Starlightriver~猟兵のひと休み
●星の海に浮かぶ島
空を覆うは星とスペースシップの光が彩るキャンバス。
あえてプールスタイルに建造されたリゾート船内は照度が抑えられ、淡く照らされた水底やライトアップされたフォトスポットが強調されるように作られている。
DJブースでミキシングされたナンバーが流れる中、水面を彩るのは蛍光色のボール、そしてフロート。
一日のない世界に作られた夜の水辺、人はここをStarlightriverと呼んだ。
●猟兵達の休暇
「みんな、お疲れ様! たまにはプールでひと休みっていうのはどうだい?」
雷陣・通(ライトニングキッド・f03680)が猟兵達に手渡す映像端末が映すのはナイトプールをメインに押し出したリゾート船でのひと時。
「ナイトプールって言うらしいけど、多分、昔はフォースナイト専用プールじゃないかと思うんだ、ナイトプールって言うし」
頭が残念な小学生の言葉とは裏腹に、実際に映っているのは照度の落とされた夜を連想させるプール。
ラグジュアリーな雰囲気を楽しむことも出来れば、グループでレジャー気分で遊ぶことも出来る。
勿論夜を連想させるプールスタイルのリゾート船なので、日焼けの心配がないのも特徴だ。
「今まで、ずっと戦ってきたりしてきたんだ。偶にはこういう所で身体を休めるのも良いと思うんだ……あ、勿論、水着だからね。プールだから濡れちゃうかもしれないし」
少年が時計に手を触れれば、グリモアが道を繋ぐ。
「さあ、行こうぜ! 夜のプールが待ってるぜ!」
みなさわ
●こんにちは、みなさわです、よろしくおねがいします。
プレイングは8月25日8時31分より受け付けますのでよろしくお願いします。
●お知らせ
このシナリオは【日常】の章のみでオブリビオンとの戦闘が発生しないため、獲得EXP・WPが少なめとなります。
●Starlightriver
ナイトプールベースのリゾート船です。スペースシップの灯りや星の光で包まれる中、夜のプールを満喫できるように設計されています。
ウォータースライダーや流れるプールの他、DJブースや飲食スペース、SNS映えを狙ったフォトスポットなども用意されています。
プールは団体・個人様問わず専用プールが用意されていますのでご安心を。
●グループでのご参加について
同行者がいる場合は名前とID、またはグループ名をご記載ください。名前は呼び名でも構いません。
雷陣・通(ライトニングキッド・f03680)?
プールの雰囲気に飲まれて隅っこで震えてます、小学生なので。
お誘いいただければ同行します……ハイ。
第1章 日常
『猟兵達の夏休み』
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POW : 海で思いっきり遊ぶ
SPD : 釣りや素潜りに勤しむ
WIZ : 砂浜でセンスを発揮する
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在原・チェルノ
【かにかま】
おねーさん(一歳だけ)らしく他の二人をリード
ほら、あんまりはしゃがないの。準備体操は忘れずに。いい?
終わったら濡れる前に三人でフォトスポットで記念撮影して画像を自分のSNSにアップ
ボールに彩られたナイトプールでカクテル(未成年なのでノンアルコール)のグラスを傾けながら優雅に揺蕩う
…ハズだったんだけどシャーリーちゃん達に連れられて一緒にウォータースライダーで遊んだり流れるプールで浮き輪に乗って流されたり
だって、仕方ないでしょ?おねーさんのあたしが引率者なんだし
(でも何だかんだ言いながらも楽しそうに遊んでる)
シャーリー・ネィド
【かにかま】
ウィーリィくんとチェルノさんとプールで遊ぶよ!
相棒のサメさん浮き輪に跨って流れるプールでざぶーん!
ウォータースライダーでどぼーん!
今までがんばってきたんだもん。ちょっとぐらい羽目を外したっていいよね?
でも、あんまり暗いからって変なところ触っちゃダメだからね、ウィーリィくん?
ウィーリィ・チゥシャン
【かにかま】
三人でひたすら遊び倒す!
こういう夜のプールってワクワクするよな。普段と違った感じで。
探検気分であちこち見て回ったらウォータースライダーで三連結で滑ったり、
あと流れるプールでシャーリーのサメさん相手にバトルを繰り広げたり。
フロート伝いに飛び回ったり…は周りの迷惑になるからやめとこう。
もし猟兵にならなかったらシャーリーやチェルノとも出会う事はなかっただろうし、広い星の世界を知る事もなかっただろうな。
そして一緒に色々な世界を見て回ったりする事も無かった訳だし。
そう考えると不思議な縁だよな。俺達。
「改めて、これからもよろしくな。二人とも」
●星と言う名のキャンバス
天井を仰げば、満天の星空。
それは住むことがかなわないはるか遠くに輝ける星と人々が生を営む宇宙船の光。
水底より照らされたボールが蛍光色に灯り、ナイトプールを彩らせる。
「――綺麗」
在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)はただ一言、そう呟けばノンアルコールのカクテルグラスを傾けた。
……という予定でした。
●Night vacation(本題)
「ヒャッホーーーーッ!!」
シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)がサメさん浮輪と共に飛び込むのは流れるプール。
蛍光色のフロートが水面を彩る中、サメの浮輪とそれに跨るのは今日は眼帯を外した女海賊。
「ほら、あんまりはしゃがないの。準備体操はしたの?」
飛び込んだ飛沫から顔を庇いつつチェルノが声をかければ、シャーリーはへーきへーきと笑う。
「良いじゃない!」
「今までがんばってきたんだもん」
「ちょっとぐらい羽目を外したっていいよね?」
「ちょっと、流れてるから!?」
戦場では科学による化身忍者の再現者たる少女がこの時は保護者のように慌て、プールに飛び込めば、自らも浮輪に乗って流されるように追いかける。
「チェルノさーん、準備運動はー?」
「仕方ないでしょ? おねーさんのあたしが引率者なんだし」
引率者を自称する年上の言葉にプールの海賊はクスリと笑う。
「うわー、危なーい!!」
そこへウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)がアヒルの浮輪に乗って飛び込んできた。
「ちょ!?」
「えっ!?」
「あっ!?」
三者三様の一言の後、光に彩られたビーチボールが盛大に舞い上がった。
濡れた髪をかき上げて整えたチェルノの視線の先には、シャーリーとウィーリィ。
二人はスポンジのサーベルを持って水上バトルを楽しむ。
夜のプールという普段とは違う解放感に料理人たる猟兵もここではただの少年。迎え撃つ同い年の女海賊もサメさん浮輪の上で浮かべる表情はやはり年相応の姿。
二人のそんな姿を一つ年上の少女は楽し気に、そして幸せそうに眺めていた。
「ねぇ!」
そんなチェルノにシャーリーが呼びかける。
「ウォータースライダー行かない?」
指さす方向にある筒状の建物に皆の視線が集まった。
●Summertime memory
「あんまり暗いからって変なところ触っちゃダメだからね、ウィーリィくん?」
「バ……!? しねーよ!!」
からかうようなシャーリーの言葉に、しどろもどろ反論するウィーリィ。
年相応の少年だからこそ、言われれば意識は彼女の白ビキニへと惹かれていく。
「ほら、早く座って。ウィーリィくんもこっちへ」
たしなめるようにチェルノが少年を誘った。
「あ……ああ……」
言葉少なめにウォータースライダーに座るウィーリィ。
少年が何かを意識する前に三人は押し出され、筒状の滑り台を滑走していく。
――もし猟兵にならなかったら。
滑り落ちる中、ウィーリィは想う。
――シャーリーやチェルノとも出会う事はなかっただろうし、広い星の世界を知る事もなかっただろうな。
それは猟兵となったことで出会ったこと、知ったこと。
――一緒に色々な世界を見て回ったりする事も無かった訳だし、そう考えると不思議な縁だよな。俺達。
そして、縁。
三人がウォータースライダーを抜け、プールへと飛び込んだ後、先に浮かんだ少年が二人の少女へと口を開いた。
「改めて、これからもよろしくな。二人とも」
突然の言葉にきょとんと首を傾げるチェルノとシャーリー。
やがて笑いだすと両手で水をすくい、ウィーリィの顔へと浴びせかける。
それは照れ隠しなのだろうか?
知っているのは二人だけ。
「本当はプールに入る前に取りたかったのに」
フォトスポットで自撮り棒を持つチェルノへシャーリーが笑う。
「良いじゃん、濡れたほうが色っぽいよ! ねえ、ウィーリィくん?」
「俺に振るなよ!?」
「これ、SNSにアップするんだけど――じゃあ、みんな近寄って」
三人が肩を寄せ合う。
画像に皆が移ったことを確認すれば、ピンク色の髪の少女がシャッターを押せば、機械の音に似せられた電子のメロディーが思い出を刻む。
それは星空の下でのひと時。
それは夏の思い出――Summertime memory.
大成功
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