総じて変わらぬ異物ばかり
●地下儀式場
黒衣を纏った集団が美味そうに肉を貪っている。緑色の液体を飲み干して、心身に喜びを巡らせている。底を知らない悪意どもが世界の真実を謳っていた――つまり。我々は滅びを望み。滅びは幸せを積み重ね。永久なる混沌(ストーム)に還るという事だ。愛すべき同胞も『そう』理解している。貴様、聞いているのか――濁った瞳で定めたのは先日『救った』奴隷(人間)どもだ。その世界(破滅)に幸福を称えられない。讃えられない愚かな存在。悦ばしいと嗤い給え! 貴様等は我等よりも先に『滅亡』を覗き込み、堕ち、壊れるのだ。愛すべき同胞も説いている――この管理こそが世界の在り方だと。
人々の悪夢は終わらない。
暗黒の竜巻に彼等(どれい)の貌を捧げるのだ。
黙示録(われら)の時は近い。
●グリモアベース
「貴様等、アポカリプスヘルの予知を視た。何故『私』かと首を傾げたが【信仰】の類は何処にでも存在するらしい。クカカッ――早々に要塞化した『地下』を襲撃し、囚われた人々を救い出すのだ。貴様等ならば容易いだろうよ」
ロバート・ブレイズ(冒涜翁・f00135)の言の葉は常の如く。視た世界が何処だとしてもオブリビオンは骸の海に還すに限る。
「貴様等にはとある野党(レイダー)の要塞を攻略してもらう。相手は自らを【黙示録教】と名乗っており、話し合いには向かない盲目どもと解せる。何でも『滅んだ世界に棲む事が幸福』と叫んでいる。問題なのは奴等が『奴隷』を如何に扱うか。耳を傾けろ――黙示録教は人々を無理矢理『オブリビオン・ストーム』に投げ入れたいそうだ。自らも他もお構いなしに。ああ。随分と冒涜するに相応しい連中(莫迦)どもよ」
グリモアを弄びながら爺は嗤う。
「流れを簡潔に。【野党(レイダー)の要塞の内部で『儀式』を妨害する。司会者を装うのも好い。奴隷解放に尽くすのも好い。妨害方法は自由だ】【黙示録教の信者どもを掃討する】【纏め上げている教団の頭を叩く】。宜しく頼むぞ」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。
アポカリプスヘル行きましょう。
其処にでも『神』は存在します。
宜しくお願い致します。
第1章 冒険
『アンダーグラウンド・アリーナ』
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POW : 自らアリーナの主役として舞台に立ち、積極的に注目を集める
SPD : 轟く歓声に隠れ、この催し物やアリーナの調査を進める
WIZ : 催し物の関係者や観客に接近し、交渉などで目標の情報を得る
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暗黒の竜巻(オブリビオン・ストーム)よ。我々に破滅を。真の幸福を齎し給え。此処に愛すべき人間(うつつ)を捧げ、素晴らしき幸福の第一歩と観るのだ。客席の同胞よ。如何か彼等に正しき『過去』が起きますよう。祈り、叫び、啜り、喰らい給え! おお。黙示録教(われら)に永久なる歓喜を! 竜巻よ。竜巻よ!
信者どもの叫びが木霊する。地下儀式場に転移した君達はこの惨劇を止めねば成らない。舞台中央には複数の足と手を縛られた奴隷(ひと)。おそらくだが裏側にも囚われた面々は在るだろう。問題は如何に『解放』するのか。
君達は信者を装って潜入するのも好いし、奴隷解放の為に乗り込むのも好い。方法は自由だ。早々に儀式をぶち壊すのだ。
竜巻よ。暗黒よ――時は近い!
カイム・クローバー
カルト集団ってのは何処の世界でも基本的に狂ってる。仲間内でやってるだけなら可愛げがあるんだが、二言目には生贄だ、破滅だとのたまいやがる。それが赤の他人を巻き込むってんだからタチが悪い
儀式上の舞台は連中にとって神聖な場なんだろ?捧られる生贄を喰らいに暗黒の竜巻が訪れる玄関口って訳だ――じゃあ、派手に正面から土足で乗り込むか。
俺に向けられる言葉は罵倒?悪態?ハッ、随分とギャラリーの多いこった。
充分聞いたら、UCを使って奴隷たちを指定し、儀式の外に。裏側にも居るみてーだし、オーケーならそのまま纏めて奴隷を全部俺が丸ごと貰ってく。
解放後は再び、儀式場へ。あんまり鈍いモンでよ。俺が頂いちまった。悪ぃな?
狂気や正気の概念は如何なる人間でも所有している。盲目的な連中が流れ込み、愚かにも過去へと逆行して往くのだ。カイム・クローバー(UDCの便利屋・f08018)の笑みは依頼者にも奴等にも向けられる。滾る感覚が研ぎ澄まされ、沸き立つ信者どもの声を聞く――仲間内だけなら可愛げがあるんだが、二言目は――贄ではない。奴隷は幸福の道を辿るのだ――これだ。破滅だとのたまいやがる。哄笑の拍手に慣れている暇はない。赤の他人を巻き込む、タチの悪い連中――儀式場とは即ち神聖なる舞台。暗黒の云々の為に造り上げた『要塞』だろう。ならば此処は『冒涜』せねば成らない。捧げられる贄は竜巻への玄関口ってわけだ。じゃあ。為すべきは一個。成すべきは多数。悉くを掻き乱して救い出し、派手に真正面から土足で乗り込め。
便利屋の貌(カタチ)が舞台の宙をひとっ飛び。くるりと着地した其処はど真ん中。総ての視線を集めて掴み、それらの罵声や悪態を浴びる――黙示録教が何だって。ハッ、随分とギャラリーが多いこった――奴隷を味方と指定したならば『彼等』に触れて空間を跳躍(と)ぶ。儀式場の外ならば簡単には捕縛されない筈だ。続いて定めるべきは裏側の面々。瞬時に掴めば撹乱も起きる。人探しから邪神退治まで、便利屋は丸ごと貰っていく――あんまり鈍いもんでよ。
騒がしい信者を蹴り飛ばしたなら、呵々と邪を潰すのだ。
悪ぃな?
成功
🔵🔵🔴
青葉・まどか
ハハハハハ!
なんて救いようのない莫迦共だろう。
滅んだ世界に棲む事が幸福?
イカレタ考えをするのは百歩譲ってもいいが、他人を巻き込むな。
問答無用で滅ぼしてやる。
侵入経路には後々、逃亡する方の為に目印をつけておくね。
地下儀式場に強襲。何もかも滅茶苦茶にしてあげるよ。
勿論。奴隷になっている人たちを人質にするなんて許さないよ。
『破魔焔』発動。
焔を操り奴隷になっている人たちに被害が出ないように信者たちを火だるまにしてあげる。
何、どうせ死ぬんだから、満足だろ。
奴隷達に逃亡を促しつつ、陽動になるよう派手に暴れ回るよ。
は……は、ハハハ……ハハハハハ。かわいた笑いが連中を見た。救い難い忘却は幾等でも視たが、此処まで『救いようのない』莫迦共は久方振りだ。青葉・まどか(玄鳥・f06729)の好奇心と行動力は遂に――此処まで来てしまった。後ろを観る事は困難だが、猟兵の脳髄には『それ』を滅ぼす事以外ない。死んだ世界に幸福など在り得ない。イカレタ考えを持つのは百歩譲って勝手だが、他人を巻き込むな――怒りがひっくり返って呆れと化し、呆れが早々に殺意に変わった。問答無用。暗黒(ダークネス)が欲しいならばくれてやる。代償は『奴等』自身の信仰(たましい)だ。侵入経路に印を捺して、冷静さを確認しながら『逃亡』の導を。
強襲――何もかも、だ。総ての邪悪を灼き滅ぼして魅せる。滅茶苦茶にしてやる。その炎は魔(きさま)を鏖(みなごろす)ものだ。赤色に触れた信者数名が斃れ、開放された奴隷がざわざわと走り出す。人質に成そうものならば、任意に消える『焔』が踊る。最早信者に煉獄は無い――火だるまだ。酸素と肉を奪ってやれ。何、どうせ死ぬんだから、満足だろ――口角が歪む。喜びか。昂揚か。別の思いか。逃走経路は『決められた』。指差した方向へ流れ込む奴隷。
場は混沌を極め、管理(ルール)は刹那に焼き去った。
成功
🔵🔵🔴
蜂須賀・美緒
(信者を装って侵入中)
おぉ偉大なるオブリビオン・ストームよ...
世界は幸福に満ち溢れているというのに
未だ醜態を晒しながら生き永らえようともがき
われらを拒もうとする奴隷共
嘆かわしい
愚かしい
憐れなり
彼奴らを救ってやらねばならぬ
...おや
(何人かの信者たちに話しかける)
どうやら裏で未だ幸福に抗おうとする者たちが居るようだ
共に救済に赴こうではないか...
(死角になるところまで連れてきた後、UC発動)
Soldier、「救済」してやりなさい
...殺したらお終いなんて
アンタたちの救済は難易度が低すぎるわ
見せてあげるわ
本当の救済ってやつを
ビー...ハイヴ!
(腕をクロスして決めポーズ)
管理社会とは人間だけの『理想』なのか。答えは否だ。応えるべき足音が繋がれた奴隷どもを怯えさせる。支配し、威圧し、何時しか幸福の為に滅ぶ――暗黒の竜巻(オブリビオン・ストーム)よ。おぉ、偉大なる忘却よ。世界は至高で満ち溢れているのに。何故だ。実に愚かなり人類よ。未だ醜態を晒しながら生き永らえようともがき、意味の無い生命に縋りつく。屈するのか。在り得ない。此れが黙示録教(われら)が導くべき魂と説くのか。嘆かわしい。憐れなり――彼奴らを救ってやらねばならぬ。黙示録教(われら)の神意に満たされねば――おや。儀式場の裏側で『女』は奴隷に声を掛けた。恐怖と驚愕に苛まれた子供が震えている。どうやら。
裏で未だ幸福に『抗おうと』する者たちが居るようだ――女、蜂須賀・美緒(BeeHive・f24547)は枷を外しながら囁いた。共に『救済』に赴こうではないか。奴隷達を『安全』な死角に避難させ、猟兵は『此処で待て』と無言で合図。数分後――儀式場の横っ面を殴るように『蜂』は出現した。その模様を見よ。蜜を垂らして突き進む装甲を知れ。Soldier、「救済」してやりなさい。機械兵器の軍勢が『場』を掬わんと荒れ駆ける――アンタたちの救済は難易度が低すぎるわ。
殺したら終い。終いが起き上がる。愚かしいのは黙示録教(奴等)の盲目性だ。いとおしいほどに哀れな脳髄どもだ。見せてあげるわ――本当の救済が奈落を掻き乱す。兵器の上で『立つ』のは何者だ。腕を十字(クロス)に決めてやれ。
――ビー...ハイヴ!
蟻を利用せよ、卵を壊せ。女王は何処に存在する。
成功
🔵🔵🔴
鈴木・志乃
初! アポカリプスヘル!!
ひゃっほーい!!!
(UC発動、【念動力】で大量の消火器を会場中に噴霧、辺り一面真っ白に染め上げる)
いやー前から来てみたかったんだよねこの世界。あんまり悲惨だから作戦とか思い付かなかったんだけど……今回はどうにかなるかなっ?
さあさ、閃光弾に煙幕弾も取り出してあちこち放り投げようじゃないの(【罠使い】)
奴隷さんの位置は【第六感】と【高速詠唱】による捜索、周囲の反応で【見切り】ささっと回収しないとね~
おおっと、近寄んなよ
あっぶねえからな、火傷しても知らねえぞ?
(指向性のあるロケット花火をコートの裏に隠しながら)
にしし、私の目の前で邪教とかふざけんなっての!!
始まりの音色(ブザー)はド派手にブチ撒けろ。世界と呼ばれる舞台に上がれば、総ては己の『在り方』次第だ。役に入り込めば『ヒャッハー』の叫び声も心地良い。まあ。鈴木・志乃(ブラック・f12101)の第一声は「ひゃっほーい!!!」――儀式場の上手か下手か。考えている暇も無く、その真っ白は混乱を蔓延らせた。念動力で手繰るのは多量の消化器だ。踊り狂う赤色は暗転(ホワイト)の内側で哄笑する――ふざけてはいない。文明の利器に慌てる信者の喜劇的な言葉――ああ。スッキリする。前から来てみたかったんだよね。鋭い笑顔の内側で役者は頷く。あんまり悲惨だから作戦とか思い付かなかったんだけど――今回は問題ないと思考出来る。何せ『邪神云々』に近い悪夢だ。奴隷だとか何だとか説いても、所詮は盲目どもの戯言で在る。奴等の想いを躙るよりも精霊を飼う方が難しい。
さあさ、投擲すべきは閃光弾に煙幕弾。無差別に。乱雑に。されど罪なき人々に向けずに。忌まわしい『闇黒』を惑わせるのだ。他猟兵の撹乱も効いている。現が『解放』の機会だろう。蹲り、震え、怯え、驚く『影』を認識したならば早々に回収だ。子供老人を優先して出口まで誘導――数名の信者が怒り狂って突撃してきた。全く。近寄ったら危ないと『頭』に指導されずに育まれたのか。某所の邪教連中よりも『血の気が多い』とも思えるが。兎に角。指向性のある『ロケット花火』を衣の裏に。再び【ド派手】と記してやれ――にしし、私の目の前で邪教とかふざけんなっての!! 綺麗な花を咲かせて魅せろ。黙示録の云々だって。
勝手に還って絶えれば好い。
総じて変われない過去の群れか。
成功
🔵🔵🔴
アーロン・フェニックス
滅びが救い? ストームがそれを叶える?
馬鹿を言わないでくれ!
それをするべきは、僕だろう!?
ああ、ああ。この砲声を以て、嵐の来訪を伝えよう!
●POW
(男の目にはもはや、『動いているモノ』と『動いていないモノ』程度しか認識されない。それすらも、
「ハハハ、何もかも吹き飛ばしてあげるよ! 死だ、救いだ、破壊だ!
「僕という時が過ぎた後、残るモノなんて要らないよねぇ!?
滅びさる運命と定めている)
壊れゆくものが美しい? 違うな!
『僕が壊すから、僕が気持ちイイ』のさ!
見ろ、見ろよ! 千切れて弾けて砕ける様を!
僕が破壊(救い)だ! 俺が、破壊(世界)だ!!
ハハハハハハ……はーぁ。
じゃ、もいっちょ。ズドン、だ。
破滅は救済だ。尽くした世界に棲む事こそが真なる幸福だ。黙示録教(われら)の存在を暗黒の竜巻(オブリビオン・ストーム)に晒すのだ。莫迦を言うな。愚かしく、可哀想な連中だ――それをするべきは、僕だろう。ガシャコン。ああ、ああ、嗚呼。放つべきは砲声だ。嵐(テンペスト)の来訪を、奴等の魂に刻み込んで魅せろ。男が笑う。全身が破壊兵器(エンジン)と成れば展開されるのは限界の突破だ。即ち、死が起き上がり、視に導かれ、総てが全て塵と同じ――動くものも動かないものも運命には抗えない。それは崩壊だ。真の破滅とは『すむ』事も不可能な『無』の領域(衝動)。ハハハ、何もかも。吹き飛ばせ。ぶち壊せ。殺戮だ。弾けろ。天蓋と床のシミと化せ。死だ、救いだ、僕だ。通り過ぎた後には一切が『鬼』に消える。
壊れゆくものが美しい。違う。『僕が壊すから気持ちいい』のだ。撲り潰す。踏み潰す。握り潰す。叩き潰す。抉り潰す。潰す。潰す――千切った。ぶん投げた。腸で装飾してやろう。僕が救い(破壊)だ。僕が……俺が破壊(救い)だ。呵々大笑(エンジン)の轟きは停滞を知らず――はーぁ。
じゃ、もいっちょ。ズドン。
アーロン・フェニックス(アーロン・ザ・テンペスト・f24438)。
即ち、戦場の嵐(デッドマン)。
成功
🔵🔵🔴
ナターシャ・フォーサイス
救済を謳い破滅へ堕ちるのですか。
それは偽りの信仰、偽りの救済。
使徒として否定せねばなりません。
救済が何たるか、それを彼らにも見せましょう。
これより此処はまだ見ぬ楽園が一端。
天使達を呼び、人々を解放しましょう。
仇成すのなら彼らの罪と闇祓う光を以て楽園への道行きへと導きましょう。
貴方がたもまた、導かれた同胞達と同じく先に楽園を目にするのです。
あぁ、なんと幸福なのでしょう!
囚われた方々も解放しましょう。
楽園へ至るため、生けるものは祈り歩まねばならぬのですから。
道半ばで倒れぬよう、枷を解き加護を授けましょう。
さぁ征きましょう。
幸福の約束されし楽園へ至るため、偽りの救済を打ち倒しましょう。
暗黒の竜巻(オブリビオン・ストーム)は現実を過去に変え、偽りを真実に導く神意で在る。此れを拒絶する連中を赦すな。許すな。最早『儀式』は滅茶苦茶だ。混沌が別の混沌に蝕まれる景色は実に嘆かわしい――救済を謳い破滅へと堕ちるのですか。ナターシャ・フォーサイス(楽園への導き手・f03983)の息が無秩序の淵を辿っている。それは偽りの信仰。それは偽りの救済。それはおぞましい『管理』の膝元だ。ならば成すべき事柄は唯一つ。使徒として――曇り切った双眸を、否定しなければ。救済が何たるか。信仰が何たるか。総じて変化しない『本物』を。彼らに見せましょう。これより此処はまだ見ぬ楽園の――戦場は概念を書き換えられ、舞い降りる使いの翼を知る。人々を解放するべく現れた貌が、全を包む『闇』そして『罪』を祓う。染まり尽くした信者は早々に融け、奴隷達の掌に希望が生じる。光を以って楽園への道行きへと導きましょう――同胞達が呼んでいる。目にした『此処』が教えそのもの。あぁ、あぁ、なんと幸福なのでしょう!
囚われの身(こころ)に手を伸ばす。生けるものは祈り、歩み、到達するのが『言辞』通りだ。道半ばで倒れぬよう。斃されぬよう。聖なる光。天の加護を揮い、立ち上がろう――授かった。さぁ、征きましょう。約束された幸福は楽園に。至る為には撃ち倒せ。大丈夫だ――冠が視え、晴れやかに。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『黙示録教の信者』
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POW : 【黙示録教の信仰】我らガ祈りを聞き届ケ給ヘ!
【常人には理解不能な狂った教義と信仰】を聞いて共感した対象全てを治療する。
SPD : 【黙示録教の崇拝】我ラが願イヲ聞き届け給え!
【常人には理解不能な狂った教義と信仰】を聞いて共感した対象全ての戦闘力を増強する。
WIZ : 【黙示録教の殉教】幸福なル滅びト終焉ヲ此処に!!
【心臓と同化したオブリビオン爆弾による自爆】が命中した対象に対し、高威力高命中の【疑似超大型オブリビオン・ストーム】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
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信者どもが――雑魚どもが蹴散らされた。ならば真なる信仰を『晒す』時だ。暗黒の衣を誇りに纏い、糺すべき連中を見定めたならば。黙示録教(われら)の思考は集合する。冒涜者を殺せ。愚者どもを滅ぼせ。否。還さずとも構わない。ひとの幸福を嘲笑う莫迦は、過去の餌として消せば好い――我らガ祈りを聞き届ケ給ヘ!
数多の信者が『過去』と同化し、滅亡は幸せと絶叫する。此処は黙示録教(かれら)の要塞だ。猟兵よ、避難は既に完了している。葬送が望みだと忘却が吐く。故に『願いは叶えるべき』だ。異物は変わらず駆除して終え。
青葉・まどか
散々と暴れ回っていると莫迦が雁首揃えてやって来た。
こいつら本当に救いようが無い。
自爆なんかするような狂信者とまともに戦うわけがないよ。
地下儀式場の【地形の利用】してフック付きワイヤーを駆使して距離を稼いで、一箇所に留まらずに動きながらヒット&ウェイ。
『射撃武器・魔改造』発動。
【制圧射撃】で行動を妨げ、【スナイパー】で【部位破壊】。
狙うは頭部。
『滅んだ世界に棲む事が幸福』
常人には理解不能な狂った教義と信仰しか詰まっていない、そんな頭なんて必要ないよ。
仲間が殺されても気にもしないで襲いかかってくる狂信者。
嗚呼、本当にどうしようもない連中だ。
全て、全て、駆除してやる。
渇いた笑いに餓えた奴等。散々暴れに暴れたならば莫迦どもが雁首揃えて真っ黒だ。救いを求めて滅びを称え、抱えた爆弾は過去への供物か。何時もの事だが『救いようがない』愚か者だ。自爆して何が起き上がる。吹き飛んだ魂が誰に届く。全てが塵箱の底に留まり、永久の埃と舞い踊る――地形を利用して走り抜ければ『爆破』即ち疑似的に発生する暗黒竜巻(オブリビオン・ストーム)には中らない。奴等の思考と行動が掌の上で崩れるようだ。一箇所に留まる必要は無いだろう。異常な破壊力を有する『心臓』でも、頭部を定めれば価値のない玩具だ――制圧すべき邪に慈悲など要らない。『滅んだ世界に棲む事が幸福』だと――常人には理解不能な狂った教義と歪んだ信仰。頭蓋の中身が『それ』だけならば、蒸発(消)えてしまえば好い。そんな脳味噌なんて必要ないよ。起爆を赦したのは『最初』だけだ。蔓延る人型には冒涜的な『死体』が相応しい――嗚呼、本当に。どうしようもない連中だ。
爆ぜて巻き込んで撃たれてこわれ、仲間を仲間とも思わない。否。滅んだ仲間を『羨ましく』想う影。此れは虫だ。人ではない。違う。蟲と記せば蟲に失礼だ。ならば此れは塵(ちり)だ。酷く醜く、悪質な、駆除すべき癌なのだ。全て。全て――改める。底の知れた滑稽に、素敵な素敵な光線を。
唾棄すべきは悦ぶ奴等の貌か。
成功
🔵🔵🔴
鈴木・志乃
はぁもお、まったく……だから苦手だよ、この手の相手は。あんまり得意じゃないけど、力ずくで行きますか。
【催眠術】を流しながら、【高速詠唱】の【全力魔法】による【精神攻撃】で敵の認識能力に【ハッキング】を仕掛けるよ
敵は味方、味方は敵に見えるようにね
同士討ちが始まれば上々、始まらなくても隙ができたらそこに一撃ぶちこんでいく
第六感と聞き耳で攻撃を見切り、光の鎖で早業武器受けからのカウンターなぎ払い
オーラ防御常時発動
……さらに一手間加えるならば、自分に催眠術かけてあいつらの教義を理解し、同じように喚いてみましょうか
死体から服も剥いで、さ
どっちが本物でしょう?
思いが呪いとして吐き散らされるならば、真逆の光も覚醒するに違いない。誰の脳髄にも神は居ないが、闇黒と称される貌(偶像)は在る。信者どもの叫びが違う信者を高揚させ、新たなる言辞が沸き起こる。息を吐いた。全身から抜け出る気力を慌てて抑え、いいや、押さえる必要は無い。惹いて駄目ならば推して視よ。魅せよ――だから、苦手だよ――この手の相手は兵としては最悪だが瞬間的な爆発力がおぞましい。竜巻に身を捧げるなど、未だ『舞台に心を落とした』方が――流すべきは催眠の羅列。広範囲に撒き散らした『認識』は信者どもの脳漿を掻き乱した。とある輪郭は誰かの仇で、とある役者は素敵な味方だ。混迷する儀式場は愈々同胞の血肉に染まる。こいつが冒涜者だ。あいつが救われるべきだ。貴様が跳び込め。私達が投身する――叩き込まれた光の渦(鎖)がのたうつ過去(もの)を破壊する。其処に香辛料(スパイス)は如何だろうか。ぱらり。ぱらり……施した悪夢はリアリティに餓えている――暗黒の竜巻(オブリビオン・ストーム)よ。
教義は理解した。混乱に応じて死体から衣を剥ぎ、纏ってしまえば信者(私)の完成だ。歓喜しながら踊って廻って、げらげら謳って歌って狂え。どっちが本物でしょう? 何方が私でしょう。何者が誰でしょう。
その呪詛こそが誓いのまもの。
成功
🔵🔵🔴
蜂須賀・美緒
カモン!ビー...ハイヴ!
(腕をクロスして決めポーズをした後、遠隔操作で要塞内部に突っ込ませた装甲車{honeycomb}の銃座に座る)
アタシの目的、新社会の確立を脅かすオブリビオン共は殲滅すること!
アタシの数ある救済の1つよ!
アンタたちも救済されるからWIN,WINね!
喜んでミンチになりなさい!
(敵に囲まれないよう遠隔操作で装甲車を『運転』しながら敵に向けて機関銃で弾幕を張る)
(と、自爆攻撃が行われているのを見てUC発動)
Soldier!敵が自爆攻撃を仕掛けたらタックルで吹き飛ばして自爆を敵集団内で起こしなさい!
無駄な弾丸を減らす!
女王たるもの質素倹約を心掛ける!
これも救済の1つよ!
装甲車(honeycomb)が要塞内部に突っ込んだならば、混沌極まりない連中の思考が吹き飛んだ。巻き込まれた信者が地で呻き、体液塗れの個体も在るだろうか。兎角。そんな事は如何でもよく、猟兵は銃座に身を預けた。故に為すべきは――アタシの目的は、新社会の確立を脅かすオブリビオン共は殲滅すること。正しく人類の救済だ。管理された人類など蟻も同然。否。人類に似た『社会』故に蟻の方が真面だろう。そもそも。死に絶えた存在が生きる今を従えるなど、おぞましいにも程度が要る――構えろ。奴等が幸福に狂って在るならば、直ぐに導いて終えば好い。此れで『WIN,WIN』だ。喜んでミンチになりなさい――竜巻を欲している。嵐でも変わりはない筈だ。機関銃(けもの)の絶叫が要塞を引き裂き、数多の血肉が天蓋まで届く。一人装甲車(運転)で荒らした直後、後方で爆発(ストーム)が発生する。Soldier――小型の機械兵器が『自爆』を試みた信者どもを突き飛ばし、他の連中を殺していく。弾幕に使う鉛は温存せよ。女王たるもの質素倹約を心掛ける。これも救済の一つ。暗黒が敵の集いを呑み込んだ。
歓声が騒がしく、それは暗黒から。
成功
🔵🔵🔴
アーロン・フェニックス
戦え、滅ぼせ! ああ、だが君たちのそれ(自爆)はいただけないね。
君たちは僕が破壊する最後の最後まで、歓び、笑わなければならないんだからさぁ!
●
この闘争(世界)に破壊(救い)をもたらすのは俺だ! ストームじゃあない! ……あぁもう、違うってば。僕の言う事、ちゃんと聞こえてる?【サイレンス】起動、脳に直接叩き込む。
なんだ聞こえてるんじゃんか。
じゃー、みんな。よぉく聞けよ?
君らを壊すのは、僕だ。今、ここで。よろこべ、わらえ。そして。
(音速の殺意が、脳髄を揺さぶり『蹂躙』する)
それでいい。
戦いとは滅びの一歩だ。戦いとは粉砕する事だ。戦いとは他者と『悦び』を分かち合い――カチ割るのは奴等の脳天だけで好い。音色の先には可愛い味噌が在るのだろう。聞きたいのだ。聴きたいのだ。僕は。俺は……ああ、だが。君たちの自爆(それ)はいただけないね。もっと。破壊するまで。最後の最期まで。信仰に塗れて幸福に縋って歓んで嗤って笑って叫んで言葉を吐き散らせば最高なのだ。絶対に必要な要素を忘れるな。神が貴様等を導くのではない。猟兵がこわして耳を傾けるのだ。この闘争(世界)に破壊(救い)を齎すのは何者か。物(オブリビオン・ストーム)ではない。目玉をぐぅるりと確認するのだ。此処に真なる俺(嵐)が存在する――暗黒の竜巻を冒涜するのか。貴様、黙示録教(われら)を騙す病的な思考回路――可笑しい。違う。違うってば。僕の言う事、聞いて。聞こえてる? 骨は通さない。波が起こる。
信者の一人が、二人が、三人が、四体(したい)が。叩き込まれた事で地に落ちた。中身(のうみそ)がこわれる音色は全く、なにものの声よりも心地好い。なんだ。聞こえてるじゃんか――内側(死)は静かだ。故に。震えて慄くほどに響き渡る。君らを壊すのは、僕だ。今、ここで。よろこぶ。わらう。『え』も要らない。そして――蹂躙(みだして)やる。どさり。どさり。涎を垂らしてしあわせそうだ。
それでいい。
成功
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カイム・クローバー
身勝手な幸せ押し付けて、はい、そーですかと餌にされてたまるかよ。少なくとも俺はごめんだね。俺を自由に出来るのは俺だけさ。
(過去と同化した姿を見て)こいつぁいい。人間の見た目の奴より化物染みた姿の方が、ぶちのめした時に俺がスッキリする。
二丁銃を構えて【二回攻撃】と銃弾に紫雷の【属性攻撃】を付与。狂った教義を説いて、回復させてる奴が居るだろ?全員って訳じゃないだろうが、一定数居るハズだ。そいつを中心に【範囲攻撃】交じりでUC。
相手が後方だろうと構わねぇ。纏めて痺れさせるのは俺の十八番だ。
ダンスパーティつーより、どっちかっつーと派手なライブか。
――ギャラリーが減っちまったのは少しばかし寂しいがな。
幸せとは時に時間を喰らう牙と化す。病的なまでに貌を遭わせた獣どもは、双頭の絶叫を知らず。はい。そーですか、云々と頷くだけでは奴隷と変わらぬ。餌にされてたまるものか――少なくとも俺は。俺達はごめんだね。俺を自由に出来るのは俺だけだ。便利屋を動かせるのは『日常』だけか。混ざる。融ける。解けるように過去と連なった面は全く「こいつぁいい」人間の皮を被った脳死よりも化け物の爛れと同化した『莫迦』の方が扱い易いものだ。つまり。ぶちのめした時に俺がスッキリする――構えた銃口に迸るのは紫雷。定めるべきは『信仰』を回復する。即ち、傷を癒す個体だ。此れを滅すれば掃討も楽に成るだろう。そいつを『ど真ん中』に銃弾(バレッド)を撃ち、纏めて悉くを痺れさせる――言の葉が手繰れないほどに、舌を絡ませれば言辞の滅裂も届かない。俺の十八番だ――焦げる香りと漂う煙。焼けた肉がこぼれている。舞台裏は満員だ。ならば門外に追い出してしまえ。舞踏(ダンスパーティ)ではない。派手なライブだ。質の良い客(ギャラリー)以外は拭って飛ばせ。
曲名は『暗黒の竜巻、獣に呑まれる』か。
成功
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ナターシャ・フォーサイス
WIZ
信仰を晒す、と言うのはそもそもおかしいのです。
信仰とは示すもの、導くもの。
そも、我らを邪教と否定するその後…
否定のために自爆するなどいただけません。
貴方がたは、我らが導くべき哀れな魂なのですから。
ですので…まずはその力を封じ、改宗していただきましょう。
天使を呼び、力を封じて【祈り】【誘惑】【催眠術】【精神攻撃】【範囲攻撃】にて我らが教えを説きましょう。
爆発などさせません。
生けるものも哀れな魂も、皆楽園への道行きへと導きましょう。
皆様には、天使たちと共に加護を授けましょう。
守護結界と反射の加護、ふたつが護ってくださるでしょう。
滅びよりも祝福を。
貴方がたにも、楽園のご加護のあらんことを。
信仰とは人の生み出したものだ。自らの存在を維持する為の奥底だ。神も仏も暗黒も楽園も、偽りと考えて終えば皆々同じか。されど。此れを『晒す』などと表現した奴等は何者だ。自らを黙示録教と記しても示す気配が見当たらない。信仰とは導くもの――そうして幕を開けたのが自殺(スーサイド)の渦巻きとは。我らを邪教と否定したその後、そのような『冒涜』はいただけない。貴方がたは自身の心すらも拒絶している。我らが導くべき魂が『爆ぜる』など哀れにも度が過ぎる。ですので……改宗していただきましょう。祝福する天使。彼等が喇叭を吹く事は『今は』無い。必要とされた魂を改め、楽園へと誘う言の葉は催眠――その祈りは確実に届く。届かせる。暗黒の竜巻に融け混んだ精神諸共、生けるものも、皆楽園への道行きに――皆様には天使たちと共に加護を与えましょう。刻印(痕)が光り輝き、罪を祓いながら罰を抱擁する。一本の糸(ひかり)が視得たならば、掴んだに等しい結界と反射。決壊する贋物のこころ――滅びよりも祝福を。貴方がたにも。
楽園のご加護があらんことを――管理社会(ぎしき)は腐る。
成功
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第3章 ボス戦
『ダラキュリア・クローン』
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POW : アタシの管理にケチつけんじゃねぇ!!
【自身が作り上げた管理社会を否定された怒り】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD : テロリスト共は速やかに撲滅しなきゃねぇ!!
【自身が装備する刀剣から放たれる斬撃】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ : 噛み殺せ!!強襲兵ぇ!!
レベル×5体の、小型の戦闘用【に進化した森羅万象を噛砕できる羽虫】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11
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信者の群れが崇拝を忘れ、浄化され、静寂を取り戻した儀式場。奴隷の叫び声も黒の狂乱も失われ、猟兵は野盗の『頭』を視る。人間の貌(カタチ)を模しては在るが、中身は想像以上に化け物だろう。ドス黒い『執着』が粘りつき、奥底から抑え難い『怒り』が垂れる――アタシの素敵な『管理』にケチつけやがって――膨らむ負の感情が超越性(エネルギー)を増幅させる。音が聞こえる。心臓(かね)が嫌な予感を――相変異――宙を翔ける虫どもが、爆ぜて混ざった肉を貪る。
ぶぶぶぶぶ。
ぶぶぶぶぶぶぶ。
カイム・クローバー
即興のライブにしちゃ悪くねぇ。すっかり静かになっちまったが、お愉しみ頂けたかい?此処からはアンコール。サービスだ、遠慮は要らねぇさ
遠距離から銃弾を放ちながら、【挑発】。へぇ、化物の肉が好物とは。ペットの趣味も最悪のようだ。飼い主と同じだな。
放たれる斬撃はペットも巻き込んでの三回攻撃を期待しておくぜ。最初は【第六感】、次に【見切り】、最後の斬撃は当たると見せかける【フェイント】と【残像】で躱していく。
至近距離に入れば魔剣の顕現から【早業】の【二回攻撃】、黒銀の炎の【属性攻撃】を交えてUC。折角のアンコール。攻撃には含まねぇが、期待に応えて黒銀の炎の【範囲攻撃】なんて――彩る演出にはピッタリだろ?
即興の舞台(ライブ)と見做せば悪くない。寧ろド派手な『タイトル』だった。再度(アンコール)を望む暗黒は無いだろうが、奴隷どもは必ず拍手の騒ぎを見せるだろう。すっかり静かになっちまったが。不愉快そうな面に『お楽しみ』は此処からも。管理社会の生贄と独裁の『むし』にサービスを。遠慮は要らねぇさ――速やかに殺戮せねば。忌々しい冒涜者どもを滅ぼさねば。模倣(クローン)は刀を構え、揮い、神の如き演技(クローン)を晒す。それは便利屋に対しての『最悪』の手だった。何故か。神こそが殺される運命に落ちる『もの』――舞踏(ダンス・ダンス・ダンス)――遠方から弾丸を撃ち込んで動きを阻害し、言の葉と装いで挑発する。化け物の肉が好きな蟲(ペット)とは。趣味の悪い『管理者』だ。いいや。違う。趣味の悪い『オブリビオン』だ。過去が現実を支配するなど、笑える冗談以外の何か。ぶち……蟲諸共葬る【三度】の斬撃が飛ぶ――視えた。怒り任せの連撃など赤子の癇癪ほどに容易い。中った残像が融けたならば、終末を此処(ライブ)に閃こう。
黒銀の炎が肉を焼き、再生を阻み、魔の装飾(牙)が胴体を貫いた。其処から左右に『二度』払えば、断面の美しさが確認可能だろう。演出の為に『色(ほのお)』を魅せたならば、儀式場は愈々『呑まれて』幕が上がる。彩るにはピッタリだろ? 憎悪の面が阻みを越えても、それは異物ばかりのお約束だ。
我々の勝利は確定している。
成功
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青葉・まどか
……?管…理?
此処で出会った狂信者共を『管理』していた?
集めて儀式を行わせていただけで?
UDCアースの管理職が聞いたらブチギレそう。
そういえばコイツ、あの莫迦共の頭目なんだよね。なら仕方がないね。
あれ、なんで怒るの?理不尽なんですけど!
【視力】で攻撃を【見切り】、地下儀式場の【地形の利用】してフック付きワイヤーを駆使してワイヤーアクションによる立体機動で回避。
流石に逃げてばかりもいれないからね、今度はこちらの番だよ!
一つ。
刃にて身体の急所を抉る。
二つ。
毒にて五感を奪う。
三つ。
邪眼にて精神を蝕む。
『三重苦』
さあ、詰みだよ。
極々自然に。極めて当たり前のように。猟兵は首を傾げて呟いた。此れは何と説いた。此れは何を吐いた。此れは何を造った――此処で出会った狂信者共を『管理』していた――集めた。祈った。殺して、投身させた。それが管理だと。UDCアースの管理職が聞いたなら、血管が切れて気が触れそう。欠陥塗れの模倣(クローン)には理解出来ない。しかし。莫迦どもの頭目ならば仕方がない。息を吐いて『嘲笑』してやろう。あれ? なんで怒るの? 泥(ケチ)を塗ったのは貴様自身だろうに。理不尽だ。不条理の竜巻に縋った時点で、奴隷の群れには理不尽(おぞましい)が――奔る斬撃は巨大化し、猟兵の首や胴や脚を調理しようと躍り掛かる。それは先程『見た』故に躱す事は容易い。数多の邪神の戯れを観察してきたのだ。今更『莫迦』に殺される筈が無い。儀式場の祭壇や階段、諸々をワイヤーで『確保』すれば逃れる事は赤子の手を捻るが如く。反撃は此処からだ。今度は此方の番だよ――三つ。
腸を晒せ。蟲がのたくる真っ黒を。痺れて歪め。蟲が落ちるほどの赤を。蝕まれて止まれ。蟲がくさるほどの目玉を――三重苦(トリプル)。さあ、詰みだよ。管理されるべきは奴の複製だろう。根元から狂絞め。
成功
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蜂須賀・美緒
どこかで見たことある顔かと思ったら
昔死んだ同胞の面汚しにそっくりねアンタ
化けて出てきたのかしら
だったらもう一回、骸の海へ叩き落してやるわ
かかってきなさい!ビー...ハイヴ!
(腕をクロスして決めポーズしながら敵の攻撃を誘う)
(敵の攻撃を{honeycomb}を盾にしながら、{ソーシャル・レーザー}に敵のUCを当てる)
なかなかいい技もってんじゃない!アタシに使わせなさいよ!
(UCを発動し、敵に向けて巨大化した斬撃を連続で発射する)
さっきアンタのこと面汚しにそっくりって言ったけど訂正するわ!
アイツは自分のUCを使われるようなマヌケじゃなかった!
さっさと消えなさい!劣化コピー!
進化は完了している。故に過去が如何に喚こうと、現実は定められているのだ。見た顔だが貌(カタチ)は歪んでいた。ああ。手繰り寄せる記憶と共に新たなる女王は『管理者』を覗き込む――昔死んだ同胞にそっくりねアンタ――化けて出たのか還って魅せたのか暗黒の竜巻に覚醒(お)こされたのか。だったら。もう一度。二度。三度。何度でも骸の海に叩き送れば好い。片道切符だけは大量生産されている――脳髄に『死』を飼う覚悟は出来たか。かかってきなさい……合言葉は決まっている。叫ぶべき音は常の如くだ。面を遭わせた蜂どもは、強襲する事も忘れて撲滅を望む。
ビー...ハイヴ!
装甲車が傷付いた。巨大斬撃の連続が『兵』を殺しながら三を啜る。二度目は光線(レーザー)に吸い込まれ、切断される事はない。ならば三度目は如何に。装甲は罅割れ光線は尽きた。管理者の笑みが――消えた。それは最も『冒涜』するのに好ましい受け止め方。アタシに使わせなさいよ! 銃が斬撃を喰い散らかし、向けられた口が『超越性』を返却する。訂正するわ――アイツはマヌケじゃなかった。模倣(クローン)が模倣(コピー)され、脳天からの真っ二つを。
さっさと消えなさい。劣化(コピー)!
成功
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アーロン・フェニックス
君ん家の鈴、それなりの音で鳴ったよ。でもゴメンよ、すぐに潰れちゃった。しょうがないだろ、僕は『潰れる音も』好きなんだから!
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おや? おやおやおや?
なんだか怒っているらしいけれどなんだろね。そんなことよりも大きくなった? 嬉しいなぁ、壊したらキモチ良さそーだ。
ねぇ、君も聞いていただろ、彼らのこわれる音を! もっと近くで聴きたく無いか、いや聞きたいだろう、そうだろ!
【スパーク】
(機巧腕を放棄、左腕が『殺意』に変わる。彼には『破壊』以外何も見えない…)
全身に響くよ。
全身を貫くよ。
全身を、壊し尽くしてさぁ!
君のこわれる音が! 俺のこわれる音が! この腕で繋がって、聞こえてるだろう! ハハハハハッ!!
限界だ。最高だ。最高潮だ。だから。しょうがないだろ。勝手に歪んだ口角を、甲殻を壊すように開いて魅せよう。管理だとか規則だとか。死だとか生だとか闇黒だとか光輝だとか。云々カンヌン五月蠅い煩い喧しい――君ん家の鈴、それなりの音で鳴ったよ。でも。ゴメンよ。ああ。アア。嗚呼……すぐに潰れちゃった。おにくが柔らかいのは好い事だけれど、脆過ぎるのも考え物だ。だって。僕が大好きなのは『潰れる音』だから。含み笑いは大笑いに、大笑いが嘲笑に認識(み)える。管理者の面から余裕が消えた。否。油断が消えた。此れは『テロリスト』だ。破壊者だ。蹂躙の為に生きられない、活きた戦争の塊だ。速やかに撲滅しなければ成らない。刀身が怒りに触れて『巨大化』し、対象の脳(くるい)を定めて――おや? おやおやおや? なんだか怒ってるらしいけれど。そんな事は如何でも良い。大きくなった。暴力は大きければ大きいほど嬉しい。悦ばしい。たまらなく、壊したい。壊したらキモチ良さそーだ――我慢出来ない。ねぇ、君も聞いていただろ。
彼等の壊れる音。彼等の爆ぜる音。彼等の嬉しい悲鳴。彼等の彼等と証明する、信仰どもの崩壊――もっと。もっと。近くで聞きたい。聴きたいだろう。そうだ。そうだろ。機巧を放棄して晒すべきは左腕。焦げる感覚が痺れるほどで、最早『破壊』以外を見る事は無い――全身に響く。貫くような電流が。思考に膨らむ。僕も彼も『音』には逆らえない。全身がこわれていく。肩まで『もって』逝けば好い。この腕で繋がって、聞こえる音(テンペスト)――笑え、オマエラ。
成功
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鈴木・志乃
手負いの獣、感情の動物とはよく言ったもので……こういう時こそ指揮官の真価が問われると思うんだが、いかがかね?
なんて芝居がかって言ってみるけど、要は私は貴方を殺さないといけないってことだ
むなしいねえ
でっかい心にちっさい私から、わざと近づいて行きましょうか。女神……私の友の力(【女神の法律】)で私も、管理というものをしてみようじゃないの
UC発動
『受け入れなさい』
貴方の味方はいない
奴隷は解放され、信者は灰と化した
受け入れなさい、この現状を
貴方の無力を、世界の選択を
管理社会の破滅を
文明が荒廃しようとも
人は生きる
自分の心に従って、歩む
受け入れなさい、全てを
自身の敗北を
これが、終わり
手負いの獣。再生(クローン)能力は大幅に削られた。息が荒れて怒りが狂い、それでも起立するのは感情の動物。目の前の此れが死んだ人間(かこ)だと思えてしまう。仕舞いに上がれば指揮官は如何に反応する。真価が発揮されるも何も、奴隷(しんこう)は数分前に殺された――芝居がかって『言って』みるけど。やる事成す事暴力沙汰だ。要は。私は貴方を殺さないといけないって『現実』だ。肉が活性化して膨らむとは、感情に飲まれた数字のようだ。六を何度並べても、本物の悪魔には敵わない。そして願いは叶わない。むなしいねえ……でっかい心にちっさい私。でっかい身体にちっさい思い。虚無からの気配(オーラ)が近付いて、女神(とも)の言葉(台詞)を吐いてみよう。管理というものをしてみようじゃないの。
――「受け入れなさい」
貴方に味方はいない。アタシにはアタシが存在する。
奴隷は解放され、信者は灰と化した。管理にケチつけたのは誰だ。
受け入れなさい。この現状を。
ハ――無力を否定した管理者(オブリビオン)の傷が悪化する。再生した部位が裂け始め、虫のような体液が溢れていく。顔色が紫に染まり『法律』からの罰を知った。世界の選択は『破滅』ではない。管理社会は死んだ。文明が荒廃しようとも人は生きる。活き続ける。自分の心に従い、突き進む。歩む。走る――全てを。受け入れなさい。黙れ。黙れ。黙れ。その理(ルール)を黙らせ――自分の敗北を。ぶく、ぶく、感情が奴隷(オブリビオン)を喰い始めた。
これが、終わり。
女神は絶対に微笑まない。大団円の如く、降りてくる。
成功
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ナターシャ・フォーサイス
WIZ
貴方が教主…いえ、この場合はそれも偽りでしょうか。
信仰を管理と呼ぶなど、それは信仰に対する冒涜。
使徒として否定せねばなりません。
信仰が何たるか、教えて差し上げましょう。
これより此処はまだ見ぬ楽園が一端。
貴方のその力を封じ、天使達に命じて動きも封じましょう。
虫を呼ぶのなら天使達と共に光を以て祓いましょう。
似たようなことは私も出来るのです、そしてその弱点もまた知っているのですから。
…信仰とは道標。決して管理などで押し付けられるものではないのです。
貴方にはまず、そこから説かねばなりません。
お説教が終わったら、貴方もまた楽園への道行きへと導きましょう。
どうか、ご加護のあらんことを。
貴方が救世……いえ。この場合は偽りでしょうか。『それ』を視ながら猟兵は手を合わせた。女神(ルール)の中で苛まれた物体は、最早輪郭(カタチ)を失って泥々と腐っていた。意識は未だ存在するが、その怒り以外は認識し難い。信仰を管理と称した『もの』に叩き付けるべきは否定だ。信仰に対する冒涜者を『導く』のも猟兵の在り方だ。宙を廻る強襲兵(むし)どもが飢餓の苦しみに嗤っている。命を受ける事もなく、ぶんぶんと――兎角。伝授せねば成らない。信仰とは何か『正さねば』成らない。これより此処はまだ見ぬ楽園の一端。あわれな存在を歩ませて、手を取って、謳うべきだ。戦場は愈々概念を塗り替えられ、底から果てまで失われない園と化した。光を以って蟲を祓い、邪なる翅は翼に変わる。似たようなことは『私』にも出来る。故に【それ】の弱点は解せるのだ。信仰とは人に『視得る』道標で、強制する、押し付ける『管理』ではない。独裁者の末路は判る筈だ――血肉(ひと)の悪夢を掃除せよ。地獄(ひと)の心を説かねば成らない。
お説教が終わったら、貴方もまた楽園への行き――導かれた先に何が在る。海だ。もう戻りたくはない。骸だ。還りたくは――どうか、ご加護のあらんことを。腐りに震えた物質が、聖なる光に融けて消える。
総じて変わらぬ異物(貴様等)ばかり。
大成功
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最終結果:成功
完成日:2020年01月15日
宿敵
『ダラキュリア・クローン』
を撃破!
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