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嗜虐の吸血姫

#ダークセイヴァー

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#ダークセイヴァー


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●ダークセイヴァー
 夜と闇に覆われ、異端の神々が跋扈する世界。
 人類は100年ほど前に甦ったヴァンパイアに敗北し、彼らの支配下にある。

●秘密の通路
 吸血姫の城まで続く秘密の通路がある。
 この通路は、レジスタンス『暁の自由団』の団員が、命懸けで手に入れた情報から分かったモノで、途中には様々なトラップが仕掛けられているようだ。
 しかも、戦闘用に改造されたレジスタンス達のゾンビが通路の中をウロついており、城に辿り着く事は困難を極めるらしい。
 それでも、このまま放っておけば、沢山のレジスタンスがゾンビとして使役されてしまうため、何とかしてほしいと言う事だった。

●ガジルからの依頼
「レジスタンス達の命を奪って、ゾンビにしている吸血姫の城が分かったようなの」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が、猟兵達を前にして今回の依頼を説明した。
 暁の自由団が以前から問題視していた吸血姫の居場所が分かったらしく、それを退治する事が今回の目的のようである。
 秘密の通路は森の奥にある洞窟の中にあるらしく、そこにはゾンビ化したレジスタンス達がウロついているらしい。
 その中には、暁の自由団の団員だった者も含まれているようだが、彼らの名誉を守るためにも、確実に仕留めて欲しいと言う事のようである。
 また通路の中には様々なトラップが仕掛けられているため、ゾンビの相手ばかりしていると痛い目に遭うので注意をして欲しいと言う事だった。


ゆうきつかさ
 今回のシナリオは展開を予想しつつ、プレイングを書いてください。
 その行動が結果になって、話を作っていく感じになります。
 逆に言えば、格好いい行動をすればするほど、活躍する事が出来ます。
 判定によっては失敗する場合もありますが、なるべく採用していくつもりです。
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第1章 冒険 『秘密の拠点への通路』

POW   :    罠や障害を力尽くで突破する

SPD   :    発動した罠を素早く回避する

WIZ   :    慎重に罠を見つけ出して安全に進む

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヴェスター・アーベント
目的/ゾンビを斬り伏せ浄化しながらの通路突破
「暁の自由団…彼らか。同じレジスタンス仲間の無念は、俺が晴らす!」

行動/秘密通路へ突入、見かけたゾンビを斬り捨て浄化しつつ奥へ。
「あの鎧…紋章…まさか…まさか…聖天騎士団…!」
数多のレジスタンスをゾンビにしているなら俺の元仲間もいるだろう、それでも俺は止まるわけにはいかない。
「仇は討つ…必ず…!」
怪力による聖魔二刀流(攻撃重視)で敵を屠る、聖剣で受け流し、魔剣で吸血しながら生命力を奪い、罠や長い戦いで受けた傷を戦いで癒しながら進み続ける。
ゾンビを仕留める際は聖剣で首を飛ばし浄化。
「待っていろ吸血姫…貴様の身体を斬り刻んで冥府に送ってやるからな…」


佑・盾
「おぉー、罠が沢山の通路に動く死体……冒険って感じだねー!」

あれ、ゾンビさん達は罠に引っ掛からないのかな?
ちょっと先にゾンビさん達が罠にかかるかどうか確認してから進んだ方がいいかな?
まずは【ストーカーハンド】で【情報収集】して安全そうな場所をピックアップしようっと。

罠が確認できたところや怪しいところは【BurstBinder/code:BOOSTER】で空中での複数回ジャンプを使って飛び越えていくよ!
「こういう時って『どぅえどぅえ』って早口で言いながら進むといいって知り合いのおじさんが言ってた!!」



●秘密の通路:直進
「暁の自由団……なるほど、彼らがここを見つけたのか……。同じレジスタンス仲間の無念は、俺が晴らす!」
 ヴェスター・アーベント(テラーナイト・f09560)は暁の自由団の団員から得た情報を頼りに秘密の通路に足を踏み入れ、吸血姫が待つ城を目指して進んでいた。
 通路の中はジメジメしていて薄暗く、何かが腐った臭いと死臭が混ざり、息をする事さえ困難だった。
 それでも、怯む事なく通路を進んでいくと、見覚えのある鎧を着たレジスタンスのゾンビに遭遇した。
「あの鎧……紋章……まさか……まさか……聖天騎士団……!」
 ヴェスターにとって、それは受け入れ難い事実であった。
 だが、目の前の現実を否定しようとしても、脳裏に蘇ってくるのは、忌わしい記憶ばかり。
(「……間違いない。このゾンビは……」)
 嫌な予感が確信に変わった時、激しい眩暈と吐き気に襲われ、漆黒の闇に飲み込まれるような錯覚に襲われた。
「仇は討つ……必ず……!」
 そんな気持ちを振り払うようにして、ゾンビ達の攻撃を聖剣で受け流し、魔剣で切り裂き、さらに奥へと突き進む。
 ここで立ち止まり訳には行かない。
 その気持ちを原動力にして、ひたすら前に進む事だけを考えた。
 しかし、通路の中で彷徨う仲間達の亡霊が身体にネットリと纏わりつき、ヴェスターを地獄の底に誘っているような感覚に襲われた。
 もしかすると、死にたくても死ねない状況の中で、勇敢だった仲間達の心が壊れ、浮かばれぬ魂として、この場を彷徨っているのかも知れない。
「……待っていろ、吸血姫。貴様の身体を斬り刻んで冥府に送ってやるからな……」
 そう言ってヴェスターが聖剣で、目の前にいたゾンビの首を刎ね、覚悟を決めた様子で、さらに奥を目指して進んでいった。

●秘密の通路:迂回
「おぉー、罠が沢山の通路に動く死体……冒険って感じだねー!」
 佑・盾(BurstBinder/JUNE・f11075)は瞳をランランと輝かせ、秘密の通路に足を踏み入れた。
 その途端、むせ返るほどの悪臭が壁となって行く手を阻み、それを思いっきり吸い込んでしまったせいで、反射的にたじろいでゲホゲホと咳き込んだ。
「うわっ、これは酷いね……。しかも、明かりが無いから、真っ暗だし……。しばらくしたら、目が慣れるかな? それまで罠に引っかからないようにしておかないと……。あ、でも、ゾンビさん達は、罠に引っかからないのかな?」
 盾がキョトンとした表情を浮かべ、不思議そうに首を傾げた。
 念のため、調べてみるとトラップに引っかかったドジっ子ゾンビもおり、色々な意味で可哀想な気持ちになった。
 だからと言って、ゾンビが機敏に動いて、トラップを回避していく姿もシュールである。
 そういった意味で、トラップに引っかかっていたとしても、仕方がない事なのかも知れない。
 そんな中、盾が【ストーカーハンド】で【情報収集】した上で、安全そうな場所をピックアップしていった。
 どうやら、まっすぐ進んでいく道は、ほとんどのトラップが作動しているもののゾンビの数が多く、逆に入り組んだ道はゾンビの数が少ない分、トラップの数が多いようである。
 そのため、ゾンビと戦う事を選ぶか、トラップを解除するかの二択。
 とりあえず、盾は後者を選び、【BurstBinder/code:BOOSTER】で空中を飛ぶようにして複数回ジャンプしてトラップを避けていった。
 だが、トラップの中には天井から槍が降ってくるモノもあったため、色々な意味でヒヤヒヤもの。
 何度か死ぬような思いをしつつ、フラフラと通路を進んでいった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

メリー・ユメノコウジ
「うぅ、ゾンビいっぱいは怖いのです…。」
ゾンビに少し恐怖を感じてびくびくしながら先に進みます。
あまりに怖い場合、【高速詠唱】使用して召喚しためぇめぇさんをぶつけたりします。
「ぴゃっ!?めぇめぇさん、お願いなのですーっ!!」


【野生の勘】を働かせて罠が見つかればわかりやすいように印をつけるなどして【学習力】を磨く。
怪我をした場合は手当をしながらめそめそして進む
道に迷った時は【祈り】でもはや神頼み。
「神様、無事に抜けられますように…。」


栖夜・鞠亜
もう戦闘は始まってる?
少し遅れたけど、追いかける。

ゾンビだらけって事は、臭い酷そう。
ユーベルコードでメイドさんを召喚。
ランタンの用意と罠の警戒、お願い。 先導は任せた、ヘンリエッタ。
属性魔法でまりあとメイドさんの周囲を風で覆って臭い防ぐ。 汚れるのは、好きじゃない。

先に進んだ猟兵達がある程度倒してくれてると助かる、けど。
ゾンビに遭遇したら銃で倒す。 狭い空間で狙撃銃は不利かも知れない。
でも、連射性に優れたSVDならまだ、やれる。

早く洞窟から抜けて、新鮮な空気、吸いたい。



●秘密の通路:どこ……?
「うぅ、ゾンビいっぱいは怖いのです……」
 メリー・ユメノコウジ(夢渡る羊・f00748)は全身に鳥肌を立たせながら、怯えた様子でビクビクしながら秘密の通路を進んでいた。
 あまりにも怖い気持ちが強いせいで、ほんの少しの物音がしただけでも、ぶるりと身体を震わせてしまう程の恐怖感。
 それでも、気になってしまい、恐る恐る覗き見てしまうような感じであった。
 そのせいで、いつの間にか迷ってしまい、自分が何処にいるのか分からなくなった。
 すなわち……迷子。
 しかも、こんな怪しげな場所で……迷子である。
 だからと言って、いまさら引き返したところで、必ず帰れる保証はない。
 誰かが目印をつけておいてくれれば、途中で迷う事もなかったが、ここでショボンとしたところで、無駄に時間が過ぎていくばかり……。
 そのため、メリーはポッキリ折れそうな心を奮い立たせ、【野生の勘】で見つけた罠に分かりやすく印をつけた。
 こうしておく事で、後から来る猟兵達がトラップに引っかからないようにするために……。
「ウオオオオオオオオオオオオオオオン……」
 そんな中、現れたのはゾンビであった。
 しかも、程良く腐ったグロ仕様ッ!
「ぴゃっ!? めぇめぇさん、お願いなのですーっ!!」
 これにはメリーも驚き、【高速詠唱】使用すると、躊躇う事無く【召喚したもふもふの羊】をゾンビ目掛けてぶち当てた。
「グワァァァァァァァァァ……」
 その途端、ゾンビがグシャッと音を立て、糸の切れた人形のように崩れ落ちた。
「うう……神様、無事に抜けられますように……」
 そう言いつつメリーがメソメソとしながら、最早神頼みと言わんばかりの勢いで、祈りながら通路を進むのだった。

●秘密の通路:ゾンビの巣
「……お願い。先導は任せた、ヘンリエッタ」
 一方、栖夜・鞠亜(ダンピールのマスケッティア・f04402)は【気の利くしっかりしたメイドさん】を召喚すると、ランタンを持たせて、罠を警戒しながら、通路の奥へと進んでいた。
「……ん? ひょっとして、もう戦闘が始まってる?」
 その途端、何やら奥が騒がしい事に気づき、色々な意味で危機感を覚えて走り出した。
 もしかすると、誰かがゾンビに襲われて、ピンチに陥っているのかも知れない。
 万が一、そうなのであれば、ここでノンビリしている暇はない。
「あ……」
 だが、そこにいたのは、沢山のゾンビ。
 互いを敵として認識しているのか、その場で同士討ちを始めており、床のあちこちに腐汁溜まりが出来ていた。
「……」
 これにさすがにマズイと判断したため、なるべく足音を立てずに後ずさり……ゾンビ達と目が合った。
 ……気まずい……。
 実に……気まずい……。
 この状況で、愛想笑いを浮かべたところで、絶対に見逃してはくれないレベル。
 そのため、鞠亜はイイ塩梅に腐っているゾンビを【狙撃】した。
 それは何となくではなく、確信に近いモノがあったから……。
「ウォォォォォォォォォォォォォォォォ……ン」
 それと同時にゾンビの身体が弾け飛び、後ろにいたゾンビ達が次々と足を滑らせ倒れていった。
 鞠亜は、その隙に踵を返すと、ゾンビ達から逃げるようにして、新鮮な空気を求め、通路の出口を目指すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『飢えた鼠の群れ』

POW   :    噛み付いてきた鼠達を全身で振り払う

SPD   :    鼠から足の速さを生かして逃げる

WIZ   :    地形や道具、魔法を使って鼠たちの動きを牽制する

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
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 大成功🔵🔵🔵
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●飢えた鼠の群れ
 猟兵達が遭遇したのは、飢えたネズミの群れだった。
 ネズミ達は肉塊と化したゾンビを主食にしていたようだが、あまりにも数が増えすぎてしまったせいで、互いに喰らい合って空腹を満たしていた。
 そんな中、現れたのが……猟兵達であった。
 ネズミ達にとって、猟兵達は……この上ない御馳走ッ!
 故に、危険を顧みる事無く、群れを成して襲い掛かってきた。
栖夜・鞠亜
ゾンビの次は、ネズミ?
まさかとは思うけど、秘密の通路の情報をわざと流して
そこを通ってくる侵入者が慌てふためく様子を見て、愉しんでる?

ネズミは普通のネズミ? ゾンビみたいに吸血姫に使役されていないなら殺す必要、ない。
ユーベルコードでメイドさんに手を引いて貰いながら駆け抜ける。ヘンリエッタ、まりあを導いて。
群がってきたり、飛び掛かってきたネズミは属性攻撃の風で吹き飛ばしてどいてもらう。
邪魔、しないで。

ここもネズミだけとは限らない、走りながらだと難しいけど。
罠とゾンビも警戒しないと。
ネズミの次は、何?



●ネズミの群れ(残り100%)
「……ゾンビの次は、ネズミ? まさかとは思うけど、秘密の通路の情報をわざと流して、そこを通ってくる侵入者が慌てふためく様子を見て、愉しんでる?」
 栖夜・鞠亜(ダンピールのマスケッティア・f04402)は迫り来るネズミの群れを前にして、嫌な予感が脳裏に過ぎった。
 先程のゾンビと言い、ここにいるネズミと言い、何やら妙に引っかかる。
 もしかすると、この場所に侵入者達を招き入れるための罠かも知れない。
 そのため、わざと暁の自由団の団員を逃がし、この場所に猟兵達が来るように仕向けた可能性が高かった。
 そこにどんな意図があるのか分からないが、例え理由が何であれ、ネズミの群れを越えていかなければ、吸血姫の城に行く事は出来ない。
「ヘンリエッタ、まりあを導いて」
 すぐさま、鞠亜がヘンリエッタに指示を出し、手を引いてもらいながら、通路を駆け抜けようとした。
 しかし、大量のネズミが壁の如く行く手を阻み、先に進む事は出来なかった。
 おそらく、目の前の『御馳走』を逃がすまいと、必死になっているのだろう。
 ここで逃がしてしまえば、共食いする以外に道はない、と言わんばかりの勢いである。
「邪魔、しないで」
 それを迎え撃つようにして、鞠亜が属性攻撃の風で、ネズミの群れを吹き飛ばしたものの、ネズミ達が諦める事はない。
 途中で死んでしまった仲間の死体を踏みつけながら、何度もしつこく襲い掛かってきた。
 そのため、まずは通路内を埋め尽くしているネズミの群れを、何とかして倒す必要があった。(ネズミの群れ:残り76%)

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴォルフ・クライト
本音:
『レジスタンスとは【自由を勝ち取る為にも戦う使徒である】とか何処ぞの愚か者が言っていたが…ゾンビは流石に使徒を通り越してないか?」

目的:
ゾンビ殲滅

戦闘:
敵の接近の気配を察知すると同時に戦闘開始。
攻撃時にはユーベルコードも使用し、敵を倒すことのみを目的として行動する。
行動中、周囲に警戒して攻撃を行い、敵が不審な行動を取ったり周辺に異変を察知次第で対応する。
敵に囲まれたり背後からの敵の接近のみならず、トラップにも警戒しながらゾンビの数を減らすべく攻撃を行なっていく。


メリー・ユメノコウジ
「ネズミならゾンビよりかなりマシ…なのですっ!」
生きてるし死体じゃないし、なんとか可愛さも見いだせなくはない。
でもゾンビの腕とか食べてるのを見てちょっと血の気引く。
「わーっ、わ、わ、めぇめぇさーん!!!」
涙目になりながら必死に【高速詠唱】してめぇめぇさんを召喚する。
盾にしながら蹴散らせないかしつつ、もう神に祈る。【祈り】とても使用
罠はかからないように【野生の勘】使用で探る。
回避に【第六感】【野生の勘】使用を試みる
「ネズミは凶暴…覚えたのです…!」
それでも【覚悟】を決めて立ち向かう。


佑・盾
おわー!誰かハーメルンの笛吹き連れてきて!
あんまり動物虐待も良くないけど、弱肉強食のこの世界でドラゴンに挑むとは馬鹿なネズミだー!
格の違いというものを見せてやるぞー!

【BurstBinder/code:RUSH】で一気に行くよー!
周囲の射程に居るネズミを【BurstBinder】に装備されたロボットハンド群による【先制攻撃】、ロケットパンチの【一斉発射】で【吹き飛ばし】【範囲攻撃】、キリが無いようなら【BB/RocketBooster】でのロケット噴射で強引に【ダッシュ】や【ジャンプ】で【逃げ足】を見せつけるよ!



●ゾンビの巣
(「レジスタンスとは【自由を勝ち取る為にも戦う使徒である】とか何処ぞの愚か者が言っていたが……ゾンビは流石に使徒を通り越してないか?」)
 一方、ヴォルフ・クライト(闇狼・f03355)はゾンビの巣に迷い込み、敵を倒す事だけを考え、戦いを続けていた。
 だが、いくらゾンビを倒しても、奥からゾロゾロと現れるため、数が減ったような実感はない。
 それでも、諦める事無く、一体……また一体と、襲い掛かってきたゾンビを倒していった。
 ゾンビの中にはレジスタンスではない一般人の死体も含まれていたが、その人物がどのような経緯を経て、ここに来たのか分からない。
 もしかすると、同じように噂を聞きつけ、この隠し通路を見つけたか、何らかの目的があって此処に迷い込んだのかも知れない。
 だが、そんな事を考えている場合ではない。
 とにかく、今は何も考えず、ゾンビを倒す事だけを考え、一体……また一体と倒していった。
 次第に流れ作業になりつつ、ゾンビを倒していくと、少しずつではあるが、ゾンビの数が減っていき、最後には唸り声すら聞こえなくなった。
 ゾンビを全滅させるのは一苦労ではあったものの、これで隠し通路を通っていく猟兵達が途中で行く手を阻まれる事はないだろう。
 そして、ヴォルフは出口を目指して、さらに奥へと進んでいった。

●ネズミの群れ(残り76%)
「ネズミならゾンビよりかなりマシ……なのですっ! 生きてるし、死体じゃないし、なんとか可愛さも見いだせなくはない」
 メリー・ユメノコウジ(夢渡る羊・f00748)は、ネズミの群れと戦っていた。
 ネズミの群れは血に飢えたケモノの如く勢いで、襲い掛かって来たものの、メリーの敵ではない。
 時々、ゾンビの一部を咥えたネズミが飛び掛かってきてヒヤッとしてものの、怖くない、怖くない。絶対に怖く……ないのである。
「……!」
 そんな時に、ぴとっ。
 ぴとっと何かが、肩に落ちた。
 見てはいけない。絶対に見てはいけない。
 そう思っていても、気になって見てしまい……激しく後悔。
 それが肉片である事は分かっていた。
 分かっていたはずなのだが……。
「わーっ、わ、わ、めぇめぇさーん!!!」
 もう無理、限界ッ!
 そう言わんばかりの勢いで、涙目になって【高速詠唱】すると、めぇめぇさんを召喚してネズミの群れを蹴散らした。
「ネズミは凶暴……覚えたのです……!」
 何かが吹っ切れた様子で、ネズミの群れを睨みつけ、メリーが覚悟を決めた様子で、再び攻撃を仕掛けていった。(ネズミの群れ:残り52%)

●ネズミの群れ(残り52%)
「おわー! 誰かハーメルンの笛吹き、連れてきて!」
 佑・盾(BurstBinder/JUNE・f11075)はネズミの群れに追いかけられながら、秘密の通路を走り回っていた。
 だが、ネズミの群れは執拗に盾を追いかけ、油断すればパクッと噛みついてきそうな勢いである。
 これでは、いずれネズミ達の御馳走になってしまうのが、オチ。
 『此処で覚悟を決めなければ、いつ決める!?』と言わんばかりの勢いで踵を返し、ネズミの群れをジロリと睨む。
(「あんまり動物虐待も良くないけど、弱肉強食のこの世界でドラゴンに挑むとは馬鹿なネズミだー! 格の違いというものを見せてやるぞー!」)
 反射的に大魔王的な風格で、ネズミの群れを威嚇したものの、未だに殺意を向けられたまま……。
 幸い、他の猟兵達もネズミを倒しているらしく、その数は半分ほどに減っていた。
 だからと言って、ここで油断をする訳にも行かないため、【BurstBinder/code:RUSH】で外装に装備された複数のロケットパンチを放ち、ネズミの群れを蹴散らした。
「はあはあ……、これで少しは……」
 そして、盾がネズミの死骸を掻き分け、辿り着いた場所は……吸血姫の城だった。(ネズミの群れ:残り25%)

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『嗜虐の吸血姫カルマリア』

POW   :    跪きなさい!
【蹴り倒し、踏みつけて足蹴にする事 】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    斬り刻んでペットにしてあげる
【何もない空中から無数の紅き刃 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    アナタも私の下僕に加えてあげよっか?
レベル×1体の、【胸 】に1と刻印された戦闘用【に改造されたレジスタンス達のゾンビ】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はヴェスター・アーベントです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

メリー・ユメノコウジ
「もうこれ以上命を奪わせないです…!」
【覚悟】を胸にボスに相対する、基本は他者との連携と援護。
特に重傷者は出ないよう最新の注意を。
一人の場合は【高速詠唱】にてめぇめぇさんを召喚し、敵へとぶつける他盾にできないか試みる。
「もっふもふのめぇめぇさんっ、お願いなのですよ…!」
召喚されたゾンビにビクリとするも【勇気】で自らを叱咤して向き合う。
かならず1対1になるよう【おびき寄せ】、確実に倒すことを優先。
回避の際は【野生の勘】【第六感】使用、最終的には神へ【祈り】
「ここで、必ず…食い止めないと。例え、私が危なくてもそれだけで済むなら構わないのです…っ!」


佑・盾
「吸血鬼のお姫様か……可愛いけど酷いことたくさんしたんだもんね。ちゃんとお仕置きは受けてもらわないと……ハグさせてもらうよ!」

手を怪しくワキワキさせながら距離を詰め、
【BurstBinder】の換装装備【BurstDrillUnit】を【物を隠す】と【早着替え】でいつの間にかに換装しておくよ

「ハグさせてもらうよ!」

【BurstBinder/code:DRILL】を起動させて胸部に付けたドリルをギュイーンと回転させ始めるよ
ドSは打たれ弱いって聞くから【恐怖を与える】【殺気】【恫喝】的な威嚇?だよ!

「ハグ!させて!もらうよ!」
【串刺し】になってもらうよ!【傷口を抉る】だろうし、ただでは済まないよ!


栖夜・鞠亜
お洋服がなんか、くさい。(くんくん、と嗅ぐ)
今度から配置する敵は綺麗なのにして。

まりあは狙撃銃で戦う。 遠距離からユーベルコードの炸裂弾で派手に吹き飛ばす、けど。 味方の邪魔にならないように撃つ。 吸血姫って呼ばれてくらいだし、近づかないでおく。

【アナタも私の下僕に加えてあげよっか?】を使ってきたら炸裂弾で近づかれる前に吹っ飛ばす。 はじけ飛んだ汁にも当たりたくないから距離には気を付ける。 なんでこんなにいっぱい・・・ゾンビが好きなの? もうくさいのは嫌。



●吸血姫の城
(「お洋服がなんか、くさい」)
 栖夜・鞠亜(ダンピールのマスケッティア・f04402)は服についた臭いが気になり、何やら落ち着かない様子であった。
 その臭いは、死臭と腐敗臭が入り混じったもので、少し嗅いだだけでも、身体を仰け反らせてしまうほどのモノ。
 だからと言って、何処にも洗う場所が無いため、ゲンナリとした表情を浮かべたまま、吸血姫の城に入っていった。
 城の中には、煌びやかな装飾品が並んでおり、吸血姫と思しき肖像画が幾つも壁に掛かっていた。
「……あら? 久しぶりの御客様のようね。良かったら、お風呂なんて、どう? 真っ赤に染まった御風呂に浸かれば、そんなニオイ……気にならなくなるわよ」
 嗜虐の吸血姫カルマリアは大広間の玉座に座っており、猟兵達に気づいてクリスと笑った。
 まるで、ここに来る事が分かっていたかのような猟兵達を見つめ、自分が利用している風呂の場所を指差した。
「吸血鬼のお姫様か……可愛いけど酷い事も、たくさんしたんだもんね。ちゃんとお仕置きは受けてもらわないと……」
 佑・盾(BurstBinder/JUNE・f11075)が両手を怪しくワキワキさせながら、少しずつ距離を縮めていった。
「何か誤解をしているようだけど、私は『救った』だけ……。どうせ、生きていたって、ロクな人生を送れなかったんだから……。それなのに、酷い事って……。失礼しちゃうわね」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが、不機嫌そうに盾を睨む。
 そのまわりには、置物の如く並んだレジスタンスのゾンビがおり、みんな虚ろな表情を浮かべて、頭をユラユラと揺らしていた。
「それとも、まさか……私を倒すつもりで来たの? さすがに、そこまで馬鹿じゃないわよね? だって、私は強いもの。本気を出したら、あなた達なんて、あっと言う間に、あの世逝きよ? もしかして、あれなの。……自分の力を過信し過ぎたせいで、まわりが見えなくなっちゃっているとか? あはは……、面白い。あなた達、立派なピエロよ。いいわ、私のコレクションに加えてあげる。有難く思って……死になさい!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが何やら察した様子で不気味な笑みを浮かべ、何もない空中から無数の紅き刃を出現させて、猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「全然、有難くないんだけど……」
 すぐさま、鞠亜が狙撃銃を構えて物陰に隠れ、嗜虐の吸血姫カルマリアめがけて炸裂弾をぶっ放した。
「ウオォォォォォォォォォォォォォン!」
 それと同時に傍にいたゾンビが、嗜虐の吸血姫カルマリアを護り、炸裂弾を食らって木っ端微塵に弾け飛んだ。
「グォォォォォン」
 その音に反応するようにして、他の部屋にいたゾンビ達がワラワラと大広間に集まってきた。
「もう、これ以上命を奪わせないです……!」
 メリー・ユメノコウジ(夢渡る羊・f00748)が覚悟を決めた様子で、嗜虐の吸血姫カルマリアの前に陣取った。
「あは、あはははは……。みんな賑やかなのが好きだものね。今日は宴よ! みんな好き勝手にやっちゃいなさい」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが高笑いを響かせ、戦闘用に改造されたレジスタンス達のゾンビ達を召喚した。
 ゾンビ達は虚ろな表情を浮かべたまま、唸り声を響かせて猟兵達に襲い掛かってきた。
「なんでこんなにいっぱい……ゾンビが好きなの? もうくさいのは嫌」
 鞠亜が嫌悪感をあらわにしながら、襲い掛かってきたゾンビに炸裂弾を撃ち込んだ。
「もっふもふのめぇめぇさんっ、お願いなのですよ……!」
 メリーも、もふもふ羊のめぇめぇさんを召喚し、ゾンビにぽふっとぶつけていった。
 しかし、ゾンビ達は怯む事なく唸り声を響かせ、腐汁を撒き散らしてユラユラと迫ってきた。
「……あら、可愛い羊さん。今日はジンギスカン鍋にしようかしら♪」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが思わせぶりな態度で、めぇめぇさんに視線を送る。
「……!」
 これには、めぇめぇさんもドン引きしてしまい、メリーの後ろに隠れて、一緒にカタカタ震え始めた。
「それじゃ、ハグさせてもらうよ!」
 その間に盾が【BurstBinder】の換装装備【BurstDrillUnit】を換装し、【BurstBinder/code:DRILL】を起動すると、胸部に付けたドリルをギュイーンと回転させた。
「……何よ、それ! そんなの、お断り! みんな、まずはアイツから、やっちゃって!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが全身に鳥肌を立たせ、戦闘用に改造されたレジスタンス達のゾンビを嗾けた。
 だが、盾は怯まない。
 襲い掛かってきたゾンビ達を次から次へと倒していき、次第に距離を縮めていった。
「うぐ……うぐぐぐぐ! 許さない! 絶対に許さないんだから……!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが殺気立った様子で、再び戦闘用に改造されたレジスタンス達のゾンビを召喚した。
「ここで、必ず……食い止めないと。例え、私が危なくても、それだけで済むなら構わないのです……っ!」
 そう言いつつ、メリーが【勇気】で自らを叱咤しつつ、仲間達と連携を取りながら、ゾンビ達に攻撃を仕掛けていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ヴォルフ・クライト
「生憎と貴女の配下になっても面白くなさそうなので…下僕化はご遠慮申し上げます」

戦闘:
敵を発見と同時に【人狼咆哮】で攻撃。
吸血姫カルマリアの動きを抑えながら、吸血姫へダメージを与えつつ戦うことを目的として戦っていく。
ユーベルコードを使用しながら吸血姫に対して徹底的に攻撃を行う。
敵の交戦を楽しみながらも、敵に向けての攻撃の手を休めずに攻撃し続ける。
吸血姫を逃さず、確実に殺す為に、常に容赦なく攻撃は行なっていく。
敵が不審な行動を取った時には吸血姫カルマリアの次の動きを妨害することを目的に動く。
確実に吸血姫を【殺す】までは絶対に逃がしはしない。



●吸血姫のコレクション
「生憎と貴女の配下になっても面白くなさそうなので……下僕化はご遠慮申し上げます」
 ヴォルフ・クライト(闇狼・f03355)は嗜虐の吸血姫カルマリアの存在を確認したのと同時に【人狼咆哮】で攻撃を仕掛けた。
「……あら? まだ子ネズミさんがいたのね。しかも、とっても我儘な。でも、いいわ、そう言う子が屈服する姿って、物凄く……そそるから!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアがヴォルフを品定めした後、妖艶な笑みを浮かべて、後ろに飛んだ。
「どうやら、俺の言葉が聞こえていなかったようですね。断る……と言ったんですが……」
 先程よりも強い口調で答えを返し、ヴォルフがまわりにいたゾンビ達を蹴散らしていく。
 ゾンビ達は悲しげな声を上げて、ヴォルフにしがみついてきたものの、気にせずトドメを刺して、嗜虐の吸血姫カルマリアをジロリと睨みつけた。
「だから、調教するのよ。間違った考えを正すために……。だって、そうでしょ? 私からの誘いを断るなんて、あり得ない……!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが殺気立った様子で、何もない空中から無数の紅き刃を放ち、容赦なくヴォルフの身体を切り裂いた。
「果たして、飼いならす事が出来ますかね、この俺を……!」
 それでも、ヴォルフは嗜虐の吸血姫カルマリアを逃がさず、隙を与えず、喰らいつく勢いで、何度も、何度も、攻撃を仕掛けていった。
 そのたび、まわりにいたゾンビ達が邪魔をしてきたが、ヴォルフにとっては肩についた埃同然……。
 何の躊躇いもなく蹴散らし、嗜虐の吸血姫カルマリアだけを真っ直ぐ見た。
「その言葉、後悔させてあげるわ。絶対に……!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアがヴォルフを見下したまま、再び何もない空中から無数の紅き刃を放ってきた。
 だが、どんなに傷ついても、ヴォルフが怯む事はない。
 『確実に吸血姫を【殺す】までは絶対に逃がしはしない』と心に誓った彼の目に、一片の迷いはなかった……!

大成功 🔵​🔵​🔵​

栖夜・鞠亜
ゾンビ、多すぎ。
暁のなんとかって、そんなに吸血姫と因縁があったの?

吸血姫までのゾンビはまりあが狙撃で何とかして、みる。
属性攻撃を利用して弾丸に炎属性を付与する。 吸血姫に向かう味方の進路のゾンビを優先して撃つ。 臭いも燃えて無くなればいいのに。

狙撃しながらユーベルコードの影をゾンビの間を縫って吸血姫に接近させておく。 味方と吸血姫が最接近したら影を接触させて一時的に拘束して援護する。

早く帰ってお風呂に入りたい…



●レジスタンスのゾンビ
(「……と言うか、ゾンビ多すぎ。暁のなんとかって、そんなに吸血姫と因縁があったの?」)
 栖夜・鞠亜(ダンピールのマスケティア・f04402)はゾンビの群れを狙撃しつつ、心の中で愚痴をこぼした。
 どうやら暁の自由団は、情報屋の裏切りに遭って拠点を攻められ、壊滅に追い込まれてしまったらしく、その時に捕まえた団員達がゾンビとして使役されているようである。
 それ以外のレジスタンスも、ゾンビにされているようだが、全く縁が無かったせいか、攻撃に躊躇う事はない。
 ただ事務的に、流れ作業の如く倒すだけ。
(「どうせなら、臭いも燃えて無くなればいいのに……」)
 そのため、途中から弾丸に炎属性を付与し、吸血姫に向かう味方の進路を邪魔するゾンビを優先的に狙って焼き払っているのだが、炎に包まれたゾンビの死臭がキツく、何度も吐きそうになった。
 それでも、臆する事無くゾンビを倒していき、ようやく数体のゾンビを残すのみ……。
「う、嘘!? 嘘よ、嘘ッ! こんな事って、あり得ないわ! だって、あんなに沢山ゾンビがいたのに……!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが、信じられない様子で悲鳴を上げる。
 ゾンビは残すところ、あと数体……。
 だが、これ以上ゾンビを召喚する事は出来ない。
 城の中にいたゾンビも倒され、秘密の通路にいたゾンビも全滅しているのだから、召喚できる訳がない。
「……ようやく、終わりが見えてきた……」
 そう言って鞠亜が影から伸びる黒い腕を出現させ、半ばパニックに陥っていた嗜虐の吸血姫カルマリアの動きを封じ込めた。
 後は仲間達がトドメをさすだけ。
 ただ、それだけである。
 そんな中、鞠亜は思った。
 早く帰って、お風呂に入りたい、と……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴェスター・アーベント
目的/嗜虐の吸血姫カルマリアの討滅
「ようやく見つけたぞ…やはり貴様が…貴様がカルマリアだな!」

行動/切り札である血統覚醒を使用(瞳の色以外に外見変化無し)
「彼らが呼んでいる…冥府で呼んでいる…貴様を斬り刻みたいと…貴様に殺された者達が!」
一直線に突撃、邪魔するゾンビは怪力を以って振るう二刀で歯牙にもかけず両断しカルマリアを狙う。
「その脚…俺を踏み付け…嬲った脚…もう屈しはしない!」
近寄れば強烈な蹴りを繰り出してくるだろうが、俺は聖剣で受け止めながら魔剣で胴体を突き刺しそのまま怪力任せに押し倒す。
「奪ってやる…貴様の全てを!」
組み敷いたまま強引に首筋に噛み付いて、吸血し生命力を全て奪い尽くす。



●嗜虐の吸血姫カルマリア
「ようやく見つけたぞ……やはり貴様が……貴様がカルマリアだな!」
 そんな中、姿を現したのは、ヴェスター・アーベント(テラーナイト・f09560)であった。
「だったら、何っ!? 何か文句でもある訳! まったく次から次へと忌々しいッ!」
 それに気づいた嗜虐の吸血姫カルマリアが殺気立った様子で、牙を剥き出しにした。
 ……もう後がない。
 残り少ない手札で、生き残る術はない。
 それが分かっているせいか、嗜虐の吸血姫カルマリアは焦っていた。
 このまま恥を覚悟で、蝙蝠に化けて逃げ出すか。
 ここで潔く果てるか……ふたつにひとつ。
 本音を言えば……どちらも、お断り!
 それが分かっているせいか、なかなか結論を出す事が出来なかった。
「彼らが呼んでいる……冥府で呼んでいる……貴様を斬り刻みたいと……貴様に殺された者達が!」
 すぐさま、ヴェスターが血統覚醒を使い、嗜虐の吸血姫カルマリアめがけて突っ込んでいく。
 途中でゾンビ達が行く手を阻んだものの、怪力を以って振るった二刀で、ゾンビ達を一刀両断ッ!
 あっと言う間に肉の塊と化して、ゾンビだったモノが音を立てて崩れ落ちた。
「何よ、もう! 使えない奴ばかりじゃないッ! だったら、いいわ! これからは、あなたがペットよ! 有難く思いなさい!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが半ばパニックに陥りながら、ヴェスターを蹴り倒して足蹴にしようとした。
 だが、その一撃はヴェスターの身体に……届かない!
「その脚……俺を踏み付け……嬲った脚……もう屈しはしない!」
 それよりも速くヴェスターが聖剣で受け止め、魔剣で嗜虐の吸血姫カルマリアの胴体を突き刺すと、そのまま怪力任せに押し倒した。
「こ、こんな事をして、どうなるのか分かっているの! 絶対に後悔させてやる! 絶対にィィィィィィィィ!」
 嗜虐の吸血姫カルマリアが口から血の泡を吐きながら、ヴェスターに恨み言を吐き捨てた。
 しかし、何も出来ない、動けない。
 ただ恨めしそうに、ヴェスターを睨む事しか出来ず……無力であった。
「奪ってやる……貴様の全てを!」
 その間にヴェスターが嗜虐の吸血姫カルマリアを組み敷いたまま、強引に首筋に噛み付き、吸血すると生命力を全て奪い尽くした。
 そして、後に残ったのは、吸血姫カルマリアの干からびた骸であった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月11日
宿敵 『嗜虐の吸血姫カルマリア』 を撃破!


挿絵イラスト