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祭と虫と猟兵達

#サムライエンパイア

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#サムライエンパイア


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 今回の第六猟兵3つの出来事は!

●1つ! アイドル、祭に出る
「みんな、サムライエンパイアの祭に出るで〜! ……人手不足で規模小さぁなって、存続の危機にあるねんけどな」
 明るい表情で言うのはアイドル人格の真莉・詠子だろう。だが……集めておいていきなり宣伝するとは……グリモアベースで待機する猟兵達の視線は冷たい。
「いや、ちゃうねん。話は最後まで聞いてな」

●1つ! 村、襲われる
「神楽祭が行われる村がオブリビオンの集団に襲われるから、これを護ってほしいねん。その後の祭も成功させて、村のみんなに安心してもらうまでが任務や」
 神楽祭にアイドルソングは許容されるのか。そこは深く考えてはいけない。信仰は思想の根底をなす重要な要素だが、時代に合わせて柔軟に変化できなければ消滅してしまうのも、また歴史が示している事実。
「襲ってくるんは腐った匂いのする虫型のオブリビオンや。厄介なヤツやけど、1匹やとウチら猟兵の相手やあらへん。ただ今回は数が多いからなぁ」

●1つ! 黒幕の影、ちらつく
 ここで軽く首をかしげる。遠目には20代が頑張ってるように見えなくもないが、近場で見ると色々頑張っているアラフォーである。
 猟兵たちは雑念を振り払い、任務の説明に集中する。
「せやけど、この村も……小さい規模でも毎年神楽祭で清めとったから、そんなもんがホイホイ出てくるとも考えにくいねんなぁ……実際、何年も何ともなかったわけやし、操ってる奴がおりそうやな。まぁ、油断だけはせんように。みんなでお祭楽しもな! 絶対やで!」


相良☆無意味
 相良です。
 戦闘の後でお祭になります。
 戦闘前の冒険パートがないため、今回も判定はやや厳しめになります(あくまで『やや』です)。

 お祭パートはプレイングを優先しますので、採用した中に詠子がいなければ描写されません。フレーム外という奴です。歌を聴きたい、絡みたいという人がいらっしゃいましたら、プレイングに一文でも添えていただければと思います(汗。

 それでは、今回もよろしくお願いします。
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第1章 集団戦 『腐怪の蟲』

POW   :    腐敗の瘴気
【腐敗の瘴気 】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    粘着糸
【尻尾から発射する粘着糸 】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    腐敗の溶解液
【口から発射する腐敗の溶解液 】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を腐らせ】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

星噛・式
SPDで対応

虫の大群前にして式は鳥肌に覆われていた

いつも冷静沈着で慈悲なく罪人を狩る彼女だが女性らしく虫が大の苦手である

「いくら依頼とは言えなんで私が虫なんか……最悪」

インビジブル・ステップを発動し虫と虫の間を華麗に上空を舞いながら1匹ずつ始末していく

触れたくない気持ちが強くいつも以上の速さが出ている様にもみえる

ましてや吐き出す糸なんかには絶対当たりたくない

「人生でこんなにも虫と会うことがあるなんて……二度とないことを祈るよ」

改めて気を引き締めて虫駆除に当たる

「終わったら絶対風呂に入ろう」

彼女はそう誓った


シル・ウィンディア
うう、む、虫が沢山…
うぅ、お祭りの為にも頑張らないと…

…で、でも、気持ち悪いよぉー(泣)

気持ち悪いけど、光刃剣の柄のお尻部分を結合さえ手
両刃型にセイバーを展開(所謂ビームナギナタ状態)
これなら、間合いも広いし、あまり接近しないで済むかな?

戦闘は、ヒット&アウェイで一か所にとどまらずに
動いて動いて動き回るの
一か所にいたら、気持ち悪いの一杯見なきゃダネになるしね…

複数巻き込める場所に来たら
エレメンタル・ファンタジアで一気に燃やしますっ!
「炎の嵐よ、吹き荒れろっ!そして、虫を燃やしてーーーーっ!!」
もう、全力魔法の効果も使って、全力全開ですっ!


叶・雪月
でかぶつ斬りながら発生方向とか調べたい

さて敵がそれなりの数がいて背後がいるっていうのなら戦いながら分析したいところだがそれが許されるだろうか
我が刃に斬れぬものなし!いざ勝負!
数が多いってことはだどっかから来てると考えると方向とかわからないだろか
もしくは目指している方向性とかか
どんな単純なもんじゃないかもしれないが可能性を拾っていくことで見えるものもあるだろうさ

さーて黒幕いるならどんな悪趣味なやつか


あとアイドルソングが祭りにあうかわからんがあうようにアレンジすればいいのでは?



●空を翔けるは怯える水晶
「いくら依頼とは言えなんで私が虫なんか……最悪。『高く舞い、速く駆け抜け、一撃で終わる』」
 『インビジブル・ステップ』を発動し、華麗に空を翔ける星噛・式(赤水晶・f10488)の赤水晶の肌には、虫の大群を前に鳥肌が立っていた。
 いつも冷静沈着で慈悲なく罪人を狩る彼女も女性、虫は大の苦手である。心なしか速度もいつもより早くなっているようである。
「人生でこんなにも虫と会うことがあるなんて……二度とないことを祈るよ」
 改めて気を引き締めると、ましてや吐き出す糸なんかには絶対当たりたくないと必死で回避しながら棒手裏剣を確実に急所に突き刺して行く。

●地を舞うは震える叡智
「うう、む、虫が沢山……うぅ、お祭りの為にも頑張らないと……で、でも」
 シル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)は震えながらも光刃剣の柄を結合させて両刃型にセイバーを展開していた。少しでも間合いを稼ごうという発想である。
 ヒット&アウェイで一か所にとどまらずに動いて動いて動き回る。注意をかき乱しながら溶解液をかわす。相手がまとまって複数巻き込めるところに、全力魔法の効果も使った『エレメンタル・ファンタジア』を叩き込んで一気に焼き尽くす。
「炎の嵐よ、吹き荒れろっ! そして、虫を燃やしてーーーーっ!!」
 その声はいつになく辛辣に響いていた。

●花道を行くは冷静なる太刀
 叶・雪月(六花舞う夜に煌めく月の刃・f03400)はデカブツを選びながら斬り捨てて行く。
 正面から挑みながらも、分析を試みようとする。それなりの数の敵がいるし、背後に何かいるかもしれないとも言っていた。ということは、何処かから送られて来ているの可能性が高いと思われる。あるいは目的もわかるかもしれないが……
「単純なもんじゃないかもしれないが……可能性を拾っていくことで見えるものもあるだろうさ。さーて、黒幕いるならどんな悪趣味なやつか」
 雪月がとびきり大きい獲物に斬りつけようとしたその時、そいつから腐敗の瘴気が放たれた。
「ああっ!」
「きゃっ!」
「ふんっ!」
 式とシルがそれぞれ左右に吹き飛ばされる。雪月も至近距離から押し戻されるが、一歩ずつ力強く進んでいたため何とか踏みとどまることができた。

●見えてくる道
「無事か、お二方!」
「終わったら絶対風呂に入ろう」
「き、気持ち悪いよぉー(泣)」
 情けない声を上げるが、2人とも立ち上がる。とりあえず身体は無事そうだ。
 その2人を起点に改めて戦場全体を見渡すと、以外と細長い。虫は全て同じ道を通って来ているようだ。
 まず、1つ。
「我が刃に斬れぬものなし! いざ勝負!」
 改めて先ほどの巨体に駆け寄った雪月が『月下氷雪(ゲッカヒョウセツ)』で斬り伏せると、猟兵たちに声をかける。
「おのおのがた。本陣はあちらのようだが、さていかがいたそうか。一気呵成に攻め立てるか、しばらく様子をみるべきか」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

カーディナル・オッペンハイマー
むしさん…どこからきてるの…?
おうち、さがす…

戦闘には極力加わらず、Uncontained Dogで喚び出したチップス(犬の頭、猫の体、熊の手足のキメラ)を先頭にして虫の来た道を辿っていく。
愛称は「ぷす」

なにか、いる…あぶない…?ん、わかた。ありがとう、ぷす。

虫以外の存在が居たら村へ来ないよう簡単な罠を設置しつつ引き返し、戦っている人へ伝える。
襲われたら拷問具で反撃しつつ逃げる。

ぬいぐるみは普段連れているものと同じ材料で作られたキメラ。
熊、犬、猫のパーツをバラいて組み合わせている。
あと1体はお留守番。
拷問具は普段持ち歩いているぬいぐるみ、ポテト。UDCと融合し拷問具となった。



●少女の探索行
「むしさん……どこからきてるの……? おうち、さがす……『てぃび まぐぬむ いのみなんどぅむ しぐな すてらるむ にぐらるむ おんぐ だくた りんか、ねぶろっど づぃん ねぶろっど』」
 カーディナル・オッペンハイマー(ダンピールの咎人殺し・f04363)は戦っている仲間達に目で合図を送ると、『Uncontained Dog』で喚び出した犬の頭、猫の体、熊の手足のキメラのチップス、通称『ぷす』を先頭にして物影を利用しながら虫の来た道を辿っていく。

「なにか、いる……あぶない……? ん、わかた。ありがとう、ぷす」
 敵の本拠地を把握すると、必ず通りそうな狭いところに罠を設置する。猟兵側からの回避/解除は容易だが、虫達は乗り越えたところで多大なダメージを受けるだろう。村もしばらくは安心。だといいな。

●油断
 帰り道。先に戦場に向かっていた虫がカーディナルに気付いた。粘着糸を飛ばしてくる。その場を跳ぶが、左脚に絡みつき『ぷす』が消滅する。
「ポテト!」
 ヌイグルミを投げると、融合したUDCが覚醒。拷問具としての機能を発揮して虫を残虐に潰す。純粋なダンピールではない彼女も、流石に腐臭のする体液を摂取する気にはなれない。
「……ありがとう、ポテト」
 追いついて来た拷問具から執拗に体液を拭うと、物影に隠れて再び『ぷす』を呼び出しはじめた。

成功 🔵​🔵​🔴​

シル・ウィンディア
【博物館】で参加

うぅ、まだいるのかぁ…
でも、ここで弱気な所みせるわけにはいかないし
気合入れなおすよっ!

…でも、やだなぁ~

今回は、位置取りを常に確認して
攻撃を仕掛けつつ、敵を半径20m以内に収まるように
敵を誘導していくね

誘導完了したら、高速詠唱と全力魔法で
ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラストで一気に殲滅を図るよ

多少の被弾は気にせずに、魔法攻撃に集中
一気に決めて見せるっ!

撃った後は、少し反動でつかれるけど…
左手の光刃剣のダブルブレード(ビームナギナタ状態)と
右手の杖『風精杖』を持って攻撃を仕掛けるね

この時は、ヒット&アウェイで一撃離脱を試みるよ
虫、来ないでーーっ!!


テラ・ウィンディア
チーム
博物館

あ、やばい…おれ…逃げていいかな?
ってシルも居るのかぁ…くそ…逃げられねぇ…!(震え声

一応カーディナルが前に出ないように前に出るぞ

属性攻撃
武器だけではなく全身に炎を纏
汚物は須らく焼き尽くす…(目が死んでる

シルが誘導中は護衛として炎の槍と剣で敵を近づけさせず焼き斬り突き蹂躙する
半ば狂戦士化しても姉を護るぞ


シルの砲撃が打てない状況に気づけば虚無の如き冷徹さで確実に複数殲滅できる虫の陣形と位置を把握…その上でシルを護り
消え失せろ…グラビティブラスト…!(重力波砲で蹂躙殲滅

常にシルと動きを合わせ確実に冷徹に虫を殲滅

シル姉様ー…大丈夫か…よかった(へなへなぁっと崩れ珍しく歳相応に精神的に弱り



●『博物館』の姉妹
「うぅ、まだいるのかぁ……」
 体勢を立て直したシルは震える体を必死で抑える。ここで弱気な所みせるわけにはいかないし、カーディナルさんが帰ってくるまでは頑張らないと。
「気合入れなおすよっ!」
 位置取りを常に確認して攻撃を仕掛けつつ、敵を半径20m以内に収まるように
敵を誘導する。
「あ、やばい…おれ…逃げていいかな? ってシルも居るのかぁ…くそ…逃げられねぇ…!」
 シルの双子の妹、テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)も、カーディナルがその場を離れるのを確認しながら姉の前に立ち、護衛として炎の槍と剣で牽制する。

●護りたいもの
「汚物は須らく焼き尽くす……『大地の力…存在の維持を司る力……星の力……我が手に集いて我が敵を滅せよ……』」
 テラの全身が炎に包まれる。
「無理しないで!」
 姉の叫びに答えは帰らない。半ば狂戦士化しても姉を護る覚悟だが、冷静に互いの陣形は把握していた。
 瘴気が猟兵達を襲う。今回は姉妹も覚悟していたのでダメージを受けながら踏みとどまる。

●誘導完了!
「『闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ…。六芒に集いて、全てを撃ち抜きし力となれっ!』高速詠唱+全力魔法『ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラスト』!」
 誘導された大集団が一気に消滅し、虫の数が激減する。シルは反動で多少よろめきながら、左手に光刃剣のダブルブレードを、右手に『風精杖』を構える。
「シルこそ無理するなよ!『消え失せろ……グラビティ・ブラスト!!』」
 残った虫たちを焼き尽くすテラ。
「……終わ……った……?」

●戦いは続く
 物音に構え直す。キメラのぬいぐるみ、『ぷす』が、続いてカーディナルが現れる。膝をつくシル。
「シル姉様ー……大丈夫か……よかった」
 へなへなぁっとその場に崩れ落ちるテラ。

「おうち、みつかった……」
 そう、まだ終わってはいない。
 ここからが本番である。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『黒幕の助言者』

POW   :    死灰復然(しかいふくねん)
【Lv体の武者】の霊を召喚する。これは【刀】や【弓矢】で攻撃する能力を持つ。
SPD   :    含沙射影(がんしゃせきえい)
【無数の影の刃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    電光雷轟(でんこうらいごう)
【錫杖】を向けた対象に、【激しい雷光】でダメージを与える。命中率が高い。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠犬憑・転助です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●「おうち」の主
 猟兵たちはカーディナルの仕掛けた罠にはまった虫たちを片付けると、彼女の……正確には『ぷす』の見つけた「おうち」へと向かった。

 そこにいたのは頭を丸めてはいないが、若い僧というべきだろうか。錫杖を手にしており、僧兵というほどには鍛えていないが、露わになった腹部に斬り傷の痕が確認できる。もちろん、彼自身がオブリビオンであることは間違いない。
「……このような忘れ去られようとする山村でも、猟兵の邪魔が入るとはね。この事実だけでも、それなりの収穫か」
カーディナル・オッペンハイマー
戦闘前に近くに簡易的なトラップ(足を転ばせる程度のもの)を仕掛けてから戦線へ遅れて入る

血統覚醒し戦闘態勢へ。赤い目以外そのままだが口調は激変。

「お前があの蟲の飼い主か?さぁ、お前の罪を数えろ」
非情に好戦的な性格になり、ゴステロの近接戦闘を

UDCと拷問具を兼ね合わせたぬいぐるみ「ぽて」を拷問具形態へ変え、吸血、傷口をえぐるを駆使し攻撃。
吸血時には生命力吸収も行う

「…オブリビオンの血は口に合わん…」

攻撃は腹部の疵痕を重点的に狙う

「何故村を襲う?それともあの程度の村しか襲えぬ臆病者か?」

「死者は死者らしく、『サイノカワラ』とやらで石を積んでいろ!」

戦闘後

「ん…つかれた、けど……まだ、おわらない…」


琥珀川・れに
友人のシル(f03964)の連絡で合流
仄々(f07689)と参加だ(旅団で声をかけたので他にも来るかもしれない)

「友人が虫に半狂乱と聞いて駆けつけてきたが…もっと禍々しい者と会ってしまったな」
「悪しき物まで神と奉る文化は僕にはさっぱり分からないが…貴様が神に使える身であろうとオブリビオンなら倒すことができよう」
「仄々、いくぞ!」

【トリニティエンハンス】の風で防御力を高める。
技能【おびき寄せ】【先制攻撃】で武者へ切り込んでいく。
あと僕は【カウンター】が一番得意だからな、風で少しでもズラしたり【見切り】で亡霊相手には負けんさ。僧への道をこじ開けよう。

(運命は分からないうから面白い、アドリブ自由だ)


箒星・仄々
れにさん693と一緒

心情
邪悪を為し皆さんを苦しめる輩を見過ごすことは出来ません!
それがオブリビオンなら尚更です
彼の者を倒しましょう!

手段
魔法を使い溶けるように姿を隠した後
一気に残像分身して包囲攻撃!
小柄な体を活かし懐に飛び込みKナーゲルで貫きます
:迷彩&忍び足&残像&早業&先制攻撃&見切り&属性攻撃&串刺し

敵攻撃は迷彩&残像&早業&見切りで回避

Kリートを奏で歌い仲間を鼓舞・癒しつつ(Sキュア)
聖なる調べで敵の行動を鈍らせますよ
:歌唱&破魔&楽器演奏&祈り&優しさ&勇気&手をつなぐ


叶・雪月
俺は武者の数を削る方に動くかな
本体削るにもまずは周りの奴が邪魔だからな
刀の奴は獲物が同じか
回意が同じならば囲まれないように意識できるだけ1対1に持ち込みたいな
刀のヤドリガミである俺に刀で挑むとはいい度胸だ
格の違いってやつを見せてやるよ

弓矢は使えないように間合いをつめていく
そこまで単純じゃないかもしれないがまあやりにくいだろうさ
懐にもぐりこんでしまえば俺の方が有利な間合いだ

武者を蹴散らせたら親玉さんとお相手しよう
さて、楽しませてもらおうか!
接敵する奴が複数人いるなら、攻撃の分散も狙ってヒットアンドウェイで動きたいがさせてくれるかな



●『博物館』と『広場』の姫騎士たち
「友人が虫に半狂乱と聞いて駆けつけてきたが……もっと禍々しい者と会ってしまったな」
 シルのピンチに、琥珀川・れに(男装の麗少女 レニー・f00693)は、仲間の箒星・仄々(ケットシーのシンフォニア・f07689)を連れて来ていた。レニーが【トリニティエンハンス】の風で防御力を高めると、仄々は一度魔法を使い溶けるように姿を隠す。レニーは真正面から接近戦を挑もうとする。
「力技とは……芸のない」
 僧らしき男が錫杖を振るうと、武者の霊が何体も現れ、弓を射て刀を振るい、レニーを近づけまいとする。
「悪しき物まで神と奉る文化は僕にはさっぱり分からないが……貴様が神に使える身であろうとオブリビオンなら倒すことができよう」
「我は『黒幕の助言者』。全ては『あの方』のため。たとえ悪鬼羅刹の類であろうと、力となるのであればいくらでも利用しよう」
「邪悪を為し皆さんを苦しめる輩を見過ごすことは出来ません! それがオブリビオンなら尚更です」
 レニーの言葉に、仄々の残像が分身をなし、戦場を撹乱する。
「仄々、いくぞ!」

●意思ある刀
 俺は武者の数を削る方に動くかな。本体削るにもまずは周りの奴が邪魔だからな。と、雪月が弓矢をかいくぐり、武者の霊に肉薄する。
「刀のヤドリガミである俺に刀で挑むとはいい度胸だ。格の違いってやつを見せてやるよ」
 囲まれないように意識して立ち回りながら、1対1に持ち込み懐に入り込むと見事に斬り捨てていく。
「なかなかの腕ですね。頼もしい限りです」
 声をかけながら、斬りかかる武者の霊にカウンターをかますレニー。
 猟兵たちの奮闘により、武者の数は確実に減っていく。

●血統覚醒
 少女は会話の合間に簡単なトラップを仕掛けていた。遅れて戦場に入ると、目が赤くなる。
「カーディナル……さんが覚醒した!」
 思わずレニーも『さん付け』する。
「お前があの蟲の飼い主か? さぁ、お前の罪を数えろ」
 赤目の少女は外見に見合わぬ凶悪なセリフを吐くと、ぬいぐるみ「ぽて」を拷問具形態へ変化させる。
「はて? 『あの方』への忠誠が何の罪になるのか」
 とぼける『黒幕の助言者』を捨て置き、武者の霊に抉るような凶悪な傷口をつけ、吸血する。攻撃を回避する様子も少ないが、吸血により生命力も吸い取っているのか傷は治っていく。
「……オブリビオンの血は口に合わん……」

●激闘
 カーディナルは『黒幕の助言者』の腹部、疵痕を重点的に狙っている。
 レニーが横で攻撃を受けカウンターを行なっている。
 仄々は分身で全方位から攻撃を仕掛ける。
 ヒットアンドウェイで攻撃の分散を狙う雪月。
 式、シル、テラ、他の猟兵達も遠隔攻撃を中心に攻撃を行なっている。
「さて、楽しませてもらおうか!『我が刃に斬れぬものなし』」
 雪月が月下氷雪(ゲッカヒョウセツ)で斬り込むが、致命傷には至らないようだ。
「なかなか頑張りますねぇ……これが猟兵、ですか」
 『黒幕の助言者』も武者を召喚し、無数の闇の刃を飛ばし、激しい雷光を放つが、猟兵達を退けるには及ばない。

●疑問
「何故村を襲う? それともあの程度の村しか襲えぬ臆病者か?」
 カーディナルが挑発の意を含んだ疑問の言葉を口にする。
「とりあえずは調査ですよ……」
「調査?」
 仄々の残像が一瞬実体化する。
「あの村の神楽祭が『本物』かどうか……文明人たちに理解できるかはわかりませんが」

●怒り
 激闘の中、表情を崩さずに饒舌に言葉を紡ぐ『黒幕の助言者』。その余裕の態度が、いちいち神経を逆撫でしてくる。
「死者は死者らしく、『サイノカワラ』とやらで石を積んでいろ!」
「賽の河原ですか……あまり戻りたくないですねぇ……もう充分に積んだつもりだったんですけどね。言われてみれば、確かにまだまだ足りなかったかもしれません……そうだ、積み石としていただけませんか? みなさんの、骨を」
 『黒幕の助言者』が両腕で攻撃を捌きながら浮かべた笑顔は、その場に不釣りあいなまでに爽やかだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

リック・ランドルフ
「よく回る舌だな、僧侶を辞めてセールスマンにでもなったらどうだ?今じゃなくて来世だけどな」

周りが真正面で戦ってる内に相手の後ろに回り込んで拳銃で相手をその場に止めながら接近、そしてギリギリまで近付いてビームバーストをお見舞いする。

「もっとも日本の死生観はよく知らないけどな」


シル・ウィンディア
あなただね
虫をけしかけたのはっ!

あれ、とっても気持ち悪かったんだからーっ!!
あと、村を襲うのは、ここで止めさせてもらうからねっ!

両刃剣モードを解除して、二刀流で光刃剣を構えます
【空中戦】【フェイント】も使用して、3次元機動で敵を翻弄しつつ
【二回攻撃】【属性攻撃】で攻撃を仕掛けます
属性は、風…。わたしの友達の力を借りての斬撃だから
簡単に防げると思わないでねっ!

回避は【第六感】で感じて、【見切り】で回避
万が一の被弾は【オーラ防御】で軽減します

相手の隙を見つけたら、エレメンタル・ファランクスで一気に押し切ります
【高速詠唱】【全力魔法】で、フルパワーモードっ!
全力全開の魔法、味わってねっ!


テリブル・カトラリー
色々思惑があって行動しているようだが、
まぁいい、私はただ戦うのみ。

フルバースト・マキシマム使用。
武者霊も僧も銃器でもって一斉掃射と2回攻撃で纏めてなぎ払い、
僧への道が開けたのならばブーストで一気にダッシュし、距離を詰め、
怪力でもってスクラップフィストを僧の腹めがけて殴りつけ吹き飛ばす。
つっこめば攻撃を貰うかもしれんが激痛耐性で耐え、カウンターに繋げよう

死者は大人しく死んでいろ。
と言いたい所だが、居るものは仕方ない。
ああ、仕方ない。
仕方ないからあの世とやらへ落としてもう一度死んでもらうとしよう。

吹き飛ばした所へ追撃にアームドフォートで砲撃する。



●風は友達
「あなただね。虫をけしかけたのはっ!」
 シルは両刃剣モードを解除すると、二刀流で光刃剣を構える。【空中戦】【フェイント】を使用して、3次元機動で敵を翻弄しつつ【二回攻撃】を仕掛ける。反撃を【第六感】で感じて、【見切り】を試みるが、全てをかわしきれる訳ではない。【オーラ防御】を発動してダメージを軽減する。
「あれ、とっても気持ち悪かったんだからーっ!!」
「であろうな。アレは我の中でもその意味では最高の召喚であった」
 あっさり受け入れて自賛する『黒幕の助言者』に、一瞬地面に落ちそうになる。
「……あ、あ、あと、村を襲うのは、ここで止めさせてもらうからねっ! わたしの友達の力を借りての斬撃だから簡単に防げると思わないでねっ!」
「どこぞでは風の王も虫だった気がするのだが……まぁ我が遣ったのは違うか」
「何の話よ!」

●プロフェッショナル
「よく回る舌だな、僧侶を辞めてセールスマンにでもなったらどうだ? 今じゃなくて来世だけどな」
 周りが真正面で戦ってるのを確認したリック・ランドルフ(刑事で猟兵・f00168)は、相手の後ろに回り込んで拳銃で相手をその場に止めながら接近、そしてギリギリまで近付く。
「『助言者』の職業病かな。前世も来世も、この癖がどうなるかは分からないな」
 至近距離でビームバーストが炸裂する。腹部に穴が空き、どす黒いものが流れる。
「もっとも日本の死生観はよく知らないけどな」
「うーむ。転生を信じているものもいるが、もともとは祖霊神崇拝かな。そういえば、我はそもそも人間のウチに入るんだったかな?」
 そう言うと錫杖で猟兵達をなぎ倒す。

●決着
 色々思惑があって行動しているようだが、まぁいい、私はただ戦うのみ。そう言わんばかりにテリブル・カトラリー(女人型ウォーマシン・f04808)は無言で銃器を構える。気づいたリック達が距離を取る。
 フルバースト・マキシマム。武者霊も僧も銃器でもって一斉掃射と2回攻撃で纏めてなぎ払う。
 僧への道が開けたのを見たテリブルは、ブーストで一気にダッシュして距離を詰める。怪力でもってスクラップフィストを僧の腹めがけて殴りつけ吹き飛ばす。
 シルはこのタイミングを見逃さなかった。【高速詠唱】【全力魔法】でエレメンタル・ファランクスを放つ。
「フルパワーモードっ!『闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ…。我が手に集いて、全てを撃ち抜きし光となれっ!!』全力全開の魔法、味わってねっ!」
「……くっ……」
 テリブルがアームドフォートで追撃する。
「死者は大人しく死んでいろ。と言いたい所だが、居るものは仕方ない。ああ、仕方ない。仕方ないからあの世とやらへ落としてもう一度死んでもらうとしよう」
「……基本的な……情報は……伝達済みだ……この戦闘を……お伝え……できぬのが……」
 『黒幕の助言者』は、何やら心残りのようなものを口にしながら消滅した。

 猟兵達の勝利である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『雪と花の神楽祭』

POW   :    広場の舞台を組み立てる、必要な資材の運搬を手伝うなど

SPD   :    踊り手となり素敵な舞を披露する、広報活動をする等

WIZ   :    存続の為の提案を行う、芸術的に飾り付ける等

👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

箒星・仄々
心情
皆が力を合わせ
心一つにして賑やかに過ごす時間は
きっと素敵な未来へ進む大きな原動力になります

大切な儀式でもある神楽祭
成功させましょう

手段
予め音楽を教えていただき
Kリートで演奏役の一人になります
バックコーラスも務めますよ

平和の世にオブリビオンの影がちらついていますけれども…
こうして天下自在苻を持つ
命と未来を守る者らがいる事を知って
未来への希望をより持っていただけたら

そんな想いを込めて
そして神楽祭の祝福の元、村の末永い繁栄を願い
演奏します
;歌唱&演奏&恩返し&優しさ&勇気&手をつなぐ&祈り&鼓舞

もし私の参加が伝統にそぐわない場合は
縁日の出店的な場所で歌と音楽を披露します

詠子さんの歌
聞きたいです!



●神楽祭
「皆が力を合わせ、心一つにして賑やかに過ごす時間はきっと素敵な未来へ進む大きな原動力になります」
 体力のあるものが資材の運搬などを行う中、大きいものが持ちづらいケットシーの仄々は祭りの開催に思いを馳せる。
「大切な儀式でもある神楽祭、成功させましょう。詠子さんの歌、聞きたいです!」
「嬉しいこと言ってくれるやん……泣けるねぇ」
「予め音楽を教えていただければ、演奏役として参加します。バックコーラスも務めますよ。ただ……もし私の参加が伝統にそぐわない場合は……」
「いや、大丈夫や。ウチは曲のバリエーションは割と多いから、祭と楽器の両方に合ったヤツ出してくるわ。ええと……」

●練習
「平和の世にオブリビオンの影がちらついていますけれども……こうして天下自在苻を持つ命と未来を守る者らがいる事を知って未来への希望をより持っていただけたら」
 そんな想いを、祈りを込めて、そして神楽祭の祝福の元、村の末永い繁栄を願い演奏をできるよう、仄々は譜面を覚え、練習を行う。
 そこには、ケットシーらしく共に戦った仲間達への恩返しの意味も含まれている。

成功 🔵​🔵​🔴​

琥珀川・れに
まずは村の女性を口説く。
「山の中で美しい野百合を見つけた…お嬢さん、君の事だよ」
「…この国の女性たちは奥ゆかしい。すぐに何処かに隠れてしまうんだ」

次にどちらかを口説く
絵井実へ
「君は僕のことはどう思う?そんなに魅力が無いように見える?」
詠子へ
「反面、君は夏の太陽が人の姿をしたように眩しい」

さて
仄々が楽器を始めるなら僕も学ぼうかな。

貴族の教養程度だが、ピアノかヴァイオリンに近いものはあるだろうか
無くてもヴァイオリンを弾けば和琴っぽい演奏は出来るよ

楽器が増えると演奏が豪華になるな。

詠子、もちろん歌ってくれるんだよね?

※アドリブ大好き&楽しみ。追加省略アレンジもご自由に。



●ナンパ
「山の中で美しい野百合を見つけた…お嬢さん、君の事だよ」
 美しい村娘に声をかけるれに。
「え……そんな……私なんて……無理ですぅ……」
 村娘は頰を紅潮させると、駆け出していってしまった。

●どっち?
「…この国の女性たちは奥ゆかしい。すぐに何処かに隠れてしまうんだ」
 ステージに向かうと、真莉の後ろから声をかける。
「反面、君は夏の太陽が人の姿をしたように眩しい」
 振り向くと、その眼は完全に死んでいた。
「誰が眩しいお日ィさんやねん」
「絵井実くんか……君も美しいことに変わりはないけれど……君は僕のことはどう思う? そんなに魅力が無いように見える?」
 一瞬の瞑目ののち。
「無い事あらへんけど、うちも詠子もそっちの趣味はないで。ましてやこの村の若い子らには刺激が強すぎるんちゃうか」
「……そうか」
「そや。遊ぶんやったらむしろ……あ、それどころやなかった。セット直さんと」
「……邪魔して悪かったね。あ、その前に……」
「ん? まだ何かあんのか?」

●演奏に向けて
 仄々の横でバイオリンを弾き始めたれに。和琴に寄せて伝統音楽に彩りを添えたり、詠子の曲に合わせた演奏をしたりする。
「2人ともやるやん。気が向いたらウチの事務所にも寄ってや」
 詠子モードで覗きにきた真莉が嬉しそうに声をかける。

 楽しい宴になりそうだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

祝・刻矩
飛び入り参加でも構わんかのう?
いや、こういうお祭りごとには目がないんじゃよ
楽しめたら僥倖
楽しめないっちゅうことはない(断言

詠子さん、一緒に歌でもセッションしようかい?
セッションとは…歌を合わせて倍たのしーくなる方法じゃ
俺は「歌唱」もあるし、「楽器演奏」も持っとるし、楽器なんか借りて演奏するべかな

詠子さん、上手じゃな。さすがアイドルじゃあ
ダンスつき!よきよき!

んん、おっさんはアドリブが多くってうざい!とよう言われるんじゃよ
楽しみたら幸いじゃ

アドリブ歓迎



●妖狐
「飛び入り参加でも構わんかのう? いや、こういうお祭りごとには目がないんじゃよ」
 祝・刻矩(風の如く、舞う如く・f14803)が声をかけてきた。
「楽しめたら僥倖。楽しめないっちゅうことはない」
 根拠のない自信を振りかざす。いや、根拠はある。戦いを終えた猟兵達の安堵と安心の笑顔が村人達にも感染し、全ての準備が滞りなく進んでいる。祭りの前の雰囲気としては申し分ない。

●セッション
「詠子さん、一緒に歌でもセッションしようかい? セッションとは……歌を合わせて倍たのしーくなる方法じゃ」
「ホンマ? いや、大歓迎やで! ……正直言うとな、アコースティックなんかえらい久しぶりやから、正直不安でしゃあなかってん。仄々やれにが来てくれたんもだいぶ心強かったで」
 珍しく詠子モードで弱音を吐く真莉。
「俺は「歌唱」もあるし、「楽器演奏」も持っとるし、楽器なんか借りて演奏するべかな」
 山村としては意外なほど和楽器のストックにバリエーションがあった。突出した技能はないものの、多くの和楽器に精通して状況に応じて使い分ける刻矩に、仄々やれにも舌を巻いていた。

●リハ!
 4人はリハーサルを続ける。
「詠子さん、上手じゃな。さすがアイドルじゃあ。ダンスつき! よきよき!」
「そうか。あはは……あ、イタタ。脚つった」
「なんと! 大丈夫かのう?」
 心配して覗き込む3人に、笑顔を見せる。
「まぁ……まだ時間あるしなんとかするわ。まぁ、とりあえずそろそろ休憩入れよか」

●不安
「んん、おっさんはアドリブが多くってうざい! とよう言われるんじゃよ」
 ここまできて不安をのぞかせる刻矩。
「いや、ライブは生モンや。調子悪くてボーカル音源被せないかん時とかもあるけど、歌詞が飛んだり間違えたりすんのも……演者側が言うたらいかんけど……見る側からしたら醍醐味の1つや。演奏のアドリブ程度でごちゃごちゃ言う奴は素人や」
「なるほど、楽しみたら幸いじゃ」

成功 🔵​🔵​🔴​

フィロメーラ・アステール
「うぇーい! 盛り上がってるか!」
ん? まだ祭じゃない?!
そろそろ始まりそうな気配を感じてきたんだが……はやく始めようぜ!

【生まれかわりの光】を発動だ!
準備や練習で疲れてるんなら、コイツで【気合い】を入れてやるぞー!
後は歌って踊って騒ぐだけ、簡単な話だな!

……って、なんか儀式があるみたいだけど、こういうのは気持ちも大切だぜ!
うまくやることだけ考えて【祈り】が疎かになったらよくない!
みんなが盛り上がってる内にドーンとやるのがいいぞー!
不安なら、あたしの【破魔】の【全力魔法】も加えれば、儀式的になんかいい感じになるだろ!

さあ、改めて踊るぞー! あたしは踊るの専門だぞ!
みんな、歌や演奏は任せたぜ!



●ハイテンション
「うぇーい! 盛り上がってるか!」
 フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)が駆け込んできた。
「困るでリハ中にいきなり……あんたもセッション希望か?」
 やや先走るフィロメーラに、さすがの詠子も困惑する。
「あたしは踊るの専門だぞ!」
「このタイミングでバックダンサーかいな? えーっとサッと教えれるんは……」
「ん? そろそろ始まりそうな気配を感じてきたんだが……はやく始めようぜ!」
 ようやく落ち着いた詠子が笑みを返す。
「まぁ今日は祭りや、踊りは自由でええか。そろそろ出店が出始めてるはずや。ウチらも急いで仕上げんと」

●気合い
「ゲストの真莉詠子です! 今年の神楽祭はウチらも楽しませてもらいま〜す!」
 プロ根性で努めて笑顔を作る詠子。仄々、れにと刻矩の即席バンドも村人には朗らかに見えただろう。
 しかし、同じ猟兵として経験豊富なフィロメーラは、準備や練習の疲れを目ざとく察知していた。観客に混じる仲間のものも。
「『明日を導く新しい光になれ、ってなー!』【生まれかわりの光】を発動だ!」
 彼女が作り出した光を浴びると、準備や練習だけではない。戦闘の傷や疲れさえ、全てが身体を離れていく。
「感謝です。より良い演奏をしないといけませんね」
「まったく、「旅の導き手」には敵わないな」
「いや、さすがじゃ」

●宴の始まり
「後は歌って踊って騒ぐだけ、簡単な話だな!……って、なんか儀式があるみたいだけど、こういうのは気持ちも大切だぜ!」
「ああ、流石に今回ウチはオープニングアクト……」
「うまくやることだけ考えて【祈り】が疎かになったらよくない!」
 聞いていない。
「みんなが盛り上がってる内にドーンとやるのがいいぞー! 不安なら、あたしの【破魔】の【全力魔法】も加えれば……」
「いや、とりあえずそれはいい」
「そう? さあ、改めて踊るぞー! みんな、歌や演奏は任せたぜ!」
「あぁ、こっちはプロや。任せとかんかい」

 さあ、祭りを始めよう。

成功 🔵​🔵​🔴​

テラ・ウィンディア
どうやらお祭りが始まったようだな!
それならばおれもまた竜騎士として竜の舞を披露するとしようか

この世界の竜は蛇みたいな感じだけどおれの故郷の世界より何処かしら大きな感じがするな

属性攻撃で全身に炎を纏い

炎の竜の巫女を気取り空中戦で浮かび上がり…そのまま剣と槍を掴み演舞を始めるぞ

まるで周囲に取り囲まれる様な錯覚さえ感じさせるようなそんな演舞だ

心で周囲の敵を感じながらそれらを薙ぎ払う様子をその演舞で見せるとしよう

おれは竜騎士だからな
純然たる舞は得意じゃない
だけどそんなおれでも…魅せる事が出来る舞がある筈だ…と思ったらこうなった

後悔はない
とても楽しくそして燃え立つような高揚を感じる故にな



●竜の舞
「どうやらお祭りが始まったようだな!」
 舞台の組み立てや資材の運搬から解放されたテラは息巻く。それならばおれもまた竜騎士として竜の舞を披露するとしようか。
 この世界の竜は蛇みたいな感じだけど、おれの故郷の世界より何処かしら大きな感じがするな。そんなことを考えながら、防火のために広めに石を敷き詰めた舞台に登る。
 属性攻撃で全身に炎を纏い、炎の竜の巫女を気取り空中戦で浮かび上がると……そのまま剣と槍を掴み演舞を始める。
 その演舞は、まるで周囲に取り囲まれる様な錯覚さえ感じさせる。
 心で周囲の敵を感じながらそれらを薙ぎ払う様子をその演舞で見せる。

●本心
「おれは竜騎士だからな。純然たる舞は得意じゃない」
「まぁ誰かて得手不得手はあるわ。できることをやったらええねん」
「だけどそんなおれでも……魅せる事が出来る舞がある筈だ……と思ったらこうなった」
「ああ。正直、一応プロの目線で見たら技術的には荒削りっちゅう判断になるけど、ロックな魂は伝わってきたで」
「ろ、ロック? なんか違わないか?」
 何れにしても、テラに後悔はない。とても楽しく、燃え立つような高揚を感じるが故に。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミーヤ・ロロルド
楽しそうなお祭り、はっけーんにゃ!!
ミーヤも参加するにゃん♪

ミーヤは自分の足を使って、お祭りのチラシをいろんなところに配って、お祭りの宣伝をするにゃ。
お歌も得意だから、歌いながら配るにゃんよ。
そういえば、お祭り前に戦いがあったみたいにゃんね?
チラシ配りのついでに、怪我した人とか壊れたところとかあったら、シンフォニック・キュアでなおしてあげるにゃ!!

頑張った後は、ミーヤもお祭り楽しむにゃ!!
屋台とかもあるにゃ?
美味しい物とかもあるにゃんよね?
いっぱい食べて歌って楽しむにゃああああ!!

いっぱいいっぱい盛り上げるにゃんよ!!
素敵なお祭り、みんなの思い出に残ると嬉しいにゃ!!

※アドリブ・絡み大歓迎です



●狼、猫?
「楽しそうなお祭り、はっけーんにゃ!! ミーヤも参加するにゃん♪」
 ミーヤ・ロロルド(人狼のガジェッティア・f13185)は歌いながらチラシを配り、今回の祭について広めていた。
 その少女の頭に生えていたのは明らかに猫耳である。キマイラではない。れっきとした人狼だ。まぁ、ダークセイヴァーも広い。そんなことを気にしていては何も始まらない。似合っているから良いのだ。
 道中、シンフォニック・キュアで怪我人の治療などをしていくことで、宣伝効果は絶大なものとなった。もっとも、恒例の神楽祭である。チラシに特別書かれていたのはゲストで来るアラフォーアイドルのことだったりするのだが……

●屋台
 ミーヤは並び始めた屋台を物色し、定番すぎる焼きもろこしなどを食べ歩く。
 チーズハットグ? これは猟兵が持ち込んだのだろうかにゃ? ともかく動画自撮りを試みるしかないにゃ。
 伸びーる。ぷっつん。おっしーい! もうちょっとにゃ! でもこれもネタになるにゃ。あとでアップにゃ。
 そんなことをしていると、人だかりを見つけた。あれは何にゃ? 面白そうだにゃ。

●舞台
 それは詠子たちのステージだった。動員を集めたのが自分だとも気づかずにその人波をかき分けていく。
 村人と猟兵たちの即興バンドによるセッションに、アイドルとはいえキャリアのある詠子は歌を乗せていく。フィロメーラも何となく思ってたのと違うという思いを殺しバックダンサーをこなしている。
 ミーヤはユニゾンしながら、自然と舞台に上がっていた。
「ちょっちょ、また……しゃーないな」
 演出と勘違いして他の客が上がって来ないのを確認した詠子は、諦めてミーヤを隣に並べる。あえて自分がハモリに回ったり、目で合図してハモらせたりしてみる。
「すごいな、事務所は?……一回ウチに顔出さへんか。まぁ、それよりなんか1人で歌える曲ある?」
 小声で回答をもらうと、2人でバンドメンバーの顔色を伺う。いける!

 ミーヤにマイクを渡し、フィロメーラと並ぶ位置まで下がる詠子。いつもながらどっちも若くて……いや、今はステージに集中や。
 ミーヤの澄んだ癒しの歌声が祭りを包み込む。
 いっぱいいっぱい盛り上げるにゃんよ!! 素敵なお祭り、みんなの思い出に残ると嬉しいにゃ!!

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年03月18日


挿絵イラスト