なんかイソギンチャクな、触手みたいな物がうごうごしてた。ついでに言えばぬらぬらテカテカしてた。さらに言えば動きがすっごい忙しない。
なんかヤバげなことになってたローパー達だった。
ここは万毒の群生地。どんな者であれ、その地に蔓延する毒に冒されるという地である。
「はいはーい、いつもというかなんというか、お疲れ様なのですにゃ~」
群竜大陸へと足を踏み入れた事で起きたこの度の騒ぎに、ノーテンキな感じなユキノ・サーメッティアだった。
それはともかく。
「群竜大陸で今度行って欲しい地域があるのだけれど、そこは万毒の群生地って場所ですにゃ。」
その地は様々なキノコが沢山生えている場所だとのこと。
「キノコ好きには堪らない! って言いたいところだろーけど、万毒って言うからには、そこに生えてるキノコはどれも毒持ちなのだにゃ~」
そのせいで、もはやその地はキノコの支配下というような場所である。だが、そこに帝竜が送りこんだオブリビオンの軍勢が確認されたようなのだ。
「でもね、そこの毒はオブリビオンですら冒してくる毒なのだにゃ。だから猟兵も対策はしておかないといけないですにゃよー? ちなみに…これから赴く場所に蔓延してる毒は…ええ~と…」
説明の途中で何故かユキノは言い澱む。先を続けないと。
「えっと、まぁ、その…いわゆる媚薬ってやつですにゃ…」
なんかヤベー物を聞いた気がするんですが?
「あ、でも! そこまで毒性は強くないよ! 何てゆーか、変な考えがチラつく程度みたいだし!」
でも長く当たってるとどうなるか分からないよ? ローパーもそれで珍妙な動きしてるみたいだし。
それと、この地には宝石トリュフといった、値打物(1個金貨44枚で円換算で44万円)の珍味があるそうだ。
退治がてら探してみるのも一興かと。でも毒への対策はしっかりと忘れずにね!
にゃんさん。
へい! 群竜より提供のシナリオなのです。
なんか毒の種類がヤベー物ですねッ。少し触れる程度ならそこまでではないようですけども!
注意なのです。
このシナリオは戦争シナリオです。一章のみの構成になっております。
戦場には何かしらの毒が蔓延しており、その毒は猟兵だろうがオブリビオンだろうが構わず冒してきます。
毒に対して何かしらの対策が無ければまともに動くのはかなり難しくなりますよ?
第1章 集団戦
『イボル・ローパー』
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POW : マルチフォーム・テンタクル
【吸盤触手】【肉瘤触手】【柔突起触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
SPD : アトロシャス・コリドー
戦場全体に、【融合進化したローパーの触手群】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
WIZ : マインド・チューイング
戦闘中に食べた【敵対存在の感情(種族、性別は問わない)】の量と質に応じて【新たなローパーが増殖】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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久遠・翔
アドリブ絡みエロ歓迎
純潔死守
媚薬に触手って…狙ってない?
まぁともかく…こういうのに強い奴いるから任せてみるか(溜息)
UC雷光一閃の効果で空を飛び選択UCを起動して淫魔の軍勢を召喚します…軍勢になっちゃったんだよいつの間にか(涙)
というか俺が命令する前に触手に群がって行ったんだけど…しかも良い子には見せられない光景なんだけど…触手が絞られ過ぎて消滅してんだけど?
ともあれ宝石トリュフ探しますか、アポカリスヘル産の防護服装備で
地形の利用・第六感・失せ物探しで探し、医学の知識でキノコがありそうな場所に目途を付けマッピングしながら
ある程度集めたら敵の所に
敵全滅してたけど足りないという使役獣の群れがいた…
ヤベー物とヤベー物の共演。
「媚薬に触手って…狙ってない?」
この組み合わせって、どう考えても狙ってるだろうとしか言えない組み合わせに久遠・翔(性別迷子・f00042)は溜め息を吐くのだった。
組み合わせがどうであれ、ともかくとしてこういうのに強い奴がいるからとそっちに任せてみようとまた溜め息を吐く。
「出てくるっす!」
空へと飛んだ翔は宙に描いた召喚門から使役する者達を呼び寄せたのだった。そして出てきたのは女性達の姿。
出て来た女性達は、ローパーの群体を見て、心得た! と言わんばかりにローパーの方へと群がりに行く。そしてあっさり捕まった。
「いつのまに淫魔の軍勢になっちゃたのかー? ……というかなんで命令する前に群がりに行ったすか?」
呼んだはいいけど、なんかアレな方向に進化(?)しちゃった使役獣に空を仰ぎ見る翔。あれ? なんだか目元に光る物が…。
翔が淫魔と呼ぶだけあって、捕まった女性達は嫌がると素振りも見せず、むしろ積極的にローパーに迫っているようである。その証明であるかのようにろーぱ―を相手してる子は妙に艶っとした肌だし変に喜んでるような顔だし…。
「あっちはちょっと良い子が見ちゃいけないことになってるっすけど、俺は宝石トリュフでも探してみるっすかね」
あーるじゅうはちな光景を見続けるよりもお宝を探そうとする翔。今更だけれど翔の恰好は防護服である。しかも大気の汚染されてるところもある世界の物であるため、毒の影響もほぼないと言うくらいにはカットするような代物だ。
「さて、どの辺りにあるっすかね~?」
元々遺跡を調査をしている翔は、その経験を下地にお宝である宝石トリュフが何処にありそうかと当たりを付けて行く。
持てる技術を駆使して目途を立てつつ探せば、大量…とはいかずともある程度の数を確保できた。
「一回、戻ってみるっすかね」
これだけでも相当ということで、深追いはせずに、アレな光景を繰り広げられている場所に戻れば…戻ってきた翔に気づいた使役獣によって取り囲まれてしまったのだった。
これはどういった状況と思う間もなく、翔の目に飛び込んだのは、真っ白に燃え尽き、枯れ果てたローパーの残骸であった。
ここで、翔の誤算が一つ。
媚薬毒の影響を受けないように対策したのは翔一人であるということである。そもそも、使役獣達は命を聞かずローパーに飛び込んでいったから、対策の施しようもなかったとも言えるが。
まぁ、そんなわけだ。媚薬毒の影響を十二分に受けてしまった使役獣達はまだまだ物足りなさげに翔を見つめているのだった。
その後? ……とりあえず、一線を超えるようなことはなかったと記しておく。
成功
🔵🔵🔴
アリス・セカンドカラー
お任せプレイング。お好きなように。
おーけー、そういうのは得意分野よ☆
毒使いで媚薬の効果をワンダーセブンの淫蕩の権能のドーピングに使ってリミッター解除するわ♪
淫蕩の権能でフェロモン(催眠術/誘惑/おびき寄せ)増し増し、よってきた触手を大食いで先端から咥えこんで捕食し生命力吸収しながら情熱ダンスてま快楽を貪るわ♡
肉瘤触手だけは炎属性攻撃で焼却処分よ☆
限界突破した継戦能力で底無しだから幾らでもイケルわ♪
宝石トリュフは当然回収するわよ☆
混ぜるな危険。
「おーけー、そういうのは得意分野よ☆」
媚薬・触手のワードでそんなことをアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)は言った。これ大丈夫なのか?
そんな心配事を残しながら、アリスはここの毒性である媚薬…防御するどころかたっぷりと取り込む。
あえてその媚薬成分を取りこむことで自分の枷を取っぱらい、その結果起きることに正面からぶつかりに行くという、いっそ清々しいまでの行為なのであった。
きっと唯の戦闘描写だよ?
極端に大量に摂取したことで、気が昂ぶらせたアリスからは、奇妙なまでに視線を釘付けにする凄みを振り撒いていて、その凄みに誘われるようにして行って一手ご教授願おうとローパーが吸盤が付いた触手をアリスに巻きつけていった。
それに逆らわず吸盤付きの触手が纏わりつかせたアリスは、さらに無数の突起物が付いた触手を躊躇うことなく自らの身に突き刺させる。
「あん♪ ふふ…一杯搾り尽くしてあ・げ・る♡」
貫かれたというのにも関わらず、アリスは余裕を崩さずに、むしろそれが狙いだったという様子でさえある。
そのままアリスを疲弊させてやろうとアリスの中で暴れ、跳ねまわるローパーの触手であるが、それに負けず劣らず、アリスもまたローパーを搾り出させるように激しく動く。それは互いをパートナーにしたダンスのようでもあった。
互い、一進一退の攻防を続けているが、色々と枷が外れっぱなしのアリス相手に、次第にローパーが押されて行っていく。
ローパーは更なる戦力の投入をしようと、肉瘤で先端が大きくなった触手を伸ばしてくるが、アリスはそれを掴むと拒むようにしてその触手を燃やしてしまう。
「悪いけれど、それは遠慮させてもらうわ」
拒絶したのは既に2つを相手してる所で更に大きい物を相手したらどうなってしまうのか…というのではなく、他2つを受けてるために、最後の3つ目を受けてしまったら正気に戻ってしまうからだ。そうなってしまえばアリスの分が悪くなってしまう。だからこその拒絶であった。
「悪い子は、お仕置きね♪」
また肉瘤の大きな触手が伸ばされないようにと、アリスは先程まで手加減していたのかと間違えそうなほどにより激しく動きだす。
そのアリスに一番に翻弄されるのはアリスの中へと刺さっている触手である。アリスから逃れようとしてもガッチリと抑えられていて抜くことも出来ず、まるでアリスの中に管の先が繋がっているいるかのようにローパーは最後の最後まで搾り尽くされてしまうのだった。
「もう終わっちゃったみたいね?」
物足りなさそうにして身体の中へと刺さっている触手を抜き去るアリス。途中、何処かに歩いたかと思えば、そこに生えていたキノコを取ってきていた。激しく運動していながらも宝石トリュフを目敏く見つけていたらしい。
「まだまだ物足りないわ。今度は貴方が相手してくれるわよね♡」
一度、アリスが立ち去ったことで、他に残るローパーはなんだか安堵したような気配がするが、戻ってきたアリスのお相手宣言に震えたように見えたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
黒玻璃・ミコ
※美少女形態
◆行動
ふーむ、万毒の群生地とは実に素晴らしい響きで…って
此処の敵はアレですね、全年齢に相応しく無いですよねー
こう言う場所は【空中戦】の要領で
群生地の中を【念動力】浮遊し
毒の胞子やキノコを少しずつ【捕食】して
私の真価である【毒耐性】を更に媚薬に適応させ攻略しましょう
最悪【気合い】と【ドーピング】による勢いと力任せで乗り切るのですよー
未成年の私があれやこれやは不味いですしね(キリッ)
触手が触れて来たなら逆に【生命力吸収】をし返し
【黒竜の遊戯】による圧倒的な物量で縛り上げ【範囲攻撃】として封殺しましょう
私は模範的な良い子なのです(ドヤ顔)
◆補足
他の猟兵さんとの連携、アドリブOK
ベム・クラーク
アドリブ連携歓迎です!
「……媚薬、ですかー。」
毒の効果にざわめくほかの猟兵を眺めながら全く危機を感じられなません。
「生身って大変ですねー。」
浄化フィルターとコーティングは施しておきました。
「ああいう生物って、辺境だけでなく必ずいるんですねー。人間の言う神様の好みでしょうか。」
駆除を開始します。アームドフォートとミサイルで吹き飛ばし、触手はマシンガンで迎撃、群生地はフルバースト・マキシマムで一掃します。
「そういえば、人間にはこういう生物の需要があるそうですが、食べるんでしょうか?」
あとで仲間にでも聞いてみまましょう
毒の影響を受けすぎてわっさわっさと触手を可笑しいくらいに忙しなく動かしているローパー達。その姿を見るだけでも毒性による狂わせ具合の厄介さ加減も分かることだろう。
「……媚薬、ですかー」
そんな毒成分が蔓延してようが、媚薬? なにそれ? を地で行ってるベム・クラーク(ウォーマシンの鎧装騎兵・f27033)だった。
そもそも彼は生物的な部分がない、全身機械である。媚薬なんて効果があるはずもなかった。効果が無いとは言っても関節部分に入り込んで変に悪影響を及ぼさないように、浄化フィルターと全身コーティングは施してはいるけれども。
ベムと共にこの地へとやってきた美少女こと黒玻璃・ミコ(屠竜の魔女・f00148)だ。
ベムの傍らに並ぶように立てば、なんだか護衛用の機械を連れている少女の図のようにも見えたかもしれない。
媚薬にやられてしまっているローパーがそれを知れるような感覚はとっくに抜け落ちてしまっているが。
「ふーむ、バン毒の群生地はは実に素晴らしい響きで…って、此処の敵はあれですね。全年齢には相応しくないですよねー」
ミコの姿を認めたローパーは、色めき立ちながらミコに巻きつけようと触手を伸ばしててきた。人の姿であったことがアダとなって気を引いてしまったのだ。
見るからに機械のベムにはアレな目的で伸ばしてくるようなことが無いとハッキリした瞬間でもある。
「生身って大変ですねー」
実際のところ、ミコも人ではなく説明のつけられないナニかではあるけれど。
伸ばされてきた触手をミコは受けるわけにはいかない。それというのも。
「未成年の私があれやこれやらは不味いですしね」
ということをキリッとした顔で言ってました。
そんなわけで、触手を避けるために、届かない空中に自らの体を浮かび上がらせた。
空に浮かばせている間に、ミコはここに充満している媚薬の成分を少しづつ身体の中へと取り込んでいく。
自分を変調させてしまうような危険は行為だが、少量づつなのと、元から毒に高い耐性を持っていることで、ゆっくりとだが媚薬の毒に適応させていくのだった。
その間にも、ローパー達は空にいるミコに触手を伸ばしていくが、浮かんでいるミコに届くはずもない。
「ああいう生物って、辺境だけでなく必ずいるんですよねー。人間の言う神様の好みでしょうか」
結果として放置されることになったベムは、ローパーに似た生物を色んな所で見かけたような事を言う。神様の好みというか、変な嗜好の持ち主か、マッドな科学者が作ったはいいが、管理が面倒でポイッとした可能性もあるかもしれない。
それはさておき、こちらに気を回してこないのならば、好きにやらせてもらうだけである。
「駆除を開始します」
ガシャリと展開されるベムの重火器類。それが轟音と共に火を噴けば、そこより飛ばされる礫でローパーをなぎ払い、ベムの背面より飛来するミサイルで盛大に吹き飛ばす。
攻撃されるまでもう一人を忘れていた節に、長くここの毒性を吸いこむと、思考すらもおかしくなるのだろう。
一方的なまでにベムの攻撃に晒されたことで、ローパー達もベムのことを思い出したかのように、それから排除か自衛か、ベムに向けて複数の触手を差し向けてきた。
差し向けられた触手だが、ベムの両腕の銃器であっさりと撃退、ハチの巣にしてやったのだった。
下でドンパチされてる間に、毒への適応を終えたミコは景気よく吹っ飛ばされているオーパー達を見下ろせば、力の一端を解放する。
「いあいあはすたあ……」
世界を冒涜するような言葉が紡がれれば、ローパー達は見えない何かに抑えつけられる。
それでもはや動けるようなローパーが居ない事を確認すると、ミコは自分を浮かせていた力を解除して地に降り立った。
地に降りたミコは、ただ処刑の執行をする判を押すだけである。
「私は模範的な良い子なのです。だから…さよならなのですよ」
告げられた言の葉のその後、クシャリ。跡に残ったのは握り潰されたような、鋭利な咢に砕かれたようなローパー達の姿が残っているだけであった。
さて、もうここにはローパーは残っていない。
「でもここは残しておくには危険過ぎるのでは?」
この場所に充満する媚薬の毒性はここに来てしまった者を狂わせてしまうのでは懸念したベムは、いっそここは消し去った方がいいだろうと全ての銃口を開き、そしてこの地を一掃していく。
もはやそこには、何もかもが無くなった更地となったのであった。
更地にはしたが、もしかしたらいつかはここもまたキノコの中に沈むのかもしれない。けれども媚薬に悩まさせられることがなくなったのは確かだ。
「そういえば、人間にはこういう生物の需要があるそうですが、食べるんでしょうか?」
ローパーの不思議で奇妙な需要に、ベムは何故だろうと疑問に思ったようだが、この後でそれを女性に聞いてしまって変態扱いされないことを祈る。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴