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エンパイアウォー㊴~榮花先立つ

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー #オブリビオン・フォーミュラ #織田信長 #魔軍転生 #夕狩こあら


「遂に王手か」
 怜悧に言つ枢囹院・帷(麗し白薔薇・f00445)が暫し遠望する。
 オブリビオン・フォーミュラたる「織田信長」は、渡来人達に縁ある「グリードオーシャン」を侵略する道筋を描いていた様だが、野望が夢幻の如く消えゆくは、常ならぬ世の常か――花唇を擦り抜けた言に、やや溜息が滲む。
 然し其も一瞬の事。
 白銀に縁取る睫毛の下、流眄に視線を戻した帷は、いつもの口調を取り戻して言う。
「君達の獅子奮迅の活躍によって、此度サムライエンパイアの大戦は、遂にオブリビオン・フォーミュラとの決戦に至った」
 第六天魔王、織田信長。
 彼の居城たる「魔空安土城」には信長軍の本隊も存在したが、それらは万全の状態で島原に辿り着いた徳川幕府軍が相手をする為、猟兵達は信長との戦いにだけ集中できる。
「首塚の一族が魔空安土城への道を作ったのは知っているだろう。彼等が彼等の役儀を果たした今、君達は君達にしか出来ない事を――織田信長を討ち取って欲しい」
 狙うは信長の首のみ。
 猟兵は残る首魁を斃すだけだが、其が一筋縄ではいかぬとは帷の声音で知れよう。
 彼女は固い語調で言を足し、
「織田信長は実は一人ではない。彼は秘術『魔軍転生』によって、配下の魔軍将を背後霊のように『憑装』させている」
 元々の武勇に配下の力を乗算させた彼はかなり強い。
 既に猟兵の活躍によって、信長が憑装できる配下はかなり絞られたが、それでも未だ強力な力を持っている事には変わりない、と唇を引き結ぶ。
「私が君達に討伐を依頼するのは、隠し将『豊臣秀吉』の力を憑装した彼奴だ」
 其の名も、織田信長秀吉装――。
 信長を守るのは、先に猟兵が関門海峡で対峙した、あのフェンフェンと鳴く異形強化された秀吉だ。
「秀吉は信長の背後に背後霊のように付き従っており、主君を守るべく力を振るう」
 関門海峡での戦いと違って、地形などの条件や制約は無いが、だからこそ全力で挑んで欲しいと帷が云うのは、それだけ相手が強いからだろう。
 王手を掛けた時こそ慎重に、と犀利な緋眼に光を増した帷は、間もなく弾指してグリモアを召喚する。
「サムライエンパイアにテレポートする。猟兵の勝利と、何より君達の笑顔を待っているよ」
 最後は少し和らいだか――。
 猟兵は間際に差した笑顔を聢と瞳に映し、最後の戦場へと向かった。


夕狩こあら
 オープニングをご覧下さりありがとうございます。
 はじめまして、または、こんにちは。
 夕狩(ユーカリ)こあらと申します。

 このシナリオは、『エンパイア・ウォー』における第三十九の戦場、第六天魔王『織田信長』(秀吉装)を攻略する、一章のみの戦争シナリオ(難易度:やや難)です。

 第六天魔王『織田信長』は必ず先制攻撃します。敵は、猟兵が使用するユーベルコードと同じ能力値(POW、SPD、WIZ)のユーベルコードを、猟兵より先に使用してきます。
 彼を攻撃する為には、この先制攻撃を『どうやって防いで、反撃に繋げるか』の作戦や行動が重要となります。
 対抗策を用意せず、自分の攻撃だけを行おうとした場合は、先制攻撃で撃破され、敵にダメージを与える事はできないでしょう。
 対抗策を用意した場合も、それが不十分であれば、苦戦や失敗となる危険性があるので注意してください。

 フレンドと一緒に行動する場合、お相手のお名前(ID)や呼び方をお書き下さい。
 グループでのご参加は【グループ名】をご記載願います。

 以上が猟兵が任務を遂行する為に提供できる情報です。
 皆様の武運長久をお祈り申し上げます。
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第1章 ボス戦 『第六天魔王『織田信長』秀吉装』

POW   :    黒槍殲撃
【秀吉を融合させた鋼鎧から無数の黒槍】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    黒粘剣戟術
【秀吉の黒粘液で全身から刀まで全てを覆い】、自身や対象の摩擦抵抗を極限まで減らす。
WIZ   :    シャドウクローニング
レベル×5体の、小型の戦闘用【豊臣秀吉(フェンフェンだけで意思疎通可)】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
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 猟兵の殺気が怒涛と流れ込む魔空安土城。
 階下より響く騒擾の音を靴底に踏み敷きながら、第六天魔王『織田信長』は静かに曲舞の一節を口にしていた。

 ――金谷に花を詠じ、榮花は先立つて無常の風に誘はるる。

『まこと人間(人の世)の儚きは寿永の頃より変わらぬ。のう、サル?』
『フェンフェン。フェンフェン』
 サル。
 嘗てそう呼んだ臣下は、今も関門海峡で猟兵の進軍を足止めて居ようか――蓋し彼の死も近いとは察している。
 現下、独り言つ信長に相槌を打つは、豊臣秀吉の「霊」。
 共に骸の海を渡り、異形強化して我が野望の成就を援けた忠臣の意志だ。
 信長は、己が背に流眄ひとつ呉れる事なく言を滑らせ、
『万に一つの勝ち目も無かろうが、然りとて座して死を待つほど潔くもない』
『フェンフェン。フェンフェン』
『全き然り。血腥く泥臭くなければ、戦國の世は生き抜けぬ』
『フェーン!』
 何より興が無かろう、と厚みある唇の端を引き上げる。
 迫る跫音に猟兵の侵襲を悟った信長は、俄かに焔(ほむら)立つ秀吉に応えて命じ、
『サルよ、儂に憑装せよ……!』
『フェンフェーン!!』
 秘術『魔軍転生』――忠義の臣の霊を憑装し、己が身を強化する。
 漆黒の異形と融合した鋼鎧は鋭槍の鋩を迫り出し、纏う粘液は千刃万矢を悉く払おう。、そして周囲一帯に「ミニ秀吉」をピョンピョンと弾ませれば、兵装は整う。
 乱世の勇は間もなく至る猟兵に向かって屹立し、
『来い、猟兵。最後の大博打に付き合って貰うぞ』
 不敵な笑みを連れ、すらり、抜刀した。
カグヤ・アルトニウス
本能寺で何があったんですか

(敵UCへの対処)
開始と同時にUCを展開して纏めて始末…出来なくても横槍だけは阻止
躱してくるなら【念動力】で妨害して当てる

(対信長)
【念動力】+【空中浮遊】+【空中戦】で空中を立体的に移動しつつエクストラ・ブルー・真打・紅燕の二刀で仕掛けます
真打・紅燕からの【先制攻撃】+【衝撃波】+【二回攻撃】+【鎧無視攻撃】で鋭く仕掛けて削り、エクストラ・ブルーの【カウンター】+【暗殺】+【精神攻撃】で攻めます
そして、危なくなったら【念動力】で弾くという感じで戦いを展開していきます

秀吉を掃討したらUCを戻し、【衝撃波】で強化したUCで信長を包み二刀による【暗殺】で仕留めるつもりです



 高層にして大型なる天守を構える魔空安土城。
 まさにその天守に至ったカグヤ・アルトニウス(辺境の万(面倒)事(請負)屋・f04065)は、嘗て起居した巨城を再建した『織田信長』に、骸の海を潜るより以前――殊に最期の記憶を問い質した。
「――本能寺で何があったんですか」
 之に先ず以て反応したのは、憑装した霊たる秀吉。
『フェンフェン!!』
『フェーン、フェンッ!』
 主君への侮辱は許さぬ、と円らな瞳に鋭い怒気を差したミニ秀吉らは、ピョンピョンと飛び跳ねながらカグヤに突貫する。
 漆黒の毛玉が狂濤と迫る惨景を視界いっぱいに映した彼は、眸を犀利に細めるや、光剣『エクストラ・ブルー』と小太刀『真打・紅燕』を抜いて爪先を蹴った。
「纏めて始末……は出来なくても、横槍だけは阻止しましょうか」
 咲くは【春吹雪・舞想麗桜】。
 刻下、冴ゆる剣身は桜の花びらへと変じ、ひらり舞う毎に小さな異形達を斬りつけて、我が進路の妨害を阻む。
「――道を開きます」
 信長と自身を結ぶ射線だけが道ではないとは、次の瞬間に見せた立体機動が示そう。
 カグヤはモキュモキュと毛玉を押し付けてくる異形に揉まれながらも、念動力で自身を宙空に運び、角度と変化を付けて信長に迫らんとした。
 仕留める――と唇を引き結んだカグヤは、暗殺狙いで死角へと回り込んだ筈だったが、無数の目として監視していた秀吉が其を阻む。
『フェンフェンッ!!』
 呼ばれた方向に躰を転換した信長は、間もなく衝撃を放つ剣閃に黒刀を向け、
『二刀で掛かるか。儂が生きた頃には無かった攻方だが――扨て』
「――ッッ」
 霹靂閃電――!!
 光剣と黒刀が紫電を閃かせて角逐すれば、同時に迫った小太刀は防げぬ。
 更にカグヤは、返す刀に二撃目――透徹たる淡青の光を疾らせて信長の脇を斬ったが、戯ッと靴底に痛撃を踏み付けた信長が、沈着たるまま逆袈裟に刀撃を浴びせた。
「痛ァッ――!」
 柳葉の眉を顰め、カグヤが宙返りして背進する。
 次撃を拒んだ彼は、剣呑を察知した念動力で我が身を運ぶが、そこに畳み掛けてミニ秀吉が群がれば、またも彼等を桜吹雪で掃討せねばならない。
 血滴を零して床に着地した彼に、更に衝撃波を叩き付けた信長は口角を持ち上げ、
『本能寺で何があったかと訊いたな』
 其を二振りの剣で見事に往なしたカグヤにこそ語る。
『――なに、今の光景と変わらぬ』
 蓋し声音は変わらず――鬼神の如き顔貌が、精鋭なる刺客を鋭く睨め付けた。

成功 🔵​🔵​🔴​

須辿・臨
こいつが第六天魔王。
負け戦でも放り出さないどころか、流石の圧力っすね。
死者すら従う……カリスマってこういう人なんすねぇ。

俺を支えるのは気合いと第六感っす!
というのはあんまりなんで。

目を逸らさず、黒槍の軌道を見て、致命傷を避けるように前へと走る。
たぶん巧い回避はできねぇっすけど、極力、カンを働かせて身体を動かす。
負傷は臆さず。剣と身体捌きで、頭と、心臓と、色々守り。
最後に一刀を振るえるだけの身体が残れば良い。
その一心で駆け回り、俺の間合いまで接近を。

そこまで立っていられたら、それが全て。
逆境の一太刀で、羅刹として笑いながら挑むっす。
剣士として、魔王を斬れたら一人前だろ?
さあ、勝負だ。



 魔空安土城は、嘗て信長が起居した安土城と同じように柱間が広く天井も高かったが、六尺を優に超える須辿・臨(風見鶏・f12047)には其れでも狭かったか――長躯を屈めて天守に至った彼は、窮屈を嘆いて溜息するより先、威風儼然と立つ城主に感歎を零した。
「負け戦でも放り出さないどころか、流石の圧力っすね」
 ――こいつがオブリビオン・フォーミュラ、第六天魔王『織田信長』。
 乱世の勇たる覇気は、骸の海を潜る前より変わらぬか。常人なら畏怖して跪こう鬼気が、臨の肌膚をヒリつかせる。
「死者すら従う……カリスマってこういう人なんすねぇ」
『なれば双角の剣士も儂に組為ようか』
 小気味よく口端を持ち上げる信長に、静寂(しじま)を返す臨も妙々。
 語るより明らかな艶笑を受け取った信長は、ここに鏖殺の気を迸らせる。
『心が組せぬなら、躰ごと組み伏せるのみ』
『フェンフェン、フェーンッ!!』
 臨は主君を支えるべく鋼鎧を漆黒に染める秀吉の霊を見遣ると、その忠心に対抗すべく赫刀『焔宴』を抜き、間もなく迫る黒槍の軌道を聢と見据えた。
「俺を支えるのは気合いと第六感っす! ――というのはあんまりなんで」
 瞬刻。
 経験に裏打ちされた戦闘勘と、研ぎ澄ました闘争本能が躯を突き動かす。
 爪先を踏み込ませたのは勇か――臨は雨飛と降る黒刃に創痍を許しながら、『炎々羅』を赤々と全身に広げ、信長へと至る活路を開いた。
『剣は正道、誠の剣士と視た』
「出来ればその言、もっと近くで聞かせて欲しいっす」
『――笑止』
 冗長を添え、刹那の剣閃と紙一重の躰捌きで槍鋩を躱す臨を信長は気に入ったか。
 頭と、心臓と、あと色々――最後に一太刀を振えるだけの躰があれば良いと、捨て身の覚悟で母指球を踏み込んだ剣士は、創痍と流血を代償に己の間合いを得る。
「そこまで立っていられたら、それが全て」
 血滴を零しながら、其処で影を断った彼が疾走ったのは宙空。
 一足で懐へと侵襲した臨は、『焔宴』の切先に赫光を放った。
「剣士として、魔王を斬れたら一人前だろ? さあ、勝負だ」
『興(おもしろ)い』
 佳い顔だと信長が瞳を細めたのは、羅刹として笑いながら挑んだ彼の麗顔。
 角逐――ッ!!
 第六天魔王の黒刀と結び合った【逆境の一太刀】は、臨が受けたダメージを斬撃に上乗せし、凄惨たる剣圧を以て鋼鎧を押し込める。
 剣刃は紫電を放ち、その衝撃を波動と変えて天守を衝き上げた。
『ッッ、ッ見事……!!』
 激痛を靴底に踏み締めた信長が、堪えきれず躯を折る。
 臨の渾身の一撃を讃えた唇が、ごぶり血を吐いて朱に濡れた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ナイ・デス
一匹、持ち帰りたいような……
いえ、無理ですよね
生命力だけ、貰いましょう

【範囲攻撃】『生命力吸収光』
加減は、難しい……必要ない、ですよね
全身から強く光を放ち、照らされた敵からだけ力を奪う
そうして光に触れた小型秀吉さん達を片っ端から消滅させ

【念動力】で自身【吹き飛ばし】予備動作なし【忍び足ダッシュ】で信長さんへ接近
【鎧無視攻撃】の【暗殺】剣突き立て【生命力吸収】して動き鈍らせ、味方を楽にしようとする
簡単ではないでしょうけど

私はヤドリガミ。本体無事なら、死なない
【第六感で見切りオーラ防御】軽減
腕使って自身【かばい】受け
【覚悟、激痛耐性】に秀吉さん達から奪って【力溜め】した力もある
怯まず【カウンター】



『フェンフェン! フェンフェン!』
「――成る程、それが秀吉さんの忠誠と」
『フェンフェンフェーンッ!!』
「いえ、分かります。誰かを守ろうとする意志、私も知っています」
 織田信長を挟み、秀吉の霊と会話したナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)。
 少年は、間もなく分裂した「ミニ秀吉」が所狭しと天守を埋め尽す景を緋眼いっぱいに映すと、細顎に繊指を添えて独り言ちた。
「一匹、持ち帰りたいような……いえ、無理ですよね」
 ――生命力だけ、貰いましょう。
 月白の長い睫毛を持ち上げた時にはそう決めたか、ナイは繊麗の躯に眩い光を纏うと、【生命力吸収光】(ウマレナガラノヒカリ)――それがそこに生る、在る為の力を吸収する光を放って無力化を図る。
「加減は、難しい……必要ない、ですよね」
 瞬きを是に代えた美少年が周囲を見渡せば、眩い光に影を浮き立たせたミニ秀吉達が、力を奪われて一匹、また一匹と床に転がった。
『フェンフェン…………』
『フェン……フェン……』
 あまりの燦然は力も意識も奪って、漆黒の躯を消滅させる。
『仔ザルを如何した』
 時に、信長が眉を蹴立てた瞬間だった。
 念動力で己が躯を吹き飛ばし、予備動作なしに信長の懐に侵襲したナイは、両の黒手袋を二振りの短剣に変じ、鋼鎧を貫通して鎖骨に黒刃を沈めた。
『ッッぐ……!!』
「一瞬でも、隙を作れたら――」
 少しでも味方が楽になれば。
 オブリビオン・フォーミュラの「時」を奪う事が決して易くないと覚悟していたナイは、その覚悟に相応しい刃撃を見舞われ、痛撃に折り曲げた華奢を板間に転がす。
 どぶり、鎖骨より鮮血を繁噴かせた信長は然し屹立して彼を睨め据え、
『ッは……童、儂の肺腑を喰らうとは……見事也ッ』
「――ッ」
 咽喉に目掛けて垂直に墜下する黒刀を、須臾に翳した右腕に庇う。
 激痛が疾るが、どれだけ痛くても――大丈夫。戦える。
「私はヤドリガミ。本体無事なら、死なない」
『ならば試そう』
 言と同時に降り落ちた二撃目は、ミニ秀吉より奪って溜めた力を以て握り留める。
 流血も構わず黒刀を握り籠めたナイは、その勢いを使って信長を投げ、今度は彼を板間に転がした。
「反撃、です」
 唇を擦り抜けるテノールは、相変わらず淡然としていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルトリウス・セレスタイト
そうだな
この身一つでお前を堕とすと宣言しようか

界離で時の原理の端末召喚。魔力を溜めた体内に召喚し自身の端末機能を強化
先制へは顕理輝光を運用
何をされようと天光は逃さず、励起した個体能力に枷はない
超克で汲み上げた魔力を最大出力で解放し迫る

携える刃、背負う豪炎、纏う忠臣
いずれも恐ろしいものなのだろうが、知らぬ
摩擦など皆無でも問題はない
討滅にて死の原理を乗せ、再帰にて循環するそれを「接触」から叩き込むだけ
触れるだけで事は済む
何となれば、時間を停止させて行うまで
界離で己の時を重複させ何億と同時に届けよう

何者と問われれば、残骸だ
俺の故郷、骸の海にも戻れぬ空虚の中へ送ってやる



 秀吉の黒粘液を纏う事で、己と己が握る黒刀の摩擦抵抗を極限まで減らした第六天魔王『織田信長』は、砲刃矢石は一切効かぬと、気焔逞しく攻め掛かる。
 爪先を踏み込んだ信長が、鋭い刀鋩にアルトリウス・セレスタイト(忘却者・f01410)を捉えた時、彼は冷然と玲瓏の声を置いた。
「そうだな。
 この身一つでお前を堕とすと宣言しようか」
『何――』
 意味を解するより彼を視るべきか。
 長躯を漂う淡青の光が瞬いたのは、【界離】――原理を直截的な祖とするアルトリウスなれば、その起源を詠唱に、此度「時の原理」の端末を召喚する。
 魔力を湛えた躰に其を内在した彼は、自身の端末としての機能を強化したか。
 漂う淡青『顕理輝光』は、全知の原理に万象を見通し、創造の原理に存在に眠る威を呼び覚ます。
「何をされようと天光は逃さず、励起した個体能力に枷はない」
『なれば試そう』
 如何なる物の摩擦抵抗も受けぬ刃がアルトリウスを斬れば、溢流するは魔力。
 外より最古の理を導いたアルトリウスは、無尽蔵の魔力を最大出力で解放し、憑装によって超強化された信長の剣戟を受けてなお聳然と立っていた。
『――興(おもしろ)い』
 骸の海を潜る前より、朱殷と染まるまで血を浴びた信長だが、流血の代わり淡青の光を迸らせた者は居ない。
 戯れた彼は、限界や減衰を観たいと黒刀を振りかぶれば、アルトリウスは淡く言ちて、
「携える刃、背負う豪炎、纏う忠臣――いずれも恐ろしいものなのだろうが、知らぬ」
 摩擦など皆無であっても問題は無い。
 白磁と艶めく端整を一縷と崩さず然う言った彼は、蓋し言を偽らぬ。
 相対する者の破滅を告ぐ『討滅』にて死の原理を乗せ、無限を為す『再帰』にて其を循環させた異能者は、つと、接触する事で終焉の楔を撃ち込まんとする。
 触れるだけで事は済む――その危うさに感応した秀吉が黒粘液をぞわり波立たせたか、忠臣の警告を受け取った信長は、咄嗟に黒刀を投げて彼の掌を貫通させた。
『ッッ、青き光の者よ。サルが貴様に触れるなと騒いでおるのは誠の様だな』
「――何となれば、時間を停止させて行うまで」
 刻下、【界離】にて時の原理を掌握したアルトリウスは、己の時を重複させ、何億と同時に届けられよう。
 之に瞠目した信長は、彼の銀の艶髪から足元までを舐る様に睨め、存在を問う。
『貴様、何れより来た者ぞ』
「何者と問われれば、残骸だ」
 アルトリウスは感情の乗らぬ声音で言を足し、
「俺の故郷、骸の海にも戻れぬ空虚の中へ送ってやる」
 摩擦抵抗を無視した「原理」を、オブリビオン・フォーミュラに叩き付けた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルビナ・ベイビーブルー
あれが織田信長だね。うう、威圧感ある。でも! できる限りのことをするつもりだよ。

敵の攻撃が来たらまずは【衝撃波】で追い払う。囲まれないよう【空中戦】を駆使して位置取りするね。【第六感】で攻撃を躱しながら反撃のチャンスを狙うよ。複数のミニ秀吉との接近戦になれば【なぎ払い】をかけて一気に片付ける。攻撃を受けそうになったら【オーラ防御】で防ぐね。

反撃のチャンスが来たらUC発動。羊さんたちを先行させて戦わせ、盾にしながら近づくね。信長に近づいたらブレスレットを輝かせ【目潰し】で隙を誘う。そして大きくなぎ払いをかけるよ。羊さんたちが残ってたら追撃してもらおうっと。

第六天魔王、沈んで!!



 嘗て信長が起居した安土城と同じ様に、柱間を広く天井も高く造られた魔空安土城。
 其の高層にて巨大なる天守閣に至ったルビナ・ベイビーブルー(スペースノイドの電脳魔術士・f01646)は、威風儼然と立つ城主に駆ける跫を止められた。
「あれが織田信長だね。うう、威圧感ある……」
 聳然と屹立する雄山の如き威容、乱世の勇たる覇気に気圧されそうになる。
 時にルビナを迎えた第六天魔王は、漆黒の手甲に彼女の柳葉の眉を示して、
『臆すな、花顔が翳る』
「、ッ」
『天守に至りし猟兵なれば、真の天下人に酌をするほど気丈であれ』
 億にひとつの賭けをしているのだ。
 興(おもしろ)く無ければ斃るも虚しいと、ルビナを駆り立てる様に言った。
 そうしてクッと嗤笑を噛み殺した信長は、背後に座す秀吉を促し、
『其の血を絞って酒を呑ませに来た訳でもあるまい。のう、サル?』
 秘術『魔軍転生』――漆黒の異形と化した忠臣を眷属と召喚し、天守の板間をモッサモサで埋め尽くした。
『フェンフェン! フェンフェン!』
『フェーンフェンッ! フェーン!!』
 ルビナの瞠目を待たずミニ秀吉が襲い掛かるが、既に可憐は覚悟が出来ている。
 透徹の瞳いっぱいに黒く丸い毛玉を映したルビナは、玉臂に『ファンシー薙刀』を握り籠めて相対し、
「――できる限りのことをするつもりだよ」
 神風一閃、弓張月の衝撃波を放って先ずは前衛を蹴散らした。
 囲繞されぬよう宙空に躍った彼女は、追い掛けてくる敵影を眼下に敷きつつ、再た一閃――接近するミニ秀吉から次々と冴刃に薙ぐ。
 紫桜の艶髪を飾るファンシーなアクセサリーは飾りに非ず。周辺の様子を感知する簡易センサーが主に剣呑を報せれば、ルビナは黒玉にモサモサと揉まれながらも、纏うオーラにダメージを軽減して、反撃のチャンスを狙い続けた。
 双眸の光が犀利を増した瞬間がその時であったか。
「羊さんたちよろしくね~」
 佳声が喚ぶは、【冷めない夢こそ乙女の特典】(ドリームテールファンタジー)。
 合計95体の戦闘用小型「メカ羊さん」を盾に、信長へと近付いたルビナは、繊手を飾る『ファンシーブレスレット』を揺らめかせて光を弾く。
「可愛いだけじゃないんだよ~」
『――幻惑か』
 冷酷なる蒼鷹の眸が細んだ隙に振りかぶったルビナは、主の危機に呼応して群がるミニ秀吉をメカ羊さん達で抑え込みながら、黒刀を翻す信長と角逐する。
「第六天魔王、沈んで!!」
『――はは、先程より佳い顔になった』
 ルビナの凛然を受け取った信長は、剣戟を挟んで彼女の佳容を暫し愛でた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ステラ・クロセ
王手?違うよ、もう必至だ!
織田信長、もう一度滅んでもらうから!

あの粘液を使った機動力って相当のものなんだろうね。
でも負けない、UC【バトル・インテリジェンス】で自身の動きをサポート、AIが判断する方向に【ダッシュ】【ジャンプ】で回避に専念していく。

反撃の機会を得たら、ドローン装着状態のまま信長に突っこむ。
機動はドローンの誘導にお任せ、炎のサイキックエナジーを全力全開、【属性攻撃】の二刀流による【2回攻撃】で自らは攻撃に集中して斬っていく。
「アタシの炎で焼き尽くす!黒粘液ごとまとめて焼焦げてしまえ!」

※アドリブ・連携など歓迎です!



 敗勢にあって刀を納めぬは匹夫の勇と嗤われようが、乱世の英雄なれば敢えて負け戦に挑まねばならぬ時がある。
 其が今だと我が忠臣を憑装させた第六天魔王『織田信長』は、間もなく天守閣に至ったステラ・クロセ(星の光は紅焔となる・f12371)を、威風儼然と迎えた。
『王手をかけた今の気持ちは如何だ』
「王手? 違うよ、もう必至だ!」
 凛然たる佳声で言い放ち、焔の如き赫光の闘気を漲らせるステラ。
「織田信長、もう一度滅んでもらうから!」
『ほう。儂を誅すと申すか』
 繊手が『Now or Never』と『新焔・関勝大刀』を抜いて構えれば、興(おもしろ)いと口端を持ち上げた信長が、【黒粘剣戟術】――秀吉の黒粘液で全身と太刀を覆い尽くし、極限まで摩擦抵抗を減らした身ごと武器として爪先を蹴る。
『天下人の最後の大博打。渾身を以て相手せよ』
 ぶわり鏖殺の気迫を迸らせて迫る信長。
 其の鬼神の如き顔貌を、燃える様な真紅の瞳いっぱいに映したステラは決意して、
「あの粘液を使った機動力って相当のものなんだろうね。――でも負けない!」
 【バトル・インテリジェンス】、発動――!
 刻下、殺伐の空間にAI搭載型戦術ドローンを召喚し、繊麗の躯を操らせる事で戦闘力と反応速度を向上させる。
「――避けきるっ!」
『ほう。これは珍妙な術を使う』
 AIが判断する方向に疾風と駆り、或いは宙空に躍動して刃撃を回避するステラ。
 其を追った信長が大振りになった瞬間に反撃の機を見た可憐は、ドローンを装着したまま敵懐へと突っ込む。
「いくよ!」
 機動はドローンに任せて。
 自身は雄渾と満つ闘志を焔と燃やし、サイキックエナジーを全力全開!
 信長に剣閃を届ける為だけに、意識を集中していく――!
「アタシの炎で焼き尽くす! 黒粘液ごとまとめて焼焦げてしまえ!」
 瞬刻。
 灼熱を纏った二振りの刀が、赫然と耀きながら閃く。
『焔か…………小気味佳いッ!』
 顔貌を照らされた信長は笑みを浮かべつつ、その刀撃に漆黒の刀を衝き入れる。
 激しい角逐が波動となり、二人を中心に衝撃波を放つが――弾かれたのはステラ。
「ッ、ッッ!」
 板間に転んだ少女は直ぐにも受け身を取って立ち上がると、そこには靴底に血糊を踏み締めた信長が炎を浴びて立っており、
『……まこと嫌な事を思い出させる』
 苦虫を噛み潰した様に言ち、唇より零れた紅血を手甲に拭った。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロク・ザイオン
納・正純(f01867)と

……おれが前に出る。
「後ろは任せた」、正純。

(この世界の城は、燃えやすい。
45本の「轟赫」を放ち燃え広がらせながら
その【地形を利用】し、秀吉どもごと戦場を囲い込み
炎の帯で灼き潰す。)
――ああァアアア!!!
(おれの意志で、移した炎は消える。
密かに信長の周りの炎を操り、誘い込もう。
炎。煙。たくさんの異形ども。
獣のように咆哮し暴れ回る己。
それら全てで目を引きつけて、正純の「したいこと」を覆い隠す)

……射線を抉じ開けるのは。
猟犬の仕事だから。


納・正純
ロク・ザイオン(f01377)と

じゃァ、俺が後詰めを務めるぜ。
「前は任せた」、ロク。

俺の仕事は、信長公を手持ちの銃器で牽制しつつ魔弾の射線を練ることだ。
信長公が通る道は限られている。ロクの炎は、猿を焼きながら信長の進路を誘導してくれているからだ。
あとは、俺が信長に魔弾をぶつけてやるだけ。
小さな角度のズレを大きなズレに変えるその力の攻略法は、『標的に対して全くの垂直方向からの弾丸』を放つことだ。
ロクの誘導と目くらまし、燃える秀吉公の壁にロク自身。
時間はある。射線は通った。魔弾の式をここに成り立たせよう。

そして、猟犬が獲物への道を切り拓いたのなら。
後は、俺の仕事だろうよ。
――さァ、一発勝負だぜ。



 嘗て起居した安土城と同じ様に柱間を広く天井も高く造られた『魔空安土城』。
 聳立する天守とて幾許も広く壮雄であったが、第六天魔王『織田信長』が座す空間は、宛ら鉄檻に囲われた様に狭く感じられた。
 其は冴々と満つ鏖殺の気の所為だろう。
『――よく来た』
 信長は敗勢でありながら、一縷と式微せぬ威風儼然を以て、ロク・ザイオン(明滅する・f01377)と納・正純(インサイト・f01867)を迎える。
 板間に染むは先行した猟兵の血か――いや、信長自身の血もあろう。
 朱殷の血斑を前に跫を止めた二人は流眄を交し、
「……おれが前に出る」
「じゃァ、俺が後詰めを務めるぜ」
 ロクが獣の様に身を低く一歩踏み出せば、逆に一歩退いた正純が隔てた間に飄然を置く。
 蓋し聲は重なって――、

「後ろは任せた」、正純。
「前は任せた」、ロク。

 この瞬間に戦術を共有した二人は、弾かれた様に戦端を開いた。
『散じるか――興(おもしろ)い!!』
 クッと唇の端を持ち上げた信長が『サル!』と号(さか)ぶや、憑装していた秀吉の霊がぶわり黒影を編み、無数のミニ秀吉となって宙空に満つ。
 間隙置かず迫る黒い毛玉の群れに、先ず動いたのはロク。
(「この世界の城は、燃えやすい」)
 透徹なる青眸に此処に至るまでの城内を映してきたロクは、緋色に煌めく髪を揺らめかせると、【轟赫】――毛先から伸ばした45本の帯状の炎を放つ。
 炎の帯は生きた腕の如く動いて周囲に燃え広がると、ピョンピョン弾むミニ秀吉らごと囲繞し、屠るように灼き潰した。
『フェンフェーンッ!』
『フェンフェン、フェンフェン!!』
 その悲鳴に動いたのは信長のみに非ず。
『、ぬっ』
「驚いた。『Divulge.Λ』を弾くとは上等だぜ」
 正純は信長が爪先を動かした須臾に拳銃を弾き、彼の援護を阻む。
 然し憑装に強化された信長は、全身の摩擦抵抗を極限まで減らしている為、黒粘液に覆われた鋼鎧を撃ち抜く事は難しい。
『今の儂に砲刃矢石は一切効かぬぞ』
「――あァ、『今は』」
 正純の今の仕事は信長の牽制。
 目下、ロクはミニ秀吉を炎に焼きながら、信長の進路を誘導している。
 彼女が信長が通る道を絞り、射線を開いた時こそ――と、犀利な金瞳が冴光を増した、その時だった。
「――ああァアアア!!!」
 咆哮――!
 ロキが哮り、烈火の如く暴れ回る。
 天守閣は今や炎猛り煙巻き、獣は猛り立って、漆黒の異形がフェンフェンと跳ねては消える騒擾に満ちている。
(「それら全てで敵の目を引きつけて、正純の『したいこと』を覆い隠す」)
 現下の騒擾に隠れて、主の意志により自在に姿を変える炎が、密かに信長の周囲を翩翻しているとは信長も秀吉も気付かぬか――青の双眸は怜悧に「その瞬間」を連れた。
「……射線を抉じ開けるのは。
 猟犬の仕事だから」
 果して正純はその聲を聴いたろうか。
 いや、眼前に開けた射線こそ万の言葉に代わる合図となったろう。
「――あとは、俺が信長に魔弾をぶつけてやるだけだ」
 俺の仕事だと炯眼を絞った時には、自身が計算した「魔弾の式」は解かれている。
「ロクの誘導と目くらまし、燃える秀吉公の壁にロク自身」
 真なる式に至るには、全ての要素が揃い整わなくてはならぬ。
 敵を解に置き、持ち得る全ての知識を駆使して弾道を計算した正純は、ここに禁忌の芸工を練り上げる。
「猟犬が獲物への道を切り拓いたのなら。後は、俺の仕事だろうよ」
 小さな角度のズレを大きなズレに変えるその力の攻略法は、『標的に対して全くの垂直方向からの弾丸』を放つこと。
 狙撃銃『L.E.A.K.』を構えた彼は、たったひとつ装填した鉄鉛に言を添え、
「――さァ、一発勝負だぜ」
 刻下。
 【魔弾論理】(バレットアーツ)の解を示した。
『――ッッ、ッ!!』
 射角、弾道、進入角。
 全て精確精緻に式を擦った銃弾は、無双を誇る鋼鎧を鋭く貫穿し、その勢いのまま心臓に沈んで鼓動を止める。
『ず、ア……ッ――!!』
 紅血が繁噴き、闇が迸って、信長の魁偉が折れる。
 己が血汐に滑った彼は、遂に膝を付いて、
『見事だ、猟兵……我が全身全霊、敗れたり……!!』
 乱世の雄たる豪放な笑みを以て、此度の大博打の負けを認めた。

 斯くして間もなく魔空安土城の天守が炎に包まれる。
 其が骸の海を潜るより前に見た光景と同じとは全き皮肉だろう。
『誠に数奇なものよ』
 第六天魔王『織田信長』の窃笑は軈て灼熱に呑み込まれたが、彼を介錯した猟兵達は、絢爛たる野望の花の儚く散る姿を、炎が燻るまで長く長く見届けた――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年08月27日


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト