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悪魔の痛みを知るが好い

#クロムキャバリア

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#クロムキャバリア


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●神の印は額に
 貴様等は頭を下に『処刑』されるべきだ――宗教国家『カダス』。其処で凄惨な事件が起きた。キャバリアがオブリビオンマシンと化し、そうとは知らずに『将校』が乗ってしまったらしい。思考は完全に『極まって』染まり、彼は今現在『神の印を持たない人間』を虐殺し続けている。勿論、そのような『印を刻まれたもの』は存在しない。
 浄化だ――神意を解せない愚痴滅裂な人間を一匹残らず濯がねばならない。これが未知なる『神』の導きと謂うならば、全くが『けがれて』視えてくる。殺せ。屠れ。鏖だ――悪魔(やつら)に痛みなど赦されない。私が真実を教えてやろう……脳が繋がっている。

 困窮こそが人の在り方だ。
 ――アバドンに呑まれて終うが好い!

●グリモアベース
「たいへんですよ皆さん!!! クロムキャバリアの宗教国家『カダス』にて大量虐殺が始まろうとしています。プラントに立て籠もっている悪魔(かれら)を叩いて潰し、オブリビオンマシンに乗ってしまった将校さんを引っ張り出してください!!!」
 回々・九流々々(量産型回転遊具・f21693)が狂ったコーヒーカップじみて廻りながら声をあげる。いつもよりテンションが高いのは『ロボットもの』だからだろうか。女の子だって浪漫を追い求める筈です。
「宗教国家『カダス』は比較的穏やかな国でして、日々神様にお祈りしているそうです。おそらくですが将校さんは『熱心な信者』だったのでしょう。オブリビオンマシンに中てられて『神の意思』を執行しようと考えている筈です――先ずは占拠されたプラントに向かってください。奇襲が好ましいので潜入ミッションです。その後に将校さんの部下と戦闘開始なのですね。搭乗者を捕縛すればマシンは止まるので殺す必要はありません――最後は将校さんとの決戦です。気を引き締めて行きましょう……あ。猟兵の皆さんにはキャバリアを貸してくれるそうですよ。勿論、生身で殴り合いも大丈夫です。宜しくお願いしますね」
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 第五の喇叭吹き。

 宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『潜伏ミッション!』

POW   :    別方向へ物を投げて気を引きつつ隠れる!

SPD   :    様子を見ながら素早く別の物陰に隠れる!

WIZ   :    トラップで動きを阻害しつつ隠れる!

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 神の印を刻まれた者は存在しない。
 オブリビオンマシンに憑かれた『将校』は準備を整え次第『カダス』の人間を滅ぼしに動くだろう。確かな奈落(アバドン)が証明され、何方が悪魔なのか解せやしない――彼等に気取られないよう潜入し、隙を突くのだ。

 ――喇叭を吹かせてはならない。
アウグステス・レプリカ
人類粛清はできる限り遅らせるに限る。

搭乗したエピデンドラムのデスワーム形態で、地中から接近して、花の様に開いた口内から伸びる触手とUC乱舞の旋律で、戦闘の支度を妨害しましょう。

整備中の敵機は、主要パーツの幾つかを抜き取り、発進のままならない状態にして、直接手を下してない機体も、点検の必要性に駆られるように、適度見目に付く被害を演出しよう。

人目を避けるなら、偽の指令書を各所にばら撒いて、司令系統を混乱させよう。

大抵の事はエピデンドラムが、やってくれる。
地上の阿鼻叫喚をモニター越しに眺めて過ごそう。

私は、自機内で優雅に紅茶を嗜みながら。



 粛清と刻まれた脳味噌には何が突き刺さって在ると謂うのか。物騒な言の葉は出来る限り『遅らせる』べきで、最後には大団円と引っ張り込むのが正しいだろう。アウグステス・レプリカ(レプリカントのストームブレイド・f29931)の銀色が閃く事もなく潜めれば混沌静々しく『エピデンドラム』が蠢いた――特殊変形機構:デスワーム。地中を易々と泳ぐ『最新型』が花を咲かせた瞬間【秩序】を貪っていく――明快に鮮やかな口内が触手(うねり)を生やして無(鳴)き出した。
 乱舞に旋律がお似合いでも、全く世の中は楽しまない奴ばかりだ。整備中の敵機(オブリビオン)から必要不可欠な部品を絡め取り、動く事すらも出来ない『屑』と成す。喇叭に泥が詰まれば台無しであろう――黙示録がお隣に貌出しても、蝗が飛ばねば無碍に等しい。直接手を下さずとも『疑心』に陥る程度に、ああ、目につく被害は深刻だ。鈍くなっている搭乗者を嗤うように、オマエのキャバリアは蠕導した。
 大抵の事はエピデンドラムがやってくれる――孤独への憧れを抱きながら飲む紅茶は美味いだろう。優雅に嗜んだ『偽の指令書』は実に巧く記されている。地上の阿鼻叫喚地獄を眺めながら、ぶんらり地中の人を知れ。

 モニターに映った騒ぎよう。
 ――不可視の指がいとを切る。

成功 🔵​🔵​🔴​

カタリナ・エスペランサ
…宗教国家、ねぇ
その信仰が心身の平穏に繋がってるなら特にコメントはしないけれど。人の為になるなら本物に多少は近いと評せなくもない訳で――それを愈々偽りに貶めるって言うなら見過ごす訳にもいかないだろう

まずは【天下無敵の八方美人】を適応した《コミュ力+礼儀作法》で掛かる時間を最大限短縮して《情報収集》。
キャバリアを貸して頂けるなら―いえ、私は使わないのですけれど―協力して頂ける方にはそれより潜入するプラントの地図、罠や警備システムの詳細をお教え願いたいのです。なんてね?

いざ潜入すれば《ものを隠す+目立たない+迷彩》を纏い、事前に得た情報を元に《空中浮遊》しながら人目やセンサーを掻い潜り進んでいくよ



 宗教国家――その音(ことば)を繰り返し見たとして、カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)の器は傲慢から抜け出せない。その信仰が心身に善きもの、平穏を齎している十字架(クロス)と散らすならば『評せなくもない』。多少でも本物に近いならば『良心的』に接する事も可能だろう。しかし愈々『貶める』段階へと堕落した場合、偽りの『圧力』を滅ぼす以外に道はない――見過ごす訳にもいかないだろう。乗り憑かれた人間には『そういう』思想(たね)が在ったのだ。ああ。可哀想な人類に天使の喇叭は毒物の極みだ。
 八方美人に『機』こなす演技は完璧だろう。キャバリアを貸して頂けるなら……いえ。私は使わないのですけど――元々は『カダス』の持ち物だ。引き篭もった過去(オブリビオン)の拠点、その見取り図他を仕入れれば好い。勿論、強いる事はないだろうが、こんなにも綺麗で愛らしい『埒外』のお願いだ。

 拒む筈がない――罠や警備システムの隅々まで丸裸に。

 頬は何色に染まると謂うのか。貌を作った結果は上々で、潜入先の手足を『あばく』事に成功した。地にもつかず機にも映らず、抜けた其処には数多の量産型。搭乗者が居ない今ならば『細工』する術も容易だろう。第二を掲げて『つながり』を断て――階段を降りるのは必須だった筈だ。夢に見た『白い帆』は浮いている。ああ。何て事だ。宙に往く事は赦されない。巨人は脳味噌を反転させている。
 ――蟾蜍の戯言に付き合う暇は有らず、無意味の鉄を山積むのみ。

成功 🔵​🔵​🔴​

フクス・クルーガー
宗教国家かぁ……こうも余裕が無いほどにガチガチに固めると物流とかが滞って逆に不健全なのよね。

アタシは配達員ってことを生かしてプラントの備品の補充する配達員に紛れ込んでいくよ。

配達員としてはやりたくはないのだけど配達する備品には予め不備が出るように細工しておいておく。例えば作業中にいきなり壊れるような不良品などをね。配達員が配達する荷物に細工するのはご法度……うぐぐ、これも必要な事なんだ………はあ。

後は各所に配達する間、UCで一番小さいので敵機に細工しておくよ。ワタシのは足回りと移動するための部分がすぐ壊れるように腕を隙間に埋めておく、武装はともかく機動力がないならただの置物だからね(経験談)



 彼方此方で装飾された十字架(クロス)は逆転する術を有せないのだ。奈落(アバドン)を模倣した過去(オブリビオンマシン)の輪郭を想いながら、思う以上に『頭のおかたい』民達をフクス・クルーガー(何処でもお届け! 安心のクルーガー運送!・f22299)は観察していた。物流が滞って不健全に成り得、信仰が異常へと到れば『憑かれなくてもこのような惨劇』が起こるかもしれない。余裕なくガチガチに巻き取られた脳髄(こころ)が、美しいと『視』える場合は裏側の黒さも証明出来る――云々と思考するのは依頼後でも構わない。そうとも「アタシは配達員」――プラントの備品を補充する為に『紛れ込んだ』過激派の一員。澄んだ乳白色は同化し易い。
 配達員としてはやりたくはないのだけど――食糧をわからない程度に減らしておく。必要な魔改造ユニットをただの鉄屑にすり替える。その他『細工』は完璧だ。起動した瞬間に重要な『部分』が壊れるだろう――たとえオブリビオンマシンでも穴が在ればからっぽの頭蓋――うなる。これも必要な事なんだ。ご法度も何も『勝たなければ』意味がない……はあ。
 武装(がいけん)を取っ払うよりも先ずは機動力を殺す事だ。ただの置き物を量産させて『雁字搦め』にしてしまえ――つまりオマエの経験談だ――小さな腕を這わせて『脚まわり』を脆くしていく。悪魔が出るならば鼠が出ても仕方のない事だろう。丁寧にお運びしたかったが、この器用さはマイナスにも役立つものだ。

 グロテスクな輪郭も血を抜けば不愉快な立像か。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
ドカンと物資を吹き飛ばす。
なんてのはもったいないよね。
結果的に物資がなくなれば妨害はできる。
とゆーことで<紋章之秘術>の使いどころなのです。
物資をたくさん取り込むっぽい!
忍らしく静かに潜入して天井や梁の上なんかを移動。
エネルギーインゴットや弾薬を中心に頂いていくですよ。
共通規格ってのはいいものだね。
ありがたく使わせてもらうですよ。
んー、戦力を削るって意味ではキャバリアが一番だよね。
まぁ、流石に機体が消えたら大騒ぎになってめんどくさい。
逆に言えば騒ぎになっても問題ないならイケルイケル!
誰かが起こす騒ぎに乗じて無人のキャバリアを頂いてしまおう。
このまま潜伏してチャンスを待つですよ。



 爆撃(ドカン)と一撃を叩き込んで『もの』を吹き飛ばす事は容易い。埒外で在れば超越性(エネルギー)を駆使して『一瞬』の災厄を撒き散らせるだろう。されど此度の任務(ミッション)は奪還で有り、易々な行動は控えねば成らない。何よりも勿体ないのだと露木・鬼燈(竜喰・f01316)は脳を傾けた――結果的に物資が『無くなれば』妨害は出来る。ならば開けるべき箱は紋章で成り、鬼灯の魔は『抵抗』を知らない鉄他を誘う――片端から取り込んで持ち出してしまえ。戦い続ける為には『こーゆー』のも必要っぽい。オマエは化身(シノビ)らしく、音失くして猫道(キャットウォーク)だ。針を通すように梁を往けば好い――先ずは弾薬から回収しようか。
 宗教国家にも『科学』が要るとは厳しい世の常だろう。エネルギーインゴットを吸い込みながら『ありがたく』貰う諸々を視認(ねぶり)つつ――彼方に視えるのは無人のオブリビオンマシンだ。大型の『此れ』を掻っ攫えば騒々しく成る筈だ。それを『良し』と見做せれば大きな果実だろう。問題なければイケルイケル!
 何故か彼方側が喧しい。殆どの機体が『核』を抜き取られた故だ――隙を逃す角はなく、悪魔(キャバリア)を頂く機会に恵まれた。

 あとは潜伏して『奇』を衝くだけだ。
 ――喇叭を盗まれ、天使もひどくお怒りだろう。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ガーゴイル』

POW   :    ランス・チャージ
【ビームランスでの突撃】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD   :    デルタ・ストライク
【僚機と連携すること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【三機のコンビネーションアタック】で攻撃する。
WIZ   :    RS-Sミサイルポッド
レベル×5本の【実体】属性の【誘導ミサイル】を放つ。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 探せ。探せ。探せ――黙示録を待つ事も出来ない『悪魔』どもが潜伏しているぞ。数多の人間が『無事だった』機体(オブリビオンマシン)に乗り込んだ。怪物(ガーゴイル)を思わせる輪郭が起動し、その単眼を輝かせる――常の如く『量産型』だが油断は禁物だ。彼等もまた将校に従う、歴戦の兵(つわもの)どもで在る。

 ――蟻んこ一匹逃すんじゃねぇ!
カタリナ・エスペランサ
多勢の相手はお手の物でね!
当然、一機だって逃がしやしないよ

ダガーを《武器改造》、鋼の機体も叩き斬る為の屠竜刀に再錬成して《ダンス+空中戦》を仕掛けよう
【閃舞剣嵐】、《精神攻撃+ハッキング+催眠術+誘惑》の剣舞に魅入られて動きを止めた敵は後回し。
速度を1/5に落とされてもまだ動く敵から《属性攻撃+鎧無視攻撃》の黒雷を纏わせた斬撃で《早業+怪力》を発揮して墜としていこうか
当然、事前(※1章の情報収集)に構造は把握済みだしね。狙うべき急所もよく分かってる

敵の動きはUCの魅了に《戦闘知識+ブームの仕掛け人》で舞いの動きに巻き込むよう誘導し《見切り》先読み。連携を成立させない事を念頭に《蹂躙》していくよ



 人間が群れているのか。悪魔(ガーゴイル)が群れているのか。詩的に思考するのは我々の勝手だろうが、不愉快にも多勢には変わりない。しかし『成す』事も代わりなく、そんなお相手は「お手の物」だ――単眼(キュクロプス)相手よりは楽だろう。当然、一機(ありんこ)だって逃しやしないよ――倍以上の巨躯(キャバリエ)が魔神(ひと)の脳天を見下した。吹くのはツムジだと告げて行け。
 短刀(タガー)に施したのは神権なのか『再構築』だ。かわり映えした『刀身』は竜を落とす物と化し、現ならばクトゥガの尾でも切断出来るだろう――鋼も鱗も等しい『もの』で物々しい光線(ビームランス)もよくある武装だ。しかし『剣』も魅せ方が重要だ――一題披露仕る――乗り物酔いにはご注意だ。
 期待に応えて衣(い)を揺らし、髪を編み込めば『美』の罪か。罰を受ける事に『なる』のは人類だが、そんな些細は観客席(コックピット)で涌いてくれ。魅入られた彼等は呆けているが、惚けない彼女等は如何だろう――鈍い『結集』など恐れる所以も無い。黒雷(かみ)纏いし斬撃は劇場も『断つ』勢いだ。

 ――構造は把握済みだ。お代は魔改造(ユニット)一欠片。

 ふわりと『視界』に映り込んで流麗と巻き込んで歌え。
 謳うべき相手は『己』だと仕掛けるのだ。
 ――もう『拍手』までバラバラだ。
 貌遭わせの前に指落ちろ――痴れるままに壊れるといい。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
結構削れた気がしたんだけど。
余計なことを考えずに吹き飛ばすべきだった?
まぁ、やってしまったものは仕方がない。
償いは戦果でね!
敵は量産型だし油断さえしなければへーきへーき。
装甲もそれなりって感じだし、ここはまとめて片付けよう。
両手のライフルとフォースハンドのマシンガンで敵を釣りだす。
巧みな機動で攻撃を回避しながら一カ所に集めるですよ。
状況次第ではダークネスウイングでの防御も有効かな。
釣りだしが完了したら最終工程へ。
<滅びの咆哮>で強化したサイレントヴォイスで一掃。
まぁ、パイロットのことを考えて控えめな威力だったからね。
動けるのも結構いるっぽい。
そーゆーのはライフルで丁寧に処理するですよ。



 幾等削れたとしても『お約束』流れは壊せない。複数の機体が起動不能に陥っても総てが『塞がれた』事には成らない。悪魔と称された量産型の単眼(ガーゴイル)が、ぎらりとオマエの角を睨む――余計な事を考えずに吹き飛ばせば良かったのか。過去(オブリビオン)以外の物資の殆どは『カダス』の持ち物だ――兎角。何が『よくても』今は今だ。やってしまったものは仕方がない。償いは戦果で『雪げば』好いのだ。群がり始めた『機械仕掛けの異』を定めていく。相手は低コストの軍勢だ。
 油断しなければ「へーき」なものだ。それなりと視えた装甲も今では有難く『厚紙』だろう。隣の生が蒼いと嗤うならば魅せてやれ――両腕の武装に超越のもう一本。掲げた機関銃(マシンガン)が轟と吼える――敵の機体(キャバリア)は此処だと示せ。異教徒(ころすべき)存在は此処だと叫べ。突撃してきた鋼色を避けろ。
 闘牛の思わせる光景は『クロムキャバリア』に不相応だろうか。鴉が何千と撃ち落とされてもオマエの悪鬼羅刹は留まらない――翼壁(ダークネス)荒ぶり『釣り』を成せば最終段階だ――水族館(プール)をご覧あれ、人間どもよ。
 搭乗者の事を思惟して聲(ヴォイス)を放て――滅びは錆鉄へと齎すが好い。海の獣は陸にも現れ、ただ捻子の一本までも壊して歌う。

 あぶれた機体は細かに穿て、丁寧(ライフル)作業もお手の物だ。
 ――忍びは後を濁さない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ダスク・ドーン(サポート)

煮るなり焼くなり。
人数穴埋めから不採用まで幅広くお使いください。
キャラの扱いはアドリブでも何でもお好きにお願いします。
口調は適当なので細かいとこは気にしない。

ただし、
他の猟兵に迷惑をかける行為や公序良俗に反する行動はしません。


『また日が沈むな』
人間のフォースナイト × スカイダンサー
年齢 27歳 男
特徴 面倒見がいい くーる 女性が好き とんでもない甘党
口調 やわらか(自分、相手の名前+ちゃん、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )


戦闘ならいずれかのフォースブレイドを使用。
シンプルな正面勝負を好む。

冒険や日常は……、
うむ、メンドウだな。
(テンション低くても仕事はきちんとやります)



 真剣勝負(シンプル・イズ・ベスト)だ――神様でも天使でも悪魔でも『相手』が過去で在れば滅ぼすべきだろう。外見までも怪物(ガーゴイル)で成れば『卓上』は悦ばしくも出来上がっている。構えた『機械仕掛け』の強襲がダスク・ドーン(人間のフォースナイト・f13904)の真っ黒に映っていた――突撃する閃光を迎え撃つのは超越性(エネルギー)か。嗚呼。続け様に沈む夕日は『彼等』兵士(つわもの)の意思だろう。屈強な精神は時に捻じ曲がり、妙な方向へと突っ走る……いい夢見たのか。此度の得物は『情熱』の炎。世界を抱擁するかの如き、清々しくも広範囲。
 色を選んだのは『オマエ』らだぜ――白羽を取れると豪語(い)うならば、是非とも脳裡に焼き付けてくれ。憑かれた肉塊(ひと)を殺さずに、機体だけを薙いでしまえ。破壊(クラッシュ)。破砕(クラッシュ)。炎潰(クラッシュ)――宙を踊り『つつむ』熱量。不可欠な部品を融かして轟(な)いた。

 あとに残るのは地の滓だ。
 ――座(コックピット)の無事は猟兵の技に違いない。
 何もしないが故に何かを為せ。

成功 🔵​🔵​🔴​

四十物・寧々(サポート)
サポートプレイングです。

ひとつの肉体に複数の人格を有し、人格ごとに別々の特性を修得でき、人格を切り替える事で様々な状況に対応できます。(多重人格者の種族説明より抜粋)

そのため、口調は「現在の状況に対応できる人格」です。
シナリオ進行に必要な内容など、喋らせたいことを喋らせて下さい。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはお任せ致します。
よろしくおねがい致します。



 戦場を駆ける悪魔は『別の物』の混ざり遭いを理解し、絶望的な単眼(ひょうじょう)を見せた。魅せられるように躍り出た『もの』は姿形を変えて蠕動(征く)事を始め、脅威的な速度で『機械』を奇怪にも分解して嗤う――任意で現れた怪物(UDC)は心臓(エンジン)を停止させる為に動き回り、呼吸の隙間も与えず『捻子』を解(ば)らす。カチカチと鳴り続ける押す音が地獄へのカウントダウンを模倣している――助けてくれ。此処から出してくれ。化け物だ。化け物が俺達を狙っている……!
 しかし化け物は『人』を喰わず、繰られている鉄屑を食んでいた。たとえば異物だけを。狂気だけを啜る『もの』が在れば如何だろう。つまり蓋を開けねば何者か理解出来ない。仕掛け(トリガー・ピース)を掴んで魅せれば、其処にはご当地アナタが揺れる。その沈黙は保管されていたが故なのか。喋り尽くせば晒されるが故か。
 暴走した連中が通り過ぎ、呆然と這い出る搭乗者ども。
 兵(つわもの)も腰を砕かれれば木偶同然だ。

 四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)はクリックする。
 鼠(マウス)じみた彼等の前で。ポンポン・ポンポン。

成功 🔵​🔵​🔴​

メイスン・ドットハック(サポート)
『めんどーじゃけど引き籠る為に』

アメジストのクリスタリアンで、熟練の電脳魔術師
攻撃手段は電脳魔術・もしくは電脳魔術や現代技術を使ったトラップ
電脳魔術はミサイルや機銃、大型兵器も精製可能
トラップは地雷、機雷、ワイヤートラップなど様々
またハッキング技術も長けており、機械コンピュータはもちろん、電脳魔術を応用することにより、空間に直接ハッキングを仕掛け、情報を収集することもできる
正々堂々よりかは、搦手で弱点を的確に攻撃するタイプ
心理誘導をしたり、囮を使ってなどもする
仲間との連携は歓迎です

喋り口調は広島弁
「じゃけん→じゃけー」「じゃけえのう→じゃけーのー」と語尾を伸ばすのが特徴的



 紫水晶(アメジスト)顕現し地に降り立てば、堂々と聳える機体(キャバリア)だろう。最新型を思わせる輪郭(ボディ)が鉄火を往けば『ミサイル』の雨も鈍呪(のろのろ)と視えた。駆け出した二足歩行が悪魔を翻弄し、ただ地へと跪かせんと『燃え』上がる――お眼鏡に適う活躍だろうか。しかしガーゴイルは退場だ。何故かと搭乗者、メイスン・ドットハック(ウィザード級ハッカー(引き籠り)・f03092)に問い掛ければ「獰猛じゃけーのー」の伸びるように返される。還すべきは狂気。オブリビオンマシンそのものの『いし』のみ。非物質(マイナス)の抱擁から解放されるが好い。
 席(コックピット)が熱に溺れたのは錯覚だ。その脳髄・心臓・精神に繋がった『おもい』だけが絶えていく。独り勝手に走り出した『正義』が『信仰』が炙られて逝(し)ぬ――紫炎よ、その根源を――痛み諸共、滅ぼして終え。
 選択肢は『ただし』かった。正された兵士どもが心身を濯がれ地に足つけて『戻って』来る。これで残ったのは『将校』だけだ。

 個別操作は此処までだ。
 ――今度は集わせて『消せば』善い。
 引き篭もり気味(きみ)に届いてほしいのか。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『電脳巨兵オリバレス』

POW   :    ユミルの落とし子
自身の身体部位ひとつを【プラントで生まれ損なった巨人】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD   :    シンクロゲイザー
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【電脳】から【洗脳電波】を放つ。
WIZ   :    UCフィールド
【電磁バリア】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、電磁バリアから何度でも発動できる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はナギ・ヌドゥーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 喇叭の数を間違えたのだ。
 何度吹いても『神』は応えず、されど巨人は咆哮した。
 神の印とは『額』の貌(かたち)だ。
 五芒星でも枝分かれでも在らず、ただ揺れ微笑んだ機体。
 生まれ損ないは貴様等の方なのだ。
 ――もしや尖塔に黒が坐せないと?

 悪魔! 悪魔どもめ!
 貴様等に痛みは解せないだろう。
 ――知るが好い、早々に滅せよ!
 刻まれていない者は罰を受けるのだ!

 脳に『神』が埋められた。
 神が『脳』を掴んでいる。
 ――救出劇を成せ。
カタリナ・エスペランサ
血迷ったガラクタ、形も似せ損ねたような紛いの木偶が! よりによって神の意思?
ああ――私とした事が笑い過ぎたわ、はしたない
貴女だって恥は十分晒したでしょう。散り際は弁えるものよ?

《早業+先制攻撃》で【堕聖の偶像】を発動して加速し《空中戦》を展開、《怪力》に重力と紅雷の《属性攻撃+2回攻撃》を重ね《鎧砕き+貫通攻撃+ハッキング+破壊工作》
ダガーを《武器改造》した屠竜刀と体術、雷の侵蝕でハードとソフトの両面から破壊していくわ

この姿は幻惑に特化した化身。洗脳電波は《精神攻撃+催眠術+ハッキング》の技量で構築した《狂気耐性》で拒絶し、逆に敵の電脳を《誘惑》して狂わせ――いえ。“正気”を教えてやりましょう



 伽藍洞に人の星辰(シナプス)を繋げて終えば、偏在に極まった考えが嗤うだろう。四肢のないモザイク機体(画像)が聳え立ち、貴様等の矮小さを観察しているかの如くだ。殺せ。滅ぼせ。神を信じず、背いた者を残さず溺死させるのだ。しかし其処に神意(プロヴィデンス)など見出せない――似せ損ねた紛いの木偶が――ピンクの裏側で『哄笑(かね)』が鳴る。ああ。息苦しい。嗚呼。面白くもないが、笑う他に応え難い。私としたことがはしたない――目を閉ざした巨人(キュクロプス)に何が『視える』と謂うのか。貴女だって十分、貴方だって充分。恥は晒したでしょう。箱舟に乗るなんて『挙げる』莫迦はいない。散り際は弁えるものよ?
 偶像(トラップ)を仕掛ければ足掻けない解放感。神も天使も悪魔も怪物も、人々が域に堕ちていく。ほどけた金色(みつあみ)が宙をふれ、その夢魔の貌(カタチ)を魅せたのだ。加速――空気を蹴るように踊り移(出)れば乱神が如く機を抉る。重さと速さの『紅』が爆ぜ、心臓(エンジン)部分を貫通した――屠るべきは竜ではなく巨人(仔)の類だが、刀(タガー)は剥ぐように煌めいている。
 外内からの破壊が過去(オブリビオンマシン)を蝕んでいく。たまらず放出した脳髄繋がりも難なく拒絶されて終う。催眠は何者に向けられた『業』だ。乗っ取られた精神は何者の『思い混み』だ。全てを狂わせているのは――正していたのは。

 教えてやりましょう。
 ――『気』の直し方を。
 悪魔の証明を識るが好い。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?


基本的に誰に対しても友好的です。
その場のノリで友達になったりとかもします。
時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。
好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は全員助けます。犠牲者なんていない方がいいですもんね。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
ただし、時と場合によっては非情な選択をする覚悟も持ち合わせています。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
UCや技能、アイテムをうまく組み合わせて戦います!
相手次第では手加減もするけど。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。



 此処に善人や悪人など存在しない。ただ悪魔を証明する為に『機械仕掛け』の過去が全導しているだけだ。蛆虫めいた思惟改牢(ブレイン)が嘲笑い、神意(プロヴィデンス)と称される無意味が爛れていく――成程。正しい事を成すならば『貴様の意思』を大切に抱くべきだ。ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)は人間(ひと)の絆を理解している。反芻した『時々』は美しくも残酷なのだ。故に『明るく照らせ』よ、幻想世界(アンノウン・カダス)――好きな紅茶のお名前や如何に。
 濁り過ぎている所以は『につめ』の長さだ。電脳巨兵(キュクロプス)の額から『溢れ始めた』エネルギーは集いを……成せない。限界を超えた速度で『飛来』したのは自律星剣(パルティータ)。向けた時点で『矢』は届き、その揃い方は慈悲で在った。殲滅すべきは『忘却』のみ。坐する脳味噌に刺さる筈がない。
 総て。全てを以て――連撃は繰り返され『フィールド』巡る前に機能不全へと陥れた。動きの鈍った巨躯を因果(からめ)取って終えば救済の糸(かぎ)だ。

 コックピットの信者は縋っている。
 ――精霊は神罰を知っているのか。

成功 🔵​🔵​🔴​

マーシャ・ドラクロフ(サポート)
★サポートプレ
アドリブ連携大歓迎

■キャラ情報
皆の笑顔を力に替えて戦う魔法使い

王道の力、と思われるがこの娘一味違う。

笑顔といっても己の芸で他者を笑わせなければ真の力を発揮できないため、ふざけているようで命懸けである。


どんなネタでもいけます!
年齢的に規制がかかるお色気系じゃない限り!

マーシャです!
がんばります!

■特徴
一人称:私
呼び方:誰に対しても「ちゃん付け」
※おっちゃん呼びなども含む


■ユベコ
・我が祝詞は天を穿つ(ダ・ジャーレ・ウケルテ)

渾身のギャグで敵の急所を突く最強奥義。
ちなみに仲間も笑ってくれないとマーシャの寿命がばりばり減る。

・影が奉ずる賢者の知恵

己の影から使い魔や便利アイテムを召喚する。



 大惨事とは『門』を解放する瞬間から始まった。帽子を被らずに彷徨ったが故に『引き起こされた』最悪は何者を怒らせたと説くのだろう――逃げ出す事も出来なかったのが『巨兵』に憑かれたヒトで在る――誰も彼もが笑顔になれば、ああ、なんて素敵な世界(カダス)だろうか。金色の鴉が地に降りて可愛らしい緑を徹す。そうとも王道とは命懸けの物語(シナリオ)なのだ――マーシャ・ドラクロフ(金鴉の唄・f01216)は『 』を影から取り出した。つまり、何が現れたのか解せないのだ。
 首を傾げる。『 』を右へ左へひっくり返す。ぐるぐる弄んで魅せたら如何だろうか。この一手を理解しなければ垂れている洗脳電波(コントロール)は退ける事難い。正しく真っ黒に堕とされて終いそうだ――成程。被って一部を識れば好いか。
 瞬時『 』の輪郭は貴様の星辰(シナプス)で暴かれていく。信仰を否定するには。神を否定するには。悪魔を押し付けるには如何すれば叶う――切り抜ける為には『大団円』だ。全員ズッコケて『おしまい』が喜ばしい。

 そぉい――ぶん投げた『それ』はひどく滑り易かった。

 耐えねば死ぬ。その心は近付かねば『侵蝕』出来なかった。巨体がふらりと地に戻った時、足元の『影』に気付かなかった――つるり。頭が下で踵が上、なーんだ? 賢き者が手を天に。バナナの皮! 倒れた機体に一太刀浴びせろ。

 期待に応えた感想は如何に。
 ――棺の中身もおどりだすのか。

成功 🔵​🔵​🔴​

大崎・玉恵(サポート)
『あまり、老狐に無理をさせるでないぞ』
 妖狐の戦巫女×陰陽師女です。
 普段の口調は「女性的(わし、おぬし、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)」、気にいったら「尊大(わらわ、おぬし、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、公序良俗に反する行動はしません。
ユーベルコードを絡めた【誘惑】による認識操作や籠絡、【呪符】に【破魔】【焼却】等の【呪詛】を込め【呪殺弾】とする、薙刀による【薙ぎ払い】【2回攻撃】が得意です。
卑劣な手段をとる敵には【威厳】【存在感】を放ち神として振る舞います。



 神は存在する。その証明は貴様等自身の額で『あかす』のだ。其処に印が刻まれて『ない』と訴えたならば、即座に処刑。信仰と称された『拠り所』が過去の亡霊に憑かれた時、彼等の座席は針山以上の異常事態と成り得るだろう――確かに外見は大切だ。子供らしさや大人らしさ指導者らしさに支配者らしさ。しかし大崎・玉恵(白面金毛・艶美空狐・f18343)が覗き込んだのは『巨大化』した傲慢で在り悲哀で在った。殺生を定めるのが『機械仕掛け』と謂うのならば。そんな神など殺して終えば好い。ゆらりと傾いた瞑目に『威圧感』を圧し駆ける……捺された透明を壊してやれ。
 夜明けぞ――宗教国家カダスにも朝が満ちる。脳髄を解放するが如く。岩戸を開放するが如く。琥珀色の宝石が舞い上がり、埒外たる速度で肉薄した――電磁の壁(バリア)よりも早く。将校の思考よりも速く。ただ疾く『白面』は魅せて往った。
 ぐらりと崩壊した認識(バランス)が『崇拝されている神』の貌へと近寄った。たとえば。偶像に跪いた者は『このような』姿形だろう。ぶんわりと揮われたのは二度、薙刀の閃撃が虚を断った――無理をさせるでないぞ。

 人間は如何しても脆いのだ。
 ――決して弱い『筈』がない。
 故に『朽ちさせて』くれないのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
ふむ…なに言ってるかわかんないね。
言葉は通じても会話はできない系のアレ。
こーゆーのには会話による誘導とか挑発が効かないんだよね。
慣れないキャバリアだと手札が少なくて辛い。
面白味はないけど堅実に攻めようかな。
<凶鳥強襲>
まぁ、強襲とか言っておきながらやることは引き撃ちなんだけどね。
直線移動だと速度で負けるが、そこは工夫次第。
小型ブースターとウィングを使っての変態機動で、ね。
さらに撃ち出す弾を戦艦級、51㎝砲の三式弾にすればイケルイケル!
直撃でもしない限りはパイロットもたぶんおそらくへーき。
敵の速度と機動力、そして耐久力をじわじわと削るっぽい!
洗脳電波?電磁系結界魔法でも張れば減衰するんじゃない?



 悪魔よ人間の痛みを知るが好い。悪魔の痛みを知らない『もの』が如何にして『与える』神権を得たのか。ふむ。右に傾いても左に傾いても一切が「よくわからない」。言葉は通じても会話の出来ない『理性』と見せ掛けた欠け具合だ。こーゆーのに言葉での『駆け引き』が通用するとは思えない。誘導も挑発も脳味噌の底で跳ねっ返る程度だろう。労して成した事柄が台無しだ。崩れていく回路は思惟の『し』の字も除かれている――ああ。手札が少ないのはやり難い。慣れないキャバリアでの戦闘が『此処』で仇と陥るのか――面白味を追及している暇は無い。ガーゴイルじみて固まるのは悪手なのだ。堅実に攻めて往けよ『悪鬼羅刹』――異端の術でも外面は新しい。
 凶鳥、強襲(はばたく)が如く『いつまでも』と叫んだ。宙へと舞い上がった機体が『引き』始め、変態的な機動を描いていく。直線での『速度』は彼方が上だろう。されど『洗脳電波(コントロール)』を阻む術は易い。何処かの邪悪よりは『人間的』なのだ。反転結界(アンチ・バリア)でも張って逸らせ。

 ――衰退したのは『神』なのか。
 ――盲目に似た『人』なのか。
 イケルイケル!

 直撃しなければ将校(パイロット)も大事ない。吹き荒れる戦艦級(撃々)が巨兵を機能停止(ち)に堕とす――じわりと削れた禁断の根が、遂に腐って暴かれたのだ。不吉の夜鷹は『過去(たましい)』を掻っ攫う。

 ――繋がった脳は離され、通常の器に戻された。
 カダスの尖塔が陽に映えている。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年10月08日


挿絵イラスト