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軍服を否定する者たち

#UDCアース

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#UDCアース


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 ここはUDCアースの日本のとあるドーム型のコンベンション・センター。ここではオタクたちの祭典、いわゆるコミケという催しが行われていた。
「さぁ、本日の『ミリタリーコミケ』のカタログはこちらで売ってますよ~!」
「ヴァカ者がぁぁぁー! ドイツ軍は今でも世界一ぃぃぃー!!」
「イギリス軍の制服のレプリカやイギリス軍に関連するグッズなど、うちで置いているよー!」
「そこの君、日本軍の大和魂を体験してみないか?」
 今回のコミケのテーマはミリタリー。参加しているサークルや企業はミリタリーに関連するグッズを置いていたり、中には軍服のレプリカを着てコスプレしている人たちもいた。年代は男女の若者たちが多く、参加者や客たちも皆楽しそうであった。そんな楽しい雰囲気をぶち壊すように、謎の集団が会場に続々と侵入する。
「な、何だ、君たちは!?」
「我々は『魔法少女・少年信仰教団』! この催し、我々が台無しにしてくれよう! 軍服、滅ぶべし!!」
「ぐわぁぁぁー!?」
 謎の集団の先頭にいた男が阻止しようとした警備員たちを蹴り飛ばし、続々と謎の集団が会場を荒らし始める。その者たちは皆、何故か魔法少女が着るようなフリル付きの可愛い服を着ていた…。

「…というのが、俺が見た予知だ。『ミリタリーコミケ』…元軍人の俺としては興味がある。しかし、そんな催しを台無しにしようとするのは許しがたいことだ。では、ブリーフィングを始めよう」
 集まった猟兵たちを見回して、いつもの戦闘服ではなく、海軍の軍人が着るような白い軍服を纏った防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)がそう話し、左手に持つ電子端末を操作し、中央に置いてある透明な机に今回の舞台の3Dモデルを表示する。
「今回の作戦区域だが、UDCアースの日本のとあるドーム型のコンベンション・センターだ。ここで『ミリタリーコミケ』というオタクたちの祭典が行われるのだが、その祭典を台無しにしようとする連中が現れる。皆にはそいつらを倒してもらいたい」
 次に彼は敵の3Dモデルを表示する。
「今回の敵のリーダーは『間違った方向のエリート狂信者』という奴だ。奴は服を高速で脱がせたり、空を飛べたり、身体強化を使えるようだ。そのリーダーに率いられている集団が『邪教の戦場傭兵』だ。こちらは銃や銃剣による攻撃、罠に引っ掛けてからのグレネード弾による攻撃などしてくるようだ。十分に気を付けて欲しい。そして…こいつらは何故か全員、魔法少女が着るようなフリル付きの可愛い服を着ているようなんだ。大方、リーダーのせいだと思うのだが…まぁ、容赦はしなくていい」
 そう説明を終えた彼は改めて猟兵たちを見回す。
「軍服というのはその軍の誇りであり、象徴となるものだと俺は考えている。そんなものを否定するのは俺には看過出来ん。なお、敵を掃討後、俺達は『ミリタリーコミケ』を楽しむことが出来るそうだ。もちろん、俺も行きたいと思っている。皆が楽しめるように、敵を容赦なく殲滅してきてくれ。では、皆の武運を祈っている」
 最後に彼は敬礼し、グリモアを起動するのであった。


メガネペンギン
 諸君、軍服は好きか? 私は好きだ。だって、カッコいいんだもん。
 さて、お世話になっている方はどうも。初めての方は初めまして。メガネペンギンです。
 今回はUDCアースにてとある催しを台無しにしようとするオブリビオン達を掃討した後、皆で催しを楽しもうというシナリオです。
 今回の大まかな流れは、『邪教の戦場傭兵』との集団戦→『間違った方向のエリート狂信者』とのボス戦→『ミリタリーコミケ』を楽しもうぜ! という流れになっています。
 幸い敵が分かっているので対策は立てやすいかもしれませんが、油断大敵です。なお、敵全員が魔法少女・少年が着るような可愛い服を着用しているようです。傭兵さんたちが可哀相かもしれませんが…容赦はしなくていいです。殲滅しましょう。
 第3章では拓也さんも催しを楽しむようです。何かあったら、プレイングにお書き下さいませ。拓也さんは出来る限り対応しますが、自分の身の危険を感じたら『ブレイブ・ソルジャー』で拳のラッシュを放つかもしれません。ご注意くださいませ。
 皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
 皆さんのプレイング、お待ちしておりますよ!
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第1章 集団戦 『邪教の戦場傭兵』

POW   :    サーチ・アンド・デストロイ
【アサルトライフルによる精密な銃撃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    ブービートラップ
【予め設置しておいたトラバサミやくくり罠】が命中した対象に対し、高威力高命中の【グレネードランチャー】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ   :    フルファイア・アタック
【アサルトライフル】【ハンドガン】【銃剣】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 グリモアによって現場に送られた猟兵たち。現場に到着した直後、続々と例の集団が現れる。
「むっ、只ならぬ雰囲気を持つ奴らがいるな!」
集団を率いるリーダーが猟兵たちを見て、そう言う。男のくせに、魔法少女が着るような可愛い服を身につけているあんた達の方が只ならぬ雰囲気を醸し出しているんだけど…と内心で猟兵たちはツッコミを入れる。
「我々の邪魔するのであれば、強行突破するまでよ! 行けい、我が親愛なる部下たちよ!!」
リーダーの命令を聞き、『邪教の戦場傭兵』たちが前に出る。普段は戦闘服を着ているのだが、今回は魔法少女が着るような可愛い服を着ている。そのせいか、何か不満そうな表情だ。
「くそっ、何で俺達がこんな服を着なければいけねぇんだよ!!」
「こうなったら、てめぇらに八つ当たりしてやる! 覚悟しやがれ!!」
そう言って傭兵たちは猟兵たちと交戦するのであった…。
シエル・カーネリアン
うわー…あんな可愛い服着ててカルト集団とか頭いっちゃってんの?ま、どーでもいいけど。じゃ、初陣と装備の性能テストもかねて頑張りますか。

●戦闘 POWで対抗
・数が多いうちは物陰に隠れて、隙ができれば【ダッシュ】で一気に近づいて【2攻撃】で攻めるよ。防具の性能も調べときたいし、多少の無理はしようかな…痛いけど
・残りが1体くらいになったらZスラッシュでサクッと止め決めちゃおうか。フィニッシュはカッコよく決めないとね

まー試作品にしちゃよく出来てるほうかな。改良点はまだまだあるけど。はい、あたし的に任務完了。疲れたのであとの戦闘は任せたよ、アデュ。

※連携アドリブ歓迎



「うわー…あんな可愛い服着てて、カルト集団とか頭いっちゃってんの?」
 『邪教の戦場傭兵』と交戦が始まった中、物陰に隠れて隙を伺っている1人の猟兵がポツリと呟く。彼女の名はシエル・カーネリアン(通りすがりのぐうたらひぃろぉ・f28162)。実は彼女、これが初陣であった。
「ま、どーでもいいけど。じゃ、初陣と装備の性能テストもかねて頑張りますか」
そう言って、彼女は猟兵を探し回っている1人の傭兵に目をつける。彼はまだこちらに気付いていないようだ。
「じゃ、あいつをやりますか」
彼女はダッシュで傭兵との距離を一気に詰めて、『プロトタイプフォトンセイバー』で斬り掛かる。
「何っ?! ぐぁっ…!」
気付くのが遅かった傭兵はあっさりと斬られてしまうが、それと同時にアサルトライフルでシエルを撃つ。
「くっ…!」
弾が当たった衝撃でシエルは後ろに倒れそうになるが、何とか堪える。『ヒーローコスチューム』が何とか弾を食い止めてくれたようだった。
「ふぅ…危なかったぁ。…ん?」
「いやがったな! これでもくらいな!」
ホッとしているのも束の間、すぐに新手の傭兵がやって来て、アサルトライフルで攻撃を加える。
「おっと!」
シエルはすぐに『プロトタイプフォトンセイバー』で弾を弾き、ダッシュで傭兵との距離を詰める。
「くらえ、あたしの必殺技パートワン!!」
そう言った彼女は『Zスラッシュ』を発動し、Zの字を描くように傭兵を『プロトタイプフォトンセイバー』で斬り裂く。
「ぐあぁぁぁ…!!」
見事に斬り裂かれた傭兵は絶命し、その場に倒れる。
「やれやれ…。まー、試作品にしちゃよく出来てるほうかな。改良点はまだまだあるけど」
敵を斬った『プロトタイプフォトンセイバー』を眺めながら、シエルはそう呟く。
「はぁ…疲れた。あたし的に任務は完了だから、後の戦闘は他の猟兵に任せるわよ。アデュ」
一仕事を終えた彼女はそう言って別れの挨拶を告げ、戦場を後にするのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

化野・花鵺
「…軍人さんんん!白の礼服が眩しすぎるぅぅぅ!ハスハスはむはむぺたぺたしたいぃぃぃ…あ?」
狐、今回も全く話を聞いていなかった

「カヤの軍人さんが増殖したぁ?!見回しても見回してもせぇふくさんしかいないぃ!ここはどこの西方浄土なのぉ」
狐、コミケ参加者も警備員も魔法少女もまとめてうっとり眺めた

「魔法少女の少女服だってせぇふくだよ?差別はよくないと思うぅ」
「あ゛?せぇふく愛なくせぇふくを汚すぅ?万死に値だゴラァ!」
狐、軍服汚す魔法少女にブチキレた
管狐放ち「狐の呪詛」
アサルトライフルもハンドガンも全部ジャムらせ銃剣も全部緩んでポロリと落ちる不具合プレゼント

「せぇふくバカにするヤツは不幸のテラ盛りだぁ!」



 …突然だが、時は少し遡る。それはブリーフィング終了直後のことであった。
「…軍人さんんん! 白の礼服が眩しすぎるぅぅぅ! ハスハスはむはむぺたぺたしたいぃぃぃ!!」
テンション高めでグリモア猟兵にそう叫ぶのは、化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)。制服フェチの彼女は今回もまともに話を聞かず、グリモア猟兵の軍服姿に興奮していた。しかし、彼女は容赦なくグリモアによって現場に送られる。
「…あ?」
そして現在。気付いた時には彼女は現場に到着していた。彼女の目の前に広がるのは、避難しようとする軍服のレプリカを着た参加者たちとその人たちの避難誘導する警備員、魔法少女が着るような可愛い服を着た敵たちであった。
「カヤの軍人さんが増殖したぁ?! 見回しても見回してもせぇふくさんしかいないぃ! ここはどこの西方浄土なのぉ」
彼女はうっとりした表情で全てを眺めた。彼女にとってはここは天国みたいなところなのだろう。
「おい、俺達をまじまじと眺めんじゃねぇよ! 恥ずかしいんだぞ、これ!!」
彼女の視線に気づいた傭兵たちが怒りながらそう言う。
「魔法少女の少女服だってせぇふくだよ? 差別はよくないと思うぅ」
傭兵たちの言葉に花鵺はそう反論する。
「うるせぇ! この服の事は置いといて、軍服を着ている奴らは偉そうでムカつくんだよ! 何が誇りだ、象徴だ!! そんなもん、脱がして斬り裂いて、汚してやるぜぇ!!」
傭兵は花鵺の言葉にそう答える。どうやら魔法少女が着るような可愛い服を自分たちが着用するのには不満があるものの、彼らには彼らなりに軍服を否定する考えがあるようであった。だが、それが花鵺の逆鱗に触れたのであった。
「あ゛? せぇふく愛なくせぇふくを汚すぅ? 万死に値だ、ゴラァ!!」
脳内の何かの糸がプッツンと切れて、ブチキレ状態になった花鵺は『狐の呪詛』を発動。管狐を放ち、次々と傭兵たちに噛ませて傷を与える。
「いってぇ! 何しやがんだ、この狐野郎!! …あれ?」
傭兵たちは反撃でアサルトライフルを撃とうとしたが、いくらトリガーを引いても弾が出ない。
「くそっ、ハンドガンも撃てねぇぞ!?」
「ああ、銃剣も付けられないぞ!?」
予想だにしない不測の事態に傭兵たちは慌てふためく。そう。これらは全て花鵺のUCによる効果であった。
「せぇふくバカにするヤツは不幸のテラ盛りだぁ!」
「ぐあぁぁぁ!!」
慌てふためく傭兵たちに花鵺は怒りのままに『フォックスファイア』を放ち、纏めて一掃するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユキノ・サーメッティア
きゃる☆っと参上!
フラワープリンシバル!
魔法少女の衣装で、額にVサインを添えて登場だにゃー

それにしても……向こうの恰好
戦場なら化け物って言われて主砲叩きこまれるか、見なかったことに
されそうな恰好だにゃあ…
誰なの、そんな恰好を強要したのは…

ま、まぁそれはともかく、暴れるなら相手するにゃ!

浮遊盾を展開してオーラ防御を張って盾受け
選択UCで召喚!
呼び出した鎧で纏めて薙ぎ払うにゃ!
隠れてるようなやつは聞き耳で位置を割り出してスナイパーで狙撃するにゃよー

え?戦い方が魔法少女らしくない?
……昨今の業界では物理も出来なきゃ務まらないにゃよ


斉賀・悠
…こみけ…?
「軍服とか制服とか…格好良いなぁ…」(汚れを知らない少年の目)
【WIZ】
え、えーと変身しなくても、少しなら戦えるから、たぶん…!
それに…何か、変身したら物凄ーくこう…嫌な事になりそうな予感がするもん…!言葉にはしないけど…!
変身しないで戦う●覚悟が決まったら、ましんがんの●一斉発射で攻撃を相殺したり、さーべる形態のろっどで●切り込んだり、●衝撃波で吹っ飛ばしたり、●零距離で撃ったりとかあれこれして、体勢が崩れたら●ダッシュとかで近づいて、UC:帯電放出 と●踏みつけを組み合わせた雷キックで蹴っ飛ばすよ!
「あ」
足が短かったから蹴り上げになって…あそこ蹴っちゃった…(青ざめ&ヒュン)



「軍服とか制服とか…格好良いなぁ…」
 戦闘が続く中、現場に到着したのは斉賀・悠(魔法少年 エクレール・f17889)。今は変身していないが、主に魔法少年へ変身し、可愛い衣装で戦う彼にとって、軍服はより格好良く見えた。そんな彼の隣にもう1人の猟兵が到着する。
「きゃる☆っと参上! フラワープリンシバル!」
そう言って額にVサインを添えながら、可愛らしい魔法少女の衣装の姿で現れたのはユキノ・サーメッティア(空白・f00911)。ご覧の通り、彼女は魔法少女である。
「それにしても…向こうの恰好。戦場なら化け物って言われて主砲叩きこまれるか、見なかったことにされそうな恰好だにゃあ…。誰なの、そんな恰好を強要したのは…」
傭兵たちの姿を見て早々、呆れて若干引きながら彼女はそんなことを呟く。
「う…うん。多分、グリモア猟兵の人が言っていた通り、リーダーのせいなんじゃないかな」
同じく傭兵たちの姿を見ながら、悠もそう言う。
「ほっとけ! 聞こえているし、視線が痛いのも知っているよ!!」
傭兵たちは哀しみを含んだ叫びを上げながらも、2人に向かってくる。
「ま、まぁそれはともかく、暴れるなら相手するにゃ!」
ユキノはそう言って、向かってきた傭兵たちが撃ってきた銃弾を展開した浮遊盾で防ぎ、『コード・秘された殻の貌』を発動。彼女の目の前に心の奥底に秘された巨躯の鎧が召喚される。その大きさは優に2mを超える。
「な、何だ、こいつは!?」
「さぁ、纏めて薙ぎ払うにゃ!」
ユキノの動きに合わせて鎧は動き、手に持った自身の巨大武器で傭兵たちを薙ぎ払う。
「うわぁぁぁー!?」
「にゃははは! まだまだ行くにゃー!」
勢いに乗ったユキノの攻撃を受け切れず、傭兵たちは次々とぶっ飛ばされていく。
「よし、僕も行くよ!」
続いて覚悟が決まった目つきの悠が『まじっく☆ましんがん』で牽制しながら、傭兵たちに接近する。
「この野郎!」
1人の傭兵が彼に対して銃剣を突き出すが、彼は冷静に『まじっく☆ましんがん』で銃剣を至近距離で撃ち、弾き飛ばす。
「うぉっ!?」
銃剣を弾き飛ばされた衝撃で、傭兵は態勢を崩す。
「今だ、てぇぇぇぇい!!」
その隙を悠は見逃さず、『帯電放出』を発動して右足に雷を帯びながら蹴りを放つ。そのまま胴体に決まれば格好良かったが、彼は足が短かったためか蹴り上げる形になり、足はあそこへと一直線。
「あ…」
「ふぐぅぅぅぅ!!?」
パコンという見事な効果音と同時に金的へクリーンヒットし、傭兵はその場に倒れて悶え苦しむ。悠を含めたその場にいた男性たちは青ざめて、あそこがヒュンとなる。そりゃ痛いに決まっている。
「何を止まっているにゃ? さっさと片付けるにゃ!」
そう言ってユキノが、動きを止めていた傭兵たちを倒していくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

唐草・魅華音
任務、センター内のオブリビオン討伐。任務了解だよ。
戦場は、理不尽を強いるときがある。その条件下でも力を発揮出来てこそ一流の傭兵。この程度で音をあげるなら…三流だね。

相手の連携を崩しながらの速攻をかけるよ。
【乱れうち】し【弾幕】を張りながら敵陣内部へ【ダッシュ】かけて突っ込みつつ、【情報収集】【戦闘知識】と照らし合わせて連携の要を見出し、そこを狙って刀で【切り込み】して連携を崩し、烏合の衆にした所でUC発動、一気に殲滅するよ。
「格好ではなく、己の不明を恥じるべきですね、三流傭兵さん達」

アドリブ・共闘OK



「戦場は、理不尽を強いるときがある。その条件下でも、力を発揮出来てこそ一流の傭兵。この程度で音をあげるなら…三流だね」
 そう言って、現場に降り立ったのは唐草・魅華音(戦場の咲き響く華・f03360)。彼女も傭兵であり、幾多の戦場を潜り抜けた猛者であった。
「うるせぇ! 女のお前に俺達の苦しみを、恥ずかしさを分かってたまるかぁぁぁー!!」
傭兵たちは彼女の言葉にそう叫びながら、銃撃を始める。
「遅いね」
魅華音はそう言って素早くジャンプして最初の銃撃をかわし、着地した直後にダッシュしながら『MIKANE』のトリガーを引いて弾幕を張る。
「くそっ、こいつ素早いぞ!」
弾幕を避けるために傭兵たちは物陰に隠れるが、その行為が逆に彼らの死期を早める。傭兵たちが隠れた物陰に魅華音はすぐに到着し、『野戦刀・唐獅子牡丹』で傭兵たちに斬り込む。
「ぐあ…!?」
1人の傭兵があっという間に斬り捨てられ、傭兵たちに動揺が広がる。
「これで終わりよ」
その隙を見逃さなかった魅華音は『竜飛鳳舞の流法』を発動し、自身が持つ全ての武器を、状況に応じて持ち替えて連撃を放ち、自身を狙っていた傭兵たちを血祭に上げる。
「格好ではなく、己の不明を恥じるべきですね。三流傭兵さん達」
死体となった傭兵たちに、彼女は冷たくそう言い放つのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『間違った方向のエリート狂信者』

POW   :    素晴らしき強制脱衣テク
【邪神の為、己の為、漢達の夢の為という思い】を籠めた【神業とも呼べる超人的な高速脱衣テク】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【衣服(場合により鎧や装甲)】のみを攻撃する。
SPD   :    その気になったら空だって飛んでみせる
全身を【まだ俺はこんな所で止まれないとかいう思い】で覆い、自身の【衣服への熱い執念と執着】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
WIZ   :    高速強制着衣テク(衣装内容は任意)
自身の【趣味の衣服を着させて脱がしたいという欲求】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はフィーナ・ステラガーデンです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「何と…我が親愛なる部下たちを退けたというのか!?」
 猟兵たちの活躍により、部下たちを倒されたことに驚く敵のリーダー『間違った方向のエリート狂信者』。しかし、彼はすぐに戦闘態勢に切り替える。
「ならば、今度は我がお相手しよう! この…魔法少年エリート・モンク様が相手してやるにょ☆」
そう言ってウインクした左目の前でVサインをし、可愛らしい魔法少女の衣装を着た『間違った方向のエリート狂信者』が決めポーズする。その様子を見た多くの猟兵たちは思わずドン引きしてしまうのであった。
ユキノ・サーメッティア
いや、退けたはしたけど…むしろ恥ずかし死じゃないかにゃ?
魔法少女衣装を来た男の子を知ってるけど、あっちは似合ってるけど
こいつは似合ってないにゃねぇ…

まぁ、とにかく変で強制な勧誘はNGにゃね
…勧誘みたいな物だよね?

牽制のために銃を撃ちつつ動揺させてみるのですにゃよ
最初から魔法少女衣装だにゃ、脱がそうとしたら自分の言が間違ってると
自分で認めるようなものにゃ~!
そもそも薄着寄りだから、手をかけられた時点で色々アウトな気もするけど

隙を見せたら魔法っぽくUCを使うにゃー
全力魔法+(破壊)属性攻撃+鎧無視攻撃ですにゃよ
魔法は魔法でも全壊魔法っぽいけど!



「いや、退けたはしたけど…むしろ恥ずかし死じゃないかにゃ?」
 強制的に可愛い服装を着させられて戦うことを強いられた傭兵たちを思い出し、ユキノは思わず狂信者にそうツッコミを入れてしまう。
「何を言うか! 彼らはあの服を着て、立派に戦った…。彼らは名誉ある殉教者だ!!」
ツッコミに対して、狂信者は彼らの死を悔いるように拳を握り締め、力説しながらそう言う。
「(いや、普通に不満を言っていたんだけどにゃあ…)」
ユキノはバレぬように内心でそう呟くが、気持ちを切り替えて戦闘に移る。まず、『シャルドンナー』で牽制攻撃を仕掛ける。
「ふっ、そんな弾が当たるものか! 我は彼らの思いを受け継ぎ、目的を果たしてみせる!」
それに対して狂信者は『その気になったら空だって飛んでみせる』を発動して、空中へと飛んで攻撃をかわし、ユキノに向かって高速で飛翔する。
「ちょっ…速いにゃ!?」
予想外の速さにユキノは反応しきれず、狂信者に接近を許してしまう。
「その服、脱がせてもら…むっ!?」
射程内へユキノを入れた狂信者は服を脱がそうとするが、彼の手は止まってしまう。そう。ユキノは既に魔法少女の衣装を着ていたのだ。
「隙ありにゃ!」
その一瞬をユキノは見逃さず、『インフィインティブレイク』を発動。地水火風の融合・反発しあう破壊的な力が籠った魔力弾を放つ。
「なっ…うおぉぉぉー!!」
攻撃をくらった狂信者はふっ飛んでしまい、地面へと叩きつけられる。しかし、負傷しながらもすぐに立ち上がる。流石は敵のリーダーといったところか。
「ふっ…ふふふ、油断したぞ。まさか、既に着ていたとはな…。だが…!」
彼はそう言って、ユキノが着ている服とは別に可愛らしい魔法少女の衣装を、どこからか瞬時に取り出す。
「君にはこちらの方が似合うはずだ! さぁ、脱がさせてもらおうか、その服を!!」
「…やっぱりこいつ、変態だにゃー!!」
手に持った服を見せつけるかのように力説する狂信者に対して、ユキノはそう叫ぶのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

化野・花鵺
「…モンク(武僧)ぅ?なんでモンクが表演服じゃなくて魔女っ娘なのぉ?それともこれが最近のニューウェーブぅ?」
狐、首をかしげた

「似合ってるんじゃないかなぁ?好きで着てる分さっきの人達よりは似合ってると思うぅ」
服による性差が分かっていない狐、敵リーダーを誉め?た

「んんん?脱がして、着せる?つまりぃ、隠しに山ほどせぇふく持参ってことぉ?…OK分かった了解したぁ!お前をぶっ倒してそのせぇふく全部貰い受けるぅ!せぇふくよこせぇ、ヒャッハァ!」
狐、清々しく強奪を決意した
「剣気招来」で敵の魔女っ娘服をビリビリにひん剥いて隠してある?予備制服を強奪しようとする
敵の攻撃は野生の勘で回避

「せぇふく♪せぇふく♪」



「今度は巫女な君が相手か。だが、この魔法少年エリート・モンク、決して負けるわけにはいかない!」
 次に花鵺と相対した狂信者は荒ぶる鷹のポーズを決めながらそう言う。
「…モンク(武僧)ぅ? なんでモンクが表演服じゃなくて魔女っ娘なのぉ? それともこれが最近のニューウェーブぅ?」
それに対して花鵺は狂信者が名乗る『魔法少年エリート・モンク』に首をかしげながらそう言う。
「そっちのモンクではない! 修道士という意味のモンクだ! ウィザード(魔法使い)だと何か闇っぽい感じがしたから、聖なる感じがするモンク(修道士)にしたのだ!」
花鵺の勘違いに狂信者はそう訂正を入れる。今時のモンクは武僧が多い。勘違いするのも致し方無いだろう。
「ふ~ん。まぁ、そんなことは置いといてぇ。似合ってるんじゃないかなぁ? 好きで着てる分、さっきの人達よりは似合ってると思うぅ」
訂正をそっちのけで流し、花鵺は狂信者の姿を眺めながら、そう言って褒める。
「ふっ、当然だ! 何故ならこの我が製作したのだからな! 他にもたくさん作ってある。勿論、君にも似合う服もあるぞ! さぁ、その服を脱がして着させようではないか!!」
張り切って両手をわなわなと動かしながら、狂信者はそう言う。だが、それが花鵺が動くトリガーとなった。
「んんん? 脱がして、着せる? つまりぃ、隠しに山ほどせぇふく持参ってことぉ? …OK分かった了解したぁ! お前をぶっ倒して、そのせぇふく全部貰い受けるぅ! せぇふくよこせぇ、ヒャッハァ!」
「ええっ!?」
花鵺のあまりの豹変ぶりに狂信者の方がドン引きしてしまう。そういえば彼女、制服フェチだったね。豹変した彼女は『剣気招来』を発動し、狂信者の周囲に浄化能力のある破魔の剣を召喚し、包囲攻撃する。
「うわぁぁぁ-!? 我の服がぁぁぁー!!」
「せぇふく♪ せぇふく♪」
避け切れない攻撃で負傷とともに服が破れていく狂信者を、早くボロ出して制服落とさないかなとルンルン気分で眺める花鵺であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

虚偽・うつろぎ(サポート)
世界問わず大歓迎
世界を超えての自爆活動だよ

アドリブ連携等ご自由にどぞー

登場即自爆
とにもかくにも速攻で自爆
台詞よりも活躍よりも速攻で自爆することが最優先
1歩も動かず即自爆
自爆できれば台詞も活躍もいらぬ!

何かいきなり自爆する蠢く怪奇現象
自爆という概念生物
ただ自爆するためだけに現れる存在

技能:捨て身の一撃を用いてのメッサツモードによる高威力な広範囲無差別自爆

射程範囲内に敵が1体でもいれば速攻で自爆する
自爆することが最重要
なので敵がいなくても自爆するよ
近づかない動かない即自爆
大事なのはスピード、そうスピードなのですぞー

捨て身の一撃なので自爆は1回のみ
1回限りの大爆発
自爆後は爆発四散して戦闘不能さ


唐草・魅華音
…………うん、あまりの酷さに固まってしまいました。少しだけ傭兵さん達に同情しますね、これは。
彼らの供養のために、速やかに討伐してしまいましょう。

行動はどう考えてもふざけてるけど、動きの速度は驚異的だね。
余計な武器は使わず、刀一本で交錯する瞬間を狙うよ。
【殺気】と【覇気】を発して気配で牽制を計りつつ敵との距離を保ち、手に持っていた銃を投げ捨てて刀を収めて居合の構えを取り、準備完了。
あとは敵が居合の範囲に入る瞬間を【見切り】【カウンター】でUCによる居合切りの一撃を打ち込むよ。
「……大した執念だね。引き分け、って所かな」

アドリブ(脱がし・衣装内容含めて)OK・共闘OK


斉賀・悠
アドリブも共闘も大歓迎です

「…うわぁ…」
●覚悟 を決めたら変身します(変身バンクカット可)(●恥ずかしさ耐性)
「魔法少年 エクレールが相手だっ!」(●演技)
僕はちゃんと『少年』って言ったのに、魔法『少女』って言ったから容赦しません。(確固たる意志)

指定UCを使って●空中戦 を主軸に、基本的に見切れるものだけは●見切って 避けつつ、ろっどから雷の弾(●属性攻撃/●誘導弾/●多重詠唱/●高速詠唱)を発射して攻撃します
容赦しないから更に攻勢に出ます。
真の姿になったら●破魔と●オーラ防御 で神聖さを醸し出したら、さーべる形態のろっどで●零距離射撃と●全力魔法と●衝撃波 を組み合わせて吹っ飛ばします!



「ぜぇ…ぜぇ…何という強敵たちだ…」
 先ほどの戦闘で負傷し、衣装をビリビリと破かれた狂信者。肩を上下させるほど疲労しているようだ。
「だが、こんなことで我は諦めたりせん!」
そう言った彼は瞬時に来ていた衣装を脱ぎ捨て、新しい衣装を身につける。先ほど着ていた衣装を凌ぐほど可愛らしい物であった。
「魔法少年エリート・モンク、バージョン2! 改めて相手してやるにょ☆」
そう言った彼は、最初と同じようにウインクした左目の前でVサインをし、決めポーズを決める。どうやらまだやる気のようであった。
「…うわぁ…」
「………」
そんな敵を前にしてドン引きするのは、悠と魅華音。
「(…うん、あまりの酷さに固まってしまいました。少しだけ傭兵さん達に同情しますね、これは。彼らの供養のために、速やかに討伐してしまいましょう)」
内心で魅華音はそう思いつつも、すぐに心を切り替えて戦闘開始。彼女は手に持っていた『MIKANE』を投げ捨て、愛刀である『野戦刀・唐獅子牡丹』に持ち替えて殺気と覇気で狂信者を牽制しながら、居合の構えをとる。
「ほう、そう来たか。ならば、堂々と受けて立ち、脱がせてやるまでよ!」
そう言って狂信者は『その気になったら空だって飛んでみせる』を発動し、魅華音に向かって高速で飛翔する。
「!!」
互いの間合いに入った瞬間、魅華音の刀が、狂信者の腕が交差する。互いが通過した瞬間、勝敗が明らかになる。
「ぐっ…!!」
まず、狂信者は胸から大量の血を噴き出しながら呻き声を上げ、地面に膝をつける。
「…大した執念だね。引き分け、って所かな」
一方、魅華音の方は胸の部分を隠しながらそう言う。彼女は衣装の胴体部分の大部分を破かれていたのだ。まさにどちらとも一歩引かない勝負であった。
「じゃあ、次はこの魔法少年エクレールが相手だっ!」
続いて狂信者の前に立ったのは悠。彼は魅華音が戦闘している最中に変身を済ませていた。
「何っ、我と同じ魔法少年だと!?」
「僕を君と一緒にしないでくれる!?」
彼はそう言いつつも『スーパー・ジャスティス』を発動させながら空中へ飛び立ち、魔力がこもった雷の弾を放つ。
「空中戦か、良かろう! 受けて立ってやろう!」
口と胸から血を流しつつも狂信者は戦闘意欲を衰えさせることなく、同じく空中へと飛翔し、雷の弾を避ける。
「やっぱり避けられたか…。なら…!」
悠は真の姿になることを決意し、真の姿へと変身した彼は神聖さを醸し出すオーラを発する。
「ぬうおぉぉぉー!! な、何だ、この神々しさはぁぁぁー!? ま、眩しすぎるぅぅぅー!!」
両腕で目を隠しながら、狂信者はそう言う。その隙を悠は見逃すはずもなく、一気に間合いを詰める。
「これが僕の、全力だぁぁぁー!!」
そう叫びながら悠はさーべる形態に変化させたろっどで、全力魔法の攻撃を狂信者に叩き込む。
「ぐわぁぁぁー!!」
狂信者は衝撃波とその威力にふっ飛ばされて、地面に叩きつけられる。
「これで勝負あり…かな」
「さぁ、止めを刺させてもらうよ」
「…ふっ、まさか我の想像を超える魔法少年がいたとは…。そんな彼に討たれるのなら、悔いはない」
そういい感じで、悠と魅華音が狂信者に止めを刺そうとした時であった。
「この時を…待っていたぞぉぉぉー!!」
「だ、誰っ?!」
急に叫び声がしたので、3人が声の主を探してみる。すると、狂信者の足元をよく見てみると、彼の足に絡みついた虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)がいた。というか、あなた、いつからそこにいたの?
「現場に到着して皆が敵と戦闘している間、ボスがここに来るまで、ずっとボッチでスタンバっていました…」
どこか寂しそうにうつろぎはそう言う。そして満を持して出番が来た彼がやることは1つであった。
「今こそ…自爆の時じゃあぁぁぁー!!」
彼はそう言いながら『ウツロギ』を発動し、身体から光を発し始める。ちなみにこれは無差別攻撃である。
「ちょっ…これってまさか…!?」
「僕たちも巻き込まれる感じ!?」
「なっ…わ、我は爆発オチで消されるというのかぁぁぁー!?」
3人はうつろぎの行為に慌てる。だが、カウントダウンは刻々と刻まれていき…
「いや限界だ、自爆するね!!」
「うわぁぁぁぁぁぁー!!」
かくして、狂信者はうつろぎの自爆により、止めを刺されるのであった。勿論、うつろぎはその後、戦闘不能になったそうな。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第3章 日常 『オタクの祭典』

POW   :    目当てのサークルや企業ブースに並び根気で目的の物をGETだぜ!

SPD   :    サークルで参加し己の熱意を詰め込んだ創作物や同人誌を頒布する

WIZ   :    コスプレ会場で撮影したりコスプレしたり

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 戦闘は終了し、何だかんだでとんでもないことになった会場は拓也と彼が援軍として呼び出した猟兵たちの突貫工事で見事に修復され、イベントが再開される。
「あ、お兄さん! 一緒に写真を撮らせてもらえますか?」
「ああ、構わないぞ」
白い海軍式の軍服を着た拓也は、海軍の水兵が着るセーラー服のコスプレを着た少女に記念撮影を頼まれ、それに応じる。
「ありがとうございます! うわぁ、これ友人に自慢にできるわ~!」
撮影を終えた後、少女は満足そうに笑いながら去っていく。そんな彼女を見送った後、拓也は会場を改めて見回す。
「ふむ。ドイツ軍やイギリス軍、日本軍などの定番な物の他にも、フィンランド軍やインド軍などもあるのか。これは面白そうだ」
彼は微笑みながら、歩き始める。猟兵たちもまた、それぞれイベントを楽しみ始めるのであった。
斉賀・悠
うつろぎさん…(なんとなく敬礼)
あ、もちろん僕は変身を解いて私服に戻ってるよ!

※アドリブ連携大歓迎です※

「おぉぉ… 信(※)と来てたら、色々着てたかも…」
※実弟
と言うか、漫画本一冊買うのと似たお値段でどれだけその服が機能的なのかとか書いてるものが買えるのって凄いなぁ…
「…え、売買じゃなくて、頒布?」
そ、そうなんだ…
「あくまでも、これが素敵なんだ、好きなんだ、って皆に見てもらう為にやってるのか…凄いなぁ…」(純粋なキラキラした目で頒布品を見ていく)
…え、あれ、なんで周囲の人が天を仰いでるの…?
と、とりあえず、なけなしのお小遣いで信へのお土産買っておこうっと…
「えーと、これとこれを下さい!」


唐草・魅華音
前の戦闘で服がボロボロですね。このまま帰るのはさすがに恥ずかしいですから、服を譲ってもらえるか交渉してみましょうか……
ふむ?ここの服を何着か着て、撮影会に付き合えば考えてもらえます?それならここの服にも興味ありますしお引き受けしましょう。

国の多い世界だからか、似たような服ですがデザインは豊かにありますね。こういう撮影会とか着て楽しむ、というイベントができるのも分かる気がします。……え?上司の立場でだらしない部下を罵ってください?
「さっさと立ちなさい。この程度の訓練にへばるなど、だらしなさすぎて兵士失格ですよ」
……相手がいないのに罵って何の意味があるのでしょうかね???

アドリブ・共同OK


化野・花鵺
「せぇふく♪せぇふく♪カヤもせぇふくで参加するぅ」
根本的にコミケを理解していない狐、いそいそセーラー服に着替えて戻ってきた

「ふわぁ…右を見ても左を見てもせぇふくだぁ…暦見てこなかったけど、きっと今日は一粒万倍日か天赦日に違いないぃ…カヤ一生ここに住もうかなぁ」
狐、尻尾も耳もご機嫌にパタパタしながら会場内の散策を始めた

「カヤの軍人さんだ!軍人さーん…びゃっ?!」
グリモア猟兵見かけ何も考えず大声だした狐、皆が振り向いて超びびった

「あのね軍人さん、かっこいいのでハスハスペロペロしていーですか?…じゃ誘惑してからならいーです…か?」
グリモア猟兵に駆け寄った狐、不埒を言った(強制送還なり拳固なりお任せで



「うつろぎさん…」
 早速、イベントを楽しむ猟兵ご一行。その中で私服姿に戻った悠は、先ほどのボスとの戦闘で壮絶な最後?を遂げたうつろぎに何となく敬意を表して、天に向かって敬礼する。ちなみにうつろぎは死んでいない。ただ彼は戦闘不能になっただけである。復帰したら、何処で自爆していることだろう…。
「おぉぉ… 信と来てたら、色々着てたかも…」
彼は実弟である信のことを思いながら、数々のサークルのブースを見ていく。
「お~い、そこの坊や。ちょっと覗いていかないかい?」
とあるサークルの関係者が悠に声を掛ける。そこのサークルは英軍関係の物を扱うサークルであった。
「へぇ、イギリス軍ってこんなカッコいい物もあるんだ~」
声を掛けられた悠はブースに並べられた商品や飾られている軍服のレプリカを眺めながら、目を輝かせる。
「売っている物もあるけど、無料で頒布している物もあるんだ。良かったらどうぞ」
「…え、売買じゃなくて、頒布?」
「そう。イギリス軍のカッコよさを世の中に伝えるための努力を、我々は惜しまないのだ!!」
そう力強く語るサークルの人に悠は感銘を受ける。
「あくまでも、これが素敵なんだ、好きなんだ、って皆に見てもらう為にやってるのか…凄いなぁ…」
受け取った頒布品を眺めながら悠はそう言う。その頒布品は英軍のとある特殊部隊のマークをシールにしたものであり、良く出来ていた。
「ただ、赤字覚悟でやっているのよね、俺達…」
天を仰ぐかのようにそう小さくサークルの人は呟く。同じサークルの人たちも同様に天を仰ぐかうんうんと頷く。そんな彼らを哀れに思ったのか、悠は実弟へのお土産も含めて販売品である軍服解説本とバッジを手に取る。
「えーと、これとこれを下さい!」
「ありがとうございます、合計で1800円になります!」
その後、彼は他のサークルも見て回るのであった。

「前の戦闘で服がボロボロですね。このまま帰るのはさすがに恥ずかしいですね…」
 猟兵たちがイベントを楽しんでいる中、魅華音は自身の状態を見て、悩んでいた。先ほどの戦闘で、彼女はボスに服を破かれたのである。そこへ拓也がやって来る。
「どうしたんだ…って、ああ、確か服を破かれたんだったな。確かにそれは困る状態だ」
「ええ。だから服を譲ってもらえるか交渉してみようかなと…」
「ふむ…なら、ちょっと待ってくれ」
そう言って拓也はスマホを取り出し、誰かと連絡をとる。しばらくして話し終えた拓也が魅華音に声を掛ける。
「主催者側と相談したら、君がここの服を何着か着て、撮影会に付き合えば考えてもらえるそうだ。どうだ、やってみるか?」
「ふむ、撮影会ですか…。それならここの服にも興味ありますし、お引き受けしましょう」
「よし、そうと決まれば早速、会場へと行こうじゃないか。とりあえず、移動中はこれを上に羽織っておいてくれ」
そう言った拓也は自身の軍服の上着を魅華音に羽織らせ、彼女を撮影会の会場へと連れて行くのであった。

 撮影会の準備中、拓也は撮影会の会場の外で待機していた。この時、彼は気付いていなかった。自身に忍び寄る魔の手を。
「せぇふく♪ せぇふく♪ カヤもせぇふくで参加するぅ」
イベントに参加するため、わざわざ制服に着替えた花鵺がルンルン気分で会場へとやって来る。
「ふわぁ…右を見ても左を見てもせぇふくだぁ…暦見てこなかったけど、きっと今日は一粒万倍日か天赦日に違いないぃ…カヤ一生ここに住もうかなぁ」
そんな夢物語なことを呟きながら、彼女は会場を散策する。その時、彼女は撮影会の会場の外で待機している拓也を発見する。
「カヤの軍人さんだ! 軍人さーん…びゃっ?!」
彼を見かけて何も考えず大声を出した花鵺は、皆が一斉に振り向いてビビるものの、すぐに彼女は拓也に駆け寄る。
「ああ、花鵺か。どうだ、楽しんで…おわぁっ?!」
急に抱き着いてきた花鵺に拓也は驚く。
「あのね軍人さん、かっこいいのでハスハスペロペロしていーですか? …じゃ誘惑してからなら、いーです…か?」
「………」
背筋に悪寒が走った拓也は『ブレイブ・ソルジャー』を発現させ、背後から当て身を花鵺にくらわせる。
「きゅう」
『ブレイブ・ソルジャー』の攻撃で花鵺は気絶し、拓也はそれを抱き留める。
「やれやれ…困った嬢ちゃんだ」
苦笑いしながらそう言う拓也のもとへ、着替えを終えた魅華音がやって来る。
「あら? その子は確か…」
「制服大好きな嬢ちゃんさ。ところでその軍服はどこの国のだ?」
「この服はドイツ軍の軍服だそうです。武装親衛隊の軍服を女性用にアレンジしてみた物のようです」
そう言って、魅華音はくるりと一回転してみせる。今回、彼女が着ている武装親衛隊の軍服は黒を基調としたものであり、女性用ということでズボンはスカートに変更されていたが、彼女の可愛らしさ、美しさと威厳を感じさせられた。
「うむ、似合っていると思うぞ。君の雰囲気にもピッタリだ」
「あら、褒めても何も出ませんわよ」
拓也の褒め言葉に微笑む魅華音。そこへ1人のカメラを持ったサークル関係者が現れる。
「あの…すみません。そこの軍服を着たあなたにお願いしたいことが…」
「え? 私ですか?」
指名された魅華音はサークル関係者から話を聞き、お願いを実行する。
「さっさと立ちなさい。この程度の訓練にへばるなど、だらしなさすぎて兵士失格ですよ」
「うおぉぉぉー!! 部下を蔑むかのようなその表情、その台詞! 我々の業界では素晴らしいご褒美ですぅぅぅー!!」
サークルの関係者はそう興奮しながら、カメラのシャッターを切っていく。
「ありがとうございます! 一生の宝物にします!!」
そう礼を言ってサークルの関係者は去っていく。
「…これって何か意味があったんでしょうか?」
「…まぁ、一部では需要があるそうだ。ところで、撮影会はこれから始まるんだろう?」
「ええ。国の多い世界だからか、似たような服ですがデザインは豊かにありますし、こういう撮影会とかで着て楽しむ、というイベントができるのも分かる気がします。実際、私も他にどのような物があるか楽しみですから」
「ほう、それは面白そうだ。せっかくだから見学させてもらうとしよう」
そう言って拓也は抱き留めていた花鵺をおんぶして、魅華音とともに撮影会の会場へと向かう。なお、花鵺は後に休憩所へ移動された模様。魅華音の方は交渉通りに撮影会をこなし、無事に気に入った軍服のレプリカをもらったそうな。
こうして猟兵たちはイベントを最後まで満喫するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年07月19日


挿絵イラスト