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鉄と氷に覆われて

#アックス&ウィザーズ


●雪山の懐にて
 アックス&ウィザーズの辺境、雪山に抱かれた小さな村。
 一年を通して雪に覆われた過酷な土地の特産品は“氷鉄鉱”と呼ばれる鉱物だ。
 大地から氷の魔力をたっぷりと吸収したその鉱石は、特殊な武器や魔道具の素材として都市部でも珍重される。
 物流や人手に乏しい村を潤す、大切な資源であるのだが――。

●恵みを食らうモノ
「よりによって、その採取ポイントにオブリビオンが棲み付いちゃったみたいなんだ」
 困った様子で狼耳をぺたりと寝かせ、グリモア猟兵の影守・吾聞(f00374)は仲間たちに事件の詳細を語り始める。

 少年曰く。
 アックス&ウィザーズのとある雪山に存在する、特殊な鉱物・氷鉄鉱が採れる洞窟。
 其処にオブリビオンが棲み付いたことで、近くの村に被害が生じているという。
「村の人じゃオブリビオンには適わなくて、鉱物を取りに行けなくなっちゃってるんだ。都市部からも離れてるから、冒険者を呼ぶにも時間が掛かるみたいだし……」
 このままでは大きな経済的被害に繋がってしまう。
 もしかしたら、いずれは人的被害も生じるかもしれない。
「雪山の洞窟に向かって内部を探索、オブリビオンを見つけて討伐。ここまでが今回のミッションだよ」

 件の洞窟の位置は、そびえ立つ断崖絶壁の上。
 洞窟内部も天然氷に覆われた環境ゆえ、相応の備えが必要になるだろう。
「風邪を引かないように、防寒対策はしっかりね。それで、棲み付いたオブリビオンについてだけれど……」
 予知で見えたというそいつの姿は、身体が鉄鉱石で構成された巨大な蟹。
 金属類を食らうことで、己の身体をより強靭にする特性を持っているという。
「甲羅も鋏もすっごく硬そうだったよ。その代わり、動きはあまり速くないみたい」
 敵の性質をうまく利用できれば、効率よくダメージを与えられるかもしれない。
「氷鉄鉱が採れないままだと、村の人はもちろん。商人も冒険者も……この世界のたくさんの人が困るんだ。過酷な場所でのお仕事になるけれど、どうかよろしくお願いするね」


藤影有
 お世話になっております。藤影有です。
 雪国の営みを守るべく、猟兵の皆様の力をお貸しいただけますと幸いです。

 第一章は、第二章は【冒険パート】、第三章は【ボス戦】です。

●冒険パート補足
 第一章は雪山の断崖絶壁を登っていくことになります。
 各々の得意とする能力を駆使して、いのちだいじに。

 第二章は氷の洞窟探索です。
 迷子にならぬよう気を付けつつ、氷の世界をお楽しみください。

 それでは、皆様のプレイング楽しみにお待ちしております。
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第1章 冒険 『そびえ立つ崖を登れ!』

POW   :    気合で登れ! 体力の続く限り!

SPD   :    体力が尽きる前に素早く登る!

WIZ   :    道具や魔法を使って登る。

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●聳え立つ
 凍て付く風が肌を刺す。
 見上げれば其処には、ほぼ垂直の断崖絶壁。
 
 自然のままの岸壁の、何処を頼りにすべきだろう。
 どの道のりを進んだら、負担なく昇り切れるだろう。
 あるいは――。

 猟兵たちは一歩を踏み出す。
 目標へと辿り着くために。
ソラスティベル・グラスラン
むむ、氷鉄鉱は村の生命線でもあるのですね……これは一大事です
わかりました!魔物の事はお任せを、この村の営みは必ず守りますっ
ふふふ、心配は要りません……『勇者』ですから!

断崖絶壁を見上げて間抜けな声
ほえぇーっ、すごい崖ですねえ……村の人もこれを登っていたとは
【勇気】と【気合】に溢れてますね!彼らもまた『勇者』でしたか!

エレメントダガーを鞘に入れたまま首飾りのように下げ、
炎の魔力で【氷結耐性】、干し肉を齧り体力充分っ
外から内からぽかぽかしてきました!
洞窟目指し、竜の翼でひとっ飛びです!

この程度、北の大地の竜族には大した困難ではありませんとも!
いざ!貴重な素材を求めて、今日も冒険の始まりですよーっ!




「ほえぇーっ、すごい崖ですねえ……」
 ぽかんと大きく口を開けて、ソラスティベル・グラスラン(f05892)は思わず間の抜けた声を上げる。
 しかし、程なくして彼女はある事実に思い至り、きりりと表情を引き締める。
 救いの手を求めている村の者もまた、この断崖絶壁を登って日々の糧を得ているのだと。
「勇気と気合に溢れてますね! 彼らもまた『勇者』でしたか!」
 竜人の少女の心が、熱く熱く燃え上がる。
 名もなき勇者たちが紡ぐ営みを、必ず守らねばならないと。

 首から下げるは、鞘に納めたままのエレメントダガー。
 その刃に炎の属性を宿せば、ほわりと少女の身体を温もりが包む。
 干し肉をひと齧りして、体力も気合も十分だ。
 準備万端、風向き良し。
 竜の翼を大きく広げて、いざ洞窟目指してひとっ飛びだ!

 凍て付く風が肌を刺す。
 されども、少女が怯むことはない。
「この程度、北の大地の竜族には大した困難ではありませんとも!」
 洞窟に眠るという氷鉄鉱は、果たしてどんなものなのだろう?
 待ち受けているであろう魔物は、どれ程の力を持つのだろう?
 立ちはだかる困難は、その先での出会いは。
 ソラスティベルにとって全てが、心躍る冒険だ。
 力強く笑って、羽ばたいて。
 『勇者』たる少女は空を駆ける。

大成功 🔵​🔵​🔵​

碧海・紗
アンテロさん(f03396)とSPD
アドリブ歓迎

雪山…世界にはこんなにもいろんな風景があるんですねぇ?
早着替えで防寒着を纏えばいざ、頂上へ

…そう言えば
あなたは飛べませんでしたね?アンテロさん

市松を発動
穏やかな白と気性の荒い黒を
大人一人が余裕で乗れそうな大きさに召喚

鎧を纏う彼を嘴でコツコツする白
あら、もしかして乗せてあげようとしてるのかしら
良かったですね?

けれど頂上まで飛べるのか…様子を伺いながら飛行を
半分を過ぎた辺りで黒に交代しましょう
アンテロさんの両肩を足で掴んで
『仕方ねぇ、連れてってやるよ』とでも言いたげな表情の黒

…珍しいことも、あるようですね。
そのまま頂上まで運んでいくみたい…。


アンテロ・ヴィルスカ
碧海君(f04532)とSPD、アドリブ歓迎

君は雪山は初めてか、にしては用意がいい…さすがだね
これなら氷鉄鉱へも楽に手が届きそうだ

寒さには慣れている、何より仮初の体ならさして影響もなく
崖を登るなら軽い生身で、外套だけを纏い
先ずは頂上までのルートを目視で確認

俺が飛べそうに見えるかい?
切り立った崖には適材適所、碧海君と白君の好意に甘えて背に乗せて貰おうか

しかし元は小鳥、疲弊が見え始めたら素早く黒君の方へ
肩を掴む両足をひらりと躱し、銀鎖に【念動力】を伝せ彼の片足へ
…君の気性が荒いのはよく知っているんだよ

ニヤリと黒い文鳥に笑いかけ、頂上までもう半分
快適な空の旅とはいかないが、これが恐らく我々の最善だね




「雪山……世界にはこんなにもいろんな風景があるんですねぇ?」
 碧海・紗(f04532)は、まるで子供のように瞳を輝かせる。
 手早く防寒着を纏う所作からは、場慣れしているようにも思えるが。
「君は雪山は初めてか、にしては用意がいい……さすがだね」
 アンテロ・ヴィルスカ(f03396)の言葉から察するに、雪に覆われた世界にやって来たのは初めてであるらしい。
 囲われた世界で育った天使にとって、一面の白はどのように感じられただろうか。
「これなら氷鉄鉱へも楽に手が届きそうだ」
 のらりくらりと呟いて、アンテロは視線を崖へと巡らせる。
 現在地から目的地までは、やはり相応の距離がある。
「……そう言えば。あなたは飛べませんでしたね? アンテロさん」
 黒い翼を広げて問いかける女性をちらりと見やり。
「俺が飛べそうに見えるかい?」
 肩を竦めて答えたのち、男は崖に視線を戻す。
 寒さには慣れている。
 何より、ヤドリガミたる己にとって此の身体は仮初のもの。
 どうにか登れなくもなさそうと結論を出し、外套の襟を正して――。

「白、黒。おいでなさい」
 紗の呼び出した“それら”に、アンテロは目を丸くする。
 穏やかな印象を受けるのが、白。
 何処かきりりとして見えるのが、黒。
 大人一人が余裕で乗れる大きさの、二羽の文鳥だ。 
「あら、もしかして乗せてあげようとしてるのかしら」
 コツコツと誘うように男の纏う鎧をつつく白に、紗は思わず笑みを零す。
 頭を掻くアンテロであったが、それも束の間のこと。
「では、好意に甘えて乗せて貰おうか」
 男が口角を上げて頷いたのは、温かな感情ゆえか。
 それとも、冷静な計算があってのことか。

「頂上まではつらそうですね……白、大丈夫?」
「元は小鳥だからな。そろそろ半分くらいまでは来たか」
 アンテロを乗せた白い文鳥はやや苦し気ながらも「チッ!」と鳴いて応じる。
 まだまだやる気は十分のようだが、あまり無理をさせるのも酷だろうと判断した紗は。
「交代しましょう。黒、お願いね」
 傍らを飛んで付いてきていた、黒い文鳥に声掛ける。
 白い片割れの背に乗った男を、ちらりと見た黒は――その両肩を掴まんと、足を揃えて飛び掛かる!
「……っと!」
 寸でのところでひらりと躱し、アンテロは念を流した銀鎖を伸ばす。
 黒い文鳥の片足へ、ぐるぐると鎖を巻きつけて。
「……君の気性が荒いのはよく知っているんだよ」
 ニヤリと笑う男。やや悔し気に睨め付けながらも、黒は仕方無いと言わんばかりにそのまま空へと舞い上がる。
「……珍しいことも、あるようですね」
 目の前に広がる景色も、仲間の繰り広げるやりとりも。
 紗の過ごす今日の日は、新しい出会いでいっぱいだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エルト・ドーントレス
連携・アドリブ歓迎

氷鉄鉱か…
SSWじゃお目にかかれない素材だ
冷却系の効率化とか特殊弾頭とかいろいろ便利そうだけど…
現物を確かめるためにも、まずは現場に向かいますか

レッキスの気密チェック、OK
生命維持に支障なし、と
こいつに乗ってる限り寒さに悩まされることはないけど、関節部が凍らないかこまめに確認は必要かな

断崖絶壁はUCで空を飛んで通過
アンカーとワイヤーロープ、アイゼン代わりのヒールバンカーも装備してるから普通に登るのも可能だけど、天気が荒れる前に洞窟まで到着したいからパス

ただ、風にあおられて壁面に叩きつけられないように若干距離を取っておく
初っ端から躓いてちゃ仕事どころじゃないしね




「レッキスの気密チェック、OK。生命維持に支障なし、と」
 パワードスーツの具合を確かめ、エルト・ドーントレス(f14009)は崖を見上げる。
 アンカーとワイヤーロープ、アイゼン代わりのヒールバンカー。
 装備は万全ゆえ、普通に登っていくことも可能そうではあるが。
「蓄電量基準値クリア――」
 山の天気は変わりやすい。
 急な荒天の可能性をも考慮すれば、可能な限り早く目的地に至るべきだろう。
 そう判断した少年は、己の取れる中で最も効率の良い方法を選択した。
「――ブリッツモード、始動」
 パワードスーツを電磁スパークが覆い、ふわりと宙へ浮き上がる。
 風に煽られぬよう、壁面からは若干距離を取って。
「それじゃ現場に向かいますか」
 灰色の機体は洞窟目指し、光の軌跡を残して飛び立った。

(「氷鉄鉱か……SSWじゃお目にかかれない素材だ」)
 飛翔を続けながら、エルトはまだ見ぬ素材に想いを馳せる。
 氷の魔力を含むというそれは、様々な用途に活用できそうだ。
 冷却系の効率化に、特殊弾頭に。
(「……まずは現物を確かめてからかな」)
 続きは仕事を恙なくこなした後にでも、ゆったりと。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴィクター・ハルフェティ
(鉄塊剣を地面に刺し、その刃に松ヤニをつけた動物の骨を食い込ませて固定。それにブレイズフレイムで火をつけて暖をとっている)
コートと手袋を調達したが、動かないでいると寒いな……。

いままで現地の人はどうやって登っていたんだろうか?
彼らに出来るなら俺にもできるだろう。……と思いたい。
観察してルートを判断しよう。
しかし、飛べるやつはいいな……。

さて、登るか。体力勝負だ。
鉄塊剣は邪魔だから置いていく。松明(骨)は回収しておく。
目星をつけたルートを焦らず登る。




 大地に突き刺さった鉄塊剣の刃に、動物の骨で作られた松明。
 灯る紅蓮の炎は、ヴィクター・ハルフェティ(f08946)の操る地獄のそれだ。
(「動かないでいると寒いな……」)
 暖を取りながら見上げた先には、悠々と飛翔する仲間たちの影。
 少しばかり羨ましさを感じながらも、男は岸壁に視線を移す。
 現地の人間はこの断崖絶壁を越え、洞窟に向かっているはずである。
 じっくりと観察すれば、何か攻略の手掛かりが――。
(「ん、あれは……」)
 ヴィクターの銀の瞳が、いっそう鋭く細められる。
 炎の温もりを名残惜しく思いながらも、一旦その場を離れて崖へと近づく。
 気に掛かった一点に触れて、少し上の地点を確かめて、更にその上も。
 点々と残されたそれらは、大人の男ひとり程の幅――先人たちの踏み跡である。
 体力勝負になるだろうが、これを頼りに登っていけば洞窟まで辿り着けるだろう。

 鉄塊剣はその場に置いて、松明はしっかり回収して。
 ヴィクターは崖に手を掛け、洞窟目指して登り始める。
 焦らずに、一歩一歩を確実に。
(「村の者に出来るなら、きっと俺にもできるだろう」)
 そう思いたい。
 男の吐く息は、白い。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『古の雪山』

POW   :    新しいことに挑戦

SPD   :    技巧を凝らし調査

WIZ   :    魔力等で探知探索

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●深淵へと
 崖を登り切ると、洞窟がぽっかりと口を開けていた。

 足を踏み入れてしばらくは真っすぐな道が続く。
 岩と氷で形作られた坑道には、魔力で光を灯すカンテラが点々と釣り下げられており、猟兵たちに行く先を示してくれる。

 しばし進むと、縦に大きく開けた空間に辿り着く。
 所々に突き出している人の背丈程の氷柱の根本には、人の手が加えられた痕跡が見受けられる。
 その周りに散らばるは、青白い色の混じった石のごく小さな破片。
 魔力を感知できる者ならば、それこそが氷鉄鉱だと分かるだろう。

 ――人の営みが感じられる穏やかな光景はそこまでだった。

 猟兵たちが入ってきたのとは、真逆の方向。
 空間のより深い場所に生えた氷柱は、齧り取られたような跡を残して折れている。
 根本まで抉られて、付近に岩の欠片すら残っていないものも――まるで、舐め取られたかの如く綺麗になっている。

 空間の最奥の壁には、深い深い穴。
 自然のものではあり得ない、何者かが抉ってできた穴。
 おそらくはこの闇の先に、オブリビオンがいるはずだ。
 どうにかして、その居場所を見つけ出さなくてはなるまい。
ソラスティベル・グラスラン
うふふ、明るくて歩きやすいですねえー
カンテラの灯りが氷に反射して、キラキラしてます!

そして見つける、氷に混じって散らばる青白い石
これが話に聞く氷鉄鉱ですか……むぅ、小石ばかりですっ
大きいものは、恐らくこの奥

周囲の抉られたような跡を辿り進みますっ
この氷柱の跡、もしや氷鉄鉱を食べているのですか…!?
急がなければ!全て食べ尽くされてしまう前に!

いつでも来いと【存在感】を出しつつオブリビオンを誘き出し
オブリビオンが暴れた跡では落盤に注意しましょうっ
しかし歩みは決して止めません
こうしている間にも鉱石が、人々の営みが食べられてしまうのですから!
いざ【勇気】を手に!人々を脅かす魔よ、今『勇者』が行きますっ!




 キラキラ、わくわく。
 未知と浪漫を求めて、きょろきょろ。
 ソラスティベルの瞳は輝き、心は踊る。
 カンテラの灯が彩る坑道は、明るくて歩きやすくて。
 そして、辿り着いた其の場所に待っていたのは――。

「わぁっ!」
 駆け寄った氷柱は、少女の身の丈をも超える程。
 その根元にしゃがみ込んで、見つけた。
 氷の破片に混じって散らばる小さな、それでいて確かな青白い輝きを。
「これが話に聞く氷鉄鉱ですか……むぅ、小石ばかりですっ」
 むむむと唸り、首を傾げるソラスティベル。
 村人たちの糧となる程の価値に見合うというならば、石には相応の大きさがあるはずだろう。
 何故、欠片しか見当たらぬのか。
 その答えは。
「……えっ」
 視線を上げた先に広がる惨状が、嫌と言う程に物語っていた。

「この氷柱の跡、もしや……!?」
 オブリビオンは、氷鉄鉱を食べている。
 別の氷柱の痕跡から、ソラスティベルが結論を導き出すのは――心を強く燃え上がらせるのは早かった。
 このままでは鉱石を取りに来られないどころか、全て食べ尽くされてしまう可能性も考えられる。
 そうなってしまえば村にはもう、未来は残されていないのだ。
 最奥の壁に抉られた穴の前に立ち、そおっと中を覗き込む。
 一先ず、落盤の危険はなさそうだ。
 この先に待ち受けているのが、たとえ何者であろうとも、
 行かねばならない。
 歩みを止めてはならない。
 こうしている間にも、人々の営みが食べられてしまうやもしれぬのだから。
「人々を脅かす魔よ、今『勇者』が行きますっ!」
 勇気を胸に、いざ。
 竜人の少女を先頭に、猟兵たちは闇の中へと踏み込んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アンテロ・ヴィルスカ
ありがとう碧海君(f04532)、文鳥達も…
お陰で随分と体力を温存できた
目当ての代物は近そうだ、簡単にはいかないだろうが。

全ての道に灯りがあるとも限らない、眼帯は外し両目で暗視を高める

おや、よく覚えていたね?いい案だ。
彼女の言葉をヒントにUCを発動
氷鉱石の残骸を中に込め、削られた部分を再現するように氷柱を修復

餌が増えたと敵が感じれば、振動や…何かしらの反応があるかもしれない。
道中洞窟内の強度や脇道なども調べつつ、碧海君の様子に気を配って敵との戦闘に備える

しかし見事…
根刮ぎ持って行かれていなければ、さぞ魔力と氷に満ちて絶景だったろう

…意識を敵に割きすぎて滑らないようにね?


碧海・紗
【SPD】アドリブ歓迎


白、黒…お疲れ様でした
アンテロさん(f03396)も無事辿り着けてなにより

ええ、そうですね
どれほどの強さなのか…
負けるわけには、いきませんが。

アンテロさんの後を追いながら
視力で周囲をしっかり観察
敵の居場所の手掛かりがないか 情報収集を

そういえば
アンテロさんも氷柱のようなものが
出せませんでした?
もし其れを使えるのなら
この洞窟に再現してみるのも手…

私の第六感ですが、
雰囲気の異常に気づいて
敵が何か反応を示すかもしれませんよ?
私も援護し誘き寄せにお力添えを


はっ、自分が滑るかとか
そういうことはすっかり忘れていました…




 白と黒。二羽の文鳥たちに礼を告げてのち、肩を並べて洞窟へ踏み込んだアンテロと紗。
「文鳥達のお陰で随分と体力を温存できた。目当ての代物は近そうだ、簡単にはいかないだろうが」
「ええ、そうですね」
 歩を進めるは、何者かが掘り起こした穴の中。
 暗視の能力を駆使すべくアンテロが眼帯をすっと外せば、金の両眼が闇の中の情報をより正確に捉える。
 大人が二人並んで歩いたとしても、なお余裕のある広さ。
「棲み付いたオブリビオンは、巨大な蟹……とのことでしたね」
 蟹は自身の大きさに合わせて穴を掘るという。
「おまけに身体は鉄鉱石で構成されてるらしいね」
「どれほどの強さなのか……負けるわけには、いきませんが」
 敵の力を推し量らんと猟兵たちが思考を巡らせ歩いていると、やがて穴を抜け、広々とした空間に出る。

 初めに辿り着いた採掘場所よりも、僅かながら狭いだろうか。
 それでも広々と感じるのは。
「ひどい……ここも食べ尽くされてしまっていますね」
 惨状に、思わず紗は目を伏せる。
 ぼこぼこと地のあちらこちらに残されたクレーター。
 元々その場所にはきっと、立派な氷柱が立っていたのだろう。
「しかし見事……根刮ぎ持って行かれていなければ、さぞ魔力と氷に満ちて絶景だったろう。食らい尽くして……さて、どちらに逃げたかな?」
 壁には猟兵たちが抜けてきたのと、ほぼ同じ大きさの穴が複数空いている。
 一つひとつを虱潰しに探す手もあっただろうが。
「そういえば、アンテロさんも氷柱のようなものが出せませんでした?」
「おや、よく覚えていたね?」
 紗が導き出した案は、より効率の良いものであった。

「氷鉱石の残骸を中に込めてみたよ。うまく再現できているといいけれど」
 アンテロが触れたそれは、食われた跡にユーベルコードで生み出した氷柱のひとつ。
 餌を増やすことで、敵を猟兵たちの位置まで誘き寄せる作戦だ。
「雰囲気の異常に気づけば、敵が何か反応を示すかもしれませんものね」
 頷いて、紗は警戒の色を強める。
 たとえば、近づいてくる振動などは感じられないだろうか――。
「……意識を敵に割きすぎて滑らないようにね?」
「――っ!」
 はっとした様子で口に手を当てる紗に、アンテロは喉の奥でくつくつと笑う。
 張り詰めすぎず、悠々と。
 今はオブリビオンを待ち構えることとしよう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エルト・ドーントレス
連携・アドリブ歓迎

WIZ

ひょっとしてこれが氷鉄鉱?
ぱっと見、ちょっと青みがかってるようにしか見えないなぁ
これ以上調べるなら、まずは邪魔者を排除する必要があるだろね
それじゃ仕事に取り掛かりますか

UC発動、ヴァルキリーズ展開
何機か先行させて敵の位置を探る
カメラと音響センサー、それと本命の電磁波探知で周囲を走査
怪しい対象を見つけたら遠巻きに動向を観察させる

しかし、今回の敵はどこに向かってるのか
順当に考えればより餌の多い場所を探して移動してるってところだろうけど、まさか巣まで作ってないよね
頑丈な甲殻類を複数相手するとか、時間がかかるばかりで面倒だから勘弁してほしいんだけどな…




 ただ待つばかりが猟兵ではない。
「コード実行。……データリンク正常。観測エリアの設定完了」
 エルトが召喚するは、浮遊型のステルス観測機だ。
 カメラと音響センサー、さらに本命となる電磁波探知機能も備えている。
「ヴァルキリー、展開開始」
 一たび命令を下せば、観測機は数体ずつのグループに分かれ、未探索の穴の向こうへと先行していく。
 猟兵以外の生体反応があれば、即察知が可能だろう。

(「しかし、今回の敵はどこに向かってるのか。順当に考えれば、より餌の多い場所を探して移動してるってところだろうけど……繁殖されてたら面倒だな」)
 採取した氷鉄鉱の欠片を眺めつつ、エルトは観測機よりの報告を待つ。
 青みがかっている以外に、特別変わった点は見受けられないが。
「(これ以上調べるなら、まずは邪魔者を排除する必要が……)」
 少年を現へと引き戻したのは、収集データの受信報告。
 観測機のカメラに映し出された巨体が、猟兵たちのいる方角を向いて――。

「十時の方向。敵、一体。来るよ!」
 仲間に警戒を促し、エルトもまた臨戦態勢へと移る。
 さあ、仕事も大詰めだ!

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『鉄鋼蟹』

POW   :    鉱石砕く牙
戦闘中に食べた【金属類】の量と質に応じて【全身が再生、より強靭性を増し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
SPD   :    聳える鉄砦
【あらゆる物理攻撃を跳ね返す迎撃状態】に変形し、自身の【移動速度】を代償に、自身の【攻撃力】【防御力】【カウンター性能】を強化する。
WIZ   :    木々断つ鋏
【あらゆるものを切断する巨大な鋏】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
👑11
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●鉄のいきもの
 ぎちり、ぎちり。
 鈍い音が響き、地が僅かながらに揺れる。

 警戒を強める猟兵たちの前に、のそのそとそいつは現れた。

 棘棘とした甲殻は、動かなければただの鉄の塊としか見えぬやもしれない。
 しかし、食むように細かく動く口元が、その鉄塊がやはり生物であることを感じさせる。

 赤い瞳が映すは氷柱――ではなく、待ち受けていた猟兵たち。
 どうやらオブリビオンとしての本能はしっかりと残っているらしい。

 ぎし、と巨大な鋏が閉じて、また開く。
 狩るか、狩られるか。
 食うか、食われるか。
 未来を賭けて、勝負だ。
ソラスティベル・グラスラン
ふわぁ……おっきいですねえ
鉱山に巣くう、ええと、カニさん?
うんうん、こんなに大きかったら、それはもうお腹は空くでしょうっ

ともかく元凶が目の前ならば!
今こそ【勇気】を手に、人々の営みを守る為!
皆さん、いざ勇猛に参りましょうッ!!【鼓舞】

【見切り】で避け、大斧で牙や鋏を迎撃
鉱石をこれ以上貴方に食べさせはしませんよ…!
【盾受け・オーラ防御】で守りを固め、【気合】で足止め
【怪力】で弾き、鉱石を食べるのを阻止します!

一歩ずつ着実に攻め……
彼が疲れを見せたなら、そこが隙です!
盾を構え彼の眼前まで一息に突撃!叩き込むは【鎧砕き】の一撃!

雷竜『サンダラー』よ…今こそわたしの【勇気】に応えて
刹那の力を此処にッ!


ヴィクター・ハルフェティ
探索は出遅れてしまったな……。
ああ、あれが氷鉄鋼を喰っている敵か。
動きは鈍そうだが、堅そうだな。

松明の火がしっかり燃えている事を確認し、鉄鋼蟹の顔めがけて投げる。
これは囮であり行動を制限するつもりだ。
すぐにできる限り背後に回り込み、千切れた連珠(『苦しみの神秘』)を握り込んで後ろ足から腹のあたりに拳を叩き込む。
腕からブレイズフレイムの炎を纏わせ、関節の辺りを執拗に攻める。
背中や鋏はダメージが通らなそうだからな……。
下の方から焼き蟹にしてやろう。


エルト・ドーントレス
連携・アドリブ歓迎

鋼鉄の蟹ねぇ
ずいぶん立派な甲殻だけど、剥ぎ取って装備の素材にできないかな
もしかしたら食われた氷鉄鉱の代わりになるかもだし、ちょっと気合い入れて狩るとしますか

見た目からしていかにも電気を通しそうだ
なら、その弱点を徹底的についていこう

アンカービットを射出してワイヤーを敵に絡ませ、電流を流し込む
電撃で硬直している間に距離を詰め、鋏の間合いに入った時点でUC御雷を発動
自分の体をレッキスごと雷化して、そのまま鉄鉱蟹に接触する

鋏で斬ろうにも形の無い雷は斬れないし、触れれば感電してダメージを負うだけ
距離を取ろうとしてもさっきのワイヤーで俺とはつながったまま…

悪いけど、詰みってやつだ


フロッシュ・フェローチェス
宝海院・棗(f02014)と連携

どうにも堅そうだなあのカニ。ひっくり返すか、それとも一点突破か……まずは攻撃をしてみよう。
銃は『狙撃モード』に切り替えて、デバイスゴーグルで情報収取しつつ、関節や隙間を狙って銃撃。
ダッシュで移動しながら残像で幻惑して、宝海院の行動の補助やUCによるだまし討ちを行いやすくしよう。

妙な行動をし始めたな。何かの布石? なら防がないとな。
鉱石を食べようとするのを宝海院と一緒に阻害する。
牙狙いの狙撃や仲間への援護でバランスを崩し、隙を逃さず――UCで思い切りかちあげよう。
あとは『砲撃モード』の銃で追い打ちをかけ最後の攻撃だ。UC二発目と衝撃波蹴りを食らいな。
※アドリブ可


宝海院・棗
【フロッシュちゃん(f04767)と連携】
すごく硬そうなカニさんだねー。ひっくり返って見えたお腹は少しは脆そうかな?

【空中戦】【空中浮遊】【残像】とスペシャルエボリューションスピンでのラバーボール変化での跳ね回りで相手を翻弄しながら戦うよ。

フロッシュちゃんの合図で鉱石を食べるのを妨害する際は【催眠術】【誘惑】で誘導も兼ねる感じかな

相手が転んだら腹の部分(あるいはその他傷が入っていて脆そうな部分)を狙って【鎧砕き】【鎧無視攻撃】【傷口をえぐる】【串刺し】【2回攻撃】で一気に叩くよ!




 脚、鋏、甲羅。
 少しずつ顕わになるモンスターの姿。
「あれが氷鉄鋼を喰っている敵か」
「ふわぁ……おっきいですねえ。ええと、カニさん?」
 ゆらり。
 氷の世界にはあり得ぬはずの熱源を察知し、鉄蟹の視線が猟兵たちへ向く。
 熱源――ヴィクターの手にした松明の灯を受け、蟹は鬱陶し気に鋏を鳴らす。
 しかし、同時に腹も減っているようで。
 餌として設置された氷柱を気にして、時折ちらちらと視線を逸らしている。
「うんうん、こんなに大きかったら、それはもうお腹は空くでしょうっ……でも」
 ソラスティベルは大斧をしっかりと握りなおす。
 けして悪気は無かろうとも、この蟹は未来をも食らい尽くしてしまう存在なのだ。
 人々の営みを守るためには、討たねばならない。
「皆さん、いざ勇猛に参りましょうッ!!」
 竜人の少女の声に背を押され、猟兵たちは地を蹴った。

 きぃんと高い音が響く。
 金属と金属、大斧と巨大な鋏がぶつかり合い――鍔迫り合いの末、ソラスティベルが翼を広げて距離を取った。
「どうにも堅いな……少し観察してみようか」
 フロッシュ・フェローチェス(f04767)のデバイスゴーグルの下、緑と青の瞳がすっと細くなる。
 甲羅や鋏は堅牢であるが、関節などはどうだろうか。
 情報補完を行うフロッシュの方へとへと、蟹が向き直らんとするが。
「カニさん、こちらー☆」
 宝海院・棗(f02014)が視界に割り込んで阻む。
「素敵な私の特技を見せてあげる!」
 ふよふよと宙に浮いていたクリスタリアンの少女の身体が、美しく透き通ったラバーボール状へ変化する。
 と、巨蟹の目の色が変わり――棗を捕獲せんと追いかけ始める。
「ちょ、私はご飯じゃないよー!」
 鉱石を餌とする性ゆえだろうか。
 のそりとした動きながらも、蟹は棗をしつこく追う。
 しかし、縦横無尽に跳ね回るラバーボールを捕らえることはできず。
「……そこだ!」
 その間にしっかりと狙いを定めたフロッシュの銃撃が、鋏と腕の継ぎ目へと放たれ――反射されて、遠くの氷柱を穿って砕いた。
(「駄目か……? いや」)
 振り上げられた鋏は、先ほどよりも低い位置に留まっている。
 継ぎ目が傷付いたことで、鋏そのものの重さに耐えきれなくなったのだろう。

「背中や鋏は堅いが、関節は弱いみたいだな」
 戦況を読むヴィクターの言葉に、エルトが頷いて答える。
「だね。立派な甲殻だし、剥ぎ取って装備の素材にできないかな」
 氷鉄鉱のみならず、巨蟹を構成する鉱物もまた少年の興味の対象だ。
 ここまでの攻防を思い返すに、甲羅や鋏といった堅い部分には物理的攻撃が有効でないと分かる。
「柔らかい部分に集中攻撃できれば、甲殻も綺麗に残るかな」
「ふむ。関節部分と、他に攻められそうな箇所は」
「お腹の辺りとか……どうでしょう?」
 ばさり。
 二人の下へ舞い降りたソラスティベルが盾を構えてにこりと笑った。

 突如、鉄蟹が向きを変え始める。
 その先には、砕けた氷柱――蟹は姿を現した時から、いたく腹を減らしている様子だった。
「まさか、鉱石を……?」
「フロッシュちゃん、止めよう!」
 いち早く敵の動きに気づいた二人が阻止に掛かる。
 これ以上頑丈になられては、たまったものではない。
 フロッシュが銃撃にて巨蟹の足を止め、棗が身体の弾力を利用して素早く割り込む。
 上下左右、視界をぐるぐる廻るラバーボール。
 目を回し始めた巨蟹の甲羅に、するりとワイヤーが絡まって。
 鉄の身体を、雷が裁く。
「……範囲設定。属性選択」
 アンカービットを通して電流を流し込みながら、エルトは蟹の懐へと飛び込んでいく。
 鉄塊の如き身体ならば、電撃は通りやすいのではないか――少年の仮説は正しかった。
 ならば、畳みかけるのみ。
「疑似形態変化開始……!」
 パワードスーツごと身体を雷化させ、エルトは鉄鉱蟹に突っ込んでいく。
 物理攻撃ならばともかく、電撃を流されてしまってはいくら堅牢な甲羅であろうとも防ぎようがない。
 動くに動けぬ巨蟹へと続けて襲い掛かるは、炎。
「焼き蟹にしてやろう」
 千切れた連珠は、今もなお残る誰かの想い。
 握りしめたヴィクターの腕から出づるは、地獄の炎を纏った拳撃。
 執拗に、逃さぬように。
 周囲を取り巻かんとする炎の熱から逃げるように、僅かに鉄蟹の身体が傾いだところへ。
「――そこが、隙です!」
 盾を構えたままのソラスティベルが、勢いよく突進する。
 きぃんと高い音を響かせ、蟹の身体が持ち上がり――そのままくるり半回転して、天井に向け腹部が晒された。
 堅牢な甲羅も、仰向けにされてしまってはもはや意味を為さない。
「雷竜『サンダラー』よ……今こそわたしの勇気に応えて!」
 竜の少女はそのまま高く舞い上がり、大斧を振りかぶって。
「刹那の力を此処にッ!」
 身体ごと叩きつけるように、オブリビオンの無防備な腹部を抉った。
 ぴしり。
 腹に亀裂を走らせてなお、巨蟹はばたばたと脚を動かして暴れ回る。
 恐ろしい生命力だ。
 洞窟が崩れてしまうより先に、息の根を止めねばならない。
「一気に叩くよ!」
 棗の獲物が亀裂へと食い込んで。
「――喰らって吹っ飛べ!」
 フロッシュの右眼より放たれたレーザーがさらに傷口を広げていく。
 そして。
「身は食えそうにはないかな。少し、残念だ」
「悪いけど、詰みってやつだ」
 ヴィクターとエルト、二人の炎雷が遂にオブリビオンの内部まで届き――魂まで焼き尽くした後に残るは、甲羅に鋏に脚。
 鉄の巨体はもう、ぴくりとも動かない。

 *****

 オブリビオン退治完了の報せは、早々に村まで届けられた。
 戦場に残された鉄塊は、質の良い素材に成り得ると判明する。
 猟兵たちが望むなら、持ち帰ることも可能だろう。

 これは事を成してくれた君たちのものだと。
 そういって、村人は笑う――鉄の蟹が現れてから、浮かべることのなかった表情を、やっと。

 村の営みは、少しずつ元に戻っていくだろう。
 未来は猟兵たちに守られ、これからも続いていくのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年09月20日


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

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 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


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※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
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 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

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※このボスの宿敵主は宇冠・由です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
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挿絵イラスト