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アルダワ魔王戦争8-E〜打ち砕け、偽りの希望

#アルダワ魔法学園 #戦争 #アルダワ魔王戦争 #エリクシルの妖精


●グリモアベース
「皆さんは奇跡に縋りついてでも叶えたい願いとかってあったりしはる?」
 渡月遊姫と名乗った赤い瞳のグリモア猟兵は、集まってきた猟兵達に突然問いかけた。その質問が彼女の見た予知と何か関係があるのだろうか?
「実はなあ、どんな願いごとでも叶えてくれはる言う災魔が現れたんや」
 彼女が言うには、今も魔王の軍勢達との激しい戦いが続いているアルダワ地下迷宮ファーストダンジョンに奇妙な災魔が出現したらしい。災魔の名は「エリクシルの妖精」。女神像のような美しい姿をした妖精型の災魔で、猟兵達に秘めたる願いを問いかけてくるそうだが、紛れもなく災魔であり、世界の敵だ。
「願いの代償は自身の生命力。願い事を伝えたら即戦闘不能や。せやから冗談でも願い事は口にしたらあかんよ。
 それに、あいつらはたとえ願いを伝えても、それを本人が望む形では叶えへん。そういうタチの悪い災魔らしい。
 結局これは神様のご褒美なんかやのうて、悪魔か詐欺師の誘惑やっちゅうことや。というわけで、絶対災魔の口車には乗らへんように。フリやないで?」
 そう言うと、少女は両手で大きなバッテンを作った。
「けど、たとえそれが偽りの希望やと分かっとっても、心の奥底でありえへん奇跡に縋りたいと思ってる猟兵はんもおるかもしれん。この災魔はそういう気持ちに付け込んでくるみたいや。せやから、あいつらの相手は『心の底から奇跡なんかいらへんと思っとる人』か、『強く自分を律することができる人』の方が向いとるんちゃうかな」
 少女は神妙な顔で呟く。願望を口に出すのは当然アウトだが、心の中で思い浮かべただけでも災魔は勝手にそれを読み取って叶えようとするらしい。
「猟兵はんは大抵のことはできる力を持っとる。けど、力だけでは世の中回らん。過ぎた力は敵も呼び寄せてまうしな。
 人生順風満帆で欠けたものは一つもなかった、っていう人は猟兵はんやと逆に少ないんちゃうか?」
 だからこそ、この戦場では心の強さこそが重要になる。どれだけ「力」が強くとも、「心」を強く律することができなければ、エリクシルの妖精に打ち勝つことはできないのだ。
「まあ、色々脅かしたけど、これまで色んな戦場を乗り越えてきた猟兵はん達ならきっと大丈夫やろ。期待してるで。ほな、そろそろ始めようか」
 道化師の少女はパチンとウインクをすると、猟兵達を転移させる準備を始めた。

●アルダワ/ファーストダンジョン
 自分達を討つべく転移した来た猟兵の姿を認め、銀色の災魔達は一斉に猟兵達へと語りかけ始める。
「『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」


大熊猫
 こんにちは。大熊猫です。数あるシナリオの中から本シナリオをご覧いただき、ありがとうございます。2つ目のアルダワの戦争依頼です。

●プレイングボーナス
 以下の行動にはプレイングボーナスが付きます。
 エリクシルの妖精に願いを伝えない。

 ※エリクシルの妖精に願いを伝えてしまうと大ダメージを受けて即座に戦闘不能になるのでご注意下さい。

●合わせプレイングでのグループ参加の場合は、迷子防止の為プレイング冒頭にグループ名、ないしお連れの方の名前とIDを記載をお願いします。また、なるべく近い時間に送付頂けると助かります。
 また、文字数を節約したい場合はプレイング冒頭に次の記号をお使い下さい。
 連携歓迎→★アドリブ歓迎→☆ソロ描写希望→●

 ※エリクシルの妖精に願いを伝え、3/1時点で大魔王が生存していた場合は願いが叶います。
 ただし、エリクシルの妖精は『悪意をもって捻じ曲げた願いの叶え方』をする為、望んだ結果を得る事は出来ないでしょう。

●スケジュールについて
 プレイング受付開始:OP公開時点。
 執筆開始は日曜日の予定です。
 以上です。皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『エリクシルの妖精』

POW   :    力翼
【魔力を纏った翼を震わせながらの】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【残っている他の妖精達】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう
対象への質問と共に、【虚空】から【新たなエリクシルの妖精】を召喚する。満足な答えを得るまで、新たなエリクシルの妖精は対象を【秘めたる真の欲望を暴く精神波】で攻撃する。
WIZ   :    ドッペルゲンガー
戦闘用の、自身と同じ強さの【交戦中の猟兵と同じ姿を持ち、同じ武器】と【同じユーベルコードを使う『鏡像存在』1体】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
👑11
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ノイシュ・ユコスティア
可能ならメリナ(f13268)と2人描写希望。1人でも可。
武器はロングボウ。

敵に望みを問われて、一瞬だけ滅ぼされる前の故郷の景色、大切な人の姿が頭をよぎる。
そこを付け込まれたら、自分に弁解するように
「違うんだ!」「過去に拘るな!」
メリナからの言葉も支えになるだろう。

心を覗けるというのなら、無心になればいい。
そして集中して、いつものように矢を放つ。
敵をどう攻めるか、どの部位を狙うか、それだけ考えて戦う!

ドッペルゲンガーを呼び出した妖精を優先的に攻撃。
召喚された自分なんて見ていたくない。

それ以外は、負傷した対象か問いかけてきた対象を狙う。
ユーベルコードを活用しつつ、胴体を狙い射撃。

苦戦描写可。



●汝の望みを叶えましょう
「『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
 『エリクシル』に『代償』を捧げ、
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 ノイシュ・ユコスティア(風の旅人・f12684)が戦場へと姿を現すと、辺りをふわふわと漂っていたエリクシルの妖精達が一斉に彼を見つめ、望みを聞いてきた。同時に、虚空から新たな妖精が召喚され、彼の前へと現れる。近くで見ると妖精はかなり大きい。ゆうに10mはあるだろう。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 望み、か……。妖精の言葉を耳にしたノイシュの脳裏に一瞬だけ、失くした故郷の姿がよぎる。彼の故郷はアックス&ウィザーズ世界の辺境の森にある村だったが、ある日、オブリビオンの手によって滅ぼされたのだ。そして、故郷にいた大切な人も――。駄目だ。考えるな。
「君と話すことは何もない」
 ノイシュは思い出を心の片隅へと追いやり、エリクシルの妖精へ向けて弓を引き絞った。
「矢よ、雨となり敵を貫け!」
 次の瞬間、風の精霊の加護を受けた矢が雨のように放たれ、ノイシュの正面に立っていた妖精の体をバラバラにした。しかし、すぐにまた別の個体がノイシュの前へと現れ、同じように彼へと問いを投げかける。ノイシュは次々と現れる妖精達を貫いていったが、一体の妖精が矢の雨をかいくぐり、彼のすぐ目の前までやってきた。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 問いと共に妖精の体から不気味な思念波が放たれ、ノイシュの体を貫く。秘めたる真の欲望を暴く精神波がノイシュの心へと侵食し、彼の願いを浮き彫りにしていく……。
 過去に、故郷に帰れるものなら帰りたいと、思ったことはないのか。
「違うんだ!」
 幼馴染と、大切だった人に一目でも会いたいと、もう一度言葉を交わしたいとは思わないのか。
「過去にこだわるな!」
 ノイシュは自分に弁明するように必死に抵抗するが、美しかった故郷の姿と大切な人の記憶は逆に彼の中でどんどん鮮明になっていく。
「僕の……望みは……」
 誰かが必死に僕を向かって何かを叫んでいる気がする。けれど、その声はまるでずっと遠くから聞こえる声みたいで、何を言っているのか全然聞き取れない――。
「滅ぼされた故郷を……大切な人を取り戻したい」
 ノイシュがその望みを、実際に声に出していたのかどうかは分からない。だが、彼の望みはエリクシルの妖精に伝わってしまった。
「汝の『望み』は確かに『聞き』ました」
 次の瞬間、エリクシルの妖精が妖しく輝いた。願いの代償としてノイシュは生命力をごっそりと奪われ、意識を失って倒れたのだった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

メリナ・ローズベル
ノイシュ(f12684)と参加

「こんなに大きいのに妖精なの…?不気味ね」
心に隙が生まれる前に最速で倒したいところね

敵から離れたところ、ノイシュの隣に布陣する
敵からの質問には答えず、抵抗するようにバラの花びらを舞わせる

願いがないわけじゃない…、それを隠すようにただ目の前の敵を見て振る舞うだけよ
自分をしっかり持って、相手の攻撃に怯んだりしないわ

ノイシュは平気かしら?
気になって目をやる
「災魔の言葉を信じないで
騙されないで!」

ユーベルコード、炎氷雷の3属性攻撃・範囲攻撃を臨機応変に使い分けて戦う
強い心を示すように全力魔法を使うわ

自分が召喚されるなんて、違和感があるわ
「本当に、惑わすのが上手ね」



●君のとなりに
「『この世界』は『知りません』。
 『この世界』は『知りません』。
「『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』」
 エリクシルの妖精達は、ロボットのような抑揚の無い声で繰り返している。
「こんなに大きいのに妖精なの…?不気味ね」
 メリナ・ローズベル(紅い花・f13268)は巨大なエリクシルの妖精の姿を見て呟く。災魔であることは間違いないようだが、エリクシルの妖精達は魔王の他の手下たちとはかなり異質な気配を感じる。だが、この妖精達は正しく「災いを呼ぶ魔」だ。必ず滅ぼさねばならない。彼女の勘はそう告げていた。
 メリナは敵から遠く離れた所に陣取り、ノイシュの隣に立って愛用の赤薔薇の杖を構える。エリクシルの妖精達は猟兵達の心の弱みに付け込んでくると聞く。心に隙が生まれる前に最速で倒したいところだ。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 エリクシルの妖精達が近づいてくる。メリナには願いがないわけじゃない……。ノイシュと結ばれたい。魔導の奥義を極めたい。そんな願いはある。だが、それは自分の手で叶えるべきもの。ならば、それを隠すようにただ目の前の敵を見て振る舞うだけだ。メリナは強く己を律すると妖精達の問いかけを無視し、敵を殲滅するべくユーベルコード「絶対零度の紅い薔薇」を放った。
「この花を甘く見ないでね。…切り裂くわ」
 すると、戦場に美しい薔薇の花びらが舞い、研ぎ澄まされた氷の刃となって妖精達の体を切り裂いた。メリナの刃は妖精達を次々と倒していったが、突然、彼女の前に無数の「氷結した薔薇の花びらの刃」が飛来し、彼女自身を襲った。
「……!ドッペルゲンガー!」
 一体のエリクシルの妖精が彼女の鏡像存在を召喚したのだ。メリナは杖から炎の盾を生み出し、氷の刃を防いだ。すると、今度はドッペルゲンガーも同じように赤薔薇の杖から炎の魔法を放ってきた。
「本当に、惑わすのが上手ね」
 自分と戦うことに違和感を感じ、そう呟くメリナ。メリナとドッペルゲンガーは炎・氷・雷の三種類の魔法とユーベルコードを駆使し、激しい魔法戦を繰り広げた。戦いは数分間続いたが、メリナが召喚主を特定し全力で放った魔法で妖精を粉々に破壊したことで、術者を失った鏡像も消滅した。
「ノイシュと離されちゃったな……彼は無事かしら」
 一段落着いたメリナが慌ててノイシュを探すと、なんと彼はエリクシルの妖精と向かい合い、ぼうっと立って望みを伝えようとしていた。
「災魔の言葉を信じないで!
 騙されないで!」
 メリナは必死にノイシュへと叫ぶが、彼女の言葉は彼には届かず、ノイシュは地に倒れ伏した。メリナは意識を失ったノイシュを庇うべく、エリクシルの妖精達とさらなる激闘を繰り広げるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シズホ・トヒソズマ
彼氏との幸せな生活、ヒーローという存在になる事
目指す物、欲しい物、欲しい責めげふんごふん、は多々ありますが
それは自分で手に入れる物
過去を越え、未来を手にするは現在の私が成すべき物です
よし、転移前の考え事終了


精神波は精神干渉で対抗『します』
大帝巫の認識改変◆催眠術をギャラクシーシンフォニーの補正込みで発動
『質問の相手を他の妖精と誤認する』を広範囲無差別対象で使います
対象を絞ると『使いたい』に判定されるかもしれませんからね。

UCでウルカヌスの力を使用
66m以内の無機物を私以外を燃やす神炎に変換し
先述の通り、対象を絞る事無く無差別対象で燃やし尽くします
人形には転移前に◆火炎耐性加工を施しておきます



●シズホ+鋼神ウルカヌスVSエリクシルの妖精
 願いを、決してエリクシルの妖精に伝えてはならない。
 グリモア猟兵の警告を聞いたヒーローマスクの猟兵、シズホ・トヒソズマ(因果応報マスクドM・f04564)はアルダワの戦場へと転移する途中、自分の望むことについて考える。
 彼氏と幸せな生活を送りたい。ヒーローという存在になりたい。激しくピーッ(自主規制)。目指す物、欲しい物、ちょっと人には言えないヒミツの願望など、望むものは多々あるが、それは自分で手に入れるからこその物だ。決して、誰かの奇跡によって叶えてもらうべきものではない。
「過去を越え、未来を手にするは現在の私が成すべき物です」
 己の為すべきことを確認したシズホの心は澄んでいた。
「『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 シズホが戦場に出現すると、エリクシルの妖精の1体が一切の感情が感じられない声で願いを告げる事を促した。同時に、虚空から新たなエリクシルの妖精が召喚され、シズホの目の前に立った。エリクシルの妖精は近くで見るととても大きい。優に10mはありそうだ。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
「お断りします」
 シズホは声に出し、拒絶の意志をハッキリとエリクシルの妖精に伝えた。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 妖精は再びロボットのような抑揚の無い声でシズホに望みを告げるように促す。同時に、エリクシルの妖精の体から不気味な波動が生まれた。これが秘めたる真の願望を暴く精神波だろう。これを受けてはまずい。「秘めたる真の願望」というのがシズホの場合は特にまずい予感がする。
「させません……!」
 シズホは背中に背負った陰陽師型催眠人形『大帝巫』を駆動させ、エリクシルの妖精に対して催眠術を放つ。鍵盤の配置された背部ユニットにより増幅されたシズホの思念波はシズホを中心に拡大していき、辺りにいた妖精達を「無差別」に包み込んだ!
(対象を絞ると『使いたい』に判定されるかもしれませんからね)
 そして、この催眠術の内容は――。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 エリクシルの妖精はシズホに背を向け、同胞である妖精同士で望みを告げるように促し始めた。やはり彼女(?)達に感情はないのか、妖精達は壊れたラジオのように同じ言葉を繰り返している。
(『質問の相手を他の妖精と誤認する』催眠術……うまくいったようですね)
 精神干渉で敵の攻撃の矛先そのものを変更し、敵の精神攻撃に耐えるというシズホの作戦は無事成功した。今なら妖精達は隙だらけだ。まとめて焼き払える!
『人形が吸いし過去の影、我が身に宿り力となれ。応報を持って因果を制す!』
 シズホは「大帝巫」から、かつて倒したジェネシス・エイトの一人、『鋼神ウルカヌス』の幻影を呼び出し、その身に纏った!
『幻影装身(アームドオブリビオン・ミラージュ)!』
 原初の鋼にして炎の神たるウルカヌスの幻影は、辺りの無機物を根こそぎ燃料へと変え、神炎で全てを灼き尽くす!
 術者であるシズホをも飲み込んで膨れ上がったウルカヌスの爆炎は、半径66mの空間にいたエリクシルの妖精達をまとめて消し炭にした!
「あつっ……!でもそれがいい……!」
 爆心地にいたシズホはと言うと、普通に人の形を保っていた。初めから妖精を巻き込んで自爆する気だったので、予め人形に耐火加工を施していたのだ。ちなみに自分ごと巻き込んだのは妖精のユーベルコード対策と趣味を兼ねた一石二鳥の妙手である。全力を振り絞り、妖精達の数割を一撃で葬ったシズホは満足そうに地面に倒れ込んだのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メンカル・プルモーサ
…ふむ、考えてみると…これは妖精に付け入る隙を与えない…つまり…
如何に自分の意志を強く押し出すか、思ったことは必ず実行する、と決意する事が鍵か…

…まあ、私はお前ら妖精に叶えて貰う望みなど何一つ無い…
…そして、自動的に、強引に歪めて願いを叶えるというなら…お前らは潰す必要があるね…
【縋り弾ける幽か影】を起動…ステルス型自爆ガジェットを放って●ドッペルゲンガーを発動しようとする妖精を優先的に狙って解除させるよ…
…そして体勢が崩れた所に重奏強化術式【エコー】で多重強化をした【尽きる事なき暴食の大火】を発動…
…全ての存在をを飲み込む白い大火を妖精達にぶつけて燃やすとするよ…



●探求者の矜持
「なんだこれ。暑いなここ……」
 戦場へと降り立ったメンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)は予想外の熱気にぼやきながら、ローブの裾でばさばさと顔を仰いだ。周囲を見渡せば辺りの地面や壁には大穴が空き、穴の近くの床や壁はマグマのような有様と化していた。恐らく先にここに来た猟兵の攻撃でこうなったのだろう。メンカルは大穴付近に転がっている犯人と思しき友人を魔法陣に回収しつつ、こちらへと飛んでくるエリクシルの妖精を睨み付けた。
「『わたしたち』は『自動なる者』。
『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
『制約』無しに『無限の願いを叶えるもの』。
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 エリクシルの妖精は、他の猟兵達に尋ねたのと同じように、メンカルにも望みを聞いてきた。
「私はお前ら妖精に叶えて貰う望みなど何一つ無い…」
 メンカルにも望みはある。魔法についてもっと知りたい。世界の秘密を知りたい。地平線の先まで。空の果てまで。次元の壁の向こうまで。知識の探求者である彼女にとって、まだまだ知りたいことはいくらでもある。それこそ無限とも思えるほどに。けれど、それは自分の足で歩いて見つけるからこそ価値があるのだ。「まだ知らないこと」がなくなってしまえば、彼女の人生は輝きを失ってしまう。
「…自動的に、強引に歪めて願いを叶えるというなら…お前らは潰す必要があるね…」
 メンカルの呟きと共に、突然辺りの空間が火を吹き、妖精の一体が粉々になった。メンカルの決意に一切の迷いは無い。妖精達が彼女の人生から大切な宝の地図を奪おうというのなら、それは「敵」だ。「トリニティ・ウィッチ」の誇りにかけて、叩き潰さねばならない。
「忍び寄る破滅よ、潜め、追え。汝は炸裂、汝は砕破。魔女が望むは寄り添い爆ぜる破の僕。『縋り弾ける幽か影(ステルス・ボム)』」
 呪文の詠唱と共に翡翠色の魔法陣が輝き、魔力の風でメンカルの灰色の髪が揺れる。エリクシルの妖精達はメンカルを脅威とみなし、ユーベルコードで彼女のドッペルゲンガーを召喚しようとするが……。
 ドドドドドン!
 その直前、僅かに辺りの空気が揺らいだかと思うと、妖精達の周囲で次々と爆発が起こり体に亀裂が入った妖精達は魔力の集中が途切れた。
 メンカルが召喚したガジェットの名はステルス・ボム。その名の通り、標的に忍び寄って自爆してくれる優れものだ。メンカルが三界の知識を融合させて作り上げた傑作ガジェットの一つである。
 「「「「貪欲なる炎よ、灯れ、喰らえ。汝は焦熱、汝は劫火。魔女が望むは灼熱をも焼く終なる焔」」」」
 灰色の魔女は態勢を崩した妖精達にトドメを刺すべく、重奏強化術式【エコー】による多重詠唱で強化した全ての存在を飲み込む白い大火を放つ!
「滅びろ。『尽きる事なき暴食の大火(グラトニー・フレイム)』」
 極大の劫火は、妖精達を呑み込んでまとめて灰塵へと変えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シン・コーエン
(エリクシルの妖精に)お前の事は両親や色んな人から聞いている。
お前達と戦う機会が巡ってこようとは・・・とかくこの世は面白い。
と、不敵な笑みを浮かべて対峙。

エリクシルへの望みは思い浮かべない(願いは自分で叶えるのが信条なので)。
無心に目の前の邪悪な妖精を斬るのみ。

妖精達の突進については【第六感・見切り】で予測し、【空中浮遊・自身への念動力・空中戦】を組み合わせた3次元的な動きで空中を自在に舞って回避し、更に空中に【残像】を多数ばら撒いて妖精達に的を絞らせない。

そしてUCと共に繰り出す【2回攻撃・炎の属性攻撃・衝撃波】によって、1体ずつ屠る。
「お前達と出会った以上、滅ぼすのは俺の役目でもある。」



●英雄を継ぐ者
「『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
 されど、『わたしたち』は『宝石を歪める』ために『造られ』ました」
 無機質な声で同じ台詞を繰り返しながら、新たに現れた猟兵に迫るエリクシルの妖精達。
「お前の事は両親や色んな人から聞いている。
 お前達と戦う機会が巡ってこようとは・・・とかくこの世は面白い」
 シン・コーエン(灼閃・f13886)は巨大な災魔を見据え、不敵な笑みを浮かべて対峙する。英雄の手で育てられたシンは、子供の頃から様々な英雄譚を耳にする機会があった。その中に、興味深い怪物がいたことを思い出す。
 資格を持つ者の前に現れ、代償と引き換えにその願いを以て世界を破滅に導く『万能宝石』エリクシルの妖精。目の前にいる巨大なる災魔こそがそれに違いあるまい。思いがけず伝説の怪物と戦うチャンスに恵まれたシンは、数奇な巡り合わせに己が昂るのを感じていた。
「『この世界』の『万能宝石』は『完全』。
 『制約』無しに『無限の願いを叶えるもの』。
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 問いかけてくる妖精達には答えず、シンは無言で手にした赤き光の剣「灼星剣」を一閃する。衝撃波で妖精の胴に一条の閃光が走り、邪悪なる妖精の身にヒビが入った。
 シンには他人に叶えてもらいたいような望みはない。自分の望みは自分の力で叶えるのが信条だ。望みを叶える力を秘めた災魔達を滅ぼすことにも躊躇はなかった。剣を抜いたシンの殺気に反応したのか、エリクシルの妖精達は一斉に羽根を広げ、魔力の鎧を纏いながら突進してきた。
(四体、いや、後ろからも一体来ている。全部で五体か)
 全身が金属で出来ており、全長10mを超えるエリクシルの妖精達の体重は50トンは軽く超えているだろう。直撃すればいかにシンとてただでは済むまい。前後左右から猛スピードで突進してくる妖精達に対し、シンはギリギリまで妖精達を引き付けてからフォースの力で空中へと舞い上がった。フォースを爆発させて加速し、一瞬でトップスピードへと達したシンは最新鋭戦闘機を思わせる高速機動で妖精の背後に回り込むと、「二本」の灼星剣を渾身の力で振り抜いた。
「唸れ、灼星剣!」
 二振りの赤い刃が交差し、エリクシルの妖精を四つに溶断された。さらに、剣から発生した炎の波がエリクシルの妖精の背を突き抜け、後ろにいた妖精をもチョコレートのように溶かした。
『灼閃・連星』。ユーベルコードにより灼星剣を複製し、超高速の二連撃を以て敵を瞬断する絶技である。二体の同胞を瞬時に屠ったシンを恐れてか、残る三体は同時に飛び掛かり、その内の一体の巨大な腕が、シンの体を貫いた。
 しかし、その瞬間、貫かれたように見えたシンの体が陽炎のように揺らいで消えた。妖精が捉えたのは、シンの残像だったのだ。
「ハアッ!」
 シンの灼星剣が再び交差し、エリクシル妖精の巨体をバラバラに解体した。残りの妖精達がシンを捕えるべく迫るが、シンは幾重にも残像が発生するほどの速度で空を駆け、妖精達の前から瞬時に消え去った。鈍重な妖精達とシンではスピードがまるで違うのだ。未来が見えているかのような最小限の動きで妖精達の突進を躱したシンが音よりも速く妖精達の間をすり抜けると、二体の妖精達が衝撃波で粉々に砕け散った。
「お前達と出会った以上、滅ぼすのは俺の役目でもある」
 シンはそう宣言すると、次々とエリクシルの妖精達を狩っていった。偉大なる英雄達の意志を継ぎ、世界を護る者としてエリクシルの妖精達はこの手で討つ。それがシンの蒼い瞳の内に秘められた誓いだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

雪華・グレイシア
生憎とボクの願いはボクの力で叶えると決めているんだ
キミたちと話すような言葉なんてないさ

謡うは冷たい行進曲
呼び出すのは氷嵐を巻き起こす冬将軍
氷嵐をありったけの範囲で展開したら、嵐の中に紛れて【目立たない】ようにしながら【忍び足】で移動開始
質問されれば答える気はなくても頭に思い浮かんでしまうことはある……妖精なんていう割には随分と姑息な手を使うじゃないか
でも、この氷嵐の中じゃそんな言葉、ロクに聞こえやしないさ
敵の死角に入り込みながら、【予告状】の【投擲】と【ワイヤーガン】で【だまし討ち】を仕掛けていくよ
敵も数が多い、高所の水晶に【ワイヤーガン】を射出しながら【地形の利用】をして動き回るとしよう


神元・眞白
【WIZ/★☆】
望みを叶えてくれる、それだけなら面白い存在。
けれど代償が必要であるなら願う事もない。…最も願い事は自分で叶えないと。
あるべき場所に帰ってもらいましょう。…あなたの帰る場所は?

大きい相手ならそれだけ死角が多いはず。見える、なら何か方法があるけれど。
相手より数が多くても大きさの優劣はつく。分身隊は真正面から相対を。
飛威、こちらは別方向からの急襲。ヒットエンドアウェイを主に。
見た目は周りと同じだから抜ける時は分身の中に紛れる様に。
木を隠すなら森の中。人形を隠すなら……そうそう。

もし倒せたなら残骸を調べてみても。妖精さんの世界が分かるかもしれないし



●ホワイト&スノウ
「『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
 『エリクシル』に『代償』を捧げ、
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう
「望みを叶えてくれる、それだけなら面白い存在。
 けれど代償が必要であるなら願う事もない。
 …最も願い事は自分で叶えないと。
 あるべき場所に帰ってもらいましょう。…あなたの帰る場所は?」
 迫り来るエリクシルの妖精達。叶えてもらう願いなどない、と告げた神元・眞白(真白のキャンパス・f00949)は妖精達に逆に尋ねる。この不思議な災魔達は、一体どこから来たのだろうか。
「『この世界』は『知りません』。
 『この世界』は『知りません』」
 機械的な反応を示すエリクシルの妖精達。だが、彼女(?)達が答えないのならそれはそれで結構なことだ。眞白のユーベルコードは、相手が質問に答えないことで効果を発揮するのだから。
 眞白の質問と共に白金の召喚符から召喚された68体の眞白の分身達は、真正面からエリクシルの妖精達に相対し、それぞれが戦術器―メイド服を着た戦闘用の黒髪の人形を取り出す。あっという間に戦場は68×3の眞白と黒髪メイドたちで埋めつくされた。
「分身隊は真正面から相対を。
 飛威、こちらは別方向からの急襲。ヒットエンドアウェイを主に」
 戦術器の飛威(本物)に指示を出し、眞白は分身達の中に紛れる。これで準備完了だ。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 問いかけと共に、虚空から新たなエリクシルの妖精が召喚される。
「汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 分身と本物の区別はついていないのか、エリクシルの妖精は分身達に対して質問を続けている。どうやら、質問されたのが本物でなければ新たなエリクシルの妖精は召喚されないようだ。ならば、付け入るスキはいくらでもある。
 地面を埋め尽くした人形達や眞白の分身の合間を縫うように移動しながら、黒髪美少女メイド人形の飛威はナイフを振り回してエリクシルの妖精を切り刻む。計画通り。全て順調だ。難点は、エリクシルの妖精はサイズがかなり大きいので致命傷を与えるまでは時間がかかりそうな所だが――。
 その時、一体の眞白の分身が突然行進曲を歌い出した。
「……あれ?」
 眞白は訝しんだ。分身が自我を持ってしまったのだろうか。そんなことを考えていると、歌い出した暴走分身(仮名)から凍り付くような冷気が発生し、エリクシルの妖精に匹敵するサイズの巨大な鎧姿の巨人が召喚された。
『――――凍えて』
 現れた巨人は絶対零度の吹雪をエリクシルの妖精にお見舞いし、その巨体を一瞬にして凍結させた。
「これは……ユーベルコード?」
 暴走分身はくるりと一回転すると正体を現した。シルクハットにマントという、マジシャンのような姿をした猟兵。彼は雪華・グレイシア(アイシングファントムドール・f02682)。眞白と同じくミレナリィ・ドールの猟兵であり、怪盗である。
「生憎とボクの願いはボクの力で叶えると決めているんだ
 キミたちと話すような言葉なんてないさ」
 雪華はエリクシルの妖精に向けてそう呟くと、68体の分身の中に潜んでいる本物の眞白の元に真っすぐに駆け寄り微笑みを浮かべた。
「ボクは雪華・グレイシア。怪盗だ。こんにちは、美しいレディ。ちょうどいい所に群衆がいたので、失礼させてもらっていたよ」
 名刺代わりに予告状を差し出す雪華。
「気付かなかった。でも、ちょうどいい。妖精達の残骸を、持ち帰りたいの。協力してもらえる?」
「お安い御用。宝石と名前のつくものを盗むのは怪盗の本懐さ」
 宝石人形の別名を持つエリクシルの妖精。その残骸を調べることができれば、彼の存在の秘密の一端が分かるかもしれない。それが眞白がここに来た理由の一つだ。
「冬将軍が氷結させた妖精なら、君のメイドさんの攻撃でも容易く砕けるはずだ。まずは妖精達を全滅させよう」
「わかった」
 雪華の指示通り、冬将軍はエリクシルの妖精達に絶対零度の嵐をばら撒く。雪華自身も嵐の中、高所の水晶や妖精の巨体にワイヤーガンを打ち込み、次々と首を刎ねていく。飛威とその分身達も、氷結した妖精の体をナイフで次々と打ち砕いていった。相変わらず妖精達は質問を繰り返していたが、嵐の風音でその声はかき消され、もう二人には聞こえていなかった。
 戦いが終わった後、二人は手ごろな大きさの残骸を持ち帰ることに成功したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アルトリウス・セレスタイト
願う必要はない
俺は望みがあれば自力でどうとでも出来るからな


天楼で捕獲
対象は戦域のオブリビオン及びその全行動
原理を編み「迷宮に囚われた」概念で縛る論理の牢獄に閉じ込める
高速詠唱を『刻真』で無限加速し「瞬く間もなく」戦域全て覆う規模で展開
姿すら見えずとも条件を満たせば対象は囚われる

常に自壊の原理に晒されれば鏡像は無駄
俺まで辿り着く個体がいても満足に動けはせん

迷宮へは『解放』を通じ全力で魔力を注ぎ強度と自壊速度を最大化
出口は自身へ設定

万一辿り着く個体があれば『討滅』を乗せた打撃で対処
受ける攻撃は『絶理』『刻真』で終わった後へ飛ばし影響を回避
攻撃分含め魔力は『超克』で“外”から汲み上げる

※アドリブ歓迎



●奇跡を宿す者
『わたしたち』は『自動なる者』。
 『自動なる者』にして『宝石の妖精』。
 汝の『望み』を『言う』が『よい』でしょう」
 最後に戦場に現れたのは、アルトリウス・セレスタイト(忘却者・f01410)だった。
「願う必要はない。
 俺は望みがあれば自力でどうとでも出来るからな」
 エリクシルの妖精の問いをアルトリウスは一蹴する。人の器に縛られはしていても、彼は世界が構成される前の法則『原理』を扱う超越者だ。自分に必要な『奇跡』程度ならいくらでも自分で起こせる。こんな風に。
「舞え」
 アルトリウスが呟くと、アルトリウスの背に幾つもの光球が生まれ、エリクシルの妖精に向かって飛んでいった。光球の直撃を受けた妖精の上半身はごっそりと抉れ、まるで鋭利な刃で切断されたかのような断面を晒した下半身だけが残る。アルトリウスはそのまま、残りの光球を操作し、残りの妖精達を消去するべく攻撃を続けた。
 突然、アルトリウスの光球は不意に虚空で消失した。さらに、アルトリウスへと無数の剣の形をした蒼い炎が飛来する。アルトリウスは世界から力を汲み上げ、敵の攻撃を時の彼方へと放逐することで回避した。だが、アルトリウスを襲ったこの技は、アルトリウス自身にしか扱えぬはずの――。
「――鏡像か」
 戦場にはいつのまにかアルトリウスの姿を写し取ったドッペルゲンガーたちが出現していた。
「おまえの望みはなんだ?」
 アルトリウスの鏡像たちは本物と同じく無表情のまま、アルトリウスへと問いかける。
「言ったはずだ。お前達に願う必要などない」
 ドッペルゲンガーたちが全てアルトリウスと全く同じ性能を有しているとしたら、まさしく脅威だというほかはないが――。
 否。アルトリウスの鏡像は彼本人と互角ではない。その性能は術者であるエリクシルの妖精の限界により、大きく制約を受けていた。ならば、アルトリウスが敗れる道理はない。
『惑え』
 アルトリウスは瞬時に原理を編み、「迷宮に囚われた」という概念で縛る論理の牢獄を戦場に展開し、鏡像と妖精達を捕えた。アルトリウスは原理に魔力を注ぎ込み、「自壊」の原理が渦巻く牢獄の中の時を無限に加速させていく。牢獄に囚われたアルトリウスの鏡像たちはそれ以上何も出来ぬまま、ばきりばきり、と足から砕け散り、次々と虚空へと溶けていく。虚ろな存在であった分、定義自体も脆かったようだ。
 エリクシルの妖精達自体はサイズが巨大なせいか、何らかの抵抗力を有している故なのか、並の災魔より遥かに自壊速度が遅いが、だからとって天楼の内では何もできまい。新たな鏡像を呼んだところで、瞬時に消え去るだけだ。
 ほどなく、アルトリウスは奇跡的に彼の元まで辿り着き、腕を伸ばして襲い掛かってきた最後の一体のエリクシルの妖精を拳で粉々に砕いた。これでこの戦場はもう大丈夫だろう。
 かくして、偽りの希望を掲げる災厄の妖精達は、猟兵達に残らず打ち砕かれたのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年02月21日


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト