●監獄十字島に眠る蒼きメガリス
「お集り頂きありがとうございます。本日は、皆さんに探索依頼のお願いがあります」
新人のグリモア猟兵であるルネ・ロッサ(自由に生きているダンピールの黒騎士・f27104)の方から依頼の相談があるようだ。どうやら彼女の手元には、地図らしきセピアの巻紙があるのだが……。
あなた方がその地図についてまず質問すると、ルネは緊張した面持ちで説明する。
「この地図はグリードオーシャンを航海していたとある冒険家の方から譲り受けました。一見、何の変哲もない無人島の地図ですが……。どうも地図を眺めていたら、『予知』が浮かび上がったのです」
一体、どういう「予知」なのだろうか。気になる話の続きを聞いてみたい。
「この無人島の遺跡のどこかに『メガリス』が存在するようです。特徴としては、美麗に輝く蒼い宝石が沢山隠されているみたいですね。ただし、遺跡内部には安全の保証がない上に巨大な海獣の存在も予知しています。もしかしたら、『メガリス』の発見後、その海獣と秘宝の奪い合いにもなるかもしれません」
早速だが、お宝情報に一早く反応したあなた方は巻紙の地図をテーブルに広げてみた。
古ぼけて所々に穴が空いた地図だが、確かに、よく見ると淡く×印なんかもある。
そもそもこの地図に記載されている遺跡建造物は宗教的なモニュメントなのだろうか?
どうも、建物全体の構造が「十字架」のようにも見えるが……。
「そうです、遺跡の建物全体が大きな十字架になっています。地図を所持していた冒険家の話によりますと、『監獄十字島』というのがその無人島の正式な名称であるそうです。この島の遺跡が昔、監獄だった頃の名残ですね。今ではすっかり海底の廃墟と化していますが。もともとはダークセイヴァーの方から落ちてきた島なようです」
つまり今回は無人島の遺跡で秘宝(メガリス)を探索する冒険という事らしい。
さて、その島まで辿り着く為には如何なる手段を用いるのだろう?
「目的地へは鉄甲船を利用して航海して頂きます。道中、長旅になりますからまずは整備からお願いします。具体的なメンテナンス内容は皆さんにお任せしますので、それぞれお好きなように船の整備を手伝って下さると助かります」
折角の長旅の付き合いになる船だ。念入りに準備を整えておくのも悪くはないだろう。
ルネは宝の地図と鉄甲船の紹介状をあなた方に手渡した後、笑顔で送り出した。
「秘宝探索の冒険は危険な依頼になるかもしれませんが、どうかお気をつけて。皆さんのご成功を祈っています」
ヤタ・ガラス
はじめまして、マスターのヤタ・ガラスです。
夏らしく海洋の冒険譚となります。
無人島の遺跡からお宝(メガリス)をゲットするお話です。
第1章『鉄甲船大整備』は【日常】です。
目的地である海底遺跡無人島(監獄十字島)に向けて、鉄甲船で航海します。
特別製の鉄甲船とはいえ、長い航海で色々と不具合が出てくるかもしれません。
担当に分かれ、時間をかけて整備してみてはいかがでしょうか?
第2章『海底遺跡探索』は【冒険】です。
航海の末、海底遺跡無人島(監獄十字島)に到着です。
その名の通りの無人島の遺跡で探索します。
危険を乗り越えてメガリス(美麗に輝く蒼い宝石)を見つけ出しましょう。
第3章『ケートゥス』は【ボス戦】です。
秘宝(メガリス)を狙うコンキスタドールが出現します。
巨大海獣との激闘に備えましょう。
無論、メガリスは守り抜きます。
それでは、良き冒険がありますように!
第1章 日常
『鉄甲船大整備』
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POW : 船底の牡蠣殻取りは任せろ
SPD : 帆やロープはこっちでやっておくよ
WIZ : 腐植止め塗料の塗りなおしも必要だね
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天星・雲雀
「船大工の知識はないので、お船にくっついてるフジツボと貝を採ってますね。食べれるものがあればよいのですけど・・・」
「あ、通信機やソナーの調整、ブラックボックスなど、電子機器の修理が有りましたら、声をかけてください。出来る限りの事はしてみます」
【行動】UC光の粒子を凝縮した操り糸で、舵やスクリュー、船底などに付着した貝を削ぎ落としていきます。繊細な動かし方が可能なので、船体には傷を着けません。
電子機器の修理等が有りましたらやります。未知のパーツであっても、ある程度の構造は、推測および解析が可能かと。
あと、削ぎ落とした貝に食べられる物があれば、狐火の『オトモ』に焼かせて、いただきます。
(アド歓迎)
シエラ・ヴァレンティーヌ
【WIZ】
※他にいなければ『氷薔薇のレイピア』を話相手に
美麗に輝く蒼い宝石……ね。
売ればお金になるかしら。あら、夢がないとでも言いたそうね。
仕方ないじゃない。私には『夢を見る』より『お金を稼ぐ』よ。
王国は貧しいのだから……。
まずは鉄甲船を整備するのね。
私は『腐植止め塗料の塗りなおし』を担当するわ。
「風の精霊よ、力を貸して」
それで何をするのか、ですって?
どんなに重い積み荷も大きな機材も、風の精霊の[空中浮遊]の力で浮かせてしまえば楽に移動できる。つまり、それで邪魔な物を退けたり足場を作ったりすれば、隅々まで塗料を塗る事ができるわ。
そうね、塗料が衣服に垂れるのも防いでもらいましょう。
※アドリブ歓迎
仲佐・衣吹(サポート)
私ことウォッチが対応致しましょう
執事のように礼儀正しく丁寧口調の人格
常に微笑みを絶やさず立ち振る舞いはスマート
調べ物や相手から信用を得ることが必要ならば適任でしょう
あー……少々吃驚したり怖かったりするアクシデントには弱いのですけれど
数秒固まった後に、微笑みと口八丁で誤魔化すのは得意ですよ
アイテムやユーベルコードはその場に応じて選んで下さって結構ですよ
マチルダ・メイルストローム
【POW】
無人島に隠された財宝、いやー楽しみだ! 別の世界に元々あったものなのか、こっちの世界の物を誰かが隠したのか……あぁ、早く実物を拝みたいもんだ。
まだ距離はあるんだし焦ってもしょうがない。
無事に着けるよう船の整備をやっとこう。
この世界でよく見かけるのとはタイプが違うが船のことなら任せな。
あたしは船底の牡蠣殻取りや必要なら修繕、補強をやっとくよ。深海生まれのあたしにゃ息継ぎも必要なければ水中での行動に支障もないから適任だろう。
一通り修繕が終わったら航海や操船の手伝いをしてるよ。
島と島の間は大体異常な海流や気象で荒れてるからね。
ま、あたしにとっちゃ慣れたもんだ。文字通り大船に乗った気でいな!
●塗装班
晴天の蒼空と颯爽な潮風が気持ち良いとある午前。
本日、猟兵達は監獄十字島へ航海する為の船整備に取り組む。
「鉄甲船のデッキを整備するという話だけれど……。私は塗装班の担当だったわね」
シエラ・ヴァレンティーヌ(出稼ぎプリンセス・f27820)は腐食止め塗料のバケツを抱えながら船上のデッキへと上がって来た。
鉄甲船のデッキ板が痛んでいる箇所を各所で確認できるが、それ以上に物が雑多にある。
積み重なったコンテナ、絡み合ったロープ群、転げている樽や瓶の数々……。
「風の精霊よ、力を貸して」
シエラは追い風の助力を得て空中に浮遊しながらデッキ掃除を開始する。
空からであれば散見した物を俯瞰できる上にコンテナや樽も持ち上げ易い。
「……さて、こんなところかしら? いよいよ腐食止めの塗料を板に塗れるわね」
シエラ達塗料班はブラシを取り出して塗料入りのバケツに漬ける。
腐食で痛んでいそうな板へ丁寧に塗料を塗り込んで地道に作業していく。
やがて休憩の時間となり、シエラは隣にいる猟兵の子と談話する。
「美麗に輝く蒼い宝石のメガリス……ね。売ればお金になるかしら。あら、夢がないとでも言いたそうね? 仕方ないじゃない。私は『夢を見る』より『お金を稼ぐ』方が大事なのよ。故郷の王国は貧しいのだから……」
そんな会話をしている最中、シエラの相棒である『氷薔薇のレイピア』が微かに笑っていたかもしれない。このレイピアには意志があるらしい。
「では、休憩は終わりね。残りの塗装も手早く片付けてしまいましょう」
●帆上げ班
まだ午前の涼しい時間帯ではあるが日差しはそれなりに強い。
デッキに上がった仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)は帆上げに向かう。
いや、彼の名は「ウォッチ」の方がより正確かもしれない。
今は、執事のように礼儀正しく丁寧な「彼」の人格が出ているからだ。
「まずは船の帆をしっかりと上げないといけません。帆に繋がるロープを引けば良いと思うのですが……。あー……、これがそのロープでしょうか?」
帆の真下で大蛇のようにとぐろを巻いているロープを発見したウォッチ。
彼がロープを忙しく手繰り寄せると……。
「ミュー、ミュー!」
「あわわ!?」
ウミネコが隠れていたらしく、これには流石にウォッチもびっくり仰天、硬直した。
数秒間、カチコチの姿であったが、そこは爽やかな微笑と口八丁で慌てて取り繕う。
「ははは、愛嬌のある可愛らしいウミネコですね?」
アクシデントには弱いウォッチだが、気を取り直して帆上げに取り掛かる。
同じ班の猟兵仲間達と連携してロープを頑張って引き、帆の位置を精密に調整する。
真面目な性格の彼は作業を着々とこなすのであった。
「ふう、こんなもので上出来でしょうか? 皆様、ありがとうございます」
真っ白な帆が潮風に吹かれて広々と蒼空を泳ぐ。
上げたばかりの帆からは心地良い日差しが覗いていた。
ウォッチは静謐に目を閉じて天に祈った。
「準備に万全を尽くしました。良き航海となりますように……」
●船底掃除班
船上での作業が開始されたと同時に船底での掃除も始まった。
幾多の航海を成し遂げた歴戦の鉄甲船の底には数多の貝殻が溜まっている。
「無人島に隠された財宝、いやー楽しみだ! あぁ、早く実物を拝みたいもんだ。ま、無人島までかなりの距離があるんだし焦ってもしょうがない。無事に着けるよう船底の掃除をやっとこうか?」
セクシーな海賊衣装に身を包んだマチルダ・メイルストローム(渦潮のマチルダ・f26483)が船底へ向かう。ちなみにこの衣装は水着ではないが、水中でも移動が難なく出来る優れものなのだ。セイレーンの海賊である故か水中作業はかなり得意であるとの事。
「そうですね。楽しみですね、マチルダさん。自分もお船にくっついてるフジツボと貝を取りに行きます。食べれるものがあればよいのですけど……」
一方、こちらはスクール水着を着用している天星・雲雀(妖狐のシャーマン・f27361)である。掃除用の媒介道具を抱えて共に船底へ向かう。水辺で小手先の器用さが発揮出来ると良いのだが。
船底周辺へは小型ボートに乗って接近する。
雲雀とマチルダはペアで行動しているが、ここから担当を分けての行動に移る。
ボートから船底側面に近づいて作業をするのが雲雀の役目。
実際に海中まで潜って船底で作業するのがマチルダの役目だ。
「船底側面にはやはり貝の類がぎっしりですね……。手早く削ぎ落してしまいますか」
雲雀の手元からは必殺の光粒子の糸が繰り出された。
透明に煌めく複数の糸が宙を舞って標的の貝殻を精密に切除する。
「うん、船体を傷付けていませんね? ここの側面は全部きれいにしてしまいましょう」
雲雀は光の糸で貝殻やフジツボを切除してはバケツに集めて入れた。
あとで海の幸が食べられれば幸いと。
雲雀が側面の掃除をこなす傍ら、マチルダは深海で作業に取り組む。
作業用ナイフで船底の牡蠣殻を切除しては、腰元の袋へと回収する。
水中での機動力に優れた上、息継ぎすら必要ない彼女は正に適役だ。
(おや? ここの船底、パーツが剥がれているな?)
マチルダは船長から修繕用のパーツも事前に幾つか貰っていた。もし、船底が損傷していた場合、潜ったマチルダが替えの新品パーツに取り換える事が出来るからだ。
(これで、よし、と……。他も見て回るか……)
作業後、船底掃除班が海岸の砂浜に集まって焚火を始めた。
焚火の一角では雲雀の狐火である『オトモ』も火力として加勢していた。
「はぐはぐ……。思ったとおり、新鮮な焼き牡蠣は美味じゃん?」
雲雀が大きな牡蠣殻を割ってアツアツの牡蠣をリラックスして食べている。
そこに仕事を終えた塗装班と帆上げ班のメンツも集まって来た。
「あら? 美味しそうな焼き貝ね?」
「おや? 良い匂いがすると思ったらバーベキューでしょうか?」
羨ましそうに眺めていたシエラとウォッチの手元にマチルダが焼き牡蠣を差し出した。
「ほら、食べな? 冷めないうちにガブリといきな!」
礼を述べた二人が嬉しそうに焼き貝を受け取って早速、頬張る。
貝は沢山あるので、マチルダも次々と豪快に頬張った。
猟兵達の堅実な整備仕事の甲斐もあり、鉄甲船の出航する時刻は定刻通りだ。
船の操縦室では船長とクルーが定位置に就いている他、マチルダもいる。
海賊仕込みの航海術に精通しているマチルダも航海の手伝いをするようだ。
「あたしにとっちゃ異常な海流や気象も慣れたもんだ。文字通り大船に乗った気でいな!」
いよいよ監獄十字島へ向けて出発進行。
蒼きメガリスの財宝を巡る冒険譚が出航と共に動き出した。
成功
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第2章 冒険
『海底遺跡探索』
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POW : 息が続く限り根性で探索する
SPD : 呼吸できる道具を持ち込み探索する
WIZ : 遺跡を調査して効率的に探索する
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●海底遺跡の探索開始
猟兵達が入念に整備した鉄甲船は長旅の末、無事に「監獄十字島」へ到着した。
グリードオーシャン沖の寂れた無人島では廃墟と化した旧監獄が待ち構えていた。
巨大な十字架構造の不気味な旧監獄は「海底遺跡」と成り果て半壊し蒼海に沈没している。
鉄甲船から降りたあなた方は、まずは現状を把握する為に無人島の偵察を開始した。
どうやら、「海底遺跡」の半分は既に「海底」に沈没しているが、残り半分は「地上」に残存している。
遺跡を隈なく探索するのであれば、「海底班」と「地上班」に分かれた方が効率的かもしれない。
グリモア猟兵から貰った古き地図によると、目標である秘宝の在り処と思しき場所は「海底」にも「地上」にも淡い×印で存在している。
つまり、海陸の「どちら」で探索しても蒼き「メガリス」を発見する事は期待出来そうだ。
そうであれば、各自、得意な箇所で特技を活かした探索に取り組むと良いかもしれない。
時刻を確認すると、淡い日差しが強くなり掛ける頃の午前過ぎ。
支度が出来次第、すぐに探索へ出発して、日没前には船へ帰還したい。
グリモア猟兵の「予知」によると「遺跡内部には安全の保証がない」程に危険との事。
半壊した旧監獄という場に整えて、十分に警戒して、探索には取り掛かりたい。
そして、あなた方は旧時代のダークセイヴァー造りの監獄跡「海底遺跡」へ歩みを進める。
遺跡奥からは冒険の高揚に加えて得体の知れない悪寒すらも感じられる。
その魔境を乗り越えた先には、きっと、蒼き秘宝が解放を待ち侘びている事だろう。
***
●マスターより
こんにちは、マスターのヤタ・ガラスです。
第2章開始にあたり少し補足しておきます。
まず、参加について。
第1章に参加されていなかった方も第2章から参加可能です。
第1章が不参加だった方は、当時はどこかで船整備をしていてその後、乗船して無人島まで来たという話にしておきましょう。
もちろん、引き続き参加される方も途中から参加される方もどちらも歓迎です。
次に、遺跡について。
「海底遺跡」となっていますが、遺跡は「海底部分」も「地上部分」もあります。
「海底部分」でも「地上部分」でもどちらを探索されても問題ありません。
特に海中での行動が不得意な方は選択肢「WIZ」を選ぶと「地上部分」の探索が出来ます。
選択肢「WIZ」で「海底部分」を探索されても問題ありません。
なお、魔物と戦闘する「ボス戦」は次回です。
最後に、宝の地図について。
第1章の冒頭でルネ(NPC)から「宝の地図」を皆さんは受け取っています。
この1枚の地図ですが、参加者全員にコピーの地図が配布されました。
アイテム「宝の地図」は1PCにつき1枚、シナリオ内で自由に使用出来ます。
なお、第2章クリアに関して「メガリス」の最低獲得数はありません。
以上が連絡事項でした。
皆さんの良き「プレイング」をお待ちしています!
天星・雲雀
【WIZ地上】
「我々狐火調査隊は、監獄遺跡へと足を踏み入れたのであった。
かわいい雲雀ちゃんのために蒼い秘宝を持ち帰るぞ!おー」
オトモA(ダレモソンナコトオモッテナイ)
オトモB(アテレコオツ)
「オトモ!自分を中心に他一定間隔で展開、暗がりを照らして。怖いなら無理に遠くへは行かず。自分の傍に展開して。冒険したい子は、遺跡内を自由に調べて、罠の発見と解析および秘宝と安全なルートの確保に当たって!」
【行動】UC狐火の『オトモ』達には予め地図を見せて、宝の位置を覚えてもらいます。
宝箱などに鍵とかが掛かっていれば、UC別の一面で【防具】赤義眼の初期技能鍵開けの値を100にして、罠を警戒して慎重に開けます。
仲佐・衣吹
地上班
引き続き私ことウォッチが表に出ます
とはいえ今回の任務は探索
危なっかしいですが人手を増やしましょう
お願いしますよ、ベスト
二手に分かれて調査しつつ
危険個所は先陣を切るでしょうから、そのフォローに回ります
(私もその方が冷静に動けますから)
オッケーお任せ!
分身を預かるのは僕ことベストだよ
この身体なら怪我しても大丈夫だし
危ない箇所を担当。ずんずん突き進んでいくよ
ちょっと怪しそうな場所にはルーンカードを投げつけて、炎や風で爆発!
うわあ!? 崩しすぎた?
ま、おかげで巻き込まれなかったし、結果オーライ!
…………次やる時は、ひと声かけて下さいね
ジャスティス・ボトムズ(サポート)
★アドリブ大歓迎
正義を執行することに全力を注ぐぜ。
敵と認識した相手は叩き潰す。
それが俺の正義だ。
俺は闘争や探索などあらゆるものをシンプルに考えて行動するのを好む。
戦い方は武器での攻撃と素手での格闘を敵を見て使い分けている。
物事はシンプルに考えて動いた方が白黒ついて分かりやすくなるってもんさ。
正義を執行するという意志は俺にとって絶対だ。
何があっても絶対にこれだけは曲げないぜ。
やること決めたら後は全力で突っ込んでいくだけだぜ。
技能は怪力、鎧砕き、存在感を使って力で問題解決を目指す。
正義を執行するのにはパワーをフルで発揮するのが俺好みだぜ。
正義の力で敵を叩き潰して、優しさを持って民間人に接するぜ。
●地上班
――こうして我々、狐火調査隊は、監獄遺跡へと足を踏み入れたのであった。
――天星・雲雀(妖狐のシャーマン・f27361)
「かわいい雲雀ちゃんのために蒼い秘宝を持ち帰るぞ! おー」
先頭を切るのは、皆に気合を注入している元気な雲雀である。
本日、雲雀は地上を探索する班である「狐火調査隊」の隊長を務めているのだ。
彼女の左右の傍らで狐火達が呼応するかのようにほんのりと炎を噴火する。
(ダレモソンナコトオモッテナイ)
紅に燃え盛るオトモAがすかさずにツッコミを入れる。
(アテレコオツ)
蒼き炎が揺らめくオトモBは冒険の陽気に高揚しているのだろうか。
「おー……! です」
隊長に続く仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)も楽しそうに右手をグーにして挙げて、小さく気合の声を上げる。
今の彼は「ウォッチ」の人格である。
「おー! オッケーお任せ!」
ウォッチの隣にはもう一人のウォッチが……いや、こちらは別人格の「ベスト」だ。
ベストはUCの力によって分身の身体で行動を共にしているのである。
ある意味で対照的な雰囲気のこのコンビは、ベストが「アタッカー」でウォッチが「サポート」という役割に分担されている。コンビプレイの連携が期待される所だ。
「おう! 今日はよろしく頼むぜ」
最後尾でゆったりと歩くのはジャスティス・ボトムズ(正義の執行者・f22965)である。
巨大なブレードを肩に担きながら、遺跡の周囲を警戒して歩みを進めている。
本日の危険な探索では彼の力技が遺憾なく発揮される事を期待したい。
地上班は、かつて監獄であった屋上辺りから探索を開始している。
開始数分は屋上部分から問題なく進めたが……。
下の階へ向かうとある階段扉の前で立ち止まる事になる。
雲雀が地図で確認した所、この頑丈な扉を突き破れば下の階に秘宝があるらしいが。
さて、どうすれば?
「物事はシンプルに考えて動いた方が白黒ついて分かりやすくなるってもんさ」
ジャスティスが担いでいた重厚なブレードを抜刀して上段の構えを取る。
彼の全身から黄金のオーラが燃え盛り、熱い力が一気に駆け上がっていく。
「おらあ!!」
監獄特有の頑丈さを誇る大きな扉は正義の一撃により爆音を立てて崩壊した。
ジャスティスのパワフルな粉砕の前には流石の監獄扉も意味を成さなかったのだろう。
ともかく、これで下の階へ無事に降りられる。
階段を下っていくが、何分、もうかなり永い年月の間、使用されていない監獄だ。
雲雀に暗視能力があると雖も、この仄暗い通路をずっと歩いて行くのは気が引ける。
今度は雲雀がオトモを使役する出番である。
「オトモ、暗がりを照らして! Aは自分を中心に一定間隔で火炎の灯りを展開。無理に遠くへは行かずに。Bは遺跡内を先行して調べて。罠と秘宝の発見や安全なルートの確保に当たって!」
仄暗い通路は狐火達の助力により前進できる程度には点灯された。
雲雀が改めて地図を確認すると、引き続きここを先に進むと最初の×印があるとの事。
やがて最初の×印の地点に辿り着くと……。
そこは拷問部屋だったのだろうか、何処か空気が一層におぞましい。
既に動くはずがない拷問トラップが突然、カタカタと作動し始めると……。
「おっと、危ないね!」
隊列の中衛にいるベストがルーンカルテを懐から差し抜いて連続投擲する。
煌めくカルテが火炎や疾風の轟音を立てて誤作動したトラップを猛攻した。
「うわあ!? 崩しすぎた?」
決して、ベストの手元が狂った訳ではない。
ただ、勢いある爆風により周辺のトラップまで壊し飛ばしてしまい……。
「皆様! ご無事ですか?」
相棒の計算違いをフォローするかの如く、ウォッチが即座に前に出て盾となる。
「ま、でも、おかげで拷問トラップが全部なくなったし、結果オーライ!」
爽やかに弁解するベストに対してウォッチがやれやれと微笑しながら苦言。
「…………次やる時は、ひと声かけて下さいね」
トラップ騒動の後、部屋の奥へ進むと複数の宝箱が出現した。
雲雀が古びた宝箱のひと箱の前にしゃがみ込んで解析を始める。
左目の赤い義眼を鮮やかに光らせて罠か否かの真実を見抜く。
「これ、罠です。触らないで下さい。で、あっちの箱が……」
雲雀が器用に手元の針金を駆使してもう一つの宝箱を解除すると……。
「おー、この美しい蒼色の輝きはまさに……?」
雲雀が息を呑んで瞳を輝かせて覗き込む。
秘宝である蒼きメガリスの宝石が宝箱には詰まっていたのである。
「よっしゃあ、メガリス発見だぜ。ところで、その箱、ちょいと重くねえか? 俺に貸せ。担いでいってやるから」
こういう力仕事であればジャスティスに全振りして任せた方が得策であろう。
「まずは発見成功ですね。さて皆様、ひとまずキャンプベースの方に引き上げましょうか?」
「そうだね。じゃあ、残りの皆で、宝箱とジャスティスを護衛しながら帰ろうか?」
ウォッチとベストの提案に他の皆も異存はなく、皆で来た道を引き返す事に。
その後、キャンプベースに宝箱を置き、次の×印を目指してもう一回戦の探索へと挑む。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
シエラ・ヴァレンティーヌ
【WIZ】
※「海底班」で行動
※アドリブ歓迎
水中行動はお手の物?
まさか、生粋のセイレーンのようにはいかないわ。
精霊の助けがなければ忽ち海の藻屑よ。
(具体的には、風の精霊の力[空中浮遊・吹き飛ばし]で空気の幕で衣服や地図ごと身体を覆ってもらう、水の精霊の力[深海適応・水中機動・遠泳]で水圧や浮力を和らげてもらう、という感じ)
この遺跡、昔は監獄だったのね。
長居したい場所ではないけれど……ふふっ、そうね。
そんなこと、あなた達(海の生き物)には関係ないものね。
少しお邪魔させてもらうわ。
遺跡内の精霊達から(礼儀正しく)情報を集めながら、地図を参考に遺跡を隈なく探索するわ。
地図の×印探索は最後がいいかしら。
マチルダ・メイルストローム
※海底班
よーし、それじゃ行くか! 当然あたしはこっちだ。
この島がここに落ちてから時間も経ってるだろうし元々が監獄、明かりは期待できそうにないが、深海だって同じことさ。この程度の闇でこのあたしが止まると思ったら大間違いだよ!
【ディープシー・センス】を使用、水の流れを肌で感じることで周囲の地形を把握しつつ、近付いてくる鮫なり怪物なりがいたら秘宝「メイルストローム」と秘宝「シー・ミストレス」で排除しながら地図で示された場所に進むよ。
潜るのも泳ぐのも戦闘も、あたしにとっちゃ何の苦でもないね。息継ぎ? 深海生まれの種族にそんなもんいるわけないだろう。深海生まれをなめんじゃないよ!
●海底班A
「この遺跡、昔は監獄だったのね。長居したい場所ではないけれど……ふふっ、そうね。そんなこと、あなた達には関係ないものね。ところで、蒼い宝石のことなんだけれど……」
シエラ・ヴァレンティーヌ(出稼ぎプリンセス・f27820)は蒼海の真上にて、精霊の力で浮遊しながらウミネコ達と会話していた。ウミネコ情報によると、ここの真下で時々、輝く蒼色が光を反射しているらしい。地図によると、確かにここの真下は×印の箇所に該当している。
宝の在り処に目星がついたシエラはそのまま真下へダイブ・イン。
水の精霊の加護によって海中での機動や遊泳も問題なく探索を進められる。
着用している水着も競泳に適したタイプなので泳ぐのがより一層楽だ。
(水中行動はお手の物? まさか、生粋のセイレーンのようにはいかないわ)
シエラが潜った場所は旧監獄の中でも牢獄のとある一角であった。
牢獄の格子には鍵が掛かっているようで閉鎖している。
(風の精霊よ、力を……)
シエラが念じると、海中に旋風が巻き起こる。
風圧によって牢獄の格子扉を一瞬で吹き飛ばしてしまった。
勿論、中にある秘宝までは風撃が及んでいない。
(これが秘宝かしらね……?)
とある瓶詰群のひと瓶の中で蒼い宝石が輝いていた。
そして、その瓶は錆びている巨大な貝の中に際どく挟まっていた。
(壊すのが一苦労かしら。壊したと同時に瓶が壊れて宝石が飛び散りかねないわね……)
思いを巡らせたシエラは、上位精霊の呪文を詠唱して眼前の無機物へ術を施す。
一時的ではあるが、貝殻の残骸が深海の精霊と化したので対話を始める事が出来た。
「よかったら、そのお口の中にある宝石を譲って貰えないかしら?」
深海の精霊がシエラの心へ静かに想念を送る。
(蒼き宝石は貴女が解放してあげて……)
蒼きメガリスを瓶ごと入手したシエラは、地上へと一度、引き返すのであった。
●海底班B
「よーし、それじゃ行くか!」
マチルダ・メイルストローム(渦潮のマチルダ・f26483)は危険な難所へと進む。
事の始まりは、皆で「宝の地図」を眺めて相談していた時。
どうも「庭園」という所に大きな×印が付いていた。
しかし一体、深海の最深部とも言える場所へ誰がどうやって行けば良いものか。
「あたしが行くよ。むしろ、あたし以外、そんな難所は行きづらくないかい?」
水中移動に関しては魚そのもののような機敏さでマチルダは潜って行く。
セクシーな海賊衣装もまるで水着の如く水泳の邪魔にならない。
彼女は水の流れを肌で感じる事が出来るので周囲の地形を把握しつつ遊泳が可能だ。
やがて海底の深部に近づく程に蒼空からの明かりが絶えて常闇に包まれていく。
(この島がここに落ちてから時間も経ってるだろうね。元々が監獄、明かりは期待できそうにないが、深海だって同じことさ。だが、この程度の闇の暗さでこのあたしが止まると思ったら大間違いだよ!)
何という事はない。
視界が悪くても肌感で構造を把握しているので真っ直ぐに「庭園」へ行軍出来る。
もっとも、深海に進めば進む程、海洋生物も危険な類が増えているようだ。
時には、狂暴な深海魚がマチルダを発見して強襲するが……。
(お、危ない! させないよ!)
マチルダは愛用のメガリスを駆使して深海魚と格闘する。
一匹は海流を操る剣で押し退けて、もう一匹は銃撃で撃退した。
(潜るのも泳ぐのも戦闘も、あたしにとっちゃ何の苦でもないね。深海生まれをなめんじゃないよ!)
マチルダは最深部の「庭園」へ降り立つと花壇らしき所で蒼い光の先端を発見した。
どうやら、蒼きメガリスが埋め込まれているらしい。
(よーし、掘り起こすか……)
比較的大きなサイズの蒼きメガリスを入手したマチルダは一度、引き返す事にした。
難所はクリア出来たので、後は他の海底班で困っている人を助けて回った。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
スコッティ・ドットヤード(サポート)
外見はどう見ても女子、性格は年相応の活発な男子のサイキッカー。
口調は城〇内君みたいな感じ。友情に厚く義に厚く、明るくてギャグもこなせます。年相応にお色気に弱いです。
両親を4年前に亡くし、それ以来妹と二人で生き延びてきた経験から、小さい少女を見ると世話を焼きたがります。
また、困っている人を見捨てられない性分です。
攪乱や陽動に使えるUCが主体で、戦闘でも前に出るよりも周囲の援護に回ることが多いです。
主な武器はE&F、左手から電撃、右手から炎で攻撃します。
料理が得意ですが、料理系のUCは戦闘では使いません。
戦闘でも日常系でもどんなシナリオでも参加OKです。
よろしくお願いいたします。
●支援班
探索は「地上」と「海底」に分けて行われているが、探索班を「支援」する班もある。
ファイヤーパターンのトランクス姿で上にクリーム色のパーカーを羽織っているスコッティ・ドットヤード(どこからどう見ても女の子な少年・f20279)は海釣りをしていた。
「よっしゃあ、また釣れた。赤身魚も白身魚もたっぷり手に入ったぜ」
彼の釣りの腕前が良いのだろうか、それともよく釣れる穴場なのだろうか。
それはともかく、釣りを続けていると……。
「おおっ!? でかい、こいつは、でかいぜ!!」
ついに海のヌシを釣り上げてしまったのだろうか?
リールを回すが、釣り竿を引き上げるが、一向に得物は上がらない!
「な、なんだ、これは
……!?」
残念、釣り上げた先にあった物はヌシではなくゴミの山である。
しかし……太陽光に反射して、一瞬、蒼く煌めく何かがあった。
「え? これ、まさか、蒼きメガリスじゃねぇか?」
偶然だが、スコッティは釣りの最中にメガリスを一個手に入れてしまったのだ。
釣りを終えた支援班は浜辺で調理の支度へ移る。
お腹を空かせて帰って来る他の班の仲間に料理を振る舞うべく奮闘する。
スコッティは愛用のエプロンの帯をぎゅっと締め、二刀流の包丁捌きを冴え渡らせる。
「A班は、揚げ物を頼むぜ。B班は、刺身を作るからその魚捌いておいてくれ。C班は、この鍋でスープを作るからかき混ぜをよろしく」
スコッティがてきぱきと指示を出して、班仲間と共に次々と海鮮料理を形にしていく。
各料理が程良く仕上がる頃に他の班が続々と帰還した。
●宴
「冷めた体には温かいスープが一番ね。魚介類のダシが素晴らしいわ」
「ああ、ダシも旨味があるが、具の深海魚なども逸品だ」
水辺上がりのシエラがスープを上品に啜り、マチルダが具を頭から思い切り食べる。
「はふはふ、焼き魚、ちょうど食べ頃じゃん……」
雲雀がこんがり焼けた白身魚に嬉しそうに食らいつく。
「お、フィッシュバーガーだよな? どらどら……な、なんと!?」
ジャスティスも好物のバーガーに噛り付くがこれはサクサクでジューシーだ。
「ふうむ、新鮮で歯応えの良いお刺身ですね?」
「こっちのフライも味わい深いよね」
ウォッチとベストも豊富な魚料理に舌鼓を打っていた。
「じゃんじゃん食べてくれよな?」
スコッティは料理を提供しつつも、彼自身も海鮮の美味を楽しんでいた。
探索班や支援班の皆が満足そうに海鮮料理を平らげて物語は終幕へと向かう。
蒼きメガリスの秘宝を巡る「探索編」はひとまず無事に幕が下りたのであった。
成功
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第3章 ボス戦
『ケートゥス』
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POW : カファルジドマの嵐
【電気伝導率の高い雨と雷】を降らせる事で、戦場全体が【雷を伴う大嵐】と同じ環境に変化する。[雷を伴う大嵐]に適応した者の行動成功率が上昇する。
SPD : バテン・カイトスの雷霆
自身の【周囲に漂う双つの極星】が輝く間、【翅の様な発電器官から放つ体内電流】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ : ステラ・ミラの群れ
【不思議な色のヒトデの群れ】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
👑11
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●巨大海獣、現る!
蒼き財宝の「探索」は骨の折れる局面もあったが、順調に前進した。
地上でも海底でも「探索班」が優秀に働いてくれた。
そしてその「探索班」を陰で支える「支援班」の働きにも抜かりはなかった。
獲得したメガリスの量は既に十分。
皆が、海鮮料理の宴を撤収して、鉄甲船へと帰還しようとしたその時……。
――キャオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
海洋沖から獣の咆哮が鳴り響いた。
巨体の海獣が凄まじい勢いで大海原を泳ぎ抜けて浜辺へと突進して来る。
まるで鮪とも鯨ともつかないその異形だが、この海獣は間違いなく……。
最後の最後でコンキスタドールのケートゥスが登場である。
海獣は浜辺へ上陸するや否や、蒼きメガリスを集めた宝箱を狙って襲来!
幸い、最初の一撃はあなた方が間一髪の所で防いだので秘宝は無事だ。
すると海獣は態勢を立て直すべく、一度、海底へ身を引いた。
今の襲撃で一つだけ、明らかな事実がある。
このコンキスタドールは蒼きメガリスを欲しがっているという事だ。
海獣側の詳しい事情はわからない。
あるいは、そもそも事情ではなく本能でそうしているのかもしれない。
ともかく、この海獣を撃退する事が今回の冒険の最後の一仕事で間違いはない。
冒険の最終章の結末は、猟兵のあなた方の闘争に委ねられている。
***
●マスターより
こんにちは、マスターのヤタ・ガラスです。
第2章の「探索」お疲れ様です。
いよいよ最終章になりますが、軽く補足しておきます。
・途中参加もちろんOKです。
・「陸」「海」「その他」、どの位置で戦ってもOK。
皆さんの初期位置は、第2章「リプレイ」で宴をしていた「浜辺」です。
1体の大きなボスを相手に全員で一緒に戦闘する感じです。
ちなみに敵ボスは「海」が得意で「陸」では磁力で空を飛びます。
・敵ボスを撃退しましょう。
蒼きメガリスを守り抜きましょう。
全部取られたら負けです。
以上が連絡事項でした。
皆さんの良き「プレイング」をお待ちしています!
マチルダ・メイルストローム
あたしの宝を狙ってくるとはいい度胸だ、海の藻屑になって後悔しな!
当然あたしは潜って戦う。
あいつも海が本領みたいだけど、飛ばれるよりは戦いやすいし誰かが海で戦わなきゃまたさっきみたいに逃げられるだろう?
【ゴースト・フリート】を呼んで大砲の準備を指示したらケートゥスを追う。あたしがあれを追い立てるまでに大砲の準備を終わらせときな!
秘宝「メイルストローム」の海流を操る力でヒトデどもを押し流しながら水中機動でケートゥス相手に水中戦。こいつがただの剣じゃないってこと、教えてやるよ!
秘宝「メイルストローム」での剣術と秘宝「シー・ミストレス」の銃弾で海上に追い立ててゴースト・フリートの大砲をお見舞いするよ。
●海中戦
「あいつも海が本領みたいだな? だったら、誰かが海で戦わなきゃ、またさっきみたいに海中へ逃げられるだろう?」
マチルダ・メイルストローム(渦潮のマチルダ・f26483)は先程の奇襲時の事を自省して、戦闘が開始するや否や蒼い海へ潜水した。
そして、鋭利に輝くガラス瓶の幾つかを海上へ逃がした。
「頼んだよ、配下共。あたしがあれを誘き出すまでに大砲の準備を終わらせときな!」
海獣の方も配下のヒトデらを次々と出現させて女海賊へ強襲させる。
ヒトデの群れが流れ込んで襲来しようともマチルダは不敵に笑う。
「そう来たかい? こいつがただの剣じゃないってこと、教えてやるよ!」
マチルダが湾曲した刃の秘宝刀を煌めかせて応戦する。
秘宝刀には海流を操る力がある為、ヒトデの群れが遠方へ押し流されてしまった。
「とうっ!」
ヒトデ攻撃の失敗で慌てる海獣の腹部へ擦れ違い様に鋭い一撃を浴びせる。
ケートゥスは軽く出血して回転するが、体勢を立て直して、次の一手を準備する。
「させないよ!」
マチルダが武器を秘宝銃に持ち替えて威嚇射撃を繰り出すと海獣は見事に挑発された。
「やーい! こっちだ!」
海中で海賊と海獣の鬼ごっこが始まった。
やがて鬼ごっこには雌雄が決する。
マチルダは海面まで浮上して顔を出すとクロールで逃げ切った。
ケートゥスが海上へ浮き上がったその刹那……。
「あたしの宝を狙ってくるとはいい度胸だ、海の藻屑になって後悔しな!」
マチルダは狙い定めたこの一瞬が訪れた喜びで思わず頬が緩む。
空気を劈くような鉛玉の集中砲火が炸裂した。
海上では気味の悪い幽霊船が何隻も跋扈しながら砲撃に勤しむ。
彼らの正体は、先程、マチルダがガラス瓶から放ったゴースト・フリートだ。
幽霊海賊団による熾烈な砲撃を何発も浴びてケートゥスは陸地へ逃走する。
奴は陸地へ逃げ切ってしまうのか?
いや、これもマチルダの計算の内だ。
陸地にいる仲間達へ攻撃を繋ぐのである。
大成功
🔵🔵🔵
シエラ・ヴァレンティーヌ
【WIZ】
※協力して陸で戦う
※アドリブ歓迎
私は『蒼き宝石』を解放する為に行動するわ。
そして売るのか、って?
あんな風に託されたら売れる訳ないじゃない。
勿論、奪われる訳にも……ね。
シルフ、私に風の守りを。
身を躱して怪獣の突進を避けるわ。宝石を守るのよ。
巨体の割によく動くわね、埒が明かないわ。
レイピアを掲げ、怪獣を対象にアイスローズ・ストームを発動するわ。
UCで防がれても、狙い通りなら氷薔薇の冷気で怪獣の動きが鈍る筈。
時を逃さず左手で精霊銃を抜いて、ヒレ狙いの攻撃で動きを封じるわ。
解放した宝石には名前をあげるべきかしら。
あら、あなたも欲しいの?
それなら……ロゼ。これから氷薔薇のレイピアをそう呼ぶわ。
弥久・銀花(サポート)
これはもう一番私の得意とする所です
基本的には愛刀の白嵐玉椿で接近戦を挑みます
相手が遠距離を得手としているのなら、石を投げたりして距離を詰めてユーベルコードの鋭刃線閃で斬り掛かります
特に強大な敵の場合はオルタナティブ・エネミーを使って戦います
これはどんな相手にでも勝てる様にと作ったユーベルコードですので大体の相手には優位に立てるでしょう
エッチな感じで拘束され責められてる場合は、一人で切り抜けられないと分かるまで頑張ってみて、駄目なら名誉はあんまりない撤退と使って、相手を私と同じ様に拘束(この時、拘束具などで顔や全身が隠れてたら味方にも判別し難くなります)して、味方の前に逃げますね
岩永・勘十郎(サポート)
メインの方が苦手とするポジションで戦います。例えば接近戦が出来ないなら刀を使って闘い、遠距離の援護が必要なら弓で攻撃します。戦闘スタイルは【集団戦】に記載した通りです。あと敵や人体の弱点を突くような戦闘スタイルを取ります。『足の腱を斬って身動きとれないようにする』など。あくまでサポートなのでトドメはメインの方に任せます。ただやむを得ない場合は勘十郎が刺します。
集団戦でも言える事なのですが、味方の自己犠牲を否定します。味方の驚くべき戦術を目の当たりにした時や敵の行動には素直に「流石だな」と褒めます。一対一に近い戦闘だったり、真剣勝負風な空気なら、最初に「いざ参る!」と言うタイプです。
●地上戦
話は最終章の冒頭の奇襲時に遡る。
秘宝の付近にいたシエラ・ヴァレンティーヌ(出稼ぎプリンセス・f27820)は、間一髪の所で奇襲を防ぎ、蒼きメガリスを護り切った。
「ふう、危なかったわ……。深海の精霊からあんな風に『蒼き宝石』を託されたのだから。まさか、奪われる訳にはいかないわね」
シエラは探索時に対話した深海の精霊との約束を思い起こしていた。
あの邂逅以来、彼女は『蒼き宝石』を解放する為に行動する事を誓っていたのだ。
「解放した宝石には名前を付けてあげるべきかしら。あら、レイピア、あなたも欲しいの? それなら……ロゼ。これから氷薔薇のレイピアをそう呼ぶわ」
時は進み、ケートゥスが陸地へ追い立てられた所まで話は進む。
磁力で浮遊している海獣がサファイアのプリンセスと対峙し睨みを利かす。
ジリジリと距離を詰め寄る睨み合いの末、ケートゥスが先行して突進した。
「そこね?」
精霊の守護を纏ったシエラが微風のような動きで身を躱す。
突撃対象への攻撃を大きく外した海獣が椰子の木へ激突した。
ケートゥスは体勢を立て直して唸り声を上げるが……。
「いざ参る!」
陸地遠方からは、夏服の学ラン姿の岩永・勘十郎(帝都の浪人剣士・f23816)が蒙弓を構えて矢を射る。
複合弓から放たれる幻獣製の矢が海獣の随所に突き刺さり挙動を妨害した。
シエラを相手取る事に白熱していたケートゥスはここで勘十郎の存在を認知する。
しかし、海獣側から見て勘十郎は射程外にいるので追撃が不能だ。
事を察知したシエラがケートゥスを引き付けて、その隙に勘十郎が援護射撃で加勢する。
「これはもう私の一番得意とする所です」
純白のビキニが眩しい弥久・銀花(隻眼の人狼少女剣士・f00983)はブーツで砂浜を駆け抜けて、椰子の木を駆け上がり、蒼空へ向かって飛翔した。
地上へはもちろん落下せず、宙空を踏み込んで、愛刀の白嵐玉椿で斬り掛かる。
空中戦かつ接近戦であれば、これはもはや彼女の領分だ。
不幸にも海獣は、地上のシエラと勘十郎に加えて、空中の銀花まで敵対する事になった。
陸地の最前線では3対1の加熱した戦闘が繰り広げられている。
戦況の趨勢は猟兵側が一歩リードしている所だろうか。
そこで思わぬ転機が訪れる……。
「きゃあああ!!」
あろう事か、銀花のビキニのブラ部分がぽろりと外れてしまった。
美麗に実った丸い果実がぷるんと飛び出す所……。
銀花は即座に両手で覆い隠すが、その反動で落下してしまう。
実は彼女が装備していたのは呪いのビキニという代物である。
それ故にこういうアクシデントも稀にあるとかないとか……。
ケートゥスはこれを千載一遇の転機と見做し反撃に出る。
「キャオオオ!!」
銀花のブラ部分のビキニを口に咥えて飛翔して逃走した。
この必殺の反撃には歴戦の猟兵達も慌てふためき、急いで銀花のフォローに回る。
「流石だな、ケートゥス。いや、そうではなく、返してやれ、アンタ!」
ほぼ裸の女性を前にして勘十郎が赤面しながらも援護射撃に入る。
ビキニを咥えている海獣の口元を狙って無念の、いや、怒りの矢を射る。
「まるで変態海獣ね、ケートゥス……。ますますあなたを成敗したくなったわ」
シエラは砂浜を走り抜けてケートゥスのルートを先回りする。
痛い矢が何本も口元に突き刺さっている海獣の腹に激怒の一突きを刺す。
「返して下さい、私のビキニ!」
支援班から新しいビキニブラを借りた銀花がやっと最前線に追いつく。
ケートゥスは勘十郎とシエラに叩きのめされてビキニをぐはっと吐き出した。
涎でよれよれになった愛しのビキニブラを断腸の思いで取り返せたのである。
「茶番は終わりにしようか、お前さん?」
決着を見越した勘十郎は鋭い眼光で睨みながらも矢を乱れ射る。
毒を塗られた一撃が、麻痺を促す一撃が、海獣の動作をじわじわと鈍らせる。
彼特有のバトルスタイルが効いたという事か、ケートゥスの動きに陰りが見えた。
途中で茶番も入ったものの、浮遊する機敏な海獣もいよいよ追い込まれた。
シエラは氷結を司る魔剣を掲げて一撃必殺を詠唱する。
「よく動く海獣ね。おまけに人のビキニまで食べて。私の氷撃で凍えなさい?」
姫君のレイピアに氷薔薇の花弁が幾つも幾つも咲き誇る。
まるで冷凍された蒼玉(サファイア)のような氷の吹雪が海獣を無惨に切り刻む。
必殺の氷撃はケートゥスに反撃の余地すらも与えないのだろうか。
勘十郎とシエラの猛攻によりケートゥスの動きにもう元気はない。
趨勢は再び猟兵側の形勢優位へと逆転した。
戦闘は「決着」という最終フェイズへと移行する。
成功
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天星・雲雀
【浜辺陸】
「巨大な鯨さん、敵じゃなかったら良かったのに・・・」
「秘宝は、速いもの勝ちです。譲る気は有りません」
【行動】UC獅子の座流星弾で敵の磁力浮遊の要に成っていそうな箇所を集中的に攻撃して、地面に落とそうとします。
その他、別のPCの支援も行います。獅子の座流星弾は、陸海空問わず、(雷を伴う大嵐でも)あらゆる環境下での飛行と戦闘を可能とします。(たまに時間を逆行して発射前に着弾します)
「派手な攻撃で有ることは認めますが、周囲に漂う双極が無くなったら、どうなるんでしょう?」
「今更、ヒトデさんを呼んでも数でも速度でもこっちが上です!」
「オトモ!鯨の体内に侵入して、引火!」
(アドリブ・共闘・歓迎)
●決着
最前線で戦う猟兵達がとどめを刺そうとする。
浮遊する双極が陰で迸る雷電を発光させていると……。
「危ないです! 皆さん、気を付けて下さい!!」
天星・雲雀(妖狐のシャーマン・f27361)が遠方から大声で叫んで警戒を促した。
本体の方はともかく、双極の方はほぼ無傷ではなかっただろうか?
双極を駆使して再び浮遊するケートゥスは戦線を離脱しようと飛翔する。
蒼きメガリスを咥えて逃走するケートゥスの前方に雲雀がいた。
雲雀は鉄甲船のデッキから海獣の最後の相手をする事になったのである。
ところで、ケートゥスが戦場に現れるや否や、雲雀は避難誘導を手伝っていた。
浜辺では蒼きメガリスを運んで逃げる人達の護衛もあった。
何よりも全員が戦える者ばかりとは限らない。
人々を無事に鉄甲船まで逃がし切るまでは最前線で戦う事が叶わなかったのである。
さて、時間を決戦まで進めよう。
ケートゥスは最終手段とも言える双極の行使による攻撃に転ずる。
雲雀は双極攻撃に奮闘しながらも善戦していた。
「派手な攻撃で有ることは認めます。ですが、周囲に漂う双極が無くなったら、どうなるんでしょう?」
そして、この言葉は「ハッタリ」ではなく、「運命の宣告」となる。
雲雀の周囲で燃え盛るオトモの数が数え切れぬ程に増殖していく。
狐火の大群は光速超重力推進装置を生やして大炎上する。
紅蓮や蒼炎の弾丸と化したオトモ達がまるで流星群の如くケートゥスを直撃した。
――獅子の座流星弾の火力はいかがでしょうか? オトモに撃ち抜けぬもの無し!
最後の打ち上げ花火は鮮やかに海獣を破った。
双極すらも破壊されたケートゥスは残骸となり大海原へと還って行く。
雲雀は大波に攫われて流れて行く躯に向かって合掌した。
「巨大な鯨さん、敵じゃなかったら良かったのに……」
***
蒼きメガリスを巡る冒険譚の最終章は無事に閉幕を迎える事が出来た。
グリモアベースからの帰還歓迎会も手厚く行われたのであった。
後日、監獄十字島の情報もデータベースとして共有されるそうだ。
了
成功
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