帝都怪事件! 幻朧桜の中に消えた女子学生!
●キミも幻燈桜を見るかい?
「僕と一緒に、美しい幻朧桜を見るかい?」
そう言って、青年は女子学生を誘う。
普段なら彼女、乙崎加代子はその様は怪しげな誘いに乗るようなことははない。
「ごらんよ、幻朧神社の桜は、それはもう美しいよ」
背年がそう言って掌を開く。
さあっと風が吹いて、握り締めていた桜色の花弁が舞った。
狂い咲いた幻朧桜の美しさを匂わせる花吹雪――。
「君の他にも、女の子たちがたくさん待っているんだよ」
まるで魅入られたように、少女はその青年に付き従ってしまう。
「楽しい楽しい幻朧桜を見る集いさ。選ばれた者だけが招かれるんだよ。だから、各界の有名人やスタアたちも大勢やってくるんだ。素敵な殿方との出会いもあるかもしれないね」
言葉巧みに、乙崎加代子は絡め取られてしまう。
青年の目に見つめられると、もう抗うことはできなかった。
「美味しいパンケーキと珈琲も用意してあるから。幻朧桜を眺めながら、文学について語らおうじゃないか」
近頃、若い娘の失踪事件が相次いでいる。
“幻朧桜を見る集い”という催しに誘われ、帰ってこないのだという。
若い娘を狙う不届きな連中が、彼女たちを毒牙にかけようと集まっているとも噂されているのだ。
●幻朧桜を見る集いを調査しろ
「サクラミラージュで開かれているっていう“幻朧桜を見る集い”なる催しを調べてほしい」
堂崎・獣明(整備係・f15021)は集まった猟兵たちに言った。
この会合は、帝都でも幻朧桜の名所として知られる幻朧神社が会場となっている。
「最近も、乙崎加代子という女子学生が行方不明になったばかりだ。幻朧桜に魅入られたまま帰ってこない、なんて噂も立っているらしいがな」
グリモアで映し出したのは、サクラミラージュで発行されているカストリ雑誌の事件記事である。
『女子学生失踪! 幻朧桜を見る集いを取り巻く怪しげな噂!』
などという見出しで記事が描かれている。
財力、権力を持つ選ばれた者たちが、この会合に誘われた少女たちを、犠牲にしているのではないかという憶測記事が踊っている。
「実際はどうだかわからいんだが、ともかく調査しなくっちゃあな。まずは、幻朧神社で開かれている幻朧桜を見る集いに参加して、それとなく様子を探ってみてくれ」
丹藤武敏
どうも丹藤です。
サクラミラージュの帝都で発生した少女失踪事件を調査するシナリオです。
失踪した少女たちは、幻朧桜を見る集いという謎の会合に誘われたようです。
最近も、乙崎加代子という女子学生が行方不明となっています。
まずはこの会合の会場となっている幻朧神社に潜入し、様子を探ってみてください。
それでは、どーんといらっしゃってください。
第1章 冒険
『桜舞う幻朧神社』
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POW : くまなく神社の中を歩いてみる
SPD : 事前に調べておいた神社の情報を元に探索してみる
WIZ : 社の周辺を探索してみる
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灘・岸科
それがしはくまなく神社の境内をくまなく探そう。
何か手がかりがあるやも知れぬ。
それにしても、行方不明者が多く出ていると言うのに、行方不明になった者達が誰一人として見つかっていないと言うのは不自然だ。
言い方が悪いが仏になって見つかる事もないとは一体どう言った絡繰なのか……ふむ、興味が尽きぬ。
御園・桜花
指振り
「UDCアースの桜の下には死体が埋まっているそうですけれど、幻朧桜の下には影朧の想いが埋まってるんじゃないかと思いますの。だって私達が生まれるんですもの」
「与太話はさておき、人を食べる幻朧桜があったら、それはもう影朧だと思いますの。ってこれも脱線ですわね」
「桜も集いも要素ではあっても核ではないと思いましたの。なら必然は…場所、ではないかと」
「人なら主催者への恨みもありえるかと。では影朧なら?場を恣にしたいなら、此処には邪魔なものが多すぎるのではないかと思いますの」
UC「蜜蜂の召喚」使用
神社の紹介記事調べ社内の各御神体の状況を蜜蜂潜り込ませ確認する
「さて、此方には何社あったかしら…」
幻朧神社は帝都でも屈指の桜の名所である。
春夏秋冬、季節が移ろおうとも幻朧桜は変わることなく咲き続け、狂おしいまでの美しさを示している。
「UDCアースの桜の下には死体が埋まっているそうですけれど、幻朧桜の下には影朧の想いが埋まってるんじゃないかと思いますの。だって私たちが生まれるんですもの――」
消えた女子学生を捜索するため、御園・桜花(桜の精のパーラーメイド・f23155)がこの桜の下を歩いていた。
桜花もまた、桜の精である。
幻朧桜を見て思うのは、その不思議なものを感じさせる色合いであった。
これほど美しいならば、何かを養分に変えているはず――。
影朧の想念を薄桃色の花弁に変換しているのだとしたら、それは浄化といえるのかそれとも……。
「与太話はさておき、人を食べる幻朧桜があったら、それはもう影朧だと思いますの。ってこれも脱線ですわね」
もし、幻朧桜がヒトを食らっているのだとしたら、これは看過することはできない。
「それがしは、くまなく神社の境内をくまなく探そう。
何か手がかりがあるやも知れぬ」
僧形の少年は、灘・岸科(人間の剣豪・f25350)である。
彼の懸念は、行方不明者が続出しているというのに、誰ひとり見つかっていないことであった。
もしや、と思うことは桜花とも一致していた。
「言い方が悪いが、仏になって見つかる事もないとは……」
死体がでたという話も聞こえてこない。
では、行方不明者は一体……。
「桜も集いも要素ではあっても核ではないと思いましたの。なら必然は……場所、ではないかと」
つまりは、この地の因縁ではないか?
権力者、著名人を集めての催しも一種の目眩ましかもしれない。
「人なら主催者への恨みもありえるかと。では影朧なら? 場を恣にしたいなら、此処には邪魔なものが多すぎるのではないかと思いますの」
そう言って、桜花は【蜜蜂の召喚】を発動させる。
すぐに忙しない羽音が聞こえ、ミツバチの群れがやって来る。
この五感を共有する蜜蜂たちに、案内図を片手に社の周辺を捜索させた。
「さて、此方には何社あったかしら……」
成功
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比良坂・逢瀬
雑誌の記事にまでされているのに幻朧桜を見る集い、それ自体は平時と変わらずに開催されているのですね
主催者は豪胆と言いますか大胆不敵と言いますか
それともカストリ雑誌の憶測記事程度では信憑性に乏しいと高を括っているのでしょうか
確かに此方側に確たる証左も無し
此処は一つ古典的な手法ではありますが私自身を囮にして犯人の手口を突き止める方向で参りましょうか
私も其れなりの名家の生まれですから<礼儀作法>の行き届いた育ちの良い女子学生に扮する事は出来る筈です
幻朧神社の幻朧桜を見る集いに潜入して、犯人が思わず食指を動かすような妖しいまでの色香を身に纏わせて犯人からの接触を待ちましょう
アリス・フォーサイス
影朧が攫ってるのかな?
まだ情報が足りない気がする。
やっぱり、幻朧桜を見る集いに参加するしかないね。
女学生の紛争をして幻朧神社を訪れるよ。まあ、見た目が少し幼い女学生ってことでなんとかなるでしょ。女学生のお姉さんに少しお化粧もしてもらって、これでどこからどう見ても女学生だね。
噂にはなってるけど、目撃証言があるわけじゃない。おそらく、人目がない時に誘われるってことなのかな。
噂から条件に会いそうな時間帯を狙って行くよ。
あ、お兄さんが噂の。
美しい幻朧の噂を見て来たんだ。ぜひ、ぼくにも見せてほしいな。
芦谷・いろは
これが小説なら女子学生探偵が華麗に解決!
ってなりそうなんですけどね
……いろはも身なりさえ整えれば現地の女子学生に見えますかね?
おとり捜査するのも面白そうです
さて、件の神社で現地の女子学生風な服装をして
「幻朧桜を見る集い」について、《情報収集》していきますね
社に居る方々と話す場合は《コミュ力》を発揮し
《礼儀作法》を忘れずに、悪い印象を与えないように会話です
《第六感》と《失せ物探し》を働かせ、
怪しげな人達が居ないか、被害者さんの遺留品がないか神社を散策しますよ
怪しい人に声を掛けられたら《誘惑》し気を引いて、周囲の猟兵に判る様に移動していきますね
怪しい人には【影の追跡者の召喚】で追跡させますね
幻朧桜が咲き誇る境内には、他3人の猟兵たちがやってきていた。散策する参加者に紛れて、様子を見ようというのである。
「雑誌の記事にまでされているのに幻朧桜を見る集い、それ自体は平時と変わらずに開催されているのですね」
「そうみたい、まだ情報が足りない気がする」
「これが小説なら女子学生探偵が華麗に解決! ……ってなりそうなんですけどね」
比良坂・逢瀬(影斬の剣豪・f18129)、アリス・フォーサイス(好奇心豊かな情報妖精・f01022)、芦谷・いろは(傀儡使い・f04958)の3人が会場となっている境内を語り合いながらやってきていた。
一見すると女子学生に見えるように、変装もしている。
まだ10歳のアリスは見た目が幼く見えるが、お化粧のおかげでなんとか誤魔化せている。
一方、逢瀬の色香は女子学生にあるまじき……と言ってはなんだが憚れるほどに妖しいものであった。
「……いろはも女子学生に見えますかね?」
いろはも現地の女子学生風の服装を装い、この集いに招待されたふりをしつつ、散策する。
「しかし、主催者は豪胆と言いますか大胆不敵と言いますか、それともカストリ雑誌の憶測記事程度では信憑性に乏しいと高を括っているのでしょうか」
「うーん、噂にはなってるけど、目撃証言があるわけじゃない。おそらく、人目がない時に誘われるってことなのかな?」
疑惑があろうが、証拠がなければ警察も捜査できない。
それとも、著名人が集まるだけあって権力者、有力者の力添えがあるのかもしれない。
「確かに此方側に確たる証左もなし」
逢瀬も納得した。
影朧の超常的事件だとしたら、ユーベルコヲド使いのみが解決できるのだ。
「此処は一つ古典的な手法ではありますが私自身を囮にして犯人の手口を突き止める方向で参りましょうか」
「そうですね。おとり捜査も面白そうです」
意外と楽しんでいるふうないろはである。
まさに探偵小説で果敢な調査に挑む探偵気分だ。
そういう小説だと得てして大抵は敵の手に落ち、危機を迎えるという筋書きであるが、それもまた冒険として楽しんでしまおうというのが前向きなところだ。
とはいえ、行方知れずになった乙崎加代子を始めとする女子学生たちを見つけ出さねばならない。
逢瀬とともに会場を訪れている人々に対し、それとなく聞き込んでみることにする。
「ちょっとよろしいですか、おじ様」
いろはが声をかけたのは、紳士を装っている男性である。
しかし、うら若い乙女が声をかけてくると鼻の下を伸ばすのだから台無しだ。
ふたりとも良家の出だけあって社交場での礼儀作法を心得ており、形だけの礼をする。
「なんだね君たち? そろそろ逢魔が時だ。どんな目に遭っても知らないよ」
いやらしげな笑みを浮かべて言う。
「まあ、どんな目に遭うというのでしょう」
微笑んだ逢瀬は、【妖シク誘ウ】の効果でより妖艶な魅力をまとっていた。
「怪人に襲われてしまうんだよ」
「まあ、こわい。怪人ですか?」
「そうとも、桜の中に誘い込んで下僕にしてしまうんだ。どうだい? そんな恐ろしい怪人が出る前に、おじさんと一緒に浅草あたりにでも」
言いかけたところで、いろはの【影の追跡者の召喚】がエセ紳士を気絶させていた。
「というわけで、その怪人を捜してくださいね」
影の追跡者に命じ、周囲の怪人の気配を追う。
先ほどの話が本当ならば、さらわれた女子学生たちは下僕とされているかもしれない。
「あのお兄さんかな? 美しい幻朧の噂を見て来たんだ。ぜひ、ぼくにも見せてほしいな」
アリスが見かけたマント姿の青年。その背に声をかけるのだった。
成功
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ミケ・ナーハ(サポート)
アドリブ歓迎
常に可愛くセクシーです♪
スタイル抜群で
くノ一装束やビキニ等
露出度が高いです♪
動くと豊満な胸がぷるんと揺れます♪
「私のドキドキ分かりますか?」
特技は【誘惑】
『ミケ流誘惑術』『セクシーチャーム』
調査から戦闘まで色々♪
むにゅっと自慢の胸を押しつけ
抱きつき甘えたり♪
「やあっ♪」
武器は、疾風靴を履いた美脚での蹴り【グラップル】
胸の谷間から出す手裏剣
「これでどうですか♪」
誘惑不可なら『超忍者覚醒』
大きなぬいぐるみの様な
虎型ガジェット『スア』が
風属性の暴風や雷属性の雷撃等を
口から吐く【属性攻撃】
「だーめ♪」
敵の攻撃を【見切り】華麗に回避
【念動力】で物を動かしたり
自分を宙に浮かせたりも
エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。
以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。
ブリッツ・エレクトロダンス(サポート)
黒豹キマイラのハッカー&EDM系DJです。
キマイラフューチャーの旧人類が遺した遺物(レリック)には結構興味があります。
得意分野:音楽(EDM)、電子機器や蒸気機械のハッキング、SNSを辿ったりする情報収集
ユーベルコード:
・「敵の攻撃を迎撃、攪乱、妨害」「味方の援護」など、攻撃的・防御的なサポート戦術を使う傾向があります。
・また、疾風神雷による衣服の全損を躊躇わない傾向もあります。
行動面:
・多少の(怪我などの)リスクで大きなリターンが得られるなら躊躇はしません。
・割と常識人、というかツッコミ陣営です。
その他注意事項:
・マタタビを与えてはいけません。大きなにゃんこになってしまいます。
さて、幻朧桜を見る集いにはカストリ雑誌の報道にあるように、若い女性たちがさらわれて売買されているといういかがわしい噂も流れている。
その噂に期待して、鼻の下を伸ばした不届きな輩も集まっていた。
そんな幻朧神社に現れた、ひとりのくのいち。
ミケ・ナーハ(にゃんにゃんくノ一・f08989)である。
「おお
……!?」
はち切れんばかりの豊満な胸が、ぷるんと揺れた。
さっそく好色な視線が絡みついてくる。
これで、聞き込みの準備は完了である。
「お嬢さん、わしと一緒に桜を見ないかね……!」
「案内してくれるんですか♪」
「もちろんだとも」
「やったあっ♪」
つられてやってきたエセ紳士の男の腕に、ミケははっしと抱きついた。
「ふへへ、積極的だねえ」
「私のドキドキわかりますか?」
「わかる、わかるとも! んんん、動悸が激しいようだねえ。そのへんの連れ込み宿……じゃなかった、休憩所で一休みしようじゃないか」
「ふふっ、気が早いのですね。ひょっとして、そんなふうに誘われた女学生も多いのですか?」
あざとく迫りながら、聞き込みにて情報を収集する。
ユーベルコード【猫又覚醒】による誘惑である。
「わしもくわしくが知らないが、彼女たちは社の奥の方で見かけたとかなんとか。そ、それよりも……!」
「だーめ♪」
情報を得るだけ得たら、後はあしらってしまう。
スケベ親父に時間を使っているほどミケは暇ではないのである。
「難しいことを考える必要はない。あるきまわって足で稼ごう」
エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)はまず、くまなく境内を歩き回って手がかりを得ようとしている。
行方不明となった女学生が残した遺留品、もしくは犯人が残したなにか。
探し回っていればきっとなにか見つかるはずだ。
「いろいろ聞き込んだんだが、怪しいのは、やっぱり社の周辺じゃないか?」
ブリッツ・エレクトロダンス(★3:クロヒョウDJ・f01017)は、事前の調査で社周辺での気になる目撃情報についてエダにも告げた。
曰く、黒いマントの怪人が出た。
曰く、何かに取り憑かれたように歩く女性を見た。
曰く、巫女装束の行方不明者を見た。
そういう情報が舞い込んでいたのである。
ミケやほかの猟兵たちが調査した情報と合致する。
「どうする? 社に踏み込んでみる?」
「そいつはバレたらやばいが、バレなきゃためにして見る勝ちはあるかもな」
神社の社に踏み入るというのはいろいろ問題があるが、情報を整理するとやはり妖しいことには代わりはない。
もし、そうだとしたら神聖な神社を利用しての悪行ゆえに見逃せないところだ。
「うん。どう見ても怪しいし。やってみるね」
「時には、そういう解決も必要だからな。いっちょうやってみるか」
状況証拠しかないが、だからといって見逃せるわけでもない。
エダが拳を引き絞って、閉ざされた社をぶち壊す。
派手な音が響いて社の木戸が破壊され、ゆっくりと開いた。
そこで見たものは――。
成功
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第2章 集団戦
『怪異『猫ノ巫女』』
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POW : あなたは可愛いから、仲間にしてあげる
【相手の理性を奪う特性またたび粉 】【相手の服装を猫耳+巫女服に変える呪い】【絶対服従の首輪】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
SPD : 舞を見せてあげる。あ、お代はあなたの余生ね♪
【見続けると石化する呪いの舞 】を披露した指定の全対象に【この舞を狛犬のポーズで見続けたくなる】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
WIZ : 強制心変刀
【妖力 】を籠めた【手刀】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【道徳心】のみを攻撃する。
👑11
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社の木戸が倒れると、気を失って倒れている女子学生たちの姿があった。
中には、行方知れずとなった乙崎加代子の姿もある。
「見たわね? この子たちは、私と一緒にあのお方にお使えするの」
緋袴の巫女たちが現れた。
かつては彼女たちも被害者であったのかもしれない。
それが、影朧と虜となったのだろうか?
ともかく、秘密を知った猟兵たちを始末する気でいる。
水心子・静柄(サポート)
本差の姉に劣等感を持っていてい、表面上は邪険にしているが姉妹仲は良い方、所謂ツンデレ。考え方は知的、でも面倒になってくると脳筋的な解決法に傾く。感が鋭いが如何にも知的に導いたように振舞う。知的にユーベルコードを使いこなす。脳筋ぽいけど実は知的。武器は鞘に入ったままの脇差(本体)。高圧的、威圧的な話し方だが、本人は至って普通に話しているつもり。
フォルセティ・ソルレスティア(サポート)
◆性格
明るく元気で、好奇心旺盛で何にでも興味を持つけど、少し飽きっぽいところも。
年齢より子供っぽく(見た目に近い)、味覚も完全にお子様。
よく女の子に間違えられるが、言うほど気にしていない。
口調は「ボク~だよ」「わー、~だね」
◆戦闘
聖なる箒を振り回して、遠距離からの魔法系UCを使用。
グアルディアン・サトゥルノで相手のUCを相殺したり、ラビリント・ネプトゥノで
行動を制限したりすることもある。
フィニッシュはカラミダド・メテオーロが多い。
TPOに応じて愛用の宇宙バイクで戦うことも。意外と乗りこなす。
負傷者がいれば楽器演奏と歌で癒すことも多い。
◆非戦闘
情報収集を中心にしつつも直感を信じて行動することも
火奈本・火花(サポート)
基本的にUDCアースの事件を専任とする、UDC組織所属のエージェントです
『大切な人達の光の為に、私達が闇に立ち向かいましょう』
普段は礼節を弁え、理知的で物腰穏やかな対応を心掛けます
世間一般に「紳士的」とされる態度と相違ありません
『我々は人類を邪悪や狂気から守る。その為には冷酷を貫く事も厭わない』
UDCや関連団体に相対した時は、非情に徹します
一人称は誇りをもって「我々」と呼称します
■行動傾向
日常・冒険:変装や演技、Dクラス職員や組織の支援を駆使した情報収集が得意です。自らの身を削る事にも躊躇しません
戦闘:機動部隊との連携を基本に、火器や状況を利用した奇襲・速攻を得意とします。ヤドリギは奥の手です
ミケ・ナーハ
「女子学生さん達は返してもらいます♪」
猫の耳と尻尾の生えたキマイラの私♪
はちきれそうな豊満な胸をはじめ
抜群のスタイルが目立つ、くノ一装束姿です♪
『にゃんにゃんくノ一』VS『猫ノ巫女』です♪
「ひゃんっ!?」
攻撃を避けきれず、豊満な胸に手刀を受けてしまいます。
体は傷つきませんが、道徳心が薄れていきます。
「あぁんっ♪かわいい巫女さんがいっぱい♪」
『猫又覚醒』して妖艶さを増し、嬉しそうにします♪
巫女達が快楽に溺れ、ぐったりと動けなくなるまで
【念動力】で強い快感を与え続けます♪
「気持ち良いことしましょう♪」
道徳心が薄れたため、欲望のままに
巫女達に抱きついたり、キスしたり
服をはだけさせたり、胸を揉んだり♪
「女子学生さん達は返してもらいます♪」
社の木戸を破ると、乗り込んできたのはミケ・ナーハであった。
すかさず、中の巫女たちも構える。
巫女たちが構えたのは、手刀である。
彼女たちの手刀は、【強制心変刀】といって道徳心のみを攻撃するという大変に厄介なものである。
多くの女子学生の道徳心を、この手刀で破壊してきたようだ。
「どうやら、影朧たちの仕業であったのは間違いじゃなかったようね」
水心子・静柄(剣の舞姫・f05492)も駆けつけた。
彼女は、とある刀匠が打った脇差のヤドリガミだ。
この巫女たちは囚われた女学生たちかもしれず、ある意味被害者なのかもしれない。
「要は、少し大人しくしてもらえばいいのでしょう?」
鞘に収めたままの自身の本体を構えた。
諸々の事情により、抜身の白刃を衆目に晒すわけにはいかないのである。
「大切な人たちの光の為に、私たちが闇に立ち向かいましょう」
社に乗り込んできた猟兵は、それだけではない。
UDCのエージェント、奈本・火花(エージェント・f00795)もそのひとりだ。
このサクラミラージュもまた影朧という怪異の脅威に晒されている。
人々を、骸の海から滲み出す怪事件から救わねばならないのだ。
「なら、舞を見せてあげる。あ、お代はあなたの余生ね♪」
巫女たちは、背徳的な笑みを浮かべると不思議な神楽舞を披露し始めた。
この舞を見続けると、狛犬のポーズで見続けたくなってしまいという呪いの舞である。
そしてこれを直接見て……しまうことはなかった。
「ぶっ――――!?」
巫女たちが舞い踊る前に、火花の鉄拳がめり込んだ。
人々を救うために非情に徹した彼女には、容赦というものがなかった。
「女学生たちはどこにいる?」
「……ちょ、ちょっと!! いきなり殴るとかあぎゃあああああああっ!?」
続いて、ユーベルコード【拘束式尋問術(アンサー・アンド・クエスチョン)】による尋問である。
正直に言うまで、そのグローブから絡みついた鋼線に対し、高電圧、高電流が流れて通電する。
「なるほど、操られている相手をどうこうするのは忍びなかったが、犠牲者を救うためならやむなし――」
構えて、居合の要領で鞘ごと巫女たちをぶっ叩く。
たまらず、もんどり打って倒れた。
何かされる前に、してしまうという判断だ。
「ひゃんっ!?」
一方、ミケ・ナーハは巫女たちの手刀をその胸に受けた。
いわゆる逆水平チョップである。
ぶるんと、ボリュームのある胸が弾む。
しかし、それは押してはならないスイッチであったかもしれない。
「あぁんっ♪ かわいい巫女さんがいっぱい♪」
「えっ……?」
手刀によって道徳心、というか自制心がぶっ壊れ、【猫又覚醒】したのである。
「あっ、ちょ、なにす……あっ
……!?」
「気持ち良いことしましょう♪」
ミケは巫女たちの見境なく飛びついた。
始まってしまった。
巫女の身体にすがりつき、まさぐり始めた。
ネコなのに攻めている。どういうことか。
「えっと、たしかここに……」
フォルセティ・ソルレスティア(星海の王子様・f05803)が箒に乗ってやってくると、巫女たちがミケによって散々な目に遭わされている最中であった。
いけない、これ以上いけない。健全な未成年が見てはならないものだ。
「うわ、ごめんなさいぃぃぃっ!」
不健全な展開に、回れ右して逃げようとするフォルセティ。
「あの子も捕まえて仲間にするのよ!」
「わああっ、ちょっと待って!?」
ミケの攻撃からなんとか逃れた巫女たちが、フォルセティを追おうとする。
せめて、可愛らしい獲物を捕らえておこうというよこしまな判断である。
捕まえてこようとする巫女たちを、聖なる箒ではたき落として社に押し込める。
「あ、あの、ボクはいくから。……どうぞ、ごゆっくり!」
慌てて壊れた社の木戸を直して封じ、フォルセティはその場から逃げ出した。
社の中からは、悲鳴とも喜びの声ともつかぬものが聞こえてくるのだった。
成功
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御園・桜花
「あの方々は影朧なのか違うのか…此処では転生で異界の方も生まれますもの。もしもユーベルコヲド使いの方が操られているだけなら、倒さずお助けしなくては」
UC「強制改心盆」使用
走り寄って接敵し敵をぶん殴る
敵の攻撃は見切りや第六感で避け
避けられない攻撃は盾受け
相手を正気に戻す又は此方と通常会話の受け答えが出来るようになる迄前線維持
但し影朧と判明した場合には破魔の属性攻撃乗せて桜鋼扇でぶん殴る&カウンターからの破魔乗せシールドバッシュ開始
「あの方…とは、何方のことでしょう?どうしてその手伝いをしようと思ったのか、その方が何をしようとしていたのか教えて貰えませんか」
「封印を解こうとしていたのでしょうか…」
比良坂・逢瀬
例えオブリビオンとは言え、主に忠節を尽くすは素晴らしい心掛けであるとは思いますが、それを他者に、しかも心をねじ曲げてまで強要するは過ちであると断じましょう。
新陰流剣士、比良坂逢瀬。怪異の巫女を討伐致します。
私は、唯一歩の踏み込みで間合いを奪う神速の歩方からの《破魔》の太刀。
愛刀たる三池典太の一閃を持って巫女を断ちます。
此方には生憎と、相手の舞に暢気に付き合うつもりは毛頭御座いません。
相手が舞を始める所作に移る刹那の好機を逃さずに、その動きを《見切り》、確実に此れを仕留めますね。
芦谷・いろは
あらあら
お社の中はとても楽しそうな事になってるみたいですね?
いろはも混ぜてくださいな~
ただいろは、少々か弱いので激しい動きはちょっと…
かわりに【傀儡の宴】を使用します
お社の中に65体のヌイグルミ投入で色々引っ掻き回してもらいますね
《ロープワーク》等使える技能を使って
気を失ってる女子学生さん(一般人の方々)を大騒ぎに紛れて社から引っ張り出して戦場から遠ざけたいなと思ったりです
無理そうなら、諦めます
ヌイグルミさん、一般人は攻撃しちゃダメですよ?
《ロープワーク》や《罠使い》を等を使い社の扉を閉じ
後は社の周囲を調べてみようかな?
外にも敵が居たら、あやつり人形の襲さんで応戦しますね
なんとか、社から脱出してきた怪異の巫女たちの前に、猟兵たちが立ち塞がる。
ふぅふぅ言っていたり、ぐったりしている巫女たちもいるが、影朧と関係あるならば見逃せない。
「あらあら。お社の中はとても楽しそうな事になってるみたいですね? いろはも混ぜてくださいな~」
芦谷・いろはがまずは言った。
「まざるって……あなたもあんなことやそんなことを!?」
巫女たちも、何かを警戒している。
恐れるとともに、期待しているかのようなそんな目だ。
「ただいろは、少々か弱いので激しい動きはちょっと……」
巫女たちも、激しいのはもう勘弁なのである。
「そう……。だったら、こっちが激しい舞を見せてあげる!」
巫女たちが、石化の呪いを与えるという舞を披露しようとする。
だが、そこに無数のぬいぐるみも参加した。
「な、なんだこのぬいぐるみは!?」
いろはのユーベルコード【傀儡の宴(ドールズマッドパーティー)】である。
計65体のぬいぐるみがまとわりついて舞を妨害する。
「ええい、うっとうしい!」
巫女たちの、手刀を構えてぬいぐるみたちをはたき落とす。
しかし、65体は多い。
一度に振り払えるものではない。
「たとえオブリビオンとはいえ、主に忠節を尽くすは素晴らしい心掛けであるとは思います」
流れるような黒髪と白磁のような肌を持つ女子学生がセーラー服姿で立っていた。
「ですが、それを他者に、しかも心をねじ曲げてまで強要するは過ちであると断じましょう」
すらりと抜いた霊散る刃は、三池典太。
凛とした中に匂い立つような色香、その美貌に似つかわしくない古刀の大業物だ。
「新陰流剣士、比良坂逢瀬。怪異の巫女を討伐致します」
名乗ると、比良坂・逢瀬は白刃を構えた。
【地ヲ疾駆ル(チヲカケル)】、舞の流れを見切り、刹那の拍子に間合いを詰め、巫女たちを薙ぎ倒していく。
完全に予備動作を盗まれた形で、巫女たちは為す術なく倒れていった。
「さて、あの方々は影朧なのか違うのか……。此処では転生で異界の方も生まれますもの。もしもユーベルコヲド使いの方が操られているだけなら、倒さずお助けしなくては」
御園・桜花は思う。
この巫女たちも操られただけのユーベルコヲド使いなら、倒してしまうより救わなければ、と。
そして、彼女には巫女たちを救うユーベルコードがあった。
それが【強制改心盆(キョウセイカイシンボン)】である。
「そ、そんなものでどうしようというの?」
桜花が構えた銀の盆に、どこか空恐ろしいものを感じた巫女たちは彼女を仲間に引き入れようとまたたびを巻く準備を始めた。
このまたたびを浴びれば、否応なく猫耳と巫女服になってしまう。
しかし、盆を構えた桜花は速かった。
巻かれたマタタビ粉を、盆で仰いで散らしつつ、一気に駆け寄ってぶん殴った。
「ぶっ!?」
金属の鈍い音がして、次々に巫女たちはぶっ倒れていく。
こうして霊力を込め破魔の銀盆でぶっ叩き、改心させるのだ。
「あの方…とは、何方のことでしょう? どうしてその手伝いをしようと思ったのか、その方が何をしようとしていたのか教えて貰えませんか」
「御神木の幻朧桜に魅入られた、黒マント……」
「封印を解こうとしていたのでしょうか……」
ともかく、情報は得られた。
女子学生をさらった黒マントの怪人は、この神社にある御神木の幻朧桜に魅入られたという。
大成功
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第3章 ボス戦
『謎の人物』
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POW : Thousand succored
戦闘力のない、レベル×1体の【無名の援助者 】を召喚する。応援や助言、技能「【盗み】」を使った支援をしてくれる。
SPD : I am There
【事件の小道具や被害者 】と共に、同じ世界にいる任意の味方の元に出現(テレポート)する。
WIZ : Twin
【もうひとりの自分 】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
👑11
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「おや? 来てしまったんだね。もっとたくさん集めようと思ったのに」
御神木の幻朧桜が舞い散る中で、マントの怪人物は言う。
さらわれた女子学生たちが、その根本で倒れている。
「美しく咲くためには、彼女たちが必要なんだよ」
悪びれることなく言うこの怪人に、尋常ならざる気配が漂った。
それは、骸の海からにじみ出たオブリビオンの気配――。
「おや? 来てしまったんだね。もっとたくさん集めようと思ったのに」
御神木の幻朧桜が舞い散る中で、マントの怪人物は言う。
さらわれた女子学生たちが、その根本で倒れている。
「美しく咲くためには、彼女たちが必要なんだよ」
悪びれることなく言うこの怪人に、尋常ならざる気配が漂った。
それは、骸の海からにじみ出たオブリビオンの気配――。
十一月二十九日・纏(サポート)
怪奇人間の悪魔召喚士×バロックメイカー、45歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、お腹が減ると「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
火土金水・明
「やれやれ、人の命を使って美しく咲いた桜の花など、見たいとは思いませんね。」「ともかく、邪魔はさせてもらいます。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃方法は、【高速詠唱】し【破魔】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『謎の人物』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【武器受け】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでも、ダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
美しく咲き、散っていく幻朧桜の下でマントを翻す怪人物――。
彼こそが、この桜を見る集いで女子学生をさらっていた元凶である。
姿を見せた以上は、全員の口を封じるつもりであろう。
「やれやれ、人の命を使って美しく咲いた桜の花など、見たいとは思いませんね」
声とともに魔法の箒で舞い降りたのは、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)であった。
「そうかな? 人も桜も美しさはほんのひとときの間さ。だったら、せめて美しいうちに花となって散って人々の記憶に鮮烈に残ったほうがいいんじゃないかな?」
美しいはずの人の生涯を、まるで愚弄するかのような物言いだった。
過去にのみ生きるからこそ、未来と将来を否定するのだろう。
骸の海から滲み出してきたからこその価値観である。
「時が止まったままというのは、進むよりも色あせてしまうものよ」
十一月二十九日・纏(光を求めし絶望・f25918)は言った。
彼女が最初に見たものは、すでに滅びた街の光景であった。
そこからときは動いていない、止まったままの時間が美しいとは思えなかった。
「そう、語っても無駄かな? じゃあ、君たちの血も桜に捧げて美しく散るといいよ」
マントを翻すと、怪人はいつの間にか増えていた。
そのドッペルゲンガーとともに襲いくる。
まずは、明が身をかわした。
残像を引きながら、構えた箒でマントに仕込まれた刃を食い止める。
「わが召喚に応じなさい、激怒と情欲の魔神よ――」
纏がユーベルコードで呼び出したのは、【悪魔召喚「アスモデウス」】である。
72の軍団を率いい、序列32位の大いなる王とされる魔神だ。
獄炎を操り、怪人の刃のマントを炎消させた。
「へえ、やるじゃないか」
まだ余裕を見せる怪人に、明が全力魔法を詠唱する。
放つのは、【コキュートス・ブリザード】だ。
分裂したもう一体の怪人ごと、まとめて無数の氷の矢を降り注がせる。
「少しでも、ダメージを与えて次の方に」
戦いは、始まったばかり。
この元凶を叩くためには、猟兵との連携が必要なのだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
エレクトゥス・レヴィン(サポート)
『本丸到達、パーティー開始ってな!』
『契約の下に、ぶっ潰す!!』
『履行、完了……!』
機械化された両足と右腕を酷使して戦うサイボーグ。
大雑把な性格で口が悪いが、人並みの正義感は持ち合わせている。
生身の左腕を包む「超硬連結放熱板」は強力な武器にして防具。
主にボス戦に於ける猟兵側の増援として参戦。
戦闘でよく使う装備は、上記の「超硬連結放熱板」、脚部の内蔵火器「炸裂者」それに装填された「G型特殊弾薬」の属性弾。
加えて、ボス戦では義肢から放つユーベルコードと併用した集中砲火を行う。
基本は力押し、または力任せのカウンター戦法。
絡み、アドリブ大歓迎。
24歳、男。
口調:男性的、一人称:オレ、二人称:呼び捨て。
ミケ・ナーハ
「ジンさん♪」
【悪魔のランプ】をこすり
変身の術を操る悪魔、ジンさんを召喚♪
格好良いおじ様の姿ですが
これも変身だとか♪
『子猫ちゃん、俺の力が必要かい?』
みたいに言うはずです♪
「あいつをやっつけて、女の子達を助けたいんです♪」
「終わったら私と楽しいことしましょう♪」
ジンさんに、豊満な胸の谷間を見せつけ
ムギュっと胸を押しつけ
抱きついて甘え【誘惑】して交渉♪
デレデレになったジンさんは
『任せとけ!』と
大きな竜に変身し
噛みついたり、炎を吐いたりして
戦ってくれるはずです♪
私も手裏剣を【念動力】で操り戦います♪
「もう、せっかちさんですね♪」
敵を撃退後
おじ様の姿に戻ったジンさんにせまられ
物陰で、いちゃつきます♪
怪人と対峙したミケ・ナーハがこすったのは、魔法のランプ。
「ジンさん♪」
彼女が呼び出したのは、ランプの魔神である。
これぞ、ミケのユーベルコード【悪魔のランプ】だ。
呼び出された魔神ジンは、変身の術を操る魔神とされる。
そして、ミケは魔神を操る術を心得ていた。
『子猫ちゃん、俺の力が必要かい?』
ナイスミドルの姿で顕現し、いい声でしゃべる魔神に、むぎゅっと抱きついた。
「あいつをやっつけて、女の子たちを助けたいんです♪」
「ほお、それはそれは!」
抱きついて甘え、女好きの魔神に願い事を叶えてもらうのである。
「むふっ」と鼻を鳴らした魔神はにんまりと笑う。
「終わったら私と楽しいことしましょう♪」
ダメ押しの言葉である。
この状況で楽しいことと言われ、何を想像するのであろうか?
想像するのはそれしかない。
『任せとけ!』
魔神は勇んで巨大なドラゴンに変身した。
元より、妙齢の女子学生をさらい、桜の生贄に使用などという不届き極まる怪人を許して置けるはずもなかった。
女性好きの風上にも置けぬ幻朧である。
「本丸到達、パーティー開始ってな!」
エレクトゥス・レヴィン(誓兵・f11060)が駆けつけると、怪人は操った巫女たちを召喚した。
「おやおや、厳しい姿の機械人(サイボーグ)さん。この子たちを傷つけに来たのかな?」
この操られている巫女は、さらわれた女子学生たちである。
エレクトゥスの装備で薙ぎ払えば、一蹴できるがそれでは大怪我をさせてしまう。
「きたねえ真似しやがる!」
毒づく他なかった。
しかし、この巫女たちに襲いかかり、無力化させたのはミケであった。
「あら、まだ遊び足りない子がいるのね♪」
次々に飛びかかり、身悶えさせて無力化させていく。
洗脳よりも強い感覚を与え、思考力を奪ったのだ。
これには、怪人もあ然とするしかなかった。
「さっ、今のうちです」
「ありがとよ。契約の下に、ぶっ潰す!!」
障害が排除されれば遠慮はいらなかった。
ユーベルコード【レヴィン・サンダーストーム】を放ち、全身に紫電をまとって集中砲火を加える。
「ぐっ
……!?」
マントを盾に、怪人も防戦する他なかった。
「ふふ、大丈夫そうね」
同時にブレスを吐き、ドラゴンから変身を解いたジンと、ミケは戦いそっちのけていちゃつき始めるのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
比良坂・逢瀬
ようやく失踪事件の黒幕の登場ですね。
幻朧桜の見事さも婦女子を誘拐する口実に使われたのでは色褪せて見えようとも言うものです。
月に叢雲、花に風。貴方の身勝手さこそが何よりも桜の美しさを汚すものであると理解されるが良いでしょう。
私は新陰流の剣士として、闘いの渦中にあっても平静を保ち、冷静に敵の挙動を<見切り>ます。
新陰流の剣は自らは動かずにして、敵を良く動かして勝利する活人剣。
《後ノ先》の勝機を狙います。
敵がテレポートして、再び現れる、その刹那。
愛刀たる三池典太の<破魔>の一太刀を見舞います。
御園・桜花
鉄扇閉じて
「まるで幻朧桜が人の贄を必要とするようなその物言い…幻朧桜から生まれた身としては、許しがたいです」
UC「桜鋼扇殴打」使用
走り寄って接敵
破魔の属性攻撃乗せ滅多殴りにする
敵からの攻撃は第六感や見切りで躱す
避けられない攻撃は盾受け又はカウンターからの破魔乗せシールドバッシュ
破魔乗せ制圧射撃は倒れている女学生に影響がないと判断できた場合のみ積極的に使用
「貴方の確たる望みが人を贄とし現界に表出するだけであるならば。私は貴方の転生を望みません。どうぞそのまま骸の海へお還り下さい」
戦闘後
目覚めた者が落ち着くよう心を慰める歌を歌いながら救助手伝い
「大丈夫、怖い夢は終わりました。さあ家に帰りましょう」
ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
人間のマジックナイト×電脳魔術士、16歳の女です。
普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じ
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「まるで幻朧桜が人の贄を必要とするようなその物言い……幻朧桜から生まれた身としては、許しがたいです」
ぱちん、御園・桜花は鉄扇を閉じた。
桜花は、自身を幻朧桜から生まれたと感じて生涯を過ごしていた。
まるで桜が血を欲するようなマントの怪人の物言いは、許しておけない。
幻朧桜はただ美しく咲くからこそ、尊い。
その美は何かを代償にしたものではないはずだ。
「ようやく失踪事件の黒幕の登場ですね」
これまで幾多の女子学生が失踪し、その追跡をしてきた比良坂・逢瀬は言う。
幻朧桜は、桜花の言うように贄を必要とはしない。
ただ見返りもなく美しく咲くのみであり、その純粋さを信じられぬやましさを抱える者は、代償を捧げたからだと考えるだけのことだ。
「幻朧桜の見事さも婦女子を誘拐する口実に使われたのでは色褪せて見えようとも言うものです」
美しさを利用されては、純粋さまで失ってしまう。
ゆえにこそ逢瀬は新陰流の剣士として鞘を払った。
三池典太、抜けば玉散る氷の刃と人は言う。
花散る薄紅の中でも、その波紋に宿る光は冴えた。
「月に叢雲、花に風。貴方の身勝手さこそが何よりも桜の美しさを汚すものであると理解されるがよいでしょう」
新陰流、無形の位を取る。
形にあって形なし、構えずして構える。
新陰流は相手の動きに千変万化して後の先を取る活人剣。
切っ先をだらりと下げて怪人の動きを待った。
「面白いね。君たちふたり。実に面白いよ。桜もきっと喜んでくれるだろう」
何がおかしいのか、怪人は口元を歪めた。
邪悪な愉悦を楽しもうとしているのは、その表情で見て取れる。
「そちらこそ、楽しませてくださいますわよね」
怪人のその卑小な愉悦を、さらに笑おうというのはローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)であった。
「私も、花は好きでしてよ。もっともよいのは薔薇ですけれど、桜もよいものですわね」
「へえ、わかるかい?」
「ですが、あなたがいないほうがもっと美しいと思いますわ。道化なのですから、せいぜい笑わせてから退場なさい」
言って、ルーンソードと精霊獣を構えた。
「まとめて相手をしよう。3人とも、花に変えてあげるよ」
分身し、ドッペルゲンガーを出現させる。
しかし、その写し身もローズのユーベルコード【薔薇園の古城】に吸い込まれていく。
「そちらはおふたりにお任せいたしましょう」
「そうしてもらえると、私も気が晴れます」
桜花は閉じた鉄扇を構えた。
怪人物は、虜にした女子学生を差し向けるが、桜花を止めるには至らなかった。
彼女たちの動きを見切り、躱して迫る。
「貴方の確たる望みが人を贄とし現界に表出するだけであるならば。私は貴方の転生を望みません。どうぞそのまま骸の海へお還りください」
ユーベルコード【桜鋼扇殴打】、遠慮のない打擲が怪人をぶちのめした。
「う、く……」
思い切り吹き飛ばされた怪人は、テレポートによって逃れようとするもその意を察した逢瀬の三池典太が【後の先】を取っていた。
破魔の一太刀で、一振りで斬って捨てる。
マントの怪人は倒れ、骸の海へと還っていった。
花が舞い散ると、さらわれていた女子学生たちも正気に戻る。
優しげな桜花の歌声が、彼女たちを癒やす
「大丈夫、怖い夢は終わりました。さあ家に帰りましょう」
悪夢は終わった。
美しい桜を愛で、この集いは終わるのである。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴