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アースクライシス2019⑤〜潜入!『エリア51』

#ヒーローズアース #戦争 #アースクライシス2019 #プルトン人


 エリア51――正式名称はグルーム・レイク空軍基地。
 アメリカ合衆国・ネバダ州に存在するその区域はラスベガスの北北西約200kmに存在し、その広さは神奈川県川崎市に匹敵する。
 そこではアメリカ軍が古くより航空機開発の機密テストを行う場とされているが……立ち入りはおろか撮影も禁止され、近くの空域演習機すらも飛行を許されない余りの軍事機密っぷりに、人々には宇宙人との関係を噂されるまでになっている。

「噂どころか、ガチでUFO来ちゃってるらしいさね」
 早乙女・翼(彼岸の柘榴・f15830)は苦笑いを浮かべながら集まる猟兵達に告げた。
「来てるどころか制圧占領されてる、らしい」
 ヒーローズアースの大気圏外に存在する知られざる文明『ラグランジュポイント』。
 そこより飛来したUFOの大群がエリア51を制圧。侵略宇宙人プルトン人の手によって地球侵略用の一人用UFOが次々と運び込まれているらしい。
 このまま放置すればそこを起点に全世界にUFOの大群が襲いかかり、全米はおろか全地球の制空権・制宙権がクライング・ジェネシスに支配されてしまう。
「けどまぁ……奴等のUFO頂戴する絶好のチャンスでもあるさよね」
 ラグランジュポイント攻略の移動手段としてその一人用UFOを奪う事が出来れば、敵の戦力を削ぐのみならず反撃の大いなる礎になることは間違い無い。
 密かに基地に潜入し、一人用UFOを奪い脱出するのが今回の作戦。
 エリア51周辺は、一人用UFOに乗ったプルトン人が巡回警備している。
 警備をかいくぐって格納庫にあるUFOを奪って逃げるか、もしくは巡回中のプルトン人を襲撃して奪い取るか。
 奪ったら、今度は追っ手のUFOの攻撃から逃れて脱出。UFOを破壊する光線をぶっ放してくるので撃墜されないように。
「エリア51の外にまで逃げれば奴等も諦めて追うのを止めるみたいだし」
 潜入ミッションって言うと格好良いよな、とか呑気な事を言う翼だが。作戦そのものは実に重要で危険な任務であるはず。
「ま、みんななら上手くやってくれると信じてる。宜しく頼むさよ」
 そう言って翼は転移の力を発動させるのだった。


天宮朱那
 天宮です。潜入任務って格好良いですよね!

 このシナリオには、特別な「プレイングボーナス」があり、これに基づく行動をすると判定が有利になります。
 プレイングボーナスは『敵に見つからない/気づかれる前に倒す』となっております。
 見つかる前に潜入して奪取する、或いは気付かれる前に倒して強奪する方向でプレイングをかけて頂くと良い結果に繋がります。

 技能の『』【】等のカッコ書きは不要です。技能名並べたのみのものは割と描写があっさりします。具体的な使用方法の記述があれば生きた描写になるかと。

 潜入のお約束とかネタは歓迎。好き勝手やりに来ると良いよ!!
 オープニング公開からプレイング受付します。
 人数などにより、受付期間など定める場合もあるかも知れないです。ご了承を。
 マスターページやTwitterなどでも随時告知をしますので宜しくお願いします。
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第1章 冒険 『UFO奪取ミッション』

POW   :    巡回中のプルトン人を襲ってUFOを奪取。強行突破で追手を振り切って脱出します

SPD   :    巡回と巡回の間隙を縫って潜入しUFOを奪取。ハイスピードで追手を振り切って脱出します

WIZ   :    綿密な潜入作戦を立ててUFOを奪取。頭脳的な作戦で追手を振り切って脱出します

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鷹沢・和音
……UFOって実在したんだ…
いや、うん、うん……同じアースでもUDCとはだいぶ違うんだよな
うん……だからこんな、ヘンテコな飛行物体があっても、なんとか星人がいても仕方ない、のか?

UCでステルス状態に
赤外線探知なんかも誤魔化せると思うから後は音を立てないように気をつけて行こう
能力だけに頼って油断して見つかっちゃ意味ないしな
敵に見つかった時や、扉やどうしても倒さないといけない時は姿を隠したまま近付いて奇襲攻撃で倒していこう

UFOなんて当然操縦したことないからカン頼り
一応好きな航空機に関する知識が役に立つかな?
もうここまできたら、やるだけやるしかないしやってやってみよう!
ぶっ飛ばして行くぞ!



「……UFOって実在したんだ……」
 鷹沢・和音(ブルースカイブルー・f13101)の第一声はそれだった。
 エリア51。砂漠地帯に位置するその周囲には件の一人乗りUFOがふわふわと浮いて巡回警備しているのが見える。隠れる気も無く堂々と。
「いや、うん……」
 そもそも同じ地球(アース)でも彼の生まれ育ったUDCアースとは辿った歴史や文化が似ているようで違う。少なくとも地底や海底に文明がある時点で大違いだ。
「うん……だからこんなヘンテコな飛行物体があっても、ナントカ星人がいても」
 仕方ないの、か? そう自分の中で納得しつつ、和音は潜入を開始する。

 元々アメリカ軍が機密保持の為に厳重な警備態勢を構築していたらしく、そのセキュリティは相当のものだと言うことは高校生の和音でも分かるレベルで感じられた。
 だが、それも常人相手の事ではあるのだが。
 和音のユーベルコードは『隠形(ラプター)』。その名が示すとおり、可視光を屈折させることでその姿を隠す事が可能な彼の能力は、見張りのプルトン人はおろか監視カメラの目も欺き、赤外線探知すら無力と化す。
 流石に音までは消すことが出来ないので、差し足抜き足忍び足。上空を定期巡回するUFOを尻目に目的のものが格納されていると思しき倉庫に接近する。
 能力に頼り切って油断してはいけないと言うことは十二分に理解している。扉の前で見張り番をしているプルトン人に気付かれないように息を殺して近づいて。
 がすっ!と。力一杯後頭部からぶん殴ったらそのまま昏倒してくれた。
 その事実に気付いた他の連中が来る前にと扉のスイッチを押せば、シャッターがゆっくり開いていくので急いで身を転がして中に侵入。
「……すっげぇ」
 彼が息を呑んだのは、十数台並ぶ一人乗りUFO――なんかではなく、その奥にどーんと鎮座するイーグル戦闘機。そう言えば、空軍の航空機開発を秘密裏に行っているとか聞いた気がした。
「格好良い……! 見たい、見たい――けど――!!」
 今は命懸けの任務中。和音は断腸の思いでそれから目を逸らすと、戦闘機と比べて微妙にダサい(和音比)UFOに乗り込んだ。
 UFOどころか自動車免許すら持ってない和音は当然操縦なんてしたことがない。
 ここでモノを言うのは――己のカン!!
「もうここまで来たら、やるだけやるしかないし……!」
 大好きな航空機のシミュレーターみたいなものと思えば。それっぽいボタン押したら起動してふわっと地面から離れた。ハンドルを握り、彼はぐっとそれを傾け――。
「いっけー!!」
 開ききったシャッター目がけて全力前進。
 異常に気がついて集まってきたプルトン人を次々と跳ね飛ばして倉庫を後にする。
「ぶっ飛ばして行くぞ!!」
 あっと言う間に速度を上げた和音のUFOは巡回警備のそれの横を一気にすり抜け、破壊光線を撃つ暇もないままエリアの外を駆け抜けていったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジンガ・ジンガ
ンっひひ、こーゆーのスキよ!

目立つ髪色はフードで隠し
物陰等の闇に紛れて
目立たないように忍び足で移動
暗い場所でもダイジョーブ
俺様ちゃんの夜目(暗視)は今日も絶好調じゃんよ

聞き耳立てて周囲の様子を探り
警備の位置や足音、巡回ルートの情報収集
もしジャマなコが居ても
背後からだまし討ちして黙らせて
なるべく最短ルートでスマートにイかせてもらいまショ

格納庫に着いたら見つからないようにダッシュ
俺様ちゃん、デキるシーフですので
盗みとか朝飯前じゃんよ?
どーせならイチバンかっけーヤツがイイな……っと!

敢えて低空飛行で建物や障害物を利用しながら
破壊光線を見切って避わす
俺様ちゃんの逃げ足はUFO乗ってたって健在じゃんよ!



「ンっひひ、こーゆーのスキよ!」
 ピンク色の目立つ髪を隠すようにフードを被ったジンガ・ジンガ(尋歌・f06126)は心底楽しそうな笑みを浮かべ、夜闇の更に物陰の闇に紛れて忍び足でエリア51敷地を移動していた。
 空にはプルトン人のUFOがウロウロしているが、サーチライトの光さえ気をつければ、あんな見張りなんて居て居ないようなもの。暗い場所はジンガの方が断然有利。
「俺様ちゃんの夜目は今日も絶好調じゃんよ」
 盗賊としての技能を十二分に発揮するにはこれほどうってつけの任務は無い。目を凝らし耳を澄ませて少ない情報より周囲の様子を探れば、警備でうろついている連中の位置や足音、その巡回ルートまでも大体把握は出来る。
「ん……アソコかなっと」
 格納庫らしき建物発見。出来ればスマートに中に入り込みたい所だが。
 そう思っていたら、都合の良いことにその入口に一体のプルトン人がやってきて、ぽちぽちとセキュリティロックの操作をしている。
(「だーいチャンス!!!」) 
 素早く忍び寄り、ロックの解除音と同時に背後からの襲撃完了。ダガーで頸部を斬られたプルトン人が倒れたのを尻目にジンガは格納庫に侵入。
 中には見張りはいないらしいが、ぐずぐずもしてられない。なにせ、
「俺様ちゃん、デキるシーフですので」
 ククッと喉鳴らして笑いながら、出来るだけ迅速にUFOの置いてある場所に駆ける。
「こんなUFOなんざ、俺様ちゃんの手にかかれば盗むなんて朝飯前じゃんよ?」
 そして真のシーフならば、ただ盗めば良いと言う訳ではないのだ。
「どーせならイチバンかっけーヤツがイイな……っと!」
 最高の価値のモノを物色することこそ、盗みの美学。

 格納庫のシャッターがゆっくり開き出す。その三分の一が開きかけたところで、疾風のように中からジンガの搭乗したUFOが飛び出した。
 流線型のメタリックボディは速度を重視したかのフォルムで、格好良さと機能性を併せ持ったスタイルの機体。帰るにもまた好都合な性能だ。
「ひゃっはーッ!! どけどけーーッ!!」
 敢えての低空飛行で建物やら障害物の隙間を抜けるように敷地の外に向かってUFOを飛ばす。立ち塞がった宇宙人は当て逃げ万歳。
 巡回するUFOも、建物の間を駆けて低空飛行するジンガの機体に向けて破壊光線をぶっ放すには躊躇しているのか。誤って別の倉庫に当たりかねない。
 やがて建物群を抜けてだだっ広い平地へ。流石にここまで来れば敵も容赦無く光線を撃ってくるのだが。
「ははッ! ドコ見て撃ってンのよヘタクソ!!」
 すっかり操縦になれたジンガは己の身同様に光線を見切りかわしながら駆けていけば、やがて敵は追うのをやめて戻って行った。
「俺様ちゃんの逃げ足はUFO乗ってたって健在じゃんよ!」
 自画自賛しつつ、ジンガは帰って行くUFO達をドヤ顔で見送ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

キリカ・リクサール
アドリブ連携歓迎

確かにUFOの能力は恐ろしいが、奪取してこちらの戦力になれば心強いな
何とか成功させたいところだ

まずは基地内に潜入してマッキナ・シトロンを使用
空中に投影されたタッチスクリーンや本体のキーパッドを操作して管制室にハッキングを行い警備ルートや整備済みのUFOの場所等の情報収集を試みる
情報が引き出せたらそれを基に警備の目を避けながらUFOまで移動
万が一敵に出会ったらUCを発動
強力な神経毒の霧に変身して騒がれる前に敵を無力化し適当な場所へ隠して時間を稼ぐ

UFOに乗り込んだら巡回ルートをハッキングで割り出し
怪しまれないようその通りに飛来
エリア外に一番近い所まで飛んだら全速力で一気に脱出する



「確かにUFOの能力は恐ろしい。が……」
 キリカ・リクサール(人間の戦場傭兵・f03333)が冷静に戦局を分析するのはUDCアースで様々な戦場を転戦してきた傭兵としての経験あってのことか。
 あれを奪取して味方の戦力につけることの重要さと同時に心強さも理解していた。
 何とか成功させねば、という思いを抱きながら彼女は今回の任務を開始する。

 基地内に潜入したキリカはまず腕に装着したマッキナ・シトロン――通信機能を備えたデバイスを起動し、空中に浮かび上がった画面に触れ、本体のキーも操作して試みるのは、管制室へのハッキング。
 流石はアメリカ軍施設と言える堅固なセキュリティ。だがその中から監視カメラの映像を見つけ出し、整備済みのUFOの保管場所とその周囲の警備状況を確認、把握する。
「よし……」
 行動は速やかに。仕入れた情報を基に警備の隙間を縫って確認したUFOの保管倉庫まで慎重に歩を進める。空を巡回するUFOもある程度は決まった動きしかしていないので、向こうに行った隙に動く、を繰り返せば見つかる事もなく。
 やがて倉庫に辿り着き、何やら隙間が空いていたのでそっと覗き込めば。
「……あれが邪魔だな」
 あれ、とは。倉庫の中に一体のプルトン人の姿。さっきの監視映像にはいなかったので、その後にやってきたのだろうか。
『……ナンダ、コノ匂イ』
 プルトン人は突然香ってきた匂いに鼻のような部分をピクピク動かすと、その直立姿勢のまま前に突っ伏した。
 宇宙人を覆った霧は集約して人の形になり、元のキリカの姿に戻る。
「甘い香りだっただろう? 天国――いや、お前が見えたのは地獄か」
 毒霧にその身を変異させた上でその神経毒に蝕まれた敵を一瞥すると、キリカは監視カメラの死角にあることを再度確認した上でUFOに向かう。
 乗り込んだところで今度は見張りのUFOの巡回ルートを割り出し、出発。
 変な動きさえしなければ、案外怪しまれないものである。至近距離に近づきさえしなければ遠目のシルエットだけでは乗った者が誰か分からないらしい。
「この辺か……」
 エリア外に一番近い辺りまで巡回コースを進んだところで、速度をMAXに変えてやれば。少し離れた所に居たプルトン人達のUFOが状況を把握する前に、全速力でキリカのUFOはエリア51の外に抜けきったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

尾守・夜野
(奪えば奪うほどこちらが有利になるんだ…
俺ら「二人分」奪わせて貰うぞ
なぁに、狂信者の所で一月過ごすよりは楽だろ?俺
(呼んだ別人格がやれやれというように頷き))


基本影から影へ移動していく
監視カメラがある場合も考慮しあちこちに気を配りながら移動

巡回ルートとかち合えば小石を投げて気をそらしたり
道が通れないなら「Nagel」をワイヤーガン見たいに使い屋根の上を通る

もう一人の俺は常に出してるのではなく、必要に応じてだ

格納庫の場所を把握したらすぐには向かわねぇ
ちょいと離れた倉庫でNagelの火薬と適当な可燃物を使って時限式の爆弾をいくつか作り陽動仕掛けてから行くぜ

音がした瞬間に脱出開始!
「あばよ!」



 奪えば奪うほど、猟兵が有利になるこの任務。ならば。
「俺ら二人分奪わせて貰うか」
 尾守・夜野(墓守・f05352)が目配せすれば、オルタナティブ・ダブルで喚び出した同じ顔した男は面倒そうな顔で見つめており。
「なぁに、狂信者の所で一月過ごすよりは楽だろ?」
 本体のその言葉に、別人格はやれやれと言う表情で渋々頷いた。

 影から影へ。周囲を確認し、監視カメラの位置を探りながら、映ることのないように気を配って移動していく。
「っと……」
 向こうから巡回のUFOが飛んでくる。このままではかち合うと判断した夜野は小石を手に取ると、明後日の方向にある建物のシャッター目がけて投げつけ。
 がしゃん。石がぶつかり薄い金属板が音を立てて鳴り響く。何事かとUFO達がそちらに向かうのを後ろに確認しながら、その隙にと一気に距離を詰める。
「……で、真っ直ぐ向かわないんだ」
 もう一人の自分が呟くのを尻目に、夜野は途中で寄り道。
 格納庫の場所は恐らくあそこ、と言うのは目星はつけてある。
「逃げる時のことまで考えてるんだぜ、俺は」
 弾丸の薬莢より取り出した火薬と可燃物を組合せ、簡単な時限式の爆弾を作っていたのだ。どんな仕組みなのかは企業秘密。
「さて……」
 何カ所か仕掛けた後、時計を確認して格納庫に目を向けた。
「二つ以上はあるよな、あそこ」
「知るか」

 っぱぁーーん!!
 仕掛けた火薬が花火のように盛大に音を上げるのと、格納庫から二機のUFOが飛び出したのはほぼ同時。
 その音にわらわらと集まってくるUFO達は、出てきたUFO二体がそれぞれ別方向に飛んだ為に狙うべき相手を一瞬迷ったらしく。
 っどーん!!
 更に響く爆発音が一つ――と思ったら。
 ちゅどーん! っどっぱーん!
 何か倉庫の一つが爆発した。
「あんな強い火薬じゃなかったよな……?」
「もしかして今の倉庫……」
 弾・薬・庫。イイ具合に夜野が仕掛けた爆発物から引火した模様。
 余りの事態に右往左往しているUFOや地上のプルトン人達を尻目に二人の夜野はエリア51の空を駆け抜けていった。
「「あばよ!!」」

大成功 🔵​🔵​🔵​

シン・バントライン
映画などを観るとやはり相手の格好を真似して潜入というのがお約束でしょうか。見つかりたくないけど。

小さな黒龍を複数召喚し、まず警備隊の動向を探る。見つかった時の偽装の為に口調や合言葉なんかもリサーチ。
しばらく様子を見て巡回のタイミングやルートを調べる。
一番安全そうなパターンを確認して格納庫に潜入。
見つかったら合言葉や決まり台詞でやり過ごす。
あまり時間もかけたくないから倒した方が早そうだと判断したら剣で戦闘。
敵の距離や行動は最終的に第六感と野性の勘で判断。
時間短縮の為に2回攻撃と範囲攻撃や電撃を乗せた属性攻撃を。

追撃はシューティングゲームさながら敵の光線の軌道を読み避けながら最速で逃げる。



「映画などを観るとやはり相手の格好を真似して潜入というのがお約束でしょうか」
 シン・バントライン(逆光の愛・f04752)はアース世界で見たスパイ映画を思い出しながらそんなことを思う。いや、出来れば見つかりたくないけど。
 小さな黒龍を何体か喚び出してそっと夜闇に放つ。
 警備に回っているプルトン人達の動向、そして彼らの口調や合言葉らしきものを探り。
「……すっごく聞きとりずらい」
 何か片言だし。真似出来るだろうかとか思いながらもしばらく様子見つつタイミングを計って潜入作戦開始。何かドキドキするとか思いながらも、彼の纏う真っ黒な服装は夜の闇に紛れるには最適で。
 そっとそれらしき建物に侵入し、中を進めば大きな広い倉庫に辿り着く。
「わぁ……UFOたくさん」
 全部一人乗り専用ではあるみたいだが、その形状も様々で。丸っこいソーサー型もあれば流線型のスポーツカーのような外観のもある。
『オイ、オマエ。ナニシテル』
 階段を降りかけたその時。下の死角に見張りのプルトン人がいた。覆面の下では物凄く冷や汗かきつつも、シンは冷静に対処し。
「見張リノ交代ニ来タ。オツカレサマ」
『オオ、モウソンナ時間カ。ユックリ休ンデ来ル』
 敵の片言口調を真似てすれ違い、UFOに向かうシンだったが。
『ンナ訳アルカ! 怪シイヤツメ!!』
「あ、やっぱりバレてます?」
『アタリマエダ!!』
 流石に姿形でバレバレ。襲いかかってきたプルトン人の攻撃を剣で受け止め、電撃纏った斬撃を素早く繰り出した。ここであまり時間をかける訳にもいかない。
 見た目は不気味だが、所詮雑魚戦闘員ポジションらしいプルトン人はあっと言う間に斬り伏せられ。
「さて……なんかゲーセンで見た戦闘機ゲームみたいでわくわくしますね、これ」
 UFOに素早く乗り込み、何となくのカンで動かしてみればふわっと宙に浮く。
 レバーを握ってぐっと力入れたら、勢いよく推進力が働いた。
「あ、待って、早い、めっちゃ早い」
 倉庫の半開きの扉をいきなり最高速度でぶち破って外に出る。何とか操作を把握したかと思ったら、後ろには敵の乗ったUFOが複数追いかけてくるのが見えた。
 破壊光線が撃ち出されるその軌道を読んだ上で、レバーを上手く操作することで辛うじて回避。さながらシューティングゲームのよう。
 そう言えば、この奪ったUFOを使って宇宙にある敵の本拠地に反撃するなんてこと、あの赤髪の青年が言ってたなぁとか思い出し。
「リアルシューティングゲームと思うと楽しそうですね……命懸けですけど」
 真横を駆け抜ける破壊光線の轟音の中、シンは覆面の下で笑みを浮かべていた。
 やがてエリア上空を抜けたのか、追撃を諦めたUFO達は帰還していくのを確認し、シンはほっと胸を撫で下ろしたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ネライダ・サマーズ
エリア51に潜入して宇宙人からUFOを奪う…
映画やドラマで見たやつをやる日が来るとはな…!(TVっこ
正直言って興奮するが、奴らには空も宇宙もやれない
物陰に身を隠し、敵を避けつつ格納庫を目指す
…屈んだり縮こまるのがキツイが気合いで行く
世界の命運を前に図体のでかさなんて些事だ

邪魔な敵がいればUCで筋力を人間以上にした泥人形を作成
敵の前に出て、その筋力で遠くへ逃げてもらう
その隙に!俺はUFO!(いそいそ

そういえば神生初UFOだな
乗り込んで無事飛べばフルパワーで発進
ゴールはエリア51の外
撃墜なんてされてたまるか
軌道を読まれないようフルパワーのまま不規則&ジグザグに飛んでやる

大丈夫だ
俺の三半規管は強い!



 ネライダ・サマーズ(アイギス・f17011)はまるで映画やドラマで見たような今のシチュエーションにある意味心躍らせていた。
 何せエリア51って有名だし。そこに潜入して宇宙人からUFOを奪う。
 これぞヒーローという興奮やむなしのミッションだが、重要な任務でもあると言う事は勿論忘れてはいない。
「奴等には空も宇宙もやれないからな」
 敷地に侵入したネライダは慎重に物陰に身を隠し、敵の動きに注意を払いつつ、少しづつ格納庫と思しき建物に近付いていく。
「む……!」
 前方からプルトン人二人組が来るのが見えた。咄嗟に身を隠せる場所が無い。ネライダ・サマーズ絶体絶命のピンチか。

『……サッキ何カ見エタヨウナ』
『気ノセイダロ』
 すたすたと行ってしまったプルトン人。
 彼らの姿が消えたのを見計らい、近くにあった木箱がガタガタと揺れたかと思ったら中から弾け飛んだ。
「ふぅい……気合い入れたら収まるモンだな」
 190cm超えのデカイ図体を物理法則ギリギリで箱に収めた男は額の汗を拭う。世界の命運を前には些細なことである。
 さて、なんやかんやで格納庫のすぐ近く。入口には二体のプルトン人が見張りで立っている。あれを排除しなければ中には入れなさそうだ。
「仕方ないな……」
 ネライダは神としての力を発動させる。創造せし泥人形二体は実にキレた筋肉を持ち合わせていた。
『ム、侵入者ダナ!!』
「あいつらを食い止めろ!!」
 マッチョな泥人形達が向かってきたプルトン人とぶつかり、羽交い締めにしたり投げ飛ばしたりとパワフルな活躍をする間、ネライダはそそくさとその隙にと建物に入ってUFOの元に辿り着いた。
「――そういえば神生初UFOだな」
 殆どの猟兵が初だと言うツッコミはさておき。操作レバーを握りしめると機体はゆっくりと宙に浮き上がる。
「よし、無事に飛んだ……フルパワー、発進!!」
 最初から全開パワーで飛翔を開始。格納庫を飛び出し、向かうゴールはエリア51の外。
 飛ぶ横を光が過ぎ去る。放たれた破壊光線だ。
「はっ、撃墜なんてされてたまるか!」
 ネライダはフルパワーのまま操作レバーを不規則に傾ければ、機体はジグザグな軌道を走り、その動きに光線を放つ敵機もついて行けない。
「……っぷ。大丈夫だ――俺の三半規管は強い!!」
 もしうっかりリバースするとしても帰還してから。
 彼を乗せたUFOはエリアの外まで敵を翻弄し続けながら逃げ切ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

水鏡・怜悧
詠唱改変省略可
人格:ロキ
まずは潜入しやすくするとしましょうか
エリア51のエンジニアに情報を聞いた上で、ハッキングを仕掛けます
基地の中、人が少なく警戒の薄い場所に目立たないように陣取り、HMDゴーグルを使用して基地のセキュリティシステムへ接続
基地内の複数箇所に侵入者が居るように装い警報システムを作動させます
あとは混乱に乗じて侵入します

UDCに毒属性と金属属性を取り込んで、液体火薬の遠隔操作爆弾を生成し、UFOに乗って脱出すると同時に起爆します
あとは全速力でエリア51の外まで逃げます



「まずは潜入しやすくするとしましょうか」
 水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)――の人格の一人『ロキ』は穏やかに、だがどこか楽しそうに笑みを浮かべ、エリア51の外に一番近い建物にまず侵入していた。
 宇宙人の襲来で施設より避難していた勤務エンジニアに事前に話を聞いていたロキは、人が少なく警戒の薄いこの場所より、管理システムへのアクセスを試みていた。
『本当は国家機密級なんだが、今は地球レベルのピンチだしな。なぁに、今度は更に強固なシステムを作れば良いって話さ』
 エンジニア達が自信満々に言ってた通り、まともにセキュリティをハッキングしても中を見るのがやっとでシステムを勝手に操作なんて真似は簡単には出来ないようで。
 だがロキはゴーグル越しにエンジニアから仕入れた情報を基に警報システムを弄る。
 あちこちよりサイレン音やベルの音が無節操に鳴り響きだした。
 外を見れば右往左往するUFOやらプルトン人の姿。
「さて、今のうちだな」
 その混乱に乗じてロキは進む。警報音を敢えて鳴らさず人手が薄くなった場所を抜けて、向かうはUFOの置かれた倉庫へ。

「……こんなものかな」
 シンフォニアの名を持つ触手型の魔導兵器に取り込ませたのは毒と金属の属性。それを用いて何かを作り上げ、倉庫の外側何カ所に仕掛けた後、ロキはUFOに乗って倉庫から飛び出した。
 倉庫から最加速で飛び出したのとほぼ同時に爆音が響く。彼が仕掛けたのは遠隔操作爆弾で。帰りは爆発で気を引いた上で脱出という訳だ。
 案の定、音に駆けつけた敵機は多く、ロキの乗るUFOに立ち塞がったのは極僅か。
 それを全速力でもって回避し、彼はどうにかエリアの外まで逃げおおせたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

王・笑鷹
エルザ(f17139)と
よーし、UFO生け捕るヨー!

今宵我らは怪盗……ということで、飛んで潜ってUFOに近づくネ。
鉤付きフックを利用して侵入、鴉纏って影と同化、案外目立たないのヨ。
警報周りはエルザにお任せ。

内部構造は大体嗅覚で掴むヨ。
地下とかの広いドックとかにあるんじゃないカナ?
ひとつくらい無くなっても解らないよネー

乗ってしまえばこっちのものヨ。帰るときは大胆に。

折角だしエルザ、レースしようヨ!
商人たるもの売り物の性能をちゃーんと把握しておかないとネ!
巧みなテクニックをお見せするヨー!
レースゲームしかやったことないケド。

何処の政府が一番高く……。
あ、うん。売っ払わないヨ。ダイジョウブネ。


エルザ・ヴェンジェンス
笑鷹様(f17130)と

今宵の私達は怪盗。crownclownを空中から侵入を
侵入時に気がつけれても面倒ですので、警報機周りには注意を
必要であれば遮断か、処置を

では見回りの方に気をつけつつ捜索を
次々と運び込むのであれば、ドックも巨大そうですが…
ここは笑鷹様の商人としての勘に頼りたく、私は援護を。
敵の足音などを警戒致します

えぇ、大胆に、時にスマートに奪い取りましょう。

ふふ、その勝負お受け致します
メイドたるもの、性能のチェックは怠りません
最高のスピードで勝負致しましょう
免許は持っておりませんが、どうとでもなりましょう。えぇ、メイド的に

ですが、笑鷹様
これはお売りになりませんよう(にっこり



「よーし、UFO生け捕るヨ-!」
 王・笑鷹(きんぎつね・f17130)の青い瞳はいつもにも増してきらきら輝いていた。
「生け捕りでございますか……? UFOは生き物なのですか?」
「言葉のアヤってやつネ!」
 同い年の悪友メイドことエルザ・ヴェンジェンス(ライカンスロープ・f17139)は首を傾げると、笑鷹はクスクス笑い声たてる。
「しかし、盗みに入るにはイイ夜だヨ!」
「ええ、本当に」
 今宵の二人は怪盗。夜闇に紛れて彼女達は大胆不敵にも空からの侵入を開始する。
 怪盗スーツに身を包んだ二人。その衣装チェンジが実はユーベルコード。
 鴉の名を持つダークネスクロークに身を隠した笑鷹の姿は巡回するUFOに視認される事も無く、エルザの最高マッハ3に達した速度は常人は視認困難である。
 プルトン人達は真横を通り過ぎた彼女達に気付くことすらなく。まんまと侵入成功。
「こっちネ! 多分」
 笑鷹の商人としての嗅覚がお宝の場所を察知する。その判断を、勘を信じてエルザは悪友の指し示した方に超速度で飛翔して見張りや監視機器を迅速に使い物にならなくし。
「広いドックとかにあるんじゃないカナ?」
「そうですね。次々に運び込むのであれば……」
 辿り着いた先はドーム球場くらいあるんじゃないかという大きな半地下施設。そこには大量のUFOが所狭しと並んでいる。
 プルトン人の気配が少ない辺りから身をかがめて侵入し、UFOの元へ。天井に出られそうな穴が見え、そこから巡回UFOが出たり入ったりしてる。あそこから抜ければ良いだろうか。
「ひとつくらい無くなっても解らないよネー」
 コクピットを開き、中を覗き込む。ふむふむと呟きながら笑鷹はぽつりと一言。
「何処の政府が一番高く――」
「笑鷹様」
 ニコッと笑みを浮かべたエルザが狐商人の真横に音も無く近付いており。
「これはお売りになりませんよう」
「あ、うん、売っ払わないヨ。ダイジョウブネ」
 乾いた笑みで誤魔化す笑鷹。メイドの笑みは笑ってなかったような。
「冗談ヨ、ジョーダン。さて、乗ってしまえばこっちのものヨ」
「ええ、大胆に……そしてスマートに奪い取り、帰還する時です」
 二人がそれぞれ乗ったUFOはふわりと浮き上がり、他の巡回に出発するUFOに紛れて天井から外に飛び出した。
「バレてないネ! 折角だしエルザ、レースしようヨ!」
「レース、ですか? ふふ、その勝負お受け致します」
「商人たるもの売り物の性能をちゃーんと把握しておかないとネ!」
「メイドたるもの、性能のチェックは怠りませ――売り物?」
「空耳ヨ!! ゴールはエリアの外の境界ラインまでネ!!」
 うっかり口を滑らせた笑鷹は全力で誤魔化しながらスピードを上げ、エルザも対抗すべく動力をフル稼働させる。

「最高のスピードで勝負致しましょう」
 免許持ってないけど。
「こっちこそ、巧みなテクニックをお見せするヨー!」
 レースゲームしかやったことないけど。
 
 かくして、メイドと商人による第一回UFO脱出レースは、無事にエリア51を同時に抜けた所で幕を閉じたのでありました。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年11月10日


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト