ここまで長い道程だった。
しかし、猟兵たちは遂に天に浮かぶ広大な『群竜大陸』を発見することに成功したのだ!
「でも、群竜大陸は想像以上に過酷な環境だったんだよっ!」
蛇塚・レモン(白き蛇神オロチヒメの黄金に輝く愛娘・f05152)は、グリモアベースに集まってくれた猟兵たちへ、今回の任務の内容の説明を始めた。
「最初の試練というべき攻略ポイントは、今からみんなに向かってもらう『魂喰らいの森』だよっ! ここに存在する動植物全て……例えば、草の根から鳥や虫のひとつひとつが、全て『生物の魂』を糧にしているんだよっ! 魂を啜るように食い尽くされた生物の肉体は、森を守る番人となって彷徨う宿命を背負わされちゃうから、怖いよね~っ?」
対策なしに足を踏み入れれば、此方も番人にされてしまいかねない。では、一体、どうすればよいのだろうか?
「森の番人にされたオブリビオンの攻撃は、生物の魂を啜るけど、これに抵抗する手段はちゃんとあるよっ! それはねっ? 楽しい気持ちを持つこと、つまり『宴会』だよっ!」
なんだって!?
よもや敵地に乗り込んで宴会を開くことになろうとは。
しかし、楽しい気持ちを持つだけで魂喰らいに対抗できるなら、どんどん賑やかに、そして盛大に宴会を執り行うべきだろう。
「そういうことっ! 森の番人との戦闘でも、楽しい気持ちを強く持つと、己の魂が強化されて抵抗しやすくなるっぽいっ! 頭の片隅に置いて置いてねっ! あと、この森は核(コア)が存在してて、一番強い門番の体内に埋め込まれてるから、それを見つけ出して切除しちゃってっ! そうすれば、門番や危険な動植物ごと森は消滅するよっ!」
レモンは頭上のグリモアを起動させると、アックス&ウィザーズの群竜大陸への転送を開始する。
「群竜大陸攻略の第一歩、みんなならやり遂げてくれるって信じてるからねっ! いってらっしゃいっ!」
黄金の輝きに目の前が包まれると、猟兵たちは魂喰らいの森へと向かってゆくのだった。
七転 十五起
なぎてんはねおきです。
アックス&ウィザーズ、浮遊する『群竜大陸』での冒険の第一歩です。
以下、補則説明です。
魂を啜る森の番人は、第三章ボス戦に登場します。
第一章でドンチャン騒ぎをすればするほど魂を啜られる抵抗力が増します。プレイングへの明記があれば、更に効果的でしょう。
第二章は集団戦です。
魂を啜られた脱け殻達が、知性なく森の番人として猟兵たちへ襲い掛かってきます。
見た目に惑わされずに蹴散らしましょう。
ちなみに、魂喰らいの森の核は、最高級の牛肉の味とサボテンの果肉のような食感を持つ『伝説食材』です。持ち帰れば、半径25cm程度の一般的な球形の核で金貨500枚(500万円)程度の値段がつきます。
それでは、皆様の挑戦をお待ちしております!
第1章 日常
『魂の祝祭』
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POW : 大いに食べて飲んで、力の限り騒ぎ楽しむ
SPD : 記憶に残る華麗な芸や踊り、話術などを披露する
WIZ : 魂が力強くあれるよう、歌や祈りを捧げる
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ティファーナ・テイル
「賑やかは人を鼓舞し神々を祝福するから、より盛り上がりましょう!神様であるボクが言うんですから間違いありません!(力説&笑顔)」
プロレスラーは食べて鍛えて試合して人々の心を鼓舞し“勇気”を与え燃え上がらせる事が役割です!と笑顔で盛り上がります。
小さな身体で沢山食べて、神々の財宝の輝きを見せて、アニソンやロックのプロレスの入場テーマを奏でて熱唱して皆で合唱を促します!
『ゴッドクリエイション』でアキレスを召喚してプロレスを興行して盛り上げながら(勝ちます)『エデンズ・アップル』を齧りながら配り投げて「魂の抵抗力は強いんだ!と信じれば強くなる!疑う前に迷う前に“まずは”動こう!」と檄を飛ばします。
群竜大陸、魂喰らいの森の入口付近。
ここで猟兵たちが己の魂を強化すべく、宴会を始めるのだ。
まずは一番手、若干6歳のティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)が、金の鱗を持つ蛇の下半身をうねらせながら猟兵たちの前へ進み出た。
腰元まである黄金の神と一対の金の翼をなびかせ、6歳とは思えぬボリュームの胸元を張って大声で叫んだ。
「賑やかは人を鼓舞し神々を祝福するから、より盛り上がりましょう! 神様であるボクが言うんですから間違いありません!」
ティファーナは太陽の如き笑顔を周囲に振りまきながら力説してゆく。
「それでは皆さん、カンパーイッ!!」
彼女の音頭で宴会はスタート!
用意された豪華なお弁当や景気付けの飲み物を、我先にとティファーナは胃袋に収めていった。
「見てください、ボクの身に纏う神の財宝の輝きを! ね? とても美しいでしょう?」
ティファーナの持つ天空神殿の宝物や装飾品を他の猟兵へ披露する。
称賛と感嘆の声が上がるたびに、ティファーナは得意げに顔を綻ばせていった。
「群竜大陸の魂喰らいの森に! 金銀財宝が降るぞーっ!!」
拳を天高く掲げたティファーナが雄叫びを上げると、用意していた音楽再生プレイヤーからド派手で血の滾るようなロック調のアニメソングメドレーが流れ始めた。
そして、すかさずユーベルコード『ゴッド・クリエイション』で神造した戦士アキレスを、リングに見立てた4本の杭の中へ待機させる。
他の猟兵たちは悟った。
これはまさか……プロレス!?
そしてこのBGMは、ティファーナの花道を飾る入場曲だというのか!
「皆さん、一緒に合唱してくださいね! その時は来た!!」
観客の合唱に合わせて闘志を昂ぶらせ、下半身が蛇だと感じさせないフットワークでリングに這い上がると、早速、コーナーポストによじ登って観客へ猛烈アピール!!
「アーイム、ティファーナ! 世界一強くて可愛いのはー!?」
『ティファーナちゃーん!』
「ありがとー!!」
コール&レスポンスも完璧だ!
そしてここに、神と神造戦士の無制限一本勝負の火蓋が落とされた!
飯盒をゴング代わりにして鳴らせば、両者は真正面から掴み合って力比べを開始!
互いに一歩も引かないパワー!
だが体格差からか、アキレスが上から抑え込みに掛かる!
「うわあぁぁぁ! 負けない、負けないよぉ!!」
なんと、蛇の下半身をバネ状に丸めて反発力を生み、アキレスを押し返した!
そしてそのままアキレスを絡め取った!
これが本当のコブラツイストだァーッ!!
だがアキレス、耐える!
抜け出したアキレスがティファーナの背後を取り、そのままジャーマンスープレックス!
しかし先にティファーナが蛇の尻尾で着地!
それもそのはず、彼女の全長、つまり全身を伸ばした頭頂~蛇尾脚先までの長さはなんと! 327.6cmだ!
頭部が地面に激突する前に着地し、反動を利用してそのままアキレスを投げ飛ばしたーァ!!
アキレス、首からダイレクトに落下!
そのままティファーナはホールド!
慌てた他の猟兵がレフリーとしてカウントに入る!
「ワン! ツー! スリー!!」
ガンガンガン!
飯盒ゴングが試合終了の合図を知らせると、ティファーナは起き上がって勝利のスマイル!
そしてマイクパフォーマンス!!
「魂の抵抗力は強いんだッて信じれば強くなる! 疑う前に、迷う前に“まずは”動こうッ!」
ユーベルコード『エデンズ・アップル』を発動したまま、お弁当の中身にあった林檎を丸かじりしたあと、それを観客に投げ込むパフォーマンスを披露したティファーナ。
こうして即興のプロレス興行は、成功を収めたのだった。
成功
🔵🔵🔴
御剣・刀也
POW行動
祭りか
祭りは好きだ。どんだけ食っても飲んでも怒られることがない
前祝いと思って思いっきり楽しませてもらおうかね。
骨付き肉にかぶりついてがつがつ食べながら酒を大杯でごくごくと飲む。
酒飲み勝負を持ちかけられたら最初は大杯でやってるが次第に、物足りなくなってきて樽事一気にゴッゴッと飲む。
大酒飲みの大食らいで蟒蛇なのでいくら飲んでも酔う気配がない
「なんだ、もうおしまいか?まだまだ飲めよ?祭りだろ?」
シホ・イオア
「輝石解放、ガーネット! さあ、みんなも歌ってね☆」
シホは祈るよ、犠牲になった魂たちを慰めるために。
シホは笑うよ、魂喰らいに負けない勇気を得るために。
シホは歌うよ、楽しい気持ちを忘れないために!
……ちょっぴり音程外しても笑って許してね?
宴会をやるために分身を呼んだのって初めてかも。
歌ってー、踊ってー、食べてー、思いっきり楽しんじゃおう☆
鳴海・静音
生きて明日の道を切り開く為の猟兵業とはいえ、何時の時代も新しい陸地ってのは心が躍るなァ!
どんな未知が待ってんのか、楽しみじゃねェか!
ン?生物の魂って事は…死者の魂は大丈夫なんかァ?
ま、そこら辺は気を付けなきゃいけねぇかもしれねェが…
宴会…つまり宴と聞いちゃ黙っていられねぇなァ!
『亡霊の狂宴』!野郎共ッ!
仕事で公認の宴だ、海賊らしく騒ぐとしようぜ!他の奴らに負けない位にな!
他にノリがいい奴がいるなら一緒に騒ぐとしようぜ!
…あー畜生、やっぱ酒が飲めねぇのがキツイぜェ…
飲んだ事がねぇのにキツイってのが、今の俺の状態のおかしな所ではあるんだがなァ…
※協力・アドリブ歓迎
手下共の言動等はお好きにどうぞ
宴会はまだまだ続く。
用意されたご馳走、樽に入った酒、それらを豪快に口の中へ放り込んでゆくのは御剣・刀也(真紅の荒獅子・f00225)である。
「祭りか……。祭りは好きだ。どんだけ食っても飲んでも怒られることがない。前祝いだと思って、思いっきり楽しませてもらおうかね。なぁ、海賊さん?」
御剣に声を掛けられた海賊こと、鳴海・静音(不思議の国の亡霊船長・f19460)は盃(※ノンアルコール)をぐっと傾けて飲み干した。
「当然だッ! 宴会……つまり宴と聞いちゃ黙っていられねぇなァ!」
鳴海の周囲に、ユーベルコードで召喚された多数の亡霊の手下達が出現する。
「いくぜ、『亡霊の狂宴(ファントムレヴァルリィ)』! 野郎共ッ! 今日は仕事で公認の宴だ、海賊らしく騒ぐとしようぜ! 他の奴らに負けない位にな!」
「「うおおおーっ!!」」
一気に宴に活気が満ち溢れる。
亡霊たちが鳴海と共にどんちゃん騒ぎを行えば、それに混じって御剣も盃を交わす。
「へえ、生前はそんな武勇伝が?」
御剣は海賊手下の亡霊の生前の活躍に心を踊らせていた。
その反応に気を良くした亡霊が御剣に問うた。
「おうよ! そういう兄ちゃんもなかなか腕が立つと見たが、どんな奴を今まで斬ってきたんだ?」
「そうだな、サムライエンパイアって世界で、オブリビオン・フォーミュラの織田信長を5回ほど斬ったが?」
これに亡霊、飲んでいた酒を吹き出してむせた。
「ゲホッゲホッ……! マ、マジかよ! 船長! こいつ、オブリビオン・フォーミュラを斬ったことがあるそうですぜ!?」
「うるせェな! テメェ、俺への当て付けか!? ぶっ飛ばされてェのか!?」
まだこなした任務の回数が少ない鳴海が手下を怒鳴りつけた。
「す、すいません! そんなつもりじゃねーんです!」
船長の怒号に尻尾を巻いて逃げてゆく姿を、同席していたフェアリーのシホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)が笑い転げていた。
「あはははは! 海賊の亡霊さんたち、みんな元気だねー!」
「あったりめェだ! 生きて明日の道を切り開く為の猟兵業とはいえ、何時の時代も新しい陸地ってのは心が躍るなァ! この先、どんな未知が待ってんのか、楽しみじゃねェか!」
快活に笑う鳴海につられ、シホも大きな声で笑い声を上げる。
「わっはっはー☆ あ、でも、魂を啜られちゃうって、ちょっと怖いかも? そうならないために、ここで宴会をしてるんだけど……」
シホはちょっと不安そうに口をつぐんでしまった。
無理もない、まだシホは11歳と幼い。
シホ自身、鳴海と同じく好奇心旺盛だが、実は怖がりでもあるのだ。
そんなシホの言葉に、鳴海は唐突に腕を組んで考え込む。
「ン? 生物の魂って事は……死者の魂は大丈夫なんかァ? 手下どもの魂が吸われるなんて事があったら一大事だぜ? ま、そこら辺は気を付けなきゃいけねぇかもしれねェが……」
鳴海は気持ちが沈む前に、骨付き肉を掴んで大きな口を開けて齧り付いた!
「今はそれよりも! 宴だッ! オラ! シホも食え! 飲め! この葡萄ジュース、美味ェぞ!」
「本当? ……ごくっ、ん! 美味しい~!」
フェアリーなので、コップに顔を突っ込む形でシホは葡萄ジュースを味わってゆく。
「なんだか、気分がとっても良いカンジ~♪ よ~しっ!」
青髪の妖精騎士は、空中で聖者特有の光の粒子を振りまきながらくるりとターンをして御剣と鳴海へ向けてお辞儀をした。
「シホは祈るよ、犠牲になった魂たちを慰めるために。シホは笑うよ、魂喰らいに負けない勇気を得るために。シホは歌うよ、楽しい気持ちを忘れないために! ……だから、ちょっぴり音程外しても笑って許してね?」
そう告げた後、シホはユーベルコードの詠唱を口にした。
「輝石解放、ガーネット! さあ、みんなも歌ってね☆」
赤い宝石が一瞬、宝石剣エリクシアから飛び出したかと思えば、それは瞬く間に295体のシホの分身となって分裂してゆくではないか!
よく見れば、分身ひとりひとりの衣装が異なっており、簡素なものからやたら豪奢な礼装まで様々であった。
「分身の衣装には、SSRからNまでのレアリティが存在するんだよ! シホ? 当然、たった1人だけの本体だから、UR(ウルトラレア)だよっ!」
分身たちとシホ本人は円陣を組むと、宴の場をくるくるとダッシュしながら歌って、踊って、大はしゃぎ!
その可愛らしい動作は、猟兵たちの鼓舞となって、確かに魂に楽しい記憶となって強化の糧となってゆく。
「そう言えば、宴会をやるために分身を呼んだのって初めてかも。よーし! みんなー! 歌ってー、踊ってー、食べてー、思いっきり楽しんじゃおう☆」
「「おーっ☆」」
まさにフェアリーパーティと化した宴の場である。
一方、御剣は先程から亡霊たちと大食い勝負をしながら、シホの分身たちの声援を背に奮戦していた。
「肉の早食いは俺の勝ちだ! 次は酒飲み勝負だ。どうだい、海賊さん?」
クイクイと口元で盃を呷る仕草をする御剣に、鳴海は苦笑いを浮かべながら首を横に振った。
「悪ィな、俺はまだ未成年なんだぜ。……あー畜生、やっぱ酒が飲めねぇのがキツイぜェ……。いや、飲んだ事がねぇのにキツイってのが、今の俺の状態のおかしな所ではあるんだがなァ……」
「船長、これをワインだと思って飲んでくだせぇ!」
「おゥ、気が利くじゃねェか! ング、ング……」
手下の亡霊から差し出された葡萄ジュースを一気飲みする鳴海。
やむなく御剣はひとりで酒をがぶ飲みし始めた。
「まだだ、まだ足りないな……。なぁ、そこの酒樽、丸々ひとつを俺にくれ」
「……は? あれ、を?」
手下の亡霊が唖然としながらも、酒樽を御剣に手渡したが最後、彼はゴッゴッと樽ごと口を付けて中身を飲み干してゆく!
そして、あっという間に樽の中身は空っぽになってしまった!
「嘘だろ……。あの量を、こんな短時間で? あいつ、ユーベルコードで加速して飲み干しているわけじゃねェよな?」
「というか、全然酔っ払ってないよ?」
鳴海もシホも驚愕してしまっている。
御剣は平然と、素面のまま言葉を返した。
「なんだ、もうおしまいか? まだまだ飲めよ? 祭りだろ?」
大酒飲みの大食らいで蟒蛇なのでいくら飲んでも酔う気配がない御剣。
他の猟兵も負けじと、つられて飲み食いを競うように行ってゆくのだった。
大成功
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第2章 集団戦
『神龍教派のクレリック』
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POW : 信仰心の証明
自身の【神龍教への信仰心】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD : 神罰の吐息
【天から降り注ぐ聖属性の突風】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【に神龍教徒のみに及ぼす加護が満ち溢れ】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ : 神龍降臨の儀
無敵の【神龍】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
👑11
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魂の強化を終えた猟兵たちは、いよいよ魂喰らいの森の内部へと進行してゆく。
鬱蒼とした森の全てが、己の魂を啜ってくる可能性があるのだ。
猟兵たちは心して警戒をしつつ前進してゆくと、目の前に人影が見えた。
「ドラゴン様を崇めるのです……」
うわ言を口にしながら、白いローブを着た女性たちが続々と森の奥から出現。
だが、そのどれも生気がなく、目も虚ろだ。
それもそのはず、彼女たちは魂を完全に啜られ、空っぽの肉体でこの森を徘徊する森の門番たちなのだから!
彼女たちは知性もなく、目の前の侵入者に自動的に襲いかかるのだ!
幸いにも、彼女たちは魂を啜る能力を持ち合わせていないようだが、なにせ数が数だ。
猟兵たちも対集団戦に長けた戦法やユーベルコードで対抗しなければ、視界と足場の悪い森の中での戦闘は地の利に長けた門番たちに軍配が上がってしまうだろう。
人間の姿をしているが、彼女たちはオブリビオン。
供養の意味も込めて、ここで倒してしまおう。
シホ・イオア
……貴方たちの痛みが感じられない。
もう、全てを奪われてしまったんだね。
シホにできることは、眠らせてあげることだけなのかな。
「輝石解放、サファイア! 浄化の雨よ、闇を消し飛ばせ!」
攻撃するときは【精神攻撃】【破魔】も使ってみようかな。
もともと精神は希薄みたいだし、魂に干渉されて操られているとも考えられるからね。
うまくいけば番人からは解き放ってあげられるかも。
無敵の神龍か、本当に無敵なら呼び出した時点で勝負は終わってるよね。
残像で攻撃をかわしたり神龍を無視して攻撃を加えたりして揺さぶっていこう。
神龍教派のクレリックたちの“抜け殻”を前にしたシホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)。
彼女はクレリックたちの放つ気配に、ハッと表情を硬くした。
(……貴方たちの痛みが感じられない。もう、全てを奪われてしまったんだね)
繰り返し呟くドラゴンを崇める賛美の言葉、足取りは重く、眼は焦点が合っていない。
あれはもはや生ける屍。外敵を襲わせる森の部品だ。
(……シホにできることは、眠らせてあげることだけなのかな)
目の前の存在がオブリビオンであることは、猟兵であるシホは重々理解できている。しかし、思想も意思も、魂さえも奪われて、尚も彷徨う事を強いられている眼の前の存在に、彼女の胸はきつく締め付けられる思いだ。
「さあ、その身を、ドラゴン様に捧げるのです……」
クレリックたちは、あえて身を差し出すように両手を広げて立ちはだかる。
一見、全くの無防備状態だが、これ自体がオブリビオンのユーベルコード。
自身の神龍教への信仰心の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大するのだ。
そんなクレリックたちへ、シホはその小さなフェアリーの身体と赤紫色の双眸に決意を漲らせ、宝石剣エリクシアから魔力触媒である輝石を生み出した。
「輝石解放、サファイア! 浄化の雨よ、闇を消し飛ばせ!」
剣身から飛び出したサファイアがきらめいた瞬間、浄化の力を込めた無数の水球が、自身から半径59mの範囲にたちまち放たれてゆく!
「お願い! 万にひとつの奇跡が起きるなら、彼女たちの自我を呼び起こして! ホーリー・レイン!!」
浄化と精神に影響及ぼす魔力を織り交ぜた水の弾丸が、篠突く雨が如く周囲に降り注いでクレリックたちを穿っていった!
たとえ身体能力が強化されていたとしても、全方位から押し寄せる攻撃には対処しようがない。撃ち抜かれたクレリックたちの身体が、次々と地面に沈んでゆく。
そのうちの一体が、シホの顔を眺め、口を動かし始める。
もはや声を出す気力はないのだろう。その喉は一切震えていなかった。
だが、シホは確かに、その口の動きを注視していた。
『あ り が と う』
そう、口を動かしたクレリックは、光の粒子となって雲散霧消してゆき骸の海へと戻っていった。
息を呑むシホは込み上げてくる嗚咽を堪えながら、宝石剣エリクシアを振るって残存するクレリックたちを蹴散らし始めた。
「お礼を言うのは、シホのほうだよ……! シホの行為は無駄じゃなかった、それが判っただけで充分っ!」
無敵の神龍を出されることを警戒していたシホだが、クレリックたちは救いを求めるかのごとく、ただただシホへと群がってゆくばかりだ。
「……待ってて。シホが、今、苦しみから救ってあげる!」
斃すことが、目の前のオブリビオンへの救済であることを確信したシホは、再びサファイアに願いを込め、撃滅の雨を周囲に降らせるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
キャサリン・エンスレイヴ
人間のウィザード×探索者、18歳の女です。
普段の口調は「ハスキーボイス(俺、~さん、言い捨て)」、心を許したら「ノリノリで女言葉(わたし、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
鳴海・静音
さーて、騒いだ騒いだ
これで耐性が付いたってんなら後は暴れるだけだな、ンじゃ行くぞ野郎共!
魂がねェ奴はさすがに俺じゃあなァ…
ま、集団には集団だ、もはや魂なく死んだ肉体が相手ってんならコイツで奪うまでよ、『亡霊の呼声』!
…後で纏めて葬ってやる…今はその体と力、俺たちに貸せッ!
奪えるまで肉体が死んでる奴を起点に、戦闘しつつガンガン対象を広げて巻き込め!
相手が多ければ多いほど戦力も多くなるのがこの俺の『呼声』よォ!
さぁ、こんな森ぶっ潰しに行くぜッ!
※協力・アドリブ歓迎
手下共の言動等はお好きにどうぞ
「ここが魂喰らいの森か。辛気臭い場所だぜ」
キャサリン・エンスレイヴ(ウィザード・f01442)は一足遅れて現場へ到着した。
ウィザードロッドを前方へ雑に振って障害物がないか調べつつ、警戒しながら森を分け入ってゆく。
「宴会ってやらには乗り遅れちまったようだな。せっかくの満漢全席が無駄になっちまったぜ」
仕方がなく、満漢全席はキャサリンが美味しく全ていただきました。
これで一応、魂の強化はされたので森の番人とも渡り合えるようになる。
……と、ここでキャサリンは途端に森の中へ目を凝らした。
「森の中で、海賊姿の子供? こりゃ怪しいぜ……」
キャサリンは杖先で海賊姿の背中をツンツン。
「うおっ!?」
驚いて跳び上がったのは鳴海・静音(不思議の国の亡霊船長・f19460)だった。
「んだよ、びっくりさせんじゃねェよ!? んだテメェ!?」
凄むロリっ子海賊に、キャサリンは温かい眼差しを向けた。
「猟兵だっつーの。ここにいるってことは、お前さんも同業者か? はぁ、こんなガキがなぁ……」
「ガキじゃねぇよ!」
食い気味で鳴海がツッコミを入れた。
「色々と事情があって、仕方がなくこの姿になってんだ! なぁ、野郎共!?」
鳴海の問い掛けに応えるように、手下の亡霊たちが木々の影からにゅっと顔を出す。
「俺たちの船長ことキャプテン・ミュートを知らねぇのかよ?」
「船長は俺たちの生前も死後も憧れの存在だぜ!」
「そして今世のロリ船長は尊い!」
「「マジ尊い!」」
「馬鹿野郎! 声揃えるとこじゃねェだろ、そこは!」
顔を真っ赤にしながら鳴海は手近な手下の亡霊を引っ叩いた。
キャサリンは色々と置いてきぼりにされ、困惑している。
「……なるほどな、お前ら、芸人か?」
「「海賊だコラ!!」」
海賊団全員の心がひとつになった瞬間である。
だが、ワイワイ騒がしいと、森の門番たちに気付かれてしまう!
「あなた達も……」
「ドラゴン様を、崇めましょう……」
クレリックたちは、自身の想像力から無敵のドラゴンを創造し、2人に襲わせはじめた!
鳴海はカットラスでドラゴンへ斬り掛かるも、無敵の名に相応しく、全く歯が立たない。
「クソッ! マジで無敵のようだぜ!?」
「だったら最初から相手にすることはねぇな。狙うのは、召喚したあいつらだ」
キャサリンはドラゴンの攻撃をどうにか凌ぎながら、杖の先に魔力を集中させてユーベルコードの詠唱を開始する。
「ラーアリフ・ダールアリフラー・ターザンメ」
すると、クレリックの真横の無の空間から、局所的に極低温の嵐を発生させたではないか!
これがキャサリンのユーベルコード『凍嵐(ラダルト)』なのだ。
そして、彼女の狙いは的中し、召喚者が凍えて斃れるたびにドラゴンの数がひとつ、またひとつと消失してゆく。
「召喚者を叩けばいいってのは判った。だが、魂がねェ奴はさすがに俺じゃあなァ……」
死霊術士である鳴海だが、抜け殻の肉体相手にどうするべきかしばし逡巡してしまう。
だが、深く考えるのはやめたようで、すぐにニタリと笑みを浮かべた。
「ま、集団には集団だ、もはや魂なく死んだ肉体が相手ってんならコイツで奪うまでよ」
鳴海は手下たちに向かって大声を張った!
「始めるぞ野郎共ォ! 遅れんなよォ! 亡霊の呼声(ファントムコール)!」
「「おおおっ!」」
「……後で纏めて葬ってやる……今はその体と力、俺たちに貸せッ!」
手下共の亡霊が、凍死したクレリックたちの体の中へ、なんとするりと潜り込んでゆくではないか!
そして、数瞬後には、クレリックたちの眼に光が戻って一時的に顔に生気が復活したのだ。
「船長ー! 乗っ取り完了しやした!」
「おお、女の子の身体だ……! ちょっと寒いが」
「久々の肉体だぜ! うわー、生きててよかった!」
「まぁ、俺たち、死んでるけどな?」
やいのやいのと騒ぐ手下共。
鳴海がここで一喝する。
「遊んでんじゃねェよ! さっさとドラゴンをあいつらにぶつけろ!」
「「アイアイサー!」」
創造したドラゴンを森の門番たちへぶつけて半ば同士討ち状態に持ち込んでゆく。
知性のないクレリックたちは、半自動的に元同僚のドラゴンと戦闘を行い、無敵同士の不毛な闘いを始める。
その間にキャサリンがクレリックを仕留め、その肉体を鳴海の手下共がユーベルコードの効果で奪ってゆくのだ。
「いいぞ! 奪えるまで肉体が死んでる奴を起点に、戦闘しつつガンガン対象を広げて巻き込め! 相手が多ければ多いほど戦力も多くなるのがこの俺の『呼声』よォ!」
狙いはバッチリ、強いて言えば、死体が凍結してるので手下共の動きが若干緩慢なのが玉に瑕であるが、この区域の攻撃は完全に無効化することが出来た。
「さぁ、こんな森ぶっ潰しに行くぜッ!」
「早くボスを倒して、ここともおさらばしようぜ?」
2人は即席ながらも相性抜群の連携を発揮し、クレリックたちを圧倒していったのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
キャロ・エレフセレリア(サポート)
静かにしないといけない場面を除いて台詞に「!」が付く。うるさいくらいに元気
人を呼ぶ時は敵以外には誰にでも「名前+さん」
●戦闘
相棒機『メガロス』や各種ガジェット、アイテムを駆使する
『迷彩』で身を隠し『プチメガロス』で偵察しつつ敵を引きつけて、最大火力の『メガロス大爆炎波』を叩き込むのが好き
火力任せの面制圧からスナイパー技能を活かした狙撃や『メガシュピラーレ』で串刺しにして敵の動きを封じるなど、援護や中距離戦もできる
●冒険
情報収集、暗号作成にハッキングなど主に機械類に対する技能を発揮する
『武器改造』『防具改造』の技術でハッキングしやすいように改造するなど強硬手段も躊躇わない
エレクトゥス・レヴィン(サポート)
『そら来た、蹴散らしてやる!』
『この手に限る、吹っ飛びな!』
『全部まとめて、履行完了!』
機械化された両足と右腕を酷使して戦うサイボーグ。
大雑把な性格で口が悪いが、人並みの正義感は持ち合わせている。
生身の左腕を包む「超硬連結放熱板」は強力な武器にして防具。
主に集団戦に於ける猟兵側の増援として参戦。
戦闘でよく使う装備は、上記の「超硬連結放熱板」、脚部の内蔵火器「炸裂者」それに装填された「G型特殊弾薬」の属性弾。
加えて、集団戦では義肢から放つユーベルコードと併用した範囲攻撃などを行う。
基本的には豊富な火力での力押し一択。
絡み、アドリブ大歓迎。
24歳、男。
口調:男性的、一人称:オレ、二人称:呼び捨て。
猟兵たちの活躍により、抜け殻のクレリックたちの数は減りつつある。
と、ここで救援の猟兵たちが駆け付けてきた。
「よーし! 此処は一気に森ごと焼き払っちゃおう!」
キャロ・エレフセレリア(たーのしー!・f12156)は目の前の数を個別撃破するよりも、相棒であるガジェットことメガロスの最大火力に賭けることにした。
その傍らでは、敵を前にギラギラを眼を血走らせるサイボーグの青年が、放熱板で覆われた異様な左腕を花開かせながら、キャロに同意する。
「ああ、いちいち相手にしていたらきりが無いからな! それに集団戦はオレの得意分野だ、一気にまとめて蹴散らしてやる!」
青年――エレクトゥス・レヴィン(誓兵・f11060)がキャロに問うた。
「てことで、暫く共闘の契約をしないか? 契約履行は必ず果たす」
「勿論だよ! 一緒に戦ってくれるなら心強いからね!」
「なら決まりだ。まだ名乗ってなかったな? 俺はエレクトゥス・レヴィン。今から己に課した誓約の履行のために全力をとして戦う!」
彼のサイバーアイ『観測者』のARスクリーンに、新たな契約履行内容が書き加わった。
「キャロ・エレフセレリアだよ! こっちはメガロス! さぁ、ぶっ放そう!」
彼女はガジェットの相棒の頭に乗っかりながら会釈をした。
そして2人は木陰から飛び出すと、彷徨うクレリックたちへたちまち肉薄してゆく。
「オラ、死ね!」
先手を取ったエレクトゥスが機械化された両足の内蔵火器『炸裂者』で眼前のクレリックを容赦なく蹴飛ばすと、足裏からすかさずG型特殊弾薬の実弾発射!
KABOOOOOOOOM!
実弾は魔法を宿した特殊弾薬であり、今回は火炎魔法を炸裂させて目の前のクレリックたちをまとめて吹き飛ばしたのだ。
だがこの敵の襲撃に、自動的に攻撃モードへ切り替わった彼女たちがエレクトゥスへ殺到してくる!
「そら来た、蹴散らしてやる!」
「こっちも負けられないよ! メガロス、ガジェットショーターイム!」
メガロスの形がユーベルコードによって変形!
その形は……!
「あれ? これは、盾?」
メガロスで敵をぶっ放す予定だったが、何故か巨大な金属盾に変形したのであった。
「おーい、メガロス! 守るんじゃなくて攻めるんだけど!?」
困惑するキャロであったが、メガロスが変形した理由をすぐに知ることとなる。
「ドラゴン様……お助け下さい……」
クレリックたちが天を仰ぎ始めた。
すると、猟兵の頭上がにわかに眩い光で満たされてゆく。
「まさか、これって! メガリス! アタシたちをガードだよ!!」
キャロが相棒へ命令するのとほぼ同時に、天空から降り注ぐ聖属性の突風が刃となって降り注いだ!
盾となったメガロスの身体が突風の刃を弾き返し、間一髪、猟兵たちが線切りになるのを防ぎきったのだった。
「危なかったー! 確かにこのユーベルコード、使い方が分からないと無意味だからね! 間に合ってよかった!」
「サンキューだ、キャロ! それじゃあ、お礼はたっぷり返さないとだよな!?」
エレクトゥスの左腕を包む超硬連結放熱板が、翼状に展開してゆく。
途端、彼の全身の体温が急激に高熱を帯びてゆき、放熱板が赤く輝き始めた!
「選びな……蹴り潰されるか、焼け死ぬか!」
機械化部分のオーバーロードによる熱気を纏ったエレクトゥスは、足の悪い森の中を物ともせず高速移動を開始!
スピードに乗った蹴りと炸裂する火炎魔法弾が文字通り火を吹き、性懲りもなく風の刃が迫れば、それごと放熱板から前方へ爆熱排気を放って押し返す!
たちまち魂喰らいの森に火の手が上がり、火炎魔法弾と爆熱排気に飲まれたクレリックたちが灰燼へと変わっていった。
「メガロス、こっちも守ってばかりいないでぶっ放すよ!」
キャロはメガロスの武装のひとつ、大魔砲『メガロマギア』に己の魔力を注入し始めた。
魔力がフル充填された主砲は、キャロへ向かってくるクレリックへと照準を合わせた。
「メガロマギア、発射!」
「全部まとめて、履行完了!」
大魔砲から放たれた魔力弾、それに合わせて放出される爆熱排気が追撃となり、クレリックごと魂喰らいの森に天高く極太の火柱が立ち上った。
まさに環境破壊系猟兵コンビの誕生だ。
残っていたクレリックたちはまとめて爆炎の中へかき消されてしまい、前哨戦である集団戦は森の大半を吹き飛ばして猟兵たちが勝利をもぎ取ったのだった。
成功
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第3章 ボス戦
『暴虐のマギステル』
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POW : 火のサンクトゥス
【ファイアブレス】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を火の海に変えて】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD : 鏡のラディウス
全身を【超反射モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ : 虚のレメディウム
自身が戦闘で瀕死になると【ドラゴンゾンビ】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11
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流石に魂喰らいの森の大半が消し飛んだ事によって、森の番人が怒り狂っていた。
理性をなくした青きドラゴンは、かつて暴虐の限りを尽くした恐怖の存在。
だが今では、魂を全て啜られ、森の核(コア)を植え付けられた門番と成り下がった。それでも激昂するのは、森の門番として植え付けられた使命感のせいなのだろうか?
グルルアアァァァーッ!!
天へ向けて叫んだ『暴虐のマギステル』の顎の下に、今、確かに球体の核(コア)が見えた。あれを切り離せば、この森は消滅する!
猟兵たちは魂を啜られないよう、宴会で強化した魂の源である『楽しい気持ち』を思い出しながら、目の前のドラゴンに立ち向かっていく!
ティファーナ・テイル
SPDで判定を
※アドリブ・協力・共闘を
先手必勝で『天空神界の超必殺技』で髪の毛と蛇尾脚の攻撃を仕掛けます!
ブレスには『神代世界の天空神』で空間飛翔して避けます。
鏡モードになったら「何か効いて無いのかな?強く無いからそう言う事をするんだな!プロレスラーはイジメっ子じゃないから、ごめんなさいしたら許してあげるよ!」と笑顔で勝ち誇ります。
闘いには『ガディスプリンセス・グラップルストライカー』と『超必殺究極奥義』で攻撃を仕掛けます!
屍竜には『天空神ノ威光・黄昏』で封印/弱体化させて『セクシィアップ・ガディスプリンセス』で❤ビームで攻撃します。
怪我をしたら『エデンズ・アップル』で体力を回復させます。
キャサリン・エンスレイヴ
人間のウィザード×探索者、18歳の女です。
普段の口調は「ハスキーボイス(俺、~さん、言い捨て)」、心を許したら「ノリノリで女言葉(わたし、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
狂える森の門番こと暴虐のマギステル――蒼き竜を前にして、黄金有翼の半人半蛇の神であるティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)が高笑いして立ち塞がった。
「はーっはっはっっは! 先手必勝!」
ティファーナはマギステルへ飛びかかると、髪の毛と蛇尾脚で敵を絡め取らんと伸ばしてゆく。
「身体を掴んでからの必殺の連続技を喰らうといいよ!」
だが、マギステルは後の先狙いのファイアブレスをティファーナへ放った!
押し寄せる炎の壁に、ティファーナは回避せざるを得ない。
「思っていたよりも速いね!?」
ティファーナは緊急回避のため、攻撃を中断して背中の金の翼を羽ばたかせた。
更にユーベルコード『神代世界の天空神(エデンズ・ラビュリストン)』で、真向かいにいたキャサリン・エンスレイヴ(ウィザード・f01442)の頭上へとテレポートして難を逃れた。
ティファーナはブレスの着弾点の炎の延焼から逃れることが出来たが、マギステルは炎の上に立つとみるみるうちに強大なパワーを増幅させていった。
これにキャサリンがユーベルコード『凍嵐(ラダルト)』を発動させる。
「ラーアリフ・ダールアリフラー・ターザンメ!」
何もない場所から、突然、マギステルを飲み込む局地的な極低温の嵐が発生!
正直、キャサリンとマギステルの実力差の彼我は歴然であり、ユーベルコードの成功率も絶望的であった。普段であれば見切られてしまっていたであろう。
だが、キャサリンはその幸運をものにしたのだ。勿論、外的要因――ティファーナの先制攻撃による、キャサリンへの意識が希薄になったこともあるが、ここぞというところでの“引き”をもっていたキャサリンが、マギステルを追い詰めてゆく。
「どんなに強敵でも、身動きできなきゃ攻撃も防御も出来ねえんだからな? 何も怖くねえぜ!」
事実、マギステルが窮地を感じて召喚したドラゴンゾンビも、極低温の嵐に巻き込まれて動きを封殺されてしまっている。
敵の狙いを封じた事により、再びティファーナが攻撃の構えを見せる。
「こればボク達の“超神武闘必殺技”! 勇気と正義と神業で窮地を好機に!」
空中から勇気と気合を振り絞り、ティファーナが飛び掛かる!
だが、マギステルは身を守るべく、全身を超反射の鏡のような身体へと変化させた。
それでもティファーナは突っ込んでゆく!
「何か効いて無いのかな? 強く無いからそう言う事をするんだな! プロレスラーはイジメっ子じゃないから、ごめんなさいしたら許してあげるよ!」
勝ち誇りながら右手を突き出すと、そのままドラゴンの顔面を力強く掴み掛かった。そして持てる膂力を振り絞り、頭上高々と持ち上げた!
「あ、そっか! 理性がないから謝れないんだっけ!? まあ、悪い奴には変わらないし、このままボク達の“超神武闘必殺技”をお見舞いしてあげよう!」
蒼き巨体が空に逆立ちになったかと思えば、そのまま雪崩式ブレーンバスターめいて捻りを加えながら後方へ投げ飛ばした!
「ディスプリンセスッ! グラップルストライカー!!」
凍結されたマギステルが虚空を飛来し、そのまま地面と激突!
辺り一面に鏡が破砕する音が響き渡ると、マギステルの全身が大きく痙攣!
「やったね! ダメージを与えることが出来……うぐぁっ!?」
だが、超反射モードは呪縛のようにティファーナへダメージを跳ね返し、彼女の全身に己のユーベルコードの威力を浴びる結果となった。
ダメージで飛行することがままならなくなって地へ落ちるティファーナに、キャサリンが駆け寄った。
「おい、大丈夫か!? 動けるか?」
「あはは……ごめん、ちょっと離脱するのを手伝ってよ」
「無茶し過ぎだぜ、まったく!」
キャサリンは魔導杖から氷塊の弾丸を撃って牽制しつつ、ティファーナを後方へ退避させてゆく。
その後、ティファーナは自身のユーベルコード『エデンズ・アップル』の効果を与えた林檎をかじり、傷を癒やすことが出来た。
だが、これ以上の継戦は難しい。
キャサリンも単独で真正面からマギステルを相手取るのは無謀と悟り、他の猟兵たちに後の事を託すのであった。
成功
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エレクトゥス・レヴィン
『見つけた見つけた、コイツが本命だな』
『とっとと片付けて、肉食いに行くぞ肉!』
ってわけで、戦闘後の打ち上げの楽しみを胸に参戦だ。
とりあえず、さっきの共闘契約の履行をトリガーに真の姿を開放して、形だけでも飛べるようにしておくか。
その後はユーベルコードを使って、片脚に装備「徹甲の拡張者」を装着。
んで【クイックドロウ】やら【2回攻撃】やらの技能も併せて速攻勝負だ。
反射モードがどうとかってのも関係ねえ。
得意の【捨て身の一撃】で何発跳ね返されようが、相手が死ぬまで撃ち続けてやらぁ!
『さあ、選びな……嬲り殺されるか、今すぐ死ぬか!』
絡み、アドリブ歓迎。
鳴海・静音
ようし、後はお宝を頂くだけだ!
野郎共、準備は良いなァ!?
さっきの奴らまだ残ってっか?残ってんならそいつらと
更にどっちの場合でも森に残ってる奴らに憑りついて戦いを始めろォ!
基本的には他の猟兵の援護がメインになるのかねぇ…
俺達の狙いは…召喚されるゾンビの方だ!本体は何かの力で無理でも、コッチならもはや死んでるゾンビ、乗っ取れんだろ
こういう敵なら、俺達は強いんだぜェ?
後は連携して戦い、俺が核を切り取る…さぁ、お宝を頂くぞ野郎共ッ!
ま、扱いきれねぇようなら破壊すっけどな、金より自由だ
※協力・アドリブ歓迎
手下共の言動等はお好きにどうぞ
シホ・イオア
「悲しみを生み出すものを、ここで焼き払う!」
核を切り離せばいいのか壊さないといけないのかわからないけど、
とにかくあれを狙っていこう。
魂を強く……あ、終わったらもう一度宴だね☆
「輝石解放、ルビー! 愛の炎よ舞い踊れ!」
誘導弾で確実にドラゴンに当てていこう。
あごの下を部位破壊で狙っていくのもいいかな?
シホは基本的に上空から攻撃。
敵が飛行可能なら牽制になるし、
ブレスでシホを攻撃してくるならあごを上げることになるのが狙いかな。
連携・アドリブ歓迎だよ!
御剣・刀也
おーおー。でけぇ龍だな
何を怒り狂ってるのかはさっぱりわからんが、お前さんを倒すのが俺たちの仕事。龍だろうと何だろうと、ただ斬って捨てるのみだ
火のサンクトゥスのファイアブレスは、第六感、見切り、残像で避けつつ、着弾点が火の海になって、目の前に広がっても勇気で恐れず、ダッシュで走り抜けて、捨て身の一撃で斬り捨てる。
ファイアブレスを避け切れないなら、勇気で恐れず、ダッシュで走り抜けて、被害を最小限にして接近し、捨て身の一撃で斬り捨てる
「火を噴けば龍って訳じゃないが、典型的なドラゴンだったな。まぁ、衝動のままに戦うんじゃ、犬畜生と変わらなかったが、そこそこ楽しめたよ」
起き上がった暴虐のマギステルを、4人の猟兵が包囲する。
「見つけた見つけた、コイツが本命だな?」
エレクトゥス・レヴィン(誓兵・f11060)はニタリと笑みを浮かべると、全身に火花と電撃を纏い始めた。
「さっきの共闘契約の履行をトリガーに真の姿を開放するぜ!」
サイボーグのエレクトゥスは、真の姿に至るために全身が変形してゆく。
左腕の鉄の翼のような放熱板が巨大化、人型から巨大な白いカラスへと身体は変貌し、その両脚は鋼の武装となって換装された。
その姿は、他世界の神話上の鳥類『八咫烏』めいて神々しい。
「とりあえず、形だけでも飛べるようにしておくか。制空権はオレのもんだ!」
巨体を悠々と上空へ飛び立たせるエレクトゥスに続けと、鳴海・静音(不思議の国の亡霊船長・f19460)も手下の亡霊たちへ檄を飛ばした。
「ようし、後はお宝を頂くだけだ! 野郎共、準備は良いなァ!? 金貨500枚は俺達が戴くぜェー!」
「「アイアイサー!」」
亡霊たちの一部は、先程のクレリックの肉体を乗っ取ったまま戦闘に臨む。
無敵のドラゴンを想像から想像し、猟兵たちの盾になるように立ち回らせる。
「攻撃は俺達が受け止める! だから、行けェーッ!」
鳴海の掛け声が合図となり、他の2名の猟兵が一斉に攻撃を開始した。
「悲しみを生み出すものを、ここで焼き払う!」
小さなフェアリーの身体に使命感と闘志を漲らせるシホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)が空中を駆け抜けてゆく。
宝石剣エリクシアへ魔力を籠めると、シホの全身が輝きを増して背後に光輪ルミナス・リングを出現させた。
別方向からは御剣・刀也(真紅の荒獅子・f00225)が愛刀の獅子吼の柄を握り、その煌めく刀身を抜き払う。
「おーおー。でけぇ龍だな。何を怒り狂ってるのかはさっぱりわからんが、お前さんを倒すのが俺たちの仕事。龍だろうと何だろうと、ただ斬って捨てるのみだ」
まずは御剣がマギステルへ駆け寄り、すれ違いざまにその鱗を斬り裂いてみせた。
痛覚はあるのか、斬られて雄叫びを上げるマギステル。
すかさず御剣へファイアブレスを浴びせた!
紅蓮の炎の洪水が大地を焼き焦がして赤く染め上げてゆく!
だが、御剣は怯まない!
「ブレスっていうのは直撃しなきゃ意味がないぞ。こんな炎じゃ俺は殺せないな」
御剣は放たれたブレスの軌道を先読みし、残像で惑わせながら戦場を駆け抜けることで直撃を防いでいた。
たとえ攻撃の余波で、目の前に炎の壁が出現しても勇気を振り絞って突き抜けてゆく!
「シホの事も忘れないでね!?」
小さな身体から繰り出される魔力の籠もった斬撃は、ドラゴンの鱗を容易に斬り裂いて体力を奪ってった。
マギステルも小さな標的に翻弄され、有効打を繰り出せずに一方的にダメージを重ねるばかりだ。
「みんな! 魂を強くもってね! ……あっ! 終わったらもう一度、宴だね☆」
「そいつはいいな! んじゃ、とっとと片付けて、肉食いに行くぞ肉!」
空を飛び交うエレクトゥスは脚部に装備した射撃武器用の拡張ユニット『徹甲の拡張者』、それを接続した大口径銃『トリニティパレード』へ大口径徹甲弾を装填して照準を合わせる。
「速攻で決める! システム・ゼノグロシー、オンライン!」
ユーベルコード『システム・ゼノグロシー』軌道!
「さあ、選びな。嬲り殺されるか、今すぐ死ぬか!」
超高精密の連続射撃の弾幕を放たんと、エレクトゥスは地上のドラゴンをロックオン!
「目標、糞の塊! あばよ!!」
BATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATATA!
戦場を白黒に染め上げる、眩いマズルフラッシュの連続光!
凄まじい高密度の各種属性徹甲弾の弾幕がマギステルの全身へ浴びせられた!
稲光がその身を貫き、炎が肉を焼き、氷が血液を凍てつかせてゆく!
しかし、マギステルはただではやられまいと超反射モードへその身を変換し、ダメージエネルギーをエレクトゥスへ跳ね返してきた!
白き大鵬の身体が空中で爆ぜる!
「ああ!? んなもん、痛くも痒くもねえよ!」
真の姿のエレクトゥスの頑健さでは、跳ね返ってきたダメージなど掠り傷にもならない!
つまり、いくら反射されてもエレクトゥス自身へのダメージはゼロ!
一方的に砲撃を行ってゆく、が、ここで弾切れ!
「ちッ! だが、相手の身体は風穴だらけだ! やっちまえっ!」
「ありがとう! シホも負けてられないね!」
シホは宝石剣に祈りを捧げると、背後の光輪に虹を帯び、己の魔力を全力で剣身へ注ぎ込んでゆく。
「ホライゾン、もっと魔力を回して! 早く終わらせて、美味しいご飯を食べるために!」
後光の中から、星型の小さな光の精霊が飛び出すと、シホの魔力の流れを最適化して効率よく宝石剣へ蓄積する補助を始める。
そして、最大量まで蓄積された魔力を、燃え上がるように赤く輝くルビーへと変換してシホは解き放った。
「輝石解放、ルビー! 愛の炎よ、優雅に舞い踊れ!」
シホの周囲に60個の愛の炎が出現!
剣の切っ先を向けた先には、マギステル!
愛の炎が続け様に放たれ、ドラゴンの身体に着弾して爆ぜてゆく!
「さぁ、シホはここだよ!」
シホは敢えてマギステルの頭上を飛び回る。
鬱陶しいのか、ドラゴンは顔を上げて噛み付こうと口を開く。
そこへ殺到する愛の炎が、ドラゴンの口内を焼き焦がす!
轟く苦悶の声!
同時に、マギステルはドラゴンゾンビを召喚してシホへ襲わせる!
「無駄だよ! 愛の炎は誘導弾! ドラゴンゾンビを避けて本体を狙うよ!」
ドラゴンゾンビをすり抜け、追撃の炎弾がマギステルの身を焦がしていった。
更に、顔を上に向けたことで丸見えになった森の核(コア)へ、シホは一太刀入れて斬り裂いた。
と、ここで鳴海が動く!
「この時を待っていたぜェ!」
手下が操る無敵の神竜をマギステルとドラゴンゾンビへ殺到させて動きを封じると、残った手下へ鳴海が号令を掛ける。
「今だ! ドラゴンゾンビに乗り移れ、野郎共ッ!」
「「うおおおおーッ!」」
手下達が身動きを封じられたドラゴンゾンビによじ登ると、その腐肉の中へと霊体を頭から突っ込んでゆくではないか!
「オエエーッ! くっせェー!!」
「なんかヌルヌルするんだけどな、コレ!」
「チクショウ! おとなしくしやがれ!!」
鳴海のユーベルコード『亡霊の呼声(ファントムコール)』で、召喚されたドラゴンゾンビに手下達を潜り込ませて指揮下に入れようという魂胆なのだ!
「本体は何かの力で無理でも、コッチならもはや死んでるゾンビ、乗っ取れんだろ。こういう敵なら、俺達は強いんだぜェ?」
その狙い通り、十数名掛かりでドラゴンゾンビの意識を鳴海のコントロールの下に置くことに成功した!
「よくやったぜェ、野郎共! そのまま本体をぶん殴れ!」
「「アイアイサー!!」」
手下達はまるで自分たちの船を操るがごとく、腐竜の身体を操縦して身体を反転!
遠心力の乗った尾の一撃がマギステルを強かに引っ叩いて吹っ飛ばした!
森の木々をなぎ倒しながら転がるマギステルへ、駆け寄る猟兵がいた。
「火を噴けば龍って訳じゃないが、典型的なドラゴンだったな」
御剣だ!
片手には愛刀の獅子吼、もう片方の手には革の腕輪を変化させた『鬼星刀:陽皇』――破邪の力を宿す霊剣を握り、二刀流でマギステルへ肉薄!
「まぁ、衝動のままに戦うんじゃ、犬畜生と変わらなかったが、そこそこ楽しめたよ」
2つの刃を交わらせながら身構えると、御剣は必殺の一撃『雲耀の太刀』を捨て身で放つ!
「この切っ先に一擲をなして乾坤を賭せん!!」
両刃を思いっきり上段から振り下ろす!
放たれた乾坤一擲はドラゴンの両肩に食い込んだかと思えば、そのまま鱗を、肉を切り裂き、骨すら断ち切って3枚におろしてしまう!
吹き上がるドラゴンの血を浴びながら、御剣は振り返る。
「早く、コアを!」
「さぁ、お宝を頂くぞ野郎共ッ!」
「シホも手伝うよ!」
倒れ込むドラゴンを鳴海と手下が蹂躙し、シホの宝石剣と共に核(コア)を肉体から切り離した。
すると、マギステルの身体が砂粒のように細かくなって崩れ落ちてゆく!
マギステルだけではない、森全体が砂へと変わって消滅してゆくのだ!
「よっし! これで履行完了だ!!」
エレクトゥスは悠々と翼を広げ、眼下の森の消滅を眺めて喝采を上げた。
「ま、扱いきれねぇようなら破壊すっけどな、これ。金より自由だ」
「いやいや、金貨500枚だよ? あと、すっごい美味しいんだって!」
鳴海の思わぬ提案に、シホが慌てて制止の言葉を差し込む。
「そんなに美味いなら、半分、食ってみるか?」
「だな? 半分だけ売っても金貨250枚だ。宴会の肴くらいにはなるだろ」
人型に戻ったエレクトゥス、そして御剣は、目の前の伝説の食材に興味津々だ。
鳴海はしばし悩んだあと、切除した森の核(コア)をシホに差し出した。
「悪いが、コイツを半分に斬ってくれ。俺のカットラスで斬っちまうと生命力を吸って味が落ちちまいそうだからなッ?」
「だったら、そっちの剣士さんのほうが良いんじゃ?」
シホは御剣を見詰める。
「わかったわかった。俺の刀は包丁じゃないけどな」
「ほら、早く斬ってくれ! 俺は火を起こす! 放熱板の熱があればあっという間だ!」
エレクトゥスがノリノリで調理の準備を始めれば、再び宴が始まる。
願わくば、この土地が群竜大陸攻略の橋頭堡にならんことを。
大成功
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