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深海に…導かれたら…(作者 旅野文師
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「いろいろあったけど、みんなのお陰でグリードオーシャンに到達できたよ♪」
 泉・火華流(人間のガジェッティア・f11305)はグリモアベースにて集まった猟兵達に労い…と、その後の報告をしていた。
「『しゃいにんぐ◎こんどる』はここまでの道のりと…これからの冒険の為にメンテと改修が行われているわ」
 グリードオーシャンでは海は異常な海流や気象で常に荒れ狂っている為、現状の装備では海を乗り越えていくのは不可能…と、判断しての事だった。
「…で、みんなに一つお願いがあるの…」
 火華流は恭しく目前にいる猟兵達へと言った。

「これから転送する島の程近い海域の底に『深海島』…というより、大きな鉄の船だから『深海船』かな?、そこにおつかいに行ってもらいたいの…」
 大きな鉄の船…おそらくはSSWの宇宙船であろう。
 火華流の話によると、『船の聖域』と呼ばれていて、『害悪を弾く羅針盤型のメガリス』の守護により守られている…傍らで、船旅に必要な道具を製造している鍛冶師や職人が多く住んでいるという。
「特にここで製造されている羅針盤はメガリスの魔力を帯びた鉱石で作る事で、メガリス本体には及ばないけど同様の効果をもっているみたいで、船乗り達には重宝しているらしいから、それを手に入れて欲しいんだけど…」
 いったん火華流はここで言葉を区切ると…、

「ここ最近、巨大蟹の群れが『船の聖域』の近くに住み着いたらしいの…」
 その為、船への出入りが不可能になっているとの事らしい。
「…で、私達ならどうにか出来るんじゃないか?…という事で羅針盤の話と一緒に相談を持ち掛けられたのよね…」
 船乗りに重宝されている…というだけあって、船の製造や改修などに携わる船大工にも影響が出ているらしい。
「ちなみに蟹の身は美味で味噌もたっぷりらしいから、うまく倒して美味しく頂いてもいいと思うよ」
 そう言って火華流は笑みを浮かべるのだった。


旅野文師
 どうも…旅野文師です。

 マスターページで既にフラグメント組んであったシナリオで依頼出す…と言っておいて、どうも出遅れ感があったので、最近出てきた深海シナリオで一本新たに作りました。

 メガリスの扱いとか悩んだのですが…敵フラグメントを決める際、『メガリスを食った~』『メガリスを模造した~』『存在そのものがメガリス~』…などなど、そんな文面が出てくる敵フラグメントがちらほら出てきたので、貴重で強大ではあるが珍しいという程のものではない…ぐらいの認識で書きました。

 シナリオ背景、
 『船の聖域』
 OPで語られている通り海底に沈んだSSWの巨大な宇宙船…空気の泡に包まれている為、深海人でなくとも呼吸には困りません。
 そこそこ広い区画を利用してメガリスを祭り、元は搬入口であったであろう広い区画などを利用し船旅に必要な武装や道具が売られてます。
 雰囲気的には『〇草寺』と『〇見世通り』に近い感じです。

 (シナリオフラグメントより抜粋)第1章は【集団戦】です。深海島からは「空気の泡」がボコボコと大量に湧き上がっており、これを吸いながら潜れば、海の中で息ができない猟兵でも深海島にたどり着けます(水圧は気合で耐えるものとする)。この海中でコンキスタドールの群れが襲ってくるので、これを撃退してください。

 巨大蟹は好戦的で群れに攻撃が当たってもお構いなし…といった存在です、OPで語られている通り『蟹の身は美味で味噌もたっぷり』…なので、二章で船の人達に振舞うもよし、持ち帰ってもよしとします(アイテムの発送はありません)。

 参加者おまちしております。
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第1章 集団戦 『アシュラオオガニ』

POW ●阿修羅連打
【眼が赤く光る怒り状態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD ●剛力殺
レベル×1tまでの対象の【胴体や首】を掴んで持ち上げる。振り回しや周囲の地面への叩きつけも可能。
WIZ ●蟹泡地獄
【口】から【大量の泡】を放ち、【粘着と溶解】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達は転送先の島から船を出してもらい、火華流から指定された場所から海へと潜った。
 火華流からの情報どおり、海底から巨大な泡が立ち上ってきていて、呼吸しづらさはあるものの空気に困るということだけはなかった。
 暗く静かな海底へ潜り続けると、海底から光が見えてきて、さらに深く潜ると宇宙船が見えてきた…が、その周囲にはちらほらと青白い光が見え始めると漁兵達は戦闘体勢を整え始めた。
 宇宙船から光で程近くにいたアシュラオオガニの輪郭が見え始めていた。
マルコ・ガブリエル(サポート)
『初めまして、わたくしはマルコと申します』
『皆様を苦しめるのであれば、わたくしも情けは捨てましょう!』
『まあ、なんて美味しそう……! 宜しければ、一緒にいかがですか?』
笑顔が魅力的で朗らかな女の子です。実は故郷を滅ぼされて天涯孤独の身ですが、そうした悲壮感を仲間に感じさせることはなく、いつも明るく振る舞っています。
誰に対しても優しく、敵にさえ「できれば戦わず、穏便に事件を解決したい」と考えるような優しい性格ですが、無辜の人々を苦しめる悪い奴には心を鬼にして全力で攻撃をお見舞いします。
美味しいもの、特に焼肉をみんなで食べるのが大好きで、無事に事件解決した後はよく他の猟兵をご飯に誘おうとします。


 マルコ・ガブリエル(焼肉天使・f09505)はアシュラオオガニを見た時の第一声が…
「まあ、なんて美味しそう……!」
 事前の火華流からの情報で『蟹の身は美味で味噌もたっぷり』…という事は聞かされていたが、実物を見て第一声がソレというのも『焼肉天使』の肩書の所以の一つであろう。

 マルコはおもむろに何処からか『肉』を取り出すと…
「この身に宿す力となれ…いただきます!」
 その『肉』を食らうとマルコの全身の細胞が活性化し、その体躯が二倍三倍にも膨れ上がり筋肉質な天使の姿となった。

「深海島の皆さんに迷惑をかける蟹さんに天誅をくだしますわ」
 アシュラオオカニの一体にマルコが近づくと、相手もマルコに気づいて青く輝いていた眼が赤く輝き始め、近づいてきたマルコに大鋏を振るって攻撃を仕掛けたが、怒り状態で超攻撃力を得ているはずの攻撃は強化されたマルコの肉体には通じず、マルコは自らの身体で止まっている大鋏を捕らえると、アシュラオオカニをその場で振り回し、近くの岩場へと叩きつけるのだった。

「皆さん…先に深海島へ行って準備してますわね」
 マルコは自らが仕留めたアシュラオオカニを引っ張りながら深海島へと泳いでいった。
成功 🔵🔵🔴

深島・鮫士
・お、カニだカニだ。何匹か狩って、入り浸ってるバーの料理担当に持ってったら喜びそうだな。しかもアイツは美人だから……ぐふふ。
おっと、まずは目の前のカニに集中だな。逆に狩られちゃ元も子もねぇ。

・ふん、怒り狂って暴れまくるってか。確かに厄介極まりねぇが、それって「動きがめちゃ単純になる」ということでもあるだろ? なら対処の仕様はあるさ。

・「オーラ防御」で身を固め、シャークショットの「範囲攻撃」で牽制をしながらカニの動きを「見切り」、「早業」で以って「カウンター」で【一撃必殺】を狙う。理性吹っ飛んで暴れてっから、体勢も滅茶苦茶になってんだろうから、そこを突く!

・美味しく食ってやっから覚悟しな!


「お、カニだカニだ」
 アシュラオオガニの姿を見て喜ぶ猟兵がまた一人
「何匹か狩って、入り浸ってるバーの料理担当に持ってったら喜びそうだな。しかもアイツは美人だから……ぐふふ」
 などと言うのは、アオザメの頭を持つキマイラ猟兵、深島・鮫士(深鮫流活殺刀拳術創始者(自称)・f24778)だった。
「おっと、まずは目の前のカニに集中だな。逆に狩られちゃ元も子もねぇ」
 鮫士は気持ちを切り替えてアシュラオオガニへ向かっていった。

 鮫士に気づいたアシュラオオガニはその目を真っ赤にして鮫士へと攻撃を開始した。
「ふん、怒り狂って暴れまくるってか。確かに厄介極まりねぇが、それって「動きがめちゃ単純になる」ということでもあるだろ? なら対処の仕様はあるさ…」
 鮫士は冷静にアシュラオオガニの攻撃の間合いから一旦離れると、オーラ防御で守りを固め、再度アシュラオオガニへと向かいつつ、ソードオフショットガン『シャークショット』でアシュラオオガニへと範囲攻撃で牽制、大鋏を振りまわすアシュラオオガニの間合いを見切り、そのギリギリで戦闘を続けた。
 そして大鋏を振り回していたアシュラオオガニは疲弊したのか?自らが振り回す大鋏の勢い負けて体勢を崩した。
 その瞬間を鮫士は見逃さずに突撃、ユーベルコード『一撃必殺』でアシュラオオガニの脳天のある場所にシャークショットを鈍器のように叩きつけるのだった。

「まずは一匹…まだまだいるようだから、一匹ぐらいは…ぐふふ」
 鮫士は入り浸っている店の事に思いを馳せるのだった。
大成功 🔵🔵🔵

春夏秋冬・ちよ(サポート)
良き景色を探して絵にする為に旅するお節介な老猫

優しいお婆ちゃん猫で猟兵としての経験は浅いですが、アルダワの学生としてはとても長い間戦い続けた歴戦の戦士です
その為、謎の強キャラ感あり
しゃべり方は優しいお婆ちゃんをイメージ

動物と会話して道や情報等を得られます

UCは竜を疑似再現、その力を借りる物
何竜の力かは状況、やりたい事によって指定を
(例:火竜・刃竜・筋肉竜等々 真面目からネタまで可)

戦闘は素早い身のこなしで回避重視、杖か閉じた傘(又はUC)による鋭い攻撃
所謂蝶舞蜂刺です
必殺技はUCで騎乗か飛行してのランスチャージ

一人称追加・おばあちゃん

禁止事項
真の姿の解放(覚醒)
UC『凶夢の魔竜騎士』二種の併用


「ふう…あれをどうにかすればいいのね…」
 春夏秋冬・ちよ(旅する老猫・f19400)はアシュラオオガニを見ながら言った。
 グリモアの力を持たない彼女は世界中を旅して絵を描く傍ら、こうして依頼に参加してくれているのだ。

「じゃあ…あの辺りで纏まっているのを相手させてもらおうかしら…」
 ちよは深海の暗闇の中で青く輝くいくつもの眼光を見つけると、ユーベルコード『竜疑似再現術式『装填』(サイゲンスルハリュウノツメ)』を発動した。
「シンプルだけど、普通に竜鱗の強固さを模した槍を受けきれるかしら…」
 ちよの周囲に300本もの竜を模した槍が創成され、それを一気に解き放つのだった。

『ドスドスッ!!!!!!』
『ベキバキッ!!!!!!』

 解き放たれた竜槍はアシュラオオガニの強固なはずの甲羅を容易く砕き突き刺さり、アシュラオオガニの身を貫くのだった。

「あら…私としたら少々思案が足りていませんでしたわ…」
 ちよは倒したアシュラオオガニ『達』をどう運ぼうかなやむのだった。
成功 🔵🔵🔴