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深海に…導かれたら…

#グリードオーシャン #深海人 #深海島

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「いろいろあったけど、みんなのお陰でグリードオーシャンに到達できたよ♪」
 泉・火華流(人間のガジェッティア・f11305)はグリモアベースにて集まった猟兵達に労い…と、その後の報告をしていた。
「『しゃいにんぐ◎こんどる』はここまでの道のりと…これからの冒険の為にメンテと改修が行われているわ」
 グリードオーシャンでは海は異常な海流や気象で常に荒れ狂っている為、現状の装備では海を乗り越えていくのは不可能…と、判断しての事だった。
「…で、みんなに一つお願いがあるの…」
 火華流は恭しく目前にいる猟兵達へと言った。

「これから転送する島の程近い海域の底に『深海島』…というより、大きな鉄の船だから『深海船』かな?、そこにおつかいに行ってもらいたいの…」
 大きな鉄の船…おそらくはSSWの宇宙船であろう。
 火華流の話によると、『船の聖域』と呼ばれていて、『害悪を弾く羅針盤型のメガリス』の守護により守られている…傍らで、船旅に必要な道具を製造している鍛冶師や職人が多く住んでいるという。
「特にここで製造されている羅針盤はメガリスの魔力を帯びた鉱石で作る事で、メガリス本体には及ばないけど同様の効果をもっているみたいで、船乗り達には重宝しているらしいから、それを手に入れて欲しいんだけど…」
 いったん火華流はここで言葉を区切ると…、

「ここ最近、巨大蟹の群れが『船の聖域』の近くに住み着いたらしいの…」
 その為、船への出入りが不可能になっているとの事らしい。
「…で、私達ならどうにか出来るんじゃないか?…という事で羅針盤の話と一緒に相談を持ち掛けられたのよね…」
 船乗りに重宝されている…というだけあって、船の製造や改修などに携わる船大工にも影響が出ているらしい。
「ちなみに蟹の身は美味で味噌もたっぷりらしいから、うまく倒して美味しく頂いてもいいと思うよ」
 そう言って火華流は笑みを浮かべるのだった。


旅野文師
 どうも…旅野文師です。

 マスターページで既にフラグメント組んであったシナリオで依頼出す…と言っておいて、どうも出遅れ感があったので、最近出てきた深海シナリオで一本新たに作りました。

 メガリスの扱いとか悩んだのですが…敵フラグメントを決める際、『メガリスを食った~』『メガリスを模造した~』『存在そのものがメガリス~』…などなど、そんな文面が出てくる敵フラグメントがちらほら出てきたので、貴重で強大ではあるが珍しいという程のものではない…ぐらいの認識で書きました。

 シナリオ背景、
 『船の聖域』
 OPで語られている通り海底に沈んだSSWの巨大な宇宙船…空気の泡に包まれている為、深海人でなくとも呼吸には困りません。
 そこそこ広い区画を利用してメガリスを祭り、元は搬入口であったであろう広い区画などを利用し船旅に必要な武装や道具が売られてます。
 雰囲気的には『〇草寺』と『〇見世通り』に近い感じです。

 (シナリオフラグメントより抜粋)第1章は【集団戦】です。深海島からは「空気の泡」がボコボコと大量に湧き上がっており、これを吸いながら潜れば、海の中で息ができない猟兵でも深海島にたどり着けます(水圧は気合で耐えるものとする)。この海中でコンキスタドールの群れが襲ってくるので、これを撃退してください。

 巨大蟹は好戦的で群れに攻撃が当たってもお構いなし…といった存在です、OPで語られている通り『蟹の身は美味で味噌もたっぷり』…なので、二章で船の人達に振舞うもよし、持ち帰ってもよしとします(アイテムの発送はありません)。

 参加者おまちしております。
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第1章 集団戦 『アシュラオオガニ』

POW   :    阿修羅連打
【眼が赤く光る怒り状態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    剛力殺
レベル×1tまでの対象の【胴体や首】を掴んで持ち上げる。振り回しや周囲の地面への叩きつけも可能。
WIZ   :    蟹泡地獄
【口】から【大量の泡】を放ち、【粘着と溶解】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達は転送先の島から船を出してもらい、火華流から指定された場所から海へと潜った。
 火華流からの情報どおり、海底から巨大な泡が立ち上ってきていて、呼吸しづらさはあるものの空気に困るということだけはなかった。
 暗く静かな海底へ潜り続けると、海底から光が見えてきて、さらに深く潜ると宇宙船が見えてきた…が、その周囲にはちらほらと青白い光が見え始めると漁兵達は戦闘体勢を整え始めた。
 宇宙船から光で程近くにいたアシュラオオガニの輪郭が見え始めていた。
マルコ・ガブリエル(サポート)
『初めまして、わたくしはマルコと申します』
『皆様を苦しめるのであれば、わたくしも情けは捨てましょう!』
『まあ、なんて美味しそう……! 宜しければ、一緒にいかがですか?』
笑顔が魅力的で朗らかな女の子です。実は故郷を滅ぼされて天涯孤独の身ですが、そうした悲壮感を仲間に感じさせることはなく、いつも明るく振る舞っています。
誰に対しても優しく、敵にさえ「できれば戦わず、穏便に事件を解決したい」と考えるような優しい性格ですが、無辜の人々を苦しめる悪い奴には心を鬼にして全力で攻撃をお見舞いします。
美味しいもの、特に焼肉をみんなで食べるのが大好きで、無事に事件解決した後はよく他の猟兵をご飯に誘おうとします。



 マルコ・ガブリエル(焼肉天使・f09505)はアシュラオオガニを見た時の第一声が…
「まあ、なんて美味しそう……!」
 事前の火華流からの情報で『蟹の身は美味で味噌もたっぷり』…という事は聞かされていたが、実物を見て第一声がソレというのも『焼肉天使』の肩書の所以の一つであろう。

 マルコはおもむろに何処からか『肉』を取り出すと…
「この身に宿す力となれ…いただきます!」
 その『肉』を食らうとマルコの全身の細胞が活性化し、その体躯が二倍三倍にも膨れ上がり筋肉質な天使の姿となった。

「深海島の皆さんに迷惑をかける蟹さんに天誅をくだしますわ」
 アシュラオオカニの一体にマルコが近づくと、相手もマルコに気づいて青く輝いていた眼が赤く輝き始め、近づいてきたマルコに大鋏を振るって攻撃を仕掛けたが、怒り状態で超攻撃力を得ているはずの攻撃は強化されたマルコの肉体には通じず、マルコは自らの身体で止まっている大鋏を捕らえると、アシュラオオカニをその場で振り回し、近くの岩場へと叩きつけるのだった。

「皆さん…先に深海島へ行って準備してますわね」
 マルコは自らが仕留めたアシュラオオカニを引っ張りながら深海島へと泳いでいった。

成功 🔵​🔵​🔴​

深島・鮫士
・お、カニだカニだ。何匹か狩って、入り浸ってるバーの料理担当に持ってったら喜びそうだな。しかもアイツは美人だから……ぐふふ。
おっと、まずは目の前のカニに集中だな。逆に狩られちゃ元も子もねぇ。

・ふん、怒り狂って暴れまくるってか。確かに厄介極まりねぇが、それって「動きがめちゃ単純になる」ということでもあるだろ? なら対処の仕様はあるさ。

・「オーラ防御」で身を固め、シャークショットの「範囲攻撃」で牽制をしながらカニの動きを「見切り」、「早業」で以って「カウンター」で【一撃必殺】を狙う。理性吹っ飛んで暴れてっから、体勢も滅茶苦茶になってんだろうから、そこを突く!

・美味しく食ってやっから覚悟しな!



「お、カニだカニだ」
 アシュラオオガニの姿を見て喜ぶ猟兵がまた一人
「何匹か狩って、入り浸ってるバーの料理担当に持ってったら喜びそうだな。しかもアイツは美人だから……ぐふふ」
 などと言うのは、アオザメの頭を持つキマイラ猟兵、深島・鮫士(深鮫流活殺刀拳術創始者(自称)・f24778)だった。
「おっと、まずは目の前のカニに集中だな。逆に狩られちゃ元も子もねぇ」
 鮫士は気持ちを切り替えてアシュラオオガニへ向かっていった。

 鮫士に気づいたアシュラオオガニはその目を真っ赤にして鮫士へと攻撃を開始した。
「ふん、怒り狂って暴れまくるってか。確かに厄介極まりねぇが、それって「動きがめちゃ単純になる」ということでもあるだろ? なら対処の仕様はあるさ…」
 鮫士は冷静にアシュラオオガニの攻撃の間合いから一旦離れると、オーラ防御で守りを固め、再度アシュラオオガニへと向かいつつ、ソードオフショットガン『シャークショット』でアシュラオオガニへと範囲攻撃で牽制、大鋏を振りまわすアシュラオオガニの間合いを見切り、そのギリギリで戦闘を続けた。
 そして大鋏を振り回していたアシュラオオガニは疲弊したのか?自らが振り回す大鋏の勢い負けて体勢を崩した。
 その瞬間を鮫士は見逃さずに突撃、ユーベルコード『一撃必殺』でアシュラオオガニの脳天のある場所にシャークショットを鈍器のように叩きつけるのだった。

「まずは一匹…まだまだいるようだから、一匹ぐらいは…ぐふふ」
 鮫士は入り浸っている店の事に思いを馳せるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

春夏秋冬・ちよ(サポート)
良き景色を探して絵にする為に旅するお節介な老猫

優しいお婆ちゃん猫で猟兵としての経験は浅いですが、アルダワの学生としてはとても長い間戦い続けた歴戦の戦士です
その為、謎の強キャラ感あり
しゃべり方は優しいお婆ちゃんをイメージ

動物と会話して道や情報等を得られます

UCは竜を疑似再現、その力を借りる物
何竜の力かは状況、やりたい事によって指定を
(例:火竜・刃竜・筋肉竜等々 真面目からネタまで可)

戦闘は素早い身のこなしで回避重視、杖か閉じた傘(又はUC)による鋭い攻撃
所謂蝶舞蜂刺です
必殺技はUCで騎乗か飛行してのランスチャージ

一人称追加・おばあちゃん

禁止事項
真の姿の解放(覚醒)
UC『凶夢の魔竜騎士』二種の併用



「ふう…あれをどうにかすればいいのね…」
 春夏秋冬・ちよ(旅する老猫・f19400)はアシュラオオガニを見ながら言った。
 グリモアの力を持たない彼女は世界中を旅して絵を描く傍ら、こうして依頼に参加してくれているのだ。

「じゃあ…あの辺りで纏まっているのを相手させてもらおうかしら…」
 ちよは深海の暗闇の中で青く輝くいくつもの眼光を見つけると、ユーベルコード『竜疑似再現術式『装填』(サイゲンスルハリュウノツメ)』を発動した。
「シンプルだけど、普通に竜鱗の強固さを模した槍を受けきれるかしら…」
 ちよの周囲に300本もの竜を模した槍が創成され、それを一気に解き放つのだった。

『ドスドスッ!!!!!!』
『ベキバキッ!!!!!!』

 解き放たれた竜槍はアシュラオオガニの強固なはずの甲羅を容易く砕き突き刺さり、アシュラオオガニの身を貫くのだった。

「あら…私としたら少々思案が足りていませんでしたわ…」
 ちよは倒したアシュラオオガニ『達』をどう運ぼうかなやむのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

架空・春沙(サポート)
『断罪します』
人狼の女性
ピンク掛かった銀髪と同色の狼耳・狼尻尾、緋色の瞳
スタイルが良い
服装:ぴっちりスーツ
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
罪有る者には「冷徹(私、あなた、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

・性格
通常は明るく人懐っこい女性ですが
罪有る者に対しては冷徹に、処刑人として断罪しようとします

・戦闘
大鎌「断罪の緋鎌」を振るって戦います

ユーベルコードはどれでもいい感じで使います


あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


フォルセティ・ソルレスティア(サポート)
◆性格
明るく元気で、好奇心旺盛で何にでも興味を持つけど、少し飽きっぽいところも。
年齢より子供っぽく(見た目に近い)、味覚も完全にお子様。
よく女の子に間違えられるが、言うほど気にしていない。
口調は「ボク~だよ」「わー、~だね」

◆戦闘
聖なる箒を振り回して、遠距離からの魔法系UCを使用。
グアルディアン・サトゥルノで相手のUCを相殺したり、ラビリント・ネプトゥノで
行動を制限したりすることもある。
フィニッシュはカラミダド・メテオーロが多い。
TPOに応じて愛用の宇宙バイクで戦うことも。意外と乗りこなす。
負傷者がいれば楽器演奏と歌で癒すことも多い。

◆非戦闘
情報収集を中心にしつつも直感を信じて行動することも



 猟兵達の活躍によりアシュラオオカニは大きく数を減らし、殲滅まであともう一息というところまできていた。
 残ったアシュラオオカニを倒すべく猟兵達は奮闘していた。

「深海島の人達に迷惑をかける存在…ただ生きる為にここに住み着いたのでしょうが、申し訳ありませんが断罪させてもらいます」
 深海へと泳ぎながら、アシュラオオカニの赤き眼光に気づいてそちらへと向かいながら、架空・春沙(緋の断罪・f03663)は言葉を紡いだ。

 アシュラオオカニの群れは猟兵達の存在に気づき、群れすべてが赤い眼光を浮かべて猟兵達へと襲い掛かってきていて、春沙の姿もみるなり襲いかかろうと口から大量の泡を二人へと吐き出した。
 春沙はその泡を必死に回避するが、春沙のところに集まったアシュラオオカニの量は多く、捉えられるのは時間の問題といったところか?

「ここはボクに任せてよっ!!」
 フォルセティ・ソルレスティア(星海の王子様・f05803)が新たに海上から愛用の宇宙バイク『Flying Broom GTS』に乗って水中バイクの要領で操り、春沙の横に並びながら言った。

『白羊宮を司りし蘇芳の軍神よ。古の契約に従い我が命に答えよ』
 ソルセティがユーベルコードの詠唱を唱えると、彼の周りに『赤き軍神マルス』の霊が召喚され、軍神マルスの霊はアシュラオオカニの吐き出した泡をその手に持った『アイオテの盾』で防ぎ、お返しとばかりにアシュラオオガニへと『裁きの雷』を放つのだった。

「今度はこちらの番ですっ!!」
 ソルセティの召喚した軍神マルスの霊の攻撃に合わせて、春沙はユーベルコード『殺戮ハウンド』を発動…春沙の周りに針金細工の猟犬が召喚された。
「噛み殺しなさい」
 春沙の言葉と同時に針金細工の猟犬達はいまだ健在なアシュラオオガニへと向かっていき、その脚へと喰らいついてかみ砕き、動きが鈍くなったところへ軍神マルスの霊の『裁きの雷』や『グラディウスの斬撃』により駆逐されていった。

 こうして猟兵達の活躍により、深海島を脅かしていたアシュラオオガニは討伐されたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 日常 『鋼鉄のジャンクマーケット』

POW   :    武器などを目当てにマーケットを回る

SPD   :    補強材料などを目当てにマーケットを回る

WIZ   :    設計図などを目当てにマーケットを回る

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 アシュラオオガニを討伐した猟兵達を深海島こと『船の聖域』の住人は喜んで迎え入れてくれ、猟兵達がここへやってきた目的を話すと素直に応じてくれた。
 ただ、今しばらく時間がかかる…という事で猟兵達はそれまで船内を見て回ることにしたのだった。

(フラグメントの『マーケットを回る』…という内容に拘らずに自由に見て回ってくれて構いません、マスコメで説明した通り仕留めたアシュラオオガニを振舞ったりするのもOKです)
深島・鮫士
方針:POW

・ふむふむ、マーケットか。色んなものがあるけど、この辺で獲れる魚はどんなのがあるんだろうな。少し回ってみるか。

・とりあえず、目当てはマグロっぽい魚だな。さっき獲ってきたアシュラオオガニと物々交換ができるかどうかは分からないが、足りない分はポケットマネーから出すか。

・アシュラオオガニ、入り浸ってるバーで好評だったし、俺も料理スキル向上したし、マグロが入手できれば腕を振るうのも悪かぁねぇな。気のいい連中だ、マグロを肴に盛り上がってくれるだろうさ。

・マグロがなければ、この海域で獲れる魚介類を仕入れていこう。無論、調理方法も聞いておくのも忘れずに、な。



「ふむふむ、マーケットか。色んなものがあるけど、この辺で獲れる魚はどんなのがあるんだろうな。少し回ってみるか」
 …と、深島・鮫士(深鮫流活殺刀拳術創始者(自称)・f24778)は『船の聖域』内を見て回っていた。
 基本的にこの場所は船旅に必要な道具の製造に力を入れている為、そういった場所がメインであったが、そこは深海島…また生きる為には食料は必要、深海ならではの魚介類も並ぶ場所は存在していた。

 鮫士は住人から場所を聞いて魚介類売り場にたどり着いた。
「とりあえず、目当てはマグロっぽい魚だな。さっき獲ってきたアシュラオオガニと物々交換ができるかどうかは分からないが…」
 鮫士の不安は半分的中し半分はハズレていた。
 鮫士はマグロっぽい魚を見つけて交渉したが…『アシュラオオガニと見合う魚介類となると、数を揃えなければならない』…と、味もさる事ながら、その狩猟・捕獲難易度からその価値はかなり高かった。

『他の猟兵連中も無償で渡しているようなものだしな…』
 まさかそこまでの値がつくものとは鮫士は思っておらず、鮫士もアシュラオオガニを提供する代わりに、魚介類市場の者に『何かこの海域でとれる食材を提供してくれ…』…と頼んだ。

 市場が終わった後、『今日一番の~』というものから『今日の売れ残り』を持って魚介類市場の人を集めて宴を開く事となった、鮫士も手に入った魚介類を使い、中には調理法などを聞くなどして、その腕前を披露するなどして大いに盛り上がったとのことだった。

 

大成功 🔵​🔵​🔵​

マルコ・ガブリエル(サポート)
『初めまして、わたくしはマルコと申します』
『皆様を苦しめるのであれば、わたくしも情けは捨てましょう!』
『まあ、なんて美味しそう……! 宜しければ、一緒にいかがですか?』
笑顔が魅力的で朗らかな女の子です。実は故郷を滅ぼされて天涯孤独の身ですが、そうした悲壮感を仲間に感じさせることはなく、いつも明るく振る舞っています。
誰に対しても優しく、敵にさえ「できれば戦わず、穏便に事件を解決したい」と考えるような優しい性格ですが、無辜の人々を苦しめる悪い奴には心を鬼にして全力で攻撃をお見舞いします。
美味しいもの、特に焼肉をみんなで食べるのが大好きで、無事に事件解決した後はよく他の猟兵をご飯に誘おうとします。



「みなさーん、海鮮バーベキューの準備が出来ましたよぉー♪」
 『船の聖域』の開けた場所でそんな事を叫ぶのはマルコ・ガブリエル(焼肉天使・f09505)だった。
 彼女はアシュラオオガニを倒した後、いち早く『船の聖域』へと辿り着き、『わいわい焼肉セット』を持ち出して現地の人の協力も得て海鮮バーベキューの準備、また『船の聖域』にいる多くの人と海鮮バーベキューを楽しみたい…と、再び海に戻って追加のアシュラオオガニ(…の他、色々…)を狩ってきたりしていた。

「さぁ、皆さん…遠慮なく食べてくださっていいんですよっ♪」
 マルコは焼肉をみんなで食べるのが大好きなので、いつも依頼の後に猟兵仲間を誘って焼肉を食べに行く…と、そんな彼女なので『船の聖域』の住人達と触れ合いながら、アシュラオオガニなどの海鮮バーベキューを味わってもらいつつも、自分も海鮮バーベキューを堪能するという、彼女にとっては至福の時間だったとか…

 ちなみに…「やっぱり私は焼肉の方が好みですわ…」…と、『わいわい焼肉セット』に付属のお肉を焼いて食べたりもしたとか…

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『『絶海の導』ブルーワンダー』

POW   :    救いを消し去る大海
【羅針盤から吹き出す光の雨】を降らせる事で、戦場全体が【落雷、暴風、大津波、荒れる海流の死の海】と同じ環境に変化する。[落雷、暴風、大津波、荒れる海流の死の海]に適応した者の行動成功率が上昇する。
SPD   :    救いを齎す大盾
自身からレベルm半径内の無機物を【レベル個の絶対防御の神の盾『アイギス』】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
WIZ   :    救いを告げる大舟
非戦闘行為に没頭している間、自身の【羅針盤】が【救いの船『ノアの箱舟』を創り出し】、外部からの攻撃を遮断し、生命維持も不要になる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠アイン・セラフィナイトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 それから夜が明けた翌日の出来事だった。
「大変だーー!!!!」
 『船の聖域』に響き渡る大声に現地の住人…そして猟兵達も何事かと駆け付けた。
 話を聞けば『羅針盤型のメガリス』が盗み出され…盗んだ人物はメガリスの力によってコンキスタドール化してしまったとの事
 幸いにして盗んだ人物はまだ『船の聖域』の外までは逃げてはいない、猟兵達はすぐさま動き出し、『船の聖域』に包囲網をはってコンキスタドールと化した盗人を探すのだった。
深島・鮫士
・メガリスに選ばれなかった者はコンキスタドール……オブリビオン化する世界、か。ここもここで立身出世にはハイリスクな世界だな。かわいそうだが、斬るしかねぇ、か。

・絶対防御の盾を操る…ってことは、操作者本人のキャパを超えた動きはできねぇってことでもある。こういう時は手数で押して突破口を開くに限るな。シャークショットで範囲攻撃&制圧射撃。それを盾や敵本人の「体勢を崩す」タイミングや角度で撃ち込んでいく。隙を見せれば「早業」の肉薄で斬り捨てる、ガチザメで食いちぎる動きを「見せて」揺さぶり、判断を誤らせる。

・「その時」のタイミングは野生の勘で見極め、【ガチザメ】で一気に食いつき、そして斬り捨ててやるぜ。



「見つけたぜ…」
 真っ先に見つけたのが深島・鮫士(深鮫流活殺刀拳術創始者(自称)・f24778)だった。
『メガリスに選ばれなかった者はコンキスタドール……オブリビオン化する世界、か。ここもここで立身出世にはハイリスクな世界だな。かわいそうだが、斬るしかねぇ、か…』
 そう鮫士は思いつつ、コンキスタドールを追いながらシャークショットを構えて撃つ…が…
『キンキィンッ!!!!』
 その射線上に盾が現れてシャークショットの弾を防ぐのだった。

「絶対防御の盾というやつか…」
 メガリスの盗難事件が起きてしばらく、グリモア猟兵からコンキスタドールの情報が伝えられ…その能力の一つと知って…
「絶対防御の盾を操る…ってことは、操作者本人のキャパを超えた動きはできねぇってことでもある。こういう時は手数で押して突破口を開くに限るな」
 鮫士は素早くシャークショットで範囲攻撃&制圧射撃…コンキスタドールも絶対防御の盾を作り出して防御する…が、逃げながら後方を確認しながら防御…という状況についに体勢を崩して転倒した。

 その隙を逃さずに鮫士は一気に距離をつめつつユーベルコード『ガチザメ』を発動、片手をサメの頭部に変化させ…コンキスタドールの足に噛みついた。
「逃がさん…このまま喰いちぎってやる」
 このまま鮫士のいう通りコンキスタドールは足を喰いちぎられるか…と思ったところへ鮫士の頭上に絶対防御の盾が出現して…
『ゴチーーーーンッ!!!!!!!!』
 鮫士の頭頂部に激突した。
「うぐうっ!!!!」
 コンキスタドールの思わぬ反撃にコンキスタドールの足に食らいついた鮫の頭を外してしまい…気が付けばコンキスタドールはどこかへと立去っていたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィオリナ・ソルレスティア(サポート)
◆性格
普段から冷静沈着で人当たりが良く優しいお姉さん。
実は猫と弟を溺愛する困ったさん。隠しているつもりが割とダダ洩れ
口調は「私~だわ」「私~かしら」『下の名前+さん付け』
胸にトラウマがあるため巨乳の敵には容赦しない。絶対に。

◆戦闘
オートフォーカスで敵をロックオンし、遠距離からの魔法系UCで戦う。
アイギスの盾で相手のUCを相殺したり、敵の弱点に応じた属性攻撃等を
得意とする。フィニッシュはバベルの光が多い。
TPOに応じて愛用の宇宙バイクで戦うことも。意外と乗りこなす。

◆非戦闘
動物と話す等、情報収集を中心にしつつも、ハッキングやシステム破壊等
荒業で対応することも


佐原・鷹弥(サポート)
多少の負傷は覚悟のうえで行動します。
正面から戦う方がいればうまく隠れて、挟み撃ちまたは90度ほどずれて攻撃するように行動します。
1人の場合は、多少の攻撃は真っ向から、危険だと判断できる攻撃は引きながら中距離を保って戦闘を行います。



 猟兵達は住人からの情報提供の元にその区画を封鎖し、羅針盤のメガリスを盗みコンキスタドールと化した少年を『船の聖域』から逃さないようにしていた。
 逃げ道を塞がれた少年は身を隠して逃走経路を模索ししつつも、鮫士から受けた傷を手当していたのだが、猟兵の捜索能力は甘くはなく、すでに彼は一人の猟兵に捕捉されていたのだった。

「よし…どうやら向こうは気づいてないようですね…」
 フィオリナ・ソルレスティア(サイバープリンセス・f00964)は電脳ゴーグル『VF-1オートフォーカス』を覗き込みながら言った。
「海中だと人工衛星のレーザーは届きそうにないでしょうから…」
 しばらくフィオリナは考えて…
「…切り裂け、風神の刃よ!!」
 フィオリナのユーベルコード『アイオロスの刃(フィロ・デ・エオロ)』が発動、オートフォーカスで少年に狙いをつけて『真空の刃』を発生させて高速回転させて少年に放った。
 少年の方も高速回転する真空の刃の接近に気づいて、慌てて『救いを齎す大盾』を発動させて周囲の無機物をアイギスの盾へと変えて真空の刃を防いだ。
「まだまだですっ!!」
 フィオリナはあきらめずに再度…何度でも回転する真空の刃を少年へと放つ…が、少年のアイギスの盾はなかなか突破出来ずにいた。
          
『ズガガガガガガッッッッ!!!!!!!!』
 そんなときに別の方向から銃声が轟き、少年のいる場所へと銃弾が殺到…その幾つかは少年を捉えた。
 目立たないように闇に紛れて行動し、少年を挟んでフィオリナのいる場所へとポジショニングした佐原・鷹弥(元公務員サイボーグ・f27503)の銃撃による援護射撃だった。

 その後、少年は二人に挟撃される形となるが、アイギスの盾でその挟撃を必死に耐えしのぐが、元々攻撃系のユーベルコードを持たない少年としては反撃する事も出来ず、うまく建物の影へと移動して再びその姿をくらませるのであった。
 

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


メアリー・フェアチャイルド
●POW
うー、思ったよりも船が揺れて頭のネジが緩んでる…
でも、締め直している暇も無いしテンションもあまり乗ってないけど、このままコンキスタドールを追いかけるよ

まてー…返せー…船の中には居ないのかな
じゃあ、外は…物凄い嵐じゃん
確かさっきまで晴れていたから…うー、頭が回らない
…うん、分かった
この嵐のどさくさに逃げようとしてるんだね?
逃がさないぞー…えーい、【デッドマンスパーク】
塩水は電気を良く通すって知ってるんだぞー
雷が落ちても、荒波に呑まれちゃって腕がちぎれちゃったら…暫くギターを弾けないけどへっちゃらだぞー
だって私、死体だもん

※サポートさんとの連携歓迎だよ



 猟兵の力を思い知った少年は賭けに出た。
 『羅針盤から吹き出す光の雨を降らせて』船内の一角に落雷、暴風、大津波、荒れる海流の死の海を疑似的に作り出したのだった。
 これにより、即座にその状況に対応出来なかった猟兵達の隙をつき、破れた猟兵達の包囲の穴を抜けるのだった。

 …が、それでもたたでは通さないのが猟兵…
 春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)は『影の追跡者(シャドウチェイサー)』を召喚して少年を追跡させるのだった。

「うー、思ったよりも船が揺れて頭のネジが緩んでる…」
 メアリー・フェアチャイルド(サンダーボルト・f25520)はフラフラとした足取りで船内を捜索していた。
「でも、締め直している暇も無いしテンションもあまり乗ってないけど、このままコンキスタドールを追いかけるよ」
 …と、ぼんやりした頭で周囲の状況を確認して…
「まてー…返せー…船の中には居ないのかな…じゃあ、外は…物凄い嵐じゃん…確かさっきまで晴れていたから…うー、頭が回らない」
 実は外ではなく船内なのだが、少年のユーベルコードの効果で船内が嵐のような状況になっているだけなのだが、ぼんやりした頭の状態のメアリーはそれに気づかずにいるのだった。
 そしてそんなメアリーの前に猟兵の包囲の網を抜けてきた少年が姿を見せた。
「うー…やっと見つけたー…返せー…羅針盤を返せー…」
 …と、まさにゾンビさながらに少年へと向かっていく…が、少年は恐怖にかられながらもメアリーを回避し外へと向かおうとする…のだが…
「逃がさないぞー…えーいっ!!!!」
 メアリーは右腕に体内の微弱な電気を集め膨大な電流へとかえて、それを少年がユーベルコードによって生み出した海水へと放った。

『バチバチバチバチバチバチィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!』

 放たれた電気は海水を伝わって逃げ去ろうとした少年を直撃し…気絶させるのだった。

「これで…暫くギターを弾けないけどへっちゃらだぞーだって私、死体だもん」
 ユーベルコードの代償でメアリーの右腕が無くなっていたのだった。

 その後、影の追跡者により追いついてきた遥により、少年を保護…幸いにしてメガリスの試練で命を落としていたわけではなく、メガリスの力にあてられていただけだったのだが、衰弱が激しく本当に死んでコンキスタドールとなっていた可能性もあったとの事
 ちなみに右腕を失ったメアリーだったが、『なんやかんやで』遥が治した(直した?)らしい。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年10月12日


挿絵イラスト