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人は城、人は石垣、人は……

#ダークセイヴァー


 とある村の一角、住人達は甲斐甲斐しく一人の少年の世話を焼いている。
 つまらなそうに彼らを見渡す少年の瞳は、真紅に輝いている……吸血鬼だ。
「……ふん。」
 気まぐれに少年は、近くを通りかかった男の首を刎ねるが、周りの住人達はそれを気にすることすらしなかった。
 その手に付いた血を舐めとり、
「つまりは囮か……気に食わない。」
 魅了の力を持つ少年は、ただ佇んでいた。
 村の住人を従え、たったひとりで。
 と、そんな少年の肩に一羽の鴉がとまり……口を開く。
「その通り。貴殿の力は非常に魅力的だ、使わせていただこう。」
「ふん、拒否はできないか……こいつらを集めて、どうする気だ?」
「我の名を思い出していただきたい。」
 そんな言葉を残し、ばさりと飛び立つ鴉。
 見送った少年は、吐き捨てるように呟いていた。
「全く、付き合わされる身にもなれ……戦争卿め。」

「あの……ダークセイヴァーで、またその……事件です。」
 グリモアベースに集まった猟兵達を前に、影山は事のあらましを説明していた。
「とある村で、村人を一人残らず集めてる吸血鬼がいるんです。
 えっと、その……私に似た男の子、なんですけど。
 とにかく、まずはその子を、倒してほしいんです。
 ……気まぐれで、村人たちを殺していくんです。」
 そう言って影山が手にしたグリモアが輝くと、暗い村の一角に人だかりができているのが見えた。
「それで、その……なんだか、もう一体いるみたいなんです、吸血鬼が。
 そいつについてはよくわからないんですが、できればそれも……お願いします。」


ヨグ
 ヨグです、幾度目かになるダークセイヴァーでの事件になります。
 人にはいくらでも、使い道があるようです。

 誠に勝手ながら、12/31~1/3の期間は執筆が難しいです。
 その時期にプレイングが流れてしまった場合、再度の送信をお願いします。
101




第1章 ボス戦 『永遠の少年『ヨナス』』

POW   :    死を恐れぬ手下たち
対象の攻撃を軽減する【肉壁となった手下から流れ出る血を纏った姿】に変身しつつ、【纏った血と自身の血を混ぜた鞭】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    死してなお忠実な手下たち
【彼のために死んだ亡霊達の掴み掛かり】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    彼の手下はまだ増える
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【忠実な手下】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
👑11
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羽堤・夏
アドリブ、絡み歓迎

…陳腐で月並みな言葉かもしれないけどさ…
てめぇ、命を何だと思ってやがる…!

気まぐれで人を殺す、だからあたしはこいつらが気にくわない
防人の使命を抜きにしても、ぶっ潰す

【怪力】で肉壁の手下…村人を殴り飛ばし、または投げ飛ばして道を作り出す
「くっそ…死なない程度ってのがよくわからないけど!恐れろよ、怖いだろ、死ぬの!!」
そうして肉壁を突破しつつ奴が村人に手を上げようとすれば【かばう】で代わりに攻撃を受け止める

奴の懐に飛び込めれば…そうでなくても、あの鞭に拳を当てられれば…
発動したコードの力で出現した太陽で、奴が纏う血も武器に混ざってる血もその武器も皆蒸発させて…ぶん殴る!



 少年の前に居並ぶ村人たちを前に、拳を震わせるオラトリオの少女、羽堤・夏(防人たる向日葵娘・f19610)。
「陳腐で月並みな言葉かもしれないけどさ……てめぇ、命を何だと思ってやがる!」
「……ふん。」
 怒気をはらんだ声に対し、少年は憮然とした顔を変える事もなく立っていた。
「そこらにいるものをどうしようと、勝手だろ?」
「ちっ、そうかよ!」
 少年自身もどこか苛立っている……さらに周りの村人を傷つける可能性が高い。
 そう感じ、羽堤は駆け出していた。

 村人たちは虚ろな顔をしながら、駆け寄る羽堤へと掴みかかってくる。
「くっそ……死なない程度ってのがよくわからないけど!」
 そんな彼らを羽堤は掴んで投げ飛ばし、時には殴りつけて道を開ける。
 しかし、彼らは自分の目の前の村人が殴り飛ばされても気にせず、羽堤へと寄ってくる。
「なんで平気なんだよ! 恐れろよ、怖いだろ、死ぬの!!」
「無駄さ、こいつらに意思なんてない。」
 近くに留め置いた村人へ、少年が視線も向けずに手を振り上げるのが見えた。
「させるかよ!」
「……っち。」
 羽堤が村人へ飛びついて引き倒し、少年の手は空を切る。
 村人を離して顔をあげれば、指先に噛み付き吹き出す血から鞭を生み出す少年の姿。
「邪魔だ。」
「それはこっちの……。」
 血の鞭を振り上げた時、羽堤の握りしめた拳に光が集まる。
「セリフだ!」
 振られた鞭を拳が捉え……光が溢れ、鞭を構成する血が蒸発する。
「なにっ、ぐあああ!」
 羽堤の頭に咲く向日葵のように輝く太陽、その力を受けた拳が少年の頬を捉え……少年の軽い身体は宙を舞う。
「てめぇら吸血鬼は、気まぐれで人を殺す。だからあたしはてめぇらが気にくわないんだ!」
「……油断したよ。」
 少年は、自身の周りへ寄ってきた村人をクッションに、起き上がる。
 そのまま村人の脇腹へ手を差し込んで血の鞭を作り、
「盾にさせてもらう。」
「できるならな!」
 羽堤は懲りない少年へと殴り掛かっていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:アノン
(アイツらは敵だから喰って良いよな?)
(ダメですよ。操られているだけのヒトも居ますし、死人も埋葬しなくてはいけないでしょうから)
(クソ、面倒くせェ)
意識の内でロキと会話を交わし、渋々周囲の人間は殺さない方向で戦うことを了承。UDCを纏って黒狼の姿になり、全力で広範囲に触手を生やす(330本)全ての触手に電気属性を取り込み、死なないよう加減してマヒ攻撃。
「意識がトばなくても身体が痺れてりゃ動けねェだろ」
痺れなかったヤツは触手で締め上げ動きを封じておく。
「テメェは喰ってイイよな?」
血の鞭を触手で絡めとり、怪力で引き寄せて噛みつき部位破壊を狙う。腕の一本も喰い千切ってやるぜ


ガルディエ・ワールレイド
転送してくれたグリモア猟兵と似ているようだが……いや、気にしても仕方無ぇか。
今は眼前の敵を倒し人々を救うのみだ。

人が城となり石垣となるのは、あくまで自発意思によって主君や仲間を守ろうとした時のみと知れ!

【聖剣リューテール】を使用して戦闘。
《破魔》と光の《属性攻撃》を籠め、オブリビオンだけを絶つ極大の光刃で手下による肉壁越しに《なぎ払い》を仕掛けるぜ。更に《2回攻撃》で切り返し追撃。

敵の放つ鞭は《見切り》回避するのが基本。
避けられそうにない時は、相打ち上等で《捨て身の一撃》だ。
手下達が迫ってくれば《念動力》で足止めを行うぜ。



 村人に囲まれているのは、ピンク色の癖っ毛に血の気の薄い肌、真紅の瞳の少年。
「転送してくれたグリモア猟兵と似ているようだが……いや、気にしても仕方無ぇか。」
 ガルディエ・ワールレイド(黒竜の騎士・f11085)の呟きが聞こえたか、少年は気だるげに口を開く。
「吸血鬼なら、珍しくはない。君の瞳も、そのようだけど。」
「……そうだな。」
 少年の指摘に魔剣を構え直したガルディエの後ろで、周囲の村人を見ながら自問自答している水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)。
(アイツらは敵だから、喰って良いよな?『ダメですよ。操られているだけのヒトも居ますし、死人も埋葬しなくてはいけないでしょうから。』)
 口に出さずに問うメインの人格であるアノンに、冷静なロキがツッコむ。
(クソ、面倒くせェ……。)
 水鏡の身体に黒いUDCがまとわりつき、その体を黒い狼へと変えていく。
「まぁいいや、やってやるぜ。」
「ああ。今は眼前の敵を倒し、人々を救うのみだ。」
「ふん……。」
 戦う様子を見せる二人に、少年は苛立たしげに鞭を構える。
 そして、言葉を出さずとも間に立ちふさがる村人たち……。
「できるなら、ね?」
 村人たちが壁になりつつ、二人へと襲い掛かってきた。

「……生意気なガキには、お仕置きが必要そうだな。」
 ガルディエの手の中で、魔剣は分解されて再構築されていく。
 過去に聖剣と呼ばれた、極大の光の剣へと……その様子に、少年が動く。
「あれは、良くないな。」
「させるかよ!」
 ガルディエへと殺到する村人の間に、水鏡が立ちふさがる。
 その体からは、バチバチと帯電する触手が一斉に生え……村人たちへと巻き付き、彼らの体を痺れさせる。
「意識がトばなくても、身体が痺れてりゃ動けねェだろ?」
「人が城となり石垣となるのは!」
 ガルディエは気合と共に極大の光の刃、聖剣リューテールを振るい、村人ごと少年へと斬りつける。
「あくまで自発意思によって、主君や仲間を守ろうとした時のみと知れ!」
「く、あああ!」
 その光は過去のもので……それは今を生きる村人を傷つけることなく、過去である吸血鬼の少年だけを斬り裂く。
 胸を斬り裂かれて血を噴く少年の目の前で、村人たちの壁を触手で強引に割りながら水鏡が迫る。
「テメェは、喰ってイイよなぁ!?」
「この!」
 大口を開ける水鏡へ血の鞭を振るうが、
「てめぇを守る人はいない!」
 返しで振るわれたガルディエの光の刃に鞭が断たれ、ただの血へと変わっていた。
 鞭を持っていた柔らかそうな少年の腕を前に、水鏡の口は涎を引きながら食らいつく。
「くぅ、ああああ!」
 ガリ……ブチリ……。
 少年の悲鳴と共に、貪り取られた腕。
「……なかなか、いい味だぜェ。おっと、」
 痺れが取れた村人から掴みかかられ、咀嚼しながらその身を翻す水鏡。
「ちっ、もう動くかよ。」
「仕方無ぇ、なるべく傷つけずにいたいしな。」
 ガルディエの念動力に足止めされている間に、水鏡はその手から逃れる。
「……まさか、僕ら吸血鬼だけを斬るとはね。」
 少年は奪われた腕の先を血で覆い、その先を鞭へと変えている。
「まぁいい……そろそろ、か。」
 荒い息をついて迎え撃とうとする少年は、もう……先は長くなさそうに見えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

霧島・絶奈
◆心情
数は力です
そして其は戦闘だけに限った話ではありません
戦後を見据えて成るべく損耗を押さえておきましょう

◆行動
『暗キ獣』を使用
集団には集団を…です
とは言え、首魁以外に対しては非殺を旨とさせましょう

私は軍勢に紛れ【目立たない】様に行動
【罠使い】の技能を活かし「魔法で敵を識別する虎挟みやトリモチ」を設置
気絶も死亡もさせなければ問題ありません
…自殺防止に猿轡を噛ませたり、手足を拘束する必要はあるでしょうが、其処は軍勢を活用しましょう
死体には「サーメート」を設置し荼毘に付します

設置を進めつつ吸血鬼を【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】

負傷は【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復


願夢・貴宝
随分とやる気のない吸血鬼だな
これでは殺し合いと踊る事も出来んか



やる気がないのならそれはそれで構わん
こちらはただ仕事を果たすのみだ

肉壁共を相手にしていてもキリが無い
大将首を狙いにいくぞ

【暗技・凶鳥】を以て己が存在を完全に殺し好機を待つ
元よりダークセイヴァーという土地柄に
肉壁共の犇めく間隙
戦闘の余波で生まれた陰影
度重なる戦闘で負傷した上やる気がない故に
高揚ではなく消耗した吸血鬼の精神
身を潜める闇は多い

あぁ、そういえば
死してなお忠実な手下がいるのだったか
ご苦労な事だ
ならば亡霊共の認識すら及ばぬ程に己が存在を殺し切るまで

好機が来たのなら迷う事などない
ただ暗殺を成す事のみに専心し
その首を断たせてもらおう


カイ・シュリック
吸血鬼らしい振る舞いだ、見ていて安心してしまうくらいに
……かといって許せるかは別問題だ
村人たちを解放してもらうぞ

まずは相手の攻撃に対処しよう
死してなお魂を吸血鬼に縛られる……見ていられない攻撃だ
せめて彼らには危害を加えないようにしていこう
掴みかかりは村人達を利用して回避していく(【敵を盾にする】)つもりだ
ユーベルコードを封じる攻撃なら殺傷能力はないと思うが……
もしその攻撃のせいで村人が傷付くなら、俺が引きつけて回避していこう

隙を見て俺も攻撃していく
【暗殺・忍び歩き】で村人たちの間を掻い潜るようにして動き、相手が間合いに入ればすかさずUCを
見た目が幼くとも容赦はしない
その身体、封じさせてもらうぞ



「随分とやる気のない吸血鬼だな。」
 黒衣の下から様子を見つつ呟く、願夢・貴宝(ジョン・ドウ・f23301)。
 少年は片腕を失い、こちらを見る真紅の目に浮かぶのは……諦念か。
「これでは、殺し合いと踊る事も出来んか。」
「そうなるだろうな。……しかし、吸血鬼らしい振る舞いだ。見ていて安心してしまうくらいに。」
 咎人殺しであるカイ・シュリック(紫苑の殺戮代行者・f02556)の目には、そう映る。
 今まで対峙してきた吸血鬼と変わらず、
「人を殺すことを何とも思わない、そういう生き物だ。」
「ふふ……自ら手にかけるか、見境なく使い潰すかという違いこそあれ、人の敵には違いありませんね。」
 蒼白い燐光を纏い、ローブの下でクスクスと笑いながら呟く、霧島・絶奈(暗き獣・f20096)。
 周囲に魔法陣を浮かべると、屍人の兵士たちが起き上がる。
「集団には集団を……です。とは言え、首魁以外に対しては非殺を旨とさせましょう。」
「もちろんだ、肉壁共を相手にしていてもキリが無い。」
 黒衣が翻ったと見れば、声だけを残して願夢の姿は消えていた。
「大将首を狙いにいくぞ。」
「ああ、そして……村人たちを解放してもらうぞ。」
 駆け出すカイを霧島は見送り、
「では、村人をなんとかしましょうか。」
 言葉を残し、屍人に紛れていった。

「……助けられる、と思っているのか。」
 会話を聞いていた少年の呟きが漏れる。
「まぁいい。それなら、」
 その真紅の瞳に映るのは、村人の間を走るカイ、そして素手で村人を羽交い絞めにしていく屍人たち。
 彼らへ残った手を向け、
「使える物は使わせてもらうよ。」

 カイが村人の手を躱した瞬間、さらに掴みかかる腕が伸びる。
「くっ!? なんだ?」
 その青白い腕を見れば、周囲に浮かぶ亡霊が掴みかかってきていた。
「死してなお、魂を吸血鬼に縛られるか……。」
「ふむ、なかなかに厄介ですね。」
 屍人のいる辺りから、霧島の声だけが響く。
「排除しますか?」
「いや……、」
 言葉と共にするりと亡霊の腕から身を躱し、間に村人を置くように動くカイ。
「せめて彼らには危害を加えないようにしていこう。」
 亡霊の中には村人を掴む腕もあるが、村人が倒れるということもなかった。
 しかし、その足元はトリモチに絡まれ、村人たちは身動きが取れなくなっている。
「では、そのように。」
 さらに村人たちへ、トラバサミなどを仕掛けていく霧島。
「……多少の怪我は仕方ないか。」
「よくやるね。」
 びゅん! と血の鞭がカイの目の前を飛ぶ。
 気づけば少年が、すぐ近くに来ていた。
「全部、無駄なのに。」
「そのようだな。」
「え……く、あああ!」
 少年の背後から、黒衣の影が浮かぶ……その手の刃が少年の胸を貫いていた。
 願夢の気配を、微塵も感じられなかった。
「その後がない貴様にやる気がないのなら、それはそれで構わん。こちらはただ、仕事を果たすのみだ。」
 周りで動く村人、戦いの間隙、そして日の差さぬ世界……何より、少年はすっかり消耗している。
 そんな中にいる彼から身を潜めるのは、さほど難しいことではない。
「見た目が幼くとも、容赦はしない。」
「も、ぐ……!?」
 カイの手から猿轡と拘束ロープが投げつけられ、巻き付いていく。
「その身体、封じさせてもらうぞ。」
 身動きの取れない少年の目に映るのは、闇色の刃……。
「その首を、断たせてもらおう。」
 あっさりと……少年の白く細い首は宙を舞う。
 その体は黒い塵へと変わり、崩れていった。

「お疲れ様でした。……ここまでやる必要はなかったようですね。」
 霧島の声に村人たちを見れば、その口には猿轡がかまされ、手足が縛られていた。
「そうだったかもしれないが……自殺を命じられても困るのは確かだ、問題ない。」
 しかし、このままにするわけにもいかないとカイが近づいた時。
 村人たちが突然もがき苦しみ……その体が、溶けだし始めた。
「……奴のやる気がなかったのは、これが原因か?」
 願夢の目の前で、その体が混ざり合っていく……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『弄ばれた肉の玩具』

POW   :    食らい付き融合する
自身の身体部位ひとつを【絶叫を発する被害者】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD   :    植えつけられた無数の生存本能
【破損した肉体に向かって】【蟲が這うように肉片が集まり】【高速再生しつつ、その部分に耐性】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
WIZ   :    その身体は既に人では無い
自身の肉体を【しならせ、鞭のような身体】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
👑11
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 村人の身体は溶けあい、混ざり合い……いくつかの塊へと変わっていく。
 その体は人の特徴を残しながら、バラバラに蠢いている。
 ……その様を見た鴉が一羽、満足そうに鳴きながら空へ飛び立った。
願夢・貴宝
全て無駄とはこういう事か
なるほど確かに
誰も彼も自由意志の帰結が決まった盤上の駒扱いではな
殺し合いもままならん


早々に片を付けるぞ
もう一体吸血鬼がいるのだろう?
指し手気取りで戦場を見下ろす者が
そいつの尻尾を掴むためにも、な

【暗技・啄木鳥】を以て敵を穿ち削る
高速再生をするというのなら構わん
啄木鳥で覚えた敵の動作と癖、そして予測した敵の動きから
より速く、より鋭く、より効果的に、より致命的に
何度再生しようとしても再生速度を超えた速度の
連続攻撃で耐性を与える暇なく肉片の一片も残さずに殺してやる

敵が攻勢に移ろうとするならカウンターで更に啄木鳥の連続攻撃を行い
まともに行動する隙なぞ与えん


鈴木・志乃
どれだけ泣き叫んだって助けなんて来なくて、助けたかった相手は目の前で粉々にされて、愛する人の悲鳴が脳内で延々と響くの。無限回廊。

ああ、本当こんなことが出来る相手……ああ、いやいや!

オーラ防御展開しながら大量のコショウを顔面向かってぶちまけるよ。まったく、喉かれちゃうよそんな叫んだら!
ちょっとでも怯んだらその隙にコショウとトランプを念動力で肉塊にぶつけまくって粉々にする
叫ぶもんじゃないよまったく、声はそんなむやみやたらに出すもんじゃないもの

切ったら祈りを籠めた高速詠唱の全力魔法で焼き上げて火葬する
こんなこと平気で出来る相手の気が知れないな
せめて一瞬でも安らかに眠れますように
業火の弔いで悪いね!!



「全て無駄、とはこういう事か。」
 少年の残した言葉を思い返し、改めて願夢は殺戮の刃を握りしめ、
「なるほど確かに、誰も彼も自由意志の帰結が決まった盤上の駒扱いではな。……殺し合いもままならん。」
「どれだけ泣き叫んだって助けなんて来なくて、助けたかった相手は目の前で粉々にされて……。」
「……。」
 背後から聞こえた呟きに視線を向けると、虚ろな視線で村人だった肉塊を見ている、鈴木・志乃(ブラック・f12101)の姿があった。
「愛する人の悲鳴が脳内で延々と響くの。無限回廊。……ああ、本当こんなことが出来る相手」
「……大丈夫か?」
 心ここにあらず、という調子でなおも呟きつづける鈴木を見かね、言葉をかける願夢。
 その声にやっと気がつき、
「あぁ、いやいや! ……ちょっと、色々あってね。」
「そうか。」
 それ以上は深く聞かず、肉塊へと向き直る。
「早々に片を付けるぞ、もう一体吸血鬼がいるのだろう?」
「ええ、グリモア猟兵の話では。」
「……この状況を、指し手気取りで戦場を見下ろす者。そいつの尻尾を掴むためにも、な。」
「はい、いきましょう!」
 二人は肉塊の一つへと駆け出していた。

 近づく猟兵達に、肉塊は頭部を生み出してそれを向けていた。
 叫びをあげようと息を吸う仕草をしていた肉塊に、鈴木がぶちまけたのは胡椒の容器。
「ゲホっ……ガハ! ぁああああ!」
 一瞬咳込んで怯むが、かすれた声で叫びをあげようとする。
 その顔へ、鈴木はさらに切れ味の鋭いトランプを投げつけ、切り刻んでいった。
「叫ぶもんじゃないよまったく、声はそんなむやみやたらに出すもんじゃないもの。」
「同感だ。」
 その傷から肉が盛り上がり、再生する様を見てとった願夢。
 手にした刃で斬り付け、斬り刻み……再生が追いつかないほど速度で、傷を刻んでいき、
「肉片の一片も残さずに殺してやるだけだ。」
「そうだね。」
 肉塊は切り刻まれてみるみる小さくなっていく。
 さらにトランプが投げつけられて身に沈んでいき……肉塊はようやく動きを止めていた。

 鈴木の詠唱で生み出された炎に、肉塊が焼かれていく。
「業火の弔いでごめんね……それにしても、」
 祈りを込めた炎を操り、呟く。
「こんなこと、平気で出来る相手の気が知れないな。」
「……そうだな。」
 願夢も応えながら、ふと考える。
「ここまでやる者だ、これで終わればいいが。」
「……今は安らかに、眠らせてあげよう。」
 嫌な予感を感じつつ、鈴木の祈りは続いていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

霧島・絶奈
◆心情
…成る程、面白い真似をしてくれますね
助けたと自惚れた目の前で、心を折る訳ですか
尤も、其れを効果的に使いたいのであれば相手を選ぶ事です
枷を外した事を感謝こそすれ、『敵』を倒す事に葛藤も痛痒も無い手合い等ごまんと居ます

◆行動
…ただ、これ以上苦しまぬ様、速やかに殺してやる位の【優しさ】は見せましょう

先ずは【罠使い】の技能を活かし【目立たない】様に「魔法で敵を識別する指向性散弾とサーメート」を設置

以降は『反転』し戦闘

【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】
理性を失おうと、【範囲攻撃】と【二回攻撃】で命中を、【衝撃波】で間合いを補い戦闘

負傷は【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復


カイ・シュリック
やはりオブリビオンのする事だ、このような事態も想定しておくべきだった
それと受け入れられるか、怒らないでいれるかは別問題だがな
……せめて彼らの魂だけでも救いたい

敵の攻撃は【オーラ防御】で身を守りつつ焼鏝で【武器受け】していく
鞭のようにしなる身体は恐ろしいが、受け止められないほどではないと予想する
相手の攻撃をしっかり観察して対処していこう

隙を見て敵へと接近したのならば【覚悟】してUC発動だ
惨いかもしれないが【傷口をえぐる】ように焼鏝を押し当て、出来るだけ早く彼らを倒していく
ここに立ち会ってしまったんだ、彼らをきちんと葬るのが俺の仕事だ

……貴方達の無念は必ず俺達が払う
だからせめて安らかに眠れるように



「……やはりオブリビオンのする事だ、このような事態も想定しておくべきだった。」
 肉塊と化した村人たちの一つを見ながら、カイは呟いていた。
 そこに浮かぶのは、救うことが出来なかったという悔悟と憤怒。
「そういうものと受け入れられるか、怒らないでいれるかは別問題だがな。」
「助けたと自惚れた目の前で、心を折る訳ですか。……成る程、面白い真似をしてくれますね。」
 その隣にいる霧島が浮かべるのは、楽しげな笑みだった。
 これから始まる戦いを楽しむ、獰猛な魔女の笑み。
「尤も、其れを効果的に使いたいのであれば相手を選ぶ事です。枷を外した事を感謝こそすれ、『敵』を倒す事に葛藤も痛痒も無い手合い等、ごまんと居ますからね。」
「それでも……。」
 感情を押さえたカイの呟きに、霧島が視線をあげる。
「……せめて彼らの魂だけでも救いたい。」
「ええ、これ以上苦しまぬ様……。」
 速やかに殺すしてやる、優しさはみせましょう……
と口に出さずに姿を消していった。

 近づくカイに対し、肉塊は触手を伸ばし、威嚇するように振り回している。
「なかなか厄介だが……。」
 伸縮する触手を焼き鏝で絡め取り、その肉を焦がしていく。
「受け止められないほどではないな。」
「そのようですね。」
 と、霧島の声が聞こえた途端、肉塊をテルミットの炎が包む。
 炎に巻かれ、触手の動きは鈍るが……内側から新たな触手を生やし、動きを止める様子はない。
「しかし、この程度では効きませんか。」
「であれば。」
 振り回される触手の隙を突き、一気に踏み込むカイ。
 焼き焦がされた本体へ、真っ赤に熱した焼き鏝を突きいれた。
「惨いかもしれないが、」
 あまりの熱に肉塊が爆ぜ暴れ、肉の焦げる臭いが漂う……そして、中から村人の顔が浮かび、叫びをあげる。
「アアアツイィィ……!」
「……許せ!」
 カイが焼き鏝を持つ手に力を込めた時、叫びをあげる肉塊の顔に黒い手が伸びる。
 容赦なく握り潰すその姿は黒い人型で……周囲に腐敗の瘴気を放つ、一匹のケモノ。
 殺戮を楽しむ、霧島のもう一つの姿だった。
「さぁ、殺してあげましょう。」
「あぁ、彼らをきちんと葬るのが俺の仕事だ。」
 肉塊に襲いかかる、腐敗と熱。
 二人の手で肉塊がただの肉へとかわっていくのに、時間はあまりかからなかった。

「……貴方達の無念は、必ず俺達が払う。だからせめて安らかに眠れるように。」
 カイが目を閉じ、動きを止めた肉塊へと祈りを捧げる。
「さて……安らかに眠れるでしょうか。」
 ぽつりと、霧島の呟きが響いた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ガルディエ・ワールレイド
……そういう事か。この最悪な展開を狙っていたな。
事前に何か仕込んであったのか、さっきの戦闘中になんらかの仕掛けが完成したのか……いずれにせよ、何も気づかずに見逃してしまったか。

すまない。今更、謝るなど、何の意味もないが……すまない。
その生命を絶つ。せめて苦しむ時間を最小限に。

◆戦闘
武装は(前章でのUCを解除して)《怪力/2回攻撃》を活かす魔槍斧ジレイザと魔剣レギアの二刀流。
【竜神の裁き】と近接攻撃を織り交ぜて戦闘。
武装には雷の《属性攻撃》を纏わせ《なぎ払い》を放つ。

【食らい付き融合する】
頭部へ変形する予兆を《見切り》その攻撃に最優先で対処
《武器受け》で切り裂くように防御し、回復の隙を与えない



「……そういう事か。この最悪な展開を狙っていたな。」
 光の刃を分解、再構築しながら呟くガルディエ。
「事前に何か仕込んであったのか、さっきの戦闘中になんらかの仕掛けが完成したのか……いずれにせよ、何も気づかずに見逃してしまったか。」
 その手に生み出されるのは、愛用の魔槍斧ジレイザと魔剣レギア。
 ガルディエの内に宿る異端の神の力が溢れ、その二振りの刃に赤い雷光が走る。
「その生命を絶つ。」
 悔悟の念と共に武器を構え、肉塊と化した村人たちの1つへと踏み込んだ。

 肉塊の一部が盛り上がり、かつての村人の顔を象りはじめる。
 それが形を成す直前……ガルディエの魔剣が首を刎ね、赤い雷光に貫かれ、弾け飛ぶ。
「……すまない。」
 その時、ガルディエの口から出るのは謝罪の言葉。
 また新たな頭を生み出そうとするのを見ては、手にした魔剣と魔槍斧で薙ぎ払う。
「今更……謝るなど、何の意味もないが。」
 肉塊が生み出すよりも早く振るわれる、二振りの刃。
 さらに放たれる赤い雷光に焼き焦がされ……肉塊の動きが鈍くなる。
「すまない。せめて……苦しむ時間を最小限に。」
 吸血鬼から救う事が出来なかった……その後悔と謝罪を込めた一撃に、肉塊は動きを止める。
 祈りは通じたのか……肉塊に浮かぶ顔のような部分が、安らかに眠るようにみえた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:アノン
折角我慢したのになー。もう喰ってイイんだな?……毒かなアレ。まァ焼けば大丈夫か?
引き続き、UDCを纏った黒狼の姿。鞭の攻撃は野生の勘で回避し、カウンターで風属性の触手から風で斬撃を放ち部位破壊を狙う。ドロドロしてるからすぐくっつくだろうけど気にしねェ。
「伸びるってんなら好都合」
鞭に触手を絡め、引き戻される力を利用して相手への急接近を狙い、近づいたら火属性の触手を大量に巻き付け燃やす。焼いて動かなくなったら喰う。焼いても動くなら仕方ないので炭化して消滅するまで燃やし続ける。


羽堤・夏
…ごめんな
間に合わなくてごめんな
守ってやれなくて、ごめんな…!

思い上がりと言われるかもしれねぇけど、何度も見てきた光景だけど
それでも助けてやれないことに無念を感じる
であれば手加減なく人間としてあたしが殺す、あたしが背負う
その【優しさ】があたしの【覚悟】だ

【怪力】で突貫
【属性攻撃】殴り、炎で焼き、日輪丸で切り裂く
一瞬でも早く終わらせてやる

変形した被害者の頭部は、即座に叩く
痛みを考えられる前に殺す…!

噛み付きに対してコードを使用
噛まれた部位を自爆
炎と爆発で吹き飛ばす…痛みと負傷は【激痛耐性】と【継戦能力】でごまかす
アンタらが受けた痛みに比べれば
こんなの全然痛くなんてないよ…
待っててくれ、今助ける!



「折角我慢したのになー、もう喰ってイイんだな?」
 最後の肉塊を前に、黒い狼の姿をした水鏡は溢れる涎を拭っていた。
「……毒かなアレ。」
「ごめんな……。」
 背後から洩れた呟きに振り向けば、拳を握りしめた羽堤の姿。
「間に合わなくてごめんな。守ってやれなくて、ごめんな……!」
 今までの旅の中、その手で人を守ってきた羽堤。
 中には助けられなかった人々もいた……今目の前にいる、肉塊へと変えられてしまった者たちのように。
「助けられなくて、ごめんな。」
「……んじゃァ、どうすんだい?」
 問いかけた水鏡へ、キッと視線を向け、
「手加減なく、人間としてあたしが殺す、あたしが背負う。」
 言葉と共に、頭の向日葵が揺れていた。
 そして、向日葵を模した丸盾を手に駆けだす羽堤を見て、
「だったら喰い殺してやろう、生き物としてなァ。」
 水鏡も、肉塊へと駆け寄っていった。

 近づく羽堤に対し、人の腕のような触手を伸ばして振り回す肉塊。
 手にした丸盾で受け、そのまま花弁のように伸びる刃で斬り飛ばす。
「一瞬でも早く、終わらせてやる。」
 叫びをあげようと肉塊が頭部が浮き出させれば、炎を纏う拳で殴りつけ、叩き潰す。
 肉塊を殴り、盾で斬りつけ……
「痛みを考えられる前に殺す……!」
 そんな羽堤を、肉塊の端から伸びた腕が横から狙っていた。
「それならよォ、」
 しかし、その腕達が鞭のように振り下ろされるよりも早く、水鏡の腕から触手が伸び、絡み付く。
 風の刃を纏う触手に斬り刻まれ、腕は塵へと変わっていった。
「焼き加減は任せたぜェ?」
「ああ、いくぜ!」
 勢いよく羽堤が応えた、その時……突き入れた拳がゾブリと抵抗なく、肉塊に呑まれた。
 そして、一部を万力で圧搾されるような痛みが腕にはしる。
「く……!」
 食らいつかれた……そう気が付いた時、羽堤は呑まれた自身の腕へと意識を向ける。
 腕に宿る太陽の力を開放し、肉塊の内に太陽が生み出され……その灼熱に、肉塊が爆ぜた。
 自身の腕ごと吹き飛ばした羽堤もまた無事ではなく……。
「アンタらが受けた痛みに比べれば、こんなの全然痛くなんてないよ……。」
「派手にやるじゃねェの。」
 焼け焦げた肉塊が跳ね飛ぶ中、まだ動きを止めないものたちへと触手を伸ばす水鏡。
 小さくなったそれらを絡めとり、燃え上がる触手が焼き焦がす。
「悪ぃな……オレも腹減ってるんだ。」
 ちょうどいい焼き加減の肉塊に喰らいつき、貪る水鏡。
 ……その背中を掴む手に気が付き、
「分かったよ……これで終わりだ。」
「……ごめんな。」
 羽堤の手に宿る太陽の力を受け、水鏡はその力を宿す触手で辺りを薙ぎ払い……周囲の肉塊は、全て塵と化していた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『『戦争卿』ブラッド・ウォーデン』

POW   :    開戦祝え銃砲連打の凱旋歌
【異形の狙撃砲から放つ血色の砲弾の大量乱射】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を敵対者を自動攻撃する射撃兵器群に変え】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD   :    “血塗れ傀儡”聖堂騎士団
自身の【領地内の人間・動植物全ての生命力と精神力】を代償に、【百年前の戦死者を素材とした千人の重装騎士】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【生命力吸収能力を付与された斧槍と散弾銃】で戦う。
WIZ   :    己を見よ、汝の名は『獣』なり
【戦意、敵意、害意、殺意、哀れみ、憎悪】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【対象本人と寸分違わぬ分身と武装】から、高命中力の【対象本人の最も殺傷力が高いユーベルコード】を飛ばす。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

 肉塊が動かなくなった……その時、ぱちぱちと手を叩く音が響いた。
「お見事お見事……やはり見込んだ通りだ、猟兵達よ。」
 歪な狙撃銃を抱える吸血鬼の拍手は、今までの戦いを称えるもの。
 ……猟兵達が村人を守り、その村人を殺したことを。
「領民に翻弄されるその様、儀式の余興として申し分なし。」
 その手にカラスが止まり、吸血鬼が指を鳴らすと……何かが、吸血鬼の周囲の地面に集まるのを感じた。
 一部の者には理解できる、それは……魂。
「君らの力によって、我の願いは成就する。」
 地面から起き上がるのは、重装の騎士達
 集まる魂は、過去に吸血鬼の配下であった者たちを呼び起こした。
「それでは始めよう……新たな戦い、新たな戦争を!」
羽堤・夏
そっか
お前が黒幕か…あたしは夏。
防人、夏。
人を材料扱いする戦争なんか…全部燃やし尽くしてやる。
今のあたしは…機嫌が悪いんだ!!

コード使用
これまでまき散らした炎を凝縮、光弾にし【怪力】でぶん殴って撃つ
どんな重装備だろうと貫く、一mはあろう超高熱の光弾
重装騎士の防御も鎧も貫いて狙うはただ一つ、戦争卿…灰すら残さねぇ。
途中で止められても、一度凝縮して破壊力を増してる炎だ
爆発のごとく焼き尽くす!1

【継戦能力】で消耗を抑えながら光弾を撃ち
散弾を超高熱で着弾前に迎撃
突破し接近してくる騎士は【捨て身の一撃】【属性攻撃】【怪力】
吸収された生命力も消し飛ぶ鉄拳を放ち迎撃
痛いのは【激痛耐性】で我慢だ…!


水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:アノン
UDCを纏った黒狼の姿。
「……獣だけど。だから何だよ?」
苛立ちではなく純粋な疑問。まァ殺す気も喰う気もあるケド。殺傷力が強いのは『黒き獣の狂撃』の攻撃力重視かな。
「オレの身体(UDC)だ、オレに従え!」
足元からUDCを地面に伸ばし、重力属性の触手で行動を阻害。前足の一撃を受け止め、激痛耐性で耐えつつ相手UDCを取り込む。中身(分身)は興味ねェからそのまま喰う。銃撃は野生の勘で回避しつつ、カウンターで電気属性の触手を当ててマヒ攻撃、しびれたら噛みつきで部位破壊を狙う。
「ヴァンパイアは結構美味いからな。テメェが増えりゃあイイのによォ。ヒャハハハハッ」


カイ・シュリック
余興、か
やはり吸血鬼らしい吸血鬼は安心する
……それを殺すのが俺の仕事だからな

相手にネガティブな感情を抱かかないのは不可能だ
ユーベルコードは発動するだろう
それで呼び出されるのは俺の分身?
最も殺傷力が高いユーベルコードは『鈴蘭の嵐』だろうか
それなら俺も同じものをぶつけるだけだ

仮に同じ能力の分身だとしても、その心は全く違う
俺はダークセイヴァーの復讐代行者
この領地で殺された人達が望むのはきっと無念を晴らす事
それをするためにここに来た
だから……それが果たされるまで、俺は倒れる訳にはいかない

【オーラ防御】で身を固めつつ、分身と吸血鬼の【傷口をえぐる】事をひたすらに続ける
お前達が滅ぶまで、絶対に耐えてみせる



「余興、か。やはり、やはり吸血鬼らしい吸血鬼は安心する。」
 愛用の焼き鏝を手に、吸血鬼へ語り掛けるカイ。
「……それを殺すのが俺の仕事だからな。」
「なるほどなるほど、君は復讐屋だな? くっくっく……君のような者はどの時代にもいるものだ、楽しみだよ。」
 カイの見せる、殺意の視線もどこ吹く風……それすらも楽しい、と言いたげな吸血鬼の態度だった。
「そっか、お前が黒幕か……。」
 じゃり……と地を踏みしめ、一歩前に出る羽堤。
「あたしは夏。防人、夏だ。」
「夏か、良い名前だ。相手の名乗りに返さぬのも失礼というもの、我も名乗ろうではないか。」
 ばさりと上着を翻し、
「我はブラッド・ウォーデン。我を知る者には、戦争卿と呼ばれておる。」
「……あー、そうかい。」
 一方、全然興味がないといった雰囲気で呟くのは水鏡。
 自身を黒いUDCで覆い、狼のような姿に変わって、
「とっとと始めようぜェ? いい加減、腹ァ減ったしよ。」
「くっくっく、すまんね……久しぶりに戦争ができそうでな、我も舞い上がっていたようだ。」
 ぎりり……奥歯をかみしめる音に視線を向ければ、羽堤が頭の向日葵を揺らしながら睨みつけていた。
「人を材料扱いする戦争なんか……全部燃やし尽くしてやる。」
「ああ。この領地で殺された人達が、戦争など望むはずがない。」
 カイも同様に武器を構え、二人は駆け出していく。
「今のあたしは……機嫌が悪いんだ!!」
「俺は村人の無念を晴らす、そのためにここに来た!」
「くっくっく……いいぞ、さぁ楽しみたまえよ!」
 そして、吸血鬼も応じながら重装騎士達を前に立たせ……
「……まぁ、はじめっか。」
 水鏡も二人の後に続いて行った。

「集中、集中……。」
 羽堤の握る手に、炎の輝きが宿り……手を開いた時には、光弾と化していた。
 手を離れるとともに大きくなり、一抱えもあるほどになった時、
「貫け必殺! アライズ……サンシャイン!!」
 叫びと共に殴りつけて超高熱の光弾を吹き飛ばし、その光弾は重装騎士達を貫き焼き尽くしていく。
「ほう、口だけではないようで何よりだ。くっくっく、ではこういう趣向はどうかな?」
 パチン! と吸血鬼が指を鳴らすと……騎士達の前に二人の人影が立っていた。
 焼き鏝を持つカイと、黒い狼のような水鏡。
「己を見よ、汝の名は『獣』なり。」
「……獣だけど。だから何だよ?」
「くっははは! 確かに確かに、貴殿はそうとしか言いようがないな!」
 純粋な水鏡の疑問に吸血鬼は笑っているが、水鏡は自身の分身を見つつ油断なく構える。
 相手も同じように、様々な属性を持つ触手を生やし始めたからだ。
「俺と同じ姿……なるほど、それが使うのは俺の最も殺傷力の高い技、ということか。」
 カイが思い浮かべる技……それを使おうと焼き鏝を構えると、同じように構える相手。
 その手にある二振りの焼き鏝が、同時に鈴蘭の花弁へと変わって飛び散った。
「それなら俺も、同じものをぶつけるだけだ。」
 鈴蘭の花弁が飛び交い、カイとその分身の身体を斬り刻んでいく。
 その中を2体の水鏡が、お互いを喰らおうと駆け出し……分身の足が地面に縫い付けられる。
「……ほう?」
 よく見れば、分身の足もとに水鏡の触手が伸びていた。
 触手の放つ重力に捕らわれた分身は、迎え撃つ形で前足で殴りつける。
「オレの身体(UDC)だ、オレに従え!」
 水鏡はそのまま受け止め、自身の身体に沈みこませ、取り込もうとしていた。
 お互いの生やす触手からは雷撃が走る中、鈴蘭の花弁が分身を刻み始める。
「ありがとうよ、じゃあ頂くぜェ!」
 動きの弱った分身を、水鏡の牙が捉えた。
「……仮に同じ能力の分身だとしても、その心は全く違う。」
 同じだけの花弁で斬り刻まれた、分身とカイ。
 しかし、同じ傷を負ったとしても、
「俺は復讐代行者……ここの住人の望みである、無念を晴らす。」
 執念と言ってもいい、カイの気迫はオーラと化して、襲い来る花弁の力を削ぐ。
「それが果たされるまで、俺は倒れる訳にはいかない。」
「あたしもいくよ!」
 重装騎士を抑え、光弾を手にした羽堤。
 そのままカイの分身へと光弾を放ち、分身の脇腹を抉るとともに花弁を焼き払う。
 傷を抉るように花弁が殺到し……分身は動きを止めた。

 パチパチと手を叩く音が響き、
「素晴らしい、容易く倒すか。」
「……容易くはねえだろ。」
 疲れたように呟く水鏡に向け、残った重装騎士が散弾を向けるのを見て取った羽堤。
 手にした光弾を殴りつけ、散弾のように放って焼き落とし、
「残りはあんただ、いくぞ!」
「ヴァンパイアは結構美味いからな。テメェはどんな味かなァ? ヒャハハハハッ!」
「ああ、殴りつけてやれ。」
 カイの放つ鈴蘭の花弁に道が開き、羽堤と水鏡が吸血鬼へと肉薄した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

鈴木・志乃
(すうっ)【オーラ防御】展開
(マイクに破魔の祈りを高速詠唱で乗せて、拡声による大声で叫ぶ衝撃波なぎ払い攻撃)

あたしの惚気をきけえええええええええええええっっっ!!!
※以下、戦場で唐突に始まる惚気という謎の【精神攻撃】

私の恋人はおじいちゃんだけど言動は超紳士
(【第六感】で攻撃を【見切り】ながら走り回る)
さりげなく椅子引いてくれて、お茶も淹れてくれて美味しいんだよ
(走りながら飛びながら油ぶちまけて回る)
でも最近会えないんだよね!
手紙も返信寄越さないし
(容赦なく【高速詠唱】で発火)
忙しいのは分かってるけど一言あったって良くないですか?!
(早口で捲し立てつつ声の【催眠術】で頭回らなくする)


ガルディエ・ワールレイド
テメェの能力は確かに脅威だ。だが、その強さはあくまで亡くなった人々の命の重さによるもの。テメェ自身は薄っぺらいんだよ。
だが、戦争には付き合ってやろう。村人達の弔い合戦だ。

◆戦闘
【開戦祝え銃砲連打の凱旋歌】対策
【万の軍勢】を発動。創造した城塞の城壁で、砲弾の大量乱射を受け止めるぜ。
その結果、城壁が敵の射撃兵器群に変化するだろうが、元々はこっちの城塞だ。城塞内部に集っていた軍勢の歩兵を使って、射撃兵器群を即座に内部から攻略させる

そして、俺自身は、城塞で用立てた騎馬を駆り、召喚した騎兵と共に出撃
武装は《怪力/2回攻撃》を活かす魔槍斧ジレイザと魔剣レギアの二刀流
戦場の流れを《見切り》、敵将を直接狙うぜ


霧島・絶奈
◆心情
…正直、期待外れです
先程までの策を鑑みるに、かなりの知恵者かと思っていましたが…
案外底が浅いのですね

◆行動
確かに必殺の一撃を返すのは有効でしょう
…ですが、武装もユーベルコードも、そして私自身も手段の一つに過ぎません

<真の姿を開放>し戦闘

【罠使い】の技能を活かし【目立たない】様に「魔法で敵を識別する指向性散弾とサーメート」を設置

設置後に『涅槃寂静』にて「死」属性の「濃霧」を行使

加えて私自身も【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】

負傷は【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復

…言ったでしょう?
ユーベルコードなど手段の一つだと
私の持ち得る全てを有効活用出来てこそ私なのですから


願夢・貴宝
殺す敵も従える兵もいなければ戦争などと呼べんからな
回りくどい下準備はこの為か
そして舞台に上がったという事は全て揃ったのだろう?
ならばさぁ、始めようぜ
死の恐怖と踊る殺し合いって奴をよぉ!


銃撃は激痛耐性で無視して直進
銃口から急所に当たると予測し見切った弾のみ叩き落す
それ以外は弾丸が肉を抉り骨を穿とうと最短最速で接敵
近接戦闘が出来る頃には自分の血で全身血塗れだろうぜ
それを利用し【羅刹天の呪鎧】
全身と武器を炎で覆い
生命力吸収と怪力をのせた2回攻撃で切り結び焼き尽くす
距離を取るなんてツレねぇ真似はしてくれんなよ?
まぁやったとこで逃さねぇがな
負傷は喰らった生命力で修復して再度接敵
敵が灰になるまで殺し合うぜ



「殺す敵も従える兵もいなければ、戦争などと呼べんからな。回りくどい下準備はこの為か。」
 願夢の呟きに、重装騎士の群れが視線を向ける。
 黒い外套の下から闇の色した刃を掴み、
「そして……舞台に上がったという事は、全て揃ったのだろう?」
「その通り! 我らの想定する敵たる猟兵、それを打ち払う騎士……」
「……くだらない。」
 辺りを静寂が支配する。
 吐き捨てるような霧島の一言に、吸血鬼も含めて動きが止まっていた。
「案外、底が浅いのですね? 先程までの策を鑑みるに、かなりの知恵者かと思っていましたが……正直、期待外れです。」
「そうだな。」
 同意をしたのはガルディエ。
 左目を赤く輝かせ、相手の騎士達を見渡しながら言葉を続ける。
「テメェの能力は確かに脅威だ。だが、その強さはあくまで亡くなった人々の命の重さによるもの。」
 魔剣を吸血鬼に向け、
「テメェ自身は、薄っぺらいんだよ。」
「はっはっは……そうかそうか、君達にはそう見えるか。」
 吸血鬼はニヤニヤと……今まで浮かべていた、おもちゃを喜ぶ子供のような笑いとは違う笑みを浮かべていた。
「ならば、これより始めるは合戦ではない。……殺し合いといこうではないか。」
「どちらでも、そうはかわらないでしょうに。」
 失望もあるが、戦いは近い……それを感じた霧島も、ニヤリと口元をあげて応えている。
「だが、戦争には付き合ってやろう。村人達の弔い合戦だ。」
「ならばさぁ、始めようぜ。死の恐怖と踊る殺し合いって奴をよぉ!」
 実直に受けて立つガルディエの後ろから願夢が跳び出し、吸血鬼の操る重装騎士たちも動き出した瞬間……両者の間に、一人の人影が降り立った。

「あたしの惚気をきけえええええええええええええっっっ!!!」
 ……今度こそ、戦場が凍り付く。
 マイクを手に大音量で叫び声をあげる鈴木に、両者動きを止めていた。
「私の恋人はおじいちゃんだけど、言動は超紳士! さりげなく椅子引いてくれて、お茶も淹れてくれて美味しいんだよ!」
 歌いながら踊って回り、動きのない重装騎士たちの間を駆ける。
 その手に持つ油をばらまきながら。
「でも最近会えないんだよね! 手紙も返信寄越さないし!」
 軽く怒りの篭もる歌詞に、発火の呪力を乗せて叫ぶ。
「忙しいのは分かってるけど、一言あったって良くないですか?!」
 ドーン! ……鈴木の周りに魔力の花火が上がる。
 それと同時に、重装騎士たちの身体が燃え上がり、もがき苦しんでいる。
「……以上、最近の私でした。」
「あっははは! そこの吸血鬼より、よほど傑作ですね。」
 ペコリと猟兵達の側を向いておじぎをする鈴木に、ケラケラと笑う霧島の声が戦場に響く。
「く、貴様ら……!」
「おっと、させねえぜ?」
 吸血鬼が異形の狙撃砲を向けるのを見たガルディエ。
 その砲弾が乱射されると同時に、想像から城塞を生み出して防いでいた。
「……野郎。」
 射撃音が止まないのを見れば、城塞の中に自動砲台が大量に設置されていた。
「だが、元々はこっちの城塞だ。行くぞお前ら!」
 おお! とガルディエの声に応える兵士たち。
 ガルディエ自身も騎馬に跨り、通り道にある砲台を破壊していく。
 そして……まだ生きている砲台の上をかけていく、1人の影。
「この程度で止まるかよ!」
 願夢は放たれる砲弾を瞬時に見切り、急所に当たる物だけ的確に斬り払う。
 その他は撃たれるに任せ……気が付けば、身体は血にまみれていた。
「おや、傷だらけですね。大丈夫です?」
 吸血鬼の手前に霧島が立ち、願夢に言葉をかける。
 辺りには白い霧が立ち込めていた。
「……邪魔だ。」
「あら、冷たいこと。せっかく苦しむことなく……。」
「……あなたに殺せますか?」
 刹那、別の霧島の声が響き……姿を見せていた霧島を、指向性の地雷が吹き飛ばしていた。
 改めて願夢の背から現れた霧島へ、吸血鬼が叫ぶ。
「く……あれが貴様の一番の威力のある技ではないのか!」
「ああ、これですか……ええ、そうですよ。」
 手を翳し、辺りに死の霧をたちこめさせる霧島。
「それも手段の一つにすぎません。罠・武器・ユーベルコード……そのすべてを状況を見て使いこなせなければ、私はただのか弱い女にすぎませんからね。」
 ぎりり、と吸血鬼が奥歯をかむ音が響く。
 それと共に、願夢の身体から流れる血が爆ぜ、黒い炎となっていた。
「距離を取るなんて、ツレねぇ真似はしてくれんなよ?」
「貴様……。」
「まぁやったとこで逃さねぇが、な!」
 願夢は一気に飛び掛かり、黒炎を引く一撃を見舞う。
 腕を抉り、狙撃砲を弾き飛ばし……吸血鬼に傷を与えた分だけ、願夢の傷が治っていく。
「お前が灰になるまで続けようぜ?」
「ひっ!」
 背を向け駆けだす吸血鬼だが、後ろに立っていたのは騎馬に跨ったガルディエだった。
「どこへ逃げようってんだ、テメェ!」
 魔剣レギアに片腕を斬り飛ばされ、立ち竦んでいると……周囲を霧が包む。
 死を思わせる霧の中、武骨な槍が肩を刺し貫く。
「あなたが選んだ、私の一番を与えましょう。」
 霧島の槍に貫かれた吸血鬼が霧から現れ、二振りの刃が迫る。
「テメェは灰に!」
「なっちまいな!」
 黒炎を曳く闇色の刃が首を、振り下ろされた魔槍斧ジレイザは胴を切断し……言葉通りに黒い灰となって、吸血鬼は消えていった。

「みんなお疲れ様。」
「……ああ、お疲れ。」
 すっかりマイクを置いた鈴木の労いに、願夢は武器を収めながら応じていた。
「これで、村人たちの無念は晴れたか。」
「ええ、おそらく。」
 気が付けば、倒れていた重装騎士たちも塵となって消えていた。
 彼らがいたあたりを見降ろしていた、ガルディエと霧島。
 ふと……辺りを、何かが昇っていくのを感じた。
 それが何だったかは、解らない……しかし、猟兵達は確かに感じ取ったものがある。
――『これで、思い残すことなく、天へ昇れる』と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年01月20日
宿敵 『永遠の少年『ヨナス』』 を撃破!


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🔒
#ダークセイヴァー


30




種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠影山・弘美です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はレナ・ヴァレンタインです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト