「皆さん、お集まりいただき、感謝します。早速ですが、ブリーフィングを始めましょう」
そう言った人間の剣豪である松平・富嶽は地図を広げて、依頼内容の説明を始める。
「今回の舞台となるのは、越前国。現代日本で言えば、福井県にあたるところです。そこに『鷹野城』と呼ばれるオブビリオン城が出現しました。今回、猟兵の皆さんにやってもらいたいのは、その城を支配するオブビリオンの撃破です」
愛用の鉄扇で場所を指しながら、彼は説明を続ける。
「城に攻め入るには、まず侵入しなければなりません。今回の城は小規模なためか、城門は1つで、城壁もそんなに高くはないです。城門には門番がおり、周辺地域の人々が無理矢理やらされているようです。ですが、人数はそう多くありません。2名ほどで警備されているようです。力を活かして門を無理矢理破ったり、速さを活かして夜陰に紛れて城壁を乗り越えたり、賢さを活かして門番を説得や買収したりして、潜入すると良いでしょう。あ、買収する時に使うお金は各自で準備してください。私に今回できることは、皆さんを運ぶことだけですので」
えぇ~、とがっかりする声が猟兵たちから上がったが、富嶽は話を続ける。
「城に潜入後は、城を守る妖魔忍者たちとの集団戦闘になります」
そう言って彼は、猟兵たちに敵の資料を見せる。
「この妖魔忍者たちは既に滅んだ忍者の里で、非人間的な修行と殺し合いと人体改造によって造られた人間兵器です。武技や忍術、改造された肉体を利用して戦うそうです。また、忍者として必要とされる以外の精神は徹底的に破壊されており、妖魔忍者と人間的な交流を行う事は不可能なため、交渉も通じません。くれぐれも油断せぬように、戦ってください」
次に彼は城を支配する城主の資料を見せる。
「最後に皆さんが戦う城主ですが、名前は『鷹野権兵衛』という武将です。彼は生前、剣豪として名を馳せていたそうですが、仕えていた領主の城が敵に攻められて、自身も奮戦するが落城。焼け落ちる城中で自害したそうです。その怨念によってオブビリオンとして城と共に蘇ったのでしょう。城主であるだけに、妖魔忍者たちよりも戦闘力は高いようです。また、剣豪なので、刀による攻撃には十分注意してください。この城主を倒せば、城は消滅し、周辺地域に平和が訪れるでしょう」
説明を一通り終えて、彼は猟兵たちを見渡して、最後にこう言う。
「怨念や復讐を果たすために、罪もない無関係の人々を巻き込む蛮行は断じて許せません。猟兵の皆さん、どうぞよろしくお願い致します」
メガネペンギン
どうも、初めまして。メガネペンギンです。
初めてのシナリオですが、サムライエンパイアでの城主撃破を目指すシナリオとなっております。
今回の城主は剣豪です。私が思い浮かべる剣豪と言えば、塚原卜伝、上泉信綱、柳生宗矩などですね。
今回のシナリオの大まかな流れは、城に潜入→妖魔忍者との集団戦→城主『鷹野権兵衛』とのボス戦 となります。
初めてで不慣れなところもありますが、皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
皆さんのプレイング、お待ちしておりますよ!
第1章 冒険
『オブリビオン城への潜入』
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POW : 門を破るなどして無理やり潜入する
SPD : 潜入口を探す、夜陰に紛れ城壁を越える
WIZ : 門番など働かされた人々を説得・買収する
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六道・紫音
【紅紫】
・心情
怨霊と化した剣豪か…俺の剣を高めるにはこれ以上ない相手だ。
隠密潜入で無駄な消耗は抑え、一気に将の首を獲りに行こう。
「潜入はお前の得意分野だろ、頼むぞルビィ」
・潜入
ルビィの主導で隠密潜入、白昼堂々と壁超えをして城内へ。
狙うは誰にも気づかれずに潜入し、最短で敵将を目指す事。
「いつもながら思うが…ルビィは本当に潜入が得意だな」
ルビィには火を放ち敵を混乱させる計画があるらしい、策が成って斬る相手が出てくるまでは彼女に従って動き彼女をサポート。
「ああ、余計な雑魚で消耗したくないからな…」
ルビィ・リオネッタ
【紅紫】
「こっちの戦力が不確定なら、さっさと城主だけ狙いましょ」
暗殺できれば時間も消耗も少なく済むわ
城の地図があるなら入手して城主の居室への最短ルートを探す
『不可視の女王』でアタシとシオンとロープを透明化
白昼堂々塀を越えるわ
塀の向こうは飛んで偵察
相手も予想外だろうから、逆に見つからないかもね
城主の前にあたしは台所へ
油壺を蹴倒してかまどの火を移して騒ぎを起こすよ
落城の経緯を聞くとトラウマ物かもね
城が炎で焼け落ちて城主が焼け出されるなら良し
それは無理でも忍者が失火に対応しないわけにいかないもの
その隙をついて城主の間を目指したいわね
「うふふ。もしメインディッシュの城主だけ斬れたら、素敵じゃない♪」
ここは越前国。平穏だった地に、異様な城がそびえ立っている。そう、オブビリオン城『鷹野城』である。この地に平和をもたらすため、その城に今、猟兵たちが挑もうとしていた。
「こっちの戦力が不確定なら、さっさと城主だけ狙いましょ」
そう言ったのは、可愛らしい外見のフェアリーのシーフであるルビィ・リオネッタだ。彼女は相棒である人間の剣豪である六道・紫音とロープを『不可視の女王』で透明化させる。
「潜入はお前の得意分野だろ、頼むぞルビィ」
「ええ、任せなさい」
透明になった2人は早速ロープを使って塀を登る。小規模な城だったため、塀はそこまで高くなく苦労せずに登れた。城内へと入る前にルビィが塀の向こうを飛んで偵察し、敵がいないことを確認する。幸いいなかったため、2人は塀から降りて侵入に成功する。
「いつもながら思うが…ルビィは本当に潜入が得意だな」
ルビィの手際の良さに、紫音は率直に褒める。
「でも、ここからが本番よ。あたしの計画通り、まずは台所へ向かうわよ。そこで火をつけて敵を混乱させるわよ」
「ああ、余計な雑魚で消耗したくないからな…」
2人の最終的な狙いは城主の居室への最短ルートを探し出して、なるべく妨害に合わないように城主を討ち取ることだ。そのために騒ぎを起こして、あわよくば城の地図を手に入れて、そのまま城主の下へと向かうという算段だ。2人は台所を探しながら城内を歩き回り、そこに何とかたどり着く。だが、ここでトラブルが起きる。
「くっ…」
今まで2人を透明にしていたルビィの『不可視の女王』が彼女の疲労の限界により、解除されてしまった。
「大丈夫か、ルビィ?」
紫音がそう心配した時だった。台所へと近づいてくる足音が聞こえてきたのだ。2人は急いで物陰へと隠れる。台所に来たのは門番とは別の城内の見回りの兵士だ。兵士は台所を見回す。その様子を見ていた紫音は刀に手をかける。
「(…やるか)」
そう思って打って出ようとした時だった。兵士は2人に気づかず、台所を去る。2人はホッとし、早速油壷を倒して火をつけて、すぐにここを去る。目指すは城主の下だ。
苦戦
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イヴ・イルシオン
「門番が二人……とりあえず一人を無力化しますか」
子供らしい振る舞いで門まで近づき、道を尋ねようとする
「門番さーん! 私、道に迷っちゃって~、一番近くて人の多い場所へ案内してもらえませんか~?」
最近身に付けた無邪気な子供の雰囲気を出しながら近づくです。ある程度近づければ上等です
そこから武器を弾き飛ばした後などに喉元に鉄塊剣を当てて脅してやるです
「ここが一番近くて人が多いのです。さっさと城の中に案内しやがれなのですよ」
もう一人の門番に動いたらこいつを殺すと言って言う事を聞かせようとするです
協力的なら門を開けて貰い、非協力的なら門番を物理で黙らせた後に門をブレイズキャリバーで焼き払って中へと侵入です
リィン・エンペリウス
城主を倒すなんてなかなか凄そうなことだね・・・ちょっと楽しみだよ。
まずは城門を突破しないといけないんだね。ボクはビーストマスターだし、周辺にいる動物達と協力してもらって、城門を破ろうかな。出来れば熊とか猪とか、強そうな子が来てくれるといいんだけど。
どれくらい集まってもらえるかもわからないし、もし壊せなかったら困るので、ライオンライドを使ってボクも城門破壊に参加しておこう。
御門・セツ
こそこそするのは苦手だし性に合わないから、堂々と正面から乗り込むのが一番!
見張りの人は一般人みたいだし、ちょっと脅し……理由を言えば通してくれるはず。最悪、振り切って門を壊して押し通ればいいんだしね。
さー、どんなのと殺り合えるのか今から楽しみだな
一方、門の方には3人の猟兵が向かっていた。ミレナリィドールのブレイズキャリバーであるイヴ・イルシオン、妖狐のビーストマスターであるリィン・エンペリウス、羅刹のバーバリアンである御門・セツだ。3人は直接門を突き破って、侵入しようとしていた。
「じゃあ、僕は周辺の動物たちに協力を仰いでみますよ」
そう言ったリィンは動物たちを呼んでみる。その間にイヴとセツが門へと近づく。門番の人数は2人だ。
「…とりあえず一人を無力化しますか」
先にイヴが門番へと近づく。
「門番さーん! 私、道に迷っちゃって~、一番近くて人の多い場所へ案内してもらえませんか~?」
彼女は最近身に付けた無邪気な子供の雰囲気を出しながら、門番へと近づく。
「何だ? ここはガキが来るところじゃないぜ。とっとと家に帰りな」
そう言った門番の1人がイヴへと近づいた時だった。イヴは即座に門番の持っていた武器を弾き、鉄塊剣を喉元へと当てる。
「なっ…!?」
あまりの突然のことに門番たちは動けずに驚く。
「ここが一番近くて人が多いのです。さっさと城の中に案内しやがれなのですよ」
剣を突き付けたまま、イヴは脅す。
「き、貴様…何奴だ!?」
もう1人の門番が刀を抜いて構える。その様子を見たイヴはこう言い放つ。
「おっと、それ以上動くんじゃないのですよ。動いたらこいつを殺しますよ。大人しく言うことを聞くのです」
「ぐっ…」
門番たちは感じていた。こいつは普通じゃない。我々では勝ち目はない。だが、城主に逆らえば殺されてしまう。門番たちは迷う。そこでセツが声を掛ける。
「あの~、すみません。私たち、猟兵なんですけど、ここを通してもらえないでしょうか? ここの城主をぶっ飛ばして、この地を平和にしに来たので」
「な、何だってー?!」
城主をぶっ飛ばすというのを聞いて、門番たちはさらに驚く。
「た、確かに猟兵たちが江戸幕府のお墨付きで諸国を漫遊し、オブリビオンを成敗しているのは聞いたことがあるが…いくらあんたらでもあの城主には勝てっこない!」
「そ、そうだ! 配下には化け物みたいな忍者の集団もいるんだ! あいつらに襲われたらひとたまりもない!」
門番たちは彼女たちを止めようとそう訴えかける。
「…どうやら実力行使するしかないようですね」
そう言ってイヴが門番の1人を殴って黙らせようとした時だった。
「よ、避けて~!」
「…え?」
一同は声がした方を見る。その先には強そうな大きな熊に乗ったリィンがこちらにものすごい勢いで突撃してきていた。それを見たイヴたちはすぐに避けて道を開ける。熊は吠えながら門へと体当たり。見事、門を打ち破る。
「あ、ああ…」
破られた門を見た門番たちは呆気にとられる。
「…とりあえず通っていいですか?」
「…もう、勝手にしてくれ」
もうどうにもならないと思った門番たちは3人を城内へと通す。
「さー、どんなのと殺り合えるのか今から楽しみだな」
無事に城内へと入れたセツは嬉しそうにそう言う。猟兵たちの戦いはこれからだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
「…やれやれ。門がこうもあっさりと破られるなんて」
門番の1人が一緒にいたもう1人にそう言う。
「けどよ、幕府が猟兵たちを送ってきたんなら…俺たち、助かるんじゃないか?」
「いやいや…俺たちが見たのはたったの3人だぜ? 3人じゃあ、勝つのは難しいんじゃないかな…」
「…そうだよな」
そう言って、門番の2人は門を応急処置で閉めて、警備を再開したのであった。
紫崎・宗田
隠密行動は得意じゃねぇ
つーわけで、正々堂々と城門へ
「あんたらが門番だな」
聞いていた通り、とても手練れには見えない
「俺は傭兵だ。城主に話がある。通してもらうぜ」
まぁ…現役じゃねぇが、生業にしてた時期があるのは事実だ
それでも止めるっつーなら問答無用でブチ破るだけだな
近くに居ると怪我するぜ?
人間共に被害がいかないよう気を配りつつ目の前で門を叩き壊す
「あんたら一般人だろ。城主が怖ぇのか?」
敢えて直接かまをかける
もしそれを認める、またはそれっぽい挙動を見せれば
「安心しろ、城主は俺らが倒す。
だがそれだけじゃねぇ。
あんたら一般人を守るのも、仕事のうちだ」
死んでも守ってやるよ
ニヤリと笑い、隙を見て強行突破
警備を再開した門番たちの前に、1人の男が現れる。羅刹のバーバリアンである紫崎・宗田だ。
「あんたらが門番だな」
宗田は門番たちに話しかける。
「ここは立ち入り禁止だ。立ち去れ」
門番たちは宗田の前を塞ぐようにして立ちはだかる。その様子を見た宗田はこう続ける。
「俺は傭兵だ。城主に話がある。通してもらうぜ」
「城主様は傭兵なんぞ呼んではいない。立ち去るがいい」
頑なに城内へと入れようとしない門番たちに、宗田はかまをかけることにした。
「あんたら一般人だろ。城主が怖ぇのか?」
「なっ…」
「そ、それは…」
門番たちは答えに口ごもる。肯定と見た宗田はこう言う。
「安心しろ、城主は俺らが倒す。だがそれだけじゃねぇ。あんたら一般人を守るのも、仕事のうちだ。死んでも守ってやるよ」
「ま、まさか…」
「あんたも猟兵、なのか?」
その時だった。ニヤリと笑った宗田が門番たちの一瞬の隙を門へと強行突破。応急処置で閉められた門を『グラウンドクラッシャー』で叩き壊す。
「なっ…!?」
そのままの勢いで宗田は城内へと突入。残されたのは呆気に取られた門番だけであった。
成功
🔵🔵🔴
ユリ・アップルヤード
「忍者?侍? 知ったこっちゃないし興味もなし! どんなところでも機械の躍動が1番美しくて逞しい!!」
ユーベルコードで機械巨人を召喚して真正面からぶち破るよ。
巨人の後ろに隠れるようにしながら戦おう。
後ろから不意を打たれないように、なるべく壁を背にして動き回る。
小手先の戦闘技術は向こうの方がうまそうだからね、こっちは大きさを活かして横に薙いで範囲を広めに攻撃していこう。
もちろん上手くかいくぐられることも考えられるから、そこは抜けられるルートを想定しつつ、万が一抜けてきたら私自身が殴り飛ばせるように準備しておく。
周りに巨人を使って投げつけられたり、薙ぎ倒して妨害したりできるものがあれ、積極的に使う。
猟兵たちに次々と門を突破されていった門番たち。その顔には疲れが見えていた。
「はぁ…こんなにも突破されたら、絶対に城主に殺されるよ」
「俺たち、どうなるんだろうな…?」
はぁ…とため息をつく門番の2人。その時であった。ガシャン、ガシャンと音が聞こえてきたのである。
「ん? 何だ、この音?」
「お、おい! あれを見ろ!」
門番たちが見た光景。それは3m以上はある蒸気駆動の機械巨人が、門に向かって歩いてくる光景である。
「忍者? 侍? 知ったこっちゃないし興味もなし! どんなところでも機械の躍動が1番美しくて逞しい!!」
その機械巨人を後ろで操っていたのは、ダンピールのスクラップビルダーであるユリ・アップルヤードであった。彼女はユーベルコードの『Only My HERO!(オンリーマイヒーロー)』を発動して、機械巨人を召喚し、操っていたのである。
「ななな…何だ、あれは?!」
「見たこともない人形が歩いてくるぞ!」
門番たちは武器を構えながらも、1人は怯えていた。機械巨人が薙ぎ払うように腕を横に振る。門番たちは攻撃を避けるが、怯えていた方は尻餅をつく。戦意を喪失しているようであった。
「ま、まだだ! 操っている本人さえ止めれば…!」
残った門番がユリの方へ接近する。巨人の攻撃をかいくぐり、ユリに近づくが…。
「えいっ!」
「ぐはっ?!」
すでに殴り飛ばせる準備をしていたユリに返り討ちにされて、門番はその場に倒れて気絶する。
「じゃあ、通らせてもらうよ~」
ユリは機械巨人で門を破って、城内へと侵入。最早止められる者はいなかったのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『妖魔忍者』
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POW : 忍法瞬断
【忍者刀】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : 忍法鎌鼬
自身に【特殊な気流】をまとい、高速移動と【斬撃による衝撃波】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : 忍法鬼火
レベル×1個の【鬼火】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
👑11
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「火事だ! 火事だぞ!」
城内で見回りしていた兵士たちは、火元である台所へと向かって消火作業を行っていた。猟兵たちはその隙をついて、城主がいる居室へと向かう。その道中だった。
「……」
猟兵たちの行き先を塞ぐように立ちはだかる異形の忍者。そう。彼らはこの城を守る妖魔忍者であった。
イヴ・イルシオン
「先陣を切る者は必要でしょう、斬りたくてウズウズしてるので私が先に突っ込むとしますかね」
【武器改造】で義手に遠距離のアサルトウェポンを組み込み準備です
(今回の相手は私と似た生い立ちだから分かるです、ここで奴らが私に斬られたとしても別に不幸ではないでしょう)
過去に失った右腕に義手を装着し準備完了
真の姿を解放しつつジェノサイド・トリガー発動
【残像】を残しつつ移動し、【怪力】を含んだ『黒鈴』の一撃で敵を斬り捨てるです
義手でも殴り義手で防ぎ、さらに射撃で牽制、追撃、詠唱妨害。集まってる敵には【一斉掃射】です
「まぁ、悲鳴を上げてくれた方が私は盛り上がっちゃいますけどねぇ
!!!!」
喰い散らす、狂気のままに
リィン・エンペリウス
忍者との戦闘だね。頑張って倒してみようか。
(城門を破ってくれた熊くんにお礼をいいつつ)
引き続き、城門を破ってくれた熊くんと協力して戦ってみよう。
【動物と話す】を使って熊くんに同時に攻撃する作戦を伝えて、ボクと熊くんの連携攻撃【2回攻撃】で攻撃していこう。
忍者なので、不意打ちの攻撃もあるかもしれないけどそこは【野生の勘】を研ぎすまして、不意打ちを食らわないように気を付けよう。
仲間の攻撃や、ボクと熊くんの攻撃で敵がひるむタイミングが出来たらライオンライドで敵に体当たりするよ!
御門・セツ
やっと戦える相手が出てきた!!
忍者だし機敏そうだし【グラウンドクラッシャー】で足元を破壊して動きを抑制しつつ、間合いを計って仕留めていくのがよさそうだね。破壊はやり過ぎると自分まで動きづらくなりそうだから考えてやらないと。
出来れば一気に詰めてドカーンとやりたいけど、後も控えてるしここは慎重にやるしかないかないね。
猟兵たちは城主の居室に進むために、妖魔忍者たちの殲滅を開始する。先陣を切るのはイヴだ。
「先陣を切る者は必要でしょう、斬りたくてウズウズしてるので私が先に突っ込むとしますかね」
そう言った彼女は【武器改造】の技能で義手に遠距離のアサルトウェポンを組み込んで準備をする。
「(今回の相手は私と似た生い立ちだから分かるです。ここで奴らが私に斬られたとしても別に不幸ではないでしょう)」
無感情な戦闘用殺戮人形として創造された過去を持つ彼女。妖魔忍者も人間兵器である。だが、気持ちは分かっても、倒すことに何の迷いなかった。過去に失った右腕に義手を装着し、準備を終えた彼女は真の姿を解放しつつ『ジェノサイド・トリガー』を発動する。
「止められるものなら止めてみやがれってんですよ、このイヴ・イルシオン様をよおぉぉぉぉ──
!!!!」
狂気を全解放した殺戮者と変化した彼女は、忍者たちを蹂躙する。彼女の攻撃を避けようとした忍者たちは素早く動いたが、それが仇となる。イヴはユーベルコードの反動で理性を失ってはいるが、速く動く物を無差別に攻撃するのである。【残像】を残しつつ移動し、【怪力】を含んだ『黒鈴』の一撃で敵を斬り捨て、さらには義手でも殴り、射撃で牽制。まさに狂戦士であった。
「うわぁ…すごいなぁ。これは巻き込まれないように注意しないと」
イヴの暴れっぷりに驚きながらもリィンは、城門突破に協力してくれた熊の頭をお礼に撫でる。
「さて、ボクたちもそろそろ行こうか。もう少し協力をお願いできるかい、熊くん?」
リィンの問いかけに熊は元気よく吠えて答える。やる気満々のようだ。
「よし、それじゃ、行くよ!」
イヴの攻撃に巻き込まれないように、リィンと熊は忍者たちへと突撃する。リィンは突撃する前に【動物と話す】を使って熊に同時に攻撃する作戦を伝えており、2人は【2回攻撃】の連携攻撃をしていく。忍者たちもすかさず反撃したが、【野生の勘】を研ぎすましたリィンに避けられてしまう。
「やっと戦える相手が出てきた!! 私も行くよ!」
そんな中、セツも忍者の群れへと突っ込んでいく。忍者は機敏であると読んでいた彼女は、『グラウンドクラッシャー』で忍者たちの足元を破壊する。動きを封じられた忍者たちはセツに間合いを詰められて、バトルアックスで仕留められていく。
「今がチャンスだね、行くよ!」
セツの攻撃で動きを封じられた忍者たちを見たリィンはすかさず『ライオンライド』を発動。彼女の身長の2倍はある黄金のライオンを召喚し、それに騎乗する。
「いっけぇー!」
ライオンに乗ったリィンは動きを封じられた忍者たちへと突撃していく。忍者たちは避けることもままならず、次々と倒されていく。
「いいな~。私も出来れば一気に詰めてドカーンとやりたいな~」
リィンの活躍を羨ましそうに眺めるセツ。
「(だけど、後も控えてるし、ここは慎重にやるしかないかないね)」
そう冷静に考え直したセツは、確実に敵を仕留めていくのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
六道・紫音
ほぅ、ここで立ちはだかるか…忍だけはあって冷静だな。
だが俺の本命は貴様らではない、悪いが押し通らせてもらう!
・戦術
俺が先陣切って斬り込み、陸之太刀《絶佳》で一気に忍者集団を斬り伏せ、後に続く相棒ルビィが俺の討ち漏らしや仕留めきれなかった敵にトドメを刺す。
「ルビィ、先陣は貰うぞ」
居合構えで駆け出し、敵集団が俺に殺到せんとした刹那に陸之太刀《絶佳》を鎧無視と二回攻撃の技能を乗せて放つ。
「微塵に斬り裂く!」
攻撃後も脚は止めず、忍者達の反撃を見切りで躱し、再び絶佳を見舞う。
「フッ、相変わらずやるな!ルビィ!」
ルビィと息を合わせ、互いをフォローしながら連携して忍者達を撫で斬りにする。
ルビィ・リオネッタ
うまく混乱させられたみたいね♪
火事を起こしたのは他の猟兵に会い次第伝えるわ
敵に遭遇するまで相棒のシオンの肩で休憩~
「ふぁ?もう仕事ー?」
のびのび…んじゃ、いこっかー
・戦術
目立たないようシオンの背の死角に隠れるように飛んでいくわ
「暴れすぎるんじゃないわよ!シオン」
相棒の≪絶佳≫を見切って飛び出しすかさずシーブズギャンビット
早業+暗殺で打ち洩らしやまだ戦える奴を確実に仕留めるわ
忍者相手でも速さと回避では負けないつもりだよ
透明の蝶の羽で、ひらひら舞うように戦うわ
「ゆっくりしてられないもの!まだ大丈夫よね、シオン。どんどんいくよ」
火事で混乱してる今がチャンス
増援を呼ばれる前に城主の居室を目指すよー
既に交戦が開始されて激戦が繰り広げられる中、さらに2人の猟兵が到着する。
「ほぅ、ここで立ちはだかるか…忍だけはあって冷静だな」
自分たちが起こした火事騒ぎに対しても動じず、目の前の敵を見据える忍者たちを見て、紫音がそう言う。城内の見回りをしていた兵士たちは慌てて消火作業へと向かっているのに対し、忍者たちは火事騒ぎにも見向きもせず、ただ侵入者を駆逐しようしているのだ。
「ふぁ? もう仕事ー?」
相棒の紫音の肩で休憩していたルビィが欠伸をしながらそう言う。彼女は潜入の際、ユーベルコードの反動で大きく疲労してしまい、休んでいたのだ。そして伸びをして、彼女は相棒の肩から離れる。透明の蝶の羽を羽ばたかせて、戦闘態勢に入る。
「だが、俺の本命は貴様らではない、悪いが押し通らせてもらう! ルビィ、先陣は貰うぞ!」
そう言って、紫音は居合構えで忍者たちへ斬り込む。当然、忍者たちは紫音へと殺到する。だが、それが紫音の狙いだった。
「逃しはしない…陸之太刀《絶佳》!」
【鎧無視】と【2回攻撃】の技能を乗せて放った斬撃の衝撃波は、次々と忍者たちを斬り裂いていく。
「暴れすぎるんじゃないわよ! シオン!」
目立たないよう紫音の背の死角に隠れるように飛んでいたルビィが飛び出して、紫音が打ち洩らした忍者たちに対して『シーブズ・ギャンビット』を使用。【早業】と【暗殺】の技能を乗せたダガーによる素早い一撃で確実に仕留めていく。
「微塵に斬り裂く!」
紫音は攻撃後も脚を止めず、忍者たちの反撃を見切って避けながら再び『陸之太刀《絶佳》』を放つ。ルビィもそれに続いて『シーブズ・ギャンビット』で忍者たちを仕留めていく。まさに息の合ったコンビネーションである。
「フッ、相変わらずやるな! ルビィ!」
ルビィの舞うような戦いぶりに紫音が褒める。
「ゆっくりしてられないもの! まだ大丈夫よね、シオン。どんどんいくよ!」
2人は更に敵をどんどん倒していく。目指すは城主の居室だ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ユリ・アップルヤード
「あー、そういう改造かー。まーだ機械だったら、肉と混じってるのは気にくわないけど、可愛げあったのになぁ」
巨人を召喚するよ。
さっきの門番と違って実践慣れしてそうだから、戦いつつしっかり動きを見極めたいね。
城内だからそんなに広いスペースはないだろうけど、さらに狭い通路におびき出して戦うよ。
あとは狭い通路を利用して、巨人の攻撃を躱しづらく、かつ躱してもルートを絞れるようにしておく。
そこを私が潰すか、それとも私が止めて巨人がとどめを刺すかは、パターンを読まれないように色々組み替えていこう。
白の家財道具だったり、敵の死体だったり、盾にできそうなものは巨人で持ち上げて積極的に盾にしてくよ。
御剣・神夜
おや、これが妖魔忍者ですか
人としての心を捨てた哀れな忍び
教えてあげましょう。人でないあなたたちに、人であることの強さというものを
機動力は相手が上なので一度近づいたら話されないように気を付ける
鎌鼬で距離を取られて遠方から衝撃波で攻撃されたら野太刀を横にして受けながら強引に突っ込む
鬼火はリーチを生かしてかき消しながら忍者を攻撃する
壁などで野太刀のリーチが生かせないかもしれないがそんなのどこ吹く風と豪快に切り砕きながら攻撃する
「あー、そういう改造かー。まーだ機械だったら、肉と混じってるのは気にくわないけど、可愛げあったのになぁ」
戦場に到着したユリが妖魔忍者たちを見て、呆れながらそう言う。その隣には皆の後から潜入して駆けつけた人間の剣豪である御剣・神夜がいた。
「おや、これが妖魔忍者ですか。人としての心を捨てた哀れな忍び…。ならば、教えてあげましょう。人でないあなたたちに、人であることの強さというものを」
彼女はそう言いながら、愛刀である『豪刀・牙龍』を持って構える。それは身の丈はありそうな野太刀であり、女性が扱うには少々大きすぎるのでは思われるほどだが、彼女はこれを片手で振り回せるのである。
「いざ、参る!」
そう言って彼女は忍者たちへと突撃する。忍者たちは彼女の武器を見て、近距離でやり合うのは分が悪いと悟ったのか、距離をとって『忍法鎌鼬』や『忍法鬼火』を使用して遠距離攻撃を仕掛ける。斬撃による衝撃波や鬼火が神夜を襲うが、彼女は愛刀を横にして盾替わりにし、強引に突っ込む。そして愛刀のリーチに忍者たちが入ったのを、彼女は見逃さなかった。
「はぁっ!!」
鞘から放たれた『豪刀・牙龍』の刃が忍者たちを斬り裂く。龍の爪牙の如く鋭い切れ味の刃は、忍者たちを見事に一刀両断したのだった。
「さて、私もそろそろやるか~」
神夜の活躍を見て、ユリも負けじと『Only My HERO!(オンリーマイヒーロー)』を発動。城門を破壊する時も活躍した蒸気駆動の機械巨人を召喚する。
「(さっきの門番と違って実践慣れしてそうだから、戦いつつしっかり動きを見極めたいね…)」
そう考えた彼女は狭い通路におびき出す作戦をとる。城内なので先ほどの城外より狭いことを利用し、忍者たちが攻撃を避けにくいようにして、また避けられてもルートを絞りやすくするためである。その策は的中し、忍者たちは狭いところであまり身動きできず、ユリの巨人の攻撃を次々と食らっていく。運良く攻撃を避けた忍者が出ても、ユリ自身が仕留めたり、足止めして巨人が止めを刺すとパターンを読まれないように組み替えていく。ユリが最後の1体を倒した頃には、周辺に戦える忍者たちはもういなかった。それを確認した猟兵たちは先へと急ぐのであった。城主まであと一歩だ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第3章 ボス戦
『戦国武将』
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POW : 合戦具足
無機物と合体し、自身の身長の2倍のロボに変形する。特に【自分の城の一部もしくは武者鎧】と合体した時に最大の効果を発揮する。
SPD : 乱世斬
【日本刀による衝撃波を伴う斬撃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 戦国兵団
【自分に従う兵士達】の霊を召喚する。これは【火縄銃】や【弓矢】で攻撃する能力を持つ。
👑17
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「ご、権兵衛様! 城に火が放たれました!! 消火作業を続けましたが、火は鎮火できず広がるばかりです!」
「……」
ここは城主の居室。城主の『鷹野権兵衛』が城内の一般兵士から報告を受けていた。
「…分かった。ご苦労であった。今まで働いた褒美を取らせよう。近くに寄るが良い」
「は、はぁ…?」
権兵衛にそう言われた兵士はそのまま近づく。その時、権兵衛の刀が一閃。猟兵たちがちょうど到着した瞬間、彼らの前に何かが転がる。それは先ほどまで権兵衛と話をしていた兵士の首であった。
「…待っていたぞ。我がこの城主『鷹野権兵衛』である。侵入者たちよ、この権兵衛を討ち取る覚悟はあるか?」
血に濡れた刀を持って、権兵衛は猟兵たちの前に堂々と立ちはだかるのであった。
ユリ・アップルヤード
「合体ロボ、ねぇ。人が混じってなければ、完璧だったのにね。本物の機械を見せてあげよう、火縄も弓矢も通らない最高の機械を!」
アップルガレージスクランブルで、機械巨人リアンと偵察ロボットコロマルのコンビネーションアタックを仕掛けるよ。
コロマルは内臓のガトリングで牽制と撹乱。
リアンは鉄柱と大楯を装備して、薙ぎ払い叩き潰し、大楯と体の大きさを生かして味方のカバーも頑張ってもらおう。
半端な機械化でリアンのパワーを止められると思わないことね。アーマーを叩き壊してみせようじゃない。
大きくなれば、うちのリアンとそうそう速さは変わらないはず。
リアンにはしっかり防がせたら、そのままショルダータックルを狙わせるよ。
ルビィ・リオネッタ
シオンの肩でため息をつくわ
「あらら、味方を斬っちゃった
折角心配して報告に来たのに、火事でご乱心かしら」
・戦術
「シオンもね、思いっきり暴れましょ!」
相棒のシオンと連携して戦うよ
前後から挟んだり、位置を交換して息の合った攻撃を目指す
素早さと見切りで相手の攻撃を避けながら、早業で攻撃していくわ
関節や神経を狙ってマヒ攻撃もできないかな
相手が巨大化を使ってきたら…
「あたしに策があるの。大きいのはメリットだけじゃないのよ(片目を瞑る)」
「OK,シオン」
シオンに敵の目を引き付けて貰ったら、目立たないように後ろから近付いてグラウンドクラッシャー!
床や足元の地面を破壊して相手の足を嵌めるわ
「抗ってみなさいな♪」
六道・紫音
凄まじい太刀筋…これがオブリビオンに堕ちた剣豪の剣か。
お前なら俺の剣を更なる高みに引き上げてくれそうだ、悪いがその首頂くぞ!
・戦術
「ルビィ、いつも通り頼りにさせてもらうぞ!」
乱世斬を見切りで躱し、一気に肉薄して二回攻撃の技能を伴った斬撃で切り結ぶ。
「ただ剣だけを高めて来た、この技量だけは貴様に劣るつもりはない!」
俺の間合い、刀の距離を堅持しつつルビィと連携して飽和攻撃し攻め立て敵に自由を与えない。
「合わせろ、ルビィ!」
ルビィの攻撃で敵に隙が出来たら乾坤一擲、怪力を伴い鎧無視効果を乗せた壱之太刀《斬鋼》を放ち致命傷を与える。
「この刹那、獲ったのは俺だ!」
「合体ロボ、ねぇ。人が混じってなければ、完璧だったのにね」
そう言って、ユリが最初に歩み出る。権兵衛は構えを崩さないまま、待っている。
「じゃあ、本物の機械を見せてあげよう、火縄も弓矢も通らない最高の機械を!」
そう言って、彼女は『アップルガレージスクランブル』を発動させる。機械巨人リアンと偵察ロボットコロマルを召喚する。まずはコロマルが内蔵のガトリング砲で権兵衛を牽制、攪乱する。
「ふん、小賢しい真似を」
権兵衛は弾を容易く刀で弾き落とす。続いて、鉄柱と大楯を装備したリアンが薙ぎ払い攻撃を仕掛ける。
「ぬぅぅぅぅ…!」
権兵衛はそれを刀で受け止める。しかし、リアンのパワーは生半可ではなかった。次第にリアンが押し、権兵衛をふっ飛ばす。
「ぬおっ?!」
権兵衛は壁に叩きつけられて、膝を突く。
「半端な機械化でリアンのパワーを止められると思わないことね」
リアンの力を誇らしげにユリが語る。
「くくく…機械化、か。確かに我は機械化もできよう。だが、我は剣豪なり。機械化など不要! 剣で語り、ねじ伏せるのみ!!」
攻撃を食らいながらもすぐに立ち上がり、何と、権兵衛は自ら奥の手でもある『合戦具足』を使用しないことを宣言。これは彼が生前、剣豪だった名残なのだろうか。
「すげぇ…お前なら俺の剣を更なる高みに引き上げてくれそうだ」
オブリビオンに堕ちた剣豪の剣を見た紫音は興奮しながらも、ユリの攻撃に続くために愛刀である宝刀《皇月》を構える。
「あらら、味方を斬っちゃった。折角心配して報告に来たのに、火事でご乱心かしら」
一方、ルビィは紫音の肩の上でため息だ。だが、すぐに戦闘態勢になる。
「悪いがその首、頂くぞ! ルビィ、いつも通り頼りにさせてもらうぞ!」
「シオンもね、思いっきり暴れましょ!」
そう言って、2人は権兵衛へと突撃する。
「来るがいい、侵入者どもよ!」
そう言って権兵衛は『乱世斬』を放つ。日本刀による衝撃波を伴う斬撃が2人を襲うが、紫音は斬撃を見切って一気に接近。愛刀で2回攻撃を行う。
「ほう、良い太刀筋だ」
権兵衛も負けじと紫音の攻撃を受け止める。
「ただ剣だけを高めて来た、この技量だけは貴様に劣るつもりはない!」
紫音は続けて斬撃を与え、ルビィは敵の背後に回って攻撃を加え、連携攻撃を仕掛けていく。
「むっ…」
権兵衛は自分の体の異変に気付く。ルビィのマヒ攻撃が効いたのか、体の動きが鈍くなる。その隙を2人は見逃さなかった。
「合わせろ、ルビィ!」
「OK、シオン」
ルビィは目立たないように権兵衛の背後へ回り、『グラウンドクラッシャー』を発動。権兵衛の足元の床を破壊して彼の足を嵌める。
「抗ってみなさいな♪」
身動きできずにもがく権兵衛を見て、ルビィがそう言う。
「ぬぅ、小癪な真似を!」
権兵衛がもがいている隙に紫音が、権兵衛の懐に入り込む。
「壱之太刀…斬鋼!」
乾坤一擲、怪力を伴い鎧無視効果を乗せた斬撃が権兵衛を斬り裂く。
「この刹那、獲ったのは俺だ!」
手応えを感じた紫音がそう叫ぶ。
「…ふふふ、見事なり」
権兵衛は斬り裂かれた場所を手で押さえる。しかし、その表情は戦いを楽しんでいるかのように笑っていた。
成功
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御門・セツ
天守に向かいつつ、そろそろ大将戦になるのかな?準備運動もしっかり済ましたしここからはお遊びなしだね。
大将と相対したら自分の名を名乗り
「鷹野権兵衛!剣豪と呼ばれるその技、どれ程か見せて貰う!!」
肉薄して2回攻撃の技能を使いながら手数で力押し。
とにかく相手の意識が自分へ向くように攻め立て、他の猟兵達が攻撃に専念しやすい様にする。実際は少しでも敵の攻撃を受けてみたいだけだけど。
あとは、相手の隙が出来たタイミングで【羅刹旋風】を打ち込む。
傷を負って相手の強さを感じる度に笑みを浮かべたり、
終始、強敵である相手と戦うのが楽しい様子。
イヴ・イルシオン
「殺戮人形というのは殺す為には手段を選ばないのですよ」
『武器改造』で強化した『ナイトメア・カノン』で、遠距離から権兵衛に向かって【一斉掃射】
近づいてきたら弾切れになった様子をわざと演出し、【残像】を残してそこに攻撃させる瞬間に真の姿を解放しつつ敵の下に【ダッシュ】
武器を振る際に下がった腕を狙うです
『黒鈴』での居合いの構えから【怪力】【鎧砕き】を乗せた【弧月斬】で手首を狙って斬る事を目標とするです
「武将の象徴たる刀が使えねぇのは痛いですよね」
成功して隙が出来たのならば【弧月斬】の二撃目で止めを狙うですよ
「言ってみたかった台詞があるのですよ。死ぬが良い──なのです」
出来れば頂きたいですね、日本刀
鷹野権兵衛と猟兵たちの戦いはまだ始まったばかり。大将である権兵衛と相対したセツがこう名乗る。
「私の名は御門・セツ! 鷹野権兵衛! 剣豪と呼ばれるその技、どれ程か見せて貰う!!」
「ほう、元気な小童が出てきたものよのぅ」
傷を負いながらも、刀を堂々と構える権兵衛。
「じゃあ、行くよ!」
セツは接近し、手数で押して行こうと次々と攻撃を繰り出していく。されど、権兵衛はその攻撃を刀で受け流していく。
「甘いわ、小童!」
セツの隙を見極めた権兵衛が、彼女に向かってカウンターの斬撃を加える。彼女は斬撃を食らったものの、紙一重で致命傷を逃れる。
「ふふふ…戦いはこうでなくちゃ」
セツは強敵との戦いを楽しんでいるかのように笑みを浮かべて、再び攻撃を始める。
「殺戮人形というのは殺す為には手段を選ばないのですよ」
そこへ、セツとの戦いで夢中になっている権兵衛の様子を見たイヴが、隙を突いて『武器改造』で強化した『ナイトメア・カノン』で、遠距離から権兵衛に向かって【一斉発射】を仕掛ける。イヴの攻撃モーションを確認したセツは一旦、権兵衛から離れる。やがて権兵衛へと拡散砲弾が次々と撃ち込まれていき、炸裂していく。
「ぬぅぅぅぅ、遠距離攻撃とは厄介なことを!」
権兵衛はそう言いつつも、見切った砲弾は刀で斬っていき、イヴへと近づいていく。権兵衛が自分の間合いまで接近した時だった。
「ちっ、弾が切れましたか…」
イヴは弾を切らしたように、空になった弾倉を捨てる。
「好機!」
してやったりと思った権兵衛がすかさずイヴに対して斬撃を加える。だが、彼は手応えを感じなかった。彼が斬ったのは残像であった。
「遅いですよ」
権兵衛が気づいた時にはイヴはすでに真の姿を開放しつつ、彼の下をとっていた。
「おのれ…!」
権兵衛がすぐに刀を振り下ろそうとしたが、イヴはそれを狙っていた。愛刀である『黒鈴』での居合いの構えを取りながら、【怪力】と【鎧砕き】を乗せた『弧月斬』を手首付近に放つ。斬撃は見事に権兵衛の左手を切断することに成功する。
「ぐぅぅぅ…!?」
権兵衛は連続攻撃を警戒してか、すぐさま距離をとる。
「武将の象徴たる刀が使えねぇのは痛いですよね」
右手しか使えなくなった権兵衛を見て、イヴがそう言う。
「…ふん、何のこれしき。片手を失ったくらいでは、まだ我が命運は尽きぬわ」
右手だけで刀を持ちながら権兵衛がそう言う。しかし、良い流れが猟兵たちへと向いているのは確かであった。
成功
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リィン・エンペリウス
(熊くんにお礼を言い、この敵は危険だからもう戻ってもいいと伝える)
そんな簡単に命を奪うなんて・・・許せないよ!
周りにいる他の仲間と連携してライオンライドのライオンくんと一緒に力を合わせて戦うよ!
ライオンくんご自慢のSPDと【野生の勘】で敵の攻撃をかわしつつ、仲間の攻撃等で敵がひるんだりして、敵に確実に攻撃を当てられるタイミングが出来たらライオンくんとボクとで【2回攻撃】をするよ。
長期戦になる可能性もあるので、ダメージを受けないように慎重に行動していこう。
満月・双葉
突入と同時に戦場と敵の把握を行います。
死角になりそうなところに注意し、敵の死角になりそうなところは利用します。
危険な動きに注意し仲間に周知します。
他の猟兵との連携を重視します。
接近戦においては【桜姫】にて剣による斬撃、変形させて大鎌による2回攻撃を放ちます。
大根による傷口をえぐる打撃、本による気絶攻撃も行います。
仲間の動きによってできた隙に乗じて踏み込める時には踏み込んで行きましょう。
危険となれば距離をとります。
私が何でメガネを外さないか…視力は正常なんですよ。
接近出来ない場合は【虹薔薇の静舞】の出番ですね。眼鏡を外して発動です。
強引でも仕掛けていきましょう。
猟兵たちの猛攻により、かなりの手傷を負った権兵衛。だが、まだ彼は倒れなかった。そんな彼に畳みかけようと猟兵たちは攻撃を続行する
「そんな簡単に命を奪うなんて…許せないよ!」
今まで協力してくれた熊にお礼を言って森に帰したリィンが、権兵衛に怒りの感情を露わにしてライオンライドを発動。権兵衛が一般兵士をあっさりと斬って捨てたのが許せなかったのだ。
「ほう、怒るか。だが、城に火をつけられたのをすぐに気づけなかった時点で、見回り失格だと思うがね」
怒るリィンに対して、権兵衛があっさりとそう答える。
「リィンさん、奴はオブビリオンです。いくら話しても無駄でしょう。私が援護しますので、後に続いてください」
リィンを落ち着かせるため、オラトリオの陰陽師である満月・双葉が隣に来てそう言う。彼女は他の猟兵たちが交戦中に増援として駆けつけてきたところである。
「…分かりました。援護、お願いします」
リィンは冷静さを取り戻し、召喚した黄金のライオンに騎乗。突撃態勢をとる。
「では、行きます」
そう言って双葉が権兵衛に接近し、【桜姫】にて剣による斬撃、変形させて大鎌による2回攻撃を放つ。
「ぐっ…!」
権兵衛は何とか攻撃を防いでいるものの、片手でしかも満身創痍。確実に追い詰められている。
「(ここは強引にでも仕掛けた方がいいですね)」
権兵衛の様子を見て、そう考えた双葉は一旦距離を取り、眼鏡を外して『虹薔薇の静踊』を発動する。
「ぬおっ?!」
流石の権兵衛もこれを防ぐことはできず、オーラで構成された虹色の薔薇の花弁が彼に次々と襲い掛かる。
「今です、リィンさん」
「分かりました、行くよ!」
双葉の攻撃で決定的なチャンスができ、リィンはライオンに騎乗したまま権兵衛に目掛けて突撃する。
「くっ…獅子なんぞ、斬ってくれよう!」
攻撃を食らいつつも権兵衛はリィンに目掛けて、刀を振り下ろす。しかし、自慢のスピードと【野生の勘】が冴えていたリィンたちはそれを躱し、リィンの攻撃とライオンの攻撃の2回攻撃を権兵衛に加える。
「ぐはぁっ!」
攻撃を食らって、権兵衛がふっ飛ぶ。かなり効いたようだ。
「…ふふふ、どうやら我が命運、尽きつつあるな」
それでも彼は立ち上がる。例え自分の死期を悟っていたとしても。
「さぁ、侵入者どもよ! 我はまだ倒れておらぬぞ! この鷹野権兵衛、我が刀に懸けて、死ぬまで相手をしてやろうぞ!」
成功
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イヴ・イルシオン
まず【武器改造】で『黒鈴』に『スチームシールド』を組み合わせ、蒸気圧を居合いに乗せる機械仕掛けの刀に変化させます
「いいところを頂きに来ましたよ、さぁ、お命頂戴ってやつです
!!!!」
【ダッシュ】で近づきながら【漆黒の殺戮人形】を発動し身体を強化するです
怪力、二回攻撃、鎧無視攻撃、属性攻撃。あらゆる技能を使用した『黒鈴』での居合いを始めとしたの連撃を開始するですよ
大振りな敵の攻撃は【残像】で回避、他はユーベルコードの障壁で受け止めるです
「この瞬間が、ただ只管楽しいのですよ! 権兵衛もそう思わねぇですか!!」
私は自らの存在の感じ方がこれしか分からないのですよ、彩りに欠ける生だとはどこかで感じますがね
六道・紫音
これ程の傷を受けてなおまだ闘志を失わず、剣気は更に鋭さを増している…見事だ。
それでこそ、俺の全てを懸ける甲斐があると言うもの!
・戦法
「まだ振るえる!まだ斬れる!お前もそうだろう!?」
相手が合体していようが関係なく、刀の間合いを維持し残像と見切りで攻撃を紙一重に躱しながら、二回攻撃を乗せた連斬で果敢に斬り結ぶ。
倒すには全霊の一撃が必要になる、斬り結びながらその隙と叩き込むべき弱点を探す。
「極みの一端…受けて頂く!」
機を見極めたら、捨て身の一撃にて全霊の弐之太刀《無影》を鎧無視効果も乗せて繰り出す。
これで仕留められないなら、刀を突き刺したまま怪力で相手の動きを封じ、相棒の一撃を待つ。
「ルビィ!」
ルビィ・リオネッタ
追い詰められて自分で死を選ぶってどんな気分かしら
(武士の生き方なんてアタシには分からないけど)
「最後まで全力でいくよ!」
・戦術
シオンが隙を作ってくれる
相棒の剣技は普通じゃないもの
(タイミングが命ね…)
目立たないよう、気配を消して城主の視界に入らないよう位置取って…
城主の動きが止まった刹那を見切りで見極める
使わない斧を投げ捨てて身軽になったら『シーブズ・ギャンビット』
早業と暗殺を注ぎ込んだダガーの一撃を、一直線に兜と鎧の合間に突きこむわ
細かい動きなら、アタシの小ささが役に立つはず
静かに、蜂のように貫くわ
「おやすみなさい。今度は覚めない眠りになるといいわね」
火が迫ってるわ、急いで逃げないとね!
猟兵たちと鷹野権兵衛の激戦。長く続いた戦いは、終盤を迎えようとしてた。
「これ程の傷を受けてなおまだ闘志を失わず、剣気は更に鋭さを増している…見事だ。
それでこそ、俺の全てを懸ける甲斐があると言うもの!」
権兵衛の戦いぶりに紫音は思わず称賛してしまう。
「ならば、挑んでくるが良い。我も全身全霊でお応えしよう」
満身創痍で片手だけで刀を持ち、権兵衛がそう言う。
「じゃあ、遠慮なく行くぜ!」
そう言った紫音は権兵衛に接近し、2回攻撃を乗せた連斬で果敢に仕掛ける。対する権兵衛も連斬を刀で受け流しつつ、反撃する。紫音はその反撃を刀の間合いを維持し、残像と見切りで攻撃を紙一重に躱していく。
「まだ振るえる! まだ斬れる! お前もそうだろう!?」
権兵衛と斬り結びながら、紫音がそう語りかける。まるで戦いを楽しんでいるかのように。
「おうよ、存分に振るうが良い!」
権兵衛も刀を振るいながら、そう答える。
「いいところを頂きに来ましたよ。さぁ、お命頂戴ってやつです
!!!!」
そこに【武器改造】で蒸気圧を居合いに乗せる機械仕掛けの刀にした『黒鈴』を持ったイヴが【ダッシュ】で接近する。
「──我は個 我は憎悪 只一つの偽りも無く欲望のままに敵を屠る者 狂い、巡り、殺せ 死の炎を纏いて敵を殺せ
!!!!」
真の姿になりつつ、『漆黒の殺戮人形』を発動して、さらに真の姿を強化する。魂の炎の障壁に覆われたイヴは、刀の間合いに入った瞬間、あらゆる技能を使用した『黒鈴』での居合いを始めとしたの連撃を権兵衛に加えていく。
「ぬぅ…2人同時か。だが、我は下がらん! 剣豪の誇りとして、斬り結ぶのみ!」
何と権兵衛は紫音とイヴの攻撃を、片手で持った刀で受け流し始める。それだけでなく、反撃もしてくる。凄まじい剣技である。
「この瞬間が、ただ只管楽しいのですよ! 権兵衛もそう思わねぇですか!!」
戦いでしか自らの存在の感じることができない生き方は、彩りに欠けるとはどこかで感じている。そんなイヴは、刀と刀がぶつかり合う凄まじい攻防戦の中で、権兵衛にそう問いかける。
「武士(もののふ)は戦うからこそ、存在を示すことができる。楽しくないわけがなかろう!」
イブの問いかけに権兵衛は同意を示す。攻防戦は続き、やがて権兵衛が押され始める。
「ぐっ…」
権兵衛が紫音とイヴの攻撃を受け続け、遂に態勢を崩す。
「極みの一端…受けて頂く!」
好機と見た紫音が捨て身の一撃にて全霊の弐之太刀《無影》を鎧無視効果も乗せて繰り出す。
「ぐおぉぉぉ!!」
間合いを一瞬で詰めた片手一本突きが見事、権兵衛の心臓部分を貫く。
「ルヴィ!」
「OK!」
戦いの最中に目立たず、気配を消して権兵衛の視界に入らないよう位置取っていたルビィが、紫音の合図で『シーブズ・ギャンビット』を発動。早業と暗殺を注ぎ込んだダガーの一撃を、一直線に権兵衛の兜と鎧の合間に突き込む。
「さらにおまけですよ!」
止めと言わんばかりにイヴが権兵衛の身体に『黒鈴』を突き刺す。
「…見事だ。我が復讐は果たせなくとも、剣豪として戦えたことに、悔い…なし…」
そう言って、権兵衛は息絶える。
「おやすみなさい。今度は覚めない眠りになるといいわね」
突き刺さったダガーを抜き、ルビィがそう言う。その時、城が突然大きく揺れ動く。城主が死んだことにより、城が崩壊し始めたのだ。
「急いで逃げましょう!」
ルビィの言葉に猟兵たちは頷き、急いで城を脱出する。猟兵たちや城内の一般兵士たちが全員脱出した頃には、城は崩れ去り、跡形もなく消滅したのだった。
「ん? 刀が1本突き刺さっているぞ」
脱出した兵士が城跡に1本の刀が突き刺さっているのを見つける。猟兵たちも不思議に思って、それを見る。その刀の刃には、とある文章と名前が刻まれていた。
『剣ノ道ハ山アリ谷アリ。サレド己ガ進ム道ハ一本ナリ 鷹野権兵衛』
こうして鷹野城は消滅し、この地に平和が訪れたのであった。
成功
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