潜入グルメ結社!『女体盛りプール』の巻
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「女体盛りって美味しくなさそうなんですけど、どうなんですか?」
羅刹の角を頭巾から覗かせた少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)は君たちを迎える。
突然何を言いだしたのかと思ったかもしれないが、これが今回の依頼なのだ。
「今回皆さんにお願いしたいのは、とあるヴィラン集団の壊滅のお手伝いです」
そのヴィラン集団とは、その名も『グルメ結社美食団』。
なんとこの組織、『女体盛り』を売りにして裏の商売人や大富豪を相手に相当荒稼ぎをしているらしい。
「商売しているだけならまだいいのですが……どうやら『お皿』の確保に、多数の若い女性の拉致誘拐を行っているようなのです」
更にこの蛮行を止めようとしたヒーローも居たのだが……実はこのヴィラン集団には強力なオブリビオンの用心棒が雇われており、返り討ちにあってしまったらしい。
「ヒーロー不足に陥った街は更に治安が悪化してしまい、グルメ結社以外の犯罪の取り締まりにも人手が割かれ、評判を聞いた悪の組織が食事に来るなど、完全に悪循環に陥っております」
ただのヒーローとヴィランの抗争の一環であるならば、それもまた世界の情勢のひとつであろう。
しかしこのグルメ結社にはオブリビオンの後ろ盾があるのだ。
そうなれば、猟兵の出番となる。
「此度の目的は3つとなります。『侵入』『救出』『撃破』以上を、現地のヒーローと共にこなしていって下さい」
くしなは3本の指を立てて説明する。
「1つ『侵入』。グルメ結社が活動するビルは判明しています。今夜、ビルの屋上の屋外プールで女体盛りの豪遊食事会があるそうです」
まずは、侵入任務である。
派手に暴れてしまってはグルメ結社の主要メンバーが逃げてしまったり、女体盛りの皿として誘拐された女性達が連れ去れてしまいかねない。
警備を行っているヴィランや監視カメラの目を掻い潜り、ビルの上層階に存在する『警備室の制圧』が目的となる。
とは言ってもここにいるヴィランの戦闘能力はかなり低い。警備室まで猟兵の誰か一人でも入る事が出来れば制圧可能だろう。
ユーベルコードや技能を駆使して、見つからないように『侵入』を果たして欲しい。
警備室の制圧が成功すれば、現地のヒーロー部隊がビルに侵入し、作戦の第二段階に進む。
「2つ『救出』。プールでは今、まさに女体盛りの豪遊食事会が開かれております」
ヒーロー部隊が攫われた女性達の救出を行う間、バレないように猟兵側で時間を稼ぐ必要がある。
主な構成員や幹部は全てプールにいるため、プールで目立って囮になったり、職員になりすまして邪魔をしたり、救出活動に参加したり等がある。
「3つ『撃破』。救出後、ヒーロー部隊はグルメ結社の幹部を確保するために突入します。ヴィランだけならばヒーロー部隊だけでなんとかなるのですが、ここに用心棒として雇われているオブリビオンが登場します」
それまでオブリビオンはプールには現れないらしいが、一度呼ばれればヒーロー部隊では全く歯が立たない。
ヴィランの逮捕はヒーロー部隊に任せ、猟兵達で用心棒のオブリビオンを倒すのだ。
「ヒーローとヴィランの抗争はヒーローズアースの常ではありますが、ヴィランばかりに故意に傾けさせて良い筈はありません。皆さん、よろしくお願いいたします」
そうして、景色を夜のビル街へと変え、くしなは君たちを送り出すのだった。
ナイン高橋
ナイン高橋です。
女体盛りプールのビルに侵入ですよ!夜の依頼ですね!色仕掛けですね!やばいですね!
過激な描写はふわっとなったり、ビルの別室にいったり、プールの隅っこに連れられてしまったり。
そんな世界の修正と言う名のマスタリングが入るかもしれません。
今回の依頼は以下の三部構成となっております。
1.冒険:侵入ミッション
2.冒険:救出or囮と時間稼ぎミッション
3.ボス戦:用心棒のオブリビオンをぶっとばせ!
全ての場面において、ヒーロー部隊が全面的にバックアップしてくれますが、
この場にいるヒーロー部隊もヴィラン集団も双方とも猟兵に比べるとかなり弱いです。
その分オブリビオンだけは単体……単体(?)でもちゃんと強いので頑張ってください。
それでは、ご参加お待ちしております。
第1章 冒険
『猟兵たちよ!!潜入せよ!!』
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POW : ヴィランを無力化したりしながら潜入
SPD : カメラに映らないように迅速に潜入
WIZ : 経路を確認しながら慎重に潜入
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●『侵入』ミッション
君達は多数のヒーロー部隊と共に、グルメ結社美食団が経営するビルの前まで来た。
このビルの屋上で今まさに女体盛りプールの豪遊食事会が開催されているらしい。
儲けている悪の組織がアジトにしているまさに"悪らしい"豪華な高層ビルには、複数のガラの悪いヴィランの巡回が回っており、警備用の防犯カメラも多数設置されている。
ヴィラン自体は弱く一瞬で倒せるだろうが騒がれてしまってはミッション失敗だ。
猟兵諸君。
ヴィラン集団一斉検挙にはヒーロー部隊の速やかでかつ迅速で隠密な突入が必要不可欠である。
猟兵諸君は先行して侵入。ビルの上層階にある『警備室』まで辿り付き、中にいるヴィランを制圧。
ヒーロー部隊の引き込みを行って欲しい。
どのようなユーベルコード、技能などを使うかは任せる。
ただし、あくまでも侵入任務。
あまり派手にはしないように……頼んだぞ、イェーガー!
久遠・翔
女体盛って…馬鹿なの?
ともかくそんな下らない事に巻き込まれた女性助けないと…
目立たない・地形の利用・第六感で目立たないように潜入
防犯カメラを見つけたらUCを使い概念を変更し『猟兵の姿は映らない』防犯カメラに変える
その際に防犯カメラの位置やビルの見取り図、ヴィランの徘徊ルートなんかをハッキングで可能な限り探る
移動は逃げ足・ダッシュ・忍び足・聞き耳を使い素早くかつ静かに移動
途中ヴィランがいたら複数の場合は即座に隠れ、隠れる場所がない場合は変装・早着替えで警備員かヴィランに変装してやり過ごす
警備室のドアが開いたら出入り確認して隙間に入り込み滑り込む
警備室にいる相手はマヒ攻撃、毒使い、気絶攻撃で無効化
アテナ・カナメ
【心情】なんて下衆な奴らなの…女体盛りなんて許せないわ!このアテナマスクが成敗してあげる!やっとジョブもヒーローになれたし頑張るわよ!
【作戦】仲間と協力。【第六感】を働かせて敵の気配を探りつつ基本は見つからないように潜入するわ!もし見つかったらあえてヴィランに立ち向かって「ジャスティス・ペイン」を発動させて身体向上してそのまま敵を気絶させて無力化するわ!
●男装女子と、スーパーヒロイン
「女体盛って……馬鹿なの?」
久遠・翔(性別迷子・f00042)はグルメ結社の目玉商品を聞いて呆れた声を上げる。
だが実際に、その商売によって荒稼ぎしているのは確か。
どうやら"悪の道"には需要があるようだ。
「ともかくそんな下らない事に巻き込まれた女性助けないと……」
需要があるからと言って女性を拉致誘拐するのは見過ごせない。
攫われた女性達のために翔はビルへと侵入する。
ビル内にはかなりの数のヴィランが巡回しているが、翔は気配を絶ち、物陰を利用して素早く移動していく。
どうしても防犯カメラに写りそうになった場面では指先をユーベルコードを用いて≪鍵≫に変えると。
「万物全てを改変する……」
ガチャリ。
防犯カメラの概念そのものを変更し『猟兵の姿は映らない』防犯カメラに変えて進んでいく。
(見取り図は……やっぱり。外で手に入れたのと内装が明らかに違う)
さらにPCのある部屋の一室に侵入した翔は内部のネットワークにハッキングを仕掛け、ビルの見取り図や防犯カメラの設置位置、ヴィランの徘徊ルート等の情報も盗み出そうとしていたが。
「おい、なんかこっちで物音がしなかったか?」
「ハァ?こんな所に誰が来るってんだよ」
「ネズミだったら駆除しとけって言われてんだろ。一応確認しにいくぞ」
(しまった。見つかった……!)
ハッキングに集中していた翔が思わず物音を立ててしまっていたらしい。
巡回に来ていたヴィラン数名が翔が隠れている部屋に近づいてくる気配が感じ取れる。
(こうなったら……!)
翔はもし見つかりそうになった場合に備えていたものを取り出して急いで準備する。
「よ~ネズミちゃーん、オジサン達が退治しにきたでちゅよー」
「バッカ、何やってんだよお前。きっも!」
「そもそも本当にいても逃げられちまうだろうが……あ?」
騒がしく部屋の扉を開けて入ってきたヴィラン3人組の目の前には翔……否。
『警備ヴィラン』に変装した翔が立っていた。
「お勤めご苦労様っす!」
「お、おうご苦労さん」
びしりと敬礼して、さっと去っていこうとする警備ヴィラン翔。
その勢いに押され、思わず返事をしてしまうヴィラン一行。
「おうちょっと待てや」
しかし横を通り過ぎようとしたところでヴィランの一人にガッと手首をつかまれてしまう。
「抑えつけてるようだが……オレの目は誤魔化せねぇぞ」
「くっ」
「その胸!どう見ても巨乳!!!てめえGカップだろ!?」
「なんでカップ数までわかるっすか!?」
ヴィランの中に胸のサイズに拘るヤツがいた!
「そんなデカ乳の警備なんざありえねぇ!こいつ、『皿』が逃げ出してきたやつだぞ!」
「あんだと!」
「そうと分かれば、逃がす訳にはいかねぇな!」
(微妙に違うけど……騒ぎにされるのも困る……!)
実力行使か。演技でいなすか。翔は一瞬迷いを見せる。
だがそこへスーパーヒーローが現れた!
「燃える正義の炎!アテナマスク見参!」
真っ赤なマントを翻し、美しくも張りのある肢体をそのスーパーなコスシュームの下から晒し、正義に情熱を燃やす。
その名もアテナ・カナメ(アテナマスク・f14759)!
「なんて下衆な奴らなの……女体盛りなんて許せないわ!このアテナマスクが成敗してあげる!」
ここに来るまでちゃんと敵の気配を察しては隠れ進んできたアテナであったが、その第六感が女性(翔)のピンチを感じ取ったのだ。
手首を掴まれ、皿扱いされている翔を助けようと、アテナは真っ向からヴィラン達へと突撃してくる。
「やっとジョブもヒーローになれたし頑張るわよ!」
「げっ、ヒーローだと!?」
「なんか強そうだぞ!」
「くそ、応援だ!応援をよぐぎゃ!?」
「侵入ミッションだろ!?なんで派手に名乗りあげてるの!?」
ヒーローの参戦に慌てながらも応援を呼ぼうとしたヴィランを翔が隠し持っていた刃物を煌めかせ、刃に塗っておいた麻痺毒で動きを封じる。
「あん!?なにやってんだこのあま」
「ヒィィトスタンプ!」
「ぎゃああああ!」
「バーニングパァンチ!!」
「あつぅぅぅぅ!?」
翔に気を取られた隙にアテナが炎を纏った蹴りと拳を放って残りのヴィランも壁と天井に突き刺す。
「さぁこれもう安心よ!……あら?貴女も猟兵なの?」
決めポーズを取ってお皿の女性に声をかけようとしたアテナは翔も侵入しにきた猟兵である事に気付く。
「……お礼は言っておきます」
その後二人は連れ立って、ビルの上層の警備室を目指す事にしたのだった。
成功
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ルード・シリウス
まぁ…美食団と語る位だ、美味そうな飯は有りそうかもな
そいつ等潰すついでに、飯も食わせて貰うか…
外套と靴の能力を以て音を消し、景色と同化して気配を殺しながら潜入
道中、建物内に居るヴィラン共を見かけたら背後から怪力で締めあげて無力化
嗚呼、見つかると面倒になりそうだから、物置なりロッカーなり、基本的に目を向けなさそうな所にでも放り込んでおくか。もしくは人気の来なさそうな部屋にでも引き摺ってでも有りだしな
…しかし、女体盛りってどういうのなんだ?
依頼主の話じゃ、女を皿にして出す料理らしいが…普通に皿に盛ればいいだけだろうに、もしかして建物に金かけすぎて皿も買えなかったとかか?
だとしたら本末転倒だな
シャーリー・ネィド
【かにかま】
(POW)
女体盛りって料理を楽しむものじゃないと思うけど、ウィーリィくんに言っても理解できないだろうし無駄だと思うから黙っとこっと
料理人に変装したウィーリィくんのワゴンに潜んで警備室までゴー☆
さりげなーく外の様子を伺って雲行きが怪しくなったら麻酔銃の【スナイパー】で警備員を無力化
それにしても料理は本物だから(見える部分だけだけど)ずっといい匂いしてお腹空いちゃうよー
つまみ食いしそうになっても警備室に着くまではガマンっ
警備室に着いたら【ロープワーク】で警備のヴィラン達を縛り上げてミッションコンプリート!
ねぇねぇ、もうこれ(料理)食べていいんだよね?
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
(POW)
最初に言っておく。
食べ物で、遊ぶな! 以上!
本当なら言いたい事は山ほどあるけど文字数が足りなくなるのでここまでにしとく。
料理人に扮し、「ボスからの差し入れ」という名目で料理を満載した大きなワゴン(中にシャーリーとチェルノが隠れている)を引いて警備のヴィランに案内を頼む。
もしヴィランが自分で警備室まで運ぶと言い出しても
「これ結構重いし仕事の邪魔になるだろ?」
とやんわりと断り、
「心配ならあんたも一緒に来てくれないか?」
と警備の手を一人減らす。
警備室に着いたら、同行のヴィランを鉄鍋の『シールドバッシュ』で気絶させて全員で警備室を制圧。
在原・チェルノ
【かにかま】
(POW)
シャーリーちゃんと一緒に差し入れの料理のワゴンに隠れて潜入
でも女の子二人が入ってるから仕方ないけど「重い」は余計よ?ウィーリィくん
(警備とのやり取りを聞きながら)
このまま警備室まですんなり行ければOKなんだけど、アクシデントに備えて【聞き耳】や【第六感】で周囲を常に警戒
もし警備に怪しまれそうになったら【念動力】で少し離れた場所で物音を立てて注意を逸らす
目的地に到着したら素早く立ち回って全員を無力化し、警備室を制圧する
シルバップ・シノイトビクス
【WIZ】
迅速な潜入のためにも下手に隠密を考えるより、素直に案内してもらうことにしましょう!
と、言うわけでヴィランに「迷い出た食器」のフリをして、一端警備室に連れて行って貰うよう誘導します。
「すみません、移送担当の方が、襲撃? とかで急に離れられて……。一端警護室へ行って責任者の指示を仰いで、担当の調理場? へ向かえ、と言われたのですが……」
……ちょっと論旨が怪しいのは、身体を押しつけたり、触らせたりしてごまかすことにしましょう♪
到着しさえすれば、事前に打ち合わせをして「認識」しておいたヒーローさん達をまとめて、警備室にテレポートです! みなさんやっちゃってください!
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
成程、『警備室の制圧』ですかぁ。
頑張ってみましょう。
侵入後の動きの為、『該当ビルの構造』を確認しておきますねぇ。
その上で【指定UC】でビルの外の離れた場所を飛行、『双眼鏡』で『警備室の場所と動き』を確認しますぅ。
或る程度動きが掴めましたら、『近くの部屋の窓』等が開くのを待ち【指定UC】の速度で移動、其方から侵入しますぅ。
『上層階』から入るのは難しい分、比較的警戒が薄いことが多いですので。
『トイレの窓』が使えると便利なのですが、私の体型ですとまず通れないのですよねぇ(遠い目)。
侵入出来たら速度重視で制圧、タイミングが掴めなければ『狙撃』『情報』等で他猟兵の援護、ですねぇ。
中村・裕美
「……お皿に美少年とかはいないのかしら?」
こういう仕事は電脳魔術師の面目躍如。【ハッキング】で警備室のセキュリティの制圧に挑み、外部から中のサポート。
侵入者を検知するセンサーをオフにしたり、監視カメラの映像を誰も映っていない時間のものをループさせたり。ついでにビル内のマップも入手するなり作成するなり。
ビル内で行動している味方には【エレクトロレギオン】による小型機械を付随させて連絡を取るようにする。相手の顔を見なくて済むので、ちょっとは話しやすい。メールで済めば一番楽だけど
念の為、小型機械の映像は録画しとこう
自分も侵入するのは最終手段。その場合は【目立たない】よう気配を消して侵入
フランチェスカ・ヴァレンタイン
潜入より強襲の方が得意なのですが… そうも言ってられませんわねー
警備室があるのは上層階、ということであれば外からアプローチしてみましょうか
翼を以てビル上層まで飛翔し、外壁沿いに旋回飛行して窓越しに内部の情報収集を
羽音も中までは届かないでしょうし、光学迷彩で夜の闇と夜景に紛れてしまえば判別は困難かと
…時折あえて姿を見せて外に注意を向けさせるのもまあ、アリですかね?
概ねアタリを付けましたら非常階段の踊り場へと翼を撃って降り立ち
見張りがいればグラップルで締め落として無力化し、非常口の扉はUCで錠を断ち斬って侵入を
あとは廊下を匍匐飛行して警備室まで一直線、ですかね?
※アドリブ・絡み、ご自由にどうぞー
●厨房
ここはグルメ結社美食団と名乗るヴィラン集団の経営するビルである。
目玉商品は女体盛りではあるが、勿論メニューはそれだけではない。
それに屋上のプールが最も豪華な食事の場所である事は間違いないが、室内にも食事を提供する場所や、それに伴って調理室もビルの中層等にも用意されている。
そしてそのビルの中層の厨房で何故か数人の猟兵が料理を開始していた。
「まぁ……美食団と語る位だ、美味そうな飯は有りそうかもな。そいつ等潰すついでに、飯も食わせて貰うか……」
「おー、これ美味しいねー☆」
ごめんなさい。語弊がありました。
調理しているのは一人で、他のメンバーは大体つまみ食いしてました。
「喰らいたいから喰らう、それ以外の理由は必要ない」
ルード・シリウス(暴食せし黒の凶戦士・f12362)は出生もあり、奪った食べ物は食べてなんぼらしい。
よって外套によって気配を消し、靴によって音を消し、そして道中のヴィランを怪力で締め上げてはロッカーや物置に放り込んでは調理室まで辿り付いたのである。
そして食ってる。当然の権利である。
「……しかし、女体盛りってどういうのなんだ?」
女体盛り文化というものに初めて触れたらしいルードはもしゃもしゃと賄いを食べながら他の猟兵になんとなく聞く。
「依頼主の話じゃ、女を皿にして出す料理らしいが……普通に皿に盛ればいいだけだろうに、もしかして建物に金かけすぎて皿も買えなかったとかか?だとしたら本末転倒だな」
それに答えるのはこの場で唯一料理を作っているウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)である。
「最初に言っておく。食べ物で、遊ぶな!以上!」
料理人ウィーリィは食事の扱いには厳しい!
「そうか」
ルードは答えになっていない答えを聞いて納得の返事をする。多分食事に忙しい。
(女体盛りって料理を楽しむものじゃないと思うけど、ウィーリィくんに言っても理解できないだろうし無駄だと思うから黙っとこっと)
シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)はそう思ったが賄い用料理としてウィーリィが作った料理を食べるのに忙しいので特に突っ込まなかった。
「だって、ずっといい匂いしてお腹空いちゃうよー」
食べ盛り真っ盛りでした。
「よし準備できたぜ!」
そんなこんなをしている内にウィーリィが調理をし終えたらしい。
「あとはこの差し入れの料理のワゴンに隠れて潜入ね」
「料理人に変装したウィーリィくんのワゴンに潜んで警備室までゴー☆」
在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)(賄いを食べていたかどうかはご想像にお任せします)とシャーリーは出来た料理をワゴンに移していくと、ワゴンのテーブルクロスの下に二人して隠れ潜む。
「迅速な潜入のためにも下手に隠密を考えるより、素直に案内してもらうことにしましょう!」
シルバップ・シノイトビクス(誉れ全き・f00938)も探すよりも案内させる作戦を考えてきた。
「料理人の服ならさっき身包み剥いだヤツのがあるぞ」
そんな訳で、レッツ『侵入』ミッション!
●警備室までの廊下
「すみません、移送担当の方が、襲撃?とかで急に離れられて……。一端警護室へ行って責任者の指示を仰いで、担当の調理場?へ向かえ、と言われたのですが……」
シルバップはやたらと身体を押しつけたり、触らせたりしながら、巡回していた警備のヴィランにすり寄る。
料理と一緒についていって『迷い出た食器』のフリをしてヴィランに警備室まで案内してもらおうという算段なのだ。
策士だ!
「そ、そうか……大変だな、警備室はこっちだ……ぐへへ」
ちょっと論旨が怪しいとは自覚してるけど、押し付けられた柔らかさにヴィランはメロメロだったので問題ないぞ!
「料理ならこっちがあとは引き取るが」
「いや。料理を提供するまでが料理人だ。それにこれ結構重いし仕事の邪魔になるだろ?」
ヴィランの一人がワゴンを運ぶのを変わろうと言ってきたが、そこをウィーリィがやんわりと断る。
「ほう。そうか」
熱意のある料理人だなと思われたらしく特に怪しまれずにワゴンを運ぶ事になるウィーリィとルード。なお二人とも一応、調理室にいたヴィランの料理人から奪った調理服に着替えている。
(……女の子二人が入ってるから仕方ないけど「重い」は余計よ?ウィーリィくん)
なおワゴンの下ではチェルノがヴィランとのやりとりに聞き耳を立てていた。きっとこれは覚えておかれるやつだ!
「ただ一応検分はさせてもらうぞ。警備上の決まりだ」
(げっ)
なんとヴィランの中にも意外と規律に厳しい構成員もいた。
まぁヒーローとヴィランは互いに元ヴィラン、元ヒーローがいたりして勢力図をやり取りし合っていたりするので、こういった性格のヴィランがいる事もあるだろう。
そして警備のヴィランがワゴンのテーブルクロスを捲ろうと手をかけた時。
--ゴトリ。
「ん?今、向こうで変な音がしなかったか?」
「おい、ちょっと見てくる」
物音を聞きつけた警備ヴィランがワゴンを放って奥の部屋へと警戒を高める。
(危なーい……)
勿論、この物音はチェルノの念動力で別の部屋で物音を立てたものだ。
「俺達は先に警備室に行ってていいか?」
「いや、お前たちはここで待て。敵襲かもしれん。下手に動くと危ない」
そして警備ヴィラン達が猟兵達に背を向け件の音のした部屋に突入を仕掛けにいく。
そのタイミングで。
「フンっ!」
ゴキっ!
「えいっ」
プスっ!
「ぎゃっ!?」
「ぐえっ!?」
ルードが無音で背後から首を絞めて意識と飛ばし、シャーリーが麻酔銃で眠らせる早業で片付けた。
「場所はあっちのようですし、さっさといきましょう」
そんなこんなで『潜入』組は警備の目を掻い潜りながらも警備室へと辿り付くのだった。
●ビルの外
因みに数多くの猟兵がビル内に侵入を果たし、そして誰もが苦戦をしつつもきちんと警備を掻い潜り警備室まで辿り着けそうになっているのには、実は理由があった。
「成程、『警備室の制圧』ですかぁ。頑張ってみましょう」
「潜入より強襲の方が得意なのですが……そうも言ってられませんわねー」
ビルの中層付近の少し離れた飛翔する二人の豊満な影。
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)とフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)はその飛翔能力をもってして偵察任務に就いていたのだ。
因みにヒーローズアースのヒーローには普通に空を飛ぶ能力持ちも数多くいるので、流石にビルの付近や、上層の方には警備がしっかりあって飛んで近づくのはリスクが高そうだったのでやめておいた。
それでも、警備室があると思われる中層階層までは多少離れた場所からならば確認出来るようであった。
「侵入後の動きの為、『該当ビルの構造』を確認しておきますねぇ」
るこるは外の離れた場所を飛行、双眼鏡越しにで警備室の場所やヴィランの動きを確認できないかと監視していく。
(流石に羽音も中までは届かないでしょうし、光学迷彩で夜の闇と夜景に紛れてしまえば判別は困難のようですわね)
フランチェスカは姿を隠しギリギリ見つからない所を飛翔する。
時折、わざとその姿を見せて誘惑するポーズをする事で対応しにきたヴィランの動きも確認していく。
そして二人の確認する情報は傍を浮遊する小型の黒竜の形をしたエレクトロレギオンにインプットしていく。
エレクトロレギオンはビル内に侵入を果たした各猟兵にもサポートとしてついていっており、外部と内部からの情報。そしてビル全体に内部と外部から電脳魔術でハッキングを仕掛けてネットワーク上からも解析をして警備室や警備ヴィランの巡回ルートを割り出していく。
そう、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)の全面バックアップ体制である。
「……お皿に美少年とかはいないのかしら?」
先行して侵入した猟兵が内部のPCからハッキングをした事で、外部にいる裕美からもビル内にアクセス出来るようになったのだ。
(こうなれば……こういう仕事は電脳魔術師の面目躍如)
サポートする猟兵の顔を直接見る必要性がないので裕美の作業スピードがいつもよりかなり早くなっております。
侵入者を検知するセンサーを次々とオフにしていったり、監視カメラの映像を誰も映っていない時間のものをループさせたり。
さらにビル内のマップも入手して巡回しているヴィランの配置も把握していく。
もはやビルの警備システムは丸裸も同然の状態だ。
●突入!
「……るこるは、そこのトイレの窓から……フランチェスカは、そこの非常口から侵入して……」
そして裕美はビルの外にいるるこるとフランチェスカにエレクトロレギオン越しに通信を飛ばす。
「わかったわ」
フランチェスカはふわりと非常階段に降りると、素早くユーベルコードを用いて非常口の鍵を切断。
「……中に一人」
裕美のサポートを受けて、非常口の扉を開けると当時に傍にいた警備ヴィランをその豊満な胸で抱きしめて、意識を失うまで絞める。
「警備室はこのまま一直線ですわね!」
通路を低空で飛行して一気に警備室まで突入!
中に入ればそのタイミングで、料理を摘んだワゴンの横の料理人が鍋の蓋でヴィランの一人を気絶させている。
ワゴンからは猟兵が飛び出てきてロープワークがきりきり舞いで乱れ跳び。
天井から赤いヒーローと隠密服を着た猟兵が降りて来て肉弾戦でヴィランを制圧。
フランチェスカも飛行しながら突入した勢いを利用してそのまま置くのヴィランに当て身を喰らわせて気絶させる。
「わたしを願うあなたの元に、わたしは常に共に在り――」
最後に一人の猟兵がそのユーベルコードでビルの近くで待機していたヒーロー部隊を直接テレポートさせて呼び出す事で、一瞬で警備室の制圧は完了するのだった。
「……こんなものか」
「アテナマスク、見参!」
「ねぇねぇ、もうこれ食べていいんだよね?」
配備されていたヴィランの戦闘能力はかなり低く、タイミングを合わせた事で危なげなく任務は完了だった。
「……あら?るこるさんがいらっしゃいませんわね」
しかしフランチェスカは共にビルの周辺を飛行して偵察していた猟兵の姿がない事に気付くのだった。
●男子トイレ
一方その頃。るこるが突入するはずだったトイレでは。
「トイレの窓への突入……私の体型ですとまず通れないのですよねぇ」
そこにはお尻の部分でトイレの窓枠に嵌ってしまって進むも戻るも出来ないような状態になったるこるの姿があった。
なんというか、壁に埋まったような体勢である。
「これ、無理矢理抜け……あら?」
乳白色のオーラに包まれながらどうにか強引に引き抜こうとあくせくしていたるこるだが、視線を感じて顔を正面側に向ける。
そこには数人のガラの悪そうなヴィランがニタニタした笑みを浮かべながら立っていた。
「へっへっへ、こいつはたまげたぜ」
「まさか男子便所にこんな便器が追加されてるとはな」
「これは使ってみないといけねぇな」
普通にトイレに入ってきたヴィランはるこるの姿を認めると一瞬びくりと驚いていたが、すぐに思考を切り替え、安直にヴィランらしい行動に出ようとるこるに手を伸ばしてくる。
「これは、もしかしてピンチでしょうか……」
窓から抜けなうるこるは冷や汗を浮かべヴィラン達の魔の手からどうにか逃れられないかと思案して……。
ゴッゴッゴッ!
一瞬の内に、ヴィラン3名はノックアウトされた。
「……大丈夫?」
そこにはドラゴンランスを構えた裕美の姿があった。
裕美はるこるが自分の手配での侵入に失敗し、あまつさえ乙女なピンチに陥っている事をエレクトロレギオン越しに察知すると、即ビルに突入。
目立たないように完全に気配を空気と同化させながら見張りの横をすっと避けてエレベーターを使ってるこるのいるトイレまで急行したのである。
「その技術、最初から侵入すればよかったのでは?」
「……これは、最後の切り札だから」
落ち着いてビルのそこからもエレクトロレギオンが手伝いもあって窓を抜けたるこると、裕美は警備室の制圧が完了した事を知らされるのだった。
大成功
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第2章 冒険
『美食団の野望【女体盛り編】』
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POW : プールで素晴らしい肉体を見せつけて囮になったり、避難誘導を行う
SPD : 美食団のアジトを探し出し既に捕らわれている女性達を救出し、ついでにアジトに破壊工作を行う
WIZ : プールの職員になりますし、美食団の邪魔をして時間稼ぎを行いヒーローを助ける
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●『救出』ミッション
そこは、このビルの屋上。
女体盛りプール豪遊食事会が開催されている本日のVIP会場であった。
猟兵の活躍によって、このビルの『警備室』の制圧は完了。
テレポートで呼び出したヒーロー部隊がそのままハッキングした警備システムを利用して、攫われた女性達の居場所まで把握できた。
だが、『お皿』として攫われた女性達の多くは当然、配膳されるプールの近くに軟禁されている。
更にプールにはこのヴィランの幹部や悪の食事会の出席者達が大勢いる。
このまま突入しては、救助したい女性達が別の場所に運ばれてしまったり、幹部や客もそれぞれ逃げてしまう可能性が高い。
そこで、『救出』ミッションだ。
ヒーロー部隊が攫われた女性達の救出を行う間、バレないように猟兵側で時間を稼ぐ必要がある。
主な構成員や幹部は全てプールにいるため、プールで目立って囮になったり、職員になりすまして邪魔をしたり、救出活動に参加したり等がある。
因みに用心棒のオブリビオンはここでは出て来ないため、この場にいるヴィランの戦闘能力は正直言ってビルの警備より弱い。
だが、決して、決して、救出が完了するまで猟兵やヒーローの存在がバレてしまうような事はせず、逆に注意を集めて時間を稼いで欲しい。
この屋上は光源は非常に多く、夜でも視界は悪くない。
プールは腰より少し上に来る程度の深さで、その上に空気を入れたボード等を浮かせて女体盛りをしているようだ。
今はちょうど、女体盛りの入れ替えをしている。
プールより先に厨房は制圧可能なため、怪しまれないように何もせずに一旦は女体盛りをそのまま出す事も可能で、逆に先に女体盛りにされそうになっている女性達を救出する事も出来る。
勿論、女体盛りが出て来ない場合は客や幹部に怪しまれてしまうので出来る限り誤魔化して欲しい。
それと客や幹部はそれ程人数が多い訳ではない。そしてオブリビオンが出て来ない理由は個室で昼寝しているからなのだが、それだけ個室は防音効果がしっかりしている。
どうにかそっちに連れ込んでしまうのも手だ。
どのようなユーベルコード、技能などを使うかは任せる。
ただし、あくまでも救出任務。
……救助が完了するまで、決して猟兵やヒーローの事をバレないように。頼んだぞ、イェーガー!
ルード・シリウス
警備室占拠時に用いた調理服を来て、女体盛りを運ぶ料理人として潜入。『料理』に関しては、運ぶ料理人から代わりに運ぶ様指示があったと言って適当に誤魔化す。無理なら無力化してロッカーなりに放り込む
あと、皿になってる女性に後で助けに行ってやると一言告げて、料理を適当につまみ食い。まぁ、救出報酬の代わりだ
屋上に潜入出来たら、現場にいる標的(幹部及び客達)とヴィランの人数と位置を把握しつつ、女体盛りの入れ替え
回収という形で救助した女性は、現場に居るヒーロー達ないし他の猟兵に託し、情報も共有
救助が一段落つき、後は確保だけの状況になったら、外套と靴の能力を使って這い寄る様に潜入し襲撃…と、残りの救助対象の回収
久遠・翔
何故ばれた?
完璧に変装して晒まで巻いてたのに…
厨房が制圧可能ならば目立たない・忍び足・迷彩・地形の利用で忍び込み、調理している人に気絶攻撃・マヒ攻撃で無効化した後厨房の一部に口まで拘束しておく
変装で厨房の調理師に化け女体盛の女性が来たらヴィランが去った後に事情を話し、UCで一旦避難してもらいます
他に人がいないと言われた場合は腹壊して今便所に駆け込んでいると言い、客要望の材料がねぇから代わりに取ってきてくれと叫ぶ。1章取得のマップにない場合は買ってきてくれに変更
その間に料理は作り続けます(料理36)
飲み物に毒使いで遅効性睡眠薬を入れ、料理遅れる代わりのサービスと偽りヴィランに持っていかせる
●厨房にGO!
(何故ばれた?完璧に変装して晒まで巻いてたのに……)
完璧な変装があるという事は絶対の看破があるという事に他ならない。
第一章では警備員になりすましてやり過ごそうとして、その隠されたGカップを見抜かれた久遠・翔(性別迷子・f00042)は次こそはと厨房に入り込むため調理師の服装に着替えて忍び足で移動する。
その横にいるのはやはり調理服を着たルード・シリウス(暴食せし黒の凶戦士・f12362)。
こっちは第一章で奪った服をこれ幸いとそのまま着服している。
「運ぶ料理人から代わりに運ぶ様指示があった」
女体盛りを運ぶ料理人として潜入に来たのだ!
あ、やっぱバレてゴキッてしてからロッカーに入れた!
でも翔もルードに視線が移った瞬間にマヒと気絶攻撃で2人程沈めたので問題はないだろう。
口もしっかり塞いでロッカーに厳重に封印されていく。
うん、この厨房のロッカーはかなり満室だな。
「厨房のヴィランはこれで制圧かな」
翔がパンパンと、両手を叩いて一仕事終えると、女体盛りの皿にされそうになっていた女性達の救助に向かう。
「……ってなんで食べてるの?」
「ん……まぁ、救出報酬の代わりだ」
そこでは女体盛りで盛られる直前の料理をつまみ食いしてるルードがいた。
「あぁ、皿にされそうなのは後で助けに行ってやる」
「今から助けます!」
盛り付け料理の撤去作業に忙しいルードに変わって翔が女性達の元へ行くと、助けに来たと説明。
ヒーローズアースの住人には正しく猟兵の存在も伝わっているため、すんなりと翔のユーベルコードで作った小さな庭園世界(ニホンテイエン)に皆入っていってくれた。
「料理は片付けたし、ここからなら幹部連中や客の様子も見える。完璧だな」
「その口からはみ出してる料理がなければ……」
ルードは料理を食べ終えるとそのまま偵察の任務に就き、ヒーロー部隊や他の猟兵へと情報を共有。
翔は代わりに厨房に入ると、遅効性睡眠薬入りの飲み物をゴンゴン作っていく。
「あとはこれを料理が遅れる代わりのサービスと偽って配るだけ」
こうしてひっそりと、厨房から悪の一斉検挙の下準備が始まっていたのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
成程、暴れずに時間を稼げばよいのですねぇ?
まず〔衣装セット(=所持品)〕の『水着』に着替え、〔甘味セット〕から幾つか『複数名でシェア出来そうな品(タルト等)』を選択し切り分けますぅ。
その上で【指定UC】で強化した[誘惑]を使用、『体型』を出来るだけ目立たせる様にして人目を惹きつつ、『入れ替え中のサービス』として、配膳して回りますねぇ。
その際、怪しまれそうなら『サービスの理由』として『入れ替えに時間がかかる可能性有』という情報も流しましょう。
目的が『時間稼ぎ』ですから、多少のセクハラは覚悟の上で[恥ずかしさ耐性]で耐えますが、その方は[捕縛]の際に優先で?
シャルロット・アルバート
【アドリブ・連携歓迎】【エロ描写は少年誌でたまにある過激な描写レベルまで(貞操は当然死守)】
女体盛りね……悪趣味な趣味もある物ね。
(実際は草食男子なシャルロットこと瑞希、女体への興味はそれなりくらいの思春期男子)
そもそも『人体を皿として使う』のは『不衛生だから料理として失格』よ、そんな物作る料理人が居るなら見逃せないわ。
(瑞希は料理が得意なので、料理人としての意地みたいな物がある)
【鎧纏いし戦乙女】……は寿命削るから乱発できないし、
『その場に適した姿へ変身する』【剣舞の戦乙女】を使って潜入するわ。
女性に変身できるかは分からないけど、そこは何とか演技力でフォローよ。
(※WIZは絶望的に低いです)
フランチェスカ・ヴァレンタイン
とりあえずは時間稼ぎ、ですかー…
(手にした給仕用と思しきわりとキワどいバニー服一式をちらりと見て) …どうしましょうね?
接待スタッフの控え室らしき部屋を制圧したところで発見したソレは、着替えてプールへ出れば囮の役目は十二分に果たせそうで
――まあ、ドリンクを運んだりする給仕スタッフが居ないのも不自然でしょうし。仕方ありませんかねえ
といいますかコレ、デザインもかなりアレですけど。サイズも、ちょっと…
零れ出そうなものを盛大に揺らしたりでプールサイドを闊歩すれば、多少の目眩ましにはなるかと
給仕に対する客や幹部のセクハラに内心青筋立てて貼り付けた笑顔であしらいつつ、それでもトラぶるはあるかもしれません?
●スタッフ控室
「女体盛りね……悪趣味な趣味もある物ね」
シャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)はグルメ結社の荒稼ぎの商品を聞いてため息をつく。
が、シャルロット。見た目はどう見ても女性のようだが立派な思春期な草食男子である。
女体盛りに興味がないわけでもないのだ。
「そもそも『人体を皿として使う』のは『不衛生だから料理として失格』よ、そんな物作る料理人が居るなら見逃せないわ」
しかし理性を総動員して理論武装を固めるシャルロット。
彼自身も料理は得意なため料理人としての意地みたいなものがあるのだ。
とにもかくにも、救出ミッションである。
「成程、暴れずに時間を稼げばよいのですねぇ?」
「とりあえずは時間稼ぎ、ですかー……」
接待スタッフの控え室を制圧したシャルロットと、そして夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)とフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は救出ミッションにおいて、ヒーロー部隊が十分に役目を遂げるための時間稼ぎを行う事にしたのだ。
それぞれが持つのは、持参した衣装セットから取り出した『水着』。そして給仕用と思わしき少しキワどいバニー服一式である。「……どうしましょうね?」
「皿が出てくるまでの時間稼ぎを致しましょう」
「――まあ、ドリンクを運んだりする給仕スタッフが居ないのも不自然でしょうし。仕方ありませんかねえ」
「……えっ!?」
着替えてプールへ出れば囮の役目は十二分に果たせそうな衣装。
るこるとフランチェスカはその場で素早くその豊満な身体を抑え込みながら着替え始める。
(ええーっ
!!???)
実際は草食男子なシャルロットこと瑞希、女体への興味はきちんとあるため二人の着替えを思わず凝視。
真っ赤になりながら前かがみになって思考が停止中になっていた。
「あら、シャルロットさんはいきませんか」
「えっ、あっ!いきます!剣舞の戦乙女!」
見惚れている間に着替え終わった二人に声をかけられたシャルロットは遅れを取り戻そうとユーベルコードでこの場で最適な姿に変身する!
そう、当然だが、『かなり際どいバニー服』だ!
(【鎧纏いし戦乙女】……は寿命削るから乱発できないし、女性に変身できないけど……そこは何とか演技力でフォローよ!)
そして女性二人と見た目女性一人は、プールという戦場へと時間を稼ぐために赴くのだった。
●プールサイド
「こちら、お皿の入れ替え中のサービスですぅ」
るこるはユーベルコード:豊乳女神の加護・豊饒現界(チチガミサマノカゴ・ホウジョウノアラワレ)で自身の魅力を急激に上げながら自身の体型を出来るだけ目立たせるようにして人目を惹きつつ給仕をしていく。
お皿の入れ替え中だが、既に厨房は猟兵が制圧。
いつもならすぐに次の皿が来るであろう所を手間取っているのは明白。
そこを誤魔化すのにナイスフォローが光る場面であった。
「ほー珍しい事もあるもんじゃのぅ」
「ちょっと今日は入れ替えに時間がかかる可能性がありますのできゃっ!?」
しかしこの女体盛りを提供しているプールでそんな魅惑の身体を曝け出していて、何もされないはずもない。
るこるは持参したタルトを配膳して回る度に席にいるおっさんやおじいさんにやたらと身体をソフトタッチされていく。
(目的が『時間稼ぎ』ですから、多少のセクハラは覚悟の上ですが……捕縛の際に優先で)
むにむにと触られたり撫でられたりしていているるこるはこの後の復讐を心に誓っていた。
「あの、給仕ですから離してくださいませんかー」
そのすぐ横では際どいバニー服を着たフランチェスカもまた周りの客に手を伸ばされまくっていた。
(といいますかコレ、デザインもかなりアレですけど。サイズも、ちょっと……)
零れ出そうなものを盛大に揺らしたりでプールサイドを闊歩する様は目くらましの役目は十全に果たしているといっていいだろう。
ただし本人は給仕に対する客のセクハラに内心青筋立てて笑顔を貼り付けている。
「……!!!」
因みにシャルロットはそんな二人の様子に顔を真っ赤にしながらバニー服で棒立ち状態になってしまっていた。
しかしここに拉致されてきた若い女性の一部には過激すぎる行為にシャルロットと同じような状態になってしまう若い娘も割といるので怪しまれる事はないので安心して欲しい!
むしろ……。
「皿も遅いし、それじゃオレはこっちの兎ちゃんとちょっとお話してくるぜー」
「僕っ!?」
なんかチャラそうなヤツに肩を掴まれるシャルロット!貞操の危機!?
「お、僕っ子?すげー」
狼狽えている内にシャルロットを慣れた様子でチャラ男は奥の個室に連れていこうとしていく。
「おー、バニーちゃん。トイレに連れてってくれんかのぅ」
「ワシは給仕の子にしようかのぅ」
流れに乗るように年寄りのお客2人がそれぞれフランチェスカとるこるのお尻に手をやりながらやっぱり奥の個室に連れ込もうとしていく。
「ひっ!」
「ひゃっ!?」
どうやらこれもいつもの流れであるようで警備のヴィランや幹部等も何も怪しむそぶりもなくそのままである。
何度でもいうが、今回の任務は救出ミッションである。十分に時間を稼ぐまでは派手に暴れる事は出来ない。
三人は抵抗らしい抵抗も出来ぬまま、奥の個室へと連れていかれてしまい……。
ゴッ、ゴッ、ゴッ!
防音バッチリな個室の扉が閉まった瞬間にどうやら"事"に及んだらしかった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アテナ・カナメ
【心情】さっきはちょっと目立ちすぎたわね…反省反省。下手すれば見つかってたわ…今度は用心しないと
【作戦】あれが女体盛り…本当に卑劣ね!…とはいえ、うーん、プールまでは来れたけど騒いだらまずいし、どうしようかしら…と歩き回って逡巡していると、あら、なんか視線を感じるわ…
なんか私注目を浴びてるような…そっか宛那こう見えてスタイル抜群だもんね。このまま囮になろうかしら
とりあえず「皿」として来たという設定で行くわ
話かけられたら「ええ、私皿なんです」と返すわ。心の中では(今にみてなさい下衆共…好きにはさせないんだから!)と思ってるわ。とりあえずこれでヒーロー達の助けはできそうね。
中村・裕美
ここから先はコミュ障の裕美に代わりまして、副人格のシルヴァーナで動きますわ
【優雅なるご令嬢】でセレブな貴婦人(若作りすぎるマダムという設定)の振りをして客に紛れる
とりあえずお皿役をイジって時間稼ぎ
「あら、作法がなっていないみたいですわね」
と言って、女体盛りにがっつこうとする客をたしなめる
「女体盛りにおいて、皿は単に料理を乗せるだけではないですわ。その身から染み出した乙女のエキスが料理に美味と若返りの効能をもたらしますの(諸説あり)」
そう言ってお皿をつーっと撫で、焦らすように、エキスを出す所作っぽく見せる
「わたくしも、お陰でこの若さを手に入れましてよ。美味しくする邪魔はしないでくださいましね」
●お皿とセレブ
(さっきはちょっと目立ちすぎたわね……反省反省。下手すれば見つかってたわ……今度は用心しないと)
燃えるヒーロー、アテナ・カナメ(アテナマスク・f14759)は思わず正義のために動いて敵に騒がれてしまいそうになった第一章の侵入ミッションを踏まえて、今度は下手は撃たないと心に決めた。
そしてちょうどプールから入れ替わりで撤去されていく女体盛りのお皿となっていた女性達の姿を見る。
「あれが女体盛り……本当に卑劣ね!」
若い女性達がその肢体に料理を乗せて、お客を楽しませてきたのだ。
拉致されて強制的に働かされている女性達は皆、沈んだ顔をしており、アテナの正義の心を熱くさせた。
「……とはいえ、うーん、プールまでは来れたけど騒いだらまずいし、どうしようかしら……」
騒ぎは起こさないと反省をしているアテナはぐっとここは堪えて救出ミッションをどうすべきか悩みつつ歩く。
(あら、なんか視線を感じるわ……)
ちらりちらりと欲望を感じる視線を感じるアテナ。
顔を上げれば、どうやら客達がアテナの事を吟味するように見ているものがちらほらと。
(なんか私注目を浴びてるような……そっか宛那こう見えてスタイル抜群だもんね)
説明しよう!
女体盛りの入れ替えをしている作業中のプールだが、普段はすんなり終わる入れ替わり作業も、猟兵が厨房を制圧。
女性たちを救助しているため、当然だが代わりの皿は中々出て来ないのである!
そんなプールサイドで、16歳とは思えない豊満な身体をしている宿主の身体を借り、炎を扱う戦闘用のためとはいえかなり際どい衣装を着こんだアテナが歩いていれば、それは当然周りの視線を集めるのであった!
(そうだわ。このまま囮になろうかしら)
と、そこへタイミングよく客の一人がアテナの元へとやってきて話しかけてくる。
「お嬢さんは、もしかしてお皿なのかな?」
「ええ、私皿なんです」
とりあえず「皿」として来たという設定で行く事にしたアテナは客の質問に素直に答える。
「おお!そうかそうか。ちょうどお皿が欲しかったんだ。ちょっとこっちにきてくれるかい」
アテナが皿だと分かった客は笑顔を浮かべると、そのまま自分の席の方へと引っ張っていく。
「ひゃあっ!?」
引っ張られる際にちょっとあれな所に手が来ていたが、アテナはここで騒ぎは起こさないと固く誓った事を思い出し、抵抗せずに連れていかれる。
(今にみてなさい下衆共……好きにはさせないんだから!)
だがその瞳には反抗心が確かに燃えていたのであった。
しかしそのままお客にプールに浮かべたボードにひょいと横倒されて仰向けにされると、慣れた様子のお客がアテナの少ししか布地のないヒーロースーツを脱がそうと手を伸ばしてくる。
「えっちょ、ダメ……!」
「あら、作法がなっていないみたいですわね」
あわやと言う所で一人の声がかかる。
「おや、貴女は?」
「私しはシルヴァーナですわ」
そこにいたのは中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)……の多重人格の内の副人格。シルヴァーナであった。
(ここから先はコミュ障の裕美に代わりまして私しが参りますわ)
流石にプールでは画面越しの会話でのサポートは難しいからね。仕方ないね。
「コホン。貴方、女体盛りのなんたるかが分かっておりませんわ」
因みに今回のシルヴァーナはセレブな貴婦人(若作りすぎるマダム)という設定で客の振りをして紛れてきているのだ。
ユーベルコード:優雅なるご令嬢(シルヴァーナ・セリアン)でお嬢様度が格段にアップしているのとなんか雰囲気に呑まれているので大体何となく上手く言ってるぞ!大丈夫だ!
「女体盛りにおいて、皿は単に料理を乗せるだけではないですわ。その身から染み出した乙女のエキスが料理に美味と若返りの効能をもたらしますの」
(諸説あり)
そう言ってお皿ことアテナの身体をつーっと撫で、焦らすように、エキスを出す所作っぽく見せていく。
「ひゃっ、ひゃうっっっ
!!!?」
「わたくしも、お陰でこの若さを手に入れましてよ。美味しくする邪魔はしないでくださいましね」
まな板の上の鯉ならぬ、ボードの上のアテナはその後シルヴァーナに散々イジられまくっては悲鳴を上げさせられ、バタバタと狭いボードの上をのたうちまわる事になったのだった。
その初心な反応が大変好評勝、シルヴァーナの手腕がとてもよかったのか、他のお客は二人の行為を満足そうに眺めていたのだった。
(でも、とりあえずこれでヒーロー達の助けはできそうね……ひゃぅ!?)
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
トゥリース・リグル
連携アドリブ歓迎
【SPD】の行動を行います
趣味がよくわかりませんが…まぁ、人さらいの延長線上、とでも思っておきますか。
【忍び足+ダッシュ】で潜入
救出する箇所に鍵がかかっているならば【鍵開け】若しくは【ハッキング】で潜入します
混戦になっている可能性のあるプールに無防備な女性たちを送り出すのはリスクがありそうですし、先に救出してしまいましょう。
その分の女体盛りに関しては【変装】や【早着替え】で自分が代わりに出ておくとしましょうか
肉体的な特徴(胸が小さい)に関しては【誘惑】で誤魔化しましょう
手を出されそうになったら【錬成カミヤドリ】の複製ダガーで鎮圧します
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
(POW)
まずは厨房を制圧して器にされそうな女性達を救出。
大包丁の『二回攻撃』(峰打ちバージョン)でヴィラン達をノックアウト。
で、幹部達に怪しまれないように厨房にあった本マグロ一尾を使ってマグロの解体ショーを行い、プールの全員の注意を惹きつけて時間を稼ぐ。
「準備が整うまで、こっちで楽しんでいってくれよな!」
『料理』の腕前と『料理の鉄刃』の切れ味を駆使し、観客たちの目と心、そして胃袋を掴む。
(※アドリブなどはお任せします)
シャーリー・ネィド
【かにかま】
(WIZ)
プールの職員になりすましてウィーリィくんの料理ショーのお手伝い
ヴィラン達がショーの邪魔をしようとしたら
「はいはーい、危ないから近づかないでねー☆」
と【ロープワーク】でキープアウト印のテープでシャットアウト
ウィーリィくーん、他に手伝う事なーい?
あ、なさそう。すっごく手際いいし
料理が出来たら片っ端から試食するよ
うーん、お刺身おいしー☆
料理ショーなんだから食べる人がいないとね
これも立派な仕事なのだよっ
わわ、ホホ肉なんて食べるの初めて!
鉄火丼もおいしー!
うんうん。仕事仕事(もぐもぐ)
在原・チェルノ
【かにかま】
(POW)
【迷彩】で客に紛れ込み、サクラとしてウィーリィくんのマグロ解体ショーをアシスト
急な展開で周りがざわついても
「へぇ、こんなサービスもあるのね。気が利いてるじゃない♪」
とフォローしたり
「さすが美食団、すごい腕前のスタッフを雇っているのね!」
と大げさに驚いてみせる事で今更ショーを中断できない流れに持って行ったりする
あとは料理の試食
こっちはお芝居の必要もないくらい美味しそうだけど♪
シルバップ・シノイトビクス
「女体盛りが出てこないと不審がられるのなら、出してしまえば良いのではないでしょうか?」
もちろん救出対象の方を危険に晒すわけには行きません。
わたしならその手の状況には慣れておりますし、転移術での脱出も可能です。
出来るだけ他の方を囮にしないためにも、料理はなるべく多く、かつ急いで食べられずに済むよう、肝心な所は最初から見えていたり、食べるのに時間のかかるメニューだったりと言ったスペシャル仕様でお願いしますね。
「ソースを指で塗って馴染ませたあと、直接舐めとるのがオススメですよ♪」
「フランクフルトは大好物で……ええ、もちろん【そちら】で
♪ では、あーん♪」
ええ、対応して気を惹くのも忘れずに、ですね。
●厨房への突入時
「趣味がよくわかりませんが……まぁ、人さらいの延長線上、とでも思っておきますか」
ダガーのヤドリガミの少女、トゥリース・リグル(刃を為すモノ・f00464)には『女体盛り』の文化は理解するには早かったらしい。
まぁそんなものの理解がなくても、任務は遂行できる。
トゥリースは素早く厨房のドアまで忍び足で近づくと、七つ道具を取り出し素早く鍵開け。
厨房へと侵入する猟兵達のサポートをして『皿』として誘拐された女性達の救助を手伝う。
「混戦になっている可能性のあるプールに無防備な女性たちを送り出すのはリスクがありそうですし、先に救出してしまいましょう」
調理服を着て紛れ込んだ猟兵3名が隙を見て警備や料理人のヴィランを気絶させていく。
「よし器にされそうな女性達は救出できたな」
その中の一人はビルの中層の厨房から拝借してきた調理服に身を包んだ本職炎の料理人、ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)だ。
「しかし女性達を逃がすのにはやはり時間がかかりますね……その間女体盛りが出て来ないと不審がられてしまいます」
厨房からプールの様子を覗き見していあトゥリースはプールから入れ替えのために皿が一気にいなくなり、客が待っている状況を確認する。
「それだったらいい案があるぜ」
ウィーリィは厨房からとある食材を見つけ出すのだった。
●プール
「マグロ解体ショーが、はっじまるよー☆」
プールの職員と料理人が普段は女体盛りをするためのボードに、見事なマグロを乗せてやってきた!
勿論その正体は、料理人ウィーリィと、アシスタントのシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)だ。
なお、職員の衣装は更衣室からかっぱらってきたかなり際どいバニー服である。
「準備が整うまで、こっちで楽しんでいってくれよな!」
突然の催しに予定にはなかったはずと確認しにこようとする警備ヴィランもいたが。
「はいはーい、危ないから近づかないでねー☆」
ささーとシャーリーがキープアウト印のテープでシャットアウト。
そのまま流れで作業を開始してしまえば、客の方が物珍しさから受けのよい返事が出てくる。
「へぇ、こんなサービスもあるのね。気が利いてるじゃない♪」
……お分かりだと思うが、これも猟兵の一人。在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)がサクラ役をやっているのだ。
「ウィーリィくーん、他に手伝う事なーい?あ、なさそう。すっごく手際いいし」
マグロ持ってきて、人払いをあらかたしたシャーリーはマグロ解体のアシストとしてやる気を見せるが……。
「研ぎ澄まされた刃と技に、料理出来ないものはない!」
ユーベルコードまで持ち出してウィーリィが華麗な大包丁捌きが炸裂する!
厨房にいた他の猟兵達のサポートもあって入念な下準備もされているマグロ解体ショーは『料理』の腕前と『料理の鉄刃』の切れ味で観客たちの目と心、そして胃袋を確かに掴んでいった。
「さすが美食団、すごい腕前のスタッフを雇っているのね!」
チェルノが大袈裟に踊りて見せたりしているが、実際に他の客にも評判はよい。
(これなら中断は出来ない流れになってきたわね……)
作戦通りに時間を稼ぐ事が出来そうになってきた事を確認し、チェルノはほくそ笑む。
「うーん、お刺身おいしー☆」
そして何故かシャーリーは切り落とししたばかりのお刺身を食べていた。
「料理ショーなんだから食べる人がいないとね。これも立派な仕事なのだよっ」
びしっというシャーリー。いいのか?!いいのか!?
「次はホホ肉だ!」
「わわ、ホホ肉なんて食べるの初めて!」
「私の分も!」
そこへチェルノも参戦してきてマグロ解体ショーは大繁盛していく。
いやほらサクラ役の一人なら試食は当然しないといけないから、ね!
「んー、お芝居とかじゃなくて本当に美味しい♪」
これで十分に時間を稼ぐことに成功……かと思ったら。
「おお旨い。しかし『皿』がないの……」
「このマグロは飛び切りいい『皿』で食べたいのんじゃの……」
解体ショーで注目を集めてヒーロー部隊の救助作戦が気取られないようにするのは十二分にその効力を発揮していたが。
しかしやはり『皿』が来ない事は誤魔化しようがなさそうだった!
「う、うーんどうしよっか」
鉄火丼をもぐもぐしながらひそひそ話をするシャーリー。
「でも皿なんて出せる訳ないぜ」
「女体盛りが出て来ない事が続き過ぎたら流石にバレちゃうかも……」
ウィーリィとチェルノが頭を捻って打開策を探るも、中々出て来ない。
「女体盛りが出てこないと不審がられるのなら、出してしまえば良いのではないでしょうか?」
とそこへひょっこり出てくるシルバップ・シノイトビクス(誉れ全き・f00938)。
「え、でも救助した女性達をまたお皿にするのは……」
「もちろん救出対象の方を危険に晒すわけには行きません」
豊満な胸をぷるんと張って応えるシルバップ。
そして続く言葉を引き継いだのは早着替えでスタッフ用の際どいバニー服に着替えたトゥリースだった。
「猟兵が、代わりをするのです」
「「ええーっ
!!???」」
3人の声に周りが注目を集めると、シルバップはこれ幸いとそのまま解体マグロを押していき。
「では、このマグロを盛り付けしてきますので少々おまちくださーい」
と厨房に引っ込めてしまうのだった。
●Re:プール
マグロの解体ショーは注目を集めるイベントになった。
しかもそのマグロを盛り付けるいうのだから、時間がかかってしまってもお客は不振に思う事もなく、むしろワクワクしている様子だ。
だが、無情にも救助の時間はまだかかりそうだ。
『女体盛り』を出さない訳には、いかなさそうである。
「出来るだけ他の方を囮にしないためにも、料理はなるべく多く、かつ急いで食べられずに済むよう、肝心な所は最初から見えていたり、食べるのに時間のかかるメニューだったりと言ったスペシャル仕様でお願いしますね」
シルバップが厨房に控えていた調理服を着た猟兵にそういって注文をつける。
そして勿論同じメニューをこなさないといけないのは料理人のウィーリィだ。
「なんで俺が女体盛りの盛り付けを……」
「この量を手早く盛りつけられるのはウィーリィくんだけだよ」
顔を真っ赤にして解体したマグロの切り身をシャーリーの肌の上に乗せていくウィーリィ。
「ひゃうっ!」
一々乗せる度に反応するシャーリーだが、それがより時間と恥ずかしさに拍車をかけてしまっている。
「こちらもお願いします」
因みに配分はウィーリィ側がシャーリーとチェルノの二人。
女性猟兵が盛り付けているのはシルバップとトゥリースである。
「醤油の小皿には遅延性の麻痺毒を用意してる。薬味で気付かれないだろうし猟兵なら効果はないと思うからどんどん配って」
「大丈夫です。わたしならその手の状況には慣れておりますし、転移術での脱出も可能ですから」
いい感じにしっかり盛られた4人の女性猟兵はその姿のままレーンに乗ってプールへと配膳されていく事になる。
出てきた4人の姿に客達はわっと色めき立つ。
やはりかなりギリギリまで焦らされただけあって欲望丸出しでお皿を見つめている。
(……このメンバーの中では肉体的な特徴があれですが……そこは技術で賄いましょう)
「ソースを指で塗って馴染ませたあと、直接舐めとるのがオススメですよ♪」
率先して客の相手をしていくのは主にシルバップ。そしてトゥリースだ。
「フランクフルトは大好物で……ええ、もちろん【そちら】で♪ では、あーん♪」
積極的に対応し気を惹くシルバップのところはお客が集中していく。
「……ん、どうぞ」
ポージングを変えたりして際どく誘惑していくトゥリースも大変煽られて客が集まっていく。
「あわわ……どうしよ、これ」
「ウィーリィくーん」
その後に続いていくシャーリーとチェルノはしっかり盛り付けされてきたので早々簡単には料理がなくなったりはしないものの。
抵抗できないままに段々と料理を食べられてしまっていく。
●ヒーロー部隊到着っ!
「「そこまでだっ
!!!」」
盛り上がっていたプールに強烈なライトが注がれる!
そして四方を囲む、ヒーロー部隊の凛々しい姿!
遂に救助は完了。そして敵の幹部や客を逃すまいと包囲を固めた状態にまで準備ができたのだった!
勿論その横にはウィーリィを含めた頑張った猟兵の姿もある。
「グルメ結社美食団!及び裏の世界のものたちよ!ここで全員逮捕する!確保ーっ!」
ヒーロー部隊の隊長らしき人物の号令と共に突撃してくるヒーローたち。
さらに『皿』になっていたトゥリースが錬成カミヤドリで後ろからヴィラン達を制圧させてしまえば、一気に幹部や客達は捕まっていくのだった。
大成功
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第3章 ボス戦
『デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』』
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POW : それは勇壮なる声援
レベル×1体の、【体 】に1と刻印された戦闘用【の嘗て戦ったヒーローや共にいたヴィラン】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD : ファンは大事にしないとね♬
戦闘力のない、レベル×1体の【自分のファン 】を召喚する。応援や助言、技能「【防具改造】」を使った支援をしてくれる。
WIZ : ダブル鉄球チアーズ
予め【鉄球ボンボン×2を振り回しておく 】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
👑11
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●第3章 ボス戦 『デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』』
「ちょっとー、何か五月蝿いんだけどー?」
プールの奥の個室の一つ。
用心棒のオブリビオンが寝ているとされていた部屋から分かり女性の声が出てきた。
彼女こそが、このグルメ結社美食団の用心棒のオブリビオン、『デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』』である。
「はー?ヒーロー部隊?なにそれさっぶ」
エレオノーラは逮捕しに来たヒーロー部隊と、その力量を一目で看破すると余裕の声をあげる。
彼女は用心棒を行うだけあって非常に強力な個体なのである。
多数のヒーローで構成されたヒーロー部隊すらエレオノーラ一人に屠られてしまうだけの力量差が、存在する。
「ハー。たりーけど、ま、仕事だしー?助けてやるかー」
そしてエレオノーラは戦闘体勢を取ってきた。
このままではヒーロー部隊は彼女たった一人に蹂躙されてしまうだろう。
猟兵達よ、ボス『『デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』』』を倒して欲しい!
なお、幹部や警備ヴィランはヒーロー部隊がどうにかしてくれるので、猟兵達はボスのオブリビオンとの相手に集中できるぞ!
なお、このエレオノーラは『配下を召喚する』能力に特に優れている。
配下は見た目汚いオッサンだが、エレオノーラの応援を受ける事でかなり戦闘能力を上げてくる強敵だ。
だが、なんでも『女体盛り』のよさに目覚めているらしい。
もしかしたら『女体盛り』で釣ればこの配下のオッサンはどうにか出来るかもしれない。
なおエレオノーラを倒せば自動的に召喚された配下のオッサンも消える。
参考にしてほしい。
それでは、頑張ってくれ!イェーガー!
シャルロット・アルバート
『女の見た目なのに…何だ男か』といわれて思わず『見た目女の男で何が悪いの?』ってぶん殴っちゃったけど…
まああの部屋に連れ込まれた時点で貞操の危機だったし正当防衛だよね。
やっぱり【剣舞の戦乙女】じゃ性別までは変わらない、
それに相手は『女体盛り』を求めてるらしいね。
興味がないわけじゃないけど、不衛生だからねそれ。
ともかくそれなら答えは一つだよ。
【鎧を纏いし戦乙女】で変身して、『私で女体盛りはどうかしら?』っていってみるよ。
でも汚いオッサンに絡まれるのは幾ら僕が男とはいえ……むしろ男だからこそ遠慮願いたいかな。
だから近づくオッサンもろともデスチアリーダーをビームマシンガンで撃ち抜きたいと思ってるよ。
●それは勇壮なる声援
「『女の見た目なのに……何だ男か』といわれて思わず『見た目女の男で何が悪いの?』ってぶん殴っちゃったけど……」
個室から出てきたシャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)は入る時はなんかチャラそうなヤツに肩を掴まれたハズだったのに出てきた時は一人だった。
「まああの部屋に連れ込まれた時点で貞操の危機だったし正当防衛だよね」
どうやらチャラ男はノンケだったらしい。
「えー?何々?いけなかったの?ダメちゃんチャラ男君ー」
デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』は謎の花園が花開かなかった事を敏感に感じ取ったらしくブーブー言ってる。
「仕方ねぇ。チャラチャラしたので目覚めなかったなら次はこいつだよ!行ってきな!」
『んんー!女体盛りぃぃぃ!!!』
そしてエレオノーラは次こそシャルロットに新たな性癖を目覚めさそうと、配下のオッサンを召喚!召喚してる間にも合体させてなんかオッサンオーラ(加齢臭)が凄いオッサンを呼び出してきた!
「相手は『女体盛り』を求めてるらしいね。興味がないわけじゃないけど、不衛生だからねそれ」
料理が得意なシャルロットは最後までそこは通す。
因みにシャルロット自身も健全な男の子なので女体盛り自体は興味はあるそうです。
上手くやる方法を調べるたら是非ひっそり教えて欲しい!
とにもかくにもこの配下のオッサンが『女体盛り』に夢中になっているのは"使える"だろう。
「でもやっぱり【剣舞の戦乙女】じゃ性別までは変わらない……」
際どいバニー服が限度だった気がしなくもない気がします!
「ともかくそれなら答えは一つだよ」
そしてシャルロットはパワードスーツのスイッチをオンにする。
「閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)の名は伊達じゃないってとこ、みせてあげるわ!」
そしてパワードスーツと、そしてシャルロット自身が光り輝くと、その姿が変わっていく……。
「あァン?!んだそれ!?」
「私で女体盛りはどうかしら?」
ユーベルコード:鎧を纏いし戦乙女(アームドガールズ)。
それは未来のパワードヒーロー適応技術に覚醒してパワードスーツの適性を最大限に発揮できる女性の姿に変身するユーベルコードなのである!
未来のアームドヒーローの技術で作られたパワードスーツはよりシームレス。よりパワフルに。そしてシャープにカッコよく戦えるのだ!
『女体盛りぃぃぃ!!!』
女性化したシャルロットに誘惑された配下のオッサンは、ものの見事にドスドスドスと脂肪を揺らしながら警戒もなく走ってくる。「……でも汚いオッサンに絡まれるのは幾ら僕が男とはいえ……むしろ男だからこそ遠慮願いたいかな」
例え身体が女性になったとしてもその心は健全な男の子。
シャルロットはパワードスーツに搭載されたビームマシンガンを構えると、配下のオッサン及び、デスチアリーダーに狙いを定める。
「悪いけど、これで終わりよ!」
パワードスーツの性能が上がっているという事は、使用出来る火器に関してもその威力や連射力等の制限の上限が上がり、そしてよりシームレスに動けるという事は通常以上の命中率を誇るという事。
シャルロットのビームマシンガンは配下のオッサンとデスチアリーダーの二人に見事にダメージを与える事に成功したのだった。
成功
🔵🔵🔴
トゥリース・リグル
アドリブ連携歓迎
やっぱりよくわかりませんが…こういう嗜好もあるのでしょうね
まぁ、ともあれ仕事を終わらせるとしますか
相手の気を引く手段があるならばそれを用いさせてもらいましょう
【早着替え】や他の方の手を借りて、僕自身に盛り付けを施していただいて囮になります
あとは集まったところを、自分の体型の個性を用いて【誘惑】でこっちに気を引かせます
相手の好みそうな反応を見よう見まねで演技してみましょう
何かされても【恥ずかしさ耐性】で平静を保つようにします
そうして集まったところに死角に予め作った【錬成カミヤドリ】の複製ダガーを操作して【範囲攻撃】で殲滅します
周囲に誰も来なくなったら囮を止め、戦場に参加します
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
手強そうな方が出てきましたねぇ。
気を付けて参りましょう。
オブリビオンがヒーローの方々に向かわない様、『FRS』『FSS』を使用した【指定UC】に[範囲攻撃][援護射撃]を乗せて、攻撃を兼ねた弾幕を張りますねぇ。
オブリビオンの方は、召喚と接近戦主体の様ですから、そのまま射撃に向いた配置に移動しますぅ。
きゃっ!?
プールで足を滑らせて、食事の残っていたテーブルに突っ込み、頭から被ってしまいましたねぇ。
胸にもしっかり乗っているみたいですぅ。
ただ、これで下僕の方々の動きが止まってくれましたら、好機では有りますねぇ。
先述の攻撃に更に[一斉発射][2回攻撃]を乗せ、畳みかけましょう。
アテナ・カナメ
【心情】ふーん…あんたが黒幕…今私ちょっとキレてるのよね…おとなしく倒されなさい!!(おとりの時に脱がされたマントやビキニを着つつ)
【作戦】私は攻撃役。女体盛りは…他の人に任せるわ。私はもう勘弁して…(遠い目をしつつ)【見切り】で敵の攻撃をよけつつキックとヒップアタックのヒートスタンプ【二回攻撃】よ!「私や今までの女の子達の怒りを思い知りなさい!!」
狙いはエレオノーラだけどオッサンが邪魔してくるならオッサンにやるわ!
蒼井・苺
「『女体盛り』ですか。えっちなのはいけないと思います!。」
【WIZ】で攻撃です。相手の攻撃に関しては【オーラ防御】【残像】で、ダメージの軽減を試みます。攻撃の方は他の方に【援護射撃】をする形で【マヒ攻撃】と【破魔】付きの【属性攻撃】の【サモン・ドラゴン】を【範囲攻撃】にして『デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』』と配下が何処に移動しても巻き込めるように【2回攻撃】をします。
「オブリビオン相手にはドラゴンです。」縛霊手に二枚のカードを差し込みながら「レッドドラゴンさんとゴールドドラゴンさん、よろしくお願いします。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
久遠・翔
純潔死守
だから何故ばれる?顔まで変装したのに…(誘惑48持ち)
こ、今度こそは…あっ、変装する必要ないわ…
目立たない・迷彩・地形の利用などでおっさんから隠れながら移動
敵親玉に対してUC起動し一気に攻撃っす
寿命が減っても構いません全部叩き込んでやるっす!
不思議な事が起こった
鉄球に弾かれたククリナイフが翔の服を直撃した
一瞬の事なのでまだ服は無事
終わった後敵親玉が苦悶の表情浮かべてますが
びりっ
ばぁん!(服はじけ飛ぶ)
シーンとなった会場
自分の体をゆっくり見下ろす俺
数秒後真っ赤になって相手に抱き着き体を隠す
その際に胸を敵の顔面に押し付け渾身の力で抱きかかえ溺れそうなフェロモン(誘惑48)と酸欠状態にします
フランチェスカ・ヴァレンタイン
(白目を剥いて気絶している下半身丸出しな幹部を、目に毒なバニー姿でヒーロー部隊に引き渡して)
わたし、仰向けですと翼を挫いてしまうのでそもそも女体盛り自体が無理なんですよねえ。…あしからず?
早着替えで兵装を纏ったところで飛び掛かってくる配下を踏み台にして羽ばたき、空へと舞い上がっての空中戦を
砲撃を浴びせて空いた間隙に強襲をかけるものの、肉壁となった配下に阻まれてセクハラめいた口撃やら攻撃やらで反撃されたりもしつつ
「避難も完了したようですし… どうぞ、ご遠慮なく?」
UCを2回攻撃の二重装填で200基超、夜天を覆うような光焔の騎槍群をエレオノーラを中心に降らせて肉壁諸共一纏めに殲滅と参りましょう…!
シルバップ・シノイトビクス
コレはまあ……引き続き囮役をやれと、そういうことですね、はい♪
まだ完全に食器状態から脱していないことを幸いに、そのままオブリビオンの配下を引きつけ無力化しましょう!
呼び出す端から自分の近くにUCで転送し……幹部向けのスペシャルバージョンを食べかけなので色々とアウトなスゴい事になっていますが、惹きつける分にはコレも都合がいいですね?
とはいえ人数が人数、食材は食べきられてしまうかもですが……
その際は【ミルク】や【甘露】がありますよ、と引き留めて見ましょう、はい。
中村・裕美
再び裕美に戻って、戦闘を行う
「……コイツを倒せば……あとはヒーローに……丸投げできるのよね?」
敵のSPD攻撃で呼び出されたファンが残っていれば、UCによる【精神攻撃】で相手の精神に【ハッキング】する。そして『女体盛りも防具なので、【防具改造】でコッコに女体盛りをするのは当たり前のこと』と認識を改変させ、コッコの動きを封じにかかる。
「……その格好で……鉄球振り回せるかしら?」
あとは武器攻撃で仕留めるだけだけど、なぜかこちらも服を脱がされて盛られたりとあれば大変かも
その際は色々見えないように気をつけつつも惨殺ナイフ『 Zanne di squalo』を振って牽制するふりして刃を射出してだまし討ち
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
言っておくけど俺だって女体盛りはやりたくないんだからな?
料理人として、それ以上に男として。
とはいえ、代案がない以上従うしかない。
そんな訳でシャーリーに残った分のマグロをチェルノに盛り付ける。
『料理』の腕前を総動員し、少しでも早く済む様に。
変な声あげても、無視!
終わったら敵との戦闘に突入。
オッサンどもはチェルノに、敵のUCへの対処は裕美に任せ、俺は上着を脱いで身軽になり『シーブズ・ギャンビット』の早業で『フェイント』を交えた『二回攻撃』を繰り出しシャーリーと一緒に一気に敵を攻め立てる。
俺達の連携、見せてやろうぜ!
シャーリー・ネィド
【かにかま】
ウィーリィくんはボクに知らない世界をいっぱい見せてくれた
でもこんな世界は知りたくなかった
責任、取ってね?(具体的には美味しいスイーツ希望)
準備が整ったらボスとの戦いだよ!
あ、服はちゃんと着たからね?
【バトル・インテリジェンス】で敵の攻撃を見切り、二人で一緒にフォースカトラスの【2回攻撃】で攻撃しながらウィーリィくんにも手伝ってもらって【罠使い】と【ロープワーク】でボスをあられもない格好に縛り上げる
ボク達に恥ずかしいカッコさせた罪は重いんだからね?
そして、そのまま二人で一緒にフィニッシュ!
在原・チェルノ
【かにかま】
どうしよ、これ
敵も厄介だけど、その前にあたしもシャーリーちゃんもまだ上に料理乗っけたままなのよね
捨てるのももったいないし、だからと言って食べるのもアレよね
だからウィーリィくんにお願いしてシャーリーちゃんの分のマグロも一緒にあたしに盛り付けてもらい、女体盛りとしてエレオノーラの配下を惹きつける囮役になる
とはいえ、脂ギッシュなオッサン達に視られながら身体中をつつかれるのって決してイイ気持ちじゃないけどね
きゃあっ、そこに料理は乗ってないから!
ううっ、でもエレオノールを倒せば一気に消えるからそれまでの間のガマンガマン
ひゃんっ!絶対わざとやってるでしょ!?
みんな、早くエレオノーラを倒してね?
●ファンは大事にしないとね♬
エレオノーラ・コッコは配下のオッサン1人では心許ないと思ったのか、更なる配下のオッサンを呼び出してくる。
「ほらー、ゴーゴー防具改造でやっちゃいなさい♪」
『うぉー!女体盛りぃぃぃ!!!』
そして配下のオッサンは配下のオッサン同士でその防具を改造すると、上半身裸でネクタイだけ結び、ブーメランパンツな変態感丸出しの格好に一様になった!
なお屋上プールでの戦闘なので水陸両用の改造なのだ!
「やっぱりよくわかりませんが……こういう嗜好もあるのでしょうね」
ヤドリガミの少女、トゥリース・リグル(刃を為すモノ・f00464)は呼び出された配下の女体盛りへの欲望を見てそう呟く。
「まぁ、ともあれ仕事を終わらせるとしますか」
「コレはまあ……引き続き囮役をやれと、そういうことですね、はい♪」
トゥリースとシルバップ・シノイトビクス(誉れ全き・f00938)はまだ完全に食器状態から脱していないことを幸いに、そのままオブリビオンの配下を引きつけ無力化する作戦に出る。
「どうしよ、これ」
同じく皿役をしていた在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)は戦況と、そして自分自身の身体の状態を見る。
「敵も厄介だけど、その前にあたしもシャーリーちゃんもまだ上に料理乗っけたままなのよね」
そう、チェルノとそしてシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)にはかなり特盛で乗せていただけあって女体盛りのマグロの刺身がまだ一杯乗ったままだったのだ!
「捨てるのももったいないし、だからと言って食べるのもアレよね」
恥ずかしがる二人の初心な仕草に幹部たちはじっくりゆっくり焦らしながら食べていたらしい。
「だからウィーリィくんにお願い!シャーリーちゃんの分のマグロも一緒にあたしに盛り付けてっ!あたしが囮になるわ!」
そしてチェルノは隣にいるウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)とシャーリーに作戦を告げる!
「ウィーリィくんはボクに知らない世界をいっぱい見せてくれた」
シャーリーは真っ赤な顔で独白する。
「でもこんな世界は知りたくなかった……責任、取ってね?」
なお具体的には美味しいスイーツを希望されているらしいです。
「言っておくけど俺だって女体盛りはやりたくないんだからな?料理人として、それ以上に男として」
料理人としては衛生面だろうが、男としては果たして……喘ぐ二人の姿になのか、それとも配下のオッサンに身を任せる事になる囮作戦についてなのか。
「とはいえ、代案がない以上従うしかない」
そしてウィーリーは素早く料理の腕を発揮して女体盛りを移し替えていく。二人がうひゃんとかきゃあとか色々と変な声あげても、ウィーリィは頑張って心を無にして作業を優先する。
なおついでにシルバップとトゥリースの盛り付けも全部一人でやってのけたウィーリィである。
●女体盛りプールサイド
「ではオブリビオンの配下はこちらで惹き付けましょう」
そしてシルバップがユーベルコードを発動。
その能力は知覚範囲内の任意の複数対象を自分自身と一緒に仲間の元へテレポートさせるもの。
つまりシルバップが知覚できる範囲内に居る配下のオッサンが全て女体盛りで囮になっている女性組の元へとテレポートされてきた!
『うおー!女体盛りぃぃぃ!!!』
最終的に囮になったのはシルバップ、トゥリース、チェルノの3名である。
「幹部向けスペシャルバージョンだったのですが……この人数はすぐに色々とアウトなスゴい事になっていますが、惹きつける分にはコレも都合がいいですね?」
食べきられそうになったらシルバップはミルクや甘露もあると言っていい感じに惹き付けを続けていく。
「他のお二人程ではありませんが……こういった体型も如何ですか」
トゥリースもまた己の肉体を強調して誘惑し気を惹き付けていく。
相手の反応を見ながら色々と試して好みそうなものを演技していく。
平静を保とうとしつつも恥ずかしがっているその顔に配下のオッサンはズキューン!
(囮はいいけど、とはいえ、脂ギッシュなオッサン達に視られながら身体中をつつかれるのって決してイイ気持ちじゃないけどね)
チェルノは配下のオッサンを惹き付けつつもどうにか潰す隙を伺っている……が。
「きゃあっ、そこに料理は乗ってないから!」
周りの配下のオッサンにやたら突かれまくっている。
(ううっ、でもエレオノールを倒せば一気に消えるからそれまでの間のガマンガマン……)
「ひゃんっ!絶対わざとやってるでしょ!?みんな、早くエレオノーラを倒してね?ひゃん!」
●エレオノーラ・コッコ
「チッ、つっかねーオッサン共。だったらアタシ自身もヤってやるっーの!」
配下の大半を無力化されたエレオノーラは両手の鉄球ボンボンを振り回して、その戦闘能力を引き上げてくる。
「オラっ!残ったの!アタシに続きなっ!」
『女体盛りぃぃぃ!!!』
エレオノーラは配下のオッサンを焚き付けながら先頭に立って猟兵達へと向かってくる。
士気の下がりそうなタイミングで己自身が先陣を切る事で配下のオッサン達は盛り返してきた!
「ふーん…あんたが黒幕…今私ちょっとキレてるのよね…おとなしく倒されなさい!!」
真っ向から勝負を挑むのはとヒーローマスク、アテナ・カナメ(アテナマスク・f14759)である。
囮の時に脱がされたマントやビキニを着直していたら少し遅れたらしい。
「私は攻撃役。女体盛りは……他の人に任せるわ」
プールサイドで騒いでいる女体盛りチームをちらりと見てアテナはエレオノーラに集中する。
(私はもう勘弁して……)
というかアテナは遠い目をしていた。囮の際はオッサンや配下に触られたりした訳ではないものの、大変な目にあったのだ。
「わたし、仰向けですと翼を挫いてしまうのでそもそも女体盛り自体が無理なんですよねえ。…あしからず?」
フランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は白目を剥いて気絶している何故か下半身丸出しな幹部を、ヒーロー部隊に引き渡してから戦線に加わってきた。
囮の際の目に毒なバニー姿である。
「手強そうな方が出てきましたねぇ。気を付けて参りましょう」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)もまたバニー服のまま戦線に加わる。
「『女体盛り』ですか。えっちなのはいけないと思います!」
蒼井・苺(人間のビーストマスター・f04385)もまたこの場にバニー服で現れる……が、これはいつもの戦闘服だった。
3人のバニー達は素早く武装を展開して配下のオッサン達を迎撃しようと迎え撃つ!
「二匹の龍よ、私に力を貸してください!」
苺は縛霊手にカードを差し込むと、二匹のドラゴンを召喚!
「レッドドラゴンさんとゴールドドラゴンさん、よろしくお願いします」
呼び出された竜は苺の指示を受けてドラゴンブレスを配下のオッサンとエレオノーラに向けて広範囲に攻撃する。
「フローディングレイシステム、展開……フルバースト・マキシマム!!」
るこるも自身の武装を展開。特にヒーロー部隊の元へは向かわせないような配置を心がけながら一斉放射を浴びさせる。
「避難も完了したようですし……どうぞ、ご遠慮なく?」
フランチェスカは飛び掛かってくる配下を踏み台にして羽ばたき、空へと舞い上がると空中から砲撃を浴びせ掛ける!
「ヒィィトスタンプ!」
アテナは炎を纏ったキックを配下のオッサンにぶち込み、一気に複数のオッサンを吹き飛ばす。
「女体盛りの仕込みが終わったならやっと戦闘だぜ」
「準備が整ったらボスとの戦いだよ!」
そこへプールで仕込みをしていたウィーリィと着替えに戻っていたシャーリーも戦場に間に合った。
「俺達の連携、見せてやろうぜ!」
「いくよウィーリィくん!」
上着を脱いで身軽になったウィーリィはスピード重視のシーブスギャンビットで配下のオッサンを切り刻む!
シャーリーも負けじとバトル・インテリジェンスで呼び出したAIドローンの補助操作でカトラスを奮って舞うように配下のオッサン達をなぎ倒していく。
「ハァ?ちょっとナニ勝手に盛ってんのよコイツら……」
多くの配下のオッサンを倒されたが、エレオノーラはまだまだやる気だ。
何故ならば。
「配下のオッサンならまだ召喚できるっーの!」
『女体盛りぃぃぃ!!!』
先程呼び出したよりはかなり数は減ったものの、エレオノーラは再度配下のオッサンを呼び出してきた。
「げぇっ!?」
「まだ呼べるのっ!」
肉壁となって立ちふさがる配下のオッサン達!
猟兵達の快進撃もこの脂ぎった質量の前には止まらざる得なかった。
「きゃっ!?」
数の多さに一瞬迷ったるこるは射撃する配置を移動しようとしてプールで足を滑らせて、食事の残っていたテーブルに突っ込んでしまう。
「頭から被ってしまいましたねぇ。胸にもしっかり乗っているみたいですぅ」
元々際どいバニー服を着こんでいたるこるがそんな状態になり、そして周りには『女体盛り』に心燃やす配下のオッサン達。
ところで下僕って表現するのもいいですね。
『うぉー!女体盛りぃぃぃ!!!』
配下のオッサン達がるこるに突撃してくるのも必然だった。
「くっ放しなさい」
フランチェスカもまた配下のオッサン達に囲まれてしまっていた。
砲撃を浴びせて空いた間隙に強襲をかけたものの、新たに召喚された配下のオッサン達の肉壁っぷりに勢いを削がれ、遂には捕まってしまったのだ。
バニー服越しにその肉体を掴まれ、手を突っ込まれ、まさぐられてしまっている。
「てぇい!」
アテナやウィーリィ、シャーリーや苺もまた、配下のオッサン達に囲まれてしまっていた。
●電脳改変&暗躍強襲
(だから何故ばれる?顔まで変装したのに……こ、今度こそは……あっ、変装する必要ないわ……)
皆が派手に立ち回っている中、自慢の変装が看破された事を引き摺っていた久遠・翔(性別迷子・f00042)は配下のオッサン達を相手にはせずに親玉のエレオノーラ狙いに動いていた。
気配を絶ち、目立たないように今度こそ迷彩をしながらすすすとエレオノーラの背後に忍び寄ると。
「見極められるなら見極めてみろ!!」
突如として強襲!
「なっ!どっからきたんだテメェ!?」
召喚動作をしていたエレオノーラは何とか鉄球で迎撃しようとするも輝く斬撃を何重にも受ける!
(寿命が減っても構いません全部叩き込んでやるっす!)
ユーベルコードによって攻撃回数を9倍にまで膨れ上げた翔の攻撃は一瞬にして数閃。
エレオノーラは苦悶の表情を浮かべながら翔に反撃しようと鉄球を持ち上げる。
―びりっ。
その時、不思議な事が起こっていた。
鉄球に弾かれた翔のククリナイフがなんと持ち主の服を直撃して引き裂いていたのだ。
ただ一瞬での事なので翔も気付いていなかった。
そのため、攻撃が終わった瞬間に。
―ばぁん!
服がはじけ飛ぶ音と共に、ぼろんぼろんと飛び出る、Gカップ!
何処にそんなあれを仕舞えていたのかと疑うような凄まじい重量と縦横無尽感!
なお、ボスへの強襲をしていた翔の様子は配下のオッサン達にめっちゃ注目されていました。
シーンとなった会場。
自分の身体をゆっくり見下ろす翔。
「う、うわぁぁっ!みるなっす!」
数秒後、真っ赤になってエレオノーラの顔に抱き着いて身体を隠す!
「ぶはっ!テメ、なんだこれ!?殺す気か窒息死狙いか……!」
エレオノーラの顔面がGカップの中に渾身の力で拘束されている!
「……コイツを倒せば……あとはヒーローに……丸投げできるのよね?」
今こそ最大のチャンスとばかりに中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は二重人格のシルヴァーナを引っ込めて、再び裕美として参戦していた。
前線ではなく、後方バックアップとしてだ。
「……ハッキング開始………これが……貴方の新しい世界」
裕美は配下のオッサン達に対して、ここぞの場面でハッキングを仕掛ける!
ユーベルコードにより『常識改変』!
「女体盛りも防具なので、【防具改造】でコッコに女体盛りをするのは当たり前のことよ」
『な、なんだってー!?』
「はっ?ちょふざけんもがもが……!」
びしりと衝撃が配下のオッサン達に走る!
そう、彼らは戦闘能力はそこまで高くなくても防具改造は出来るのだ!
『女体盛り=防具改造ぅぅぅ!!!』
そしてはしゃぎまくる配下のオッサン達!
今ならば、エレオノーラは翔に拘束されているのだから!
そして。
「ちょ、女体盛りは向こうじゃなかったのーっ!」
「ぬ、脱がすなー!」
猟兵達と戦っていた配下のオッサン達も何故かその勢いのまま猟兵達の衣服をはぎ取って女体盛りへと改造していく!
「これは、どうしましょうか……」
囲まれていて料理を被ってるこるは素早くバニー服を女体盛りに変えられていき。
「背中のつけないでの女体盛り……?胸の谷間にですの?」
「ちょっと、また私は、止めなさい……!」
肉壁に阻まれていたフランチェスカやアテナもその服をはぎ取られてしまう。
「なんで俺までっ!?」
なおシーブスギャンビットで上着を脱いでたウィーリィも女体盛りの対象になってた。
そりゃあ女体盛りは防具ですから、男女関係ないよね!
「ウィーリィくん!」
なお、シャーリーはその様子を赤くなって見つめていたぞ!
「……え?あれ?あーれー?」
あと使った本人である裕美も逃れられる訳もなかった。
「ただ、これで下僕の方々の動きが止まってくれましたら、好機では有りますねぇ」
しかしこの状況を好機と捕らえるのもまた、猟兵である。
『女体盛、ぐはーっ
!!!?』
プールサイドでオッサンの悲鳴が響き渡る。
「こっちは片付けました」
見れば、錬成カミヤドリで生み出されたダガーの複製が一斉に踊り狂い、配下のオッサン達を殲滅していたのだった。
これはヤドリガミの少女、トゥリースの技である!
「闇を斬り裂け、雷の刃よ!」
自由になったチェルノがここで雷の手裏剣を無数に投げつけ、配下のオッサン達を麻痺させる。
「テメぇいい加減に放せや!」
そこでちょうどエレオノーラが翔の拘束を逃れる事が出来た。
が、既に服の改造が女体盛りにされてしまっていた。
「……その格好で……鉄球振り回せるかしら?」
「あ?ンだこれ!?」
ふふんと笑う裕美と、衝撃を受けていたエレオノーラ。
「よーし、今だね!」
そこへシャーリーがロープワークを駆使して、エレオノーラを縛り上げていく。
わざわざあられもない格好にして!
「ボク達に恥ずかしいカッコさせた罪は重いんだからね?」
復讐心に燃えるシャーリーは的確だった!
「あ!テメ、こんなもん断ち切って」
「させるか!」
衣服を脱ぎさる事で速度を増すユーベルコードがここで輝く。
ウィーリィはオッサンにすっかり剥かれてしまっていたのでその分だけ速度を増した恐ろしいスピードでエレオノーラの抵抗をダガーの攻撃で防ぐ!
「畳みかけましょう」
好機と見た猟兵達はここで一気に範囲攻撃を仕掛けにいく。
るこるは再度、武装を展開。一斉射撃を再び降り注ぐ!
「ですわねぇブレイズランサー、イグニッション――! 十全に舞い、灼き穿ちませ
……!!」
フランチェスカはユーベルコードを起動。夜天を覆うような光焔の騎槍群をエレオノーラを中心に降らせて一纏めに殲滅を測る!
「オブリビオン相手にはドラゴンです」
苺も再びカードをセット!
呼び出したドラゴンに更なる必殺技カードを追加して、ドラゴンブレスが焼き祓う!
「まさか……こっちにもくるなんて……」
すっかり脱がされてもう少しで女体盛りの餌食になりそうだった裕美は、なんとかオッサン達を振り切ると、色々見えないように気をつけつつも惨殺ナイフ『Zanne di squalo』を振って牽制するふりして、刃を射出!
「ふぅ、よくもやってくれたわね」
配下のオッサン達の拘束を逃れたアテナは再びビキニとマントを取り戻すと、その身体を炎で包む!
「私や今までの女の子達の怒りを思い知りなさい!!」
今まで受けた羞恥と怒りをパワーに変えて、アテナ必殺のヒートスタンプヒップアタックが炸裂するのだった!
大成功
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ルード・シリウス
…んで、漸く食後のデザートがお出ましか
随分とのんびりしてたな。まぁ、お陰でのんびり飯を食わせて貰ったが
暴食剣・呪詛剣構え、相手がUCで戦闘能力を最大まで上げた瞬間を狙って【暴食呪刃】の斬撃を放ち、その能力を喰らって解除狙い
上手く解除が狙えたら、そのまま接近。相手の動きを見切り、残像を囮に置いて攻撃を逸らしながら死角を取り、怪力込めた二刀による連撃で斬りつけ、攻撃後の捕食能力(吸血&生命力吸収)で血肉と生命力を簒奪しながら戦う
嗚呼…言っておくが、ふざけてはいないし、お前を過小評価もしてない
強いて言うなら、主菜はたらふく喰ったのでな…。シメはデザートと決まってるだろ?
それがお前だった…それだけだ
●最後の晩餐
「あいたっ!ったく、猟兵どもめ、変な技ばっか使ってきやがって……」
デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』は猟兵達のコンビネーションアタックによって厨房まで吹き飛ばされていたのだった。
猟兵達の攻撃は苛烈だったが、エレオノーラは元々かなりの強者でありさらに戦闘能力を上昇させておいた事で防御力も格段に高まっていた。その為吹き飛ばされるだけで済んだようだ。
そしてエレオノーラが悪態をつきながらも瓦礫から身を起こすと、そこには一人の猟兵が食事中だった。
「……んで、漸く食後のデザートがお出ましか」
厨房の残り物を一人漁っていたのはルード・シリウス(暴食せし黒の凶戦士・f12362)である。
手に持つ林檎以外はエレオノーラが吹っ飛んできた衝撃でテーブルごと消えていたが、どうやら優雅にグルメ結社美食団の料理を勝手に堪能していたらしい。
しかしルードも別にこの依頼の目的を忘れていた訳ではない。
討伐対象のオブリビオンが来たならば、戦うのもやぶさかではないのだ。
「随分とのんびりしてたな。まぁ、お陰でのんびり飯を食わせて貰ったが」
そして残った林檎を置かずにそのまま口に入れてから暴食剣と呪詛剣をそれぞれ持って構える。
「ハァっ!?デザート?てーか、アンタまさか今までずっと食ってたの?フザけてんのかよ!?」
エレオノーラはルードの様子を見て察したらしく、青筋を浮かべながら鉄球ポンポンを振りあげ、その戦闘能力を上昇させていく。「嗚呼……言っておくが、ふざけてはいないし、お前を過小評価もしてない」
ルードはエレオノーラの自己強化を待ち、そして最大まで上がった瞬間を見切ってユーベルコードを放つ!
ダブル鉄球チアーズは戦闘能力を上昇させる効果があるが、その分、動きを見切られやすくなる欠点がある。
ルードはエレオノーラの動きを見切り、斬撃を浴びさせる。
「はっ?んなぬるい攻撃効きやしないっての!」
ステータスをアップさせたエレオノーラは攻撃を避けるまでもないとその身で斬撃を受け……そして。
「なっ、嘘、力が……抜ける……?」
己の強化していた能力が失われていくのを感じ取っていく。
「お前のその能力、喰わせて貰ったぞ」
ユーベルコード:暴食呪刃(グラトニーエッジ)。それは捕食の呪いを込めた斬撃が、相手のユーベルコードを食らいつくす暴食の業である。
「チッ、でもアンタ一人位、素のステータスでも十分に倒せるってーの!」
パブ効果を打ち消されたエレオノーラは鉄球ポンポンでルードをそのまま攻撃しようとするが、勘違いしてはいけない。
上昇効果がなくなった……だけなのだ。"見切りやすくなっているまま"である。
ルードはエレオノーラの攻撃を見切って残像が残る程の動きで回避。
死角へと移動すると二刀に力を込め、構える。
「強いて言うなら、主菜はたらふく喰ったのでな…。シメはデザートと決まってるだろ?」
振り下ろされた暴食と呪詛の剣は血肉と生命力を簒奪しながら、エレオノーラの存在を食らい尽くす。
「それがお前だった……それだけだ」
●
こうしてグルメ結社美食団は壊滅した。
猟兵達が頑張っている裏でヒーロー部隊によって幹部達や裏の稼業の客達は見事に全員、逮捕する事に成功。
誘拐・拉致されていた若い女性達も無事に救出できたのだった。
強力な用心棒をしていたオブリビオンが退治された事で、この地に派遣されたヒーローが一方的にやられるような事もなくなるだろう。
何よりこの地域で幅を利かせていた一番の悪の組織が壊滅したのだ。
治安の悪化も急速に回復していくだろう。
ミッション・コンプリート!
大成功
🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2019年09月09日
宿敵
『デスチアリーダー『エレオノーラ・コッコ』』
を撃破!
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