な動きで回避する。
「首狙い……とは、少し軌道が違いましたね。どういうつもりでしょうか?」
「ふふふ……こっちにおいで。この世界はお前に似合わない。……そのための切っ掛けに、お前の大切な物を壊してあげよう」
シュナイト・グリフォンの不可解な攻撃を訝しんだセルマは、続く猟書家の言葉に彼の狙いを理解する。猟書家が狙っていたのは、彼女が身につけている『形見の髪飾り』だったのだ。それはセルマの生みの親と育ての親、その両方の形見と言える品だ。シュナイト・グリフォンは彼女を絶望に堕とすため、その記憶を読んで最も有効な品を見定めていたのだ!
「あなたの言うようにこれは大切な品なので……狙うというのであれば、相応の覚悟をしてもらいます」
そんなことをされては、セルマも心穏やかには居られない。声に怒声を滲ませた彼女は、必殺のユーベルコードを発動する。
「貴方は……ここで殺す!」
『氷炎嵐舞』、常ならば冷気の力で戦うセルマは、真の姿を解放したことで熱気を扱う術までも手に入れた。そして、本人にも制御しきれないほどの極低温の冷気と超高温の熱気を纏った彼女による凄まじい攻撃が始まった。
「アアアアアア!!!」
「熱い!!! いや、寒い
……!!?」
理性を失った彼女は、『ラグナロク』から炎の弾丸を、『フィンブルヴェト』から氷の弾丸を放ち、シュナイト・グリフォンを蜂の巣にする。
「くっ、そんな……この世界には、絶望が……必要……」
その苛烈な攻撃を受けた猟書家は、惨めに足掻きつつも焼け焦げ、凍結し……遂にはその動きを止めた。セルマの攻撃が、シュナイト・グリフォンにトドメを刺したのだ。
「素晴らしい! 流石猟兵、僕らのヒーローだ!!」
決着が付き、遙か後方から見守っていたスカイダンサーが飛び出して来て彼女を賞賛する。無差別攻撃となる氷炎嵐舞の被害を受けないように相当離れてもらっていたのだが、どうやら双眼鏡まで使って観戦していたらしい。
こうして猟兵達の活躍によって猟書家シュナイト・グリフォンは討伐され、その企みは阻止されたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2021年01月28日
宿敵
『シュナイト・グリフォン』
を撃破!
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