4
フィリアの眩笑

#UDCアース


●邪神山脈狂恋魔性
 トウチョと啼くには世界が頑固で、その壁を破壊するのは『邪』極まりない襞々(ひらひら)に違いない。チベット高原にて『蔓延った』神々の戯れは、果たして小悪魔気分で試み出された。飛翔するのはメイド服。未確認飛行物体めいて降り立った衣どもが『人』に取り付けば混沌(カオス)恋する断崖絶壁の幕開けだ――お辞儀の姿勢を忘れるな。今日のティータイムにはビスケットが最適だろう。さあ! 其処に邪神(ろいが)の復活(さとう)を振り掛ければ愉快痛快な狂恋魔性の発生だ。
 ――這い蹲れ! 足を嘗めろ! 他の脳味噌が欲しいのか。この欲張りな連中め。棘々しさが洞窟を擁すれば『完全』復活は残り僅かに違いない。

 命永久(なが)化し縋(こい)せよ邪神(おとめ)。

●グリモアベース
「なんですか。今日の予知はまぁた『狂って』いますねぇ。ええ。此度も此度で隣・人(ゲロイン・f13161)ちゃんです。そりゃわかってますとも隣人ちゃんだってそっち側なんですから。兎角。皆さんには邪神の完全復活を防いでもらいます」
 メイド服をくるくる揺らしながらグリモア猟兵は微妙な笑みだ。普段の昂揚感は何処かに置いていったのだろう。示した地図上にはチベット高原周辺。
「つまりは『邪神の封印されている人跡未踏』を剥がすって感じです。高山にて『完全』を待ち望んでいるやつ引っ張り出して不完全の間に殺してしまえ――ただ。厄介なのが周囲にいる雑魚と守護邪神なんですよね。それ倒すから連戦になります。気を付けてください……ああ。そうでした。完全じゃなくても『寸前』のお相手です。文字通り『でかい』ので注意しましょう。攻撃も防御も異常なのです。宜しくお願い致しますね」
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 好きで殴る。

 第三章のボスは通常の数倍の大きさです。
 攻撃力と耐久力が普通の邪神よりも上昇しています。

 宜しくお願い致します。
213




第1章 集団戦 『フライングメイド服』

POW   :    メイド格闘術
自身の【布地 】を代償に、【自身が憑依する一般人】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【肉体言語】で戦う。
SPD   :    萌えメイド拡散術
召喚したレベル×1体の【憑りつかれた一般人メイド達 】に【ケモミミ】【モフ尻尾】【萌え口調】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
WIZ   :    メイド普及術
非戦闘行為に没頭している間、自身の【憑りついている一般人 】が【普及活動や奉仕活動している間】、外部からの攻撃を遮断し、生命維持も不要になる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

 山登りの為に必要なのは『気持ち』と解せよう。欲々使用される台詞を吐くのは構わないが、残酷なまでに現実は襞々(ひらひら)に擁されて在る。山肌に蔓延るのは一肌に纏わり憑いた『衣』の数々で、愛すべき肉体言語への一段一段と謂える筈だ――付属品にこいした者の成り果ては屍動(ウォーキング・デッド)じみて奇怪だろうか。ひらりと頭を下げた『中身』が貴様等の存在を持て成す険しさよ。

 ――おかえりなさいませ。

 物足りなさは告げ給え。
カタリナ・エスペランサ
さて、いつもの粛清だと足を伸ばしてみれば……この眺めは、なんというか。
バトラーは居ないのかな? いやメイドさんも好きだけどね

ともあれ一般人は助けないとだ
《空中戦》の技巧に《オーラ防御》も合わせてどんな戦場でも《環境耐性》は十分さ
使うUCは【喰魂神域】、敵味方は識別して半径82m内のメイド服だけを死滅させるよ。最小単位まで分解してやれば木っ端オブリビオンでも前菜にはなる
……憑依されてた人たち、下に普通の服はちゃんと着てるんだよね?
なんなら上着の予備くらいは貸せるけど……

戦いが一段落すれば《式神使い》の要領で眷属を召喚、解放した一般人を安全圏まで送り届ける《救助活動》を行わせてアタシは先へ進もう



 粛清――正すべき。糺すべき相手を見定めれば、其処には怪奇など無くてある種の『悦楽』だった。誰かに歓喜を齎すべく『神域』を巡らせる筈だったが、嗚呼、如何にも嗜好だけを眺めている気分だ。カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)は言の葉を呑まずに吐き出した。執事(バトラー)はいないのか。いや。勿論「メイドさん」も好きだけどね。そんな感想を抱いては魅せたが、囚われの『一般人』は助けねば成らない。ふれた可愛らしさに歪を注げば『従者』の何もないだろう――生えたのは耳だ。尻尾は想像以上に柔らかく、口調は哀れにも整っていない。飛翔した彼女(めいど)等の偽翼は一瞬にも『喰われて』墜落(い)った。
 存在が想像したのか。想像が存在したのか。鶏卵の問題を『無碍』に成すのは容易い事だ。最小単位まで分解すれば『如何なる』過去でも食卓に並ぶ。地に描かれた魔法陣が空に至れば『御大層な口上』だ。木っ端なオブリビオンでも養分には『解』せる――ふんわりと転がった人々は。恥辱寸前(ぎりぎり)と謂うべきか。
 召喚された眷属どもが『安全圏』へと一般人を運んで往く。UDC組織にでも頼めば回収は可能だろう。何よりも現は登攀だ。アタシは先に進もう。

 ――死滅した布の端を踏み付けて。

成功 🔵​🔵​🔴​

露木・鬼燈
山岳地帯で武と共に生きる羅刹。
そんな僕らに山登りは苦ではないのです。
慣れてるから戦闘に支障なし。
エンパイアの山とは違うけどイケルイケル!
メイド服を倒しながら進むのです。
メイド服?メイドさんじゃなくてメイド服?
肝心なものが足りてないですよ?
人と服が正しく揃ってメイドさん。
一般人が着てもメイドさんではないのですよ?
<従者召喚ACT2>
本当のメイドさんを教えてあげるっぽい!
メイドさんの援護を受けながら敵のメイド服を破壊する!
囲んで押さえつけて服を剥ぎ取る。
うん、絵面が酷いな!
でも、まぁ、仕方ないね。
あっ、一応言っておくけど…
僕はメイドスキーってわけではないですよ?
あれは一般論ってやつなのです。



 其処に山が在るから登るのか。否だ。露木・鬼燈(竜喰・f01316)。即ち羅刹の脳味噌(しこう)では山岳地帯は『故郷』で成り、武と共に成される埒外そのものだ。そんな僕らに『これ』自体は苦ではないのです。するりするりと足取り軽く、今日も真直ぐと険(みち)を視る。慣れて戦闘に支障なし。世界(エンパイア)とは違えども応用為せば「イケルイケル」だ。眼前に広がる歓喜と寒気。メイド服を倒しながら進むのです――疑問符が頭蓋を舐り始めた。【服】。メイドさんじゃなくてメイド服。空を飛んだ布の群れが『人』に寄生したとでも謂うのか。肝心な『者』が足りてませんよ。何方も揃って『さん』に至れる。重ねて一般が着用しても意味がない――この『存在』を縫ったものはひどく雑に違いない。景色は全くが冒涜的なのだ。
 従者召喚(メイド・イン・ヘブン)――本物の存在(メイドさん)を教えてあげるっぽい――ACT2(アクトツー)。数多に呼ばれた『従者』がお辞儀し『真』の在り方を叩き付ける。想像から創造された無敵の者どもが『完璧』な援護(サポート)を繰り出せば蔓延るのは蹂躙と翻弄。囲んで押さえて衣を剥げよ! 絵面が酷いな。まるで追剥だ。それでも此処に『門』はないだろう。登攀(ススメススメ)!

 あっ……一応。一応だけど。僕は別にメイドスキーってわけではないですよ? あれは一般論ってやつなのです。破壊したのは誰かさんの虚構と告げてやれ。風にふかれた布切れを追って『洞窟』を探し出せ。

成功 🔵​🔵​🔴​

徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
 サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写していただけるとありがたいです。ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的な特徴として「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
 嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
よく使う武器は「大天狗正宗」「千子村正権現」「鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!



 此れを『悪』と定めるとして、素材が感情を抱くとは想い難い。最終的に辿り着くのは『作り手』で過去(オブリビオン)の存在は最終的には現実未来への悪なのだろう。普及活動に害意は見当たらず、憑かれた一般人の群れも殺戮には達せないぬくもりだ。しかし『視る』だけの現状は擽ったい。誰かの。彼女等の身体に衣が合わされば如何だろうか――普段の格好が一番だ。徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)は一人頷いた。没頭している――此処で衣どもは自身の『在る場所』に気が付いた。そもそも『相手』が居なければ奉仕は不可能なのだ。ふわりと『男』に近付いて……【活動】は始まらなかった。
 簡潔に記すならば敵に対して。知らない女の服(もの)に対して。男は感情(それ)を持たなかった。空を翔けた『獣』が牙を剥いて繊維を咬み千切る。あれは何か。鳥か? 化物か? いいや――鮫だ。サメが皮を剥ぐ為に『刃』を生やしている。削がれた表面が力を失えば、メイド服の集いは芯から破れて逝く。
 此れを『神話』だと謂うならば、確かに邪悪は討ち落とされた。回転する鋭さと共に狂暴が接近すれば正しく嵐。一般人を傷付けずに走る輪郭(サマ)は熟練の鮫が故――ちらばった素材を掻いて、再び紡げば美しく『変わる』筈だ。

 今度は人『が』使ってやれ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ギャレット・ディマージオ(サポート)
●設定等
ダークセイヴァー出身の冷静沈着な黒騎士です。
かつてオブリビオンに滅ぼされた都市で自分一人だけ生き残ってしまった過去を悔いており、人々を守り、被害を防止することを重視して行動します。

●戦闘において
「露払いは私が努めよう」
(敵に)「貴様らの技で、私が倒せるのか……試してみるがいい」

・牽制攻撃
・敵の攻撃から他の猟兵や一般人を守る
・敵の攻撃を回避してカウンター
・ついでに敵の強さを解説する
など、防御的・補助的な行動を主に得意とします。

メイン武器は「黒剣」です。

他は全てお任せします。
別の猟兵との交流や連携等も自由に行ってください。
どうぞよろしくお願いします。



 存在(オブリビオン)の強さは『今までの』動きから理解出来た。それは愛おしさかふりふりの悦か『そう』ではない。人に寄生する『故』に乱雑な攻撃では一般人を殺す事に成る悪質さだ。重ねて服は群がって在り、特攻するかの如くケモミミが飛翔する。ああ。そう思考すると厄介な『貴様ら』だ。ギャレット・ディマージオ(人間の黒騎士・f02429)は此方も一人で頷くと『音』を聞く――十秒後、巨大な尻尾が叩き付けられる。そのモフモフ加減は肉と骨を砕き潰し、脳味噌に快感を齎すのだろう。成程。ならば試してみるがいい――天地を裂くような音(ゴウ)が轟いた。
 萌え口調のメイドが砂埃を掃った時、其処に黒騎士はいなかった。粉々に散り逝ったのか。ぐしゃぐしゃに朽ち去ったのか。否――衣が判断を咀嚼した瞬間、手遅れだと繊維が感じ取った。文字通りの『皮一枚』。そめられた刃がするりと入り、這わせるかの如く切断した――次は雑巾に生まれ変わればいいだろう。はらりと剥がれた『もの』に目を向け、ああ、一般人は別の猟兵に介抱してもらえ。

 背中で守れ。それが『私』の為せる事だ。

成功 🔵​🔵​🔴​

鯉澄・ふじ江(サポート)
怪奇ゾンビメイド、16歳女子
誰かのために働くのが生きがいの働き者な少女
コイバナ好き

自身が怪物寄りの存在なので
例えどんな相手でも対話を重んじ問答無用で退治はしない主義

のんびりした喋り方をするが
これはワンテンポ間をおいて冷静な判断をする為で
そうやって自身の怪物としての凶暴な衝動を抑えている
機嫌が悪くなると短文でボソボソ喋るようになる

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
自身の怪我は厭わず他者に積極的に協力します
また、例え依頼の成功のためでも
自身の矜持に反する行動はしません
 
何でもやります、サポート採用よろしくおねがいします!

(流血、損壊系のグロ描写やお色気系描写もOKです)



 シンプル・イズ・ベストな現状だ。バストの意味を解く必要は無く、山脈は全くメイド服に塗れている。操られた一般人は可哀想だが、屍なダンスと見做せば滑稽にも映るだろう。解体(バラバラ)と剥がれたギリギリ限界が構えを取れば肉体言語(コミュニケーション)の幕開けか。意識の残っている女性が真っ赤に染まれば、鯉澄・ふじ江(縁の下の力任せ・f22461)は可愛いと羨ましいの二面に挟まれた。嗚呼。一般人の脳味噌がスポンジでなければ会話を試みてしまおう。わたしぃ――いろんなメイド服がぁ――間延びした音色。咽喉から粘ついたような笛(おと)。そんなのんびりを『敵』が聴くとは思えない。やはり世界共通の『方法』が要なのだ。
 縁の下から這い出て踊れ。足捌きと腕の使い方は忘れていないな。もはやこの場は墓場の下で、おぞましい埋葬だって炎よりはマシだ――そうとも悪い子がたくさんある。その肢を引っ張ってうたえ――お話をきかない人は怪物(おなじもの)だ。
 その端はきっとほつれ易い。似たお悩みの衣だって『おとなしく』直してくれれば良かったのだ。あなたの素敵な一部を握って、ぐるんぐるんとぶんぶん回せ。ここが何処かと訊ねられれば『洗濯機』と告げてやれ。洗剤は要らない子でしょう?
 振回(スイング)。回転(スイング)。そのまま別個体に激突(どっかん)だ。衣諸共一般人が目を回しても大丈夫。ほら、頑丈な体はこぼれない。

 あ……一緒に腕がすっぽ抜けた。
 とびちったお花をモップでごしごし。
 あとで宿主のいない布を回収しておこう。

成功 🔵​🔵​🔴​

片桐・公明(サポート)
快活な女性ですが知的な一面もあり、依頼に参加する際事件の背景について思考を巡らせ考察します。感情的な行動は滅多にしません。

主に二挺拳銃『Mathem842』『臥龍炎』を使用した遠近問わない戦闘を行います。時折、または接近戦を重視する場合は妖刀『血吸』を使用します。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、積極的に行動します。ただし敵の攻撃に対しては回避を主体にして、なるべく負傷しないように立ち回ります。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 不意に。ひどく不意に『双眸』の光が絶えていた。嫌な予感が脳漿を掻き乱すが、されど片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)はするりと殺意にのめり込んでいた。忌避すべき異物が体内に侵入したかの如くで、故に『その』滑らかさは美しい。此れを人はグロテスクと称して喜び、破滅的な末路に身を焦がすのだろう。はえたケモミミの奥はミソだ。はえたもふもふの根元は容易く切断出来る。衣を剥がすよりも先に人を殺した方が早い。そして全く『素晴らしい』悦楽なのだ――獣の数字が囁いて満ち足り、ああ、私ではない私のキャンディが蜜を垂らしている。立派な何に成りたいのだ。立派な闇に為り得るものが、沸々と暗黒を弄っている。
 十戒の列を忘却したとは言わせない。吐き気を覚えながらも『飛翔』した肉塊を見定める。突き出た拳は躱した後で、尻尾の強打も秒の彼方だ。ふるえる精神を制御して『一枚』だけを選択していく――鏖の領域は更なる『鋭さ』を要求した。
 最後だ。最期の一枚が凝固血液(やいば)を通っていく。はらりと落ちたメイド服は沈黙し、山には肌色の惑いが溢れて行った。一般人は組織の職員に任せよう。はやく。はやく。駆け抜けなければ――己は今現在、何方だろうか。

 私自身に留められている。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『小悪魔メイド・サキ』

POW   :    サキのお願い、聞いてくれる?
【相手の心を擽り、魅了する可愛らしいお願い】を披露した指定の全対象に【この人の為に何でもしてあげたくなる恋慕の】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
SPD   :    こういうのも好きなんでしょ?
【相手を魅了する、恋慕の感情】を籠めた【ウインクと投げキッス】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【闘争心と抵抗心】のみを攻撃する。
WIZ   :    サキのこと、虐めないでほしいな
【相手をドキドキさせるあざとい仕草】【庇護欲を擽る嘘泣き】【潤んだ瞳による上目遣いでの魅了】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

 洞窟の奥へと向かう前に、今度こそ『メイド』がお辞儀していた。虐めないで。苛めないで。ぷるぷると可愛らしさのアピールが始まり、小悪魔の貌は無邪気にも視えた。震えながら迫る『予感』に君達は気付いてもいいし、気付かなくてもいい。お願い。お願い。お願い、聞いてくれる? 心臓と脳が絞め付けられる気分。

 悪くないと思えば、そこには微笑が待っている。
カタリナ・エスペランサ
…参ったね。敵意や危険性を見せない手合いは多少やり難い
まぁこんなのでも邪神なんて宣う愚昧の一派だ、見逃す気も時間を稼がせる気も無いよ

あざといのも可愛いのも好きだけどさ
今回アタシがチカラを振るうのは猟兵としての義務感、それと紛いの僭称者を許さない魔神の傲慢が理由でね
魅せる側が魅了されるってのもカッコ悪い、《精神攻撃+誘惑+催眠術》の心得を活かし精神防壁を構築して敵UCは受け流そう

使うUCは【暁と共に歌う者】
《歌唱+誘惑+催眠術+ハッキング》の歌声を響かせ逆に敵を魅了しながら不死鳥を一つに合体
夢見心地に落としたまま劫火の身体による抱擁で焼き尽くす
悪いね、オブリビオンに手向けられる餞別はこんなものだ



 参ったね――悪魔に翼や尻尾は生えず、映えたのは可愛らしさの倒錯的だ。敵意も危険性も薄れた『もの』で、しかし過去は存在するだけで世界を脅かす。多少ともやり難い空気が場を支配し、緩やかだが思考回路にぬくもりが這入ってくる。まぁ。こんな姿(なり)でも邪神を宣う愚昧の一派だ。逃す気も時間を稼がせる気も一切ない。はやく封印をほどかねば完全が世に降り立って終う。それだけは避けねば成らない――あざとい表情がピンク色に注ぎ込まれれば、めろめろとみそが溶かされていく。とけた甘さに縋って魅せるのも人の性。ああ。悦ばしさがクダケと成って周囲を侵す……が。今回も次も次の次も、猟兵としての義務感は失われない。そして紛いは赦せない。内なる魔神が傲慢を抱き笑っている――最後に嗤うのは何者だ。主導権は何方に渡る。
 魅せる側が魅了されるなど格好悪い。恋煩いの菌類(ガイアク)を催眠の応用で省いていく。はじいたキスが地面におちて『小悪魔』は在り方を傷付けられた。精神防壁は異常な強固で、誰が餌食かと問い糺す――プラズマが奔れば翼が成る。
 鳴け。啼け。歌え。謳え――不死鳥の美しさに身を焦がし、その反転を受け入れるが良い。跳ね返された、増幅した『在り方』を心身に浴びて過去は瞳に心臓を宿した。くってりと惹き寄せられた『にく』は擁され、其処には劫火(ぬくもり)。悪いね――手向けが金髪を混在させて、恋獄は新たなる贄を貪った。

 餞別はこんなものだ――燃やして。燃やして。燃やして!
 サキをもやして、もやしてよ!
 いじめではない。いじわるだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

露木・鬼燈
なるほどなー。
これは仕事できないメイドさんだね。
つまり観賞用ってことなのです。
本物のメイドさんはプロだからね。
あざとかわいいだけなんてあり得ないのです。
あっ、でもメイド喫茶とかは許す!
あれはあれでプロではある。
だけどメイドとしてのプロではないからね。
もちろんこれも一般論ですよ?
うむ、言うべきことは言ったのでお仕事です。
可愛いメイドさんだし綺麗に殺してあげよう。
小悪魔には<蠱惑>で対抗。
とても自然な感じに近づいて軽く胸に触れるのです。
セクハラじゃないですよ?
胸に当てた手から呪詛を撃ち込み心臓を止める。
静かに死を与える暗殺拳っぽい?
闘争心なんてなくても殺すことはできるのです。



 なるほど。ナアナアにどっぷりと浸かり込んだ、小悪魔の双眸は煌めいて視えた。これは仕事の出来ない『メイドさん』だろう。これは仕事を成さない『メイドさん』だろう。つまり孤独を癒す為に蟲毒へと蹴り堕とされた『主人』への冒涜。病的なまでの妄想が孕んだ、男どもの捻じ曲がり。観賞用の存在だ。偶像と見做された肉の塊だ。本物のメイドさんは『プロ』だからね――あざと可愛いなんてどっかの魔王だけで充分だ。あっ……でもメイド喫茶とかは許す! そうとも彼女等だってお務めなのだ。島に巣食った牛柄も今では遠い夢の残滓(あと)。しかし本当(プロ)は何処でお辞儀するのか。嗚呼。此度も一般論が炸裂する。謂うべき事は吐いた故に、さあ、猟兵としての働きを為そう――その瞬きも唇も、悪鬼の類には意味がないのか。
 可愛らしい輪郭に『トマト』な潰れは似合わない。闘争心など既にこぼれ、抵抗の証は元々こわれている。自然に。極々超自然的に。瞳と瞳が脳味噌で重なれば、ようこそ此処が胸中だ――触れる。障れた。セクハラじゃないですよ?
 静かに。それは泥酔するかの如く。溺水するかの如く。小悪魔の心臓(ハート)に捧げられた。掌から浸透する『呪い』がバクン・バクンを止めていく。呼吸が出来ない鼓動が聞こえない光が失い……殺すことはできるのです。

 ――争い事が苦手ならば、食蟲蝕物に融けて絶え。
 嫌いじゃないわ、その甘さ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

片桐・公明
【SPD】
妖刀を右手に持ち敵に接近する
相手の攻撃はUCで見切り回避する
相手に接敵したら妖刀を振り下ろして斬り付けて攻撃する

仮に相手の攻撃が命中しても意に介さない、なぜなら
「悪いな。あたしがお前に感じているのは殺意だけだ。」
「闘争心と抵抗心だったか?あいにく争うつもりも抵抗するつもりもない。」
「ただただ、殺すだけだ。」

殺意を隠さず、狂気すら感じる笑顔で敵に相対する
(絡み、アドリブ歓迎です。)



 接吻(キス)は掌から放たれて、瞬きの如く『人』を握する模様(マーク)だろう。心臓と星の性質を完璧に理解している『小悪魔』故の狂愛性(フィリア)が、たとえ同姓でもぐちゃりと融かしていく――歪に『直された』脳味噌の色は、何れはピンクのバイコーンと化すだろうか――ゆぅらり、ふらり。めまいでも覚えたのか、貴様は身体を逸らして魅せた。瞬間(びょう)。其処には『人』など存在せず、愉快に嗤う鬼が成った。衣一枚。違う。皮だ。はがれた『もの』が地に舞い落ちる。飛び散った血が舌(下)を濡らした――悪いな。あたしがお前に感じているのは殺意だけだ。
 闘争と呼ばれる熱はない。抵抗と称される壁はない。在るのは悦楽的な『殺し』遭い。合った貌を両断すれば如何なる『経路』を暴けるのか。重なった瞳に『線』を描けば、素敵な転がりが絶えるに違いない。想(そう)だ。可愛らしい臓物(カスタード・クリーム)に異物混入は忌々しいけど美しい。
 狂気か正気かを問われてしまえば、終いは闇だと応える筈だ。笑みが微笑を塗り潰し、ずんらりと流れた妖刀――ぼろぼろと溢れたのは涙なのか。しかし『腹』が泣き叫ぶとは奇怪な現実だ。腸。はらわた。ハラワタ……洗浄は要らない。

 リッパー・リッパー。何を狙う。

大成功 🔵​🔵​🔵​

平・胸盛(サポート)
『え、Eカップですよ? どうかしました?』
 オラトリオの戦巫女×マジックナイト、14歳の女です。
 普段の口調は「社交的(わたし、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、心を許したら「ぞんざい(あたし、アンタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




 小悪魔なメイドは外面を上手く隠していたのだ。数多の傷を受けて『怒り』にふれ、その双眸は『かわいらしさ』を忘れていく。我慢と涙目を繰り返せば誰だって『限界』に達するだろう。苛々とした表情で腸を元に戻した――その『筆舌に尽くし難い』過去(オブリビオン)の在り方を平・胸盛(三枚重ね・f18162)は観察していた。あれは『本物』だ。確かに『真実』なのだ。作られているのは性格だけで、あそこの膨らみは『正しい』ものなのだ――しかし此れは嫉妬ではない。緑色の怪物は胸中に存在しない。何故ならば心までは『ひねくれて』いないのだ。ぼうっと『瞳』が重なって同情じみた面は何を吐く――おいくつですか? じとりと目玉が嗤っていた。
 ぶちり……何か『いけない』ものが切れる音。両者のくらい笑顔が対してしまえば『修羅場』と告ぐに等しい女の戦いが始まった。されど『ひばな』は瞬間に失せて、その感情は薙刀(さつい)に変換される――神霊降りたならば衝撃奔り、小悪魔の果実を削ぎ落としていく――寿命削れるが儘に血に塗れ、スライス・チーズが盛り上がった。どうかしました? あなたは何も言っていない。

 ――可哀想なものを見る、そんな目だったのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『『性癖邪神』フェチズム』

POW   :    性癖解放アイアンボール
自身の【頭上に性癖邪神の威光】が輝く間、【性癖を隠す心の壁を壊す鉄球】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
SPD   :    性癖対応プロフェッショナル
【対象の性癖を読み取り性癖に応じたプレイを】【行う為に性癖邪神として対象の性癖に】【対応する為の姿に着替える事】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
WIZ   :    性癖解放ラビリンス
戦場全体に、【性癖を思わず語りたくなる空間】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

 覚醒(グッド・モーニング)!

 洞窟の封が剥がされて、二重の意味での『巨大』が貌を晒した。
 性癖――この場合は性的嗜好――を暴き尽くすべく大笑いした『邪神』が、地を鳴らすかの如く悦叫をあげた。姿形は千にも至り、貴様の好きな遊戯(プレイ)を魅せる。ああ。嗚呼。素敵なふた山、ぐらりと揺れ動く――!
 貴様も貴様も貴様も語り続けるが好い。

 此処が歓喜への眩暈だ。
 狂恋魔性(※※・フィリア)と縋るべきだ。
 ――解放(グッド・モーニング)!
カタリナ・エスペランサ
成程、お伴の人選にも納得のいく本命だ
けれどくだらないね。アタシに性癖なんて無い、純愛こそ王道に決まってるだろう?
姉様だとか、物語の騎士様だとか、“本物”の神様だとか。仮にそういう理想が現れるにしても、真っ向勝負じゃなきゃ嘘ってものさ

敵のスケールに合わせ【失楽の呪姫】を《ドーピング+限界突破+全力魔法》で起動、敵の動きは《第六感+戦闘知識》で《見切り》《空中戦》を展開。
屠竜刀に《武器改造》したダガーで《早業+怪力+ハッキング+生命力吸収》して存在を削り喰らい《魔力溜め》しつつ《属性攻撃》
劫火は剣となって山さえ断ち、黒雷は極大の鉄槌となって敵の巨躯をも叩き潰す
大物上等、派手に散らしてやるとしよう!



 成程――ひらりと襞々(ころも)が風に撫でられ、山の如き邪神が揺れる。ふたつ果実を垂らして魅せれば『世の中』の存在は性的嗜好(フィリア)を隠せずに吐き散らす。つまりは理性の崩壊を意味する魔笛(フルート)なのだ。眼鏡のフチが陽を反射して秘められた『貴様』を覗き込む――くだらないね。人選も在り方も『正しかった』が、神すらも人は掴めない。在るのは『王道』その純粋だ。愛は乙女のように貫いて繋がれる事こそが至高で成れ。姉様だとか王子様だとか騎士様だとか、物語上でも本物でも『理想』が現れるとして――ああ。神様。真っ向勝負じゃなきゃ嘘ってものさ。ぐらり……大山が立ち上がり『覚醒(モーニング・スター)』を構えて笑う。大怪獣闘争(クリーチャー・バトル)がお望みならば受けてやる。黄金オレンジ大歓迎だ。叛いた数だけ『失楽』は映える。禁断の果実は南国的に違いない。
 ぶ ぉ ん――投擲された鉄球を見切って躱せば『其処』に呪い。積んで重ねた限界が『魔神』の魂を起床させる。素敵な目覚めの一撃だ。次はその胎内(エネルギー)を削り喰らって魅せろ。竜も神も屠って終えば好い――腹部に刺さった刃(ダガー)が艶やかに混沌(カオス)な属性を生じていく。
 劫火が剣と為り首を掻っ斬った。黒雷が鉄槌と成り頭蓋を砕く――ピンク色のおつむが液を漏らし、巨躯諸共にぐちゅりとこわれる。最早恋われる欠片もない。大物上等! 派手に散らしてやるとしよう!

 ――終焉(ラスト)にヒロインは轢かれて還る。
 本命にチョコレートは渡せたかい?

大成功 🔵​🔵​🔵​

露木・鬼燈
邪神さんもプロですか。
それなら許す。許すよ。
どんな姿でも受け入れるのです。
まぁ、それはそれとして骸の海に沈めるけどね。
猟兵のお仕事は別の話なのでー。
…一般論と言ったな、あれは嘘だ。
うん、流石にメイドさんに変身したらね。
これは認めざるを得ないのです。
そっかー僕はメイドスキーだったのかー。
メイドさんのご奉仕プレイ…いいっ!
だが、それはそれとして…斬るっ!
<魔刃一閃>
ご奉仕プレイへの未練と共に断ち斬るっぽい。
我が最速の魔剣技をもってすれば未練で剣が鈍る間もなし。
あれ?意外と精神的ダメージがないな。
ふむ、よくよく考えてみると…
ご奉仕プレイとかメイドさんのお仕事じゃないよね。
なるほど、そーゆーことか。



 邪神さんもプロですか。邪神山脈の『巨体』ならば何度潰されようと生えてくる。臓物も骨も肉も皮も数分在れば完治出来、此れを『いたみ』の悦びと見出せば至福だろうか。それなら許す。許す他に無い。如何なる存在(かたち)でも本気で成れば『性癖』は抱擁(うけいれ)られる――まあ。うん。それは『それ』として骸の海には還さねばならない。好みの輪郭で衣が『メイド』。ああ。もう一般論とは騒げない――認めざるを得ないのです。ロングかショートか眼鏡かコンタクトか。そんな事よりも『メイドスキー』。たまらなくご奉仕プレイが欲しいのだ。咽喉が鳴っている。唾が胃袋で跳ねている。『!』が脳漿を弄っていても……埒外の意味はこぼさない。
 斬る。斬るのだ。斬る以外に選択肢は『示せ』ない。紅茶に一滴のスコッチウイスキー。ビスケットのジャムはお手製だ。その柔らかな掌に包まれ――思う前に『魔剣』は変化し、大太刀が電磁加速で『獲物』を狙う。最速――即ちタンパクも追い付けない切断。重力の制御は成せても嗜好の抑制は難しい。

 未練は残らず背後にはただの汚物たまり。

 治まった。収まった。しかし精神的な負荷が来ない。首をぐるりと『彼方』に向けて何故かと思惟して魅せたら成程。ご奉仕プレイはメイドさんの務めではない。結局は邪神も『模倣』だったのだ。そーゆーことか。
 そういう事だ。全く一般的な末(おち)でしょう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

片桐・公明
性癖……性癖ねぇ……。よくわかんない。

【POW】
相手の攻撃はUCを使用して回避といなしで防御しつつ、手の届く距離まで前進する
余裕があれば相手の鉄球を撃ち返して攻撃する
ひたすらそれを繰り返し相手を追い詰める

相手に近づいて殴りつける
いつもとおんなじ戦いのはずなのに一撃一撃が妙にそそられる
相手の泣き顔に気分が高揚する
もっと見たい、もっと聴きたい、もっと感じたい、もっと、もっともっと
ああそうか
これが私の、あたしの性的嗜好なんだ

(絡み、アドリブ歓迎です。)



 エメラルドの氾濫が貴様の脳味噌に『フィリア』を映した。性癖と称された爆弾が目と鼻の先に突き付けられても「よくわからない」と呟く他に無い。邪神が背負った『光』の数はふたつの眼球で『解せない』のだ。段階を踏まねば地獄へも天国へも逝けず、それを壊されれば何時もの血塗れ腸溜まり――美的感覚(センス)の悪い鉄球(アイアンボール)が覚醒を強制すべく投げ飛ばされた――躱す。硝子の向こう側で『反』を観察するように。防ぐ。舞台上で華やかな『ヒロイン』が如く。踊る。前進(リズム)を掴めば単調な『破壊力』だ。余裕を感じたのは九つの先が『山』で在るが故で、跳ね返した刺々が側頭部に衝突(つき)立った――恍惚の色は何だろうか。
 殴る。撲った。力任せに『なぐり』殺せ。同じような世界で同じような戦い方? 此れは本当に『いつも』通りなのか。邪神(フィリア)の貌に貼り付いたのは、ワザとらしくもいとしい泣き面――そんなに『デカい』くせに痛がりなのだ――背筋に触れたのは昂揚。ぞくりと嗤った『鏡』を覗くのは恥ずかしい。
 見たい。聴きたい。感じたい。思考回路に滑らかな、もっと、もっと、はみ出た新鮮。ああそうか――最初から『知っていた』かの如く最適が浮かぶ。これが私の、あたしの性的嗜好(フィリア)なんだ。

 ――面の皮厚い。剥いでみよう。
 両立するのは難しくない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

純・ハイト(サポート)
勝つ事を考えて、自身を含めて全てを駒として考えて手段を択ばずに、使える物全て使って任務に参加して戦う。
エレメンタル・ファンタジアはトラウマはあるが、トラウマよりも敵は全て殲滅と考えているために問題無しに使える。
主にユーベルコードの力で軍隊を操り戦闘を指揮して戦うが、他のユーベルコードが有利に動くならそっちを優先して使う。



 明快に『告白』するならば、蜂蜜を食す女性が好みなのだ。純・ハイト(数の召喚と大魔法を使うフェアリー・f05649)は迷宮(ラビリンス)が発動する前に暴露した。大きな山と化した邪神(フィリア)が笑い、妖精の貌(カタチ)を覗き込む――真偽を捌く為だろう。眼鏡を光らせて角がうねり、げらげらと響いたのは『知った』が故だ。成程。確かに『目の前の』妖精は妙な性癖(もの)を抱えている。それが『如何なる』奇怪かは不明だが、乗ってしまうのも面白そうだろう――瓶詰の奈落を口に含んだ。
 手段を択ばずに過去(オブリビオン)を殺すのは適解だ。一匹の邪も残さずに始末するのは猟兵(きさま)らしい思考だ。狂いが『嘘』を信に魅せた瞬間、山は『世界』に吸い込まれた――どろり。どろり。舌を融かすように『のう』が悲鳴を上げている。心臓を潰してほしいと願ったのは初めてだろう。存在(フィリア)が高級の内側で拒絶・否定・冒涜されて往く――出たい。出たい。何故だろう。
 もっと甘い蜜が食べたいのだ――からっぽの自分を舐りながら『邪神』は歓喜し『どろ』と縋る。ちょうだい。ちょうだい。ください。お願い……!

 ――眩笑が途絶える事は無い。
 堕睡(バッド・バイバイ)。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年09月02日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#UDCアース


30




種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はクライド・エントです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はビードット・ワイワイです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト