アースクライシス2019⑤〜ハイドアンド奪取!
●大前提として。
エリア51、グルーム・レイク空軍基地が、ラグランジュポイントより飛来したUFOの大群によって制圧され、地球侵略用の「1人用UFO」が次々と運び込まれている。
プルトン人たちによって操作されるこの「1人用UFO」をこのまま放置すれば、エリア51を起点として全世界にUFOの大群が襲い掛かり、全地球の制空権と制宙権が、クライング・ジェネシスに奪われてしまうだろう。
しかし、これはチャンスでもある。
エリア51に忍び込み、「一人用UFO」を奪うことができれば、ラグランジュポイント攻略のための移動手段を得ることができる。
猟兵たちに与えられたミッションはひとつ――密かに基地に潜入し、「一人用UFO」を奪い脱出する……スパイアクション作戦を実行するのだ!
●ってことで。
「探偵さん! 浪漫ですよ、浪漫!」
スカートの裾を翻し、くるくる踊るような足取りの愛鷹・あさひ(桜の精のパーラーメイド・f23344)は、猟兵たちの前でトレイの上のスイーツをこぼすことなくぴたっ。と止まった。
「ロマン?」
「ゆーえふおー!」
アンアイデンティフィド・フライング・オブジェクト。未確認飛行物体。
「知らないんですか探偵さん! ゆーえふおーというのはね!」
「というのは?」
「よく分かりません! だからこそ未確認飛行物体と言うのです!」
何故か自信満々に言い切ると、やふー! と謎の声を上げる。なんだかよく分からないが、UFOに何かしらの浪漫を感じているのだろう。
まあUFOって聞いたらテンション上がるのは分かる。が、猟兵たちはやや引き気味である。
「聞くところによると、露国には水に浮かぶターツと、米国には空飛ぶターツがあるとか! 私、ジャムターツ大好きなの! きっと美味しいんだろうなあ……!」
「いやそれノヴゴ……」
「もしかしてフライン……」
浪漫に目を輝かせるあさひへのツッコミはスルーされた。
彼女には、サクラミラージュ以外の世界や他の国の知識はあまりないのだろう。ちなみにジャムターツとは、パイ生地にジャムを織り込んだ焼き菓子である。
「ヒーローズアースって、帝都にはない珍しいものがいっぱいあるんだよね! もしかして、航空戦艦とかもあるのかな? 英国で研究されたことがある、戦艦と空母が合体した浪漫の塊なの!」
「それ以上はいけない」
実際に運用されたその結果、浪漫はやはり浪漫だったことが確認されたのだがそれはさておき。
グリモア猟兵は、頑張って描いたらしいイラスト入りの資料を差し出す。
「えっと、探偵さんたちには、エリア51ってところに行ってほしいの。周辺には、ひとり用UFOを操るぷらん……プルトン? 人? の警備隊が巡回しているのね。だから、この警戒を掻い潜ってUFO格納庫に潜入してUFOを奪取するか、巡回中の警備隊を闇討ちしてUFOを奪い取るかして、UFOといっしょに脱出してほしいんだ」
どちらを選ぶかは皆の判断に任せる。
注意してほしいのは、UFOを奪って脱出しようとすると、多数のUFOによる追撃を受けてしまう。
そこで、その攻撃を掻い潜って脱出してほしい。
「敵に見つからなかったり、気付かれる前に倒せれば、こっちに有利になるよ。敵はUFOを破壊する破壊光線を撃ってくるから、うまくかわして逃げ切ってね。エリア51の圏外まで逃げると、敵は諦めて帰還するみたい」
あっできたら私にもUFOひとつ……と言いかけたあさひは、もの言いたげな猟兵たちの視線に言葉を切った。
「みんなの活躍が世界を救うってとっても浪漫だよね! だけど、無理はしないで、気をつけてね!」
ね! と念を押して、猟兵たちに笑いかける。
「それじゃあ、いってらっしゃい! ヒーローさんたち!」
鈴木リョウジ
こんにちは、鈴木です。
今回お届けするのは、UFO奪取&脱出大作戦。
このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し、戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
●成功条件
エリア51(グルーム・レイク空軍基地)に忍び込み、運び込まれた「一人用UFO」を奪い、脱出すれば成功です。
エリア51周辺には、一人用UFOを操るプルトン人の警備隊が巡回しています。
この警戒を掻い潜り、UFO格納庫に潜入してUFOを奪取するか、或いは、巡回中のプルトン人を闇討ちしてUFOを奪い取るかして、UFOと共に脱出する作戦となります。
UFOを奪って脱出しようとすると、多数のUFOによる追撃を受けますので、うまく逃げ切ってください。
エリア51の圏外まで逃げると、プルトン人は諦めて帰還するようです。
また、このシナリオには以下のプレイングボーナスがあります。
プレイングボーナス……敵に見つからない/気づかれる前に倒す。
UFOの操作方法についてですが、乗り物の運転が苦手な方でもなんとなくなんとかなる感じになります。
それでは、よろしくお願いいたします。
第1章 冒険
『UFO奪取ミッション』
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POW : 巡回中のプルトン人を襲ってUFOを奪取。強行突破で追手を振り切って脱出します
SPD : 巡回と巡回の間隙を縫って潜入しUFOを奪取。ハイスピードで追手を振り切って脱出します
WIZ : 綿密な潜入作戦を立ててUFOを奪取。頭脳的な作戦で追手を振り切って脱出します
👑11
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アマネク・アラニェ
※連携・アドリブOK※
【WIZ】
*心情*
基地自体は米軍のものだからなんとか弄れそうなのは幸いね。
制宙権を奪われないためにもUFO回収を目指すわ。
できるだけ見つからないようにやってみるわよ。
*行動*
電脳ゴーグルをつけて格納庫までの道、警備兵の位置を
『ハッキング』して『情報収集』。
障害物が多そうな基地の中という『地形の利用』をし、
それに加えて移動のタイミングを『見切り』つつ
『早業』『ダッシュ』で無人のUFOに乗り込むことを狙います。
動かし方はマニュアルなどを探し『情報収集』。
ダメそうなら『野生の勘』で。
また、監視カメラやレーダーを『ハッキング』して
異常事態に気付かれるまでの『時間稼ぎ』を試みます。
「基地自体は米軍のものだからなんとか弄れそうなのは幸いね」
制宙権を奪われないためにもUFO回収を目指すわ。
アマネク・アラニェ(ユビキタス・アラニェ・f17023)がそっと呟き、電脳ゴーグルをつけた。
即座に電脳空間へ入り込み、格納庫までの道、警備兵の位置をハッキングして情報収集する。WEBとは蜘蛛の棲居にして狩場なれば。
展開される情報をそれ以上の速さで読み取り、覚悟を決めて短く息を吸った。
「できるだけ見つからないようにやってみるわよ」
それは敵との勝負か、或いは己との戦いか。
障害物が多い基地の中という地形の利用をし、姿を隠しながら格納庫まで移動すると、すぐに目的であり回避すべき存在に接近した。
慌てて物陰に隠れたその数瞬後、アマネクが最前までいた場所をUFOが通り過ぎていく。
「おっと……危ない危ない」
あちこちに、一人用UFOに乗ったプルトン人の姿がある。それとともに、乗り手のいないUFOもいくつか見受けられた。
彼我の距離をはかりつつ、いつ気付かれるかと焦りそうになるが落ち着いて、移動のタイミングを見切りつつ早業を駆使しダッシュで無人のUFOに乗り込むことを狙う。
まだ……もう少し……あとちょっと……今だ!
アマネクはぐっと地面を蹴り、長い黒髪をなびかせてUFOに滑り込む。その瞬間を目視した相手はいない。
急いでその場を離れようと、ぐるぅりと内部を見回して。
「ええっと……マニュアルとかはないかしら?」
さして広くないUFOのなかでぱたぱた探すが見つからない。困ったぞ。
テクニックはあれども突出して卓越しているわけではない。完璧にごまかすことなどできないだろう。
それでも、だからこそ、監視カメラやレーダーをハッキングして、異常事態に気付かれるまでの時間稼ぎを試みる。
だから、早く……。
「あった!」
引っ張り出した冊子をばらっとめくっておおまかな操作方法を読み取った。
ここをこうしてこうするとこうなって……よし、動いた!
素早く操作してUFOを動かし、可及的速やかに脱出をはかる。
離れる際に追撃を警戒したが、どうやらまだ気付かれていないらしく、追手らしい気配を感じることはなかった。
大成功
🔵🔵🔵
影守・吾聞
UFOの操縦…すっごい浪漫!
攻略を進めるためにも必要なものだしね
張り切ってゲットしに行くよ!
なーんて、ついわくわくしちゃうけど
作戦は慎重に進めないとね
敵を闇討ちしてから奪い取る方針でいこっか
物陰に身を隠しながら『忍び足』で
少しづつ目的地に近づいてくよ
『野生の勘』も頼りに『聞き耳』立てて
逆に不意を突かれないようしっかり警戒
警備隊が射程範囲内に来たら
隠れたまま【悪魔の弾丸】でスナイプだ!
倒してから一気に格納庫内へ『ダッシュ』
UFOを奪い取るよ!
出発前にざっと機体の『情報収集』
大きさと操縦方法を把握して、発進!
弾幕シューティングの要領で
敵が撃ってくる破壊光線を
当たり判定ギリギリで避けながら逃走だ!
空を飛んでいったUFOを見上げ、影守・吾聞(先を読む獣・f00374)は目を輝かせる。
「UFOの操縦……すっごい浪漫!」
そう、UFOの操縦に浪漫を感じるのは本能と言っても過言ではないのだ。いや過言かもしれない。
「攻略を進めるためにも必要なものだしね。張り切ってゲットしに行くよ!」
握り拳で気合を入れ、しかしすぐに浪漫だけではない表情を浮かべる。
「なーんて、ついわくわくしちゃうけど作戦は慎重に進めないとね」
敵を闇討ちしてから奪い取る方針でいこっか。
格納庫に向かう前に周囲の状況を確認し、物陰に身を隠しながら、忍び足で少しづつ目的地に近づいていく。
野生の勘も頼りにし、聞き耳立てて。逆に不意を突かれないようしっかり警戒しながら、そろりそろり。
闇討ちすると言ってもやたらに襲っては意味がない。避けるべきは避け、狙うべきを狙え。
警備隊が射程範囲内に来たのを確かめると、隠れたまま呼吸を整え、精神を集中させる。魔力を収束させ弾丸と生し、狙いを定めた。
「この一撃、当ててみせる!」
撃ち放った弾丸はそれることなく敵へと疾り、気付くよりも先に襲いかかる。
襲撃され倒されたことはすぐに他にも気付かれるだろう。悪魔の弾丸に撃ち抜かれた敵が動かないことを確かめてから一気に格納庫内へダッシュし、UFOを奪い取る。
出発前にざっと機体の情報収集をし、大きさと操縦方法を把握して、発進!
その時。
「わっ……!」
吾聞が乗ったUFOの先を光線がかすめた。
慌てて周囲を見れば、わらわらとUFOが集まってきている。もちろん、味方ではない。
脱出不可能、絶体絶命? まさか。むしろこんな状況は慣れている……ゲームのなかで。
ところで、一部のシューティングゲームにおいて当たり判定はグラフィックよりも小さく設定されているのを知っているだろうか。
ごくごく小さな当たり判定を利用して、一見回避不可能な敵の攻撃をかわす。
たとえばまさに今のような、四方八方から攻撃が放たれそうな状況で。
そう。弾幕シューティングの要領で敵が撃ってくる破壊光線を、当たり判定ギリギリで避けながら逃走だ!
コンティニューなしの一発勝負はゲーマーの勝ちで、クリア画面よろしく猟兵は意気揚々とUFOを駆って飛び去った。
大成功
🔵🔵🔵
マリス・ステラ
「隠密作戦です」
手にはインスタント焼きそば、名前は察してください
ペロリと平らげて片付ける私に、
「レディには向いてないさ」
「ボンドボンド!」
「怪盗団なら予告状だろう?」
接着剤を掲げたり、好き勝手に言うのは森の妖精達
【風の通り道】を使用して彼らに協力を求めました
作戦はこうです
巡回中の兵士を妖精達が『おびき寄せ』る
しかるのちに、私が倒してUFOに接近します
「主よ、憐れみたまえ」
起動コードは『祈り』を捧げて『封印を解く』
妖精達が"星の大戦"のテーマ曲を奏で出す
追撃は星の輝きを散らし、その『存在感』はフレアのように
『カウンター』で、星の『属性攻撃』は光線による『一斉発射』
「フォースと共にあらんことを」
隠密作戦を取るというマリス・ステラ(星を宿す者・f03202)の手にはインスタント焼きそば。
「名前は察してください」
ちょっと名前は出せないが、おおよそ察しました。
ペロリと平らげて片付ける彼女に、
「レディには向いてないさ」
「ボンドボンド!」
「怪盗団なら予告状だろう?」
接着剤を掲げたり、好き勝手に言うのは森の妖精達。
どうも隠密行動には向いていないような賑やかな彼らに、そっとマリスが口元に指を寄せて静かにさせる。
「作戦はこうです」
巡回中の兵士を妖精達がおびき寄せる。
しかるのちに、私が倒してUFOに接近します。
至ってシンプル、だからこそ注意深く。
「分かりましたね?」
確認すると、妖精達は先程よりは少しだけ静かに、しかし賑やかに応えた。
では、作戦開始。
猟兵に先んじて、妖精達が敵へと向かっていく。当然警戒していた敵はそれにつられて移動し、あれこれと騒ぎながら逃げ回る侵入者を追い回すのに気を取られたところをマリスが不意打ちして倒す。
UFOに乗り込んで、状態を確かめる。……なるほど。
起動コードは……。
「主よ、憐れみたまえ」
祈りを捧げて封印を解く。
操作システムが動作しはじめ、妖精達が"星の大戦"のテーマ曲を奏で出す。
それと同時に、襲撃に気付いた周囲の敵がマリスを包囲するように、UFOに乗って文字通り飛んで現れた。
構えた武器から放たれる破壊光線をすり抜け星の輝きを散らして、その存在感はフレアのように。
UFOを操り敵の攻撃を紙一重でかわすと、カウンターで放った星の輝きは幾条もの光線となり一斉に射抜く。
敵を討つ流星群を背にマリスは空へ舞い上がり、ふと振り返って口にした。
「フォースと共にあらんことを」
大成功
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シスカ・ブラックウィドー
ショコラ、またよろしく!ショコラに囮を務めてもらってプルトン人をチョコレート化させて貰おう。そのまま食べてプルトン人はお腹の中へ。死亡ではなく行方不明として処理されれば気づかれずに済むか、現場が混乱するはず。ボクは忍び足で足音を殺し、こっそりUFOに近づくよ。進行方向に敵がいたら音も無く忍びよって後ろからダガーで喉を掻き切る。元暗殺者だからこれぐらいはカンタンな仕事さ。死体はロッカーとか隠せる場所があれば隠しておくよ。
追撃部隊の足止めもショコラにお任せ。
戦争が終わったらアメリカンスイーツ巡りに付き合うからなんとか頼むよー。
「ショコラ、またよろしく!」
集まっているプルトン人たちを見やり、シスカ・ブラックウィドー(魔貌の人形遣い・f13611)は抱いている悪魔のぬいぐるみに声をかけた。
女神のように美しい彼が抱くそれが、ただのぬいぐるみであろうはずもない。
「さあ、悪魔の王が来るぞ! 本当の名前は教えてくれないから、ボクはショコラって呼んでる」
いたずらっぽく笑ってぬいぐるみを敵に向けると、そのお腹から幼い少女の姿が現れ敵へと向かっていく。
プルトン人は突然現れた存在に困惑しつつも迎撃しようと武器を構えたその瞬間に、恐るべき悪魔の術の餌食になった。
それは、チョコレート化の術を操る悪魔。そのまま食べてプルトン人はお腹の中へ。
他の敵に気付かれることなく行われた凶行は、死亡ではなく行方不明として処理されれば気づかれずに済むか、現場が混乱するはず。
シズカは忍び足で足音を殺し、こっそりUFOに近づく。
新たな襲撃者に気付いていないプルトン人の姿を確認すると、音もなく忍びよって後ろからダガーで喉を掻き切る。
「元暗殺者だからこれぐらいはカンタンな仕事さ」
カンタンすぎてちょっと退屈だけどね。
死体は……どこに隠そうかな。ロッカーとか隠せる場所があれば隠そうと思ったけれども、あいにくすぐには見つからない。
仕方なく、物陰に隠しておくことにした。敵に気付かれる頃には、死体がどうとか言っている状況ではないだろう。
ラクラクとUFOを手に入れて操作を確認していると、ようやく襲撃者を発見したプルトン人たちが、シズカを取り囲もうと集まってくる。
追撃部隊の足止めもショコラにお任せ。
と、思ったら、なにやら不満げな様子だ。プルトン人のチョコレートは、あんまりおいしくないのかもしれない。
「戦争が終わったらアメリカンスイーツ巡りに付き合うからなんとか頼むよー」
かわいらしくお願いすると、仕方がないといった様子でショコラは迫りくる敵へと向き直った。
ここに集まってきたプルトン人たちの間では、この得体の知れない悪魔の怪しい術でチョコレートに変えられてしまうという情報が広がりつつあるのだろう。
彼らに近付こうとしていた敵は慌てて距離を取ろうとしてUFOを操り、やや距離を取り攻撃をしようとしていた仲間とぶつかりそうになったりして混乱しはじめた。
そこへショコラが大げさに威嚇すると、いっそうに混乱が激しくなる。
「それじゃあ、UFOはもらっていくからね!」
恐慌するプルトン人たちに笑って、シズカはその場を離れた。
大成功
🔵🔵🔵
エドゥアルト・ルーデル
ロマンいいよね…拙者も大好きだ!
正面から格納庫に近づくのは面倒でござるね
なのでまず目指すのは基地内のイントラに接続された電子端末類ですぞ!
当然移動は【忍び足】でござるよ!お楽しみはこれからだからな!
端末を見つけたら全身を【ドット絵】に変身!コンピュータグラフィックな拙者に【ハッキング】を組み合わせ端末のポートからイントラ内に潜入でござる
これで基地内を歩かずにイントラに接続されたUFO内にたどり着けるって寸法よ!繋がってなくても格納庫内には行けるだろう
脱出時は事前に上空に【UAV】を待機させておいて脱出の支援をさせますぞ!
UAVの援護を受けつつ自慢の【操縦】で曲芸しながら逃げ切りでござるよ
「ロマンいいよね……拙者も大好きだ!」
様々なロマンがあふれる表情で、エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)はうなずく。
そう、男はロマンで生きている。但し男に限らず、ロマンだけでは人は生きられない。
そして、ロマンとは簡単に手に入るものではない。
「正面から格納庫に近づくのは面倒でござるね」
ただでさえ潜入ミッションは面倒なものである。
「なのでまず目指すのは基地内のイントラに接続された電子端末類ですぞ!」
当然移動は忍び足でござるよ! お楽しみはこれからだからな!
音を立てず静かに、しかして迅速に移動する。
端末を見つけ、敵が接近していないか周囲を警戒してから、エドゥアルトは全身をドット絵に変身させた。
コンピュータグラフィックな自身にハッキングを組み合わせれば、端末のポートからイントラ内に潜入が可能となる。電脳魔術士の本領発揮である。
「これで基地内を歩かずにイントラに接続されたUFO内にたどり着けるって寸法よ!」
ドット絵の姿でニヤリと笑うその姿は、実にクールなレトロデジタルだ。
繋がってなくても格納庫内には行けるだろうと踏んだとおり、UFOそのものはイントラと接続されていなかったが、格納庫内のあちこちに接続されている端末があった。
敵に気付かれない位置の端末から格納庫内に潜入すると、周辺を警備するプルトン人に気付かれることなく近くのUFOにするりと乗り込んで。
未知の存在など気にすることもない。システムを操作しUFOを発進させると、ようやく異変に気付いた敵がざわめきながら武器を構える。
だが、その目標は猟兵の乗るUFOではなく、上空を飛行しているUAV、無人航空機だ。事前に彼が待機させておいた機体に、敵はまんまと気を取られてしまう。
無論エドゥアルトの乗るUFOにも注意が向けられたが、攻撃が向けられるよりも早くUAVに脱出の支援をさせ格納庫から飛び出した。
UAVの援護を受けつつ自慢の操縦で曲芸しながら、悠々と逃げ切ってみせたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
フィロメーラ・アステール
「潜入するぞーめっちゃ潜入するぞー!」
おっと静かに、ここからは縄張り。
【忍び足】でいくぞ。
【迷彩】魔法の【物を隠す】力で姿も隠す。
見つかる確率は大きく下がったはず!
そして【内なる星海の羅針】発動。
【第六感】を拡張し、周囲の対象の思考を読む。
感情もわかるので、生物相手ならレーダー代わりになる。
巡回状態や格納庫の場所や仕組みを【情報収集】するぞ。
UFOを見つけたらなんやかんやで【盗み】取る!
いっそ【念動力】で操作してもいいな!
【空中浮遊】して脱出だー!
追撃が来たらUFOを【オーラ防御】バリアで覆い保護!
ついでオーラが強烈に輝く【パフォーマンス】で【目潰し】だ!
怯んでる隙に【残像】のスピードで離脱!
「潜入するぞーめっちゃ潜入するぞー!」
元気よく気合を入れるフィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)。
おっと静かに、ここからは縄張り。忍び足でいくぞ。
けれど足音だけを隠しても、姿が見えては意味がない。
迷彩魔法の物を隠す力で姿も隠す。見つかる確率は大きく下がったはず!
これで潜入するための、自分の準備はできた。次は自分以外に対しての準備だ。
ユーベルコード【内なる星海の羅針】を発動させ、その上で第六感を拡張し、周囲の対象の思考を読む。
「ふーむむ……なるほどな!」
フィロメーラの小さな身体に、自分のものではない感覚がいくつも流れ込んでくる。
そのひとつひとつはプルトン人の、或いは彼女と同じように潜入している猟兵たちのそれだ。
感情もわかるので、生物相手ならレーダー代わりになる。ぴりぴりとした敵意、警戒、緊張。それぞれの様々な感情が、地図に置かれたピンのように彼女へ位置を伝えた。
それらを元に、巡回状態や格納庫の場所や仕組みを情報収集すると、万端の準備に油断することなく格納庫へと忍び込む。
で、どうするのかというと。
UFOを見つけたらなんやかんやで盗み取る! なんやかんやってすごく便利な言葉だ。
そう、なんやかんやで盗み取ることに成功したのである。説明するにはちょっと時間が必要なくらい様々なことがあったということにしよう。
さて、では操作して脱出するシーンだ。こればかりはなんやかんやでは済ませられない。
ざっと調べたところ、あまり複雑な操作方法ではないようだ。どうしようか。
「いっそ念動力で操作してもいいな!」
割と大ざっぱな発想で決定し、それに適切な操作を組み合わせると、空中浮遊して脱出だー!
しかして、なんやかんやの代償はそれなりにあった。
格納庫から脱出しようとしたフィロメーラのUFOは、すぐに敵に囲まれそうになる。
向けられる破壊光線の銃口に、星くずの妖精はしかしうろたえない。
「ふふふ……こんなこともあろうかと!」
UFOをオーラ防御のバリアで覆い、攻撃から保護する。ついでオーラが強烈に輝くパフォーマンスで目潰しだ!
あまりの眩しさにプルトン人たちが怯み、その隙に残像のスピードで離脱!
その速さは、さながらソラを翔ける流れ星のごとくだった。
大成功
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御形・菘
はっはっは、常に目立つ万能の妾は、逆に潜入ミッションも易々とこなしてしまうのよ!
何より、一人用UFOなどというロマン溢れる素敵な代物、妾が使うに相応しい!
翼を畳み身を伏せ、地を這って進むぞ
そして物陰から物陰への移動を心がけよう
上空の警備UFOから見ても、大蛇程度にしか見えんような擬態よ
ましてプルトン人?とやらには、違いは分からんのではないかのう
格納庫内も、パイプや通気口など、ヒト型の者には想定外の足場や道などいくらでもあるのでな
警備の者たちに見つからんようにスルスルっと
さてUFOを奪ったら、一気に加速して逃げる!
たかが凶悪なG程度で、妾が音を上げるとでも?
強引かつ素敵な機動で撒いてくれよう!
「はっはっは、常に目立つ万能の妾は、逆に潜入ミッションも易々とこなしてしまうのよ!」
高らかに笑う御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)は、潜入ミッションというならもう少し自重するべきではないかというくらい豪奢でド派手な容姿である。強い。まず存在感が強い。
「何より、一人用UFOなどというロマン溢れる素敵な代物、妾が使うに相応しい!」
嗚呼、UFOとは斯様に邪神様すら魅了してしまうのか。いや違う、彼女がUFOを魅了するのだ。
何しろ、あらゆる世界は彼女のもの、あらゆるものは彼女のものなのだから。
とはいえさすがにこのままでは潜入も何もあったものではない。翼を畳み身を伏せ、地を這って進む。
そして物陰から物陰への移動を心がければ、よもや彼女が邪神……ではなく、潜入者であろうとは思うまい。
「上空の警備UFOから見ても、大蛇程度にしか見えんような擬態よ」
ましてプルトン人? とやらには、違いは分からんのではないかのう。
自信に満ちた表情でうなずく。巨大な蛇の地を這う様子が怪しまれないかはともかく。
ずるりと身を這わせて移動していくさなかに周囲の設備を確かめ、身を潜らせるのに都合のよい場所を見繕う。
「格納庫内も、パイプや通気口など、ヒト型の者には想定外の足場や道などいくらでもあるのでな」
これこうして、警備の者たちに見つからんようにスルスルっと。
敵もある程度の予想外を想定しているだろうが、潜入者がヒトならぬ姿であると想定しきれはしないだろう。
うまいこと敵の目を欺きUFOにたどりついて、中の様子を確かめる。長い尾までを収めて乗り込むと、ひととおり操作方法を読み取った。
「さて……では、ここからが本番よ」
潜入に気付いてわらわらと集まりつつあるプルトン人たちのUFOをかえりみることすらせず。
いっそ凶悪な笑みを浮かべ、UFOを操作し……一気に加速して逃げる!
当然、操縦者である菘にもとんでもないGがのしかかる。だが、そんなもので常に体を張る動画配信者たる彼女が屈するはずもない。
「たかが凶悪なG程度で、妾が音を上げるとでも?」
強引かつ素敵な機動で撒いてくれよう!
宣言とともに、物理法則をなかば無視した軌道を描いて空の果てへと飛び去るUFOに、プルトン人たちが追いつくことはできなかった。
大成功
🔵🔵🔵
レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
UFOミッション2つ目、今度のはどんなUFOかにゃあ。(因みに1つ目のUFOは、空飛ぶこたつ。)
やり方も変えて挑戦してみるかにゃ。今度は、15代目様が繋いだ縁【キャット・ドール】で、召喚した乙女サキュバスと一緒に挑むのにゃ。子猫に変身し髭感知で気配を察知、肉球で足音を消し、霊体化した乙女サキュバスの壁抜けで先の様子をみたりして狭いところから潜入。万が一に見つかって「なんだ猫か」でやり過ごせないなら乙女サキュバスの猫限定着せ替え魔法で魅了し、その隙にねこぱんち(気絶攻撃)や実体化した乙女サキュバスとの連携攻撃で状況を脱するにゃあ。
「UFOミッション2つ目、今度のはどんなUFOかにゃあ」
レフティ・リトルキャット(フェアリーのリトルキャット・f15935)は緑がかったしっぽの先をゆらりと揺らした。
因みに1つ目のUFOは、空飛ぶこたつ。いろいろな形があるようだ。
「やり方も変えて挑戦してみるかにゃ」
考えて、その挑戦に適切なユーベルコードを選ぶ。
す、と息を吸い、
「起動(イグニッション)! キャット・ドール」
声をひそめた詠唱とともに、乙女サキュバスが召喚される。
これは彼に連なる15代目様が繋いだ縁。今度はこの乙女サキュバスと一緒に挑むのだ。
レフティ自身も子猫に変身し、髭感知で気配を察知、肉球で足音を消し、霊体化した乙女サキュバスの壁抜けで先の様子をみたりして狭いところから潜入。
猫の足音は魔法の枷を作るために集められて世界から消えたというが、この妖精子猫の足音は、柔らかな肉球が緩衝材となって隠された。
てしてしと進んでいくうちに、侵入者を警戒して巡回する音が聞こえてくる。
(「みつかるかにゃあ
……?」)
UFOの陰に隠れて息をひそめやり過ごそうとするが、移動したタイミングで発見されてしまう。
こんなところに子猫がいるはずがない。
残念ながら「なんだ猫か」でやり過ごすことはできず、しかしその正体を見極めるためにじりじりと距離を詰めようとするプルトン人とレフティの間に、実体化した乙女サキュバスが割って入った。
すかさず猫限定着せ替え魔法で魅了し、動揺したその隙にねこぱんちを食らわせて、乙女サキュバスとの連携攻撃で状況を脱する。
この乙女サキュバスは猫ラブなだけでなく、猫の魅力を引き出す服を選ぶのに優れている。
いかに敵であろうとも、猫の魅力には抗いきれない。
ピンチを脱して安堵の溜息をつく暇もなく、急いでUFOに乗り込んで、その場を離れるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
アララギ・イチイ
今回はこのマシーンの実力を試してみましょうかぁ
【選択UC】発動ぉ
数本の指を代償にしてマシーン起動、マシーンの影響範囲に基地を収めて常識を改変、不審者が居るのは異常な事、警戒しなければならない、という常識を、不審者が居るのは普通の事、警戒する必要は無い、という常識に書き換えるわぁ
上記の改変が終わったら基地潜入、軽く姿を現して敵が警戒するかどうか確認(警戒した場合、【早業】でナノワイヤーで絞首して殺害)後、効果の有無で光学【迷彩】を使用して隠れて進むか、効果を利用して堂々と進むか選択するわぁ
UFOに到達したら、内部に乗り込み、緊急発進よぉ
敵の追撃を【ダッシュ】で加速して振り切り戦域から脱出するわぁ
格納庫の内外を警備するプルトン人たちの姿を離れた場所から確認し、アララギ・イチイ(ドラゴニアンの少女・f05751)は微笑む。
「今回はこのマシーンの実力を試してみましょうかぁ」
少女の傍にあるには場違いなマシーンを一瞥し、しかし、ふっと息を吐いた。
「この装置を動かすのに代償が必要なのが面倒な所ねぇ……ポチ、っとなぁ♪」
言うほどにはためらうことなく数本の指を代償にしてマシーンを起動し、マシーンの影響範囲に基地を収める。
怪しげなマシーンは常識を改変する能力を持ち、今この時においては影響下にある者たちに対して、不審者が居るのは異常な事、警戒しなければならない、という常識を、不審者が居るのは普通の事、警戒する必要は無い、という常識に書き換える。
一言で言えば……無茶苦茶な代物だった。
改変が終わったら基地へ潜入し、軽く姿を現して敵が警戒するかどうか確認する。
敵対者であるはずの猟兵の姿を見ても、プルトン人たちは武器を構えるどころか警戒する様子もない。
さすがに同胞、仲間といった態度ではなかったが、それでも侵入者である彼女に対して何かしら敵対する態度を見せることはない。しいて言えば、不必要にウロウロするなと鬱陶しげな素振りを見せたくらいか。
であれば。逃げも隠れもする必要もない。
アララギは堂々たる様子で悠々と敵地を踏破しUFOへと近づく。
UFOに到達したら、内部に乗り込み、緊急発進。
その頃にはプルトン人たちが自身への違和感に気付き、喧騒が立ち始めていた。
だが、ここまでくれば後はただ離脱するのみ。
明確に『不審者』を認識したプルトン人たちが一斉にUFOに乗り込んで侵入者を追跡しようとするのを後目に、アララギは敵の追撃をダッシュで加速して振り切り、戦域から脱出する。
この少女は、実に見事に、強引に、そして完璧に欺いてみせたのだ。
大成功
🔵🔵🔵
ビードット・ワイワイ
星の彼方、見果てぬ空に居りし隣人
その者が力を貸すと言っておる
ならば力を行使するまで
それが我らの掴みし選択ゆえに
人間形態で行動
事前に基地内部の構造をハッキングや軍関係者からの
情報収集により入手。保管場所、及び警備するための
最適なルートを考察
それらを元に保管場所にたどり着くためのルートを作成
天井裏やダクト内部、エレベーターシャフト等の
死角をつき、人力で目をやるには難しき所を移動
機械なりし体躯であれば体をバラして移動するも容易
敵が移動した後に速やかに体を組みたて
音を立てぬ様にダッシュしUFOを奪取
逃亡時にUCを発動
呼び出したUFOに自身を回収させてヒーロー達の居る
回収ポイントへテレポート
「星の彼方、見果てぬ空に居りし隣人。その者が力を貸すと言っておる」
ならば力を行使するまで。
それが我らの掴みし選択ゆえに。
ビードット・ワイワイ(UFO TAKER・f02622)はそう口にすると、端末を操作する。
潜入を開始する前に基地内部の構造をハッキングや軍関係者からの情報収集により入手し、保管場所、及び警備するための最適なルートを考察。それらを元に保管場所にたどり着くためのルートを作成する。
人間形態をとり効率的に作業を進める彼の姿は、一見すれば或いは軍人とさえ見えたかもしれない。
だがそこにいるのは機械仕掛けの猟兵だ。
天井裏やダクト内部、エレベーターシャフト等の死角をつき、人力で目をやるには難しい所を移動する。
のみならず、どう見ても人の姿では通り抜けることは不可能な場所であっても、機械の体躯であれば体をバラして移動するも容易。
UFOの保管場所に近付き、しかしすぐに行動を取らず様子をうかがう。いかに彼が猟兵であっても、バラバラのままではその能力を発揮することは難しい。
敵が移動した後に速やかに体を組みたて、音を立てぬ様にダッシュしUFOを奪取。
異変を察知した敵が速やかにUFOを駆って殺到しようとする様子が見えても、ビードットは動じない。
「ロードルーイン、来る隣人。されど見知らぬ者がなぜ力を貸すと思いけり? どこまで行こうと相手は異種族。かくして彼らは滅んだ」
ここにあらぬ者へと語りかける言葉に応えて現れたのは、プルトン人たちが用いているUFOとはまったく異なる。
それこそは異星より来たりし隣人が乗るUFO。プルトン人たちも何だあれはと思ったのか、追撃しようとするUFOの動きが鈍った。
その隙にビードットは呼び出したUFOに自身を回収させて、ヒーロー達の居る回収ポイントへテレポートする。
後に残されたプルトン人たちは、突如現れた謎のUFOに呆然とするのだった。
大成功
🔵🔵🔵
神元・眞白
【SPD/割と自由に】
どんどんUFO増えていってる……予備の分考えてもう少しもらっておく?
欲しがっている人もいるし操作が簡単なら魅医にも……。
潜入する時はぷらん…ぷらとん…プルトンさん達の姿に変装しよう。
服装だけで何とかなりそうならロッカールームを。難しい時は…
着ぐるみ?事前に写真があればちょっと借りよう。作るのは簡単だから。
急ぐ事になるけど現地で変な動きをしない様に演技を。変装中なら堂々と。
UFOをもらう時は操縦をオートに……魅医、他のUFOは壊しておいて。
多分、今回の班は私達が最後ぐらいになりそうだし……次の班が来るまでには
新しいUFOも補充されていそうだから
去っていった謎のUFOを見送り、神元・眞白(真白のキャンパス・f00949)はこくりと首を傾げた。
「どんどんUFO増えていってる……予備の分考えてもう少しもらっておく?」
欲しがっている人もいるし操作が簡単なら魅医にも……。
考えて、そのための準備に取り掛かる。
潜入する時はぷらん……ぷらとん……プルトンさん達の姿に変装しよう。
ぷるとんさん。合っている? 魅医に訊くが、反応は曖昧だ。
服装だけで何とかなりそうならロッカールームを。難しい時は……。
くるぅりと視線をめぐらせて考える。
着ぐるみ? 事前に写真があればちょっと借りよう。作るのは簡単だから。
急ぐ事になるけど現地で変な動きをしない様に演技を。変装中なら堂々と。
準備をしておけば、なにか困ったことになってもすぐに対応できるだろう。……その場しのぎになるだろうが。
はたして眞白の着ぐるみ変装は、敵のまっただなかでもなんとか通用した。
潜入した猟兵たちにより混乱が広がっていることもあり、多少おかしなところがあっても優先されるべき問題の前では些末だ。こちらが猟兵だとバレてしまえば、あっという間に危険にさらされてしまうのだが。
思ったよりもあっさりとUFOに近付き、プルトン人のフリをしたままUFOに乗り込んだ。うまくごまかして、魅医もUFOに乗せる。
UFOは操縦をオートに……うん。なんとかなりそうだ。
「魅医、他のUFOは壊しておいて」
多分、今回の班は私達が最後ぐらいになりそうだし……次の班が来るまでには、新しいUFOも補充されていそうだから。
そう指示を出そうとしたものの、UFOの数はまだ多く、同様に敵の数も多い。すぐ敵に囲まれてしまうだろう。そんなことをしている余裕はなさそうだ。
UFOの破壊は諦めて、取り急ぎその場を離脱する。
追いかけてきたプルトン人たちの乗るUFOをあっという間に引き離して。
大成功
🔵🔵🔵