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ジェイル・ツーリズム・ウィズ・ヴィラン

#ヒーローズアース #愚者の迷宮


●大西洋、ソリタリー刑務所
 バミューダトライアングルの中に浮かぶ絶海の孤島にして、ヴィラン達を封じ込める孤独の牢獄。
『魔法使いの時代』に造られた地下迷宮を元に建てられたこの刑務所では体力の弱い人間は衰弱し、ヒーローとヴィランはユーベルコードを使えない。

 ……はずだった。

「Aブロックから、ネイチャーマンが脱走、施設を破壊しています!」
「Bブロック! フリントロックが放火を開始、防火扉は破られ、区画閉鎖も不可能です」
 力を封じられたはずのヴィランによる能力犯罪。
 このままではソリタリー刑務所に閉じ込めたヴィラン達が脱走してしまうだろう。
「Dブロックは――ダーティーワークはどうなってる!?」
「それが……沈黙を守っています?」
「どういうことだ?」
 看守長は一人動かないヴィランに疑問を抱きつつも対処に追われるのであった。

●グリモアベース
「大西洋にソリタリー刑務所ってヴィランを捕らえる場所があるんだけど、そこのユーベルコードを封じる魔力が弱くなって、ライトニングに大変なことになってる! みんな、今すぐ刑務所へ急行してくれよ!」
 グリモア猟兵、雷陣・通(ライトニングキッド・f03680)は普段からそそっかしい口調をさらに慌てさせながら事件の概要を伝えた。
「ソリタリー刑務所はバミューダトライアングルの中にある孤島に建てられた刑務所なんだけど、実は『魔法使いの時代』に造られた愚者の迷宮と呼ばれる遺跡を近代的に改装したものなんだ」
 少年の言葉によれば、そこでは体力の弱い人間は衰弱し、ヒーローとヴィランはユーベルコードを使えない。
 けれど、その愚者の迷宮の魔力が今、弱っているため、ヴィランが暴れだしているらしい。
「みんなには刑務所に突入してヴィランを制圧後、迷宮の奥へ入って、原因を調べてほしいんだ……幸い現地でも協力者が居る、ヴィランだけど」
 ざわつくであろう猟兵を見ながらグリモア猟兵が言葉を続ける。
「その協力者の名前はダーティーワーク、殺し以外の汚れ仕事――特にヒーローと戦うのを専門としてる。何度も倒され捕まってるけど、何故かよく脱走する。今回も脱獄しようとしてたら、事件が発生して、なんというか……へそを曲げてるみたいなんだ。それで猟兵のみんなに対して協力してくれるみたい」
 少年が時計に手を触れればゲートが開く。
「ゲートは開いた、あとはみんなに任せるよ。でも、終わったら、事件の事話してくれると嬉しいな。それじゃ行ってきて」


みなさわ
 ヒーローもいればヴィランもいる。
 今回はヴィランと一緒に事件を解決していきましょう。
 ちなみにヴィランは2章から能力が使えなくなるので、基本道案内と舞台装置と考えて下さい。

●一章
 冒険、ヴィラン退治&ダーティーワークを探す(難易度は簡単)

●二章
 戦闘、よわよわ、たくさん。

●三章
 戦闘、つよつよ、ちょっと癖ある。

●ダーティーワーク
 今回の協力者にしてヒーローに立ち向かうことを目的としたヴィランです。
 毎回のように倒されますが、うまく逃げたり、色んなタイミングで脱走したりする、典型的なヴィランです。
 今回のシナリオにおいては数か月かけて練った脱獄計画をオブリビオンが水を差したのでへそを曲げて牢から出ませんでした。
 脱獄計画のために迷宮の構造を頭に入れているため、道案内をすることが可能ですが、2章以降は迷宮の魔力の影響でユーベルコードは使えず、実況と解説に終始するでしょう。

 では、ヴィランとの旅、お楽しみ下さい。
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第1章 冒険 『突撃!謎のアジト!』

POW   :    細心の注意を払いながらアジトを探索する

SPD   :    トラップや隠された仕掛けがないか調査する

WIZ   :    アジトの特徴から主の居場所や目的を予想する

👑11
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●エマージェンシー・オブ・ザ・ジェイルハウス
 喧噪の中、彼は懲役中にくすねた部品から作り上げたパソコンで状況を確認する。
「A、B、Cブロックとも、もう少しで看守が抑えきれないってところか? だとするとまずは鎮圧の後、こちらに向かう流れかな?」
「ダーティーワーク! 何をやっているんだ?」
 ヴィランの一人が牢の向こうから声をかければ、彼――ダーティーワークは首を動かし、視線を向ける。
「情報収集だボーイ。まあ、脱出する気はないがな」
「本気で言ってるのか?」
 ボーイと呼ばれたヴィランがまさかと声を上げる。
「本気だ。お前のようなヴィランが動くならまだしも、こいつはオブリビオンってやつだろ? 嫌いなんだあいつら」
「でもよ……せっかくのチャンスだぜ」
「……お前は好きにしろ、逃げるなり残るなり、ヴィランにもヴィランの矜持ってものがある。そうだろう?」
 ダーティーワークの言葉にヴィランは頭を垂れ、沈黙したのち。
「すまん!」
 詫びを一つ告げて、その場を駆けだした。
「さて、ここに来るのはヒーローかオブリビオンか、それとも……猟兵ってやつかな」
 曲者のヴィランはすえた臭いがするベッドに寝そべる。
 ――待ち人が来るまでの時間をつぶす為。
月待・楪
これがソリタリー刑務所か
…結局ヒーローに捕まったことねェから来ることなんざなかったし、見て回んのも面白そうだ

協力者がヴィラン?関係ないな
俺だってヴィラン名乗ってんだぞ、気にしねェ
逃げ出す奴らが使いそうなルートのナビ任せた

【ダッシュ】で移動
仮面着けて【挑発】し【存在感】を出せば寄って来るだろ
見つけ次第【ジャンプ】からの【踏みつけ】
【念動力】【彼岸花】で【マヒ攻撃】
どっかでロープを入手して【ロープワーク、罠使い】で捕らえる
襲って来んなら【見切り】から【カウンター】

つかテメェらヴィランとしてのプライドはねーのか、ぁあ゛?!
ヴィラン名乗んなら他の奴の力借りてんじゃねェ腑抜け共が!
(アレンジetc歓迎)


ファインライト・サークルヒル
みんなの想いを力に変えて!いま光と闇が混ざり合う!魔光少女ファインライトただいま参上!
まずはヴィランの方達の確保、それと協力者の方との合流ですね!まかせてください!
……私はヴィランじゃないですよ?ちょっとだけそんな感じに見えなくもないかもしれないですけど…
【第六感】でダーティーワークさんを捜索、暴動を起こしているヴィランの方々にはUC【ダークネスフレイム】を使います。
ただし当てません。牽制でとどめて隙を【見切り】捕縛します。
もし怪我人の方がいれば救助もしたいですね。


アポロダスト・ディラマティウス
【アドリブ歓迎】

オーノー!ヴィランたちを抑えるための施設でヴィランが暴れてるだなんてショックなニュースデース!!
街まで危険を広げるわけには行きまセーン!ここで止めさせてもらいマース!!
OK!ミュージック!スタートォ!!


【POW】

たとえ刑務所というヴィランだらけの中でもスポットライトの光はワタシを照らしマース!!
そして…問題のヴィランを探す方法は…そう!もちろんダンスなのデース!!

ダンスナンバー!【我常在舞踊(パッシブダンス)】カモーン!!

どんなにヴィランたちが来ようともこの燃えるダンス魂は止められまセーン!!

オーイエス!!



●ライアットコントロール・ウィズ・ダンス
 ソリタリー刑務所、運動場。
 四方を高い壁に囲まれ、太陽は天を昇り切った時にしか差さない薄暗い区画にヴィラン達が集まっていた。
 ある者は怪力を持って、壁の破壊を試み。
 ある者は自らの飛翔能力を持って壁を越え自由を得ようと試みた。
「ストップデース! ヴィラン達!」
 叫び声と共に壁を越え、ヘッドスピンで得た揚力で着地を決めたのはアポロダスト・ディラマティウス(踊り踊らば踊りまSHOW!・f17392)。
「オー、ヴィランたちを抑えるための施設でヴィランが暴れてるだなんてショックなニュース!」
 悪党達の視線がアポロに集中すればダンスの神は演壇の上に乗り、ステップを踏む。
「街まで危険を広げるわけには行きまセーン! ここで止めさせてもらいマース!!」
 直後、彼女を照らすスポットライト。
「Let's dance」
 アポロがヴィランを指させば、我常在舞踊――パッシブダンスの始まりだ。

『イカれたオブリビオンの計らいで
 監獄パーティの始まりさ♪』

 ミュージックと共に踊りだすアポロダスト、注目する複数の眼。

『プリズンダンサー飛び跳ねれば
 鉄格子だってステップ踏むぜ♪』

 ダンスに魅了される悪党達。だが彼らも馬鹿ではない。ここで一緒にミュージカルを踊る趣味は持っていない。

『さあ、レッツダンス!
 wow wow wow レッツダンス!
 wow wow wow イカした猟兵、お前と踊るぜ♪』

「そういうことです!」
 歌詞を繋ぐように声が響けば、刑務所の壁を飛び越え、一人の露出度の高い少女が飛び込んでくる。
「みんなの想いを力に変えて! いま光と闇が混ざり合う! 魔光少女ファインライトただいま参上!」
 名乗りを上げるのはファインライト・サークルヒル(魔光少女ファインライト・f19027)である。
 ヴィラン達がファインライトの姿に目を奪われた直後。
「闇の炎よ──奔れ!」
 彼女が放つダークネスフレイムの爆風に吹き飛ばされる。
 ちなみにファインライトは元光の魔法少女で悪の組織に闇の力と衣装を与えられたのだが、何故この衣装のままかは本人しか知らない。
 しかし、ダンスの最中に現れたあられもないヒーローの力は(スタイルと共に)抜群である。
 ユーベルコードをあくまで牽制にとどめ、相手の隙を見切れば即捕縛。
 それだけではない。混乱の中、怪我をしたものが居れば救護にあたり、決して傷つけるだけのヒーローではないのだ。
 ちなみにそこへ付け入る邪魔者はアポロがヘッドスピンで吹き飛ばす。
 神はダンスに限れば空気を読む。
「あとはダーティーワークさんを……」
 そこでファインライトは自らを注視する複数の眼に気づく。
「……私はヴィランじゃないですよ? ちょっとだけそんな感じに見えなくもないかもしれないですけど」
「ソーリー、非常に言い出しにくい事ですが……多分違いヴィラン達はコスチューム見てマース」
「えっ!?」
 神はそれ以外の空気は読まなかった。

 そんな中、隙を見て逃げ出そうと忍び足で歩く悪党共がある存在感に気づく。
「テメェらヴィランとしてのプライドはねーのか、ぁあ゛!?」
 跳躍するのは月待・楪(crazy trigger happy・f16731)。
 踏みつけるようにヴィランを押さえつければ、念動力とユーベルコード彼岸花の電撃により相手をマヒさせ、ロープで縛りあげる。
「うるせぇ! ヴィランが自分の目的のために動くのは当たり前じゃねえか!?」
「…………ッ」
 悪党の言葉に楪が唇を噛み、言いしえぬ感情に歯噛みする。

 ヒーローに憧れた男。
 ヒーローになれなかった男。
 故にヴィランへの道を選んだ男。
 
 Crazy trigger happyなんて名乗り、やさぐれた男の思考を頭痛が遮る。
「ヴィラン名乗んなら他の奴の力借りてんじゃねェ腑抜け共が!」
 ――Smash!!
 声を張り上げ、悪党の顎を蹴り上げる。
 心の中の澱んだ感情はとりあえず蓋をかぶせ、心の眼を逸らした。
「それにしてもソリタリー刑務所か……」
 誤魔化す様に楪が見上げるのは鋼鉄の壁、そしてヴィラン達のゴール地点。
「……結局ヒーローに捕まったことねェから来ることなんざなかったし、見て回んのも面白そうだ」
 気を紛らわせるために呟けば、他の二人に視線を向け。
「まだまだ、捕まえるぞ! 逃げ出す奴らが使いそうなルートのナビ、任せた!」
 悪党達を捕まえるため、刑務所内を走るのであった。
 

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

レジーナ・ドミナトリクス
こんな海の真ん中で、縦しんば外に出られたとしてどうやって逃げるつもりなのでしょうか?
いずれにせよ、行動を起こした時点でそれなりの罰は必要ですよね。

脱獄しようとしているヴィランに出会ったら、フォースセイバーで牽制しつつ【咎力封じ】で動きを封じて捕縛します。
こちらを攻撃してくる場合は、【見切って】躱すかフォース【オーラで防御】します。

ダーティーワークといいましたか、何かしらの矜持をもった悪党は嫌いではありません。
自分なりのルールを定めそれに則るというのは、或いは秩序的な精神の表れとも取れますから。
その矜持ゆえにイエスとは言わないでしょうが、艦員にスカウトしてみたいですね。


月影・このは
まさか、再起動したばかりでこんな事件が起きるとは…
えぇ、暴れるヴィランを放っておくわけにはいきません
鉄拳制裁、彼らを正面から鎮圧していきましょうか


対ヴィラン用量産型戦闘ロボ518号です
大人しく捕まるなら痛い思いはさせません
まぁ、このチャンスを捨てるヴィランはいないでしょうが…

降伏に応じないなら拳で
鋼鉄の拳で狙うは顎や腹部
小さな体を活かして潜り込み1、2パンチで戦闘不能を狙います


記憶(設定)より体が鈍いですね…?
ブランクでしょうか?



●エスケープ・フロム・プリズン
「こんな海の真ん中で、縦しんば外に出られたとして、どうやって逃げるつもりなのでしょうか?」
 レジーナ・ドミナトリクス(密獄の女王・f12121)が破壊されたAブロックの通路を歩きながら呟く。
 ここはソリタリー刑務所、バミューダ諸島に浮かぶ絶海の孤島。
 脱出するには海が邪魔をする。
「船でも作るんでしょうか? それにしてもまさか、再起動したばかりでこんな事件が起きるとは……」
 月影・このは(量産型戦闘機人518号・f19303)が傍らで答える。その視線は周囲を伺い、いつでもヴィランと戦える態勢でいる。
「えぇ、暴れるヴィランを放っておくわけにはいきません」
 周囲を警戒する二人。やがて通路の奥から響く物音に気付いた。

「ここは不浄なる鉄しかない。今こそネイチャーマンたる我は帰還し、世界に緑をもたらすのだ!」
 ネイチャーマンは自然を愛するが故、現代文明を憎みヴィランとなった。
 彼は自然の中に過ごし、生きていたがため、サバイバル技術に長けていた。
 故に破壊した施設の残骸を使ってボートを作ることなど容易い事であった。

「……」
「……」
「……」
 二人の猟兵と舟を作る野生人の眼が合った。
「おお、愚かなる機械文明の申し子達よ! 我が自由を得るのを邪魔するのか!?」
「対ヴィラン用量産型戦闘ロボ518号です。大人しく捕まるなら痛い思いはさせません」
 このはがその身を架空金属装甲ココロナイトに身を包む。
 脱出のための戦闘は不可避と判断したヴィランは島から掘り出した黒曜石のナイフを片手に跳躍する。
「まぁ、このチャンスを捨てるヴィランはいないでしょうが……」
 パンチで迎撃しようと拳を握るヤドリガミ。だが、それより速くネイチャーマンの刃が肩を切り裂く!
「――活性化が遅れてる? 記憶(設定)より反応が鈍いですね……?」
 このはが装備活性化の遅れによる能力反映の遅さにブランクを感じる。
「けど、いずれにせよ、行動を起こした時点でそれなりの罰は必要ですよね」
 フォローするようにレジーナがフォースセイバーを振るえば、その刃を避けるため、ヴィランが距離を取る。
 スペースノイドはそのタイミングを見逃さなかった。
「ぐぅ!」
 ユーベルコードが発動され、手枷と拘束ロープがヴィランの動きを封じれば、ネイチャーマンは怒りの咆哮を上げ、逆襲に転じる。
 だが、猟兵とヴィランの実力差は大きい。
 密獄の女王が軽やかなステップで歪んだ野生の攻撃を避ければ、待ち受けるはヤドリガミ。
 小柄な体がヴィランの懐にもぐりこめばボディへのワンツーが叩き込まれ、ネイチャーマンは昏倒した。

「ダーティーワークといいましたか」
 このはがヴィランを縛り上げている間、レジーナが脱出用のボートを破壊し、言葉を続ける。
「何かしらの矜持をもった悪党は嫌いではありません」
「ヴィランなのに……ですか?」
 ヤドリガミの問いにスペースノイドが頷きを返す。
「自分なりのルールを定めそれに則るというのは、或いは秩序的な精神の表れとも取れますから」
 レジーナが語るのは自らのルールが故に悪党となった者への理解。
「その矜持ゆえにイエスとは言わないでしょうが、艦員にスカウトしてみたいですね」
 歪んだ信条ゆえに狂気へ走ったヴィランを一瞥すれば、二人は区画の奥へと進んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

日月・獏ノ進
ヒーローとのケンカ、窃盗、詐欺、脱獄…殺し以外はやってても
殺しはしない、オブビリオンの尻馬に乗りたくないと。
まぁ、シンプルに面倒くさい人な気もしますが嫌いじゃないですよ。

さて、僕は【改造消火器】もありますし放火されたBブロックを消火と
逃げてる奴らを黙らせながら向かいますか。

逃げたフリントロック…銃使いですかね?
でも【見切り】からの【魁隠】での接近戦とか【遠隔の計】で奴さんの背後の物を操って不意打ちとかそういうのでさっさと無力化させますかね。

粗方カタが付いたらDブロックへ、
逃げている奴に会えばどこの房とか話してくれるでしょう。その辺は。
「ハロー、脱獄王。ご機嫌はいかがですか?」と手をひらひらと。


宮落・ライア
変わったヴィランだなー。
殺し以外の汚れ仕事専門ねぇ。
それにヒーローと戦うことが目的…。
変わってるなー。感じ戦闘狂というわけでもなさそうだし。

まぁいっか今は。
とりあえずテキトーに出会ったヴィランを格闘戦でのして行って
(ラプラスの魔眼で先読みして鼻歌交じりに身体能力に物を言わせて殴っていく)
意識留めたやつからDブロックの場所を聞き出して言ってダーティーワークのとこまで行くかー。
近くまで行けば【野生の感】でピコンといくでしょ。
(もう人が刷けたであろう場所に一人、人の気配がすれば)

おはつー。ヒーローやってる猟兵が来たぜ!



●プライド・オブ・ザ・ヴィラン
「変わったヴィランだなー」
 宮落・ライア(ノゾム者・f05053)が燃え盛るBブロックの通路を走り、呟く。
「ヒーローと戦うことが目的の殺し以外の汚れ仕事専門ねぇ」
 ヒーローになりたいと望む少女にとって、そのヴィランの矜持は不思議なものに思えた。
「変わってるなー。感じ戦闘狂というわけでもなさそうだし」
 それを知るために会ってみたい、そうも思い始めた。
「まぁ、シンプルに面倒くさい人な気もしますが僕は嫌いじゃないですよ」
 日月・獏ノ進(陽気な奇策士・f00422)が改造消火器が炎を消しながら、後に付き従う。
「ヒーローとのケンカ、窃盗、詐欺、脱獄……殺し以外はやってても殺しはしない、オブビリオンの尻馬に乗りたくないと」
 一段と燃え盛り、炎の壁となった区画へ獏ノ進が消火剤を噴霧すれば、そこに立つのは右手を火炎放射器へと変化させたミュータントだった。
「興味はありますが、まずは逃げている奴を黙らせましょう」

 フリントロックとは火打石という意味である。
 マスケットの部品にも使われている為、銃の種類としてもカテゴライズされるが、ここに居るのは炎を操るミュータントヴィラン。
「おっと、折角の花火。消しちゃ台無しだぜ」
 フリントロックの言葉を無視するように距離を詰める猟兵二人。
「話を聞けや! 俺はノリの悪いのは嫌いなんだ!」
 弾ける火花のように気の短いヴィランが炎で空間を薙ぎ、二人の接近を阻む。
「フリントロック……銃使いと思いきや、放火魔とは」
 獏ノ進が魁隠と銘打たれた小刀を片手にフリントロックが阻む熱を肌で感じる。
「でも、まぁいっか今は倒してしまおう」
 ライアが拳を握れば、二人は一気に間合いを詰め始めた。

「一直線じゃ、この火炎でローストだぜ!」
 ヴィランが炎を繰りだせば、キマイラの少女はフリントロックがどのように炎を操るかが分かっているかのようにステップを踏み、回避する。
 それは魔眼の継嗣。
 右目を全ての事象を観測するラプラスの魔眼に代替することで、炎の軌道を予測し掻い潜ったのだ。
「――!?」
「どこを見てるんです?」
 ドラゴニアンの声がすれば、ヴィランは何者かに押さえつけられたように両手足の動きを封じられ、右手の火炎放射器の炎も消える。
「て、てめえ! 念力か!?」
「念力じゃなくてオーラです、念力とは違うんです」
 ドラゴンオーラによる拘束、その名は遠隔の計。
 二人のユーベルコードがヴィランのユーベルコードを封じれば、ライアの拳がフリントロックへと叩き込まれた。

 ――Dブロック
 牢の中で一人情勢を見守っていたヴィランへ、来訪者の声が響いた。
「おはつー。ヒーローやってる猟兵が来たぜ!」
「ハロー、脱獄王。ご機嫌はいかがですか?」
「そうだな……悪くない」
 牢の主――ダーティワークはベッドの上で胡坐をかいて、二人へと告げた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

叢雲・源次
同【趣】

ヒーローズアース…なるほど、確かにUDCアースと似ているな
しかし観光で来たわけではない…任務を遂行するとしよう


二人とも、目的はダーティワークとやらだ
この施設は現在ヴィランが脱走していると聞く
ここは無駄な消耗を避ける事を提案する

インターセプター起動…策敵開始…動体検知…この忙しなく動いている反応はほぼヴィランか(失せ物探し・追跡)
明らかに動かない生体反応がある…目指すべきは、此処か
アナライザーにて暗視・視力にて遠見、人物判定も試みる


途中出くわすヴィランに対して
目的はダーティワーク…無駄な消耗は避けたいがヴィランという人種が穏やかとも限らん。当方に応戦の用意有り…立ちはだかる者は、斬る。


ナーシャ・シャワーズ
【趣】

ほお、ヴィランって奴にも美学ってのがあるようだ。
私も宇宙海賊なんてやってるしね。そういうのは嫌いじゃない。
道を外れたものだからこそ、譲れないものってのはあるもんさ。

源次、ミルラ。それじゃあ奴の所を目指すとしようか。
私のドゥイームでコンピューターからデータを引き出せりゃあいいんだが。
サクサク進んでいきたいしね。
まだロックがかかってる扉があるなら外しておこう。

混乱で暴れている奴らか……よし、前衛と援護はお前さんたちに任せた。
私はソウル・ガンで奴らの動きを穏便に止めさせてもらおう。
ヴィランとは言え殺す訳にはいかんのだろう?
ま、尻馬に乗ってるような奴らがこの一撃に耐えられはせんさ。


ミルラ・フラン
【趣】
仕事仲間と出撃だよ。

アタシは目眩ましと牽制を担当する。
源次が索敵した方向へ進んで、【存在感】と【誘惑】を使って敵を惹き付けAttraente Cremisiを放つ。
これは魅了の感情を与えた奴に薔薇の花弁を飛ばす技。
でも、日本刀だの大鎌だの持ってる女だから多少はその辺でダメージは減るだろ?
これで殺さない程度の威力にしつつ、薔薇の花弁を目眩ましにナーシャが敵を捕まえやすいようにするよ。

さて、ダーティーワークってやつはどこにいるのかね?
美女(自称)二人の慰問だよ!!

※掛け合いなどアドリブ歓迎



●ゴー・トゥ・ザ・ジェイルハウス
「ヒーローズアース……なるほど、確かにUDCアースと似ているな」
 叢雲・源次(炎獄機関・f14403)が塀の上に立ち、今にも逃げ出そうとしているヴィランを――世界を見下ろす。
「しかし観光で来たわけではない……任務を遂行するとしよう」
 フォーマルスーツの男の言葉に傍らに立つSilhouetteが同意のサインを示す。
「それにしても、ヴィランって奴にも美学ってのがあるようだ」
 傍らのシルエット――ナーシャ・シャワーズ(復活の宇宙海賊【スペースパイレーツ】・f00252)が呟くのはヴィランに対する認識の改め。
 宇宙海賊をやっている彼女にとって、ダーティワークというヴィランの姿勢は嫌いではない。
 むしろ道をを外れたものだからこそ、譲れないものってのはあると共感すらしていた。
「二人とも、目的はダーティワークとやらだ」
 目的を再確認するかのように源次が話を切り出す。
 もう一人の同行者、ミルラ・フラン(蘇芳色・f01082)が頷くのを見て、スーツの男は言葉を続けた。
「この施設は現在ヴィランが脱走していると聞く、ここは無駄な消耗を避ける事を提案する」
「戦闘になったら?」
「その時は前衛と援護はお前さんたちに任せる」
 ミルラの問いにナージャが口を挟める。
「じゃあ、アタシは目眩ましと牽制を担当する」
「では、俺は前に切り込むのと探索を行おう。ナージャ、サポートを頼む」
「OK。源次、ミルラ。それじゃあ奴の所を目指すとしようか」
 役割を任された宇宙海賊が促せば、三人は塀を駆け抜けて刑務所へと潜入を開始した。

「インターセプター起動……策敵開始……動体検知――この忙しなく動いている反応はほぼヴィランか」
 腕時計型の戦闘補助ツールから発信される情報を視野に入れつつ、源次が最適なルートを選ぶ。
「明らかに動かない生体反応がある……目指すべきは、此処か?」
「間違いないね。あたしのドゥイームでも確認した」
 近くの端末に煙管型万能ツール『ドゥイーム』を差し込んだナージャが情報の裏取りを済ませる。
「扉のロックも解除した、サクサク進んで行こう」
 ドゥイームを抜き取り、口に咥えれば女海賊が先を促す。
「そうしたいところだが……」
 スーツ姿のサイボーグの視線は逃走するために殺到したヴィラン達へ。
「お出ましのようね」
 ミルラが笑みを浮かべれば、悪党共が邪魔者を排除せんと襲い掛かった。

「目的はダーティワーク……無駄な消耗は避けたいがヴィランという人種が穏やかとも限らん」
 源次が対神打刀『灰ノ災厄』を抜き、構える。
「当方に応戦の用意有り……立ちはだかる者は、斬る」
 その言葉に偽りはなく、薄暗い通路に殺気が伝播すれば、悪党共が警戒し距離を保つ。そして視界に移るのはミルラの姿。
 その存在感に引き付けられていくヴィラン達の前に現れるのは巨大な薔薇の花。
 花散るように薔薇が弾ければ、花弁は武器となって飛翔し、悪党どもを切り裂いていく。
「あたしに惚れたら怪我するよ」
『Attraente Cremisi』が作り出した、薔薇に動きを封じ込まれ、花弁に視界を奪われたヴィランへ次に襲うのは魂の光。
 ナージャのソウルガンから放たれるソウル・コンフュージョン弾が心を射ち抜き、相手の思考を奪い取る。
「ヴィランとは言え殺す訳にはいかんのだろう?」
 女海賊が片目を瞑って、問いかければスーツのサイボーグはそうだなと頷き、剣の峰で悪党の意識を断って行った。

「さて、ダーティーワークってやつはどこにいるのかね? 美女(自称)二人の慰問だよ!!」
「そりゃ、ありがたいね。でも夜のダーティワークは後回しだ」
 新たに来る来訪者の姿に、牢の住人は肩をすくめ、ベッドから立ち上がった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

河津・跳太郎
SPD判定

内部を避け海側から上陸、天井や外壁をよじ登りながら
Dブロックへショートカットする
小柄で柔軟な体躯を生かし窓から内部へ侵入
ダーティワークを探す

・対ヴィラン
「ミフネの編み笠」で攻撃を受け止めたり投擲で機先を制しながら
「雷光丸」の刀身を伸ばしスタンモードで殴り倒す
壁や天井に跳んだり張り付いたりして敵が対処しにくい角度から攻撃する

・ダーティーワークと
あなたがダーティーワーク殿でありますか?
吾輩フロッギーヒーローの『ピョン太』であります
あと猟兵って言うのもやってるでありますよ!
よろしくお願いするであります

ダーティーワーク殿はヴィランなのでありますか
その、人に嫌われるのって怖くないで有りますか?


ミハエラ・ジェシンスカ


フォースレーダーで【情報収集】を行う
迷宮の構造、及びヴィランどもの動きを可能な限り把握したい
成る程な、迷宮の名を冠しているだけの事はある
例の協力者を確保しなければ進行もままならんか

まずは収集できた情報を頼りに協力者の確保を最優先
無論、道中で確保できそうなヴィランどもを見逃す真似はしない
フォースセイバーではなく【制圧用電撃杖】で殺さず無力化する
この状況で警告は必要あるまい

ダーティーワークだな?
この事態を収拾する。力を貸せ
ヒーローではなくて悪いがな

へそを曲げる、という行為は些か理解し難いが
それが矜持による行動なら信用はできるだろう
無論、信頼はすまいが……私とて他者をとやかく言える身分ではあるまい



●ネゴシエイティング・ア・ベターディール
 最後の来訪者は海から来た。
 河津・跳太郎(🐸負けるなピョン太ここにあり・f18965)は自らの能力を以って海を泳ぎ、壁をよじ登って通風口から飛び降りれば、そこには先客がいた。
「猟兵か?」
 通路を塞ぐほどの身長と骨がそのまま構造体となったウォーマシン。
 ミハエラ・ジェシンスカ(邪道の剣・f13828)が威圧するように鋭い視線で問いかければ。
「そ、そうであります!」
 若干背筋を伸ばして跳太郎が答える。
 ミハエラは通路の先へ視線を向け。
「ヴィランが数名、こっちに来る。手を貸せ」
 用件だけを呟けば、カエルのミュータントは被っていた編み笠を左手に構えた。
「ヴィラン――なら、断る道理はないであります」

 悪党どもが次々と通路に倒れていき、残ったのは空飛ぶバイオモンスター、スプラッシュ。
「悪いな、吹き飛んでもらうぜ!」
 狭い通路をまさに人間魚雷のように飛翔し突進すれば、ミハエラはフォースレーダーで軌道を分析し、回避行動へ移ろうとしたが――。
「狭い、か」
 自らの体躯が仇となり、逃げ道がない。
「任せるであります!」
 そこに飛び込んだのは跳太郎。
 ミフネの編み笠を盾のように構えれば、笠の丸みで相手の軌道を変えて受け流し、突進するヴィランを壁に叩きつける!
「おのれぇ……」
 壁を破壊し、頭を振りながら起き上がるスプラッシュに飛ぶのはピョン太が投げた編み笠。
 それが肥満したヴィランの腹に叩き込まれれば、即座にウォーマシンが制圧用電撃杖を連結し、一つの棒として振り回す。
 ――Smash!
 夜の翼を思わせる一撃がスプラッシュの頭へと振り抜かれると、ヴィランはその場に崩れ落ちた。
「怪我はないか、カエルヨージンボー」
「吾輩はピョン太と申します! 負傷もなく無事でございます!」
「これは失礼した、私はミハエラ。無事なら、探索を続けよう」
 跳太郎が名乗れば、ミハエラが詫びの言葉を口にし、そしてフォースレーダーを起動し改めて情報の収集に努める。
「成る程な、迷宮の名を冠しているだけの事はある。例の協力者を確保しなければ進行もままならんか」
 ソリタリー刑務所の中とその地下にある迷宮の構造を把握しつつ、ため息をつくウォーマシンをピョン太が見上げる。
「ミハエラ殿は迷宮の構造が分かるのでございますか?」
「ああ、そうだな――」
 問われたミハエラはやや少し考えた後。
「その質問にはパスワードとIDが必要だと答えておこう」
 世界に合わせたかのように軽口で返した。

 イオンの臭いが立ち込めれば、牢を隔てた壁が切り裂かれ、ウォーマシンとカエルの強化人間が入り込む。
 中には先に到着した猟兵も居たが、ミハエラは他の猟兵を無視するかのように牢の主へと歩みより。
「ダーティーワークだな? この事態を収拾する。力を貸せ。ヒーローではなくて悪いがな」
 用件を告げる。
「単刀直入だな、でっかいの。クイックロバーもそんな風に捕まえたのか?」
「……調査済みか」
「わかる範囲でね」
 牢の中に居たはずのダーティーワークが自分の情報を調べていたことに対して問い、答えを得れば、ミラーシェードの奥の赤い光がちらつき、緊迫した空気が流れる。
「あなたがダーティーワーク殿でありますか?」
 その二人の間を割り込むように天井から跳太郎が降りてきた。
「吾輩フロッギーヒーローの『ピョン太』であります、あと猟兵って言うのもやってるでありますよ! よろしくお願いするであります」
「カエルヨージンボーのピョン太だな、噂は知ってる。ティーンエイジにもならないでヒーローとは大変だな、ピザ食うか?」
「吾輩の事を知ってるのでありますか!?」
 自分の事を知るヴィランに驚きの声を上げる、跳太郎。
 ダーティーワークは演劇者のように歩きながら、答えを返す。
「そりゃそうさ、俺はヒーローを倒すために居るんだからな、敵を知って当たり前」
 その姿にミハエラは警戒を崩さない。
 矜持故、信用は出来るかもしれない。
 だが、信頼は出来ない……自らもそうであるから。

「ところで、ダーティーワーク殿……その、人に嫌われるのって怖くないで有りますか?」
 カエルの姿に変えられた少年がふと質問をする。
 問われたヴィランは肩をすくめれば、跳太郎の編み笠を直し。
「マスクを被れば、皆ヒーローなら。己に従えば、皆ヴィランだ。怖いものは何もないさ」
 答えると牢の外へと歩き出す。
「行こうぜ、猟兵。地下の迷宮とそのルートはもう頭の中に入ってる。案内くらいはしてやるぜ」
 そして振り向きざまにダーティーワークは猟兵へ協力を申し出た。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『ダーティーポリス』

POW   :    動くな、止まれ
【銃弾】が命中した対象を爆破し、更に互いを【手錠】で繋ぐ。
SPD   :    命をかけて全うする
【仲間と共鳴する咆哮により暴走状態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ   :    我々には覚悟があるのだ
【絶対的な忠誠心】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

●ヴィラン
 ソリタリー刑務所、地下。
 施設より下の階層はまだ未開発の為か、『魔法使いの時代』に造られた地下迷宮の面影を残していた。
 光る石に照らされた、石畳の通路。
 地階にも関わらず、換気される空気。
 その中をヴィランが一人、先導するように歩いていた。
「まあ、独り言だが聞いてくれ」
 沈黙で案内するのが苦手なのか、ダーティーワークが口を開く。
「お前達はヴィランをどう思う?」
 視線は前方へ、決して振り向かず問いかけるように話をつづけた。
「上でお前達は様々なヴィランを見てきたはずだ、色々な理由でヒーローになる者もいれば、色々な理由でヴィランになる者もいる」
 私利私欲で逃走を図ろうとした者、歪んだ信条で暴れる者、感情をコントロールできない人間。
「まあ、同情しろとは言わないさ、チャンスがあればヒーローになる奴だっているしな。俺はまあ……ヒーローってやつを倒したくてダーティーワークも引き受けて、今はこの様だがね」
 そして、彼の足が止まる。
「俺の独演会はいったん中止だ、ここから先に進むにはどうしても排除してもらわないとならない敵がいる、すまないが頼む」
 猟兵の後ろへと下がれば、目の前に居るのは犬が人型になったようなポリスの姿。
「動くな! 今すぐ武装を解き、投降しろ!」
 オブリビオン――ダーティーポリスは武器を構えて猟兵に投降を呼びかけた。

 ――残念だが、選択の余地はなさそうだ。
アポロダスト・ディラマティウス
【アドリブ歓迎】
ヴィランになった理由は色々あるそうですが、ワタシには関係ありまセーン。
どんな理由があろうとも、罪なき一般市民を傷つけていい理由にはならないのデスカラ。

まぁ、シリアスな雰囲気はこの辺にしておきマース!!
オー!可愛らしいワンちゃんデース!
こんな場合じゃなければご飯をあげて一緒にダンスをしたいところデース!
しかし、そんな暇はないのでダンスだけでも踊っていきまショー!!
ミュージックスタート!!

【SPD】

ハッハー!!相手が無差別に攻撃してくるならこちらも無差別にダンスしマース!!

ダンスナンバー『回転蹴舞踊』カモーン!!
早く動く相手に攻撃してくることを利用してカウンターを決めてやりマース!



●ザ・リィーズン
「ヴィランになった理由は色々あるそうですが、ワタシには関係ありまセーン」
 アポロダスト・ディラマティウスは否定を明言する。
「どんな理由があろうとも、罪なき一般市民を傷つけていい理由にはならないのデスカラ」
 環境や動機、信念が無辜の人々を傷つけることを肯定しうるものではないと知っているから。
「ごもっともで」
 肩をすくめ、同意の意志を示すヴィラン。
「それを守っていれば、世界は平和になったままだったのかな?」
 そして問いかけるが。
「まぁ、シリアスな雰囲気はこの辺にしておきマース!!」
 だが、ダンスの神は自由であった。

「オー! 可愛らしいワンちゃんデース!」
 モンローウォークで近づくアポロに対してダーティーポリスは警戒を緩めず、拳銃を向ける。
「こんな場合じゃなければご飯をあげて一緒にダンスをしたいところデース!」
 一体のオブリビオンに近づけば、その鼻先を突き。
「しかし、そんな暇はないのでダンスだけでも踊っていきまショー!!」
 流れるようにしゃがんでいき、コサック!
 鋭く伸ばされた足がポリスの膝を蹴りぬいた。
「――Music start!」
 オブリビオンが咆哮をBGMに神のダンスが始まった。

「Wugaaaaaaa!」
「ハッハー!! 動くモノしか目に入ってないないようデース!」
 暴走し、自らの姿のように獣の如く襲い掛かるポリス達を軽やかなステップからバレエスピンで跳躍し、爪を! 牙を! 逃れるアポロ。
「ならば!」
 音もなく着地し、顔を上げれば、笑みを浮かべ。
「こちらも無差別にダンスしマース!!」
 次のナンバーへ持っていく。
 それはブロンクスで銃撃戦の代わりに用いられたスタイル。
 それは世界で一番ダンス人口の多いジャンル。
 その名は――breakin'
 ブレイクダンス!
 背中や肩で風車のように回転すれば、オブリビオンは本能の如く飛び掛かる。
「ダンスナンバー125!『回転蹴舞踊』カモーン!!」
 神の風車は速度を増し、安定感あるアフロからの高速ヘッドスピンへ移行。
 繰り出される超高速連続キックがカウンターとなって次々とポリスをなぎ倒す!
「ダンスはヒートに! 頭はクールに! そんなお行儀の悪いワンちゃんはノックダウン当たり前デース!」
 倒れ伏すダーティーポリスの中心で虚空を指さしながらアポロがクールに決める。
 ……頭から煙を出しながら。

成功 🔵​🔵​🔴​

叢雲・源次
【趣】

ダーティワークの言葉を静かに聞いていた。
どの世界も様々な事情を背負う者達がいる…俺はこの世界に初めて来たが…そうだな、此処も例外ではないようだ
なるようにしてヴィランになった者…ヴィランならざるを得なかった者…どちらにも『矜持』を感じる
なるほど、ダーティワーク。悪徳は時として美徳になるか

「是非もあるまい…その頼み、承った。」

敵はオブリビオン…遠慮はしない
敵陣へ飛び込み、殺気・残像・見切りで集団をかき回し陽動をかける
ダッシュで敵を引き連れつつ、範囲攻撃の射程内へ誘導
即座撃ち漏らした敵を電磁抜刀で斬り伏せる
「我々猟兵にも矜持がある。オブリビオン共…此処が貴様らの地獄と知れ。」

※アドリブ歓迎


ミルラ・フラン
【趣】
引き続き三人で。

あたし自身、ヴィランに分類しかねないことやってるし、なぁ。
己の信念に、ってとこはすごく尊敬するよ。
金次第でたまに信条曲げちまうんでね、あたしは。

犬のおまわりさんか!
あたしは、源次やナーシャが各個撃破しやすいよう
ストーム・オブ・スカーレットで範囲攻撃。
不意打ちを狙い、【2回攻撃】と【暗殺】を乗せる!

こっちに向かってくる攻撃はオーラ防御やConvinzioneの柄でいなしつつ、数が多いならストーム・オブ・スカーレットでまた攻撃。
あんたらも統制がとれてるが、こっちも負けてないよ!

※掛け合いなどアドリブ歓迎


ナーシャ・シャワーズ
【趣】
ダーティを名乗るとはお犬のポリスにしちゃあ珍しい。
しかしまあ、私らも先に進まにゃあならんのでね!
脱走に困ってワンワン泣かせてやろう!

さて、と。
フォーメーションはさっきの通りに行くか。
どうやらミルラは隠し玉をお持ちのようだ。
それじゃあ私は、こいつでお前さん方がやりやすいように
奴らを動かしてやろう。
源次、巻き込まれないように気をつけなよ!

さあて、見えたぞ、お前たちの魂の在処が!
牧羊犬のように、奴らの行く先を示してやれ、ソウル弾!
今回の羊はお前たちだぜ、ワンちゃんたち。
理性をなくすってのは戦場で一番やっちゃあいけない事だ。
その光に誘われた先は、地獄の入口へようこそ、って奴だ。



●ザ・ビリーフ
 ミルラ・フランが一歩、前に出る。
「あたし自身、ヴィランに分類しかねないことやってるし、なぁ」
 右手に持ったArtiglioを弄びながら、ヴィランへと視線を向ければ。
「己の信念に、ってとこはすごく尊敬するよ。金次第でたまに信条曲げちまうんでね、あたしは」
「そりゃ、どうも」
 ダーティーワークは彼女の言葉に、只、礼をもって答える。
 彼女の傍らで叢雲・源次は一人、ヴィランの言葉を静かに聞いていた。
 自分のように、どの世界も様々な事情を背負う者達がいる。
 なるようにしてヴィランになった者……ヴィランならざるを得なかった者……どちらにも『矜持』を感じた。
 故に悪徳は時として美徳になる。
「是非もあるまい……その頼み、承った」
 そう感じたが故か、それとも猟兵としての仕事ゆえか、源次は承諾と共に打刀の鯉口を切った。

「ダーティを名乗るとはお犬のポリスにしちゃあ珍しい」
「個人的には名前が被るんで嫌なんだがな」
 煙管を咥えたナーシャ・シャワーズが軽口にヴィランが答えれば、女海賊が快活に笑った。
「違いない! それじゃあ仕事をしようか? 私らも先に進まにゃあならんのでね!」
 呼応するようにスーツの剣豪が前衛を張り、ダンピールの女が犬のおまわりさんかと小馬鹿にしつつユーベルコードを紡ぎだす。
「どうやらミルラは隠し玉をお持ちのようだ。源次、巻き込まれないように気をつけなよ!」
 宇宙海賊の経験から戦闘全体の掌握に優れたナージャが二人に声をかけ、自らも役割を果たすべく、左腕のソウルガンを構える。
 深緋の薔薇が舞った!
 ユーベルコードが作り出した緋色の嵐は刃となった花弁を風に乗せ、ポリス達を切り裂く。
 直後に飛び込んだスーツのサイボーグが、戦場をかき乱すように殺気を込めた残像と共に舞い、オブリビオンを困惑させる。
 そこから大地を蹴り、一直線に走ればポリス達もそれを追うように走り出し、隙が生じる。

「さあて、見えたぞ、お前たちの魂の在処が!」
 それを見逃さない女が居た、ここにだ!
「牧羊犬のように、奴らの行く先を示してやれ、ソウル弾!」
 魂の位置を探っていた女海賊の双眸が開かれれば。魂を射ち抜くため、ソウルガンが閃光を放つ。
 その光条は複数の蛇の様に飛び交い、薔薇の花弁を縫うように飛ぶ。
 そう、それは星の光に紛れる魂の光。
 花の嵐を生き残ったポリスを心の銃弾が次々と貫いていく。

「理性をなくすってのは戦場で一番やっちゃあいけない事だ」
 ドッグハントを果たしたナージャの言葉を実現するかのように踏み込む源次。
 生き残ったオブリビオンの眼前に迫り、三十式刀身加速装置が電荷を帯びれば、磁性が反発力を生み、作られた力は抜刀への加速に注ぎ込まれる。
 ――電磁抜刀。
 磁性を帯びて加速された抜刀術が最先端科学の抜刀術が犬を斬る。
「その光に誘われた先は、地獄の入口へようこそ、って奴だ」
 倒れ伏すポリスを見下ろしながら女海賊が呟けば、残ったオブリビオンが牙を向く。

「我々猟兵にも矜持がある。オブリビオン共……此処が貴様らの地獄と知れ」
 死の宣告と共にスーツのサイボーグが抜刀した刀を構えた。
 地獄へ向かっての戦いはこれから始まる。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月影・このは
ボクは戦闘ロボですので
難しいことは苦手です

ただ
悪に走らねば生きれなかったそういう人の存在も認めます

自身の行いを認め、後悔、反省するならボクは何も言いません
しかし私利私欲で人を傷つけるならボクは拳を振るう。それだけです



さて、オブリビオン。世界を壊すもの。
人々の営みを壊す存在であるならボクの敵です
この拳で打ち倒します

オーラエンジン戦闘出力。
突撃して前線で大暴れ、敵の気をこちらに引きましょうか
銃弾はバトルホイールで弾かせて頂きましょう

手錠で繋がれたなら
逆に鉄拳を。またはそのまま振り回して周りのオブリビオンへの武器に

それに腕を分離させて手錠を外すことも簡単ですし


河津・跳太郎
※共闘希望

SPD判定

・行動
ジャンプからのクライミングで壁に張り付いたり
舌を伸ばして配管に絡め空中で軌道を変えてスイングしたり
空中戦でダーティポリスたちの注意を上に向けさせ味方の為の隙を作る

・UC
敵がUCで暴走状態になったらこちらもUCを解禁
空中を踏みしめ軌道を読ませないトリッキーな動きで翻弄する

・セリフ
わ、吾輩攻撃は苦手であります
跳び回って注意を引き付けるでありますから
その隙に倒してほしいであります

・ヴィラン
吾輩、人に好かれたくてヒーローを始めたであります
余り立派な動機ではないでありますよ……

だからヴィランも人それぞれだと思うであります
実際に話してみて自分で判断するしかないと思うでありますよ


ファインライト・サークルヒル
ヴィランの方達についてですか…そうですね…
確かに法を犯し、私利私欲のために力を振るうのは許せません。
そういった方たちから力のない人々を守るために私はヒーローを志しました。
でも、決して、彼らも心の底から悪というわけではないと──そう思いたいです。
過ちを犯したならそれを認め更生する。正しい道に向かって歩いてほしいです。
私が捕まえた方たちもそうなってくれればいいなって思ってます。
……傲慢な考え方ですかね?
さて、お話はここまでですね。危険なので下がっていてください。

【オーラ防御】で魔力障壁を展開、銃弾を防御します。
【高速詠唱】でUC【ライトニングレイン】使用。纏めて一掃します!



●プライド・オブ・イーチ
「ボクは戦闘ロボですので難しいことは苦手です」
 月影・このは――いや、対ヴィラン用量産型戦闘ロボ518号は自らを機械と信ずるが故か単純であろうとした。
「ただ、悪に走らねば生きれなかった。そういう人の存在も認めます」
 しかし、問題を認識することは忘れない。
「自身の行いを認め、後悔、反省するならボクは何も言いません」
 既に答えを見出しており。
「しかし私利私欲で人を傷つけるならボクは拳を振るう。それだけです」
 それを行おうとしていた。

「確かに法を犯し、私利私欲のために力を振るうのは許せません」
 ファインライト・サークルヒルはヒーローだ。
「そういった方たちから力のない人々を守るために私はヒーローを志しました」
 信条ゆえに道を志し。
「でも、決して、彼らも心の底から悪というわけではないと──そう思いたいです」
 そして願う。
「過ちを犯したならそれを認め更生する。正しい道に向かって歩いてほしいです。私が捕まえた方たちもそうなってくれればいいなって思ってます……傲慢な考え方ですかね?」
 ヴィランへと問いかければ、彼は首を振り。
「それで良いと思うぜ」
 笑った。
「さて、お話はここまでですね。危険なので下がっていてください」
 ダーティーワークは従うがままに戦場から離れ始めた。

「吾輩、人に好かれたくてヒーローを始めたであります。余り立派な動機ではないでありますよ……」
 ヴィランとのすれ違いざま、河津・跳太郎が呟くように吐露する。
 それは他のヒーローと違うオリジン故の羨望。
「だからヴィランも人それぞれだと思うであります」
 けれど、それを呑み込みつつもあった。
「実際に話してみて自分で判断するしかないと思うでありますよ」
 だからこそピョン太は一歩前に踏み出し、オブリビオンへと向かっていった。

 ポリスが拳銃の引鉄を引けば、まずファインライトの魔力障壁が展開される。
「わ、吾輩、攻撃は苦手であります」
 カエルのミュータントが飛び上がれば、壁に張り付き舌を伸ばす。
「跳び回って注意を引き付けるでありますから、その隙に倒してほしいであります」
 長い舌を配管に絡めれば、振り子のようにスイング、空を蹴りオブリビオンを幻惑する。
 ポリスの視線が上に行けば、518号と光と闇の魔法少女がタイミングを合わせて動き始めた。
「さてオブリビオン、世界を壊すもの。人々の営みを壊す存在であるならボクの敵です」
 このはが右手を握り、ポリスへ迫れば。
「この拳で打ち倒します」
 文字通り拳が叩き込まれ犬が倒れる。
 オーラエンジンを戦闘出力まで上げたと心に決めれば、文字通りの格闘でオブリビオンを圧倒し、引き付ける。
 銃弾を動輪で受け流し、手錠で繋がれば、好機とばかりに接近戦へと持ち込む。
 その間にファインライトの高速詠唱で加速された力はユーベルコードとなって形作られ――。
「今です!」
 彼女の声に従い、ピョン太は天井の配管へ張り付き。
 518号は腕を分離し、手錠の戒めから逃れる。
 ――Lightning-rain.
 光の槍を雨とするユーベルコードが降り注げば、ダーティーポリスは次々と光に貫かれ、そして倒れいく。

「見事なコンビネーションだな。ところでよ……」
 遠くで戦いを見守っていたダーティーワークが問いかけるように口を開く。
「動機はどうあれ、行動が伴って誰かを助けているなら、それはヒーローじゃないのか?」
 それは誰に向かっての言葉だろう、分からない。
 そして、それを問う時間もなかった。
 まだ敵は残っているのだから。
 

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ミハエラ・ジェシンスカ

悪とされていた者がふとした切っ掛けで善を成す事もある
善とされていた者が些細な理由から悪と断じられる事もある
結局のところ善悪とは当人が何に殉じ、それを周囲がどう評価するかに過ぎんのだろう
その程度の事すらわからないからこんな邪剣が出来上がる
……ふん。お喋りが過ぎたな
誰かさんの長口上に吊られたらしい

この数から繋がれるのは厄介だな
こう狭くては【念動加速】で無理やり振り払う事もできん
故に銃弾は着実に【見切り】【乱戦戦術】で【敵を盾にする】
繋がった敵同士を【念動力】でぶつけ合わせるのもいいか
その隙を突いて突撃、フォースセイバーで残る敵を斬り伏せる



●フォールンセイヴァー
「悪とされていた者がふとした切っ掛けで善を成す事もある」
 ミハエラ・ジェシンスカが右手にフォールンセイバーを握る。
「善とされていた者が些細な理由から悪と断じられる事もある」
 左手に持った理力剣は赤黒い刃を形成する。
「結局のところ善悪とは当人が何に殉じ、それを周囲がどう評価するかに過ぎんのだろう」
 禍々しい理力波の双剣を構えれば、一歩、また一歩とダーティーポリスへと近づいていく。
「その程度の事すらわからないからこんな邪剣が出来上がる」
 ふと、人の顔を模したウォーマシンの口角が上がった気がした。
「……ふん。お喋りが過ぎたな、誰かさんの長口上に吊られたらしい」
 自嘲とも思える呟きを口にすれば、オブリビオンは一斉に拳銃の引鉄を引いた。

 一分は続いただろうか?
 長く感じられた銃声が止み、ポリス達が見たのは手錠につながれたウォーマシン……ではなかった。
「そちらが数を頼みにするのなら」
 ミハエラの左手には盾にされたダーティーポリスの一体。
「こちらはそれを利用するまでだ。悪く思うな」
 その骸を念動力で突き放せば、盾にしたオブリビオンへと繋がった手錠が逃げ場を無くし、集団の大勢を崩していく。
 戦場が狭い故に活かされる乱戦戦術。
 念動力がポリスを捕えれば、それは盾にも武器にも変わり、そして集団へと切り込む隙を生み出す。
 勿論、それを見逃す理由は無い。
 ミラーシェードの奥で赤い双眸が滲むように光れば、ミハエラの身体が鮮血の如き赤を帯び、そして――音を超えた。
 閃光、轟音、衝撃。
 光が動き、ソニックブームが通路を支配した先には二本の隠し腕を展開したウォーマシンの姿。
 フォースセイバーの刃が消え、隠し腕が収納された時、立っているオブリビオンはもう居なかった。

「まるでヴィランのような口ぶりだな?」
 ダーティーワークが問いかける。
「貴様にはどう見える?」
 視線をヴィランへ向け、ミハエラが問い返せば。
「Man with a mission――アンタは使命を持っている」
「先を急ぐぞ、ダーティーワーク」
 邪剣のフォースナイトは視線を前に向ければ、先へと歩いて行った。

成功 🔵​🔵​🔴​

日月・獏ノ進
ま、ヴィランに同情なんかしないですよ。
無論ヒーローにもですが。
人の選択に同情なんかしたら
テメェのいつかの選択が誰かに
同情されるじゃないですか。

僕は生きるのと図に乗る奴の足掬うのが好きで
お宅と似たような事を前にやってたんですから。
って訳で変に感傷的にならずに堂々としてくれないと困りますよ、
ヴィランのダーティワーク。

さて、銃弾に当たらなければいいのなら【遠隔の計】で弾けるか
やってみますかね。
その上で拳銃より連射力のある【日月専用突撃銃】で
撃ちまくって相手が撃つのを邪魔してみますか。
一応【見切り】や【残像】を駆使して距離を詰めて
【零距離射撃】や【魁隠】での斬撃【二回攻撃】とかで
斬りまくってみますか。


レジーナ・ドミナトリクス
この世界には何度か来ていますが、この犬頭とは妙に縁がありますね。
いい加減に見飽きましたし、さっさとご退場願いましょう。
しかし、禍乱に与する正義の味方……今のあなたとは真逆ですね、ダーティーワークさん?

敵の銃撃は銃口の向きから照準を【見切って】躱すか、銃自体を【低頭剄首】で斬り【落とし】て対処します。
そのまま素早く間合いを詰め、敵本体も斬り伏せましょう。

ところで先程のお話、今はこの様というあたりが同情して欲しそうな言い回しに聞こえますよ?
まあ、私は道を踏み外したものの運良くそのまま正義に居座っている身ですから、されても嬉しくないでしょうけど。
それはさておき、なぜヒーローを倒したいと思ったのです?


宮落・ライア
お?わんわん?
わんわんわんわんわんわんわわわん!!
がおー!

とりあえず数がいる内は【怪力・なぎ払い・衝撃波】で纏めて
叩き飛ばしていくかな。その間は突っ込んでれば誤射するかもしれないから撃って来ないだろうし。

で、数が減って『動くな止まれ』してきたら
避けずに【激痛耐性・覚悟】でそのまま喰らう。
だって近距離はこっちの間合いじゃん。
手錠とかただ単にそっちが逃げられなくなっただけだし。
で、【怪力・気合い・グラップル・カウンター・捨て身の一撃・
力業『唯潰』】で頭掴んで地面に叩きつける。


ふーん、ヒーローを倒したくて。
戦ってみる?全力で手加減するけど。



●ノー・センチメンタル、ノー・ヒーロー
「お? わんわん?」
 宮落・ライアがダーティーポリスの姿形を見て、問いかけるように口を開く。
「わんわんわんわんわんわんわわわん!!」
 そして片手を犬の前脚のように動かした後。
「がおー!」
 口調とは裏腹に荒々しい獣の如くオブリビオンへと飛び掛かった!

「ま、ヴィランに同情なんかしないですよ。無論ヒーローにもですが」
 日月・獏ノ進がユーベルコード遠隔の計を用いて、ポリスが構える拳銃を抑え込む。
「人の選択に同情なんかしたらテメェのいつかの選択が、誰かに同情されるじゃないですか」
 すぐさま専用突撃銃を構えれば、引鉄を絞り解放された銃弾が螺旋を描いて、空を切り裂き、オブリビオンを貫く。

「しかし、禍乱に与する正義の味方……今のあなたとは真逆ですね、ダーティーワークさん?」
 獏ノ進の突撃銃が熱を持った空薬莢を地面に落とす中、レジーナ・ドミナトリクスが軽量合金製のピンヒールの踵を鳴らせば、戒めから逃れたポリス達が銃を向ける。
「この世界には何度か来ていますが、この犬頭とは妙に縁がありますね」
 右手が動き、蒼い光が視野に残像を残す。
「いい加減に見飽きましたし、さっさとご退場願いましょう」
 金属が落ちる音が鳴れば、銃身を失った拳銃を持ったオブリビオンが銃把を持つ手を凝視した。
 すかさずレジーナがそのまま間合いを詰めれば、理力剣が一閃。
 後には斬り伏せられたポリスが一体。

「僕は生きるのと図に乗る奴の足掬うのが好きで、お宅と似たような事を前にやってたんですから」
 残像を残しつつ、剣が届く距離まで踏み込めば獏ノ進の突撃銃がポリスの懐で火を吹き、振り向きざまに抜いた小刀が背後から襲い来るオブリオンの額に突き刺さる。
「って訳で変に感傷的にならずに堂々としてくれないと困りますよ、ヴィランのダーティワーク」
「別に感傷的になっちゃいないさ」
 話を振られたヴィランは笑い。
「猟兵って奴からみたヴィランの感想が聞きたかったのさ」

 並みいるポリス達をライアは骨肉の剣で薙ぎ払い、地面に叩きつけた衝撃波で吹き飛ばす。
 突撃銃の支援やフォースセイバーでのフォローなどがある中、それで拳銃を当ててくるオブリビオンは居る。
 しかし、そんなポリスの頭を掴めば。
 キマイラのヒーローはオブリビオンの顔面を力業で叩き潰す。
「ふーん、ヒーローを倒したくて?」
 倒れ伏したポリスに目もくれずライアがヴィランを見る。
「戦ってみる? 全力で手加減するけど」
「迷宮の効果でこっちはユーベルコードも使えないぜ。それに……」
 ダーティーワークは肩を竦めて。
「戦うっていうのは殴りっこだけじゃないのさ。違うアースのヒーローさん」
 手加減を宣言するヒーローへそれに見合ったであろう答えを返した。

「ところで先程のお話、今はこの様というあたりが同情して欲しそうな言い回しに聞こえますよ?」
 張り詰めた空気を変えようとレジーナが口を開く。
「まあ、私は道を踏み外したものの運良くそのまま正義に居座っている身ですから、されても嬉しくないでしょうけど」
「どうもセンチメンタルに聞こえたみたいだな」
 ヴィランが苦笑する。
「それはさておき、なぜヒーローを倒したいと思ったのです?」
「そうだなあ……まあ、つまんねえ理由さ」
 ダーティーワークが自嘲する。
「強い奴がいる。腕っぷしじゃない、頭じゃない、スピリッツにおいて。普通ならそこで尊敬するか卑屈になるかだが……」
 ヴィランは笑う。
「俺は倒したいと思った。あらゆる手を以って、泥臭いと言われても汚れ仕事に手を染めても、それでも倒したいと思った。そんな理由さ」
 ダーティーワークが先を進むように歩き出す。
「俺の話はこれで終わりだ、後は俺とヒーローの戦いを邪魔するオブリビオンって奴をとっとと倒してくれ」
「ええ、勿論」
 レジーナはただ一言だけ答えれば、彼の後ろを歩き始めた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『伝説のエージェント『ダブル・オー』』

POW   :    ダブル・オーは二度死ぬ
自身が戦闘で瀕死になると【変装を解いた本人】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD   :    『Q』特製秘密兵器
いま戦っている対象に有効な【偽装された秘密兵器】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    落としのライセンス
技能名「【誘惑】【変装】【操縦】【破壊工作】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
👑11
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●ライヴ・アンド・レット・ダイ
「もう少しで、迷宮の最下層。封印の魔力炉だ」
 案内するヴィランの呼吸が荒くなる。
「俺の計画では、ここで爆弾仕掛けてパワーを取り戻して脱出する算段だったが、先を越されちまった」
 ダーティーワークが進む先から光が差し込む。
「役には立たねえが、そいつの顔は見てみないと気が済まねえ、悪いが付き合って――」
 直後、甲高い金属音が響く。
「伏せろ!」
 ヴィランが叫んだ直後、彼の周辺は爆炎に包まれた。
「ダーティーワーク!」
 猟兵の誰かが叫んだ。
「……生きてる、もうちょっとでレアステーキになるところだった」
 物陰から知った声がした。
「ふむ、このトラップで済むほど仕事は楽にすまない……そういうことだね」
 光差す通路の奥より声がした。
 通路の先にあるのは巨大な石柱を中心とした円形の広間。
 石柱は緑の光を放っているが、取り付けられた装置の影響か光は弱まっている。
「ようこそ、猟兵諸君。邪魔が入って仕事の難易度が上がってしまったのは残念だが、これもミッションの内」
 石柱の傍らに立つのは白いスーツの男。
 もし、この世界に詳しいものが居るなら、かつて『ダブル・オー』と呼ばれた工作員が居たことを思い出すかもしれない。
 だが彼は死に、ここに居るのはスパイとして記録に残らなかったはずの過去という名の残滓――オブリビオン
「悪いが排除させてもらうよ、ハードな仕事は得意なものでね」
 ダブル・オーが愛用の小型拳銃を構えれば、自らの仕事の為、猟兵に銃を向ける。

 猟兵、ヴィラン、オブリビオン。
 それぞれが何かを信じ、矜持とし、そして戦う。
 これはそういう戦いなのだろう。
 ――火蓋はまさに切って落とされようとしていた。
月影・このは
それはこちらのセリフですね
オブリビオン、一切悪いと思わず排除させて頂きましょう(ファインティングポ―ズ)

やることは変わりません
手足を用いての格闘戦ただそれのみです

弾けるならホイールで弾いて
難しそうなら回避を


正面からの正拳突き、後ろに躱したならブーストナックルの一撃を!
残念ですがこの拳…思ったより届きます!


アポロダスト・ディラマティウス
【アドリブ歓迎】

(ヒーローズアース出身だけど微妙にしか聞き覚えがない)
(なぜならアポロの頭の中にはダンスのことしかないからである)


【WIZ】

ハッハー!なにがなんだかさっぱりデスが…
とりあえずユーを倒せばいいってことはわかりマース!
というわけでさっさと倒させてもらいマース!!
ちょっぴりハードなミュージックでスタートデース!!

ダンスナンバー『無重力舞踊(ゼログラビティダンス)』カモーン!!

ハッハー!無重力空間なら銃弾も怖くありまセーン!!
ワタシを落としたくば後100年はダンスしとけデース!!



●スカイフォール
「それはこちらのセリフですね」
 月影・このはがファイティングポーズをとり、軽くステップを踏めばフットワークを効かせて間合いを詰める。。
「オブリビオン、一切悪いと思わず排除させて頂きましょう」
「仕事に忠実なのは素晴らしいことだ」
 518号の拳を受け捌けば、ダブル・オーの蹴りがヤドリガミの腹を貫き、詰められた間合いを広げる。
 すかさず工作員が構える小型の黄金銃に518号は両手についた動輪を盾として構え、銃弾を斜めに弾く。
 ギアが噛み合う嫌な音が鳴り、動輪の一部が削れた。
 このはは視界にそれを収めるが意に介さず、再び接近戦を挑もうと駆け出した。

 アポロダスト・ディラマティウスは神である。
 神と言えば全知全能というイメージを持つものも居ると思うが、彼女も全知全能であった――ダンスを踊ることに関しては。
「ハッハー! なにがなんだかさっぱりデスが……」
 故にサッパリであった。
「とりあえずユーを倒せばいいってことはわかりマース!」
「工作員としては仕事が出来てる証拠だが、オブリビオンとしては悲しいな、神よ」
「というわけでさっさと倒させてもらいマース!!」
 ダブル・オーの言葉を華麗にスルーして、ダンスの神は――。
「ちょっぴりハードなミュージックでスタートデース!!」
 激しいステップを踏む。
「ダンスナンバー181! 無重力舞踊カモーン!!」
 彼女の足元から衝撃波が巻き起こり、接近戦を受けようとしたオブリビオンの足は大地から離れた。

「これは参ったね」
 苦笑したダブルオーが無重力の中を泳ぐように身を躍らせれば、あらぬ方向へ向けて銃を撃つ。
「知ってるかい? 無重力では推進力が与えられればその方向へ移動することが出来る」
 火薬の爆発が生んだパワーでダンスの女神との距離を詰めれば工作員は彼女の手を取り。
「さあ、踊ろうかレディ?」
「Oh……」
 リードを取る。
 無重力の中、ワルツが奏でられる二人の世界。
 踊りながら天井へと上がれば。
「悪いがそろそろダンスのナンバーは終わりとしようか!」
 身を翻し、ダブル・オーがアポロを投げ飛ばす。
「ホワーット! 油断シマシター!」
 無重力の支配する中、迷宮の壁に叩きつけられるダンスの神。
 文字通り落としのライセンスを決めた工作員は小型拳銃を構え、引鉄に力を込めた……。
「させません!」
 そこへ割り込む518号、繰り出されるストレートをダブルオーが蹴るようにして受け止め、反動を活かして距離を取る。
「残念ですがこの拳……思ったより届きます!」
 叫んだのはこのは。
 伸びきったハンマーアームから推進剤の炎が燃え上がれば、ロケット噴射の腕が飛び、オブリビオンの腹を打つ。
「――!」
「ナイスタイミングデース!」
 ブーストナックルの噴射で動けないダブル・オーを見たアポロがチャンスとばかりに跳躍。
「ワタシを落としたくば」
 両足で相手の頭を挟めば、その身をのけ反らし。
「後100年はダンスしとけデース!!」
 無重力の解除と同時に腹筋を使って大地へと叩きつけた!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

宮落・ライア
はっ、ダーティーワーク。顔を見るのは難しそうだぞ?

まずは通常状態で【怪力・気合い・なぎ払い・衝撃波】などで応戦
敵の攻撃は【激痛耐性・覚悟】で耐えるかおざなりに【武器受け】

相手がUCで秘密兵器を出してきてからこちらも【刀の継嗣】発動。
同時に【真の姿】へ。(体躯が120cm程度に縮んだ和装の少女)

秘密兵器が出現し敵の手に収まる前に、
【ダッシュ】で踏み込み
刀の継嗣による【見切り・早業・鎧無視攻撃】と
【刀の継嗣:一閃】で両断する。

銃撃してくれば悠々と【視力・戦闘知識】で悠々斬り払う。
ふっ、柔い柔い。直接戦闘は苦手なんじゃないかい?


レジーナ・ドミナトリクス
いかなる秘密兵器であっても、人が使うのでしたら【見切る】ことは可能です。
【襲刃瞰視】で攻撃を躱しつつ接近し、フォースセイバーで斬り伏せます。
とはいえ物理的に躱し得ない攻撃もありますから、できる限り【先制】して叩き【落とし】たいところです。
念のためフォース【オーラで防御】の備えもしておきましょう。

我々に会ったのが運の尽きです。
次に甦るときは、名前にラッキーナンバーでも付け足すことですね。

ところで、皆様がもし目の前の敵に集中すれば、誰かさんには逃げ出すチャンスになるかもしれません。
ここまで協力してくれましたし、世の混乱を望むタイプではなさそうですから、個人的には見逃してあげても構いませんが……。



●ア・ヴュー・トゥ・ア・キル
「はっ、ダーティーワーク。顔を見るのは難しそうだぞ?」
「一応、生きてる。グリルにされかかったけれど」
 宮落・ライアが視線を迷宮の奥へ送るが、返ってくるのは軽口のみ。
 その間に起き上がるオブリビオン。
「我々に会ったのが運の尽きです」
 レジーナ・ドミナトリクスがフォースセイバーを向ければ、ダブル・オーが口角を上げ、黄金の小型拳銃を構える。
「生憎と運には恵まれてなくてね」
「そうですか」
 女海賊が答え。
「じゃあ、ここで終わりだね!」
 キマイラの少女が告げれば、互いの足が大地を蹴った。

 先に動くのはレジーナ、手首のスナップを効かせて理力剣を振るえば、狙うのはオブリビオンの小型拳銃。
 ダブル・オーが右手を引き、左手を突き出せば手首から出るのは細身のダガー。
 いなすように受け止めようとするそれを女海賊が叩き落せば、交差するように拳銃を向ける。
 銃声が幾度か鳴り、真鍮の薬莢が転がった。
「ふっ、柔い柔い。直接戦闘は苦手なんじゃないかい?」
 二人の間に割り込むのはライアの振るう骨肉の剣。
 鈍器とも思える、蛮性溢れる刀身が38口径の弾丸を受けとめる。
「そう思えるかい?」
 オブリビオンの履くオックスフォードのソールが石畳を蹴り、距離を取れば食らいつくのはキマイラの少女。
「そう思ってくれるのはありがたいな」
 ダブル・オーの左手が胸ポケットに伸びれば、その手に収まるのはボールペン。
 そこへライアがさらに踏み込み――。
「そうは思わん」
 その姿が和装を纏った小柄な少女へと変わる。
「故に斬って見せよう」
 ――真の姿の解放。
 埒外の領域へ天秤を傾けることで跳ね上げられた能力が刀の本質を知ることでユーベルコードの域へと達した技量と合わさることにより、振るわれる一閃はオブリビオンの手を傷つけることなくボールペンを切断する。
「参ったね」
 肩を竦め、ダブル・オーが蹴りを放てば、剣を振り切ったライアが反撃を諦め距離を取る。
「特別製だったんだよ」
 二人の間に転がったボールペン。
 それに仕込まれた溶解液が石畳を溶かしていた。

(ところで、皆様がもし目の前の敵に集中すれば、誰かさんには逃げ出すチャンスになるかもしれませんね……)
 レジーナがオブリビオンの逃げ道を塞ぐように動きつつ、影で倒れていると思われるヴィランを見る。
(ここまで協力してくれましたし、世の混乱を望むタイプではなさそうですから、個人的には見逃してあげても構いませんが……)
 思考はそこで打ち切られる。
 逃げ道を封じられまいと、ダブル・オーが距離を詰めてきたからだ。
 工作員が左腕の時計に手をやれば、女海賊も呼応して動く。
 突如、右手に持ったフォースセイバーが見えない力で引き寄せられるのを感じ、レジーナの美しい眉が歪む。
「磁力ですか?」
「ご名答」
 彼女の言葉にオブリビオンが答え、磁力で武器を振るえない女海賊へ向け、改めて小型拳銃を構えた。
「残念ながら」
 レジーナが左手をかざせば、瞬間弱まる磁力。
 フォースによるオーラ防御。
「――!?」
 ダブル・オーの指が引鉄にかかると同時に女海賊の剣が動いた。
 銃声と肉を切る音が重なった。
「……やるね」
 レジーナの頬に一筋の傷を刻んだ工作員が切り裂かれた左肩を抑えた。
 足元が赤に染まった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

日月・獏ノ進
真の姿開放

二度死ぬは【変装を解いた本人】が来る。つまり変装する対象が必要で。一番変装しやすいのは…ダーティワークでしょうね。

本人も猟兵とダブル・オー両方手玉に取って二組やり合ってる内に脱走狙いっていう情報の二重売りとかしてそうですが。そう言うの好きそうですし、でないと無力と吹いて先頭を切って罠を食らう不用心かまさないでしょ?

という訳で【第六感】と【情報収集】でダーティワークの様子を見つつ戦い、確信を持てたら猛追して【接撃の計】。タネの割れたモノマネ程不意打ちしやすい物は無いですからね。

全部終わって本人(変装対象でなかったとしても)を見つけたら「どうぞご勝手に」、ヒーローの目こぼしは嫌いでしょ。



●ユー・オンリー・ライヴ・トゥワイス
 日月・獏ノ進が真の姿を開放する。
 少年の姿を捨て、本来の肉体を取り戻せば、突撃銃を構えトリガーを絞る。
 解放された撃鉄が雷管へ衝撃を伝えれば、暴力装置たる鋼鉄の銃身から螺旋を描いて死線が飛んだ。
 物陰に飛び込むようにダブル・オーが銃弾から逃れれば、自らも小型拳銃のトリガーに力を込め、確実に殺すための二発――ダブルタップによる射撃で死の舞踏へと誘う。
 滑り込むように遮蔽物へ逃れた獏ノ進が物陰に倒れたヴィランを見る。
 先程、猟兵の言葉に反応しているから生きては居るはずだが――。
「いいのかい? よそ見をして」
 オブリビオンの声が思索を打ち切る。
 視線を声の方へ向ければ、遮蔽物を乗り越えたダブル・オーが銃を構えていた。
「いいんですよ」
 互いの引鉄が引かれ、銃声が混ざり合った。

「大丈夫か?」
 爆発でやられていたダーティーワークが身を起こし、獏ノ進へと駆け寄る。
「ええ、大丈夫です」
 ドラゴニアンの剣豪は真の姿のままで答えれば、歩を進める。
「そうか、よかった」
「ええ、よかったです」
 二人が言葉を交わし、武器を交わした。
「……どうして、分かった?」
 右腕を切り裂かれ、武器を落としたダーティーワークが問いかける。
「あなたのユーベルコードは変装を解いた本人が現れる。つまり変装する対象が必要です」
 左手に隠し持った小刀、魁隠を振って血を払う獏ノ進。
「一番変装しやすいのは……ダーティワークでしょう」
 その言葉にヴィランは笑い、左手で自らの顔に手をかける。
 特殊ラバーの覆面が捨てられれば、そこに立つのは痛みで汗を流すダブル・オー本人であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

河津・跳太郎
POW判定

・行動
雷光丸を握って高くジャンプ
頭上から振りおろしの一撃を放つ
何度避けられてもあきらめずに挑むが未完成の技でうまくいかない

「うう、吾輩の手では刀を柔らかく握るのは無理なのでありますか。
手の内を絞るように振ると聞いたでありますが……」

(ここでダーティーワークor他PCに「自分の個性を生かせ」的な
アドバイスをもらう感じ)

「吾輩の個性……!」
(刀を鞘に納めると四つん這いになって身を伏せ、力を溜め始める
敵が近寄ってきた所を口で咥えて抜刀した居合切りで下から攻撃する)

「吾輩、井の中の蛙でありました。
でも、みんなのおかげで目が覚めたであります
蛙は蛙なりに自分の出来ることをすれば良いであります!」


ミハエラ・ジェシンスカ

善であろうと悪であろうと
果たすべき使命を自ら定め、それに殉じる
成る程、これが「羨ましい」という感情か
その思いをわざわざ口に出しはしないが

そうだな。確かに、私には製造時から課せられた使命がある
我が使命、我が悪心
そう価値のあるものではないが話の種にでも一つ拝んでおけ

【悪心回路】を起動
その手の【だまし討ち】であれば私にも心得はある
変装を【見切り】、隠し腕で【カウンター】を狙い
本人と偽者、諸共に【2回攻撃】で断ち切ってくれる
2度などとは言わず何度でも殺すまでだ

ではな、ダーティーワーク
次に会う事があれば貴様を捕まえる立場かも知れん


ファインライト・サークルヒル
ダブル・オー。かつての……
いえ、今はオブリビオンですね。
この世界の、この時代に生きるヒーローとして倒させていただきます。

闇の魔力を使った【属性攻撃】で応戦。
攻撃は【オーラ防御】の魔力障壁で受け、威力を殺しきれなければ【激痛耐性】で耐えます。
敵がUCで変装を解くならばそのタイミングを【見切り】光の魔力で【範囲攻撃】。ですがこれは牽制、隙が作れればいいです。
その間に【目立たない】よう【高速詠唱】を行い本命のUC【シャインナイトバスター】を完成させ【第六感】で捉えて【全力魔法】で撃ち込みます。
……そこッ!!



●オール・タイム・ハイ
「ダブル・オー。かつての……」
 ファインライト・サークルヒルが頭を振る。
「いえ、今はオブリビオンですね」
 その掌から漆黒の闇に生まれれば、対峙するダブル・オーは左手で銃を構える。
「この世界の、この時代に生きるヒーローとして倒させていただきます」
「ならば過去からの使徒として、自らの仕事を果たさせてもらおう」
 光と闇の魔法少女と過去からの工作員が動き始めた。

「そうだな。確かに、私には製造時から課せられた使命がある」
 ミハエラ・ジェシンスカが側背から回り込むようにフォールンセイバーを振るう。
 オブリビオンが頭を下げて理力剣を掻い潜り、小型拳銃を構えれば、そこへファインライトの魔力波が放たれ、工作員を牽制する。
「我が使命、我が悪心」
 そこへ切り込むように二振りの赤黒い刃を振るっていく。
「そう価値のあるものではないが話の種にでも一つ拝んでおけ」
「覚えておこう」
 仰け反る様にダブル・オーが身体を反らせれば、そのまま勢いに任せて後転、石畳に両手を突き、反動で身を起しせば、即座に銃の引鉄を引く。
 銃声が二つ鳴れば、ミハエラとファインライトの二人が距離を取った。

「ひっさーつ!」
 河津・跳太郎が電光丸を両手に握って跳躍すれば、頭上から振りおろしの一撃を放つ。しかし、モーションが大きいが故にその動作は見切られ、着地したところへオブリビオンの蹴りが叩き込まれる。
 吹き飛ばされるフロッギーヒーロー。
 けれどピョン太は立ち上がり、再度跳躍しての一撃を叩き込もうとしていた。
「見え見えだ。仕事は丹念に行わないと」
 再び回避するダブル・オー、今度は小型拳銃を向ける。
「ぬぉおおおおおお!!」
 電光丸を構え盾にすれば、刀身を通して衝撃が伝わる。
「うう、吾輩の手では刀を柔らかく握るのは無理なのでありますか!? 手の内を絞るように振ると聞いたでありますが……」
 苦戦に呻く跳太郎、助け舟は意外なところから来た。
「らしくないなヒーロー、その姿は飾りか、ミューティー?」
「……ダーティーワーク殿」
 傷ついたヴィラン、先ほど姿を奪われたダーティーワークが壁面に体重を預けて立ち上がれば、ピョン太を見る。
「お前のその姿は武器じゃないのか? 誰かを助けるためのパワーじゃないのか?」
「そうだ、トードマン。お前のその姿にどんな理由があろうとも、それを活かさずに戦える相手だと思うか」
 ミハエラが赤黒い光の理力剣をダブル・オーへ振りかざし、跳太郎への追撃を食い止める。
「やりましょう! ピョン太さん!」
 ファインライトの生み出す闇の奔流がオブリビオンに距離を取らせる。
「吾輩の個性……!」
 自らの手を見るピョン太。
 水かきの出来たその掌を握れば、刀を納め、四肢を石畳へ着け、その身を伏せる。
「……いかんな」
 その姿を警戒したダブル・オーが銃を連射しながら距離を詰める。
 周囲の石畳が銃弾で弾ける中、カエルのミュータントが走る。

 ――Slash!!

 口で咥えて抜刀した電光丸がオブリビオンの脇腹を切り裂き、その動きを止める。
「吾輩、井の中の蛙でありました」
 刀を納めるピョン太。
「でも、みんなのおかげで目が覚めたであります」
 そこに立つのは自信と決意が溢れた。
「蛙は蛙なりに自分の出来ることをすれば良いであります!」
 ――ヒーローであった。
「よくやった、後は任せろ」
 そこへミハエラが追撃の刃を振るべき、距離を詰めた。

(善であろうと悪であろうと果たすべき使命を自ら定め、それに殉じる)
 ウォーマシンの記憶回路が再生するのはヴィランの言葉、跳太郎の決意。
(成る程、これが「羨ましい」という感情か)
 自らの回路に刻み込まれる新しいメモリーを奥底へとしまえば、ミハエラは心に掛けた鍵を開ける。
「悪心回路、凍結の一時解除を承認」
 それは闇へと堕ちる力。
「――Ignition!」
 それは悪として終焉を砕く力。

     Akushin-circuit.
 その名は悪 心 回 路 !

 自らの寿命を引き換えに放たれた渾身の一撃が振るわれ、ダブル・オーの胴体を薙ぐ!
「まだだ!」
 上半身が大地に叩きつけられるオブリオンへ目もくれずにミハエラが大地を蹴り、さらに走る。
 その先に居るのは――『二人の』カエルのミュータント。
「――行きます!」
 タイミングを合わせてファインライトが光の魔力を開放し、閃光が辺りを包む。
 それはカエルのミュータントの動きを止め、ウォーマシンの間合いを理力剣の距離まで縮めていく。
「二度などとは言わず何度でも殺す――それだけだ!」
 ミハエラのフォールンセイバーが刀を抜いたカエルのミュータントの得物を弾き飛ばし、特殊ラバーで覆ったカエルの擬態を切り裂く。
「……そこッ!!」
 追い打ちで叩き込まれるのは光と闇の魔法少女が放つシャインナイトバスター!
 光と闇の二つの力がオブリオンを迷宮の壁に叩きつけた。
「その手のだまし討ちであれば」
 ウォーマシンのミラーシェードの奥に隠された赤い双眸が輝く。
「私にも心得はある」
「……どうやら、かなりハードなミッションを引いたみたいだな」
 立ち上がる、ダブル・オー。
 傷ついた身体を立たせるのはプロとしての矜持。
 ……それだけだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

叢雲・源次
【趣】

ハードな仕事、と言ったか
それがお前だけの専売特許だと思っているのならばそれは思い違いだ
我々も相応の死線を潜り抜けてきた
ミルラ、ナーシャ…仕掛けるとしよう
俺達であればこの死線も問題なく潜り抜けられるだろう

覚悟はいいか。オブリビオン、此処がお前の地獄と知れ

なるほど…こちらに対応した秘密兵器を召喚してくるのか…
それが機械ならば「インターセプター」による【ハッキング】を仕掛け、利用する。利用できなくてもシステムダウンを狙う

そして、お前が二度死ぬというのならばこちらの対応は決まっている

お前を二度、殺す。

首を狙った無明抜刀
【二回攻撃】右手に刀を持ち変えて隙を生じぬ二段構えの斬撃を放つ


ミルラ・フラン
【趣】
ついにボスのおでましかい!
源次もナーシャも準備はいいかい?

あんまり使いたかなかったが……背に腹は代えられないね……血統覚醒!
(目が輝き、爪と髪が伸びて)

残滓とはいえ、気を抜いたら今夜のダブル・オーガールにされかねない。
ロザリオに触れて【祈り】で精神を保つ

【暗殺】でArtiglioを投げて牽制しつつ、酔姿紅で斬りつけるよ。
斬るときは【2回攻撃】と【属性攻撃】を乗せる。属性は雷
秘密兵器は機械やそれに近いものだろうから、ダブル・オーを攻撃しつつ兵器の機能停止を狙うよ
可能ならナーシャや源次が付けた傷を狙って、更なるダメージを与える

攻撃はオーラ防御で受けるか、酔姿紅の峰で受ける


ナーシャ・シャワーズ
【趣】

はっ、どこかの映画に出てきそうな面をしてるじゃないか。
だが、現実って奴はフィクションじゃあないんだぜ。
なんでも思い通りになると思ってもらっちゃあ困るな。
源次! ミルラ! 奴の動きに惑わされるなよ!

こっちは速さと、変幻自在な動きがウリなんでね。
ワイヤーガンを使った三次元的な動きについてこられるかな?
ま、最初くらいはそっちの流儀に倣ってGODでお相手しよう。
あたりゃあただじゃ済まんぜ、こいつは!

おっと、秘密兵器を出そうったってそうはいかんよ。
どんなに強力な武器だって使いこなせなきゃあ意味がない。
ついでに言わせてもらえば、手にする事さえ許さんがね!
瞬きする間も与えんぜ、このソウルガンは!



●ユア・アイズ・オンリー
「ついにボスのおでましかい!」
 ミルラ・フランの双眸が真紅に輝き。
「源次もナーシャも準備はいいかい?」
 二人を見る。
「当然だ」
 叢雲・源次が鯉口を切り、鞘の中に納まっている刃が電荷を帯び始める。
「ハードな仕事、と言ったか」
 スーツのサイボーグが一歩前に出た。
「それがお前だけの専売特許だと思っているのならばそれは思い違いだ」
 それは否定。
「我々も相応の死線を潜り抜けてきた」
 それは矜持。
「ミルラ、ナーシャ…仕掛けるとしよう。俺達であればこの死線も問題なく潜り抜けられるだろう」
 それは信頼。
「覚悟はいいか。オブリビオン、此処がお前の地獄と知れ」
 源次の言葉と共に戦いの火ぶたが切って落とされた。

「はっ、どこかの映画に出てきそうな面をしてるじゃないか」
 ブレスレットから射出されるワイヤーで上方を取ったナーシャ・シャワーズが博物館行き間違いなしとも言われる旧式の大口径拳銃を構える。
「だが、現実って奴はフィクションじゃあないんだぜ」
 Dow! Dow!
 低音が強い火薬の炸裂音が鳴れば、ダブル・オーが走り、彼が居た石畳が弾丸で抉られる。
「なんでも思い通りになると思ってもらっちゃあ困るな」
 視界から隠れたオブリオンを追い立てようとワイヤーに体重を預け、回り込む。
 そこに現れるのは同じくワイヤーで自らを釣り上げたダブル・オー。
 工作員がナージャの上方を奪えば、血に塗れた右腕で小型拳銃の引鉄を引く。
「源次! ミルラ! 奴の動きに惑わされるなよ!」
 銃弾を回避しながら宇宙海賊が叫べば、下にいたミルラが頷き、その姿を変貌させる。
「あんまり使いたかなかったが……背に腹は代えられないね……血統覚醒!」
 ユーベルコードが戒めを解けば、爪と髪が伸び吸血鬼となったダンピールが飛び上がり、細かい返しが刃に刻まれている投げナイフを投げる。
 虚空を切り裂く白刃がオブリオンへと迫れば、拳銃の遊底が前後し金属音と共に弾かれる。
 そこへ、まるで空中を走るようにミルラが迫れば、薔薇色に見える一振りに雷を帯びさせ、薙ぐ。
「おっと」
 流石に不利と悟ったダブル・オーがワイヤーを切り離せば、新たな糸を射出し、また別のスペースを奪い取る。
 そこから小型拳銃で狙いを定めようとしたところで風を切る音を感じ、身を翻すオブリビオン。
「あたりゃあ、ただじゃ済まんぜ、こいつは!」
 視線の先には紫煙漂う大型拳銃を構えたナージャが居た。

「なるほど………こちらに対応した秘密兵器を召喚してくるのか……」
 空中での戦いを見上げながら、源次は腕時計型の戦闘補助ツールへ火を入れる。
「ならば、それを封じさせてもらおう」
 インターセプターがダブル・オーの腕時計へと干渉を開始し、その機能を妨害する。
 ユーベルコードで作られた道具故、完全干渉には至らなかったが、戦闘の最中に行って封じられるのは命取りに近い。
 すぐにオブリビオンは時計を切り離せば、新たな兵器を持ち出すために左手を内ポケットへと潜り込ませる。
「おっと、秘密兵器を出そうったってそうはいかんよ」
 同じくワイヤーを切り離したナージャが左腕を切り離す。
「どんなに強力な武器だって使いこなせなきゃあ意味がない。ついでに言わせてもらえば、手にする事さえ許さんがね!」
 その左腕にあるのは――。
「瞬きする間も与えんぜ、このソウルガンは!」
 魂の銃――ソウルガン。
 気高いケモノのように魂が震えれば、左腕の光がダブル・オーの左腕を貫く。
「そして、お前が二度死ぬというのならばこちらの対応は決まっている」
 武器と左腕を失ったオブリビオンへとスーツのサイボーグが迫る。
 ダブル・オーが銃を構える。
 だが、その懐に源次はすでに潜り込んでいた。
 逆手電磁抜刀!
 無明の域に達した科学と修練が見えない刃となってオブリオンの首を刎ねる。
 返す刀でスーツのサイボーグが右手に持ち替えた刀を投げれば、それはミルラ目掛けて飛翔。
「お前を二度、殺す」
 源次が告げた視線の先にはダンピールの女と同じ姿をしたダブル・オー。その腹には刃が埋まっていた。
「……これまでか、仕事のミスは」
 最後の力を振り絞り、マスクを破ったオブリビオンは笑い。
「命で返すさ」
 その場に倒れた。

●ダーティーワーク
「逃げなかったんですね」
 女船長の言葉にヴィランは肩を竦める。
「最初から言ってただろ? オブリビオンは気に食わないんだ、奴らの用意された舞台に乗るのはごめんだ」
「ヒーローの目こぼしも嫌いでは?」
 ドラゴニアンの言葉にダーティーワークが仰々しく腕を広げて答えた。
「勿論、嫌いさ! 何故ヒーローの力を借りなきゃならん。俺はダーティーワーク。ヒーローを倒すのがワークなのさ。それよりな……」
 片目を瞑り、ヴィランが笑う。
「猟兵に貢献したという方がポイントが高いだろ? それに俺の罪は基本微罪だ、ヒーローと戦うだけだからな……あとは弁護士を雇うだけさ」
 彼の漏らす企みに誰かが嘆息したのが聞こえた。
「ではな、ダーティーワーク。次に会う事があれば貴様を捕まえる立場かもしれん」
 ウォーマシンの言葉にヴィランが笑った。
「そうならないように神に祈ることにするよ――ダンスの神以外にね」
 刑務所側から足音が響く。
 暴動を制圧した看守達がやってきたようだ。
「それじゃ、猟兵諸君。お別れだ……オブリビオンとの戦いが終わったらヒーローになってくれることを祈るよ」
 ダーティーワークが看守たちの方へ歩いていく。
 猟兵はその後姿を見送り、そして改めて背後の愚者の迷宮を見た。
 オブリビオンが何故、その力を狙っていたのか分からない。
 けれど、戦いは続くのだ。
 ヒーローとヴィランが居るように、猟兵とオブリビオンが存在する限り……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年07月05日


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#ヒーローズアース
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#愚者の迷宮


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は白金・ジュンです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト