3
帝竜戦役⑬〜其は狂気か、それとも

#アックス&ウィザーズ #戦争 #帝竜戦役 #帝竜 #ベルセルクドラゴン #群竜大陸


●予兆、その後
「しかし猟兵は何故に我々の進軍を阻止するのだろう勿論彼等の中には我々に怨恨を抱く一族の者もいるだろうだが予知能力と世界移動に関する仮説に基づいて推論を立てるならば猟兵の多くは何者かが呼び寄せたものと推測される彼等が我々の作戦に干渉する理由は何なのだろうか命を賭してヴァルギリオス様の野望を阻むに足る動機があるのだろうか」
 一息も呼吸を置かず、そのドラゴンは口にした。
 帝竜ベルセルクドラゴン。
 彼の並外れた学習能力を活かしても尚、猟兵の謎にはほど遠く。
「やはり実戦だ彼等の能力を読み解くには実際に殺し殺されぶつかり合うことが一番の近道だそうと決まれば拳を磨け力を溜めろ最高の検証結果を残すために吾はこの一生を賭けようさぁ来い猟兵ども実証実験の時間だ必ずや吾がその叡智の秘密を解き明かしてみせよう」
 息巻く彼の瞳には、強い意思と探究心の光が宿っていた。


「皆さん、連日の戦争お疲れ様です。私からも一件、帝竜との戦いの場をご案内しますね」
 中脇・若菜(異世界OL3年生・f22738)が、作戦の概要を説明する。
「敵は『帝竜ベルセルクドラゴン』。ヴァルギリオスの腹心の中でも最強と言われている強敵です」
 強靭な肉体と高い戦略眼、そして熱き意思と異常なまでの学習能力。
 およそ戦場で必要とされるものを全て持ち合わせた、最強の名が相応しいドラゴンだ。
「かつて群竜大陸を支配していた『古竜』を絶滅させたという伝説……私も聞いたことがあります。オブリビオンとして復活した今も、その戦闘力は決して衰えていないようです」
 時に、爆発する殺意のままに自らの力を増大させ。
 時に、巨大な四腕から光速の拳のラッシュを放ち。
 時に、負傷を戦闘力へと転化させるオーラを纏い。
 凶暴かつ多彩なユーベルコードは、適切に対策しなければ痛い目を見るどころでは済まないことだろう。
「敵は必ず先手を打ってくるはず。しっかり防御したり回避して、あまり大怪我のないようにお気をつけくださいね」
 猟兵との戦いを心待ちにしているベルセルクドラゴンは、対峙するやいなや問答無用で攻撃を仕掛けてくるだろう。
 いかに防御し、攻めに転ずるかが、勝利のカギとなる。
「厳しい戦いでしょうけど……皆さんのこと、信じてるわ。いってらっしゃい」
 激励の言葉と共に、若菜は猟兵たちを送り出すのだった。


椿初兎
 椿初兎です。
 よろしくお願いします。

●プレイングボーナスについて
 この戦場には、以下のプレイングボーナスが設定されています。
 プレイングボーナス……『敵のユーベルコードへの対処法を編みだす』
 敵は必ず皆様の選択ユーベルコードと同じ属性(POW・SPD・WIZ)で先制攻撃してきます。
 いかに防御し、反撃するかの作戦が重要です。

 皆様のプレイングをお待ちしております。
63




第1章 ボス戦 『帝竜ベルセルクドラゴン』

POW   :    ベルセルク・プレデター
【特定の1体に対する『殺意』】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD   :    ベルセルク・グラップラー
【翼を巨大な腕として使う】事で【四腕格闘形態】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    ベルセルク・レイジ
全身を【狂える竜のオーラ】で覆い、自身が敵から受けた【負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
七瀬・麗治
あいつか、帝竜ヴァルギリオス
の腹心というのは。見るからにヤバイ目つきをしてやがるな。

相手は巨大化するぶん死角が増えて小回りがきかなくなる。感情的になって雑になるから、そこも突きたい。
警戒する攻撃は拳による打撃に加え、尾の<なぎ払い>、
<踏みつけ>、顎での<捕食>などか。<学習力>で注意深く観察して見切りたいな。
<スライディング><ダッシュ>で攻撃を掻い潜ったらしゃがみ、死角から頭へロケットランチャーをぶっ放す。
撃ったらサイボーグホースに乗って接近し、鎧から発する混沌の炎で<オーラ防御>準備。防御と同時に【双頭の厄災獣】を発動。魔物の姿に変身し、炎と冷気の〈属性攻撃〉でブレスを吐いて反撃するぞ。



「来たな猟兵さぁ戦いの時間だ吾にその力を見せてみろ必ずやその秘密を解き明かすのだどうした来ないのか来ないなら吾から仕掛けるぞ」
 ベルセルクドラゴンの瞳が狂気の熱を帯び、まるで熱量が具現化したかのようにその身体が大きく膨らんだ。
 狂気に帯びたその姿を注意深く観察し、七瀬・麗治(悪魔騎士・f12192)が駆ける。
 その一瞬後。
 竜の拳が力任せに振り下ろされ、麗治が立っていた地面を深く抉る。
「くっ……なんて威力だ」
 掠める破片を避けながら、敵の力を推し量る。
 地面に対してこの威力なのだ。まともに食らってしまえば、為す術なくダウンしてしまうだろう。
 だが麗治は怯むことなく、竜の懐に飛び込むように距離を縮めていた。
「かなり感情的になっているな。狙いが甘い」
「ふぅむ……小さな体躯を回避行動に利用するとは実に興味深い力持たぬ者の智慧と言うべきか更なる検証を続けよう」
 興奮したように目を見開き、ベルセルクドラゴンは長い尾を振り回す。
 横薙ぎの打撃が出鱈目に岩肌を打ち、周囲の地形に深い溝を刻んだ。
「一点を狙えば回避されるのならば全面を薙ぎ払えばどうだろうかさぁ猟兵よどう動く見せてみよ拙き足掻きを」
 地表に存在するすべてを薙ぎ払わんばかりの、暴力。
 注意深く挙動を観察しながら、麗治は尾の軌道から距離をとる。
 ――動きの癖は、読めた。
「……! 今だ!」
 一瞬の隙を見極め、麗治が身を屈める。
 素早く尾の付け根まで滑り込むと、頭上めがけてロケットランチャーを構えた。
「な!?」
 まっすぐ一直線に、射線は帝竜の頭部を狙う。
 眉間へクリーンヒットしたロケット弾が、派手な爆炎を上げた。
 が、その一撃はわずかなかすり傷をつけるのみ。
「小さき者がこれほどのモノを作り上げるとは実に興味深い」
 それで良い。
 この砲撃は、ただの目眩ましなのだから。
「来い、駆け抜けるぞ!」
 狂った竜の語る言葉など耳にもせず、麗治が喚ぶのは機械の馬。
 地団駄のような踏み潰し攻撃をかいくぐりならが駆ける体躯がオーラに包まれ、巨大な黒い影となる。
「私も力を貸そう」
「あぁ、一気に仕掛けよう」
 麗治と『ロード』。ふたつの人格が重なれば、双魂は恐るべき獣となる。
 双頭の四足獣が、同時に口を開いた。
『くらえ!』
 炎と冷気。絡み付くふたつの相反する力が、帝竜を包み込む。
「ぬぅ……! 実に研究意欲を刺激される獣だ頭脳はどうなっている質量はどうなっている早く解剖を」
 何事もなかったかのように、帝竜が言葉を吐き出す。
 だがその鱗に残った傷跡は、決して小さなものではなかったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロシュ・ネグル
うわすっごい早口で何か喋ってるこのボス敵。
喋ってる最中に『血液製剤』(中身は好き好きの好きなトマトジュース)飲んで『ワイルドモード』にパワーアップしてパパッと片付けちゃおうかn――

ちょい待っていきなり攻撃してきた舌噛んだ!
『残像』じゃ凌ぎきるの無理過ぎるし『血液製剤』飲まないとボク戦える程強くないんだけど!

いや方法はある……使いたくないっていうかユベコがある事すら今こうやって大大大ピンチになるまで忘れてたんだけど……
だってコレ使って勝っても早口ドラゴンくらい強いボス倒すには1日くらい我慢しないといけないっぽいし。

痛い痛い!残像だって息してるんだぞ!
仕方ない、『エンプティブラッド』!はい勝ち!



「あの猟兵の武器は一体何なのだろう矢よりも大きく大砲よりも鋭く凡そこの世界のものではないと推測されるならばあの技術も世界転移能力に付随するものと仮説を立てよう」
「うわ……:
 早口で語る帝竜に視線を向けながら、ロシュ・ネグル(ヴァンパイアの始祖・f25295)は血液製剤型のドリンクをちゅーちゅーと飲む。
 ちなみにパックの中身はトマトジュース。食塩不使用、良質な素材の味を楽しめるこだわりの品である。
「今のうちにたっぷり飲んで……」
 力を溜めるべくジュースを飲むロシュへ、ベルセルクドラゴンが視線を向けた。
「更なる実証実験を始めよう速度で攻めた場合猟兵はどのような行動をとるのだろう破壊時に何が起こるのだろうさぁ検証だ」
「うわちょい待っt舌噛んだ!」
 高まる殺気を察知し、ロシュが咄嗟に身を翻す。
「残念そっちは残像……って無理だよね知ってたー!」
 飲みかけの血液製剤パックを握りしめながら、全力疾走で回避。
 四つの腕から繰り出される拳のラッシュは絶え間なくロシュを狙い、一瞬の隙すら見出せない。
「実体が掴めぬならば姿在る場全てを叩けばいいのだ小さき者よ逃げることは出来まい」
「うぁぁっ!?」
 帝竜の拳が、ロシュをわずかに掠める。
 ただそれだけ、かすかに当たっただけにも関わらず、半身に激しい衝撃が走った。
「ぐっ……もう無理! 無理過ぎるよ! ……いやでも一つだけ方法が……」
 膝を突くロシュの脳裏に浮かぶのは、出来れば使いたくはなかった最後の手段。
 忌避するあまり記憶の彼方へ追いやっていたユーベルコードの発動条件。
 一発逆転のその力は、彼女にとってあまりに大きすぎる代償を必要とするものだった。
「1日分くらいは我慢しなきゃかなぁ……」
 じんじんと痺れる腕を押さえながら、思案を巡らせる。
 その代償に、自分は果たして耐えられるのだろうか。
 だが、やらなければこれ以上戦うことすらままならないだろう。
「動かないならば吾がその命を止めてやろう解剖の検体として非常に興味深いサンプルが手に入ったこれは僥倖だ」
 迸る好奇心のままに、ベルセルクドラゴンは再び拳を振るう。
「痛い痛い! 残像だって息してるんだぞ!」
 痛む側の脚を再び狙われた瞬間、ロシュの決心が固まった。
 手荷物から予備のトマトジュースをすべて取り出し、パックに鋭い爪を立てる。
 大量の真っ赤な液体が、血飛沫のようにロシュの両手を染め上げた。
「ハイ! 今日のぶん全部捨てた!」
 大好物を代償に、勝利を祈り帝竜へ飛び掛かる。
 蝙蝠の翼が空を捉え、ロシュ自身が鉄砲玉になったように全速力で進む。
「絶対! 倒してやる!!」
 意志の力はどこまでも力強く、帝竜の鱗を砕く。
「この力はどこから来ている解剖したい研究したい実験したい……!!」
 悲鳴の代わりに探究心を口走り、帝竜がふらふらとよろめく。
 確実な一撃。それが、代償のもたらした結果であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

御剣・刀也
へぇ。最強の腹心。ねぇ
こいつは楽しめそうだ
お前の野生と俺の野生、どっちが上か、尋常に勝負!

殺意が自分に向いて、爆発し体のサイズと戦闘能力が増大したら、相手のリーチが長くなる代わりに、懐に入れば怖い一撃をもらいにくくなるので、相手のサイズが大きくなったら第六感、見切り、残像で相手の攻撃を避けて、勇気で恐れず、ダッシュで懐に飛び込んで、武器受けで相手の攻撃を反らし、グラップルを用いて殴り合いメインで闘う
「さすが最強と言われることはある。お前となら、上杉謙信のいた領域に少し近づけそうだ!さぁ、俺とお前、どっちかが先に倒れるまでやりあおうぜ!!」



「へぇ。最強の腹心。ねぇ」
 闇色の巨体を見上げ、御剣・刀也(真紅の荒獅子・f00225)は不敵に笑んだ。
 相手にとって不足なし。生粋の武人である刀也にとって、目の前の敵は強ければ強いほど心が躍る。
「こいつは楽しめそうだ」
 挑発するように、刀也はすらりと愛刀を抜き放った。
 ギロリと目を向けた帝竜の瞳には、鋭い意志と探究心の光が宿っていた。
「何故そのような小さき身で吾に挑むのか猟兵というものの行動理念存在意義については検証の余地がありそうだ実証せよ破壊せよ解剖せよ」
 漆黒の巨体が、殺意のままにさらに巨大な暴力の化身となる。
 だが刀也は決して臆せずに、前へと駆け出した。
「お前の野生と俺の野生、どっちが上か、尋常に勝負!」
 あまりにも無謀。帝竜の目には、そう映ったのだろう。
 それほどまでにシンプルな正攻法に出るだけの自信が、刀也にはあった。
「矮小な身ひとつで吾に張り合おうなどと猟兵というものは実に興味深い」
 刀也を圧し潰す勢いで、帝竜は巨大な拳を振り下ろす。
 その攻撃を冷静に見切りながら、刀也は帝竜の懐へと飛び込んだ。
「なかなかの拳だったぜ。だが、小回りは効かないみたいだな」
「敏捷性が高い個体への対処法は既に学習している次はこの攻撃法を試行しよう」
 近接する刀也を振り払うように、帝竜が尾を振り回す。
 巨大な鞭のようにしなやかで力強い一撃を、刀也は獅子吼の刀身で受け止めた。
「ぐっ……さすが、最強と言われるだけのことはある」
 鈍重な衝撃が柄を通じて両手へと伝わり、やがて全身に痺れが走る。
 常人なら心折れそうなほどの戦力格差であることは、目に見えて明らかである。
 だが、刀也は笑っていた。
「お前となら、上杉謙信のいた領域に少し近づけそうだ!」
 そうだ。これほどの強敵でなければ戦いに来た意味がない。
 刀也はもう一度しっかりと帝竜を見上げ――そして、刀を収めた。
「潔く負けを認めるかならばその蛮勇に敬意を表し瞬時に介錯し――何!?」
「雷神突・零式!」
 帝竜の横面を、刀也の拳が捉えた。
 修練により極限まで高めた瞬発力で繰り出す、零距離の一撃。
 天武古砕流の身捌きを転用した、神速の拳であった。
「さぁ、俺とお前、どっちかが先に倒れるまでやりあおうぜ!!」
「望むところだ小さき猟兵にもこれほどの闘志の持ち主がいようとは面白い実に面白い」
 帝竜の爪が刀也の頬を掠めれば、次の瞬間刀也の打撃が帝竜を捉える。
 一見すると帝竜優位な、だがその実互角な殴り合い。
 刀也は、己の意志の赴くままに強大な敵とのバトルを楽しんでいたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シェルティス・レグナード
アドリブ・共闘歓迎
熱き意志を持つ最強のドラゴン・・・か、おもしれぇ。
お前の感情受け止めるぜ。

身を竦ませる殺意の爆発を、自らを【鼓舞】し、邪念を【破魔】で破り、【威厳】を持って【殺気】で返す
最強と謳われる龍を相手に抜くは受け継いだ銀刀。故郷で最も鈍とされたモノ
月の満ち欠けと同じように、使用者の精神により切れ味を変える可能性の一振り
纏うは銀刀から生じる黒炎、肉体を灼かず精神を灼く幻想の炎
放つは大地を砕く一撃、大剣ではなく刀に力を乗せて
【地形の利用】【見切り】【第六感】使えるモノを全て利用し懐へ
【属性攻撃】と【鎧砕き】を乗せ【力溜め】た一撃を

あんたと俺の燃える意志によって磨かれるこの一刀、受けてみろ



「熱き意志を持つ最強のドラゴン……か」
 シェルティス・レグナード(人狼の探索者・f10672)の瞳に宿るのは、目の前の帝竜にも負けぬほどの闘志。
 まるで遺跡の奥で秘宝を目にした瞬間のように、シェルティスの胸は躍っていた。
「しかし猟兵の戦う意志というものは実に興味深い勝ち目などないというのに立ち向かうというのか」
 シェルティスの気合に当てられたように、帝竜は瞳をギラギラと輝かせる。
 漲る殺意のままに、その巨体はさらに巨大化していた。
「おもしれぇ。お前の感情受け止めるぜ」
 鈍色の銀刀を抜き放ち、シェルティスは帝竜をしっかりと見上げる。
 恐怖など湧かぬ。邪念など要らぬ。
「さぁ来い!」
 自らを鼓舞するように叫ぶと、シェルティスは果敢に帝竜へと駆けた。

「この戦法は既に経験済みのパターンと推測されるならばこれを使おう」
 リーチの差を活かすように、帝竜が尾を振り回す。
 広範囲を薙ぎ倒す、重く強大な攻撃。
 並の人間ならば、まともに食らえばたちまち潰れてしまうだろう。
「だが動きがワンパターンだな。読みきったぜ」
 尾の動きが規則的で小回りのきかないことを、シェルティスは読みきっていた。
 完全に振り切れたタイミングを狙い、ダッシュで近接。
 破壊され隆起した岩肌を踏み切り台に、シェルティスは帝竜へと飛び掛かった。
「吾の攻撃パターンを読み切るとは面白い本気で戦うべき相手と認識を改めようさぁ来い握り潰してやろう」
「あぁ、その挑戦受けて立つぜ」
 不敵に笑み、シェルティスは銀刀を構えた。
 鈍は彼の意志を受け三日月のように輝き、幻想の黒炎を纏う。
 これぞ暗月の残影、可能性の一振り。その鋭さは、シェルティスの闘志を映し最大限まで研ぎ澄まされていた。
「そのような力を秘めていたのか面白い吾の力と貴様の力どちらが勝利するか実証実験を始めよう」
「ああ。あんたと俺の燃える意志によって磨かれるこの一刀、受けてみろ!」
 帝竜の拳が、シェルティスへと迫る。
 その拳を斬るように、シェルティスの銀刀が閃く。
 竜の意志と人狼の意志。
 ぶつかり合う力と力、打ち勝つのは――。
「……よもや吾が圧されるとは貴様どれほどの力を秘めている全く興味深い者だ」
 帝竜の爪は割れ、拳から鮮血が吹き出した。
 シェルティスの想いを受け、銀刀の一閃は帝竜の拳を叩き斬るほどの一撃となったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

月汰・呂拇
ただでさえデカいのにまだデカくなるってか――面白ぇ
空中浮遊しオーラ防御を張り巡らせ武装のリミッター解除
武装を合体させて敵の攻撃を掻い潜る
殺意でデカくなるって事ぁ判断も鈍るだろうよ
敢えて切り込み内側に入って懐で敵の攻撃を躱し続ける!
手前は死の間合い、だが内は生の間合い……ジジィが言ってたな
大物相手は敢えて飛び込め、そうすりゃ爪も牙も届かねえって!

オーラと回避で切り抜けたら更に加速し続けて
互いが真っ向に、俺が奴の上を取って飛行する
大口空けて突っ込んで来いよ――今だ、正面ッ!
三つのメガリスの力を一つに、勢い付けて破壊の光を喰らわせてやるッ!
俺が動けなくても勢いだけでメガリススパークをぶつけるんだッ!



「ただでさえデカいのにまだデカくなるってか」
 帝竜と目線を合わせるように、月汰・呂拇(ブラックフレイム・f27113)は空中に仁王立ちしていた。
 既に全武装のリミッターは解除済み。
 オーラバリアを張り巡らせ、呂拇は真正面から帝竜へと飛び込んだ。
「貴様のような巨大な個体は実証実験の甲斐がありそうだ実に興味深い殺せ殺せ殺せ」
 帝竜の巨体が更に巨大化し、呂拇の巨躯を見上げるほどの怪物となる。
 5メートルの巨人すら握り潰せるほどの巨大な手で、帝竜は呂拇へ掴みかかった。
「遅い!」
 武装を1本の長柄斧へと変形させ、遠心力のままに力を乗せる。
 加速度を威力へと転化させた一撃が、帝竜の爪を粉々に砕いた。
「やはり小さき種の者と同等には行かぬか戦略を組み立て直すべきか」
「んな余裕やるかよ!」
 オーラバリアで二度目の攻撃を弾き、反動をのせて一気に懐へと潜り込む。
「手前は死の間合い、だが内は生の間合い……ってな」
 大物相手ならば、敢えて至近まで飛び込むべし。
 それが、呂拇の育ての親である或るウォーマシンの教えであった。
「ここなら爪も牙も届かねぇだろ!」
 喉元にぴったりと近接し、呂拇は長斧にメガリスの力を集約させ始める。
 そのエネルギーを察知したかのように、帝竜は鈍重なバックステップで呂拇から距離を取った。
「そちらの手の内は判明しただが忘れるな吾もまた戦闘における適切な近接距離については熟知しているということを」
 その驕りこそ、帝竜の戦略ミスであった。
「何度でも、飛び込んでやるぜ!」
 高度を上げ、呂拇は帝竜の頭めがけて飛んでいく。
「実に愚かな蛮勇だ検証する余地もない一思いに殺してやろう」
 迎え撃つように、帝竜は大きく口を開け呂拇へと突っ込む。
 噛み砕いてしまえると、その時は確かに勝算があったのだろう。
 しかし彼は驕るあまり、一つ重大なことを見逃していた。
 ――呂拇がまだ、ユーベルコードを使っていないということを。
「今だ、正面ッ!」
 呂拇の武器が、防具が、眩く光る。
 全武装に滾る、メガリスの力であった。
「いくぜ! 出し惜しみなしだ!」
 口の中へと飛び込むように、呂拇は一気に加速をかける。
「愚かな……む!?」
 噛み付いた帝竜の眼が、驚きに見開かれる。
 そこで起こっていたのは、全てを破壊する光の奔流。
 三つのメガリスが秘めた力を結集した、必殺の一撃であった。
「これが、俺の全身全霊だ!」
 身体の自由と引き換えに、自らを破壊力そのものへと変える攻撃。
 その威力は、帝竜の予測を遥かに上回るものであったようだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

スパイニア・ソーン
帝竜ベルセルクドラゴン、群竜大陸の古竜たちを絶滅させた最強の竜、ね。
戦場に必要なすべての能力を兼ね備えているドラゴンとは、まごう事無く強敵だ。
だからこそ挑み甲斐があるというもの。さあ、ジャイアントキリングの始まりだ。

先制対策
相手からすればこちらは羽虫のような大きさだろう。攻撃の合間を縫って迷彩外套で身を隠しながら接敵していく。4本腕のラッシュ攻撃を凌いだら外套を脱ぎ捨て囮にしつつ加速する。
一気に懐に入り込み、間合いに入ったところで皮膚の薄い部分に毒を塗り込んだダガーを突き立てる。
首級を上げられなくとも、これで動きが鈍れば儲けものだ。骸の海に沈む準備はできているか



「群竜大陸の古竜たちを絶滅させた最強の竜、ね」
 帝竜の瞳を見上げ、スパイニア・ソーン(致命の一矢・f03958)は呟いた。
 戦場に必要なパワー、知略、意志。
 目の前の巨竜は、その全てを兼ね備えた強敵なのだという。
「考察の時間は終わりだこれより戦闘を開始する標的は目の前の猟兵である」
 一息に言葉を紡ぐ帝竜の翼の先に、鋭い棘が生える。
 否。それは地を行く猟兵へ掴みかかるための、研ぎ澄まされた爪であった。
 翼のリーチを活かし、帝竜はスパイニアへと腕を伸ばす。
「そうこなくっちゃ。さあ、ジャイアントキリングの始まりだ!」
 迷彩外套をはためかせ、重く鋭い一撃をスパイニアは横跳びで躱す。
 すかさず飛んでくる次の拳を潜り抜けるように、全速力でダッシュ。
「遅いな」
 迷彩に惑わされ、帝竜の動きは大きく精度を落としていた。
 その隙を突くように、スパイニアは前方へ駆ける。
 狙いを外した巨爪が、背後の地面に深く突き刺さった。
「なんて重い……! さすが、最強の帝竜」
 帝竜の爪が岩肌を抉るように砕き、辺りに衝撃が走る。
 地形を崩されバランスを崩したスパイニアに、帝竜の拳が迫った。
「破壊してやろうその最期を記録しよう……何!?」
 帝竜の拳が、空を切る。
 そこには、抜け殻となった外套だけがあった。
「吾がこのような策に嵌まるとは度し難い猟兵は何処へ消えたのだよもや逃げたのでは」
「ここだ」
 声の主は、帝竜の死角。
 咄嗟に外套を脱ぎ捨て、スパイニアは帝竜の懐へと潜り込んでいたのだった。
「ここか……!」
 鱗の隙間を突くように、ダガーの刃を突き立てる。
 それは、竜という強大な生物からすれば針の先にも満たぬ痛みであっただろう。
 ――尤もそれは、スパイニアの武器がただのダガーだったならば、の話だが。
「そのような武具で吾に立ち向かおうなどと……む」
 帝竜の膝に、震えが走る。
 わずかな悪寒、微かな痺れ。それだけでも、帝竜の動きを鈍らせるには十分であった。
「……分析不能である我が知識にはない毒である貴様何を使用した」
「答える必要はない。骸の海に沈む準備はできているか」
 僅かにでも隙を作るための、長くじわじわと残る毒。
 それを注ぎ込めただけで、戦果としては狙い以上であった。
 仲間達に後を託し、スパイニアは戦場から退避するのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

清川・シャル
あら、純戦してくれるんです?私その方が好きですよ。
力と力のぶつけ合いですね、遠慮なく行きましょう。

敵の先制攻撃を激痛耐性と武器受けで回避して防ぎ、防ぎきったら反撃に出ましょう
UC起動です
殺意が湧き出ているようですからエネルギー源には困りませんね
攻撃力に振ります
愛用のそーちゃんを握りしめて、チェーンソーモードにして呪詛を帯びたなぎ払い攻撃を行います
同時に動きを封じる為に、全力魔法で無数の氷の氷柱を出現させて攻撃しましょう
硬いけど殴り甲斐がありますね



「…これは吾も認識を改めねばなるまい情報収集の段階は終わりだ今後は猟兵の破壊のみに専念するとしよう」
「あら、純戦してくれるんです?私その方が好きですよ」
 桜色の金棒『そーちゃん』を携えた清川・シャル(無銘・f01440)の前で、帝竜は山のような巨体へと姿を変える。
 まるで殺意そのもののような、破壊の化身。
 その姿を見て尚、シャルの瞳には爛々とした光が宿っていた。
「力と力のぶつけ合いですね、遠慮なく行きましょう」
 強大な敵だからこそ胸が滾るのは、羅刹の本能か。
 迫る竜の爪を、シャルは真正面から見据えていた。
「っ……すごい殺意、です」
 掴み掛かる腕を、金棒で力任せに受け流す。
 狙いを外した爪がシャルの腕を掠め、白い手が彼女自身の鮮血に染まった。
「やっぱり強いですね。今のはさすがのシャルでもちょっと痛かったです」
 まるで擦り傷でも作ったかのような、何でもないような表情で。
 シャルは、金棒を握る手に力を込めた。
「効かぬなら破壊完遂まで攻撃するのみ殺せ殺せ殺せ」
「その殺意……頂きます」
 シャルの唇に、帝竜の激情が流れ込む。
 これまでに受けた痛み。猟兵を一人たりとも殺せぬ焦り。
 そして、すべての感情を塗りつぶすほどの強く激しい殺意。
 呑み込みきれぬほどの負の感情が、帝竜からは溢れ出していたのだ。
「これなら、エネルギー源には困りませんね」
 取り込んだ殺意をのせて、金棒の棘は凶悪なまでに回転する。
 それは、魔をもって魔を引き裂く破壊の殴撃。
 棘のひとつひとつまで呪詛で満たされた金棒を、シャルは帝竜めがけ横薙ぎに振りかぶった。
「この場合は間合いをとるのが最善……何」
「逃げられると思ってるんですか」
 魔力を最大出力で展開し、シャルは周囲に無数の氷柱を出現させる。
 巨体をその場に縫い留めるように、氷柱は四方八方から帝竜へ刺さるのだった。
「まだこれほどの力を残していたとは恐れ入るこれは強敵と認めざるを得ないだろう」
「そっちこそ。硬いけど殴り甲斐がありますね」
 殴打、殴打。ひたすら叩き続ける。
 時折掠める竜の尾の打撃など、気にするものか。
 吸い上げた殺意のエネルギーを発散させるように、シャルはひたすら帝竜を殴りつけるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー
合言葉は【ファランビー】!なの

今まで以上に強そうな帝竜なの
頭も良いみたいだけど、戦い方は理知的じゃないの
つまり、そういう相手だから、こっちは「3人で」戦わせてもらうの

ハロちゃん、チェリカちゃん、後ろに!
1人に殺意向けないとなら
固まって嫌でも目に入って気を散らすの
2人と魔力を共有【手を繋ぐ】して3人の【オーラ防御】で受けるの
ぼくの家系の魔術、結界で凌ぐの

受けながら、UCで人狼の力を全部解放、結界魔術を強化するの
ベルセルクドラゴンが殺意で強くなるなら
ぼくは【勇気】で強くなるの!

同時にチェリカちゃんに大量の魔力を供給するよ

ここ、反撃するの!
ハロちゃんに【全力魔法】で結界魔術を
3人の力で、勝つの!


ハロ・シエラ
強くて賢く、更に大きい……強敵ですね。
ですが私達三人なら、きっと太刀打ち出来ます。
行きましょう!

まず敵の先制攻撃を真っ向から【勇気】を持って受け止めます。
三人の【オーラ防御】を重ね【怪力】で【武器受け】を。

隙を見て私は少し前へ。
ロランさんの協力で、チェリカさんが私を巻き込んで超チェリカ砲を撃つでしょう。
そのエネルギーの奔流を背中に受け、ロランさんの結界とオーラ防御、そして勇気と【気合い】と【激痛耐性】で耐えながら加速します。
チェリカ砲が敵に直撃する直前に勢いを殺さぬように前方に【ジャンプ】し【空中戦】の要領で姿勢を整え、ユーベルコードで斬り込みましょう。
その首、貰います!


チェリカ・ロンド
【ファランビー】!

ベルセルクドラゴン……もう名前が強いわ!あと早口!
でも、三人ならきっと勝てる。そうよね、二人とも!

最初はみんなで固まって、私は光の【オーラ防御】を展開。誰に殺意が来てもいいように、みんなで一撃を防ぎきるのよ!
突き抜けてきたのは我慢!【激痛耐性】

なんとか耐えきれたら、今度はこっちの番よ。
ロランから魔力の供給を受けたら、光【属性攻撃】フルチャージの【全力魔法】、【超チェリカ砲!】
狙いはもちろんベルセルクドラゴン! 攻撃だけじゃなく、チェリカ砲に飛び込んだハロを超加速させるわ!

帝竜だかなんだか知らないけど、私たち三人だからこそできる連携技、その身で味わってみなさいっ!



「しかし猟兵という存在は実に様々な個体がいる実に興味深い実に戦い甲斐がある各個体の特性を見極める特徴などはあるのだろうか」
 戦いを終えぶつぶつと何やら考察している帝竜の様子を、三人の猟兵が物陰から伺っていた。
「ベルセルクドラゴン……もう名前が強いわ! あと早口!」
 努めて強気に言い放つチェリカ・ロンド(聖なる光のバーゲンセール・f05395)の顔に、僅かな緊迫の色が浮かぶ。
 三人ならきっと勝てる。否。勝つために、ベストを尽くすのだ。
「強くて賢く、更に大きい……強敵ですね」
 ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)が僅かに顔を出し、帝竜の様子をじっと観察する。
 ただでさえ強大なドラゴンだというのに、殺意を集中させ巨大化してしまったら一体どれほどのものになるのだろうか。
「三人なら、きっと勝てるの」
 二人を勇気づけるように、ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)がぽんと肩を叩いた。
「敵は強そうだし頭も良いみたいだけど、戦い方は理知的じゃないの」
 ただ破壊衝動の赴くままに巨躯を振り回すのが帝竜の戦法であることは、分かっている。
 ただ純粋な、暴力。ならば――作戦で出し抜けばいい。
「だから……作戦通り、こちらは『三人で』いくの」
 作戦通りに、隊列を組む。
 あとは、タイミングを合わせて立ち向かうだけだ。
「三人ならきっと勝てる。そうよね、二人とも!」
「ええ。私達三人なら、きっと太刀打ち出来ます。行きましょう!」
 勇気と仲間への信頼を胸に、三人は帝竜の元へと駆け出すのだった。

「隊列を組むとは考えたものよ束になってかかったところで戦闘力の差は歴然というのに猟兵の思考というものはまったくもって不可思議なものである」
 立ち向かう三人に、帝竜はギロリと瞳を向けた。
 誰から潰すべきか、誰が隊を率いているのか――そう思案を巡らせているのだろうか。
 赤く爛々と輝く瞳が、先頭を行くロランへと向けられた。
「ハロちゃん、チェリカちゃん、後ろに!」
 二人を庇うように一歩先を進みながら、魔力のパスを繋ぐ。
 全員で魔力を共有し、まずは防御のオーラを張り巡らせる作戦だ。
「ありがと! よーし、全力でバリア張るわよ!」
 チェリカの髪が眩く輝き、辺りに光の障壁が展開される。
「反対側は私がカバーします」
 覆いきれなかった範囲に、ハロがオーラを展開。
 魔力の壁を張り巡らせた三人に、巨大化した帝竜の爪が伸びる。
 狙われるのは。
「ここまでに蓄積したデータから鑑みるに貴様が作戦の要なのであろうならば先手を打って殺そう」
「くっ……負け、ません……!」
 帝竜が標的に選んだのは、ハロであった。
 狙われたハロは咄嗟にレイピアを防御の形に構えた。
 持てる力と勇気を総動員し、二人を庇うように爪を受け止める。
 だが、その力の差は歴然。
 一人では、到底受け止められるはずもないのだが――。
「絶対に通さないわ!」
 チェリカがオーラの出力を上げ、帝竜の手の届く範囲へ周囲へ守りを集中させる。
 だが、その強力なバリアすら、帝竜の爪は半ば無理矢理のように突き抜けたのだ。
「っ……なかなかやるじゃない!」
 傷を負いながらも、チェリカはオーラの壁を保ち続ける。
 だが、それもあと少しの辛抱だ。
「お待たせなの。――月夜の獣、我が命によりて、この身に現れよ。我が銘によりて、汝縛されるべし。汝の名は、音狼!」
 帝竜の注意がハロたちに逸れている間、ロランはある術式を組み立てていた。
 人狼の力を強制的に全解放し、爆発的な魔力を生成。
 周囲に強固な結界を張り巡らせ、竜の攻撃を跳ねのけたのだった。
「あなたが殺意で強くなるなら、ぼくは勇気で強くなるの!」
 狼の姿をしたロランが、力強く言い放った。
「ここ、反撃するの!」
 隙を逃さぬようにと、ロランはチェリカへ魔力を送る。
 全身へ漲る魔力を掌に集約し、チェリカは攻勢の構えで帝竜を見上げる。
「まかせて! 全力全開! ハァァァァァァァッ!!」
 超巨大な破壊の奔流が、帝竜めがけまっすぐ伸びる。
 狙うもの全てを消滅させんばかりの、まさに神の光。
 そのエネルギーを正面から受けた帝竜は――まだ、生きていた。
「複数の魔力の集約結果としての巨大エネルギーとは考えたものだしかしその程度では……む?」
「まだ、終わっていませんよ!」
 光の中から、ハロが勢いよく飛び出した。
 チェリカ砲に自ら巻き込まれる形で、帝竜の眼前へと飛んできたのだ。
「トドメ、任せたわよ!」
「守りはしっかり固めておくの!」
 二人の声援を背に、ハロはしっかりとレイピアを握り直す。
 勢いを殺さぬよう、細かく軌道を変えて狙いを定める。
 何者をも一刀両断する、鍛え抜かれた剣術。
 その剣閃が狙うものは――。
「その首、貰います!」
 帝竜の首元に、ハロの剣が奔る。
 次の瞬間。
 帝竜の首が、ズシンと地響きを立てて地面へ転がったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年05月20日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#アックス&ウィザーズ
🔒
#戦争
🔒
#帝竜戦役
🔒
#帝竜
🔒
#ベルセルクドラゴン
🔒
#群竜大陸


30




種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト