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ドキッ!オブリビオンだらけの寒中水泳大会!

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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 キマイラフューチャーの住民のキマイラたちは楽しいことを精一杯楽しむことで知られている。今日もキマイラたちは何か楽しいことを探しながら生きているのである。

 そんなキマイラフューチャーに、新たなるブームがやってきたのだ。そう、それは……寒中水泳!寒い冬に冷たい海で泳ぐという楽しみである。
 キアイを入れて泳げば、寒さなんてなんとかできる。うまく泳ぎ切れば、無病息災の身体を手に入れられるということもあって、みんなキアイを入れているらしい。
 そして、寒い冬に水着が見られるのも期待できる。水着は自分の魅力を最高に発揮できるファッションアイテムなのだ。格好良い人はより格好良く、綺麗な人はより綺麗に、かわいい人はよりかわいく……。でも、欠点は本来は夏しか着られないということなのだ。そんな水着が見られるということで、一部のキマイラは胸をときめかせているらしい。

 そして、ここはグリモアベース。集まった猟兵たちを前に、マリア・テミルカーノヴァ(f00043)は今回のイベントに関する説明を始めるのだった。

「みなさん、寒中水泳で無病息災を祈願してみませんか?」

 マリアはさらに話を続ける。

「寒中水泳なので、水着は必ず用意してくださいね」

 この寒い中で取り得る選択肢は3つ。まず一つは、寒さをキアイで乗り切るという方法だ。これはおそらく体力勝負になるだろう。次に、とにかく早く泳ぎ終えてしまうという方法だ。これには、十分なスピードも求められる。最後に、防寒対策をして泳ぐということもできる。これには、十分な知識が求められるだろう。

「もっとも、キマイラの皆さんの中には水着姿を心待ちにしている人もいますので、できる限り水着を見せてあげた方がよいかもしれません。でも、最初は寒いので、泳ぐ前は何か羽織っていた方が寒くないかと思いますけど」

 そんな寒中水泳大会に熱くなるのは、キマイラたちだけじゃないのだ。食べられる恐怖心におびえているマグロ怪人ツーナーもキアイを入れているのだ。水中なら、猫も追っかけてくることはないだろうと……。
 さらに、それを背後から操る謎の怪人も暗躍しているだろう。

「泳ぎ切った後に怪人たちとの戦闘があると思いますので、なるべく体力は温存しておいてくださいね。もちろん、泳いだ後で寒くなるでしょうからちゃんと着替えるか水着の上に何か羽織るかするなどの防寒対策は万全にお願いしますね」

 マリアはそう補足すると、ちょっと物惜しそうな顔をして言葉を続けるのだった。

「できれば私も泳いでみたいのですけど、私は皆さんを送り出すのが役目なのでここで待っていますね。皆さんが無事に帰ってくることを祈っていますよ」


ヨーシャ
 夏が、そして水着の季節が恋しいヨーシャです。
 今回は寒中水泳ということで、シナリオを書いてみました。

 水着は夏の物だというイメージがありますが、冬にだって水着が見たくなるわけで。ということで、泳ぐ際にはちゃんと水着は着用してくださいね。あと、泳ぐ前は寒いと思うので、泳ぐ直前までは何か羽織っていた方がよいと思います。で、泳いで無病息災を祈願しましょう。その後はマグロ怪人ツーナーや黒幕である怪人との戦いも待っているので、寒中水泳だけで体力を消費しない方がよいかもしれません。

 なお、個人的には最初の寒中水泳大会で着る水着や、泳ぐ前と泳いだ後に着る服装の描写があるとやる気ポイントが高くなるかもしれません。泳いだ後は着替えてもよし、戦闘開始までに余裕がなければ水着を軽く乾かしてから上にそのまま着るのもよしですがそのあたりはお任せします。そのような服装の描写もしっかり入れていきたいところです。

 というわけで、皆様の参加をお待ちしております。
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第1章 冒険 『キマイラフューチャー寒中水泳大会』

POW   :    寒くない! 冷たいない! 気合で泳ぐ

SPD   :    速くゴールすれば早く暖まれる! 急いで泳ぐ

WIZ   :    付き合っていられるか! 寒さに耐えられる工夫をして泳ぐ

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ロート・カニーンヒェン
「見られて恥ずかしい水着などあんまり無い!そして、寒いと思わなければ寒くない!たぶん!!」赤のビキニを着用し、見たいと言う人には堂々と見せるスタイル。グッドナイス・ブレイヴァーで配信も辞さない。むしろ、参加者の皆さんの努力と奉仕を知っていただければいいなぁ。泳ぐ前も泳いだあとも水着スタイル。何故なら、水着を心持ちにしている人がいるのなら、応えるのが猟兵なのだから!

という方針です。一応、体を拭いたりと防寒や後に控える戦闘には備えはしますが、依頼が終わるまでは水着を貫く所存です。



ここは、キマイラフューチャーのとある海岸だ。もちろん、今は真冬である。寒風は吹き荒び、波しぶき立つ海面は挑戦者を拒むがごとく荒れ狂っている。そんな中で開かれる寒中水泳大会なのだが、この真冬の海に集まった観客の熱気はうなぎ登りなのである。そう、彼らが心待ちにしているのは、参加者の水着姿なのである。中にはカメラを構えてその姿をおさめようというキマイラもいたが。

 そんな中に参加したロート・カニーンヒェン(f00141)は、赤いビキニに包まれた大きな胸と大きなヒップ、そして褐色の肌を惜しげも無く晒していた。

「見られて恥ずかしい水着などあんまり無い!」

 観客のキマイラたちは、この一言に沸き立った。

「そして、寒いと思わなければ寒くない!たぶん!!」

 さらに勇気ある一言がロートの口から発せられると、観客のテンションは絶好調だ!そんな中ロートが召喚したのは、動画撮影ドローンだ。戦闘には参加できないものの、動画の配信を行うことによって武器や防具を強化できるのである。
 まだ泳ぐ前のウォーミングアップなのに、ロートはもう水着姿になっているのだ。何故なら、水着を心持ちにしている人がいるのなら、応えるのが猟兵なのだから!
 そして、ロートは勢いよく荒波の立つ海に駆け込むと見事なフォームで泳ぎだした。もちろん、この様子はドローンによって動画配信されている。参加者の皆さんの努力と奉仕を知ってもらうことが、彼女の願いなのだ。
 冬の海を気合いで泳ぐというのは、けっこう根気の要ることであるが、寒さに耐えて精一杯泳ぐロートの様子は現場で見ている観客たちにとっても、さらにはネット配信で見ている観客たちにとっても素晴らしく映ったことだろう。
 そして、ロートは無事泳ぎ切ると、身体を拭いて浜辺のたき火にあたっている。泳ぎ切っても水着を披露するその様子は、この場にいるいないに関わらず、見る者たちに感動と興奮を与えるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

紫崎・宗田
寒中水泳なぁ…ま、修行の一環にもなるか?
軽く手を鳴らしつつ
【氷結耐性】のある水着で参戦

これでも元傭兵だ
人命救助の為に一通り鍛えた技術
テメェらにも見せてやるよ

【ジャンプ】による飛び込みとスタート【ダッシュ】
【早業】によるクロール
その他使えそうな技術は惜しみなく使用し
魅せる泳ぎを意識

無病息災祈願っつー建て前はあっても
どうせ参加するからにはある程度の速さは狙いてぇよな

寒い寒い言ってる奴は鍛え方が足らねぇんだよ
俺が鍛え直してやろうか?
これも、無病息災の秘訣だぜ

※水着
赤と黒をベースにした海賊風の水着
防水性の上着もデザイン統一で
所々に編み上げやベルトが付属している

アドリブ、行動アレンジお任せ
元不良です



寒中水泳は、無病息災を祈って行われる冬の風物詩である。寒さに耐えるという苦行に耐えることは、並々ならない体力と精神力が必要なのである。その苦行に耐えられるだけの力があれば、いかなる病魔といえども侵すことのできない健全な肉体とどんな苦難にも耐えられる不屈の精神力を持っているといえるわけである。それこそ、まさに無病息災にふさわしい。

 そこに、修行の一環になるとばかりに、一人の羅刹が参加してきたのだった。紫崎・宗田(f03527)、かつて傭兵だった少年は、赤と黒の編み上げやベルトに飾られた水着とそれに合わせた上着に身を包み、冬の荒海に挑もうとしていた。いかにも海賊風の出で立ちが、元不良という彼のイメージにぴったり合っている感じである。

「これでも元傭兵だ。人命救助の為に一通り鍛えた技術、テメェらにも見せてやるよ!」

 宗田は勢いよく啖呵を切ると、荒れ狂う真冬の海に飛び込んだ。見事な早業によるクロールは、まさに魅せるための泳ぎである!無病息災という建前があったとしても、参加するからにはある程度の速さは狙いたいというのが彼の本音である。まあ、速さを競うより、過酷な自然に立ち向かうことで、無病息災を願うのがこの大会の趣旨なのだが。

「寒い寒い言ってる奴は鍛え方が足らねぇんだよ!俺が鍛え直してやろうか?」

 宗田は、寒がっている周りの参加者を一喝すると、寒そうなそぶりを見せずに泳いでいる。それもそのはず、水着には氷結に耐えられるだけの加工がしてあるのであまり寒くないのだ。

「これも、無病息災の秘訣だぜ」

 宗田の見事な泳ぎに、回りの観客たちはすっかり熱中させられたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリーアン・ベル
無病息災って病気にかからず怪我とかもなくて元気で居られるってことっスよね?
それかなりヤバくないっスか?つまり無敵ってことっス!
自分も手に入れるっス、無病息災の身体!!

よーし、自分の水着姿、見せちゃうっスよー!
っても、アルダワ魔法学園のスク水っスけど!
上に水色のパーカーを羽織って、まずは準備体操っス。
肩と背中、脹脛と足首のストレッチ、あと深呼吸!
パーカーを脱ぎ捨てていざ寒中水泳っス!
クロールでガンガンスピード上げるっス!気合い(POW)で泳ぎ切るっスよ~!(途中から疲れて平泳ぎになりつつ)
……もしや今の自分の泳ぎ、地味すぎっスか?

ゴール後はジャージに着替えるっス。これで無病息災は自分のものっス!



多くの参加者が泳いでいる中、ここでちょっと「無病息災」とはどういうことか述べておこう。無病息災とは、病気にかかったり災いに遭遇したりせず健康に暮らせることを示す言葉である。では、その「健康」とはどういう状態なのだろうか?ある偉い人たちの定義によると、「病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、社会的にもすべてが満たされた状態」なのだそうな。

 ということは、肉体的にも精神的にも社会的にもすべてが満たされた状態を手に入れることがこの寒中水泳大会の趣旨なわけである。この寒い中で泳ぎ切れば肉体と精神は確実に鍛えられるだろうし、ここはキマイラフューチャーだから、「すごいことをしたすごい人」として尊敬の眼差しで見られるだろう。だから、社会的にも満たされた状態になるのである。この、すべてが満たされた状態はまさに無敵なのだ。

「無病息災って、病気にかからず怪我とかもなくて元気で居られるってことっスよね?それかなりヤバくないっスか?つまり無敵ってことっス!」

 そんな無病息災な身体を手に入れたいと思う女の子がいた。名前はリリーアン・ベル(f10817)という、アルダワ魔法学園の生徒だ。学園で手に入れたオーソドックスなスク水の上に、水色のパーカーを羽織って準備体操をしている。

「自分も手に入れるっス、無病息災の身体!!」

 肩と背中、脹脛と足首のストレッチをしながら、リリーアンは自信たっぷりに意気込みを語るのだった。深呼吸を終え、上に着ている水色のパーカーを脱いでスク水姿になると、彼女は勢いよく真冬の海に飛び込んでいった。クロールでガンガンスピードを上げて、見事なフォームと寒さをものともしないで気合いで泳いでいる様は多くのキマイラたちの目を釘付けにしたのである。さすがに寒さで体力を消耗したのか、途中からは平泳ぎで泳いでいるが。

「……もしや今の自分の泳ぎ、地味すぎっスか?」

 そんなことはない!この寒い中で水着で泳いでいるということ自体、賞賛に値する行為なのである。そしてリリーアンが泳ぎ切って海岸に戻ってくると、観客たちが一斉に寒さに耐えきった彼女を褒め称えた。

「これで無病息災は自分のものっス!でも、さすがに、寒いっス!!ジャージに着替えるっス!!」

 リリーアンは更衣室に直行すると、身体を拭いてジャージに着替えていた。これなら、寒くはない。怪人が水の中に入らない限り、安心して戦えるだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エグゼ・エクスマキナ
心頭滅却すれば火もまた涼し。
例え地獄の業火だろうと
熱くないと思えば熱くない!!

いわんや八寒地獄の豪雪だろうとも!!

水着は白地に赤い龍爪花の模様の刻印されたタンクトップなトップスと、エグい角度のアンダー。 なんかホットパンツ脱いだだけでいつもと変わらない感じがする。

つまりいつも通りなので寒中水泳だろうと問題ない(根性論)

そしてたなびく正義マフラー(気合い2付き)

所謂、水着マフラーで参戦だ。

泳ぎ方は潜水。



 サムライエンパイアに伝わる有名な言葉の中に、「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉がある。滅ぼうとしていた氏族に忠誠を誓った仏僧がかの第六天魔王に焼き討ちされたときに残した言葉で、「どのような苦難や困難に遭遇しても、心の持ちようで苦難や困難は感じなくなる」という意味である。

 今、まさに一人の女性が寒中水泳という苦行に立ち向かおうとしていた。その名はエグゼ・エクスマキナ(エクスターミネーターソード・f00125)、大きな胸を覆うぱっつぱつのタンクトップにホットパンツをまとい、首には正義マフラーを巻いたバーチャルキャラクターの女性である。

「心頭滅却すれば火もまた涼し。例え地獄の業火だろうと熱くないと思えば熱くない!!いわんや八寒地獄の豪雪だろうとも!!」

 かの仏僧の言葉を叫ぶと、エグゼは勢いよくホットパンツを脱ぎ捨てた。その下に現れたのはエグい角度のアンダー。刺激的な格好に、会場から歓声が沸き起こった。なぜかマフラーは外さない水着マフラースタイル。それもそのはず、この正義マフラーには気合いがこもっているのだ。彼女は荒れ狂う冬の海に飛び込むと、気合いを込めた潜水で見事に泳ぎだした。もっとも、水面に上がってこない彼女に対して心配する観客も多かったが。

 そんなエグゼが見事泳ぎ切って水面に顔を出したとき、会場は沸きに沸いていた。彼女の泳ぎに、多くの観客が魅了されたのだ!

成功 🔵​🔵​🔴​

レーナ・ムーンレス
パーカーを羽織って体を温めつつ、入場。

「アイドルですもん。例え真冬でも営業の為なら、水着になります!!」
パーカーを脱ぎさると、競泳水着+黒タイツと寒さ対策なのか一部のフェチズムに対応したのかわからないスタイル。
ファンの為に、知名度を上げるために、求められるならアイドルとして火の中水の中いけますわー

泳ぐだけで体力奪われて戦闘に支障を差し障らないよう、ユーベルコード【戦乙女の導き】で戦闘力をあげてることで波を蹴るキック力をあげて、泳ぐスピードをあげつつ、水泳後の戦闘にむけてウォーミングアップですわ

泳ぎ切ったあとは、ファンサービスでポーズ取ります。
戦闘終了まで水着のまま頑張るんだよ☆



 アイドルは、多くの人に夢と希望を与える存在である。見た目十七歳のアイドルヴァーチャル女子キャラ、レーナ・ムーンレス(宇宙級ハイテンションアイドル・f09403)もそんなアイドルの一人なのだ。もっとも、中身は三十路のオッサンなのであるが観客たちはそんなことなど気にしなく熱い声援を送っている。

「アイドルですもん。例え真冬でも営業の為なら、水着になります!!」

 元気のよいコメントと共にレーナは上に着ていたパーカーを脱ぎ捨てると、そこに現れたのは競泳水着と黒タイツというコアなフェティシズムにずきゅーんと来ちゃいそうな格好である。

「ファンの為に、知名度を上げるために、求められるならアイドルとして火の中水の中いけますわー」

 そんな皆を奮い立たせるファンサービスと共に、レーナは闘いの詩を歌い始めた。歌い終えると、彼女は勢いよく冬の海に飛び込んだのだ。

 だが、冬の海は容赦なく泳ぐ者の体力を削っていく。何せ、北風が吹き荒び、波も荒い。ただでさえ体力を消耗しやすいコンディションのに、気温も水温も低いのだ。そんなレーナは勢いよく波を蹴り、泳ぐスピードを上げていったのだった。

 そんなレーナが泳ぎ切ったときには、彼女の体力は無駄に消耗されてしまったのだ。それでもファンサービスとしてけなげにポーズをとる姿は、観客のキマイラたちの心に響くものがあったのだ。観客たちの歓声が、彼女の気力を支えるのだった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

オラクル・エーデルライト
寒い!でも無病息災の祈りの為なら!

水着は露出の少ない黒い水着。
サイドに白いラインが入ってるかな?
【トリニティ・エンハンス】の力で最大限まで寒さへの防御力を上げていくよ。

そーれ、ざっぶーん!

ああ、寒さには耐えられないんだなぁ、失敗した。
でも平泳ぎでゆっくり泳ぐよ。
少しずつ、少しずつ。
体力は温存しないとね。

泳ぎ切った後はタオルで念入りに水分を拭き取るよ。
水着姿が恥ずかしくて体を隠そうとしちゃうかもね。



 無病息災の祈りのためなら、どんな寒さにだって耐えられる。

「寒い!でも無病息災の祈りの為なら!」

 オラクル・エーデルライト(オラトリオの精霊術士・f05684)は決意を固めて、北風が吹き荒び波も荒れ狂う冬の海を見つめていた。オラクルが着ているのは、物静かな彼女に似合いそうな露出の少ない黒い水着。サイドに入った白いラインが爽やかなイメージを演出している。そんな彼女は、炎と水と風の魔力で己の寒さに対する防御力を高めると、勢いよく冬の荒海に飛び込んでいった。

 ただ、この寒い海は、体力を消耗しやすいのだ。だから、体力は万全にしておかないと悲惨なことになるだろう。そんなオラクルも、トリニティ・エンハンスの力で最大限防御力を高めていた……はずだった。だが、この寒さではいくら防御力を高めようが体力は削られてしまうのだ。水中に入った彼女の口元が震えているのがよくわかる。これ以上体力は消耗するまいと、彼女は平泳ぎでゆっくり泳ぎだした。

「少しずつ、少しずつ。体力は温存しないとね」

 心配そうに観客が見つめる中、オラクルは体力を削る極寒の波濤を泳ぎ切ると、あまりの寒さに震えながらタオルで水分を拭き取っている。ちょっと水着姿は恥ずかしいのか、彼女はタオルで身体を隠すのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『マグロ怪人ツーナー』

POW   :    止められない止まれない
【食べられるという恐怖心から無限のスタミナ】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
SPD   :    そんなことより助けて欲しい
レベル分の1秒で【腕を振り払うことで自らに噛み付いてる猫】を発射できる。
WIZ   :    水を得たお魚
【水鉄砲】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を水浸しにし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵たちが泳ぎ切ってもなお寒中水泳大会は続いている。まだ多くのキマイラたちが荒れ狂う冬の海を泳いでいるが、そんな中、新たに泳ぎはじめようという怪人たちがいた。彼らは、マグロ怪人ツーナー。マグロの頭部に筋骨隆々の身体、そして漢の心意気を表す赤いFUNDOSHIを身につけているのだが、なにか様子が変なのだ。

 その答えは、海岸にあった。どこから集まってきたのかはわからないが、海岸を埋め尽くす猫、ねこ、NEKO。マグロ怪人ツーナーはマグロの怪人だ。猫には食べられるという本能があるのか、一目散に海に逃げ込んでいったのだ!猫は水が苦手なことが多いが、海ならさすがの猫も追ってこられないと踏んだのだろう。そんなマグロ怪人ツーナーは、海岸の近くを泳ぎ回って一般人のキマイラたちの邪魔になっているのだ。

 猟兵たちがすべきことはただ一つ。冬の海に散るキマイラが出る前に、マグロ怪人ツーナーを退治してキマイラたちが無事海から上がれるようにする事である。マグロ怪人ツーナーがいるのは水中なだけに、ちょっとパワーアップしているし、もう一回水にも入らないといけないかもしれない。陸上から長い射程を生かした攻撃もできなくはないだろうが、その場合は、一般人にダメージを与えないように注意する必要がある。

 猟兵たちは、寒い冬の海で難しい闘いを強いられるのだった。
ロート・カニーンヒェン
「食べられたくないのはわかる・・・けど、もう少しはじっこ泳いでくれ!!」一般キマイラに当たらないようにテンペスト・スマッシャーで追い払う。水中なのも水着だから気にしない。一般キマイラが周りに多いようなら、しがみついて零距離射撃で確実に当てていくよ。



「食べられたくないのはわかる・・・けど、もう少しはじっこ泳いでくれ!!」

 寒さをものともせずに泳ぎ回るマグロ怪人ツーナーたちを前にして、ロート・カニーンヒェン(グリーディー・ファントム・f00141)は頭を悩ませていた。もちろん後ろからは観客の歓声と共に猫の鳴き声も混じってオーケストラのようなハーモニーを奏でているわけだが、それ以上にロートが気にしていたのはマグロ怪人と一般参加のキマイラたちの泳ぐ向きである。

 ロートは再び水中に飛び込むと、キマイラたちの後ろまで回り込んだ。後ろまで回り込めば、キマイラたちがロートを向くリスクが減らせるわけで。このような事態が起こることを予期していたかはわからないが、水着姿を心待ちにしていた観客たちの期待に応えるためちょうど赤いビキニ水着のままでいたロートにとって、水中戦であることは問題なかった。前を向いて困っているキマイラたちに対して、好き勝手泳いでいるマグロ怪人たちがロートの方を向くチャンスを、彼女は心待ちにしていたのだ。

「今だ!テンペスト・スマッシャー、発射!!」

 そして、マグロ怪人たちがロートの方を向いたとき、彼女は勢いよく叫びながら胸元からサイキックエナジーを放った。幸いなことにロートの方を向くキマイラはいなかったので、正面を向けた数人のマグロ怪人めがけてサイキックエナジーが放出されたのだ。見事命中した怪人は気を失ってプカリと浮いている。

「あと少しの辛抱だ。早く、マグロ怪人を片付けるからな」

 ロートの心強い一言に、水中で寒い思いをしているキマイラたちは励まされたのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリーアン・ベル
もう着替えちゃったし泳ぎながら戦うのは大変そうっスね
よし!スカイステッパーで空中を蹴りながらマグロ怪人の真上まで移動するっス!
んでドラゴニアン・チェインを怪人目掛けて射出してそのまま空中に一本釣りっスよ!
マグロとヒトのハイブリッド(?)といえど、空中に釣ってしまえばこっちのものっス!
さらに今の自分は無病息災となった無敵の身っス!空を翔けるドラゴンに不可能はないっス!
いや実際はジャンプしてるだけのドラゴニアンっスけどツッコミは許可しないっス!
とどめはBSソードでサクッと行くっスよ!

なんか必死の形相だったっスね~。怪人の世界も色々大変なんスかね?
(結局海に落ちてもう一度寒中水泳する羽目になりつつ)



 目の前を泳ぐマグロ怪人ツーナーの群れの前に、リリーアン・ベル(ドラゴニアンのスクラップビルダー・f10817)はどうしたらよいのかと半ば固まっていた。それもそのはず、彼女は、もう寒中水泳は終わったとばかりにジャージに着替えてしまったからである。もう脱ぎ捨ててしまった水着をまた着て泳ぐのは大変だ。
 だが、そんな彼女にもこの状況を覆す策はあったのだ。

「よし!スカイステッパーで空中を蹴りながらマグロ怪人の真上まで移動するっス!」

 こうして飛び上がれば、ドラゴニアン・チェインで怪人を一本釣りできる、というわけである。空中に釣り上げてしまえば、こっちのものだ。その作戦を思いついたリリーアンは今まさに天へと駆け上がっていったのだった。

「今の自分は無病息災となった無敵の身っス!空を翔けるドラゴンに不可能はないっス!」

 自信満々にリリーアンは怪人を一本釣りすると、陸上めがけて思いっきり吹っ飛ばした。その途中で彼女がスクラップから作り上げたBSソードでとどめを入れることも忘れてはいない。なお、陸上にあがったマグロ怪人は無事猫たちによって処理されたようだ。

「なんか必死の形相だったっスね~。怪人の世界も色々大変なんスかね?」

 リリーアンは余裕の表情を見せる。しかし、空中でこれだけの立ち回りをしていればバランスを崩すのも当たり前なのだ。そう、彼女は真冬の寒い海に真っ逆さまになってしまったのだ。即座に水柱が高く上がる。せっかくジャージに着替えたのに、これではびしょ濡れだ。また寒中水泳になってしまった彼女はこのあとどうするのであろうか。

成功 🔵​🔵​🔴​

ドロンゴン・コーフィー
手伝いに来たよー。
って、うわ、寒ーい!ちべたーい!
何してるの!? 寒中水泳大会?もう終わった?


いっぱい泳いでるなあ。え、キマイラ?
え、頭が魚の方?

と、とりあえずマグロくん達をやっつければいいんだよね、ようし、飛び込んで【ドラゴニック・エンド】だ!
意外と早いなぁ。直接刺せないなら、デロリスさん(ドラゴンランス)を『投擲』して発動だ。
「頼むよ、デロリスさん、飛べー!

さあ、おいでませ大・海・竜!!(ヘビのようなドラゴンを召喚。マグロくんをやっつけろ!
波がキマイラくんを襲うかもだから頑張って逃げてね?僕も逃げる。


……デロリスさん投げちゃっても竜型になれば戻ってこれるはず、信じてる。

アドリブ歓迎



 真冬の荒波は、キマイラたちの体力をどんどん奪っていっている。そんな中、マグロ怪人退治を助けに来たのがドロンゴン・コーフィー(泥の竜頭・f04487)だった。だが、やはりこんな寒さの前には縮み上がってしまうようで。

「うわ、寒ーい!ちべたーい!何してるの!? 寒中水泳大会?もう終わった?」

 なお、寒中水泳大会は終わっていない。一般人キマイラの皆さんが全員泳ぎ切るまでは終わらないのである。
 そんなドロンゴンは状況を理解すると、デロリスさんというドラゴンランスを手に真冬の海に飛び込み、銛突きよろしくマグロ怪人ツーナーを突き刺そうとするのであった。だが、水を得た魚ゆえにマグロ怪人は素早く泳いでいて、なかなかデロリスさんを突き刺すことができない。

 マグロ怪人たちの無限のスタミナにはかなわないかに見えたそのときだった。ドロンゴンは妙手を思いつくと、手にしていたデロリスさんを思いっきりマグロ怪人たちに投擲したのだった。

「頼むよ、デロリスさん、飛べー!」

 マグロ怪人めがけてデロリスさんは勢いよく飛ぶと、そのままマグロ怪人に命中した。即座にマグロ怪人めがけてヘビのようなドラゴンが襲いかかる。

「さあ、おいでませ大・海・竜!!」

 こうかは、ばつぐんだ!

 意外なことに、危険を察知していたキマイラたちは残された体力を使って波をかわしていた。だが、こんな中で体力を削ってしまっては、より早くマグロ怪人たちを倒さなければならないことが求められてしまうだろう。

「……デロリスさん投げちゃっても竜型になれば戻ってこれるはず、信じてる。」

 ドロンゴンは投げ飛ばしてしまった相方に戻ってこれると願うと、陸へ向けて泳ぎ出すのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エグゼ・エクスマキナ
「猫が待っている。
我の娯楽のために餌となれ。」

技能の気合い4で寒さは無視して
再度水中に突撃。
ブラスターテンペストで陸に向かってツーナーを吹き飛ばして、
待機している猫に貢ぐよ。


ユーベルコードでチャージした悪性情報を撃ち込んで、
動きが止まった所を釣り上げるもとい技能の怪力3、吹き飛ばし1で、海岸線で待っている猫の所までお届けだ。

なお、撃ち込む悪性情報は、
水中対応した猫に教われる悪夢
マグロ解体ショー、
缶詰め工場、
実はツナって分類にはカツオも入っているんだぜぃ?
等々。



「猫が待っている。我の娯楽のために餌となれ。」

 水面を見つめるエグゼ・エクスマキナ(エクスターミネーターソード・f00125)は海からあがった時に着たショートパンツを再度脱ぎ捨てて水着マフラー姿になると、気合いを入れて冬の荒波に飛び込んだ。そんな彼女がとった作戦は、水中からブラスターテンペストで陸に向かってツーナーを吹き飛ばして、待機している猫に貢ぐというものだ。
 さらに、エグゼは悪性情報をデバイスにチャージしていく。その内容は水中対応した猫に襲われるものやマグロ解体ショーや缶詰工場の様子、さらには「実はツナって分類にはカツオも入っているんだぜぃ?」というつっこみまで様々だ。もちろん、鰹一本釣りの情報も当然入っている。それを打ち込めば、さしものマグロ怪人ツーナーもおとなしくなるのであろう。
 マグロ怪人の側も必死に水鉄砲で反撃する。この水鉄砲、外れても地形を水浸しにし、その上に立てば戦闘力が上がるというメリットがあるのだが、ここは元から水中である。だから、元からの戦闘力が上がっているのだ。とはいえ、そんな水鉄砲をエグゼは精一杯かわし、悪性情報をマグロ怪人たちに注入していく。この悪夢はさすがに効いているようで、マグロ怪人たちは動きを止めると共に表情が暗くなっていく。そんな動きを止めたマグロ怪人たちをエグゼは手早く陸上に向かって吹き飛ばしていく。なお、吹き飛ばされたマグロ怪人たちはまた猫たちがおいしくいただいたようである。

 一仕事を終えてエグゼが水面からあがると、観客たちは彼女の見事な一本釣りに賞賛の声をあげるのであった。

 

成功 🔵​🔵​🔴​

レーナ・ムーンレス
無駄に体力削られてても観客の前でものアイドルとして、立ち続けますわ!
濡れた水着とタイツに男性の視線が集中して、羞恥心で顔を赤くなるのが自分でもわかる。恥ずかしいなら、諸共です!!!

波打ち際で、どこからともなく取り出した一冊の古ぼけたノート。
タイトルは「暗黒十字魔聖典 第六六六巻」

自身の黒歴史である自作ポエムを延々とアイドルの肺活量を生かして響き渡るように紡ぎます。


海に入って、動きを封じられたツーナーを海岸の猫に投げ渡しますわ



 レーナ・ムーンレス(宇宙級ハイテンションアイドル・f09403)は、競泳水着の下に黒のタイツを着込むというマニア受けする格好で砂浜にたたずんでいた。競泳水着だけではなく、タイツも濡れているせいか、彼女の体温と体力はどんどん寒さに奪われているのだ。しかし、そこはアイドル。魅せることを大事にする彼女は自分を励ますような言葉をつむぐのだった。

「無駄に体力削られてても観客の前でものアイドルとして、立ち続けますわ!」

 その心意気に観客のキマイラたちが声援をあげている。ヒューヒューと口笛を吹く音も聞こえる。

「恥ずかしいなら、諸共です!!!」

 レーナはどこからともなく一冊の古ぼけたノートを取り出すと、その内容をアイドルらしい肺活量豊かな声で語り出すのだった。このノートこそ、彼女の黒歴史ポエムである『暗黒十字魔聖典 第六六六巻』!なお、何を「詠んだ」のかについては……彼女の名誉のためにここでは控えておくことにしよう。

 あまりの恥ずかしい内容に海を泳いでいたマグロ怪人ツーナーたちが一瞬凍り付く。観客のキマイラたちも、さらには泳いでいるキマイラたちも一瞬凍り付く。そのポエムを読み上げるレーナもまわりの反応を見て一瞬凍り付く。というか、会場にいる人すべてが凍り付いてしまったのだった。

 その中から最初に「解凍された」のはなんとマグロ怪人たちだった。怪人たちは波打ち際のレーナめがけて水鉄砲を放った。なんとか『暗黒十字魔聖典 第六六六巻』こそ守り切ったものの、あまりにも冷たい水しぶきを受けてレーナは正気に返ったのだった。なお、泳いでいるキマイラたちも正気に戻っているし、観客は観客で大爆笑中である。

「こんな恥ずかしいの、勘弁してほしいですの!!」

 レーナはトマトのように顔を真っ赤に染めながら海に飛び込むと、マグロ怪人たちを猫の待つ浜辺に投げ飛ばすのだった。

失敗 🔴​🔴​🔴​

ステラリア・ミューズライン
【リリサレナ・f04590】
岸辺の猫たちの中から現れるのは、猫たちと同じギラついた目をしたステラリア
マグロ怪人を見て猫の遺伝子が暴走してます
「にゃあああああああああああああ!!!!!!」

黄色い花柄の白いワンピース水着
寒中水泳用に海獣の遺伝子を呼び覚まし、皮下脂肪でちょっとぽちゃってる。
水着がぴちぴち

合成獣群で呼び出すのは猫とアザラシのキメラ

この水中戦用猫ちゃんズを引き連れ海中に飛び込みマグロまっしぐら
『にゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!』

理性を捨て、本能のままひたすら噛みつく
何体かは岸まで引きずって陸の一般猫ちゃんズと宴

(リリィちゃんフォローよろしく)


リリサレナ・ハイヴァーン
【ステラリア・f12388】
またステラの猫遺伝子が暴走してるわ!!!
あんな怪人のどこがいいんだか全く!

追っかけるわよブラック!
海の上を駆け抜けるわ!!!
駆け抜けざまに海から出てるマグロ頭を突いていくわ。
【ダッシュ、串刺し、なぎ払い、早業、騎乗】

ってちょっとステラの猫アザラシが飛んでくるんですけど!?
今回は遠距離用の弾がないと思ってたらあいつらがタマになってんじゃないの!!!
こんの…っ! 掴んで投げ返してやるわ!!!
【見切り、カウンター】
ぎゃあ!!ステラまで飛んできた!!!
投げ返す!【怪力】

泳がないけど水着はちゃんと着てるわよ
黒と白のシャチみたいな競泳水着



 本来、猫という生き物は水が苦手である。水中にいるマグロ怪人ツーナーを見つけてもなかなか襲いかかることができないのだ。そのため、岸辺は猫たちで埋め尽くされていた。その中に猫の遺伝子を組み込まれたキマイラの少女、ステラリア・ミューズライン(薬師系錬金術師・f12388)が槍のヤドリガミ、リリサレナ・ハイヴァーン(黒百合魔槍リリサレナ・f04590)を伴って現れたのである。
「にゃあああああああああああああ!!!!!!」
 マグロ怪人を見るなり、ステラリアに組み込まれた猫の遺伝子が暴走する!そんなステラリアを横目で見るリリサレナは、少しあきれ顔だ。
「またステラの猫遺伝子が暴走してるわ!!あんな怪人のどこがいいんだか全く!」
 黄色い花柄の白いワンピース水着を着たステラリアは海の中に突撃するために海獣の遺伝子を呼び覚まし皮下脂肪をためていたのだが、そのせいで水着はちょっとぴっちりだ。それを横目で見ているリリサレナも外見年齢17歳の若々しい身体にシャチみたいな黒と白の競泳水着を着て黒槍を手にしていた。
 そんなステラリアは召喚した猫とアザラシの合成獣を引き連れマグロ怪人めがけて荒れ狂う冬の海に飛び込んでいった。
「追っかけるわよブラック!海の上を駆け抜けるわ!!!」
 リリサレナもブラックという名の漆黒のフェンリルに跨がって海の上を見事に駆け抜けていく。そんなステラリアはもう頭の中がマグロ怪人ツーナーで一杯なのだ。
「にゃあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!」
 辺り一面に猫の鳴き声がこだまする。突然現れたステラリアと合成獣に不意を突かれたマグロ怪人は合成獣を投げ飛ばしていった。
「今回は遠距離用の弾がないと思ってたらあいつらがタマになってんじゃないの!!!こんの…っ! 掴んで投げ返してやるわ!!!」
 その合成獣を投げ返すリリサレナ。まるで雪合戦のようだ。そんな中、なぜかステラリアもマグロ怪人に投げ飛ばされていたがリリサレナはものの見事にステラリアも投げ返していく。これを見ている観客の方からもわーっという歓声が上がる。観客たちのテンションもアゲアゲなのだ。
「にゃあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!」
 投げ返されたステラリアがマグロ怪人に食らいつく。おまけに合成獣も食らいつく。こうなってはさすがのマグロ怪人もおしまいである。残ったマグロ怪人もステラリアに引きずられて波打ち際の猫たちといっしょにいただかれようとしている。マグロ怪人との戦いは無事終わったのだ。
 そんな中を、寒中水泳大会に参加していたキマイラたちがあがっていく。
「これで寒中水泳大会も無事終了、といったところかしら?」
 リリサレナはほっとした様子で、猫たちや合成獣たちと宴を繰り広げるステラリアを見つめるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『餅巾着侍』

POW   :    御澱流・田楽刺し
【長巻を用いた鋭い刺突攻撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【煮え滾る味噌だれ】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    御澱流・チカラモチ
自身の肉体を【つきたての餅めいた形質】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ   :    ちくわと鉄アレイ
【伝説的なニンジャマスター】の霊を召喚する。これは【食べると体力を回復出来るちくわ】や【当たるとダメージを受ける鉄アレイ】で攻撃する能力を持つ。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ハヤト・ヘミングです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 寒中水泳大会は無事終わったかに見えた。ただ、参加者の体力は冬の寒さで消耗していた。そんな中、この寒中水泳大会を企んだ黒幕がついに動き出したのである。その正体は餅巾着侍、そんな彼は寒中水泳大会で寒さにやられた参加者たちに温かいものを提供しつつ自らの仲間を作ろうという勧誘活動を企んでいたのである。
「あったかい、おでんはいらんかな?」
 寒さにやられた一般参加者のキマイラたちが餅巾着侍の提供するおでん屋台に群がる。このままでは、キマイラの一般参加者が勧誘されてしまう。猟兵たちはうまくキマイラを説得しながら、この餅巾着侍を倒さなければいけないのだ。
 なお、戦場は寒風吹き荒ぶ冬の浜辺なので、ある程度の防寒をした方がよいかもしれない。水着のまま戦ってもよいが、何か着るだけでも寒さに耐えられるようになるだろう。
 おでんで勧誘しようとする餅巾着侍と猟兵たちの戦いが、今、幕を開けようとしている。
ロート・カニーンヒェン
「みんな寒中水泳頑張ったでしょ?お前も泳ぐんだよぉ!!」寒中水泳の黒幕なら一緒に泳がんといかんでしょ(謎理論)。サイコキネシスで掴んで、一緒に海に飛び込むよ。熱々おでんから塩水たっぷりのひんやりおでんになるがいい!(アドリブ歓迎です)



 ロート・カニーンヒェン(グリーディー・ファントム・f00141)は餅巾着侍のおでん屋台を前に苦虫を噛み潰していた。それもそのはず、餅巾着侍はみんなが寒い冬で一生懸命泳いでいるのに自分は一人で熱々おでんの準備をしてたわけである。キマイラたちをコロッと落とすためとはいえ、一人だけ泳がないのはずるいと思えてしまうのも仕方が無いだろう。
「みんな寒中水泳頑張ったでしょ?」
 ロートは餅巾着侍の屋台に詰め寄ると、周りのキマイラたちに向けて熱く語り出した。
「無病息災になるために荒れ狂う冬の海を泳いだんだよね?」
 周りのキマイラたちもうんうんとうなずく。
「寒中水泳大会やりたいんだったら、お前も泳げやこのいいふりこき!!」
 ロートは餅巾着侍をサイコキネシスでつかむといっしょに飛び上がった。ストライクするのは当然冬の海。しばらくして一つの水柱があがる。餅巾着侍も自慢の長巻を振るうもそこは冬の海だ。このままでは熱々おでんから塩水たっぷりのひんやりおでんになってしまう。かじかむ手では長巻のコントロールも定まらないし熱々の味噌だれも冷たくなってしまう。でも、寒いのはロートも同じだ。
「「はーくしょんっ!!」」
 さすがに寒かったのか、ロートと餅巾着侍のくしゃみがユニゾンする様子をキマイラたちは面白おかしく眺めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリーアン・ベル
ふー、そのへんコンコンしまくってやっと新しいジャージに着替えられたっス!
全部この変な怪人のせいっス!みんな、騙されちゃダメっスよ!だいたいマグロ怪人が海に押し寄せてみんなが海から出られなくなってたのはこの餅巾着が企んだことっス!何を呑気にあつあつおでんなんか振る舞ってるっスか!自分も食べ……じゃない、お仕置きっス!
真の姿を解放、ドラゴニアン・チェインでこっちに引き寄せるっスよ!剣士っぽいからこっちもBSソードで相手になってやるっス!
今の自分超クール(寒さ的な意味で)っスから!味噌だれだろうが白だしだろうが望むところっスよ!

真の姿:18歳に成長。見た目はクールビューティー。でも性格口調は変わらず



「ふぅ、えらい目にあった。中の餅がカチカチになるところだった……」
 恨み辛みを吐きながら餅巾着侍は海からあがっておでんの屋台に戻ってきた。ちょうどその頃、そのあたりをコンコンし続けてやっと新しいジャージに着替えたリリーアン・ベル(ドラゴニアンのスクラップビルダー・f10817)も餅巾着侍のおでんの屋台を見つけたのだった。
「全部この変な怪人のせいっス! みんな、騙されちゃダメっスよ!」
 寒い中ジャージで海中にドボンするというアンラッキーなハプニングに遭遇してしまったリリーアンにとって、温かいおでんはのどから手が出るぐらいほしかったものだ。だけど、こいつはオブリビオンである以上、手加減無用だ。
「だいたいマグロ怪人が海に押し寄せてみんなが海から出られなくなってたのはこの餅巾着が企んだことっス! 何を呑気にあつあつおでんなんか振る舞ってるっスか! 自分も食べ……じゃない、お仕置きっス!」
 思いの丈を吐き出すと、リリーアンは真の姿を解放した。そこに立っていたのは18歳のクールビューティーだった。もっとも性格も口調もそのままだが。
「さあ、どこからでもかかってこいっス!」
 リリーアンは手製のBSソードを構えると長巻を構えた餅巾着侍とにらみ合いをはじめた。この戦いはなぜか観客のキマイラたちも注目している。先に動いたのは餅巾着侍の方だった。しかし、リリーアンは長巻をひょいとかわすとドラゴンオーラを餅巾着侍にたたきつけたのだ。
 爆発音が辺り一面に響き渡る。リリーアンの会心の一撃に、餅巾着侍はかなり手痛いダメージを喰らったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エグゼ・エクスマキナ
『お、時期遅れの鏡開き?(愛用の巨大レンチブンブンしながら)』>中の餅がカチカチ

なるほど、熱いものを食べてもらう為に寒くしたのか。
その意気や良し。
せっかくだからキサマにも寒さと熱さのコラボをプレゼントしてやろう。

ユーベルコード、『ブラスター・テンペスト』で周囲の熱と光を吸収し、周囲の気温をガッツリ下げた後、収集した熱量を収束して餅巾着に照射する。

『ははははは、焦げて破れてしまうがいいっ。』

なお、熱量吸収時に周囲のキマイラも寒いだろうがそれはそれで寒中水泳ブームが去ることを期待し、普通に巻き込む。 ブラスターに当たらなきゃ大丈夫だよな♪



「お、時期遅れの鏡開き?」
 愛用の巨大レンチをぶんぶんと振り回しながら、餅巾着侍の屋台の前にエグゼ・エクスマキナ(エクスターミネーターソード・f00125)が現れた。
「お嬢さん、そんな物を振り回しちゃ危ないじゃないか……営業の邪魔になるなぁ」
 おでんの屋台の火に当たりながら暖をとっていた餅巾着侍がエグゼに注意する。それを聞いたエグゼはレンチを回すのをやめると、餅巾着侍が何をしようとしていたか察したのだった。
「なるほど、熱いものを食べてもらう為に寒くしたのか。その意気や良し。せっかくだからキサマにも寒さと熱さのコラボをプレゼントしてやろう!」
 エグゼはそう言って周囲の熱と光を吸収し始めた。このユーベルコード、ブラスター・テンペストによって、周囲の気温が見る見る間に下がっていく。キマイラたちが巻き添えになるが、エグゼはそんなのを気にした様子ではない。これだけの寒さを味わえば寒中水泳ブームなど一気に吹き飛ぶと思ってのことである。あまりの寒さに寒中水泳参加者であれ観客であれキマイラたちは大急ぎで逃げ出していった。
「ははははは、焦げて破れてしまうがいいっ!!」
 そしてあたりに餅巾着侍が残ったのを見計らってエグゼは収束した熱線を放射する!
「あち、あちちちちちちち!!!!!」
 あまりの熱さに、餅巾着侍は再び海の中に飛び込んでしまうのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リカルド・マスケラス
「なんかすごい寒そうなことになってるっすねー。ここはちょっと助けてやらねば」
凍えている参加者のために、炊き出しで豚汁でも作って配るっすかねー。宇宙バイクとか使えば、材料や、場合によってはコンコンして出てくる既成品とかも運べそうっす
寒そうな参加者とか見てらんない!って人がいれば【コミュ力】で手伝ってもらうよう呼びかけるっすよ。それで、おでんよりもこっちの方がいいって広めてもらうっす
仮面単体でも【念動】で準備できるが、可能なら体を貸してくれるキマイラさんも欲しいっす

怪人が襲ってきたら、【鏡魔眼の術】で攻撃を跳ね返して、周囲の人に被害が及ばないようにするっす
「もー、遊んでる場合じゃないんすよ」



 この餅巾着侍、なかなか懲りないヤツである。何度海の中に飛び込んで行く羽目になっても懲りずにおでん屋台に戻ってきては熱心におでんを配っている。そんな屋台にはとにかく暖をとりたいキマイラたちが行列を作っていた。そんな中、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が観客のキマイラの身体を借りて豚汁の炊き出しを始めたのだった。そんなリカルドはあたりをコンコンすると、宇宙バイクに積んで材料を運んでいる。
「なんかすごい寒そうなことになってるっすねー。ここはちょっと助けてやらねば」
 リカルドが炊き出しを始めた途端に怪人のおでん屋台からリカルドの豚汁の炊き出しのほうにお客が移る。それを見ていた餅巾着侍は烈火のごとく怒り始めたのだった。
「と、ちょっと待ったー! 営業許可は取ったのかーッ?」
 そういう餅巾着侍のほうも、もとから営業許可なんてとってないのであるが。餅巾着侍は長巻を抜き、一気にリカルドに襲いかかる。そんなリカルドは鏡魔眼の術を発動すると攻撃を跳ね返す。煮えたぎる味噌だれは餅巾着侍にかかってしまうのだった。
「うわちちちち!! こりゃまた海に入るしかない!」
 リカルドの見事なカウンターアタックと再度始まる餅巾着侍の寒中水泳に、観客はスタンディングオベーションで賛辞を送るのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シャオ・フィルナート
ふーん……寒中水泳、ね…
寒さ、足りないんじゃない…?

紺の水着
黒パーカー
青い髪に青い瞳
裸足

俺の主属性は氷と水…
近づいたら…低温火傷シチャウゾ(棒読み)

自身は【氷結耐性】で余裕を見せ
★氷麗ノ剣を使用
【暗殺】技術を用いた素早い立ち回りと敵の動作の【見切り】で
背後を取ったりと接近戦を挑みつつ
常に体全体から【属性攻撃】による冷気を放出

…海に飛び込んだばかりなら…
体も濡れてるし、よく凍りそう、だね…?

海中に一般人がいないのならUCを発動
氷の津波で海を凍結
剣から前方位への【範囲攻撃】を含む水流を放出し
敵を海の方へふっ飛ばしちゃう

あぁ…これじゃあ泳げないね
でも…氷に乗るのも、楽しいものだよ…?
(氷の津波再び)



「ふーん……寒中水泳、ね……寒さ、足りないんじゃない?」
 紺の水着に黒いパーカーを着たシャオ・フィルナート(悪魔に魅入られし者・f00507)が餅巾着侍の屋台にたどり着いた時、餅巾着侍はまたもやストーブで身体を温めていた。まさか、自身が寒中水泳をさせられるとは思っていなかったわけで、濡れた身体を乾かすには全然パワー不足なのだが。そんな餅巾着侍にシャオは棒読みで語りかけた。
「俺の主属性は氷と水……近づいたら、低温火傷シチャウゾ」
 そんなシャオだが、氷結耐性があるせいか寒さは物ともしない。さらに、手持ちの武器は氷麗ノ剣という氷や水を操ることのできる剣なのだ。
「な、何を言っているんだ! この寒さに、暖かいおでんを…… うわぁ……な、なにをする!!」
 焦る餅巾着侍にシャオは体全体から冷気を発して接近戦を挑む。シャオは一般人キマイラたちが全員海からあがっていることを確認すると、氷の津波で海を凍結させる。そこに、剣から放出する水流で餅巾着侍を氷漬けにしようという魂胆である。そんな餅巾着侍はおでんの中のちくわを食べて体力を回復させた。もっとも、寒さのせいでちくわの味は落ちてしまっているのだが、餅巾着侍はそんなことまったく気にしないようである。さらに鉄アレイを投げて攻撃しようとしたその瞬間、シャオの放った水流が餅巾着侍に直撃する。たちまち氷結した海に吹っ飛ばされる餅巾着侍!
「あぁ……これじゃあ泳げないね。でも……氷に乗るのも、楽しいものだよ?」
 シャオは凍える餅巾着侍を傍目に、にやりと笑うのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヒメル・ヴィーゼ
うう、防寒できるスーツ(氷結耐性)着てるのに、見てるだけで寒いわ。
寒いのは苦手なのよ!

装備『ヒメルの尾:フォース』に『ヒメルの尾:サポート』で、エネルギーに属性を付けるわ(毒使い、マヒ攻撃、属性攻撃)
『フォース』からエネルギー放って、投げてくるものを弾いたり、武器を扱う手を攻撃して妨害したりするわ(援護射撃、時間稼ぎ)
食べ物(ちくわ)は投げるものじゃないのに、悪い人ね!

そんなにアツアツなものを勧めたいなら、もっとアツアツにしてあげる!
ユーベルCで、餅巾着の方を狙って燃やしちゃうわ!

やりすぎちゃったかしら?
寒いのもだけど、熱すぎる食べ物も私は無理なのよね(猫舌)

※アドリブ、他の方との絡み:歓迎



 寒中水泳を終えたキマイラたちにおでんを振る舞うことでオルグを企んでいた餅巾着侍であるが、まさか自分が何度も寒中水泳をさせられる羽目になるとは思わなかっただろう。そして例のごとくあまりの寒さにまたストーブにあたっていた餅巾着侍。そんな餅巾着侍の屋台の前を通りかかったのはヒメル・ヴィーゼ(草原と空の夢を見る・f04279)である。
「うう、防寒できるスーツ着てるのに、見てるだけで寒いわ。寒いのは苦手なのよ!」
 そう、冬の海の寒さはハンパないのだ。海風のおかげで体感気温は無風の時よりかなり寒いのだ。ヒメルは寒さに耐えられるフィルムスーツを着ているのだが、寒いのは寒いのだ。
「と、そこの猫ちゃん、寒いのにはおでんが一番だよ。食ってきなよ……って、貴様、猟兵か!! こうなったら、出でよ、ニンジャマスター!!」
 ヒメルを猟兵だと見破った餅巾着侍は伝説のニンジャマスターの霊を呼び出した。そのニンジャマスターの霊が早速ちくわを投げ出したが、これも餅巾着侍のおでんの具である。実にMOTTAINAI!!
「食べ物は投げるものじゃないのに、悪い人ね!」
 さっそく尻尾型の武器、フォースからエネルギーを発して投げられるものを餅巾着侍に打ち返すヒメル。
「そんなにアツアツなものを勧めたいなら、もっとアツアツにしてあげる!」
 ヒメルの放つ烏型の炎は餅巾着侍をあっという間に包んだのだった。もちろん、そのあとに行われるのは餅巾着侍、通算五回目の寒中水泳である。
「やりすぎちゃったかしら? 寒いのもだけど、熱すぎる食べ物も私は無理なのよね……」
 あまりの威力に餅巾着侍を心配するヒメルであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エコリアチ・ヤエ
おっと、間に合ったか?ボス討伐、手伝いに来たぜ。
寒さ?そんなもん筋肉あれば問題なし!
キマイラたちに関してはまだ屋台に群がってるのがいる場合、猟兵が助けに来たぜとでもアピールしておでん屋台の店主は敵だということを主張でもしたら言う事と聞いてくれねぇか。
攻撃はリザレクト・オブリビオンで死霊供をけしかける。敵の攻撃は避けられれば避け、難しければどちらか一体を犠牲にしてもう一体で攻撃を仕掛ける。俺自身へ攻撃が飛んでくる場合も一体を犠牲にしてガードさせる。ユーベルコードが解けちまうからな。
ふむ、食い物を無駄にするのは俺の主義に反する。おでん屋台はあとでしっかり皆で食い尽くすとしようじゃないか。


暮陽・黎明
【WIZ】アドリブ絡み大歓迎
その辺叩きまくってブランケット辺り見つけて2枚位マント代わりに纏っとくかな
お前さんらさ、天照大御神って知ってっか?言うなれば太陽神さ
寒いなら、暖かくしちまえばいいだろう?UC使って私が代わりに暖房になってやるよ
ついでにその辺叩いてこたつでも見つけて設置して、その上に料理した鍋でも置いとけば完璧になるな
奴さんには生命力吸収、殺気、なぎ払い、属性攻撃(炎)、戦闘知識、祈り、怪力、鎧無視攻撃、追跡、2回攻撃辺りで徹底的に叩きのめすとしよう。
奴さんの鉄アレイには第六感、見切り辺りで回避を狙いつつダメそうなら武器受け。それでもダメならオーラ防御、激痛耐性でカウンター狙うぞ



「ううっ、寒中水泳ブームを巻き起こしたのはよかったが、まさか私が寒中水泳をやらされるとは思っていなかったぞ……」
 猟兵たちによって何度も真冬の海に入るはめになった餅巾着侍はあまりの寒さに屋台のストーブにあたっている。その屋台の前には数は減ったとはいえまだ行列ができていた。
「俺はとにかく暖かい物が食べたいんだ。猟兵でもオブリビオンでもいいから早く暖かい物を……クシュン!」
 列に並ぶ寒中水泳を終えたキマイラたちも寒さに音を上げてしまっている。そんなカオスな会場を通りかかったエコリアチ・ヤエ(悪魔の呼び声・f00287)がこの人だかりを見るなり叫んだのだった。
「猟兵が助けに来たぜ。そこのおでんはオブリビオンのだから並ぶんじゃねぇぞ!」
 とはいっても、寒いのである。キマイラたちの中には水着姿のままの者もいる。だが、そんな会場に見事な助け船が現れたのだ。
 暮陽・黎明(瑠璃色に染まる空の果へ・f00383)は二枚のブランケットをマント代わりにして会場にやってくるなり、神威降臨 -三貴神-を使って天照大御神を降臨させ、太陽の力を使って会場を暖め始めたのだ。
「お前さんらさ、天照大御神って知ってっか? 言うなれば太陽神さ。寒いなら、暖かくしちまえばいいだろう? ユーベルコード使って私が代わりに暖房になってやるよ」
 そのおかげか、あたりの気温が暖かくなったのだ。おまけに黎明は暖まるためにこたつと鍋料理まで置いていく大サービス。そのおかげで、餅巾着侍の屋台に並ぶキマイラたちはいなくなったのだ。
「おう、ナイスタイミングだぜ。これでオブリビオンをやっつけられるな」
 エコリアチが黎明に話しかける。
「ああ、やるんなら一気にかたづけるぞ」
 黎明もアイコンタクトをエコリアチに送る。
「ええーい、もうやけだ! お前らのせいで計画が台無しだ! こうなったら道連れにしてやる!」
 烈火のごとく怒り始めた餅巾着侍は伝説のニンジャマスターを召喚し、ちくわと鉄アレイを投げつけ始めるも、時を同じくしてエコリアチもリザレクト・オブリビオンで死霊騎士と死霊蛇竜を召喚する。死霊騎士がエコリアチを守りつつちくわをキャッチし、死霊蛇竜が餅巾着侍を攻撃する体制だ。黎明も第六感を生かして鉄アレイの飛んでくる方向を見切りつつ、炎をまとったなぎ払いで餅巾着侍を追い詰めていく。
「ひいーっ、もうやめてくれ! 私が悪かったー!」
 押されているのか急に謝り始める餅巾着侍。それでも二人は攻撃の手を緩めない。やがて、黎明の一撃が餅巾着侍を貫いた。
「ぐあーっ!!」
 断末魔の叫びを上げる餅巾着侍。猟兵たちの活躍によって、寒中水泳大会は無事に終わったのだ!
 だが、問題が一つ残っていた。それは、餅巾着侍の屋台のおでんと黎明の持ち込んだ鍋料理である。
「ふむ、食い物を無駄にするのは俺の主義に反する。さあ、みんなで食い尽くすぞ!」
 だがそれもつかの間。エコリアチら猟兵とキマイラたちの協力もあって、持ち込まれた食べ物は無事皆のおなかの中に収まったのであった。これにて、一件落着である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月13日


挿絵イラスト