不思議、不思議な国の中(作者 幾夜緋琉
2


●不思議、不思議な国の中
「みんな。ちょっと今回は不思議な依頼なんだけど……ちょっと話を聞いて貰いたいんだ」
 と、双葉・翔は、集まった猟兵達に声を掛ける。
「今回の依頼の舞台となるのは、アリスラビリンスの世界の、お菓子の家の不思議の国なんだ」
「でも、この不思議の国を訪れた「黒づくめの淑女」が、住人達を不思議な別の世界に一瞬にして飛ばしてしまう……という事件が起きているんだ」
「この不思議の国って言うのは、どうやら……黒づくめの彼女達……『猟書家(ビブリオマニア)』達の持っている本の様なんだ。それを証明するかの如く、飛ばされた不思議の国には、実体を感じる事が出来ず、空に浮かぶ太陽には「矢印」と『ページ数』が書かれている、って所なんだ」
「そして、新たに不思議の国を訪れた人達も次々と、この「本の中の世界」に次々と転移させられてしまい、逃げ出す事が出来ない人が一杯出ている様なんだ」
「この本を脱出するには、太陽に書かれた矢印の方向に進んでいく事。そうするとページ数が進んで行く……つまり読み進められる、という事の様なんだ。」
「逆方向に進むと急激に生命力を吸い取られるという不思議な力が働いているから、その矢印に従い本を進んで行き……先に居るであろう敵を倒して、本の世界から脱出して、住人達を救出してきて欲しい、ってわけなんだ!」
 と、そこまで言うと翔はもう一度皆を見渡して。
「何だか不思議な本の力を使う敵だけど……今の所解決策は、本の世界に一度入り、脱出することでその効果を解くことが必要だ、って事しか解らないんだ。ちょっと厄介だけど……皆ならきっと大丈夫! 宜しく頼むね!!」
 と、拳を振り上げた。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 今回の舞台となるのは、アリスラビリンス。
 アリスラビリンスの世界に現れた「猟書家」の作り出した本の中に閉じ込められた人達を救出する事、が今回の目的です。
 救出するには一度本の中に入り、本の世界を進み脱出する事、が必要です。
 ただ、脱出するには数多の障害がありますので、それを皆様の力で突破していく様、御願いします!

 尚、最初の世界は、沢山のお菓子の家がある世界です。
 住人達は、お腹が空いてお菓子の家を食べていて、丸々太って動けなくなっている様です……そして、そのお菓子の家からは、とってもあま~い匂いが漂っていますので、その甘い香りに惑わされないようご注意下さい……!

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
65




第1章 冒険 『お菓子の家が多すぎる』

POW自分が代わりにお菓子の家を食べ尽くす。
SPDお菓子を食べようとするアリス達を、素早く邪魔する。
WIZアリス達を説得して、お菓子を食べるのを止めさせる。
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との協力歓迎

■心情
本の世界ですか、何ともメルヘンチックですわね。
まぁ、あまり呑気になっている訳にもいきませんが。

■行動
アリス達を説得して、お菓子を食べるのを止めさせますわ。
「皆さん、正気に戻って下さいませ。私たちは猟兵ですわ。
貴女達をこの世界から助け出しますので、私を信じて下さい」
と【優しさ】で警戒心を与えない様にし、【礼儀作法】でお願いしてみますわ。
動けなくなったアリス達は【怪力】で担いで動かしてあげますわね。
私自身も、お菓子の誘惑に惑わされない様に【空腹耐性】で耐えますわ。

「さぁ、皆で協力してこの本の世界から脱出しますわよ!」


「本の世界ですか……何ともメルヘンチックですわね」
 くすり、と微笑むローズ・ベルシュタイン。
 翔より話を聞いたアリスラビリンスのとある町。
 猟書家の作り出した本の中の世界が一気に支配し、訪れた人達をも、その本が吸い込んでしまうという話。
「それを聞くと、あまり呑気になっている訳にもいきませんわね……取りあえず私も本の中に入って、吸い込まれた町の人達を救い出すと致しましょう」
 と決意を秘め、その町へと向かう。
 ……そして、町に足を踏み入れると……そのまま彼女も、絵本の中へ。
 空には太陽、そして矢印が浮かぶ世界は、どこか平面的。
 ……そして、その矢印に従い進むと……街の人が、美味しそうなお菓子の匂いのする家へと吸い込まれていく。
『うわぁ……美味しそうだなぁ……』
 と、その目は虚ろ。
 ……美味しそうな匂い、更にこの世界に囚われてしまい、自暴自棄になっているのかも知れない。
 そんな人達と、家の前にに立ち塞がって。
「皆さん、正気に戻ってくださいませ。私たちは猟兵ですわ!」
 毅然とした態度で、町の人達へと告げるローズ。
 対して町の人達は……まだ虚ろな表情。
 ローズは、更に。
「貴女達をこの世界から助け出しますわ。私を信じてください」
 真摯な表情で、人々の手を握り、正気に戻す様、語りかける。
 ……そんな彼女の真剣な言葉と、握られた手の温かさに正気を取り戻していく人達。
 ただ……いかんせん迷っている人達は多く、中々に時間が掛かるのであった。
大成功 🔵🔵🔵

シウム・ジョイグルミット
[POW]
この本はお菓子の家がテーマなんだねぇ、なるほどー
さあ、早く皆を連れて物語から脱出しよう

んふふ……この世界はボクの能力と相性良さそうだね
『Hungry Dumpty』召喚!
ここにある家は遠慮なく美味しく食べちゃって、ガンガン前に進んじゃうよ
お腹いっぱいになったら、またお腹空かせてダンプティをパワーアップ!
食べ尽くす頃にはとっても強くなっちゃうんじゃないかなー、楽しみ♪

太って動けなくなっちゃった子達の為に、地面をマシュマロに変えちゃおうかな
ぽよんぽよん跳ねれば、きっと歩くよりも移動が楽だしね
それにずっと跳ねてたら運動にもなって痩せるんじゃないかな、一石二鳥!
愉快に最後のページを目指そー♪


識金・アンナ
【サナトス・アナスタシス(f21314)と同行】
行動:SPD

「本の世界、か。平和的であれば売れそうな代物だけどね」

愛用のシーシャを吸いながら、本の世界へと踏み込む
『秘匿されし後援団』を召喚してお菓子の家の迅速な解体を試みる

「お前ら! 仕事の時間だよ!」

解体したお菓子の家はサナトスへと運ばせて、食べさせる
解体中に近づくやつがいれば早撃ちで足元を撃ち威嚇

「菓子の匂いに惑わされてるんじゃないよ。しっかりしな!」

自身は水タバコの匂いを纏うことで誘惑を防ぐ
サナトスの食べる量が圧倒的なのを見ると思わず困惑

「て、天使様? 食いすぎじゃない?」

アドリブ、絡み歓迎


サナトス・アナスタシス
【識金・アンナ(f26398)と同行】
行動:POW

「…アンさん。お菓子の家、おいしそうです…」

入る前から誘惑されつつ、アンナと共に本の世界へと飛び込む
ふらふらとお菓子の家の近くに座って、アホ毛をそわそわさせる

「…アンさん…お菓子の家、食べてもいいですか…?」
「海賊さん…食べさせてもらってもいいですか……?」

陽気な海賊の幽霊によって運ばれてくるお菓子たちを平らげていく
アホ毛を嬉しそうに揺らしながら、勢いよく消費していく

「……まだまだ、食べられそうです…もっと、戴いても…?」

表情は常に無表情だが、アホ毛が感情を表現していく

アドリブ・絡み歓迎


「へぇー。この本は、お菓子の家がテーマなんだねぇ……なるほどー」
 と、シウム・ジョイグルミットがうんうん、と頷く。
 先に向かった仲間が吸い込まれた本の中の世界……そして、お菓子の家が記された頁の中で動く、仲間。
 ……何処か不思議な気がするが……本の外からは、何の手助けも出来ない訳で、皆も突入しなければならない訳で。
「本の世界、か……平和的であれば売れそうな代物だけどね?」
「そうですね……アンさん。お菓子の家、おいしそうです……」
 と識金・アンナに、頭上のアホ毛がぴくぴくん、と震えるサナトス・アナスタシス。
 ……すっかり入る前から、お菓子の家、というワードとルックスに魅了されている彼女。
 それに苦笑しつつもシウムは。
「さて、と。それじゃあ早く皆を連れて物語から脱出しようか!」
 と仲間達に呼びかけ、そして猟兵達は……本の中へと突入していく。
 ……目を開くと、周りには沢山のお菓子の家の世界が広がり、甘い香りが漂う。
「……美味しそう……」
 ……サナトスのアホ毛が、更にそわそわ。
 そんなサナトスに苦笑しつつ、シウムは。
「んふふ……この世界はボクの能力と相性が良さそうだね!」
 ニッコリ笑顔で、『Humgry Dumpty』を召喚。
 自分自身のお腹を空かせると共に、手足のある巨大な口が出現。
「ここにある家は、遠慮無く美味しく食べちゃって!」
 と、巨大な口に指示を与え、周りのお菓子の家を、住民立ち寄りも先に食べて、食べ尽くす様にし始める。
 ……そして、更にアンナも。
「お前ら! 仕事の時間だよ!」
 と、『秘匿されし後援団』を召喚。
『姐さん、呼んでくれてサンキュー! んで、何すりゃいいんだい!?』
 と後援団が問いかける。
 ……と、そこに。
「……アンさん……お菓子の家、食べてもいいですか……?」
 と小首を傾げながら、問いかけてくるサナトス。
 ……アホ毛が、更にピクピクと動き、食べたいなぁ……欲しいなぁ……という感情を露わにしている。
「分かった分かった。って訳でお前達、お菓子の家を解体して、サナトスに運んであげるんだよ!」
『分かりましたぜ、姐さん!!』
 とってもノリノリな後援団。
 シウムと手分けして、別のお菓子の家を次々と取り囲み、分解……それをサナトスの下へと運んでいく。
「海賊さん……ありがとうございます……食べさせて貰ってもいいですか……?」
 両手が拘束されているので、あーん、と口を開けるサナトス。
『しゃーないなぁ……姐さんのトモダチじゃーしょうがないしな!!』
 と、お菓子をその口に、次々と運んでいく。
 ……それをつかえる事なく、どんどんと平らげていくサナトス。
「……美味しい……でも、まだまだ、食べられそうです……もっと、戴いても……?」
 運ばれてくるお菓子を次から次へと平らげていくサナトス。
 家一軒では収まらず、二件、三件、四件……と、どんどんお菓子の家が消えていく。
 ……流石に五件目ともなった頃に。
「て、天使様? 食い過ぎじゃないかい?」
 とアンナが心配そうに言うも、サナトスは。
「まだまだ……大丈夫です……もっと、欲しいです……」
 アホ毛はゆらゆら……表情は無表情ながらも、まだ、欲しい……と訴えかける彼女。
 ……そんな彼女に、シウムが。
「すごいねぇ……まぁ、全部のお菓子の家を平らげないと、町の人達が食べちゃうから、どんどん行っちゃおう!」
 と、彼女も更にペースを上げて、お菓子の家を平らげていく。
 ……そうして、猟兵達はお菓子の家を先に平らげることで、アリス達をお菓子の家の魔の手から守り抜くのであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵


第2章 集団戦 『にゃんこずきんちゃん』

POW ●12時になると自爆するとは何か間違ってるのにゃ。
自身の身長の2倍の【12時になると自爆する『南瓜の爆車』】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD ●お魚やめるなんてもったいないのにゃ。
【相手が変形した部位や召喚物を魚】に変形し、自身の【自制心】を代償に、自身の【食欲と魚への反応速度】を強化する。
WIZ ●どこかのおばあさんからもらった毒リンゴにゃ。
【毒リンゴを対象の口に放り込むこと】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 そして、お菓子の家を一通り処理した猟兵達は、矢印に従い、ページを進む。
 ……タイトルに『戦闘番地』と書かれたページ。
 そしてそこには……赤ずきんを被った、もふもふのにゃんこさん達が待ち構えていて。
『……にゃー♪』
 文字通り、猫なで声を上げた彼女達は……有無を言わさず、爪と牙を剥き、更にその手の籠には毒りんごを携え、襲い掛かるのであった。
識金・アンナ
【サナトス・アナスタシス(f21314)と同行】
行動:WIZ

「お菓子の家の次は戦闘か…天使様はアタシの後ろに居なよ!」
「数には数! 出てこい! お前ら!」

『秘匿されし海賊団』を召喚し、戦闘へ
武装した幽霊たちに「にゃんこずきんちゃん」の相手をさせる

「いいかいお前ら! 見た目が猫で可愛げがあっても敵は敵だ!」
「アタシのために成仏するまで働きな!」

自身も拳銃を扱い、戦闘に参加する
サナトスがアホ毛からビームで敵を攻撃するのを見れば困惑
海賊霊たちも困惑

「…天使様? な、なにそれ…」
「それは有難いけど…くれぐれも、うちのバカ共は巻き込まないようにね!」

アドリブ・絡み歓迎


サナトス・アナスタシス
【識金・アンナ(f26398)と同行】
行動:WIZ

空腹がいい感じに満たされてすこしご機嫌なアホ毛

「…猫が、いっぱい……?」
「……後ろに…わかりました……」

また興味を惹かれてアホ毛がそわそわしだす
でもとりあえずアンさんには従っておく

「…あら、猫さんがこちらに…?」
「……そういえば、敵でしたね…」
「…あまり、威力はありませんが…如何でしょう…?」

アホ毛がレーダーのように敵が来る方向を示す
『些細な天罰』でアホ毛からビームを発射し、近寄られる前に攻撃

「…アンさん達に守られてばかりはいけないかな、と……頑張ってみました」

アホ毛が得意げに揺れる

アドリブ・絡み歓迎


ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
にゃんこずきんちゃんですか、可愛い外見ですけど、
私達の敵となるなら、油断は出来ないですわね。

夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(UC)を使用して戦いますわ。
【ダッシュ】で一気に敵軍へと距離を縮めて
私の攻撃範囲内に入ったらUCを使用して攻撃。
【範囲攻撃】で纏めて攻撃するようにしつつ
【気絶攻撃】や【マヒ攻撃】で敵の動きを止めつつ戦いますわね。

毒リンゴ攻撃に対しては
敵から30cm以内に近づかない様に気を付けますわね。
近づかれそうになったら【第六感】で察知しつつ【見切り】で
すぐに攻撃範囲外に退避するようにしますわ。

「可愛い見た目でも、油断できないですわね」


シウム・ジョイグルミット
[POW]
同行:ティノ・ミラーリア

あっ、可愛い~……と思ったら凶暴だ!!
まー、襲ってくるなら分かりやすくていいけどね

じゃあ、たっぷり食べて元気いっぱいな『Hungry Dumpty』の出番!
ティノくんには、南瓜の爆車が動けないように押さえといてもらおうかな
動けなくなったところで、ダンプティが美味しく頂いちゃうよー
もちろん爆発すると危ないから、美味しいケーキとかに変えちゃうね
能力解除されてもティノくんの影があるから逃げられないかな、猫ちゃんは
もし逃げても、地面を水飴に変えて絡めとって捕まえちゃうけど

上手く猫ちゃんを倒せたら元気にティノくんとハイタッ~チ!
この調子で最後のページまで突き進むぞーっ!


ティノ・ミラーリア
同行:シウム・ジョイグルミット(f20781)

見た目の割に、攻撃は容赦がないんだね……。
オブリビオンはオブリビオン…油断せずいこう。

近いほど危なそうだし…敵に対して『眷属』を差し向け、遠距離から『狩猟銃』と『操影』で先制攻撃をしよう。
攻撃が命中したら【影の支配】を発動、支配を得た影で敵の動きを拘束する。
もし接近された場合は『操影』で防御しながら『処刑人の剣』で応戦。

メインの攻撃はシウムに任せながら、僕はサポートをメインに影と銃で攻撃。


「にゃんこずきんちゃんですか……可愛い外見ですわね」
 と、対峙する『にゃんこずきんちゃん』達に、ローズ・ベルシュタインが僅かに微笑む。
 そして、シウム・ジョイグルミットも。
「ん、本当だー、可愛い~……」
 と、目線を合わせて手を振る……が。
『にゃ~』
 文字通り、猫なで声を上げながら猟兵達に近づいてくる。
 そして、その籠の中から取り出したる、赤いリンゴをひょいっ、と投げてくるにゃんこずきん達。
「……危ない」
 と、咄嗟にその間に割り込んだティノ・ミラーリアが、林檎を弾き返す。
 ただ、そんな林檎を投げてきたにゃんこずきんの別のにゃんこさんが、大きな南瓜の爆車を召喚し、騎乗し戦闘力と生命力を強化し、攻撃体制。
『にゃにゃにゃ~。さぁ、覚悟するにゃよ~!』
 と、爆車……いや、馬車で特攻してくる。
 それら攻撃を左、右とシウムの手を引き、回避していくティノ、そしてローズ。
「見た目の割に、攻撃は容赦が無いんだね……」
 とティノが呟くと、シウムもこくりと頷きながら。
「そうだね、凶暴だね。まー、襲ってくるなら分かりやすくていいけど」
「うん。オブリビオンはオブリビオン……油断せずに、行こう」
 と、二人が会話、それにローズも。
「そうですわ。私達の敵となるならば、油断は出来ませんわ」
 そして、更に識金・アンナとサナトス・アナスタシスも。
「それにしてもお菓子の次は戦闘かい……忙しないね」
「戦闘……そうですね……猫が、いっぱい……?」
「猫だけど、中々凶暴な事には間違いない様だよ。ほら、天使様はアタシの後ろに居なよ!」
「……後ろに……わかりました……」
 こくりと頷き、アンナの後ろに隠れるサナトス。
 そして、アンナが。
「数には数! 出てこい! お前ら!!」
 と『秘匿されし海賊団』を再び召喚し、武装した幽霊達を召喚。
『姐さん、可愛い風体っすけど、本当倒しちゃっていいんっすか?』
「見た目が猫で可愛げがあっても敵は敵だ! アタシのために成仏するまで働きな!!」
『へーい、了解っす!』
 にゃんこずきんちゃん達へ攻撃を指示し、その指示に従い攻撃を開始する海賊霊達。
 その攻撃に続く様に、シウムも。
「よーっし、それじゃボクもいっくよー。ティノくん、南瓜の爆車が動けないように抑えて貰っていいかな?」
「ん……分かった」
 ティノはシウムに頷きつつ、敵に向けて眷属を差し向け、遠距離からの狩猟銃と操影で、爆車に取り憑かせていく。
 そして取り憑いた影を、更に『影の支配』を発動し、敵の動きを影により拘束、そしてシウムが。
「よーっし、たっぷり食べて元気いっぱいな『Hungry Dumpty』、出番だよー!」
 と、『Hungry Dumpty』を召喚し、拘束している爆車へ食らい付かせる。
 そして、ローズが。
「では……行きますわ!」
 と、手順を最後にし、ダッシュで一気に敵軍ど真ん中へと突っ込む。
 そして。
「さぁ、数多に咲き誇りなさい!」
 と、『夕暮れ時に薔薇は踊り咲く』を発動し、敵陣ど真ん中で範囲攻撃を発動し、にゃんこずきん達を一網打尽。
 ……それに、にゃーにゃーと悲鳴が大量に響きわたり。
「……にゃー、にゃー……鳴いてますね……」
 アホ毛をピクピクさせながら、にゃんこずきん達を見つめるサナトス。
 ……サナトスだけが、自分達に攻撃してきていないので、にゃんこずきん達は。
『にゃ……にゃ~』
 救いを請う様な、猫なで声を上げて、視線を向ける。
「……あら、猫さんが、こちらに……?」
「天使様、騙されんじゃないよ!」
 とアンナが注意喚起し、それにサナトスが。
「……そういえば、敵でしたね……ならば……」
 とあんなに頷くと、そのアホ毛を視線を向けてきたにゃんこずきんに向ける。
『……にゃ?』
「……あまり威力はありませんが……如何でしょう……?」
 次の瞬間、そのアホ毛からビームが発射。
 着弾点で爆発し……にゃんこ達を更なる恐怖に追い込んでいく。
「……え? て、天使様……な、なにそれ……?」
 額に汗し、静止するアンナ、そして海賊霊達。
「……アンさん達に護られてばかりはいけないかな、と……頑張ってみました」
 得意げに揺れる、レーザーを出したアホ毛。
 額に汗を浮かべたアンナが。
「そ、それは有り難いけど……くれぐれも、うちのバカ共は巻き込まないようにね!」
 言うと、それにこくこく、と頷くサナトス。
 ……ともあれ、全員が攻撃為てくる相手、と認識せざるを得なくなったにゃんこずきん達。
『にゃ、仕方ないにゃー!!』
 と、猫なで声を止めて、全猫牙を剥く。
「あ、本性を現わしたみたいだねー。ティノくん、一気に仕掛けていくよー!」
「うん……」
 とシウムにティノが頷き、拘束を更に強める。
 そして、とある猫は、南瓜の爆車を大量に突撃。
 とある猫は、至近距離まで迫って来たローズ、及び海賊霊達に、籠の毒リンゴを口に放り込む事で、大威力の攻撃を嗾ける。
 ……ただ、毒リンゴを放られたとしても、ローズはすぐに口を閉じ、毒リンゴ攻撃を回避。
「本当、可愛い見た目でも、油断出来ないですわね」
 と言いつつ、更に『夕暮れ時に薔薇は踊り咲く』で敵陣中央から絨毯爆撃。
 それに合わせる様に、ティノとシウム二人は、『Hungry Dumpty』と『影の支配』による連携攻撃。
 そして、サナトスの『些細な天罰』と、海賊霊、彼女自身の銃撃。
 四方八方から、猟兵達の猛攻が……南瓜の爆車諸共に、にゃんこずきんを一匹、一匹確実に殲滅し……全てのにゃんこずきんを、数刻と共に崩し去る。
「やったね!!」
 とニッコリ笑いながら、シウムがティノにハイタッチし、ティノもそれに応えて。
「それじゃー、この銚子で最後のページまで突き進むぞー!」
 と、拳を振り上げるシウムであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵


第3章 ボス戦 『レッドキャップ』

POW ●おおかみさんなんかに、まけないもん!
単純で重い【大鎌】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD ●たすけて、りょうしさん!
【猟師さんたちに助けをもとめること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【大勢の猟師たちが一斉に猟銃】で攻撃する。
WIZ ●おばあさん、りんごをどうぞ
【大量のりんご型爆弾】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ヘルメス・トリスメギストスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 そして、更に本の中を進んでいく猟兵達。
『あら……今度は貴方達ですのね?』
 先程のにゃんこずきんさんと似た服装……でも、その手に持っているのは、禍々しい鎌。
『ふふ。貴方達に、この本での戦い方、って言うのを教えて上げますね♪』
 と、彼女はその鎌を大きく振りかぶる……そして振り落すと共に、かなりの風圧で、猟兵達を矢印と逆方向に吹き飛ばす。
 下手すれば、前のページに押し戻されてしまうだろう……さもなれば、急激に生命力を吸い取られかねない訳で……そんなページ境の戦いを、オウガの『レッドキャップ』は心底から楽しんで居る様であった。
サーシャ・ペンローズ(サポート)
 バーチャルキャラクターの電脳魔術士×バトルゲーマー、18歳の女です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、敵には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
エッチな描写もNGです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


「っ……!」
 先手の鎌の一撃を、足を踏ん張りどうにか堪えたサーシャ・ペンローズ。
 ページの境まで飛ばされそうになるが、ぎりぎり踏みとどまる。
 と、猟兵達がぎりぎり踏みとどまったのに、ちょっと驚いたような表情を浮かべつつ。
『あら……抵抗されましたのね。という事は……中々の実力者の様ですわね?』
 無垢にくすり、と笑う『レッドキャップ』。
 対しサーシャは。
「普通の赤ずきんちゃんだと思ったら、凶悪な赤ずきんちゃんだった、という事ですね? 何にせよ、このままあなたを放置しておく訳にはいきません。この本の中から脱出する為に、倒させて頂きます!」
 真っ直ぐに見据えて、宣言。
 そして、すぐに彼女は『エレクトロレギオン』を発動。
 自分の周りに、200体程の小型戦闘用『機械兵器』を召喚すると、それらが一斉にレッドキャップに嗾かる。
 それにレッドキャップは、というと……。
『ふぅん……でも、こんなの面白く無いよねー? ねーねー、りょうしさん、たすけてー!』
 可愛い声で救いを求めると……周囲に突如姿を現わす猟師達。
 そして彼らの持ち出した猟銃が次々と、機械兵器を撃ち落としていく。
成功 🔵🔵🔴

ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
可愛い赤ずきんに、禍々しい大鎌は不釣り合いですわ。
ともあれ、オウガであるなら倒すまでですわね。

■行動
白銀勇霊装(UC)を使用して戦いますわ。
【ダッシュ】で敵との距離を詰め【先制攻撃】で攻撃。
ルーンソード『夕の憩い』を【2回攻撃】で使用して戦いますわ。
また、余裕があれば【マヒ攻撃】も使い敵の動きを止めつつ
戦いますわね。

りんご型爆弾に対しては
【見切り】で敵のレベルm半径から離れる様にし、
避けきれない時は【盾受け】で防御。
自身が負傷しても、UCの能力で戦闘力増強し
【生命力吸収】能力も駆使して戦いますわ。

「さぁ、この本はハッピーエンドでお終いですわ」


識金・アンナ
【サナトス・アナスタシス(f21314)と同行】
行動:SPD

「ついに黒幕のお出ましか」
「天使様。ここが正念場だよ。踏ん張りな!」

両手に銃をしっかりと握り、敵を見据える
狙うは大将首。しかし、そう上手くはいかないのも承知。

「…さて、どっちが引き金を引くのが早いかね」
「早撃ちなら負けないよ。多数相手でもね?」
「瞬きしてみな。その間に死ぬからさ」

精神を研ぎ澄まし、敵を観察する
早撃ちを連続で行い、勝負を仕掛ける

隙があればレッドキャップも撃ち抜く勢いで行く

無事に戦闘が終われば

「はいはい、天使様。帰ったらうちのバカ共に作らせるから、我慢しな」

仕事終わりの一服を堪能する

アドリブ・絡み歓迎


サナトス・アナスタシス
【識金・アンナ(f26398)と同行】
行動:SPD

「……吹き飛んでしまいそうでした…」
「…少しの間、護っていただけますか…?」

大勢の猟師を感知すると、集中を始める
普段は閉じている目に力を、魔力を込める

「…邪魔をするならば、射抜きます」
「……障害を薙ぎ、道を開きましょう」

放つは『終焉の片鱗』
片目である紅のルーンの瞳から放たれる紅の光線で障害を射抜く

「…この物語に、終焉を齎しましょう」
「…そして、あなたにも終焉を」

無事に戦闘が終われば目を閉じて

「…アンさん……おなかがすきました」

アホ毛も元気をなくしていく

アドリブ・絡み歓迎


シウム・ジョイグルミット
[POW]
同行:ティノ・ミラーリア

うわぁ、すごい風!
まずはあの鎌をなんとかしないとね
『Hungry Dumpty』の身体で風圧をガード!
風が止むタイミングでダンプティ自身の腕を伸縮自在のグミに変えて伸ばすね
狙いはオウガの鎌で、触れられればOK!
触れたらマシュマロとかに変えちゃって、風起こしが出来ないようにしちゃおう
上手くいったらダンプティを前進させてオウガを捕まえるね
足止めしといてもらいたいけど、そこはティノくんにおまかせ!
捕獲したらダンプティを前のページに向かって歩かせるよ
この子は「食器」だから生命力吸われるなんて関係ないけど、キミの方はどうかな?

言ったでしょ?
この世界は相性良さそうだって♪


ティノ・ミラーリア
同行:シウム・ジョイグルミット(f20781)

ボスもこんな感じなんだ…やっぱり、アリスラビリンスは童話の世界だね…

あの鎌も危険だけど、持ってる林檎もまた武器なのかな。
鎌本体の動きは大きくて鈍いから回避するとして、風圧に対しては足元の影を操作。
足を影で固定、近くにちょうどいいものがあれば『鎖』を巻き付ける等で対策しよう。
林檎爆弾は『狩猟銃』や『眷属』、『操影』で打ち払い、近い物からは『操影』で防御。

前回同様の連携で、敵の動きを止めたりシウムが動きやすいようサポート。
遠距離からの攻撃、命中したところで【影の支配】を発動して、
動きを止めて敵の攻撃を封じ、シウムのダンプティに繋ごう。


「ついに……黒幕のお出ましか」
 唇を噛みしめ、睨み付ける識金・アンナ……と、彼女のマントを掴むサナトス・アナスタシス。
「……アンさん、ありがとうございます……危うく吹き飛んでしまいそうでした……」
「いいって。でも天使様、ここが正念場だよ、踏ん張りな!」
「……はい」
 アンナにこくり、と頷くサナトス。
 その一方、シウム・ジョイグルミットとティノ・ミラーリアの二人も。
「うわぁ、すごい風! ティノくん、大丈夫?」
「うん……それにしても、ボスもこんな感じなんだ……やっぱり、アリスラビリンスは童話の世界だね……」
「そうだね。まぁ何にせよ、あの鎌の風を何とかしないとね」
「うん……でも、あの鎌も危険だけど、持って居る林檎……あれもまた武器なのかな?」
「みたいだよ? それもどうにかしないとね!」
 と、作戦を考える。
 そんな猟兵達の会話に、『レッドキャップ』が。
『あー、何だかんだで煩いわ。ほらほら、どんどん行きますわよ!』
 と、鬱陶しそうに叫び、再び大鎌を全力で振り回し、周囲に近づく者全てを薙ぎ払う。
 そこに……咄嗟に立ち塞がるはローズ・ベルシュタイン。
 足を地面に踏ん張り、その風圧のダメージをしっかりと受けとめる。
「可愛い赤ずきんに、禍々しい大鎌は不釣り合いですわ。まぁ、オウガであるなら倒す迄ですわ」
 そしてローズは声高らかに宣言。
「我は纏う薔薇の気高さに等しき極みの鎧!」
 と『白銀勇霊装』を己に展開、アルヌワブランの薔薇で彩られた甲胄で全身を覆い、戦闘力増強、及び生命力吸収能力を得る。
 更に流れる様に敵との距離をダッシュで詰めると、そのままルーンソード『夕の憩い』を、二回攻撃。
 対して『レッドキャップ』は、その攻撃を鎌で受け流しつつ、詰められた間合いを取り直す。
 そして、ローズの先手の一撃に続き、アンナとサナトスの二人が動く。
 アンナは両手に銃をしっかりと握り、敵を見据える。
 一方、サナトスは。
「……すいません、少しの間、護っていただけますか……?」
「ん? ああ、分かった。ほら、後ろに居な!」
 アンナの後ろに隠れるようにすると……静かに、集中開始。
 対しアンナは。その銃口を敵に向ける。
「……さてどっちが引き金を引くのが早いかね?」
 と言うと共に、早撃ちの一射。
『たすけて、りょうしさん!!』
 再び救いを求める声を上げて、また、大勢の猟師達を周りに召喚し、反撃。
 1対多の銃撃戦になるも、アンナは。
「早撃ちなら負けないよ。多数相手でもね?」
 と、召喚された猟師達を次々と撃ち殺していく。
 ……その間も、サナトスは集中し……普段閉じて居る目に力と、魔力を籠めて行く。
 そして、シウムとティノ二人は、敵の攻撃が一端落ち着いた所で動く。
「それじゃー、今度はこれで行っちゃうよー!」
 と、シウムが『Hungry Dumpty』を召喚し、二人の間に立たせる。
「了解……君の影も、もう……僕のものだよ」
 と、ティノが『影の支配』を飛ばして、『レッドキャップ』の影をその場へと刻みつける。
『っ……動けない!』
 その隙をついて、ダンプティ自身の腕を伸縮自在のグミへと変化させ、オウガの鎌に向けて伸ばす。
 ……そして、グミが触れた鎌を、ふんわり柔らかいマシュマロの菓子へと変化させる。
『え? ……信じられない!! 何してくれるのよ!!』
 と、怒りの言葉を吐き捨てる『レッドキャップ』。
 だが、シウムは。
「ふふ、やっぱりこの世界は相性良かったね♪」
 と、その言葉を気にする風は無い。
 そして、軸たる攻撃手段を封じられた彼女が次の手として取るのは……その籠の中に収めていた林檎……型爆弾。
 もう、周りに居る猟師さん達に遠慮することなどなく、無差別に放り投げて、近づく猟兵達を無差別に攻撃しようと……。
 ……そんな彼女の動きを見定めたローズは、一端その場から離れ、爆風に巻き込まれない様に退避する。
 勿論、退避している所に攻撃する猟師達はいるが、そいつらにはアンナが早撃ちを連続し、制圧射撃。
 更にティノも狩猟銃で猟師達を次々と撃ち抜いて、トドメを刺していく。
 そして、猟師達を半数以上減らした所で、今迄集中していたサナトスが、静かに目を開く。
「……邪魔をするなら、射抜きます……障害を薙ぎ、道を開きましょう」
 左の紅眼に更なる集中……そして。
「……この物語に、終焉を齎しましょう……そして、あなたにも終焉を」
 紅の瞳から放たれる、紅の光線。
 それは『レッドキャップ』を中心に放たれ、攻撃。
 猟師達全てがその紅の光線に射抜かれ、消え失せて行く。
 ……そして、残るは『レッドキャップ』のみ。
 そんな彼女へ、再びダッシュで近づくローズ。
「さぁ、この本はハッピーエンドでお終いですわ」
 と、渾身の一閃を撃ち放つ。
『……キャアアア!!!』
 と、断末魔の悲鳴を揚げ『レッドキャップ』が崩落。
 ……すると……今迄平面っぽかった周囲が、一気に立体化した様な感じになり……更に周りには、最初のページでお菓子を腹一杯食べていた村の人達が転がってくる。
 という周りの状況に、安堵の一息を吐く猟兵達。
 そして……。
「……アンさん……おなかがすきました……」
 再び目を閉じて、先ほど迄威勢良くピクピクしていたアホ毛が、しょんぼりと元気無く萎んでいく。
「はいはい、天使様。帰ったらうちのバカ共に作らせるから、今は我慢しな」
 とアンナは言いつつ、脇に抱えていたシーシャを口に運び、戦いの後の一服を決めるのであった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年07月04日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴