廃墟ホテルに迫る影(作者 椿油
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●予知
 ホテルの1階から15階までが生活出来る範囲。そこから上はもう壊れていた。
「奴ら……ホテルの上空で包囲してやがる!」
 一人の人間が呟く。
「裏手から逃げましょう!」
 一人の人間が提案する。
「嫌だ!死にたくない!」
 一人の人間が恐怖に怯える。

 ここは、廃墟になったホテル【オールドサイエンス】。上空には、無数の戦闘機が包囲していたのだった。

●招集
「……突然だが、皆にはアポカリプスヘルのホテルの危機を救って貰いたい」
 グリモア猟兵の海屋・福実(風使い剣士・f27518)が、ホテルの見取り図を出した。

「接客を手伝って欲しいとか、そういう危機ではないぞ。周囲をオブビリオンと化した戦闘機が包囲しているらしくてな。しかも、ホテル内部にはその戦闘機の集団の仲間と思われるスパイがいる。まず私がホテル内部に送り込むので、スパイを倒してから戦闘機と戦う事になる。……で、勿論この作戦には首謀者がいる。その首謀者も、撃破願いたい」

 猟兵達に問われる前に、福実は敵の特徴を挙げた。
「スパイは、女性の科学者だ。どうやら、特殊な布とか服とかを開発していたらしいな」
「そして集団でやってくる戦闘機には、対空戦術が必要になるだろう。ホテルの中の者も協力はしてくれるはずだ、戦車乗りやサバイバルガンナー、ソーシャルディーヴァもホテル内に避難しているからな。協力してもらえば、多少は戦いやすくなる。」
「それで最後に首謀者だが…フラスコチャイルドだ、とだけ分かっている。彼奴の野望を止めてくれ。頼んだぞ」


 スパイは、裏手から逃げるように扇動していた。
「こっちから逃げれば、助かるのか?」
「ええ、ここは奴らの死角なはず。さあ、扉を開けて逃げましょう!」

「おいおい……表よりいやがるぞ、どうなってるんだ!!」

 今の騒ぎは、1階の住人しか知らない事実であった。


椿油
 2回目のシナリオになります椿油です。
 今回は、オール戦闘のシナリオとなっています。気を引き締めてかかりましょう。

 1章では、スパイの女科学者との戦い。薬品というより服飾系の科学者です。上手く位置取りを考えて戦いましょう。

 2章では、戦闘機との集団戦になります。対空系の技が有効かもしれません。

 3章では、情報は少ないですが、首謀者のフラスコチャイルドとの戦いです。

 作戦によってはプレイングボーナスが充分与えられる機会があるので、色んな作戦で挑んで下さい。皆様の挑戦、お待ちしております。
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第1章 ボス戦 『殺戮繊維科学者『ドクター・ドミレイオン』』

POW ●ポリエスティア・スプラッシュ
【30メートル四方に広がる特殊繊維の生地】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を高濃度の薬物で汚染し】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD ●ナイロニック・ショウタイム
【特殊繊維で編まれた、着た者を洗脳し操る服】を披露した指定の全対象に【「今見た服を着たい」という】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
WIZ ●人造絹糸の妖しき光
自身に【膂力を最大限強化する特殊繊維の白衣】をまとい、高速移動と【相手の服飾品を汚染し有害物質に変える薬品】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はタリアルド・キャバルステッドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


雨音・玲
【SPD・アドリブ歓迎】

今度はアポカリプスヘルか

アンタがスパイって訳だ?
福実の情報だと、特殊な科学者って事だけどどんなもんかなね?

ジャージのポケットに両手を突っ込んだまま
1階の住人を庇うような位置取りで前に立ち
じっと視線を外さずに出方を窺います

何もせずにここから立ち去るなら見逃すがどうする?

ナイロニック・ショウタイムで服を披露しようとした瞬間
高速詠唱+先制攻撃+野生の勘+咄嗟の一撃を足したUC「月炎」で
後方に躊躇なく吹き飛ばします

なぁ?アンタ
(庇っている住民に声を掛け)
ここの建物は丈夫かい?
なら相当痛いだろうなぁ~…
(やれやれと肩をすくめ)

瓦礫から起き上がったら
間髪入れずに月炎で吹き飛ばします


 ホテル内部に無事入った玲。避難民を外へと誘導する女科学者を発見し、彼女がスパイだと確信する。
「へぇ、アンタがスパイって訳だ?」
 女科学者は背後に居た玲に気付くと、ニヤリと笑った。
「鋭い子もいたのね。いいわ、かかって来なさい?」

 ホテル裏口への道を塞ぐように立つ玲。これ以上被害を出させない為、そして他の人達を攻撃の巻き添えにさせない為だ。そして、女科学者の出方を窺う。

「立ち去るなら見逃してやるぜ?どうする?」
「する訳ないでしょ!」

 女科学者は先手必勝と、服を一着皆に見せようと取り出……そうとした瞬間。
「吹き飛べッ!!!」
 『月炎』を超高速で発動させ、彼女は恐ろしく後方まで吹っ飛ばされた。壁は相当大きな音が鳴り響いた。あまりの素早い行動に、避難民達は目を丸くして見つめていた。

「なぁ、アンタ。ここの建物はどれくらい丈夫?」
 避難民の一人に声をかける。偶然にも彼はホテル関係者だった。
「ええと…爆撃では流石に壊れますが、武器にはびくともしない設計になっているはずです」
「なら相当痛いだろうなぁ?」

 ようやく起き上がった女科学者。
「おのれぇぇぇ!!」
 こちらに向かって来たので、再び後方まで吹っ飛ばした。再び鳴り響く、壁にぶつかる轟音。
「おぉ痛そうな音。学習しろよ、な?」
 やれやれ、と思いつつも、彼女が気絶しかけるまでこの流れは続いたのだった。
大成功 🔵🔵🔵

雨音・玲
【POW】
避難民を奥に逃がした後
視線を外さずズタボロになり瓦礫の上で気絶しかけている彼女に近づき
一見無防備にも見える動作で見下ろしながら声を掛けます

ずいぶんセクシーな格好になったな
どうだい?
ぼちぼちギブアップするかい?

隙あり!!と
ポリエスティア・スプラッシュを使って来るだろうから
予想していたように、冷静に選択UCを使用
避けずに直撃を受けつつ
「ジャラリ…」と出現させた炎の鎖でお互いを繋ぎ
爆発と同時にUCの効果を封印
ポンポンとジャージの埃を叩きながら何事もなかったかのように
冷たい口調で語ります

不意打ちか、まぁ予測しないわけ無いっての
ほんと救えないなオマエ

ベアねぇ?コイツどうします?


ベアトリス・アールエル
アドリブ歓迎
自旅団仲間の玲(f16697)に呼ばれ参戦

ホテル内部のおおまかな図面や位置取りを玲に教えてもらって把握しておき
住人に戦闘被害がないよう配慮して
選択UCで恐ろしく巨大なドラゴンをホテル外に創造

ホテルが衝撃でヒビが入る程の凄まじい雄叫びと地響きをあげ
外壁を軽々と丸かじりして大穴をあけ
覗き込んで大きな口を開けて威嚇する事で敵に恐怖を与える
話さないとドラゴンに食い殺させる状況を作り
尋問しやすくする

ドラゴンやあたしに特殊繊維が命中しようと
地形の薬物汚染で力を高めようとお話にならないよ

玲との舞台が整ったら炎の鎖で葉巻に火をつけ悠然と一服
年の離れた頼もしい男友達の玲を2丁拳銃でサポートし狙い撃ち


 玲は、仲間のベアトリスを呼んでいた。
「へぇ、ここが例のホテルかい」
 女科学者が気絶しかけている間に、玲からホテルの情報を教えてもらっていたベアトリスは住民の被害が起きず、かつ女科学者のいる場所の外に上手い事位置取った。
「逃げるなら今のうちだよ?」

 ベアトリスは『エルゴ・ラボス・キデオン』を発動した。ホテル外に巨大なドラゴンが創造され、召喚された瞬間の地響きで、女科学者は目覚めた。
「な、何……?!」

 ドラゴンは凄まじい雄叫びと地響きをあげ、ホテルには少しばかりヒビが入る。そして壁をかじり、穴を開けた。

 女科学者からはどう見えただろうか。開いた大きな穴からは巨大な口が覗き込む。今にも食べられそうな女科学者は身震いした。

 一方、避難民を奥へと逃しつつ、女科学者に向かって玲は口を開いた。
「ずいぶんセクシーな格好になったな。どうだい?ぼちぼちギブアップするかい?」
 一見無防備な彼に、女科学者は震えつつもニヤリと笑う。しかしそれも玲は計算済みだ。
「喰らえ!!」
 女科学者が仕掛けようとしたその時、玲は『業火の死線』を発動。女科学者の投げた生地が玲に当たると同時に、生地を投げたその手が爆発。炎の鎖が女科学者の身動きを封じた。

 玲は余裕こいた冷めた口調で、女科学者を見つつ喋る。
「不意打ちか、まぁ予測しないわけ無いっての。ほんと救えないなオマエ」
「っ…!?」

 女科学者は主な攻撃手段である手を封じられ、身動きが取れない。そして横には、ドラゴンの口。ベアトリスがドラゴンを出し終わって合流する頃には、女科学者は青ざめていた。ベアトリスは悠然と炎の鎖の炎を使って、一服。
「ベアねぇ?コイツどうします?」
「そうだねえ……」
 ベアトリスは2丁拳銃で、女科学者の顔をわざとかすめるかのように撃つ。さらに怯えるよう追い詰めた。
「こんな状態なら何にも出来ないだろ?他の猟兵が来るまでひとまずこうしておけばいいんじゃないかい?」
「え、俺ずっと鎖繋いだまんまですか?」
 談笑する二人。怯える女科学者。そしてドラゴンはというと、待機中の戦闘機達に恐竜を狙うかのように攻撃をしかけられていたが、案外小さな弾如き効かないのだった。

「流石に目立ちすぎたかねえ…さあ、どうしてこんな事したのか話しな。さもないとすぐ横のドラゴンがパクッと喰っちまうよ?」
「ひっ…い、嫌だ!!」
「じゃあ、話すんだね」
 女科学者は、ぶつぶつと呟いた。
「……思想に賛同したから。それ以上は何もないっ!」

「ま、オマエはその思想考えた奴からしたら、ただの手駒だけどな」
 玲は正論を言い放ったのだった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

黒百合・美薔薇
悪いけど、ボクに不意討ち騙し討ちは通用しないよ、スパイさん?
読心術で動きを読めるので、薬品を取り出した瞬間を狙い先制攻撃でクリーピングコインで薬品を撃ち抜き、黒薔薇で捕縛することも難しくはないだろう。
さてさて、お仕置きタイムであるが……淫魔たるボクのそれは少々刺激的だからな、結界術で別空間に連れ込んで始めようか。
永久不変の愛の炎のじっくりと料理しておいしくエナジードレイン(捕食)するとしよう。分身(式神使い/集団戦術/多重詠唱)達もほら、あなたを欲しいようだ、リミッター解除した快楽の神罰で蹂躙してあげよう。


ニーグラート・ジズ(サポート)
長寿のドラゴニアンの少女です。
食べれると判断したものは何でも食いつく性格で、物体でもオブリビオンでも腹が減っていれば食べます。
それ以外は能天気で優しく、甘えん坊な面もあります。

戦闘方法は両手の武器(右腕呑食口,左腕過食顎)を用い拳闘士のように殴ったり引っ掻いて抉ったりする近接スタイルです。敵の攻撃や策略は避けたり防いだりせず、それさえも食べようとします。
仲間の猟兵や非戦闘員からの提案を聞くくらいには理性はあります。


「悪いけど、ボクに不意討ち騙し討ちは通用しないよ、スパイさん」
 美薔薇はそう呟く。
「食べられる技使ってくるかなー」
 二ーグラートは、相手の使ってくる技や手段に興味深々だ。

「(ふぅん、まずはボクに技をかけるつもりだね)」
 読心術で女科学者の目の動きを読んだ美薔薇。まぁ、ニーグラートに捕食されるより自分の方が攻撃しやすそうだったんだろうな、と思いつつ。女科学者が手を薬品に伸ばした瞬間、クリーピングコインを薬品に向かって飛ばす。薬品はいとも簡単に吹っ飛んでいった。

「なっ!?」
 女科学者がうろたえている。
「隙ありまくりだよ」
 さらに黒薔薇を伸ばし捕獲した。
「よし、食べちゃってもいいよ。ただし棘に気を付けてね」
「食べるうぅぅ!」
 我慢を解いた、腹ペコのニーグラートは肉質を柔らかくして食べやすくするために『美味しそうになーれ』を発動。尻尾で女科学者の手足を丸呑みにしつつ……かぶりついた。
「痛───ッ!!」
 女科学者の悲鳴が聞こえる。
「美薔薇、この人結構おいしい!」
「そう……じゃあボクも捕食してあげようか!」

 女科学者は痛みを抑えつつも、明らかに食欲が勝ったりしないだろうと思っていた美薔薇の発言に少し頭上にハテナを浮かべる。

「ボクのそれは少々刺激的だからな、別空間に連れ込んで始めようか」
「美薔薇も食べるの?はいどうぞ!」

 ニーグラートが少し離れると、結界術を使って別空間に移動した女科学者と美薔薇。そして別空間にいる事に気がついた女科学者は、食事の痛みから開放されたかと思った瞬間、違う方法で食べられる事になるのだった。

 美薔薇は『永久不変の愛の炎』を発動し、さらに分身を作り出す。
「分身たちも、あなたを欲しいようだ……さ、美味しくいただきます♪」
「あ…あぁ……。」

 今回、物理的痛みや精神的恐怖を散々味わって来た女科学者だったが、まさかこのような事までされるとは、スパイにはならない方が良かったのかもしれない。でも、快楽はスパイにならないと味わえなかったな、と思いつつ、美薔薇の情熱の炎で食べられてゆくのであった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴


第2章 集団戦 『支える者』

POW ●――“発射”
【ミサイルや機関砲 】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD ●――“散開”
技能名「【空中戦(回避機動) 】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
WIZ ●――“大祖国よ栄光あれ”
【大祖国の敵を撃滅する 】という願いを【他の“燕”】に呼びかけ、「賛同人数÷願いの荒唐無稽さ」の度合いに応じた範囲で実現する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


アニー・エステン
アーレーはー無理ぃ!!
出て行ったらハチの巣にされちゃう!!

だからボク大人しくココの人達と避難してたんだけど…
あの意味の分からないジャージのお兄さんに見つかって

君も猟兵?なら手伝ってだって!?
いやボクはひ弱な奪還者ですよーえっ?

うぅ出来る事吐かされた…
拒否なんて無理ぃ…
スパイのおねぇさんを一方的にボコボコにしてた人達ですよ

飛行機事故どんなのが在るか知ってるか?
いや知りませんよ!

指示されたのはレプリカクラフトで最大サイズの壊れない壁を作ること
後はこっちでやるとか…今度は何をするつもりなんだろ?
あぁ~もぅ腹をくくりました!!やりますよ!!
やればいいんでしょやれば!!


雨音・玲
◆玲の飛行機の落とし方
なんだろなぁ~
避難所に居た猟兵の子に協力をお願いしたんだけど
すげぇ怯えてた…
何でだろ?俺なんか悪いことしたけかな?

オーダー通りなら必要なもの作ってくれるだろうし
後は俺の方で何とかするさ

依頼したのは壁を作ること
ホテルの補強も兼ねてはいるけど本来の目的は

ドラゴンに攻撃が集中している今のタイミングを活用し
外に出て、作って貰った壁を背に攻撃を誘います

使用するUCは「幻影遊戯」
敵の攻撃が飛んできたタイミングで
自身の位置と敵の位置を入れ替えます

高速で飛翔する飛行機は急には止まれない
壁にぶち当たって自分の攻撃でハチの巣になりな!!

落下しながらにやりと笑いつつ
適当な場所と入れ替わります


黒百合・美薔薇
お任せプレイング。お好きなように。
ふむ、ボクも飛べないわけではないが少々面倒だな。
指定UC『夜姫』で【吸血姫(リトルヴァンパイア)】に変身して戦闘力を増加。神罰の天候操作で撃墜するとしよう。
先ずは範囲攻撃で乱気流を発生させ支える者の体勢を崩す。如何に散開しようとも自然現象から完全に逃れることは不可能さ。
そして、体勢を崩した所に気流の重量攻撃でダウンバーストを発生して墜落させるとしよう。くく、乱気流にダウンバースト、どちらも航空機の天敵たる気象現象だろう?
さぁ、ボクの神罰で蹂躙してやろう。


「アーレーは無理ぃぃぃ!!出て行ったらハチの巣にされちゃう!!」
 怯えるアニーに気がついた玲は、ポンと肩を叩き話しかけた。
「なぁ、君も猟兵だろ?ちょっと手伝ってくれよ」
「ひぇっ!?……えっ?あ、はい?!」
 玲は何故アニーが怯えているのかは分からなかった。

「出来る事は?」
「え、えっと…『レプリカクラフト』なら、出来ますけど」
「よし分かった。じゃあ、それで外に壁を作ってくれよ」
「え?」

 何故、壁を作るのか分からないアニーだったが、玲はこっちこっちと手を招く。
「飛行機事故ってどんなのがあるか知ってるか?」
「い、いや知りませんよ!」
「そっか。まぁ、後はこっちでやるから壁だけ作って欲しいんだ」
「わ…分かりましたよ、やりますよ!(やればいいんでしょやればっ!!)」

 アニーは『レプリカクラフト』を発動。壁がせり上がってゆく。そして玲はわざと敵をおびき寄せるように壁の前に立つ。
「おーいこっちこっち!」

 もちろんそれに気付いてこっちに攻撃を発射してくる戦闘機達。と、そこで玲は『幻影遊戯』を待ってましたとばかりに発動、戦闘機と自身の位置を入れ替えた。そう、戦闘機達は今、壁の目の前───

 ガシャアアン!

 大きな激突音の後、戦闘機自身が発射した攻撃が全命中し、爆発音が響いた。アニーはそれをあんぐりした顔で壁の後ろから見つめていた。
「(や…やっぱり怖っ…!)」

 適当な場所に入れ替わって着地した玲。上手くいったとアニーに笑うも、何故アニーが怯えているのか未だに分からないのだった。

 そしてその頃美薔薇は。
「ふむ。ボクも飛べないわけではないが……少々面倒だな」
 だが慌てずに『夜姫』を発動する美薔薇。【吸血姫】になり、戦闘力を増大させた。
「それっ、と」
 広範囲を天候操作し、戦闘機達の周りに乱気流を作った美薔薇。

『乱気流発生!乱気流発生!』
 上空では指示が飛び交っているようだが、明らかに混乱しているのは目に見えて分かった。

「お次は…こうさ!」
 気流を下に操作した。すると起こるのはダウンバースト。恐ろしい風速で地面へと墜ちてゆく戦闘機達。

『制御不能!制御不能!』
『こちら27番!36番応答せ──うあああっ!』
『総員、直ちに気流から離れよ!』

「無駄だよ。もっと広範囲にしてやるからね?」

 広がってゆくダウンバースト。巻き込まれる戦闘機達。ダウンバーストの下は戦闘機の墓場と言える状態になっていた。

 玲は、ダウンバーストから上手く逃れた一機を追撃する。もちろん位置を入れ替えて、だ。
「おーい!ここならその風来ないかもよー!」

 皆の無念を晴らす為に発射した、一機の攻撃。しかし空しくも、それは自身に当たり、壁に激突して最期を迎えた。玲はダウンバーストの範囲外へ入れ替わり、そして上手くまた位置を入れ替えて着地した。

「な、風来ないだろ?っと、ダウンバーストに巻き込まれるところだった…にしても上手くあの気流から逃げたなぁ?そこだけは褒めてやらなくもないぜ?」

「す…ごい」
 アニーは、何回も戦闘機がぶつかった壁を修復しつつ、ぽつりと呟いたのだった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

初志・貫鉄
即興共闘歓迎 POW

出遅れちまったが、その分きっちりと仕事はしなきゃぁなぁ

さて、戦闘機ってのはマッハ3くらいが限界速度らしい
オブリビオンになったって、武装を常識的な兵装にしてるってわけは最大速度速度も常識的なんだろ?

非常識を見せてやる
オーラを限界突破するまで練り、リミッター解除と同時にUC発動

最大速度マッハ5の馬鹿デカイ孔雀が制空権をとったらどうする?
そして『ぶるぅぁあああ!』なんて野太い男の咆哮が鳴き声だったらどうだろう?
弱いといえど、破魔の力を宿した飛行機の天敵の嵐が付きまとう恐怖は?
敵の攻撃は、速度差で回避。ミサイルロックも余裕で振り切るぜ!
機銃掃射はオーラ防御と激痛体制でやり過ごそう


満月・双葉(サポート)
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用
多少の怪我は厭わず積極的に行動し、ダメージは【激痛耐性】を用いて無視
他の猟兵に迷惑をかける行為はせず、連携が必要であれば行う
仕事を完遂するためなら手段は選ばず、非合法な手段を取ることもあり、何らかの犠牲を払う事もする
敵に対して毒を吐く
 
ボディータッチ等の密な接触は嫌い

表情筋が死滅しているが、その代わりにアホ毛が動いて感情を表す
声に抑揚はある

攻撃する時には眼鏡を外す
アイテム【虹瞳】は義眼として左目に収まっている
全ての武器に生命力吸収攻撃が付随
大根には爆発の【属性攻撃】が付随
敵の攻撃は【野生の勘】で【見切り】または【武器受け】し【シードバッシュ】で殴り返す


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、15歳の女です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


「出遅れちまったが……その分きっちりと仕事はしなきゃぁなあ」
 貫徹はホテル前に現れ、そう呟いた。
「あの距離じゃ大根は届きませんね」
 双葉は手持ちの大根をしまい、それ以外の手段を考え始めた。
「あの高さ……飛んで聖剣で切れるかしら?」
 杏梨は自ら飛んでゆく気満々らしい。

「まぁ、魅せてやろうじゃねぇか。俺がひとまず先に行くが、連れて行って欲しい者はいるか?」
「近づけるのなら、大根を使いたいのですが」
「お、おう……大根で攻撃するのか、食材は大切にして欲しいもんだが…少々うるさいが、乗ってくか?」
「揺れなければ構わないです」

 双葉は、貫徹がどういう攻撃手段を使うのかは知らないが、乗れるようになるまで見学だ。
「私は自分で飛んでいくから、気にしないでいいわ」
 杏梨は己にオーラを込め始めた。

「それじゃあ…行くぜ!!言っておくがマッハ5で飛ぶぞ!」
「え」
「はぁぁぁぁぁぁッッ!!」
 双葉は躊躇したが、貫徹は『孔雀明王尊浄瑞嵐』を発動。孔雀に変身した。
「ぶるぁぁあああ!(さぁ乗れ!)」
「は、はい」

 あっという間に飛んで行った孔雀。
『な、何だあの妙にデカい鳥は!?』
『ひ、怯むな!総員かかれ!』

「ぶるぁぁあああ!」

『は、速い!対象、速すぎます!!』

「ぶるぁぁあああ!(舌噛むなよ!近接したいなら適当に降ろすぞ!)」
 双葉はこくこくと頷くどころか、手で叩いて返事する事しか出来ない速さだった。そして敵機の操縦席と近づいた瞬間に上手い事双葉は降りた。

『うわっ、誰か乗ったぞ!』

 双葉は『大根おろし』を操縦席の隊員に向かって発動。硬化ガラスを突き破った大根は爆発。ノックアウトされた隊員の乗った戦闘機は操縦する者を失い墜落してゆく。そして共に落ちそうになった双葉をうまい事拾った孔雀の貫徹。

「ぶるぁぁあああ!(この後は嵐が襲うぞ!早い所地面に降りろ!)」
 双葉からの叩く音で、返事を確認した貫徹。すると杏梨が『スーパージャスティス』を発動し、飛んできた。
「次は私が戦闘機を斬るわ!」
「ぶるぁぁあああ!(了解だ、急げよ!)」

 超高速で戦闘機に向かって聖剣を放つ杏梨。傷の付けられた機体は次々と爆発してゆく。
 爆発して落ちて来た戦闘機達の中を、地面に降りていた双葉は覗き込む。
「……まだ生きてるね?」
『う……ひ、ひぇっ!!』
 生き残った戦闘機の者達は、無残にも大根によって爆発していった。

「次ッ!」
 雨が降り始める中、杏梨は機体を斬ってゆく。

「(さぁ総仕上げだ!)ぶるぁぁあぁぁぁああぁ!!!!!」
 恐ろしい咆哮と共に、上空からは雷雨が降り始めた。
「中々面白い合図ね、最後の一撃ッ!」

 スーパージャスティスの効果が切れるとほぼ同時に、地面に帰って来た杏梨。
「ふぅ。そっちはどう?」
「全操縦席、爆破しときました」
「念には念を入れてるって事ね、いいんじゃない?」

 眼鏡をポケットから取り出して、双葉は上空の貫徹を見つめる。
「……凄い攻撃方法ですね、彼」
「髪、乱れてるけど大丈夫?」
「流石にあの風圧では少々。問題はないです」

「ぶるぁぁあああ!」
 雷雨で一機が確実に落ちたのを見届けて、貫徹も帰って来たのだった。
「ふぅ…お疲れ様!にしてもどうやって大根で倒すのか見えなかったが…どうやってたんだ?」
「爆破です」
「……食べ物は大切にしろよ」

 太陽が再び覗いた時、ホテル周囲は爆破された戦闘機だらけであったという。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴


第3章 ボス戦 『救世童隷『ジフテリア・クレステッド』』

POW ●癒しの風で皆を守ってあげるよ
【猟兵のみに毒性を発揮する致死性の毒ガス】が命中した対象を高速治療するが、自身は疲労する。更に疲労すれば、複数同時の高速治療も可能。
SPD ●お姉ちゃん、皆を助けるためにあの子達を喚んで
戦闘力のない、レベル×1体の【擬似オブリビオンストームで生まれる姉妹達】を召喚する。応援や助言、技能「【復興活動」・「戦闘力がないなりの猟兵暗殺】」を使った支援をしてくれる。
WIZ ●恵みの雨で皆に住みよい居場所を作ってあげるよ
【擬似オブリビオン・ストームから恵みの雨】を降らせる事で、戦場全体が【猟兵のみに毒性を発揮する清浄で豊かな土地】と同じ環境に変化する。[猟兵のみに毒性を発揮する清浄で豊かな土地]に適応した者の行動成功率が上昇する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はジフテリア・クレステッドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


黒百合・美薔薇
お任せプレイング。お好きなように。
なるほどなるほど、猟兵にのみ毒性を発揮するわけか。
ならば、黒百合と黒薔薇の蟲毒迷宮の出番だな。この式神達は猟兵ではない、加えて植物であるが故に清浄で豊かな土地にはよく馴染むだろう。さて、化術でボク自身も黒薔薇となろう。毒性を捕食し逆にドーピング剤へと変える。知ってるかい?毒も使い方次第で薬になるのだと。
さあ、おしおきの時間だ。蔦で捕縛しリミッター解除し限界突破した快楽の神罰でエナジーを捕食してあげよう。ほら、花に住まう蟲達もその肌を這い回り(おどろかせる)狂おしい程の快楽で蹂躙しながらエナジーを捕食するだろう。


 救世童隷『ジフテリア・クレステッド』は、戦場全体に疑似オブビリオンストームによる恵みの雨を降らせ始めた。足元に侵食してくるのが、毒だと感づいた美薔薇。

「なるほどなるほど、猟兵にのみ毒性を発揮するわけか…なら」

 美薔薇は『黒百合と黒薔薇の蠱毒迷宮』を発動した。植物の式神で構成された迷宮を作り出し、『猟兵にのみ効く』というその効果を迷宮に対して無効化したのだ。さらに、清浄で豊かな土地の上に建つ迷宮はより豊かになっていく。

 さらに、化術により己自身も黒薔薇へと化した。毒性を捕食し、ドーピング剤へと変えてゆく。
「知ってるかい?毒も使い方次第で薬になるのだと」

 迷宮に閉じ込められ、右往左往しているジフテリア・クレステッド。そこに黒薔薇による蔦が忍び寄り、彼女を捕縛する。そして、美薔薇に美味しく頂かれるエナジー。そのエナジーを求めて這い寄る虫達。

『やぁぁぁぁッ!!』
 思わず声をあげたジフテリア・クレステッドだったが、既に遅かったようだ。
大成功 🔵🔵🔵

初志・貫鉄
即興共闘歓迎
POW

オブリビオンではあるが、こりゃまた、歪な力を使うようだな。

骸の海から豊穣をお届けします…なんて、この世界をこんな風にした奴らが言っていい台詞じゃぁねぇよな?

継戦能力で前の戦いで高まっていた覇気をさらに限界突破するまで練り上げ、オーラ防御を充実。環境耐性はあるが毒耐性は無いので、毒ガスに注意。
相手に気取られぬよう小声で詠唱しながら、回避行動を中心に距離を詰めようとして、詰められない様に見せかけます。

隙を縫うようにUC使用、不可視の拳で自分に近づくように殴り飛ばす。
動揺している間に接近し、近接攻撃と不可視の第三の手であるUCによるコンビネーションで一気に追い詰めてやります。


「骸の海から豊穣をお届けします…なんて、この世界をこんな風にした奴らが言っていい台詞じゃぁねぇよな?」
 貫徹はやや怒りを込めた台詞を言い放ち、さらに覇気を込め始める。そしてユーベルコードを発動するのだが、彼は気づかれぬように小声で詠唱をし始めた。その間に、徐々に回避しつつも間合いを詰めるように動く。

「我が意、我が覇気、未熟なれど遠方へ差し出す掌と成らん…!」

 ジフテリア・クレステッドが毒ガスを放とうとした瞬間、ついに『金剛夜叉明王尊掌』を発動。突如貫徹のもう一つの拳がジフテリア・クレステッドに背後から攻撃し、貫徹の方へと飛んでゆく。慌てるジフテリア・クレステッドに、貫徹は一気に近づく。
「破ッ!!」
 前から二つの拳、背後から謎の一つの拳によって、ラッシュをかまされるジフテリア・クレステッド。
「うぉららららららああぁぁ!!!」
 ノックアウトされたジフテリア・クレステッド。体力がかなり消耗した事だろう。だが、猟兵達の攻撃はまだ止まらない。
大成功 🔵🔵🔵

雨音・玲
【SPD・アドリブ歓迎】
コイツが黒幕?
(予想外に可愛い見た目の為に一瞬毒気を抜かれます)
へぇ…
見た目に反してエグィ方法で攻撃してくるな
雀の涙の毒耐性だと在っても意味ねぇか

グッパグッパと拳を握り
深く溜息をついた後、真剣な表情で選択UCを使用
両手に属性攻撃で生み出した燃え盛る業火を宿し

たかが「毒」で怯む?
馬鹿にすんな―
その程度で歩みが止まるほど、こっちとら死線を越えて来てねぇぞ!!

召喚された姉妹たちを
炎を纏った腕の一振りの範囲攻撃でなぎ払いながら
空中を駆ける様に接敵
思いっきり拳を叩き込み

その隙に背後から姉妹たちに攻撃されたとしても平然としています

悪いな―今の俺はヒトを辞めてんだ…
躯の海に帰りな!!


アニー・エステン
あ、あの人、馬、鹿、ですか!?
毒使って来るの分かってるのに接敵するなんて
あぁもぅ分かりましたよ!!
援護、援護したらいいんでしょ!!

常に動き回りながら中遠距離戦を仕掛けます
援護射撃で他の方の援護を行いますね

何処まで効果があるのかな…
ダメ元でAN-①P(ガスマスク)で毒対策
AN式自動歩槍で弾丸をばら撒きますけど…
タイミングを見て専用カートリッジを取り付けて壁を背にして構え
反動でAN式自動歩槍がぶっ壊れるのを覚悟の上で
フルチャージした荷電粒子(レールガン)をぶっぱなします

「どうなっても知りませんからね!!カートリッジ交換―…ぶっぱなす!!!


「コイツが黒幕?」
 思ったより可愛かったのか、一瞬毒気を抜かれる玲。
「……よし」

 玲は拳を慣らしつつ握りしめ、深くため息をつく。そして真剣な表情でジフテリア・クレステッドを見つめ、『静かな心炎』を発動。身体、そして両手の拳から炎が湧き出る。
「たかが『毒』で怯む?馬鹿にすんな――その程度で歩みが止まるほど、こっちとら死線を越えて来てねぇぞ!!」

 ジフテリア・クレステッドは姉妹達を召喚した。
『炎が来るよ、気を付けて』
『あの炎を先に止めてくるよ』
 姉妹達は玲に特攻した。が、玲の拳の炎でいとも簡単に薙ぎ払われた。
『強い、この人』
『私達じゃ歯が立たない、どうか頑張って』

 そしてそれを見ていたアニー。
「(あ、あの人、馬、鹿、ですか!?毒使って来るの分かってるのに接敵するなんて……)あぁもぅ分かりましたよ!!援護、援護したらいいんでしょ!!」

 ガスマスクを装着したアニー。そして自動小銃による援護射撃を放つ。一部の姉妹達はそれを止めに行く。姉妹達の数は減らせた、次は専用のカートリッジを取り付け、壁を背に構えるアニー。
「どうなっても知りませんからね!!カートリッジ交換―…ぶっぱなす!!!」

 『アニーの秘密道具No.1』を発動。荷電粒子、レールガンがジフテリア・クレステッドへ飛んで行き、大きなダメージと感電を与えてやった。

 そしてそれを好機と捉えた玲は接敵し、ジフテリア・クレステッドに思いっきり拳を叩きこむ。
『───ッ!』
 姉妹達も援護に向かうが、玲は今、無敵の体を得たも同じだ。
『やめたげて』
『それ以上は良くないよ』
「悪いな――今の俺はヒトを辞めてんだ……骸の海に帰りな!!」
 玲の範囲攻撃で姉妹達はやられてゆく。アニーの援護もあってか、姉妹達は全滅した。そして──目の前には、完全にダメージを受け付けない玲が拳を今叩きつけようと、待ち構えていた。
「じゃあな」
 ジフテリア・クレステッドの願い(作戦)は……完全に終わったのだった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年07月06日
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