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思惑、狙うのはーー狂った科学者

#スペースシップワールド

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#スペースシップワールド


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●緊急事態
「申し訳有りません! 銀河帝国の部隊が送り込んだと思われる生命体が、この宇宙船に侵入されました!」
 通信に映し出された船員が青ざめた表情のまま報告をすると、悲鳴と共に触手が船員室へなだれ込むとブツッンと通信は切れた。
「侵入された区域の把握をし、閉鎖と共に最悪の場合を想定し脱出ポットがある緊急避難区画へ移動開始!」
 船長が緊迫しつつも、冷静に判断をして宇宙船内にいる船員に指示を出す。
「まさか、定期輸送の船を狙うとは……狙いは何だ?」
 船長は襲撃に関して疑問を持った瞬間、部屋の分厚いドアを吹き飛ばし触手は彼を襲った。

●守れ!
「皆、集まってくれてありがとう。スペースシップワールドにて、輸送用の宇宙船がオブビリオンに襲われる予知をした」
 神山・楼炎(蒼銀の堕人狼・f01748)が凛とした声で言った。
「他の基地へ物資等を輸送する宇宙船をオブビリオンが奇襲し、宇宙船を乗っ取ろうとしているようだ。目的は不明だが、輸送している物資は機材や食糧と普通の輸送用宇宙船だ」
 楼炎は、襲われる宇宙船の写真を見せる。
「船長の指示により、船員の大半は隔離閉鎖した避難区画に移動済みだ。しかし、逃げ遅れた者もいるが、触手を排除して安全になってから避難させる方が良いだろう。安全になるまでは、避難区画のドアは開かないそうだ」
 触手に覆われた宇宙船、船内の様子の写真を広げた。
「きっと、何か思惑があっての奇襲とみなされている。どうか、オブビリオンから宇宙船を守って欲しい。よろしくたのむ」
 そう言って楼炎はアナタ達を見送った。


龍真 神
 明けましておめでとうごさまいます。
 今年もよろしくお願い致します。
 龍真 神です。
 触手だからと言って、そんな変な事はありません!
 真面目なシナリオです!
 希望があれば、触手とどう戦うかはお任せします。
 よろしくお願い致します。
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第1章 冒険 『未知の触手生命体』

POW   :    触手を斬り裂き、生命体を力づくで駆除する

SPD   :    触手の動きをかわしながら、生命体の弱点をつく

WIZ   :    宇宙船を制御し、冷却用ガスで触手を凍らせたり、宇宙空間に触手を排出したりする

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

城田・紗希
うー、触手とか触りたくないー…でもオブリビオンだから排除しなきゃー…。
とりあえず、使い捨ての安エプロンを防具に、道中で拾った棒を武器に、触手と戦う…
(板金鎧の上からエプロン装備、木の枝やら金属パイプやらを使い捨て扱いで装備)

なるべく触手には触りたくないから、絶望の福音で攻撃を避けつつ、
余裕があれば(拾った即席武器の)棒で叩いたりはねのけたりして、
本体の…なんだろうこれ。とりあえず、根本に打撃を与える…
…けどやっぱり、愛用の武器は触ってほしくないー(フックで手当たり次第に投げつける)



「うー、触手とか触りたくないー……でもオブリビオンだから排除しなきゃー……」
 渋々と触手を退治に城田・紗希(人間の探索者・f01927)は向かうと、セーラー服や板金鎧を汚さぬ様にエプロンを着け、船内に落ちていた無いよりマシだろうと思い鉄パイプを手にした。
「う、わぁ……」
 船内にぬらり、と表面がテカる紫と黒のマーブル模様の触手が船室のドアに張り付いていた。
 『絶望の福音』を発動させ、紗希は極力触らないように避けながら距離を縮めるものの、はやり生理的に受け付けないのだろう。
 足取りは重く、少し歩くのも躊躇うほどだ。
 ずるり、と音がしたかと思えば、触手は紗希の方へと伸ばした。
「ち、近付かないで……!」
 鉄パイプで触手を払い除けると、紗希は見たくはないけど弱点を探す。
 よく見れば、触手の根元は船室の方へと向かっているのが分かる。
 やらなければ、と思うものの足取りは重く、フック付きワイヤーにそこら辺に落ちている物を引っ掛けて投げた。
 運良く当たったようで、何か甲高い声と共に触手はしゅるりと船室の中に消えた。
「ほっ……でも、まだアレがうようよと……」
 紗希が安堵のため息を吐くが、触手の本体がある船室を見る気にもなれず、更にそれが沢山ある事を考えるだけでゾッとして冷や汗がじわりと手を濡らした。

成功 🔵​🔵​🔴​

シル・ウィンディア
うにうに、うにょうにょ…
えーん、何でこんなのが湧いて出てくるのよー

な、泣きごと言っても仕方ないよね
まずは、船のコントロールルームで機能をチェック
隔壁の開放や、設備を確認してっと
コントロールルームから直接弄れたらいいんだけど、そうはいかないよね…

ということで、うにうに(触手)達を監視カメラで見つけたら
そこへ急行するよ

冷却ガスなんか持ってないから…
エレメンタル・ファンタジアで氷の嵐を呼び出して
凍らせていくよ
…ちょっと破壊しても、問題ないよね?(てへっ)

凍ったまんまのうにうに達は宇宙空間に通じるダクトとかから
ぽいって捨てていくね

…しかし、誰がこんなはた迷惑なことしたんだろうね…



「うにうに、うにょうにょ……えーん、何でこんなのが湧いて出てくるのよーな。泣きごと言っても仕方ないよね」
 船内にやや粘着質な音を立てて動く触手を横目にシル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)は、困惑した表情で言いながらも船のコントロール室へと急ぎ足で向かった。
「えっと……開けれる障壁に、設備の確認……監視カメラはこれ、ひゃっ!」
 シルは可能な限り開放出来る障壁を開き、液晶に宇宙船の地図が浮かび上がる。
 ついでに点けた監視カメラにドーンと触手が映し出されると、蛇が敷き詰められた落とし穴を思い出して、思わず悲鳴を小さく上げた。
「コントロールルームから直接弄れたらいいんだけど、そうはいかないよね……」
 小さく息を吐くと、シルは監視カメラの番号と位置を確認し、現場へと向かった。
「よーし、エレメンタル・ファンタジアで……て、あれ?」
 シルがユーベルコードを発動させようとするが、不発してしまった。
「うにうに達に捕まってしまうよ!」
 そう叫んだ瞬間、シルは手にしていた『精霊剣・六源和導』から冷気が出てるのに気付く。
「氷の属性攻撃をすればーー!」
 シルは精霊剣・六源和導で触手を斬り、凍らせると緊急用排気ダクトの所に持っていき、ボタンを押してダクトを開くと凍った触手は宇宙へポーイと排出された。
「……しかし、誰がこんなはた迷惑なことしたんだろうね……?」
 宇宙に投げ出された凍った触手を見送ると、シルは青い髪を揺らしながら首を傾げた。

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠
触手自体に意思とかあるのかはわからないけど、後ろからこの襲撃の糸を操っているヤツを炙り出さなきゃね…それに、機材や食糧はこの世界では命に係わる大事なライフラインだもん…。
ここで追い出さないと犠牲者が出ちゃうよね…知らない所で人が苦しんでいる事で私が甘やかすチャンスが無くなるのは勿体無いじゃない。

戦闘
【SPD】
戦闘を仕掛けてユーベルコード『咎力封じ』を放つよ、これは拘束というより体のどこをガードするか観察するため、致命的な弱点ではないかもしれないけど防御した場所を狙って改めて重点的に攻撃するよ。
武器は拷問具をチョイスして、技能をいかして【鎧砕き】で防御を緩めて【傷口をえぐる】でダメージを狙うよ。



触手自体に意思があるかは分からない、けれども宇宙船が襲われているのは事実だ。
「機材や食糧はこの世界では命に係わる大事なライフラインだもん……」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)は、
シルが閉めていた障壁を開けたが為に見通しの良い通路で、触手が蠢いているのをイヤでも視界に入った。
「ここで追い出さないと犠牲者が出ちゃうよね……知らない所で人が苦しんでいる事で私が甘やかすチャンスが無くなるのは勿体無いじゃない」
 1部不純な動機というより、妖狐らしい理由を口にしながらも取り残された船員の心配をする。
 ユーベルコード『咎力封じ』を発動させ、手枷、猿轡、拘束ロープを触手に向けて飛ばす。
 触手の動きを封じるのではない、触手が何処を守るかを見るためなので拘束出来なくても良い。
 致命的な弱点じゃないかもしれないし、倒せなくても弱らせて船の外に捨てれば良い。
「弾いたね。口っぽい周辺はイヤなのよね?」
 朱鞠は駆け出すと、拷問具で触手を切断したら次は『鎧砕き』で守りを弱めると、一気に攻め立てる。
 もう、守る触手が無い本体はラクビーボールの様な本体を持つ蛸に近い生命体であった。
 拷問具で『傷口をえぐる』と、甲高い声を上げながら触手を持つ生命体は絶命した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

亞東・霧亥
触手は武器って事でOK?

【SPD】
『グラップル』『武器落とし』で触手を叩き落とす。
捌ききれない分は『グラップル』『残像』で回避する。

仲間を襲う触手は【クイックドロウ】で撃ち落とす。
全部は無理だけどな。

触手を叩き落とし、かいくぐり、回避しながら前へ前へ。
弱点に叩き込むのは『零距離射撃』の【クイックドロウ】。
漏れなく穴だらけにしてやるぜ。



「触手は武器って事でだよな?」
 亞東・霧亥(冒険野郎若作りなおっさん・f05789)が眼前で蠢く触手を見て、誰に問うわけでもなく、誰かが答えるワケでもないが、ただ思った事を口にした。
 宇宙の生命体だ、触手が攻撃手段の1つだと思えばーーそれはもう武器、驚異である。
 生命体は霧亥に向かって触手を伸ばすが、それをいなして武器落としの要領で触手を叩き落とす。
 生命体の触手は1本だけではなく、無数の触手が後から更に伸ばされてきたが、いなしつつも残像でどうにか触手に捕まる事は無かった。
「弱点は何処だ?」
 触手が次々と伸ばされるが、霧亥は自身の経験とこれまでに培った回避するすべをフルに使いながら、触手の中心へと足を進めた。
 たどり着いた先には、口らしきモノが牙を剥き出しにして蠢いてた。
 迷わず霧亥は、Sacrificeを噛み砕かれない様に少し離して『クイックドロウ』を発動させ、零距離射撃でトリガーを引くと自身の生命力を使いビームが放たれた。
 焼けるニオイに顔を歪ませながら、ビームが終わる頃に口から本体を撃ち抜き生命体の原形はもう分からない程だ。

成功 🔵​🔵​🔴​

リメイヤ・ルシータ
ええと、誰かが秘かに育ててた新種の生物…なんかじゃないわよね、これは…

とりあえず近くの端末からコントロールシステムにアクセスして船内の状況を確認ね

うーん…、直接触るのは回避したい…
てことでシステムをちょっと使わせてもらいましょう
隔壁を操作して外部ハッチまで通路を繋げて、各所の冷却ガスを出して、最後にハッチを開ければ気圧差で外に吸い出されるはず…!



「ええと、誰かが秘かに育ててた新種の生物……なんかじゃないわよね、これは……」
 リメイヤ・ルシータ(スペースノイドの電脳魔術士・f01041)は、船内に張り付いている触手を訝しげに見ながら言った。
 それはないだろう、だってグモリア猟兵が予知したのならばオブビリオン関連としか考えられないからだ。
 あまり動き回って、触手に捕まる事も考えて近くの部屋に入ると、設置されている端末を起動させた。
 コントロールシステムにアクセスをして、船内の状況を確認すると先に来た猟兵によって触手の多くは退治されていた。
 しかし、船長室には誰も向かっていない事が確認された。
「うーん……直接触るのは回避したい……」
 リメイヤは監視カメラに映る触手を見て、ゴキブリが出た部屋に暫くは入りたくない、そんな気持ちになる。
 端末を操作していると、緊急冷却ガスと書かれた設備と機能に辿り着いた。
「てことでシステムをちょっと使わせてもらいましょう。隔壁を操作して外部ハッチまで通路を繋げて、各所の冷却ガスを出して、最後にハッチを開ければ気圧差で外に吸い出されるはず……!」
 慣れた手つきで操作するとリメイヤは、冷却ガスの排出する指示を出すと船内に『ーー区画に冷却ガス排出されます。退避してください』と機械的な音声が流れた。
 音声が止み、何か大きなスプレーが射出したがの様な音が響くと画面を監視カメラに切り替えた。
 レンズが冷却ガスにより、端が少し白くなってしまったが、触手が冷却ガスに当り凍ったのを確認するとハッチを開け、凍った触手はハッチに吸い込まれると宇宙船の外に放り出された。

成功 🔵​🔵​🔴​

水島・可奈
方針:【SPD】
 とりあえずはまず、弱点を把握するところからだよね。
 他の猟兵さんが弱点を見つけてくれたみたいだけど、同じ区画にいれるかはわからないし、【時間稼ぎ1】【情報収集1】で自分で探ってみるよ。とりあえずあちこちの部位に【クイックドロウ1】で銃弾打ち込んで反応見れば、わかるかな?
 弱点がわかったら一気に攻勢。【クイックドロウ1】で、触手たちに弱点狙いだと気づかれないように『反射銃撃』も混ぜながら巧みに弱点狙い。
 これが銃使いの戦い方だよっ。私だって、戦えるんだからねっ。



「とりあえずはまず、弱点を把握するところからだよね」
 水島・可奈(少女自由に夢幻を掴め・f01117)はパープルフォースを手にして船内を歩き回る。
 先に来てる猟兵達を探そうにも、船内は広くて必ずすれ違う保証なんて何処にもない。
「自力で探すしかないよね」
 決心すると可奈は真剣な表情になり、船内に未だに残っている生命体を探す。
 船長室から、しゅるりと冷却ガスに当たらなかった触手が飛び出すと、船長らしき人物を引きずっていた。
「させないよ!」
 触手にパープルフォースの銃口を向け、トリガーを引くと弾丸は真っ直ぐに射出された。
(早く、弱点を見付けて助けないとね!)
 触手をパープルフォースで牽制しながら、可奈は時間を稼ぎつつも情報収集で弱点を探る。
 更にクイックドロウを駆使しつつ、触手を持つ生命体の様々な部位を狙っていると船長らしき人物が意識を取り戻す。
「触手の中心……」
 一言だけ言い残すと、再び意識を手放した。
「……よし、見えた!」
 可奈は『反射銃撃(リフレクション・シューター)』を発動させ、鮮やかな銃捌きで触手を持つ生命体を倒した。
 そして、宇宙船にまた別の生命体が接近していた。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『バトルドロイド』

POW   :    バトルスイッチオン
【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    精密射撃
【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。
WIZ   :    シュートダウン
対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●新たな侵攻者
 触手の襲撃により、船内に取り残された船員を避難区画へ移動し終えた瞬間ーーけたたましく警報が鳴り響いた。
『貨物室が破損、外部からの侵入を確認。避難区画を閉鎖します』
 機械的な音声がまた流れた。

『食糧も念のために、機材は丁寧に扱えよ。そう、人がいればもっと良かったが……この際だ、贅沢は言ってられん』
 長身のロボットが、赤い光を点滅させながら通信機から聞こえる声の指示に従う。
『いや、猟兵がーーいるな』
 通信機越しなのに、貨物室へ向かう熱源を『バトルロイド』が感知していた。
『邪魔するだろう、倒してしまえばゆっくり漁れる。戦闘を許可しよう』
 通信機から聞こえる声の主が戦闘許可を出すと、バトルロイドは機械的な音声で『リョウカイ、戦闘体勢ヘ移行』と言った。
政木・朱鞠
ドロイド君では無く後ろの黒幕さんを挑発するように語りかけちゃおうかな…。
何を企んでいるかわからないけど…操り人形をけしかけて自分の性癖を満たそうなんて…甘やかすのが好きな妖狐の私でもキモいと思っちゃうよ。
(何らかの方法で見てると仮定してオエッってゼスチャー)
自分の手を汚したくないクセに人を見下す頭デッカチの引きこもり君はお呼びで無いんだよ…おバカさん。

戦闘
【WIZ】
視認で狙撃なら小分けにした『フォックスファイア』の【狐火】をデコイとして操ってワザとチラチラと見えるように視線誘導を促すよ。
武器は投擲武器の忍者手裏剣をチョイスして、関節部を狙って【暗殺】【傷口をえぐる】の技能でダメージを狙うよ。



「何を企んでいるかわからないけど……操り人形をけしかけて自分の性癖を満たそうなんて……甘やかすのが好きな妖狐の私でもキモいと思っちゃうよ」
 口に手を当てて政木・朱鞠は、気持ち悪そうに吐くジェスチャーをした。
『はぁ……? 性癖うんぬん言われましても……そういうのには一切興味が無いので、やってしまえ』
 朱鞠の挑発はバトルロイド越しに話すオブビリオンには届かず、手にしていた銃からレーザーが射出される。
「……っ! 自分の手を汚したくないクセに人を見下す頭デッカチの引きこもり君はお呼びで無いんだよ……おバカさん」
 更に挑発する様な言葉を続けても、朱鞠の言葉が届いてない様にバトルロイド達は攻撃する手を緩めない。
「こんなに良い女を傷だらけにするとか、それでも男なの?」
 朱鞠が痛みに耐えながら顔を上げ、ゆっくりと立ち上がるとバトルロイド達を見据えた。
 『フォックスファイア』を発動させ、18個の狐火がゆらりと周囲に漂わせ、ゆらゆらと揺らして視線を向けさせようと試みるもののーー『シュートダウン』を発動させて狐火は相殺された。
 しかし、朱鞠は忍者手裏剣を音も立てずに投げ、バトルロイドの関節に刺さり更にもう1回投げて傷口をえぐる。
 片足を破壊されたバトルロイドは、火花を散らしながら床に倒れた。

失敗 🔴​🔴​🔴​

水島・可奈
ロボだし、悪夢は効かない……おまけに射撃系……厄介な相手だね。
反射銃撃のタイプはSPD、おそらく相手はブラスターを使ってくる……となると、隠れながら【クイックドロウ1】を使いつつ跳弾を使う戦法がいいかな。

数回当てたらリロードをしながら新しい物陰へ行くのを繰り返してなるべく見つからないようにするよ。
効率やDPSは悪いけど……仕方ない。一気にやられたら元も子もないから。
せめて【時間稼ぎ1】で他の猟兵が来るまで相手を足止めできたり、【情報収集1】で何か弱点とかの情報が得られればいいけど……

※アドリブ、絡み歓迎です


リメイヤ・ルシータ
ううぅ…誰かに戦い方を教えてもらうんだった…
(警報を聞いて端末からカメラで状況確認します)

脱出したくてもあれを何とかしないといけないよね…よし、これで行ってみよう
「エレクトロレギオン」用に自分の携帯端末に入っていたゲームに出てくる戦闘機械を召喚
10機ほど残して敵の正面から突撃させつつ、自分と残りで物陰から後ろに回り込み、正面の対応をしている内に至近距離から攻撃を叩き込む



(ロボだし、悪夢は効かない……おまけに射撃系……厄介な相手だね)
 影からバトルロイドの行動を見ている水島・可奈は、渇いた唇を舐めた。
(……増援がなければ、見える範囲のバトルロイドは5体。1体はあの子が脚を破壊したから動けないだろうけど、熱線銃だから油断は出来ないね)
 息を殺し物影に隠れているが、幸いにもバトルロイドの視線上に重なる様に朱鞠が居たお陰で可奈は、熱源関知に映らなかった。

 一方、警報を聞いたリメイヤ・ルシータは端末を操作して監視カメラが貨物室に切り替わると、そこでは既に戦闘が始まっていた。
「ううぅ……誰かに戦い方を教えてもらうんだった……しかも、熱源関知まである……」
 早く脱出すればよかった、と思いながらもリメイヤは簡単に出来ない状況をどうにかする為に貨物室へ向かった。
 『エレクトロレギオン』を発動させ、携帯端末に入っているゲームに出てくる戦闘機械に似せた機械兵器70体を召喚した。
(機械兵器に気をとられている間に)
 10体は常に稼動させ、リメイヤの熱源を隠す様に、そして自身を守るために残した。
 リメイヤの機械兵器を60体をバトルロイドに向けて前進させると、可奈は物影からパープルフォースを素早く銃口を向けてトリーガーを引く。
『小型の戦闘兵器確認……排除シマス』
 手にしている銃を機械兵器に向け、バトルロイド達は一斉『シュートダウン』を発動させると、正確にタイミングを合わせた射撃して次々と相殺させる。
 その間に可奈が撃った弾が宇宙船の床や柱に当たり跳弾し、バトルロイドが予測出来ない位置から弾が当たり、片足を破壊された機体は赤いランプが静かに消え活動を停止したのを確認した。
(が、がんばれ!)
 リメイヤは必死に戦闘兵器を操作し、可奈はバトルロイドの足止めしつつ情報収集する。
(早く、増援はまだ!?)
 可奈はバトルロイド達が戦闘兵器に気がそれてる間に、朱鞠の元へ駆け寄って抱えると素早く荷物の影に身を隠した。
 ただ、猟兵の増援が来るのを祈りつつ時間稼ぎするしかない状況を、彼女達は戦うーー仲間を信じて。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

シル・ウィンディア
略奪なんて、そんなことさせないっ!
あなた達にあげるものなんかないんだからねっ!

相手が複数いるから、二刀流の光刃剣を構えて
周りを警戒しつつ仕掛けるタイミングを見つけるね
慎重に、でも、ちょっと大胆に攻めてみるよっ!

踏み込みは、一気に踏み込んで切り裂いていきます
その時は【二回攻撃】で連撃を叩きこみ
攻撃後は素早く退いて、【見切り】に【第六感】、【空中戦】で
三次元機動も使って、回避を行うね

大部分の敵が半径20m以内に集まったら
【高速詠唱】の【全力魔法】での
ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラストで
一気に行きますっ!

この砲撃、簡単に防げると思ったら大間違いだからねっ!!



「略奪なんて、そんなことさせないっ! あなた達にあげるものなんかないんだからねっ!」
 勇敢にバトルロイド達の前に現れたのはーーシル・ウィンディア。
 光刃剣『エレメンティア』が彼女の意志に答え、2本の剣と変化するとしかっりと握り締めたままバトルロイド達の真ん中に突っ込んだ。
 光る刀身が残像を残しながら、2回攻撃により鋼鉄を体に傷を付けながらシルはステップを踏むように戦う。
 だがーー『バトルスイッチオン』が発動し、バトルロイド達が機械的な声で咆哮を上げた。
 シルは後ろに跳躍し、後退しようとしたが手首を掴まれて、そのまま床へとハンマーの様に叩いた。
「ーーっ!」
 背中を強く打ち、口から肺の酸素を全て無理矢理に出されると、シルが呼吸しようと息を吸おうと口を開くがーー鋼鉄の足で蹴り上げられた。
(これじゃ……ダメ、だけど……っ!)
 無差別攻撃は荒い、シルは第六感で感じるとバトルロイドの攻撃を見切る。
 言葉を、ユーベルコードを発動させる言葉を言えるだけの空気が戻ればーー良い。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ……。六芒に集いて、全てを撃ち抜きし力となれっ!」
 シルは攻撃を見切りながら息を吸うと、高速詠唱で『ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラスト』を発動させた。
「この砲撃、簡単に防げると思ったら大間違いだからねっ!!」
 火・水・風・土・光・闇の属性がシルの手よ中に集まり、サファイアの様な瞳を大きく開き全力で魔力砲を放った。
 全滅とまではいかないが、バトルロイド達の体はボロボロになり、関節から火花を散らしながら床に膝を着けた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

亞東・霧亥
【SPD】
攻撃対象が多いと、その分撹乱にもなる。

今回は敵の高度なAIを欺くために、自分だけでなく、これまで共闘してきた仲間も利用。

攻撃されるとアルミ片を撒き散らす(チャフフレア)【仕掛け罠】として、極めて精巧な俺と仲間のレプリカを複数体製作。
微妙に隠しきれてない位置に設置する。

また、敵は熱源探知も行うらしいので発煙筒等の熱を発生させる物を探す。
あれば、『投擲』で敵の周囲に熱源を作る。

チャフと熱源で敵の視覚を狂わせる事に成功したら、貨物を盾に『忍び足』で近付き、『グラップル』で地面に叩きつけ、『踏みつけ』で首を破壊する。



ガシャン、とバトルロイド1体の赤いランプが消えると前に倒れた。
 亞東・霧亥が『レプリカクラフト』を発動させて作った共に戦う仲間を模した偽物を攻撃したからだ。
 破壊した偽物の体は鉄製で、無差別攻撃していたバトルロイドは危険性に気付かずに攻撃をした結果、ボロボロの体に金属の破片が突き刺さり機能停止した。
「事は進んでいるなら、小細工は不要だな」
 霧亥はバトルロイドに組み付き、貨物室の床に叩き付けるとぐしゃりと首を踏み抜いた。
 赤いランプが消えた頭部は床を転がり、鉄の柱に当たると砂鉄になり床に山を作った。
「い、いけー」
 機械兵器がバトルロイドに次々と突っ込んで行く。
「緊急、応援ヲ要請ス」
 バトルロイドの機械的な声で言うが、霧亥は直ぐに破壊した。
 しかしーー貨物室に新たなバトルロイドが浸入してきた。
『全く、増援させるまでの事態になるとは……猟兵でも捕まえてサンプルにしようか?』
 そう言うとバトルロイドは、怪我を負ってる猟兵へと手を伸ばした。

成功 🔵​🔵​🔴​

シル・ウィンディア
けほっ!

はぁ、はぁ…。

な、何とか態勢は立て直したけど…。
油断したわけじゃないのにね

気を取り直して…。
さぁ、いくよっ!(光刃剣を構え直して)

こっちもつらいけど、向うもそんなに楽じゃないはずだから
ここが踏ん張りどころだね

攻撃は【薙ぎ払い】と【二回攻撃】で纏めて攻撃
敵の攻撃行動には【見切り】【第六感】で危険を察知して回避するよ
万が一攻撃をもらったら【オーラ防御】でダメージの軽減を

捕まらないように、今度こそ舞うように攻撃を仕掛けていくよ
鬼さん、今度は捕まらないからねっ!

相手に隙ができたら
【高速詠唱】の【全力魔法】で
エレメンタル・ファランクスを撃ちますっ!

今度は、この魔法、味わってねっ!



「けほっ! はぁ、はぁ……な、何とか態勢は立て直したけど……油断したわけじゃないのにね。気を取り直して……さぁ、いくよっ!」
 傷だらけの体で立ち上がり、シルは光刃剣『エレメンティア』をしっかりと握り直すと海の様に青い髪を揺らしながら、気力だけで足を動かして走り出した。
「まだ、これからだよ!」
 光りが横一閃に走り、バトルロイド達をなぎ払うと、くるりと回転しながらもう一度光りの残像が横に残る。
『ええい! 猟兵一人に何を手こずっておる。手負いならば、倒せるだろう』
 バトルロイド達がシルに向かって、鋼鉄の腕を振り上げるがーー見切りであっさりと攻撃を避ける。
 第6感で動きや、次の攻撃を感じると1歩先の行動をして、怪我をしているとは思えない程に軽い足取りでステップを踏む。
「鬼さん、今度は捕まらないからねっ!」
 シルがバトルロイド達の間を駆け抜け、光りの残像を残しながら光刃剣『エレメンティア』を振るう。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ…。我が手に集いて、全てを撃ち抜きし光となれっ!!」
 シルが高速詠唱で『エレメンタル・ファランクス』発動し、火・水・風・土の4属性が100本の光が周囲に浮かぶ。
 バトルロイド達は『シュートダウン』を発動させて、ユーベルコードを相殺させようと待ち構える。
「今度は、この魔法、味わってねっ!」
 シルが全力で魔力砲撃を放つと、殆どのバトルロイドはタイミングが合わずに相殺に失敗してしまい、砲撃を受けて消えた。
「完璧とまではいかないけど、上々だねっ!」
 あっという間に増援を倒したシル、しかしひと安心する暇もなく目の前に現れたのはーー。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『ドクター・ジェミニィブレイン』

POW   :    喰らえ!ブレインコントロール!
見えない【超強力な脳波】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD   :    出でよ!ビッグブレインロボ!!
自身の身長の2倍の【戦闘用殺戮巨大ロボ】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    喰らいつけ!メカニカルバグズ!
レベル×1体の、【体】に1と刻印された戦闘用【昆虫型ロボ(昆虫の種類は毎回変わる)】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は暴星・メテオです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●双子の狂った科学者
 頭を模したカプセルの中に満たされた液体に浸りる脳、それに機械的な手足を付けられたソレは現れた。
「我々の研究をする為に必要な材料を貰うだけなのに邪魔をするのか?」
 『ドクター・ジェミニィブレイン』の機械的な声が貨物室に響いた。
「研究以外に興味はない! 機材やら食糧さえあれば命まではとらん」
 そう言うと、ドクター・ジェミニィブレインは猟兵を気にせずに、機材が入っているコンテナの方へと向かった。
「何だ。もう、用は終わっただろう。少し待ってくれ、もう少しで終わるから」
 コンテナを引きずると、ドクター・ジェミニィブレインは宇宙船に穴を開けようと壁に手をかざした。
政木・朱鞠
まさか、見た目も考えも頭でっかちのキモい子が出てくるとは思わなかったよ。
研究にしか興味がない?人から物資を奪って出た結果なんてたかが知れてるし、今は命を奪わなくても大局で見れば犠牲者が出るかも…って考えに至らないなんて滑稽なのに笑えない話だよ。

戦闘
【SPD】
力で押してくるタイプみたいだからこちらも『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態でジェミニィブレイン君を迎え撃つよ。
武器は拷問具をチョイスして、技能をいかして【鎧砕き】で防御を緩めて【傷口をえぐる】でダメージを狙うよ。

手負いの状態でユーベルコード使った後の代償が怖いけど…ここを逃がせば集めた物資を守れないみたいで申し訳が立たないもんね…。



「まさか、見た目も考えも頭でっかちのキモい子が出てくるとは思わなかったよ」
 呆れた表情で政木・朱鞠は、ドクター・ジェミニィブレインに視線を向けた。
「研究にしか興味がない? 人から物資を奪って出た結果なんてたかが知れてるし、今は命を奪わなくても大局で見れば犠牲者が出るかも……って考えに至らないなんて滑稽なのに笑えない話だよ」
 ドクター・ジェミニィブレインの言葉を理解出来ない、と言わんばかりの様子で朱鞠は否定の言葉を口にした。
「研究は良くも、悪くも、犠牲はつきものじゃぁありませんか?」
 ドクター・ジェミニィブレインが肩を竦めると、アメリカンドラマの様に言葉に合わせて大袈裟にジェスチャーをする。
「触手の生命体やバトルロイドを使って船を襲う通りもないし、彼らが船員を殺さない保証なんてないよ」
 朱鞠が首を振ると、『降魔化身法』を発動させてると体に妖怪、悪鬼、幽鬼が宿り強化される。
 負傷した体、痛みを我慢して尻尾をゆらりと振ると拷問具を手にして駆け出した。
「出でよ! ビッグブレインロボ!!」
 ドクター・ジェミニィブレインがパチンと指を鳴らすと、『戦闘用殺戮巨大ロボ』が召喚され、それに彼は乗り込んだ。
 朱鞠に向かって、無数のノコギリの歯を放つがーー止まらない。
 ノコギリの歯が体を掠め、傷をえぐってもドクター・ジェミニィブレインに向かって九尾のネコ鞭の爪が機体に爪痕を残しながら鎧砕きで防御力を下げ、攻撃が通りやすくした。
「手負いの状態でユーベルコード使った後の代償が怖いけど……ここを逃がせば集めた物資を守れないみたいで申し訳が立たないもんね……」
 戦闘用殺戮巨大ロボを見上げ、朱鞠は更にもう一度拷問具を振り上げて傷口をえぐった。
 しかしーー代償で『呪縛』が体を蝕み、冷たい鉄製の床にその身を横たわらせた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

水島・可奈
いやあの、さっきまでノリノリでこっちの命を奪おうとロボ飛ばしてきたよね? 命までは取らないっておかしくない? というか、そのもう少しで何人の存在を殺す気?
ここは切り札を使うか。相手が脳とロボという電気信号使う奴なら私のクラッキングでいくらでもなる。
ゴーグルを装着して相手の電気信号を把握、【ハッキング1】でクラッキングして自暴自棄にさせるよ。所詮脳だって電気信号で動くもの、なら電脳魔術でクラッキングできると思う。
うまくロボのexeファイルを壊させたりドクターが腕で自分で脳のカプセルにひびを入れてくれるといいけど……そこまでは無茶かな。とはいえ足止めはできると思う……
他使用技能:【時間稼ぎ1】



「いやあの、さっきまでノリノリでこっちの命を奪おうとロボ飛ばしてきたよね? 命までは取らないっておかしくない? というか、そのもう少しで何人の存在を殺す気?」
 ドクター・ジェミニィブレインの言葉を聞いた水島・可奈は、触手の生命体やバトルロイドを宇宙船に浸入させて猟兵を排除する事を問う。
「少しの犠牲はつきもの、科学や医学はそうやって発展したんですよねー」
 ドクター・ジェミニィブレインは、人々が行ってきた過去を言う。
「無駄だよ。少しだけ、君を乗っ取ったから……ねっ」
 『電脳魔術:信号掌握(デンノウマジュツ・クラッキング)』を発動させ、電脳ゴーグルやハッキングツールから相手の電気信号を一時的に操作する電脳魔術を放ち、クラッキングにより動きを一時的に封じようと試みる。
「貴様、我々に何をした!」
 動かせない手足、視界にノイズが走って異常を感じたドクター・ジェミニィブレインは、安定しない機械的な声を上げた。
「所詮、機械で脳だけなら電気信号だよね? ならば、ハッキングは可能っていうワケだよね」
 口元を吊り上げると可奈は、胸を張ってドクター・ジェミニィブレインを指しながら声を上げる。
「な、なんだと!? 肉体が不用とは思ったが、こんな事で……っ!」
 悔しそうに低く呻くと、可奈は時間稼ぎに成功した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シル・ウィンディア
ついに出てきたね…

うにうにはなったり、兵士送り込んだりして
命を取らないなんて言えたものだね
船の機能が止まったら、それだけで人は怖いんだよ
そんなことしてる人の言葉、どこに信じられるのっ!!

初手から、いきなりヘキサドライブ・ブーストを使用して全開モードっ!

さすがに怒ったよ!だから、覚悟してねっ!!
光の翼で空中に飛んで、変速しながら敵を切り刻んでいくね
攻撃時は、二刀流の光刃剣で【2回攻撃】で攻撃
攻撃後は、すぐさま離れて敵の攻撃に備えるよ
回避は【見切り】と【第六感】で予知してぎりぎり回避
回避後は、すぐに攻撃を仕掛けに行きます

防御は【オーラ防御】頼みで攻撃と回避に重点を置いて行動します



「ついに出てきたね……うにうにはなったり、兵士送り込んだりして、命を取らないなんて言えたものだね! 船の機能が止まったら、それだけで人は怖いんだよ。そんなことしてる人の言葉、どこに信じられるのっ!!」
 シル・ウィンディアが『ヘキサドライブ・ブースト』を発動し、魔力暴走状態に覚醒して二対の光の翼を持った姿へ変身した。
 しかし、時間稼ぎされていたものの自力でハッキングルートを閉ざし、ドクター・ジェミニィブレインは戦闘用殺戮巨大ロボを動かし、シルの光の翼を掴んで引き千切ろうとする。
「……っ! さすがに怒ったよ! だから、覚悟してねっ!!」
 シルの両手に握られた光刃剣『エレメンティア』を振り、光の残像が2本残しながらロボの腕を切り裂いた。
「喰らえ! ブレインコントロール!」
 見えない超強力な脳波が放たれて、宙を飛ぶシルに向かって近くにあったコンテナがぶつけられた。
「み……きゃあっ!!」
 シルは見切りと第六感を便りに避けようとするが、コンテナは動きに合わせて迫って来るので避けきれなかった。
「か、な……倒して、必ず倒してみせるんだから!」
 オーラ防御により比較的に軽傷で済んだシルは、光の翼を羽ばたかせながら弧を描きながら光刃剣『エレメンティア』で横一閃ーー光が残るとガシャンと、ロボの部品が1部落ちた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

亞東・霧亥
【SPD】

【心情】
的がデカイから攻撃が当たらない事は無さそうだが、果たして通用するのか。

【作戦】
ロボのコアの装甲を腐食させ、ブラスターの固め撃ちで一転突破を図る。

【行動】
ポーションケースの中身を破棄。ガラス瓶を確保。
貨物に都合良く、濃塩酸と濃硝酸の材料があるか探す。
あれば、ガラス瓶に濃塩酸3:濃硝酸1の割合で混合し、王水を作る。『毒使い』『早業』使用。

ワイヤー付きフックの『ロープワーク』『空中戦』『地形の利用』等、あらゆる手段を講じてコアに肉薄、王水×3をまとめて『投擲』する。

装甲の腐食を確認後、片膝付きで姿勢を固定。
【クイックドロウ】『スナイパー』でコアを狙い、固め撃つ。

「貫け!」



「的がデカイから攻撃が当たらない事は無さそうだが、果たして通用するのか」
 ドクター・ジェミニィブレインが乗っている戦闘用殺戮巨大ロボを亞東・霧亥は、見上げながら低く呟いた。
 ポーションケースの中身を破棄し、ガラス瓶を確保するとコンテナに中に材料があるか、少し開けて中身を『早業』で確認しながら歩き回る。
「あった……これと、これがあれば」
 濃塩酸と濃硝酸を『毒使い』で試験管へ入れるて王水を作製し、霧亥はワイヤー付きフックに試験管を付けた。
「今だ!」
 シルが戦闘用殺戮巨大ロボの部品切り落とした瞬間に霧亥は、貨物の影から飛び足すと『ロープワーク』『空中戦』『地形の利用』と、宇宙船内で戦うに関しても有効である技能を駆使し、ワイヤー付きフックを素早く戦闘用殺戮巨大ロボに向けて投げた。
 パリン、と試験管が機体に当たって割れると、液体が機体を腐蝕していく。
「他の機材も腐蝕したらどうするつもりだ!」
 ダンダンと、貨物室内に響く程のドクター・ジェミニィブレインが操るロボは地団駄を踏むと、悔しそうに機械的な音声で奇声を上げた。
 腰撃ち体勢になり、直ぐにSacrificeを構えると、ロボの腐蝕した部分に銃口を向けた。
「貫け!」
 『クイックドロウ』を発動させ、『スナイパー』でロボの『コア』らしきモノへと向かって、トリガーを引くと銃口から熱線銃(ブラスター)が真っ直ぐに放たれた。
 戦闘用殺戮巨大ロボは機能停止し、やむ得なくドクター・ジェミニィブレインは降りた。

成功 🔵​🔵​🔴​

リメイヤ・ルシータ
うー、まだ出てくるの…。でもあれが親玉みたい?他の猟兵さんもいるし、もうひと頑張り…。
(コンテナの陰から様子を見てます)

うーん、何となく直接武器を当てるのは難しいかも?そもそもどうやって動けば当てれるのかしら…。
ここはもう一度「エレクトロレギオン」に頼りましょ。
相手は1体だけみたいだから、周りを囲んで時間差で攻撃させるよ。
ダメージは少ないかもだけど、他の猟兵さんの次の攻撃まで【時間稼ぎ】ができればいいわ。



(うー、まだ出てくるの……でもあれが親玉みたい? 他の猟兵さんもいるし、もうひと頑張り……)
 貨物室のコンテナの影からリメイヤ・ルシータは、他の猟兵達が戦う姿とオブリビオン『ドクター・ジェミニィブレイン』に視線を向けた。
(うーん、何となく直接武器を当てるのは難しいかも? そもそもどうやって動けば当てれるのかしら……)
 リメイヤの手元には、電脳ゴーグルとサイコキャノンの2つだけで、両方とも戦うにしても遠距離に向いてはいない。
 あとは近接して戦うにしても、力に自信がないので“攻撃する手段”は1つに絞られた。
「なんか、頼りっぱなしだけど時間稼ぎにはなるでしょうね」
 『エレクトロレギオン』を発動させると、携帯端末に入っているゲームに出てくる戦闘機械に似せた機械兵器65体を召喚されると、ドクター・ジェミニィブレインを囲むように機械兵器を動かした。
「何ですか、このオモチャみたいなのは?」
 訝しげに機械兵器を見つめるドクター・ジェミニィブレインの顔(?)に向かって、ミサイルや銃弾が放たれた。
(まだ? 早く、増援……来てよ。エレクトロレギオンだけじゃ、足止めをして時間を稼ぐ事しか……!)
 リメイヤは増援が来ることを信じて、ただ機械兵器がドクター・ジェミニィブレインを攻撃する様子を見ていることしか出来なかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠
大怪我で体が痛いし…代償受けて物凄くヤバい状態だけど…私達は絶望を噛みしめて床で寝転んでいる時間は無いんだよ。
私達が困っている人をほったらかしにしてたら未来は過去に喰い潰されちゃうもんね…一応、私ってヒーローなんだもん…死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよ!

戦闘
【SPD】
ワンチャンスを狙って『降魔化身法』を使用してジェミニィブレイン君にリベンジだよ…。
武器は刑場槍をチョイスして【串刺し】→【鎧無視攻撃】→【傷口をえぐる】でダメージを狙うよ。

真の姿だとしても代償の蓄積は不安だけど悩む時間が勿体ないし、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。



「大怪我で体が痛いし……代償受けて物凄くヤバい状態だけど……私達は絶望を噛みしめて床で寝転んでいる時間は無いんだよ」
 朱鞠の体はズキッと痛み、代償により受けた呪詛の影響で動きが鈍い自分に言い聞かせながら、立ち上がる。
「私達が困っている人をほったらかしにしてたら未来は過去に喰い潰されちゃうもんね……一応、私ってヒーローなんだもん……死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよ!」
 力強く言うと、朱鞠が『降魔化身法』を発動させて妖怪、悪鬼、幽鬼を宿し超強化すると刑場槍を手の中でくるりと回した。
 代償の事を考えれば愚策かもしれないーーと、後先の事を考えても仕方がないと首を振ると駆け出した。
「身勝手な研究者をーー倒すだけよ!」
 朱鞠がひと突き、刑場槍を脳が液に満たされている頭を模したカプセルを串刺しにする。
 鎧無視攻撃の効果もあったおかげで、易々とカプセルを貫きピシリッとひびが小さく入った。
 更に、えぐるとひびが範囲を広げてゆくがーー。
 朱鞠とドクター・ジェミニィブレインの間に再び召喚したロボが割り込むと、刑場槍を引き抜き後退した。
「よしっ!」
 確かな手応えを朱鞠は感じると、不敵に微笑んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

城田・紗希
ウネウネじゃないから全力で叩くy…みぎゃー!(悲鳴あげつつ炎の矢を乱射)
あ、これ虫じゃなくてロボット?じゃぁそこまで気持ち悪くない……?

あ、改めて…。これ以上好き勝手はさせないよ!この……(何だろうこれ、蜘蛛のオバケ?)
……蜘蛛か蛸かよくわかんないけど、触手使うような変態の好き勝手にはさせないし、
食べ物も人質もその他一切渡さないよ!

ユーベルコードは、炎の矢で本体を狙いつつ、取り巻きが出たらそっちも狙うよ!
(悲鳴ついでの全力掃射はなかったことにした)



 触手はもうこりごり! なんて思いながらも城田・紗希は、貨物室へ入ると緋色の瞳に映ったのは巨大な頭を模したカプセルの中にーー脳みそ。
「ウネウネじゃないから全力で叩くy……みぎゃー!」
 触手程ではないが、やはりインパクトのある気持ちが良いとは言えないその姿を見て、紗希は悲鳴を上げると『ウィザード・ミサイル』を発動した。
 炎で出来た85本の魔法の矢は、オレンジ色の残像を残しながらロボに乗ったドクター・ジェミニィブレインへと降り注がれた。
「あ、これ虫じゃなくてロボット? じゃぁそこまで気持ち悪くない……?」
 ふと、冷静になると紗希は、ドクター・ジェミニィブレインをしげしげと見る。
「あ、改めて……これ以上好き勝手はさせないよ! この……(何だろうこれ、蜘蛛のオバケ?)……蜘蛛か蛸かよくわかんないけど、触手使うような変態の好き勝手にはさせないし、食べ物も人質もその他一切渡さないよ!」
 一瞬、紗希は考えるが近い生物を思い付かなかったので、何となくイメージした生物を当てはめて兎に角、ビシッと指で差しながら声高らかに言った。
「人質? そんなもの知りませんよ? 触手は素晴らしい造形美ですよ! 変態とか、婦人の口から言うのはどうかと……」
 意外と紳士なドクター・ジェミニィブレイン、『喰らいつけ!メカニカルバグズ!』を発動させて巨大な昆虫型ロボを召喚させた。

成功 🔵​🔵​🔴​

シル・ウィンディア
(よろよろ立ち上がり)
…ここまで追い込まれるなんて
でも、だからこそ、諦めるだなんてできないっ!

それにね…
わたし、あきらめ悪い方なのっ!

ブレインコントロールに気をつけて
ものが飛んで来たら光刃剣で切り払ったり
見切りや第六感で回避したりと、回避に専念するよ

ここからは、一撃で…
詠唱をしながら、回避に専念して
相手の隙や攻撃の瞬間を見逃さない様に注意するの

虫が出てきたら、エレメンタル・ファランクスで相殺っ!
出てきた数だけ、撃ち抜いてあげるからっ!!
…むし、だいっきらいだけどね。

攻撃も、エレメンタル・ファランクスで攻撃
【高速詠唱】【全力魔法】でのフルパワーで行くよっ!

わたしの限界突破魔法、受けてみてっ!!


亞東・霧亥
小難しい事を考えるのが面倒になってきた。
よく見りゃ、そこら中にたくさん落ちてるじゃないか。

【POW】
レプリカクラフトでぇ!棍棒を創る!全力で振り回せるなら、造形なんてどうでもいい!あとは、とにかく硬く!硬く!
そして、地面に落ちている大量の釘やボルトを棍棒に打ち付けていく。

立派に出来た兇器の柄に、
「Hasta la vista,Gemini.」
と刻むと肩に担ぎ、『激痛耐性』を使用して、リメイヤが展開している兵器群の攻撃の真っ只中に突貫。
兵器群に気を取られている脳髄カプセルに向かって『早業』『グラップル』フルスイング。

「脳味噌ぶちまけて死ねやオラアァァァ!!」

他の猟兵もドン引きの雄叫びを上げる。



「……ここまで追い込まれるなんて……でも、だからこそ、諦めるだなんてできないっ!」
 シルがふらつきながらも立ち上がり、ロボに乗っているドクター・ジェミニィブレインに向かって叫んだ。
「それにね……わたし、あきらめ悪い方なのっ!」
 キッとひと睨みすると、シルに向かって飛んでくる昆虫型ロボを両手に握られている光刃剣『エレメンティア』でクロスする様に斬る。
(小難しい事を考えるのが面倒になってきた。よく見りゃ、そこら中にたくさん落ちてるじゃないか)
 霧亥は戦況が思わしくないのを見て、ヤケになりつつも足元に視線を向けた。
 機材や工具等が投げられたコンテナから溢れたのだろう、使えそうな物が落ちている事に気付いた。
「レプリカクラフトでぇ! 棍棒を創る! 全力で振り回せるなら、造形なんてどうでもいい! あとは、とにかく硬く! 硬く!」
 霧亥は『レプリカクラフト』を発動させ、一心不乱に棍棒に釘やボルト等をあるだけ沢山打ち付ける。
 完成したソレに『Hasta la vista,Gemini.』と柄に刻み込むと、肩に担ぎリメイヤの機械兵器達が攻撃する中に駆け込んだ。
 大丈夫、激痛にはーー慣れてる。
 皮肉な事だ、と己に向かって笑った。
 棍棒がロボに当たると、激しく火花が散るが霧亥は棍棒をその金属ボディにただーー叩き込む。

「ここからは、一撃で……」
 他の猟兵が攻撃をしたり、時間稼ぎをしているのでシルは詠唱に専念が出来る。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ…。我が手に集いて、全てを撃ち抜きし光となれっ!!」
 シルが高速で詠唱を終えると『エレメンタル・ファランクス』は発動し、火・水・風・土の4属性が周囲に100個の光の玉が浮かぶ。
「わたしの限界突破魔法、受けてみてっ!!」
 そうシルが声を上げると、全力魔力の魔力砲撃が放たれる。
「おの、れ……猟兵ィィィィ!」
 4色の光に包まれたドクター・ジェミニィブレインは、ロボごとその身を吹き飛ばされた。
『脅威排除を確認。安全となりましたので、避難区画及び船内の隔壁を撤去しました』
 同時に宇宙船内に聞きなれた機械音声が響くと、船員の歓声が貨物室まで響き渡った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月13日


挿絵イラスト