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マグロを招くは人形の髪

#UDCアース

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#UDCアース


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●失われた伝説
 それは噂に聞いたのか、予知に見たのだったか。
 悪夢に空を飛ぶマグロの幻影が姿を見せたという。マグロはそもそも幻影でダメージを受けないのに攻撃の当たらない高度を飛び、分身のようなものに体当たりをさせた。
 様々な精神的ダメージを受けた者たちがいた。しかし所詮は悪夢の中の幻影、現実の死傷者はほとんどいない。
 悪夢の軍勢はやがて殺人集団と手を組み、マグロは現実世界に現れた。その世界の戦士達は危険な殺人集団の排除を優先したため、マグロは大空に放たれた。
 その後マグロは音沙汰もなく、悪夢の軍勢とともに滅びの運命に身を委ねたという。何人かの戦士に遺恨を残したままで。

●心霊現象
「そんな話はどうでもええねん。いや、似とるんは似とるから関係ないとは限らんけど、多分役には立たへん」
 ならなぜ話したのか。真莉・絵井実。
「UDCアースで邪神マグロとやらの復活の儀式が行われようとしとる……しとるんは間違いないんやけど……」
 一瞬言葉を詰まらせる。
「ある店に髪の伸びる人形が置かれとる。こいつが儀式に関係しとると予知に出た。具体的なことは分からん。何でマグロが髪の毛やねん? よりによって何でうちがこんなん予知せないかんねん?」
 そんなん愚痴られても困るだけである。

●果たすべき使命
「店員も客もオカルト趣味なんか知らんけど、髪が伸びてもあんまり気にしとらへん」
 大きなため息をひとつ。
「もちろん、これだけで復活する訳やないやろな。これがなかったら復活できんとか、それくらい重要なもんやったらある意味楽なんやけどなあ?」
 予知した本人に分からないものが分かりようはない。
「とりあえずこの現象の原因の究明からや。UDC組織とも協力する事になるわ。どんな理不尽でも邪神の復活は阻止せないかん。頼んだで」


相良☆無意味
 相良です。
 すでに同じシナリオ画像もいくつか見えますが、ついにマグロド……来てしまいました。
 ネタが分からなくても大丈夫です。TW4も今は反映できませんので←。

 嬉しくてうっかりフラグメントを確定してしまいました。非常に高難易度なマスタリングになりそうですが、頑張ります(汗。

 雲を掴むような調査からになりますが、こちらも多忙につき間に合わない事が多いかもしれません。
 何度でもチャレンジしてみていただければ幸いです。
 よろしくお願いします。
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第1章 冒険 『髪が伸びる人形』

POW   :    人形を破壊する

SPD   :    人形を解体する

WIZ   :    人形を調べる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

月凪・ハルマ
マグロが邪神で髪が伸びる人形が鍵、と。
うん、何一つ分からない(真顔)

まぁ、それを調べるのが俺達の仕事か。
とはいえどこから手を付けたもんかな……

んー……ここは人形そのものを調べさせてもらうか
一応、持ち主(店長さんかな?)から許可は貰っておきたいな
それが無理そうなら、ちょっとUDC組織の協力を仰ぐとして

さて……それじゃこの人形がどう邪神と繋がるのか、
ちょっと調べてみようか

人形は壊さない様に、慎重に解体していく
後で元通りにするつもりではあるしね
一応メカニック技能はあるけど、コレ役に立つかな?

一通り解体し終えたら、今度は解体した部品に
不自然な箇所がないかを探してみる
一つ一つ丁寧に、見落としが無いように



●交渉?
「マグロが邪神で髪が伸びる人形が鍵、と。うん、何一つ分からない」
 月凪・ハルマ(ヤドリガミの化身忍者・f05346)は真顔で呟く。ここは人形そのものを調べさせてもらうか。一応、持ち主から許可は貰っておきたい。店長さんかな? それが無理そうなら、ちょっとUDC組織の協力を仰ぐとして。
「すいません、こちらに髪の伸びる人形があると聞いてきたんですが」
「あー、お客様お目が高い! こちらは何故か髪が伸び始めた素晴らしい人形でして、元々高級なのでこれだけの価格のところをなんと! 比較のために髪が伸びない同じ型の人形をお付けしてお値段据え置き!」
「え、あ、いえ、原因の調査をですね……」
 結局、UDC組織の入れ知恵もあり、『原因不明なので髪が伸びる状態は保証しないが、それ以外の損傷が発生した際は弁償する』という条件で『1つ』借り受けることができた。

●分解
 さて……それじゃこの人形がどう邪神と繋がるのか、ちょっと調べてみようか。人形職人は都合がつかなかったが、必要な道具もUDC組織を通じて借り受けることに成功した。店との契約もあるし、後で元通りにするつもりで人形は壊さない様に、慎重に解体していく。一応メカニック技能はあるけど、コレ役に立つかな?
「あっ、しまった!」
 部品が音を立てて真っ二つに割れる。写真を撮ってUDC組織を通じて人形職人に確認してもらう。
『外から見えない部品で、綺麗に割れているので接着すれば問題ないでしょう』との返信が返ってきた。ほっと胸をなでおろす。

 一通り解体し終えたら、今度は解体した部品に不自然な箇所がないかを探してみる。一つ一つ丁寧に、見落としが無いように。
 それは意外と簡単に見つかった。頭の裏側、髪が植え付けてある部分に複雑な魔方陣を記した紙がしっかり貼り付けてあったのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

江戸川・律
何一つわからんね
行動選択肢が『人形』しかない無いのもアレだけどさ

…いや、露骨に怪し過ぎるだろコレ
この魔方陣でビンゴなんじゃないか?

ハルマが見つけた魔方陣を横目で見ながら苦笑いを浮かべます

さぁコレをどうにかすれば事件はかいけ…
えっ?…えっと聞き間違いだよな
『1つ』借り受けたと聞こえたんだけど
『1つ』ってことはもしかして他にもあるの?
マジで?ホントに?他のも調べないと駄目?駄目だよね…

はぃ…魔方陣の解析と併せてちゃんと調べますよ
鏡写しの影法師で手数を増やしてお仕事お仕事…

アドリブ共闘大歓迎です。


四王天・焔
■心情
マグロの復活の儀式かぁ、
何だか大変な事になりそうだね。
儀式の阻止のためにも、頑張ろうね。

■行動
SPD判定の行動

人形を解体してみるね。
人形遣いの焔にとっては、得意分野だよ。

店の人に許可を取ってから、人形を借りるね。
解体するからには、あとで戻さないといけないかな。
一応、人形をあらゆる角度から写真を撮っておいて、
復元出来る様にしておくね。

関節部分とかを慎重に解体し、破損しない様に注意するよ。
髪が伸びる、との事だから、特に頭部を丁寧に解体しながら調べるね。
「髪が伸びるって、かなりオカルトだねー。
焔もこういう話は好きだから、どんな風になっているのか気になるよ」



●もうひとつの人形
「何一つわからんね。行動選択肢が『人形』しかない無いのもアレだけどさ」
 ……いや、露骨に怪し過ぎるだろコレ。そう言わんばかりの江戸川・律(摩天楼の探求者・f03475)。
「マグロの復活の儀式かぁ、何だか大変な事になりそうだね」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)も不安を隠さない。
 ハルマが見つけた魔方陣を横目で見ながら苦笑いを浮かべる。
「この魔方陣でビンゴなんじゃないか? さぁコレをどうにかすれば事件はかいけ……えっ?」
「ん? どうしたの?」
「……えっと聞き間違いだよな?『1つ』借り受けたと聞こえたんだけど?」
「聞こえたね」
 あっさり認める焔。
「『1つ』ってことはもしかして他にもあるの?」
「だよね?」
「マジで? ホントに? 他のも調べないと駄目? 駄目だよね……」
「うん、儀式の阻止のためにも、頑張ろうね」

●再交渉
「すいません、髪が伸びる人形なんですが」
「あー、お客様お目が高い!」
「えっと、もうそれいいから」
「へ?」
「どうも危険な術式がかかっているみたいだから、もうひとつ貸してもらえないかな。もちろんちゃんと戻して返すよ」
「いやー、お客様ぁあ。そうおっしゃられましてもねぇ。こちら当店の看板娘みたいなものでして、こちらを見学に来てお土産に人形を買っていただく方もいらっしゃいますので……」
「けどな……」
 相変わらず妙に粘る店員。二度目はすんなり借りれるとタカをくくっていた2人は精神的に疲弊しながら、なんとか同じ条件で2体目を借り受けることができた。

●分解・2体目
「疲れた……けど、解体するからには、あとで戻さないといけないかな」
 焔は一応、人形をあらゆる角度から写真を撮っておく。人形からユーベルコードが発動したときのため、念のためオペラツィオン・マカブルでからくり人形にダメージを移せる様に準備しておく。ハルマが借りた道具と、彼が解体したときの情報を元に慎重に解体していく。
「やるか……『さぁもう一人の俺、よろしく頼むぜ』」
 律は鏡写しの影法師でもうひとりの自分を呼び出した。一方で焔のサポートをしながら、もう一方でハルマが取り出した魔方陣を確認していく。
 やはり同じく、頭の裏側に同じ魔方陣があった。
 そしてその魔方陣は、周囲からほんの少しずつ生命エネルギーを吸収するものの様である。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​


●補足
 ちなみに、ハルマが解体した人形は、魔方陣を外して組み直すと髪は伸びなくなった。しかし……。
 外した魔方陣から、再び少しずつ髪が生えてきている様だ。
 真実に近づいているようではあるが、まだマグロとの接点は見つからない。調査は続く。
リリィエル・ロックウェル
髪が伸びるとか怖すぎなのです、焼いてしまうのです。
POW使用

呪いの人形は燃やすって聞いたのです、メラメラ太陽シュートで燃やすのです、燃やした後は埋めて線香上げて供養するのです。


仁上・獅郎
邪神……マグロ……?
それも意味不明ですが、髪が伸びる人形と何の関係が……?
……今は考えるのはやめましょう。頭が痛くなる。

まず店長さんに探りを入れますか。
髪が伸びる人形がいくつあるのか、何処から仕入れたものか。
おひとつ購入しますのでさくっとお話して頂きましょう。

人形の方は、内部に影の追跡者を潜らせて確認を。
他の方同様に魔法陣を見つけたら、そこから別の場所に集めた生命エネルギーを送っていないか確認してみましょう。
魔法には詳しくないので、エネルギーの経路があれば影の追跡者に追走させてみます。
……初めての使い方ですが、上手くいきますかねえ?


ラーゴ・ラック
・WIZ

なるほど。人形の頭部に魔方陣が仕込んであり、そこから髪の毛が伸びていた、と。

その魔方陣は本当に髪の毛を伸ばしているだけなのか…?

生命エネルギーを吸収した結果が髪の毛が伸びるだけなど、些かエネルギーが釣り合っていないように思える。
生命エネルギーを別の場所に送る事こそが本当の役割なのではないだろうか。

となると髪の毛が伸びるのは周囲に人を呼び寄せるため、もしくはカモフラージュか。

もし、オブリビオンに生命エネルギーを送るための魔方陣ならば、死霊術師としてのオブリビオンを操る知識で何かわかるかもしれない。そうでなくとも、手がかりが見つかれば御の字だ。
ともかく、取り出した魔方陣を詳しく調べよう。



●燃焼
「髪が伸びるとか怖すぎなのです、焼いてしまうのです」
「ちょ、ちょっと待て」
 リリィエル・ロックウェル(クレヨンの勇者・f01438)はユーベルコードを発動しようとして仲間たちに取り押さえられた。まぁ、ほんのわずかとはいえ、紙から髪から伸びてきたのである。取り乱したとしても無理はない。
「呪いの人形は燃やすって聞いたのです、メラメラ太陽シュートで燃やすのです、燃やした後は埋めて線香上げて供養するのです」
「調査が終わるまで待って! ちゃんと後で供養しますから」
 ラーゴ・ラック(記憶をなくしたブラックタール・f08563)はそう言ってなだめると、その魔方陣を護るように向き合った。

●購入
「変わった人形があると聞いてきたのですが」
 仁上・獅郎(片青眼の小夜啼鳥・f03866)は店頭に向かっていた。
「ほう、変わった人形ですか?」
「何でも……髪が伸びるとか。おひとつ頂ければと思いましてね」
 どこから調達したのか、本業がよほど潤っているのか、店の言い値をポーンと支払う。
「今はサービスでこちらの人形をおつけしておきますね」
「あ、それはいいです。それより」
「え……はぁ……そうですか……」
「この現象が起きる人形はあといくつありますか?」
「調査と言われて2つほど貸し出しておりまして、在庫は残り1つしかございません、はい」
「仕入れ元はどちらになりますか?」
 饒舌だった店員の態度が一変する。
「……えー、当店のものは全て職人から直接仕入れておりまして、当店からしか入手できなくなっております」
「その職人さんというのは?」
「えー……この通り腕は良いですが、まだ知られておりませんで……もし直接購入されると困りますので……」
「いえいえ、職人さんもプロでしょうからそんな契約違反もしないでしょう。もちろん私もこちらから買わせていただきます」
「しかしですね……」
 店員の口は意外なほどに硬かった。あっさりお金を出しすぎたのが裏目に出たのだろうか? サービスの人形を断ったのは……あまり意味はないか。

●魔方陣の秘密
 ラーゴは状況を整理する。
 人形の頭部に魔方陣が仕込んであり、そこから髪の毛が伸びていた、と。その魔方陣は本当に髪の毛を伸ばしているだけなのか……?
 生命エネルギーを吸収した結果が髪の毛が伸びるだけなど、些かエネルギーが釣り合っていないように思える。生命エネルギーを別の場所に送る事こそが本当の役割なのではないだろうか。
 となると髪の毛が伸びるのは周囲に人を呼び寄せるため、もしくはカモフラージュか。ともかく、取り出した魔方陣を詳しく調べてみる。
 基本的な布陣は、確かに生命エネルギーの吸収。追加されている術式は予想通りエネルギーの大半をどこかに送信し、残ったごく一部を各「毛根」に流し込んでいる。
 さて、生命エネルギーが送信されている方向であるが……

●視認と追跡
 獅郎は魔法に詳しいわけではない。直接的な手段を取ってみる。
 購入した人形の内部に影の追跡者を潜らせる。頭部に向かい魔方陣を確認すると、エネルギーが流れていくのが確認できた。
 そのまま影の追跡者に追跡させる。その流れは北に向かう。そこに見えたものは……

●生命エネルギーの行方
 生命エネルギーが送られていた先、それは……
「「海岸!」」
 ラーゴと獅郎の叫びがハモる。
「燃やすのです!」
「あ、もういいですよ」
 二枚の魔方陣を可燃物から離した安全な場所に置いたところで、ようやく解放されるリリィエル。
「『赤は炎の色!燃える太陽の色なのです!』メラメラ太陽シュート!!!!」
 消しクズと化した魔方陣の脇で、2本の線香が良い香りを立てていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 冒険 『不思議な砂浜』

POW   :    依頼なんて知るか! 俺は、私は、海で泳ぐぞ!

SPD   :    全て拾えば問題ない。ゴミも含めて素早く回収

WIZ   :    何かしらの方法で探索・探知

👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 獅郎の影の追跡者が見た海の近くに、海からの漂流物が散らかっていた海岸があった。
 UDC組織の調査で、近くに人形職人が小屋を建てて住んでいたが、魔方陣からのエネルギーの流れが発覚した直後に小屋が海に捨てられ、その残骸や中身もバラバラに打ち上げられているという。
 そこで、漂流物を片付けながら儀式に関係のありそうなものを回収してほしいとの依頼があった。
月凪・ハルマ
なんでもいいから手掛かりが欲しいな
それじゃ、海岸清掃という名の情報収集、始めるか

◆SPD判定
けどまぁ、流石に範囲も広いしな
ここはユーベルコードでゴーレム達を呼び出して手伝ってもらおう
数は力という事で。ゴミも含めて片っ端から回収していく

しかし、儀式に関係してそうなものっていうとなんだろ
見た目からあからさまに怪しいって分かったりするんだろうか
まぁ、そこは回収してみないと何とも言えないか

……まさかとは思うけど、ここでマグロ関係の何かが
出てきたりしないだろうな
本気でそんなの出てきたら無言で「マジか」って顔になるぞ俺

―—とにかく、手掛かりの為には回収回収…っと

(この後、周囲はかなり綺麗になりました)


仁上・獅郎
なるほど、全体像が大まかに見えてきました。
職人さんが怪しいですが、追うには難しそうか。
仕方ないですね、地道に行きましょう。

引き続き先程の影の追跡者にエネルギーの経路を追わせます。
難しければ海岸で魔法陣や似た術式がある物を集めさせましょう。
判別には[第六感]をフル活用で。
詳しくはないとはいえ、探索者の端くれですからね。
何かわかるでしょう。きっと。

僕自身も魔術的な物を探しながら、海岸の漂流物を掃除。
他はガラスなど尖ったものを優先して排除。危ないですからね。
あとは乾いた流木で焚き木をしておきましょう。
この季節に泳ぐ人はいないとは思いますが、念のため……。


四王天・焔
■心情
髪が伸びる人形の次は、海岸の漂流物回収か。
本当にここに、儀式に関係するものが流れているのかな?

■行動
SPD判定の行動を取るね。

とりあえず、片っ端から海岸の漂流物を回収していくよ。
大きなビニール袋を用意し、手を怪我しないように軍手を着用。
ゴミ拾いトングも用意しておくね。

何か、儀式に関係がありそうなものを一つずつ調べていって、
重要そうなものは、別のビニール袋に分けて回収しておくね。

回収し終わったゴミや漂流物は
他の猟兵さんたちと協力して、分析・調査してみて
怪しいものが無いかを、確認しておくよ。

「海岸も綺麗になったし、一石二鳥だね♪」


ラーゴ・ラック
・SPD

こ、これは酷い。
UDCアースの海は綺麗だと聞いていたから少し楽しみにしていたのに…これじゃ台無しじゃないか。
邪神め、どれだけこの世界を穢せば気が済むんだ。

仕方ない、【バウンドボディ】を使用し体の一部で袋を作って一帯のゴミを片付けよう。
袋はゴミを入れる用と、怪しい物を入れる用の2つを用意すればいいだろう。身体の体積が減ってしまうが知ったことか!

さぁ、一つ残らず掃除してやるぞ!蒼海を乱す汚れども!



●こっそり訂正と衝撃
 海岸の近くに海岸。海岸は続いているものである。正しくは海岸の近くに砂浜である。上にも大きく『不思議な砂浜』と書いてある。
「こ、これは酷い」
 ラーゴは愕然としていた。もちろん、些細な訂正にではない。
「UDCアースの海は綺麗だと聞いていたから少し楽しみにしていたのに……これじゃ台無しじゃないか」
 握りしめた拳がわなわなと打ち震える。
「邪神め、どれだけこの世界を穢せば気が済むんだ」
 いや、必ずしも全てが邪神のせいとは限らないのではあるが。あまりに深刻な雰囲気に、誰も突っ込めなかった。

●清掃は数だよ!
「なんでもいいから手掛かりが欲しいな。それじゃ、海岸清掃という名の情報収集、始めるか」
 ハルマはそう言うと、砂浜を眺めた。
「けどまぁ、流石に範囲も広いしな。『皆、出番だ!』」
 ユーベルコードで20体ほどのゴーレム達を呼び出して、大きなモノを中心にゴミも含めて片っ端から回収していく。胸には「1」の文字。この場合、数は力という事で合体はさせない。
「しかし、儀式に関係してそうなものっていうとなんだろ?」

●探索と清掃
「なるほど、全体像が大まかに見えてきました」
 獅郎も1人呟く。職人さんが怪しいですが、追うには難しそうか。仕方ないですね、地道に行きましょう。
 影の追跡者で引き続きエネルギーの経路を辿りつつ、自らも魔術的な物を探しながら、ガラスなど尖ったものを優先して排除していく。
「髪が伸びる人形の次は、海岸の漂流物回収か。本当にここに、儀式に関係するものが流れているのかな?」
 焔は疑問に思いながらも大きなビニール袋を用意し、手を怪我しないように軍手を着用。ゴミ拾いトングで教科書通りのゴミ拾いをはじめた。用心深く、不意にユーベルコードを受けた時のために、オペラツィオン・マカブルで【からくり人形】に排出する準備も忘れてはいない。

●縮む肉体と熱源
 仕方ない、【バウンドボディ】を使用し体の一部で袋を作って一帯のゴミを片付けよう。
「身体の体積が減ってしまうが知ったことか!」
 ラーゴは他種族の平均身長くらいになりながら、ゴミを入れる用と、怪しい物を入れる用の2つの袋を用意する。
「さぁ、一つ残らず掃除してやるぞ! 蒼海を乱す汚れども!」
 片っ端から落ちているものを集めていった。
「……熱い、熱いぞ、これは何だ?」
 熱源の方を見ると……獅郎が乾いた流木で焚き木をしていた。
「な、何やってるんですか?」
「この季節に泳ぐ人はいないとは思いますが、念のため……」
「紛らわしいでしょうが!」
「その……すいません……おや、それは……」
その時、獅郎の[第六感]はラーゴが手にしたモノに違和感を覚えた。
「えっ?」
 彼が最後に拾って手にしていたそれは……イージーオープンエンド、フルオープンエンド(FOE)タイプの……つまり缶切りの要らない、現代風のツナ缶だった。スタンダードなマグロの油漬けである。もちろんマイルドなカツオではない。そしてその「フルオープニングふた」には、魔法円が描かれていた。

●整理
 ゴーレムの活躍で、大きなゴミはあらかた纏められていた。小さなゴミもまだまだあるものの、かなり集まってきている。
「……まさかとは思うけど、ここでマグロ関係の何かが出てきたりしないだろうな。本気でそんなの出てきたら無言で『マジか』って顔になるぞ俺……って……」
 ラーゴが持ってきた魔法円入りのツナ缶を見て、『マジか』としか形容のしようのない顔で固まるハルマ。
「もうちょっとかかるけど、海岸も綺麗になったし、一石二鳥だね♪」
 焔はとりあえず素直に喜んでおいた。うん、綺麗な砂浜は気持ちがいいよね。

 ツナ缶はまだあるのか。その魔法円はどんな術式が秘められているのであろうか。
 他にも、儀式に関係ありそうなものは見つかるのだろうか?

 頑張れ猟兵達。真実はすぐそこだ。邪神マグロ顕現の時は近い……かもしれない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

玖篠・迅
噂には聞いてたけど、邪神マグロってほんとにいたんだなあ
邪神がマグロの姿になったのかマグロが邪神になったのか、どっちなんだろうな。邪神だし信仰してた人もいるんだろうけど、どんな考えだったんだろ。
…うん、邪神マグロの事考えるのやめて調べよう。

真莉の話だと悪夢にマグロが出て、殺人集団と手を組んで現実世界にでたんだよな。
人形の頭に仕掛けられたら髪が伸びたって事は、ツナ缶に仕掛けられたのからはマグロが…とかないよな?
とりあえず式符・朱鳥で上からツナ缶と、なんか術が仕込まれてそうな物を鳥たちに探しといてもらう。
俺はその間に魔法円に「ハッキング」をしてみて、どんな術式かと復活にどう関係するかを調べてみるな。


虚偽・うつろぎ
POW
海に入って泳いだり潜ったりして楽しむ
海中や海底を探索


海だー
水泳だー
素潜りだー
でっかい魚を捕獲するよー
海底まで潜ったら何か面白いものがないかなー
あ、密漁ではないよ?ないよ?

みたいな感じで海中遊泳、海底探索を楽しみつつ
ついでに海中海底を捜索してみる
マグロ関係だし海中の方が何か見つかるかもだね
海底を探れば何か沈んでいるかもさ
海岸まで流れなかったものとかね
海底では砂に埋もれていないかも一応確認



●マグロ邪神問題
 噂には聞いてたけど、邪神マグロってほんとにいたんだなあ。玖篠・迅(白龍爪花・f03758)は思案する。
 邪神がマグロの姿になったのかマグロが邪神になったのか、どっちなんだろうな。邪神だし信仰してた人もいるんだろうけど、どんな考えだったんだろ。
 その時……。

●泳ぐもの
「海だー。水泳だー。素潜りだー」
 虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)ははしゃいで……え? え?
 コホン。どこから、そう、なぜかどの方向から見てもフォントにしか見えないそのブラックタールは服を着ていないので、何も構わず海に飛び込む。
 ただ浮かれているわけではない。
「でっかい魚を捕獲するよー。海底まで潜ったら何か面白いものがないかなー。あ、密漁ではないよ?ないよ?」
 ちゃんと掃除と調査もしている。だから浮かれているだけではないって。
 マグロ関係だし海中の方が何か見つかるかもだね。海底を探れば何か沈んでいるかもさ。海岸まで流れなかったものとかね。海底では砂に埋もれていないかも一応確認、と真面目な思考はモノローグにされてしまうのであった。

●缶詰マグロ問題
 ……うん、邪神マグロの事考えるのやめて調べよう。フォントの喧騒に、迅は頭を切り替える。とは言え、結局状況の整理から入るのが一般的な陰陽師である。
 ええと、真莉の話だと悪夢にマグロが出て、殺人集団と手を組んで現実世界にでたんだよな。人形の頭に仕掛けられたら髪が伸びたって事は、ツナ缶に仕掛けられたのからはマグロが……とかないよな?

●行動
 とりあえず式符・朱鳥を呼び出して、上からツナ缶や術が仕込まれてそうな物を鳥たちに探しといてもらう事にした。やはり清掃は数(。
 その間、迅は魔法円に「ハッキング」を試みる。少々危険は伴うが、成功すれば術式の知識をひとつづつ引っ張り出して照らし合わせなくても詳細を直接知ることができる。
 問題はどんな術式かと、復活にどう関係するか。
「あぶなっ」
 ギリギリのところで解除する。全身から脂汗が出ていた。
 それは、人形の魔方陣から送られてきた生命エネルギーを引き寄せて缶詰の中に流し込んでいた。
 中にある油漬けのマグロ肉は、肉組織だけとは言え蘇生した状態である可能性がある。

●集合
 大量のうつろぎの分裂体が大漁、いや立派なブリと大量のガラクタっぽいものと……缶詰をそのフォントに引っ掛け……持って上がってきた。油漬けは流れ着いたものもあったが、水煮は金属の比重で沈んでいたらしい。
「ふぇっくしょん! んー、思ったより冷えたぞよ」
 何気に毒電波を受信しながら、1つにまとまって焚き火に当たるうつろぎ。
 ガラクタには全て、ツナ缶の魔法円の一部とも取れる、シンプルな刻印が刻まれ、あるいは塗られていた。式神や他の猟兵達も、同じ魔法円や刻印のあるツナ缶やガラクタを集めていた。
 それらが鳴動し、飛び跳ねると1つにまとまり始める。

 その選択が正しかったのかどうか、それを考える余裕は今はない。いずれにせよ、今は目の前に現れつつあるものを倒すしかない。特別な訓練を受けた猟兵達の直感はそう告げる。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『邪神マグロ』

POW   :    大地を穿てマグロ
単純で重い【突進 】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    回遊魚の本気
【マグロ本気で泳ぎますモード 】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ   :    突撃する同胞達
レベル×5体の、小型の戦闘用【空を泳ぐマグロ 】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はフィーナ・ステラガーデンです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●顕現
 目の前に、確かにマグロが空を飛んでいる。『邪神マグロ』の顕現である。
 しかし、儀式そのものには介入できたはずである。

 不完全な存在であることを信じて、倒すしかない。異様な光景であろうとも。たとえ仲間にフォントがいても。
虚偽・うつろぎ
まぐろキターーー!
食すよ食すよ

ちょこちょこ動き回って邪神マグロに自分のいる場所をアピール
邪神マグロが攻撃を仕掛けてきたら
こちらもマグロへ突貫し、衝突寸前でジバクモード発動
技能:捨て身の一撃を最大限活用して開幕早々に自爆するよ
攻撃はその一撃だけで終わるかと
自爆することに全てを掛けた存在
それがうつろぎ

もし小型マグロを出して来るようなら刻印内蔵の7本の腕でぺちぺち攻撃
なるべく邪神マグロに近づき
ジバクモードの効果範囲内に入ると同時に自爆

自爆後はちょっとしたクレーターの中で倒れた状態でピクピクしてるのでは?
後でスタッフに回収されます
後からしれっと戦闘に再び参加してるかも

アドリブ等ご自由どぞ
何でもありです


四王天・焔
🔴🔴で真の姿になる。
真の姿は、目の色が赤くなる。

■心情
ついに現れたねー、邪神マグロ。
これまで色々と調査を苦労して頑張ったんだから
こんなところで負けないよ。

■行動
SPD判定の行動を取る。

ガジェットショータイムを使用して、武器とするね。
フェイントを駆使して、確実に攻撃を当てる様にし
2回攻撃、属性攻撃で攻撃していくね。
敵の動きが速くて攻撃が当てにくいなら、範囲攻撃も使用。

回遊魚の本気に対しては
出来るだけ自分の動きを最小限に抑えて、
見切りを活用して攻撃を避ける様にする。
攻撃が避けられないなら、盾受け、オーラ防御で直撃を免れる様にし、
防御後はカウンターで反撃。



●対峙
 ついに現れたねー、邪神マグロ。これまで色々と調査を苦労して頑張ったんだから、こんなところで負けないよ。
 焔の目が赤く光り、ガジェットショータイムが発動、武器に変形させる。
「まぐろキターーー! 食すよ食すよ」
 うつろぎの声が聞こえる。食す? さすがは……
 いやいやいやいや、ブラックタールでも流石に邪神を食べるのは大丈夫なんだろうか。

●攻撃
 とりあえず聞こえないことにして邪念を振り払った焔。最低限の動作で見切り、盾受け、オーラ防御を使いつつ、フェイントを駆使して2回攻撃、属性攻撃を当てていく。「マグロ本気で泳ぎますモード」で超耐久力を得ており、ただでさえダメージが通りにくいのに、視界の端でフォントが主張していて非常に気が散る。
 「マグロ本気で泳ぎますモード」で理性を失っているマグロもフォントが気に障ったのか、そちらに突撃していく。

●カウンター
 うつろぎも突貫し、正面から近づいていく。
 自爆することに全てを掛けた存在。それがうつろぎ。それにしてはUCを大量に持っていたような気がしたが、今回は関係ない。

 ちゅっどーん!!!!!!

 巨大なクレーターが生成される。
 有効打にはなったようだが、まだまだ速度が止まる様子はない。猟兵達が嫌な予感を感じて距離を取っていて被害が出なかったのがせめてもの幸いである。

●追撃
 焔は確実にダメージを与えるため、範囲攻撃、カウンターも利用しはじめた。
 確実にダメージは蓄積されていると思われるが、その動きは衰える事を知らない。

 クレーターでピクピクと動いていたモノが、ひっそりと「スタッフ」という名の分身達に運ばれていった。実は自ダメージはフレーバーテキストなので、マスター裁量ということになる。ソレは確かに「つづく」と読めた。

 戦闘は始まったばかりだ。フォントは一時的とはいえ離脱した。
 シリアス戦闘のチャンス……かもしれない。敵は相変わらず空飛ぶマグロだが。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

月凪・ハルマ
自爆したぁぁぁぁ!?
ちょ、まだマグロ出てきたばっかりなんですけど!?

そして相手は空飛ぶマグロって……ああもう、
敵も味方もツッコミどころが多すぎる……!

◆SPD

気を取り直して真の姿を発動
髪は白い長髪に、瞳の色は金に変化

うっかりシリアスブレイクの波に乗ってしまったけど
ここからは真面目にやろう。たとえ相手が空飛ぶマグロだとしても

とは思うものの、相手は飛んでるしちょっと攻撃しづらいな
【見切り】【残像】で相手の攻撃を回避をしつつ
手裏剣の【投擲】で攻撃し続けよう

相手が焦れるなりして接近してきたら【降魔化身法】を使用
更に【武器改造】で魔導蒸気式旋棍をブレード状に変形させて
防御力が低そうな目を一気にぶち抜く!


佐藤・和鏡子
正直、どこからどう突っ込めばいいのか分からない気分ですが、援護に入ります。
敵の攻撃は武器受け(救急箱を盾にします)で防いだり、戦闘知識で動きを予測して回避します。
それでも防ぎきれない物はミレナリオ・リフレクションで相殺して防ぎます。
攻撃時は属性攻撃に2回攻撃を乗せて連続で攻撃します。
(救急箱型ガジェットからいろいろな物を出して攻撃します)
けが人が出た場合は医術と救助活動を使って救護します。
一緒に戦っている方がいる場合は、その方と積極的に連携して動くようにします。



●立て直し
「自爆したぁぁぁぁ!? ちょ、まだマグロ出てきたばっかりなんですけど!? そして相手は空飛ぶマグロって……ああもう、敵も味方もツッコミどころが多すぎる……!」
 うっかりシリアスブレイクの波に乗ってしまったハルマは困惑する。
「正直、どこからどう突っ込めばいいのか分からない気分ですが、援護に入ります」
 なんとか自分を持ちこたえた佐藤・和鏡子(リトルナース・f12005)が、戦闘知識で動きを予測して回避し、救急箱を盾に防御を行う。
 その姿に、ハルマもここからは真面目にやろうと切り替える。たとえ相手が空飛ぶマグロだとしても。
 その髪は白い長髪に、瞳の色は金に変化する。【見切り】【残像】を駆使して攻撃を回避しつつ、手裏剣の【投擲】で攻撃し続ける。

●ミレナリオ・リフレクション
 ハルマは的確に攻撃を回避していた。和鏡子は近場にいた彼と連携し、救急箱型ガジェットからいろいろな物を出して属性攻撃を連続で繰り出す。
 小型の戦闘用【空を泳ぐマグロ 】が多数、2人の方に向かってきた。避けきれない! 和鏡子はとっさにユーベルコードを放つ。
 同数のマグロが現れて突撃し、相殺される。
「ま……マグロを召喚したのは初めてです……」
 思わず呟く。
 そこへ【突進 】してくる邪神マグロ本体。

●降魔化身法
「今だ!」
 マグロの接近を待っていたハルマは【降魔化身法】を使用し、更に【武器改造】で魔導蒸気式旋棍をブレード状に変形させると、防御力が低そうな目を一気にぶち抜く!
「やったか?」
 頭部からドス黒い体液を吹き出しながら、やや速度が落ちたとはいえまだまだ高速で飛行するマグロ。
「しぶといな……アレでも邪神……ということか」

「あれをリフレクションしていたら……って、ちょっと、その傷どうしたんですか?」
 和鏡子はハルマの腹部が赤く染まっているのに気づく。
「ああ……ユーベルコードの反動だよ……大したことない」
「そんなことありませんよ! とりあえず止血だけでも」
 他の猟兵達がマグロの相手をしている間に、応急処置を行って戦線に復帰する。

 油断せず、このまま攻撃を続ければ倒せる。希望は確信に変わりつつあった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

虚偽・うつろぎ
ふぅ、死ぬかと思ったよ(しれっと復活
そろそろ終わりにしたいところだけどどうしたものかな
自爆ばかりなのもなんだし、とりあえず今度は肉弾特攻してみようかな

高速反復横飛びで挑発だー
へいへーい、マグロビビってるー
マグロがある程度近づいてきたところを見計らい
全力ダッシュそしてジャンプからのー
うつろぎアタック(UC:トッカンモード)
もちろん技能:捨て身の一撃を駆使しての突貫だよ

多分飛び蹴りか頭突きです
威力がありそうなのでヒットすると「う」か「ぎ」が潰れます

相変わらず一撃オンリーの特攻戦闘法です
着地は失敗します

アドリブ連携等ご自由にどぞー


佐藤・和鏡子
今までの攻撃がかなり効いてきているので、ガジェットショータイムで一気に畳みかけます。
(属性攻撃・二回攻撃・戦闘知識も併用します)
鮪包丁を大量に召喚して鮪から切り身にクラスチェンジさせてやります。
今回は攻撃に全振りしていますので、短期決戦で行くつもりです。
攻撃は救急箱を盾にして防ぎます。(武器受けを使用します)
他の参加者の方とも援護射撃を使うなど、積極的に連携して攻撃します。
怪我人が出た場合は救助活動と医術で対応します。
(和鏡子は元々看護用モデルのミレナリィドールでこちらが本業ですから)



●フォントの復活
「ふぅ、死ぬかと思ったよ」
 スタッフを消滅させて、しれっと復活するフォント。いや、うつろぎ。だからフレーバー……いや、ただの字数稼ぎか。
「そろそろ終わりにしたいところだけどどうしたものかな。自爆ばかりなのもなんだし、とりあえず今度は肉弾特攻してみようかな」
 そんな声を他の猟兵たちは聞いていたのかどうか。

●調理
 今までの攻撃がかなり効いてきているので、ガジェットショータイムで一気に畳みかけます。
 和鏡子は戦闘知識を駆使した結果、攻め時と判断した。
「鮪包丁を大量に召喚して鮪から切り身にクラスチェンジさせてやります」
 周囲の仲間と連携し、攻撃に全振りして短期決戦を狙う。
 看護用モデルのミレナリィドールとしての本能から、どうしても怪我人が出ていないか気を配ってはしまうが、それも戦場における重要な役割には変わりない。
 永劫にも思える時をかけ、てっさ……ふぐ刺しのようなうっっすい赤身の刺身をいくつも切り出し、マグロの動きが微妙に遅くなってきたとき、その声は聞こえてきた。

●対決
「へいへーい、マグロビビってるー」
 反発横飛びで挑発するフォント。
 それは確かに「うつろぎ」のはずだが、なぜか「このチキン野郎」に見えたという。
 【マグロ本気で泳ぎますモード 】で理性を失っていたマグロはこの挑発をモロに受け、突進を仕掛ける。途中でモードが解除されて理性を取り戻すが、軌道を変更することができない。
 相手は細いレギュラーフォントである。この一撃に耐えられるわけもあるまい。
 気持ちを切り替えたマグロは流れる体液を気にせず、可能な限り速度をあげる。
「うつろぎーっく!」
 全力で駆けるうつろぎ。いや脚がどうなっているのかよくわからない。
 「ろ」のバネで全力ジャンプ。
 「ぎ」が突進してくるマグロの頭部を直撃する。

●決着?
 互いに地につくマグロとフォント。
 倒れるうつろぎ。「ぎ」が潰れて長音バーに。ただし縦文字と90度異なる方向を向いている。つまり。

 う
 つ
 ろ
 ー

 マグロに動きはない。よく見ると、両目を通る周回上に星が回っていた。
 ザクッ。
 和鏡子はマグロの頭を落とす。邪神にどこまでの意味があるかはわからない。そして大量のマグロの切身を作り出す。
「見た目は美味しそうですけど……流石に食べるわけにはいきませんよねぇ……それより」
 脚を棒、いやバーにして伸びているフォントに目をやる。
「しれっと自力で回復しそうなのですが、やはり救助しないとダメでしょうか……」

●新たなる始まり
 とりあえず、邪神の脅威を排除することはできた。しかし、それを呼び出そうとした教団の背景に迫ることはできなかった。
 事後処理と追加調査をUDC組織に頼み、いったんグリモアベースに戻る猟兵達。
 果たして邪神に生命力を送る人形を作っていた男は……え、ちょっと待って。
 宿敵作らなあかんの? 自分とこの絵もまだやのに? ……し、失礼。


 新たな脅威に備えて、ひとときの休憩をとる猟兵達であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月22日
宿敵 『邪神マグロ』 を撃破!


挿絵イラスト